JP2003180581A - サイクロン式電気掃除機 - Google Patents
サイクロン式電気掃除機Info
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- A—HUMAN NECESSITIES
- A47—FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
- A47L—DOMESTIC WASHING OR CLEANING; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
- A47L9/00—Details or accessories of suction cleaners, e.g. mechanical means for controlling the suction or for effecting pulsating action; Storing devices specially adapted to suction cleaners or parts thereof; Carrying-vehicles specially adapted for suction cleaners
- A47L9/10—Filters; Dust separators; Dust removal; Automatic exchange of filters
- A47L9/16—Arrangement or disposition of cyclones or other devices with centrifugal action
- A47L9/1691—Mounting or coupling means for cyclonic chamber or dust receptacles
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A47—FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
- A47L—DOMESTIC WASHING OR CLEANING; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
- A47L9/00—Details or accessories of suction cleaners, e.g. mechanical means for controlling the suction or for effecting pulsating action; Storing devices specially adapted to suction cleaners or parts thereof; Carrying-vehicles specially adapted for suction cleaners
- A47L9/10—Filters; Dust separators; Dust removal; Automatic exchange of filters
- A47L9/14—Bags or the like; Rigid filtering receptacles; Attachment of, or closures for, bags or receptacles
- A47L9/1427—Means for mounting or attaching bags or filtering receptacles in suction cleaners; Adapters
- A47L9/1463—Means for mounting or attaching bags or filtering receptacles in suction cleaners; Adapters specially adapted for rigid filtering receptacles
Abstract
(57)【要約】
【課題】 フィルター部の装着を確実にすることができ
るサイクロン式電気掃除機を提供する。 【解決手段】 着脱自在に設けられるサイクロン式のダ
ストボックスと内蔵される電動送風機とを備える掃除機
本体および該掃除機本体に連結される吸込具本体から構
成されるサイクロン式電気掃除機であって、前記ダスト
ボックスがダストボックス本体、該ダストボックス本体
の開口縁部に気密状態に固定される上蓋部および内部に
収納されるフィルター部からなり、該フィルター部の半
径方向に広がるフランジ部が前記ダストボックス本体の
上端フランジ部と上蓋部とのあいだに介在されている。
るサイクロン式電気掃除機を提供する。 【解決手段】 着脱自在に設けられるサイクロン式のダ
ストボックスと内蔵される電動送風機とを備える掃除機
本体および該掃除機本体に連結される吸込具本体から構
