JP6487726B2 - 車両用制動システム - Google Patents

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車両用制動システム
運転者のブレーキペダルの操作に応じて、モータでスレーブシリンダ(モータシリンダ)を駆動して液圧(油圧)を発生させ、これにより車両の摩擦制動力を発生させる、所謂バイ・ワイヤ・ブレーキ・システムが知られている(特許文献1等)。バイ・ワイヤ・ブレーキ・システムにおいては、スレーブシリンダに連通し、ブレーキペダルの操作により液圧を発生するマスタシリンダと、マスタシリンダとスレーブシリンダとの連通を選択的に遮断する遮断弁(マスタカットバルブ)とを備えている。
このような、バイ・ワイヤ・ブレーキ・システムにおいて、バイ・ワイヤにより摩擦制動力を発生させるときは、前記遮断弁を閉じ、ブレーキペダルの操作量等に応じてモータでスレーブシリンダを駆動して摩擦制動力を発生させる。
一方、バイ・ワイヤ・ブレーキ・システムに故障が生じたときは、前記遮断弁を開き、前記モータは停止する。これにより、運転者が行うブレーキペダルの操作に応じてマスタシリンダで発生する液圧を、スレーブシリンダを介してホイールシリンダに伝えることを可能として、バイ・ワイヤ・ブレーキ・システムをコンベンショナル・ブレーキとして使用できるようにしている。
特開2012−214090号公報
しかしながら、既存のバイ・ワイヤ・ブレーキ・システムにおいて、システム故障の発生を検知したため、システムをコンベンショナル・ブレーキとして使用する際(バックアップの際)に、スレーブシリンダのピストンをモータ駆動で加圧中であったときには、不具合が発生する。すなわち、この場合はスレーブシリンダのモータが停止される。そのため、運転者がブレーキペダルを操作してマスタシリンダから液圧がかかると、スレーブシリンダのピストンは減圧方向に移動し(液損が発生し)、バックアップの際に制動力のロス(低下)を生じてしまうという不具合である。
本発明は、バイ・ワイヤ・ブレーキ・システムを適用した車両用制動システムにおいて、バックアップの際における制動力の低下を防止することを目的とする。
本発明は、電気的アクチュエータを作動させることによりピストンを駆動して、液圧で車両に制動力を発生させる電気的液圧発生部と、前記電気的液圧発生部に連通し、ブレーキペダルの操作により液圧を発生するマスタシリンダと、前記電気的液圧発生部と前記マスタシリンダとの連通を開閉する弁と、システムの所定の故障を検出する故障検出部と、前記故障検出部で前記故障を検出したときは、前記弁を開いて前記マスタシリンダの液圧を前記電気的液圧発生部側に伝達する弁制御部と、前記故障検出部で前記故障を検出したときは、前記ピストンの現在の位置を維持するように前記電気的アクチュエータを制御する駆動制御部とを備えることを特徴とする車両用制動システムである。
本発明によれば、バックアップの際に電気的液圧発生部のピストンの現在の位置を維持するようにして、制動力の低下を防止することができる。
この場合に、前記ブレーキペダルの操作量を検出するブレーキペダルストロークセンサを備え、前記駆動制御部は、前記ピストンの現在の位置を維持するように前記電気的アクチュエータの制御を開始した後、前記ブレーキペダルストロークセンサにより前記ブレーキペダルの操作が解除されたことを検出したときは、前記ピストンを初期位置に戻すように前記電気的アクチュエータを制御するようにしてもよい。
本発明によれば、運転者が次回ブレーキペダルを操作した場合でも、ピストンは初期位置にあるので、液損は発生しないようにすることができる。
さらに、前記の場合に、前記弁制御部は、前記故障検出部で検出した前記故障がシステム内でのブレーキ液のエア噛みがあった場合は、前記弁を閉じた状態にし、前記駆動制御部は、前記故障検出部で検出した前記故障が前記エア噛みであった場合は、前記ピストンの現在の位置の維持に代えて、当該ピストンに前後動作をさせるように前記電気的アクチュエータを制御するようにしてもよい。
本発明によれば、ピストンを前後動作させることで、ブレーキ液のエア噛みを解消してブレーキ液圧不足に対処することができる。
本発明によれば、バックアップの際における制動力の低下を防止することができる。
本発明の一実施の形態である車両用制動システムの全体構成の説明図である。 本発明の一実施の形態である車両用制動システムの制御系の電気的な接続を示すブロック図である。 本発明の一実施の形態である車両用制動システムの制御内容について説明するフローチャートである。 既存の車両用制動システムのスレーブシリンダの動作について説明する説明図である。
以下、本発明の実施形態について図面を用いて説明する。
