JP6503507B1 - 表示線を持つ水素水生成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】水及び水を主成分とした液体の双方が一つの水素水生成装置に交代で収納される場合にあって、水及び水を主成分とした液体に対応した表示線の構成とすることで、蓋部を取り外した時に、ボトル部内の圧力室に形成された泡と共に水素水、すなわち泡沫がボトルから噴き出る現象を防止する。【解決手段】蓋体部側に表示された表示線が、当該表示線の線上であるいは近傍に水を表現するマークが付着されて、ボトル部内に水を収納させたときの水の適正な供給量の目安とさせる表示線が設けられ、ポット本体底部側に表示された表示線が、当該表示線の線上であるいは近傍に水を主成分とした液体を表現するマークが付着されて、ボトル部内に水を主成分とした液体を収納させたときの当該液体の供給量の適正な目安とさせる表示線が設けられる。【選択図】図3

Description

本発明は、表示線を持つ水素水生成装置に関する。
飲料用水素水生成用ポットが広く知られている。
特許文献1には、蓋体を備え、内部に水あるいは水を主成分とした液体を収納するボトル部を有するポット本体と、水素発生剤を収納した水素発生部とからなり、水素発生部で発生した水素がボトル部に供給されて、水素が溶解する水あるいは水を主成分とした液体を生成する水素水生成装置が記載される。
特許文献2には、水素発生剤を収納した水素発生部の代わりに電気分解によって水素水を生成する水素発生部が使用されてもよい旨が記載される。
特許文献3には、水素水生成装置のボトル部の内部に発生した水素による圧力室が形成されること、この圧力室に関係して、利用者に、ボトル部内に収納させる水あるいは水を主成分とした液体の供給量の目安とさせる表示線が外表面に設けられることが記載される。この特許文献には、表示線を、基準線を基に上下に複数本設けて表示するようにしてもよい旨が記載される。ボトル内液体を全量吐出する場合に使用する線を基準線とした時に、吐出圧力を強めたい時に圧力室内体積を減らすマイナス線が設定されることが記載される。
特許第5899392号公報 特許第6163277号公報 WO16/203611号公報
特許文献1、2に記載されるように、水としてミネラル水が用いられ、水を主成分とした液体としてコーヒー、紅茶、日本茶、ミルク、ジュース、日本酒などのアルコール類、スポーツドリンク等の飲料物独特の成分が溶解した水が用いられ、日にちによって、あるいは時間によって水と水を主成分とした液体に水素水が溶解された健康飲料水として楽しまれる。
また、特許文献3に記載されるように、水素水生成装置のボトル部の内部に発生した水素による圧力室が形成されること、この圧力室に関係して、利用者に、ボトル部内に収納させる水あるいは水を主成分とした液体の供給量の目安とさせる表示線が外表面に設けられる。
発明者等は、このような水素水生成装置の開発、製造に携わってきたが、表示線までに水を主成分とした液体を収納し、水素ガスを発生させ、発生した水素ガスを、水を主成分とした液体中に放散させ、さらに水素水生成装置を振盪させて水素の液体中への溶解度を上げることがなされると、蓋部を取り外した時に、ボトル部内の圧力室に形成された泡と共に水素水である泡沫がボトルから噴き出ることがあり、利用者の衣服を汚すことがあることを知った。このような現象は、水の収納量を基準として、表示線が設定されているために、この表示線が水を主成分とした液体に導入に際しても、利用者に使用されることに原因があることが分かった。
本発明は、かかる点に鑑み水及び水を主成分とした液体の双方が一つの水素水生成装置で生成される場合にあって、水及び水を主成分とした液体に対応した表示線を明確に見分けできるように設定することで、所定の圧力の下、水を主成分とした液体に対応した水素水量を生成するときに、当該水を主成分とした液体に対応した表示線を使用可能とし、蓋部を取り外した時に、ボトル部内の圧力室に形成された泡と共に水素水、すなわち泡沫がボトルから噴き出る現象を防止することを課題とする。
