JP6495959B2 - 打抜き刃 - Google Patents

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Description

本発明は、シート等を打ち抜く打抜き刃に関する。
段ボールや板紙の所定の大きさのシ−トから製品を切断するために打ち抜き刃が用いられている。段ボ−ル箱や紙器の材質も多岐に渡り、内容物の特性や重量に耐えうる材質が選定される。段ボ−ル箱は内容物により、正方形、長方形、円筒形等多種多様な形状がある。段ボ−ル工場で生産され、打ち抜かれた製品シ−トは平面状態から組み立てられ、内容物が挿入され、最後に梱包され製品の保護と物流手段として使用されている。
段ボール製造工場における段ボールの生産方法としては、抜型という型で生産加工が行われている。抜型に挿入されている刃物は、段ボール箱の形状やデザイン等の要求によって、刃物の種類の使い分けがなされている。
また、それらの抜型を用いた加工方法としては、切断時、刃先を面板に軽く当ててキス・タッチで切断するハード・カット方式、ウレタンゴムに鋸切状の刃物を喰い込ませて切断するソフト・タッチの生産加工方式などが知られている。
ハード・カット方式としては、抜型を回転させながら打ち抜くロータリー方式や、プレスの上下運動の動作によるプレス方式のプラテン打ち抜機などが知られている。ロータリー方式には、一般的に刃板の厚み1.07mm(厚みをtと表記する)の刃物が使用されるが、プレス方式で使用される刃物の厚みは切断されるシートの材質により、例えば、0.7t、0.9t、1.07tの3種類があり、箱の形状・用途・デザイン等により刃物の厚みや形状が決定される。プレス方式では0.9tの刃物が主に使用されている。
現在、段ボールに使用されている刃物の形状的種類は、主に5種類のものが知られている。詳細には、直刃、1ピッチ、2ピッチ、3ピッチ、4ピッチの5種類が使用されている。直刃は直線状の刃物である。他の4種は、刃先形状が波形になっており、1ピッチは波の山から山までが1mmの間隔に規定され、2ピッチは山から山まで2mm、3ピッチは3mm、4ピッチは4mmにそれぞれ規定されており、ピッチ毎に等間隔になっている。この5種類が段ボールの切断用の刃物として主に用いられている。この5種類の刃物は、切断される段ボールの用途、形状、デザイン等により使い分けられている。
抜型を制作する際、抜型に挿入される刃物は当初新しい刃物を使用するため、刃先が鋭利になっており、製品シ−トの切断端部の縁も鋭利に切断されている。製品シ−トが平面状態で打ち抜かれた後、それが人的作業での積み上げ、持ち運び、組み立て、内容物を取り出す作業など、人的作業が伴う際に切断端部の縁が鋭利なため、手や指等が損傷する危険性がある。
また、例えば、4ピッチの波形の打抜き刃であって、波山の振幅が比較的大きい打抜き刃により打ち抜かれた、段ボールシートや板紙の切断端部には、単一的(画一的)な周期の凹凸が形成されているため、詳細には、打抜き刃の形状に対応する振幅の大きい4ピッチの波形が形成されているため、ざらついた手触り感となる。
また、例えば、ピッチが揃っている波形の刃先を有する打抜き刃により打ち抜かれた、段ボールシートや板紙などのシートの切断端部の縁に沿って指を移動させた場合、指が滑りやすく、指が切れやすい。
手切れ防止を図るため、特許文献1に記載のシート打抜き刃は、鋼板からなる一定の長さの帯板状の刃板における両側面の同一側部に、傾斜角をほぼ同一とする一対の面取りを形成して、前記刃板の一側縁に切り刃を設けたシート打抜き刃において、前記切り刃が、刃板の厚さの範囲内で刃板両側面方向に小さく波打つ細波刃と、その細波刃が長さ方向にわたって刃板両側面方向に大きく波打つ大波刃との複合波刃とされて、大波刃の一山当たりに細波刃の複数の波山が設けられている。
特許第4759100号公報
