JP6499460B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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本発明は、画像形成装置の機内温度の予測技術と、予測した温度に基づく制御技術に関する。
画像形成装置内の温度(以下、機内温度)の予測方法として、様々な画像形成条件ごとに予め温度変化データを測定しておき、この温度変化データにより機内温度を予測するものがある。また、特許文献1は、環境温度に応じた閾値を設定し、予測した機内温度の変化量が閾値を超えると、間欠運転等、機内の昇温を抑制するための制御(以下、昇温抑制制御)を行うことを開示している。
特許第4781217号公報
しかしながら、機内温度の予測には誤差が生じる。したがって、昇温抑制制御に切り替えるための閾値は、予測誤差を考慮してその値を小さくする必要がある。しかながら、予測誤差が小さいと、小さな閾値により必要以上に早く昇温抑制制御に切り替えられることになる。また、画像形成中に環境温度が低い状態から高い状態に変動すると、予測温度は実際の温度より高くなる傾向がある。その結果、昇温抑制制御へ必要以上に早く切り替わってしまう。
本発明は、機内温度を精度良く予測する画像形成装置を提供するものである。
本発明の一側面によると、画像形成装置は、環境温度を取得する第1取得手段と、熱源の温度を取得する第2取得手段と、温度予測の対象部材に対する温度予測パラメータであって、前記熱源の温度の変化による収束温度の変化率である第1変化率と、前記環境温度の変化による収束温度の変化率である第2変化率と、基準とする環境温度である基準環境温度及び基準とする熱源の温度である基準熱源温度の組に対する収束温度である基準収束温度と、を含む前記温度予測パラメータを保持する保持手段と、現在の動作状態が継続した際の前記対象部材の収束温度を求め、前記収束温度、前記環境温度及び前記温度予測パラメータに基づき前記対象部材の温度を予測する予測手段と、前記予測した前記対象部材の温度に基づき動作状態を制御する制御手段と、を備え、前記予測手段は、前記第1変化率、前記第2変化率及び前記基準収束温度に基づき、前記第1取得手段が取得した環境温度及び前記第2取得手段が取得した熱源の温度の組に対する前記収束温度を求めることを特徴とする。
本発明によると、機内温度を精度良く予測することができる。
一実施形態による画像形成装置の構成図。 一実施形態による画像形成装置の制御構成を示す図。 連続して画像形成を行った際の満載検出フラグの実測温度の例を示す図。 様々な画像形成モードで画像形成を行った際の満載検出フラグの実測温度の例を示す図 一実施形態による温度予測パラメータを示す図。 一実施形態による対象部材の実測温度と予測温度を示す図。 一実施形態による対象部材の実測温度と予測温度を示す図。 一実施形態による温度予測パラメータの説明図。 一実施形態による温度予測制御のフローチャート。 一実施形態による昇温抑制制御のフローチャート。 一実施形態による満載検出フラグの実測温度と予測温度を示す図。 環境温度が変化した場合の予測温度を示す図。
以下、本発明の例示的な実施形態について図面を参照して説明する。なお、以下の実施形態は例示であり、本発明を実施形態の内容に限定するものではない。また、以下の各図においては、実施形態の説明に必要ではない構成要素については図から省略する。
<第一実施形態>
図1は、本実施形態による画像形成装置100の構成図である。画像形成装置100は、画像形成装置100本体に対して着脱可能なプロセスカートリッジ200を備えている。プロセスカートリッジ200は、像担持体である感光体201と、現像剤を収容する現像容器205と、帯電ローラ202と、現像ローラ203と、クリーニングブレード204と、を備えている。また、給紙カセット110は、画像形成装置100本体から着脱可能であり、複数枚のシートSを収容することができる。
