JP6489323B2 - シート積載装置、シート後処理装置及び画像形成装置 - Google Patents

シート積載装置、シート後処理装置及び画像形成装置 Download PDF

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本発明は、シート積載装置、シート後処理装置及び画像形成装置に関する。
従来より、例えば画像形成装置のシート後処理装置は、後処理が終了したシートを、シート排出トレイにより順次受け取って高さ方向に束状に積載するシート積載装置を備えている(例えば、特許文献1参照)。
このシート積載装置は、筐体の側壁部に形成されたシート排出口と、シートをシート排出口から排出させるシート排出部とを備えている。シート排出トレイは、シート排出口の下側に設けられていて昇降部によって上下方向に駆動される。上記シート積載装置では、シート排出トレイにシートが排出されると、シート排出トレイが一端、所定量だけ下降し、その後、シートの上面が予め定めたシート受取位置に達するまで上昇する。
上記シート積載装置には、シートの上面がシート受取位置に達したことを検知する上面検知センサーが設けられている。上面検知センサーは、筐体におけるシート排出口が形成された側壁部から所定距離だけ離間した位置でシートを検知する。
ここで、最上面のシートの位置がシート排出方向の下流側にずれていると、シート排出トレイの上昇中に最上面のシートが上面検知センサーの検知位置を通過しないので、上面検知センサーによってシートの上面を検出することができない。この結果、シート排出トレイが必要以上に上昇してシート排出口からのシートの排出が該トレイ上のシート束によって阻害される虞がある。
この問題を回避するべく、特許文献1に示すシート積載装置では、シート排出トレイの上昇時間を計測して計測した時間が所定時間よりも長い異常時間であることを所定回数検知した場合にはシート排出を一端停止し、シート排出トレイの位置補正を行った後にシートの排出を再開させるようにしている。尚、シート排出トレイ上に排出されるシートの排出方向下流側への位置ずれ要因としては、例えばシートのカール等が挙げられる。
特開2013−155034号公報
しかしながら、上記特許文献1に示すシート排出装置では、シート排出トレイ上に排出されるシートの位置ずれが生じた場合に、シート排出トレイ上に所定枚数(例えば、ユーザーが操作パネルを介して指定した枚数)のシートが積載される前に、シートの排出動作が停止してしまうという問題がある。
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、シート排出トレイ上に排出されるシートの位置がシート排出方向の下流側にずれた場合でも、シートの上面を適切に検知することで、シート排出トレイに積載されたシートによりシート排出口を塞ぐことなく、シート排出トレイ上に所定枚数のシートを確実に積載できるようにすることにある。
本発明に係るシート排出装置は、筐体と、上記筐体の側壁部に形成されたシート排出口と、上記筐体内に収容されてシートを上記シート排出口から排出させるシート排出部と、上記シート排出口から排出されたシートが上下方向に積載されるシート排出トレイと、上記シート排出口に対して上記シート排出トレイを上下方向に昇降させる昇降部と、上記昇降部の作動を制御する制御部と、上記シート排出トレイに積載されたシートのシート排出方向の上流側端部を所定の検知位置で検知可能な第一シート検知部と、上記所定の検知位置よりも上方で且つ該検知位置よりもシート排出方向の下流側にて当該シートの上流側端部を検知可能な第二シート検知部とを備え、上記制御部は、上記シート排出部によって上記シート排出トレイにシートが排出された後、上記昇降部を制御することにより、上記シート排出トレイを所定量下降させ、その後、上記第一シート検知部又は第二シート検知部によって上記シートの上流側端部が検知される位置まで上記シート排出トレイを上昇させることで、上記シートの上面を所定のシート受取位置に位置させるように構成されている。
本発明によれば、シート排出トレイ上に排出されるシートの位置がシート排出方向の下流側にずれた場合でも、シートの上面を適切に検知することで、シート排出トレイに積載されたシートによりシート排出口を塞ぐことなく、シート排出トレイ上に所定枚数のシートを確実に積載することができる。
