JP6485207B2 - 圧入部材付きプレスフィットピン及びコネクタ - Google Patents

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Description

本発明は、コネクタに関する。
プリント基板に対してプレスフィット方式(圧入方式)で装着されるコネクタが知られている。例えば、図1に示すコネクタ200は、回路基板100に形成されたスルーホール101内に圧入されたプレスフィットピン201を有している。プレスフィットピン201は、スルーホール101内に挿入される先端部が、スルーホール101の内径よりも幅が広く且つ弾性変形可能に形成されている。そして、プレスフィットピン201は、スルーホール101内に先端部を挿入することで、この先端部がスルーホール101の内壁面に圧接し、電気的導通が確保される。
プレスフィット方式のコネクタ200においては、プレスフィットピン201をスルーホール101に圧入する際、プレスフィットピン201の先端部がスルーホール101の縁部に当たってしまい、適正に挿入されずに座屈する場合がある。その要因として、例えば、プレスフィットピン201の製造工程において先端部に曲がりが生じる場合が挙げられる。また、プレスフィットピン201の圧入時に作業者がその先端部に触れたり、何かに接触させたりする等のハンドリング不良に起因してプレスフィットピン201の座屈を招くことも想定される。このため、プレスフィットピン201の圧入後に回路基板100の裏面側を目視し、プレスフィットピン201の先端が回路基板100の裏面から突出しているか否かで、プレスフィットピン201の座屈の有無を確認することが行われている。
しかし、近年では、伝送信号の高速化によってプレスフィットピン201の長さが短縮されており、図2に示すように、スルーホール101への圧入後におけるプレスフィットピン201の先端が、回路基板100の裏面から突出しない場合がある。このような場合、プレスフィットピン201の座屈の有無を目視によって確認することが困難となる。
更に、近年では、回路基板100の表面側と裏面側にコネクタを設置し、同じスルーホール101の両側からプレスフィットピン201を圧入する場合もある。このような場合、同じスルーホール101に対して後から圧入されるプレスフィットピン201については、従来、座屈の有無を目視によって確認することは困難であった。
ここで、プレスフィットピン201の圧入後に、プレスフィットピン201と回路基板100との導通検査が行われることで、プレスフィットピン201の座屈による導通不良を検出できる場合がある。しかしながら、この場合においてもプレスフィットピン201の圧入作業をやり直す必要があるため、製造効率の低下を招く要因となる。また、圧入後のプレスフィットピン201が座屈している場合であっても導通検査を通過してしまう場合もある。この場合、製品出荷後の温度変動や振動等の環境要因によってプレスフィットピン201と回路基板100とが絶縁する場合があり、出荷後の製品に導通不良が起こる虞がある。
これに関連して、プレスフィットピンを保持するプレスフィット部に、プレスフィットピンの座屈を確認するための貫通窓が設けられたコネクタも提案されている(例えば、特許文献1を参照)。
特開2012−216293号公報 特開2002−237664号公報
たしかに、座屈しているプレスフィットピンがちょうど貫通窓の位置に存在すれば、プレスフィットピンの座屈を発見することができる。しかしながら、座屈しているプレスフィットピンの位置が貫通窓の位置と異なる場合、プレスフィットピンの座屈を発見することは困難である。また、そもそも貫通窓を覗いて、プレスフィットピンにおける座屈の有無を確認する作業は手間が掛かり、容易とは言えない。
本件は、上記の課題に鑑みてなされたものであり、回路基板のスルーホールにプレスフィットピンを圧入した際に、プレスフィットピンの座屈の有無を目視によって簡単に確認できる技術を提供することを目的とする。
本件の一観点によると、回路基板のスルーホールに圧入される圧入部と、前記圧入部に接続されると共に前記圧入部を前記スルーホールに圧入させるための押圧力を受ける被押圧部と、を有するプレスフィットピンと、前記プレスフィットピンを挿抜自在に保持する貫通孔と、前記圧入部が突出するように前記貫通孔に保持された前記プレスフィットピンの前記被押圧部に前記押圧力を伝達する押圧部と、を有する圧入部材と、を備える、コネクタが提供される。
本件によれば、回路基板のスルーホールにプレスフィットピンを圧入した際に、プレスフィットピンの座屈の有無を目視によって簡単に確認できる技術を提供できる。
