JP6497232B2 - 記録媒体を搬送するローラーの除電装置及び画像形成装置 - Google Patents

記録媒体を搬送するローラーの除電装置及び画像形成装置 Download PDF

Info

Publication number
JP6497232B2
JP6497232B2 JP2015122571A JP2015122571A JP6497232B2 JP 6497232 B2 JP6497232 B2 JP 6497232B2 JP 2015122571 A JP2015122571 A JP 2015122571A JP 2015122571 A JP2015122571 A JP 2015122571A JP 6497232 B2 JP6497232 B2 JP 6497232B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
roller
distance
linear
static elimination
adjusting member
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2015122571A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2017010665A (ja
Inventor
山本 良一
良一 山本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Konica Minolta Inc filed Critical Konica Minolta Inc
Priority to JP2015122571A priority Critical patent/JP6497232B2/ja
Publication of JP2017010665A publication Critical patent/JP2017010665A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6497232B2 publication Critical patent/JP6497232B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Discharging, Photosensitive Material Shape In Electrophotography (AREA)
  • Elimination Of Static Electricity (AREA)

Description

本発明は、記録媒体を搬送するローラーの除電装置及び画像形成装置に関する。
従来、画像形成装置においては、用紙等の記録媒体を搬送する除電対象物であるローラーに、例えば、ステンレス等の導電性の複数本の繊維を並べた除電ブラシを接触させることにより、記録媒体の搬送により当該ローラーに生じる電荷の除電を行っていた(特許文献1参照)。
しかし、除電ブラシをローラーに接触させて使用する場合には、ローラーとの接触により繊維の一部が切れたり抜けたりする現象が発生し、繊維が歯抜けした除電ブラシによる不完全な除電に起因する画像不良の発生や、切れた繊維による装置内の電気部品の短絡等の原因となるため、除電ブラシの交換間隔を短くしなければならず、長寿命で除電ブラシを使用することができなかった。
これに対して、除電ブラシをローラーに接触させることなく、非接触で除電を行う場合には、上述の問題は生じないため、除電ブラシの交換間隔を長くすることができ、長寿命で除電ブラシを使用することができる。(特許文献2及び特許文献3参照)。
特開平07−057060号公報 特開平05−104494号公報 特開2013−050600号公報
しかしながら、除電ブラシを非接触で使用する場合、ローラーの除電効率は、ローラーと除電ブラシを構成する繊維(線状部材)の先端との間の距離に依存する。例えば、当該距離が近すぎると除電に必要十分な逆極性の電荷が除電ブラシに発生せず、逆に、当該距離が遠すぎると除電ブラシからの逆極性の電荷の放電がローラーに届かずに、十分な除電効率を得ることができない。
このため、除電ブラシを長寿命で使用できるように、非接触で除電ブラシを使用する場合、ローラーと除電ブラシを構成する繊維の先端との間の距離を最適な距離にしなければならず、ローラーに対して除電ブラシを高い精度で取り付ける必要性があるといった問題点があった。
また、除電対象物であるローラーには、回転に伴う偏心が存在するため、ローラーに対して、より高い精度で除電ブラシを取り付ける必要性がある。さらに、ローラーの回転に伴う偏心に追従する部品を追加して、偏心によるローラーと除電ブラシを構成する繊維の先端との間の距離の変動を相殺することは可能であるもののコスト高になってしまうといった問題点があった。
本発明の課題は、高い精度で除電ブラシを取り付ける必要がなく長寿命で使用できる除電装置及び画像形成装置を提供することにある。
上記課題を達成するため、請求項1に記載の発明の除電装置は、
記録媒体を搬送するローラーを除電する除電装置において、
前記ローラーの長手方向において、前記ローラーの端部に設けられた距離調整部材と、
前記距離調整部材に非接触状態で対向し、複数本の線状部材を含む除電ブラシを備え、
前記距離調整部材は、前記ローラーの回転に伴って前記線状部材との間の距離が変化する形状を有することを特徴としている。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の除電装置において、
