JP7117858B2 - 昇降装置 - Google Patents

昇降装置 Download PDF

Info

Publication number
JP7117858B2
JP7117858B2 JP2018022016A JP2018022016A JP7117858B2 JP 7117858 B2 JP7117858 B2 JP 7117858B2 JP 2018022016 A JP2018022016 A JP 2018022016A JP 2018022016 A JP2018022016 A JP 2018022016A JP 7117858 B2 JP7117858 B2 JP 7117858B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
base member
lock
lifting
toilet bowl
lifting device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2018022016A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2019136288A (ja
Inventor
龍一 横井
佳憲 甲斐
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Lixil Corp
Original Assignee
Lixil Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Lixil Corp filed Critical Lixil Corp
Priority to JP2018022016A priority Critical patent/JP7117858B2/ja
Publication of JP2019136288A publication Critical patent/JP2019136288A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7117858B2 publication Critical patent/JP7117858B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Toilet Supplies (AREA)
  • Bidet-Like Cleaning Device And Other Flush Toilet Accessories (AREA)

Description

本発明は、昇降装置に関するものである。
従来から、便器の上部に配置される機能部や便座、便蓋等の部材を便器に対して上下方向に昇降させる昇降装置が知られている。上下方向に昇降する機能部や便座などの部材(以下、昇降部材と称する。)を上昇させると便器と昇降部材と空間が生じるため、便器の上面及び昇降部材の下面等の掃除を容易に行うことができる。
例えば、便器の上面の後部に昇降装置が設置され、昇降装置が便座及び便蓋を昇降可能に支持する便器装置が提案されている(下記の特許文献1参照)。
特許文献1に記載された便器装置では、昇降装置が設置される便器の後部には機能部も設置されるため、昇降装置が設置スペースを占領して、機能部の設置位置や機能部の大きさ等に制限が生じる等の不都合があった。
そこで、昇降装置を洗浄ノズルの下方等、従来よりも前方位置に配置した便器装置が提案されている(下記の特許文献2参照)。この便器装置では、便器に固定された下プレートに形成された貫通孔と、便器に対して昇降可能に支持された昇降部材に設けられた係合部と、を有するロック部が設けられている。係合部が貫通孔に係合することで、昇降装置の昇降を規制している。ロック部は、便器装置の左右方向の略中央に設けられている。
国際公開第2007/129460号 特開2017-124115号公報
しかしながら、特許文献2に記載された便器装置では、ロック部が設置される便器装置の左右方向の略中央で、陶器で形成された便器が中空に形成されている。このため、製造工程等において便器が変形しやすい。よって、便器に固定された下プレートの貫通孔及び便器に支持された昇降部材の係合部がそれぞれ適切な位置に配置されず、適切にロックすることができなかったり、ガタツキが生じたりする等の問題点がある。
そこで、本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、昇降部材を適切にロックすることができる昇降装置を提供する。
上記目的を達成するために、本発明は以下の手段を採用している。
すなわち、本発明に係る昇降装置は、便器の上面に固定される固定ベース部材と、該固定ベース部材の上方に配置された昇降ベース部材と、前記便器に固定され、前記昇降ベース部材を上下方向に昇降可能に支持する昇降機構と、前記昇降ベース部材の昇降を規制するロック部と、を備え、該ロック部は、前記昇降機構よりも左右方向の側方に配置され、前記操作部の下端部は、前記便器の上面よりも下方まで延びていることを特徴とする。
また、本発明に係る昇降装置では、前記操作部を押し込むことで、前記昇降ベース部材の昇降の規制が解除され、前記昇降ベース部材の昇降が可能となっていてもよい。
このように構成された昇降装置では、昇降ベース部材をロックするロック部は、昇降ベース部材を昇降可能に支持する昇降機構よりも左右方向の側方に配置されている。便器には左右方向の側方に床面から立設された壁部が設けられているため、便器は左右方向の側方では撓み等の変形が抑制されている。よって、昇降ベース部材(昇降部材)は便器の側方の壁部に支持されて便器上に適切に設置されるため、ロック部により昇降ベース部材を便器上にがたつき等なく適切にロックすることができる。
また、本発明に係る昇降装置では、前記操作部は、前記昇降ベース部材の左右方向の端部に設けられていてもよい。
このように構成された昇降装置では、操作部は昇降ベース部材の左右方向の端部に設けられ、ロック部は昇降機構よりも左右方向の側方に配置されている。よって、操作部からロック部までの距離を短くすることができるため、操作部及びロック部の部品をコンパクトにできるとともに、操作部の操作力を抑制することができる。