本発明は、蓋体部を備え、内部に水あるいは水を主成分とした液体を収納するボトル部を有するポット本体と、水素発生部とからなり、水素発生部で発生した水素がボトル部に供給されて、水素が溶解する水あるいは水を主成分とした液体を生成する表示線を持つ水素水生成装置において、
ポット本体が、利用者に、ボトル部内に収納させる水あるいは水を主成分とした液体の供給量の目安とさせる、外面に表示された表示線を備え、当該表示線が蓋体側に表示された表示線と当該表示線に並行し、ポット本体底部側に表示された表示線との少なくとも2本の表示線からなり、
蓋体部側に表示された表示線が、当該表示線の線上にあるいは近傍に水を直接的に表現する一方の種類のマークが付着されて、ボトル部内に水を収納させたときの水の導入量の目安とさせる表示線機能を有し、ポット本体底部側に表示された表示線が、当該表示線の線上にあるいは近傍に水を主成分とした液体を直接的に表現する他方の種類のマークが付着されて、ボトル部内に水を主成分とした液体を収納させたときの当該水を主成分とした液体の導入量の目安とさせる表示線機能を有すること
を特徴とする表示線を持つ水素水生成装置を提供する。
本発明は、上述された表示線を持つ水素水生成装置において、
当該水素水生成装置を図示し、水素水生成装置の図示されたポット本体上に、前記ポット本体に表示された2本の表示線及び2種類のマークの位置関係に対応付けられた2本の表示線及び2種類のマークを図示し、当該2種類のマークを拡大して図示すること
を特徴とする表示線を持つ水素水生成装置を提供する。
ボトル部内に水を収納させたときの水の適正な導入量の目安とさせる表示線及びボトル部内に水を主成分とした液体を収納させたときの当該水を主成分とした液体の導入量の適正な目安とさせる表示線に、ボトル部内に収納された水あるいは水を主成分とした液体を直接的に的確に表現するマークを付着することで、水の適正な導入量の表示線機能及び水を主成分とした液体の適正な導入量の表示線機能を得ることができる。
これによって、水及び水を主成分とした液体の双方が一つの水素水生成装置で生成される場合にあって、利用者が水及び水を主成分とした液体に対応した表示線を明確に見分けできるようにすることで、所定の圧力の下、水を主成分とした液体に対応した水素水量を生成し、蓋部を取り外した時に、ボトル部内の圧力室に形成された泡と共に水素水、すなわち泡沫がボトルから噴き出る現象を防止することができ、利用者の便宜に寄与させることができる。
水素水生成装置の構造形態を示す図 電気分解装置を用いた水素発生部を示す図 本発明の実施例を説明する図 本発明の他の実施例を説明する図
本実施例で用いられる用語について説明する。
<水> ミネラル水、水道水、純水
<水を主成分とした液体> コーヒー、紅茶、日本茶、ミルク、ジュース、日本酒などのアルコール類、スポーツドリンクの飲料物。少なくとも「水」に比べれば、泡沫の原因となる界面活性成分が多く含まれる。
<泡沫> 多数の気泡が液体上面に浮上し塊を形成したもの(Macro−form)
<従来の表示線の表示機能> 水素を貯留する圧力室を視覚するためにボトル内水位と圧力室の境界を示唆する1又は数本の線
<表示線A> 「水の使用」の時に望ましく用いられることを示唆する線である。「水の使用」の時に望ましく用いられることを示唆する線であることがミネラルボトルなどのマークによって示唆された線
<表示線B> 「水を主成分とした液体の使用」の時に望ましく用いられることを示唆する線である。「水を主成分とした液体の使用」の時に望ましく用いられることを示唆する線であることがコーヒー、紅茶、日本茶、ミルク、ジュース、日本などのアルコール類、スポーツドリンクの飲料物のマークによって示唆された線
<ミネラルボトルになるマーク> 一方の種類のマークである。表示線が水に基づく水素水を生成する場合に当該水の使用を示唆する線であることを示唆する文字・記号等をデザインした表示模様で、蓋側に形成される特徴を持つ。