前記複数本の線状部材が配列される方向である配列方向は、前記ローラーの回転軸に対して垂直であることを特徴としている。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載の除電装置において、
前記複数本の線状部材のなかで前記線状部材の配列方向の端部に位置する線状部材を第1の線状部材とし、前記ローラーが1回転する際に前記複数本の線状部材のなかで前記距離調整部材との距離が最も短い線状部材を第2の線状部材とした場合、
前記ローラーが1回転する際の前記第1の線状部材と前記距離調整部材との最短距離が、前記ローラーが1回転する際の前記第2の線状部材と前記距離調整部材との最長距離より長いことを特徴としている。
請求項4に記載の発明は、請求項1から3のいずれか一項に記載の除電装置において、
前記距離調整部材は、前記ローラーが1回転する際に前記線状部材との最短距離を生じさせる凸部を有することを特徴としている。
請求項5に記載の発明は、請求項4に記載の除電装置において、
前記距離調整部材は、前記凸部が、前記複数本の線状部材が配列される方向である配列方向の幅に対応する領域内に、常に2個以上あるような形状であることを特徴としている。
請求項6に記載の発明は、請求項1から4のいずれか一項に記載の除電装置において、
前記距離調整部材は、前記ローラーが1回転する際に前記線状部材の間で最長距離を生じさせる凹部を有することを特徴としている。
請求項7に記載の発明は、請求項1から6のいずれか一項に記載の除電装置において、
前記距離調整部材は、前記ローラーに着脱可能であることを特徴としている。
請求項8に記載の発明は、請求項1から7のいずれか一項に記載の除電装置において、
前記距離調整部材は、歯車若しくはタイミングプーリーであることを特徴としている。
請求項9に記載の発明は、請求項8に記載の除電装置において、
前記歯車若しくは前記タイミングプーリーは、前記ローラーを回転させるための部材であることを特徴としている。
請求項10に記載の発明は、請求項1から9のいずれか一項に記載の除電装置において、
前記ローラーが1回転する際に前記複数本の線状部材のなかで前記距離調整部材との距離が最も短い線状部材を第2の線状部材とした場合、
前記ローラーが1回転する際の前記第2の線状部材と前記距離調整部材との最長距離と、前記ローラーが1回転する際の前記第2の線状部材と前記距離調整部材との最短距離との差は、前記除電ブラシに対する前記ローラーの偏心と前記除電ブラシの部品公差及び取り付けのばらつきの和よりも大きいことを特徴としている。
請求項11に記載の発明は、画像形成装置において、
記録媒体にトナー像を形成する画像形成部と、
トナー像が形成された記録媒体を通してトナー像を記録媒体に定着させる定着装置と、
記録媒体を搬送するローラーを除電する請求項1から10のいずれか一項に記載の除電装置と、を備えたことを特徴としている。
本発明によれば、高い精度で除電ブラシを取り付ける必要がなく長寿命で使用できる。
本発明を適用した実施形態の画像形成装置の概略構成を示す図である。 記録媒体を搬送するローラーの除電装置の構成を示す正面図、平面図及び側面図である。 除電ブラシの線状部材と距離調整部材との位置関係を示す説明図である。 取り付けの許容範囲と除電効率の関係を示す説明図である。 除電ブラシの中心の線状部材と距離調整部材との位置関係を示す説明図である。 除電ブラシの端部の線状部材と距離調整部材との位置関係を示す説明図である。 距離調整部材の他の形状を示す説明図である。
(実施形態)
以下に、本発明について、図面を用いて具体的な態様を説明する。但し、発明の範囲は、図示例に限定されない。
図1は、本発明を適用した実施形態の画像形成装置100の概略構成を示す図である。また、図2は、記録媒体を搬送するローラーの除電装置200の構成を示す正面図、平面図及び側面図である。
図1に示すように、本実施形態の画像形成装置100は、原稿に形成されているカラー画像を読み取って取得された画像データ、又は、ネットワークを介して外部の情報機器(例えばパーソナルコンピューター)から入力された画像データに基づいて、用紙(記録媒体)Mに色を重ね合わせることにより画像を形成する。
また、画像形成装置100は、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の4色に対応する感光体ドラム43Y、43M、43C、43Kを中間転写ベルト47aの走行方向に直列配置し、被転写体に一回の手順で各色トナー像を順次転写させるタンデム方式の画像形成装置である。
具体的には、本実施形態の画像形成装置100は、画像読取部1と、操作表示部2と、画像処理部3と、画像形成部4と、搬送部5と、定着装置6と、制御部(不図示)等を備えて構成されている。
画像読取部1は、ADF(Auto Document Feeder)と称される自動原稿給紙装置11と、原稿画像走査装置(スキャナー)12等を備えて構成されている。
自動原稿給紙装置11は、原稿トレイに載置された原稿を搬送機構により搬送して原稿画像走査装置12へ送り出す。自動原稿給紙装置11は、原稿トレイに載置された多数枚の原稿の画像(両面を含む)を連続して一挙に読み取ることができる。
原稿画像走査装置12は、自動原稿給紙装置11からコンタクトガラス上に搬送された原稿又はコンタクトガラス上に載置された原稿を光学的に走査し、原稿からの反射光をCCD(Charge Coupled Device)センサー12aの受光面上に結像させ、原稿画像を読み
取る。画像読取部1によって読み取られた画像(アナログ画像信号)は、画像処理部3において所定の画像処理が施される。
