JP6909095B2 - 温度推定装置および画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は温度推定装置および画像形成装置に関する。
画像形成装置は、部品の温度を推定し、温度が閾値を超えると昇温抑制モードに遷移する。これにより部品の寿命が延びる。特許文献1によれば温度を推定することで温度センサを不要とすることが提案されている。
特開2007−286579号
特許文献1に記載された手法によれば、プロセスカートリッジなど、自己発熱する部材の温度が精度よく推定される。しかし、定着器など、他の熱源とプロセスカートリッジが近い位置に存在する場合、プロセスカートリッジの温度を精度良く推定することが困難であった。熱源の温度は、熱源に電力が供給されると上昇し、熱源への電力の供給が停止すると低下する。しかし、定着器の放熱によって間接的に温められるプロセスカートリッジの温度は、定着器への電力の供給が停止した後も一時的に上昇する。これは、電力の供給が停止した時刻では定着器の温度がプロセスカートリッジの温度よりも高いためである。そこで、本発明は、部材の温度を精度よく求めることを目的とする。
本発明によれば、たとえば、
環境温度Eを測定する測定手段と、
熱源が稼働している稼働状態において前記熱源から離間した部材の温度を推定する第一推定手段と、
前記熱源が稼働していない非稼働状態であって、前記部材の温度が上昇しているときに前記部材の温度を推定する第二推定手段と、
前記非稼働状態であって、前記部材の温度が下降しているときに前記部材の温度を推定する第三推定手段と、を有し、
前記第二推定手段は、前記稼働状態から前記非稼働状態に切り替わったときの前記部材の推定温度Ccprintと、前記稼働状態における前記部材の温度上昇量の収束温度Ccxprintと、前記稼働状態から前記非稼働状態に切り替わったときの前記環境温度Eとによって定義された変数xに基づき、前記部材の温度Ccを推定することを特徴とする温度推定装置が提供される。
本発明によれば、部材の温度を精度よく求めることが可能となる。
画像形成装置の概略断面図 熱源の温度変化と部材の温度変化を示す図 熱源の稼働時間に応じた部材の温度変化を示す図 制御システムを示す図 温度推定処理を示すフローチャート 実験結果と推定結果を示す図 CPUの機能を説明する図
<画像形成装置>
図1はモノクロ画像を形成する画像形成装置100を示しているが、本発明はフルカラー画像を形成する画像形成装置にも適用可能である。なお、画像形成装置100は以下で説明されるような温度推定装置を有している。感光ドラム122は静電潜像やトナー画像を担持する有機感光体やアモルファスシリコン感光体である。帯電ローラ123は感光ドラム122の表面を一様に帯電させる。レーザ光学箱108は画像信号にしたがって光を出力して感光ドラム122の表面に静電潜像を形成する露光装置ないしは走査光学装置である。現像ローラ121は、トナー容器124に収容されているトナーを静電潜像に供給することで静電潜像を現像してトナー画像を形成する。カートリッジ120は、現像ローラ121、感光ドラム122、帯電ローラ123、トナー容器124、クリーニング装置125を有し、交換可能な部品である。
給紙ローラ102は、給紙カセット101に収容されているシートPを搬送路へ給送する。搬送ローラ103はシートPをさらに搬送方向の下流側に搬送する。レジローラ104はシートPを転写部に搬送する。転写部は、感光ドラム122とこれに対向する転写ローラ106とにより構成されている。転写ローラ106は感光ドラム122からシートPにトナー画像を転写する。クリーニング装置125は感光ドラム122に残存するトナーを除去する。
定着装置130はトナー画像に熱と圧力を加えてトナー画像をシートPに定着させる。定着装置130は定着器カバー135を有する。定着器カバー135によって定着フィルム133と加圧ローラ134とが覆われている。定着フィルム133にはヒータ132が設けられている。ヒータ132は定着フィルム133の内面に接触しており、定着フィルム133を加熱する。加圧ローラ134は、定着フィルム133に対して相対的に付勢されたローラである。加圧ローラ134もヒータを有していてもよい。ヒータ132としては電磁誘導型のヒータやハロゲン型のヒータなどがある。定着排紙ローラ110とFDローラ111はシートPを搬送してFDトレイ112に排出する。FDとはフェイスダウンの略称であり、トナー画像が形成された面が下側を向くようにシートPを排出することを意味する。
<昇温抑制モード>