画像形成の際、給紙ローラ111が回転し、これにより給紙カセット110に積載されたシートSは、搬送ローラ対109に向けて給送される。搬送ローラ対109は、シートSを感光体201と転写ローラ206とのニップ領域207に向けて搬送する。一方、プロセスカートリッジ200においては、帯電ローラ202が感光体201の表面を一様な電位に帯電させる。露光部108は、画像データに従い、感光体201に光を照射して感光体201を露光し、これにより感光体201に静電潜像を形成する。現像ローラ203は、現像容器205の現像剤で感光体201の静電潜像を現像し、現像剤像として可視化する。転写ローラ206は、感光体201の現像剤像をシートSに転写する。シートSに転写されず、感光体201の表面に残留した現像剤は、クリーニング部材である、クリーニングブレード204によって除去される。
現像剤像の転写が行われたシートSは、定着部103に搬送される。定着部103は、シートSを加熱・加圧して、シートSに現像剤像を定着させる。画像が定着されたシートSは、排紙ローラ対106に向けて搬送され、排紙ローラ対106によって画像形成装置100の排出部である排紙トレイ105へと排出される。なお、シートSの両面に画像を形成する場合、シートSが排出される前に排紙ローラ対106は反転制御される。これにより、シートSは両面搬送路112に向けて搬送され、更に再給紙ローラ対107により搬送ローラ対109に向けて搬送される。満載検出フラグ104は、排紙トレイ105上に積載されたシートSの後端を押さえ、シートSが排紙ローラ対106の排出口を塞ぐのを防止する。
図2は、画像形成装置100の制御構成を示す図である。制御部300は、CPU301、ROM302、RAM313、NVRAM303を備えている。制御部300は、後述する方法により機内温度を予測する予測部としても機能する。さらに、予測した機内温度により画像形成装置の動作を制御する。CPU301は、画像形成装置100の制御に必要な各種演算処理を行う。ROM302は、固定の情報を記憶・保持する保持部であり、CPU301の演算に必要なプログラムやパラメータ等の情報を格納している。RAM313は、CPU301が演算処理を行う際に一時的に記憶すべき情報を保持する保持部である。NVRAM303は、電源供給が停止した場合においても情報が消えない不揮発性メモリであり、CPU301により演算される機内の予測温度T等を保持する保持部である。
定着サーミスタ103b、環境サーミスタ307、外部装置314、フォトインタラプタ311等は、入力インターフェース308を介して制御部300に接続される。定着サーミスタ103bは、定着部103の温度を検出・取得する取得部である。環境サーミスタ307は、画像形成装置の電気基板に実装され、画像形成装置100が設置されている環境温度Teを検出・取得する取得部である。フォトインタラプタ311は、赤外光を送受信する。このフォトインタラプタ311が送受信する赤外光は、図1の排紙トレイ105上にシートSが一定量積載された場合、満載検出フラグ104により遮光される様に設けられる。フォトインタラプタ311は、赤外光の遮光を検出すると、排紙トレイ105のシートSが所定値に達したことを示す信号を制御部300に通知する。制御部300は、フォトインタラプタ311が遮光を検出すると、例えば、本体動作を停止する。外部装置314は、印刷する画像データを画像形成装置に出力する。
また、制御部300の出力信号は出力インターフェース309を介して定着部103のヒータ103a、露光部108、駆動モータ304、画像形成装置100の構成要素を冷却するファン305、ユーザーインターフェースとしての表示部306に送信される。ヒータ103aは、定着部103が現像剤像を定着させるための熱源であり、定着部103の温度制御に用いられる。駆動モータ304は、給紙ローラ111、搬送ローラ対109、感光体201、定着部103のローラ対、排紙ローラ対106、再給紙ローラ対107等の動力源である。表示部306は、画像形成装置の状態等をユーザーに表示する。
図3は、画像形成装置100内の機内温度が環境温度Teとほぼ同等の状態から連続して画像形成を行ったときの、満載検出フラグ104及び現像容器205の実測温度を示している。なお、図3の線aは満載検出フラグ104の温度であり、線bは現像容器205の温度である。なお、これら温度は、満載検出フラグ104及び現像容器205に熱電対を貼って取得した。なお、画像形成は、薄紙を給紙カセット110にセットし、通常速度及び両面印刷モードで行った。給紙カセット110内の薄紙が無くなると、1分程度で薄紙を給紙カセット110にセットし直して画像形成を再開し、時刻t1において画像形成を終了した。その後、画像形成装置100をスタンバイ状態、即ち画像形成の入力信号待ちの状態とした。