図1は、本発明の一実施の形態である車両用制動システム10の全体構成の説明図である。まず、車両用制動システム10の概略構成について説明する。車両用制動システム10は、車両における摩擦制動力を発生するための装置である。具体的には、車両用制動システム10は、バイ・ワイヤ・ブレーキ・システムなどから構成される。
すなわち、車両用制動システム10は、ブレーキペダル12の操作により運転者が入力した踏力をブレーキ液圧に変換するマスタシリンダ34などを備えた入力装置14、マスタシリンダ34で発生したブレーキ液圧に応じて、または、そのブレーキ液圧とは無関係にブレーキ液圧を発生させる電気的液圧発生部となるスレーブシリンダ(モータシリンダ)16、車両挙動安定化装置18、ディスクブレーキ機構30a〜30dなどを備える。
スレーブシリンダ16は、電気的アクチュエータとなるモータ72の動力でボールねじ軸75を駆動し、このボールねじ軸75の駆動に基づき第1及び第2スレーブピストン77a,77bによってブレーキ液圧を発生させる。すなわち、第1及び第2スレーブピストン77a,77bは、それぞれコイルばね76a,76bにより、図1で右方向に付勢されている。これに対して、ボールねじ軸75は、モータ72の動力により図1で左方向に駆動されて、コイルばね76a,76bの付勢力に抗して第1及び第2スレーブピストン77a,77bを図1で左方向に移動し、これによりブレーキ液圧を発生させることができる。
配管チューブ22a〜22dは、マスタシリンダ34側とスレーブシリンダ16側、あるいは、スレーブシリンダ16側とディスクブレーキ機構30a〜30d側とをそれぞれ接続している配管である。ストロークシミュレータ(ペダルフォースシミュレータ)64は配管チューブ22aに接続され、ブレーキペダル12の反力を発生させる装置である。第1遮断弁60aは、配管チューブ22bに介装され、マスタシリンダ34側とスレーブシリンダ16側との連通を開閉する。第2遮断弁60bは、配管チューブ22bのペダルフォースシミュレータ64より下流側に介装され、マスタシリンダ34側とスレーブシリンダ16側との連通を開閉する。第3遮断弁62は、配管チューブ22aとペダルフォースシミュレータ64との間に介装され、マスタシリンダ34側とペダルフォースシミュレータ64側との間を開閉する。配管チューブ22a〜22dには、各部のブレーキ液圧を検出するブレーキ液圧センサPm,Pp,Ph等が適宜設けられている。
スレーブシリンダ16には、車両の右側前輪に設けられたディスクブレーキ機構30aで液圧により摩擦制動力を発生させるホイールシリンダ32FRと、左側後輪に設けられたディスクブレーキ機構30bに液圧により摩擦制動力を発生させるホイールシリンダ32RLと、右側後輪に設けられたディスクブレーキ機構30cに液圧により摩擦制動力を発生させるホイールシリンダ32RRと、左側前輪に設けられたディスクブレーキ機構30dに液圧により摩擦制動力を発生させるホイールシリンダ32FLと、が接続される。
車両挙動安定化装置18は、ブレーキ液を供給するポンプ73と、ポンプ73を駆動するモータMと、図1に図示する各種バルブなどから構成され(公知技術のため、詳細は省略)、各ホイールシリンダ32FR,32RL,32RR,32FLに個別に液圧を供給することにより、車両の挙動の安定化を図るための装置である。例えば、ABS(Antilock Brake System)も車両挙動安定化装置18により動作する。
次に、車両用制動システム10の基本動作について説明する。車両用制動システム10では、システムの正常作動時において、運転者がブレーキペダル12を踏むと、所謂バイ・ワイヤ式のブレーキシステムがアクティブになる。具体的には、正常作動時の車両用制動システム10では、運転者がブレーキペダル12を踏むと、ブレーキペダルストロークセンサ112(図3)でブレーキペダル12の操作量、操作速度を検出し、マスタカットバルブと呼ばれる第1遮断弁60a及び第2遮断弁60bが、マスタシリンダ34と各車輪を制動するディスクブレーキ機構30a〜30d(ホイールシリンダ32FR,32RL,32RR,32FL)との連通を遮断した状態で、スレーブシリンダ16が、モータ72の駆動により発生するブレーキ液圧を用いてディスクブレーキ機構30a〜30d(のホイールシリンダ32FR,32RL,32RR,32FL)を作動させて、各車輪を制動する。
また、この正常作動時には、第1遮断弁60a及び第2遮断弁60bが遮断される一方、第3遮断弁62が開弁され、ブレーキ液は、マスタシリンダ34からペダルフォースシミュレータ64に流れ込むようになり、第1遮断弁60a及び第2遮断弁60bが遮断されていても、ブレーキ液が移動し、ブレーキペダル12の操作時にはストロークが生じ、ペダル反力が発生するようになる。