また、本発明に係る昇降装置では、前記ロック部は、前記昇降機構よりも前方に配置されていてもよい。
このように構成された昇降装置では、一般的に、固定ベース部材を便器上に固定する固定部材は後側に設けられるため、昇降機構は固定部材よりも前方に配置されている。よって、固定ベース部材と便器との間に、後側では隙間が生じないが、前側では隙間が生じやすい。ロック部が昇降機構よりも前方に配置されているため、昇降ベース部材及び固定ベース部材の前部と便器との間に生じる隙間を抑制することができる。したがって、昇降装置の前方から見て隙間が抑えられ見栄えがよいとともに、昇降装置の前部のがたつきを抑制することができる。
本発明に係る昇降装置によれば、昇降部材を適切にロックすることができる。
本発明の一実施形態に係る昇降装置を備えた便器装置を斜め前方から見た斜視図である。 本発明の一実施形態に係る昇降装置を備えた便器装置を斜め前方から見た斜視図の一部であり、(a)昇降ベース部材が下方に位置する状態を示し、(b)昇降ベース部材が上方に位置する状態を示している。 本発明の一実施形態に係る昇降装置の構成を示す平面図である。 本発明の一実施形態に係る昇降装置の構成を断面図である。 図3のA-A線断面図である。 図5のB部拡大図である。 本発明の一実施形態に係る昇降装置のロック部及びその周辺の斜視図である。 本発明の一実施形態に係る昇降装置のロック部がロックされた状態と解除された状態との途中の段階を示した図6に相当する図である。 本発明の一実施形態に係る昇降装置のロック部が解除された状態を示した図6に相当する図である。
本発明の一実施形態に係る昇降装置について、図面を用いて説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係る昇降装置を備えた便器装置を斜め前方から見た斜視図である。図2は、本発明の一実施形態に係る昇降装置を備えた便器装置を斜め前方から見た斜視図の一部であり、(a)昇降ベース部材が下方に位置する状態を示し、(b)昇降ベース部材が上方に位置する状態を示している。
図1及び図2に示すように、便器装置100は、便器10と、便座13(図2参照。以下同じ。)と、便蓋14と、機能部(不図示。以下同じ。)と、上部カバー部材15と、下部カバー部材16と、昇降装置1(図2参照。以下同じ。)と、を備えている。
なお、下記の説明において、利用者が便座13に着座した状態で前方を向く方向を「前方」とし、反対側を「後方」とし、これらを結ぶ方向を前後方向とする。また、便座13に着座した利用者から見て左側を「左側」とし、右側を「右側」とし、これらを結ぶ方向を左右方向とする。
便器10は、床面から立設された側壁部11で外周面が形成されている。図2に示すように、便器10の上部には、下方に凹むボウル部12が形成されている。図2(b)に示すように、便器10の後部の上面10uは、略水平に形成されている。
便座13及び便蓋14は、便器10の上方において、便器10に対して回動可能に取り付けられている。機能部は、洗浄ノズル、電源ユニット、制御回路基板等の機能部材を主に有している。機能部は、後述するフロントベース部材3(図3参照)上に設置されている。上部カバー部材15は、機能部の上方及び左右両側方を覆っている。下部カバー部材16は、便器装置100の下部且つ後部の左右両側方に配置され、便器10の後部及び配管等を側方から覆う。
図3は、昇降装置1の構成を示す平面図である。
図3に示すように、昇降装置1は、リアベース部材(固定ベース部材)2と、フロントベース部材(昇降ベース部材)3と、昇降体4と、ロック機構7と、を有している。
リアベース部材2は、便器10の後部の上面に設置されている。リアベース部材2は、便器10の上面に設置されるリア底部プレート21と、リア底部プレート21の周縁から立設されたリア周縁プレート22と、を有している。
リア底部プレート21の下面には、下方に延びる固定軸部材23(図5参照)が設けられている。固定軸部材23が、便器10の取付穴(不図示)に挿入されることで、リアベース部材2は便器10上に設置されている。リア底部プレート21には、洗浄タンク(不図示)等が設置されている。
フロントベース部材3は、便器10の後部の上面に設置されている。フロントベース部材3は、昇降体4により、便器10の上面に配置された定位置(図2(a)参照)から、便器10の上方に配置された上昇位置(図2(b)参照)まで移動可能とされている。
フロントベース部材3は、フロント底部プレート31を有している。フロント底部プレート31は、後部がリア底部プレート21の前部の上面に設置され、前部が便器10の上面に設置されている。
図4は、昇降装置1の構成を断面図であり、定位置を実線で示し、上昇位置の状態を二点鎖線で示している。
図4に示すように、昇降体4は、上プレート41と、伸縮軸機構部(昇降機構)42と、を有している。
上プレート41は、板状に形成され、板厚方向を上下方向に向けて配置されている。上プレート41には、フロントベース部材3に設けられた係止部(不図示。以下同じ。)が係止されている。
伸縮軸機構部42は、外筒部50と、底部閉止部材61と、内筒部63と、圧縮ばね部材65と、上部ねじ構成部67と、を有している。伸縮軸機構部42は、固定軸部材23よりも前方に配置されている。
外筒部50は、便器10(図2参照。以下同じ。)に形成された取付穴(不図示。以下同じ。)に挿通されている。これにより、外筒部50は便器10上に設置されている。外筒部50は、上下方向に延び、外周面及び下端部の内周面に複数のねじ山が設けられた円筒状の胴部51と、胴部51の上端部に設けられたフランジ部52と、を有している。胴部51の上端部は、リアベース部材2のリア底部プレート21に形成された挿通孔21hに挿通されている。フランジ部52は、リア底部プレート21に取り付けられている。胴部51の下端部には、底部閉止部材61が嵌め込まれている。