画像形成装置100が長時間にわたり画像形成を実行すると、カートリッジ120の温度が推奨温度範囲の上限を越えてしまう。この場合、トナー容器124の内部に存在するトナーが溶融してしまう。したがって、画像形成装置100は、通常モードから昇温抑制モードに遷移して、画像形成を途中で停止する必要がある。昇温抑制モードの画像の生産性は通常モードの画像の生産性よりも低いため、昇温抑制モードはトナーを冷却する観点で有利な動作モードである。
<部品の温度>
図2はカートリッジ120の温度と定着器カバー135の温度を示している。画像形成装置100は時刻t0に画像形成を開始し、時刻t1に画像形成を終了している。つまり、時刻t0から時刻t1までのプリンタ状態はプリント中である。また、時刻t1以降のプリンタ状態はスタンバイ状態(非プリント状態)である。なお、ここでは非プリント状態の一例としてスタンバイ状態を挙げたが、非プリント状態としては他にスリープ状態や電源OFF状態など、複数の状態が存在してもよい。
プリント中においてカートリッジ120は熱平衡状態となるまで温度上昇を続ける。定着器カバー135はヒータ132によって暖められるが、カートリッジ120も間接的にヒータ132によって暖められる。つまり、カートリッジ120の温度は、感光ドラム122と他のローラの摩擦によって生じる自己発熱と、定着器カバー135から発生された熱とを受けて上昇する。時刻t1にプリントが終了してカートリッジ120が停止すると、自己発熱はなくなる。ヒータ132の発熱が停止すると、定着器カバー135の温度はすぐに降下を始める。しかし、時刻t1において定着器カバー135の温度はカートリッジ120の温度よりも高い。そのため、カートリッジ120の温度は上昇を継続する。時刻t2でカートリッジ120の温度は最高温度に達する。時刻t2以降では、カートリッジ120の温度も下降に転じる。
図3は、連続プリント時間の違いに応じたカートリッジ120の温度変化を示している。連続プリント時間はヒータ132の稼働時間に相当する。図3において時刻t0から時刻t1までの時間は60秒である。時刻t0から時刻t2までの時間は120秒である。時刻t0から時刻t3までの時間は180秒である。Δ60は60秒の連続プリントが実行されたケースにおける温度上昇量を示している。温度上昇量はプリント終了後における最高温度と、プリント終了時刻t1における温度との差分である。tp60は、60秒の連続プリントが実行されたケースにおいて、プリント終了時刻t1から最高温度の時刻t4までの時間を示している。Δ120は120秒の連続プリントが実行されたケースにおける温度上昇量を示している。温度上昇量はプリント終了後における最高温度と、プリント終了時刻t2における温度との差分である。tp120は、120秒の連続プリントが実行されたケースにおいて、プリント終了時刻t2から最高温度の時刻t5までの時間を示している。Δ180は180秒の連続プリントが実行されたケースにおける温度上昇量を示している。温度上昇量はプリント終了後における最高温度と、プリント終了時刻t3における温度との差分である。tp180は、180秒の連続プリントが実行されたケースにおいて、プリント終了時刻t3から最高温度の時刻t6までの時間を示している。
プリント終了後におけるカートリッジ120の温度上昇量Δと、温度上昇速度は、プリント終了時刻におけるカートリッジ120の温度と定着器カバー135の温度との差に依存する。なお、ここでの温度上昇速度は、温度上昇量Δを温度上昇時間tpで除算することで得られる値である。定着器カバー135はヒータ132から離間しているものの、ヒータ132の比較的に近傍に設けられている。定着器カバー135の熱容量はカートリッジ120の熱容量よりも小さい。そのため、定着器カバー135の温度は、プリント開始直後から急激に上昇し、カートリッジ120の温度よりも早く収束する。
図3が示すように、連続プリント時間が長くなるにつれて、温度上昇量Δは小さくなってゆく。つまり、プリント終了時刻におけるカートリッジ120の温度が定着器カバー135の収束温度に近くなればなるほど、温度上昇量Δは小さくなる。これは、カートリッジ120の温度にも収束温度が存在し、その値は定着器カバー135の収束温度に影響されることを示唆している。逆に、温度上昇量Δは、連続プリント時間が短くなると、大きくなる。
温度上昇速度は、プリント終了時刻からカートリッジ120の温度が最高温度に到達した時刻までの時間tpに相関している。連続プリント時間が長くなるにつれて、時間tpは短くなる(tp180<tp120<tp60)。連続プリント時間が短くなると、時間tpは長くなる。なお、時間tpにも収束時間が存在する。時間tpは、カートリッジ120の収束温度と定着器カバー135の収束温度との差、カートリッジ120と定着器カバー135との距離、および、カートリッジ120の熱容量に依存して決定される。