成されるサイクロン式電気掃除機であって、前記ダスト
ボックスがダストボックス本体、該ダストボックス本体
の開口縁部に気密状態に固定される上蓋部および内部に
収納されるフィルター部からなり、該フィルター部の半
径方向に広がるフランジ部が前記ダストボックス本体の
上端フランジ部と上蓋部とのあいだに介在されている。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明はサイクロン式電気掃
除機に関する。さらに詳しくは、フィルター部の装着を
確実にすることができるサイクロン式電気掃除機に関す
る。
除機に関する。さらに詳しくは、フィルター部の装着を
確実にすることができるサイクロン式電気掃除機に関す
る。
【０００２】
【従来の技術】従来のサイクロン式電気掃除機として
は、使い捨ての集塵用紙パックを用いずに、掃除機本体
の吸引経路に着脱自在に装着され、内部で渦巻状の空気
の流れ（いわゆる、サイクロン）を発生させるダストボ
ックス内に筒状のフィルター部を備えて、このフィルタ
ー部により濾過された塵埃をダストボックス内に蓄積す
るようにしたものがある。
は、使い捨ての集塵用紙パックを用いずに、掃除機本体
の吸引経路に着脱自在に装着され、内部で渦巻状の空気
の流れ（いわゆる、サイクロン）を発生させるダストボ
ックス内に筒状のフィルター部を備えて、このフィルタ
ー部により濾過された塵埃をダストボックス内に蓄積す
るようにしたものがある。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、フィル
ター部をダストボックスに装着するのを忘れて、電源ス
イッチを操作してしまうと、塵埃を掃除機本体の電動モ
ータ側に吸引してしまう惧れがある。
ター部をダストボックスに装着するのを忘れて、電源ス
イッチを操作してしまうと、塵埃を掃除機本体の電動モ
ータ側に吸引してしまう惧れがある。
【０００４】本発明は、叙上の事情に鑑み、フィルター
部の装着を確実にすることができるサイクロン式電気掃
除機を提供することを目的とする。
部の装着を確実にすることができるサイクロン式電気掃
除機を提供することを目的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明のサイクロン式電
気掃除機は、着脱自在に設けられるサイクロン式のダス
トボックスと内蔵される電動送風機とを備える掃除機本
体および該掃除機本体に連結される吸込具本体から構成
されるサイクロン式電気掃除機であって、前記ダストボ
ックスがダストボックス本体、該ダストボックス本体の
開口縁部に気密状態に固定される上蓋部および内部に収
納されるフィルター部からなり、該フィルター部の半径
方向に広がるフランジ部が前記ダストボックス本体の上
端フランジ部と上蓋部とのあいだに介在されてなること
を特徴とする。
気掃除機は、着脱自在に設けられるサイクロン式のダス
トボックスと内蔵される電動送風機とを備える掃除機本
体および該掃除機本体に連結される吸込具本体から構成
されるサイクロン式電気掃除機であって、前記ダストボ
ックスがダストボックス本体、該ダストボックス本体の
開口縁部に気密状態に固定される上蓋部および内部に収
納されるフィルター部からなり、該フィルター部の半径
方向に広がるフランジ部が前記ダストボックス本体の上
端フランジ部と上蓋部とのあいだに介在されてなること
を特徴とする。
【０００６】
【発明の実施の形態】以下、添付図面に基づいて本発明
のサイクロン式電気掃除機を説明する。
のサイクロン式電気掃除機を説明する。
【０００７】図１〜５に示されるように、本発明の一実
施の形態にかかわるサイクロン式電気掃除機は、掃除機
本体１および該掃除機本体１に連結される吸込具本体
（図示せず）から構成されており、掃除機本体１の前部
には、サイクロン式のダストボックス２が着脱自在に設
けられているとともに、後部には電動送風機３が内蔵さ
れている。前記掃除機本体１は、床面を移動できるよう
に、前輪１ａおよび一対の後輪１ｂ、１ｃを備えてい
る。なお、本発明においては、前記吸込具本体は、とく
に限定されるものではなく、たとえば掃除機本体１の前
端面の連結口４に連結される、一連の吸込ホース、吸込
管および吸込具からなるものを用いることができる。
施の形態にかかわるサイクロン式電気掃除機は、掃除機
本体１および該掃除機本体１に連結される吸込具本体
（図示せず）から構成されており、掃除機本体１の前部
には、サイクロン式のダストボックス２が着脱自在に設
けられているとともに、後部には電動送風機３が内蔵さ
れている。前記掃除機本体１は、床面を移動できるよう
に、前輪１ａおよび一対の後輪１ｂ、１ｃを備えてい
る。なお、本発明においては、前記吸込具本体は、とく
に限定されるものではなく、たとえば掃除機本体１の前
端面の連結口４に連結される、一連の吸込ホース、吸込
