JP6500322B2 - トイレ装置 - Google Patents

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本発明は、トイレ装置に関する。
従来から、便器と、便器の後部上面に配置されてトイレに関わる各種機能を行う機能部品を内蔵する便座装置と、を備えたトイレ装置において、便器の後部上面を清掃するために、便座装置を便器の上面に対して上昇させる上昇装置をさらに備えたトイレ装置が知られている。
上昇装置に関し、例えば特許文献1には、便座装置の底面から下方に延びる軸部材と、便器の後部上面に貫設された取付孔に固定され軸部材が上下動可能に貫通する貫通孔を有する筒部材と、を備え、軸部材の外周面と筒部材の内周面との間に弾性部材を配置し、ロック手段のロックを解除することで弾性部材の弾性力により軸部材と共に便座装置を上昇させる便座リフトアップ装置が開示されている。
特開2011−56056号公報
しかしながら、特許文献1に記載の便座リフトアップ装置は、便器と便座装置の両方に固定される構成となるため、便座装置を便器から取り外しても、便座リフトアップ装置が便器に残ってしまう。便座リフトアップ装置が便器に残ると、便座リフトアップ装置を取り替える場合等において弾性部材を含む便座リフトアップ装置を取り外すときに、まずロック手段のロックを解除した後便座装置と便器の固定を解除し、さらに便座リフトアップ装置と便器との固定を解除するという、手間が掛かかってしまう。
そこで、本発明は、上述した課題を解決するためになされたものであり、上昇装置を便器から取り外すときに掛る手間を低減することができるトイレ装置を提供することを目的の一つとしている。
本発明の第1態様に係るトイレ装置は、便器と、前記便器の上面部に設置された便座装置と、性体を保持し、前記弾性体の復元力を利用して前記便座装置を前記便器から上昇させる上昇装置と、を備えるトイレ装置であって、前記上昇装置は、前記便器の上面部に載置され、前記便座装置の下面部に固定された装置本体と、前記弾性体を圧縮した状態で前記装置本体をロック及びロックを解除自在なロック手段と、を有する。
また、本発明の第2態様に係るトイレ装置は、前記上昇装置は、前記便器の上面部に固定された設置台を有し、前記装置本体は、前記設置台に載置され、前記設置台に対して少なくとも一部が上昇可能である。
この構成によれば、便座装置を上昇させる上昇装置が、筐体の下面部に固定されているものの、便器の上面部には載置された状態なので、ロック手段のロックが解除された後筐体と便器との固定が解除されて便座装置が便器から取り外されると、上昇装置も弾性体を保持したまま便座装置と一緒に取り外されることになる。したがって、上昇装置を便器から取り外すときは、上昇装置と便器との固定を解除するという手間が無くなり、上昇装置を便器から取り外すときに掛る手間を低減することができる。
本発明の第態様に係るトイレ装置では、第1又は第2態様において、前記上昇装置は、一端部が前記便器の上面部に載置され、他端部が開口され、内部に前記弾性体が設けられた筒体を備える。
ここで、便器に取付孔が形成されて当該取付孔に筒体が設けられている構成を想定した場合、施工時に、弾性体を筒体に入れる際、弾性体や筒体が便座の底の影になり見え辛いため、その見え辛い中で挿入しようとしても上手く挿入が難しい。そこで、第2態様に係るトイレ装置では、便座装置の下面部に固定された上昇装置、すなわち便座装置側が、筒体を備えることで、便器の取付孔に筒体が設けられている場合に比べて、施工時に弾性体を筒体に入れるところを見易くし、施工を簡単にしている。
また、この構成によれば、内部に弾性体が設けられた筒体の一端部が便器の上面部に載置されるため、便器の取付孔に筒体が設けられている場合に比べて、筒体を含む上昇装置を容易に取り外すことができる。
本発明の第態様に係るトイレ装置では、第態様において、前記上昇装置は、前記筒体が通過自在な穴部が設けられた底面部、及び、前記他端部の開口から露出する前記弾性体を圧縮し、前記底面部及び前記筐体の下面部に固定された天井部を有する箱体をさらに備え、前記便座装置の上昇前には、前記筒体の少なくとも一部が前記箱体の内部に収容され、前記便座装置の上昇時には、前記弾性体が復元力により前記天井部を押し上げることで前記筒体に対して前記箱体が上昇して上昇前に比べて前記筒体の多くの部分が前記穴部から外部に突出した状態となる。
この構成によれば、便座装置の上昇時には弾性体が復元力により天井部を押し上げることで筒体に対して箱体が上昇して筒体の多くの部分が穴部から外部に突出した状態となるものの、便座装置の上昇前には筒体の少なくとも一部が箱体の内部に収容されるので、便座装置の上昇前の上昇装置全体を薄型化できる。上昇装置全体を薄型化できれば、トイレ装置の高さを抑えることができる。
本発明の第態様に係るトイレ装置では、第又は第態様において、前記筒体は、前記ロック手段が前記上昇装置をロックしているときに縮んでおり、前記ロック手段が前記上昇装置のロックを解除しているときにロック前に比べて伸びている。
