JP6496612B2 - 自走式集塵ロボット - Google Patents

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Description

本発明は、自走しながら床面の清掃を行う自走式集塵ロボットに関する。
従来、内蔵したモータで車輪を回転駆動させて自走しながら内蔵したダストボックスに床面上の塵埃を収集して清掃を行う自走式集塵ロボットが知られている。この自走式集塵ロボットは、例えば特許文献1,2に開示されるように、回転駆動する回転ブラシの後方に、カバー部にフィルタを備えた集塵容器(集塵ボックス)を収容すると共に、ハンドルによって集塵容器を出し入れ可能としている。集塵容器に貯留した塵埃は、集塵容器を取り出してカバー部を止める係止機構(ラッチ)を解除してカバー部を開くことで、集塵容器から廃棄することができる。
特開2013−144022号公報 特開2013−144028号公報
このような自走式集塵ロボットは、集塵容器内を上下の集塵室に分割して比較的大きな塵埃と細かい塵埃とを別々に貯留することが考えられるが、このように集塵室を分割すると、各集塵室からの塵埃の廃棄が面倒となる。
そこで、本発明は、集塵ボックスが塵埃を分けて収容する2つの集塵室を備えたものであっても、塵埃の廃棄が容易に行える自走式集塵ロボットを提供することを目的としたものである。
上記目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、駆動輪を備えた本体部と、本体部に設けられる集塵部と、本体部へ出し入れ可能に収容されて上部に蓋を有し、集塵部で集塵された塵埃を貯留する集塵ボックスと、を備え、集塵ボックスに、上下に分離されて個別に吸込口を有する上側集塵室と下側集塵室とを形成した自走式集塵ロボットであって、上側集塵室を、集塵ボックスから単独で取り外し可能としたことを特徴とするものである。
請求項2に記載の発明は、請求項1の構成において、上側集塵室に取っ手を設けたことを特徴とするものである。
請求項3に記載の発明は、請求項2の構成において、取っ手は、集塵ボックスへの上側集塵室の組み込み状態で集塵ボックスの外部へ露出して集塵ボックス自体の取っ手にも兼用可能であることを特徴とするものである。
請求項4に記載の発明は、請求項1乃至3の何れかの構成において、上側集塵室の組み込み状態で蓋の開動作をロックするロック位置と、蓋の開動作を許容して上側集塵室を取り外し可能とするアンロック位置とにスライド操作可能なロック部材を設けて、ロック部材は、アンロック位置では集塵ボックスから突出して集塵ボックスの本体部への収容を規制することを特徴とするものである。
請求項5に記載の発明は、請求項4の構成において、蓋側にフィルタを備え、アンロック位置は、蓋側からフィルタを取り外し不能とする第1のアンロック位置と、蓋側からフィルタを取り外し可能とする第2のアンロック位置との2つの位置であり、ロック部材は、ロック位置から第1のアンロック位置と第2のアンロック位置とに段階的にスライド可能であることを特徴とするものである。
請求項6に記載の発明は、請求項1乃至5の何れかの構成において、上側集塵室の吸込口は、下側集塵室の吸込口よりも開口面積が小さいことを特徴とするものである。
請求項7に記載の発明は、請求項5の構成において、上側集塵室の上方にフィルタを設けたことを特徴とするものである。
請求項1に記載の発明によれば、上側集塵室を集塵ボックスから単独で取り外し可能としたことで、集塵ボックスが塵埃を分けて収容する2つの集塵室を備えたものであっても、塵埃の廃棄が容易に行える
請求項2に記載の発明によれば、請求項1の効果に加えて、上側集塵室に取っ手を設けたことで、上側集塵室の出し入れを容易に行うことができる。
請求項3に記載の発明によれば、請求項2の効果に加えて、取っ手を、集塵ボックス自体の取っ手にも兼用可能としたことで、構造が合理的となってコスト低減に繋がる。
請求項4に記載の発明によれば、請求項1乃至3の何れかの効果に加えて、蓋の開動作をロックするロック部材を、アンロック位置では集塵ボックスから突出して本体部への収容を規制するようにしたので、蓋のロックを忘れたまま集塵ボックスを収容する誤使用がなくなり、塵埃が漏れるおそれが解消される。
請求項5に記載の発明によれば、請求項4の効果に加えて、ロック部材を、ロック位置から、蓋側からフィルタを取り外し不能とする第1のアンロック位置と、蓋側からフィルタを取り外し可能とする第2のアンロック位置とに段階的にスライド可能としたことで、ロック部材の各スライド位置へのスライド操作がしやすくなる。
請求項6に記載の発明によれば、請求項1乃至5の何れかの効果に加えて、上側集塵室の吸込口を、下側集塵室の吸込口よりも開口面積を小さくしているので、ブラシ収容室に2つの経路を接続しても上側集塵室側への塵埃の吸引を効率よく行うことができる。