<コーヒー、紅茶、日本茶、ミルク、ジュース、日本酒などのアルコール類、スポーツドリンクの飲料物になるマーク> 他方の種類のマークである。ミネラルボトルになるマークに対抗表示され、表示線が水を主成分とした液体に基づく水素水を生成する場合に当該水を主成分とした液体の使用を示唆する線であることを示唆する文字・記号等をデザインした表示模様で、底部側に形成される特徴を持つ。
<的確に直接的に表現するマーク> 水の場合には、混入材のない水そのものを示すマーク、混入材のない水を収納するミネラルボトルマーク。水を主成分とする液体の場合には、水に混入材が存在する、例えばコーヒー、紅茶、日本茶、ミルク、ジュース、日本などのアルコール類、スポーツドリンクの飲料物のマーク
図1(a)は、水素水生成装置100の構造形態を示す図である。図1(b)は、水に対応した表示線が設けられていて、水を主成分とした液体が収納された場合に、蓋部を取り外した時に、ボトル部内の圧力室に形成された泡と共に水素水である泡沫がボトルから噴き出る現象を示す図である。
図1(a)において、水素水生成装置100は、ポット本体1と、このポット本体に外部から取り付けられた水素発生部3とからなり、一定形態に製造される。
ポット本体1は、外面が円筒状形状をなし、内部が液体貯槽となるボトル部11とされ、水素を溶解しようとする水あるいは水を主成分とした液体体がボトル部11に収納される。
ボトル部11内に、液体貯槽部が形成される。水は、多くの場合、ポットに収容されたミネラルウオーター(水)あるいは水道水等の飲料水である。水を主成分とした液体は、コーヒー、紅茶、日本茶、ミルク、ジュース、日本酒などのアルコール類、スポーツドリンクの飲料物独特の成分が溶解した水であり、美顔用の液体であってもよいし、薬用液体であってもよい。
ポット本体1は、上部が狭められた形状をなし、先端部が開口部13となる。
ポット本体1の狭められた形状をなす上部に蓋部2が設けられる。 蓋部2は、ポット本体1の外面と蓋部2の内面に双方が持つネジ部によって形成されたねじ溝機構51による係合によってポット本体1に螺着によって取り付けられる。ポット本体1と蓋部2の内面との間には、平パッキング52が設けられる。ポット本体1と蓋部2とは、外径形状がほぼ同一に形成される。
ポット本体1の下部には、水素発生部3が取り付け可能なようにして設けられる。水素発生部3が、ポット本体1の外面と蓋部2の内面に形成されたねじ溝機構53による係合による螺着によってポット本体1に取り付けられる。ポット本体1と水素発生部3とは、外径形状がほぼ同一に形成される。ポット本体1と水素発生部3との間にパッキング部54が設けられる。
水素発生部3は、ポット本体1と同等の外形を持ち、内部に水素発生空間部15が形成される。水素発生空間部15は、水素発生剤17を収納することが出来る。水素発生部3の上面とポット本体1の下面との間にはパッキング54が設けられる。水素発生空間部15は、ポット本体側に形成された水素ガス流通路16に接続される。水素ガス流通路16には、逆止弁18が設置される。水素ガス流通路16は、逆止弁保持体20に形成され、逆止弁保持体20は、逆止弁18を保持する。
水素ガス流通路16の先端部は小孔径の導入口19とされ、導入口19はボトル部11に向けて開口している。これによって、水素発生空間部15は、水素ガス流通路16、逆止弁18、導入口19を介してボトル部11に接続される。
逆止弁18によって、ボトル部内の水が水素発生空間部15に洩れ出ることが防止される。ポット本体1と水素発生部2の螺合による係合が解かれ、水素発生空間部15に配設された水素発生剤17に外部から水が加えられると、反応がなされ数秒置いて水素ガスが水素発生空間部15に溜まり、圧力が高まる。ポット本体1と水素発生部2の螺合による係合状態で、発生し、高圧となった水素ガスがボトル部11に導入される。
水素発生剤17の典型的な例は、アルミニウム剤と酸化カルシウムからなる混合材であり、ここ混合材の構成、化学反応についてはよく知られている。アルミニウム剤と酸化カルシウムからなる混合材以外の部材でなる水素発生剤が用いられてもよい。