この構成によれば、便座装置の上昇前には筒体が縮んでいる状態となるので、便座装置の上昇前の上昇装置全体を薄型化できる。上昇装置全体を薄型化できれば、トイレ装置の高さを抑えることができる。
本発明の第態様に係るトイレ装置では、第態様において、前記筒体は、第1筒部と、前記第1筒部の外径よりも大きい内径を有する第2筒部と、を備え、前記ロック手段が前記上昇装置をロックしているときには前記第2筒部の内部に前記第1筒部が収容され、前記ロック手段が前記上昇装置のロックを解除しているときには前記第2筒部から前記第1筒部が突出する。
この構成によれば、ロック手段が上昇装置をロックしているときには第2筒部の内部に第1筒部が収容されているので上昇装置の高さを抑えることができる一方で、ロック手段が上昇装置のロックを解除しているときには第2筒部から第1筒部が突出するので、弾性体は第2筒部だけでなく第1筒部の内部を案内されながら伸長する結果、弾性体伸長時の筒体による案内距離を長く確保することができる。
本発明の第態様に係るトイレ装置では、第態様において、前記筒体は、伸縮自在な蛇腹状に形成されている。
この構成によれば、ロック手段が上昇装置をロックしているときには蛇腹の部分で縮んで上昇装置の高さを抑えることができる一方で、ロック手段が上昇装置のロックを解除しているときには蛇腹の部分が伸びて、弾性体は伸びた筒体の内部を案内されながら伸長する結果、弾性体伸長時の筒体による案内距離を長く確保することができる。
本発明のトイレ装置によれば、上昇装置を便器から取り外すときに掛る手間を低減することができる。
本発明の第1実施形態に係るトイレ装置の右側面図である。 図1に示すトイレ装置において便座装置が上昇装置により上昇した時のトイレ装置の左側面図である。 図2に示すトイレ装置において上昇装置付近のトイレ装置の拡大断面図である。 上昇装置の背面図である。 図4に示す上昇装置の分解斜視図である。 弾性体の中心部を通るように左右方向に真っ直ぐ切断したときの上昇装置の正面断面図であり、(A)は上昇前の図であり、(B)は上昇時の図である。 (A)は、装置本体の上昇開始前の状態で、弾性体の手前で左右方向に真っ直ぐ切断したときの正面断面図であり、(B)は、装置本体の上昇開始前の状態で、天井部を取り除いたときの上面図である。 (A)は、装置本体の上昇中の状態で、弾性体の手前で左右方向に真っ直ぐ切断したときの正面断面図であり、(B)は、装置本体の上昇中の状態で、天井部を取り除いたときの上面図である。 装置本体の上昇後の状態で、弾性体の手前で左右方向に真っ直ぐ切断したときの正面断面図であり、図9(B)は、装置本体の上昇後の状態で、天井部を取り除いたときの上面図である。 (A)は、装置本体の上昇後取り外し時の状態で、弾性体の手前で左右方向に真っ直ぐ切断したときの正面断面図であり、(B)は、装置本体の上昇後取り外し時の状態で、天井部を取り除いたときの上面図である。 (A)は、装置本体の取り外し後の状態で、弾性体の手前で左右方向に真っ直ぐ切断したときの正面断面図であり、(B)は、装置本体の取り外し後の状態で、天井部を取り除いたときの上面図である。 本発明の第2実施形態に係るトイレ装置の筒体の側面断面図である。
以下、添付図面を参照しながら本発明の複数の実施の形態について説明する。説明の理解を容易にするため、各図面において同一の構成要素に対しては可能な限り同一の符号を付して、重複する説明は省略する。
<第1実施形態>
―――トイレ装置の全体構成―――
図1は、本発明の第1実施形態に係るトイレ装置の右側面図である。
図1に示すように、トイレ装置10は、洋式腰掛便器(以下、単に「便器」と称する)20と、便座装置30と、上昇装置100と、を備える。
便器20は、使用者に対して前方(図1中左側)に位置する便器部22と後方(図1中右側)に位置するタンク部24とが例えば一体化されて構成されている。便器部22は、陶器製や樹脂製等特に限定されないが、本実施形態では、陶器製である。
便座装置30は、便器20の上面部に設けられている。この便座装置30は、例えば、洗浄ノズルから噴出された洗浄水で人体局部を洗浄する衛生洗浄装置、便座を暖房する暖房便座装置、便蓋を自動開閉する便座装置、脱臭装置、空気清浄装置、音楽再生装置、芳香装置、及び、これら装置の機能を2つ以上組み合わせた便座装置の何れか1つである。
便座装置30は、例えば樹脂製であり、筐体32と、便座34と、便蓋36と、を有する。
筐体32は、便器20の後方上面部に載置されている。また、筐体32の後方部は、筐体32の前方部が回転可能に軸支されている。筐体32の内部には、例えば便座装置30の上記機能を実行する機能部品が設けられている。
便座34は、例えば筐体32の前方部に取付けられている。
便蓋36は、例えば筐体32において便座34よりも後方で且つ上方の部分に取付けられている。
上昇装置100は、便器20の後方上面部に載置され、筐体32の下面部に固定されて、便器20と便座装置30との間に配置されており、使用者による操作部102の操作により便座装置30を便器20から上昇させる装置である。
図2は、図1に示すトイレ装置10において便座装置30が上昇装置100により上昇した時のトイレ装置10の左側面図である。
