JP6497232B2 - 記録媒体を搬送するローラーの除電装置及び画像形成装置 - Google Patents
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Description
記録媒体を搬送するローラーを除電する除電装置において、
前記ローラーの長手方向において、前記ローラーの端部に設けられた距離調整部材と、
前記距離調整部材に非接触状態で対向し、複数本の線状部材を含む除電ブラシを備え、
前記距離調整部材は、前記ローラーの回転に伴って前記線状部材との間の距離が変化する形状を有することを特徴としている。
前記複数本の線状部材が配列される方向である配列方向は、前記ローラーの回転軸に対して垂直であることを特徴としている。
前記複数本の線状部材のなかで前記線状部材の配列方向の端部に位置する線状部材を第1の線状部材とし、前記ローラーが1回転する際に前記複数本の線状部材のなかで前記距離調整部材との距離が最も短い線状部材を第2の線状部材とした場合、
前記ローラーが1回転する際の前記第1の線状部材と前記距離調整部材との最短距離が、前記ローラーが1回転する際の前記第2の線状部材と前記距離調整部材との最長距離より長いことを特徴としている。
前記距離調整部材は、前記ローラーが1回転する際に前記線状部材との最短距離を生じさせる凸部を有することを特徴としている。
前記距離調整部材は、前記凸部が、前記複数本の線状部材が配列される方向である配列方向の幅に対応する領域内に、常に2個以上あるような形状であることを特徴としている。
前記距離調整部材は、前記ローラーが1回転する際に前記線状部材の間で最長距離を生じさせる凹部を有することを特徴としている。
前記距離調整部材は、前記ローラーに着脱可能であることを特徴としている。
前記距離調整部材は、歯車若しくはタイミングプーリーであることを特徴としている。
前記歯車若しくは前記タイミングプーリーは、前記ローラーを回転させるための部材であることを特徴としている。
前記ローラーが1回転する際に前記複数本の線状部材のなかで前記距離調整部材との距離が最も短い線状部材を第2の線状部材とした場合、
前記ローラーが1回転する際の前記第2の線状部材と前記距離調整部材との最長距離と、前記ローラーが1回転する際の前記第2の線状部材と前記距離調整部材との最短距離との差は、前記除電ブラシに対する前記ローラーの偏心と前記除電ブラシの部品公差及び取り付けのばらつきの和よりも大きいことを特徴としている。
記録媒体にトナー像を形成する画像形成部と、
トナー像が形成された記録媒体を通してトナー像を記録媒体に定着させる定着装置と、
記録媒体を搬送するローラーを除電する請求項1から10のいずれか一項に記載の除電装置と、を備えたことを特徴としている。
以下に、本発明について、図面を用いて具体的な態様を説明する。但し、発明の範囲は、図示例に限定されない。
図1は、本発明を適用した実施形態の画像形成装置100の概略構成を示す図である。また、図2は、記録媒体を搬送するローラーの除電装置200の構成を示す正面図、平面図及び側面図である。
また、画像形成装置100は、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の4色に対応する感光体ドラム43Y、43M、43C、43Kを中間転写ベルト47aの走行方向に直列配置し、被転写体に一回の手順で各色トナー像を順次転写させるタンデム方式の画像形成装置である。
取る。画像読取部1によって読み取られた画像(アナログ画像信号)は、画像処理部3において所定の画像処理が施される。
ここで、画像とは、図形や写真等のイメージデータに限らず、文字や記号等のテキストデータ等も含む意である。
表示部21は、制御部(不図示)から入力される表示制御信号に従って、各種操作画面、画像の状態表示、各機能の動作状況等の表示を行う。
操作部22は、テンキー、スタートキー等の各種操作キーを備え、ユーザーによる各種入力操作を受け付けて、操作信号を制御部(不図示)に出力する。
