JP6485252B2 - エンジンの過給装置 - Google Patents

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本発明は、エンジンの過給装置に関するものである。
エンジンへの吸気を過給する電動過給機を設けるとともに、低圧EGRを有する吸排気系としたエンジン、即ち、電動過給機のインペラの上流側にエンジンの排気ガスを供給するためのEGR通路にEGRバルブを設けたエンジンが知られている(特許文献1等)。特許文献1ではパティキュレートフィルタの冷却のために電動過給機を使用している。
特開2009−209721号公報
ところが、図7に示すように、低圧EGRを有する吸排気系に電動過給機200を取り付ける場合、EGRバルブ201が開弁した時に、EGRガス(排気ガス)が電動過給機200のコンプレッサ202を通過する。このとき、排気ガスの一部がモータケース203内部に流れ込み、部品(軸受のグリス、磁石、コイル、鉄心)を腐食、汚染し寿命低下や故障の原因となる。その対策として、例えば、図8(a)および図8(b)に示すように、電動モータ204により発生した回転力をインペラ205に伝えるためのシャフト(回転軸)206における電動モータ204とインペラ205との間の部位においてラビリンス型のシール材207を設けることが考えられる。これによりシャフト206の隙間からガスのモータケース208内への進入を防ぐことが可能となる。この場合には、シール材207の不具合に起因する漏れが発生する可能性がある。また、シール材207が必要となり、シール材207の分だけ軸長が長くなり、大型化を招く。さらに、シール長さが必要となることから軸長が長くなり固有振動数が低下し、共振回転数が下がり、電動モータ204で使用する回転数域において共振が起きやすくなる。
本発明の目的は、排気ガスがモータケース内部に流れ込むのを抑制することができるエンジンの過給装置を提供することにある。
請求項1に記載の発明では、エンジンの吸気通路に設けられたインペラを電動モータで回転させて前記エンジンへの吸気を過給する電動過給機と、前記吸気通路における前記電動過給機のインペラの上流側に前記エンジンの排気ガスを供給するためのEGR通路と、前記EGR通路に設けられたEGRバルブと、前記電動過給機の電動モータを駆動させた後に前記EGRバルブを開弁させる制御手段と、を備えることを要旨とする。
請求項1に記載の発明によれば、EGRバルブの開弁により、EGR通路から、吸気通路における電動過給機のインペラの上流側にエンジンの排気ガスが供給される。ここで、制御手段により、電動過給機の電動モータが駆動された後にEGRバルブが開弁される。これにより、排気ガスがモータケース内部に流れ込むのを抑制することができる。
請求項2に記載の発明では、請求項1に記載のエンジンの過給装置において、前記電動過給機の電動モータは密閉型モータであることを要旨とする。
請求項2に記載の発明によれば、排気ガスがモータケース内部に流れ込むのを抑制しやすくなる。
請求項3に記載の発明では、請求項1または2に記載のエンジンの過給装置において、前記制御手段は、前記EGRバルブの開弁に先立ち前記電動過給機の電動モータを駆動させてモータケース内を新気で充填し、前記モータケース内を新気で充填したことを前記電動過給機の電動モータの回転数から確認することを要旨とする。
請求項3に記載の発明によれば、電動過給機の電動モータの回転数から容易にモータケース内を新気で充填したことを確認することができる。
本発明によれば、排気ガスがモータケース内部に流れ込むのを抑制することができる。
実施形態におけるエンジンの過給装置を模式的に示す構成図。 電動過給機を示す断面図。 作用を説明するためのフローチャート。 作用を説明するためのタイムチャート。 作用を説明するためのエンジン吸気系の概略説明図。 作用を説明するためのエンジン吸気系の概略説明図。 課題を説明するためのエンジン吸気系の概略説明図。 (a)は課題を説明するための電動過給機を示す断面図、(b)は電動過給機の要部拡大図。
以下、本発明を具体化した一実施形態を図面に従って説明する。
図1に示すように、本実施形態におけるエンジンの過給装置10は、電動過給機11と、排気タービン過給機12と、制御手段としての電子制御ユニット(以下、ECUという)15を備えている。
車両にエンジン16が搭載されており、エンジン16の出力が変速機を介して車輪に伝達される。エンジン16には、排気ガスが通る排気通路17および吸入空気が通る吸気通路18が接続されている。排気通路17には、排気タービン過給機12のタービン19が設けられている。一方、吸気通路18には排気タービン過給機12のコンプレッサ20が設けられている。排気タービン過給機12において、コンプレッサ20とタービン19とは一体的に接続され、排気ガスの圧力によってタービン19が回転駆動されるとともにコンプレッサ20も回転する。即ち、排気タービン過給機12はエンジン16の排気ガスのエネルギーによって駆動されて吸入空気を圧縮する。また、吸気通路18において、排気タービン過給機12のコンプレッサ20の下流には順に、第一インタークーラ21、電動過給機11のコンプレッサ22および第二インタークーラ23が設けられている。