図1は、従来のプレスフィット方式のコネクタを説明する図である(1)。 図2は、従来のプレスフィット方式のコネクタを説明する図である(2)。 図3は、実施形態1に係るプレスフィット方式のコネクタにおいて、プレスフィットピンを装着した圧入シートを示す図である。 図4は、実施形態1に係るコネクタを回路基板に取り付けた状態を示す図である。 図5は、実施形態1に係るプレスフィットピンの圧入工程を説明する図である(1)。 図6は、実施形態1に係るプレスフィットピンの圧入工程を説明する図である(2)。 図7は、実施形態1に係るプレスフィットピンの圧入工程を説明する図である(3)。 図8は、実施形態1に係るプレスフィットピンの圧入工程を説明する図である(4)。 図9は、実施形態1に係る圧入後のプレスフィットピンから圧入シートを取り外した状態を示す図である。 図10は、実施形態1に係るプレスフィットピンの圧入部11に座屈が生じている場合を示す図である。 図11は、実施形態1に係るハウジングを説明する図である。 図12は、実施形態1に係るプレスフィットピンにハウジングを装着する工程を示す図である(1)。 図13は、実施形態1に係るプレスフィットピンにハウジングを装着する工程を示す図である(2)。 図14は、実施形態1に係るプレスフィットピンにハウジングを装着する工程を示す図である(3)。 図15は、実施形態1に係る回路基板の両面にコネクタを打込む態様を説明する図である(1)。 図16は、実施形態1に係る回路基板の両面にコネクタを打込む態様を説明する図である(2)。 図17は、実施形態1に係る回路基板の両面にコネクタを打込む態様を説明する図である(3)。 図18は、実施形態2に係るコネクタのプレスフィットピンおよび圧入シートを示す図である。 図19は、実施形態2に係るコネクタのプレスフィットピンおよびハウジングを示す図である。 図20は、実施形態3に係るコネクタのプレスフィットピンおよび圧入シートを示す図である。 図21は、実施形態3に係るコネクタのプレスフィットピンおよびハウジングを示す図である。 図22は、実施形態4に係るコネクタのプレスフィットピンおよび圧入シートを示す図である。 図23は、実施形態4に係るコネクタのプレスフィットピンおよびハウジングを示す図である。
以下、図面を参照しながら本件に関する実施形態を詳細に説明する。
<実施形態1>
図3は、実施形態1に係るプレスフィット方式のコネクタ1において、プレスフィットピン10を装着した圧入シート20を示す図である。図4は、実施形態1に係るコネクタ1を回路基板100に取り付けた状態を示す図である。コネクタ1は、複数のプレスフィットピン10と、複数のプレスフィットピン10を保持してこれらを回路基板100のスルーホール101に圧入するための圧入シート20、ハウジング30等を備えている。圧入シート20は、圧入部材の一例である。
回路基板100は例えばプリント配線板であり、スルーホール101は回路基板100の回路と電気的に接続されている。コネクタ1は、回路基板100のスルーホール101に、プレスフィット(圧入)方式でプレスフィットピン10を固定し、例えばコネクタ1に接続される外部回路と、回路基板100側の回路とを電気的に接続する部品である。
図4において、プレスフィットピン10は、基端側から先端側にかけて、圧入部11、フランジ部12、拡幅部13、接続ピン部14がこれらの順に形成されている。圧入部11は、プレスフィットピン10の基端側に設けられており、各スルーホール101に圧入される。圧入部11は、外周の大きさが部分的に拡大して縮径方向に弾性変形可能である。コネクタ1を回路基板100に固定する際、スルーホール101に圧入部11を圧入するだけで、圧入部11の外周面がスルーホール101の内壁面に圧接して電気的導通が確保される。ここで、コネクタ1の端子数、即ちプレスフィットピン10の数は特定の数に限定されない。
プレスフィットピン10における所定位置には、各スルーホール101の縁部に当接することでプレスフィットピン10の挿入深さを規定するフランジ部12が形成されている
。フランジ部12は、鍔形状を有しており、スルーホール101の直径よりも幅広であり、スルーホール101の直径よりも横幅寸法が大きい。
ハウジング30は、例えば、コネクタ1に接続される外部部品に対応する形状および大きさを有しているホルダー部材である。コネクタ1は、図3に示す圧入シート20を用いてプレスフィットピン10を各スルーホール101に圧入固定した後、プレスフィットピン10から圧入シート20を取り外してから、ハウジング30に各プレスフィットピン10を装着する。