便座装置30の上昇の仕方は特に限定されないが、本実施形態では、図2に示すように、筐体32の後方部が軸となって固定されたまま筐体32の前方部が上昇する。
―――上昇装置100の構成―――
図3は、図2に示すトイレ装置10において上昇装置100付近のトイレ装置10の拡大断面図である。なお、図3中では、便座34、便蓋36、筐体32内の一部、及び、便器20内の一部の記載が省略されている。
図3に示すように、上昇装置100は、設置台110と、装置本体130と、を有する。
設置台110は、便器20のうち例えば便器部22の後端上面部に形成された段差面22Aに固定されており、装置本体130の少なくとも一部(以下、一部を含めて装置本体130と称す。)が上昇可能に設置されている。
一方で、装置本体130は、便座装置30の前方部に固定されており、設置台110に対して一部が上昇することにより便座装置30を便器20から上昇させる。
図4は、上昇装置100の背面図である。なお、この背面は、上昇装置100が便器20の後方上面部に載置されたときに、一番後方に位置する面である。
図4に示すように、設置台110は、底面部112と、側面部114と、を有する。
底面部112は、装置本体130が設置される面部である。この底面部112には、挿入穴116(図5参照)が設けられており、不図示の固定螺子が当該挿入穴116に挿入されて便器20の螺子穴に回し止められることにより、便器20に固定されている。底面部112の形状は特に限定されないが、本実施形態では略長方形状である。底面部112の中心部を挟んで長手方向両側には、装置本体130に挿入されて、装置本体130の上昇を許すと共に左右方向を含む側面部114の方向への装置本体130の移動を規制する規制突起部112Aが設けられている。
図4に戻って、側面部114は、底面部112の例えば全周から上方に向かって張り出して、右側面114Aと、左側面114Bだけでなく、不図示の前側面、後側面(背面)114Cで構成されている。この側面部114は、各側面により、装置本体130の上昇をガイドする。また、側面部114は、第1被係合部118と、張り出し部120と、第2被係合部122と、を有する。
第1被係合部118は、第2被係合部122よりも下方に位置し、側面部114の後側面114Cに形成されている。第1被係合部118は、装置本体130の上昇前に後述する装置本体130の第1係合部160が係合されることで装置本体130が上昇開始しないようにロックする。この第1被係合部118は、例えば、左右方向に長く、後述する装置本体130の第1係合部160を受ける3つの受け穴118A〜118Cで構成されている。3つの受け穴118は、側面部114の高さ方向に間隔を空けて並んでいる。なお、この受け穴118の個数は限定されず、1つであっても、3つ以外の複数であってもよい。ただし、便器部22が陶器製の場合は段差面22Aに製造誤差が発生し得るので、受け穴118が複数形成されている方が、段差面22Aの製造誤差を吸収でき、上昇前の便座装置30の高さ位置をトイレ装置10間で一定にできるので、好ましい。また、受け穴118は、図4のように貫通していても、貫通していなくてもよい。
張り出し部120は、側面部114のうち右側面114Aから上方にさらに張り出した右張り出し部120Aと、左側面114Bから上方にさらに張り出した左張り出し部120Bと、を有する。張り出し部120は、右側面114A及び左側面114Bに続いて装置本体130の上昇をガイドする。
第2被係合部122は、設置台110の中心部を基準として第1被係合部118と異なる方向に設けられている。第2被係合部122は、底面部112から離れた予め定められた位置に設けられて後述する装置本体130の第2係合部162(図5参照)が係合することにより装置本体130の一部の上昇を予め定められた位置までに規制するものである。第2被係合部122は、例えば、右張り出し部120Aの先端内側に設けられ第1被係合部118よりも高い位置にある右爪部122Aと、左張り出し部120Bの先端内側に設けられ第1被係合部118よりも高い位置にある左爪部122Bと、で構成されている。言い換えれば、第2被係合部122は、装置本体130の中心部を基準として多方向に複数個設けられている。
図5は、図4に示す上昇装置100の分解斜視図である。
図5に示すように、上昇装置100の装置本体130は、上昇を行うに際し、弾性体132を保持しており、この弾性体132の復元力を利用する。弾性体132の種類は、例えば圧縮コイルバネである。また、弾性体132の数は、例えば2つである。
装置本体130は、弾性体132の他に、筒体134と、箱体140と、レバー150と、第1係合部160と、第2係合部162と、を備える。
筒体134は、一端部(下端部)が閉じられて便器20の上面部に載置され、他端部(上端部)が開口され、内部に弾性体132が設けられている。筒体134は、例えば2つの弾性体132が入る2つの筒部が一体となって構成されている。この筒体134には、上端部全周から径方向外側に向かって広がる鍔134Aが設けられている。
箱体140は、弾性体132と、筒体134と、レバー150と、第1係合部160と、第2係合部162と、を保持している。箱体140は、底面部140Aと側面部140Bが一体形成されて上面側が開口する収容体140Cと、収容体140Cの開口に蓋をする天井部140Dと、で構成されている。
