JP6505197B2 - バーチカルブラインド遮光システム - Google Patents

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Description

本発明は、バーチカルブラインドヘッドレールとその下のスラットとの間の隙間を覆い隠し、スラットが全閉状態にあるときにこの隙間から光が漏れるのを防げる遮光システムと関わり、特に一種のバーチカルブラインド遮光システムに関わる。
図1および図2は、従来のバーチカルブラインドを示す説明図で、ブラインドは、一つのヘッドレール1と複数のヘッドレール1の下にぶら下がるスラットハネ2からなり、ヘッドレール1はおおむね長い柱状を呈し、その長軸方向に沿って窓の上に横設され、その下に垂れ下がるブラインドハネ2が窓を隠し、ブラインドハネ2がある場所およびその回転角度を利用して、光を通す量を調節している。
実際には、大量の光を通す必要があるときは、使用者は、制御部3を操作してブラインドハネ2をヘッドレール1の長軸方向にほぼ垂直な角度(図1参照)まで回すと、それぞれのブラインドハネ2の間の光を通す間隔が最大となり、光を最大限に通すことができる。光を完全に遮断し、又はプライバシーを守りたい時は、ブラインドハネ2をヘッドレール1の長軸方向にほぼ平行な角度まで回すと、それぞれのハネ2の長い辺が隣接するブラインドハネ2と貼り付き又は重なり合い、互いに繋がって幕のように光を遮ることができる(図2参照)。
しかし、従来のバーチカルブラインドの場合、ブラインドハネ2を装着しやすいよう、ブラインドハネ2の上縁とヘッドレール1の底部の間にあえて一つの隙間4を残しており、この隙間4はブラインドハネ2の範囲外であるため、ブラインドハネ2を回してヘッドレール1の長軸方向に平行な角度に合わせたとしても、光を完全に遮断し、もしくはプライバシーを確実に守るのは不可能だった。また,ブラインドハネ2のヘッドレール1に近い部分にブラインドハネ2を、回転機構のフッククリップに引っ掛けるための穿孔があり、これらの穿孔も光漏れの原因となっている。このように、バーチカルブラインドはごく一般的なブラインドであるにも関わらず、改善すべき点が多く見受けられ、これらを解決してより高い遮光性とプライバシー性を実現することで、使用者の利便性の向上を目指している。
上記のような問題点に鑑み、本発明では、バーチカルブラインドのスラットが全閉状態にあるときに優れた遮光効果を実現できるバーチカルブラインド遮光システムを提供した。
上記目的を達成するため、本発明においてバーチカルブラインド用の一種の遮光システムを提供した。バーチカルブラインドは、一つのヘッドレール、一つの制御機構および一つのスラットからなり、ヘッドレールとスラットの間に一つの隙間がある。このうち、制御機構は一つの操作部、一つの牽引部および複数のフッククリップからなり、牽引部はヘッドレールに内蔵されている。スラットは複数のハネからなり、各ハネはその片端を各フッククリップに引っ掛ける形でヘッドレールの下にぶら下がり、各フッククリップも回転可能な状態で牽引部に接続している。操作部は、ヘッドレールからはみ出ていて、操作により牽引部を駆動することで、これらのハネがヘッドレールに対し定位置で回転し、スラットを全閉状態とある全開状態、さらに別の全閉状態の間で切り替えることができる。スラットが全閉状態および別の全閉状態にあるときは、いずれも各ハネが互いに重なり合って光を遮るが、スラットが全閉状態にあるときと別の全閉状態にあるときとの各ハネの表面の向きが逆である。スラットが全開状態になると、各ハネがヘッドレールの長軸方向にほぼ垂直な角度になり、光を最大限に通すことができる。また、これらのハネは、操作可能な状態でヘッドレールの長軸方向に沿って往復移動することもできる。遮光システムには隙間に合わせて設置された一つのカバーがあり、カバーはスラットが全閉状態になると隙間を覆い隠すことができる。
一つの実施形態では、スラットが別の全閉状態にあるときもこのカバーは隙間を覆い隠している。
一つの実施形態では、カバーが制御機構に連動して設けられており、これらのハネが制御機構により駆動されて作動すると、カバーも制御機構により駆動されて隙間を覆い隠したり、開放したりする。
一つの実施形態では、さらに制御機構に接続された一つの駆動モジュールがあり、制御機構により駆動されてこれらのハネが回転すると、駆動モジュールも制御機構により駆動されてカバーを作動させることができる。
一つの実施形態では、牽引部は一つの牽引歯車、一つの連動歯車および一つの連動軸からなり、各フッククリップは回転可能な状態で連動軸に接続し、操作部を操作して牽引歯車を回転させると、牽引歯車により駆動されて連動歯車が回転して連動軸を回転させることで、これらのハネがヘッドレールに対して定位置で回転することができる。駆動モジュールは一つの装設部および一つの押上部からなり、装設部は連動軸に合わせるように設置されて連動軸と連動する。押上部は装設部より外へ伸びて、しかも押上部の自由端が選択的にカバーに着接する。なお、装設部から押上部の自由端までの最大距離は、装設部から隙間を完全に覆い隠した状態にあるカバーまでの距離よりも大きい。装設部が回転すると、装設部により駆動されて押上部が選択的にカバーを押し上げて、これによりカバーはヘッドレールに対して動いて隙間を覆い隠したり開放したりすることができる。
一つの実施形態では、装設部をそのうち一つのフッククリップ又は牽引歯車に接続したことで、装設部と連動軸の同時回転を実現している。
一つの実施形態では、押上部を装設部の片側に固定接続したことで、押上部は装設部と一緒に回転することができる。
一つの実施形態では、駆動モジュールにさらに外歯スルーイングリングを備えた一つの駆動部があり、駆動部は連動軸に覆設されて連動軸と連動する。装設部は駆動部と押上部の間に位置し、装設部の駆動部に対応する区間により駆動部の外歯スルーイングリングと噛合する歯部があって、これにより装設部が駆動部により駆動されて回転する。装設部に向いた押上部の片側には歯形があり、装設部の押上部に対応する区間にはその歯形と噛み合うための歯部がある。駆動部が連動軸により駆動されて回転すると、装設部によって押上部がヘッドレールの短軸方向に平行して往復移動し、選択的にカバーを押し上げる。
一つの実施形態では、牽引部は一つの牽引歯車、一つの連動歯車および一つの連動軸からなり、各フッククリップは回転可能な状態で連動軸に接続し、操作部を操作して牽引歯車を回転させると、牽引歯車により駆動されて連動歯車が回転して連動軸を回転させることで、これらのハネがヘッドレールに対して定位置で回転することができる。駆動モジュールは一つの駆動部、一つの装設部および一つの押上部からなり、駆動部は連動軸に覆設されて連動軸と連動し、外歯スルーイングリングを備えている。装設部は駆動部の片側に設置されてヘッドレールと枢結し、装設部には駆動部の外歯スルーイングリングと噛合する外歯スルーイングリングがあり、これにより装設部は駆動部により駆動されてヘッドレールに対して回転することができる。押上部は装設部から外へ伸びてカバーに接続し、駆動部が連動軸により駆動されて回転すると、装設部も押上部を回転させてカバーをヘッドレールに対して動かすことができる。
一つの実施形態では、牽引部は一つの牽引歯車、一つの連動歯車および一つの連動軸からなっており、フッククリップは回転可能な状態で連動軸に接続し、操作部を操作して牽引歯車を回転させると、牽引歯車により駆動されて連動歯車が回転して連動軸を回転させることで、これらのハネがヘッドレールに対して定位置で回転することができる。駆動モジュールは一つの駆動部と一つの移動部からなり、駆動部は連動軸に覆設されて連動軸と連動し、外歯スルーイングリングを備えている。カバーはヘッドレールの片側に設置されており、移動部はカバーの駆動部と向かい合うに設けられている。移動部は駆動部の外歯スルーイングリングと噛合する歯形を備えており、駆動部が回転すると、移動部も駆動部により駆動されてヘッドレールに対して上下移動し始める。
一つの実施形態では、牽引部は一つの牽引歯車、一つの連動歯車および一つの連動軸からなり、各フッククリップは回転可能な状態で連動軸に接続し、操作部を操作して牽引歯車を回転させると、牽引歯車により駆動されて連動歯車が回転して連動軸を回転させることで、これらのハネがヘッドレールに対して定位置で回転することができる。駆動モジュールは一つの駆動部、一つの伝動部品および一つの牽引部からなり、駆動部が連動軸に覆接されて連動軸と連動し、牽引部はカバーと連動して設置され、伝動部品は駆動部および牽引部に接続して駆動部と牽引部の連動を実現している。連動軸により駆動されて駆動部が回転すると、牽引部も駆動部により駆動されて回転し、カバーが牽引部を軸心に動き出す。
一つの実施形態では、牽引部は一つの牽引歯車、一つの連動歯車および一つの連動軸からなり、各フッククリップは回転可能な状態で連動軸に接続し、操作部を操作して牽引歯車を回転させると、牽引歯車により駆動されて連動歯車が回転して連動軸を回転させることで、これらのハネがヘッドレールに対して定位置で回転することができる。駆動モジュールは一つの駆動部、一つの牽引部および一つの伝動部品からなり、駆動部は連動軸に覆設されて連動軸と連動する。牽引部は長い棒状を呈し、カバーの片端は牽引部に接続し、伝動部品は駆動部と牽引部に接続して駆動部と牽引部の連動を実現している。連動軸により駆動されて駆動部が回転すると、駆動部も牽引部を回転させて、これによりカバーが牽引部の中に収まり又は中から放出される。