請求項7に記載の発明によれば、請求項1乃至6の何れかの効果に加えて、上側集塵室の上方にフィルタを設けたことで、上側集塵室への塵埃の貯留を確実に行うことができる。
自走式集塵ロボットの上方からの斜視図である。 自走式集塵ロボットの平面図である。 自走式集塵ロボットの底面図である。 自走式集塵ロボットの背面図である。 自走式集塵ロボットの中央縦断面図である。 車輪部分の縦断面図である。 集塵ボックスの斜視図である(トレイ取り出し状態)。 集塵ボックスの斜視図である(トレイ及びフィルタ取り出し状態)。 集塵ボックスの斜視図である(蓋ロック状態)。 集塵ボックスの正面図である(蓋ロック状態)。 集塵ボックスの斜視図である(蓋ロック解除状態)。 集塵ボックスの正面図である(蓋ロック解除状態)。 集塵ボックスの斜視図である(フィルタロック解除状態)。 集塵ボックスの正面図である(フィルタロック解除状態)。 蓋ロック状態でない集塵ボックスを収容する際の自走式集塵ロボットの前方からの斜視図である。 蓋ロック状態でない集塵ボックスを収容する際の自走式集塵ロボットの後方からの斜視図である。 蓋ロック状態の集塵ボックスを収容した自走式集塵ロボットの平面図である(蓋体は省略)。 変更例のトレイの斜視図である。 変更例のトレイを用いた自走式集塵ロボットの中央縦断面図である。 干渉ピンを取り付けた自走式集塵ロボットの斜視図である。 干渉ピンの斜視図である。 干渉ピンを取り付けた自走式集塵ロボットの中央縦断面図である。 ロック部材を突出させた自走式集塵ロボットの斜視図である。 ロック部材を突出させた自走式集塵ロボットの平面図である。 ロック部材を突出させた自走式集塵ロボットの背面図である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1は、自走式集塵ロボットの一例を示す上方からの斜視図、図2は平面図、図3は底面図、図4は背面図、図5は中央縦断面図である。自走式集塵ロボット(以下単に「集塵ロボット」という。)1は、平面視が円形の箱状の本体部2内に、左右のバッテリ3と、バッテリ3を電源としてそれぞれ回転駆動する左右のモータ4,4(図6)と、各モータ4によって単独で正逆回転可能な駆動輪としての左右一対の車輪5,5と、バッテリ3,3間に配置されるファンユニット6と、集塵ボックス7とを備え、車輪5,5の下部を本体部2の底面から下方に突出させている。本体部2の底面後部には、左右にキャスタ8,8がそれぞれ設けられている。各モータ4と車輪5との間には、図6に示すように複数のギヤ10,10・・からなる減速機構9が介在されている。
本体部2は、主に底面を形成する下側ハウジング11と、後面及び上面から側面にかけて形成される上側ハウジング12とを有する。本体部2の前部周面には、前方の障害物を非接触で検知する複数のセンサ14,14・・を内側に有すると共に、障害物との当接によって後退して図示しないスイッチをONさせるセンサカバー13が取り付けられている。
本体部2の前側下部で下側ハウジング11には、左右への横長矩形状の吸込口16を備えた底面カバー15がネジ止めされ、吸込口16の上方に、左右に延びるブラシ収容室17が形成されて、ブラシ収容室17にメインブラシ18が収容されている。
このメインブラシ18は、左右方向の回転軸19と、その外周に放射状且つ螺旋状に植設された複数のブラシ20,20・・とからなり、ブラシ20を吸込口16から下方へ突出させている。ブラシ収容室17の前側上方には、メインブラシ用モータ21が設けられて、回転軸19の左端とメインブラシ用モータ21の出力軸との間に張設された図示しないタイミングベルトにより、メインブラシ18は図5の矢印A方向へ回転可能となっている。
また、吸込口16の左右で下側ハウジング11には、一対のサイドブラシ用モータ22が下向きに取り付けられて、下側ハウジング11に貫通させた回転軸に、サイドブラシ23がそれぞれ設けられている。このサイドブラシ23は、円盤状のブラシベース24に、回転する円形領域Tが平面視で吸込口16に重なって塵埃を吸込口16に案内する3つのブラシ25,25・・を放射状に植設したもので、それぞれ図3の矢印B方向へ回転するようになっている。このサイドブラシ23とメインブラシ18とが集塵部となる。図5における26は、左右のサイドブラシ用モータ22,22の間に設けられたコントローラである。このコントローラ26は、下側ハウジング11上に立設されたボス27によって支持される支持台28と、その支持台28上に固定される制御回路基板29とからなる。