図1は、本実施形態におけるシート積載装置を含む後処理装置が装着された画像形成装置を示す全体概略図である。 図2は、本実施形態におけるシート積載装置を含む後処理装置の制御系の概略構成を示すブロック図である。 図3は、本実施形態におけるシート積載装置を排紙口側の前側寄りから見た斜視図である。 図4は、図3のIV方向から見た概略図である。 図5は、図3のV方向から見た概略図である。 図6は、制御部より実行されるシート積載制御の一例を示すフローチャートである。 図7は、従来のシート積載装置においてシート排出トレイ上でシートが排出方向にずれて積載された場合のシート積載制御を説明するための説明図である。 図8は、本実施形態のシート積載装置においてシート排出トレイ上でシートが排出方向にずれて積載された場合のシート積載制御を説明するための説明図である。 図9は、本実施形態のシート積載装置においてシート排出トレイ上のシートの上流側端部が上側に反り上がっている場合のシート積載制御を説明するための説明図である。 図10は、本実施形態のシート積載装置においてシート排出トレイ上のシートの上流側端部が上側に凸状に湾曲している場合のシート積載制御を説明するための説明図である。 図11は、変形例を示す図4相当図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。尚、本発明は、以下の実施形態に限定されるものではない。
《実施形態》
図1は、本実施形態における画像形成装置1と、シート積載装置200を含む後処理装置100とを示している。以下の説明において、特に断らない限り、「前側」、「後側」は、画像形成装置1の前側、後側を意味し、「左側」「右側」は、画像形成装置1を前側から見たときの左側、右側を意味する。
上記画像形成装置1は、いわゆる胴内排紙型の複写機であって、画像形成装置本体2と画像形成装置本体2の上部に配置された画像読取装置3とを備えている。上記後処理装置100は、画像形成装置1の左側面にオプション機器として装着され、画像形成後のシートPに対してステープル処理等の後処理を施す。画像形成装置本体2と画像読取装置3との間には、左側及び前側に開放した胴内排紙空間Sが設けられている。この胴内排紙空間Sには、画像形成装置1から排出されるシートPを後処理装置100へと搬送する中継搬送装置4が収容されている。
画像読取装置3は、例えば自動給紙装置3aより給紙される原稿の画像をCCDセンサー等の撮像素子により光学的に読み取ってその画像データを生成する。
画像形成装置本体2は、画像形成部5を備えている。この画像形成部5は、画像読取装置3にて生成された画像データに基づき画像をシートPに転写する。画像形成部5の下方には、レーザー光を照射する露光装置6が配置され、画像形成部5の上方には、転写ベルト7が配置されている。露光装置6の下方には、シートPを貯留するシート貯留部8が配置されている。転写ベルト7の右側端部の上側には、シートPに転写された画像に定着処理を施す定着部9が配置されている。尚、図中の符号10は、現像剤であるトナーが収容されるトナーコンテナである。
画像形成部5は、転写ベルト7に沿って一列に配置された4つの画像形成ユニット11を備えている。これら画像形成ユニット11は、感光体ドラム12とその側方に配置された現像装置13とを有している。感光体ドラム12の周面には、露光装置6より照射されるレーザー光によって静電潜像が形成される。かかる静電潜像に現像装置13から現像剤が供給されて、各感光体ドラム12の周面にイエロー、マゼンタ、シアン、又はブラックのトナー像が形成される。これらトナー像は、転写ベルト7にそれぞれ重ねて転写された後、転写ベルト7の右側端部に当接する転写ローラー14によってシートPに転写される。尚、シートPは、シート貯留部8から胴内排紙空間Sに至るシート搬送経路L1に沿って搬送される。
定着部9は、加熱ローラー91と加圧ローラー92とを備え、これら加熱ローラー91と加圧ローラー92とによりシートPを挟持して加圧しながら加熱し、シートPに転写されたトナー像をシートPに定着させる。定着処理後のシートPは胴内排紙空間Sに臨む縦壁部に形成された排出口20から排出される。排出口20から排出されたシートPは、中継搬送装置4内の中継搬送路L2に沿って配置された搬送ローラー対23によって後処理装置100に搬入される。
後処理装置100は、画像形成装置本体2に隣接して配置される筐体101と、筐体101内に配置された後処理部と、後処理後のシートPを上下方向に束状に積載するシート積載装置200とを有している。本実施形態では、後処理部として、パンチ装置102、ステープル処理装置103、及び中折り装置104が備えられている。パンチ装置102は、シートPに対して綴り孔を穿孔するパンチ処理を実行する。ステープル処理装置103は、複数枚のシートPからなるシート束に対してステープル針を打ち込むステープル処理を実行する。中折り装置104は、シート束の中央部にステープルを打ち込むと共に該中央部で2つ折りに折り畳む中折り処理を実行する。