まず、圧入シート20を用いてプレスフィットピン10を回路基板100のスルーホール101に圧入する手順について説明する。圧入シート20は、コネクタ1のプレスフィットピン10を挿抜自在に保持するための貫通孔21を有するシート状部材である。圧入シート20には、例えばモールド樹脂等、弾性を有する材料を使用することができる。また、圧入シート20は、コネクタ1の端子数、即ちプレスフィットピン10の数に対応する数の貫通孔21を有している。図3に示すように、圧入シート20には、プレスフィットピン10がグリッド状に配列された状態で保持されている。
図5〜図8は、実施形態1に係る圧入シート20によってプレスフィットピン10を回路基板100のスルーホール101に圧入する圧入工程を説明する図である。図3および図5に示すように、プレスフィットピン10の接続ピン部14は、圧入シート20における上面20a側から貫通孔21の外部に突出している。また、プレスフィットピン10のフランジ部12および圧入部11は、圧入シート20における下面20b側から貫通孔21の外部に突出している。
図5に示すように、本実施形態における圧入シート20は、その貫通孔21に、プレスフィットピン10を挿抜自在に保持することができる。図6は、実施形態1に係るプレスフィットピン10の詳細構造を説明する図である。
プレスフィットピン10の拡幅部13は、接続ピン部14に比べて、横幅寸法が大きい部位として形成されている。ここで、横幅寸法は、プレスフィットピン10の長手軸方向に直交する方向の寸法をいう。本実施形態において、プレスフィットピン10の拡幅部13は、圧入部11側に近接するに従い徐々に拡幅するテーパ面131を有する。拡幅部13のテーパ面131は下端位置において横幅寸法が最大となる。以下では、拡幅部13の最大寸法を「拡幅部横幅最大寸法W1」と呼ぶ。また、拡幅部13における圧入部11側の端部、即ちテーパ面131の下端には、プレスフィットピン10の長手軸方向に直交する係止面132が形成されている。係止面132の詳細については後述するが、ハウジング30をプレスフィットピン10に装着する際、係止面132によってハウジング30を係止することで、プレスフィットピン10からのハウジング30の抜け出しが抑制されるようになっている。本実施形態においては、係止面132が係止部の一例である。
本実施形態では、拡幅部13における拡幅部横幅最大寸法W1を、圧入シート20における貫通孔21の直径である貫通孔直径W2よりも若干大きな寸法に設定している(W1>W2)。これにより、圧入シート20の貫通孔21にプレスフィットピン10を挿入した際、プレスフィットピン10の自重によって脱落することなくプレスフィットピン10を圧入シート20に保持することができる。また、後の工程において、プレスフィットピン10をスルーホール101に圧入した後、プレスフィットピン10から圧入シート20を手で外せる程度の保持力に調整することができる。なお、本実施形態では、フランジ部12の横幅寸法であるフランジ部横幅寸法W3を、貫通孔直径W2よりも大きな寸法に設定している(W3>W2)。
次いで、図7に示すように、回路基板100におけるスルーホール101に、圧入シート20に装着されたプレスフィットピン10の位置を合わせし、圧入シート20を回路基板100上に仮置きする。ここで、プレスフィットピン10の拡幅部横幅最大寸法W1は圧入シート20の貫通孔直径W2よりも若干大きいため、プレスフィットピン10が自重によって圧入シート20から脱落することなく圧入シート20を回路基板100上に仮置きすることができる。なお、本実施形態では、圧入シート20に対してプレスフィットピン10を、糊や粘着テープなどで仮固定してもよい。この場合、上記のような拡幅部横幅寸法W1と貫通孔直径W2の大小関係についての細かな調整は必ずしも必要がない。例えば、圧入シート20の上面20a側から粘着テープ等によってプレスフィットピン10を仮固定してもよいし、他の方法を採用してもよい。
次に、図7に示すように、圧入シート20の上面20aに、圧入治具40を載置し、図示しない圧入装置を用いて圧入治具40を下方、即ち回路基板100側に向けて押圧する。圧入治具40には、各プレスフィットピン10の接続ピン部14を収容する収容孔41が設けられている。プレスフィットピン10の接続ピン部14を収容孔41に収容することで、圧入装置の押圧力がプレスフィットピン10の接続ピン部14に作用することを回避できる。これにより、プレスフィットピン10の接続ピン部14が曲がったり、損傷することを抑制することができる。