一方、車両用制動システム10では、スレーブシリンダ16などが不作動等である異常時において、運転者がブレーキペダル12を踏むと、既存の油圧式のブレーキシステムがアクティブになる。具体的には、異常時の車両用制動システム10では、運転者がブレーキペダル12を踏むと、第1遮断弁60a及び第2遮断弁60bをそれぞれ開弁状態とし(開弁状態を保持し)、かつ、第3遮断弁62を閉弁状態として、マスタシリンダ34で発生するブレーキ液圧をディスクブレーキ機構30a〜30d(のホイールシリンダ32FR,32RL,32RR,32FL)に伝達して、ディスクブレーキ機構30a〜30d(ホイールシリンダ32FR,32RL,32RR,32FL)を作動させて各車輪を制動する。
その他の入力装置14、スレーブシリンダ16、車両挙動安定化装置18などの構成や動作は公知であるため、詳細な説明は省略する。
次に、概略以上のような車両用制動システム10において実行する制御の内容について説明する。
図2は、車両用制動システム10の制御系の電気的な接続を示すブロック図である。制御部101は、車両用制動システム10を集中的に制御する制御装置である。制御部101には、前記のモータ72と、第1遮断弁60aと、第2遮断弁60bとが接続されている。
また、制御部101には、前記のブレーキ液圧センサPhと、ブレーキペダル12の操作量を検出するブレーキペダルストロークセンサ112とが接続されている。ブレーキ液圧センサPhは、ホイールシリンダ32FR,32RL,32RR,32FL側のブレーキ液圧を検出する。
制御部101は、マイクロコンピュータを中心に構成され、当該制御部101が車両の通信システムであるCAN(Controller Area Network)と通信を行う通信制御装置111を備えている。また、制御部101は、所定の故障を検出する故障検出部121、第1、第2遮断弁60a,60bの開閉を制御する弁制御部122、モータ72の駆動を制御する駆動制御部123の各機能を実行する。
図3は、制御部101の故障検出部121、弁制御部122、駆動制御部123が実行する処理を説明するフローチャートである。前記のとおり、車両用制動システム10においては、通常はブレーキ・バイ・ワイヤの制御を行っている。すなわち、運転者がブレーキペダル12を操作すると、第1、第2遮断弁60a,60bを閉じ、ブレーキペダルストロークセンサ112で検出するブレーキペダル12の操作量等に応じてモータ72を駆動し、スレーブシリンダ16で必要なブレーキ液圧を発生させて摩擦制動力を発生させている。
この場合に、まず、故障検出部121は、車両用制動システム10において所定の故障が発生しているか否かを判断する(S1)。このような故障としては、例えば、車両の通信システムであるCANによる通信の異常が挙げられる。このような通信異常は、故障検出部121が、通信制御装置111の動作を判定することにより検出することができる。また、このような故障としては、ブレーキ液のエア噛み(リークを含む)を挙げることもできる。このようなエア噛みの発生は、故障検出部121が、ブレーキ液圧センサPhによるブレーキ液圧の検出値の低下から判断することができる。
車両用制動システム10において所定の故障が発生していたときは(S1のYes)、故障検出部121は、当該故障が前記のブレーキ液のエア噛みか否かを判断する(S2)。当該故障が前記のエア噛みであるときは(S2のYes)、S7に移行する。
一方、当該故障が前記のエア噛みでないときは(S2のNo)、弁制御部122は、第1、第2遮断弁60a,60bを制御して、当該第1、第2遮断弁60a,60bを開く(なお、第3遮断弁62は閉じる)。これにより、車両用制動システム10におけるシステムの異常の際のバックアップが可能となる。すなわち、運転者のブレーキペダル12の操作に応じたマスタシリンダ34のブレーキ液圧が、スレーブシリンダ16を介してホイールシリンダ32FR,32RL,32RR,32FL側に直接伝達される。これにより、車両用制動システム10は既存の油圧式のブレーキシステムとして動作可能となる。
このとき、駆動制御部123は、モータ72を駆動制御してボールねじ軸75の位置を現在の位置に維持することで、第1及び第2スレーブピストン77a,77bの現在の位置を維持する(S4)。
すなわち、図1に示すスレーブシリンダ16の状態は、モータ72によってボールねじ軸75を図示左方向に駆動し、第1及び第2スレーブピストン77a,77bをコイルばね76a,76bに抗して移動させて、当該スレーブシリンダ16でブレーキ液圧を発生させている状態である。
