JP6616938B2 - 自走式集塵ロボット - Google Patents

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Description

本発明は、回転駆動する車輪を備えて自走しながら床面の清掃を行う自走式集塵ロボットに関する。
従来、内蔵したモータで車輪を回転駆動させて自走しながら床面上の塵埃を回収して清掃を行うスイーパが知られている。このスイーパは、例えば特許文献1に開示されるように、吸込口の前方に、モータ駆動で回転する回転ブラシを備えて、回転ブラシで床面上の塵埃を寄せ集めるようにしたものである。
実開平5−88472号公報
このようなスイーパを含む自走式集塵ロボットは、専用の充電式電池を内蔵して電源を得ている。
そこで、本発明は、充電式電池を設けても本体部内のスペースを有効活用できる自走式集塵ロボットを提供することを目的としたものである。
上記目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、集塵ボックスを有する平面視円形の本体部と、本体部に着脱可能なバッテリと、を有する自走式集塵ロボットであって、バッテリは、ケースと、ケースに内蔵されるセルと、放電用の端子と、ケースに内蔵されて放電異常を監視する制御回路基板と、を有すると共に、電動工具への結合用の一対のレールが設けられて電動工具に給電可能な電動工具用のバッテリであり、本体部の外周部分には、レールが上方から結合可能な一対のガイドレールを備えたバッテリの装着部が、ガイドレールを備えた内面が本体部の所定の接線方向に沿うように外周部分から凹設されて、装着部へのバッテリの装着状態では、バッテリが本体部の外形状に沿って外周部分より内側に配置されることを特徴とするものである。
請求項2に記載の発明は、請求項1の構成において、本体部には、集塵ボックス及びバッテリを同時に露出可能な蓋体が設けられることを特徴とするものである。
請求項に記載の発明は、請求項1又は2の構成において、バッテリは、複数個設けられることを特徴とするものである。
本発明によれば、本体部の外形状に沿ってバッテリを最外に配置でき、バッテリの外側に無駄なスペースが生じることがなく、本体部内のスペースを有効活用できる。
また、バッテリを上方から容易に装着可能となる。
また、電動工具用のバッテリを電源として使用できるため、機種ごとに異なる電池を用意する必要がなく、汎用性が得られてコストや管理の手間が掛からない。
請求項2に記載の発明によれば、請求項1の効果に加えて、1つの蓋体の操作で集塵ボックスとバッテリとの出し入れが可能となり、取扱性に優れたものとなる。
請求項に記載の発明によれば、請求項1又は2の効果に加えて、複数個のバッテリによって長時間の連続使用が可能となる。
自走式集塵ロボットの上方からの斜視図である。 自走式集塵ロボットの下方からの斜視図である。 自走式集塵ロボットの底面図である。 自走式集塵ロボットの中央縦断面図である。 蓋体を開いた自走式集塵ロボットの斜視図である。 蓋体を開いた自走式集塵ロボットの斜視図である(バッテリ取り外し状態)。 バッテリ部分の縦断面図である。 バッテリの斜視図である。 前端を持ち上げて搬送する状態を示す説明図である。 変更例の自走式集塵ロボットの下方からの斜視図である。 変更例の自走式集塵ロボットの底面図である。 変更例の自走式集塵ロボットの中央縦断面図である。 変更例の自走式集塵ロボットのバッテリ部分の縦断面図である。 変更例の自走式集塵ロボットの蓋体を開いた状態の斜視図である。 集塵ボックスの斜視図である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1は、自走式集塵ロボットの一例を示す上方からの斜視図、図2は下方からの斜視図、図3は底面図、図4は中央縦断面図、図5は蓋体を開放した状態の斜視図である。自走式集塵ロボット(以下単に「集塵ロボット」という。)1は、平面視が円形の箱状の本体部2内に、左右のバッテリ3と、バッテリ3を電源としてそれぞれ回転駆動する左右のモータ4,4と、各モータ4によって単独で正逆回転可能な左右一対の車輪5,5と、バッテリ3,3の間の集塵用モータ6と、集塵ボックス7とを備え、車輪5,5の下部を本体部2の底面から下方に突出させている。集塵用モータ6と集塵ボックス7とが集塵部となる。
本体部2は、底面から背面にかけて形成される下側ハウジング8と、上面から側面にかけて形成される上側ハウジング9とを有する。本体部2の前部周面には、前方の障害物を非接触で検知するセンサ10aを内側に有すると共に、障害物との当接によって後退して図示しないスイッチをONさせるセンサカバー10が取り付けられている。