本例では、水素発生部2がポット本体1の下部に取り付けた形状とされたが、よく知られているように、例えば水素発生部をボトル部11の中に設置するようにしてもよい。
表示線22が、一定形態のポット本体1に、視覚確認可能に表示されて設けられる。表示線22は、ポット本体1の全周囲に設けられることを要しない。位置方向から視認出来る長さがあれば十分である。一周設けられてもよい。水素発生前にボトル部内に水素を貯留する圧力室とボトル部の貯留液体との想定境界を示して、圧力室21に所定の体積を設定する場合の目安となる。
このようにポット本体1の表面に水素を貯留する圧力室21と貯留された水あるいは水を主体とした液体との想定境界を示す表示線22が水平方向に表示されることで設けられた(従来の表示線の表示機能)。したがって、表示線22は、境界線としての機能を有する。
図1には、表示線22の従来の利用態様が記載される。表示線22は、ボトル部上に、所定の幅を持って視覚確認可能に表示される。また、表示線22は、ボトル部の上部面あるいは内面に、視覚確認可能に印刷表示される。貼付されてもよい。これによって、圧力室21の貯留された水あるいは水を主体とした液体から区画される位置が指示されて所定の体積が設定され、圧力室が形成されることが視角確認され、体積の大きさが視角確認される。視覚確認出来るようにしておくことが、利用者が飲料水をポット本体1内に収容する時に、容易に推奨される量を見定めて収納する上で重要である。表示線22の形態は直線、星印マークの直線状配列、記号マークの直線状配列等の各種の表示によって行えばよい。
表示線22を、基準線を基に上下に複数本設けて表示するようにしてもよい。これによって、ボトル内液体を全量吐出する場合に使用する線を基準線とした時に、吐出圧力を強めたい時に圧力室内体積を減らすマイナス線を設定し、ボトル内液体を全量吐出する必要のない時に吐出圧力を弱めて圧力室内体積を増やしてプラス線を設定するようにしてもよい。どの指示線が使用されるに適し、推奨されるかは、説明文で説明される。
本実施例は、上述したように表示線22が、一定形態のポット本体1に、視覚確認可能に表示されて、水素発生前にボトル部内に水素を貯留する圧力室とボトル部の貯留された水あるいは水を主体とした液体との想定境界を示して、圧力室21に所定の体積を設定する。利用者は、表示線22によって圧力室21に所定の体積を容易に設定することができる。
ボトル部内に水素を貯留する圧力室21と貯留された水あるいは水を主体とした液体との想定境界を示す表示線22が表示されることで体積の設定された圧力室21が容易に形成され、本体ポット内全量の飲料水を吐出させる水素発生剤17の使用量を可能な限り抑制して使用することが出来る。
水素発生剤17は、多くに場合、小袋に定量入れられ、使用時にそのうちの1個の袋詰めの水素発生剤17が使用される。そして、使用に際して適宜の水が加えられる。用途に対応して水素発生剤17の量をコントロールすることは、汎用性保持のためコストを増やすことになる。これに比べて、表示線22の設定は、容易であり、コストの増大を極小なものに留めることが出来る。水素発生剤17の量をコントロールすることに比べて、表示線設定の優位性がある。
表示線22の位置によって定まる圧力室21の体積と、水素発生剤17の量とで定まる、ボトル部内貯留液体が底部配置の吐出管の吸い込み先端口まで全部吐出される吐出圧力が、水素発生剤17の量を一定とした時に、0.01MP以上加算された十分な吐出圧力になるように、表示線位置が設定される。
水素発生剤17を用いた水素発生部3の代わりに電気分解装置90が用いた水素発生部3が用いられ得る。
図2は、電気分解装置90が用いた水素発生部3を示す図である。