一つの一つの実施形態では、カバーは一つの第1プレートおよび一つの第2プレートからなり、第1プレートおよび第2プレートはそれぞれ一つの第1連結部および一つの第2連結部を備えており、ヘッドレール前部にはこの第1連結部と第2連結部を差し込むための一つの第1ガイドと一つの第2ガイドがあり、第1プレートと第2プレートはそれぞれ相互係着可能な一つの第1ストッパーおよび一つの第2ストッパーを備える。第1ガイドと第2ガイドを順番に前から後ろへ並ぶことで、第1プレートおよび第2プレートが順番に前から後ろへ重なり合っていく。制御機構には第1プレートおよびそのうち一つのハネに接続された一つの操作部があって、操作部が操作されてハネを駆動してヘッドレールの長軸方向に沿って移動すると、第1プレートもヘッドレールの長軸方向に沿って移動し始め、第1ストッパーと第2ストッパーが相互係着すると、今度は第2プレートが移動し始める。
一つの実施形態では、カバーには複数の遮蔽パーツがあって、各遮蔽パーツはヘッドレールに対応する各ハネの片端縁に合わせて設置されている。
一つの実施形態では、カバーはおおむね長い形を呈し、そのうち一つの長い辺がヘッドレールとつながっている。
本発明の効果は、バーチカルブラインドのスラットが全閉状態にあるときは、カバーでスラットとヘッドレールの間の隙間を覆い隠したことで、優れた遮光性を実現したことである。
一般的なバーチカルブラインドの立体図で、光を最も通している状態のハネを示している。 一般的なバーチカルブラインドの立体図で、光を遮っている状態のハネを示している。 本発明第1実施形態の遮光システムを使用したバーチカルブラインド立体図で、スラットが全開状態にあることを示している。 図3に示すバーチカルブラインドの局部側面図で、スラットが全開状態にあるときのフロントカバー、リアカバーとヘッドレールの関連性を示している。 図3に類似し、同じく本発明第1実施形態のバーチカルブラインド立体図で、スラットだけ全閉状態にあることを示している。 図4に類似し、バーチカルブラインドの局部側面図で、スラットが全閉状態にあるときのフロントカバー、リアカバーとヘッドレールの関連性を示している。 本発明第2実施形態遮光システムを使用したバーチカルブラインド側面図で、スラットが全開状態にあることを示している。 図7に示すバーチカルブラインドの局部側面図で、スラットが全開状態にあるときのフロントカバー、リアカバーとヘッドレールの関連性を示している。 本発明第2実施形態遮光システム用のヘッドレールの側面図である。 図7に示すバーチカルブラインドの局部立体図である。 図7に示すバーチカルブラインドの局部側面図であって、スラットが全閉状態にあるときのフロントカバー、リアカバーとヘッドレールの関連性を示している。 本発明第3実施形態の遮光システムを使用したバーチカルブラインドの立体図で、スラットが全開状態にあることを示している。 図12に示すバーチカルブラインドの局部側面図で、スラットが全開状態にあるときのフロントカバー、リアカバーとヘッドレールの関連性を示している。 図12に示すバーチカルブラインドの局部側面図で、スラットが全閉状態にあるときのフロントカバー、リアカバーとヘッドレールの関連性を示している。 本発明第4実施形態の遮光システムを使用したバーチカルブラインドの立体図で、スラットが全閉状態にあることを示している。 本発明第4実施形態の遮光システムのヘッドレールにおける配置を示す説明図である。 図15に示すバーチカルブラインドの局部側面図である。 図15に示すバーチカルブラインドの底面図である。 本発明第4実施形態遮光システムの押上具の立体図である。 図15に示すバーチカルブラインドの局部側面図で、スラットが全開状態にあることを示している。 図20に示すバーチカルブラインドの底面図である。 本発明第5実施形態遮光システムを使用したバーチカルブラインドの立体図で、スラットが全閉状態にあることを示している。 図22に示すバーチカルブラインドの局部説明図で、ヘッドレールの内部構造を示している。 図22に示すバーチカルブラインドの局部説明図で、押上具、ヘッドレールおよびハネの構造関連性を示している。 図22に示すバーチカルブラインドの底面図である。 図22に示すバーチカルブラインドの立体図で、スラットが全開状態にあることを示している。 図26に示すバーチカルブラインドの局部説明図で、スラットが全開状態にあるときの押上具の状態を示している。 図26に示すバーチカルブラインドの局部側面図である。 図26に示すバーチカルブラインドの底面図である。 本発明第6実施形態遮光システムを使用したバーチカルブラインドの底面図で、スラットが全閉状態にあることを示している。 図30に示すバーチカルブラインドの局部側面図である。 図30に示すバーチカルブラインドの局部立体図で、制御機構と押上機構の構造関連性を示している。 図30に示すバーチカルブラインドの別の角度の局部立体図で、スラットが全開状態にあるときの押上機構の状態を示している。 図30に類似し、バーチカルブラインドの底面図で、スラットだけ全開状態にあることを示している。 図34に示すバーチカルブラインドの局部側面図である。 図34に示すバーチカルブラインドの局部立体図で、スラットが全開状態にあるときの押上機構の状態を示している。 本発明第7実施形態の遮光システムを使用したバーチカルブラインドの正面図で、スラットが全閉状態にあることを示している。 図37に示すバーチカルブラインドからヘッドレール端蓋を外した後の局部側面図で、スラットが全開状態にあるときの制御機構と押上機構の状態を示している。 図37に示すバーチカルブラインドの局部立体図である。 図37に類似し、本発明第7実施形態遮光システムを使用したバーチカルブラインドで、スラットだけが全開状態にあることを示している。 図40に示すバーチカルブラインドからヘッドレール端蓋を外した後の別の局部側面図で、スラットが全開状態にあるときの制御機構と押上機構の状態を示している。 図40に示すバーチカルブラインドの局部立体図である。 本発明第8実施形態遮光システムを使用したバーチカルブラインドの側面図で、スラットが全閉状態にあることを示している。 図43に示すバーチカルブラインドの局部立体図で、ヘッドレールおよび一部の遮光システムの構造関連性を示している。 図43に示すバーチカルブラインドの局部側面図で、スラットが全閉状態にあるときの遮光システムの状態を示している。 図43に類似し、本発明第8実施形態の遮光システムを使用したバーチカルブラインドの側面図で、スラットだけ全開状態にあることを示している。 図46に示すバーチカルブラインドの局部立体図で、ヘッドレールおよび一部の遮光システムの構造関連性を示している。 図46に示すバーチカルブラインドの局部側面図で、スラットが全開状態にあるときの遮光システムの状態を示している。 本発明第9実施形態遮光システムを使用したバーチカルブラインドの側面図で、スラットが全閉状態にあることを示している。 図49に示すバーチカルブラインドの局部側面図で、ヘッドレールおよび一部の遮光システムの構造関連性を示している。 図49に示すバーチカルブラインドの局部立体図で、ヘッドレールにおける遮光システムの位置と配置を示している。 図49に示すバーチカルブラインドの局部側面図で、同じくヘッドレールにおける遮光システムの位置と配置を示している。 図49に示すバーチカルブラインドの別の角度の局部立体図である。 図49に類似し、本発明第9実施形態の遮光システムを使用したバーチカルブラインドの側面図で、スラットだけ全開状態にあることを示している。 図54に示すバーチカルブラインドの局部側面図で、スラットが全開状態にあるときの遮光システムの状態を示している。 本発明第9実施形態のバーチカルブラインドの側面図で、前記遮光システムと同じ仕組みの別の配置方法を示している。 本発明第10実施形態の遮光システムを使用したバーチカルブラインドの前面図で、スラットが全閉状態にあることを示している。 図57に示すバーチカルブラインドの局部側面図で、遮光システムと制御機構の構造関連性を示している。 図57に示すバーチカルブラインドの局部立体図で、スラットが全閉状態にあるときの遮光システムの状態を示している。 図57に類似し、本発明第10実施形態の遮光システムを使用したバーチカルブラインドで、スラットが全開状態にあることを示している。 図60に示すバーチカルブラインドの局部側面図で、スラットが全開状態にあるときの遮光システムの状態を示している。 図60に示すバーチカルブラインドの局部立体図で、同じくスラットが全開状態にあるときの遮光システムの状態を示している。 本発明第11実施形態遮光システムを使用したバーチカルブラインドの正面図で、スラットが全閉状態にあることを示している。 図63に示すバーチカルブラインドの局部側面図で、カバーが隙間を覆い隠した状態を示している。 図に63に示すバーチカルブラインドの側面図で、遮光システムと制御機構の連動性を示している。 図63に類似し、同じく本発明第11実施形態の遮光システムを使用したバーチカルブラインドの正面図で、スラットだけ全開状態にあることを示している。 図66に示すバーチカルブラインドの局部側面図で、カバーが隙間を覆い隠していない状態を示している。 本発明第12実施形態遮光システムを使用したバーチカルブラインドの正面図で、スラットが全閉状態にあることを示している。 図68に示すバーチカルブラインドの局部側面図で、ヘッドレールにおける遮光システムの配置を示している。 図68に類似し、同じく本発明第12実施形態の遮光システムを使用したバーチカルブラインドで、スラットだけ全開状態にあることを示している。 図70に示すバーチカルブラインドの局部側面図で、ヘッドレールにおける遮光システムの配置を示している。 本発明第13実施形態の遮光システムを使用したバーチカルブラインドの正面図で、スラットが開いた状態にあることを示している。 図72に示すバーチカルブラインドの底面図である。 図72に示すバーチカルブラインドの局部立体図で、各カバーが重なり合っている状態を示している。 図72に示すバーチカルブラインドの局部側面図である。 図72に類似し、同じく本発明第13実施形態の遮光システムを使用したバーチカルブラインドの正面図で、スラットだけ全開状態にあることを示している。 図76に示すバーチカルブラインドの底面図である。 図72に類似し、同じく本発明第13実施形態の遮光システムを使用したバーチカルブラインドの正面図で、スラットだけ全閉状態にあることを示している。 図78に示すバーチカルブラインドの底面図である。 図78に示すバーチカルブラインドの局部立体図で、各カバーが開いている状態を示している。 本発明第14実施形態の遮光システムを使用したバーチカルブラインドの正面図で、スラットが全閉状態にあることを示している。 図81に示すバーチカルブラインドの局部立体図で、ハネ上に遮蔽パーツがついていることを示している。 図81に示すバーチカルブラインドの局部側面図である。 図81に示すバーチカルブラインドのハネ立体図で、および 本発明第14実施形態の遮光システムを使用したバーチカルブラインドの立体図で、スラットだけ全開状態にあることを示している。
