JP6493759B2 - プルハンドルの取付構造 - Google Patents

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本発明は、プルハンドルの取付構造に関する。
従来、車両用ドアトリムが備えるプルハンドルの取付構造として、下記特許文献1に記載のものが知られている。具体的には、プルハンドルの主要部をなす箱本体部(プルハンドルボックス)を、ドアトリム本体部(トリム本体)の車室外側に配し、ドアトリム本体部に対して取り付け固定するプルハンドルの取付構造が開示されている。この箱本体部の固定にあたり、該箱本体部の底部から、ドアトリム本体部に配された状態における下方に延びる2つの突出片部の間に形成されたスリットに対して、ドアトリム本体部の車室外側から更に車室外側に突出して設けられた円筒状の本固定部を挿入させ、該本固定部の先端を溶着することで、箱本体部をドアトリム本体部に対して固定している。
特開2015−3640号公報
特許文献1におけるプルハンドルの取付構造では、箱本体部をドアトリム本体部に対して取り付ける際、ドアトリム本体部側に設けられた円筒状の本固定部が逃げないように、該本固定部が櫓状の台座部によって支持されている。つまり、ドアトリム本体部の車室外側面から櫓状の台座部を車室外側に向けて立設し、さらに該台座部から車室外側に突出するように本固定部を設けており、本固定部に対してその立設方向とは逆方向に力が加わる際には、ドアトリム本体部の車室外側面が台座部を介して間接的に本固定部を支持する構成とされている。
車両用ドアトリムにおいて、車両側突時に車室外側から車室内側へと力が加わっても、車室内への影響が大きくないエリア、つまり乗員の着座エリアから外れたエリアにおいては、プルハンドルの取り付け作業性やプルハンドルの剛性面からも上記のようなプルハンドルの取付構造は好ましい。しかしながら、プルハンドルの固定位置が乗員の着座エリアと重なり合う場合、車両側突時に次のような事情が懸念される。
特許文献1におけるプルハンドルの取付構造では、円筒状の本固定部と、台座部と、ドアトリム本体部とが互いに連結されているため(言い換えると、本固定部が、台座部を介してドアトリム本体部に連結されているため)、車室外側から力が加わった場合に、車室内外方向に延びる本固定部への力がそのままドアトリム本体部の車室内側面へと伝わり、車室内に着座する乗員に衝撃や負荷がかかることとなってしまう。そこで、乗員の着座エリアと重なり合うエリアにおける固定部については、車両側突時における乗員への負荷を軽減し、安全性を確保することが可能なプルハンドルの取付構造が求められている。
本発明は、上記のような事情に基づいて完成されたものであって、車両側突時には乗員への負荷を軽減しつつ、その取り付け作業性に優れたプルハンドルの取付構造を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明は、車両用ドアトリムをなすトリム本体に対し、車室外側から取り付けられるプルハンドルの取付構造であって、前記プルハンドルは、第1部材と第2部材とを含む少なくとも2つ以上の部材からなり、前記第1部材には、前記トリム本体に取り付けられた状態において車室外側へと立設された円筒状のボスと、係止部と、が設けられており、前記第2部材には、前記ボスを挿通するためのボス用挿通部と、前記係止部を係止するための被係止部と、が設けられており、前記第1部材のうち前記ボスが設けられている座面におけるトリム本体側と、前記トリム本体の車室外側面との間には、空隙が設けられていることを特徴とする。
少なくとも2つ以上の部材からなるプルハンドルの取付構造において、第1部材から車室外側へと立設された円筒状のボスを、第2部材に設けられたボス用挿通部に対して挿通した状態で、例えばボスの先端を溶着やスクリュー締めすることによりトリム本体に対して該プルハンドルを車室外側から締結しようとすると、ボス、及び該ボスが設けられている第1部材の座面に対し荷重がかかることとなる。この場合、ボスに対しその立設方向とは逆の方向に荷重がかかることで、ボス及び該ボスが設けられた座面がその荷重方向に落ち込むように逃げてしまうため、プルハンドルの締結作業に支障をきたす。そこで、ボスとは別に、第1部材に設けられた係止部を、第2部材に設けられた被係止部に係止させることで、ボスの落ち込みを回避することが可能となり、これら2つの部材からなるプルハンドルのトリム本体に対する締結作業を効率よく行うことがきる。