電気分解装置90が部屋41内に設置されて水素水蒸気混合ガス生成手段40が形成される。電気分解装置90は、2つの電極板91,92を備える。部屋41の側壁に沿ってヒーター93が設けられ、下部部分の下部筒部は、ヒーター93からの熱に耐える断熱材で形成される。2つの電極板91,92は、正極、負極の対をなして配置される。電極板91,92及びヒーター93及び電線95,96は、電源97にそれぞれ接続される。電源98は、電線99を介して、孔101を通して外部電源(図示せず)に接続される。
このような構造において、水の電気分解によって水素が発生し、発生した水素ガスが小孔部70を介してボトル部11に導入される。
図1に戻って、図1(b)に示されるように、圧力室21に、表示線22に位置によって定まる体積および水素発生剤17の量により定まる圧力が形成され、水に対応した表示線が設けられた。
水に対応した表示線が設けられた場合に、水を主成分とした液体が収納されると、蓋部を取り外した時に、ボトル部内の圧力室に形成された泡と共に水素水14が泡沫となってポット本体1の開口部から噴き出る現象が発生する場合がある。図2に示される電気分解装置90が用いた水素発生部3の場合も同様である。
水を主成分とした液体が水に比べて泡沫を多く発生する理由は、次のようと考えられる。
1) 水を主成分とした液体中に含まれる界面活性剤成分の活性度が高くなる。
2) 泡の膜粘度が強くなり膜が破れない。
3) 水を主成分とした液体の硬度が低くなる。
4) 使用により液粘度が高くなる。
このような現象が生じても、水を主成分とした液体で生成された水素水がポット本体1の開口部から溢れ出ることが防止されることが求められる。
図3は、本発明の実施例を説明する図である。
本発明の実施例に示されるポット本体1、蓋部2及び水素発生部3の構成は、図1(a)に示される実施例に示されるポット本体1、蓋部2及び水素発生部3の構成と同一である。また、図2に示される電気分解装置90が用いた水素発生部3が採用可能であることも同様である。
水素水生成装置100は、蓋体部2を備え、内部に水あるいは水を主成分とした液体を収納するボトル部11を有するポット本体1と、水素発生部3を有し、水素発生部3で発生した水素がボトル部に供給される。水素水生成装置100は、水あるいは水を主成分とした液体の双方に使用可能であり、どちらかを使用するかは利用者に委ねられる。
このような構成において、外面に表示された表示線が蓋体側に表示された表示線22Aとポット本体底部側に表示された表示線22Bとの少なくとも2本の表示線22からなる。これらの表示線22A及び22Bがポット本体1の外面に形成された。
蓋体部側に表示された表示線22Aが、水の使用を示唆する線であり、ポット本体底部側に表示された表示線22Bが、水を主成分とした液体の使用を示唆する線である。
蓋体部側に表示された表示線22Aが、当該表示線の近傍に水を表現するマークが付着されて、ボトル部内に水を収納させたときの水の適正な供給量の目安とさせる表示線であり、ポット本体底部側に表示された表示線22Bが、当該表示線の近傍に水を主成分とした液体を表現するマークが付着されて、ボトル部内に水を主成分とした液体を収納させたときの当該液体の供給量の適正な目安とさせる表示線である。当該表示線上に水を表現するマークが付着されてもよい。
本例では、2つのマークが2つの表示線の近傍にそれぞれ付着されたが、2つのマークが2つの表示線の線上にそれぞれ付着されるようにされてもよい。また、本例では、2つの表示線が実線で表されているが、点線あるいは他の線で表現されてもよい。また、本例では、線で表示線を表しているが、例えば水、水、水…のようにして並べて「水」を水平方向に表現して線を表現することができる。そして、水、水、水…のようにして並べて「水」による線上にミネラルボトルを表現することができる。水を主成分とした液体についても同様である。
水を表すマーク31に対抗して水を主成分とした液体を表すマーク32が表示される。2つの表示方法が採用可能である。
表示線22Aには、本例の場合、表示線22Aの直近の上側に水を表現するミネラルボトルになるマーク31が付着された。ミネラルボトルになるマーク31は、表示線22Aが水に基づく水素水を生成する場合に当該水の使用を示唆する線であることを示唆する文字・記号等をデザインした表示模様である。表示線22Aは、水がポット本体内に導入されたときに、適正に圧力室21が形成され、蓋部2を取り外しした時に、ポット本体1の開口部13から水が噴き出ることが防止される。