管および吸込具からなるものを用いることができる。
【０００８】前記ダストボックス２は、略円筒状の透明
樹脂などで形成された透明または半透明のダストボック
ス本体５と該ダストボックス本体５の開口を開閉自在に
覆う上蓋部６からなり、該ダストボックス本体５の内側
には、フィルター部である略円筒状の外側フィルター部
７および内側フィルター部８がダストボックス本体５と
同心状に収納されている。本実施の形態におけるダスト
ボックス２は、外側フィルター部７と内側フィルター部
８とのあいだで、二つ目の遠心気流を起こすダブルサイ
クロン方式の集塵部を備えている。前記ダストボックス
本体５を透明または半透明な材質から作製すると、視覚
的にもダブルサイクロン方式であることをアピールでき
るとともに、フィルター部のゴミの付着具合、汚れまた
は破れなどを外側から確認することができる。前記ダス
トボックス２の側面には、吸気管９が突設され、該吸気
管９の先端側開口１０ａは、掃除機本体１の幅方向の中
心に形成された前記連結口４と直接連結できるように、
ダストボックス２の幅方向の略中心付近に形成されてい
る。また、ダストボックス２内面の吸気管９の根元側開
口１０ｂ付近において、ガイドリブ１１が、ダストボッ
クス２の内面に沿う方向に延設されている。このガイド
リブ１１により、吸気管９を通ってダストボックス２内
部へ流れ込んむ気流（空気）は、内壁に沿った回転気流
に変化されて、ダストボックス２内部で発生されるサイ
クロンの流れる方向へ案内される。これにより、ゴミの
遠心分離が行なわれる。
樹脂などで形成された透明または半透明のダストボック
ス本体５と該ダストボックス本体５の開口を開閉自在に
覆う上蓋部６からなり、該ダストボックス本体５の内側
には、フィルター部である略円筒状の外側フィルター部
７および内側フィルター部８がダストボックス本体５と
同心状に収納されている。本実施の形態におけるダスト
ボックス２は、外側フィルター部７と内側フィルター部
８とのあいだで、二つ目の遠心気流を起こすダブルサイ
クロン方式の集塵部を備えている。前記ダストボックス
本体５を透明または半透明な材質から作製すると、視覚
的にもダブルサイクロン方式であることをアピールでき
るとともに、フィルター部のゴミの付着具合、汚れまた
は破れなどを外側から確認することができる。前記ダス
トボックス２の側面には、吸気管９が突設され、該吸気
管９の先端側開口１０ａは、掃除機本体１の幅方向の中
心に形成された前記連結口４と直接連結できるように、
ダストボックス２の幅方向の略中心付近に形成されてい
る。また、ダストボックス２内面の吸気管９の根元側開
口１０ｂ付近において、ガイドリブ１１が、ダストボッ
クス２の内面に沿う方向に延設されている。このガイド
リブ１１により、吸気管９を通ってダストボックス２内
部へ流れ込んむ気流（空気）は、内壁に沿った回転気流
に変化されて、ダストボックス２内部で発生されるサイ
クロンの流れる方向へ案内される。これにより、ゴミの
遠心分離が行なわれる。
【０００９】前記外側フィルター部７は、外側筒状部材
１２と、該外側筒状部材１２のスリット１３周囲を被覆
するメッシュフィルターなどの外側フィルター１４と、
前記外側筒状部材１２の上端から半径方向に広がるフラ
ンジ部１５からなり、外側筒状部材１２の外周側面に
は、鍔部１６が突設されている。同様に、内側フィルタ
ー部８は、内側筒状部材１７と、該内側筒状部材１７の
スリット１８周囲を被覆するメッシュフィルターなどの
内側フィルター１９と、前記内側筒状部材１７の上端か
ら半径方向に広がるフランジ部２０からなり、内側筒状
部材１７外周側面には、鍔部２１が突設されている。こ
の内側フィルター部８の内部には、ダストボックス本体
５で塵埃が濾過された空気をさらに濾過するために、円
筒状フィルター１９ａが収納されている。また、前記外
側フィルター部７は、該外側フィルター部７の外側に発
生する回転気流を前記内側フィルター部８に導く、たと
えば断面がＺ形状を呈するガイド部材２２を複数備えて
いる。
１２と、該外側筒状部材１２のスリット１３周囲を被覆
するメッシュフィルターなどの外側フィルター１４と、
前記外側筒状部材１２の上端から半径方向に広がるフラ
ンジ部１５からなり、外側筒状部材１２の外周側面に
は、鍔部１６が突設されている。同様に、内側フィルタ
ー部８は、内側筒状部材１７と、該内側筒状部材１７の
スリット１８周囲を被覆するメッシュフィルターなどの
内側フィルター１９と、前記内側筒状部材１７の上端か
ら半径方向に広がるフランジ部２０からなり、内側筒状
部材１７外周側面には、鍔部２１が突設されている。こ
の内側フィルター部８の内部には、ダストボックス本体
５で塵埃が濾過された空気をさらに濾過するために、円
筒状フィルター１９ａが収納されている。また、前記外
側フィルター部７は、該外側フィルター部７の外側に発