しかしながら、特許文献1に記載されたシート打抜き刃は、上述したように、大波刃の一山当たりに細波刃の複数の波山が設けられた複雑な形状の複合波刃であり、耐久性が低い場合がある。
このため、簡単な構造で、抜き刃で打抜かれた段ボールシートや板紙などのシートの切断端部の縁の手触りが良好で切り傷などの怪我を生じにくい打抜き刃が望まれている。また、紙粉対策刃として耐久性に優れ、低いランニングコストの打抜き刃が望まれている。
本発明の打抜き刃は、少なくとも以下の構成を具備するものである。
シートを打抜く鋼材の帯板状の打抜き刃であって、
打抜き刃の刃板の一先端部に形成された所定の先端角度の切り刃を有し、
前記切り刃は、前記刃板の厚み方向に波打つ波形状部を有し、
前記波形状部は、隣接する波山の頂部の間隔が第1のピッチに規定されている複数の波山と、隣接する波山の頂部の間隔が前記第1のピッチよりも小さい第2のピッチに規定されている複数の波山とが繰り返し並設された構造を有し、
前記第1のピッチの波山における、前記刃板の厚み方向に沿った振幅が、前記第2のピッチの波山における、前記刃板の厚み方向に沿った振幅と略等しく、前記刃板の厚みよりも小さく規定されていることを特徴とする。
また、本発明の打抜き刃は、シートを打抜く鋼材の帯板状の打抜き刃であって、
打抜き刃の刃板の一先端部に形成された所定の先端角度の切り刃を有し、
切り刃は、刃板の厚み方向に波打つ波形状部を有し、
前記波形状部は、隣接する波山の頂部の間隔であるピッチがそれぞれ、0.8mm以上、5.0mm以下の範囲内のランダムな値に規定され、且つ、前記波山における、前記刃板の厚み方向に沿った振幅が、前記刃板の厚みよりも小さく規定さ
前記波形状部は、所定区間内において、複数の波山を有し、前記隣接する波山の頂部の間隔であるピッチがそれぞれ、ランダムな値に規定され、且つ、複数の前記所定区間が繰り返し並設されていることにより、前記ピッチそれぞれが前記所定区間の長さを周期として繰り返し設けられており、前記複数の前記所定区間に亘って、前記波山の前記振幅がそれぞれ同じであり、
前記所定の先端角度の切り刃は、最先端部が前記所定の先端角度よりも大きい最先端角度に規定された二段刃であることを特徴とする。
本発明によれば、打抜き刃で打抜かれた段ボールシートや板紙などのシートの切断端部の縁の手触りが良好で切り傷などを生じさせない、打抜き刃を提供することができる。また、簡単な構造で、耐久性に優れ、低いランニングコストの打抜き刃を提供することができる。
本発明の実施形態に係る打抜き刃の一例を示す図、(a)は打抜き刃の斜視図、(b)は打抜き刃の側面図。 本発明の実施形態に係る打抜き刃の一例を示す図、(a)は平面図、(b)は(a)のB−B線に沿った断面図、(c)は(a)のC−C線に沿った断面図。 本発明の実施形態に係る打抜き刃を説明するための図、(a)は波形状部の形成前の刃を説明するための図、(b)は波形状部が形成された打抜き刃を説明するための断面図、(c)は本発明の他の実施形態に係る打抜き刃の一例を示す図。 打抜き刃の一例を説明するための図、(a)は本発明の実施形態に係る打抜き刃の断面の写真を示す図、(b)は打抜き刃の断面模式図。 刃先を硬質材料でコーティングした打抜き刃を説明するための図、(a)は斜視図、(b)は断面図。 本発明の一実施形態に係る打抜き刃の一例を示す図、(a)は1つのピッチPaの区間と4つのピッチPbの区間が繰り返し並設された打抜き刃の一例を示す模式図、(b)は2つのピッチPaの区間と4つのピッチPbの区間が繰り返し並設された打抜き刃の一例を示す模式図、(c)は3つのピッチPaの区間と4つのピッチPbの区間が繰り返し並設された打抜き刃の一例を示す模式図。 ランダムなピッチの波形状部を有する本発明の一実施形態に係る打抜き刃の一例を示す模式図。 本発明の実施形態に係る打抜き刃、及び打抜き刃で打ち抜かれたシートの一例を示す図、(a)は本発明の実施形態に係る打抜き刃の刃先の写真を示す図、(b)は(a)に示した打抜き刃により打ち抜かれたシートの切断端面の写真を示す図。