図3ないし図6は、本発明第1実施形態遮光システムを使用し、ヘッドレール110、ヘッドレール110の下にぶら下がるスラット、制御機構130および一つの遮光システム180からなるバーチカルブラインド100を示す説明図である。このうち遮光システム180はフロントカバー182とリアカバー184からなり、それぞれヘッドレール110の長軸方向に沿ってヘッドレール110に向いた側の下に設置されており、ヘッドレール110の長軸方向の両端がそれぞれ端蓋1102に覆い隠され、機械部を見えなくしている。スラットは複数のハネ120からなり、ヘッドレール110の下とハネ120の上縁の間に隙間140があり、フロントカバー182とリアカバー184はそれぞれ隙間140の前後を覆い隠している。制御機構130はヘッドレール110に設置されており、各ハネ120の片端が制御機構130に接続され、制御機構130は操作によりハネ120を回転させることができる。
図3ないし図4は、バーチカルブラインド100のハネ120がヘッドレール110の長軸方向にほぼ垂直な角度まで回転した時の異なる正面図又は局部図である。この時、各ハネ120の間を通る光の量が最も多いため、この時のスラットの状態を全開状態と称する(この定義は以下の各実施形態に適用する)。図5ないし図6は、ハネ120がヘッドレール110の長軸方向にほぼ平行な角度まで回転した時の局部側面図である。この時のハネ120の長い辺が隣のハネ120に接近、重なり合い、そして各ハネ120が互いに繋がって幕のように光を遮っているため、この時のスラットの状態を全閉状態と称する(この定義は以下の各実施形態に適用する)。また、ハネ120は別のヘッドレール110の長軸方向に平行な角度(図未表示)まで180度回転することもでき、この場合、各ハネ120の一つの表面と全閉状態にあるスラットの向きと真逆になり、この時のスラットの状態を別の全閉状態と称する(この定義は以下の各実施形態にも適用する)。スラットがこの別の全閉状態にあるときも各ハネ120は光を遮っている。制御機構130を操作してハネ120の角度を変える技術はごく一般的なものであって、本発明の対象ではないため、本来ならば紹介する必要がないが、本発明の内容をよりよく理解してもらうために、あえて簡単に説明しておく。
通常の場合、制御機構130は一つの操作部、一つの牽引部および複数のフッククリップからなっている。本実施形態に添付された図式では、ヘッドレール110からはみ出た操作可能な操作部しかなく、制御機構130のそれ以外の部品は図式に明記されていない。以下の各実施形態の各図式において、制御機構と遮光システムに特別な連携又は構造関連性がない限り、本実施形態に添付された図式の処理方法が適用されるため、あえて説明する必要はない。たとえば本発明第1実施形態の遮光システムを使用したバーチカルブラインド100の場合、フッククリップはスラットのハネ120を引っ掛けるためのものであって、正確に言えば、各ハネ120はその片端を一つのフッククリップに掛ける形でヘッドレール110の下にぶら下がっており、しかもフッククリップは回転可能な状態で連動軸に接続している。言い換えれば、連動軸は、フッククリップを制御してハネ120を同じ角度で同時に回転させるものである。操作部を操作して牽引歯車を回転させると、その牽引歯車が連動歯車と、連動歯車が連動軸とそれぞれ結合しているため、牽引歯車が回転すると、連動歯車も駆動されて回転し、連動軸も回転してハネ120がヘッドレール110に対して定位置で回転することができる。
本実施形態では、ヘッドレール110の下部とハネ120の上縁の間にある隙間140が常にフロントカバー182とリアカバー184によって覆い隠されているため、スラットが全開状態になると、光が各ハネ120からはみ出ることも、隙間140を通ることもなく、光漏れを効果的に防ぐことができる。さらに、本実施形態では、フロントカバー182とリアカバー184はいずれもやや後ろ(すなわち窓方向へ)に傾いており、これによりバーチカルブラインド100後方からの光も確実に遮ることができる。
図7ないし図11は、本発明第2実施形態の遮光システムを使用したバーチカルブラインド200を示す説明図である。ヘッドレール210、ヘッドレール210の下にぶら下がるスラット、制御機構230、および一つの遮光システム280からなり、このうちスラットは複数のハネ220からなっている。本実施形態の遮光システム280にはフロントカバー282とリアカバー284があり、ヘッドレール210には前溝部212と後溝部214があり、フロントカバー282とリアカバー284は長い板状を呈し、フロントカバー282とリアカバー284の長軸方向の片側縁はそれぞれ回転可能な状態で前溝部212および後溝部214に設けられ、別の側縁は自由端としてヘッドレール210に対し揺れ動くことができる。ヘッドレール210の下部とハネ220の上縁の間に隙間240があって、フロントカバー282とリアカバー284はそれぞれ隙間240の前後を覆い隠している。本実施形態では,前溝部212および後溝部214はヘッドレール210の最上部に設けられているが、実際には必ずしもそうとは限らず、フロントカバー282とリアカバー284が隙間240の前後を覆い隠せるのであれば、ヘッドレール210の前後又は底部に設けてもかまわない。
図7ないし図10は、バーチカルブラインド200のスラットが全開状態にあるときの正面図と局部図である。この図では、ハネ220はヘッドレール210の長軸方向にほぼ垂直な角度となり、ハネ220の上縁両端角はフロントカバー282とリアカバー284をそれぞれ押し上げているため、フロントカバー282とリアカバー284がやや外へ開いた状態となる。制御機構230を回してスラットが全閉状態、即ち図11に示す状態になると、ハネ220はヘッドレール210の長軸方向にほぼ平行な角度となり、フロントカバー282とリアカバー284がハネ220の上縁端角に着接せず自然に垂れ下がる状態になって、各ハネ220が光を完全に遮れるだけでなく、フロントカバー282とリアカバー284もハネ220とヘッドレール210の間の隙間240を覆い隠して光の遮っているため、バーチカルブラインド200のスラットが全開状態にある間は優れた遮光効果を実現している。
前記のように、ハネ220は180度ひっくり返せるため、ハネ220がヘッドレール210の長軸方向に平行な角度(すなわちスラットが全閉状態になる)からヘッドレール210の長軸方向に垂直な角度(すなわちスラットが全開状態にある)まで回転した後、再度ヘッドレール210の長軸方向に平行な角度状まで回転してスラットを別の全閉状態にすることができる。スラットが別の全閉状態と最初の全閉状態にあるときは、各ハネ220の表面の向きが真逆であり、しかもスラットが全開状態を通り越して別の全閉状態に変わる過程において、フロントカバー282とリアカバー284もハネ220の回転とともに作動し、やや外開きの状態から自然的に垂れ下がる状態に変わっていく。これにより、スラットが別の全閉状態にあるときは、フロントカバー282とリアカバー284も同様にハネ220とヘッドレール210の間の隙間240を覆い隠すことができる。
さらに図12ないし図14は、本発明第3実施形態の遮光システムを使用し、ヘッドレール310、ヘッドレール310の下にぶら下がるスラット、制御機構330および遮光システム380からなるバーチカルブラインド300を示した説明図である。このうちスラットは複数のハネ320からなっている。本実施形態の遮光システム380は長い板状のフロントカバー382とリアカバー384からなり、フロントカバー382とリアカバー384の長軸方向の片側縁はそれぞれヘッドレール310に固定接続され、別の側縁は自由端としてヘッドレール310に対して揺れ動くことができる。フロントカバー382とリアカバー384のヘッドレール310との接続方法に関しては特に制限がなく、本実施形態では粘着形式となっているが、実際には釘による固着、磁石による吸引、マジックテープ貼付などの取り外し可能又は不可能的な方法でヘッドレール310と結合してもかまわない。固定接続の位置に関しても制限がなく、本実施形態ではフロントカバー382とリアカバー384はヘッドレール310の最上部に連結しているが、ヘッドレール310の前後、底部又は内部に連結してもかまわない。
ヘッドレール310の下部とハネ320の上縁の間に隙間340があり、フロントカバー382とリアカバー384はそれぞれ隙間340の前後を覆い隠している。前の実施形態と同様に、バーチカルブラインド300のスラットが全開状態になると、フロントカバー382とリアカバー384が隙間340を覆い隠して光漏れを防ぐことができる。制御機構330を回してバーチカルブラインド300のスラットが全開状態になると、フロントカバー382とリアカバー384がハネ320最上部端角によって押し上げられて前後に開いていく。