生する回転気流を前記内側フィルター部８に導く、たと
えば断面がＺ形状を呈するガイド部材２２を複数備えて
いる。
【００１０】前記外側フィルター部７のフランジ部１５
は、前記ダストボックス本体５の上端フランジ部２３と
上蓋部６とのあいだに介在されている。すなわち本実施
の形態では、フランジ部１５における開口縁部２４の外
周部から外方へ突出する外周鍔部２５が前記上端フラン
ジ部２３における開口縁部２６と上蓋部６の開口縁部２
７における段差部２８により固着されている。また、こ
のフランジ部１５と上端フランジ部２３とのあいだはパ
ッキン２９によりシールされている。
は、前記ダストボックス本体５の上端フランジ部２３と
上蓋部６とのあいだに介在されている。すなわち本実施
の形態では、フランジ部１５における開口縁部２４の外
周部から外方へ突出する外周鍔部２５が前記上端フラン
ジ部２３における開口縁部２６と上蓋部６の開口縁部２
７における段差部２８により固着されている。また、こ
のフランジ部１５と上端フランジ部２３とのあいだはパ
ッキン２９によりシールされている。
【００１１】また、図４に示されるように、ダストボッ
クス本体５の底部には、取手３１の下部に設けられたヒ
ンジ３２により開閉自在に構成された底蓋３３が取り付
けられている。この底蓋３３は、吸気管９の下部に設け
られたレバー３４の上部を押すことにより、レバー３４
の下端に形成されたクランプ３５が底蓋３３側の係止爪
３６より外れて、ダストボックス本体５の下端開口を開
放するようになっている。
クス本体５の底部には、取手３１の下部に設けられたヒ
ンジ３２により開閉自在に構成された底蓋３３が取り付
けられている。この底蓋３３は、吸気管９の下部に設け
られたレバー３４の上部を押すことにより、レバー３４
の下端に形成されたクランプ３５が底蓋３３側の係止爪
３６より外れて、ダストボックス本体５の下端開口を開
放するようになっている。
【００１２】本実施の形態では、図５に示されるよう
に、前記上蓋部６が、ダストボックス本体５の開口縁部
２６における固定部Ａ、Ｂにおける固定構造により該ダ
ストボックス本体５に気密状態に固着されている。該固
定部Ａにおける第１固定構造と固定部Ｂにおける第２固
定構造が同じであると、上蓋部６の前後方向を誤って逆
にして組み付けても上蓋部６をダストボックス本体５に
固定することができるため、ダストボックス本体５と上
蓋部６とは互いに異なる第１固定構造と第２固定構造に
より固定するのが好ましい。この第１固定構造として
は、図６（ａ）、（ｂ）および図８（ａ）に示されるよ
うに、前記ダストボックス本体５の開口縁部２６の外周
部に、該開口縁部２６の上端面より下部位置に形成され
るＬ字状の第１係止爪４１と前記上蓋部６の開口縁部２
７の内周部に形成され、前記第１係止爪４１の下に弾性
的に嵌合する第１嵌合爪４２とからなるものを用いるこ
とができる。また、前記第２固定構造としては、図７
（ａ）、（ｂ）および図８（ｂ）に示されるように、前
記ダストボックス本体５の開口縁部２６の外周部に形成
されるＬ字状の第２係止爪４３と前記上蓋部６の開口縁
部２７の内周部に形成され、前記第２係止爪４３の下に
弾性的に嵌合する第２嵌合爪４４とからなるものを用い
ることができる。
に、前記上蓋部６が、ダストボックス本体５の開口縁部
２６における固定部Ａ、Ｂにおける固定構造により該ダ
ストボックス本体５に気密状態に固着されている。該固
定部Ａにおける第１固定構造と固定部Ｂにおける第２固
定構造が同じであると、上蓋部６の前後方向を誤って逆
にして組み付けても上蓋部６をダストボックス本体５に
固定することができるため、ダストボックス本体５と上
蓋部６とは互いに異なる第１固定構造と第２固定構造に
より固定するのが好ましい。この第１固定構造として
は、図６（ａ）、（ｂ）および図８（ａ）に示されるよ
うに、前記ダストボックス本体５の開口縁部２６の外周
部に、該開口縁部２６の上端面より下部位置に形成され
るＬ字状の第１係止爪４１と前記上蓋部６の開口縁部２
７の内周部に形成され、前記第１係止爪４１の下に弾性
的に嵌合する第１嵌合爪４２とからなるものを用いるこ
とができる。また、前記第２固定構造としては、図７
（ａ）、（ｂ）および図８（ｂ）に示されるように、前
記ダストボックス本体５の開口縁部２６の外周部に形成
されるＬ字状の第２係止爪４３と前記上蓋部６の開口縁
部２７の内周部に形成され、前記第２係止爪４３の下に
弾性的に嵌合する第２嵌合爪４４とからなるものを用い
ることができる。
【００１３】前記第１固定構造と第２固定構造は、第
１、第２嵌合爪を第１、第２係止爪に弾性的に嵌合させ
て、固定させる構造であるが、より固定を強固にするた
めに、前記第１係止爪４１の囲む領域に、たとえば断面
が三角形などの隆起部４５を形成するとともに、前記第