本体部2の前側下部で下側ハウジング8には、左右への横長矩形状の吸込口12を備えた底面カバー11がネジ止めされ、吸込口12は、下側ハウジング8上に設けられて後方上側へ斜めに立ち上がる集塵路13と連通している。この集塵路13内には、左右方向の回転軸15と、その外周に放射状且つ螺旋状に植設された複数のブラシ16,16・・とからなるメインブラシ14が設けられている。メインブラシ14は、ブラシ16を吸込口12から下方へ突出させて、図示しないモータによって図4の矢印方向へ回転する。
また、吸込口12の左右には、一対のサイドブラシ17,17が設けられている。このサイドブラシ17は、底面カバー11を貫通して上下方向に軸支される回転軸18の下端に、回転する内側領域が平面視で吸込口12に重なって塵埃を吸込口12に案内する3つのブラシ20,20・・を放射状に植設した円盤状のブラシベース19を連結したもので、図示しないモータによってそれぞれ図3の矢印A方向へ回転するようになっている。
集塵ボックス7は、下側の本体7aと、本体7aの上面を塞ぐ蓋7bとに2分割され、本体7aと蓋7bとの間はシール材で7cでシールされている。この集塵ボックス7は、下側ハウジング8の中央に形成された収容部8a内へ着脱可能にセットされて、本体7aに形成された前方の入口21を、集塵路13の出口と連通させている。ここでは収容部8aの底部に凸部8b,8bが形成され、本体7aの底部に凹部7d,7dが形成されて、凸部8bと凹部7dとの嵌合によって集塵ボックス7のがたつきが防止される。
集塵ボックス7は、フィルタ23を備えたフィルタボックス22を上面へ着脱可能に備えている。フィルタボックス22の後方には、モータボックス24が連通状態で設けられて、モータボックス24内には、出力軸25の前端に吸込ファン26を備えた集塵用モータ6が収容されている。下側ハウジング8の後面中央には、モータボックス24内と連通する排気口27,27・・が形成されている。
そして、収容部8aの後方でモータボックス24の左右には、図5〜7に示すように、バッテリ3の装着部28,28が形成されている。この装着部28は、上面を開口した有底孔状で、本体部2の前後方向の中心線に対して左右対称位置に配置されている。一方、下側ハウジング8の底面において、後部中央には、前部よりも底面が高くなる切欠部29が形成されて、切欠部29における各装着部28の真下には、回転可能なキャスタ30がそれぞれ設けられている。よって、キャスタ30,30も本体部2の前後方向の中心線に対して左右対称位置に配置されることになる。
装着部28に装着されるバッテリ3は、電動工具の電源として使用される18Vのリチウムイオンバッテリで、図8に示すように、横長箱状のケース31内には、複数(ここでは10本)のセルがセルホルダによって保持されると共に、異極間を繋ぐリード板によって直列接続されている。ケース31の上面には、左右に一対のレール33,33を長手方向に備えた結合部32が形成されて、この結合部32におけるレール33,33の間に、正負の端子を臨ませたスリット34,34がレール33と平行に設けられている。両スリット34,34間には通信用のコネクタ35が設けられている。また、結合部32の長手方向の一端側には、結合用のフック36が上方へ突出付勢されて設けられて、フック36と一体のボタン37によって任意にケース31内へ引き込み可能となっている。
さらに、ケース31内には、セルの他、ヒューズやセルの温度を検出するサーミスタが設けられ、これらは結合部32内に設けた制御回路基板に電気的に接続されている。制御回路基板には、マイコンやFET等の制御素子が搭載されて、制御回路基板は、セルの温度や電圧、電流を検出して放電中に異常が発生した際にはFETを動作させて放電を停止するようになっている。セルの温度情報は、コネクタ35を介して外部に出力可能となっている。
よって、このバッテリ3の装着部28は、電動工具に設けられる装着部と同様の構造を有している。すなわち、装着部28における本体部2の径方向内側の内面には、結合部32のレール33,33が外側から嵌合する係合部としての一対のガイドレール38,38が、上向きに形成されて、バッテリ3を上側から差し込み可能となっている。ガイドレール38,38の間には、バッテリ3の差し込み状態で結合部32のスリット34,34に挿入する正負の端子板40,40を備えた端子台39が上向きに設けられている。また、端子台39の上方には、フック36が係合可能な凹部41が設けられている。