特筆すべき点としては、本実施形態では、フロントカバー382とリアカバー384はそれぞれ吊下部3822、3842およびカバー3824、3844からなっており、ヘッドレール310に対応する区間には吊下部3822、3842が、隙間340に対応する区間にはカバー3824、3844がそれぞれ設けられている。次にフロントカバー382で説明する。フロントカバー382の上半段がヘッドレール310に近づくように、吊下部3822の素材は軟質の織物又はプラスチックか、硬質繊維板、金属又はプラスチックなどでもかまわない。一方でカバー3824は、ハネ320の最上部端角による押し上げに耐えられる硬質素材で、この硬質素材も必要に応じて繊維板、プラスチック又は金属などの遮光性素材のいずれかを使用することができる。これにより、適当な素材および文様の吊下部3822と3824を併用することで、全開状態のときに、たとえカバー3824がハネ320による押し上げ力で外向きかつ上に反転したとしても、吊下部3822の角度がほぼ変わらないため、ヘッドレール310の外観性が損なわれずに済む。
第2実施形態で紹介した遮光システム200と同様、本実施形態では、スラットが全開状態を通り越して別の全閉状態に変わり始めると、遮光システム380のフロントカバー382とリアカバー384(正確に言うとカバー3824、3844)も前後開いた状態から徐々に自然的に垂れ下がった状態に戻っていき、スラットが別の全閉状態になると隙間340を覆い隠した状態になる。
さらに、吊下部3822、3842とカバー3824、3844の結合方法として少なくとも次のような方法がある(1)吊下部3822、3842の長さはフロントカバー382又はリアカバー384の全体的長さと同じで、隙間340に合わせて一つの硬質素材をカバー3824、3844として敷設する。(2)吊下部3822、3842とカバー3824、3844が独立した2つの構造体で、二者は粘結、縫合、ヒンジ接合、枢結などによって結合される。(3)軟質および硬質の2種類の素材で押出成形する。
このほかにも留意すべき点として、3つの実施形態で紹介されたフロントカバー182、282、382とリアカバー184、284、384は、必ずしも同時に存在する必要はなく、いずれか一つだけでもかまわない。長さに関しても、バーチカルブラインド100、200、300の後方からの光さえ遮れれば十分である。
図15ないし図21は、本発明第4実施形態の遮光システムを使用し、ヘッドレール410、ヘッドレール410の下にぶら下がるスラット、制御機構430および遮光システム480からなるバーチカルブラインド400を示した説明図である。このうちスラットは複数のハネ420からなり,しかもヘッドレール410の下とハネ420の上縁の間に隙間450がある。遮光システム480は一つの駆動モジュール、フロントカバー482とリアカバー484からなり、本実施形態では駆動モジュールは一つの押上具486となっており、押上具486の真ん中に一つの装設部があって、本実施形態ではこの装設部は穿孔のある一つの結合部であるため、押上具486を制御機構430のヘッドレール410に近づいて覆設でき、装設部(すなわち結合部4862)と制御機構430の連動軸438との連動を実現することができる。ここでいう連動軸438は、すなわちハネ420を同時に回転させる制御機構430の部品である。フロントカバー482とリアカバー484はそれぞれヘッドレール410の長軸方向に沿って可動状態でヘッドレール410の下に設置されて押上具486を覆い隠している。
図15ないし図19はバーチカルブラインド400のスラットが全閉状態にあるときの正面図および局部図である、この図では、フロントカバー482とリアカバー484は自然的にぶら下がって隙間450を覆い隠し、光を遮っている。一方で図16、図19は、押上具486と制御機構430の結合配置を示す説明図で、図16では、その部品がはっきりとわかるように、あえてヘッドレール410を省略した。制御機構430の上部には牽引歯車432があって、下端には操作棒436を引っ掛けるためのホック部434がある。ちなみに制御機構430の構造的配置およびハネ420を回転させる技術などは既に一般的な技術であり、しかも本発明の対象ではないため、ここでは説明を省略する。押上具486の真ん中にある結合部4862から外へ伸びる2つの押上部4864、4866はそれぞれフロントカバー482とリアカバー484に対応し、制御機構430の牽引歯車432は、ヘッドレール410の中を通ってハネ420の回転機構と連動して設置され、押上具486は牽引歯車432に対応するホック部434の片端外部に覆設されて牽引歯車432と同時に回転する。結合部4862の径方向に沿って伸びる押上部4864、4866の長さは結合部4862からフロントカバー482とリアカバー484までの距離よりも長い。
図20および図21は、バーチカルブラインド400のスラットが全開状態にあるときの正面図および局部図である。制御機構430の操作棒436を回すことで、牽引歯車432により駆動されてハネ420が回転し、押上具486も牽引歯車432とともに同時かつ同一方向に回転する。ハネ420の角度がヘッドレール410の長軸方向にほぼ垂直な角度になると(即ちスラットが全開状態)、フロントカバー482とリアカバー484は押上具486の2つの押上部4864、4866に押し上げられて外かつ上の方へ開いていく。
特筆すべき点としては、スラットが全開状態を通り越して、別の全閉状態へと変わると、押上具486の2つの押上部4864、4866が徐々にフロントカバー482とリアカバー484から離れ、フロントカバー482とリアカバー484は押し上げられることなく自然的にぶら下がるため、スラットが別の全閉状態にあるときも同様に隙間450を覆い隠すことができる。
本実施形態では、押上具486は制御機構430に覆設されて制御機構430と同時に回転できるが、実際には必ずしもそうとは限らず、押上具486をハネ420の回転機構に覆いかぶせた形でも、制御機構430およびハネ420と同時に回転して、スラットが全開状態にあるときにフロントカバー482とリアカバー484を外かつ上へ押し上げることができる。
他にも、押上具486をリミット機構と併用することもできる。例えばヘッドレール410の底部には一つのフランジがあり、フランジはスラットが全開状態になった時の位置に対応するように位置するため、押上具486はハネ420がヘッドレール410の長軸方向にほぼ垂直な角度になるとリミット機構に当接して回転しなくなり、牽引歯車432と押上具486の間に擦り摩擦が生じて牽引歯車432が押上具486に対し回転し始め、制御機構430が引き続きハネ420の角度を調整できるようになり、フロントカバー482とリアカバー484が押上具486によって押し上げられた状態のままとなる。
図22ないし図29は、本発明第5実施形態の遮光システムを使用し、ヘッドレール510、ヘッドレール510の下にぶら下がるスラット、制御機構530および遮光システム580からなるバーチカルブラインド500を示す説明図である。このうちスラットは複数のハネ520からなり、ヘッドレール510の下部とハネ520の上縁の間に隙間550がある。遮光システム580にはフロントカバー582とリアカバー584があり、それぞれヘッドレール510の長軸方向に沿って揺れ動ける形でヘッドレール510の下に設けられている。遮光システム580はさらに一つの駆動モジュールを備えている。本実施形態では、駆動モジュールは一つの押上機構586となっており、一つの装設部と押上部5864を備えており、本実施形態では、装設部は一つの回転部5862となっており、装設部(すなわち回転部5862)はヘッドレール510に内蔵されて制御機構530の操作によりハネ520と同じ回転角度を保ちながら同時に回転することができる。押上部5864は長い棒状を呈し、その中心部は回転部5862に近いハネ520の片端に接続し、フロントカバー582およびリアカバー584の下縁よりも近く、その長軸方向の長さはフロントカバー582とリアカバー584の間の距離よりも長い。
図22ないし図25は、バーチカルブラインド500のスラットが全閉状態にあるときの正面図と局部図である。図22ないし図23は、フロントカバー582とリアカバー584が自然に垂れ下がって隙間550を覆い隠し、光を遮った状態を示す説明図である。図24は全閉状態にあるときのバーチカルブラインド500を示した説明図で、この図ではヘッドレール510、フロントカバー582とリアカバー584はいずれも取り除かれている。図25はスラットが全閉状態にあるときの正面図であり、この図から見られるように、回転部5862はヘッドレール510に内蔵されており、下の押上部5864は隙間550とほぼ同じ高さに位置し、ハネ520はヘッドレール510の長軸方向にほぼ平行な角度で(即ちスラットが全開状態)、押上部5864の角度がハネ520の角度と一致すると、フロントカバー582とリアカバー584が自然的にぶら下がって押上部5864による干渉を受けなくなる。
図26ないし図29は、バーチカルブラインド500のスラットが全開状態にあるときの正面図および局部図である。ハネ520がヘッドレール510の長軸方向と垂直な角度を目指して回転し始めると、押上部5864もハネ520と同じ角度で回転し、押上部5864の長軸方向の両端は、ハネ520の端角より先にフロントカバー582とリアカバー584に当接し、ハネ520が全開状態になる前に、押上部5864はフロントカバー582とリアカバー584を外かつ上へ開かせて光を通している。
前記実施形態と同様に、スラットが全開状態を通り越して別の全閉状態に変わる過程において、押上機構586の押上部5864が徐々にフロントカバー582とリアカバー584から離れ、フロントカバー582とリアカバー584は押し上げられることなく自然的にぶら下がるため、スラットが別の全閉状態にあるときも同様に隙間450を覆い隠すことができる。