一方、メインブラシ18の後方で本体部2内には、集塵ボックス7の収容部30が、上面を開口して凹設されており、下側ハウジング11には、ブラシ収容室17から上下に分岐して収容部30に繋がる上側経路31及び下側経路32が形成されている。このうち上側経路31は、メインブラシ18の上側から収容部30の前壁33まで延びて後端を収容部30内に開口させて、集塵ボックス7に設けた上吸込口70と接続される。下側経路32は、メインブラシ18の後側から前壁33まで延びて後端を収容部30内に開口させて、集塵ボックス7に設けた下吸込口38と接続される。両集塵路31,32のブラシ収容室17に対する開口面積は、下側経路32の方が上側経路31よりも大きく形成されている。また、下側経路32が前下がり傾斜となることで、下側経路32が接続される下吸込口38の位置は、後述するボックス本体34の底面よりも高くなっている。ここでの下吸込口38の下縁高さは、メインブラシ18の回転軸19の高さと略等しくなっている。
集塵ボックス7は、図7にも示すように、四角形の後側の頂点を面取して六角形状とした平面視を有し、下側のボックス本体34と、ボックス本体34の上面を塞ぐ蓋35とを後端のヒンジ36によって結合すると共に、ボックス本体34と蓋35との間にトレイ37を着脱可能に備えてなる。
ボックス本体34は、上面を開口した横長で深底の箱状で、前面下部には、収容部30にセットした状態で下側経路32と接続される下吸込口38が、左右方向に亘って形成されている。下吸込口38の上方で左右方向の中央には、下方への逃げ凹部39が形成されて、上端外周には、外側へ張り出す断面L字状の張り出し部40が周設されている。
逃げ凹部39の左右で張り出し部40の前面には、張り出し部40よりも前方及び下方へ突出する肉厚を有する四角柱状の一対のロック部41A,41Bが、左右方向に間隔をおいて形成されている。ここではそれぞれ中央側(内側)のロック部41Aの方が外側のロック部41Bよりも長くなっているが、同じ中央側でも右のロック部41Aの方が左のロック部41Aよりも長く形成されて隣のロック部41Bとの差が大きくなっている。各ロック部41A,41Bの下面には、図8にも示すように、左右方向に切込み42がそれぞれ形成されている。
一方、ボックス本体34の底面には、中央の四角形の各頂点から放射状に延びる上突条43が形成されている。この上突条43は、下側ハウジング11における収容部30の底面に突設された同形状の下突条44と嵌合してボックス本体34を位置決めする。
蓋35は、後面に横長の排気筒46を突設し、前面にロック部材としての左右一対のロック板47,47を設けた上蓋45と、上蓋45の下面に嵌合する下蓋48と、上蓋45と下蓋48との間に挟持されるフィルタ49とからなる。上蓋45は、前面中央に後方へ凹む凹部50を有すると共に、凹部50の前端に上側取っ手51を備えて開口を下向きとした薄箱状で、内部には、一回り小さい内壁52が形成されて、排気筒46は、内壁52の後面から上蓋45を貫通して後方へ突出している。
上蓋45の前面で凹部50を挟んだ左右には、前方へ突出する帯板状のガイド部53,53が左右方向に形成されて、ロック板47,47は、ガイド部53,53に沿って左右へスライド可能となっている。左側のガイド部53の下端中央寄りには、切欠き54が形成されている。
ロック板47は、正面視が横長の四角形状で、裏面には、ガイド部53に嵌合する嵌合溝55が左右方向に形成されている。嵌合溝55の下面後端には、図11に示すように、上側へ立ち上がってガイド部53の裏面に係止する折り返し片56が、左右方向の全長に亘って形成されて、ロック板47の脱却を防止している。また、ロック板47は、ガイド部53への取付状態では上蓋45の下端よりも下方へ突出しており、その突出した下端縁には、後方へ突出する左右一対の係止片57A,57Bが形成されている。各係止片57A,57Bの後端には、ボックス本体34のロック部41A,41Bに形成した切込み42に係合可能な係止爪58が、左右方向の全長に亘って形成されている。
下蓋48は、上蓋45の下面と同形状の板体の上面に、上蓋45の開口に内側から嵌合する内リブ59を立設し、内リブ59の内側で後方には、上蓋45の内壁52に対応する六角形の開口60が形成されている。開口60の内周には、内リブ59よりも低くなって内壁52の下端が近接する段部61が全周に亘って形成されている。この段部61の前部下側には、後方へ向けて下向きに傾斜して開口60の前側下方を仕切るガード板62が連設されている。
また、下蓋48の左側で内リブ59の前側には、上蓋45のガイド部53に設けた切欠き54に嵌合する突起63が前方へ突設されている。
フィルタ49は、下蓋48の段部61の内側に嵌合して開口60を塞ぐ扁平な箱状で、上下に開口を有する保持枠64内に、折り畳んだ紙製フィルタ65を収容して、保持枠64の外周に、段部61に上方から係合するフランジ66を周設してなる。前側のフランジ66の左寄りには、内リブ59の内側で下蓋48の上面左側に設けた凹み部67に嵌合する延設片68が形成されている。
