JP6493270B2 - 圧下レベリング制御装置および圧下レベリング制御方法 - Google Patents
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Description
まず、本発明の実施の形態に係る圧下レベリング制御装置の構成について説明する。図1は、本発明の実施の形態に係る圧下レベリング制御装置の一構成例を示す図である。本実施の形態に係る圧下レベリング制御装置1は、例えば熱間圧延ラインにおいて複数の被圧延材に対し複数パス圧延を順次行う粗圧延装置10の各圧延パスの圧下レベリング量を制御するものであり、図1に示すように、キャンバー量測定部2a〜2eと、温度偏差測定部3と、記憶部4と、演算処理部5と、制御部6とを備える。
つぎに、本発明の実施の形態における被圧延材のキャンバー量について説明する。図3は、本発明の実施の形態における被圧延材のキャンバー量を説明する図である。図3に示すように、被圧延材17(図1に示した先行材18および当材19等)のキャンバー量Camiは、複数パス圧延の各圧延パス出側における被圧延材17の長手方向D2に対する幅方向D3の正側または負側(図3では正側)の曲がり量として定義される。具体的には、本実施の形態において、キャンバー量Camiは、i番目圧延パス出側における被圧延材17の幅方向中心位置S1と被圧延材17の基準位置S2との距離の最大値として定義される。
つぎに、本発明の実施の形態に係る圧下レベリング制御方法について説明する。図4は、本発明の実施の形態に係る圧下レベリング制御方法の一例を示すフローチャートである。本発明の実施の形態に係る圧下レベリング制御方法において、圧下レベリング制御装置1(図1参照)は、図4に示すステップS101〜S104を順次実行する。
つぎに、本発明の実施例1について説明する。実施例1では、本発明の効果を検証するために本発明例1を行った。本発明例1の条件として、調査対象の被圧延材は、材長(長手方向D2の長さ)が7000〜10000[mm]であり、材厚(厚さ方向D1の長さ)が235[mm]であり、材幅(幅方向D3の長さ)が800〜1400[mm]である軟鋼のスラブとした。この被圧延材の複数パス圧延による目標の板厚(設定値)は、40〜45[mm]とした。
つぎに、本発明の実施例2について説明する。実施例2では、本発明の効果を検証するために本発明例2を行った。本発明例2の条件として、調査対象の被圧延材は、材長が6000〜9000[mm]であり、材厚が300[mm]であり、材幅が800〜1000[mm]である軟鋼のスラブとした。この被圧延材の複数パス圧延による目標の板厚(設定値)は、30〜35[mm]とした。
2a,2b,2c,2d,2e キャンバー量測定部
3 温度偏差測定部
4 記憶部
4a 影響係数テーブル
5 演算処理部
6 制御部
10 粗圧延装置
11,12,13,14,15 圧延機
11a,12a,13a,14a,15a 圧下装置
11b,11c 圧延ロール
16 搬送経路
17 被圧延材
17a 先端部
17b 尾端部
18 先行材
19 当材
D1 厚さ方向
D2 長手方向
D3 幅方向
S1 幅方向中心位置
S2 基準位置
Wa 幅方向中心位置(被圧延材の先端部)
Wb 幅方向中心位置(被圧延材の尾端部)
Claims (6)
- 圧延装置によって複数パス圧延が今回行われる被圧延材である当材に先行して前記複数パス圧延が行われた被圧延材である先行材の各圧延パス出側でのキャンバー量を、前記先行材のキャンバーの発生方向によって正負が区別される値として測定する複数のキャンバー量測定部と、
前記先行材の前記複数パス圧延時における各圧延パスの圧下レベリング量から前記当材の前記複数パス圧延時における各圧延パスの圧下レベリング量への圧下レベリング変更量の候補を、前記圧延装置の圧下レベリング量の設定可能範囲内で複数仮定し、測定された前記先行材の各圧延パス出側でのキャンバー量と、前記圧延装置の各圧延パスの圧下レベリング操作が前記複数パス圧延による前記当材の各圧延パス出側でのキャンバー量の変化に影響する度合いを、前記キャンバー量の変化と前記圧延装置の前記圧下レベリング操作による圧下レベリング量の変化との比によって示す影響係数と、仮定した複数の前記圧下レベリング変更量の候補とをもとに、前記複数パス圧延による前記当材の各圧延パス出側でのキャンバー予測量を設定し、仮定した複数の前記圧下レベリング変更量の候補のうち、設定した前記キャンバー予測量の全圧延パスの合計値が最小となる際の前記圧下レベリング変更量の候補を、前記当材の前記複数パス圧延時における各圧延パスの圧下レベリング変更量として算出する演算処理部と、