特に、第1部材のボスが設けられている座面におけるトリム本体側とトリム本体の車室外側面との間に空隙が設けられていると、2つの部材を締結しつつプルハンドルをトリム本体に対して車室外側から取り付ける際の荷重を、ボスの座面下側(トリム本体側)から支えるものが存在しないため、ボス及びボスが設けられた座面がその荷重方向により落ち込みやすい。しかしながら、係止部を被係止部に係止することで、そのような不具合を解消することができる。
上記プルハンドルの取付構造において、前記係止部は、前記座面において前記ボスの近傍に設けられるとともに、前記座面から前記ボスの立ち上がり方向と同方向に立設され、その立ち上がり方向における先端が折り返されるように形成されており、前記被係止部は、前記係止部を挿通可能とする開口部とされ、前記先端が前記開口部の開口縁に係止されることで、前記係止部が前記被係止部に係止されるものとすることができる。
このようなプルハンドルの取付構造によると、係止部はボスの立ち上がり方向と同方向に立設され、折り返されるように形成されたその先端が、被係止部の開口縁に車室外側から係止されるため、ボスに対しその立設方向(立ち上がり方向)とは逆の方向に荷重がかかっても、係止部が被係止部に係止された状態を維持することとなる。つまり、折り返された先端が、ボスに対する荷重を間接的に支持することとなり、締結作業時にボスがその荷重方向へ逃げてしまう事態を防止できる。
また、係止部は、ボスが立設されている座面から立設されているため、ボスに対しその立設方向とは逆の方向に荷重がかかり、ボスの座面が押されても、係止部が係止されていることにより座面が逃げることを回避し、プルハンドルのトリム本体に対する締結を確実なものとすることができる。更に、係止部は、第1部材の座面においてボスの近傍に設けられているため、例えばボスから離れた位置に設けられる場合に比べ、ボスに対する荷重をより確実に支えることが可能となる。
上記プルハンドルの取付構造において、前記第1部材は、プルハンドルボックスの底をなし、前記第2部材は、プルハンドルボックスの内側面をなし、前記第2部材には表皮が巻かれているものとすることができる。
このようなプルハンドルによると、通常人員の手が触れる箇所であるプルハンドルボックスの内側面に表皮が巻かれるため、その触り心地が快適なものとなるとともに、意匠性に優れたものとなる。また、そもそも2つ以上の部材によりプルハンドルを構成するようにしたことで、通常上部が開放されその内側面が湾曲することが多いプルハンドルの内部に表皮を巻きやすくなる。逆に、単一の部材でプルハンドルを構成した場合には、該プルハンドルの内部に表皮を巻くことは非常に困難となる。
上記プルハンドルの取付構造において、前記ボス及び前記係止部は、トリム本体において、衝撃吸収材の車両上方、又は衝撃吸収材の車両進行方向における前後に相当する位置に配されるものとすることができる。
通常、車両用ドアトリムに設けられる衝撃吸収材とは、車両側突時の衝撃から乗員を保護するためのものであり、乗員の着座エリア周辺に配される。側突時の衝撃を考慮すると、着座エリアのトリム本体における車室外側面から、直に車室内外方向に延びる部材を設けることは好ましくない。つまり、着座エリア付近で車室内外方向に延びるように立設されたボスを用いて、第1部材と第2部材とからなるプルハンドルをトリム本体に対して取り付ける場合、該ボスの下側(トリム本体側)を櫓等によって支持することは好ましくなく、ボスとトリム本体との間に空隙を設ける構成とすることが好ましい。本発明においても、車室外側へと立設されたボスを有する第1部材と、第2部材とからなるプルハンドルをトリム本体に対して車室外側から取り付ける際の荷重を、ボス及びボスの座面下から支えるもの(櫓等)が存在しない構成ではあるが、第1部材側の係止部を第2部材側の被係止部に係止させることで、ボスがその荷重方向へ逃げることなく第1部材と第2部材とからなるプルハンドルのトリム本体に対する締結作業を効率よく行うことがきる。