本実施例では、これらの特徴が考慮されてカートリッジ120の温度が推定される。
<制御システム>
図4は画像形成装置100の制御システムを示している。プリントコントローラ400は画像データを変換して画像信号を生成してエンジンコントローラ450に出力する制御ユニットである。エンジンコントローラ450はカートリッジ120や定着装置130などを制御する制御ユニットである。
プリントコントローラ400のCPU401はROM402に記憶されている制御プログラムを実行する。これにより、CPU401は、プリントジョブを解析し、画像データを画像信号に変換し、ビデオインタフェース404を介してプリント指示と画像信号を出力する。RAM403はデータなどが記憶される。
エンジンコントローラ450のCPU451はROM452に記憶されている制御プログラムを実行することで、画像形成を実行する。エンジンコントローラ450はビデオインタフェース454を介してプリント指示や画像信号を受信し、画像信号をレーザ光学箱108に出力する。RAM453は、プリント枚数をカウントするカウンタや温度を表すカウンタなどを記憶する。ROM452はプリンタ状態ごとの温度特性データを記憶する。本実施例では、プリント中の温度特性データ、プリント終了時刻から最高温度の時刻までの温度特性データ、最高温度の時刻以降の温度特性データが記憶されている。つまり、温度上昇の特性データと温度下降の特性データといった二種類の非プリント状態の温度特性データが存在する。非プリント状態の温度特性データのなかで、プリント終了時刻から最高温度の時刻までの温度特性データは可変する。プリント中にカートリッジ120の推定温度が閾値温度を超えると、CPU451は画像形成装置100を昇温抑制モードに遷移させる。昇温抑制モードで画像形成装置100は画像形成を停止したり、画像形成速度を低下させたりすることで、カートリッジ120の温度上昇を抑制する。これによりカートリッジ120内でのトナーの溶融が抑制される。画像形成装置100が設置されている環境の温度を測定する温度センサ455がCPU451に接続されていてもよい。CPU451は環境温度に応じて帯電電位、現像電位および転写電位などの画像形成条件を調整してもよい。
<フローチャート>
図5はCPU451が制御プログラムにしたがって実行する温度推定処理を示している。CPU451を中心として温度推定処理に関与する機能群は温度推定装置を形成している。この制御プログラムには、プリント中における温度推定アルゴリズム、非プリント状態前半における温度推定アルゴリズムおよび非プリント状態後半における温度推定アルゴリズムが含まれている。非プリント状態前半とは、プリント終了時刻からカートリッジ120の温度が最高点に達した時刻までの期間をいう。非プリント状態後半とは、カートリッジ120の温度が最高点に達した時刻以降の期間をいう。
●プリント中
・S501でCPU451は温度カウンタCcの更新タイミングが到来するのを待つ。更新タイミングが到来すると、CPU451はS502に進む。
・S502でCPU451は画像形成装置100のプリンタ状態がプリント中かどうかを判定する。プリンタ状態がプリント中であれば、CPU451はS503に進む。CPU451は、プリンタ状態を示す状態フラグをRAM453に記憶していてもよい。CPU451は状態フラグを参照してプリンタ状態がプリント中かどうかを判定してもよい。CPU451はプリントを開始すると状態フラグに1を設定し、プリントが終了すると状態フラグに0を設定する。
・S503でCPU451はROM452からプリント中用の制御データを取得する。プリント中にカートリッジ120の温度はある値に収束する。つまり、プリント時間が長くなる(連続プリント枚数が増加する)につれて温度上昇量ΔCcもゼロに収束する。本実施例において温度上昇量Ccの収束値は収束温度Ccxと呼ばれる。また、図2や図3が示すようにプリント中におけるカートリッジ120の温度はある変化率にしたがって増加する。この変化率は温度変化率kcと呼ばれる。CPU451は収束温度Ccxと温度変化率kcをROM452から取得する。収束温度Ccxと温度変化率kcは、プリンモード(シートの種類(厚み、坪量、コートの有無など))ごとに用意されている。CPU451はシートに適用されるプリントモードに対応する収束温度Ccxと温度変化率kcを取得する。シートの種類はCPU451に接続されたメディアセンサにより取得されてもよいし、CPU451に接続された操作部を通じて操作者により入力されてもよい。メディアセンサは搬送路に設けられてもよい。
・S504でCPU451は温度上昇量ΔCcを算出する。ΔCcは、たとえば次式から算出されうる。
