JP2018092152A - フェルール構造体、ファイバ付きフェルール構造体及びファイバ付きフェルール構造体の製造方法 - Google Patents

フェルール構造体、ファイバ付きフェルール構造体及びファイバ付きフェルール構造体の製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】フェルール本体とレンズアレイとを別体で構成するとともに、研磨工程を省略可能にして、製造工程の簡易化を図る。【解決手段】本開示のフェルール構造体は、ガイドピンを挿入するためのガイド穴と、光ファイバを挿入するためのファイバ穴と、前記ファイバ穴の開口する開口面とを有するフェルール本体と、前記ガイドピンを挿入するためのガイド穴と、レンズ部と、前記光ファイバの端面を突き当てるための突き当て面とを有するレンズプレートと、を備える。前記フェルール本体及び前記レンズプレートの少なくとも一方に凹部が形成されている。前記凹部によって、前記フェルール本体の前記開口面と、前記レンズプレートの突き当て面との間に、屈折率整合剤を充填するための整合剤充填部となる隙間が形成されている。【選択図】図4

Description

本発明は、フェルール構造体、ファイバ付きフェルール構造体及びファイバ付きフェルール構造体の製造方法に関する。
光ファイバの端部を保持するフェルールとして、接着剤を充填するための開口が設けられた接着剤充填部を備え、接着剤充填部に接着剤を充填して光ファイバを固定させるようにしたものが知られている。特許文献1には、フェルールの接着剤充填部(凹所)の内壁に光ファイバの端面を突き当てるとともに、接着剤充填部の開口から接着剤を充填し、接着剤を硬化させて光ファイバを固定することが開示されている。
また、光ファイバの端部を保持するフェルール本体と、レンズアレイとを別体で構成したものが知られている。特許文献2には、フェルール本体の前面と光ファイバの端面とを研磨した上で、フェルール本体の前面にレンズアレイを装着することが開示されている。
特許第5564344号公報 特表2014−521996号公報
特許文献1記載のフェルールのようにフェルールを一体的に構成した場合において、光信号の光路にレンズを配置させた場合には、光ファイバの端面の位置に関わるファイバ穴と、レンズと、ガイドピン穴との3つの部位の互いの位置関係を高精度に形成する必要がある。但し、これらの3つの部位の全てを同時に高精度に形成しようとすると、フェルールの製造が難しくなり、フェルールが高価になってしまう。
特許文献2記載のフェルールのように、フェルール本体とレンズアレイとを別体に構成した場合、フェルール本体では、ファイバ穴とガイドピン穴との2つの部位を高精度に形成すれば良く、レンズアレイでは、レンズとガイドピン穴との2つの部位を高精度に形成すれば良いので、フェルール本体やレンズアレイの製造が容易になる。但し、特許文献2記載のフェルールの製造方法によれば、フェルール本体の前面と光ファイバの端面とを研磨する必要があるため、研磨工程が必要になってしまう。
本発明の幾つかの実施形態は、フェルール本体とレンズアレイとを別体で構成するとともに、研磨工程を省略可能にして、製造工程の簡易化を図ることを目的とする。
本発明の幾つかの実施形態は、ガイドピンを挿入するためのガイド穴と、光ファイバを挿入するためのファイバ穴と、前記ファイバ穴の開口する開口面とを有するフェルール本体と、前記ガイドピンを挿入するためのガイド穴と、レンズ部と、前記光ファイバの端面を突き当てるための突き当て面とを有するレンズプレートと、を備え、前記フェルール本体及び前記レンズプレートの少なくとも一方に凹部が形成されており、前記凹部によって、前記フェルール本体の前記開口面と、前記レンズプレートの突き当て面との間に、屈折率整合剤を充填するための整合剤充填部となる隙間が形成されていることを特徴とするフェルール構造体である。
本発明の他の特徴については、後述する明細書及び図面の記載により明らかにする。
本発明の幾つかの実施形態によれば、フェルール本体とレンズアレイとを別体で構成するとともに、研磨工程を省略可能にして、製造工程の簡易化を図ることができる。
図1は、第1実施形態のフェルール構造体1の全体斜視図である。 図2A及び図2Bは、第1実施形態のフェルール構造体1の分解斜視図である。 図3は、ファイバ付きフェルール構造体1の製造方法(組み立て手順)のフロー図である。 図4A〜図4Cは、製造工程の様子を示すための断面説明図である。 図5は、ファイバ付きフェルール構造体1の別の製造方法(組み立て手順)のフロー図である。 図6は、ファイバ付きフェルール構造体1の更に別の製造方法(組み立て手順)のフロー図である。 図7A〜図7Dは、図6に示す工程の様子を示すための断面説明図である。 図8は、第1変形例のフェルール構造体1の断面説明図である。 図9Aは、第1実施形態の光ファイバ端面の近傍の説明図である。図9Bは、第2変形例の説明図である。図9Cは、第2変形例の別の説明図である。 図10Aは、第2実施形態のフェルール構造体1の全体斜視図である。図10Bは、第2実施形態のフェルール構造体1の分解斜視図である。
後述する明細書及び図面の記載から、少なくとも以下の事項が明らかとなる。
ガイドピンを挿入するためのガイド穴と、光ファイバを挿入するためのファイバ穴と、前記ファイバ穴の開口する開口面とを有するフェルール本体と、前記ガイドピンを挿入するためのガイド穴と、レンズ部と、前記光ファイバの端面を突き当てるための突き当て面とを有するレンズプレートと、を備え、前記フェルール本体及び前記レンズプレートの少なくとも一方に凹部が形成されており、前記凹部によって、前記フェルール本体の前記開口面と、前記レンズプレートの突き当て面との間に、屈折率整合剤を充填するための整合剤充填部となる隙間が形成されていることを特徴とするフェルール構造体が明らかとなる。このようなフェルール構造体によれば、フェルール本体とレンズアレイとを別体で構成するとともに、研磨工程を省略可能にして、製造工程の簡易化を図ることができる。