上記プルハンドルの取付構造において、前記第1部材と前記第2部材とは、車両進行方向における前側においては前側締結部により、後側においては後側締結部により締結され、前記後側締結部付近には、前記衝撃吸収材が配され、前記空隙は、前記後側締結部と前記トリム本体の車室外側面との間に設けられ、前記係止部は、前記後側締結部に設けられるものとすることができる。
このようなプルハンドルの取付構造によると、後側締結部付近には衝撃吸収材が配されているが、このような衝撃吸収材が配される乗員の着座エリア付近においては、後側締結部の下側(トリム本体側)を櫓等によって支持することは好ましくなく、後側締結部とトリム本体との間に空隙を設ける構成とすることが好ましい。そのような場合、車室外側へと立設されたボスを有する第1部材と、第2部材とからなるプルハンドルをトリム本体に対して車室外側から取り付ける際、ボスが設けられた後側締結部をトリム本体から直接支持するものが存在しない。しかしながら、この後側締結部に設けられた係止部によってボスがその荷重方向へ逃げる事態を回避でき、プルハンドルのトリム本体に対する取り付け作業効率が優れたものとなる。
本発明によれば、車両側突時には乗員への負荷を軽減しつつ、その取り付け作業性に優れたプルハンドルの取付構造を提供することができる。
本発明に係るプルハンドルの取付構造を備えた車両用ドアトリムの車室内側正面図 図1の車両用ドアトリムの車室外側正面図 図2において、プルハンドルが取り付けられた箇所を部分的に示した図 図2における矢印A方向から視た、プルハンドルの後側締結部周辺を示す部分斜視図 プルハンドルを構成する第1部材の斜視図 プルハンドルを構成する第2部材の斜視図 第1部材と第2部材とが組み合わされた状態におけるプルハンドルを、車室外側かつ車両後方側から視た斜視図 第1部材と第2部材とが組み合わされた状態におけるプルハンドルを、車室内側かつ車両後方側から視た斜視図 図4におけるB−B線断面図
以下、本発明の実施形態について、図1〜図9を参照しながら詳細に説明する。なお、各図に示した、矢印FR及びRRの方向をそれぞれ車両前方(車両進行方向)及び後方とし、矢印IN及びOUTの方向をそれぞれ車室内側及び外側とし、矢印UP及びDWの方向をそれぞれ車両上方及び下方として説明し、これらはすべて本発明にかかるプルハンドル120がトリム本体に取り付けられた状態における方向を意味する。
図1に示すように、車両用ドアトリム100は、主として上部をなし車両前後方向に細長く延在するアッパーボード8と、該アッパーボード8の下方において車両前方FR側に配されるミドルボード1と、同じくアッパーボード8の下方において車両後方RR側に配されるオーナメント2と、下部をなすロアボード3とを含んで構成されている。ロアボード3は、ミドルボード1とオーナメント2の下方において車両前後方向に広く延在するように配され、そのうち車両前方FRにはスピーカー4が、その車両後方RRにはドアポケット5が、その更に車両後方RRかつ上方寄り(車両用ドアトリム100の中央寄り)には、衝撃吸収材6が設けられている(図2参照)。なお、ミドルボード1、オーナメント2、ロアボード3は、本発明に言うトリム本体を構成している。
ロアボード3のうち、特にドアポケット5の上方に位置する箇所は、ドアポケット空間を確保するため車室外側に向かって張り出すように湾曲して形成されている。また、衝撃吸収材6は、車両側突時の衝撃から乗員を保護するためのものであり、乗員の着座エリア周辺に配され(図2では車両用ドアトリム100における車両後方RR寄り、かつ上下方向における中央よりやや下方)、その車室内外方向における厚み(高さ)が比較的大きいものとされている(図4参照)。
図1に示すように、車両用ドアトリム100を車室内側から視ると、平面視略中央には、乗員が車室内側から車両ドアを開閉する際に手を挿入できるようプルハンドル120が設けられている。具体的には、プルハンドル120は、ミドルボード1及びオーナメント2と下部をなすロアボード3との間に、車両前後方向に延びるようにかつ車室内側に膨出するように設けられたアームレスト7に、その上部が開口するように設けられている。このプルハンドル120の内側面のうち、車室外側に対向する面(湾曲部22の内側面22M)には、表皮80が巻かれている。