Figure 0006909095
ここでΔCcはi番目の温度上昇量である。mは更新周期に関連した定数であり、mが小さすぎるとCPU451はプリンタ状態がプリント中に遷移したことすら気づくことができない。ここでは1秒につき温度カウンタCcが1回更新されるように、mには60000が設定される。1分につき温度カウンタCcが1回更新される場合、mには1000が設定される。Cci−1はi−1番目の温度カウンタである。(1)式は推定された温度が収束温度Ccxに達すると、ΔCcがゼロになることを示している。
・S505でCPU451は温度カウンタCcを更新する。たとえば、i番目の温度カウンタCciは次式にしたがって更新されうる。
Figure 0006909095
・S506でCPU451は収束温度CcxをバッファCcxprintに格納するとともに、温度カウンタCciをバッファCcprintに格納する。
・S507でCPU451は推定温度である温度カウンタCciが閾値温度Cthを超えたかどうかを判定する。閾値温度Cthはトナーの溶融温度に基づいて設定される。たとえば、閾値温度Cthは、溶融温度からマージンを減算して決定されてもよい。温度カウンタCciが閾値温度Cthを超えていなければ、トナーは溶融しない。よって、CPU451はS501に戻る。一方で、温度カウンタCciが閾値温度Cthを超えていれば、CPU451はS508に進む。S508でCPU451は昇温抑制モードに画像形成装置100を遷移させる。CPU451は、カートリッジ120に収容されているトナーの温度が十分に低下するまで、昇温抑制モードに滞在する。CPU451は、カートリッジ120に収容されているトナーの温度が十分に低下すると、通常モードに遷移し、S501に進む。
S502でCPU451はプリンタ状態が非プリント状態であると判定すると、S510に進む。
・S510でCPU451は現在のプリンタ状態が非プリント状態の前半であるかどうかを判定する。たとえば、CPU451は、プリンタ状態が非プリント状態の後半であることを示す特有の値がCcprintやCcxprintに格納されていれば、プリンタ状態が非プリント状態後半であると判定する。CPU451は、プリンタ状態が非プリント状態の後半であることを示す特有の値がCcprintやCcxprintに格納されていなければ、プリンタ状態が非プリント状態前半であると判定する。
たとえば、Ccxprintがゼロより大きければ、CPU451は、プリンタ状態を非プリント状態前半と判定してもよい。プリンタ状態が非プリント状態の前半であれば、CPU451はS511に進む。一方で、プリンタ状態が非プリント状態の後半であれば、CPU451はS521に進む。
●非プリント状態前半
・S511でCPU451は非プリント状態前半用の制御データを取得する。この制御データには次のようなパラメータが含まれている。収束温度Ccx'は非プリント状態前半におけるカートリッジ120の温度上昇量の収束値(収束量)である。温度変化率kc'は非プリント状態前半におけるカートリッジ120の温度変化率である。図3に示したように収束温度Ccx'は、プリント終了時刻のカートリッジ120の温度カウンタCcに依存して変化する。また、温度変化率kc'も同様にプリント終了時刻のカートリッジ120の温度カウンタCcに依存して変化する。さらにこれらは画像形成装置100が設置された環境の温度の影響を受ける。たとえば、収束温度Ccx'と温度変化率kc'は次式により算出されてもよい。
Figure 0006909095
Figure 0006909095
ここでa、b、c、d、e、fは実験やシミュレーションによって予め決定される環境定数であり、工場出荷時にROM452に格納される。また、a、b、c、d、e、fは、環境の温度に依存して切り替えられる。つまり、CPU451は、環境の温度に対応するa、b、c、d、e、fをROM452から読み出してもよい。ROM452には、高温環境用の環境定数と低温環境用の環境定数とが記憶されていてもよい。環境定数は三つ以上の温度区間のそれぞれについてROM452に記憶されていてもよい。なお、変数dは常に負の値をとる。変数xは、プリント終了時刻におけるカートリッジ120の推定温度に依存した変数である。たとえば、変数xは次式により算出されてもよい。
Figure 0006909095
Ccprintはプリント終了時刻におけるカートリッジ120の推定温度である。Ccxprintはプリント中におけるカートリッジ120の温度上昇量の収束温度である。なお、次式が示すように、CcprintおよびCcxprintはそれぞれ温度センサ455によって取得された環境温度Eを減算されてもよい。
Figure 0006909095