１嵌合爪４２の側面に前記隆起部４５の形状に嵌合する
凹部４６を形成するのが好ましい。同様に、前記第２係
止爪４３の囲む領域に、たとえば断面が三角形などの隆
起部４７を形成するとともに、前記第２嵌合爪４４の側
面に前記隆起部４７の形状に嵌合する凹部４８を形成す
るのが好ましい。
１、第２嵌合爪を第１、第２係止爪に弾性的に嵌合させ
て、固定させる構造であるが、より固定を強固にするた
めに、前記第１係止爪４１の囲む領域に、たとえば断面
が三角形などの隆起部４５を形成するとともに、前記第
１嵌合爪４２の側面に前記隆起部４５の形状に嵌合する
凹部４６を形成するのが好ましい。同様に、前記第２係
止爪４３の囲む領域に、たとえば断面が三角形などの隆
起部４７を形成するとともに、前記第２嵌合爪４４の側
面に前記隆起部４７の形状に嵌合する凹部４８を形成す
るのが好ましい。
【００１４】また、嵌合しやすくするために、前記第１
係止爪４１と第１嵌合爪４２が互いに向き合う端面部に
それぞれテーパ形状の案内部４１ａ、４２ａを形成する
とともに、前記第２係止爪４３と第２嵌合爪４４が互い
に向き合う端面部にそれぞれテーパ形状の案内部４３
ａ、４４ａを形成するのが好ましい。
係止爪４１と第１嵌合爪４２が互いに向き合う端面部に
それぞれテーパ形状の案内部４１ａ、４２ａを形成する
とともに、前記第２係止爪４３と第２嵌合爪４４が互い
に向き合う端面部にそれぞれテーパ形状の案内部４３
ａ、４４ａを形成するのが好ましい。
【００１５】本実施の形態では、前記外側フィルター部
７および内側フィルター部８は、まず前記フランジ部１
５にフランジ部２０を載置したのち、前記上蓋部６に組
み付けられる。ついでダストボックス本体５の前後方向
に対して上蓋部６の前後方向を左に少しずらして、前記
固定部Ａ、Ｂにおける係止爪と嵌合爪が干渉しない位置
から、前記上蓋部６をダストボックス本体５に被せて、
該ダストボックス本体５の上端フランジ部２３に前記フ
ランジ部１５を載置する。ついで上蓋部６とダストボッ
クス本体５を互いに逆方向に回転させて、図８に示され
るように、前記固定部Ａにおける第１固定構造の第１係
止爪４１と第１嵌合爪４２および固定部Ｂにおける第２
固定構造の第２係止爪４３と第２嵌合爪４４を係合させ
る。これにより、前述したように前記外側フィルター部
７のフランジ部１５が前記ダストボックス本体５の上端
フランジ部２３と上蓋部６とのあいだに介在され、フラ
ンジ部１５の外周鍔部２４が前記上端フランジ部２３に
おける開口縁部２６と上蓋部６の開口縁部２７における
段差部２８により固着される。そして、前記外側フィル
ター部７および内側フィルター部８が、ダストボックス
本体５の上端開口を閉塞する上蓋部６の下面に垂れ下が
った状態で固着される。これに対し、前記外側フィルタ
ー部７を誤って装着させずに上蓋部６をダストボックス
本体５に固定させようとしても、外側フィルター部７が
存在しないので、図９（ａ）に示されるように、第１嵌
合爪４２が第１係止爪４１の位置より下方位置にずれる
とともに、回転方向Ｆにずれる。また、同様に図９
（ｂ）に示されるように、第２嵌合爪４４が第２係止爪
４３の位置より下方位置にずれるとともに、回転方向Ｆ
にずれる。このため、上蓋部６を外側フィルター部７に
固定することができないので、外側フィルター部７を装
着し忘れていることを確認することができる。また、ダ
ストボックス２を掃除機本体１にセットすることができ
ない。
７および内側フィルター部８は、まず前記フランジ部１
５にフランジ部２０を載置したのち、前記上蓋部６に組
み付けられる。ついでダストボックス本体５の前後方向
に対して上蓋部６の前後方向を左に少しずらして、前記
固定部Ａ、Ｂにおける係止爪と嵌合爪が干渉しない位置
から、前記上蓋部６をダストボックス本体５に被せて、
該ダストボックス本体５の上端フランジ部２３に前記フ
ランジ部１５を載置する。ついで上蓋部６とダストボッ
クス本体５を互いに逆方向に回転させて、図８に示され
るように、前記固定部Ａにおける第１固定構造の第１係
止爪４１と第１嵌合爪４２および固定部Ｂにおける第２
固定構造の第２係止爪４３と第２嵌合爪４４を係合させ
る。これにより、前述したように前記外側フィルター部
７のフランジ部１５が前記ダストボックス本体５の上端
フランジ部２３と上蓋部６とのあいだに介在され、フラ
ンジ部１５の外周鍔部２４が前記上端フランジ部２３に
おける開口縁部２６と上蓋部６の開口縁部２７における
段差部２８により固着される。そして、前記外側フィル
ター部７および内側フィルター部８が、ダストボックス
本体５の上端開口を閉塞する上蓋部６の下面に垂れ下が
った状態で固着される。これに対し、前記外側フィルタ
ー部７を誤って装着させずに上蓋部６をダストボックス
本体５に固定させようとしても、外側フィルター部７が
存在しないので、図９（ａ）に示されるように、第１嵌