算出された前記各圧延パスの圧下レベリング変更量をもとに、前記当材の前記複数パス圧延時における各圧延パスの圧下レベリング量を制御する制御部と、
を備えたことを特徴とする圧下レベリング制御装置。 - 前記演算処理部は、前記圧延装置の圧下レベリング量の設定可能範囲内で前記圧下レベリング変更量の候補を複数仮定し、前記複数パス圧延による前記当材の各圧延パス出側でのキャンバー量を評価する評価関数Jを、前記複数パス圧延による前記当材の各圧延パス出側でのキャンバー予測量(Cami+ΔCami)と、該キャンバー予測量(Cami+ΔCami)の圧延パス別の重み付けを行うための重み係数αiとを用い、下式(1)に基づき、複数の前記圧下レベリング変更量の候補について複数算出し、算出した複数の前記評価関数J同士を比較し、複数の前記圧下レベリング変更量の候補のうち、前記評価関数Jが最小となる際の前記圧下レベリング変更量の候補を、前記当材の前記複数パス圧延時における各圧延パスの圧下レベリング変更量ΔLviとして算出することを特徴とする請求項1に記載の圧下レベリング制御装置。
- 前記圧延装置の入側における前記当材の幅方向温度偏差を測定する温度偏差測定部をさらに備え、
前記演算処理部は、測定された前記当材の幅方向温度偏差と前記当材の圧延条件とに応じて、前記当材に対応する前記影響係数を設定することを特徴とする請求項1または2に記載の圧下レベリング制御装置。 - 圧延装置によって複数パス圧延が今回行われる被圧延材である当材に先行して前記複数パス圧延が行われた被圧延材である先行材の各圧延パス出側でのキャンバー量を、前記先行材のキャンバーの発生方向によって正負が区別される値として測定するキャンバー量測定ステップと、
前記先行材の前記複数パス圧延時における各圧延パスの圧下レベリング量から前記当材の前記複数パス圧延時における各圧延パスの圧下レベリング量への圧下レベリング変更量の候補を、前記圧延装置の圧下レベリング量の設定可能範囲内で複数仮定し、測定された前記先行材の各圧延パス出側でのキャンバー量と、前記圧延装置の各圧延パスの圧下レベリング操作が前記複数パス圧延による前記当材の各圧延パス出側でのキャンバー量の変化に影響する度合いを、前記キャンバー量の変化と前記圧延装置の前記圧下レベリング操作による圧下レベリング量の変化との比によって示す影響係数と、仮定した複数の前記圧下レベリング変更量の候補とをもとに、前記複数パス圧延による前記当材の各圧延パス出側でのキャンバー予測量を設定し、仮定した複数の前記圧下レベリング変更量の候補のうち、設定した前記キャンバー予測量の全圧延パスの合計値が最小となる際の前記圧下レベリング変更量の候補を、前記当材の前記複数パス圧延時における各圧延パスの圧下レベリング変更量として算出する演算処理ステップと、
算出された前記各圧延パスの圧下レベリング変更量をもとに、前記当材の前記複数パス圧延時における各圧延パスの圧下レベリング量を制御する制御ステップと、
を含むことを特徴とする圧下レベリング制御方法。 - 前記演算処理ステップは、前記圧延装置の圧下レベリング量の設定可能範囲内で前記圧下レベリング変更量の候補を複数仮定し、前記複数パス圧延による前記当材の各圧延パス出側でのキャンバー量を評価する評価関数Jを、前記複数パス圧延による前記当材の各圧延パス出側でのキャンバー予測量(Cami+ΔCami)と、該キャンバー予測量(Cami+ΔCami)の圧延パス別の重み付けを行うための重み係数αiとを用い、下式(2)に基づき、複数の前記圧下レベリング変更量の候補について複数算出し、算出した複数の前記評価関数J同士を比較し、複数の前記圧下レベリング変更量の候補のうち、前記評価関数Jが最小となる際の前記圧下レベリング変更量の候補を、前記当材の前記複数パス圧延時における各圧延パスの圧下レベリング変更量ΔLviとして算出することを特徴とする請求項4に記載の圧下レベリング制御方法。
- 前記圧延装置の入側における前記当材の幅方向温度偏差を測定する温度偏差測定ステップをさらに含み、
前記演算処理ステップは、測定された前記当材の幅方向温度偏差と前記当材の圧延条件とに応じて、前記当材に対応する前記影響係数を設定することを特徴とする請求項4または5に記載の圧下レベリング制御方法。
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