・S512でCPU451は収束温度Ccx'と温度変化率kc'を用いて温度上昇量ΔCc'を求める。たとえば、CPU451は次式を用いて温度上昇量ΔCc'を算出してもよい。
Figure 0006909095
・S513でCPU451は温度上昇量ΔCc'が収束したかどうかを判定する。図3が示すように、非プリント状態においてカートリッジ120の温度は最高温度までいったん上昇し、その後に低下する。つまり、カートリッジ120の温度が最高温度に到達したときに、温度上昇量ΔCc'がゼロになる。また、本実施例では、非プリント状態前半と非プリント状態後半とで推定アルゴリズムが切り替わる。つまり、CPU451は温度上昇量ΔCc'に基づき、非プリント状態前半と非プリント状態後半とを区別する。なお、温度上昇量ΔCc'が閾値以下になったかどうかに基づいて温度上昇量ΔCc'が収束したかどうかが判定されてもよい。温度上昇量ΔCc'が収束していなければ、CPU451はS514をスキップしてS515に進む。一方で、温度上昇量ΔCc'が収束していれば、CPU451はS514に進む。なお、この閾値は更新周期に応じて決定されてもよい。
・S514でCPU451はプリンタ状態が非プリント状態前半から非プリント状態後半に切り替わったことを示すため、CcprintやCcxprintにプリンタ状態が非プリント状態の後半であることを示す特有の値を格納する。
・S515でCPU451は温度カウンタCcを更新する。たとえば、i番目の温度カウンタCciは次式にしたがって更新されうる。その後、CPU451はS501に戻る。なお、Cci'、 Cci−1' ΔCci'にも同様の関係が成り立っている。
Figure 0006909095
●非プリント状態後半
S521でCPU451は非プリント状態後半用の制御データを取得する。たとえば、CPU451はROM452から非プリント状態後半用の制御データを取得する。非プリント状態後半においてカートリッジ120の温度下降量Δはある値に収束する。これは収束温度Ccx"と呼ばれる。また、図2や図3が示すようにカートリッジ120の温度はある変化率にしたがって減少する。この変化率は温度変化率kc"と呼ばれる。CPU451は収束温度Ccx"と温度変化率kc"をROM452から取得する。収束温度Ccx"と温度変化率kc"も、画像形成装置100の電力供給状態(スタンバイ、スリープ、電源オフなど)ごとに用意されている。CPU451は画像形成装置100の電力供給状態に対応する収束温度Ccx"と温度変化率kc"を取得する。
・S522でCPU451は温度下降量ΔCc"を算出する。ΔCc"は、たとえば次式から算出されうる。
Figure 0006909095
ここでΔCc"はi番目の温度下降量である。
・S523でCPU451は温度カウンタCcを更新する。たとえば、i番目の温度カウンタCciは次式にしたがって更新されうる。その後、CPU451はS501に戻る。
Figure 0006909095
●推定結果
図6(A)は実施例の推定結果R2と実際の温度R1を示している。図6(A)が示すように、推定結果R2と実際の温度R1との乖離が十分に小さくなっている。つまり、実施例の推定手法は精度が高い。
図6(B)は、プリント動作と休止動作を一定間隔で繰り返す間欠プリントが実行されたときの、推定結果R2と実際の温度R1とを示している。とりわけ、この例ではカートリッジ120の実際の温度R1が低下を開始する前に次のプリント動作が開始されている。この場合、実際の温度R1は継続的に上昇する。図6(B)が示すようにスタンバイ時の温度上昇量はプリント終了時刻のカートリッジ120の温度に応じて変化している。
<まとめ>
図1に示したように、定着装置130は熱源の一例である。トナーやトナーを収容するカートリッジ120は熱源から離間した部材の一例である。温度センサ455は環境温度Eを測定する測定手段の一例である。
図7はCPU451が制御プログラムを実行することで実現される機能を示している。これらの機能の一部またはすべてはASICやFPGAなどのハードウエアにより実現されてもよい。ASICは特定用途集積回路の略称である。FPGAはフィールドプログラマブルゲートアレイの略称である。S503ないしS505が示すように第一推定部701は熱源が稼働している稼働状態において部材の温度を推定する第一推定手段の一例である。S511ないしS515が示すように、第二推定部702は熱源が稼働していない非稼働状態であって、部材の温度が上昇しうる状態(期間)おいて部材の温度を推定する第二推定手段の一例である。S521ないしS523が示すように第三推定部703は非稼働状態であって、部材の温度が下降しうる状態(期間)において部材の温度を推定する第三推定手段の一例である。第二推定部702は、稼働状態から非稼働状態に切り替わったときの部材の推定温度Ccprintと、稼働状態における部材の温度上昇量の収束温度Ccxprintと、環境温度Eとによって定義される変数xに基づき、部材の温度Ccを推定する。これにより非稼働状態のうち温度の上昇期間における部材の温度が精度よく求められる。