ここで、画像とは、図形や写真等のイメージデータに限らず、文字や記号等のテキストデータ等も含む意である。
操作表示部2は、タッチパネル付の液晶ディスプレイ(LCD:Liquid Crystal Display)等で構成され、表示部21及び操作部22として機能する。
表示部21は、制御部(不図示)から入力される表示制御信号に従って、各種操作画面、画像の状態表示、各機能の動作状況等の表示を行う。
操作部22は、テンキー、スタートキー等の各種操作キーを備え、ユーザーによる各種入力操作を受け付けて、操作信号を制御部(不図示)に出力する。
画像処理部3は、アナログデジタル(A/D)変換処理を行う回路及びデジタル画像処理を行う回路等を備えて構成されている。
画像処理部3は、画像読取部1からのアナログ画像信号にA/D変換処理を施すことによりデジタル画像データ(RGB信号)を生成する。また、画像処理部3は、このデジタル画像データに、色変換処理、階調再現処理(スクリーン処理等)、初期設定又はユーザー設定に応じた補正処理(シェーディング補正等)、及び圧縮処理等を施す。これらの処理が施されたデジタル画像データ(YMCK信号)に基づいて、画像形成部4が制御される。
画像形成部4は、異なる色成分Y、M、C、Kに対応して設けられた、露光装置41Y、41M、41C、41Kと、現像装置42Y、42M、42C、42Kと、感光体ドラム43Y、43M、43C、43Kと、帯電装置44Y、44M、44C、44Kと、潤滑剤塗布除去部45Y、45M、45C、45Kと、一次転写ローラー46Y、46M、46C、46K並びに中間転写ユニット47等を備えて構成されている。
画像形成部4のY成分用のユニットにおいて、帯電装置44Yは、感光体ドラム43Yを帯電させる。露光装置41Yは、例えば半導体レーザーで構成され、感光体ドラム43Yに対してY成分に対応するレーザー光を照射する。これにより、感光体ドラム43Yの表面にY成分の静電潜像が形成される。現像装置42Yは、Y成分の現像剤(例えば、小粒径のトナーと磁性体とからなる2成分現像剤)を収容しており、感光体ドラム43Yの表面にY成分のトナーを付着させることにより、静電潜像を現像する(トナー像の形成)。
M成分、C成分、及びK成分用のユニットにおいても、同様にして、対応する感光体ドラム43M、43C、43Kの表面に各色トナー像が形成される。
潤滑剤塗布除去部45Y、45M、45C、45Kは、感光体ドラム43Y、43M、43C、43Kの表面に潤滑剤を塗布すると共に、感光体ドラム43Y、43M、43C、43Kの表面に過剰に付着している潤滑剤や異物を除去する。
中間転写ユニット47は、複数の支持ローラー47bに被転写体となる無端状の中間転写ベルト47aが張架されて構成されている。
中間転写ベルト47aが、一次転写ローラー46Y、46M、46C、46Kによって感光体ドラム43Y、43M、43C、43Kに圧接されると、当該中間転写ベルト47aに各色トナー像が順次重ねて一次転写される。そして、一次転写された中間転写ベルト47aが二次転写ローラー48によって用紙Mに圧接されることで、当該用紙Mにトナー像が二次転写される。
なお、二次転写後に中間転写ベルト47aに残存するトナーは、クリーニング装置49のブレード等により除去される。
搬送部5は、給紙装置51、搬送機構52、及び排紙装置53等を備えて構成されている。
給紙装置51は、3つの給紙トレイユニット51a〜51cを備えている。これらの給紙トレイユニット51a〜51cには、用紙Mの坪量や大きさ等に基づいて識別された規格用紙や特殊用紙が予め設定された種類毎に収容される。給紙トレイユニット51a〜51cに収容されている用紙Mは、最上部から1枚ずつ送り出され、レジストローラー52a等の複数の搬送ローラーを備えた搬送機構52によって画像形成部4に搬送される。このとき、レジストローラー52aが配設されたレジスト部により、給紙された用紙Mの傾きが補正されると共に搬送タイミングが調整される。
そして、画像形成部4において、中間転写ベルト47aのトナー像が用紙Mの画像形成面に一括して二次転写され、定着装置6において定着工程が施される。画像形成された用紙Mは、排紙ローラー53aを備えた排紙装置53により機外の排紙トレイ53bに排紙される。
定着装置6は、定着ローラー61a及び加圧ローラー61b等を備えて構成されている。定着装置6は、用紙Mに転写されたトナー像を定着する定着処理を施す。また、定着ローラー61a及び加圧ローラー61bは、用紙Mを挟持して搬送するニップ部を構成している。
定着ローラー61aは、用紙Mの画像形成面側に配置され、定着ローラー61aは、図示しないモーター等の駆動手段の駆動に伴って回転する。
また、定着ローラー61aは、例えば、鉄等からなる円柱状の芯金の外周面に、シリコーンゴム等からなる弾性層が形成された構成を有し、また、定着ヒーター61cとしてハロゲンヒーター等の定着ヒーター61cを内蔵すると共に、トナー像が転写された用紙Mの画像形成面に接触して、この用紙Mを所定の定着温度で加熱する。すなわち、定着ローラー61aは、回転しながら用紙Mの画像形成面に接触して当該用紙Mを加熱する。
所定の定着温度とは、用紙Mがニップ部を通過する際に、トナーを溶融するのに必要な熱量を供給しうる温度であり、画像形成される用紙Mの紙種等によって異なる。
加圧ローラー61bは、定着ローラー61aに対向して配置され、当該定着ローラー61aに所定の押圧力で押圧されている。すなわち、加圧ローラー61bは、定着ローラー61aとともに、用紙Mを挟み込んで加圧する加圧部として機能する。