画像形成の開始後、その動作状態が継続すると、満載検出フラグ104の温度は、定着部103により加熱されたシートからの伝熱により時間と共に上昇する。なお、単位時間当たりの温度上昇量は満載検出フラグ104の温度が上昇するにつれて小さくなる。さらに、満載検出フラグ104の温度は、画像形成を継続しても、温度Tzmax以上に上昇しない。時刻t1において画像形成装置100がスタンバイ状態に移行すると、満載検出フラグ104の温度は環境温度Teに向かって下降する。また、現像容器205の温度も、画像形成の開始後、時間と共に上昇する。単位時間当たりの温度上昇量は現像容器205の温度が上昇するにつれて小さくなる。さらに、現像容器205の温度は、画像形成を継続しても、温度Tbmax以上には上昇しない。時刻t1において画像形成装置100がスタンバイ状態に移行すると、現像容器205の温度は環境温度Teに向かって下降する。図3には示していないが、クリーニングブレード204、駆動モータ304等の他の部材の温度も同様の挙動を示す。なお、以下の説明において、上述した温度TzmaxやTbmaxといった、画像形成を継続することによる部材の収束温度を到達温度と呼ぶものとする。
図4は様々な画像形成モードで連続して画像形成を行ったときの満載検出フラグ104の実測温度を示している。図4において、線cは両面印刷モード、かつ、通常速度での温度変化を示し、線dは両面印刷モード、かつ、通常速度の半分の速度での温度変化を示している。また、線eは片面印刷モード、かつ、通常速度での温度変化を示し、線fは、片面印刷モード、かつ、通常速度の半分の速度での温度変化を示している。満載検出フラグ104の到達温度Tzmaxは、画像形成モードごとに異なる値を示す。また、満載検出フラグ104の単位時間当たりの温度上昇量も画像形成モードごとに異なる値を示す。図4には示していないが、現像容器205、クリーニングブレード204、駆動モータ304等の他の部材も同様の挙動を示す。
図3及び図4に示す様に、画像形成装置100の各部材の温度は画像形成により上昇する。例えば、満載検出フラグ104の温度が過度に上昇した状態で、ユーザーが満載検出フラグ104に触れた場合、ユーザーがやけどをする可能性がある。現像容器205の温度が過度に上昇すると、現像容器205内部に保持されている現像剤がガラス転位点を超え溶融し、画像不良を引き起こす可能性がある。クリーニングブレード204が過度に上昇すると、クリーニングブレード204が熱により捲れ上がりクリーニング不良を引き起こす可能性がある。駆動モータ304の温度が過度に上昇すると、駆動モータ304を駆動させる電気基板上の素子が破壊される可能性がある。
このため、画像形成装置100は、昇温予測箇所として対象部材を設定し、対象部材の温度を予測する。本実施形態では、満載検出フラグ104、現像容器205、クリーニングブレード204、駆動モータ304を昇温予測箇所とする。しかしながら、画像形成装置に搭載される電気基板上の素子も昇温予測箇所とすることができる。本実施形態では、対象部材ごとに閾値温度Txを設定し、画像形成装置100は、対象部材の予測温度Tが、対応する閾値温度Txを超えないようにその昇温抑制制御を行う。なお、環境温度を測定する環境サーミスタ307も画像形成により温度が上昇し、これにより実際の環境温度Teと環境サーミスタ307の検出温度Tpとの間には誤差が発生する。画像形成装置100は、この誤差を予測し、環境サーミスタ307の検出温度Tpから環境温度Teを検出する。なお、この誤差の予測方法については、任意の方法を使用できるが、本発明と直接関係しないため説明を省略する。