図2に示すように、車両用ドアトリム100を車室外側から視ると、ミドルボード1とオーナメント2とロアボード3とに隣接する箇所であって、衝撃吸収材6の上方付近に(プルハンドル取付箇所C)、プルハンドル120が車室外側から取り付けられている。つまり、このプルハンドル120もまた、衝撃吸収材6と同様に乗員の着座エリア周辺に設けられている。
プルハンドル120は、第1部材10と第2部材20とを組み付けつつトリム本体を構成する各部材に対して締結固定される前側締結部121Fと後側締結部121Rを有する。このうち、前側締結部121Fは、ロアボード3の膨みに相当する箇所(ドアポケット空間を形成するために車室外側へと膨らみを持たせた位置)の車室外面から立設された櫓によって支持されている。一方、後側締結部121Rと、ロアボード3の車室外側面3Mとの間には所定の空隙Sが設けられており、後側締結部121Rはロアボード3から浮いた状態となっている(図4,9参照)。
上述したように、プルハンドル120は乗員の着座エリア付近に設けられている。特にその後側締結部121Rは、衝撃吸収材6付近、ここでは衝撃吸収材6の真上に位置し、乗員の着座エリアに相当することとなる。よって、側突時の衝撃を考慮すると、後側締結部121R周辺においては、ロアボード3の車室外側面3Mから直に車室内外方向に延びる部材を設けることは好ましくない。つまり、後側締結部121Rとロアボード3との間に設けられた空隙Sは、車室外側からの力がそのまま車室内へと伝わらないようにするため、若しくは伝わる力を軽減させるために必要な空間である。なお、第1部材10と第2部材20とからなるプルハンドル120は、前側締結部121F及び後側締結部121Rとは別の箇所である取付部122(前側取付部122F,後側取付部122R,下側取付部122D)等によっても、車両用ドアトリム100のトリム本体を構成する各部材にそれぞれ取り付けられている(図3参照)。
<第1部材及び第2部材>
次に、プルハンドル120を構成する第1部材10及び第2部材20についてそれぞれ説明する。汎用のプルハンドルの中には、有底筒状の箱体をなす1部材のみからなるものも多く用いられている。しかしながら、そのような場合、内側面が湾曲することが多いプルハンドルの内部に表皮80を巻くこと(つまり、内側面と底面が連なったプルハンドルの内部に表皮80を巻くこと)は非常に困難となる。そこで、人員の手が触れる箇所である内側面22Mに表皮80を巻く際の利便性を考慮して、本実施形態では第1部材10及び第2部材20の2つの部材によりプルハンドル120を構成している。
第1部材10は、プルハンドルボックスP(プルハンドル120のうち乗員が手を挿入する空間(図7及び図8参照))の底をなす部材である。第1部材10は、図5に示すように、車両上方から視ると略半円をなす板状の底面12と、該底面12の車両前後端からフランジ13,13を介して更にその車両前後方向にそれぞれ延設された板状の延設面14(前側延設面14F,後側延設面14R)と、各延設面14F,14Rから車両上方へと略垂直に延びるようにその座面16(前側座面16F,後側座面16R)が設けられた箱体の台座15(前側台座15F,後側台座15R)と、を含んで構成されている。
車両後方RR側に設けられた後側台座15Rの後側座面16Rの平面視略中央からは、円筒状のボス50が車室外側へと略垂直に立設され、その外周には、補強リブ55が放射線状に複数設けられている。また、同じく後側台座15Rの後側座面16Rのうち、ボス50の近傍であって車両上側縁166寄りに、爪状の係止部70がボス50と同様に車室外側へと略垂直に立設され、その立ち上がり方向における先端71が車室内側(後側座面16R側)へと折り返されるように形成されている。ボス50と係止部70とを比較すると、ボス50の先端51の方が、係止部70の先端71よりも車室外側へと突出するように若干長く設けられている。一方、車両前方FR側に設けられた前側台座15Fの前側座面16Fからは、円筒状のボス50及び複数の補強リブ55が車室外側へと略垂直に立設されているのみである(係止部70は設けられていない)。
車両後方RR側においては、後側台座15Rと、後側座面16Rと、ボス50と、係止部70等が設けられた箇所を総称して第1部材側後側締結部11Rと言う。一方、車両前方FR側においては、前側台座15Fと、前側座面16Fと、ボス50等が設けられた箇所を総称して第1部材側前側締結部11Fと言う。