内筒部63及び圧縮ばね部材65は、外筒部50の内部に配置されている。内筒部63は、上下方向に延びている。圧縮ばね部材65は、底部閉止部材61と内筒部63との間に配置され、内筒部63を上昇させる方向に付勢力を付与している。これにより、伸縮軸機構部42は上下方向に伸縮可能に構成されている。内筒部63の上端部にはカバー部材64配置されている。内筒部63の上方から上部ねじ構成部67がねじ込まれている。換言すると、内筒部63の上端部と上部ねじ構成部67との間に、カバー部材64が挟み込まれている。上部ねじ構成部67の上端部は、上プレート41に形成された取付孔41h内及びフロントベース部材3のフロント底部プレート31の下面に形成された凹部31a内に配置されている。なお、伸縮軸機構部42の構成は、適宜設定可能である。
図2(a)に示す定位置では、図4に実線で示すように内筒部63は、外筒部50内に配置されている。また、図2(b)に示す上昇位置では、図4に二点鎖線で示すように、内筒部63の上部は、外筒部50の上端部から上方に突出した位置に配置されている。
図5は、図3のA-A線断面図である。
図5に示すように、ロック機構7は、フロントベース部材3に設けられたロックユニット70と、リアベース部材2に設けられた係止壁部212と、を有している。
ロック機構7は、昇降装置1の左右方向の両端部にそれぞれ設けられている。換言すると、ロックユニット70は、フロントベース部材3の左右方向の両端部にそれぞれ設けられている。係止壁部212は、リアベース部材2の左右方向の両端部にそれぞれ設けられている。
ロック機構7の下方、詳細にはわずかに左右方向の中央側の下方には、便器10の側壁部11が配置されている。
図3に示すように、各ロック機構7は、伸縮軸機構部42よりも前方且つ伸縮軸機構部42よりも左右方向の側方に配置されている。
図3及び図5に示すように、フロントベース部材3には、上方に突出するロック収容部36が設けられている。ロック収容部36は、下方及び左右方向の側方に開口する形状とされている。ロック収容部36内に、ロックユニット70の一部が配置されている。
図6は、図5のB部拡大図である。図7は、ロックユニット70の斜視図である。
図6及び図7に示すように、ロックユニット70は、ケース701と、係止軸702と、ロックばね部材703と、ロックレバー704と、を有している。
なお、以下の説明において、左右方向のうち昇降装置1の左右方向の側方(左右方向の端部側)を左右方向の一方側と称し、反対側を左右方向の他方側と称する。
図7に示すようにケース701は、平面視矩形状に配置されたケース側壁部710a,710b,710c,710dを有している。ケース側壁部710a,710bは、昇降装置1の前後方向に離間して配置されている。ケース側壁部710cは、左右方向の一方側に沿って配置されている。ケース側壁部710dは、左右方向の他方側に沿って配置されている。
図6に示すように、ケース側壁部710dの下端部には、左右方向の他方側に向かって延びるケース底部711が設けられている。ケース底部711には、上下方向に貫通する取付孔711hが形成されている。取付孔711hに挿通されたねじ711zが、ロック収容部36にねじ込まれている。
図7に示すように、ケース側壁部710cの下端部には、下方に開口する挿通孔710hが形成されている。挿通孔710hには、後述するロックレバー704が挿通されている。
ケース側壁部710a,710bには、それぞれ対向するケース側壁部710b,710a側に突出する段部713が設けられている。対向する段部713の下端部どうしは、連結底部714(図6参照。以下同じ。)で連結されている。
各段部713及び連結底部714の内面には、内方に向かって突出する軸係止壁部715が連続して設けられている。
ケース側壁部710dと軸係止壁部715との間に、係止軸702の頭部721が配置されている。係止軸702の軸部722は、頭部721から左右方向の一方側に向かって延びている。
係止軸702の軸部722の外周に沿って、ロックばね部材703が旋回されている。ロックばね部材703は、左右方向に伸縮可能とされている。
ロックレバー704は、ケース701内に、ロックばね部材703よりも左右方向の一方側寄りに配置されている。ロックレバー704は、被付勢部740と、ロック部750と、レバー部(操作部)760と、を有している。被付勢部740、ロック部750及びレバー部760は、一体として形成されている。
図6に示すように、被付勢部740は、ロックばね部材703により、左右方向に一方側に付勢されている。ロック部750は、被付勢部740の左右方向の他方側から下方に延びている。ロック部750は、便器10よりも左右方向の端部側に突出している。ロック部750の下端部には、左右方向の一方側に突出する係止部751が設けられている。
ロック部750の下端部には、左右方向に沿う鉛直断面で円弧状をなす摺動面750aが形成されている。係止部751の上面には、略水平をなす係止面751aが形成されている。
リアベース部材2のリア底部プレート21には、上下方向に貫通する挿通孔21jが形成されている。リア底部プレート21において、挿通孔21jの左右方向の一方側には、上方に立設された立設壁部211が設けられている。立設壁部211の上端部には、左右方向の他方側に延びる係止壁部212が設けられている。係止壁部212の左右方向の他方側の端部には、下方に向かうにしたがって次第に左右方向の他方側に傾斜する傾斜面212aが形成されている。
レバー部760は、被付勢部740の左右方向の一端部から下方に延びている。レバー部760の下端部は、便器10の上面10uよりも下方まで延びている。レバー部760は、下方に向かうにしたがって次第に左右方向の他方側に向かうように傾斜している。
定位置において、ロック部750の下端部は、リア底部プレート21の挿通孔21j内に配置されている。係止部751の係止面751aは、リアベース部材2の係止壁部212の下面に係止(当接)されて、ロック機構7がロックされている。
次に、上記の昇降装置1を手動にて上昇及び下降させる方法について説明する。
ロック機構7がロックされた状態では、図6に示すように、ロックレバー704の係止面751aは、リアベース部材2の係止壁部212の下面に係止されている。また、図4に実線で示すように、伸縮軸機構部42の圧縮ばね部材65が収縮していて、定位置にある。