以下、対象部材の温度予測方法について説明する。図5は、ROM302に格納されている対象部材の温度を予測するための温度予測パラメータ(以下、単にパラメータと呼ぶ。)を示している。本実施形態においては、温度上昇時の温度予測に使用するパラメータとして、温度変化係数k1と、切替昇温率Trcとを用いる。ここで、温度変化係数k1は、温度上昇時における温度上昇の速さを示す係数である。なお、切替昇温率Trcについては後述する。また、温度下降時の温度予測に使用するパラメータとして、温度変化係数k2と、切替温度Tmcとを用いる。ここで、温度変化係数k2は、温度下降時における温度下降の速さを示す係数である。なお、切替温度Tmcについては後述する。また、温度予測において対象部材の到達温度を決定するが、このため、定着温度係数Kfと、環境温度係数Keと、基準到達温度Tabと、基準温調温度Tfbと、基準環境温度Tebとを、パラメータとして用いる。なお、これらパラメータは、対象部材に熱電対を貼り付けて温度変化を観測することで予め決定しておく。なお、図3及び図4にて説明した様に、対象部材の温度変化は、対象部材毎に異なり、さらに、同じ対象部材であっても画像形成装置100の画像形成モード毎に異なる。したがって、パラメータは、画像形成モード及び対象部材の組み合わせ毎に予め取得してROM302に格納しておく。
続いて、温度上昇時における対象部材の温度予測について説明する。図6(A)の線gは、満載検出フラグ104の実測温度の温度上昇カーブである。なお、画像形成モードは、薄紙の両面印刷、かつ、通常速度とした。図6(A)の線g1、線g2及び線g3は、以下の式(1)による近似曲線である。
T=Ta−(Ta−T0)×e−k1×t (1)
ここで、tは時刻、Tは対象部材の予測温度、Taは到達温度、T0は初期温度(時刻t=0)、k1は温度変化係数である。なお、図6(A)では、到達温度TaはTzmaxであり、初期温度T0は環境温度Teである。また、線g1、線g2、線g3は、それぞれ、k1=0.4、0.16、0.08としたときの近似曲線である。図6(A)より、適切な温度変化係数k1を選択することにより、線gに近い近似曲線が得られることが分かる。
また、図6(B)の線g4は、予測温度Tが温度T2に達した時に温度速度係数k1の値を切り替えたものである。具体的には、予測温度TがT2以下のときには温度変化係数k1=0.21とし、予測温度がT2を超えると温度変化係数k1=0.1としたものである。予測温度がT2に達した時刻t2以降の近似曲線は以下の式(2)で表される。
T=Ta−(Ta−T2)×e−k1×(t−t2) (2)
温度変化係数k1を1つの値とする構成であっても良いが、本実施形態では、温度変化係数kとして複数の値を用い、予測温度Tの値に応じて温度変化係数k1を切り替える。この構成により、対象部材の実際の温度上昇特性をより正確に近似することができる。本実施形態において、温度変化係数k1の切り替えを切替昇温率Trcにより制御する。具体的には、(T−T0)/(Ta―T0)の値が切替昇温率Trc以下であるか否かにより温度変化係数k1を切り替える。図6(B)においては、Trc=0.75とし、(T−T0)/(Ta―T0)の値が0.75以下では、温度変化係数k1を0.21とし、(T−T0)/(Ta―T0)の値が0.75より大きいと、温度変化係数k1を0.1としている。
続いて、温度下降時における対象部材の温度予測について説明する。図7(A)の線hは、満載検出フラグ104の実測温度の温度下降カーブである。図7(A)の線h1、線h2及び線h3は、式(1)による近似曲線である。なお、式(1)の初期温度T0はTzmaxであり、到達温度Taはスタンバイ時の到達温度であるTzsである。また、線h1、線h2、線h3は、それぞれ、k2=0.03、0.065、0.15としたときの近似曲線である。図7(A)より、適切な温度変化係数k2を選択することにより、線hに近い近似曲線が得られることが分かる。
また、図7(B)の線h4は、予測温度Tが温度T3に達した時に温度変化係数k2の値を切り替えたものである。具体的には、予測温度TがT3以上のときには温度変化係数k2=0.088とし、予測温度がT3を下回ると温度変化係数k2=0.045としている。温度変化係数k2を1つの値とする構成であっても良いが、本実施形態では、温度変化係数k2として複数の値を用い、予測温度Tの値に応じて温度変化係数k2を切り替える。この構成により、対象部材の実際の温度下降特性をより正確に近似することができる。本実施形態において、温度変化係数k2の切り替えを切替温度Tmcにより制御する。具体的には、予測温度がTzs+Tmcの値以上であるか否かにより温度変化係数k2を切り替えている。