また、加圧ローラー61bは、例えば、鉄等からなる円筒状の芯金の外周面に、シリコーンゴム等からなる弾性層が形成された構成を有する。また、加圧ローラー61bの表面が定着ローラー61aの表面に対して相対的に硬くすることにより、加圧ローラー61bは、定着ローラー61aに押し付けられた状態で、定着ローラー61aの表面の弾性層に食い込むような形状のニップ部を形成している。
以下に、記録媒体を搬送するローラー、例えば、定着装置6における定着ローラー61aを除電する除電装置200について図2〜図6を参照して詳細に説明する。
図2は、記録媒体を搬送するローラーの除電装置200の構成を示す正面図、平面図及び側面図である。
除電装置200は、記録媒体を搬送するローラーである定着ローラー61aの端部(本発明における「ローラーの端部」に相当)に非接触で取り付けられた除電ブラシ611と、定着ローラー61aの端部であって除電ブラシ611に対向する部分に設けられた距離調整部材612を備えて構成されている。ここで、定着ローラー61aの端部とは、定着ローラー61aの長手方向における端である。また定着ローラー61aの端部とは、単に端だけでなく、記録媒体を搬送する方向に対して垂直の方向について、端から所定の距離を含んでいる。
例えば、除電ブラシ611は、ステンレス等の導電性の複数本の線状部材と、支持部材とを含み、支持部材に対して複数本の線状部材を長手方向に並べたものである。また、除電ブラシ611は、定着ローラー61aに対して非接触であり、且つ、除電ブラシ611の長手方向(配列方向)が定着ローラー61aの回転軸に対して垂直になるように取り付けられる。つまり、除電ブラシ511は、距離調整部材612に非接触状態で対向し、複数本の線状部材を含んでいる。また、複数本の線状部材が配列される方向である配列方向とは、定着ローラー61aの回転軸に対して垂直の方向である。
また、例えば、距離調整部材612は、定着ローラー61aの回転軸に着脱可能に取り付けられ、定着ローラー61aの回転に伴って回転することにより、除電ブラシ611の線状部材の先端と、距離調整部材612との間の距離が変化する形状を有する。より具体的には、距離調整部材612は、歯車やタイミングプーリー(プーリーの溝に凹凸が形成されたもの)等であり、歯車等の回転に伴って、対向する所定の位置から歯車等までの距離が変化する形状を有するものである。
また、距離調整部材612が、定着ローラー61aの回転軸に着脱可能に取り付けられることにより、距離調整部材612を交換するだけで、除電の求められる品質が異なる機種においても、定着ローラー61aや除電ブラシ611を共通で使用することができ、コストメリットが生じる。
すなわち、除電装置200は、除電ブラシ611を定着ローラー61aに接触させることなく、非接触で除電を行うものである。このため、除電ブラシ611を長寿命で使用することができる。但し、通常では、除電ブラシ611の取り付け精度が課題となるが、本発明の記録媒体を搬送するローラーの除電装置200では高い精度で除電ブラシ611を取り付ける必要がない。
ここで、除電装置200において、高い精度で除電ブラシ611を取り付ける必要がない理由について図3及び図4を用いてより詳細に説明する。図3は、除電ブラシの線状部材WR31と距離調整部材612との位置関係を示す説明図、図4は、取り付けの許容範囲と除電効率の関係を示す説明図である。
背景技術で説明したように、従来の除電装置では、除電ブラシと、ローラー(定着ローラー611)との距離が近すぎると除電に必要十分な逆極性の電荷が除電ブラシに発生せず、逆に、当該距離が遠すぎると除電ブラシからの逆極性の電荷の放電がローラーに届かずに、十分な除電効率を得ることができなかった。つまり、従来の除電装置における除電効率は、ローラーと除電ブラシの距離に依存し、高い除電効率を得るための距離に対して高精度に取り付けなければならなかった。
そこで、本発明に係る除電装置200では、図3(a)に示すように、定着ローラー61aの回転に伴って、定着ローラー61aの回転軸に取り付けられた距離調整部材612も回転する。この時、図3(b)に示すように除電ブラシ611が備える複数の線状部材の内にある一本の線状部材WR31(本発明における「所定の線状部材」に相当)の先端に着目すると、定着ローラーの回転に伴って、距離調整部材612の凸部ST31が最も近い距離に接近し、その後、距離調整部材612の凹部LT31が最も遠い距離に離れ、これらの動作を繰り返すことになる。
このため、距離調整部材612の凸部ST31と凹部LT31との間に、除電効率が最適となる最適部OP31が位置するように除電ブラシ611を取り付ければ、定着ローラー61aの回転により、距離調整部材612の最適部OP31が、必ず、除電ブラシ611の一本の線状部材WR31の先端にくるため、高い精度で除電ブラシ611を取り付けなくても、高い除電効率を得ることができる。
高い除電効率を得ることができる理由について詳細に説明する。例えば、図4(a)に示すように、距離調整部材612の最適部OP31、凸部ST31及び凹部LT31と除電効率との関係は、3つの曲線CH41(最適)、曲線CH42(最短距離)、曲線CH43(最長距離)で表される。
そして、定着ローラー61aの回転に伴って、距離調整部材612の凸部ST31、最適部OP31及び凹部LT31が順番に、除電ブラシ611の一本の線状部材WR31に近づくため、距離調整部材612の最適部OP31、凸部ST31及び凹部LT31に対応する3つの曲線CH42(最短距離)、曲線CH41(最適)、曲線CH43(最長距離)の頂点もまた順番に近づくことになる。
