JP6502028B2 - 光コネクタの製造方法及び光コネクタ - Google Patents

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Description

本発明は、光コネクタの製造方法及び光コネクタに関する。
高速で大容量の通信方式としては、光通信が挙げられ、光通信における光導波路としては、光ファイバやフィルム型光導波路等が用いられている。光ファイバはガラスや樹脂材料により形成されており、中心部に形成されたコアの周囲をクラッドが覆う構造のものであり、コア内を光が伝搬する。また、フレキシブル高分子光導波路等のフィルム型光導波路は、樹脂材料により形成されたフィルムの内部には、複数のコアが並列に形成されている。
一般的には、光ファイバやフィルム型光導波路等の接続には、光コネクタが用いられており、光コネクタには、多心の光ファイバ等を一括接続できるMT(Mechanically Transferable)型光コネクタや、フィルム型光導波路等が固定され接続されているPMT光コネクタ等の光コネクタがある。この場合においては、MT型光コネクタとPMT光コネクタ等の光コネクタとを接続することにより、光ファイバとフィルム型光導波路等との間で、光通信による情報の伝達を行なうことができる。
特開2003−232963号公報 特開2004−184429号公報 特開2004−258407号公報
ところで、フィルム型光導波路等が固定され接続されているPMT光コネクタ等の光コネクタにおいては、フィルム型光導波路等がPMT光コネクタ等の光コネクタにおいて所望の位置で固定され接続されていないと、PMT光コネクタ等の光コネクタとMT型光コネクタとの接続部分において光損失が生じ、通信特性が低下してしまうため、好ましくない。
本実施の形態の一観点によれば、光導波路が接続されているフェルール本体部と複数のレンズが形成されているレンズ部材とが接合される光コネクタの製造方法において、前記レンズ部材に形成された穴部に、他の光コネクタに設けられたガイドピンを入れて、前記他の光コネクタに前記レンズ部材を設置するレンズ部材設置工程と、前記フェルール本体部に形成された穴部に前記ガイドピンを入れて、前記レンズ部材に前記フェルール本体部を設置するフェルール本体部設置工程と、前記ガイドピンが前記レンズ部材に形成された穴部及び前記フェルール本体部に形成された穴部に入れられている状態で、前記レンズ部材と前記フェルール本体部とを接合する接合工程と、を有し、前記フェルール本体部に形成された穴部及び前記レンズ部材に形成された穴部の一方は前記ガイドピンよりも大きい径で形成されており、他方は前記ガイドピンと略同じ径で形成されており、前記接合工程は、前記ガイドピンが前記フェルール本体部及び前記レンズ部材に形成された穴部に入れられた状態で、前記ガイドピンよりも大きい径で形成された穴部を有する部材を動かして前記フェルール本体部と前記レンズ部材との位置合わせを行い、前記レンズ部材と前記フェルール本体部とを固定することを特徴とする。

開示の光コネクタの製造方法及び光コネクタによれば、フィルム型光導波路等が所望の位置で接続されており、MT型光コネクタ等の他の光コネクタと接続した際、接続部分において光損失の少ない光コネクタを提供することができる。
フィルム型光導波路が接続されている光コネクタの上面図 フィルム型光導波路が接続されている光コネクタの側面図 フィルム型光導波路が接続される光コネクタの分解斜視図 フィルム型光導波路が接続されている光コネクタの断面図(1) フィルム型光導波路が接続されている光コネクタの断面図(2) 第1の実施の形態における光コネクタの斜視図 第1の実施の形態における光コネクタの分解斜視図 第1の実施の形態における光コネクタの上面図 第1の実施の形態における光コネクタの側面図 第1の実施の形態における光コネクタの製造方法の工程図(1) 第1の実施の形態における光コネクタの製造方法の工程図(2) 第1の実施の形態における光コネクタの製造方法の工程図(3) 第1の実施の形態における光コネクタの製造方法の工程図(4) 第2の実施の形態における光コネクタの上面図 第2の実施の形態における光コネクタの側面図 第2の実施の形態における光コネクタの製造方法の工程図(1) 第2の実施の形態における光コネクタの製造方法の工程図(2) 第2の実施の形態における光コネクタの製造方法の工程図(3) 第2の実施の形態における光コネクタの製造方法の工程図(4) 第3の実施の形態における光コネクタの上面図 第3の実施の形態における光コネクタの側面図 第3の実施の形態における光コネクタの製造方法の工程図(1) 第3の実施の形態における光コネクタの製造方法の工程図(2) 第3の実施の形態における光コネクタの製造方法の工程図(3) 第3の実施の形態における光コネクタの製造方法の工程図(4) 第4の実施の形態における光コネクタの上面図 第4の実施の形態における光コネクタの側面図 第4の実施の形態における光コネクタの製造方法の工程図(1) 第4の実施の形態における光コネクタの製造方法の工程図(2) 第4の実施の形態における光コネクタの製造方法の工程図(3) 第4の実施の形態における光コネクタの製造方法の工程図(4) 第4の実施の形態における光コネクタの製造方法の工程図(5) 第5の実施の形態における光コネクタの上面図 第5の実施の形態における光コネクタの側面図 第5の実施の形態における光コネクタの製造方法の工程図(1) 第5の実施の形態における光コネクタの製造方法の工程図(2) 第5の実施の形態における光コネクタの製造方法の工程図(3) 第5の実施の形態における光コネクタの製造方法の工程図(4)