前記凹部は、前記レンズプレートに形成されていることが望ましい。これにより、フェルール本体の形状を簡素化できる。
前記整合剤充填部が上面及び下面で開口するように、前記凹部が上部から下部にわたって形成されていることが望ましい。これにより、整合剤充填部に屈折率整合剤を充填する充填作業を容易にさせることができる。
前記突き当て面は、前記光ファイバの光軸に垂直な面に対して傾斜した面であることが望ましい。これにより、光信号の損失を抑制できる。
前記フェルール本体は、少なくとも2列に形成された複数の前記ファイバ穴を有しており、前記突き当て面は、前記光ファイバの光軸方向における端面の位置が揃うように、多段に形成されていることが望ましい。これにより、それぞれの光ファイバの光信号の光路長を揃えることができる。
光ファイバと、ガイドピンを挿入するためのガイド穴と、前記光ファイバを挿入したファイバ穴と、前記ファイバ穴の開口する開口面とを有するフェルール本体と、前記ガイドピンを挿入するためのガイド穴と、レンズ部と、前記光ファイバの端面を突き当てた突き当て面とを有するレンズプレートと、を備え、前記フェルール本体及び前記レンズプレートの少なくとも一方に凹部が形成されており、前記凹部によって、前記フェルール本体の前記開口面と、前記レンズプレートの突き当て面との間の隙間に、屈折率整合剤が充填されていることを特徴とするファイバ付きフェルール構造体が明らかとなる。このようなファイバ付きフェルール構造体によれば、フェルール本体とレンズアレイとを別体で構成するとともに、研磨工程を省略可能にして、製造工程の簡易化を図ることができる。
前記屈折率整合剤は接着剤で構成されており、前記隙間に充填された前記屈折率整合剤によって、前記フェルール本体と前記レンズプレートとが接着固定されていることが望ましい。これにより、前記フェルール本体と前記レンズプレートとを接着固定する作業を容易にすることができる。
(1)ガイドピンを挿入するためのガイド穴と、光ファイバを挿入するためのファイバ穴と、前記ファイバ穴の開口する開口面とを有するフェルール本体と、前記ガイドピンを挿入するためのガイド穴と、レンズ部と、前記光ファイバの端面を突き当てるための突き当て面とを有するレンズプレートとを準備する工程と、(2)前記ガイドピンを介して前記フェルール本体と前記レンズプレートとを位置合わせしつつ接触させて、前記フェルール本体及び前記レンズプレートの少なくとも一方に形成された凹部によって、前記フェルール本体の前記開口面と、前記レンズプレートの突き当て面との間に、整合剤充填部となる隙間を形成する工程と、(3)前記光ファイバを前記ファイバ穴に挿入し、前記光ファイバの端面を前記レンズプレートの前記突き当て面に突き当てる工程と、(4)前記整合剤充填部に屈折率整合剤を充填する工程とを有することを特徴とするファイバ付きフェルール構造体の製造方法が明らかとなる。このような製造方法によれば、フェルール本体とレンズアレイとを別体で構成するとともに、研磨工程を省略可能にして、製造工程の簡易化を図ることができる。
前記屈折率整合剤は接着剤で構成されており、前記整合剤充填部に前記屈折率整合剤を充填することによって、前記フェルール本体と前記レンズプレートとの間に前記接着剤が浸透し、前記フェルール本体と前記レンズプレートとが接着固定されることが望ましい。これにより、フェルール本体とレンズプレートとを接着固定する作業が容易になる。
前記ガイドピンを介して前記フェルール本体と前記レンズプレートとを位置合わせしつつ接触させて前記整合剤充填部となる前記隙間を形成する工程において、前記フェルール本体と前記レンズプレートとの少なくとも一方に塗布した接着剤によって、前記フェルール本体と前記レンズプレートとを接着固定することが望ましい。これにより、フェルール本体とレンズプレートとを接着固定した後の作業が容易になる。
前記ガイドピンを介して前記フェルール本体と前記レンズプレートとを位置合わせしつつ接触させる前に、前記光ファイバを前記ファイバ穴に挿入して、前記フェルール本体の前記開口面から突出させた前記光ファイバの端面を洗浄し、前記光ファイバの端面を洗浄した後に、前記ガイドピンを介して前記フェルール本体と前記レンズプレートとを位置合わせしつつ接触させて前記整合剤充填部となる前記隙間を形成し、前記ガイドピンを介して前記フェルール本体と前記レンズプレートとを位置合わせしつつ接触させて前記整合剤充填部となる前記隙間を形成した後に、更に前記光ファイバを前記ファイバ穴に挿入し、前記光ファイバの端面を前記レンズプレートの前記突き当て面に突き当てることが望ましい。これにより、光ファイバの端面の洗浄が容易になる。
===第1実施形態===
<構成>
図1は、第1実施形態のフェルール構造体1の全体斜視図である。図2A及び図2Bは、第1実施形態のフェルール構造体1の分解斜視図である。
以下の説明では、図に示すように各方向を定義する。すなわち、ファイバ穴12の方向を「前後方向」とし、ファイバ穴12に挿入される光ファイバ3(図4B及び図4C参照)の端面の側(若しくは、フェルール本体10から見てレンズプレート20の側)を「前」とし、逆側を「後」とする。また、2つのガイド穴21の並ぶ方向を「左右方向」とし、後側から前側を見たときの右側を「右」とし、逆側を「左」とする。また、前後方向及び左右方向に垂直な方向を「上下方向」とし、接着剤充填部14に接着剤を充填するための開口の側を「上」とし、逆側を「下」とする。