図7には、圧入装置からの押圧力が、圧入治具40は、圧入シート20、プレスフィットピン10に順次伝達される様子を、白抜き矢印によって概念的に表している。圧入装置からの押圧力は、まず、圧入治具40を介して圧入シート20の上面20aに伝達される。ここで、圧入シート20の下面20bには、プレスフィットピン10のフランジ部12の上面が当接した状態で位置決めされている。そのため、圧入シート20に伝達された押圧力は、圧入シート20の下面20bからプレスフィットピン10のフランジ部12に伝達される。つまり、圧入シート20の下面20bによってプレスフィットピン10のフランジ部12が押圧され、図8に示すように、プレスフィットピン10の圧入部11が回路基板100のスルーホール101に圧入される。
なお、プレスフィットピン10の圧入部11は、スルーホール101よりも大きな外径を有し、縮径方向に弾性変形可能である。そのため、プレスフィットピン10の圧入部11は、外周面をスルーホール101の内壁面に圧接させながらスルーホール101内に圧入される。そして、プレスフィットピン10のフランジ部12がスルーホール101の縁部に当接するまで圧入部11が挿入される。なお、図8は、圧入シート20の上面20aに載置されていた圧入治具40を取り外した後の状態を示している。
ここで、本実施形態に係る圧入シート20は、貫通孔21に対してプレスフィットピン10を挿抜自在に装着している。そこで図9に示すように、回路基板100のスルーホール101に圧入された状態のプレスフィットピン10から圧入シート20を取り外す。これにより、プレスフィットピン10の圧入部11における座屈の有無を目視によって、直接確認することができる。例えば、図10は、プレスフィットピン10の圧入部11に座屈が生じている場合を示す図である。このような場合においても、本実施形態によれば、プレスフィットピン10の圧入部11に生じた座屈を見落とすことなく、容易に発見できる。なお、プレスフィットピン10から圧入シート20を取り外した際に、座屈しているプレスフィットピン10は、圧入シート2と一緒に持ち上がったり、回路基板100上に横倒しになる場合もある。そのようなプレスフィットピン10は、スルーホール101内に圧入部11が正常に圧入されなかったことを示しており、このようにしてプレスフィットピン10の座屈の有無を目視で容易に確認することができる。
また、本実施形態によれば、圧入後のプレスフィットピン10から圧入シート20を取
り外すことができるため、多数のプレスフィットピン10における座屈の有無を一目で確認することができる。したがって、プレスフィットピン10における座屈の有無を確認する作業に手間が掛からず、容易に確認作業を行うことができる。
次に、本実施形態においては、図11に示すハウジング30を準備し、圧入シート20を取り外した後のプレスフィットピン10に対してハウジング30を装着する。ハウジング30は、底部31と、この底部31から立ち上がる側壁部32を有している。ハウジング30の底部31には、各プレスフィットピン10を装着する装着孔33が設けられている。ハウジング30の装着孔33は、プレスフィットピン10の接続ピン部14を挿通させるためのピン挿通部330、プレスフィットピン10の拡幅部13を収容するための第1収容部331、フランジ部12を収容するための第2収容部332を含む。ここで、ピン挿通部330は、直径がプレスフィットピン10の接続ピン部14の横幅よりも僅かに大きい円柱形状を有する空間である。また、第1収容部331は、プレスフィットピン10の拡幅部13を収容可能な円錐台形状を有する空間である。また、第2収容部332は、プレスフィットピン10のフランジ部12を収容可能な円柱形状を有する空間である。
図12〜図14は、プレスフィットピン10にハウジング30を装着する工程を示す図である。プレスフィットピン10にハウジング30を装着する際、まず図12に示すように、ハウジング30の各装着孔33にプレスフィットピン10の接続ピン部14を挿通させる。ハウジング30の装着孔33に接続ピン部14を挿通させてゆくと、拡幅部13が、装着孔33における第1収容部331と第2収容部332との間のピン挿通部330の縁壁334に当接し、これを押圧する。本実施形態におけるハウジング30には、例えばモールド樹脂等、弾性を有する材料が使用されている。したがって、図13に示すように、プレスフィットピン10における拡幅部13(テーパ面131)による押圧によってハウジング30における縁壁334が弾性変形し、縁壁334によって形成されているピン挿通部330が押し広げられる。これによって、ハウジング30の第1収容部331内にプレスフィットピン10の拡幅部13が進入し、拡幅部13の全体が第1収容部331内に収容された時点で、プレスフィットピン10へのハウジング30の装着が完了する。なお、この時点で、プレスフィットピン10における拡幅部13の係止面132が、ハウジング30の第1収容部331の底面、言い換えると、縁壁334を係止した状態となる。そのため、プレスフィットピン10からハウジング30を不用意に抜け難くすることができる。