図30ないし図36は、バーチカルブラインド500と類似した本発明第6実施形態の遮光システムを使用したバーチカルブラインド600を示す説明図である。本実施形態を使用したバーチカルブラインド600はヘッドレール610、ヘッドレール610の下にぶら下がるスラット、制御機構630および遮光システムからなり、遮光システムはフロントカバー682、リアカバー684および駆動モジュールからなり、スラットは複数のハネ620からなり、しかもヘッドレール610の下部とハネ620の上縁の間に隙間650がある。フロントカバー682とリアカバー684はそれぞれヘッドレール610の長軸方向に沿って揺れ動ける形でヘッドレール610の下に設けられている。制御機構630は牽引歯車632、ホック部634、連動歯車636および連動軸638からなっており、牽引歯車632はヘッドレール610に内蔵されてホック部634の上端に連結し、ホック部634の下には外部操作できる操作棒が掛着されている。連動歯車636は連動可能な状態で連動軸638の外に覆設され、連動軸638はさらにハネ620の回転機構と連動して設けられ、牽引歯車632は連動歯車636と噛合しているため、操作により連動歯車632が回転すると、連動歯車636と連動軸638も一緒に回転してハネ620の角度が変わっていく。本実施形態では、駆動モジュールは駆動部6862、装設部および押上部6866からなる押上機構686となっている。駆動部6862は連動軸638に覆設されて連動軸638と連動し、外歯スルーイングリングを備えている。装設部は本実施形態では回転部6864となっており、その片端には駆動部6862と噛合可能な歯部があるため、駆動部6862により駆動されて回転することができる。押上部6866は歯形となっており、回転部6864の別の端と噛合し、操作により回転部6864が回転すると、押上部6866もヘッドレール610の短軸方向に平行して往復移動することができる。
図30ないし図33は、バーチカルブラインド600のスラットが全閉状態にあるときの正面図と局部図である。この時の押上部6866は回転部6864により駆動されて回転部6864に向かって集まり、最終的にヘッドレール610の下に位置し、これによりフロントカバー682とリアカバー684が自然的にぶら下がって隙間650を覆い隠し、光を遮っている。
図34ないし図36はバーチカルブラインド600のスラットが全開状態にあるときの正面図および局部図である。この時の押上部6866は回転部6864により駆動されてヘッドレール610の短軸方向に沿って外へ伸びるように移動し、この時の押上部6866はフロントカバー682とリアカバー684の片端に対応してフロントカバー682とリアカバー684を押し上げるため、フロントカバー682とリアカバー684はその力で外かつ上へ開いていく。
本実施形態では、押上部6866をフロントカバー682とリアカバー684に合わせて設置できるよう、押上部6866の数を2つにしているが、実際には必ずもそうとは限らない。一つのカバーしか付けていないとき押上部6866も一つでかまわない。
図37ないし図42は、一種の反転可能なカバーの態様を示す説明図である。この図では、本発明第7実施形態の遮光システムを使用したバーチカルブラインド700はヘッドレール710、ヘッドレール710の下にぶら下がるスラット、制御機構730および遮光システムからなり、スラットは複数のハネ720からなり、ヘッドレール710の下部とハネ720の上縁との間に隙間750がある。遮光システムにはカバー782と駆動モジュールがあり、本実施形態では駆動モジュールは押上機構786となっており、その片端はカバー782に接続し、別の端は制御機構730と連動して設置されているため、押上機構786が制御機構730により駆動されて回転することができる。カバー782は長い板状を呈し、ヘッドレール710の長軸方向に沿ってヘッドレール710の外部に設けられている。
ヘッドレール710に内蔵された制御機構730は、各ハネ720の回転機構(即フッククリップ)に直列接続された一つの連動軸736、外部操作可能な一本の操作棒738からなっている。操作棒738を回すと、連動軸736も回転してハネ720の角度が変わるが、このハネ720の角度を調整する機構は一般的なものであるため、ここでは説明を省略する。押上機構786は駆動部7862、押上部7864および装設部7866からなり、駆動部7862は外歯スルーイングリングを備えたギアとして表示されている。駆動部7862は連動軸736に覆設されて連動軸736と同時に回転する。押上部7864はL字型で、その片端は装設部7866を介して駆動部7862に接続し、駆動部7862によって動作するため、押上部7864はある降下位置とある持上位置との間で移動することができる。押上部7864の別の端はカバー782に固定接続されているため、カバー782は押上部7864の移動と共に降下又は持上げされる。さらに詳しく言うと、少なくとも装設部7866の一部の周縁部は外歯スルーイングリングを備えている。本実施形態では、装設部7866の外歯スルーイングリングは複数の中継ギアを介して駆動部7862の外歯スルーイングリングと噛合し、適切な減速率を実現している。特筆すべき点としては、装設部7866の周縁部には凸歯のない2つの凹穴78662があり、スラットが全開状態および全閉状態にあるときに一つの中継ギア788を収納でき、各凹穴78662に中継ギア788が入ると空回り(図38、41参照)するため、カバー782が過度の反転によりヘッドレール710又はハネ720と抵触するのを防ぐことができる。
図37ないし図39はバーチカルブラインド700のスラットが全閉状態にあるときの正面図および局部構造図である。この時の押上部7864は降下位置にあるため、押上部7864の駆動部7862に対応する別の片端に接続したカバー782が降下して隙間750を覆い隠し、光を遮っている。
図40ないし図42は、バーチカルブラインド700のスラットが全開状態にあるときの正面図および局部構造図である。バーチカルブラインド700のハネ720の回転機構が制御機構730による駆動で反転して、スラットが全開状態に向けて回転し始めると、押上部7864も装設部7866によって駆動部7862により駆動されて回転し、押上部7864が装設部7866を軸心にして降下位置から持上位置まで時計回りし、即ちカバー782の片端に接続してヘッドレール710に対して外かつ上へと移動し、カバー782を外かつ上へと持ち上げて隙間750から光を通させている。特筆すべき点としては、図40に示す前面から見ると、持ち上げられたカバー782でヘッドレール710を妨げることで、異なる視覚効果が得られることがわかる。
図43ないし図48は、別のカバーの揺れ動ける態様を示した説明図である。この図では、本発明第8実施形態の遮光システムを使用したバーチカルブラインド800はヘッドレール810、ヘッドレール810の下にぶら下がるスラット、制御機構830および遮光システムからなり、このうちスラットは複数のハネ820からなり、しかもヘッドレール810の下部とハネ820の上縁の間に隙間850がある。遮光システムはカバー882と駆動モジュールからなり、本実施形態では、駆動モジュールは押上機構886となっており、その片端はカバー882に接続し、別の端は制御機構830と連動して設けられているため、押上機構886は制御機構830により駆動されて回転することができる。カバー882は長い板状を呈し、ヘッドレール810の長軸方向に沿ってヘッドレール810の外部に設けられている。
制御機構830は、前記第7実施形態で応用された制御機構730に類似し、同じく連動軸836がヘッドレール810に内蔵され、各ハネ820に直列接続した回転機構(即ちフッククリップ)を備えるほか、外部操作可能な操作棒838が掛着されている。操作棒838を回すと、連動軸836も駆動されてハネ820の角度を変えることができる。押上機構886は駆動部8862、押上部8864および装設部8866からなっており、駆動部8862は外歯スルーイングリングを備えるギアとして表示される。駆動部8862は連動軸836に覆設されて連動軸836と同時に回転できる。装設部8866にも外歯スルーイングリングがあって駆動部の外歯スルーイングリングと噛合している。厳密に言えば、装設部8866には一つのギア88662と一つのカム88664があり、外歯スルーイングリングはギア88662の凸歯であり、これにより駆動部8862はギア88662とカム88664を一緒回転させることができる。押上部8864はおおむねL字型を呈し、その片端の形状がカム88664とマッチし、別の端はカバー882と接近し、選択的にカバー882に当接している。さらに厳密に言えば、押上部8864、装設部8866および駆動部8862の接続関連性を利用することで、押上部8864は駆動部8862により駆動されて、カム88664の回転とともにカバー882に近い別の片端を持ち上げたり降ろしたりすることができる。
図43ないし図45は、バーチカルブラインド800のスラットが全閉状態にあるときの正面図および局部構造図である。この時の押上部8864はカム88664の片端に接近してカム88664の周縁部の平坦部に対応し、カム88664による押し上げの力を受けることなくカバー882の別の片端に靠近して下降状態を保てるため、カバー882はおおむね垂直状となり、カバー882が隙間850を覆い隠して光を遮ることができる。
図46ないし図48は、バーチカルブラインド800のスラットが全開状態にあるときの正面図および局部構造図である。バーチカルブラインド800のハネ820の回転機構、制御機構830により駆動されて回転して、スラットが全開状態へ変わり始めると、カム88664に接近した押上部8864の片側は、カムの周縁による押し上げの力によってカバー882の別の片端に接近してカバー882を持ち上げて押し上げ、これによりカバー882は外かつ上へ開いて隙間850から光が通される。