すなわち、距離調整部材612が凸部ST31と凹部LT31と最適部OP31とを含むことで、図4(a)に示すように、距離調整部材612の最適部OP31、凸部ST31及び凹部LT31に対応する3つの曲線CH42(最短距離)、曲線CH41(最適)、曲線CH43(最長距離)の頂点の位置がずれる。
このように、距離調整部材612を備え付け、定着ローラー61aの回転軸に除電ブラシ611を非接触で取り付けた場合、距離調整部材612の最適部OP31、凸部ST31及び凹部LT31に対応する3つの曲線CH42(最短距離)、曲線CH41(最適)、曲線CH43(最長距離)の頂点がずれることにより、除電効率の閾値TH41を満たすための範囲がRG41となる。これに対して、距離調整部材612を備えることなく、単純に、定着ローラー61aの回転軸に除電ブラシ611を非接触で取り付けた場合(図示せず)には、定着ローラーと除電ブラシの距離と除電効率の関係は、CH41で表されるため、除電効率の閾値TH41を満たすためには範囲RG42で取り付けなければならない。よって、RG41はRG42と比較して範囲が広いため、RG41のほうが高い精度で除電ブラシを取り付ける必要がないと言える。
これに対して、距離調整部材612を備えることなく、単純に、定着ローラー61aの回転軸に除電ブラシ611を非接触で取り付けた場合(図示せず)には、定着ローラー61aの回転に伴って除電ブラシ611の一本の線状部材WR31と当該回転軸との距離は変化しない(偏心等による変動は除く)ので、高い精度で除電ブラシ611を最適位置に取り付けられない場合、除電効率が悪いままとなってしまう。
なお、図4(a)では、距離調整部材612の最適部OP31、凸部ST31及び凹部LT31に対応する3つの曲線CH41(最適)、曲線CH42(最短距離)、曲線CH43(最長距離)を例示しているが、勿論、最適部OP31と凸部ST31との間や、最適部OP31と凹部LT31との間にも異なる距離が連続して存在するので、各部位における除電効率の曲線は無数存在することになる。
また、除電ブラシ611の一本の線状部材WR31の除電効率の推移を考えた場合、図4(b)に示すように、定着ローラー61aの回転に伴って除電効率は変動するものの、除電ブラシ611の全て(複数)の線状部材によって平均化されるため、除電ブラシ611としての除電効率の平均値AV41が得られる。
さらに、より具体的には、図5(a)に示すように、定着ローラー61aが1回転する際に定着ローラー61a(距離調整部材612)との間で最短距離DS51を生じる、複数の線状部材の内にある線状部材(本発明における「第2の線状部材」に相当)に着目し、図5(b)に示すように、定着ローラー61aが1回転する際に生じる当該線状部材と定着ローラー61a(距離調整部材612)との最長距離DS52と最短距離DS51の差が、除電ブラシ611に対する定着ローラーの偏心と除電ブラシ611の部品公差及び取り付けのばらつきの和よりも大きくなるように、距離調整部材612が構成されることが好ましい。つまり、定着ローラー61aが1回転する際に複数本の線状部材のなかで距離調整部材612との距離が最も短い線状部材を第2の線状部材とした場合、定着ローラー61aが1回転する際の第2の線状部材と距離調整部材612との最長距離DS52と、定着ローラー61aが1回転する際の第2の線状部材と距離調整部材612との最短距離DS51との差は、除電ブラシ611に対するローラーの偏心と除電ブラシの部品公差及び取り付けのばらつきの和よりも大きいことが好ましい。
すなわち、最長距離DS52の差が、除電ブラシ611に対する定着ローラーの偏心と除電ブラシ611の部品公差及び取り付けのばらつきの和よりも大きくすることにより、除電ブラシ611の取り付けに精度に余裕が生じるので、高い精度で除電ブラシ611を取り付ける必要がなくなる。ここで、最長距離DS52と最短距離DS51との差に注目しているのは、所定の線状部材以外の他の線状部材と凸部ST31との距離と、当該他の線状部材と凹部LT31との距離との差よりも小さいため、最も差が小さい最長距離DS52と最短距離DS51の差が、除電ブラシ611に対する定着ローラーの偏心と除電ブラシ611の部品公差及び取り付けのばらつきの和よりも大きくしておけば、高い精度で除電ブラシ611を取り付ける必要がなくなる。
また、図6に示すように、除電ブラシ611は、定着ローラー61aが1回転する際に生じる除電ブラシ611の長手方向(配列方向)の端部に位置する線状部材(本発明における「第1の線状部材」に相当)と、定着ローラー61aとの最も短い距離DS61が、図5(b)に示す最長距離DS52よりも大きくなるように、除電ブラシ611の長手方向(配列方向)の幅を有することが好ましい。つまり、複数本の線状部材のなかで線状部材の配列方向の端部に位置する線状部材を第1の線状部材とし、定着ローラー61aが1回転する際に複数本の線状部材のなかで距離調整部材612との距離が最も短い線状部材を第2の線状部材とした場合、定着ローラー61aが1回転する際の第1の線状部材と距離調整部材612との最短距離DS61が、定着ローラー61aが1回転する際の第2の線状部材と距離調整部材612との最長距離DS52より長いことが好ましい。
すなわち、距離DS61を、最短距離DS51よりも大きくすることにより、除電ブラシ611の長手方向(配列方向)の幅が長くなるので、当該幅の間に距離調整部材612の最適部OP31が必ず存在することになり、除電効率の低下を防止することができる。
さらに、距離調整部材612は、図5(a)における最短距離DS51を生じさせる形状、例えば、定着ローラー61aが1回転する際、図4(a)における距離調整部材612の凸部ST31を、除電ブラシ611の長手方向(配列方向)の幅に対応する領域内に少なくとも2個以上常に有することが好ましい。