本発明を実施するための形態について、以下に説明する。尚、同じ部材等については、同一の符号を付して説明を省略する。
〔第1の実施の形態〕
最初に、フィルム型光導波路等(以下「フィルム方光導波路」と称す)が固定され接続されているPMT光コネクタ等の光コネクタについて、図1〜図5に基づき説明する。尚、図1は、フィルム型光導波路が固定され接続されている光コネクタの上面図であり、図2は、側面図であり、図3は、分解斜視図である。また、図4は、図1における1A−1Bにおいて切断した断面図であり、図5は、図2における2A−2Bにおいて切断した断面図である。
この構造の光コネクタは、レンズ付きフェルール本体部10に、フィルム型光導波路が固定され接続されており、不図示のMT型光コネクタと接続されるものである。尚、不図示のMT型光コネクタには多心の光ファイバーが接続されており、不図示のMT型光コネクタと図1〜図5に示される光コネクタとを接続する際には、2本のガイドピン40により位置合せを行ない接続がなされる。
レンズ付きフェルール本体部10において、不図示のMT型光コネクタと接続される側(図1図示下端)には凹部11が形成されており、凹部11の底面には複数のレンズ部12が形成されている。レンズ付きフェルール本体部10は、全体が透明な樹脂材料により形成されているため、レンズ付きフェルール本体部10における凹部11の底の一部を凸状に形成することにより、レンズ部12を形成することができる。
レンズ付きフェルール本体部10の、レンズ部12が形成されている側の反対側には、フィルム型光導波路30を設置するための開口部13が形成されている。開口部13にフィルム型光導波路30を入れて、接着剤等により固定することにより、フィルム型光導波路30がレンズ付きフェルール本体部10に接続される。
一般的には、レンズ付きフェルール本体部10に形成されている開口部13は、フィルム型光導波路30が完全に入るように、フィルム型光導波路30の厚さよりも広く、また、フィルム型光導波路30の幅よりも広く形成されている。このように、フィルム型光導波路30の厚さ及び幅よりも、レンズ付きフェルール本体部10における開口部13を広く形成した場合、フィルム型光導波路30は開口部13内を自由に動くことができる。このため、レンズ付きフェルール本体部10における開口部13内において、所望の位置からずれた位置で、接着剤によりフィルム型光導波路30が固定されてしまう場合がある。この場合には、不図示のMT型光コネクタとの接続部分において光損失が生じてしまう。
ここで、理想的には、レンズ付きフェルール本体部10の開口部13の大きさをフィルム型光導波路30の厚さや幅と同じとなるように形成すれば、フィルム型光導波路30の位置ズレの問題も解消される。しかしながら、実際には、レンズ付きフェルール本体部10を製造する際の製造誤差等により、形成される開口部13が狭くなったり、広くなったりする。ところで、レンズ付きフェルール本体部10に形成されている開口部13が狭いと、フィルム型光導波路30を開口部13の所望の位置まで入れることができないため、所望の特性の光コネクタを得ることができない。また、開口部13が広いと、上述した場合と同様に、レンズ付きフェルール本体部10における開口部13とフィルム型光導波路30との間において遊びが生じ、開口部13内においてフィルム型光導波路30がズレた位置で固定される場合がある。よって、開口部13が狭くても広くても、不図示のMT型光コネクタとの間で光損失が生じてしまう。
このため、フィルム型光導波路が接続されている光コネクタにおいて、MT型光コネクタとの接合部分における光損失の少ない、光コネクタが求められる。
(光コネクタ)
次に、第1の実施の形態における光コネクタについて、図6〜図9に基づき説明する。図6は、MT型光コネクタ50と接続されている、本実施の形態における光コネクタの斜視図であり、図7は、本実施の形態における光コネクタの分解斜視図でり、図8は、上面図であり、図9は側面図である。
本実施の形態における光コネクタは、フィルム型光導波路30が接続されており、MT型光コネクタ50とレンズ部材120を有している。フィルム型光導波路30は、ポリイミド等の樹脂材料により形成されており、複数のコアが並列に形成されている。フェルール本体部110は、PBS(ポリブチレンサクシネート)等の樹脂材料により形成されている。レンズ部材120は、透明な樹脂材料、例えば、屈折率が1.5となるCOP(シクロオレフィンポリマー)により形成されている。レンズ部材120には、MT型光コネクタ50と対向する側を凸状に形成することにより複数のレンズが形成されており、フィルム型光導波路30におけるコアとレンズ部材120におけるレンズとが各々対応するように形成されている。
本実施の形態における光コネクタは、フェルール本体部110のMT型光コネクタ50と対向する側には、レンズ部材120が接着剤により接合されている。また、フェルール本体部110のMT型光コネクタ50と対向する側の反対側には、フィルム型光導波路30が接続されている。