フェルール構造体1は、光ファイバ3の端部を保持し、他の光学部品に対して光ファイバ3を光接続するための部材である。フェルール構造体1のことを単に「フェルール」と呼ぶこともある。フェルール構造体1は、フェルール本体10と、レンズプレート20を有する。
フェルール本体10は、光ファイバ3の端部を保持する部材である。フェルール本体10は、ガイド穴11と、ファイバ穴12と、ファイバ挿入口13と、接着剤充填部14とを有する。
なお、フェルール本体10は、例えばMT形光コネクタ(JIS C5981に制定されるF12形光コネクタ。MT:Mechanically Transferable)とほぼ同様の構成である。但し、通常のMT形光コネクタでは、フェルール端面と光ファイバ端面とを研磨することになるが、本実施形態では、後述するように、光ファイバ端面はフェルール本体10の前端面10A(ファイバ穴12の開口面)から突出させることになり、フェルール端面と光ファイバ端面とを研磨することは行われない。また、通常のMT形光コネクタでは、フェルール端面でファイバ端面が露出することになるが、本実施形態では、フェルール本体10の前側にレンズプレート20が配置され、光ファイバ端面はレンズプレート20に突き当てられた状態になるため、光ファイバ端面は外部に露出しない。
ガイド穴11は、ガイドピン(不図示)を挿入するための穴である。ガイド穴11は、後述するように、フェルール本体10とレンズプレート20との位置合わせにも用いられることになる。ガイド穴11は、前後方向に沿ってフェルール本体10を貫通しており、フェルール本体10の前端面10Aには2つのガイド穴11が開口している。2つのガイド穴11は、複数のファイバ穴12を左右方向から挟むように、左右方向に間隔を空けて配置されている。
ファイバ穴12は、光ファイバ3(図4B及び図4C参照)を挿入するための穴である。また、ファイバ穴12は、光ファイバ3を位置決めするための穴である。このため、ファイバ穴12は、ガイド穴11に対して高精度に形成されている。ファイバ穴12は、前端面10Aと接着剤充填部14との間を貫通しており、フェルール本体10の前端面10Aにはファイバ穴12が開口している。ファイバ穴12には、光ファイバ心線から被覆を除去した裸光ファイバが挿入されることになる。ファイバ穴12は、前後方向に沿って形成されている。
フェルール本体10には、複数のファイバ穴12が形成されている。複数のファイバ穴12は、左右方向に並んで配置されている。左右方向に並ぶ各ファイバ穴12には、光ファイバテープ(光ファイバリボン)を構成する光ファイバ3がそれぞれ挿入されることになる。本実施形態では、左右方向に並ぶファイバ穴12の列が1列ある。このファイバ穴12の列は、1列でも良いし、複数列でも良い。
ファイバ挿入口13は、フェルール本体10の後端面に形成された開口である。ファイバ挿入口13からフェルール本体10に光ファイバ3(図4B及び図4C参照)が挿入されることになる。ファイバ挿入口13にブーツ41(図4B及び図4C参照)が挿入されることがあるため、ファイバ挿入口13は「ブーツ穴」と呼ばれることもある。
接着剤充填部14は、接着剤を充填するための空洞部である。接着剤充填部14には、光ファイバ3をフェルール本体10に引き留めるための接着剤が充填されることになる。接着剤充填部14に接着剤が充填されることによって、接着剤充填部14やファイバ穴12の内壁面と光ファイバ3との間に接着剤が塗布され、この接着剤が硬化して光ファイバ3がフェルール本体10に固定されることになる。
レンズプレート20は、複数のレンズを配列させたレンズアレイを有する光学部材である。レンズプレート20は、光信号を透過させる透明樹脂によって成形されている。レンズプレート20は、その後端面20Bをフェルール本体10の前端面10Aに接触させた状態で、フェルール本体10の前側に配置される。レンズプレート20は、ガイド穴21と、レンズ部22と、凹部23とを有する。
ガイド穴21は、ガイドピン(不図示)を挿入するための穴である。ガイド穴21にガイドピンを挿入することによって、フェルール構造体1同士が位置合わせされることになる。なお、ガイド穴21は、後述するように、フェルール本体10とレンズプレート20との位置合わせにも用いられることになる。このため、2つのガイド穴21の間隔は、フェルール本体10の2つのガイド穴11の間隔と同じである。ガイド穴21は、前後方向に沿ってレンズプレート20を貫通しており、レンズプレート20の前端面20A及び後端面20Bには2つのガイド穴21がそれぞれ開口している。
レンズ部22は、複数の光ファイバ3(言い換えると、複数のファイバ穴12)にそれぞれ対応して配置されており、レンズ部22を介して光信号が入出力されることになる。このため、レンズ部22は、ガイド穴21に対して高精度に形成されている。レンズ部22は、例えばコリメートレンズとして機能するように形成されている。レンズ部22によって径の拡大された光信号を入出力することによって、光信号の伝送損失を抑制できる。レンズ部22は、レンズプレート20の前端面20Aの側に形成されており、フェルール構造体1の前端面20Aに形成されている。フェルール構造体1同士を対向させて突き合わせたときに、凸状のレンズ部22同士が接触しないようにするために、レンズ部22は、レンズプレート20の凹所221の底部に形成されている。
凹部23は、フェルール本体10のファイバ穴12の開口面と、レンズプレート20の突き当て面231(光ファイバ端面を突き当てるための突き当て面231)との間に隙間を形成するための部位である。本実施形態では、凹部23は、レンズプレート20の後端面20Bに形成されている。つまり、本実施形態では、凹部23は、レンズプレート20の後端面20Bから凹んだ部位である。凹部23の底面は、光ファイバ端面を突き当てるための突き当て面231となる。このため、ガイドピン(不図示)を介してレンズプレート20をフェルール本体10に取り付けたとき(後述)、突き当て面231となる凹部23の底面は、フェルール本体10のファイバ穴12の開口と対向することになる。なお、凹部23の底面の左右方向の幅は、左右方向に並ぶファイバ穴12の列の幅よりも長い(光ファイバテープの幅よりも長い)。