さらに図49ないし図56は、本発明第9実施形態の遮光システムを使用したバーチカルブラインド900を示した説明図である。前記実施形態と同様、そのカバーは可動式となっている。バーチカルブラインド900はヘッドレール910、ヘッドレール910の下にぶら下がるスラット、制御機構930および遮光システムからなり、スラットは複数のハネ920からなり、しかもヘッドレール910の下部とハネ920の上縁の間に隙間950がある。遮光システムはフロントカバー982、リアカバー984および駆動モジュールからなり、このうちフロントカバー982とリアカバー984はそれぞれその軸部9822、9842として回転可能な状態でヘッドレール910の下に設けられている。本実施形態では、駆動モジュールは昇降機構986となっており、駆動部9862および牽引部9864、9866からなり、駆動部9862は制御機構930と連動して設けられている。牽引部9864、9866はそれぞれフロントカバー982とリアカバー984と連動して設置され、これにより駆動部9862は制御機構930により駆動されてフロントカバー982とリアカバー984を回転させることができる。
制御機構930は牽引歯車932、連動歯車934およびヘッドレール910に内蔵する連動軸936からなり、連動軸936はハネ920の回転機構に直列接続し、連動歯車934は連動可能な状態で連動軸936の外部に覆設されている。牽引歯車932は連動歯車934と噛合し、下には外部操作可能な操作棒938が掛着されている。操作棒938を回すと、牽引歯車932により駆動されて連動歯車934および連動軸936が回転してハネ920の角度が変わる。昇降機構986の駆動部9862は一つの伝動歯車として表示されており、駆動部9862は連動軸936の外に覆設されて連動軸936と同時かつ同方向に回転する。フロントカバー982に対応する牽引部9864も一つの伝動歯車として表示され、フロントカバー982の軸部9822に接設されている。一方でリアカバー984に対応する牽引部9866は、互いに噛合する2つの歯車軸98662、98664として表示され、歯車軸98664はリアカバー984の軸部9842に連結し、駆動部9862および2つの牽引部9864、9866の間に一つの伝動部品が巻設されて連動を実現している。図49ないし図55に示すように、本実施形態では伝動部品は伝動ベルト9868となっている。
図49ないし図53は、バーチカルブラインド900のスラットが全閉状態にあるときの正面図および局部構造図である。このうち図53では制御機構930と遮光システムの間の動作の関連性しか示してなく、ハネ920等の部品の表示を省略している。ハネ920が制御機構930により駆動され回転し、スラットが全閉状態へ変わり始めると、連動軸936も昇降機構986を駆動して、伝動ベルト9868を介して連動軸936とともに回転する駆動部9862が牽引部9864、9866を駆動してフロントカバー982とリアカバー984をぶら下がった状態に反転させて隙間950を覆い隠し、光を遮っている。
図54ないし図55は、バーチカルブラインド900のスラットが全開状態にあるときの正面図および局部構造図である。ハネ920が制御機構930によって回転してスラットが全開状態へ変わり始めると、駆動部9862により駆動された牽引部9864、9866はフロントカバー982とリアカバー984をそれぞれ外かつ上へ反転させてヘッドレール910の下部にほぼ平行な角度にして光を通している。
また、図56は別の態様の昇降機構を示す説明図である。これも同様により駆動部9862’、2つの牽引部9864’、9866’ および伝動部品(即伝動ベルト9868’)からなり、このうち駆動部9862’ および2つの牽引部9864’、9866’はそれぞれ一つの伝動歯車として表示され、駆動部9862’は連動軸936に覆設されて連動して回転し、2つの牽引部9864’、9866’はそれぞれフロントカバー982の軸部9822とリアカバー984の軸部9842に接設されている。伝動ベルト9868’にはねじれがあるため、2つの牽引部9864’、9866’の回転方向を逆に変えることができる。それ以外の動作原理はこれまでと同じで、駆動部9862’が制御機構930により駆動されて回転すると、フロントカバー982とリアカバー984はそれぞれ2つの牽引部9864’、9866’により駆動されて回転し始める。
図57ないし図62は、本発明第10実施形態の遮光システムを使用したバーチカルブラインド1000の垂直昇降可能なカバーの態様を示す説明図である。この図では、バーチカルブラインド1000はヘッドレール1010、ヘッドレール1010の下にぶら下がるスラット、制御機構1030および遮光システムからなり、このうちスラットは複数のハネ1020からなり、ヘッドレール1010の下部とハネ1020の上縁の間に隙間1050がある。遮光システムはカバー1082と駆動モジュールからなり、本実施形態では駆動モジュールは一つの押上機構1086となっている。押上機構1086はカバー1082に接続し、制御機構1030と連動して設置されているため、押上機構1086は制御機構1030により駆動されて回転することができる。カバー1082は長い板状を呈し、ヘッドレール1010の長軸方向に沿って設けられている。
制御機構1030は牽引歯車1032、連動歯車1034およびヘッドレール1010に内蔵した連動軸1036からなり、連動軸1036は各ハネ1020の回転機構に直列接続し、連動歯車1034は連動可能な状態で連動軸1036の外部に覆設され、牽引歯車1032は連動歯車1034と噛合し、その下に外部操作可能な操作棒1038が掛着されている。ヘッドレール1010はカバー1082を収容可能な一つの締付溝10102を備えており、押上機構1086は一つの駆動部10862および一つの移動部10864からなり、このうち駆動部10862は、一部の周縁部に外歯のあるギアとして表示される。駆動部10862は連動軸1036に覆設されて連動軸1036と連動する。移動部10864は一つの歯形として表示され、カバー1082の駆動部10862と向かい合う面に設置されており、駆動部10862の外歯はカバー1082上の移動部10864にある歯形と噛合する。
図57ないし図59は、バーチカルブラインド1000のスラットが全閉状態にあるときの正面図および局部構造図である。このうち図59では、内蔵部品の関連性を明らかにするために、あえてヘッドレール1010の上方および後方の一部の構造を省略した。本実施形態では、牽引歯車1032により駆動されて連動歯車1034および連動軸1036が回転し、スラットが全閉状態になると、駆動部10862も一緒に回転し、駆動部10862は移動部10864を介して噛合するカバー1082とともに締付溝10102に対し移動するため、カバー1082が締付溝10102からはみ出て隙間1050を覆い隠し、光を遮ることができる。
図60ないし図62はバーチカルブラインド1000のスラットが全開状態にあるときの正面図と局部構造図である。このうち図62では、部品の関連性を明らかにするために、あえてヘッドレール1010の上部および後部の一部の構造を省略した。バーチカルブラインド1000のハネ1020の回転機構が制御機構10300により駆動されて回転して、スラットが全開状態に変わり始めると、駆動部10862も一緒に回転して、移動部10864を介して噛合するカバー1082が締付溝10102に対して移動して締付溝10102の中に収納され、隙間1050から光が通される。
本実施形態では、カバー1082は、ヘッドレール1010の締付溝10102の中に収納され、締付溝10102から出入することができるため、スラットが全開状態では、外部の者にカバー1082が見られることがない。もちろん、必要に応じてカバー1082をヘッドレール1010の外部に設けて、スラットが全開状態になると、カバー1082もヘッドレール1010を覆い隠せるようにすることもできる。
図63ないし図67は、本発明第11実施形態遮光システムを使用したバーチカルブラインド1100の巻取可能なカバーの態様を示す説明図である。バーチカルブラインド1100はヘッドレール1110、ヘッドレール1110の下にぶら下がるスラット、制御機構1130および遮光システム1180からなり、このうちスラットは複数のハネ1120からなり、ヘッドレール1110の下部とハネ1120の上縁の間に隙間1150がある。遮光システム1180は一つのカバー1182と一つの駆動モジュールからなり、このうち駆動モジュールは本実施形態では一つの巻取機構1184になっており、ヘッドレール1110の中に設置され、一つの駆動部、一つの牽引部および一つの伝動部品からなっている。本実施形態では上記部品はそれぞれ一つの駆動歯車11842、一つの巻軸11844および一つの回転歯車11846となっており、駆動歯車11842と回転歯車11846は互いに噛み合い、回転歯車11846は巻軸11844に覆設されて巻軸11844と連動する。カバー1182は可とう性素材で作られており、その長軸方向にある側縁が巻軸11844の上に巻設されて、巻軸11844巻取又は放出に使用される。別の側縁は自由端である。
制御機構1130は牽引歯車1132、連動歯車1134およびヘッドレール1110に内蔵する連動軸1136からなり、連動軸1136は各ハネ1120の回転機構に直列接続し、連動歯車1134は連動可能な状態で連動軸1136の外部に覆設され、牽引歯車1132は連動歯車1134と噛合し、その下に外部操作可能な操作棒1138が掛着されており、巻取機構1184の駆動歯車11842は連動軸1136に覆設されて連動軸1136により駆動されて回転する。操作棒1138を回すと、牽引歯車1132により駆動されて連動歯車1134および連動軸1136が回転してハネ1120の角度が変わり、巻軸11844も回転してカバー1182を巻き取りもしくは放出する。
図63ないし図65は、バーチカルブラインド1100のスラットが全閉状態にあるときの正面図および局部構造図である。本実施形態では、牽引歯車1132により駆動されて連動歯車1134および連動軸1136が回転し、スラットが全閉状態へ変わり始めると、巻取機構1184の駆動歯車11842もつられるように回転歯車11846を回して巻軸11844とともに回転し、これによりカバー1182がヘッドレール1110から放出され隙間1150を覆い隠し、光を遮ることができる。