また、底面12と第1部材側前側締結部11Fとの間、底面12と第1部材側後側締結部11Rとの間(それぞれフランジ13,13の車室内側に相当する箇所)には、各台座15F,15Rからそれぞれ底面12へと連なるように、かつ底面12と略平行に延びる平板状の前側連結部19F,後側連結部19Rがそれぞれ形成されている(図5,図8参照)。そもそもボス50,50が設けられた座面16F,16Rを平板状の部材とせず、箱体の台座15F,15Rの上面としたことで、ボス50,50が台座15F,15Rによって支えられることとなり、第1部材側締結部11F,11Rの剛性を確保している。更に、これら前側連結部19F,後側連結部19Rが、底面12と第1部材側締結部11F,11Rとの間にそれぞれ介在することで、第1部材10に強度を持たせている。特に、ボス50,50の立設方向とは逆方向への荷重F、つまり座面16(16F,16R)への力が加わった際の剛性を備えたものとなっている。
第2部材20は、プルハンドルボックスPの内側面をなす部材である。第2部材20は、図6に示すように、その主体をなす湾曲部22と、湾曲部22の車両前後端からフランジ23、23を介して更にその車両前後方向にそれぞれ延設された締結片24(前側締結片24F,後側締結片24R)と、を含んで構成されている。湾曲部22のカーブは、乗員が車室内側から手を挿入しやすいよう車室内側に膨み、その膨らみは、第1部材10において略半円を描く底面12の車室内側縁122に倣った形状とされている。湾曲部22のカーブの内側である内側面22Mは、トリム本体を構成する部材に取り付けられた状態において車室外側に対向する面となり、人員の手が触れる面である。締結片24(24F,24R)は、トリム本体に取り付けられた状態において、湾曲部22と異なり、トリム本体を構成する各部材と略平行となるように形成されている。
後側締結片24Rにおける車両下方寄りには、第1部材10のボス50を挿通するためのボス用挿通孔(ボス用挿通部)25が形成されており、その車両上方には、第1部材10の係止部70を係止するための係止部用開口部(被係止部)27が形成されている。後側締結片24Rと、ボス用挿通孔25と、係止部用開口部27とが設けられた箇所を総称して第2部材側後側締結部21Rと言う。
一方、前側締結片24Fにおける車両下方寄りには、第1部材10のボス50を挿通するためのボス用挿通孔25が形成されており、これら前側締結片24Fと、ボス用挿通孔25とが設けられた箇所を総称して第2部材側前側締結部21Fと言う。
また、前側締結片24F,後側締結片24Rにおける車両上方には、前側取付片28F,後側取付片28Rがそれぞれ車両外側へとやや傾斜するように形成されている(図8参照)。これら取付片28F,28Rには、取付孔29(前側取付孔29F,後側取付孔29R)がそれぞれ形成されている。そしてこれら取付孔29F,29Rに対して、車両用ドアトリム100のトリム本体を構成する各部材に設けられたボス90,90を、それぞれ挿通させ、ねじ29N,29Nを用いて該取付孔29F,29Rにそれぞれスクリュー締めすることにより、トリム本体を構成する各部材に対して取り付ける構成となっている。トリム本体を構成する部材に対し、前側取付片28Fによって取り付けられる箇所を前側取付部122Fと言い、後側取付片28Rによって取り付けられる箇所を後側取付部122Rと言う(図3参照,後側取付部122Rのみ図4,図9参照)。
続いて、第1部材10と第2部材20の組付態様について説明する。第2部材20の湾曲部22の内側面22Mに表皮80を巻いた後、図5に示す姿勢の第1部材10の車室外側に図6に示す姿勢の第2部材20を配し、第1部材側前側締結部11Fと第2部材側前側締結部21Fとを、第1部材側後側締結部11Rと第2部材側後側締結部21Rとを、それぞれ組み合わせる。第1部材側前側締結部11Fと第2部材側前側締結部21Fとが組み合わされた箇所を前側締結部121Fと言い、第1部材側後側締結部11Rと第2部材側後側締結部21Rとが組み合わされた箇所を後側締結部121Rと言う(図7,8参照)。