合爪４２が第１係止爪４１の位置より下方位置にずれる
とともに、回転方向Ｆにずれる。また、同様に図９
（ｂ）に示されるように、第２嵌合爪４４が第２係止爪
４３の位置より下方位置にずれるとともに、回転方向Ｆ
にずれる。このため、上蓋部６を外側フィルター部７に
固定することができないので、外側フィルター部７を装
着し忘れていることを確認することができる。また、ダ
ストボックス２を掃除機本体１にセットすることができ
ない。
【００１６】なお、ダストボックス本体５の先端側開口
１０ａの位置には、方向性があるため、上蓋部６とダス
トボックス本体５の方向を誤って反対側に取り付けられ
てしまうと使用ができなくなってしまうが、本実施の形
態では、ダストボックス本体５の外周部に設けた第１係
止爪４１と第２係止爪４３の高さを左右違う高さ、すな
わち第１係止爪４１の高さを低くしているため、誤った
方向では高い位置に形成されている上蓋部６の第２嵌合
爪４４がダストボックス本体５の第１係止爪４１に干渉
し、上蓋部６をダストボックス５に固定することができ
ないことを確認することができる。
１０ａの位置には、方向性があるため、上蓋部６とダス
トボックス本体５の方向を誤って反対側に取り付けられ
てしまうと使用ができなくなってしまうが、本実施の形
態では、ダストボックス本体５の外周部に設けた第１係
止爪４１と第２係止爪４３の高さを左右違う高さ、すな
わち第１係止爪４１の高さを低くしているため、誤った
方向では高い位置に形成されている上蓋部６の第２嵌合
爪４４がダストボックス本体５の第１係止爪４１に干渉
し、上蓋部６をダストボックス５に固定することができ
ないことを確認することができる。
【００１７】また、本実施の形態では、図４に示される
ように、前記外側フィルター部７のフランジ部１５にお
ける開口縁部２５が前記上蓋部６の段差部２８にＯリン
グ５１またはパッキンなどの弾性部材を介して保持さ
れ、外側フィルター部７を上蓋部６に対して着脱自在に
係合させるようにしている。したがって、前記Ｏリング
５１により、外側フィルター部７を上蓋部６に装着させ
ると、該外側フィルター部７が上蓋部６に係止されるた
め、ゴミを捨てたりする場合に、上蓋部６を取り外す
と、外側フィルター部７も同時に外れ、容易にゴミを捨
てたり、外側フィルター部７のフィルターを掃除するこ
とができる。
ように、前記外側フィルター部７のフランジ部１５にお
ける開口縁部２５が前記上蓋部６の段差部２８にＯリン
グ５１またはパッキンなどの弾性部材を介して保持さ
れ、外側フィルター部７を上蓋部６に対して着脱自在に
係合させるようにしている。したがって、前記Ｏリング
５１により、外側フィルター部７を上蓋部６に装着させ
ると、該外側フィルター部７が上蓋部６に係止されるた
め、ゴミを捨てたりする場合に、上蓋部６を取り外す
と、外側フィルター部７も同時に外れ、容易にゴミを捨
てたり、外側フィルター部７のフィルターを掃除するこ
とができる。
【００１８】また、上蓋部６にフィルター部である外側
フィルター部７および内側フィルター部８がすべて取り
付けることができるため、ごみ捨ての一連の動作がダス
トボックス本体５を持ったままできる。たとえば通常ご
みを捨てるときはレバー３４を押し、底蓋３３をヒンジ
３２により回転させることで開き、ごみを落下させる。
しかし、ダストボックス本体５内にごみが残っている場
合は、ダストボックス本体５の取手３１を持っている手
の反対側の手で上蓋部６を取り外してやることでごみを
落下させることができる。または上蓋部６および底蓋３
３を開け、外側フィルター部７の先端部で押してやるこ
とでごみを落下させて取り出すことができる。
フィルター部７および内側フィルター部８がすべて取り
付けることができるため、ごみ捨ての一連の動作がダス
トボックス本体５を持ったままできる。たとえば通常ご
みを捨てるときはレバー３４を押し、底蓋３３をヒンジ
３２により回転させることで開き、ごみを落下させる。
しかし、ダストボックス本体５内にごみが残っている場
合は、ダストボックス本体５の取手３１を持っている手
の反対側の手で上蓋部６を取り外してやることでごみを
落下させることができる。または上蓋部６および底蓋３
３を開け、外側フィルター部７の先端部で押してやるこ
とでごみを落下させて取り出すことができる。
【００１９】なお、本実施の形態では、キャニスタタイ
プの電気掃除機について説明したが、本発明は、これに
限定されるものではなく、アップライト形の掃除機にも
適用することができる。
プの電気掃除機について説明したが、本発明は、これに
限定されるものではなく、アップライト形の掃除機にも
適用することができる。
【００２０】
【発明の効果】以上説明したとおり、本発明によれば、
フィルター部の装着を確実にすることができるため、集
塵効率を維持することができる。
フィルター部の装着を確実にすることができるため、集