図8(A)は、定着部103の定着温度Tfと、対象部材の到達温度Taとの関係を示している。なお、画像形成モードは、薄紙、両面印刷及び通常速度とし、定着温度以外の条件は、総て同じとし、環境温度Te=Tebで測定している。図8(A)に示す様に、定着温度Tf=Tfbにおける到達温度Ta=Tabである。本実施形態では、この環境温度Tebで、定着温度Tfbのときの到達温度Tabを、それぞれ、基準環境温度Teb、基準温調温度Tfb及び基準到達温度Tabと呼ぶ。基準温調温度Tfbを、基準熱源温度とも呼び、基準到達温度Tabを、基準収束温度とも呼ぶ。また、定着温度Tfが高くなると、到達温度Taも高くなる。図8(A)の線mは、定着温度Tfと到達温度Taの関係を一次関数で近似したものである。この線mの傾きを定着温度係数Kfと呼ぶ。定着温度係数Kfとは、定着温度の変化に対する到達温度の変化率である。
図8(B)は、環境温度Teと到達温度Taとの関係を示している。なお、図8(B)は、環境温度以外の条件を総て同じとし、定着温度Tf=Tfbで測定したものである。図8(B)に示す様に、環境温度Teが高くなると、到達温度Taも高くなる。図8(B)の線nは、環境温度Teと到達温度Taの関係を一次関数で近似したものである。この線nの傾きを環境温度係数Keと呼ぶ。環境温度係数Keとは、環境温度の変化に対する到達温度の変化率である。
対象部材の到達温度Taは、定着温度係数Kf、環境温度係数Ke、基準到達温度Tab、基準温調温度Tfb及び基準環境温度Tebにより以下の式(3)で計算することができる。
Ta=Tab+Ke(Te−Teb)+Kf(Tf−Tfb) (3)
なお、Teは計算時の環境温度であり、Tfは計算時の定着温度である。
図9は、本実施形態による対象部材の温度予測制御のフローチャートである。制御部300は、所定時間Δt毎に、図9の処理を、対象部材それぞれに対して行う。つまり、制御部300は、予測温度Tを所定時間Δt毎に更新する。まず、S10で、制御部300は、前回の予測温度をRAM313から読み出す。制御部300は、S11で、環境温度Te及び定着温度Tfを検出する。その後、制御部300は、画像形成モードに応じたパラメータをROM302から読出し、S13で式(3)に従い到達温度Taを求める。
続いて、S14において、制御部300は、前回の温度予測時からの温度変化量ΔTを求める。例えば、画像形成時には、温度上昇時のパラメータを用いた式(1)を時間tで微分して、現在の単位時間当たりの温度変化を求め、これに所定時間Δtを乗ずることで、制御部300は温度変化量ΔTを求める。具体的には、式(1)を時間で微分すると、
dT/dt=k1×(Ta−T0)×e−k1×t (4)
が得られる。また、式(1)を変形すると、
(Ta−T0)×e−k1×t=Ta−T (5)
が得られる。式(4)及び式(5)から、単位時間当たりの温度変化量を示す式(6)が以下の様に得られる。
dT/dt=k1×(Ta―T)となる。 (6)
式(6)から所定時間Δtでの温度変化量ΔTは、
ΔT=k1×(Ta―T)×Δt (7)
で求めることができる。なお、スタンバイ時には、温度下降時のパラメータを用いる。制御部300は、S15において予測温度を更新してRAM313に格納する。具体的には、S10で読み出した前回の予測温度に、S14で求めた温度変化量ΔTを加算することで予測温度を更新する。さらに、制御部300は、所定の周期毎にRAM313に格納された予測温度をNVRAM303に書込む。これは、電源断時に備えたものである。