具体的には、前側締結部121Fにおいては、第1部材10におけるボス50の先端51を、第2部材20のボス用挿通孔25に車室内側から挿通させた状態とする。一方、後側締結部121Rにおいては、第1部材10におけるボス50の先端51を、第2部材20のボス用挿通孔25に車室内側から挿通させた状態とする。また、第1部材10における係止部70をその先端71と共に、第2部材20の係止部用開口部27に車室内側から挿通させ、先端71を係止部用開口部27の開口縁277に車室外側から係止させた状態とする(図7,9参照)。また、第1部材の底面12における車室内側縁122の一部と、第2部材の湾曲部22の一部とを仮組みする(仮組部125)。このようにして、プルハンドル120を構成する第1部材10と第2部材20とが仮組みされた状態となる。
この仮組みされた第1部材10及び第2部材20を、車室外側からプルハンドル取付箇所Cに取り付ける際には、アームレスト7とロアボード3が取り付けられた状態のトリム本体に対し、第1部材10におけるボス50,50の先端51,51がそれぞれ車室外側に向かって延び、かつ第1部材10の底面12が車両下方側に位置する姿勢で配する。また、オーナメント2、オーナメント2とミドルボード1とに連結された連結部材40、ミドルボード1をそれぞれ所定の位置に配する。連結部材40は、ミドルボード1、オーナメント2とともに、本発明に言うトリム本体を構成する部材である。なお、この状態において、後側締結部121R(後側台座15Rのロアボード3側)とロアボード3の車室外側面3Mとの間には所定の空隙Sが設けられることとなる。
プルハンドル120の前側取付部122F,後側取付部122R,下側取付部122Dは、それぞれトリム本体をなす各部材にそれぞれ取り付けられ、前側締結部121F及び後側締結部121Rも同様にそれぞれトリム本体をなす各部材にそれぞれ取り付けられる。このうち後側締結部121Rにおいては、車室外側へと向かって、第1部材10、第2部材20、連結部材40の順に重畳されており、この状態で、ボス50の先端51側からねじ52を挿通させて、これら3部材を共締めするようにスクリュー締めすることにより(図4,図9参照)、プルハンドル120をトリム本体に対して取り付ける。このとき、ねじ52に対して力F(車室内側方向への力)がかかることにより、ボス50の立設方向とは逆方向、つまり、座面16Rに該力Fがかかることとなる(図9参照)。このとき、該座面16Rの台座15Rのロアボード3側とロアボード3の車室外側面3Mとの間には所定の空隙Sが設けられているため、ボス50がその荷重方向へと落ち込むように逃げ、該ボス50が立設されている座面16Rも同方向へと落ち込む傾向となる。
しかしながら、上述したように、ボス50が設けられている第1部材10の座面16Rから該ボス50と同方向に立設された係止部70の先端71が、第2部材20に形成された係止部用開口部27の開口縁277に車室外側から係止されているから、座面16Rが力F方向へ逃げることなく、該座面16Rから立設されているボスが落ち込むことも回避できる。このように、後側締結部121Rにおいては、該係止部70が、ボス50の荷重方向への落ち込みを防止することとなる。つまり、折り返された先端71が、ボス50に対する力Fを間接的に支持するため、係止部70がボス50の逃げを防止し、プルハンドル120の取り付け作業効率に寄与することとなる。
一方、前側締結部121Fにおいては、前側台座15Fが、ロアボード3の車室外面3Mから立設された櫓によって支持されている。このため、後側締結部121Rと同様にボス50に対して力F(車室内側方向への力)がかかっても、該櫓が、ひいてはロアボード3が、前側台座15Fの座面16Fや、該座面16Fから立設されたボス50を支持することとなり、その落ち込みを回避することとなる。
続いて、本発明による作用・効果を説明する。