筐体101における画像形成装置本体2と対向する側面(右側面)には搬入口105が形成されている。筐体101における前記側面と反対側にはシート積載装置200が設けられている。シート積載装置200は、筐体の側面(左側面)には、シート積載装置200の一部であるシート排出口106が形成されている。筐体101におけるシート排出口106の下側にはシート排出トレイ107が昇降可能に設けられている。シート排出トレイ107のシート受け面107aは、シート排出方向の下流側に向かって上側に傾斜している。
筐体101内には、搬入口105からシート排出口106に至る第一搬送路110と、第一搬送路の下側に設けられた待機搬送路111と、待機搬送路から分岐して中折り装置104に向かって延びる第二搬送路112とが設けられている。シートPは、ユーザーが要求する後処理の種類に応じた適切な搬送路110〜112に沿って搬送される。そうして、後処理が施されたシートPは、排出ローラー対109によってシート排出口106からシート排出トレイ107に排出される。
シート排出トレイ107は、昇降部108に連結されている。昇降部108は、後述する制御部150からの指令を受けてシート排出トレイ107を昇降制御することで、シート排出口106から排出されるシートPをシート排出トレイ107上に順次積載させる。
制御部150は、CPU、ROM及びRAM等を有するマイクロコンピューターからなり、筐体101内に収容されている。制御部150は、図2に示すように、上記昇降部108、ローラー駆動装置116、排出検知センサー113、第一シート検知センサー114、及び第二シート検知センサー115と電気的に接続されていて、信号線を介して信号を授受可能に構成されている。第一シート検知センサー114及び第二シート検知センサー115は、後述するようにシート排出トレイ107上に積載されたシートPの上流側端部を検知するためのセンサーである。
昇降部108は、シート排出トレイ107を上下方向に移動可能にガイドするガイド部と、シート排出トレイ107に対してギア機構又はベルト機構を介して連結された駆動モーターとを有している。この駆動モーターが制御部150により作動制御される。
ローラー駆動装置116は、排出ローラー対109に回転駆動力を付与するモーター等の動力発生装置である。ローラー駆動装置116は、他のローラー、例えば搬送ローラー等にも回転駆動力を付与する。そうして、ローラー駆動装置116及び排出ローラー対109が、後処理後のシートPをシート排出口106から排出させるシート排出部を構成している。
排出検知センサー113は、排出ローラー対109に対して、シート搬送方向における上流側又は下流側に配設されている。排出検知センサー113は、例えば機械式のスイッチング機構により構成されていて、シート排出口106からシートPが排出されたことを示す信号を制御部150に送信する。
第一シート検知センサー114は、例えば投光器114aと受光器114bとを有する透過型の光センサーによって構成されている(図3及び図4参照)。投光器114a及び受光器114bは、筐体101のシート排出口106側の側壁部にブラケット120を介して固定されている。投光器114a及び受光器114bは、前後方向に互いに間隔を空けて配置されている。投光器114a及び受光器114bは、シート排出トレイ107上に積載されたシートが上昇した際に当該シートと干渉しないように、最大幅のシートの通過位置よりも外側に配置されている。
そして、第一シート検知センサー114は、投光器114a及び受光器114b間の光路がシートPによって遮光された時にシート検知信号を制御部150に出力する。第一シート検知センサー114によるシートPの検知位置R1は、シート排出口106が形成された筐体101の側壁部から所定距離だけ離間した位置であって、シート排出口106よりも所定高さだけ低い位置に設定されている(図5参照)。
第二シート検知センサー115は、例えば反射型の光センサーによって構成されている。第二シート検知センサー115は、筐体101のシート排出口106側の側壁部に固定されている。第二シート検知センサー115は、シート排出トレイ107上のシートの幅方向の中央位置に対応する位置に設けられている(図3及び図4参照)。本実施形態では、第二シート検知センサー115は、前後方向において、第一シート検知センサー114の投光器114a及び受光器114b間の中央に設けられている。尚、第二シート検知センサー115は、シート排出トレイ107上に積載される最小幅のシートの通過位置よりもシート幅方向の内側に位置していれば、如何なる位置に設けられていてもよい。
