JP3228687B2 - 縦型ブラインド - Google Patents

縦型ブラインド

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JP3228687B2 JP29852096A JP29852096A JP3228687B2 JP 3228687 B2 JP3228687 B2 JP 3228687B2 JP 29852096 A JP29852096 A JP 29852096A JP 29852096 A JP29852096 A JP 29852096A JP 3228687 B2 JP3228687 B2 JP 3228687B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、縦型ブラインドに
関する。
【0002】
【従来の技術】従来の縦型ブラインドは、ヘッドレール
内を移動可能に配列された複数のキャリアの各々からル
ーバーを吊下げ、各キャリアにヘッドレール内に設けら
れた回転軸をルーバーの鉛直軸回りの回転に伝達する回
転伝達機構を設けており、複数のキャリアを移動させて
ヘッドレールの端部に畳み込まれていたルーバーを引き
出し、前記回転軸を回転させることによって、キャリア
に吊下げられた全てのルーバーが一体に回転し、全ルー
バーがヘッドレールに対して略平行になるように回転し
た状態で遮蔽状態となり、全ルーバーがヘッドレールに
対して略垂直になるように回転した状態で非遮蔽状態と
なるもので、遮蔽状態と非遮蔽状態を切り換えて使用し
ている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の縦型ブラインドでは、全ルーバーが一同に同
じ動作を行うため、その動作及び形状が単調であるとい
う問題がある。また、非遮蔽の状態の場合には、全ルー
バーがヘッドレールに対して略垂直になるから、外から
の光を採り入れることが可能になるものの、外から室内
が丸見えになってしまい、プライバシーが確保できない
という問題がある。
【0004】本願出願人は、かかる問題点に鑑み、ルー
バーを1つおきに異なる状態にすることができ、形状の
変化に富んだ縦型ブラインドを特願平8−212782
号で提案しており、この先願の実施の形態の1つは、ヘ
ッドレール内を移動可能に配列された複数のキャリアの
各々からルーバーを吊下げた縦型ブラインドにおいて、
前記複数のキャリアの1つおきのキャリア(第1キャリ
アという)のみに、ヘッドレール内に設けられた駆動手
段の運動をルーバーの鉛直軸回りの回転に伝達する回転
伝達機構を設け、前記第1キャリアに吊下げられたルー
バーがヘッドレールに対して略垂直になるように回転し
た状態で、回転伝達機構が設けられていないキャリア
(第2キャリアという)に吊下げられたルーバーが両隣
の第1キャリアに吊下げられたルーバー同士の間の隙間
をほぼ塞ぐ状態を保持するように、構成される。本願発
明は、かかる先願の更なる改良を目的としたもので、請
求項1ないし請求項4に記載された発明は、例えば風等
に煽られて第2キャリアから吊下られたルーバーの状態
が変化した場合であっても、前記第2キャリアに吊下げ
られたルーバーが第1キャリアに吊下げられたルーバー
同士の間の隙間をほぼ塞ぐ状態に自動的に復帰すること
ができる縦型ブラインドを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明のうち、請求項1記載の発明は、ヘッドレール
内を移動可能に配列された複数のキャリアの各々からル
ーバーを吊下げた縦型ブラインドにおいて、前記複数の
キャリアの1つおきのキャリア(第1キャリアという)
のみに、ヘッドレール内に設けられた駆動手段の運動を
ルーバーの鉛直軸回りの回転に伝達する回転伝達機構を
設け、該回転伝達機構の設けられていないキャリア(第
2キャリアという)に、該第2キャリアから吊下られた
ルーバーを鉛直軸の回りの所定の回転方向に常時付勢す
る付勢手段を設けて、前記第1キャリアに吊下げられた
ルーバーがヘッドレールに対して略垂直になるように回
転した状態で、前記第2キャリアに吊下げられたルーバ
ーが、両隣の第1キャリアに吊下げられたルーバー同士
の間の隙間をほぼ塞ぐ状態を保持するよう構成すること
を特徴とする。前記付勢手段により、第2キャリアに吊
下げられたルーバーが常時所定の回転方向に付勢され
て、第1キャリアに吊下げられたルーバーがヘッドレー
ルに対して略垂直になるように回転した状態で、第2キ