第1部材10と第2部材20とからなるプルハンドル120の取付構造において、第1部材10から車室外側へと立設された円筒状のボス50を、第2部材20に設けられたボス用挿通孔25に対して挿通した状態で、例えばボス50の先端51を溶着やスクリュー締めすることによりトリム本体に対して車室外側から締結しようとすると、ボス50、及び該ボス50が設けられている第1部材の座面16に対し荷重Fがかかることとなる。この場合、ボス50に対しその立設方向とは逆の方向に荷重Fがかかることで、ボス50及び該ボス50が設けられた座面16がその荷重方向に落ち込むように逃げてしまうため、プルハンドル120の締結作業に支障をきたす。そこで、ボス50とは別に、第1部材10に設けられた係止部70を、第2部材20に設けられた係止部用開口部27に係止させることで、ボス50の落ち込みを回避することが可能となり、これら2つの部材からなるプルハンドル120のトリム本体に対する締結作業を効率よく行うことがきる。
特に、第1部材10のボス50が設けられている座面16におけるトリム本体側とトリム本体の車室外側面との間に空隙Sが設けられていると、2つの部材を締結しつつプルハンドル120をトリム本体に対して車室外側から取り付ける際の荷重を、ボス50及び座面16下側(トリム本体側)から支えるものが存在しないため、ボス50及びボス50が設けられた座面16がその荷重方向に落ち込みやすいものとなる。しかしながら、係止部70を係止部用開口部27に係止することで、そのような不具合を解消することができる。
このようなプルハンドル120の取付構造によると、係止部70はボス50の立ち上がり方向と同方向に立設され、折り返されるように形成されたその先端71が、係止部用開口部27の開口縁277に車室外側から係止されるため、ボス50に対しその立設方向とは逆の方向に荷重Fがかかっても、係止部70が係止部用開口部27に係止された状態を維持することとなる。つまり、折り返された先端71が、ボス50に対する荷重Fを間接的に支持することとなり、締結作業時にボスがその荷重方向へ逃げてしまう事態を軽減できる。
また、係止部70は、ボス50が立設されている座面16Rから立設されているため、ボス50に対しその立設方向とは逆の方向に荷重Fがかかり、ボス50の座面16Rが押されても、係止部70が係止されていることにより座面16Rが逃げることを回避し、プルハンドル120のトリム本体に対する締結を確実なものとすることができる。更に、係止部70は、第1部材10の座面16Rにおいてボス50の近傍に設けられているため、例えばボス50から離れた位置に設けられる場合に比べ、ボス50に対する荷重Fをより確実に支えることが可能となる。
このようなプルハンドル120によると、通常人員の手が触れる箇所であるプルハンドルボックスPの内側面22Mに表皮80が巻かれるため、その触り心地が快適なものとなるとともに、意匠性に優れたものとなる。また、そもそも2つの部材によりプルハンドル120を構成するようにしたことで、通常上部が開放されその内側面が湾曲することが多いプルハンドル120の内部に表皮80を巻きやすくなる。逆に、単一の部材でプルハンドルを構成した場合には、該プルハンドルの内部に表皮80を巻くことは非常に困難となる。
通常車両用ドアトリム100に設けられる衝撃吸収材6とは、車両側突時の衝撃から乗員を保護するためのものであり、乗員の着座エリア周辺に配される。側突時の衝撃を考慮すると、着座エリアのトリム本体(2,3等)における車室外側面から、直に車室内外方向に延びる部材を設けることは好ましくない。つまり、着座エリア付近で車室内外方向に延びるように立設されたボス50を用いて第1部材10と第2部材20とからなるプルハンドル120の取付けを行う場合、該ボス50の下側(トリム本体側)を櫓等によって支持することは好ましくなく、ボス50とトリム本体との間に空隙Sを設ける構成とすることが好ましい。本発明においても、車室外側へと立設されたボス50を有する第1部材10と、第2部材30とからなるプルハンドル120をトリム本体に対して車室外側から取り付ける際の荷重Fを、ボス及びボスの座面下から支えるもの(櫓等)が存在しない構成ではあるが、第1部材10側の係止部70を第2部材側の係止部用開口部27に係止させることで、ボス50が荷重方向へ逃げることなく、プルハンドル120のトリム本体に対する締結作業を効率よく行うことがきる。