本発明の実施形態に係る打抜き刃は、シートを打抜く鋼材の帯板状の打抜き刃である。この打抜き刃は、段ボールシートや板紙等のシートを打ち抜く際に用いられる。
また、この打抜き刃は、刃板の一先端部に形成された所定の先端角度の切り刃を有する。切り刃は、刃板の厚み方向に波打つ波形状部を有する。波形状部は、隣接する波山の頂部の間隔が第1のピッチに規定されている複数の波山と、隣接する波山の頂部の間隔が第1のピッチよりも小さい第2のピッチに規定されている複数の波山とが繰り返し並設された構造を有する。第1のピッチの波山における、刃板の厚み方向に沿った振幅が、第2のピッチの波山における、刃板の厚み方向に沿った振幅と略等しく、刃板の厚みよりも小さく規定されている。
例えば、比較例として、同一形状・同一ピッチで連続的に並列に配置された打抜き刃により打ち抜かれたシートの切断端部の縁は、画一的(単一的)で手触り感に変化がない直線的な手触り感である。
一方、本発明の実施形態に係る打抜き刃により打ち抜かれたシートの切断端部の縁では、手触り感に変化が生じ、手触りが優しい感触が得られる。
以下、図面を参照しながら本発明の一実施形態を説明する。本発明の実施形態は図示の内容を含むが、これのみに限定されるものではない。尚、以後の各図の説明で、既に説明した部位と共通する部分は同一符号を付して重複説明を一部省略する。
図1、図2、図3(a)、図3(b)に示したように、本発明の実施形態に係る打抜き刃10は、所定の刃板の厚みTXを有し、刃板16の一先端部に所定の先端角度θbの切り刃11を有する。また、本実施形態では、打抜き刃10は両刃の二段刃であり、詳細には、図3(a)に示したように、刃板16の一方の端部には、先端角度θbの傾斜部14が形成され、切り刃11の最先端部には最先端角度θaの傾斜部12が形成されている。角度θaは角度θbよりも大きく規定されている。詳細には、本実施形態では、最先端角度θaは約60°であり、θbは約42°である。
傾斜部12と傾斜部14の間には屈曲部13が形成され、刃板16の平坦部と傾斜部14との間にはシノギ筋としての屈曲部15が形成されている。
鋼材の帯板状の打抜き刃10は、本実施形態では、金属材料、詳細には、ベーナイト鋼などの所定の鋼材により形成されている。
本実施形態では、打抜き刃10の切り刃11は、図1(b)に示したように、打抜き刃10を側面側から視認した場合、切り刃11の端部は一直線に形成されている。また、打抜き刃10の切り刃11は、図2(a)、図1(a)に示したように、刃板16の厚み方向に波打つ波形状部18を有する。具体的には、波形状部18は、隣接する波山11aの頂部の間隔が第1のピッチPaに規定されている複数の波山11aと、隣接する波山11aの頂部の間隔が第1のピッチPaよりも小さい第2のピッチPbに規定されている複数の波山11aとが繰り返し並設された構造を有する。
また、図1、図2、図3(b)に示したように、傾斜部14にはピッチに応じた大きさのプレス跡14aが形成されている。
また、打抜き刃10は、第1のピッチPaの波山11aにおける、刃板16の厚み方向に沿った振幅Taが、第2のピッチPbの波山11aにおける、刃板16の厚み方向に沿った振幅Tbと略等しく、刃板16の厚みTXよりも小さくなるように構成されている。
具体的には、図1、図2、図3(a)、図3(b)に示した実施形態では、Pa=4mm、Pb=2mm、Ta=0.2mm、Tb=0.2mm、TX=0.4mm、刃板16の中心を基準とした、波山11aの頂点の最大ズレ量Tc=0.1mmである。
また、図2(a)に示した、実施形態では、打抜き刃10の波形状部18は、4mmピッチの区間が2つ、2mmピッチの区間が4つ、それが繰り返し並設された構造を有する。