塵効率を維持することができる。
【図１】本発明のサイクロン式電気掃除機にかかわる一
実施の形態を示す斜視図である。
実施の形態を示す斜視図である。
【図２】図１の電気掃除機の縦断面図である。
【図３】図１のダストボックスの斜視図である。
【図４】図１のダストボックスの縦断面図である。
【図５】図１のダストボックスの分解斜視図である。
【図６】固定部Ａにおける第１固定構造を説明するため
の要部切欠き斜視図である。
の要部切欠き斜視図である。
【図７】固定部Ｂにおける第１固定構造を説明するため
の要部切欠き斜視図である。
の要部切欠き斜視図である。
【図８】図８（ａ）は固定部Ａにおける第１固定構造を
上蓋部の側面から見た模式図、図８（ｂ）は固定部Ｂに
おける第２固定構造を上蓋部の側面から見た模式図であ
る。
上蓋部の側面から見た模式図、図８（ｂ）は固定部Ｂに
おける第２固定構造を上蓋部の側面から見た模式図であ
る。
【図９】図９（ａ）は固定部Ａにおける第１固定構造に
おける非嵌合状態を上蓋部の側面から見た模式図、図９
（ｂ）は固定部Ｂにおける第２固定構造における非嵌合
状態を上蓋部の側面から見た模式図である。
おける非嵌合状態を上蓋部の側面から見た模式図、図９
（ｂ）は固定部Ｂにおける第２固定構造における非嵌合
状態を上蓋部の側面から見た模式図である。
１ 掃除機本体
１ａ 前輪
１ｂ、１ｃ 後輪
２ ダストボックス
３ 電動送風機
４ 連結口
５ ダストボックス本体
６ 上蓋部
７ 外側フィルター部
８ 内側フィルター部
１５、２０ フランジ部
２３ 上端フランジ部
２４、２６、２７ 開口縁部
２５ 外周鍔部
２８ 段差部
４１ 第１係止爪
４２ 第１嵌合爪
４３ 第２係止爪
４４ 第２嵌合爪
フロントページの続き
(72)発明者 藤吉 俊行
大阪府守口市京阪本通２丁目５番５号 三
洋電機株式会社内
(72)発明者 松橋 弘道
大阪府守口市京阪本通２丁目５番５号 三
洋電機株式会社内
(72)発明者 安積 喬哉
大阪府守口市京阪本通２丁目５番５号 三
洋電機株式会社内
Ｆターム(参考） 3B062 AH05
4D053 AA03 AB01 BC01 BD04 CC04
CD21 DA10
Claims (7)
- 【請求項１】 着脱自在に設けられるサイクロン式のダ
ストボックスと内蔵される電動送風機とを備える掃除機
本体および該掃除機本体に連結される吸込具本体から構
成されるサイクロン式電気掃除機であって、前記ダスト
ボックスがダストボックス本体、該ダストボックス本体
の開口縁部に気密状態に固定される上蓋部および内部に
収納されるフィルター部からなり、該フィルター部の半
径方向に広がるフランジ部が前記ダストボックス本体の
上端フランジ部と上蓋部とのあいだに介在されてなるサ
イクロン式電気掃除機。 - 【請求項２】 前記フィルター部が外側フィルター部お
よび内側フィルター部からなり、該外側フィルター部の
半径方向に広がるフランジ部が前記ダストボックス本体
の上端フランジ部と上蓋部の開口縁部とにより、固着さ
れている請求項１記載のサイクロン式電気掃除機。 - 【請求項３】 前記ダストボックス本体と上蓋部とが互
いに異なる第１固定構造と第２固定構造により固定され
ている請求項１または２記載のサイクロン式電気掃除
機。 - 【請求項４】 前記第１固定構造が、前記ダストボック
ス本体の開口縁部の外周部に、該開口縁部の上端面より
下部位置に形成されるＬ字状の第１係止爪と前記上蓋部
の開口縁部の内周部に形成され、前記第１係止爪の下に
嵌合する第１嵌合爪とからなり、前記第２固定構造が、
前記ダストボックス本体の開口縁部の外周部に形成され
るＬ字状の第２係止爪と前記上蓋部の開口縁部の内周部
に形成され、前記第２係止爪の下に嵌合する第２嵌合爪
とからなる請求項３記載のサイクロン式電気掃除機。 - 【請求項５】 前記第１係止爪と第２係止爪のそれぞれ
が囲む領域に隆起部が形成されているとともに、前記第
１嵌合爪と第２嵌合爪のそれぞれの側面に前記隆起部が
嵌合する凹部が形成されている請求項４記載のサイクロ
ン式電気掃除機。 - 【請求項６】 前記第１係止爪と第１嵌合爪および前記
第２係止爪と第２嵌合爪が互いに向き合う端面部にそれ
ぞれ案内部が形成されている請求項４または５記載のサ
イクロン式電気掃除機。 - 【請求項７】 前記フィルター部のフランジ部が前記上
蓋部に弾性部材を介して保持されている請求項１、２、
３、４、５または６記載のサイクロン式電気掃除機。
Priority Applications (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001381916A JP2003180581A (ja) | 2001-12-14 | 2001-12-14 | サイクロン式電気掃除機 |