除電ブラシ611の長手方向(配列方向)の幅に対応する領域とは、例えば、除電効率が閾値TH41を満たすような空間的な領域である。さらに、具体的には、定着ローラー61aの中心の1点と、除電ブラシ611aの両端部に位置するそれぞれの線状部材の先端の2点とからなる領域である。つまり、除電ブラシ611aの両端部に位置するそれぞれの線状部材の先端の2点を含むような空間的な領域のことである。この領域内に凸部が2つ以上あるような形状を、距離調整部材612は有する。
すなわち、図5(a)における最短距離DS51を生じさせる形状である凸部ST51を除電ブラシ611の長手方向(配列方向)の幅の間に少なくとも2個以上有することにより、その間に距離調整部材612の最適部OP31が必ず存在することになり、除電効率の低下を防止することができる。
以上のように、本実施形態の除電装置200によれば、定着ローラー61aの端部に非接触となるように配置され複数本の線状部材を並べた除電ブラシ611と、定着ローラー61aの端部であって除電ブラシ611に対向する部分に設けられ、定着ローラー61aの回転に伴って除電ブラシ611の線状部材の先端との間の距離が変化する形状である距離調整部材612とを備えることにより、定着ローラー61aの回転に伴って、除電ブラシ611の線状部材の先端と距離調整部材612との間の距離が変化し、当該変化の幅の間に距離調整部材612の最適部OP31が存在することになるので、高い精度で除電ブラシ611を取り付ける必要がなく長寿命で使用できる。
また、本実施形態の除電装置200によれば、既存の画像形成装置の定着ローラー61aに対して、距離調整部材612を取り付けるだけで、実現できるため、画像形成装置の巨大化を避けることができ、また複雑な制御や機構の変更に伴う改造等を必要としない。
(変形例1)
実施形態の説明に際しては、距離調整部材612は、歯車やタイミングプーリーのように、凸部ST31と凹部LT31が隣接して形成されているが、定着ローラー61aの回転に伴って、除電ブラシ611の線状部材の先端と距離調整部材612との間の距離が変化するものであればその他の形状であってもよい。
例えば、図7(a)に示す距離調整部材613のように、複数個の凸部ST61が離散的に形成されるものであってもよいし、図7(b)に示す距離調整部材614のように、凸部ST62が1つしか形成されていないものであってもよい。
なお、実施形態の説明に際しては、記録媒体を搬送するローラーとして定着ローラー61aを用いて説明しているが、勿論、記録媒体を搬送するローラーであれば、画像形成装置に備えられている加圧ローラー、レジストローラーやその他のローラーにも、本発明に係る除電装置200を適用することができる。
また、実施形態の説明に際しては、画像形成装置を例示して説明しているが、勿論、画像形成装置に限定されることなく、記録媒体を搬送するローラーを備える印刷装置、搬送装置等の装置であれば、本発明に係る除電装置200を適用することができる。
また、実施形態の説明に際しては、除電ブラシ611は、ステンレス等の導電性の複数本の線状部材を並べたものを例示しているが、当該線状部材としては、除電に必要十分な逆極性の電荷が発生するものであればよく、金属製の線状部材、樹脂製の線状部材等であってもよい。
また、実施形態の説明に際しては、距離調整部材612等は、凸部を有する形状を例示しているが、定着ローラー61aの回転に伴って、除電ブラシ611の線状部材の先端と距離調整部材612等との間の距離が変化するものであればその他の形状であってもよく、例えば、楕円形状、多角形状、回転軸に対して非対称な形状等であってもよい。
また、実施形態の説明に際しては、距離調整部材612として、歯車やタイミングプーリー等を例示しているが、このような歯車若しくはタイミングプーリーに、モーター等の駆動手段(不図示)の動力を伝達することにより、定着ローラー61a等の記録媒体を搬送するローラーを回転させるように構成してもよい。
また、実施形態の説明に際しては、例えば、Y(イエロー)、M(マゼンタ)、C(シアン)、K(ブラック)等の色毎に画像形成用のユニットを備え、用紙M上にカラー画像を形成する画像形成装置100を例示したが、一例であってこれに限られるものではなく、例えば、単色の画像を形成する画像形成装置であってもよい。
また、実施形態の説明に際しては、定着ローラーと加圧ローラーを区別して説明しているが、一対の定着部材と考えてもよい。
また、実施形態の説明に際しては、加圧ローラー61bは、例えば、鉄等からなる円筒状の芯金の外周面に、シリコーンゴム等からなる弾性層が形成された構成として説明しているが、このような構成に限定されない。
また、実施形態の説明に際しては、定着ローラー61aが1回転する際と説明しているが、この表現に限定されない。つまり、1回転に満たない回転でも良く、1回転以上の回転でよく、それらを総称して単に回転と呼ぶ。
また、実施形態の説明に際しては、記録媒体として用紙を例示しているが、記録媒体は紙に限定されるものではなく、トナー像を形成及び定着可能なシート状のものであればよく、例えば、不織布、プラスチックフィルム、皮革等でもよい。
100 画像形成装置
200 除電装置
4 画像形成部
6 定着装置
61 定着部
61a 定着ローラー
61b 加圧ローラー
61c 定着ヒーター
611 除電ブラシ
612,613,614 距離調整部材
M 用紙(記録媒体)
OP31 最適部
ST31,ST61,ST51,ST62 凸部
LT31 凹部
WR31 線状部材