また、装着部28は、ガイドレール38と端子台39を含む内面が本体部2の接線方向に沿うように前後方向から傾けて形成されて、バッテリ3の装着状態では、各結合部32が本体部2の中心を向くように設定されている。このようにバッテリ3を傾けて放射状に装着するようにしたことで、本体部2の外形状に沿ってバッテリ3,3を最外に配置でき、バッテリ3の外側に無駄なスペースが生じなくなる。
さらに、バッテリ3,3は本体部2の前後方向の中心線に対して左右にバランスよく配置されるので、バッテリ3が2つあっても重心の偏りは生じない。特にキャスタ30,30が装着したバッテリ3,3の真下に位置することになるため、走行時の安定性もよく、一方のバッテリ3が未装着であっても直進性が悪化することはない。また、図9に示すように、本体部2の前端を片手で持ち上げてキャスタ30,30を接地した状態とすれば、そのまま全体を持ち上げずに搬送することができる。このとき切欠部29によって本体部2の後部と床面との干渉が防止される。
そして、上側ハウジング9には、収容部8a及び装着部28,28の上方を開放して集塵ボックス7及びバッテリ3,3を出し入れするための蓋体42が設けられている。この蓋体42は、収容部8aから左右の装着部28,28を含むエリアを上方から覆う上板部43と、上板部43の後端縁から下向きに折曲し、モータボックス24を除いて装着部28,28の後方を含む上側ハウジング9の後部を覆う後板部44とからなり、上板部43の前端43a(図4)を収容部8aの前側上端に差し込み係止させて前端43aを中心に開閉させることで、収容部8aと装着部28とを同時に開閉可能となっている。後板部44の中央には、モータボックス24との干渉を防ぐための切欠き44aが形成され、後板部44の下端には、閉塞位置で下側ハウジング8と係止する図示しない係止部が設けられている。
なお、ここでは図7に示すように、本体部2全体の高さHは、装着したバッテリ3の高さH1と、キャスタ30の高さH2とを合わせた高さよりも大きくなっているので、バッテリ3が本体部2の上面から出っ張ることがない。なお、高さHがバッテリ3の高さH1とキャスタ30の高さH2とを合わせた高さよりも小さくなる場合は、バッテリ3とキャスタ30との位置をずらせばよい。
以上の如く構成された集塵ロボット1においては、装着部28にそれぞれバッテリ3を装着して床面上にセットした状態では、メインブラシ14のブラシ16とサイドブラシ17のブラシ20がそれぞれ床面に当接する。ここで上側ハウジング9の上面に設けた図示しない操作盤の運転スイッチを押すと、モータ4,4が駆動して車輪5,5が回転し、本体部2内のコントローラ45(図4,7)に設定されたプログラムに従って床面上を走行する。同時にメインブラシ14及びサイドブラシ17がそれぞれ回転すると共に、集塵用モータ6も駆動して吸込ファン26が回転する。よって、床面上の塵埃は、回転するメインブラシ14によって集塵路13側へ掻き上げられると共に、吸込ファン26による吸引力で吸込口12から吸い込まれ、集塵路13を介して後方の集塵ボックス7に送られる。大きな塵埃はそのまま集塵ボックス7に貯留されるが、小さな塵埃は、吸い込まれた外気がフィルタ23を通ってモータボックス24を介して排気口27から排出されることで、フィルタ23に捕捉される。同時にサイドブラシ17,17によって外側の塵埃もメインブラシ14側へ寄せられるため、集塵可能範囲が広くなり、壁際の隅まで塵埃が回収可能となる。
ここでのバッテリ3,3は、片方ずつ順番に電源として使用されるようになっており、バッテリ3の残容量は操作盤に設けた表示部によって表示される。よって、先に一方のバッテリ3の残容量がなくなった場合は、蓋体42を開けて当該バッテリ3を装着部28から抜き外して、外部の充電器によって充電できる。この場合他方のバッテリ3のみで駆動可能であるが、前述のように左右対称にキャスタ30,30が設けられているので、1つのバッテリ3で本体部2の重心が偏ることがあっても、左右のキャスタ30,30によって安定した走行が可能である。
このように、上記形態の集塵ロボット1によれば、電動工具用のバッテリ3を電源として使用できるため、機種ごとに異なる電池を用意する必要がなく、汎用性が得られてコストや管理の手間が掛からない。
特にここでは、バッテリ3が、ケース31と、ケース31に内蔵されるセルと、放電用の端子と、ケース31に内蔵されて放電異常を監視する制御回路基板と、を有することで、信頼性に優れた電源が使用可能となる。
また、本体部2には、集塵ボックス7及びバッテリ3,3を同時に露出可能な蓋体42が設けられることで、1つの蓋体42の操作で集塵ボックス7とバッテリ3,3との出し入れが可能となり、取扱性に優れたものとなる。