そして、トレイ37は、ボックス本体34の開口に嵌合する浅底の皿で、上端には、ボックス本体34の張り出し部40の内側に嵌合してボックス本体34の上端に係止する係止フランジ69を全周に亘って有する。前面中央には、横長四角筒状の上吸込口70が、やや下向きに突設されている。この上吸込口70は、トレイ37の外側ではボックス本体34の逃げ凹部39に嵌合可能な形状で、トレイ37の内側では外側よりも左右幅が大きくなるように形成されている。トレイ37の内側で上吸込口70の上面には、下側取っ手71が立設されている。この下側取っ手71は、蓋35を閉じた状態で上蓋45の上側取っ手51に下側から嵌合して一体化し、集塵ボックス7自体の取っ手となるハンドル72を形成する。
よって、ボックス本体34にトレイ37を、係止フランジ69を上面に係止させた状態で嵌合させると共に、下蓋48の開口60にフィルタ49を、延設片68が凹み部67に嵌合する向きで嵌合させた状態で上蓋45を閉じる。すると、図5及び図9,10に示すように、トレイ37の上吸込口70がボックス本体34の逃げ凹部39に嵌合すると共に、下蓋48の突起63が上蓋45の切欠き54に嵌合して、トレイ37がボックス本体34と下蓋48との間で挟持され、フィルタ49が下蓋45と上蓋45との間で挟持される格好で閉塞される。この状態で集塵ボックス7内には、トレイ37の上側に上側集塵室S1が、トレイ37の下側に下側集塵室S2が、互いに分離した状態で形成される。
ここでロック板47,47は、左右方向へのスライドにより、下端の係止片57A,57Bの位置をボックス本体34のロック部41A,41Bに対して変更することで、集塵ボックス7の開閉の態様を選択することができる。
すなわち、図9,10に示すように、係止片57A,57Bがそれぞれロック部41A,41Bの下方に位置するロック板47の第1のスライド位置では、係止片57A,57Bがロック部41A,41Bに下側から係止することで蓋35の開放がロックされる(ロック位置)。このときロック板47,47はそれぞれ上蓋45の左右の側面から外側へ突出しない。
次に、図11,12に示すように、係止片57A,57Bがそれぞれロック部41A,41Bの下方から外側に離れるロック板47の第2のスライド位置では、ロック板47を介した上蓋45とボックス本体34との結合が解除される。しかし、左側のロック板47の係止片57Aが、下蓋48の突起63の下方に位置するため、下蓋48は依然として上蓋45と結合状態である(第1のアンロック位置)。よって、図7に示すように、ロックが解除された蓋35を上方へ回転させてトレイ37を露出させることができるため、トレイ37の出し入れが可能となる。
そして、図13,14に示すように、第2のスライド位置から、左側のロック板47のみを、係止片57Aが突起63の下方から外側に離れる第3のスライド位置へスライドさせると、ロック板47を介した上蓋45と下蓋48との結合が解除される(第2のアンロック位置)。よって、図8に示すように、上蓋45のみを単独で上方へ回転させることができるため、ロックが解除されたフィルタ49の交換等が可能となる。
上蓋45の前面には、ロック板47のスライド位置を示す図柄45a(第1のスライド位置)、45b(第2のスライド位置)、45c(第3のスライド位置)が表示され、ロック板47の前面上側中央には、矢印47aが表示されて、矢印47aを各図柄45a〜45cに合わせることで、各スライド位置が選択できるようになっている。
上側ハウジング12には、図15,16に示すように、収容部30の上方を開閉して集塵ボックス7を出し入れするための蓋体73が設けられている。この蓋体73は、前端部の下面左右に突設した一対のアーム74,74を、本体部2へ出し入れ可能に連結させており、蓋体73の後端を持ち上げることで、アーム74,74を介して蓋体73を略垂直に跳ね上げて収容部30を開放させることができ、後端を押し下げれば、蓋体73を倒伏させて収容部30を閉塞することができる。蓋体73の後端の下面中央には、係止片75が下向きに突設され、上側ハウジング12には、蓋体73の閉塞位置で係止片75が差し込み係止する係止孔76が形成されている。
よって、蓋体73を跳ね上げて開放させた収容部30に、集塵ボックス7を、ハンドル72を把持してロック板47,47側を前方に向けた姿勢として上方から収容することができる。
このとき、集塵ボックス7のロック板47が、第1のスライド位置以外の位置にあれば、前述のように蓋35から外側へ突出しているため、図15,16に示すようにそのまま収容部30に入れようとすると、ロック板47が上側ハウジング12と干渉して収容できない。一方、ロック板47が第1のスライド位置にあれば、図17に示すように、平面視が同形状の収容部30に収容できる。従って、ロック板47によって蓋35がロックされない状態で収容されることはない。