また、本実施形態においては、プレスフィットピン10の拡幅部13がテーパ面131を有しているため、容易にピン挿通部330を押し広げることができ、簡単にハウジング30を装着することができる。なお、プレスフィットピン10に対するハウジング30の装着は、手作業で行ってもよいし、機械を用いて行ってもよい。以上のように、プレスフィットピン10にハウジング30を装着することで、図4に示したコネクタ1が完成する。
以上のように、コネクタ1は、プレスフィットピン10、挿抜自在に保持したプレスフィットピン10をスルーホール101に圧入する圧入シート20、圧入シート20を外したプレスフィットピン10に装着可能なハウジング30等を備える。このようなコネクタ1によれば、スルーホール101へのプレスフィットピン10の圧入後、プレスフィットピン10の圧入部11における座屈の有無を目視によって容易に確認することができる。
また、本実施形態におけるプレスフィットピン10は、圧入部11をスルーホール101に圧入させる際に圧入シート20における貫通孔21の縁部から押圧力を受けるフランジ部12を有する。これにより、回路基板100におけるスルーホール101に対してプレスフィットピン10の圧入部11を容易に圧入することができる。なお、本実施形態に
おいては、プレスフィットピン10のフランジ部12が被押圧部の一例であり、フランジ部12に押圧力を伝達する貫通孔21の縁部が押圧部の一例である。
また、本実施形態に係るコネクタ1は、回路基板100の両面に打込むことができる。図15〜図17は、実施形態1に係る回路基板100の両面にコネクタ1を打込む態様を説明する図である。図15〜図17に示す例では、回路基板100におけるスルーホール101の両側からプレスフィットピン10を圧入している。図15は、回路基板100の上面100aにコネクタ1を打込んだ後(図4を参照)、回路基板100を裏返して回路基板100の下面100b側から圧入シート20を介してプレスフィットピン10をスルーホール101に圧入している。なお、圧入シート20を用いたプレスフィットピン10の圧入は、図7、図8において説明した通りであり、ここでの説明は割愛する。
そして、図16に示すように、回路基板100のスルーホール101に圧入されたプレスフィットピン10から圧入シート20を取り外し、プレスフィットピン10の圧入部11における座屈の有無を目視によって確認する。そして、図17に示すように、プレスフィットピン10にハウジング30を装着することで、回路基板100の下面100b側に取り付けられたコネクタ1が完成する。以上のようにして、回路基板100の両面にコネクタ1を打込むことができる。
<実施形態2>
次に、実施形態2について説明する。実施形態2に係るコネクタ1は、プレスフィットピン10A、圧入シート20A、およびハウジング30Aを備える。以下、実施形態1に係るプレスフィットピン10、圧入シート20、およびハウジング30との相違点を中心に説明する。図18は、実施形態2に係るコネクタ1のプレスフィットピン10Aおよび圧入シート20Aを示す図である。図19は、実施形態2に係るコネクタ1のプレスフィットピン10Aおよびハウジング20Aを示す図である。
実施形態2に係るプレスフィットピン10Aは、フランジ部12を備えていない点で、実施形態1に係るプレスフィットピン10と相違する。また、本実施形態における圧入シート20Aは、圧入シート20Aの厚さ方向に沿って貫通孔21の断面形状が相違している。符号21aは、接続ピン部14の横幅よりも若干大きな直径を有する円柱形状の空間である「第1孔部」である。符121bは、第1孔部21aよりも直径が拡径された空間である「第2孔部」である。第2孔部21bは、円錐台と円柱を組み合わせた形状を有しており、その一部にテーパ押圧面22を含む。テーパ押圧面22は、貫通孔21の内壁面の一部であり、図17に示すように、圧入シート20Aにプレスフィットピン10Aを保持した状態で、拡幅部13のテーパ面131に対向配置されている。