電動過給機11のコンプレッサ22は、エンジン16の吸気通路18に設けられたインペラ24を備える。電動過給機11は、インペラ24に回転力を付与する電動モータ25が備えられ、インペラ24は電動モータ25によって回転駆動されて吸入空気を圧縮する。また、吸気通路18には、電動過給機11のコンプレッサ22を迂回するバイパス流路26が連結されている。バイパス流路26の一端は、第一インタークーラ21の下流かつ電動過給機11のコンプレッサ22の上流に接続されている。また、バイパス流路26の他端は、電動過給機11のコンプレッサ22の下流かつ第二インタークーラ23の上流に接続されている。バイパス流路26には逆止弁27が設けられている。
ここで、図1を参照して吸入空気の流れについて説明する。
エンジン16が所定速度以上で回転している場合、排気通路17に流入する排気の圧力によって排気タービン過給機12のタービン19は高速で回転駆動される。これにより、排気タービン過給機12のコンプレッサ20が駆動され、吸気通路18を流通する吸入空気はコンプレッサ20によって圧縮される。この圧縮された吸入空気は第一インタークーラ21によって冷却される。ECU15は、エンジン16が所定速度以上の高速度で回転している場合は、電動過給機11の電動モータ25を停止状態に維持する。
回転駆動していない電動過給機11のコンプレッサ22のインペラ24は、吸気通路18における吸入空気の流れに対する抵抗となる。そのため、吸入空気はバイパス流路26に流入する。この時、吸入空気の圧力によって逆止弁27は開状態となり、吸入空気はバイパス流路26を流通し、再び吸気通路18に流入し、第二インタークーラ23を通過して、エンジン16に流入する。
一方、エンジン16の回転が所定速度以上の高速度回転から所定速度未満の低速度回転に切り替わった場合、排気タービン過給機12のタービン19は排気ガスによる充分なエネルギーを得ることができず、排気タービン過給機12のコンプレッサ20は吸入空気の過給圧を充分に高めることができない。ECU15は、エンジン16が所定速度未満で回転している場合は、電動過給機11の電動モータ25を駆動させる。これによってコンプレッサ22のインペラ24が回転して、充分圧縮されずに排気タービン過給機12のコンプレッサ20を通過した吸気通路18の吸入空気は、第一インタークーラ21を通過して、電動過給機11のコンプレッサ22によって圧縮される。この時、バイパス流路26に設けられた逆止弁27は閉状態であり、吸入空気はバイパス流路26には流通しない。そして、電動過給機11のコンプレッサ22により圧縮された吸入空気は第二インタークーラ23によって冷却された後、エンジン16に流入する。
電動過給機11の詳細を、図2を用いて説明する。
図2に示すように、電動過給機11の電動モータ25は、金属製のモータケース30を備える。モータケース30は、有底円筒状のモータケース本体31と、モータケース本体31の軸方向一端の開口部に固定された円板状のシールプレート32を有する。電動モータ25は密閉型モータであり、モータケース30の内部、即ち、モータケース本体31とシールプレート32とで囲まれた空間は密閉されている。
モータケース30の内部において有底円筒状のモータケース本体31の底部の中央部には軸受支持部33が固定されている。軸受支持部33には固定側軸受34が支持されている。モータケース30の内部においてシールプレート32の中央部には軸受支持部35が固定されている。軸受支持部35には可動側軸受36が支持されている。
電動モータ25のシャフト(回転軸)37は、軸方向の一端側が固定側軸受34によって回転可能に支持されている。電動モータ25のシャフト37は、軸方向の他端側が可動側軸受36によって回転可能に支持されている。軸受支持部35の内部には予圧ばね38が収納されている。この予圧ばね38の軸方向一端は、回り止め部材39を介して可動側軸受36に当接し、予圧ばね38の軸方向他端はシールプレート32に固定されたカバー40の内面に当接している。予圧ばね38は、軸方向に圧縮された状態で回り止め部材39とカバー40との間に配置されている。そして、可動側軸受36には、圧縮された予圧ばね38の原形状へ復帰しようとする力によって荷重が加えられている。予圧ばね38によって可動側軸受36に加えられた荷重は、可動側軸受36を介してシャフト37に伝わり、そのシャフト37を介して固定側軸受34に伝わる。その結果、予圧ばね38によって固定側軸受34が予圧されている。