レンズプレート20に凹部23が形成されることによって、レンズプレート20とフェルール本体10との間に隙間が形成され、この隙間によって整合剤充填部1Aが形成される。本実施形態では、凹部23は、レンズプレート20の上面から下面にわたって形成されている。このため、整合剤充填部1Aは、フェルール構造体1の上面及び下面で開口している。
整合剤充填部1Aは、屈折率整合剤を充填するための空洞部である。整合剤充填部1Aには、屈折率整合剤としての機能を有する接着剤が充填されることになるが、屈折率整合剤であれば接着剤でなくても良い。整合剤充填部1Aは、光ファイバテープ(光ファイバリボン)の幅よりも左右方向に長く形成されている。
整合剤充填部1Aの上側の開口は、整合剤充填部1Aに屈折率整合剤を投入するための投入口としての機能を有する。整合剤充填部1Aの下側の開口は、整合剤充填部1Aと外部との間を通気する通気口としての機能を有する。なお、整合剤充填部1Aの下側を開口させずに上側だけを開口させても良い。但し、この場合、光ファイバ3の上側に屈折率整合剤が溜まりやすくなり、この結果、整合剤充填部1Aの底面まで屈折率整合剤が届き難くなり、整合剤充填部1Aに気泡が形成されやすくなる(このため、光ファイバ3の端面に空気層(気泡)が形成されやすくなり、光信号の損失が増大するおそれがある)。
また、本実施形態のように凹部23がレンズプレート20の上面から下面にわたって形成され、整合剤充填部1Aがフェルール構造体1の上面及び下面で開口するように構成されることによって、整合剤充填部1Aがほぼ上下対称な構造になる。これにより、整合剤充填部1Aに充填された屈折率整合剤(接着剤)が硬化して収縮したときに、フェルール構造体1の反るような変形を抑制できるという利点がある。なお、仮に整合剤充填部1Aが上側のみに開口している場合には、屈折率整合剤(接着剤)が硬化して収縮すると、整合剤充填部1Aの開口している上側ではフェルール本体10とレンズプレート20との隙間が狭まるように変形し、下側ではこのような変形はしないため、この結果、フェルール構造体1が反るように変形するおそれがある。
<ファイバ付きフェルール構造体1の製造方法(1)>
図3は、ファイバ付きフェルール構造体1の製造方法(組み立て手順)のフロー図である。また、図4A〜図4Cは、各工程の様子を示すための断面説明図である。
まず作業者は、フェルール本体10とレンズプレート20とを準備する(S101)。また、作業者は、次の工程のために、ガイドピン(不図示)も準備する。また、必要に応じて、作業者は、フェルール本体10とレンズプレート20とを組み付けるための治具なども準備する。
次に、作業者は、フェルール本体10とレンズプレート20とをガイドピンを介して位置合わせする(S102)。このとき、作業者は、フェルール本体10のガイド穴11とレンズプレート20のガイド穴21の双方にガイドピン(不図示)を挿入する。これにより、フェルール本体10とレンズプレート20との上下方向及び左右方向の位置合わせが行われる。また、作業者は、ガイドピンを挿入した状態で、フェルール本体10の前端面10Aと、レンズプレート20の後端面20Bとを接触させる。これにより、フェルール本体10とレンズプレート20との前後方向の位置合わせが行われる。なお、ガイドピン(不図示)を介してフェルール本体10とレンズプレート20と取り付けたフェルール構造体1を治具に設置することによって、フェルール本体10の前端面10Aとレンズプレート20の後端面20Bとを接触させた状態を保持させても良い。
S102において、フェルール本体10とレンズプレート20とを位置合わせすると、フェルール本体10とレンズプレート20との位置関係は図1及び図4Aに示す状態になる(なお、ガイドピンは不図示)。このとき、レンズプレート20の凹部23によって、レンズプレート20とフェルール本体10との間に隙間が形成され、この隙間によって整合剤充填部1Aが形成される。また、レンズプレート20の凹部23の底面(突き当て面231)は、フェルール本体10のファイバ穴12の開口と対向することになる。
次に、作業者は、光ファイバテープの各光ファイバ3をフェルール本体10のファイバ穴12にそれぞれ挿入する(S103)。そして、フェルール本体10の前端面10A(ファイバ穴12の開口面)から光ファイバ3を突出させる。但し、この段階では、光ファイバ端面をレンズプレート20の突き当て面231(凹部23の底面)には突き当てない。これは、光ファイバ3をファイバ穴12に通したときに、光ファイバ端面にゴミ等が付着したおそれがあるためである。
次に、作業者は、光ファイバ端面を洗浄する(S104)。例えば、作業者は、整合剤充填部1Aの隙間にエアを吹き付けて、フェルール本体10の前端面10Aから突出した光ファイバ端面に付着したゴミを吹き飛ばす。これにより、ファイバ穴12に光ファイバ3を挿入したとき(S103)に付着した光ファイバ端面のゴミを除去することができる。なお、このように光ファイバ端面のゴミを除去するために、S104の洗浄処理をS105(突き当て処理)やS106(接着剤充填処理)の前に行っている。
次に、作業者は、光ファイバ3を更に挿入して、光ファイバ端面をレンズプレート20の突き当て面231に突き当てる(S105)。この段階では、厳密には、光ファイバ端面と突き当て面231との間には空気層が存在するおそれがある。なお、本実施形態では、作業者は、図4Bに示すように、ファイバ挿入口13にブーツ41を挿入する。但し、ファイバ挿入口13にブーツ41を挿入しなくても良い。