底面部140Aには、筒体134が通過自在な穴部142が設けられている。穴部142の径は、筒体134の鍔134Aよりも小さくされている。したがって、筒体134の上端部を除く箇所は、穴部142を介して箱体140から外部に通過できるものの、筒体134の上端部は、鍔134Aが穴部142周囲の底面部140Aに係止されることで箱体140内部に保持される。筒体134の下端部が閉じられていることから、筒体134が保持されると、筒体134の内部に設けられた弾性体132も箱体140に保持されることになる。
側面部140Bは、設置台110の側面部114に沿って形成されている。
収容体140Cは、箱体140が保持する各構成の少なくとも一部分を内部に収容する。収容体140Cには、便座装置30の筐体32の下面部に接続するための取付穴144と、天井部140Dを取付けるための取付穴146と、が設けられている。
取付穴144は、例えば、互いに対向する側面部140Bの両側から外側に突出した突出部145にそれぞれ位置している。この取付穴144に例えば螺子が通されて筐体32の下面部の図示しない螺子穴に回し止められることで、収容体140Cが天井部140Dと共に取り付け固定される。
一方で、取付穴146は、例えば、底面部140Aから上側に向かって複数突起した箇所にそれぞれ位置している。
天井部140Dには、収容体140Cの取付穴146と対向する位置に挿入穴148Aが設けられている。この挿入穴148Aに例えば螺子が挿入され、取付穴146に回し止められることで、天井部140Dが収容体140Cに取り付け固定される。また、天井部140Dは、少なくとも便座装置30の上昇開始前では、筒体134の上端部の開口から露出する弾性体132を圧縮している。さらに、天井部140Dには、弾性体132としての2つの圧縮コイルバネの中心部にそれぞれ入り、弾性体132の左右方向への動きを規制する円柱形状の規制柱部148Bが2つ設けられている。
レバー150は、例えば左右方向に長く形成されている。このレバー150の中心部よりも左側部分は箱体140内に収容されるが、右側部分は箱体140から外部に露出している。露出した右側部分の先端部には、前後方向に長い操作部102が形成されている。そして、レバー150のうち少なくとも操作部102は、便器20の上面部側となる、便器20と便座装置30との間のトイレ装置10の右側面側に位置して外部に露出する。このレバー150は、操作部102の操作により後述する防止手段163による便座装置30の取り外し防止を解除する解除手段151を構築する。
レバー150の左側部分には、左端から順に、第1接続突起152と、第2接続突起154と、第3接続突起156と、が設けられている。第1接続突起152と、第2接続突起154と、第3接続突起156とは、それぞれレバー150から下方に向けて突出した円柱形状である。
第1接続突起152と第3接続突起156には、それぞれ第2係合部162が接続される。また、第2接続突起154には、第1係合部160が接続される。
第1係合部160は、設置台110の第1被係合部118に係合可能で、第2係合部162よりも低い位置に配置されたフックである。また、第1係合部160は、左右方向には移動できず、前後方向に移動自在となっている。第1係合部160の上面には、第2接続突起154が挿入されてレバー150と第1係合部160が接続される穴部160Aが設けられている。穴部160Aは、左右に対して斜めに長く形成されている。この結果、操作部102の押操作で第1係合部160は前方に動いて装置本体130の開口130A(図4参照)よりも内側に収まる。また、操作部102の引操作で第1係合部160は後方に動いて装置本体130の開口130A(図4参照)から外部へ飛び出す。
また、第1係合部160の前端部には、コイルバネ159が入る突起160Bが設けられている。このコイルバネ159は、操作部102で押操作されている状態では、押操作される前の元の位置まで操作部102を戻すように第1係合部160に引っ張り力を与える。
この第1係合部160は、第1被係合部118と合わせて、上昇装置100のロック手段161を構築する。ロック手段161は、弾性体132を圧縮した状態、すなわち装置本体130を上昇前の状態で、上昇装置100をロック及びロックを解除自在である。
第2係合部162は、設置台110の第2被係合部122に係合可能となっている。また、第2係合部162は、操作部102の押操作及び引操作に応じて、第2被係合部122に対して移動される。この第2係合部162は、第2被係合部122と合わせて、上昇装置100の防止手段163を構築する。防止手段163は、装置本体130の上昇を予め定められた位置に規制して、便座装置30の取り外しを防止する。具体的には、防止手段163は、設置台110から装置本体130がロック手段161のロックが解除されて上昇により離れた際に第2係合部162が第2被係合部122に係合されることで便座装置30の取り外しを防止している。