図3が示すように、CPU451は、熱源が稼働している稼働状態における部材の温度を、熱源の稼働時間(例:t0からt1までの時間、t0からt2までの時間、t0からt3までの時間)に応じて増加するように推定する推定手段の一例である。CPU451は稼働時間を計測するタイマーやカウンタを有していてもよい。CPU451は、熱源が非稼働状態に遷移した後の第一期間における部材の温度を推定する。第一期間は、たとえば、tp60、tp120またはtp180などである。CPU451は、稼働状態から非稼働状態に切り替わったとき(例:t1、t2またはt3)の部材の推定温度を基準として部材の温度が徐々に上昇するように、部材の温度を推定する。CPU451は、第一期間の後に続く第二期間(例:t4以降の期間、t5以降の期間またはt6以降の期間)において部材の温度が徐々に低下するように推定する。ここで、第一期間の長さは稼働状態の継続時間の長さに反比例する。図3が示すように、稼働時間が長ければ長いほど、カートリッジ120の温度が収束温度に近づく。つまり、稼働時間が長ければ長いほど、非稼働状態において部材の温度が最高温度に達するまでに要する時間が短くなる。
図7が示すように、第二推定部702の変数決定部721は、環境温度Eと稼働状態から非稼働状態に切り替わったときの部材の推定温度Ccprintとの差分である第一差分を求める。変数決定部721は、当該環境温度Eと稼働状態における部材の温度上昇量の収束温度Ccxprintとの差分である第二差分を求める。変数決定部721は第一差分を第二差分で除算することで変数xを求める。これは(5)式や(6)式に基づいて実行されてもよい。収束温度決定部722は変数xに基づき収束温度Ccx'を決定する第一決定手段の一例である。収束温度Ccx'は非稼働状態において部材の温度が上昇しているときに部材の温度を推定するために使用される変数である。変化率決定部723は、変数xに基づき温度変化率kc'を決定する第一決定手段の一例である。温度変化率kc'は非稼働状態において部材の温度が上昇しているときに部材の温度を推定するために使用される変数である。上昇量決定部711bは収束温度Ccx'および温度変化率kc'に基づく温度上昇量ΔCc'を決定する第二決定手段の一例である。更新部712bは前回の推定温度Cci−1に対して第二決定手段により決定された温度上昇量ΔCc'を加算することで部材の温度Ccを更新する更新手段の一例である。これは(8)式に基づいて実行される。
S513に関連して説明されたように、切り替え判定部724は、第二決定手段により決定された温度上昇量ΔCc'が閾値以下になったかどうかを判定する判定手段の一例である。切り替え部725は、第二決定手段により決定された温度上昇量ΔCc'が閾値以下になると、部材の温度を推定する推定手段を第二推定部702から第三推定部703に切り替える切替手段の一例である。この処理はS513,S514およびS510に相当する。
図3が示すように、第一推定部701により推定される部材の温度は、稼働状態における熱源の稼働時間に応じて増加する。この部材の温度は熱源の温度に近づき、やがてある温度に収束する。つまり、推定温度が熱源の温度を超えることはない。図3が示すように、非稼働状態において部材の温度が上昇しているときに部材の温度を推定するために使用される収束温度Ccx'は、稼働状態における熱源の稼働時間に応じて減少する。図3が示すように、非稼働状態における部材の最高温度と、稼働状態から非稼働状態に切り替わったときの部材の推定温度Ccprintとの差分Δは、稼働状態における熱源の稼働時間に応じて減少する。つまり、収束温度決定部722は、最高温度と推定温度Ccprintとの差分Δである収束温度Ccx'が稼働状態における熱源の稼働時間に応じて減少するように、収束温度Ccx'を決定する。(3)式が示すように、収束温度決定部722は、収束温度Ccx'が変数xの二乗に比例するように、収束温度Ccx'を求めてもよい。
非稼働状態において部材の温度が上昇しているときに部材の温度を推定するために使用される温度変化率kc'は、稼働状態における熱源の稼働時間に応じて増加する。つまり、変化率決定部723は、温度変化率kc'が稼働状態における熱源の稼働時間に応じて増加するように、温度変化率kc'を決定する。(4)式が示すように、変化率決定部723は、温度変化率kc'が変数xの二乗に比例するように温度変化率kc'を求めてもよい。このように、温度変化率kc'が大きくなると、温度上昇量が収束するのに要する時間が短くなる。