また、本実施形態において、プレスフィットピン10Aの拡幅部13における拡幅部横幅最大寸法を、圧入シート20Aにおける第2孔部21bの最大直径よりも若干大きな寸法に設定している。これにより、圧入シート20Aの貫通孔21にプレスフィットピン10Aを挿入した際、プレスフィットピン10Aの自重によって脱落することなくプレスフィットピン10Aを圧入シート20Aに保持することができる。また、実施形態1と同様に、圧入シート20Aに対してプレスフィットピン10Aを、糊や粘着テープなどで仮固定してもよい。
本実施形態においては、プレスフィットピン10Aを回路基板100のスルーホール101に圧入する際、圧入治具40を介して伝達される押圧力が圧入シート20Aのテーパ押圧面22から拡幅部13のテーパ面131に伝達される。即ち、圧入シート20Aのテーパ押圧面22によって、プレスフィットピン10Aのテーパ面131が押圧される結果、プレスフィットピン10Aの圧入部11がスルーホール101に圧入される。本実施形
態においては、拡幅部13のテーパ面131が被押圧部の一例であり、圧入シート20Aのテーパ押圧面22が押圧部の一例である。なお、本実施形態においても、プレスフィットピン10Aの圧入後、プレスフィットピン10Aから圧入シート20Aを取り外すことで、プレスフィットピン10Aにおける座屈の有無を目視によって容易に確認することが可能である。
次に、図19を参照して、本実施形態におけるハウジング30Aを説明する。ハウジング30Aは、装着孔33の形状が実施形態1に係るハウジング30と相違している。上記のように、本実施形態におけるプレスフィットピン10Aはフランジ部12を有していないため、ハウジング30Aは上述した第2収容部332を有していない。即ち、ハウジング30Aにおける装着孔33は、プレスフィットピン10の接続ピン部14を収容するためのピン挿通部330と、拡幅部13を収容するための第1収容部331を含む。ピン挿通部330は、プレスフィットピン10Aの接続ピン部14を収容可能な円柱形状の孔部である。また、第1収容部331は、プレスフィットピン10の拡幅部13を収容可能な円錐台形状を有する孔部である。
本実施形態においても、圧入シート20Aが取り外されたプレスフィットピン10Aに対して、ハウジング30Aが装着される。即ち、ハウジング30Aの下面300a側に位置するピン挿通部330の縁壁334を拡幅部13(テーパ面131)によって押圧し、弾性変形させながら、ハウジング30Aの装着孔33にプレスフィットピン10Aを装着する。そして、プレスフィットピン10Aにおける拡幅部13のテーパ面131が縁壁334を乗り越え、拡幅部13の係止面132がハウジング30Aの縁壁334を係止する。これにより、プレスフィットピン10Aからのハウジング30Aの不用意な抜け出しが抑制されるようになる。なお、本実施形態においては、プレスフィットピン10Aの拡幅部13が、プレスフィットピン10Aの軸方向に傾斜したテーパ面131を有しているため、プレスフィットピン10Aにハウジング30Aを容易に装着できる。
<実施形態3>
次に、実施形態3について説明する。実施形態3に係るコネクタ1は、プレスフィットピン10B、圧入シート20B、およびハウジング30Bを備える。以下、実施形態2に係るプレスフィットピン10A、圧入シート20A、およびハウジング30Aとの相違点を中心に説明する。図20は、実施形態3に係るコネクタ1のプレスフィットピン10Bおよび圧入シート20Bを示す図である。図21は、実施形態3に係るコネクタ1のプレスフィットピン10Bおよびハウジング20Bを示す図である。
プレスフィットピン10Bは、拡幅部13Bの形状が実施形態2に係るプレスフィットピン10Aの拡幅部13と相違する。具体的には、プレスフィットピン10Bにおける拡幅部13Bは、テーパ面131の下端部に、テーパ係止面132Bが接続されている。テーパ係止面132Bは、テーパ面131との接続端において横幅寸法が最大であり、テーパ面131から離反するに従い徐々にその横幅寸法が小さくなるテーパ面である。
一方、圧入シート20Bにおける貫通孔21は、圧入シート20Aと同様、第1孔部21aと、第2孔部21bとを含んでいる。また、第2孔部21bには、圧入シート20Bにプレスフィットピン10Bを保持した状態で、拡幅部13Bのテーパ面131に対向配置されるテーパ押圧面22が設けられている。
また、本実施形態において、プレスフィットピン10Bの拡幅部13Bにおける拡幅部横幅最大寸法を、圧入シート20Bにおける第2孔部21bの最大直径よりも若干大きな寸法に設定している。これにより、圧入シート20Bの貫通孔21にプレスフィットピン10Bを挿入した際、プレスフィットピン10Bの自重によって脱落することなくプレス