フェルール本体部110には、2本のガイドピン40に対応した形状の2つのガイドピン用穴部111が形成されており、また、レンズ部材120にも、2本のガイドピン40に対応した形状の2つのガイドピン用穴部121が形成されている。
MT型光コネクタ50には、不図示の光ファイバが接続されており、本実施の形態における光コネクタとMT型光コネクタ50とは、2本のガイドピン40により位置合せがなされて接続される。尚、2本のガイドピン40は、例えば、ステンレス等の金属材料により形成されている。
(光コネクタの製造方法)
次に、本実施の形態における光コネクタの製造方法について、図10〜図13に基づき説明する。尚、図10(a)、図11(a)、図12(a)および図13(a)は、図8における8A−8Bにおいて切断した断面に対応する工程図であり、図10(b)、図11(b)、図12(b)および図13(b)は、図9における9A−9Bにおいて切断した断面に対応する工程図である。
最初に、図10に示すように、MT型光コネクタ50に設けられた2つのガイドピン用穴部51にガイドピン40を各々差込み、更に、MT型光コネクタ50の上に、レンズ部材120を設置する。この場合、レンズ部材120は、レンズ部材120のガイドピン用穴部121にガイドピン40が入った状態でMT型光コネクタの上に設置される。
本実施の形態においては、MT型光コネクタ50のガイドピン用穴部51とガイドピン40とは略同じ径で形成されており、MT型光コネクタ50のガイドピン用穴部51とガイドピン40との間において遊びは殆どない。また、レンズ部材120のガイドピン用穴部121とガイドピン40とは略同じ径で形成されており、レンズ部材120のガイドピン用穴部121とガイドピン40との間において遊びは殆どない。従って、レンズ部材120のガイドピン用穴部121にガイドピン40が入った状態では、MT型光コネクタ50とレンズ部材120との位置が合わせられた状態となる。
尚、レンズ部材120において、MT型光コネクタ50と面する側には凹部122が形成されており、凹部122の底面に複数の凸部を形成することにより複数のレンズ123が形成されている。また、レンズ部材120の後述するフェルール本体部110と接合される側には、溝部124が形成されている。
次に、図11に示すように、レンズ部材120の上に、フェルール本体部110を設置する。フェルール本体部110は、フェルール本体部110のガイドピン用穴部111にガイドピン40を入れた状態でレンズ部材120の上に設置する。
本実施の形態においては、フェルール本体部110のガイドピン用穴部111の径は、ガイドピン40の径よりも大きく形成されており、フェルール本体部110のガイドピン用穴部111とガイドピン40との間で遊びがある。即ち、フェルール本体部110のガイドピン用穴部111にガイドピン40が入っている状態で、フェルール本体部110をレンズ部材120に対して相対的に動かすことができる。
尚、フェルール本体部110において、レンズ部材120と接する側とは反対側の開口部にはフィルム型光導波路30が設置されており、フィルム型光導波路30は接着剤112によりフェルール本体部110に固定され接続されている。
次に、フェルール本体部110のガイドピン用穴部111にガイドピン40が入っている状態でフェルール本体部110を動かすことによりフェルール本体部とレンズ部との位置合せを行なった後、図12に示すようにフェルール本体部110とレンズ部材120とを接着剤160により接着する。この位置合せは、フィルム型光導波路30より光を入射し、MT型光コネクタ50に接続されている不図示の光ファイバにおいて検出される光強度が最大となるように、フェルール本体部110を動かすことにより行ってもよい。また、この逆に、MT型光コネクタ50に接続されている不図示の光ファイバより光を入射し、フィルム型光導波路30において検出される光強度が最大となるように、フェルール本体部110を動かすことにより行ってもよい。
このような位置合せを行なった後、レンズ部材120の溝部124に供給された接着剤160によりフェルール本体部110とレンズ部材120とを固定する。この際用いられる接着剤160は、透明であって、レンズ部材120を形成している材料の屈折率1.5と略等しいアクリル樹脂系紫外線硬化型接着剤であるアクリレートが用いられている。この場合、接着剤160に紫外線を照射することで接着剤160が硬化し、フェルール本体部とレンズ部材とが固定される。レンズ部材120を形成している材料と接着剤160を形成している材料の屈折率を略同じにすることにより、光損失を抑制することができ、また、光学設計もしやすくなるため好ましい。
次に、図13に示すように、接着剤160によりフェルール本体部110とレンズ部材120とが接合されているものより、MT型光コネクタ50及びガイドピン40を取り外す。これにより、本実施の形態における光コネクタを製造することができる。本実施の形態により製造された光コネクタとMT型光コネクタ50とを接続する際には、2本のガイドピン40を用いて接続する。本実施の形態における光コネクタは、2本のガイドピン40とレンズ部材120におけるガイドピン用穴部121とにおいて位置合せがなされて、MT型光コネクタ50と接続される。このため、本実施の形態における光コネクタとMT型光コネクタ50との接合部分における光損失は極めて少ない。尚、実施の形態における光コネクタとMT型光コネクタ50とが接続されている状態は、図12に示す場合と同様の状態となる。