Claims (11)

  1. 記録媒体を搬送するローラーを除電する除電装置において、
    前記ローラーの長手方向において、前記ローラーの端部に設けられた距離調整部材と、
    前記距離調整部材に非接触状態で対向し、複数本の線状部材を含む除電ブラシを備え、
    前記距離調整部材は、前記ローラーの回転に伴って前記線状部材との間の距離が変化する形状を有することを特徴とする除電装置。
  2. 前記複数本の線状部材が配列される方向である配列方向は、前記ローラーの回転軸に対して垂直であることを特徴とする請求項1に記載の除電装置。
  3. 前記複数本の線状部材のなかで前記線状部材の配列方向の端部に位置する線状部材を第1の線状部材とし、前記ローラーが1回転する際に前記複数本の線状部材のなかで前記距離調整部材との距離が最も短い線状部材を第2の線状部材とした場合、
    前記ローラーが1回転する際の前記第1の線状部材と前記距離調整部材との最短距離が、前記ローラーが1回転する際の前記第2の線状部材と前記距離調整部材との最長距離より長いことを特徴とする請求項1又は2に記載の除電装置。
  4. 前記距離調整部材は、前記ローラーが1回転する際に前記線状部材との最短距離を生じさせる凸部を有することを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の除電装置。
  5. 前記距離調整部材は、前記凸部が、前記複数本の線状部材が配列される方向である配列方向の幅に対応する領域内に、常に2個以上あるような形状であることを特徴とする請求項4に記載の除電装置。
  6. 前記距離調整部材は、前記ローラーが1回転する際に前記線状部材の間で最長距離を生じさせる凹部を有することを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載の除電装置。
  7. 前記距離調整部材は、前記ローラーに着脱可能であることを特徴とする請求項1から6のいずれか一項に記載の除電装置。
  8. 前記距離調整部材は、歯車若しくはタイミングプーリーであることを特徴とする請求項1から7のいずれか一項に記載の除電装置。
  9. 前記歯車若しくは前記タイミングプーリーは、前記ローラーを回転させるための部材であることを特徴とする請求項8に記載の除電装置。
  10. 前記ローラーが1回転する際に前記複数本の線状部材のなかで前記距離調整部材との距離が最も短い線状部材を第2の線状部材とした場合、
    前記ローラーが1回転する際の前記第2の線状部材と前記距離調整部材との最長距離と、前記ローラーが1回転する際の前記第2の線状部材と前記距離調整部材との最短距離との差は、前記除電ブラシに対する前記ローラーの偏心と前記除電ブラシの部品公差及び取り付けのばらつきの和よりも大きいことを特徴とする請求項1から9のいずれか一項に記載の除電装置。
  11. 記録媒体にトナー像を形成する画像形成部と、
    トナー像が形成された記録媒体を通してトナー像を記録媒体に定着させる定着装置と、
    記録媒体を搬送するローラーを除電する請求項1から10のいずれか一項に記載の除電装置と、を備えたことを特徴とする画像形成装置。
JP2015122571A 2015-06-18 2015-06-18 記録媒体を搬送するローラーの除電装置及び画像形成装置 Active JP6497232B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015122571A JP6497232B2 (ja) 2015-06-18 2015-06-18 記録媒体を搬送するローラーの除電装置及び画像形成装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015122571A JP6497232B2 (ja) 2015-06-18 2015-06-18 記録媒体を搬送するローラーの除電装置及び画像形成装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2017010665A JP2017010665A (ja) 2017-01-12
JP6497232B2 true JP6497232B2 (ja) 2019-04-10