また、第2係合部162は、装置本体130の中心部を基準として第1係合部160と異なる方向に設けられている。さらに、第2係合部162は、装置本体130の中心部を基準として多方向に複数個設けられている。本実施形態では、第2係合部162は、中心部を基準として右方向に配置された右フック162Aと、中心部を基準として左方向に配置された左フック162Bと、の2つのフックで構成されている。
右フック162Aは、右爪部122Aと係合可能となっている。右フック162Aの上面には、第3接続突起156が挿入されることでレバー150と右フック162Aが直接接続される穴部164Aが設けられている。
この右フック162Aは、操作部102の押操作と共に同じ方向の左方向に移動し、操作部102の引操作と共に同じ方向の右方向に移動する。また、右フック162Aの少なくとも先端は、操作部102の押操作前の状態においては、装置本体130の開口166から外部に露出し、操作部102の押操作時の状態においては、装置本体130の開口166より内側に収納される。
左フック162Bは、左爪部122Bと接続可能となっている。左フック162Bは、操作部102にリンク部としてのリンク168を介して間接的に接続されている。具体的には、リンク168に設けられた取付穴168Bが操作部102に設けられた第1接続突起152に回転自在に取り付けられ、且つ、リンク168に設けられた突起168Bが左フック162Bに設けられた凹部164Bに取り付けられる。なお、リンク168は、当該リンク168の中央部に設けられた穴168Cに挿入された装置本体130の軸170を基準に回転自在となっている。
この左フック162Bは、操作部102の押操作と共に反対方向の右方向(中心部方向)に移動し、操作部102の引操作と共に反対方向の左方向に移動する。また、左フック162Bの少なくとも先端は、操作部102の押操作前の状態においては、装置本体130の不図示の開口から外部に露出し、操作部102の押操作時の状態においては、装置本体130の開口より内側に収納される。
―――作用―――
以上、説明したトイレ装置10の上昇装置100の作用について説明する。
図6は、弾性体132の中心部を通るように左右方向に真っ直ぐ切断したときの上昇装置100の正面断面図であり、(A)は上昇前の図であり、(B)は上昇時の図である。
上昇装置100の弾性体132は、図6(A)に示すように上昇前では、圧縮された状態にある。そして、弾性体132は、図6(B)に示すように上昇時では、圧縮された状態が解除されて自己の復元力により筒体134を設置台110に対する足にして、装置本体130の一部としての収容体140Cと天井部140Dとを持ち上げる。この際、筒体134及び148Bがあることで、弾性体132の左右の移動が規制され、装置本体130を真っ直ぐ上に持ち上げることができる。また、規制突起部112Aがあるため、上昇装置100の左右の移動も規制される。
図7〜図11は、上昇装置100の装置本体130の上昇開始から、上昇後を通して、取り外しまでの工程において上昇装置100の内部の様子をそれぞれ示す図である。 具体的には、図7(A)は、装置本体130の上昇開始前の状態で、弾性体132の手前で左右方向に真っ直ぐ切断したときの正面断面図であり、図7(B)は、装置本体130の上昇開始前の状態で、天井部140Dを取り除いたときの上面図である。図8(A)は、装置本体130の上昇中の状態で、弾性体132の手前で左右方向に真っ直ぐ切断したときの正面断面図であり、図8(B)は、装置本体130の上昇中の状態で、天井部140Dを取り除いたときの上面図である。図9(A)は、装置本体130の上昇後の状態で、弾性体132の手前で左右方向に真っ直ぐ切断したときの正面断面図であり、図9(B)は、装置本体130の上昇後の状態で、天井部140Dを取り除いたときの上面図である。図10(A)は、装置本体130の上昇後取り外し時の状態で、弾性体132の手前で左右方向に真っ直ぐ切断したときの正面断面図であり、図10(B)は、装置本体130の上昇後取り外し時の状態で、天井部140Dを取り除いたときの上面図である。図11(A)は、装置本体130の取り外し後の状態で、弾性体132の手前で左右方向に真っ直ぐ切断したときの正面断面図であり、図11(B)は、装置本体130の取り外し後の状態で、天井部140Dを取り除いたときの上面図である。
まず、装置本体130の上昇開始前の状態、すなわち便座装置30の上昇前の状態について説明する。
図7(B)に示すように、解除手段151としてのレバー150は、押操作前の状態にあり、押操作後の状態に比べて右寄りに位置している。この結果、上昇装置100の各構成は、以下の動き又は状態となる。
図7(A)に示すように、筒体134の少なくとも一部が箱体140の内部に収容されている。また、図7(B)に示すように、ロック手段161は、第1係合部160が第1被係合部118に係合して弾性体132を圧縮した状態で保持することで、弾性体132の復元力が働いて装置本体130が上昇開始しないように装置本体130をロックしている。また、防止手段163は、第2係合部162が第2被係合部122と上下に対向しているものの離れて係合していないものの、便座装置30を取り外そうとした際にはその取り外し防止を行える状態にある。