図8は、ロック機構7がロックされた状態と解除された状態との途中の段階を示した図6に相当する図である。
この状態から、図8に示すように、レバー部760を左右方向に他方側に押し込むと、ロックユニット70のロックばね部材703が収縮する。ロックレバー704は、左右方向の他方側に移動する。ロックレバー704の係止部751の上端部がリアベース部材2の係止壁部212の端部に当接する位置まで、ロックレバー704が移動すると、ロックレバー704のロック部750の摺動面750aはリアベース部材2の係止壁部212の傾斜面212aに沿って上方に摺動する。ロックレバー704は、上方且つ左右方向の一方側に向かう方向に沿って移動して、ロック機構7が解除される。
ロック機構7が解除された状態で、フロントベース部材3を手動で上方に持ち上げる。図4の二点鎖線で示すように、圧縮ばね部材65が伸長し、圧縮ばね部材65の付勢力により内筒部63が上方に付勢さる。内筒部63の上端部に設けられたカバー部材64が上プレート41を上方に押し上げ、上プレート41がフロントベース部材3のフロント底部プレート31を上方に押し上げる。このように、フロントベース部材3及びフロントベース部材3に係止された上プレート41をリアベース部材2に対して容易に上昇させることができる。これにより、フロントベース部材3が、便器10の上方に配置された上昇位置に移動させることができる。
図9は、ロック機構7が解除された状態を示した図6に相当する図である。
図9に示すように、上昇位置では、ロックユニット70もリアベース部材2よりも上方に配置されている。
図2(b)に示すように、上昇位置では、フロントベース部材3とリアベース部材2及び便器10との空間が生じるため、便器10の上面、リアベース部材2の上面や及びフロントベース部材3の下面等の掃除を行うことができる。
また、掃除後に、上昇位置から定位置まで、フロントベース部材3を下降させるには、フロントベース部材3を押し下げる。これにより、伸縮軸機構部42の圧縮ばね部材65は収縮し、内筒部63が下方に移動する。
図8に示すように、ロックレバー704のロック部750の摺動面750aが、リアベース部材2の係止壁部212の傾斜面212aに沿って下方に摺動する。ロックレバー704は、下方且つ左右方向の他方側に向かう方向に沿って移動する。ロックレバー704の係止部751の上端部がリアベース部材2の係止壁部212の端部に当接する位置まで、ロックレバー704が移動すると、図6に示すように、ロックユニット70のロックばね部材703が伸長し、ロックレバー704は左右方向の一方側に移動し、ロック機構7がロックされる。また、伸縮軸機構部42の内筒部63は、外筒部50内に配置され定位置に位置する。
このように構成された便器装置100では、フロントベース部材3をロックするロック部750は、フロントベース部材3を昇降可能に支持する伸縮軸機構部42よりも左右方向の側方に配置されている。便器10には左右方向の側方に床面から立設された側壁部11が設けられているため、便器10は左右方向の側方では撓み等の変形が抑制されている。よって、フロントベース部材3は便器10の側壁部11に支持されて便器10上に適切に設置されるため、ロック部750によりフロントベース部材3を便器10上にがたつき等なく適切にロックすることができる。
また、レバー部760はフロントベース部材3の左右方向の端部に設けられ、ロック部750は伸縮軸機構部42よりも左右方向の側方に配置されている。よって、レバー部760からロック部750までの距離を短くすることができるため、レバー部760及びロック部750の部品をコンパクトにできるとともに、レバー部760の操作力を抑制することができる。
また、伸縮軸機構部42は、リアベース部材2を便器10上に固定する固定軸部材23よりも、前方に配置されている。よって、リアベース部材2と便器10との間に、後側では隙間が生じないが、前側では隙間が生じやすい。ロック部750が伸縮軸機構部42よりも前方に配置されているため、フロントベース部材3及びリアベース部材の前部と便器10との間に生じる隙間を抑制することができる。したがって、昇降装置1の前方から見て隙間が抑えられ見栄えがよいとともに、昇降装置1の前部のがたつきを抑制することができる。
また、ロック部750は、便器10よりも左右方向の端部側に突出している。また、レバー部760の下端部は、便器10の上面10uよりも下方まで延びている。よって、利用者がレバー部760に手をかけて操作しやすいとともに、ロック部750が便器10と干渉することが抑制される。
なお、本発明に係る便器装置100は、上述した実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で適宜の変更や置換等が可能である。
例えば、上記に示す実施形態では、ロック機構7は昇降装置1の左右方向の端部に設けられ、ロック部750は伸縮軸機構部42よりも前方に配置されているが、本発明はこれに限られない。ロック部750が、昇降機構よりも左右方向の側方に配置されていればよい。
また、上記に示す実施形態では、レバー部760はフロントベース部材3の左右方向の端部に設けられているが、本発明はこれに限られず、操作部の設置位置は適宜設定可能である。
また、上記に示す実施形態では、ロック部750及びレバー部760は、一体として形成されているが、本発明はこれに限られない。操作部はロック部を操作可能であれば、操作部がロック部と連結される等、操作部とロック部とが別体で構成されていてもよい。
1…昇降装置
2…リアベース部材(固定ベース部材)
3…フロントベース部材(昇降ベース部材)
4…昇降体
7…ロック機構
10…便器
11…側壁部
13…便座
14…便蓋
41…上プレート
42…伸縮軸機構部(昇降機構)
50…外筒部
61…底部閉止部材
63…内筒部
65…圧縮ばね部材
67…上部ねじ構成部
70…ロックユニット
100…便器装置
212…係止壁部
212a…傾斜面
701…ケース
702…係止軸
703…ロックばね部材
704…ロックレバー
740…被付勢部
750…ロック部
750a…摺動面
751…係止部
751a…係止面
760…レバー部(操作部)