次に、作業者は、接着剤を充填する(S106)。
S106の接着剤充填処理では、まず、作業者は、フェルール本体10の接着剤充填部14に接着剤を充填する。これにより、接着剤充填部14の内壁面と光ファイバ3との間に接着剤が塗布される。また、接着剤充填部14に接着剤が充填されると、接着剤がファイバ穴12の内壁面と光ファイバ3との間に浸透し、接着剤が十分に浸透すると、接着剤充填部14に充填した接着剤が、フェルール本体10の前端面10A(ファイバ穴12の開口)から漏出する。本実施形態では、接着剤充填部14に充填した接着剤がフェルール本体10の前端面10A(ファイバ穴12の開口)から漏出したことを、レンズプレート20の凹部23(整合剤充填部1A)の隙間から視認することができる。作業者は、接着剤充填部14に充填した接着剤がフェルール本体10の前端面10A(ファイバ穴12の開口)から漏出したこと確認した後に、屈折率整合剤となる接着剤を整合剤充填部1Aに充填する。これにより、ファイバ穴12に気泡が残ることを抑制できる。
作業者は、屈折率整合剤となる接着剤を、整合剤充填部1Aの上側の開口から充填することになる。このとき、整合剤充填部1Aの光ファイバ3よりも上側に屈折率整合剤が充填され、その後、光ファイバ3の隙間を通じて光ファイバ3よりも下側に屈折率整合剤が充填され、光ファイバ端面と突き当て部との間に屈折率整合剤が浸透することになる。このとき、整合剤充填部1Aの下側の開口が通気口としての機能することにより、屈折率整合剤が光ファイバ3の下側に到達しやすいため、屈折率整合剤が光ファイバ3の上側に溜まりにくくなるので、屈折率整合剤を整合剤充填部1Aに充填するのに必要な充填時間を短縮させることができる。
S106において屈折率整合剤となる接着剤が整合剤充填部1Aに充填されると、フェルール本体10とレンズプレート20との接触面の微小な隙間に接着剤が浸透する。これにより、次の処理において接着剤を硬化させると、フェルール本体10とレンズプレート20とを接着固定することができる。このため、フェルール本体10とレンズプレート20とを接着固定する作業が容易である。
次に、作業者は、接着剤を硬化させる(S107)。接着剤として紫外線硬化樹脂が用いられている場合には、作業者は、紫外線を照射することになる。また、接着剤として紫外線硬化樹脂が用いられている場合には、作業者は、加熱を行うことになる。
<ファイバ付きフェルール構造体1の製造方法(2)>
前述の製造方法では、S106において屈折率整合剤となる接着剤を整合剤充填部1Aに充填させることによって、フェルール本体10とレンズプレート20との隙間に接着剤を浸透させて、フェルール本体10とレンズプレート20とを接着固定させていた。但し、屈折率整合剤となる接着剤を整合剤充填部1Aに充填させる前に、フェルール本体10とレンズプレート20とを接着固定させても良い。
図5は、ファイバ付きフェルール構造体1の別の製造方法(組み立て手順)のフロー図である。
まず作業者は、フェルール本体10とレンズプレート20とを準備する(S101)。この工程は、前述の図3のフロー図のS101と同じである。
次に、作業者は、フェルール本体10とレンズプレート20とをガイドピンを介して位置合わせしながら、フェルール本体10とレンズプレート20とを接着固定する(S202)。このとき、作業者は、フェルール本体10の前端面10Aと、レンズプレート20の後端面20Bとの少なくとも一方に接着剤を塗布するとともに、フェルール本体10のガイド穴11とレンズプレート20のガイド穴21の双方にガイドピン(不図示)を挿入した状態で、フェルール本体10の前端面10Aと、レンズプレート20の後端面20Bとを接触させる。フェルール本体10とレンズプレート20との間に塗布された接着剤が硬化すれば、ガイドピンによって位置合わせされた状態でフェルール本体10とレンズプレート20とが接着固定されることになる。
S202において、フェルール本体10とレンズプレート20とを接着固定すると、レンズプレート20の凹部23によって、レンズプレート20とフェルール本体10との間に隙間が形成され、この隙間によって整合剤充填部1Aが形成される。また、レンズプレート20の凹部23の底面(突き当て面231)は、フェルール本体10のファイバ穴12の開口と対向することになる。
次に、作業者は、光ファイバテープの各光ファイバ3をフェルール本体10のファイバ穴12にそれぞれ挿入し(S103)、光ファイバ端面を洗浄し(S104)、光ファイバ3を更に挿入して、光ファイバ端面をレンズプレート20の突き当て面231に突き当てる(S105)。これらの工程は、前述の図3のフロー図のS103〜S105と同じである。
次に、作業者は、接着剤充填部14に接着剤を充填するとともに、整合剤充填部1Aに屈折率整合剤を充填する(S206)。この工程は、前述の図3のフロー図のS106とほぼ同じである。但し、既にS202においてフェルール本体10とレンズプレート20とが接着固定されているため、ここでは、フェルール本体10とレンズプレート20との隙間に接着剤を浸透させる必要がない。このため、整合剤充填部1Aに充填させる屈折率整合剤の選択肢を増やすことができる。例えば、フェルール本体10とレンズプレート20との隙間に浸透し難いような粘度の屈折率整合剤を採用することも可能である。また、整合剤充填部1Aに充填させる屈折率整合剤は、接着剤で無くても良い。
次に、作業者は、接着剤を硬化させる(S107)。この工程は、前述の図3のフロー図のS107と同じである。上記の製造方法によれば、S202においてフェルール本体10とレンズプレート20とが接着固定されるため、それ以降の工程においてフェルール本体10とレンズプレート20とを組み付けるための治具などが不要になるので、作業が容易になる。