2mmピッチの区間の波山11aの曲率半径は約1.3mmであり、4mmピッチの区間の波山11aの曲率半径は約5.2mmである。本実施形態では、2mmピッチの区間と4mmピッチの区間の間の波山11aの曲率半径は約2.4mmである。つまり、本実施形態では、大きなピッチの区間と小さなピッチの区間の間の波山の曲率半径は、大きなピッチの区間の波山の曲率半径と、小さなピッチの区間の間の波山の曲率半径の略中間の大きさに規定されている。
尚、各波山11aの曲率半径は、上記実施形態に限られるものではなく、各曲率半径を中央値とした所定の幅を有する範囲内の値であってもよい。
また、上記実施形態では、打抜き刃10の波形状部18は、4mmピッチの区間が2つ、2mmピッチの区間が4つ、それが繰り返し並設された構造を有していたが、この実施形態に限られるものではない。例えば、打抜き刃10の波形状部18は、1mm、2mm、3mm、4mmのいずれか2つ以上のピッチの複数の波山が繰り返し並設された構造を有してもよい。
次に、本発明の一実施形態に係る打抜き刃10の製造方法の一例を説明する。
図3(a)に示したように、刃板16の一方の先端部に先端角度θbで、最先端角度θaの傾斜部を有する二段刃、且つ両刃を準備する。そして、波形状型板を用いたプレス成形装置によりプレス成形を行い、図2(a)に示したように、刃板16の先端部に異なるピッチの波形状部18を形成する(図1、図2、図3(a)、図3(b)参照)。
なお、凹凸部を有する一対のギアの間を、図3(a)に示した刃板16の刃先を通しながら押圧することにより、波形状部18を形成してもよい。
上記実施形態では、打抜き刃10は、二段刃且つ両刃で、波形状部18を有していたが、この実施形態に限られるものではない。例えば、図3(c)に示した打抜き刃10Bのように、切り刃11の先端角度θcが52°以上、65°以下の範囲、最適には52°に規定された傾斜部14Bを有し、最先端部分の曲率半径が0.01mm以上〜0.03mm以下の範囲、最適には0.02mmに規定された刃板を準備し、この刃板に対して、波形状型板を用いたプレス成形装置によりプレス成形を行い、波形状部を形成してもよい。
本願発明者は、実際に、本発明の実施形態に係る打抜き刃10を作製した。図4(a)は、打抜き刃10の断面の一例を示す写真であり、図4(b)は打抜き刃10を説明するための模式図である。
打抜き刃10の所定位置の断面を観察すると、プレス成形による金型のプレス跡14aが、テーパー部である傾斜部14に形成されており、切り刃11の先端部がセンターからTcだけずれている。詳細には、図1、図2、図3、図4(b)に示された、傾斜部14に形成されたプレス跡14aは、僅かに凹んだ凹形状に形成されており、各ピッチに応じた大きさに形成されている。詳細には、ピッチが大きい区間では、大きなプレス跡14a、ピッチが小さい区間では、小さなプレス跡14aが形成されている。また、図4に示したように、打切り刃がきれいに形成されていることが確認できた。
また、図5に示したように、本発明の実施形態に係る打抜き刃10において、先端部分の切り刃11には、コーティング処理により、チタンやダイヤモンドなどの硬質材料からなる硬質被覆層TLを形成してもよい。なお、図5ではプレス跡を図示していない。
詳細には、コーティング前に、先端硬度560HVで75度の刃先の打抜き刃に対して、チタンコ−ティグを施すことにより、刃先硬度2400HVの240度に硬度が向上し、長期間使用した場合であっても、刃先の変形が小さく、耐久性が高い。
また、コーティングしていない打抜き刃と比較して、上記コーティングされた打抜き刃は、刃を新品に交換するまでの期間が長くなり、段ボールなどのシートの打ち抜き可能回数が約3〜4倍程度増加する。
図6は本発明の一実施形態に係る打抜き刃10の一例を示す図である。詳細には、図6(a)は1つのピッチPaの区間と4つのピッチPbの区間が繰り返し並設された打抜き刃の一例を示す模式図である。図6(b)は2つのピッチPaの区間と4つのピッチPbの区間が繰り返し並設された打抜き刃の一例を示す模式図である。図6(c)は3つのピッチPaの区間と4つのピッチPbの区間が繰り返し並設された打抜き刃の一例を示す模式図である。