図10は、本実施形態による昇温抑制制御のフローチャートである。なお、制御部300は、図10の処理を所定時間Δt毎に繰り返す。制御部300は、S20で、昇温抑制フラグが0であるか否かを判定する。昇温抑制フラグが1であることは昇温抑制動作中であることを示し、昇温抑制フラグが0であることは通常動作中、つまり、昇温抑制動作中ではないことを示している。なお、昇温抑制フラグの値は、例えば、RAM313に格納される。昇温抑制フラグが0、つまり、通常動作中であると、制御部300は、S21で、総ての対象部材の予測温度Tが、対応する閾値Tx未満であるかを判定する。閾値Txの値は対象部材毎に異なる。また、対象部材の予測温度Tは、RAM313に格納されている。総ての対象部材の予測温度Tが、対応する閾値Tx未満であると、制御部300は、S22で通常の画像形成を行う。
一方、S21で予測温度Tが閾値Tx以上の対象部材があると、制御部300は、S24で昇温抑制フラグを1に設定して、S25で昇温抑制動作を行う。昇温抑制動作とは、通常の画像形成動作より温度上昇を抑える動作をいう。例えば、制御部300は、画像形成動作を中断して、画像形成装置をスタンバイ状態にする。つまり、制御部300は、対象部材の予測温度に応じて、画像形成装置の状態を、通常の画像形成を行う通常状態と、画像形成を行わないスタンバイ状態に設定する。また、駆動モータ304の回転速度を制御し、画像形成装置100のスループットを低下させた状態とすることもできる。つまり、制御部300は、対象部材の予測温度に応じて、シートに画像形成を行う際、連続するシートの間隔を制御することができる。また、昇温抑制動作として、ファン等の冷却部材の冷却の強さを強くしても良い。つまり、制御部300は、対象部材の予測温度に応じて、対象部材に対する冷却部材の冷却の強さを制御する。これは、冷却部材がファンであると、対象部材の予測温度に応じて、対象部材に対するファンの回転速度を変化させることに対応する。
また、S20において昇温抑制フラグが1、つまり、昇温抑制動作中であると、制御部300は、何れかの対象部材の予測温度Tが、閾値Txから値Rを減じた値より大きいかを判定する。値Rも、対象部材毎に異なる値であり、予めROM302に格納されている。何れかの対象部材の予測温度Tが、値(Tx−R)より大きいと、制御部300は、S24及びS25の処理により昇温抑制動作を継続させる。一方、総ての対象部材の予測温度が値(Tx−R)以下になると、制御部300は、S26で昇温抑制フラグを0に設定して、昇温抑制動作を終了する。その後、制御部300は、S20からの処理を行う。
図11の線r及び線pは、それぞれ、環境温度Teが摂氏25度及び摂氏33度の状態において画像形成を行ったときの満載検出フラグ104の実測温度である。なお、画像形成モードは、薄紙の両面印刷、かつ、通常速度とした。破線s及び破線qは、それぞれ、図9の処理による、満載検出フラグ104の予測温度である。なお、破線sは、環境温度Teが摂氏25度の場合であり、破線qは、環境温度Teが摂氏33度の場合である。破線s及び破線qは、それぞれ、実測温度を示す線r及び線pとほぼ一致している。したがって、本実施形態では、昇温抑制動作への切替を判断する閾値Txに、予測誤差を考慮した大きなマージンを持たせる必要がない。つまり、必要以上に閾値Txを小さくする必要がない。したがって、必要以上に早く昇温抑制制御に切り替わることを防ぎ、昇温抑制制御となるまでの画像形成枚数を多くすることができる。また、環境温度Teが異なる状況であっても、実測温度と予測温度Tはほぼ一致している。したがって、様々な環境温度Teにおいて実測温度の温度上昇カーブを取得する必要がなく、簡易な手法で機内温度を精度良く予測することができる。
図12は、環境温度Teが変化した場合の予測温度を示している。図12において、線xは、環境温度Teであり、時刻t3までの環境温度Teは摂氏25度であり、時刻t4以降の環境温度Teは摂氏33度である。また、線yは、図9の処理による現像容器205の予測温度Tであり、線zは従来の昇温予測方法による現像容器205の予測温度Tである。なお、従来の昇温予測方法においては、環境温度Teに対する対象部材の温度上昇量と環境温度Teの和により予測温度Tを算出している。このため、従来手法による予測温度Tでは、環境温度Teが急減に変化する時刻t3〜t4において、予測温度Tも環境温度Teと同様に急減に変化する。一方で、図9の処理によると、時刻t3〜t4においても予測温度Tが急激に変化することはなく、時刻t3から穏やかに上昇する。なお、現像容器205の実測温度は、線yと同様に、時刻t3を起点に緩やかに上昇していた。つまり、本実施形態による温度予測により、環境温度Teの変動があっても、実際の温度との誤差を小さくできる。