<ファイバ付きフェルール構造体1の製造方法(3)>
前述の製造方法では、フェルール本体10とレンズプレート20とを組み付けてから(S101、S102参照)、光ファイバ3をフェルール本体10のファイバ穴12に挿入していた(S103)。但し、光ファイバ3をフェルール本体10のファイバ穴12に挿入してから、フェルール本体10とレンズプレート20とを組み付けても良い。
図6は、ファイバ付きフェルール構造体1の更に別の製造方法(組み立て手順)のフロー図である。図7A〜図7Dは、図6に示す工程の様子を示すための断面説明図である。
まず作業者は、フェルール本体10とレンズプレート20とを準備する(S101)。この工程は、前述の図3のフロー図のS101と同じである。
次に、作業者は、光ファイバテープの各光ファイバ3をフェルール本体10のファイバ穴12にそれぞれ挿入する(S302)。そして、図7Aに示すように、フェルール本体10の前端面10A(ファイバ穴12の開口面)から光ファイバ3を突出させる。なお、光ファイバ3をファイバ穴12に通したときに、光ファイバ端面にゴミ等が付着するおそれがある。
そこで、次に、作業者は、光ファイバ端面を洗浄する(S303)。例えば、作業者は、フェルール本体10の前端面10Aから突出した光ファイバ端面にエアを吹き付けて、光ファイバ端面に付着したゴミを吹き飛ばす。これにより、ファイバ穴12に光ファイバ3を挿入したとき(S302)に付着した光ファイバ端面のゴミを除去することができる。なお、この段階では、図7Aに示すように、レンズプレート20がフェルール本体10に組み付けられていないため、フェルール本体10の前端面10Aから突出した光ファイバ端面を洗浄する作業は容易である。
次に、作業者は、フェルール本体10とレンズプレート20とをガイドピンを介して位置合わせする(S304)。ここではフェルール本体10とレンズプレート20とを接着固定はしないが、前述のS202と同様に、屈折率整合剤となる接着剤を整合剤充填部1Aに充填させる前に、フェルール本体10とレンズプレート20とを接着固定させても良い。
S304において、フェルール本体10とレンズプレート20とを位置合わせすると、図7Bに示すように、レンズプレート20の凹部23によって、レンズプレート20とフェルール本体10との間に隙間が形成され、この隙間によって整合剤充填部1Aが形成される。また、レンズプレート20の凹部23の底面(突き当て面231)は、フェルール本体10のファイバ穴12の開口と対向することになる。また、図7Bに示すように、この段階では、光ファイバ端面は、レンズプレート20の突き当て面231(凹部23の底面)に突き当たっていない。言い換えると、S302〜S304において、フェルール本体10の前端面10Aから光ファイバの端部を突出させる長さは、凹部23の幅よりも短い。
次に、作業者は、光ファイバ3を更に挿入して、光ファイバ端面をレンズプレート20の突き当て面231に突き当て(S105:図7C参照)、接着剤を充填し(S106:図7D参照)、接着剤を硬化させる(S107)。これらの工程は、前述の図3のフロー図のS105〜S107と同じである。ここでは、S106において屈折率整合剤となる接着剤を整合剤充填部1Aに充填させることによって、フェルール本体10とレンズプレート20との隙間に接着剤を浸透させて、フェルール本体10とレンズプレート20とを接着固定させているが、前述のS304においてフェルール本体10とレンズプレート20とを接着固定していれば、フェルール本体10とレンズプレート20との隙間に接着剤を浸透させる必要がない。
<第1変形例>
図8は、第1変形例のフェルール構造体1の断面説明図である。前述の実施形態では、凹部23がレンズプレート20の上面から下面にわたって形成されており、整合剤充填部1Aが、フェルール構造体1の上面及び下面で開口していたのに対し、第1変形例では、凹部23がレンズプレート20の上部にのみ形成されており、整合剤充填部1Aは、フェルール構造体1の上面のみで開口している。
<第2変形例>
図9Aは、前述の実施形態の光ファイバ端面の近傍の説明図である。前述の実施形態では、図9Aに示すように、レンズプレート20の突き当て面231は、光ファイバ3の光軸(前後方向)に対して垂直な面であった。但し、この場合、突き当て面231における光信号の反射によって、光信号の損失が生じやすくなる。
図9Bは、第2変形例の説明図である。第2変形例では、図9Bに示すように、レンズプレート20の突き当て面231が、光ファイバ3の光軸に垂直な面に対して傾斜している。例えば、図9Bの突き当て面231は、図9Aの突き当て面231(光ファイバ3の光軸に対して垂直な面)に対して8度程度傾いている。これにより、突き当て面231における光信号の反射を抑制でき、光信号の損失を抑制できる。なお、突き当て面231を傾斜させた場合には、突き当て面231において光信号が屈折することになるため、ガイド穴に対するファイバ穴12等の各部の上下方向の位置を適宜変更すると良い。
図9Cは、第2変形例の別の説明図である。前述の実施形態では、フェルール本体10のファイバ穴12が1列に形成されていたが、図9Cに示すように、ファイバ穴12が2列に形成されることがある。このような場合において、傾斜した単一の突き当て面231に光ファイバ端面を突き当てると、上側の光ファイバ端面の前後方向の位置と、下側の光ファイバ端面の前後方向の位置とが異なってしまい、上側の光ファイバ3に入出射する光信号の光路長(特に、光ファイバ端面からレンズ部22までの光路長)と、下側の光ファイバ3に入出射する光信号の光路長とが異なってしまう。そこで、図9Cに示すように、上下に配置された光ファイバ3の端面の前後方向の位置が揃うように、段差を設けて、傾斜した突き当て面231を多段に形成すると良い。これにより、上下に配置された光ファイバ3に入出射する光信号の光路長を揃えることができる。