すなわち、打抜き刃10の各ピッチの波山の個数は、段ボールの用途等により、適宜最適に規定してよい。
また、打抜き刃は、ランダムなピッチの波形状部を有していてもよい。
詳細には、図7は、ランダムなピッチの波形状部を有する本発明の一実施形態に係る打抜き刃の一例を示す模式図である。図7に示した打抜き刃の波形状部18は、所定区間CY内において、隣接する波山の頂部の間隔であるピッチがそれぞれ、0.8mm以上、5.0mm以下の範囲内のランダムな値Pr1、Pr2、Pr3、Pr4、Pr5に規定され、且つ、複数の所定区間CYが繰り返し並設されている。
また、波山における刃板16の厚み方向に沿った振幅Tsが、刃板16の厚みよりも小さく規定されている。
なお、所定区間CY内の波山の個数は、図7に示した実施形態に限られるものではなく、2以上の複数の波山であってもよい。
図8は本発明の実施形態に係る打抜き刃、及び打抜き刃で打ち抜かれたシートの一例を示す図である。詳細には、本願発明者は、実際に、図8(a)に示したように、本発明の実施形態に係る打抜き刃10を作製し、その打抜き刃10により、シートSTとして段ボールシートを打ち抜き(図8(b)参照)、本発明に係る効果を確認した。なお、図8(a)は、打抜き刃10の先端を僅かに下方に傾けて撮影した写真であり、図8(b)は複数枚重ねたシートSTを撮影した写真である。
打抜き刃10の刃先に上述した波形状部が形成されていることを確認することができた。
シートSTの切断端部の縁は、手で触るとざらつきがなく、手触り感がよいことを確認することができた。
また、本願発明者は、図1、図2、図8(a)に示したように、本発明の実施形態に係る打抜き刃を作製し、その打抜き刃により、シートSTとして段ボールシートを打ち抜き(図8(b)参照)、そのシートに関して、対象者21名により官能検査の評価を行った。
詳細には、打抜き刃としては、4mmピッチの区間が2つ、2mmピッチの区間が4つ、それが繰り返し並設された構造の波形状部を有するものを用いた。
上記打抜き刃を用いて、Bフルート(厚み3mm)の段ボールシートを、ラップランド形に打ち抜き、実際に、シートの切断端部に対して、手触り感などの評価を行った。
なお、正目方向の切断端部と、逆目方向の切断端部(段ボールの中芯の波型を視認できる端部)それぞれについて以下のように評価を行った。
1.見た目はいかがですか。(選択肢:良い、普通、良くない)
2.手触り感(感触感)はいかがですか。(選択肢:良い、普通、良くない)
3.手の損傷はなかったですか。(選択肢:あった、ない)
4.手に優しい感じがありますか。(選択肢:ある、ない)
5.シートの切断端部の縁に沿って指を移動させた時にピッチの違いにより指に伝わる抵抗感の変化がありますか(つっかかる感じがありますか)。(選択肢:ある、ない)
上述した官能検査の結果を表1に示す。
Figure 0006495959
また、上述した官能検査の結果を基に、各項目の正目方向と逆目方向の合算値のパーセンテージは、以下のようになる。
1.見た目が良い57%、普通43%、良くない0%
2.手触り感がよい71.0%、普通29.0%、良くない0%
3.手の損傷があった0%、ない100%
4.手に優しい感じがある100%、ない0%
5.指に伝わる抵抗感の変化がある93%、ない7%
また、官能検査の際、「手が痛くなかった」との意見もあった。
以上、説明したように、本発明の実施形態に係る打抜き刃10は、シートを打抜く金属製の打抜き刃である。この打抜き刃10は、打抜き刃の刃板16の一先端部に形成された所定の先端角度の切り刃11を有する。この切り刃11は、刃板16の厚み方向に波打つ波形状部18を有する。波形状部18は、隣接する波山11aの頂部の間隔が第1のピッチPaに規定されている複数の波山11aと、隣接する波山11aの頂部の間隔が第1のピッチPaよりも小さい第2のピッチPbに規定されている複数の波山11aとが繰り返し並設された構造を有する。