ャリアに吊下げられたルーバーが、両隣の第1キャリア
に吊下げられたルーバー同士の間の隙間をほぼ塞ぐ状態
を常時保持する。従って、第1キャリアに吊下げられた
ルーバーが第2キャリアに吊下げられたルーバーと離れ
る方向に回転した場合に、ルーバー同士の間に隙間がで
きるようなことがなく、また、第2キャリアに吊下られ
たルーバーが風等により煽られて鉛直軸回りに回転され
られようとしても、前記付勢手段の作用により、両隣の
第1キャリアに吊下げられたルーバー同士の間の隙間を
ほぼ塞ぐ状態に自動的に復帰することができる。
【0006】請求項2記載の発明は、請求項1記載のも
のにおいて、第2キャリアに吊下げられたルーバーの幅
は、第1キャリアに吊下げられたルーバーがヘッドレー
ルに対して略垂直になるように回転した状態における第
1キャリアに吊下げられたルーバー同士の距離よりも、
大きいことを特徴とする。請求項3記載の発明は、請求
項1または2に記載のものにおいて、第2キャリアに吊
下げられたルーバーは、半透明ルーバーであることを特
徴とする。
【0007】請求項4記載の発明は、請求項1〜3のい
ずれかに記載のものにおいて、第1キャリアに吊下げら
れたルーバーがヘッドレールに略平行になるように回転
した状態で、隣合う第1キャリアに吊下げられたルーバ
ー同士の間で形成されるヘッドレールに対して垂直な方
向から見た隙間がないことを特徴とする。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、図面を用いて本発明の実施
の形態を説明する。図1は本発明の縦型ブラインドの第
1の実施の形態を表す要部斜視図である。
【0009】図において、10は底面中央部が長手方向
に開口されたヘッドレールであり、ヘッドレール10内
には、その長手方向に回転軸14(駆動手段)がヘッド
レール10の端部に設けられた図示しない軸受けによっ
て回転自在に支持されている。回転軸14の外周面には
長手方向に伸びる3本の溝が形成されており、回転軸1
4の一端は、ヘッドレール10の一端にあるコントロー
ルユニット10b(図4ないし図6参照)内に設けられ
た操作ホイール(図示せず)に連結され、該操作ホイー
ルとジョイントを介して連結される回転操作棒15を操
作して操作ホイールを回転させることによって、回転軸
14が回転駆動可能となっている。
【0010】ヘッドレール10内には、さらに、その長
手方向を移動可能に複数のキャリア16(16a、16
b、16c)が配列されており、複数のキャリアの中で
一番端部にあるキャリアがマスタキャリア16aとなっ
ている。マスタキャリア16a及びそれ以外のキャリア
16には、その幅方向の左右に貫通孔18a、19a及
び18、19がそれぞれ形成されており、貫通孔18、
19を開閉コード20が貫通している。開閉コード20
の一端は、マスタキャリア16aの貫通孔19aの内部
で結び目20aが形成されてマスタキャリア16a内に
固定されており、開閉コード20の他端は、ヘッドレー
ル10のエンドカバー10aに向いエンドカバー10a
内で折り返し、貫通孔18a、18、18、・・・を貫
通して、図4ないし図6に示したように、コントロール
ユニット10bから導出されてコードウエイト21を通
り、再びコントロールユニット10bからヘッドレール
10内に導入されて、貫通孔19、19、・・・を貫通
して、マスタキャリア16aの貫通孔19aの内部で結
び目20bが形成されてマスタキャリア16a内に固定
される。
【0011】また、マスタキャリア16aを含み、その
1つおきのキャリア(第1キャリア)16bには、図1
及び図3に示したように、前記回転軸14の溝に係合す
るリブが形成された中心孔24aを有するウォーム24
及びウォーム24と噛み合うウォームホイール26とか
らなる回転伝達機構28が内設されており、ウォームホ
イール26の下部にはウォームホイール26と一体に形
成されたフック30が連結されてキャリア16b、16
aから下方に突出している。そして、マスタキャリア1
6a及びキャリア16bには、フック30を介して不透
明なルーバー40が吊下げられる。
【0012】前記回転伝達機構28が内設されていない
キャリア(第2キャリア)16cには、前記回転軸14
を緩く貫通させる貫通孔32が形成されており、キャリ
ア16cから下方には、キャリア16cに対して鉛直軸
の回りに回転可能にフック34が突出している。即ち、
図2に示したように、フック34の上部から延長して形
成された上端軸部34aには、付勢手段としてのコイル