さらに、バッテリ3は、電動工具への結合用の一対のレール33,33が設けられており、本体部2の装着部28には、レール33,33が上下方向から結合可能なガイドレール38,38が形成されることで、バッテリ3を上方から容易に装着可能となる。
特に、ガイドレール38は、平面視で本体部2の半径方向外側に向けて設けられるので、本体部2の外形状に沿ってバッテリ3を最外に配置でき、バッテリ3の外側に無駄なスペースが生じることがなく、本体部2内のスペースを有効活用できる。
そして、バッテリ3を2個設けることで、長時間の連続使用が可能となり、充電頻度が減少するため、使い勝手に優れる。
特に、バッテリ3の真下にキャスタ30を配置しているため、動作の安定性が向上する。また、バッテリ3とキャスタ30とを左右に2つずつ配置しているので、重量や走行時のバランスに好適な数となる。
さらに、バッテリ3,3を集塵用モータ6を挟んで左右に配置しているので、集塵用モータ6があってもバランスのよい配置が可能となっている。
一方、本体部2の後部に、当該後部の底面が本体部2の前部の底面よりも高くなるように切欠部29を形成しているので、前述のように本体部2の前部を持ち上げて搬送する際に後部が床面と干渉することがなく、搬送に至便となる。
なお、上記形態では、集塵用モータ6による吸込ファン26の回転によって吸引力を発生させて塵埃を吸い込むようにしているが、このようなモータやファンをなくしてメインブラシ14やサイドブラシ17の回転のみで塵埃を回収するようにしてもよい。また、メインブラシは左右方向を回転軸としたものに限らず、上下方向(前傾姿勢等の傾斜も含む)を回転軸として回転する形態も採用可能である。
図10〜13は、吸込ファンを用いない例を示すものであるが、先の形態と同じ構成部には同じ符号を付して重複する説明は省略する。
集塵ロボット1Aにおいて、下側ハウジング8における集塵ボックス50の前方部分は、集塵ボックス50の前壁に沿って上方へ立ち上がり、集塵ボックス50の前面の受け入れ口51に上端が到達する立ち上げ部52となっており、立ち上げ部52の上端には、前方へ行くに従って下り傾斜する案内部53が連設されている。案内部53の前端は、左右端よりも中央が後側に位置する平面視V字状に形成されて、案内部53への塵埃の乗り上げを容易にしている。
一方、案内部53の上方で本体部2内には、案内部53と平行な支持板54が取り付けられ、支持板54と案内部53との間には、本体部2の下面から集塵ボックス50の受け入れ口51に繋がる傾斜状の集塵路55が形成されている。そして、案内部53の左右には、一対のメインブラシ56,56が設けられている。このメインブラシ56は、駆動用のモータ58及びそのモータ軸の回転を減速する減速機59を有した駆動ユニット57を備え、減速機59から下向きに突出する回転軸60に、外周に複数のブラシ62,62・・を円錐状に植設した円盤状のブラシベース61を連結したものである。ここでは駆動ユニット57が支持板54の上側に組み付けられ、支持板54の下方にブラシベース61が位置している。また、ブラシベース61の下方で回転軸60には、駆動プーリ63が同軸で結合されている。
こうして傾斜した支持板54への組み付けにより、各メインブラシ56は、ブラシベース61が案内部53と平行となる前傾姿勢となっている。また、左右のメインブラシ56は、平面視で互いのブラシ62が案内部53上で重なる間隔で配置されると共に、ブラシ62は集塵路55から斜め下向きに突出するようになっている。なお、両メインブラシ56,56は、図11に示す矢印のように互いに逆向きの回転方向へ回転する。
さらに、メインブラシ56,56の両外側で底面カバー11には、サイドブラシ17,17が設けられる。このサイドブラシ17の回転軸18には、底面カバー11の上側で図示しない従動プーリが設けられて、メインブラシ56の回転軸60に設けた駆動プーリ63との間に張設された図示しないベルトによって回転軸60の回転が回転軸18に伝達可能となっている。
集塵ボックス50は、上面を開口した箱状で、その収容部64は、集塵用モータがない分、装着部28,28の内側に隣接するまで後方へ長く形成されて、後部は、装着部28,28の傾斜に合わせて、図14に示すように左右方向の中央が最も後方へ突出する山形形状となっている。よって、集塵ボックス50も、図15に示すように、収容部64に合わせて後端部65が山形に突出する形状となっている。これにより、集塵ボックス50を取り外して溜まった塵埃を廃棄する際、山形の後端部65に集めれば飛散させずに先端から排出可能となる。66は集塵ボックス50の上側に連設される取っ手である。
