JP6499460B2 - 画像形成装置 - Google Patents
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Description
図1は、本実施形態による画像形成装置100の構成図である。画像形成装置100は、画像形成装置100本体に対して着脱可能なプロセスカートリッジ200を備えている。プロセスカートリッジ200は、像担持体である感光体201と、現像剤を収容する現像容器205と、帯電ローラ202と、現像ローラ203と、クリーニングブレード204と、を備えている。また、給紙カセット110は、画像形成装置100本体から着脱可能であり、複数枚のシートSを収容することができる。
T=Ta−(Ta−T0)×e−k1×t (1)
ここで、tは時刻、Tは対象部材の予測温度、Taは到達温度、T0は初期温度(時刻t=0)、k1は温度変化係数である。なお、図6(A)では、到達温度TaはTzmaxであり、初期温度T0は環境温度Teである。また、線g1、線g2、線g3は、それぞれ、k1=0.4、0.16、0.08としたときの近似曲線である。図6(A)より、適切な温度変化係数k1を選択することにより、線gに近い近似曲線が得られることが分かる。
T=Ta−(Ta−T2)×e−k1×(t−t2) (2)
温度変化係数k1を1つの値とする構成であっても良いが、本実施形態では、温度変化係数kとして複数の値を用い、予測温度Tの値に応じて温度変化係数k1を切り替える。この構成により、対象部材の実際の温度上昇特性をより正確に近似することができる。本実施形態において、温度変化係数k1の切り替えを切替昇温率Trcにより制御する。具体的には、(T−T0)/(Ta―T0)の値が切替昇温率Trc以下であるか否かにより温度変化係数k1を切り替える。図6(B)においては、Trc=0.75とし、(T−T0)/(Ta―T0)の値が0.75以下では、温度変化係数k1を0.21とし、(T−T0)/(Ta―T0)の値が0.75より大きいと、温度変化係数k1を0.1としている。
Ta=Tab+Ke(Te−Teb)+Kf(Tf−Tfb) (3)
なお、Teは計算時の環境温度であり、Tfは計算時の定着温度である。
dT/dt=k1×(Ta−T0)×e−k1×t (4)
が得られる。また、式(1)を変形すると、
(Ta−T0)×e−k1×t=Ta−T (5)
が得られる。式(4)及び式(5)から、単位時間当たりの温度変化量を示す式(6)が以下の様に得られる。
dT/dt=k1×(Ta―T)となる。 (6)
式(6)から所定時間Δtでの温度変化量ΔTは、
ΔT=k1×(Ta―T)×Δt (7)
で求めることができる。なお、スタンバイ時には、温度下降時のパラメータを用いる。制御部300は、S15において予測温度を更新してRAM313に格納する。具体的には、S10で読み出した前回の予測温度に、S14で求めた温度変化量ΔTを加算することで予測温度を更新する。さらに、制御部300は、所定の周期毎にRAM313に格納された予測温度をNVRAM303に書込む。これは、電源断時に備えたものである。
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサーがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
Claims (15)
- 環境温度を取得する第1取得手段と、
熱源の温度を取得する第2取得手段と、
温度予測の対象部材に対する温度予測パラメータであって、前記熱源の温度の変化による収束温度の変化率である第1変化率と、前記環境温度の変化による収束温度の変化率である第2変化率と、基準とする環境温度である基準環境温度及び基準とする熱源の温度である基準熱源温度の組に対する収束温度である基準収束温度と、を含む前記温度予測パラメータを保持する保持手段と、
現在の動作状態が継続した際の前記対象部材の収束温度を求め、前記収束温度、前記環境温度及び前記温度予測パラメータに基づき前記対象部材の温度を予測する予測手段と、
前記予測した前記対象部材の温度に基づき動作状態を制御する制御手段と、
を備え、
前記予測手段は、前記第1変化率、前記第2変化率及び前記基準収束温度に基づき、前記第1取得手段が取得した環境温度及び前記第2取得手段が取得した熱源の温度の組に対する前記収束温度を求めることを特徴とする画像形成装置。 - 前記熱源は、現像剤像を定着させるための熱源であることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
- 前記温度予測パラメータは、対象部材の温度変化の速さを示す温度変化係数を含み、
前記予測手段は、前記温度変化係数に基づく所定時間における前記対象部材の温度変化量を求め、当該温度変化量により前記対象部材の温度を予測することを特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成装置。 - 前記温度予測パラメータは、対象部材に対する複数の温度変化係数を含み、