図7が示すように、第一推定部701は上昇量決定部711aと更新部712aとを有してもよい。上昇量決定部711aは、ROM452に記憶されている収束温度Ccxと温度変化率kcに基づき温度上昇量ΔCcを決定する。上昇量決定部711aは、シートの種類に応じて選択されたプリントモードに対応する収束温度Ccxと温度変化率kcをROM452から読み出してもよい。更新部712aは前回推定された温度に温度上昇量ΔCcを加算することで温度を更新する。これにより今回の温度が求められる。第三推定部703は上昇量決定部711cと更新部712cとを有してもよい。上昇量決定部711cは、ROM452に記憶されている収束温度Ccx"と温度変化率kc"に基づき温度上昇量ΔCc"を決定する。上昇量決定部711cは、電力供給状態に対応する収束温度Ccx"と温度変化率kc"をROM452から読み出してもよい。更新部712cは前回推定された温度に温度上昇量ΔCc"を加算することで温度を更新する。これにより今回の温度が求められる。なお、温度上昇量ΔCc"はマイナスの値であるため、温度下降量と呼ばれてもよい。
S507に関連して説明されたように、モード判定部741は推定された温度Ccと閾値温度とを比較することで第一モード(例:通常モード)から第二モード(例:昇温抑制モード)に画像形成装置100の動作モードを切り替えるべきかを判定する。昇温抑制モードにおける画像の生産性は通常モードにおける画像の生産性よりも低い。温度Ccが閾値温度をCth超えると、モード判定部741は、温度Ccが閾値温度Cthを超えたことを示す信号をモード制御部742に出力する。モード制御部742は、温度Ccが閾値温度Cthを超えたことを示す信号を受信すると、画像形成装置100の動作モードを通常モードから昇温抑制モードに切り替える切替手段の一例である。これにより、トナーの溶融が抑制される。
100...画像形成装置、130...定着装置、120...カートリッジ、455...温度センサ、451...CPU

Claims (16)

  1. 環境温度Eを測定する測定手段と、
    熱源が稼働している稼働状態において前記熱源から離間した部材の温度を推定する第一推定手段と、
    前記熱源が稼働していない非稼働状態であって、前記部材の温度が上昇しているときに前記部材の温度を推定する第二推定手段と、
    前記非稼働状態であって、前記部材の温度が下降しているときに前記部材の温度を推定する第三推定手段と、を有し、
    前記第二推定手段は、前記稼働状態から前記非稼働状態に切り替わったときの前記部材の推定温度Ccprintと、前記稼働状態における前記部材の温度上昇量の収束温度Ccxprintと、前記環境温度Eとによって定義された変数xに基づき、前記部材の温度Ccを推定することを特徴とする温度推定装置。
  2. 前記第二推定手段は、
    前記変数xに基づき前記非稼働状態において前記部材の温度が上昇しているときに前記部材の温度を推定するために使用される温度上昇量の収束温度Ccx'と温度変化率kc'を決定する第一決定手段と、
    前記第一決定手段により決定された前記収束温度Ccx'および前記温度変化率kc'に基づく温度上昇量ΔCc'を決定する第二決定手段と、
    前回の推定温度Cci−1に前記第二決定手段により決定された温度上昇量ΔCc'を加算することで前記部材の温度Ccを更新する更新手段と
    を有することを特徴とする請求項1に記載の温度推定装置。
  3. 前記第二決定手段により決定された温度上昇量ΔCc'が閾値以下になったかどうかを判定する判定手段と、
    前記第二決定手段により決定された温度上昇量ΔCc'が前記閾値以下になると、前記部材の温度を推定する推定手段を前記第二推定手段から前記第三推定手段に切り替える切替手段と
    をさらに有することを特徴とする請求項2に記載の温度推定装置。
  4. 前記第一推定手段により推定される前記部材の温度は、前記稼働状態における前記熱源の稼働時間に応じて増加し、前記熱源の温度に近づくことを特徴とする請求項1ないし3のいずれか一項に記載の温度推定装置。
  5. 前記非稼働状態において前記部材の温度が上昇しているときに前記部材の温度を推定するために使用される前記収束温度Ccx'は、前記稼働状態における前記熱源の稼働時間に応じて減少することを特徴とする請求項2または3に記載の温度推定装置。