そして、集塵ボックス7を収容部30に収容した状態では、図5に示すように、ボックス本体34の下吸込口38が下側経路32と接続されると共に、トレイ37の上吸込口70が上側経路31と接続される。また、上蓋45の排気筒46は、収容部30の後壁77に形成された開口78に接続される。79は、開口78の周囲に設けられて排気筒46との間をシールするシール材である。
ファンユニット6は、後壁77の後方で本体部2内に収容されて、ケーシング80の上側前方に設けた吸気口81を、開口78の位置で後壁77に当接させて、排気筒46と連通させている。ケーシング80内の下部には、回転軸83を上向きにしたファンモータ82と、回転軸83に取り付けた吸込ファン84とが設けられて、吸込ファン84の回転により、吸気口81から吸い込んだ空気を、ケーシング80の下部に設けた内排気口85,85・・から排出可能としている。内排気口85の外側で上側ハウジング12の後面には、外排気口86,86・・が形成されている。
そして、上側ハウジング12の後部でファンユニット6の左右には、バッテリ3,3の装着部87,87が切欠き状に形成されている。この装着部87は、本体部2の前後方向の中心線に対して左右対称に配置されている。装着部87に装着されるバッテリ3は、電動工具の電源として使用される18Vのリチウムイオンバッテリで、装着部87は、電動工具に設けられる装着部と同様の構造を有している。すなわち、装着部87の最奥には、バッテリ3の結合部に設けたレールに外側から嵌合する図示しない一対のガイドレールが上向きに形成されると共に、ガイドレール間に正負の端子板を備えた端子台が上向きに設けられている。よって、バッテリ3は、装着部87に対して上方から差し込むことで、レールがガイドレールに嵌合して結合されると共に、端子台がバッテリの結合部に設けた接続端子に電気的に接続される。このように電動工具用のバッテリ3を電源として使用するため、機種ごとに異なる電池を用意する必要がなく、汎用性が得られてコストや管理の手間が掛からない。
ここでの装着部87,87は、バッテリ3が結合される最奥の面が本体部2の接線方向に沿うように前後方向から傾けて形成されて、バッテリ3,3の装着状態では、本体部2の中心を向くように設定されている。このようにバッテリ3を傾けて放射状に装着するようにしたことで、本体部2の外形状に沿ってバッテリ3を最外に配置でき、バッテリ3の外側に無駄なスペースが生じなくなる。
さらに、バッテリ3は本体部2の前後方向の中心線に対して左右にバランスよく配置されるので、バッテリ3が2つあっても重心の偏りは生じない。特にキャスタ8,8が装着したバッテリ3,3の真下に位置することになるため、走行時の安定性もよく、一方のバッテリ3が未装着であっても直進性が悪化することはない。
蓋体73の後方で上側ハウジング12には、電源ボタン89やバッテリ3の残量表示部90、運転モードの選択ボタン91等を備えた操作部88が設けられている。この操作部88の下側には、操作部88の操作によってON/OFF動作するスイッチを備えたスイッチ基板92(図5)が設けられている。
また、蓋体73の前方で上側ハウジング12には、表示用のレンズ93が設けられて、その下方には、運転モードに応じて発光するLEDを備えたLED基板94が設けられている。スイッチ基板92及びLED基板94は、図示しないリード線によってコントローラ26の制御回路基板29と接続されている。
以上の如く構成された集塵ロボット1においては、装着部87にそれぞれバッテリ3を装着して床面上にセットした状態では、メインブラシ18のブラシ20とサイドブラシ23のブラシ25とがそれぞれ床面に当接する。ここで操作部88の電源ボタン89を押して運転モードを選択すると、モータ4,4が駆動して車輪5,5が回転し、設定されたプログラムに従って床面上を走行する。同時にメインブラシ用モータ21及びサイドブラシ用モータ22が駆動してメインブラシ18及びサイドブラシ23がそれぞれ回転すると共に、ファンモータ82も駆動して吸込ファン84が回転する。よって、床面上の塵埃は、回転するメインブラシ18によって掻き上げられると共に、吸込ファン84による吸引力で吸込口16から吸い込まれて後方の集塵ボックス7に送られる。同時にサイドブラシ23,23によって外側の塵埃もメインブラシ18側へ寄せられる。