前記予測手段は、当該対象部材の予測した温度に応じて、当該対象部材の温度の予測に使用する温度変化係数を切り替えることを特徴とする請求項3に記載の画像形成装置。 - 前記予測手段は、前記現在の動作状態が前記対象部材の温度を上昇させるものである場合、前記対象部材の予測した温度、前記収束温度及び前記環境温度に基づく温度変化率が第1閾値以下であると、前記複数の温度変化係数の内の第1温度変化係数を用いて前記対象部材の第1温度を予測し、前記温度変化率が前記第1閾値より大きいと、前記複数の温度変化係数の内の前記第1温度変化係数より小さい第2温度変化係数を用いて前記対象部材の前記第1温度より高い第2温度を予測することを特徴とする請求項4に記載の画像形成装置。
- 前記温度変化率は、前記収束温度と前記環境温度との第1差分に対する、前記対象部材の予測した温度と前記環境温度との第2差分の比であることを特徴とする請求項5に記載の画像形成装置。
- 前記予測手段は、前記現在の動作状態が前記対象部材の温度を下降させるものである場合、前記対象部材の予測した温度が第2閾値以上であると、前記複数の温度変化係数の内の第3温度変化係数を用いて前記対象部材の温度を予測し、前記対象部材の予測した温度が前記第2閾値より小さいと、前記複数の温度変化係数の内の前記第3温度変化係数より小さい第4温度変化係数を用いて前記対象部材の温度を予測することを特徴とする請求項4から6のいずれか1項に記載の画像形成装置。
- 前記対象部材は、画像形成されたシートの排出部の部材、前記シートを搬送するための動力源、現像剤を保持する現像容器、前記現像剤のクリーニング部材、および、前記画像形成装置に保持される電気基板上の素子の少なくとも1つを含むことを特徴とする請求項1から7のいずれか1項に記載の画像形成装置。
- 前記対象部材を冷却する冷却手段をさらに備えており、
前記制御手段は、前記対象部材の予測温度に応じて前記冷却手段による冷却の強さを制御することを特徴とする請求項1から8のいずれか1項に記載の画像形成装置。 - 前記冷却手段はファンであり、
前記制御手段は、前記対象部材の予測温度に応じて前記ファンの回転速度を制御することを特徴とする請求項9に記載の画像形成装置。 - 前記制御手段は、前記対象部材の予測温度に応じて、前記画像形成装置を通常の画像形成を行う通常状態、又は、画像形成を行わないスタンバイ状態に設定することを特徴とする請求項1から10のいずれか1項に記載の画像形成装置。
- 前記制御手段は、前記対象部材の予測温度に応じて、シートに画像形成を行う際の、連続するシートの間隔を制御することを特徴とする請求項1から11のいずれか1項に記載の画像形成装置。
- 前記保持手段は、前記画像形成装置の動作状態それぞれに対して、前記対象部材の温度予測パラメータを保持することを特徴とする請求項1から12のいずれか1項に記載の画像形成装置。
- 環境温度を取得する第1取得手段と、
温度予測の対象部材に対する温度予測パラメータであって、前記対象部材の温度変化の速さを示す複数の温度変化係数を含む、前記温度予測パラメータを保持する保持手段と、
現在の動作状態が継続した場合の前記対象部材の収束温度を求め、前記収束温度、前記環境温度及び前記温度予測パラメータに基づき前記対象部材の温度を予測する予測手段と、
前記予測した前記対象部材の温度に基づき動作状態を制御する制御手段と、
を備え、
前記予測手段は、前記現在の動作状態が前記対象部材の温度を上昇させるものである場合、前記対象部材の予測した温度、前記収束温度及び前記環境温度に基づく温度変化率が第1閾値以下であると、前記複数の温度変化係数の内の第1温度変化係数を用いて前記対象部材の第1温度を予測し、前記温度変化率が前記第1閾値より大きいと、前記複数の温度変化係数の内の前記第1温度変化係数より小さい第2温度変化係数を用いて前記対象部材の前記第1温度より高い第2温度を予測することを特徴とする画像形成装置。 - 環境温度を取得する第1取得手段と、
温度予測の対象部材に対する温度予測パラメータであって、前記対象部材の温度変化の速さを示す複数の温度変化係数を含む、前記温度予測パラメータを保持する保持手段と、
現在の動作状態が継続した場合の前記対象部材の収束温度を求め、前記収束温度、前記環境温度及び前記温度予測パラメータに基づき前記対象部材の温度を予測する予測手段と、
前記予測した前記対象部材の温度に基づき動作状態を制御する制御手段と、
を備え、
前記予測手段は、前記現在の動作状態が前記対象部材の温度を下降させるものである場合、前記対象部材の予測した温度が第2閾値以上であると、前記複数の温度変化係数の内の第3温度変化係数を用いて前記対象部材の温度を予測し、前記対象部材の予測した温度が前記第2閾値より小さいと、前記複数の温度変化係数の内の前記第3温度変化係数より小さい第4温度変化係数を用いて前記対象部材の温度を予測することを特徴とする画像形成装置。
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