図66および図67はバーチカルブラインド1100のスラットが全開状態にあるときの正面図および局部構造図である。バーチカルブラインド1100のハネ1120が制御機構1130により駆動されて回転して、スラットが全開状態に変わり始めると、巻取機構1184の巻軸11844も回転して、カバー1182が巻軸11844に巻き取られてヘッドレール1110の中に収納されて隙間1150から光が通される。
図68ないし図70は、本発明第12実施形態の遮光システムのバーチカルブラインド1200の巻取可能なカバーの態様を示す説明図である。この図では、バーチカルブラインド1200はヘッドレール1210、ヘッドレール1210の下にぶら下がるスラット、制御機構1230および遮光システムからなり、このうちスラットは複数のハネ1220からなり、ヘッドレール1210の下部とハネ1220の上縁の間に隙間1250がある。遮光システムは一つのフロントカバー1282、一つのリアカバー1284および一つの駆動モジュールからなり、本実施形態では駆動モジュールは一つの巻取機構1286となっている。
制御機構1230は牽引歯車1232、連動歯車1234、ヘッドレール1210に内蔵する連動軸1236からなり、連動軸1236は各ハネ1220の回転機構に直列接続し、連動歯車1234は連動可能な状態で連動軸1236の外部に覆設され、牽引歯車1232は連動歯車1234と噛合し、その下に外部操作可能な操作棒1238が掛着されている。巻取機構1286は、駆動部12862、牽引部12864、12866および伝動部品12868からなり、本実施形態では駆動部12862は伝動歯車として、牽引部12864、12866はそれぞれ一つの巻軸として、伝動部品12868は一つの伝動ベルトとして表示されている。フロントカバー1282とリアカバー1284は可とう性素材で作られており、牽引部12864、12866に巻かれて巻取又は放出用に用いられる。駆動部12862は連動軸1236に覆設されて連動軸1236と連動し、伝動部品12868は各駆動部12862、牽引部12864、12866に巻かれて連動できるため、巻取機構1286と制御機構1230が連動し、制御機構1230によってハネ1220の角度が変わると、巻取機構1286も駆動されてフロントカバー1282とリアカバー1284を巻き取りもしくは放出できる。
図68および図69はバーチカルブラインド1200のスラットが全開状態にあるときの正面図および局部構造図である。本実施形態では、牽引歯車1232により駆動されて連動歯車1234と連動軸1236が回転して、スラットが全閉状態へ変わり始めると、同時に作動する巻取機構1286の駆動部12862により駆動された回転歯車12864で牽引部12864、12866が作動し、フロントカバー1282とリアカバー1284がヘッドレール1210から放出されて隙間1250を覆い隠し、光を遮ることができる。
図70および図71は、バーチカルブラインド1200のスラットが全開状態にあるときの正面図および局部構造図である。バーチカルブラインド1200のハネ1220が制御機構1230により駆動されて反転し、スラットが全開状態へ変わり始めると、巻取機構1286の牽引部12864、12866も回転して、フロントカバー1282とリアカバー1284がそれぞれの牽引部12864、12866に巻き取られて隙間1250が開放され、隙間1250から光が通される。
図72ないし図80は、本発明第13実施形態を採用したバーチカルブラインド1300の横方向移動可能なカバーの態様を示す説明図である。この図では、バーチカルブラインド1300はヘッドレール1310、ヘッドレール1310の下にぶら下がるスラット、制御機構1330、および遮光システムからなり、スラットは複数のハネ1320からなり、ヘッドレール1310の下部とハネ1320の上縁の間に隙間1350がある。遮光システムは一つの第1カバー1382、一つの第2カバー1384および一つの第3カバー1386からなり、その上端にはそれぞれ第1連結部13822、第2連結部13842および第3連結部13862が付いており、ヘッドレール1310前底部には各カバー1382、1384、1386の各連結部13822、13842、13862を差し込むための少なくとも3つガイド13102が付いており、各カバー1382、1384、1386はそれぞれのガイド13102に沿って移動できるほか、各カバー1382、1384、1386はガイド13102の前後配置により重なり合うことができる。第1カバー1382、第2カバー1384および第3カバー1386にはそれぞれ第1ストッパー13824、第2ストッパー13844、第3ストッパー13864が付いており、ストッパーは各カバー1382、1384、1386が外れるのを防ぐために互いに係着している。制御機構1330からは第1カバー1382に接続した一本のロッド1332が伸び出ているため、制御機構1330で第1カバー1382を駆動することが可能となり、各カバー1382、1384、1386が各ストッパー13824、13844、13864に係着されて順番に連動していく。
図72ないし図75は、バーチカルブラインド1300のスラットが開いた状態にあるときの正面図と局部構造図である。ここでいう開いた状態とは、ハネ1320が制御機構1330により駆動されて片側に集まる状態をいう。この時、第1カバー1382、第2カバー1384および第3カバー1386はハネ1310と同じ側に順番に重なり合い、これによりヘッドレール1310の下にまったく覆い隠されていない区域が現れる。
図76および図77は、バーチカルブラインド1300のスラットが全開状態にあるときの正面図および底面図で、図78ないし図80は、バーチカルブラインド1300のスラットが全閉状態にあるときの正面図および底面図である。制御機構1330を利用して各ハネ1320をヘッドレール1310の下に均等に広がるように片側から引っ張り出し、この時、第1カバー1382、第2カバー1384、第3カバー1386も同様に順番に引っ張り出され、それぞれのストッパーが隣接するカバーと係着して、最終にはカバー1382、1384、1386もヘッドレール1310の下に均等に並列し(図76および図78参照)、隙間1350を完全に覆い隠す。スラットが全開状態と全閉状態の間で切り替えるときは、ハネ1320がカバー1382、1384、1386と接触していないため、カバー1382、1384、1386の状態が変わることはない。
本実施形態では、3枚カバーと3つのガイドがあって、カバーは前後重なり合って設けられているが、実際には必ずしもこの数量と配置とは限らず、カバーおよびガイドの数は必要に応じてある程度増減してもかまわない。また、本実施形態では硬質素材のカバーを例として挙げているが、実際には可とう性素材でもかまわない。この場合は、カバーは一層しかないため、ガイドもそれに合わせて一本だけ設置し、それ以外の配置はこれまでの実施形態と同じでもかまわない。可とう性という性質上、バーチカルブラインドが開いた状態になると、カバーが折れ曲って片側に重なり合い、そして全開状態又は全閉状態になると、カバーは広がってヘッドレールとハネの間の隙間を覆い隠している。
図81ないし図85は、本発明第14実施形態の遮光システムを使用したバーチカルブラインド1400のハネ上部にカバーを直接設置した時の状態を示す説明図である。この図では、バーチカルブラインド1400はヘッドレール1410、ヘッドレール1410の下にぶら下がるスラット、制御機構1430および遮光システムからなり、スラットは複数のハネ1420からなり、遮光システムは複数の遮蔽パーツ1482からなり、遮蔽パーツ1482はヘッドレール1410に対応するハネ1420の片端に設けられている。また、ハネ1420とヘッドレール1410の間に隙間1450があり、遮蔽パーツ1482には軟質素材、変形可能な素材もしくは弾力性のある素材が使われており、隙間1450の高さに相当もしくは上回る高さを持つため、隙間1450を覆い隠すことができる。
一般的な技術では、ハネを回転機構の下にぶら下げるにはハネに回転機構に合わせてフッククリップ用の穿孔を設ける必要がある。また、ハネを取り付けるための十分なスペースを確保するために、ヘッドレールとハネ最上部の間に取り付け用の隙間を残す必要がある。本実施形態では、ハネ1420の穿孔1422もハネ1420の上部にあって、ハネ1420の最上部とヘッドレール1410の間にも同様に隙間1450が残されている。しかし、ハネ1420最上部から伸び出る遮蔽パーツ1482は力がかかると変形するため、遮蔽パーツ1482の高さが隙間1450の距離に相当又はそれより大きい場合でも、取り付けが制約されることもなく、全開状態、全閉状態を問わず、遮蔽パーツ1482は隙間1450をきちんと覆い隠し、光漏れを防ぐことができる。
また、本実施形態では、遮蔽パーツ1482とハネ1420は一体型のもので、押出成形の段階で必要に応じて同じ又は違った素材を使用してもかまわない。もちろん、まったく異なる構造のものを貼付け、縫い合せ等の方法で結合してもかまわない。
ハネとヘッドレールの間の隙間およびブラインドハネ自身の穿孔による光漏れ問題を改善するために、上記実施形態では様々な遮光システムを紹介したが、ここで説明すべきことは、カバーの数、カバーとヘッドレールの結合方法は必ずしもそうとは限られず、硬質素材で一体化されたヘッドレールを除き、それ以外の外へ広げられるカバーは、ヘッドレール本体に対し可動でなければならない。また、制御機構とカバーの間にリミット機構を増設し、カバーを所定の位置に固定することで、透光の状態で制御機構により駆動されるのを防ぎ、全閉状態に戻した時だけ制御機構と連動させることができる。
上記実施例はあくまでも推奨する実施態様にすぎず、特許発明の技術的範囲を画するものではない。上記実施形態に種々の変更又は改良を加えたものも、本発明の技術的範囲に含まれる。