〔第2の実施の形態〕
次に、第2の実施の形態について説明する。本実施の形態は、図14及び図15に示すように、第1の実施の形態における光コネクタのフェルール本体部110及びレンズ部材120とは開口部の大きさが異なるフェルール本体部210及びレンズ部材220を用いた構造の光コネクタである。尚、図14は、MT型光コネクタ50と接続されている本実施の形態における光コネクタの上面図であり、図15は側面図である。
本実施の形態における光コネクタの製造方法について、図16〜図19に基づき説明する。尚、図16(a)、図17(a)、図18(a)および図19(a)は、図14における14A−14Bにおいて切断した断面に対応する工程図であり、図16(b)、図17(b)、図18(b)および図19(b)は、図15における15A−15Bにおいて切断した断面に対応する工程図である。
最初に、図16に示すように、MT型光コネクタ50に設けられた2つのガイドピン用穴部51にガイドピン40を各々差込み、更に、MT型光コネクタ50の上に、レンズ部材220を設置する。この場合、レンズ部材220は、レンズ部材220のガイドピン用穴部221にガイドピン40が入った状態でMT型光コネクタに設置される。
本実施の形態においては、MT型光コネクタ50のガイドピン用穴部51とガイドピン40とは、略同じ径で形成されており、MT型光コネクタ50のガイドピン用穴部51とガイドピン40との間で遊びは殆どない。また、レンズ部材220のガイドピン用穴部221の径は、ガイドピン40の径よりも大きく形成されており、レンズ部材220のガイドピン用穴部221とガイドピン40との間で遊びがある。即ち、レンズ部材220のガイドピン用穴部221にガイドピン40が入っている状態で、レンズ部材220を動かすことができる。
尚、レンズ部材220のMT型光コネクタ50に面する側には凹部222が形成されており、凹部222の底面に複数の凸部を形成することにより複数のレンズ223が形成されている。また、レンズ部材220の後述するフェルール本体部210と接合される側には溝部224が形成されている。
次に、図17に示すように、レンズ部材220の上に、フェルール本体部210を設置する。フェルール本体部210は、フェルール本体部210のガイドピン用穴部211にガイドピン40が入った状態でレンズ部材220に設置する。
本実施の形態においては、フェルール本体部210のガイドピン用穴部211の径とガイドピン40の径とは、略同じ大きさで形成されており、フェルール本体部210のガイドピン用穴部211とガイドピン40との間で遊びは殆どない。従って、ガイドピン40が差し込まれた状態で、MT型光コネクタ50とフェルール本体部210とは位置あわせがなされた状態にある。
尚、フェルール本体部210のレンズ部材220と接する側とは反対側の開口部にはフィルム型光導波路30が設置されており、フィルム型光導波路30は接着剤212によりフェルール本体部210に固定され接続されている。
次に、図18に示すように、レンズ部材220のガイドピン用穴部221にガイドピン40が入っている状態で、MT型光コネクタ50および/またはフェルール本体部210に対してレンズ部材220を動かすことにより、MT型光コネクタ50・フェルール本体部210とレンズ部材220との位置合せを行なった後、フェルール本体部210とレンズ部材220とを接着剤260により接着する。この位置合せは、フィルム型光導波路30より光を入射し、MT型光コネクタ50に接続されている不図示の光ファイバにおいて検出される光強度が最大となるように、レンズ部材220を動かすことにより行ってもよい。また、この逆に、MT型光コネクタ50に接続されている不図示の光ファイバより光を入射し、フィルム型光導波路30において検出される光強度が最大となるように、レンズ部材220を動かすことにより行ってもよい。
このような位置合せを行なった後、レンズ部材220の溝部224に供給された接着剤260によりフェルール本体部210とレンズ部材220とを固定する。この際用いられる接着剤260は、透明であって、レンズ部材220を形成している材料の屈折率1.5と略等しいアクリル樹脂系紫外線硬化型接着剤であるアクリレートが用いられている。レンズ部材220を形成している材料と接着剤260を形成している材料の屈折率を略同じにすることにより、光損失を抑制することができ、また、光学設計もしやすくなるため好ましい。
次に、図19に示すように、接着剤260によりフェルール本体部210とレンズ部材220とが接合されているものより、MT型光コネクタ50及びガイドピン40を取り外す。これにより、本実施の形態における光コネクタを製造することができる。本実施の形態により製造された光コネクタとMT型光コネクタ50とを接続する際には、2本のガイドピン40を用いて接続する。本実施の形態における光コネクタは、2本のガイドピン40とフェルール本体部210におけるガイドピン用穴部211とにおいて位置合せがなされて、MT型光コネクタ50と接続される。このため、本実施の形態における光コネクタとMT型光コネクタ50との接合部分における光損失は極めて少ない。尚、実施の形態における光コネクタとMT型光コネクタ50とが接続されている状態は、図18に示す場合と同様の状態となる。