Claims (4)

  1. 便器の上面に固定される固定ベース部材と、
    該固定ベース部材の上方に配置された昇降ベース部材と、
    前記便器に固定され、前記昇降ベース部材を上下方向に昇降可能に支持する昇降機構と、
    前記昇降ベース部材の昇降を規制するロック部と、を備え、
    該ロック部は、前記昇降機構よりも左右方向の側方に配置され
    前記昇降ベース部材には、前記ロック部を操作する操作部が設けられ、
    前記操作部の下端部は、前記便器の上面よりも下方まで延びていることを特徴とする昇降装置。
  2. 前記操作部を押し込むことで、前記昇降ベース部材の昇降の規制が解除され、前記昇降ベース部材の昇降が可能となる請求項1に記載の昇降装置。
  3. 記操作部は、前記昇降ベース部材の左右方向の端部に設けられている請求項1または2に記載の昇降装置。
  4. 前記ロック部は、前記昇降機構よりも前方に配置されている請求項1から3のいずれか一項に記載の昇降装置。
JP2018022016A 2018-02-09 2018-02-09 昇降装置 Active JP7117858B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018022016A JP7117858B2 (ja) 2018-02-09 2018-02-09 昇降装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018022016A JP7117858B2 (ja) 2018-02-09 2018-02-09 昇降装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2019136288A JP2019136288A (ja) 2019-08-22
JP7117858B2 true JP7117858B2 (ja) 2022-08-15