第1のピッチPaの波山11aにおける、刃板16の厚み方向に沿った振幅Taが、第2のピッチPbの波山11aにおける、刃板16の厚み方向に沿った振幅Tbと略等しく、刃板16の刃板の厚みTXよりも小さく規定されている。
すなわち、打抜き刃10は、波山11aの振幅Ta、振幅Tbが、刃板16の刃板の厚みTXよりも小さく規定されているので、この打抜き刃10により打抜かれた、段ボールシートや板紙などのシートの切断端部の縁は、手で触るとざらつきがなく、手触り感がよい。
また、打抜き刃10の波形状部18は、隣接する波山11aの頂部の間隔が第1のピッチPaに規定されている複数の波山11aと、隣接する波山11aの頂部の間隔が第1のピッチPaよりも小さい第2のピッチPbに規定されている複数の波山11aとが繰り返し並設された構造を有するので、この打抜き刃10により打抜かれた、段ボールシートや板紙などのシートの切断端部の縁に沿って指を移動させたとしても、第1のピッチの複数の波山に対応するシートの切断部分と第2のピッチの複数の波山に対応するシートの切断部分とで、非画一的な接触抵抗感があり、詳細には、指に伝わる抵抗の感じが変化し、それが交互に繰り返され、つっかかる感じがあり、滑りにくく、手の指が切れにくい。
また、シートの切断端部の縁に沿って指を移動させた場合、手に優しい感じがある。
第1のピッチの区間に対応するシートの切断端部の部分では感触的な抵抗感が大きく、第2のピッチの区間に対応するシートの切断端部の部分では感触的な抵抗感が小さい。
また、比較例として、例えば、大波刃の一山当たりに細波刃の複数の波山が設けられた、複雑な形状の複合波刃では、長期間、複数回使用した場合、細波刃部分が変形しやすく、耐久性が低い場合がある。
本発明の実施形態に係る打抜き刃10は、隣接する波山のピッチの異なる波形状部を有するので、簡単な構造であり、高い耐久性を有する。
また、本発明の実施形態に係る打抜き刃10は、簡単な構造であり、ランニングコストが低い。
また、本発明の実施形態に係る打抜き刃10は、詳細には、上記第1のピッチPa、及び第2のピッチPbが0.8mm以上、5.0mm以下の範囲内の値、好ましくは、1.0mm以上、4mm以下の範囲内の値に規定されている。第1のピッチ及び第2のピッチが上記範囲内の場合、この打抜き刃10により打抜かれた、段ボールシートや板紙などのシートの切断端部の縁に沿って指を移動させたとしても、第1のピッチの複数の波山に対応するシートの切断部分と第2のピッチの複数の波山に対応するシートの切断部分とで、非画一的な接触抵抗感があり、詳細には、指に伝わる抵抗の感じが変化し、それが交互に繰り返され、つっかかる感じがあり、滑りにくく、手の指が切れにくい。
また、本発明の実施形態に係る打抜き刃10は、詳細には、第1のピッチPa、及び第2のピッチPbの波山における、刃板16の厚み方向に沿った振幅Ta、Tbは、刃板16の刃板の厚みTXの15%以上45%以下、好ましくは、20%以上、30%以下の範囲内の値に規定されている。波山の振幅Ta、Tbが上記数値範囲内の場合、この打抜き刃10により打抜かれた、段ボールシートや板紙などのシートの切断端部の縁に沿って指を移動させたとしても、ざらつき感が小さく、手触りが良好である。
また、本発明の実施形態に係る打抜き刃10の波形状部18は、第1のピッチPa、第2のピッチPbを含む複数の異なるピッチの複数の波山が繰り返し並設された構造を有する。すなわち、この打抜き刃10により打抜かれた、段ボールシートや板紙などのシートの切断端部の縁に沿って指を移動させた場合、手触りが良好であり、ピッチの異なる波山に対応するシートの切断部分で、非画一的な接触抵抗感があり、詳細には、指に伝わる抵抗の感じが2段階以上変化し、それが交互に繰り返され、つっかかる感じがあり、滑りにくく、手の指が切れにくい。