表示線22Bには、本例の場合、表示線22Bの直近の下側に水を主成分とした液体を表現するコーヒー、紅茶、日本茶、ミルク、ジュース、日本酒などのアルコール類、スポーツドリンク等の飲料物になるマーク32が付着された。コーヒー、紅茶、日本茶、ミルク、ジュース、日本などのアルコール類、スポーツドリンク等の飲料物になるマーク32は、表示線32Bが水を主成分とした液体に基づく水素水を生成する場合に当該水を主成分とした液体の使用を示唆する線であることを示唆する文字・記号等をデザインした表示模様である。水を主成分とした液体がポット本体内に導入されたときに、適正に圧力室21が形成され、蓋部2を取り外しした時に、ポット本体1の開口部13からコーヒー、紅茶、日本茶、ミルク、ジュース、日本酒などのアルコール類、スポーツドリンクの飲料物である水を主成分とした液体が噴き出ることが防止される。
液体を表すマーク32は、液体を表現するコーヒー、紅茶、日本茶、ミルク、ジュース、日本酒などのアルコール類、スポーツドリンクの飲料物別あるいは分類して複数の表示線とすることができる。
上述したように、それぞれ的確に直接的に表現する2種類のマークが用いられる。 水の場合には、水そのものを直接示すマーク、水を収納するミネラルボトルマーク、水を主成分とする場合には、コーヒー、紅茶、日本茶、ミルク、ジュース、日本などのアルコール類、スポーツドリンクの飲料物のマークが用いられる。スぺースが限定されたポット本体の外面上で、水あるいは水を主成分と飲料物を表すのに説明文を用いることは勧められない。視覚に訴える2種類のマークを用いることで、水の導入の場合、水を主成分とする液体の導入の場合かと瞬時に判定するのに便利である。
2本の表示線の内、蓋体部側に表示された表示線が、当該表示線の線上にあるいは近傍に水を直接的に表現する一方の種類のマークが付着されて、ボトル部内に水を収納させたときの水の導入量の目安とさせる表示線機能を持ち、ポット本体底部側に表示された表示線が、当該表示線の線上にあるいは近傍に水を主成分とした液体を直接的に表現する他方の種類のマークが付着されて、ボトル部内に水を主成分とした液体を収納させたときの当該水を主成分とした液体の導入量の目安とさせる表示線機能を持つ。
図4は、本発明の実施例を説明する図である。
これらの表示線22A及び22Bがポット本体1の外面に形成されることは、図3に示されると同様である。表示線22A及び22Bに機能も図3に示されると同様である。
図3にあっては、水を表現するミネラルボトルになるマーク31がポット本体1の外面上で表示線22Aの直近の上側に付着され、水を主成分とした液体を表現するコーヒー、紅茶、日本茶、ミルク、ジュース、日本酒などのアルコール類、スポーツドリンクの飲料物になるマーク32がポット本体1の外面上で表示線22Bの直近の下側に付着されたが、図4に示される例では、説明図が付加して用いられる。
当該説明図に水素水生成装置100が記載され、説明図のボトル本体上で表示線22A及び22Bが記載され、水を表現するミネラルボトルになるマーク31がポット本体1の外面上で表示線22Aの直近の上側に記載され、水を主成分とした液体を表現するコーヒー、紅茶、日本茶、ミルク、ジュース、日本酒などのアルコール類、スポーツドリンクの飲料物になるマーク32がポット本体1の外面上で表示線22Bの直近の下側に記載された。
この場合の水素水生成装置100は、上述した説明図を備え、水素水生成装置の図示されたポット本体上に、前記ポット本体に表示された2本の表示線の位置関係に対応付けられて2本の表示線を図示し、この図示上で、蓋体側に表示された表示線が、当該表示線の線上あるいは近傍に水を表現するマークが付着されて、ボトル部内に水を収納させたときの水の適正な導入量の目安とさせる表示線を表し、ポット本体底部側に表示された表示線が、当該表示線の線上あるいは近傍に水を主成分とした液体を表現するマークが付着されて、ボトル部内に水を主成分とした液体を収納させたときの当該液体の導入量の適正な目安とさせる表示線を表す。