このとき、大きな塵埃は下側経路32を通って集塵ボックス7の下吸込口38からボックス本体34内の下側集塵室S2に貯留される。下吸込口38は下側集塵室S2の底面ととなるボックス本体34の底面よりも高くなっているので、下側集塵室S2に貯留された塵埃は下吸込口38から逆流しにくくなる。一方、小さな塵埃は、吸込口16から吸い込まれた空気が上側経路31を通って上吸込口70からトレイ37内に至り、フィルタ49を通って排気筒46からファンユニット6に排出されることで、フィルタ49の紙製フィルタ65に捕捉されてトレイ37内の上側集塵室S1に貯留する。フィルタ49の下方前側には、ガード板62が設けられているため、空気が紙製フィルタ65の前側を中心に通過することがなく、紙製フィルタ65の中心側に回り込むことで、塵埃による目詰まりがしにくくなる。
ここでのバッテリ3,3は、片方ずつ順番に電源として使用されるようになっており、バッテリ3の残容量は操作部88に設けた残量表示部90,90によって表示される。よって、先に一方のバッテリ3の残容量がなくなった場合は、当該バッテリ3を装着部87から抜き外して、外部の充電器によって充電できる。この場合他方のバッテリ3のみで駆動可能であるが、前述のように左右対称にキャスタ8,8が設けられているので、1つのバッテリ3で本体部2の重心が偏ることがあっても、左右のキャスタ8,8によって安定した走行が可能である。
そして、集塵ボックス7に貯留した塵埃を廃棄する場合は、蓋体73を跳ね上げて収容部30を露出させれば、ハンドル72を介して集塵ボックス7を取り出すことができる。ハンドル72は集塵ボックス7の外側に突出しているので、塵埃等で汚れることがなく、清潔な状態で取り出すことができる。
取り出し後、左右のロック板47,47を第2のスライド位置にスライドさせれば、ボックス本体34と蓋35とのロックが解除される。よって、図7のようにトレイ37を取り外してトレイ37上の塵埃を廃棄すると共に、上面が開放したボックス本体34からも塵埃を廃棄することができる。一方、フィルタ49の清掃や紙製フィルタ65の交換を行う場合は、左のロック板47を第3のスライド位置にスライドさせれば、上蓋45と下蓋48とのロックが解除される。よって、図8のように上蓋45のみを開放してフィルタ49を取り出し、清掃等を行うことができる。塵埃の廃棄等が終了すれば、蓋35を閉じた状態でロック板47,47を第1のスライド位置に戻せば、再びボックス本体34と蓋35とがロックされる。
このように、上記形態の集塵ロボット1によれば、本体部2と、本体部2に設けられて上下に分離される上側集塵室S1及び下側集塵室S2と、上側集塵室S1及び下側集塵室S2の前方に形成したブラシ収容室17内に配置されて回転駆動するメインブラシ18と、ブラシ収容室17と連通して上側集塵室S1と接続される上側経路31と、ブラシ収容室17と連通して下側集塵室S2と接続される下側経路32と、上側集塵室S1にフィルタ49を介して連通する吸込ファン84と、を含んでなることで、上側集塵室S1と下側集塵室S2との何れか一方での塵埃の貯留量が増加してもそのまま集塵が可能となり、継続した清掃が行える。
特にここでは、下側集塵室S2と下側経路32との接続位置(下吸込口38)を、下側集塵室S2の底面よりも高くしているので、下側集塵室S2に貯留された塵埃が逆流して下吸込口38から漏洩するおそれが低くなる。
また、下側経路32とブラシ収容室17との連通部分の開口面積を、上側経路31とブラシ収容室17との連通部分の開口面積よりも大きくしたことで、メインブラシ18による大きい塵埃の回収が効果的に行える。
なお、上記形態では、集塵ボックス7のトレイ37を、底面が水平な皿状としているが、図18,19に示すように、底部が後方へ下り傾斜するトレイ37Aを用いることもできる。このようにすれば、上側集塵室S1が後方へ行くほど深くなり、下側集塵室S2が後方へ行くほど浅くなる。こうして上側集塵室S1と下側集塵室S2との仕切部分となる底部を下り傾斜させれば、上側経路31から上側集塵室S1に集塵される塵埃が上側集塵室S1の後方に導かれて後方部分で貯留するため、上吸込口70から上側集塵室S1への入口付近で塵埃が貯留せず、空気の流れを阻害しない。逆にメインブラシ18で掻き上げられて下側経路32から下側集塵室S2に集塵される塵埃は、専ら下側集塵室S2の前方部分で貯留するため、後方部分が浅くても支障はない。トレイ37及びトレイ37Aは集塵ロボット1の使用環境に応じて選択すればよい。
一方、上記形態の集塵ロボット1によれば、車輪5を備えた本体部2と、本体部2に設けられる集塵部(メインブラシ18及びサイドブラシ23)と、本体部2へ出し入れ可能に収容されて上部に蓋35を有し、集塵部で集塵された塵埃を貯留する集塵ボックス7と、を備え、集塵ボックス7に、上下に分離されて個別に吸込口38,70を有する上側集塵室S1と下側集塵室S2とを形成したものにおいて、上側集塵室S1を形成するトレイ37(37A)を、集塵ボックス7から単独で取り外し可能としたことで、集塵ボックス7が塵埃を分けて収容する2つの集塵室S1,S2を備えたものであっても、塵埃の廃棄が容易に行える