〔第3の実施の形態〕
次に、第3の実施の形態について説明する。本実施の形態は、図20及び図21に示すように、開口部の大きさの大きいフェルール本体部310及びレンズ部材320を用いた構造の光コネクタである。尚、図20は、MT型光コネクタ50と接続されている本実施の形態における光コネクタの上面図であり、図21は側面図である。
本実施の形態における光コネクタの製造方法について、図22〜図25に基づき説明する。尚、図22(a)、図23(a)、図24(a)および図25(a)は、図20における20A−20Bにおいて切断した断面に対応する工程図であり、図22(b)、図23(b)、図24(b)および図25(b)は、図21における21A−21Bにおいて切断した断面に対応する工程図である。
最初に、図22に示すように、MT型光コネクタ50に設けられた2つのガイドピン用穴部51にガイドピン40を各々差込み、更に、MT型光コネクタ50の上に、レンズ部材320を設置する。この場合、レンズ部材320は、レンズ部材320のガイドピン用穴部321にガイドピン40が入った状態でMT型光コネクタ50上に設置される。
本実施の形態においては、MT型光コネクタ50のガイドピン用穴部51とガイドピン40とは、略同じ径で形成されており、MT型光コネクタ50におけるガイドピン用穴部51とガイドピン40との間で遊びは殆どない。また、レンズ部材320のガイドピン用穴部321は、ガイドピン40よりも大きい径で形成されており、レンズ部材320のガイドピン用穴部321とガイドピン40との間で遊びがある。即ち、レンズ部材320のガイドピン用穴部321にガイドピン40が入っている状態で、レンズ部材320を動かすことができる。
尚、レンズ部材320のMT型光コネクタ50に面する側には凹部322が形成されており、凹部322の底面に複数の凸部を形成することにより複数のレンズ323が形成されている。また、レンズ部材320の後述するフェルール本体部310と接合される側には、溝部324が形成されている。
次に、図23に示すように、レンズ部材320の上に、フェルール本体部310を設置する。フェルール本体部310は、フェルール本体部310のガイドピン用穴部311にガイドピン40が入った状態でレンズ部材320上に設置する。
本実施の形態においては、フェルール本体部310のガイドピン用穴部311は、ガイドピン40よりも大きい径で形成されており、フェルール本体部310のガイドピン用穴部311とガイドピン40との間で遊びがある。即ち、フェルール本体部310のガイドピン用穴部311にガイドピン40が入っている状態で、フェルール本体部310を動かすことができる。つまり、レンズ部材320およびフェルール本体部310の双方をMT型光コネクタ50に対して動かすことができる。
尚、フェルール本体部310のレンズ部材320と接する側とは反対側の開口部にはフィルム型光導波路30が設置されており、接着剤312により固定され接続されている。
次に、図24に示すように、フェルール本体部310のガイドピン用穴部311及びレンズ部材320のガイドピン用穴部321にガイドピン40が入っている状態で、フェルール本体部310及びレンズ部材320を動かすことにより、各部の位置合せを行なう。この位置合せがなされた状態で、フェルール本体部310とレンズ部材320とを接着剤360により接着し、更に、フェルール本体部310及びレンズ部材320とガイドピン40とを接着剤361により接着する。尚、この位置合せは、フィルム型光導波路30より光を入射し、MT型光コネクタ50に接続されている不図示の光ファイバにおいて検出される光強度が最大となるように、フェルール本体部310及びレンズ部材320を動かすことにより行ってもよい。また、この逆に、MT型光コネクタ50に接続されている不図示の光ファイバより光を入射し、フィルム型光導波路30において検出される光強度が最大となるように、フェルール本体部310及びレンズ部材320を動かすことにより行ってもよい。
このような位置合せを行なった後、レンズ部材320の溝部324に供給された接着剤360によりフェルール本体部310とレンズ部材320とを固定する。この際用いられる接着剤360は、透明であって、レンズ部材320を形成している材料の屈折率1.5と略等しいアクリル樹脂系紫外線硬化型接着剤であるアクリレートが用いられている。レンズ部材320を形成している材料と接着剤360を形成している材料の屈折率を略同じにすることにより、光損失を抑制することができ、また、光学設計もしやすくなるため好ましい。
また、本実施の形態においては、フェルール本体部310のガイドピン用穴部311及びレンズ部材320のガイドピン用穴部321に入れられているガイドピン40を、ガイドピン用穴部311及びガイドピン用穴部321に供給された接着剤361により接着する。
次に、図25に示すように、接着剤360によりフェルール本体部310とレンズ部材320とが接合されており、更に、ガイドピン40が接合されているものより、MT型光コネクタ50を取り外す。これにより、本実施の形態における光コネクタを製造することができる。本実施の形態における光コネクタとMT型光コネクタ50とを接続する際には、MT型光コネクタ50のガイドピン用穴部51に本実施の形態における2本のガイドピン40を入れることにより接続する。よって、本実施の形態における光コネクタは、2本のガイドピン40により、MT型光コネクタ50との位置合せがなされて接続される。このため、本実施の形態における光コネクタとMT型光コネクタ50との接合部分における光損失は極めて少ない。尚、実施の形態における光コネクタとMT型光コネクタ50とが接続されている状態は、図24に示す場合と同様の状態となる。