以上の結果、図7(A)に示すように、装置本体130の箱体140は、設置台110から予め定められた初期位置に留まっている。
次に、装置本体130の上昇中の状態について説明する。
図8(B)に示すように、解除手段151としてのレバー150は、その操作部102の押操作があると、押操作前の状態に比べて右寄りから左寄りに位置する。この結果、装置本体130の各構成は、以下の動き又は状態となる。
解除手段151は、押操作により装置本体130のロックを解除する。すなわち、解除手段151は、ロック手段161としての第1係合部160が内側に移動されることで第1被係合部118との係合を解除する。同時に、解除手段151は、リンク168が押操作に応じて移動され、第2係合部162の各係合部が中心部に向かって同時に移動されることで、防止手段163としての第2係合部162が第2被係合部122との係合の可能性を解除し、取り外し防止も解除する。以上の結果、図8(A)に示すように、弾性体132の復元力が働いてその復元力により天井部140Dを押し上げることで箱体140が設置台110に対して予め定められた初期位置から離れるように上昇する。この際、筒体134は箱体140に保持されるものの固定されていないので、筒体134に対しても上昇する。したがって、この筒体134は上昇前に比べて多くの部分が穴部142から外部に突出した状態となる。
次に、図示はしていないものの、押操作が終わると、コイルバネ159は押操作される前の元の位置まで操作部102を戻すように第1係合部160に引っ張り力を与えることで、解除手段151としてのレバー150は、その操作部102の押操作があると、押操作時の状態に比べて左寄りから右寄りに位置する。この結果、解除手段151は、防止手段163としての第2係合部162と第2被係合部122とを互いに対向させることで係合可能とし、取り外し防止を再び行う。
次に、装置本体130の上昇後の状態について説明する。
図9(A)に示すように、押操作が終わった後でも、装置本体130の箱体140は弾性体132の復元力により上昇して、予め定められた位置で第2係合部162が第2被係合部122に係合することで停止し、装置本体130の上昇後の状態となる。この結果、第2係合部162と第2被係合部122で構築される防止手段163は、便座装置30の取り外し防止を再び行う。また、筒体134は上昇中に比べて多くの部分が穴部142から外部に突出した状態となる。
図9(B)に示すように、解除手段151としてのレバー150は、押操作前の状態にあり、押操作後の状態に比べて右寄りに位置している。また、ロック手段161は、第1係合部160が第1被係合部118に係合しておらず、装置本体130をロックしていない。
次に、装置本体130の取り外し時の状態について説明する。
図10(B)に示すように、解除手段151としてのレバー150は、その操作部102の押操作があり、押操作前の状態に比べて右寄りから左寄りに位置する。この結果、装置本体130の各構成は、以下の動き又は状態となる。
解除手段151は、第1係合部160が内側に移動されるものの、既に装置本体130のロックを解除した状態を維持している。同時に、解除手段151は、リンク168が押操作に応じて移動され、第2係合部162の各係合部が中心部に向かって同時に移動されることで、防止手段163としての第2係合部162が第2被係合部122との係合を解除し、取り外し防止も解除する。
最後に、装置本体130の取り外し後の状態について説明する。
使用者が便座装置30を取り外そうとして押操作を維持したまま持ち上げると、図11(B)に示す上面図の状態は図10(B)に示す状態と変わらないまま、図11(A)に示す正面断面図の状態が図10(B)に示す状態から変化する。すなわち、便座装置30の持ち上げと共に装置本体130も予め定められた位置を超えて一緒に持ち上がる。これにより、便座装置30と共に装置本体130も弾性体132を保持した筒体134と合わせて取り外される。
―――効果―――
以上、本実施形態に係るトイレ装置10の構成によれば、便座装置30を上昇させる上昇装置100が、筐体32の下面部に固定されているものの、便器20の上面部には載置された状態なので、ロック手段161のロックが解除された後筐体32と便器20との固定が解除されて便座装置30が便器20から取り外されると、上昇装置100の装置本体130も弾性体132を保持したまま便座装置30と一緒に取り外されることになる。したがって、装置本体130を便器20から取り外すときは、装置本体130と便器20との固定を解除するという手間が無くなり、装置本体130を便器20から取り外すときに掛る手間を低減することができる。
また、本実施形態に係るトイレ装置10の構成によれば、内部に弾性体132が設けられた筒体134の下端部が便器20の上面部に載置されるため、便器20に不図示の取付孔が形成されて当該取付孔に筒体134が設けられている場合に比べて、筒体134を含む装置本体130を容易に取り外すことができる。