Family

ID=67692472

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018022016A Active JP7117858B2 (ja) 2018-02-09 2018-02-09 昇降装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP7117858B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7286996B2 (ja) * 2019-02-21 2023-06-06 Toto株式会社 昇降装置

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002004383A (ja) 2000-06-21 2002-01-09 Inax Corp 洋風水洗式便器
JP2003160961A (ja) 2001-11-28 2003-06-06 Inax Corp 洋風水洗式便器

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09316976A (ja) * 1996-05-31 1997-12-09 Aisin Seiki Co Ltd 浮上機構付き洗浄便座
KR20130044158A (ko) * 2011-10-21 2013-05-02 코웨이 주식회사 수압을 이용한 비데 리프트 장치

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002004383A (ja) 2000-06-21 2002-01-09 Inax Corp 洋風水洗式便器
JP2003160961A (ja) 2001-11-28 2003-06-06 Inax Corp 洋風水洗式便器

Also Published As

Publication number Publication date
JP2019136288A (ja) 2019-08-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20100207414A1 (en) Console box
JP7117858B2 (ja) 昇降装置
JP4998372B2 (ja) 便器上面設備
CN1893198A (zh) 连接器、连接器组件及其组装方法
JP4290694B2 (ja) 車両のドア構造
RU2770705C2 (ru) Механизм слива воды с системой блокировки тягового стержня
JP5384410B2 (ja) 便座リフトアップ装置及び昇降便座
JP5384411B2 (ja) 便座リフトアップ装置及び昇降便座
JP6587545B2 (ja) 昇降装置
JP6745158B2 (ja) 便座装置
JP6888190B2 (ja) 昇降装置
JP2010221843A (ja) ボックス昇降装置
JP6888191B2 (ja) 昇降装置
JP5252575B2 (ja) 押ボタンスイッチ
JP4269955B2 (ja) 便器上面設備
JP6500322B2 (ja) トイレ装置
JP2018001982A (ja) コンソールボックス
JP5456378B2 (ja) 水洗式便器
JP6250380B2 (ja) ロック装置及び収納家具
JP7286996B2 (ja) 昇降装置
JP7354552B2 (ja) 昇降装置
US20240001854A1 (en) Sidestep platform servo / electrical removal mechanism
JP5384391B2 (ja) 便座リフトアップ装置及び昇降便座
JP6481959B2 (ja) 上昇装置及びトイレ装置
JPWO2007129460A1 (ja) 便座昇降装置

Legal Events

Date Code Title Description
A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

Effective date: 20210120

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20210127

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20211214

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20220111

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20220304

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20220705

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20220802

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7117858

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150