このようなプルハンドル120の取付構造によると、後側締結部121R付近には衝撃吸収材6が配されているが、このような衝撃吸収材6が配される乗員の着座エリア付近においては、後側締結部121Rの下側(トリム本体側)を櫓等によって支持することは好ましくなく、後側締結部121Rとトリム本体(ロアボード3)との間に空隙Sを設ける構成とすることが好ましい。そのような場合、車室外側へと立設されたボス50を有する第1部材10と、第2部材20とからなるプルハンドル120をトリム本体に対して車室外側から取り付ける際、ボス50が設けられた後側締結部121Rをトリム本体から直接支持するものが存在しない。しかしながら、この後側締結部121Rに設けられた係止部70によってボス50がその荷重方向へ逃げる事態を回避でき、プルハンドル120のトリム本体に対する取り付け作業効率が優れたものとなる。
<その他の実施形態>
本発明は、上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施することができる。
(1)上記実施形態では、第1部材10と第2部材20を先に仮組みする構成として説明したが、まず第1部材10を先にトリム本体に対して取り付け固定し、その取り付けられた第1部材に対して第2部材を配して、プルハンドル120のトリム本体に対する取付けを行っても良い。
(2)上記実施形態では、第1部材10と第2部材20の2部材により構成されるプルハンドル120の例を示したが、3以上の部材で構成されるプルハンドルにも本発明を適用することができる。
(3)上記実施形態では、後側締結部121Rのボス50及び係止部70が、トリム本体をなすロアボード3において、衝撃吸収材6の車両上方に配置されたプルハンドル120の例を示したが、衝撃吸収材6の車両進行方向における前後に相当する位置に配されたプルハンドルにも本発明を適用することができる。
3…ロアボード(トリム本体)、10…第1部材、16…座面、20…第2部材、25…ボス用挿通孔(ボス用挿通部)、27…係止部用開口部(被係止部)、50…ボス、70…係止部、100…車両用ドアトリム、120…プルハンドル、S…空隙

Claims (5)

  1. 車両用ドアトリムをなすトリム本体に対し、車室外側から取り付けられるプルハンドルの取付構造であって、
    前記プルハンドルは、第1部材と第2部材とを含む少なくとも2つ以上の部材からなり、
    前記第1部材には、前記トリム本体に取り付けられた状態において車室外側へと立設された円筒状のボスと、係止部と、が設けられており、
    前記第2部材には、前記ボスを挿通するためのボス用挿通部と、前記係止部を係止するための被係止部と、が設けられており、
    前記第1部材のうち前記ボスが設けられている座面におけるトリム本体側と、前記トリム本体の車室外側面との間には、空隙が設けられていることを特徴とするプルハンドルの取付構造。
  2. 前記係止部は、前記座面において前記ボスの近傍に設けられるとともに、前記座面から前記ボスの立ち上がり方向と同方向に立設され、その立ち上がり方向における先端が折り返されるように形成されており、
    前記被係止部は、前記係止部を挿通可能とする開口部とされ、
    前記先端が前記開口部の開口縁に係止されることで、前記係止部が前記被係止部に係止されることを特徴とする請求項1に記載のプルハンドルの取付構造。
  3. 前記第1部材は、プルハンドルボックスの底をなし、
    前記第2部材は、プルハンドルボックスの内側面をなし、
    前記第2部材には表皮が巻かれていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のプルハンドルの取付構造。
  4. 前記ボス及び前記係止部は、トリム本体において、衝撃吸収材の車両上方、又は衝撃吸収材の車両進行方向における前後に相当する位置に配されることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか一項に記載のプルハンドルの取付構造。
  5. 前記第1部材と前記第2部材とは、車両進行方向における前側においては前側締結部により、後側においては後側締結部により締結され、
    前記後側締結部付近には、前記衝撃吸収材が配され、
    前記空隙は、前記後側締結部と前記トリム本体の車室外側面との間に設けられ、
    前記係止部は、前記後側締結部に設けられていることを特徴とする請求項4に記載のプルハンドルの取付構造。
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