また、本発明の実施形態に係る打抜き刃10の波形状部18は、例えば、1mm、2mm、3mm、4mmのいずれか2つ以上のピッチの複数の波山が繰り返し並設された構造を有する。この打抜き刃10は、簡単な構造であり、簡単に製造することができ、この打抜き刃により打ち抜かれたシートの切断端部は、手触りが良好で手の指が切れにくい。
また、本発明の実施形態に係る打抜き刃10は、打抜き刃の刃板16の一先端部に形成された所定の先端角度の切り刃11を有する。切り刃11は刃板16の厚み方向に波打つ波形状部18を有し、この波形状部18は、隣接する波山の頂部の間隔であるピッチがそれぞれ、0.8mm以上、5.0mm以下の範囲内のランダムな値に規定され、且つ、波山における刃板16の厚み方向に沿った振幅Tsが、刃板16の刃板の厚みTXよりも小さく規定されている。
すなわち、この打抜き刃10により打抜かれた、段ボールシートや板紙などのシートの切断端部の縁に沿って指を移動させた場合、シートの切断部分で、非画一的な接触抵抗感があり、詳細には、指に伝わる抵抗の感じがランダムに変化し、手の指が切れにくく、且つ、手触りが良好である。
また、本発明の実施形態に係る打抜き刃10の波形状部は、所定区間CY内において、隣接する波山の頂部の間隔であるピッチがそれぞれ、ランダムな値に規定され、且つ、複数の所定区間CYが繰り返し並設されている。すなわち、上記ピッチがランダムな所定区間CYが繰り返し並設されているので、例えば、隣接する波山の頂点の間の間隔それぞれがランダムな場合と比較して、簡単に製造することができる。また、この打抜き刃10により打抜かれた、段ボールシートや板紙などのシートの切断端部の縁に沿って指を移動させた場合、シートの切断部分で、非画一的な接触抵抗感があり、詳細には、指に伝わる抵抗の感じが所定区間CY内ではランダムに変化し、所定区間CY毎に同様なランダムな抵抗感の感じが繰り返され、手の指が切れにくく、且つ、手触りが良好である。
また、図3(a)、図3(b)に示した、本発明の実施形態に係る打抜き刃10において、所定の先端角度θbの切り刃は、最先端部が所定の先端角度θbよりも大きい最先端角度θaに規定された二段刃であり、且つ両刃である。この角度θaは、例えば、20°以上100°以下の範囲内の値、好ましくは28°以上°90以下の範囲内の値、最適には42°以上60°以下である。角度θbは、例えば、30°以上45°以下の範囲内に規定されている。この2段刃の打抜き刃10は、最先端角度θaが60°などの比較的大きな角度に規定されているので、長期間繰り返し使用したとしても変形が少なく、耐久性が高い。また、この両刃で2段刃の打抜き刃10を使用して、段ボールなどのシートを打ち抜いた場合、紙粉の発生率が少ない。
また、図3(c)に示したように、本発明の実施形態に係る打抜き刃10Bにおいて、切り刃の先端角度は、52°以上、65°以下の範囲に規定されており、且つ、最先端部分の曲率半径が0.01mm以上〜0.03mm以下の範囲に規定されていてもよい。この打抜き刃10Bは、長期間繰り返し使用したとしても変形が少なく、耐久性が高い。また、この打抜き刃10Bを使用して段ボールなどのシートを打ち抜いた場合、紙粉の発生率が少ない。
以上、本発明の実施形態について図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこれらの実施形態に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変更等があっても本発明に含まれる。
また、上述の各図で示した実施形態は、その目的及び構成等に特に矛盾や問題がない限り、互いの記載内容を組み合わせることが可能である。