バネ35が巻回されており、コイルバネ35の一端35
aは鈎状に折曲られて、フック34がキャリア16cの
本体37に上方から挿入されると同時に、該一端35a
はキャリア16cの本体37に形成された縦溝39に掛
止される。また、コイルバネ35の他端35bも折曲ら
れて、フック34の上端軸部34aを横断している。
尚、38はキャリア16cの本体37の蓋である。キャ
リア16cには、フック34を介して半透明なルーバー
42が吊下げられており、コイルバネ35のバネ力によ
り、常時、その鉛直軸の回りの所定の回転方向にフック
34及びルーバー42が付勢されており、ルーバー42
がヘッドレール10に対して略平行になった状態におい
て、キャリア16c内に形成される図示しないストッパ
によってフック34がそれ以上の回転をすることは阻止
されるようになっている。
【0013】各キャリア16は、間隔保持部材であるス
ペーサリンク44によって決まる所定間隔dを最大間隔
として離間または接近可能にマスターキャリア16aを
先頭にして連結されている。回転伝達機構28の設けら
れたキャリア16bに吊下げられた不透明のルーバー4
0の幅は、スペーサリンク44によって決まるキャリア
16の所定間隔dの2倍程度または2倍よりも大きく設
定されており、また、回転伝達機構28の設けられてい
ないキャリア16cに吊下げられた半透明のルーバー4
2の幅はルーバー40がヘッドレール10に対して略垂
直になるように回転した状態における隣合うルーバー4
0同士の距離、言い換えれば、スペーサリンク44によ
って決まるキャリア16の所定間隔dの2倍よりも大き
く設定されている。
【0014】次に、本実施の形態の操作手順を説明する
と、図4及び図7(a)に示したように、各ルーバー4
0、42がヘッドレール10のコントロールユニット1
0b側の端部において畳み込まれた状態で、コントロー
ルユニット10bから導出された開閉コード20を操作
して一方向に引くと、開閉コード20の結び目20aが
固定されたマスタキャリア16aがヘッドレール10内
を長手方向にエンドカバー10aに向かって移動する。
マスタキャリア16aと次のキャリア16cとの間が所
定間隔dとなると、スペーサリンク44によって次のキ
ャリア16cが牽引されていき、順次キャリア16b,
16c,16b,16c・・・が牽引される。
【0015】こうして、図5及び図7(b)に示したよ
うに、キャリア16が互いに所定間隔dで離間された展
張状態にすることができる。このとき、キャリア16b
に吊下られたルーバー40はヘッドレール10に対して
垂直な状態にあるものの、キャリア16cに吊下られた
ルーバー42は、コイルバネ35のバネ力によって、鉛
直軸の回りの図7の左回りの方向に付勢されているため
回転しようとするが、半透明のルーバー42の幅は、ス
ペーサリンク44によって決まるキャリア16の所定間
隔dの2倍よりも大きく設定されているため、ルーバー
42は、隣合うルーバー40にその回転を阻まれて、各
ルーバー42の両隣のルーバー40同士の間の隙間をほ
ぼ塞ぐように、ヘッドレール10に対して角度を持ちつ
つ配置される。ルーバー42は半透明ルーバーであるた
め、ルーバー42を介して縦型ブラインドの向こう側か
ら光を取り入れ景色を眺望することができると共に、向
こう側から丸見えにはならず、ある程度のプライバシー
を確保することができる。また、風に煽られて回転伝達
機構28が設けられていないキャリア16cに吊下られ
たルーバー42が動き、鉛直軸回りの回転角度が変わ
り、両隣のルーバー40同士の間の隙間があいたとして
も、コイルバネ35の作用により、ルーバー42は再び
ルーバー40同士の間の隙間をほぼ塞ぐ状態に自動的に
復帰することができる。
【0016】この状態で回転操作棒15を操作して、回
転軸14を回転駆動させると、マスタキャリア16a及
び第1キャリア16bのみに回転軸14の溝に係合する
回転伝達機構28が設けられているので、この回転伝達
機構28を介して回転軸14の回転が伝達され、フック
30及びルーバー40が鉛直軸の回りに回転され、ヘッ
ドレール10に対して平行になろうと回転し、第2キャ
リア16cに吊下られたルーバー42は、コイルバネ3
5の作用により、ヘッドレール10に対して平行になる
まで回転する(図6、図7(c))。このとき、ルーバ
ー40の幅は、キャリア16の間隔dの2倍程度または
2倍よりも大きくなっているため、隣合うルーバー40
同士でその一部が重なり合い、ヘッドレール10の垂直