この状態で、前記の通信異常等の故障の発生により、既存のバイ・ワイヤ・ブレーキ・システムにおいて、バックアップのためにモータ72を停止させてしまうと次のようになる。すなわち、図4に示すように、運転者がブレーキペダル12を操作してマスタシリンダ34からブレーキ液圧がかかると、第1及び第2スレーブピストン77a,77b、並びにボールねじ軸75は図示右方向(矢印方向)に戻ってしまう。この第1及び第2スレーブピストン77a,77bの移動はスレーブシリンダ16の減圧方向の移動となるため液損が発生し、バックアップの際に摩擦制動力のロス(低下)を生じてしまうことになる。
そこで、本実施形態では、駆動制御部123が、モータ72を制御して第1及び第2スレーブピストン77a,77bを現在の位置に維持することで、運転者のブレーキペダル12の操作による液損の発生をなくして、摩擦制動力の低下を防止することができる。
図3において、駆動制御部123は、S4の状態を、運転者によりブレーキペダル12の操作が解除されるまで維持する(S5のNo)。そして、運転者によりブレーキペダル12の操作が解除されると(S5のYes)、モータ72を駆動して第1及び第2スレーブピストン77a,77bを初期位置に戻す(S6)。
すなわち、運転者がブレーキペダル12の操作をしている際は、運転者が制動力を要求している場合であるため、バックアップの際の摩擦制動力の低下を防止する。他方で、運転者によりブレーキペダル12の操作が解除された際は、運転者が制動力を要求しない場合であるため、第1及び第2スレーブピストン77a,77bを初期位置に戻す。すなわち、運転者がブレーキペダル12を次回に操作した場合でも、第1及び第2スレーブピストン77a,77bは初期位置にあるので、液損は発生しない。
一方、車両用制動システム10の故障が、ブレーキ液のエア噛みであったときは(S2のYes)、弁制御部122は、第1、第2遮断弁60a,60bを制御して、当該第1、第2遮断弁60a,60bを閉じる(閉じた状態を保持)(S7)。そして、駆動制御部123は、モータ72を駆動制御して、第1及び第2スレーブピストン77a,77bを前後動作(ポンピング動作)させる。
すなわち、第1、第2遮断弁60a,60bを閉じた状態で、第1及び第2スレーブピストン77a,77bを前後動作(ポンピング動作)させることで、ブレーキ液のエアを抜けるようにしてエア噛みを解消させ、エア噛みによるブレーキ液圧不足に対処することができる。
また、ブレーキ液のリークの場合は、第1及び第2スレーブピストン77a,77bを前後動作(ポンピング動作)させることで、リークするブレーキ液量よりも多くのブレーキ液を補充できるので、当該前後動作(ポンピング動作)をさせない場合に比べて、長い時間の加圧ができる。
10 車両用制動システム
16 スレーブシリンダ(電気的液圧発生部)
34 マスタシリンダ
60a 第1遮断弁(弁)
60b 第2遮断弁(弁)
72 モータ(電気的アクチュエータ)
77a 第1スレーブピストン(ピストン)
77b 第2スレーブピストン(ピストン)
112 ブレーキペダルストロークセンサ
121 故障検出部
122 弁制御部
123 駆動制御部

Claims (2)

  1. 電気的アクチュエータを作動させることによりピストンを駆動して、液圧で車両に制動力を発生させる電気的液圧発生部と、
    前記電気的液圧発生部に連通し、ブレーキペダルの操作により液圧を発生するマスタシリンダと、
    前記電気的液圧発生部と前記マスタシリンダとの連通を開閉する弁と、
    システムの所定の故障を検出する故障検出部と、
    前記故障検出部で前記故障を検出したときは、前記弁を開いて前記マスタシリンダの液圧を前記電気的液圧発生部側に伝達する弁制御部と、
    前記故障検出部で前記故障を検出したときは、前記ピストンの現在の位置を維持するように前記電気的アクチュエータを制御する駆動制御部とを備え
    前記弁制御部は、前記故障検出部で検出した前記故障がシステム内でのブレーキ液のエア噛みがあった場合は、前記弁を閉じた状態にし、
    前記駆動制御部は、前記故障検出部で検出した前記故障が前記エア噛みであった場合は、前記ピストンの現在の位置の維持に代えて、当該ピストンに前後動作をさせるように前記電気的アクチュエータを制御することを特徴とする車両用制動システム。
  2. 前記ブレーキペダルの操作量を検出するブレーキペダルストロークセンサを備え、
    前記駆動制御部は、前記ピストンの現在の位置を維持するように前記電気的アクチュエータの制御を開始した後、前記ブレーキペダルストロークセンサにより前記ブレーキペダルの操作が解除されたことを検出したときは、前記ピストンを初期位置に戻すように前記電気的アクチュエータを制御することを特徴とする請求項1に記載の車両用制動システム。
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