  6. 前記非稼働状態における部材の最高温度と、前記稼働状態から前記非稼働状態に切り替わったときの前記部材の推定温度Ccprintとの差分は、前記稼働状態における前記熱源の稼働時間に応じて減少することを特徴とする請求項5に記載の温度推定装置。
  7. 前記非稼働状態において前記部材の温度が上昇しているときに前記部材の温度を推定するために使用される前記温度変化率kc'は、前記稼働状態における前記熱源の稼働時間に応じて増加することを特徴とする請求項2または3に記載の温度推定装置。
  8. 前記変数xを決定する変数決定手段をさらに有し、前記変数決定手段は、前記稼働状態から前記非稼働状態に切り替わったときの前記部材の推定温度Ccprintを、前記稼働状態における前記部材の温度上昇量の収束温度Ccxprintで除算することで前記変数xを求めることを特徴とする請求項2または3に記載の温度推定装置。
  9. 前記変数xを決定する変数決定手段をさらに有し、前記変数決定手段は、前記稼働状態から前記非稼働状態に切り替わったときの前記部材の推定温度Ccprintと前記稼働状態から前記非稼働状態に切り替わったときの前記環境温度Eとの差分である第一差分を求め、前記稼働状態における前記部材の温度上昇量の収束温度Ccxprintと当該環境温度Eとの差分である第二差分を求め、前記第一差分を前記第二差分で除算することで前記変数xを求めることを特徴とする請求項2または3に記載の温度推定装置。
  10. 前記第一決定手段は、前記収束温度Ccx'が前記変数xの二乗に比例するように前記収束温度Ccx'を求めることを特徴とする請求項2に記載の温度推定装置。
  11. 前記第一決定手段は、前記温度変化率kc'が前記変数xの二乗に比例するように前記温度変化率kc'を求めることを特徴とする請求項2に記載の温度推定装置。
  12. 前記熱源はトナー画像をシートに定着させる定着装置であり、
    前記部材は、トナーまたは当該トナーを収容するカートリッジであることを特徴とする請求項1ないし11のいずれか一項に記載の温度推定装置。
  13. 環境温度Eを測定する測定手段と、
    熱源から離間した部材の温度を推定する推定手段と、を有し、
    前記推定手段は、前記熱源が稼働状態から非稼働状態に切り替わったときの前記部材の推定温度Ccprintと、前記稼働状態における前記部材の温度上昇量の収束温度Ccxprintと、前記環境温度Eとによって定義された変数xに基づき、前記非稼働状態における前記部材の温度Ccを推定することを特徴とする温度推定装置。
  14. 熱源から離間した部材の温度を推定する推定手段を有し、
    前記推定手段は、
    前記熱源が稼働している稼働状態における前記部材の温度を、前記熱源の稼働時間に応じて増加するように推定し、
    前記熱源が非稼働状態に遷移した後の第一期間における前記部材の温度を、前記稼働状態から前記非稼働状態に切り替わったときの前記部材の推定温度を基準として、前記部材の温度が徐々に上昇するように推定し、前記第一期間の後に続く第二期間において前記部材の温度が徐々に低下するように推定し、
    前記第一期間の長さは前記稼働状態の継続時間の長さに反比例することを特徴とする温度推定装置。
  15. シートにトナー画像を形成する画像形成手段と、
    前記シートに前記トナー画像を定着させる定着手段と、
    環境温度Eを測定する測定手段と、
    前記定着手段が稼働している稼働状態において前記画像形成手段の温度を推定する第一推定手段と、
    前記定着手段が稼働していない非稼働状態であって、前記画像形成手段の温度が上昇しているときに前記画像形成手段の温度を推定する第二推定手段と、
    前記非稼働状態であって、前記画像形成手段の温度が下降しているときに前記画像形成手段の温度を推定する第三推定手段と、を有し、
    前記第二推定手段は、前記稼働状態から前記非稼働状態に切り替わったときの前記画像形成手段の推定温度Ccprintと、前記稼働状態における前記画像形成手段の温度上昇量の収束温度Ccxprintと、前記稼働状態から前記非稼働状態に切り替わったときの前記環境温度Eとによって定義された変数xに基づき、前記画像形成手段の温度Ccを推定することを特徴とする画像形成装置。
  16. 前記画像形成手段の温度Ccが閾値温度を超えているかどうかを判定する判定手段と、
    前記画像形成手段の温度Ccが閾値温度を超えると、前記画像形成装置の動作モードを第一モードから第二モードに切り替える切替手段と、をさらに有し、
    前記第二モードの画像の生産性は前記第一モードの画像の生産性よりも低いことを特徴とする請求項15に記載の画像形成装置。
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