電動過給機11のコンプレッサ22は、内部にインペラ24が配置される金属製のコンプレッサハウジング43を備える。コンプレッサハウジング43は、コンプレッサハウジング本体部44と、コンプレッサハウジング本体部44に固定された円板状のシールプレート45で構成されている。コンプレッサハウジング本体部44には、気体を吸入するための吸気口46が設けられている。コンプレッサハウジング本体部44とシールプレート45との間には、インペラ24を中心として渦巻状に形成されたスクロール流路47が形成されている。シャフト37における有底円筒状のモータケース本体31の底部からの突出端部にはインペラ24が固定されている。
そして、電動モータ25の駆動に伴いシャフト37に固定されたインペラ24が回転する。このインペラ24の回転に伴いコンプレッサ22の吸気口46からコンプレッサハウジング43に気体が吸入される。さらに、吸入された気体は、インペラ24の回転によってスクロール流路47に送り出され、圧縮された状態でエンジン16に供給される。
このように、電動過給機11は、エンジン16の吸気通路18に設けられたインペラ24を電動モータ25で回転させてエンジン16への吸気を過給する。
図1に示すように、排気通路17におけるタービン19の下流側と吸気通路18における電動過給機11のコンプレッサ20の上流側とはEGR通路13で接続されている。EGR通路13は、吸気通路18における電動過給機11のインペラ24の上流側にエンジン16の排気ガスを供給するためのものである。EGR通路13にEGRバルブ14が設けられている。
このように、低圧EGRと電動過給機11の両方を有する吸排気系となっている。
図1に示すように、電動過給機11の電動モータ25にはECU15が電気的に接続されている。ECU15にはEGRバルブ14が接続されている。ECU15は、エンジン回転速度、ブレーキ操作、アクセル開度、車速、電動モータ25の回転数等に基づいて電動モータ25やEGRバルブ14を制御する。電動モータ25の回転数は回転数センサS1からの信号NmをECU15が受信することにより検知される。EGRの制御について詳しくは、排気ガスの再循環のためにエンジン低回転・低負荷時においてEGRバルブ14が開かれる。
ECU15は、EGRバルブ14の開弁の際に電動過給機11の電動モータ25の駆動タイミングを制御する。即ち、ECU15は、EGRバルブ14の開弁に先立ち電動過給機11の電動モータ25を駆動させてモータケース30内を新気で充填した後にEGRバルブ14を開弁させることができるようになっている。
次に、作用について説明する。
図3にはECU15が実行する処理を示す。図4には、EGRバルブ開指令の発生状況、電動モータの駆動状況、電動モータの回転数の推移、EGRバルブの開閉状況を示す。
図3において、ECU15はステップ100においてEGRバルブ14の開指令に基づきステップ101において電動モータ25が駆動しているか否か判定する。そして、ECU15は電動モータ25が駆動していないとステップ102に移行して電動モータ25を駆動させる(図4のt1のタイミング)。さらに、ステップ103でECU15は電動モータ25の回転数が閾値以上か否か判定し、閾値未満ならばステップ102に戻り電動モータ25の駆動を継続する。
ECU15は電動モータ25の回転数が閾値以上ならば、モータケース30内が新気で充填されモータケース30内が新気で高圧になっており、以後においてEGRガス(排気ガスの一部)がモータケース30内に入ることがなくなったと判定してステップ104に移行してEGRバルブ14を開く(図4のt2のタイミング)。即ち、ECU15は、モータケース30の内部を新気で充填したことを電動モータ25の回転数から確認する。
一方、図4において仮想線Lで示すように、EGRバルブ14の開指令に基づくt1のタイミングで電動モータ25が駆動しており、かつ、電動モータ25の回転数が閾値未満ならば、次のようになる。ステップ101→ステップ103→ステップ102に移行して電動モータ25の駆動を継続する。そして、図4のt3のタイミングで電動モータ25の回転数が閾値になるとモータケース30内が新気で充填したと判定してEGRバルブ14を開く。
このようにして、従来、シャフト(回転軸)37の隙間からEGRガスがモータケース30内部に流れ込むと、軸受34,36のグリス、永久磁石、コイル、コア(鉄心)の汚染・腐食の原因となる。そのため、本実施形態では、EGRバルブ14が開かれる前に、電動過給機11を駆動させモータケース30内部を新気で充填しておく。その後にEGRバルブ14を開くことで、EGRガスのモータケース30内部への流れ込みが防止される。
つまり、図7のように、電動過給機200(電動モータ)を停止している状態で、EGRバルブ201を開くと、モータケース203内部にEGRガスが流れ込んでしまう。
これに対し、本実施形態では、図5に示すようにEGRバルブ14を閉めた状態で電動過給機11を駆動し、その後に図6に示すようにEGRバルブ14を開く。この場合にはモータケース30内部は新気で充填されているためEGRガスがモータケース30の内部に流れ込むことが防止される。