画像処理部3は、画像読取部1からのアナログ画像信号にA/D変換処理を施すことによりデジタル画像データ(RGB信号)を生成する。また、画像処理部3は、このデジタル画像データに、色変換処理、階調再現処理(スクリーン処理等)、初期設定又はユーザー設定に応じた補正処理(シェーディング補正等)、及び圧縮処理等を施す。これらの処理が施されたデジタル画像データ(YMCK信号)に基づいて、画像形成部4が制御される。
M成分、C成分、及びK成分用のユニットにおいても、同様にして、対応する感光体ドラム43M、43C、43Kの表面に各色トナー像が形成される。
中間転写ベルト47aが、一次転写ローラー46Y、46M、46C、46Kによって感光体ドラム43Y、43M、43C、43Kに圧接されると、当該中間転写ベルト47aに各色トナー像が順次重ねて一次転写される。そして、一次転写された中間転写ベルト47aが二次転写ローラー48によって用紙Mに圧接されることで、当該用紙Mにトナー像が二次転写される。
なお、二次転写後に中間転写ベルト47aに残存するトナーは、クリーニング装置49のブレード等により除去される。
給紙装置51は、3つの給紙トレイユニット51a〜51cを備えている。これらの給紙トレイユニット51a〜51cには、用紙Mの坪量や大きさ等に基づいて識別された規格用紙や特殊用紙が予め設定された種類毎に収容される。給紙トレイユニット51a〜51cに収容されている用紙Mは、最上部から1枚ずつ送り出され、レジストローラー52a等の複数の搬送ローラーを備えた搬送機構52によって画像形成部4に搬送される。このとき、レジストローラー52aが配設されたレジスト部により、給紙された用紙Mの傾きが補正されると共に搬送タイミングが調整される。
また、定着ローラー61aは、例えば、鉄等からなる円柱状の芯金の外周面に、シリコーンゴム等からなる弾性層が形成された構成を有し、また、定着ヒーター61cとしてハロゲンヒーター等の定着ヒーター61cを内蔵すると共に、トナー像が転写された用紙Mの画像形成面に接触して、この用紙Mを所定の定着温度で加熱する。すなわち、定着ローラー61aは、回転しながら用紙Mの画像形成面に接触して当該用紙Mを加熱する。
所定の定着温度とは、用紙Mがニップ部を通過する際に、トナーを溶融するのに必要な熱量を供給しうる温度であり、画像形成される用紙Mの紙種等によって異なる。
除電装置200は、記録媒体を搬送するローラーである定着ローラー61aの端部(本発明における「ローラーの端部」に相当)に非接触で取り付けられた除電ブラシ611と、定着ローラー61aの端部であって除電ブラシ611に対向する部分に設けられた距離調整部材612を備えて構成されている。ここで、定着ローラー61aの端部とは、定着ローラー61aの長手方向における端である。また定着ローラー61aの端部とは、単に端だけでなく、記録媒体を搬送する方向に対して垂直の方向について、端から所定の距離を含んでいる。
そこで、本発明に係る除電装置200では、図3(a)に示すように、定着ローラー61aの回転に伴って、定着ローラー61aの回転軸に取り付けられた距離調整部材612も回転する。この時、図3(b)に示すように除電ブラシ611が備える複数の線状部材の内にある一本の線状部材WR31(本発明における「所定の線状部材」に相当)の先端に着目すると、定着ローラーの回転に伴って、距離調整部材612の凸部ST31が最も近い距離に接近し、その後、距離調整部材612の凹部LT31が最も遠い距離に離れ、これらの動作を繰り返すことになる。
除電ブラシ611の長手方向(配列方向)の幅に対応する領域とは、例えば、除電効率が閾値TH41を満たすような空間的な領域である。さらに、具体的には、定着ローラー61aの中心の1点と、除電ブラシ611aの両端部に位置するそれぞれの線状部材の先端の2点とからなる領域である。つまり、除電ブラシ611aの両端部に位置するそれぞれの線状部材の先端の2点を含むような空間的な領域のことである。この領域内に凸部が2つ以上あるような形状を、距離調整部材612は有する。