特にここでは、上側集塵室S1を形成するトレイ37(37A)に下側取っ手71を設けたことで、トレイ37,37Aの出し入れを容易に行うことができる。
また、下側取っ手71は、集塵ボックス7へのトレイ37(37A)の組み込み状態で集塵ボックス7の外部へ露出して集塵ボックス7自体のハンドル72にも兼用可能であるので、構造が合理的となってコスト低減に繋がる。
さらに、トレイ37(37A)の組み込み状態で蓋35の開動作をロックするロック位置と、蓋35の開動作を許容してトレイ37(37A)を取り外し可能とするアンロック位置とにスライド操作可能なロック板47,47を設けて、ロック板47,47は、アンロック位置では集塵ボックス7から突出して本体部2への収容を規制することで、蓋35のロックを忘れたまま集塵ボックス7を収容する誤使用がなくなり、塵埃が漏れるおそれが解消される。
加えて、アンロック位置を、蓋35側からフィルタ49を取り外し不能とする第1のアンロック位置と、蓋35側からフィルタ49を取り外し可能とする第2のアンロック位置との2つの位置として、左側のロック板47を、ロック位置から第1のアンロック位置と第2のアンロック位置とに段階的にスライド可能としたことで、ロック板47の各スライド位置へのスライド操作がしやすくなる。
そして、トレイ37(37A)の上吸込口70を、下側集塵室S2を形成するボックス本体34の下吸込口38よりも開口面積を小さくしているので、ブラシ収容室17に2つの経路31,32を接続してもトレイ37(37A)側への塵埃の吸引を効率よく行うことができる。
また、トレイ37(37A)の上方にフィルタ49を設けたことで、トレイ37(37A)への塵埃の貯留を確実に行うことができる。
なお、上記形態では、集塵ボックスにおいて、左側のロック板をロック位置から2つのアンロック位置へスライドさせるようにしているが、左右逆にして右側のロック板に3つのスライド位置を設定してもよいし、左右共に3つのスライド位置を設定してもよい。ロック板とヒンジとの配置も前後逆にすることができる。
また、必ずしもアンロック位置でロック部材を突出させる必要はなく、蓋を開閉してトレイの単独での出し入れが可能であれば、集塵ボックスの中央にロック部材を一つだけ設けたり、スライド構造でなくラッチ構造としたりすることも可能である。
一方、集塵ロボット1が清掃が不要な台車の下等の狭い隙間に入り込まないように、隙間進入防止手段を設けることができる。この隙間進入防止手段としては、例えば図20に示すように、センサカバー13の上面前端に干渉ピン95を設けることが考えられる。この干渉ピン95は、図21に示すように、下端にネジ部96を形成して上端を円柱状とした軸体で、図22に示すように、センサカバー13の上面に設けたネジ穴部97にねじ込むことで、センサカバー13から上方へ突出した状態で一体的に設けられるものである。この干渉ピン95を含む高さは、進入を回避したい隙間の高さよりも高く設定される。
よって、集塵ロボット1が進入を回避したい隙間に達すると、隙間より高い干渉ピン95が隙間を形成する台車等に当接することで、センサカバー13が反応して集塵ロボット1の進行方向を変更することになり、当該隙間への進入を防止することができる。特に干渉ピン95は着脱可能であるため、隙間進入防止機能が不要であれば取り外せば済み、当該機能の選択が可能となる。また、干渉ピン95のねじ込み量を調整すれば、隙間に合わせた突出高さが調整できる。
この干渉ピンは一箇所でなく複数箇所に設けてもよいし、着脱式でなくてもいわゆるプッシュ・プッシュ機構等によってセンサカバーからの突出位置と没入位置とを選択可能とすれば、隙間進入防止機能の選択は可能である。また、突出高さの調整は、ネジによる他、テレスコープ構造として干渉ピン自体を伸縮させることでも行える。
さらに、隙間進入防止手段としてはピン形状に限らず、板状体を着脱可能としたり、板状体をセンサカバーの上面でヒンジによって倒伏可能としたり等、適宜変更できる。
また、集塵ロボット1の盗難防止手段を付与することもできる。この盗難防止手段としては、例えばバッテリ3の取り外しを阻止するバッテリロック手段が考えられる。集塵ロボット1を盗難しても、バッテリが取り外せないと容量がなくなっても充電できず、その後の使用ができなくなるため、盗難意欲を失わせることに繋がるからである。