| CNB021505667A CN1209995C (zh) | 2001-12-14 | 2002-11-14 | 旋风式电动吸尘器 |
| KR10-2002-0077255A KR100487938B1 (ko) | 2001-12-14 | 2002-12-06 | 사이클론식 전기청소기 |
Applications Claiming Priority (1)
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|---|---|---|---|
| JP2001381916A JP2003180581A (ja) | 2001-12-14 | 2001-12-14 | サイクロン式電気掃除機 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2003180581A true JP2003180581A (ja) | 2003-07-02 |
Family
ID=19187391
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2001381916A Pending JP2003180581A (ja) | 2001-12-14 | 2001-12-14 | サイクロン式電気掃除機 |
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| KR100732160B1 (ko) * | 2004-10-08 | 2007-06-27 | 엘지전자 주식회사 | 싸이클론 집진장치 |
| JP2008161504A (ja) * | 2006-12-28 | 2008-07-17 | Sharp Corp | 縦型電気掃除機 |
| JP2008178747A (ja) * | 2008-04-22 | 2008-08-07 | Sanyo Electric Co Ltd | 電気掃除機 |
| WO2012029257A1 (ja) * | 2010-08-30 | 2012-03-08 | パナソニック株式会社 | 集塵装置および電気掃除機 |
| JP2012045258A (ja) * | 2010-08-30 | 2012-03-08 | Panasonic Corp | 集塵装置及び電気掃除機 |
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| JP2012066081A (ja) * | 2010-09-23 | 2012-04-05 | Dyson Technology Ltd | 真空掃除機のためのフィルタアセンブリ |
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| JP2015202409A (ja) * | 2014-04-11 | 2015-11-16 | ブラック アンド デッカー インクＢｌａｃｋ ＆ Ｄｅｃｋｅｒ Ｉｎｃ． | 真空掃除機 |
| JP2019158293A (ja) * | 2018-03-15 | 2019-09-19 | 株式会社富士通ゼネラル | 室内機 |
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| KR100963381B1 (ko) * | 2004-03-11 | 2010-06-14 | 엘지전자 주식회사 | 진공청소기의 집진어셈블리 |
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| CN105640435B (zh) * | 2016-02-05 | 2017-11-28 | 宁波海际电器有限公司 | 一种旋风分离式吸尘器 |
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-
2001
- 2001-12-14 JP JP2001381916A patent/JP2003180581A/ja active Pending
-
2002
- 2002-11-14 CN CNB021505667A patent/CN1209995C/zh not_active Expired - Fee Related
- 2002-12-06 KR KR10-2002-0077255A patent/KR100487938B1/ko not_active IP Right Cessation
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| JP7059717B2 (ja) | 2018-03-15 | 2022-04-26 | 株式会社富士通ゼネラル | 室内機 |
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