実施形態の説明に際しては、距離調整部材612は、歯車やタイミングプーリーのように、凸部ST31と凹部LT31が隣接して形成されているが、定着ローラー61aの回転に伴って、除電ブラシ611の線状部材の先端と距離調整部材612との間の距離が変化するものであればその他の形状であってもよい。
200 除電装置
4 画像形成部
6 定着装置
61 定着部
61a 定着ローラー
61b 加圧ローラー
61c 定着ヒーター
611 除電ブラシ
612,613,614 距離調整部材
M 用紙(記録媒体)
OP31 最適部
ST31,ST61,ST51,ST62 凸部
LT31 凹部
WR31 線状部材
Claims (11)
- 記録媒体を搬送するローラーを除電する除電装置において、
前記ローラーの長手方向において、前記ローラーの端部に設けられた距離調整部材と、
前記距離調整部材に非接触状態で対向し、複数本の線状部材を含む除電ブラシを備え、
前記距離調整部材は、前記ローラーの回転に伴って前記線状部材との間の距離が変化する形状を有することを特徴とする除電装置。 - 前記複数本の線状部材が配列される方向である配列方向は、前記ローラーの回転軸に対して垂直であることを特徴とする請求項1に記載の除電装置。
- 前記複数本の線状部材のなかで前記線状部材の配列方向の端部に位置する線状部材を第1の線状部材とし、前記ローラーが1回転する際に前記複数本の線状部材のなかで前記距離調整部材との距離が最も短い線状部材を第2の線状部材とした場合、
前記ローラーが1回転する際の前記第1の線状部材と前記距離調整部材との最短距離が、前記ローラーが1回転する際の前記第2の線状部材と前記距離調整部材との最長距離より長いことを特徴とする請求項1又は2に記載の除電装置。 - 前記距離調整部材は、前記ローラーが1回転する際に前記線状部材との最短距離を生じさせる凸部を有することを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の除電装置。
- 前記距離調整部材は、前記凸部が、前記複数本の線状部材が配列される方向である配列方向の幅に対応する領域内に、常に2個以上あるような形状であることを特徴とする請求項4に記載の除電装置。
- 前記距離調整部材は、前記ローラーが1回転する際に前記線状部材の間で最長距離を生じさせる凹部を有することを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載の除電装置。
- 前記距離調整部材は、前記ローラーに着脱可能であることを特徴とする請求項1から6のいずれか一項に記載の除電装置。
- 前記距離調整部材は、歯車若しくはタイミングプーリーであることを特徴とする請求項1から7のいずれか一項に記載の除電装置。
- 前記歯車若しくは前記タイミングプーリーは、前記ローラーを回転させるための部材であることを特徴とする請求項8に記載の除電装置。
- 前記ローラーが1回転する際に前記複数本の線状部材のなかで前記距離調整部材との距離が最も短い線状部材を第2の線状部材とした場合、
前記ローラーが1回転する際の前記第2の線状部材と前記距離調整部材との最長距離と、前記ローラーが1回転する際の前記第2の線状部材と前記距離調整部材との最短距離との差は、前記除電ブラシに対する前記ローラーの偏心と前記除電ブラシの部品公差及び取り付けのばらつきの和よりも大きいことを特徴とする請求項1から9のいずれか一項に記載の除電装置。 - 記録媒体にトナー像を形成する画像形成部と、
トナー像が形成された記録媒体を通してトナー像を記録媒体に定着させる定着装置と、
記録媒体を搬送するローラーを除電する請求項1から10のいずれか一項に記載の除電装置と、を備えたことを特徴とする画像形成装置。
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JP2015122571A JP6497232B2 (ja) | 2015-06-18 | 2015-06-18 | 記録媒体を搬送するローラーの除電装置及び画像形成装置 |
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