蓋体側に表示された表示線の線上あるいは近傍に水を表現するマーク及本体底部側に表示された表示線の線上あるいは近傍に水を主成分とした液体を表現するマークが拡大して記載され、利用者の便宜に供される。図3に示されるマーク図表示であると、ポット本体の外面上という制限があるが、説明図を併用することで、これらのマークを拡大して説明することができる。又説明文を併用することができる。
水素水生成装置において、当該水素水生成装置を図示し、水素水生成装置の図示されたポット本体上に、前記ポット本体に表示された2本の表示線及び2種類のマークの位置関係に対応付けられた2本の表示線及び2種類のマークを図示し、当該2種類のマークを拡大して図示することができる。
本実施例によれば、ボトル部内に水を収納させたときの水の適正な導入量の目安とさせる表示線及びボトル部内に水を主成分とした液体を収納させたときの当該水を主成分とした液体の導入量の適正な目安とさせる表示線に、ボトル部内に収納された水あるいは水を主成分とした液体を直接的に的確に表現するマークを付着することで、水の適正な導入量の表示線機能及び水を主成分とした液体の適正な導入量の表示線機能を得ることができる。
これによって、水及び水を主成分とした液体の双方が一つの水素水生成装置で生成される場合にあって、利用者が水及び水を主成分とした液体に対応した表示線を明確に見分けできるようにすることで、所定の圧力の下、水を主成分とした液体に対応した水素水量を生成し、蓋部を取り外した時に、ボトル部内の圧力室に形成された泡と共に水素水、すなわち泡沫がボトルから噴き出る現象を防止することができ、利用者の便宜に寄与させることができる。
1…ポット本体、2…蓋部、3…水素発生部、13…開口部、14…ボトル部内の圧力室から溢れ出た泡沫、17…水素発生剤、21…圧力室、22…表示線、22A…水に対応した表示線、22B…水を主成分とする液体に対応した表示線、31…水を表現するミネラルボトルになるマーク、32…コーヒー、紅茶、日本茶、ミルク、ジュース、日本酒などのアルコール類、スポーツドリンクの飲料物になるマーク、90…電気分解装置、100…水素水生成装置。

Claims (1)

  1. 蓋体部を備え、内部に水あるいは水を主成分とした液体を収納するボトル部を有するポット本体と、水素発生部とからなり、水素発生部で発生した水素がボトル部に供給されて、水素が溶解する水あるいは水を主成分とした液体を生成する表示線を持つ水素水生成装置において、
    ポット本体が、利用者に、ボトル部内に収納させる水あるいはコーヒー、紅茶、日本茶、ミルク、ジュース、日本酒などのアルコール類、スポーツドリンクの飲料物からなる水を主成分とした液体の供給量の目安とさせる、外面に表示された表示線を備え、当該表示線が蓋体側に表示された表示線と当該表示線に並行し、ポット本体底部側に表示された表示線との少なくとも2本の表示線からなり、
    蓋体部側に表示された表示線が、水を直接的に表現する表示線であり、ポット本体底部側に表示された表示線が、前記水を主成分とした液体を直接的に表現する表示線であり、
    蓋体部側に表示された表示線が、当該表示線の線上にあるいは近傍に水を直接的に表現する一方の種類のマークが付着されて、ボトル部内に水を収納させたときの水の導入量の目安とさせる表示線機能を有し、ポット本体底部側に表示された表示線が、当該表示線の線上にあるいは近傍に前記水を主成分とした液体を直接的に表現する他方の種類のマークが付着されて、ボトル部内に前記水を主成分とした液体を収納させたときの当該水を主成分とした液体の導入量の目安とさせる表示線機能を有すること
    を特徴とする表示線を持つ水素水生成装置。
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