また、本実施形態に係るトイレ装置10の構成によれば、便座装置30の上昇時には弾性体132が復元力により天井部140Dを押し上げることで筒体134に対して箱体140が上昇して筒体134の多くの部分が穴部から外部に突出した状態となるものの、便座装置30の上昇前には筒体134の少なくとも一部が箱体140の内部に収容されるので、便座装置30の上昇前の上昇装置100全体を薄型化できる。上昇装置100全体を薄型化できれば、トイレ装置10の高さを抑えることができる。
また、本実施形態に係る上昇装置100の構成によれば、使用者による操作部102の操作により、解除手段151は防止手段163による便座装置30の取り外し防止を解除することができるので、その解除の際に防止手段163を取り外さなくてもよい。また、操作部102が装置本体130における便器20の上面部側にあるので、使用者は便器20の上面部側で解除作業することになり、便器20の下面部側で解除作業する場合に比べて、便座装置30の取り外し防止を解除する作業を容易にすることができる。
また、本実施形態に係る上昇装置100の構成によれば、便器20に固定される設置台110に防止手段163の一部となる第2被係合部122が設けられているので、設置台110とは別に第2被係合部122が設けられている場合に比べて、部品点数を低減することができる。
また、本実施形態に係る上昇装置100の構成によれば、解除手段151は、操作部102の押操作で防止手段163による取り外し防止を解除し、引操作で防止手段163による取り外し防止を行うので、防止手段163による取り外し防止を解除する作業が、操作部102の押操作という簡単な操作によって行うことができる。なお、本実施形態では、引操作は、使用者でなく、コイルバネ159の引っ張り力により押操作が解除されると自動で行われるようになっている。
また、本実施形態に係る上昇装置100の構成によれば、第2被係合部122と第2係合部162は、装置本体130の中心部を基準として多方向に複数個設けられているので、係合数が増えるだけなく、これらの係合が他方向の係合となり便座装置30の取り外しの防止をより高めることができる。
また、本実施形態に係る上昇装置100の構成によれば、リンク168が押操作に応じて移動して、各係合部(第2係合部162の複数の係合部)が中心部に向かって同時に移動するので、第2係合部162の係合数が増えても1回の操作で各係合部の係合を全て解除することができる。
また、本実施形態に係る上昇装置100の構成によれば、設置台110の底面部112から上方に向かって張り出した側面部114が装置本体130の上昇をガイドすることで、装置本体130上の便座装置30を安定して上昇することができる。
また、本実施形態に係る上昇装置100の構成によれば、便座装置30の取り外しの一連の作業であるロックの解除と取り外し防止の解除を1つの操作部102で行うことができるので、便座装置30の取り外し作業を簡単化することができる。
また、本実施形態に係る上昇装置100の構成によれば、操作部102に接続された第2係合部162があっても第1係合部160と異なる方向に設けられているので、第2係合部162の移動のスペースを確保することができる。
また、本実施形態に係る上昇装置100の構成によれば、解除手段151は、操作部102の押操作で、同時に、装置本体130のロックを解除し、且つ、防止手段163による取り外し防止を解除するので、便座装置30の取り外しの一連の作業であるロックの解除と取り外し防止の解除を1つの操作部102で且つ同じ操作で同時に行うことができる。
<第2実施形態>
次に、本発明の第2実施形態に係るトイレ装置について説明する。
第2実施形態に係るトイレ装置では、上昇装置の筒体が、第1実施形態の筒体134と異なる。その他のトイレ装置の構成は、第1実施形態と同様である。
図12は、第2実施形態に係るトイレ装置の筒体200の側面断面図である。
筒体200は、ロック手段161(図5参照)が装置本体130をロックしているときに縮んでおり、ロック手段161が装置本体130のロックを解除しているときにロック前に比べて伸びる構成となっている。
具体的には、筒体200は、第1筒部202と、第1筒部202の外径よりも大きい内径を有する第2筒部204と、を備えている。これら第1筒部202と第2筒部204とは別体である。第1筒部202の少なくとも上端部は、第2筒部204の内部に入っている。第1筒部202の上端先端部には鍔部202Aが設けられており、第2筒部204内から第1筒部202の上端部が抜け出さないようになっている。そして、ロック手段161が装置本体130をロックしているときには第2筒部204の内部に第1筒部202が収容されて筒体200が縮んだ状態にあり、ロック手段161が装置本体130のロックを解除しているときには装置本体130の上昇により第2筒部204から第1筒部202が突出することで筒体200が伸びる。
第2実施形態に係るトイレ装置の構成によれば、便座装置30の上昇前には筒体200が縮んでいる状態となるので、便座装置30の上昇前の上昇装置全体を薄型化できる。上昇装置全体を薄型化できれば、トイレ装置の高さを抑えることができる。