な方向から見たルーバ40同士の隙間がなくなり、不透
明ルーバー40によって完全に縦型ブラインドの向こう
側を遮蔽することができる。また、ルーバー40がいず
れの方向に回転しても、ルーバー42はルーバー40同
士の間の隙間をほぼ塞ぐ状態を保持することができる。
【0017】再度、ルーバー40、42を畳み込みたい
場合には、図5及び図7(b)のルーバー40がヘッド
レール10に対して垂直になった状態から、開閉コード
20を前述と反対の方向に引くと、開閉コード20の結
び目20bが固定されたマスタキャリア16aがコント
ロールユニット10bの方向へ向かって移動する。する
と、一端がマスタキャリア16aに固定されたスペーサ
リンク44の拡大部44aと次のキャリア16cの爪部
46との係止が外れ、マスタキャリア16aと次のキャ
リア16cとの間隔が小さくなり、マスタキャリア16
aは次のキャリア16cに接触して、同じ方向へキャリ
ア16cを押圧して移動させる。同様に、順次、キャリ
ア16b,16c,・・・が、押し出され、全キャリア
16がヘッドレール10の端部でコンパクトに畳み込ま
れる。このとき、ルーバー42には、コイルバネ35に
よるバネ力が作用しているものの、既にヘッドレール1
0に対してルーバー42は角度を持った状態にあるため
隣合うルーバー40との間で引掛かることなく、隣合う
ルーバー40によってヘッドレール10に対して垂直な
状態に規制されることになる。
【0018】このように本実施の形態では、ルーバー4
0とルーバー42とが、鉛直軸の回りで異なる回転角度
で保持されることになるので、ブラインドの形状に変化
を持たせることができる。また、人為的にルーバー40
を回転させたり、風等によってルーバー42の鉛直軸回
りの回転角度が変化しても、常に、隣合うルーバー40
間の隙間を塞ぐ状態に復帰することができる。
【0019】尚、以上の実施の形態では、ルーバー42
が半透明ルーバーであり、ルーバー40が不透明ルーバ
ーである場合について説明したが、これに限られるもの
ではなく、ルーバー40も半透明ルーバーとすることが
可能であり、ルーバー40がルーバー42と重なり合う
場合に、半透明ルーバーが多重に重なり合うことで遮光
効果を持たせることができる。さらには、全ルーバー4
0、42とも、半透明ルーバーでなくともよく、例え
ば、ルーバー40とルーバー42とがそれぞれ異なる模
様を有しており、ルーバー40とルーバー42とが異な
る回転をすることによって、模様の変化を楽しむものと
することもできる。
【0020】また、上記実施の形態では、ルーバー40
を回転させるためのものとして、回転軸14を用いた例
について説明したが、これに限らず、ベルト等他の駆動
手段を用いるものでもよいことはいうまでもない。ま
た、上記実施の形態では、開閉コード20を用いた例に
ついて説明したが、マスタキャリア16aをヘッドレー
ル10の長手方向に移動させるべくマスタキャリア16
aに螺合する開閉軸を用いることももちろん可能であ
る。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のうち請求
項1ないし4記載の発明によれば、付勢手段により、第
2キャリアから吊下られたルーバーを鉛直軸の回りの所
定の回転方向に常時付勢させて、前記第1キャリアに吊
下げられたルーバーがヘッドレールに対して略垂直にな
るように回転した状態で、第2キャリアに吊下げられた
ルーバーが、両隣の第1キャリアに吊下げられたルーバ
ー同士の間の隙間をほぼ塞ぐ状態を保持するよう構成す
るために、第1キャリアに吊下げられたルーバーが第2
キャリアに吊下げられたルーバーと離れる方向に回転し
た場合に、ルーバー同士の間に隙間ができるようなこと
がなく、また、第2キャリアに吊下られたルーバーが風
等により煽られて鉛直軸回りに回転させられようとして
も、前記付勢手段の作用により、両隣の第1キャリアに
吊下げられたルーバー同士の間の隙間をほぼ塞ぐ状態に
自動的に復帰することができる。
【0022】請求項2記載の発明によれば、第2キャリ
アに吊下げられたルーバーの幅が、第1キャリアに吊下
げられたルーバーがヘッドレールに対して略垂直になる
ように回転した状態における第1キャリアに吊下げられ
たルーバー同士の距離よりも、大きいことにより、第2
キャリアに吊下げられたルーバーが前記付勢手段により
鉛直軸の回りの所定の回転方向に常時付勢されると、第
2キャリアに吊下られたルーバーは、隣合う第1キャリ