<小括>
上記のフェルール構造体1は、フェルール本体10及びレンズプレート20を備えており、フェルール本体10は、ガイド穴11と、ファイバ穴12と、ファイバ穴12の開口する開口面(前端面10A)とを有しており、レンズプレート20は、ガイド穴21と、レンズ部22と、光ファイバ端面を突き当てるための突き当て面231とを有している。そして、本実施形態では、レンズプレート20に凹部23が形成されており、この凹部23によって、フェルール本体10の前端面10A(ファイバ穴12の開口する開口面)と、レンズプレート20の突き当て面231との間に、整合剤充填部1Aとなる隙間が形成されている。このような本実施形態のフェルール構造体1によれば、フェルール本体10とレンズプレート20とを別体で構成できるため、フェルール本体10では、ガイド穴11とファイバ穴12との2つの部位を高精度に形成すれば良く、レンズプレート20では、ガイド穴21とレンズ部22との2つの部位を高精度に形成すれば良いので、フェルール本体10やレンズプレート20の製造が容易になる。また、本実施形態のフェルール構造体1によれば、光ファイバ端面を突き当て面231に突き当てた上で整合剤充填部1Aに屈折率整合剤を充填すればよいので、フェルール本体10と光ファイバ端面とを研磨する研磨工程を省略できるため、製造工程の簡略化を図ることができる。
また、本実施形態のフェルール構造体1によれば、凹部23がレンズプレート20に形成されている。仮にフェルール本体10に凹部を形成した場合には、高精度な位置精度が要求されるファイバ穴12の開口面に凹部を形成することになるため、フェルール本体10の成形が難しくなるのに対し、本実施形態では、フェルール本体10の形状を簡素化できるので、フェルール本体10の樹脂成形が容易になるという利点がある。
===第2実施形態===
前述の第1実施形態では、レンズプレート20に凹部23を形成することによって、フェルール本体10のファイバ穴12の開口面と、レンズプレート20の突き当て面231との間に整合剤充填部1Aとなる隙間が形成されていた。但し、フェルール本体10に凹部15を形成することによって、フェルール本体10のファイバ穴12の開口面と、レンズプレート20の突き当て面との間に整合剤充填部1Aとなる隙間が形成されても良い。
図10Aは、第2実施形態のフェルール構造体1の全体斜視図である。図10Bは、第2実施形態のフェルール構造体1の分解斜視図である。
フェルール本体10は、第1実施形態と同様に、ガイド穴11、ファイバ穴12、ファイバ挿入口13及び接着剤充填部14を有するとともに、凹部15を有する。
第2実施形態のフェルール本体10の凹部15は、第1実施形態のレンズプレート20の凹部23と同様に、フェルール本体10のファイバ穴12の開口面と、レンズプレート20の突き当て面20Bとの間に隙間を形成するための部位である。第2実施形態では、凹部15は、フェルール本体10の前端面10Aに形成されている。つまり、第2実施形態では、凹部15は、フェルール本体10の前端面10Aから凹んだ部位である。凹部15の底面は、ファイバ穴12の開口した開口面となる。このため、ガイドピン(不図示)を介してフェルール本体10にレンズプレート20を取り付けたとき(図10A参照)、ファイバ穴12の開口面となる凹部15の底面は、光ファイバ3の突き当て面となるレンズプレート20の後端面20Bと対向することになる。なお、第2実施形態においても、凹部15の底面の左右方向の幅は、左右方向に並ぶファイバ穴12の列の幅よりも長い(光ファイバテープの幅よりも長い)。
フェルール本体10に凹部15が形成されることによって、フェルール本体10とレンズプレート20との間に隙間が形成され、この隙間によって整合剤充填部1Aが形成される。本実施形態では、凹部15は、フェルール本体10の前端面10Aにおいて上面から下面にわたって形成されている。このため、第2実施形態においても、整合剤充填部1Aは、フェルール構造体1の上面及び下面で開口している。但し、凹部15がフェルール本体10の上部にのみ形成されて、整合剤充填部1Aが、フェルール構造体1の上面のみで開口しても良い。
上記の第2本実施形態においても、フェルール本体10とレンズプレート20とを別体で構成できるため、フェルール本体10では、ガイド穴11とファイバ穴12との2つの部位を高精度に形成すれば良く、レンズプレート20では、ガイド穴21とレンズ部22との2つの部位を高精度に形成すれば良いので、フェルール本体10やレンズプレート20の製造が容易になる。また、第2実施形態においても、光ファイバ端面を突き当て面231に突き当てた上で整合剤充填部1Aに屈折率整合剤を充填すればよいので、フェルール本体10と光ファイバ端面とを研磨する研磨工程を省略できるため、製造工程の簡略化を図ることができる。
なお、フェルール本体10及びレンズプレート20の一方のみに凹部を形成するのではなく、フェルール本体10及びレンズプレート20の両方に凹部を形成しても良い。このような場合であっても、フェルール本体10とレンズプレート20との間に隙間が形成され、この隙間によって整合剤充填部1Aを形成することが可能である。
===その他===
上記の実施形態は、本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定して解釈するためのものではない。本発明は、その趣旨を逸脱することなく、変更・改良され得ると共に、本発明には、その等価物が含まれることは言うまでもない。
1フェルール構造体、1A 整合剤充填部、
3 光ファイバ、
10 フェルール本体、10A 前端面、
11 ガイド穴、12 ファイバ穴、13 ファイバ挿入口、
14 接着剤充填部、15 凹部、