フィットピン10Bを圧入シート20Bに保持することができる。また、上述の実施形態と同様に、圧入シート20Bに対してプレスフィットピン10Bを、糊や粘着テープなどで仮固定してもよい。
本実施形態においては、プレスフィットピン10Bを回路基板100のスルーホール101に圧入する際、圧入治具40を介して伝達される押圧力が圧入シート20Bのテーパ押圧面22から拡幅部13Bのテーパ面131に伝達される。即ち、圧入シート20Bのテーパ押圧面22によって、プレスフィットピン10Bのテーパ面131が押圧される結果、プレスフィットピン10Bの圧入部11がスルーホール101に圧入される。本実施形態においては、拡幅部13Bのテーパ面131が被押圧部の一例であり、圧入シート20Bのテーパ押圧面22が押圧部の一例である。なお、本実施形態においても、プレスフィットピン10Bの圧入後、プレスフィットピン10Bから圧入シート20Bを取り外すことで、プレスフィットピン10Bにおける座屈の有無を目視によって容易に確認することが可能である。
次に、図21を参照して、本実施形態におけるハウジング30Bを説明する。ハウジング30Bは、装着孔33の形状が実施形態2に係るハウジング30Aと相違している。より具体的には、ハウジング30Bは、プレスフィットピン10の接続ピン部14を収容するためのピン挿通部330と、拡幅部13Bを収容するための第1収容部331Bを含む。ハウジング30Bにおける第1収容部331Bは、二つの円錐台形状を組み合わせた形状を有している。
本実施形態においても、圧入シート20Bが取り外されたプレスフィットピン10Bに対して、ハウジング30Bが装着される。即ち、ハウジング30Bの下面300a側に位置するピン挿通部330の縁壁334を拡幅部13B(テーパ面131)によって押圧し、弾性変形させながら、ハウジング30Bの装着孔33にプレスフィットピン10Bを装着する。そして、プレスフィットピン10Bにおける拡幅部13Bのテーパ面131が縁壁334を乗り越え、拡幅部13Bのテーパ係止面132Bがハウジング30Bの縁壁334を係止する。これにより、プレスフィットピン10Bからのハウジング30Bの不用意な抜け出しが抑制されるようになる。なお、本実施形態においては、プレスフィットピン10Bの拡幅部13Bが、プレスフィットピン10Bの軸方向に傾斜したテーパ面131を有しているため、プレスフィットピン10Bにハウジング30Bを容易に装着できる。
<実施形態4>
次に、実施形態4について説明する。実施形態4に係るコネクタ1は、プレスフィットピン10C、圧入シート20C、およびハウジング30Cを備える。以下、実施形態3に係るプレスフィットピン10B、圧入シート20B、およびハウジング30Bとの相違点を中心に説明する。図22は、実施形態4に係るコネクタ1のプレスフィットピン10Cおよび圧入シート20Cを示す図である。図23は、実施形態4に係るコネクタ1のプレスフィットピン10Cおよびハウジング20Cを示す図である。
プレスフィットピン10Cは矩形状の拡幅部13Cを備え、この拡幅部13Cは上面としての被押圧面131Cと、下面としての係止面132Cと、側面133Cによって画定されている。
一方、圧入シート20Cにおける貫通孔21は、圧入シート20Bと同様、第1孔部21aと、第2孔部21bとを含んでいる。本実施形態における第2孔部21bは、第1孔部21aよりも直径が大きい円柱形状を有する空間であり、拡幅部13Cを収容するための空間として形成されている。また、圧入シート20Cの第2孔部21bには、圧入シー
ト20Cにプレスフィットピン10Cを保持した状態で、拡幅部13Cの被押圧面131Cに対向配置される押圧面22Cが設けられている。押圧面22Cは、プレスフィットピン10Cをスルーホール101に圧入する際、プレスフィットピン10Cにおける拡幅部13Cの被押圧面131Cに押圧力を伝達する。
また、本実施形態において、プレスフィットピン10Cの拡幅部13Cにおける拡幅部横幅最大寸法を、圧入シート20Cにおける第2孔部21bの直径よりも若干大きな寸法に設定している。これにより、圧入シート20Cの貫通孔21にプレスフィットピン10Cを挿入した際、プレスフィットピン10Cの自重によって脱落することなくプレスフィットピン10Cを圧入シート20Cに保持することができる。また、上述の実施形態と同様に、圧入シート20Cに対してプレスフィットピン10Cを、糊や粘着テープなどで仮固定してもよい。