〔第4の実施の形態〕
次に、第4の実施の形態について説明する。本実施の形態は、図26及び図27に示すように、第2の実施の形態における光コネクタのフェルール本体部210及びレンズ部材220とを用いた構造の光コネクタである。尚、図26は、MT型光コネクタ450と接続されている本実施の形態における光コネクタの上面図であり、図27は側面図である。
本実施の形態における光コネクタの製造方法について、図28〜図32に基づき説明する。尚、図28(a)、図29(a)、図30(a)、図31(a)および図32(a)は、図26における26A−26Bにおいて切断した断面に対応する工程図であり、図28(b)、図28(b)、図30(b)、図31(b)および図32(b)は、図27における27A−27Bにおいて切断した断面に対応する工程図である。
最初に、図28に示すように、MT型光コネクタ450に設けられた2つのガイドピン用穴部451にガイドピン440を各々差込み、更に、MT型光コネクタ450の上に、レンズ部材220を設置する。この場合、レンズ部材220は、レンズ部材220におけるガイドピン用穴部221にガイドピン440が入った状態で設置される。
本実施の形態においては、MT型光コネクタ450のガイドピン用穴部451は、ガイドピン440よりも大きい径で形成されており、MT型光コネクタ450のガイドピン用穴部451とガイドピン440との間で遊びがある。即ち、MT型光コネクタ450のガイドピン用穴部451にガイドピン440が入っている状態で、MT型光コネクタ450を動かすことができる。また、レンズ部材220のガイドピン用穴部221は、ガイドピン440よりも大きい径で形成されており、レンズ部材220のガイドピン用穴部221とガイドピン440との間で遊びがある。即ち、レンズ部材220のガイドピン用穴部221にガイドピン440が入っている状態で、レンズ部材220を動かすことができる。
尚、レンズ部材220のMT型光コネクタ450に面する側には凹部222が形成されており、凹部222の底面に複数の凸部を形成することにより複数のレンズ223が形成されている。また、レンズ部材220の後述するフェルール本体部210と接合される側には、溝部224が形成されている。
次に、図29に示すように、レンズ部材220の上に、フェルール本体部210を設置する。フェルール本体部210は、フェルール本体部210のガイドピン用穴部211にガイドピン440が入った状態で設置する。
本実施の形態においては、フェルール本体部210のガイドピン用穴部211とガイドピン440とは、略同じ径で形成されており、フェルール本体部210のガイドピン用穴部211とガイドピン440との間で遊びは殆どない。このように、本実施の形態では、MT型光コネクタ450とレンズ部材220との双方を、フェルール本体部210に対して動かすことができる。
尚、フェルール本体部210のレンズ部材220と接する側とは反対側の開口部には、フィルム型光導波路30が設置されており、接着剤212により固定され接続されている。
次に、図30に示すように、MT型光コネクタ450のガイドピン用穴部451及びレンズ部材220のガイドピン用穴部221にガイドピン440が入っている状態で、MT型光コネクタ450及びレンズ部材220を動かすことにより、フェルール本体部210に対するMT型光コネクタ450およびレンズ部材220の位置合せを行う。この位置合せがなされた状態で、フェルール本体部210とレンズ部材220とを接着剤260により接着し、更に、MT型光コネクタ450とガイドピン440とを接着剤461により接着する。
この位置合せは、フィルム型光導波路30より光を入射し、MT型光コネクタ450に接続されている不図示の光ファイバにおいて検出される光強度が最大となるように、レンズ部材220及びMT型光コネクタ450を動かすことにより行ってもよい。また、この逆に、MT型光コネクタ450に接続されている不図示の光ファイバより光を入射し、フィルム型光導波路30において検出される光強度が最大となるように、レンズ部材220及びMT型光コネクタ450を動かすことにより行ってもよい。
このような位置合せを行なった後、レンズ部材220の溝部224に供給された接着剤260によりフェルール本体部210とレンズ部材220とを固定する。この際用いられる接着剤260は、透明であって、レンズ部材220を形成している材料の屈折率1.5と略等しいアクリル樹脂系紫外線硬化型接着剤であるアクリレートが用いられている。レンズ部材220を形成している材料と接着剤260を形成している材料の屈折率を略同じにすることにより、光損失を抑制することができ、また、光学設計もしやすくなるため好ましい。
また、本実施の形態においては、MT型光コネクタ450のガイドピン用穴部451に入れられているガイドピン440をガイドピン用穴部451に供給される接着剤461により接着し、MT型光コネクタ450にガイドピン440を固定する。