また、各図の記載内容はそれぞれ独立した実施形態になり得るものであり、本発明の実施形態は各図を組み合わせた一つの実施形態に限定されるものではない。
10…打抜き刃
11…切り刃
11a…波山
16…刃板
18…波形状部
Pa…第1のピッチ
Pb…第2のピッチ
Ta、Tb、Ts…振幅
TL…硬質被覆層
TX…刃板の厚み

Claims (9)

  1. シートを打抜く鋼材の帯板状の打抜き刃であって、
    打抜き刃の刃板の一先端部に形成された所定の先端角度の切り刃を有し、
    前記切り刃は、前記刃板の厚み方向に波打つ波形状部を有し、
    前記波形状部は、隣接する波山の頂部の間隔が第1のピッチに規定されている複数の波山と、隣接する波山の頂部の間隔が前記第1のピッチよりも小さい第2のピッチに規定されている複数の波山とが繰り返し並設された構造を有し、
    前記第1のピッチの波山における、前記刃板の厚み方向に沿った振幅が、前記第2のピッチの波山における、前記刃板の厚み方向に沿った振幅と略等しく、前記刃板の厚みよりも小さく規定されていることを特徴とする
    打抜き刃。
  2. 前記第1のピッチ、及び前記第2のピッチは、0.8mm以上、5.0mm以下の範囲内の値に規定されていることを特徴とする請求項1に記載の打抜き刃。
  3. 前記第1のピッチ及び第2のピッチの波山における、前記刃板の厚み方向に沿った振幅は、前記刃板の厚みの15%以上、45%以下の範囲内の値に規定されていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の打抜き刃。
  4. 前記波形状部は、前記第1のピッチ、前記第2のピッチを含む複数の異なるピッチの複数の波山が繰り返し並設された構造を有することを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の打抜き刃。
  5. 前記波形状部は、1mm、2mm、3mm、4mmのいずれか2つ以上のピッチの複数の波山が繰り返し並設された構造を有することを特徴とする請求項4に記載の打抜き刃。
  6. 前記所定の先端角度の切り刃は、最先端部が前記所定の先端角度よりも大きい最先端角度に規定された二段刃であることを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の打抜き刃。
  7. シートを打抜く鋼材の帯板状の打抜き刃であって、
    打抜き刃の刃板の一先端部に形成された所定の先端角度の切り刃を有し、
    切り刃は、刃板の厚み方向に波打つ波形状部を有し、
    前記波形状部は、隣接する波山の頂部の間隔であるピッチがそれぞれ、0.8mm以上、5.0mm以下の範囲内のランダムな値に規定され、且つ、前記波山における、前記刃板の厚み方向に沿った振幅が、前記刃板の厚みよりも小さく規定され
    前記波形状部は、所定区間内において、複数の波山を有し、前記隣接する波山の頂部の間隔であるピッチがそれぞれ、ランダムな値に規定され、且つ、複数の前記所定区間が繰り返し並設されていることにより、前記ピッチそれぞれが前記所定区間の長さを周期として繰り返し設けられており、前記複数の前記所定区間に亘って、前記波山の前記振幅がそれぞれ同じであり、
    前記所定の先端角度の切り刃は、最先端部が前記所定の先端角度よりも大きい最先端角度に規定された二段刃であることを特徴とする打抜き刃。
  8. 前記切り刃の先端角度は、52°以上、65°以下の範囲に規定されており、且つ、最先端部分の曲率半径が0.01mm以上〜0.03mm以下の範囲に規定されていることを特徴とする請求項1から請求項7のいずれか1項に記載の打抜き刃。
  9. 前記切り刃は、硬質材料からなる硬質被覆層を有することを特徴とする請求項1から請求項のいずれか1項に記載の打抜き刃。
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