本実施形態においては、プレスフィットピン10Cをスルーホール101に圧入する際、圧入治具40を介して伝達される押圧力が圧入シート20Cの押圧面22Cから拡幅部13Cの被押圧面131Cに伝達される。即ち、圧入シート20Cの押圧面22Cによって、プレスフィットピン10Cの被押圧面131Cが押圧される結果、プレスフィットピン10Cの圧入部11がスルーホール101に圧入される。本実施形態においては、拡幅部13Cの被押圧面131Cが被押圧部の一例であり、圧入シート20Cの押圧面22Cが押圧部の一例である。なお、本実施形態においても、プレスフィットピン10Cの圧入後、プレスフィットピン10Cから圧入シート20Cを取り外すことで、プレスフィットピン10Cにおける座屈の有無を目視によって容易に確認することが可能である。
次に、図23を参照して、本実施形態におけるハウジング30Cを説明する。ハウジング30Cは、装着孔33の形状が実施形態3に係るハウジング30Bと相違している。具体的には、ハウジング30Cは、プレスフィットピン10の接続ピン部14を収容するためのピン挿通部330と、拡幅部13Cを収容するための第1収容部331Cを含む。第1収容部331Cは円柱形状を有する空間である。
本実施形態においても、圧入シート20Cが取り外されたプレスフィットピン10Cに対して、ハウジング30Cが装着される。即ち、ハウジング30Cの下面300a側に位置するピン挿通部330の縁壁334を拡幅部13Cによって押圧し、弾性変形させながら、ハウジング30Cの装着孔33にプレスフィットピン10Cを装着する。そして、プレスフィットピン10Cにおける拡幅部13Cが縁壁334を乗り越え、拡幅部13Cの係止面132Cがハウジング30Cの縁壁334を係止する。これにより、プレスフィットピン10Cからのハウジング30Cの不用意な抜け出しが抑制されるようになる。
なお、本実施形態に係るプレスフィットピン10Cにおいては、拡幅部13Cの被押圧面131Cがプレスフィットピン10Cの軸方向に直交している。そのため、プレスフィットピン10Cの圧入時において、圧入シート20Cの押圧面22Cによって圧入装置からの押圧力を効率よくプレスフィットピン10Cの被押圧面131Cに伝達することができる。
以上、実施形態に沿ってコネクタについて説明したが、各実施形態には種々の変更、改良、組み合わせ等が可能である。また、実施形態2乃至4に示すように、プレスフィットピン10の拡幅部は、種々の形状を採用することができる。また、各実施形態に係る圧入シートの機能をハウジングに持たせ、ハウジングに圧入シートを兼ねさせてもよい。
1・・・コネクタ
10・・・プレスフィットピン
11・・・圧入部
12・・・フランジ部
13・・・拡幅部
14・・・接続ピン部
20・・・圧入シート
21・・・貫通孔
30・・・ハウジング
33・・・装着孔
100・・・回路基板
101・・・スルーホール
131・・・テーパ面
132・・・係止面

Claims (7)

  1. 回路基板のスルーホールに圧入される圧入部と、前記圧入部に接続されると共に前記圧入部を前記スルーホールに圧入させるための押圧力を受ける被押圧部と、を有するプレスフィットピンと、
    前記プレスフィットピンを挿抜自在に保持する貫通孔と、前記圧入部が突出するように前記貫通孔に保持された前記プレスフィットピンの前記被押圧部に前記押圧力を伝達する押圧部と、を有しており、前記プレスフィットピンが前記スルーホールに圧入された状態で前記プレスフィットピンから取り外される圧入部材と、
    を備える、
    圧入部材付きプレスフィットピン
  2. 前記圧入部材は、前記被押圧部を保持する前記貫通孔の内壁面に前記押圧部が形成されている、請求項1に記載の圧入部材付きプレスフィットピン
  3. 前記被押圧部は、横幅が部分的に拡大した拡幅部を含む、請求項2に記載の圧入部材付きプレスフィットピン
  4. 前記拡幅部は、前記圧入部側に近接するに従い徐々に拡幅するテーパ面を有する、請求項3に記載の圧入部材付きプレスフィットピン
  5. 前記被押圧部は、前記貫通孔よりも幅広のフランジ部であって、前記圧入部を前記スルーホールに圧入させる際に前記貫通孔の縁部から前記押圧力を受けるフランジ部を含む、請求項1に記載の圧入部材付きプレスフィットピン
  6. 請求項1から5の何れか一項に記載の圧入部材付きプレスフィットピンが備える前記圧入部材が取り外された前記プレスフィットピンと、
    前記プレスフィットピンに装着されるハウジングを備える、
    ネクタ。
  7. 前記プレスフィットピンは、前記ハウジングを係止する係止部を更に有する、請求項6
    に記載のコネクタ。
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