バッテリロック手段としては、例えば図23〜25に示すように、各装着部87におけるバッテリ3の上側に、ロック体98を、本体部2から装着部87の上部に出没可能或いは装着部87の上部に対して倒伏可能に設けて、操作部88での特定のキー操作の入力により、ロック体98を、バッテリ3の上方に位置してその取り外しを阻止する突出位置と、バッテリ3の上方から退避してその取り外しを可能とする退避位置とに移動させることが考えられる。よって、集塵ロボット1の使用後にキー操作によってロック体98を図21等の突出位置に移動させれば、バッテリ3の取り外しが不能となって集塵ロボット1の盗難防止に繋がる。
このロック体98の移動は、専用の鍵を用いたり、テンキー等で暗証番号を入力したりすることで行ってもよい。また、ロック体は板状に限らず、装着部内へ出没するピンやフック形状としたりすることもできる。
そして、この盗難防止手段は、バッテリが内蔵される集塵ロボットであっても、例えば操作部での特定のキー操作を入力しないと運転できないようにすることでも達成できる。
その他、集塵ロボットにおいて、バッテリの数は2つに限らず、左右にバランスよく配置できれば3つ以上用いることもできる。また、進行方向が逆になるタイプ、すなわちバッテリ及びキャスタが本体部の前部にあり、吸込口が本体部の後部にあるような自走式集塵ロボットであっても本発明は適用可能である。
また、バッテリの形態や装着部への装着構造も、上方からでなく後方からの差し込みとしたり、ガイドレール等の係合部を半径方向内側の内面でなく半径方向外側の内面に設けたり、半径方向に沿った内面に設けたり等、適宜変更可能である。さらに、レールとガイドレールとの係合でなく、単純な差し込みによって端子同士が接触する構造とすることもできる。
一方、キャスタも、2つに限らず、3つ以上用いることもできるし、上記形態のように平面視でバッテリの外形内に収まる必要はなく、左右のバランスがとれれば平面視でバッテリの外形から一部又は全部がはみ出すように配置することもできる。サイドブラシも省略可能である。
1,1A・・自走式集塵ロボット、2・・本体部、3・・バッテリ、4・・モータ、5・・車輪、6・・ファンユニット、7・・集塵ボックス、11・・下側ハウジング、12・・上側ハウジング、13・・センサカバー、16・・吸込口、17・・ブラシ収容室、18・・メインブラシ、23・・サイドブラシ、26・・コントローラ、30・・収容部、31・・上側経路、32・・下側経路、34・・ボックス本体、35・・蓋、37,37A・・トレイ、38・・下吸込口、41A,41B・・ロック部、45・・上蓋、47・・ロック板、48・・下蓋、49・・フィルタ、57A,57B・・係止片、70・・上吸込口、72・・ハンドル、73・・蓋体、84・・吸込ファン、87・・装着部、88・・操作部、S1・・上側集塵室、S2・・下側集塵室。

Claims (7)

  1. 駆動輪を備えた本体部と、
    前記本体部に設けられる集塵部と、
    前記本体部へ出し入れ可能に収容されて上部に蓋を有し、前記集塵部で集塵された塵埃を貯留する集塵ボックスと、を備え、
    前記集塵ボックスに、上下に分離されて個別に吸込口を有する上側集塵室と下側集塵室とを形成した自走式集塵ロボットであって、
    前記上側集塵室を、前記集塵ボックスから単独で取り外し可能としたことを特徴とする自走式集塵ロボット。
  2. 前記上側集塵室に取っ手を設けたことを特徴とする請求項1に記載の自走式集塵ロボット。
  3. 前記取っ手は、前記集塵ボックスへの前記上側集塵室の組み込み状態で前記集塵ボックスの外部へ露出して前記集塵ボックス自体の取っ手にも兼用可能であることを特徴とする請求項2に記載の自走式集塵ロボット。
  4. 前記上側集塵室の組み込み状態で前記蓋の開動作をロックするロック位置と、前記蓋の開動作を許容して前記上側集塵室を取り外し可能とするアンロック位置とにスライド操作可能なロック部材を設けて、前記ロック部材は、前記アンロック位置では前記集塵ボックスから突出して前記集塵ボックスの前記本体部への収容を規制することを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載の自走式集塵ロボット。
  5. 前記蓋側にフィルタを備え、前記アンロック位置は、前記蓋側から前記フィルタを取り外し不能とする第1のアンロック位置と、前記蓋側から前記フィルタを取り外し可能とする第2のアンロック位置との2つの位置であり、前記ロック部材は、前記ロック位置から前記第1のアンロック位置と前記第2のアンロック位置とに段階的にスライド可能であることを特徴とする請求項4に記載の自走式集塵ロボット。
  6. 前記上側集塵室の前記吸込口は、前記下側集塵室の前記吸込口よりも開口面積が小さいことを特徴とする請求項1乃至5の何れかに記載の自走式集塵ロボット。
  7. 前記上側集塵室の上方に前記フィルタを設けたことを特徴とする請求項5に記載の自走式集塵ロボット。
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