制御部150は、上記各センサー113〜115からの信号を基に、ローラー駆動装置116及び昇降部108を制御することで、シート排出トレイ107上にシートPを順次積載させる。
図6を参照しながら制御部150により実行されるシート積載制御の詳細を説明する。
最初のステップS1では、排出検知センサー113からのシート検知信号を受信したか否かを判定し、この判定がNOである場合にはリターンする一方、YESである場合にはステップS2に進む。
ステップS2では、昇降部108を制御することによりシート排出トレイ107を一定量下降させる。
ステップS3では、昇降部108を制御することにより昇降部108を上昇させる。
ステップS4では、第一シート検知センサー114又は第二シート検知センサー115によりシートPが検知されたか否かを判定し、この判定がNOである場合には本ステップの処理を再度実行し、YESである場合にはステップS5に進む。
ステップS5では、昇降部108によるシート排出トレイ107の上昇動作を停止させることで、シート排出トレイ107上の最上位のシートPの上面を所定のシート受取り位置に位置させ、その後にリターンする。尚、シート受取り位置とは、シート排出口106から排出されるシートPをスムーズに受取ることができる高さ位置であって予め設定されている。
上記後処理装置100では、排出検知センサー113による検知回数が設定回数に達するまで、上記ステップS1〜S5の処理を繰り返すことでシート排出トレイ107上に所定枚数(例えば、ユーザーが操作パネルを介して指定した枚数)のシートPが束状に積載される。
ここで、従来の後処理装置100では、図7に示すように、シートPを検知するためのセンサーが第一シート検知センサー114のみであったため、シート排出トレイ107上に排出されるシートPの位置がシート排出方向の下流側にずれていた場合に、第一シート検知センサー114ではこの位置ずれしたシートPを検知することができない。このため、図7に示すように、シート排出トレイ107が必要以上に上昇してシート排出トレイ107上のシート束によりシート排出口106からのシートの排出が阻害されるという問題があった。
これに対して、本実施形態の後処理装置100では、第一シート検知センサー114によるシート検知位置R1よりも上側で且つ該検知位置R1よりもシート排出方向の下流側にてシートPを検知可能な第二シート検知センサー115を設けるようにした。これによれば、図8に示すように、最上位のシートPに位置ずれが生じている場合であっても当該シートPの上流側端部を第二シート検知センサー115によって検知することができる。そして、第二シート検知センサー115によりシートPの上流側端部が検知された場合(ステップS4の判定がYESの場合)には、制御部150によりシート排出トレイ107の上昇が停止されるので、従来例のように(図7に示すように)シート排出トレイ107が過度に上昇してシート排出口106からのシートPの排出が阻害されることもない。
また、本実施形態の後処理装置100によれば、図9に示すようシート排出トレイ107上に排出されたシートPの上流端部が上側に反り上がっている場合や、図10に示すようにシートPの上流側端部の一部が上側に凸状に湾曲している場合にも有用である。これらの場合にも、シートPが第一シート検知センサー114によるシート検知位置R1を通過しないのでシート排出トレイ107の昇降停止時期が遅れてシート排出トレイ107が必要以上に上昇する虞があるが、本実施形態では、第二シート検知センサー115によって最上位のシートPの上流側端部を検知することできるのでシート排出トレイ107の過度の上昇を防止することができる。
さらに上記実施形態では、第二シート検知センサー115は反射型の光センサーにより構成されているので、例えば第二シート検知センサー115を第一シート検知センサー114と同様に透過型の光センサーで構成した場合に比べて部品点数を削減することができる。
すなわち、第二シート検知センサー115として透過型の光センサーを採用した場合、第一シート検知センサー114と同様に筐体101の側壁部からブラケットを突出させて該ブラケットに第一シート検知センサー114を保持させる必要があるので部品点数が増加してしまう。本実施形態では、第二シート検知センサー115として反射型の光センサーを採用することで、第二シート検知センサー115を筐体101のシート排出口106側の側壁部に直接取り付けることができる。したがって、部品点数を削減して製品コストを低減することができる。また、ユーザーがシート排出トレイ107上のシート束を取り出す際にブラケットが邪魔になることもない。