次に、図31及び図32に示すように、接着剤260によりフェルール本体部210とレンズ部材220とが接合されているものより、接着剤461によりMT型光コネクタ450とガイドピン440とが接合されているものを取り外す。これにより、接着剤260によりフェルール本体部210とレンズ部材220とが接合されている本実施の形態における光コネクタを製造することができる。尚、図31は、接着剤260によりフェルール本体部210とレンズ部材220とが接合されている本実施の形態における光コネクタを示している。また、図32は、接着剤461によりMT型光コネクタ450とガイドピン440とが接合されているものを示している。
本実施の形態における光コネクタとMT型光コネクタ450とを接続する際には、MT型光コネクタ450に接合されている2本のガイドピン440を用いて接続する。本実施の形態における光コネクタは、2本のガイドピン440とフェルール本体部210におけるガイドピン用穴部211とにおいて位置合せがなされて、MT型光コネクタ450と接続される。このため、本実施の形態における光コネクタとMT型光コネクタ450との接合部分における光損失は極めて少ない。尚、実施の形態における光コネクタとMT型光コネクタ450とが接続されている状態は、図30に示す場合と同様の状態となる。
本実施の形態においては、第2の実施の形態と同様の構造の光コネクタについて説明したが、第1の実施の形態におけるコネクタにおいても同様に適用することが可能である。
〔第5の実施の形態〕
次に、第5の実施の形態について説明する。本実施の形態は、図33及び図34に示すように、第4の実施の形態におけるMT型光コネクタ450を用いて製造される光コネクタである。尚、図33は、MT型光コネクタ450と接続されている本実施の形態における光コネクタの上面図であり、図34は側面図である。
本実施の形態における光コネクタの製造方法について、図35〜図38に基づき説明する。尚、図35(a)、図36(a)、図37(a)および図38(a)は、図33における33A−33Bにおいて切断した断面に対応する工程図であり、図35(b)、図36(b)、図37(b)および図38(b)は、図34における34A−34Bにおいて切断した断面に対応する工程図である。
最初に、図35に示すように、フェルール本体部510とレンズ部材520とを接着剤560により接着する。この際、フェルール本体部510におけるガイドピン用穴部511とレンズ部材520におけるガイドピン用穴部521との位置が一致した状態で接着する。この際用いられる接着剤560は、透明であって、レンズ部材520を形成している材料の屈折率1.5と略等しいアクリル樹脂系紫外線硬化型接着剤であるアクリレートが用いられている。レンズ部材520を形成している材料と接着剤560を形成している材料の屈折率を略同じにすることにより、光損失を抑制することができ、また、光学設計もしやすくなるため好ましい。また、フェルール本体部510のレンズ部材520と接する側とは反対側の開口部には、フィルム型光導波路30が設置されており、接着剤512により固定され接続されている。
次に、図36に示すように、MT型光コネクタ450に設けられた2つのガイドピン用穴部451にガイドピン440を各々差込み、更に、MT型光コネクタ450の上に、フェルール本体部510とレンズ部材520を設置する。この場合、フェルール本体部510とレンズ部材520は、レンズ部材520のガイドピン用穴部521及びフェルール本体部510のガイドピン用穴部511にガイドピン440が入った状態でMT型光コネクタ450に設置される。
本実施の形態においては、MT型光コネクタ450のガイドピン用穴部451は、ガイドピン440よりも大きい径で形成されており、MT型光コネクタ450のガイドピン用穴部451とガイドピン440との間で遊びがある。即ち、MT型光コネクタ450のガイドピン用穴部451にガイドピン440が入っている状態で、MT型光コネクタ450を動かすことができる。
尚、本実施の形態においては、フェルール本体部510のガイドピン用穴部511とガイドピン440とは、略同じ径で形成されており、フェルール本体部510のガイドピン用穴部511とガイドピン440との間で遊びは殆どない。また、レンズ部材520のガイドピン用穴部521とガイドピン440とは、略同じ径で形成されており、レンズ部材520のガイドピン用穴部531とガイドピン440との間で遊びは殆どない。
尚、レンズ部材520のMT型光コネクタ450側には凹部522が形成されており、凹部522の底面に複数の凸部を形成することにより複数のレンズ523が形成されている。また、レンズ部材520のMT型光コネクタ450の側とは反対側には、フェルール本体部510が接着剤560により接合されている。
次に、図37に示すように、MT型光コネクタ450のガイドピン用穴部451、フェルール本体部510のガイドピン用穴部511及びレンズ部材520のガイドピン用穴部521にガイドピン440が入っている状態で、各部の位置合せを行う。この位置合せは、レンズ部材520・フェルール本体部510に対してMT型光コネクタ450を動かすことにより行なわれ、この位置合せがなされた状態で、MT型光コネクタ450とガイドピン440とを接着剤461により接着する。