以上の如く構成された集塵ロボット1Aにおいては、床面上にセットした状態では、前傾姿勢のメインブラシ56,56が床面に対して鋭角に傾斜した格好となり、集塵路55から前方へ突出するブラシ62がそれぞれ床面に当接する。ここで運転スイッチを押すと、モータ4,4が駆動して車輪5,5が回転し、プログラムに従って床面上を走行する。同時に駆動ユニット57のモータ58も駆動してメインブラシ56をそれぞれ回転させると共に、ベルトを介してサイドブラシ17をそれぞれ連動して同じ方向へ回転させる。よって、床面上の塵埃は、主にメインブラシ56によって中央の案内部53側へ集められて掻き上げられ、案内部53を介して後方の集塵ボックス50に貯留される。
このように、集塵用モータを用いない上記変更例の集塵ロボット1Aにおいても、電動工具用のバッテリ3を電源として使用できるため、機種ごとに異なる電池を用意する必要がなく、汎用性が得られてコストや管理の手間が掛からない。
なお、上記形態及び変更例に共通して、バッテリの数は2つに限らず、左右にバランスよく配置できれば3つ以上用いることもできる。また、進行方向が逆になるタイプ、すなわちバッテリ及びキャスタが本体部の前部にあり、吸込口が本体部の後部にあるような自走式集塵ロボットであっても本発明は適用可能である。
また、バッテリの形態や装着部への装着構造も、上方からでなく後方からの差し込みとしたり、ガイドレール等の係合部を半径方向内側の内面でなく半径方向外側の内面に設けたり、半径方向に沿った内面に設けたり等、適宜変更可能である。さらに、レールとガイドレールとの係合でなく、単純な差し込みによって端子同士が接触する構造とすることもできる。
そして、バッテリは、ドライバドリル、丸鋸、グラインダ、インパクトドライバ等の先端工具を駆動する携帯用の電動工具に限らず、モータを用いないライト、ランタン、カメラ、ラジオ、センサ等の電気機器や携帯用のクリーナやブロワ、キャスタ付タンク式の集塵機等や、暖房(ヒート)ジャケット等の衣類に使用される場合であっても差し支えない。
一方、キャスタも、2つに限らず、3つ以上用いることもできるし、上記形態のように平面視でバッテリの外形内に収まる必要はなく、左右のバランスがとれれば平面視でバッテリの外形から一部又は全部がはみ出すように配置することもできる。
また、蓋体も、集塵ボックスとバッテリとを同時に開閉する構造に限らず、集塵ボックス用とバッテリ用とで別々の蓋体を設けることも可能である。
さらに、本体部の前部を持ち上げて行う搬送をより容易とするために、本体部の下面に指を引っ掛ける孔や凹部を設けたり、本体部の上面にバンドや取っ手等の把持部を設けたりすることもできる。
1,1A・・自走式集塵ロボット、2・・本体部、3・・バッテリ、4・・モータ、5・・車輪、6・・集塵用モータ、7,50・・集塵ボックス、8・・下側ハウジング、8a,64・・収容部、8・・上側ハウジング、9・・上側ハウジング、12・・吸込口、13,55・・集塵路、14,56・・メインブラシ、15,18・・回転軸、17・・サイドブラシ、24・・モータボックス、26・・吸込ファン、27・・排気口、28・・装着部、30・・キャスタ、31・・ケース、32・・結合部、33・・レール、38・・ガイドレール、39・・端子台、40・・端子板、42・・蓋体、43・・上板部、44・・後板部、45・・コントローラ、53・・案内部、57・・駆動ユニット。

Claims (3)

  1. 集塵ボックスを有する平面視円形の本体部と、前記本体部に着脱可能なバッテリと、を有する自走式集塵ロボットであって、
    前記バッテリは、ケースと、前記ケースに内蔵されるセルと、放電用の端子と、前記ケースに内蔵されて放電異常を監視する制御回路基板と、を有すると共に、電動工具への結合用の一対のレールが設けられて電動工具に給電可能な電動工具用のバッテリであり、
    前記本体部の外周部分には、前記レールが上方から結合可能な一対のガイドレールを備えた前記バッテリの装着部が、前記ガイドレールを備えた内面が前記本体部の所定の接線方向に沿うように前記外周部分から凹設されて、前記装着部への前記バッテリの装着状態では、前記バッテリが前記本体部の外形状に沿って前記外周部分より内側に配置されることを特徴とする自走式集塵ロボット。
  2. 前記本体部には、前記集塵ボックス及び前記バッテリを同時に露出可能な蓋体が設けられることを特徴とする請求項1に記載の自走式集塵ロボット。
  3. 前記バッテリは、複数個設けられることを特徴とする請求項1又は2に記載の自走式集塵ロボット。
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