アに吊下られたルーバーにその回転を阻まれて、ヘッド
レールに対して角度を持ちつつ、両隣の第1キャリアに
吊下げられたルーバー同士の間の隙間をほぼ塞ぐ状態に
なることができる。また、ルーバーを畳み込んでいく
と、マスターキャリア及び第1キャリアに吊下られたル
ーバーによって、第2キャリアに吊下られたルーバーが
押圧されながらヘッドレールに対して垂直な状態になる
よう回転させられるが、第2キャリアに吊下られたルー
バーは既にヘッドレールに対して角度を持った状態にあ
るため、ルーバー同士が引掛かることなく回転させるこ
とができる。
【0023】請求項3記載の発明によれば、半透明ルー
バーがヘッドレールに対して垂直になるように回転した
両隣のルーバー同士の間の隙間を塞ぐことから、外から
室内が丸見えになることなく、縦型ブラインドの向こう
側から光を取り入れ景色を眺望することができると共
に、向こう側から丸見えにはならず、ある程度のプライ
バシーを確保することができる。
【0024】さらに、請求項4記載の発明によれば、第
1キャリアに吊下げられたルーバーがヘッドレールに略
平行になるように回転した状態で、隣合う第1キャリア
に吊下げられたルーバー同士の間で形成されるヘッドレ
ールに対して垂直な方向から見た隙間がないことから、
第1キャリアに吊下げられたルーバーで遮光効果を持た
せることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の縦型ブラインドの第1の実施の形態を
表す要部斜視図である。
【図2】第2キャリア及びフックの分解斜視図である。
【図3】第1キャリアに内設される回転伝達機構の分解
斜視図である。
【図4】図1の縦型ブラインドの畳み込まれた状態を示
す全体斜視図である。
【図5】図1の縦型ブラインドが展開され且つ第1キャ
リアに吊下られたルーバーがヘッドレールに対して垂直
な状態を示す全体斜視図である。
【図6】図1の縦型ブラインドの展開され且つ全ルーバ
ーがヘッドレールに対して略平行な状態を示す全体斜視
図である。
【図7】(a)、(b)及び(c)は図4ないし図6の
ルーバーの平面説明図である。
【符号の説明】
10 ヘッドレール 14 回転軸(駆動手段) 16b 第1キャリア 16c 第2キャリア 28 回転伝達機構 35 コイルバネ(付勢手段) 40 ルーバー 42 ルーバー

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ヘッドレール内を移動可能に配列された
    複数のキャリアの各々からルーバーを吊下げた縦型ブラ
    インドにおいて、 前記複数のキャリアの1つおきのキャリア(第1キャリ
    アという)のみに、ヘッドレール内に設けられた駆動手
    段の運動をルーバーの鉛直軸回りの回転に伝達する回転
    伝達機構を設け、 該回転伝達機構の設けられていないキャリア(第2キャ
    リアという)に、該第2キャリアから吊下られたルーバ
    ーを鉛直軸の回りの所定の回転方向に常時付勢する付勢
    手段を設けて、前記第1キャリアに吊下げられたルーバ
    ーがヘッドレールに対して略垂直になるように回転した
    状態で、前記第2キャリアに吊下げられたルーバーが、
    両隣の第1キャリアに吊下げられたルーバー同士の間の
    隙間をほぼ塞ぐ状態を保持するよう構成することを特徴
    とする縦型ブラインド。
  2. 【請求項2】 第2キャリアに吊下げられたルーバーの
    幅は、第1キャリアに吊下げられたルーバーがヘッドレ
    ールに対して略垂直になるように回転した状態における
    第1キャリアに吊下げられたルーバー同士の距離より
    も、大きいことを特徴とする請求項1記載の縦型ブライ
    ンド。
  3. 【請求項3】 第2キャリアに吊下げられたルーバー
    は、半透明ルーバーであることを特徴とする請求項1ま
    たは2に記載の縦型ブラインド。
  4. 【請求項4】 第1キャリアに吊下げられたルーバーが
    ヘッドレールに略平行になるように回転した状態で、隣
    合う第1キャリアに吊下げられたルーバー同士の間で形
    成されるヘッドレールに対して垂直な方向から見た隙間
    がないことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載
    の縦型ブラインド。
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