また、ロック手段161が装置本体130をロックしているときには第2筒部204の内部に第1筒部202が収容されているので上昇装置の高さを抑えることができる一方で、ロック手段161が装置本体130のロックを解除しているときには第2筒部204から第1筒部202が突出するので、弾性体132は第2筒部204だけでなく第1筒部202の内部を案内されながら伸長する結果、弾性体132伸長時の筒体200による案内距離を長く確保することができる。
なお、同様の効果を奏するものとして、第1実施形態に係る筒体134が伸縮自在な蛇腹状に形成されていてもよい。この構成にすると、ロック手段161が装置本体130をロックしているときには蛇腹の部分で縮んで上昇装置の高さを抑えることができる一方で、ロック手段161が装置本体130のロックを解除しているときには蛇腹の部分が伸びて、弾性体132は伸びた筒体134の内部を案内されながら伸長する結果、弾性体132伸長時の筒体134による案内距離を長く確保することができる。
<変形例>
以上、本願の開示する技術の実施形態について説明したが、本願の開示する技術は、上記に限定されるものではない。
例えば、便器20は、便器部22とタンク部24とが一体化されて構成されている場合を説明したが、便器20は、便器20とタンク部24とが別体に構成されてもよいし、タンク部24が省略されて構成されてもよい。
また、第2被係合部122は、設置台110の中心部を基準として第1被係合部118と異なる方向に設けられている場合を説明したが、同じ方向に設けられていてもよい。
また、筒体134は、弾性体132の上端部を固定する等して装置本体130に保持することができれば、省略してもよい。また、便蓋36も省略してもよい。
また、解除手段は、操作部102の押操作で防止手段の取り外し防止を解除する場合を説明したが、リンク168の場所を右フック162A側にする等して、操作部102の引操作で防止手段163の取り外し防止を解除するようにしてもよい。
また、第2係合部162を設ける場合を説明したが、第1係合部160と兼用してもよい。この場合、第2被係合部122の場所を第1被係合部118の上に変更して、第1係合部160が、第2被係合部122に係合自在とする。
前述した各実施の形態が備える各要素は、技術的に可能な限りにおいて組み合わせることができ、これらを組み合わせたものも本発明の特徴を含む限り本発明の範囲に包含される。
10…トイレ装置
20…便器
30…便座装置
100…上昇装置
102…操作部
110…設置台
112…底面部
114…側面部
118…第1被係合部
122…第2被係合部
130…装置本体
132…弾性体
134…筒体
140…箱体
140A…底面部
140B…側面部
140D…天井部
151…解除手段
160…第1係合部
161…ロック手段
162…第2係合部
163…防止手段
168…リンク(リンク部)

Claims (7)

  1. 便器と、
    前記便器の上面部に設置された便座装置と、
    性体を保持し、前記弾性体の復元力を利用して前記便座装置を前記便器から上昇させる上昇装置と、を備えるトイレ装置であって、
    前記上昇装置は、
    前記便器の上面部に載置され、前記便座装置の下面部に固定された装置本体と、
    前記弾性体を圧縮した状態で前記装置本体をロック及びロックを解除自在なロック手段と、
    を有するトイレ装置。
  2. 前記上昇装置は、
    前記便器の上面部に固定された設置台を有し、
    前記装置本体は、前記設置台に載置され、前記設置台に対して少なくとも一部が上昇可能である
    請求項1に記載のトイレ装置。
  3. 前記上昇装置は、
    一端部が前記便器の上面部に載置され、他端部が開口され、内部に前記弾性体が設けられた筒体を備える、
    請求項1又は請求項2に記載のトイレ装置。
  4. 前記上昇装置は、前記筒体が通過自在な穴部が設けられた底面部、及び、前記他端部の開口から露出する前記弾性体を圧縮し、前記底面部及び前記便座装置の下面部に固定された天井部を有する箱体をさらに備え、
    前記便座装置の上昇前には、前記筒体の少なくとも一部が前記箱体の内部に収容され、
    前記便座装置の上昇時には、前記弾性体が復元力により前記天井部を押し上げることで前記筒体に対して前記箱体が上昇して上昇前に比べて前記筒体の多くの部分が前記穴部から外部に突出した状態となる、
    請求項に記載のトイレ装置。
  5. 前記筒体は、前記ロック手段が前記上昇装置をロックしているときに縮んでおり、前記ロック手段が前記上昇装置のロックを解除しているときにロック前に比べて伸びている、
    請求項又は請求項に記載のトイレ装置。
  6. 前記筒体は、第1筒部と、前記第1筒部の外径よりも大きい内径を有する第2筒部と、を備え、前記ロック手段が前記上昇装置をロックしているときには前記第2筒部の内部に前記第1筒部が収容され、前記ロック手段が前記上昇装置のロックを解除しているときには前記第2筒部から前記第1筒部が突出する、
    請求項に記載のトイレ装置。
  7. 前記筒体は、伸縮自在な蛇腹状に形成されている、
    請求項に記載のトイレ装置。
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