以上、画像形成装置は、現在の動作状態が継続した際の対象部材の収束温度を求め、収束温度と、環境温度と、保持している温度予測パラメータと、に基づき対象部材の温度を予測する。なお、動作状態とは、画像形成状態や、スタンバイ状態であり、画像形成状態は、その画像形成モード毎に異なる画像形成状態である。具体的には、画像形成モードは、印刷を行うシートの種別、画像形成速度、両面印刷又は片面印刷であるかにより規定される。この構成により、機内温度を精度良く予測することができる。したがって、必要以上に早く昇温抑制制御に切り替わることを抑えることができる。
[その他の実施形態]
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサーがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
307:環境サーミスタ、313:RAM、300:制御部

Claims (15)

  1. 環境温度を取得する第1取得手段と、
    熱源の温度を取得する第2取得手段と、
    温度予測の対象部材に対する温度予測パラメータであって、前記熱源の温度の変化による収束温度の変化率である第1変化率と、前記環境温度の変化による収束温度の変化率である第2変化率と、基準とする環境温度である基準環境温度及び基準とする熱源の温度である基準熱源温度の組に対する収束温度である基準収束温度と、を含む前記温度予測パラメータを保持する保持手段と、
    現在の動作状態が継続した際の前記対象部材の収束温度を求め、前記収束温度、前記環境温度及び前記温度予測パラメータに基づき前記対象部材の温度を予測する予測手段と、
    前記予測した前記対象部材の温度に基づき動作状態を制御する制御手段と、
    を備え
    前記予測手段は、前記第1変化率、前記第2変化率及び前記基準収束温度に基づき、前記第1取得手段が取得した環境温度及び前記第2取得手段が取得した熱源の温度の組に対する前記収束温度を求めることを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記熱源は、現像剤像を定着させるための熱源であることを特徴とする請求項に記載の画像形成装置。
  3. 前記温度予測パラメータは、対象部材の温度変化の速さを示す温度変化係数を含み、
    前記予測手段は、前記温度変化係数に基づく所定時間における前記対象部材の温度変化量を求め、当該温度変化量により前記対象部材の温度を予測することを特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成装置。
  4. 前記温度予測パラメータは、対象部材に対する複数の温度変化係数を含み、
    前記予測手段は、当該対象部材の予測した温度に応じて、当該対象部材の温度の予測に使用する温度変化係数を切り替えることを特徴とする請求項に記載の画像形成装置。
  5. 前記予測手段は、前記現在の動作状態が前記対象部材の温度を上昇させるものである場合、前記対象部材の予測した温度、前記収束温度及び前記環境温度に基づく温度変化率が第1閾値以下であると、前記複数の温度変化係数の内の第1温度変化係数を用いて前記対象部材の第1温度を予測し、前記温度変化率が前記第1閾値より大きいと、前記複数の温度変化係数の内の前記第1温度変化係数より小さい第2温度変化係数を用いて前記対象部材の前記第1温度より高い第2温度を予測することを特徴とする請求項4に記載の画像形成装置。
  6. 前記温度変化率は、前記収束温度と前記環境温度との第1差分に対する、前記対象部材の予測した温度と前記環境温度との第2差分の比であることを特徴とする請求項5に記載の画像形成装置。