Family

ID=57763908

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015122571A Active JP6497232B2 (ja) 2015-06-18 2015-06-18 記録媒体を搬送するローラーの除電装置及び画像形成装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6497232B2 (ja)

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58175544U (ja) * 1982-05-19 1983-11-24 キヤノン株式会社 排紙装置
JPS61143159U (ja) * 1985-02-26 1986-09-04
JPS63171740A (ja) * 1987-01-07 1988-07-15 Hitachi Ltd 転写紙搬送装置
KR940001366B1 (ko) * 1991-04-29 1994-02-19 주식회사 금성사 다중 tv의 색신호 화면처리장치
JP3469259B2 (ja) * 1992-10-13 2003-11-25 株式会社リコー 除電装置
JPH07295427A (ja) * 1994-04-28 1995-11-10 Canon Inc 定着装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2017010665A (ja) 2017-01-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6187048B2 (ja) 画像形成装置
JP6269192B2 (ja) 画像形成装置
JP6497232B2 (ja) 記録媒体を搬送するローラーの除電装置及び画像形成装置
JP6772842B2 (ja) 定着装置および画像形成装置
JP6601202B2 (ja) 定着装置、画像形成装置およびニップ形状変更方法
JP6922231B2 (ja) 汚れ防止装置および画像形成装置
JP6350503B2 (ja) 画像形成装置
JP5652435B2 (ja) 画像形成装置
JP6111830B2 (ja) 定着装置及び画像形成装置
JP6822053B2 (ja) 定着装置及び画像形成装置
JP6834615B2 (ja) 定着装置および画像形成装置
JP5842797B2 (ja) 画像形成装置および揺動制御方法
JP5807528B2 (ja) 画像形成装置
JP6288019B2 (ja) 画像形成装置
JP6800563B2 (ja) 画像形成装置および画像形成システム
JP6841089B2 (ja) 画像形成装置
JP6855775B2 (ja) 画像形成装置および階調補正方法
JP6711091B2 (ja) 潤滑剤塗布装置および画像形成装置
JP2017083779A (ja) 画像形成装置、凸部形成装置、画像形成システムおよび画像形成方法
JP2016166977A (ja) 定着装置及び画像形成装置
JP6540146B2 (ja) 定着装置及び画像形成装置
JP6844196B2 (ja) 画像形成装置および画像形成プログラム
JP2023043521A (ja) 加工装置および画像形成システム
JP2022024703A (ja) 画像形成装置
JP2021173927A (ja) 画像形成装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20180419

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20190125

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20190212

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20190225

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6497232

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150