《変形例》
図11は、上記実施形態の変形例を示している。この変形例では、第二シート検知センサー115の配置構成が上記実施形態とは異なっている。すなわち、本変形例では、第二シート検知センサー115は二つ設けられており、一方の第二シート検知センサー115はシート排出口106のシート幅方向の中央部の下側に設けられ、他方の第二シート検知センサー115は、シート排出口106のシート幅方向の一端部の下側に設けられている。
この構成によれば、シート排出トレイ107上において位置ずれを生じているシートPが、図11の二点鎖線で示すような湾曲特性、つまり幅方向の両端部が中央部に比べて上側に反上がるような湾曲特性を有している場合に、この反り上がっている部分を上記他方の第二シート検知センサー115によって一早く検知することができる。したがって、中央の第二シート検知センサー115によってシートPが検知された後にシート排出トレイ107の上昇を停止させる場合に比べて、シート排出トレイ107の停止タイミングを早めてシートPの幅方向の両端部によってシート排出口106からのシートPの排出が阻害されるのを防止することができる。
《他の実施形態》
上記実施形態では、第二シート検知センサー115を反射型の光センサーにより構成するようにしているが、これに限ったものではなく、例えば超音波センサー等であってもよい。
以上説明したように、本発明は、シート積載装置、シート後処理装置及び画像形成装置について有用である。
P シート
R1 所定の検知位置
100 後処理装置
101 筐体
106 シート排出口
107 シート排出トレイ
107a シート受け面
108 昇降部
109 排出ローラー対(シート排出部)
114 第一シート検知センサー(第一シート検知部)
115 第二シート検知センサー(第二シート検知部)
116 ローラー駆動装置(シート排出部)
150 制御部
200 シート積載装置

Claims (7)

  1. 筐体と、
    上記筐体の側壁部に形成されたシート排出口と、
    上記筐体内に収容されてシートを上記シート排出口から排出させるシート排出部と、
    上記シート排出口から排出されたシートが上下方向に積載されるシート排出トレイと、
    上記シート排出口に対して上記シート排出トレイを上下方向に昇降させる昇降部と、
    上記昇降部の作動を制御する制御部と、
    上記シート排出トレイに積載されたシートのシート排出方向の上流側端部を所定の検知位置で検知可能な第一シート検知部と、
    上記所定の検知位置よりも上方で且つ該検知位置よりもシート排出方向の下流側にて当該シートの上流側端部を検知可能な第二シート検知部とを備え、
    上記制御部は、上記シート排出部によって上記シート排出トレイにシートが排出された後、上記昇降部を制御することにより、上記シート排出トレイを所定量下降させ、その後、上記第一シート検知部又は第二シート検知部によって上記シートの上流側端部が検知される位置まで上記シート排出トレイを上昇させることで、上記シートの上面を所定のシート受取位置に位置させるように構成されている、シート積載装置。
  2. 請求項1に記載のシート積載装置において、
    上記第二シート検知部は、上記シートの上流側端部に向けて光を出射するとともに該上流側端部からの反射光を検知する反射型の光センサーであって、上記筐体における排紙口側の側壁部に取付けられている、シート後処理装置。
  3. 請求項2に記載のシート積載装置において、
    上記第二シート検知部から出射される光の出射方向は、シート排出方向の下流側に向かって上側に傾斜している、シート積載装置。
  4. 請求項2又は3に記載のシート積載装置において、
    上記第二シート検知部から出射される光の出射方向は、上記シート排出トレイにおけるシート受け面と略平行であるシート積載装置。
  5. 請求項1乃至4のいずれか一項に記載のシート積載装置において、
    上記第二シート検知部は二つ設けられており、
    一方の第二シート検知部は、上記シート排出口におけるシート幅方向の中央部の下側に設けられ、他方の第二シート検知部は、上記側壁部におけるシート幅方向の一端部の下側に設けられている、シート積載装置。
  6. 請求項1乃至5のいずれか一項に記載のシート積載装置を備えたシート後処理装置。
  7. 請求項1乃至5のいずれか一項に記載のシート積載装置を備えた画像形成装置。
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