20 レンズプレート、20A 前端面、
20B 後端面(第2実施形態の突き当て面)、
21 ガイド穴、22 レンズ部、221 凹所、
23 凹部、231 突き当て面、
41 ブーツ

Claims (11)

  1. ガイドピンを挿入するためのガイド穴と、光ファイバを挿入するためのファイバ穴と、前記ファイバ穴の開口する開口面とを有するフェルール本体と、
    前記ガイドピンを挿入するためのガイド穴と、レンズ部と、前記光ファイバの端面を突き当てるための突き当て面とを有するレンズプレートと、
    を備え、
    前記フェルール本体及び前記レンズプレートの少なくとも一方に凹部が形成されており、
    前記凹部によって、前記フェルール本体の前記開口面と、前記レンズプレートの突き当て面との間に、屈折率整合剤を充填するための整合剤充填部となる隙間が形成されている
    ことを特徴とするフェルール構造体。
  2. 請求項1に記載のフェルール構造体であって、
    前記凹部は、前記レンズプレートに形成されていることを特徴とするフェルール構造体。
  3. 請求項1又は2に記載のフェルール構造体であって、
    前記整合剤充填部が上面及び下面で開口するように、前記凹部が上部から下部にわたって形成されていることを特徴とするフェルール構造体。
  4. 請求項1〜3のいずれかに記載のフェルール構造体であって、
    前記突き当て面は、前記光ファイバの光軸に垂直な面に対して傾斜した面であることを特徴とするフェルール構造体。
  5. 請求項4に記載のフェルール構造体であって、
    前記フェルール本体は、少なくとも2列に形成された複数の前記ファイバ穴を有しており、
    前記突き当て面は、前記光ファイバの光軸方向における端面の位置が揃うように、多段に形成されている
    ことを特徴とするフェルール構造体。
  6. 光ファイバと、
    ガイドピンを挿入するためのガイド穴と、前記光ファイバを挿入したファイバ穴と、前記ファイバ穴の開口する開口面とを有するフェルール本体と、
    前記ガイドピンを挿入するためのガイド穴と、レンズ部と、前記光ファイバの端面を突き当てた突き当て面とを有するレンズプレートと、
    を備え、
    前記フェルール本体及び前記レンズプレートの少なくとも一方に凹部が形成されており、
    前記凹部によって、前記フェルール本体の前記開口面と、前記レンズプレートの突き当て面との間の隙間に、屈折率整合剤が充填されている
    ことを特徴とするファイバ付きフェルール構造体。
  7. 請求項6に記載のファイバ付きフェルール構造体であって、
    前記屈折率整合剤は接着剤で構成されており、
    前記隙間に充填された前記屈折率整合剤によって、前記フェルール本体と前記レンズプレートとが接着固定されている
    ことを特徴とするファイバ付きフェルール構造体。
  8. (1)ガイドピンを挿入するためのガイド穴と、光ファイバを挿入するためのファイバ穴と、前記ファイバ穴の開口する開口面とを有するフェルール本体と、
    前記ガイドピンを挿入するためのガイド穴と、レンズ部と、前記光ファイバの端面を突き当てるための突き当て面とを有するレンズプレートと
    を準備する工程と、
    (2)前記ガイドピンを介して前記フェルール本体と前記レンズプレートとを位置合わせしつつ接触させて、前記フェルール本体及び前記レンズプレートの少なくとも一方に形成された凹部によって、前記フェルール本体の前記開口面と、前記レンズプレートの突き当て面との間に、整合剤充填部となる隙間を形成する工程と、
    (3)前記光ファイバを前記ファイバ穴に挿入し、前記光ファイバの端面を前記レンズプレートの前記突き当て面に突き当てる工程と、
    (4)前記整合剤充填部に屈折率整合剤を充填する工程と
    を有することを特徴とするファイバ付きフェルール構造体の製造方法。
  9. 請求項8に記載の製造方法であって、
    前記屈折率整合剤は接着剤で構成されており、
    前記整合剤充填部に前記屈折率整合剤を充填することによって、前記フェルール本体と前記レンズプレートとの間に前記接着剤が浸透し、前記フェルール本体と前記レンズプレートとが接着固定される
    ことを特徴とするファイバ付きフェルール構造体の製造方法。
  10. 請求項8に記載の製造方法であって、
    前記ガイドピンを介して前記フェルール本体と前記レンズプレートとを位置合わせしつつ接触させて前記整合剤充填部となる前記隙間を形成する工程において、前記フェルール本体と前記レンズプレートとの少なくとも一方に塗布した接着剤によって、前記フェルール本体と前記レンズプレートとを接着固定する
    ことを特徴とするファイバ付きフェルール構造体の製造方法。
  11. 請求項8に記載の製造方法であって、
    前記ガイドピンを介して前記フェルール本体と前記レンズプレートとを位置合わせしつつ接触させる前に、前記光ファイバを前記ファイバ穴に挿入して、前記フェルール本体の前記開口面から突出させた前記光ファイバの端面を洗浄し、
    前記光ファイバの端面を洗浄した後に、前記ガイドピンを介して前記フェルール本体と前記レンズプレートとを位置合わせしつつ接触させて前記整合剤充填部となる前記隙間を形成し、
    前記ガイドピンを介して前記フェルール本体と前記レンズプレートとを位置合わせしつつ接触させて前記整合剤充填部となる前記隙間を形成した後に、更に前記光ファイバを前記ファイバ穴に挿入し、前記光ファイバの端面を前記レンズプレートの前記突き当て面に突き当てる
    ことを特徴とするファイバ付きフェルール構造体の製造方法。
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