この位置合せは、フィルム型光導波路30より光を入射し、MT型光コネクタ450に接続されている不図示の光ファイバにおいて検出される光強度が最大となるように、MT型光コネクタ450を動かすことにより行ってもよい。また、この逆に、MT型光コネクタ450に接続されている不図示の光ファイバより光を入射し、フィルム型光導波路30において検出される光強度が最大となるように、MT型光コネクタ450を動かすことにより行ってもよい。この位置合せがなされた後、MT型光コネクタ450のガイドピン用穴部451に入れられているガイドピン440をガイドピン用穴部451に供給される接着剤461により接着し、MT型光コネクタ450にガイドピン440を固定する。
次に、図38に示すように、接着剤560によりフェルール本体部510とレンズ部材520とが接合されているものを、接着剤461によりMT型光コネクタ450とガイドピン440とが接合されているものより取り外す。尚、図38は、接着剤461によりMT型光コネクタ450とガイドピン440とが接合されているものを示している。また、接着剤560によりフェルール本体部510とレンズ部材520とが接合されている光コネクタは、前述した図35に示されている。
図35に示される光コネクタと図38に示されるMT型光コネクタ450とを接続する際には、MT型光コネクタ450に接合されている2本のガイドピン440を用いて接続する。図35に示される光コネクタは、2本のガイドピン440とフェルール本体部510のガイドピン用穴部511とにおいて位置合せがなされて、MT型光コネクタ450と接続される。このため、図35に示される光コネクタと図38に示されるMT型光コネクタ450との接合部分における光損失は極めて少ない。尚、図35に示される光コネクタとMT型光コネクタ450とが接続されている状態は、図37に示す場合と同様の状態となる。
尚、本実施の形態における説明では、図35に示すように、フェルール本体部510とレンズ部材520とがあらかじめ接着剤560により接合されているものを用いた場合について説明した。しかしながら、本実施の形態は、第4の実施の形態と同様に、最初は、フェルール本体部510とレンズ部材520とは分離されており、ガイドピン440が入れられた後、フェルール本体部510とレンズ部材520とを接着剤560により接合してもよい。
以上、本発明の実施に係る形態について説明したが、上記内容は、発明の内容を限定するものではない。
10 レンズ付きフェルール本体部
11 凹部
12 レンズ部
13 開口部
30 フィルム型光導波路
40 ガイドピン
50 MT型光コネクタ
51 ガイドピン用穴部
110 フェルール本体部
111 ガイドピン用穴部
112 接着剤
120 レンズ部材
121 ガイドピン用穴部
122 凹部
123 レンズ
124 溝部
160 接着剤

Claims (4)

  1. 光導波路が接続されているフェルール本体部と複数のレンズが形成されているレンズ部材とが接合される光コネクタの製造方法において、
    前記レンズ部材に形成された穴部に、他の光コネクタに設けられたガイドピンを入れて、前記他の光コネクタに前記レンズ部材を設置するレンズ部材設置工程と、
    前記フェルール本体部に形成された穴部に前記ガイドピンを入れて、前記レンズ部材に前記フェルール本体部を設置するフェルール本体部設置工程と、
    前記ガイドピンが前記レンズ部材に形成された穴部及び前記フェルール本体部に形成された穴部に入れられている状態で、前記レンズ部材と前記フェルール本体部とを接合する接合工程と、
    を有し、
    前記フェルール本体部に形成された穴部及び前記レンズ部材に形成された穴部の一方は前記ガイドピンよりも大きい径で形成されており、他方は前記ガイドピンと略同じ径で形成されており、
    前記接合工程は、前記ガイドピンが前記フェルール本体部及び前記レンズ部材に形成された穴部に入れられた状態で、前記ガイドピンよりも大きい径で形成された穴部を有する部材を動かして前記フェルール本体部と前記レンズ部材との位置合わせを行い、前記レンズ部材と前記フェルール本体部とを固定することを特徴とする光コネクタの製造方法。
  2. 前記接合工程における前記レンズ部材と前記フェルール本体部との固定は、前記レンズ部材の屈折率と等しい屈折率を有する接着剤によりなされることを特徴とする請求項1に記載の光コネクタの製造方法。
  3. 前記レンズ部材の前記フェルール本体部が設置される側には、溝部が設けられており、
    前記接合工程は、前記溝部に供給される前記接着剤により前記レンズ部材と前記フェルール本体部とを固定することを特徴とする請求項に記載の光コネクタの製造方法。
  4. 光導波路が接続されているフェルール本体部と、
    複数のレンズが形成されているレンズ部材と、
    を有し、前記フェルール本体部と前記レンズ部材とが固定されている光コネクタにおいて、
    前記フェルール本体部及び前記レンズ部材は、他の光コネクタと接続する際に用いられるガイドピンが入れられる穴部を各々有しており、
    前記フェルール本体部の穴部および前記レンズ部材の穴部の一方は、前記ガイドピンよりも大きい径であり、他方は前記ガイドピンと略同じ径であることを特徴とする光コネクタ。
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