即ち、電動過給機11の停止中にEGRバルブ14を開くとモータケース30内部にEGRガスが流れ込むが、電動過給機11の駆動中にはモータケース30内部は新気で充填されているためEGRガスは流れ込まない。電動過給機11が駆動していなければ、EGRバルブ14は閉じたまま待機して、電動過給機11を先に駆動させモータケース30内部が新気で充填してから、EGRバルブ14を開く。
このように、EGRガスのモータケース30内部への流れ込みを制御方法で防止でき、軸受34,36のグリスが排気ガスで劣化する等を防止することができる。また、図8でのシール材207を不要にでき、部品点数の削減、回転軸長の短縮化(体格ダウン)を図ることができる。また、シール材207の不具合に起因する漏れの発生を回避できる。さらに、シール材が不要となることから、大型化を回避できるとともにシール長さが不要となり、固有振動数が低くなることもなく電動モータで使用する回転数域において共振を防止することができる。
上記実施形態によれば、以下のような効果を得ることができる。
(1)エンジンの過給装置10の構成として、エンジン16の吸気通路18に設けられたインペラ24を電動モータ25で回転させてエンジン16への吸気を過給する電動過給機11を備える。また、吸気通路18における電動過給機11のインペラ24の上流側にエンジン16の排気ガスを供給するためのEGR通路13と、EGR通路13に設けられたEGRバルブ14を備える。さらに、電動過給機11の電動モータ25を駆動させた後にEGRバルブ14を開弁させるECU15を備える。よって、排気ガスがモータケース30内部に流れ込むのを抑制することができる。
(2)電動過給機11の電動モータ25は密閉型モータであるので、排気ガスがモータケース30内部に流れ込むのを抑制しやすくなる。
(3)ECU15は、EGRバルブ14の開弁に先立ち電動過給機11の電動モータ25を駆動させてモータケース30内を新気で充填し、モータケース30内を新気で充填したことを電動過給機11の電動モータ25の回転数から確認する。よって、電動過給機11の電動モータ25の回転数から容易にモータケース30内を新気で充填したことを確認することができる。
実施形態は前記に限定されるものではなく、例えば、次のように具体化してもよい。
・図3のステップ103において電動モータ25の回転数が閾値になるとモータケース30内が新気で充填されたと判定した。これに代わり、モータケース30内の圧力を測定してモータケース30内の圧力が閾値以上になるとモータケース30内が新気で充填されたと判定してもよい。他にも、電動モータ25の駆動時間を測定して電動モータ25の駆動時間が閾値以上になるとモータケース30内が新気で充填されたと判定してもよい。このようにモータケース30内部の充填の確認は圧力センサか電動過給機の駆動時間を使うことができるが、一瞬で充填するならば時間計測のみでセンサを省略することも可能である。
・モータケース30内を新気で充填可能であるならば、電動過給機の電動モータ25は密閉型モータでなくてもよい。
・電動過給機の電動モータ25は永久磁石埋め込みタイプのモータでなくてもよく、その形式は問わない。
・吸気通路18における排気タービン過給機のコンプレッサ20と電動過給機のコンプレッサ22の配置位置として、図1では上流側に排気タービン過給機のコンプレッサ20を設けたが、これに代わり、上流側に電動過給機のコンプレッサ22を設けてもよい。
・図1における排気タービン過給機12はなくてもよい。
10…エンジンの過給装置、11…電動過給機、13…EGR通路、14…EGRバルブ、15…ECU、16…エンジン、18…吸気通路、24…インペラ、25…電動モータ、30…モータケース。

Claims (3)

  1. エンジンの吸気通路に設けられたインペラを電動モータで回転させて前記エンジンへの吸気を過給する電動過給機と、
    前記吸気通路における前記電動過給機のインペラの上流側に前記エンジンの排気ガスを供給するためのEGR通路と、
    前記EGR通路に設けられたEGRバルブと、
    前記電動過給機の電動モータ駆動前記EGRバルブ開弁を制御する制御手段と、を備え
    前記制御手段は、前記EGRバルブの開弁によって排気ガスを再循環させる前記EGRバルブの開指令が発生したことに基づいて、前記電動過給機の電動モータが駆動しているか否かを判定し、駆動していない場合には、前記EGRバルブを閉じた状態のままで、前記電動過給機の電動モータを駆動させた後に前記EGRバルブを開弁させることを特徴とするエンジンの過給装置。
  2. 前記電動過給機の電動モータは密閉型モータであることを特徴とする請求項1に記載のエンジンの過給装置。
  3. 前記制御手段は、前記EGRバルブの開弁に先立ち前記電動過給機の電動モータを駆動させてモータケース内を新気で充填し、前記モータケース内を新気で充填したことを前記電動過給機の電動モータの回転数から確認することを特徴とする請求項1または2に記載のエンジンの過給装置。
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