1、100、200、300、400、500、600、700、800、900、1000、1100、1200、1300、1400 … バーチカルブラインド
110、210、310、410、510、610、710、810、910、1010、1110、1210、1310、1410 … ヘッドレール
1102 … 端蓋
2、120、220、320、420、520、620、720、820、920、1020、1120、1220、1320、1420 … ハネ
130、230、330、430、530、630、730、830、930、1030、1130、1230、1330、1430 … 制御機構
4、140、240、340、450、550、650、750、850、950、1050、1150、1250、1350、1450 … 隙間
180、280、380、480、580、1180 … 遮光システム
182、282、382、482、582、682、982、1282 … フロントカバー
184、284、384、484、584、684、984、1284 … リアカバー
212 … 前溝部 214 … 後溝部
3822、3842 … 吊下部 3824、3844 … カバー



Claims (11)

  1. バーチカルブラインド用の一種の遮光システムであって、
    前記バーチカルブラインドは一つのヘッドレール、一つの制御機構および一つのスラットからなり、
    前記ヘッドレールと前記スラットの間に一つの隙間が形成され、
    前記制御機構は一つの操作部、一つの牽引部および複数のフッククリップからなり、
    前記牽引部は前記ヘッドレールに内蔵されており、前記スラットは複数のハネからなり、前記ハネはその片端を前記各フッククリップに引っ掛ける形で前記ヘッドレールの下にぶら下がり、前記各フッククリップも回転可能な状態で前記牽引部に接続されており、
    前記操作部は、前記ヘッドレールからはみ出ており、操作により前記牽引部を駆動することで、前記各ハネが前記ヘッドレールに対し定位置で回転し、前記スラットを全閉状態と全開状態、さらに別の全閉状態の間で切り替えることができ、
    前記スラットが前記全閉状態および前記別の全閉状態にあるときは、いずれも前記各ハネが互いに重なり合って光を遮るが、前記スラットが前記全閉状態にあるときと前記別の全閉状態にあるときとの前記各ハネの表面の向きが逆であり、
    前記スラットが全開状態になると、前記各ハネが前記ヘッドレールの長軸方向にほぼ垂直な角度になり、光を最大限に通すことができ、前記ハネは、操作可能な状態で前記ヘッドレールの長軸方向に沿って往復移動し、
    前記遮光システムは、前記隙間に合わせて設置され、前記スラットが前記全閉状態になると前記隙間を覆い隠す一つのカバーを備え
    前記カバーは前記制御機構と連動して設置され、前記各ハネが前記制御機構により駆動されて動作すると、前記カバーも前記制御機構により駆動されて前記隙間を覆い隠し又は開放し、
    前記制御機構と接続する一つの駆動モジュールを有し、前記制御機構により各ハネが回転すると、前記駆動モジュールも前記制御機構によって前記カバーを作動させる、バーチカルブラインド遮光システム。
  2. 前記カバーは、前記スラットが別の全閉状態にあるときも前記隙間を覆い隠せる、請求項1に記載のバーチカルブラインド遮光システム。
  3. 前記牽引部は一つの牽引歯車、一つの連動歯車および一つの連動軸からなり、
    前記各フッククリップは回転可能な状態で前記連動軸に接続し、前記操作部の操作により前記牽引歯車を回転させて前記牽引歯車を駆動し、前記連動歯車が回転して前記連動軸を回転させることで、前記ハネが前記ヘッドレールに対して定位置で回転することができ、
    前記駆動モジュールは一つの装設部および一つの押上部からなり、前記装設部は前記連動軸に合わせて設けられ前記連動軸と連動し、前記押上部は前記装設部から外へ伸びており、前記押上部の自由端は選択的に前記カバーに着接しており、
    前記装設部から前記押上部の自由端までの最大距離は、前記装設部から前記隙間を完全に覆い隠した状態にある前記カバーまでの距離よりも大きく、前記装設部が回転すると、前記装設部によって前記押上部が選択的に前記カバーを押し上げ、前記カバーは前記ヘッドレールに対し動いて前記隙間を覆い隠したり、開放したりすることができる、請求項1に記載のバーチカルブラインド遮光システム。
  4. 前記装設部は、一つの前記フッククリップ又は前記牽引歯車に接続して前記装設部と前記連動軸を同時に回転させることができる、請求項3に記載のバーチカルブラインド遮光システム。
  5. 前記押上部は、前記装設部の片側に固定接続され、前記装設部の回転とともに回転できる、請求項に記載のバーチカルブラインド遮光システム。
  6. 前記駆動モジュールにはさらに外歯スルーイングリングを備えた一つの駆動部があり、
    前記駆動部が前記連動軸に覆設されて前記連動軸と連動し、前記装設部は前記駆動部と前記押上部の間に位置し、前記装設部の駆動部に対応する区間には前記駆動部の外歯スルーイングリングに噛合する歯部があり、これにより装設部が前記駆動部により駆動されて回転し、
    前記装設部に向いた前記押上部の片側には歯形があり、前記装設部の押上部に対応する区間には前記歯形と噛合する歯部を有し、前記駆動部が前記連動軸により駆動されて回転すると、前記装設部によって前記押上部が前記ヘッドレールの短軸方向に平行して往復移動し、選択的に前記カバーを押し上げる、請求項3に記載のバーチカルブラインド遮光システム。
  7. 前記牽引部は一つの牽引歯車、一つの連動歯車および一つの連動軸からなり、
    前記各フッククリップは回転可能な状態で前記連動軸に接続し、前記操作部を操作して前記牽引歯車を回転させ、前記牽引歯車により駆動されて前記連動歯車が回転して前記連動軸を回転させることで、前記これらのハネがヘッドレールに対して定位置で回転することができ、
    前記駆動モジュールは一つの駆動部、一つの装設部および一つの押上部からなり、
    前記駆動部が前記連動軸に覆設されて前記連動軸と連動し、さらにより駆動部は外歯スルーイングリングを備えており、前記装設部は前記駆動部の片側に設置されて前記ヘッドレールに枢結し、
    前記装設部は前記駆動部の外歯スルーイングリングと噛合する外歯スルーイングリングを備えているため、前記装設部は前記駆動部により駆動されて前記ヘッドレールに対し枢転することができ、
    前記押上部は前記装設部から外へ伸びて前記カバーに接続し、前記駆動部が前記連動軸により駆動されて回転すると、前記装設部は前記押上部を枢転させて前記カバーを前記ヘッドレールに対し動かすことができる、請求項1に記載のバーチカルブラインド遮光システム。
  8. 前記牽引部は一つの牽引歯車、一つの連動歯車および一つの連動軸からなり、
    前記各フッククリップは回転可能な状態で前記連動軸に接続し、前記操作部を操作して前記牽引歯車を回転させ、前記牽引歯車により駆動されて前記連動歯車が回転して前記連動軸を回転させることで、前記これらのハネがヘッドレールに対して定位置で回転することができ、
    前記駆動モジュールは一つの駆動部および一つの移動部からなり、前記駆動部が前記連動軸に覆設されて前記連動軸と連動し、
    さらに駆動部は外歯スルーイングリングを備え、前記カバーは前記ヘッドレールの片側に、前記移動部は前記駆動部に向いた前記カバーの一つの面にそれぞれ設けられており、
    前記移動部は前記駆動部の外歯スルーイングリングと噛合する歯形を備えており、前記駆動部が回転すると、前記移動部が前記駆動部により駆動されて前記ヘッドレールに対して上下移動する、請求項1に記載のバーチカルブラインド遮光システム。
  9. 前記牽引部は一つの牽引歯車、一つの連動歯車および一つの連動軸からなり、
    前記各フッククリップは回転可能な状態で前記連動軸に接続し、前記操作部を操作して前記牽引歯車を回転させ、前記牽引歯車により駆動されて前記連動歯車が回転して前記連動軸を回転させることで、前記これらのハネがヘッドレールに対して定位置で回転することができ、
    前記駆動モジュールは一つの駆動部、一つの伝動部品および一つの牽引部からなり、前記駆動部が前記連動軸に覆設されて前記連動軸と連動し、前記牽引部はカバーと連動して設置され、前記伝動部品を前記駆動部および前記牽引部に接続したことで、前記駆動部と前記牽引部の連動を実現し、前記連動軸により駆動されて前記駆動部が回転すると、前記駆動部につられて前記牽引部も回転し、前記カバーが前記牽引部を軸心に動き出す請求項1に記載のバーチカルブラインド遮光システム。
  10. 前記牽引部は一つの牽引歯車、一つの連動歯車および一つの連動軸からなり、
    前記各フッククリップは回転可能な状態で前記連動軸に接続し、前記操作部を操作して前記牽引歯車を回転させ、前記牽引歯車により駆動されて前記連動歯車が回転して前記連動軸を回転させることで、前記これらのハネがヘッドレールに対して定位置で回転することができ、
    前記駆動モジュールは一つの駆動部、一つの牽引部および一つの伝動部品からなり、
    前記駆動部が前記連動軸に覆設されて前記連動軸と連動し、前記牽引部は長い棒状を呈し、前記カバーの片端を前記牽引部に接続し、前記伝動部品を前記駆動部および前記牽引部に接続したことで、前記駆動部と前記牽引部の連動を実現し、前記連動軸により駆動されて前記駆動部が回転すると、前記駆動部につられて前記牽引部も回転し、それに駆動されて前記カバーが前記牽引部の中に収納され、もしくは前記牽引部から放出される請求項1に記載のバーチカルブラインド遮光システム。
  11. 前記カバーはおおむね長い形を呈し、そのうち一つの長い辺が前記ヘッドレールと繋がっている、請求項1に記載のバーチカルブラインド遮光システム。
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