  7. 前記予測手段は、前記現在の動作状態が前記対象部材の温度を下降させるものである場合、前記対象部材の予測した温度が第2閾値以上であると、前記複数の温度変化係数の内の第3温度変化係数を用いて前記対象部材の温度を予測し、前記対象部材の予測した温度が前記第2閾値より小さいと、前記複数の温度変化係数の内の前記第3温度変化係数より小さい第4温度変化係数を用いて前記対象部材の温度を予測することを特徴とする請求項4から6のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  8. 前記対象部材は、画像形成されたシートの排出部の部材、前記シートを搬送するための動力源、現像剤を保持する現像容器、前記現像剤のクリーニング部材、および、前記画像形成装置に保持される電気基板上の素子の少なくとも1つを含むことを特徴とする請求項1からのいずれか1項に記載の画像形成装置。
  9. 前記対象部材を冷却する冷却手段をさらに備えており、
    前記制御手段は、前記対象部材の予測温度に応じて前記冷却手段による冷却の強さを制御することを特徴とする請求項1からのいずれか1項に記載の画像形成装置。
  10. 前記冷却手段はファンであり、
    前記制御手段は、前記対象部材の予測温度に応じて前記ファンの回転速度を制御することを特徴とする請求項に記載の画像形成装置。
  11. 前記制御手段は、前記対象部材の予測温度に応じて、前記画像形成装置を通常の画像形成を行う通常状態、又は、画像形成を行わないスタンバイ状態に設定することを特徴とする請求項1から10のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  12. 前記制御手段は、前記対象部材の予測温度に応じて、シートに画像形成を行う際の、連続するシートの間隔を制御することを特徴とする請求項1から11のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  13. 前記保持手段は、前記画像形成装置の動作状態それぞれに対して、前記対象部材の温度予測パラメータを保持することを特徴とする請求項1から12のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  14. 環境温度を取得する第1取得手段と、
    温度予測の対象部材に対する温度予測パラメータであって、前記対象部材の温度変化の速さを示す複数の温度変化係数を含む、前記温度予測パラメータを保持する保持手段と、
    現在の動作状態が継続した場合の前記対象部材の収束温度を求め、前記収束温度、前記環境温度及び前記温度予測パラメータに基づき前記対象部材の温度を予測する予測手段と、
    前記予測した前記対象部材の温度に基づき動作状態を制御する制御手段と、
    を備え、
    前記予測手段は、前記現在の動作状態が前記対象部材の温度を上昇させるものである場合、前記対象部材の予測した温度、前記収束温度及び前記環境温度に基づく温度変化率が第1閾値以下であると、前記複数の温度変化係数の内の第1温度変化係数を用いて前記対象部材の第1温度を予測し、前記温度変化率が前記第1閾値より大きいと、前記複数の温度変化係数の内の前記第1温度変化係数より小さい第2温度変化係数を用いて前記対象部材の前記第1温度より高い第2温度を予測することを特徴とする画像形成装置。
  15. 環境温度を取得する第1取得手段と、
    温度予測の対象部材に対する温度予測パラメータであって、前記対象部材の温度変化の速さを示す複数の温度変化係数を含む、前記温度予測パラメータを保持する保持手段と、
    現在の動作状態が継続した場合の前記対象部材の収束温度を求め、前記収束温度、前記環境温度及び前記温度予測パラメータに基づき前記対象部材の温度を予測する予測手段と、
    前記予測した前記対象部材の温度に基づき動作状態を制御する制御手段と、
    を備え、
    前記予測手段は、前記現在の動作状態が前記対象部材の温度を下降させるものである場合、前記対象部材の予測した温度が第2閾値以上であると、前記複数の温度変化係数の内の第3温度変化係数を用いて前記対象部材の温度を予測し、前記対象部材の予測した温度が前記第2閾値より小さいと、前記複数の温度変化係数の内の前記第3温度変化係数より小さい第4温度変化係数を用いて前記対象部材の温度を予測することを特徴とする画像形成装置。
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