JP2012221592A - コネクタ - Google Patents

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Abstract

【課題】電気的接続の信頼性を高めることができ、プレスフィット方式に対応可能とするコネクタを提供すること。
【解決手段】本発明によるコネクタ1は、複数の被接触子2を含む被接続体3を挿入方向Sに挿抜可能な筐体4と、被接触子2に一対一に対応する接触子5を含み、接触子5は、一組の第一接触子6及び第二接触子7を含むとともに、第一接触子6と第二接触子7を挿抜方向に垂直な所定方向において相互に離隔した別箇所において支持する支持部8と、筐体4が実装される基板30の被嵌合穴THに嵌合可能な嵌合部9と、を含むことを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、家庭用、業務用の電子装置と基板相互間又は電子装置内の基板相互間の電気的接続に適用されて好適なコネクタに関する。
基板と電子装置相互間又は電子装置内の基板相互間等において、例えば、電源、信号線、接地線、シールド線等のいずれかを含んで脱着可能に電気的に接続するコネクタとしては、例えば特許文献1に記載されたようなものがある。
特許文献1に記載のコネクタは、特には、複数のDRAMチップがプリント基板上に実装されたDIMM(Dual Inline Memory Module)等の回路基板を被接続対象とすることに対応した形態が示されている。
この回路基板のカードエッジの表面上には複数条のパッドが挿抜方向に垂直に等間隔に並列されており、コネクタ側には挿抜方向に並列する第一コンタクト部と第二コンタクト部を含むコンタクトが、複数条のパッドに対応して、接続時においてはパッドを押圧可能な位置において設けられている。
特許文献1に記載のコネクタにおいては、カードエッジをコネクタに挿入する際に、コネクタ側の第一コンタクト部が、第二コンタクト部よりも先にカードエッジの複数のパッドに接触させることにより、第一コンタクト部によりパッドをワイピングして、パッド表面上の汚れ、塵埃、酸化被膜、錆等の異物を除去する機能を有している。
特開平11−233183号公報
ところが、このようなコネクタにおいては、コンタクトを構成する同一の部材を、挿抜方向に延在する波形に屈曲させて、波形の山部で第一コンタクト部と第二コンタクト部を形成しているため、以下のような問題が生じる。
つまり、カードエッジをコネクタに挿入するにあたり、第一コンタクト部がパッドを押圧して、パッドにより第一コンタクト部に反力が作用すると、反力により第一コンタクト部に生じた力が第二コンタクト部に伝達されて、第二コンタクト部のパッドへの押圧力が変化することを招く。
特許文献1においては、第二コンタクト部のパッドに対する押圧力を安定させて所望する値とすることを確保するため、第一コンタクト部と第二コンタクト部とを構成する山部の挿抜方向の中間に位置する谷部を、挿入時において、コンタクトを外包する壁面に当接させることにより、第一コンタクト部のパッドに対する押圧力を確保している。
この従来技術においては、挿入方向において谷部が壁面に到達した時点で、壁面を谷部に当接させることにより発生した当接力が第二コンタクト部に伝達されて発生した力により、第一コンタクトのパッドの接触による反力が第二コンタクト部に伝達されて発生する力を相殺することを前提としている。
ところが、この従来技術においては、当接力が伝達されることにより発生した力と、反力が第二コンタクト部に伝達されることにより発生する力が釣り合うことが求められるため、挿入時においてパッドから第一コンタクト部に作用する反力や、壁面が谷部に当接することにより発生する力が不安定となった場合には、厳密に相殺することは困難となる事態を招く。
さらに、第二コンタクト部において第一コンタクト部のパッドへの接触に起因する反力が伝達されること自体を防止することはできていない。このため、第二コンタクト部のパッドに対する押圧力が、第一コンタクト部のパッドへの接触に依存して変化して不安定となることを十分に防止することはできず、依然として電気的接続の信頼性が低下するという問題が生じる。
さらに、特許文献1においては、コネクタを構成するコンタクトを、電子装置側の基板に電気的に接続するにあたって、所謂SMT方式の半田による接続を考慮した形態についてのみが開示されている。
従って、近年主流である無半田接続に対応したプレスフィットによる接続に対応し、かつ、上述したワイピング機能を有するコンタクトと組み合わせた場合又はワイピング機能に換わる電気的接続の信頼性向上を図る手段を用いる場合における種々の課題を解決するにあたって最適な形態のコネクタについては、開示されていないため、プレスフィット方式には十分に対応できないという問題があった。
本発明は、上記問題に鑑み、電気的接続の信頼性を確保できかつプレスフィット方式に対応可能なコネクタを提供することを目的とする。
上記の問題を解決するため、本発明に係るコネクタは、
複数の被接触子を含む被接続体を挿抜方向に挿抜可能な筐体と、
前記被接触子に一対一に対応する接触子を含み、
前記接触子は、一組の第一接触子及び第二接触子を含むとともに、前記第一接触子と前記第二接触子を前記挿抜方向に垂直な所定方向において相互に離隔した別箇所において支持する支持部と、前記筐体が実装される基板の被嵌合穴に嵌合可能な嵌合部と、を含むことを特徴とする。
前記支持部が前記別箇所において前記第一接触子と前記第二接触子を支持することにより、前記挿抜方向に前記被接続体を移動させて接続作業を行う場合の、前記被接続体の前記挿抜方向の移動に伴って前記第一接触子及び前記第二接触子のそれぞれが前記挿抜方向に垂直な方向に押し退けられることにより発生する、前記第一接触子の挙動と前記第二接触子の挙動を相互に独立させることができ、これにより、電気的接続の信頼性を高めることができる。
本発明によれば、電気的接続の信頼性を高めることができ、プレスフィット方式に対応可能とするコネクタを提供することができる。
実施例1のコネクタ1の一実施形態についてカードエッジ3を含んで示す模式斜視図である。 実施例1のコネクタ1のハウジング4を示す模式斜視図である。 実施例1のコネクタ1の全体を開口部4a側から視て示す模式斜視図である。 実施例1のコネクタ1にカードエッジ3を挿入する前の態様を押圧力作用方向Fから視て示す模式図である。 実施例1のコネクタ1にカードエッジ3を挿入する途中の態様を押圧力作用方向Fから視て示す模式図である。 実施例1のコネクタ1にカードエッジ3を挿入した後の態様を押圧力作用方向Fから視て示す模式図である。 実施例1のコネクタ1のコンタクト5をカードエッジ3の幅方向Wから視て示す模式図である。 実施例1のコネクタ1についてコンタクト5を含みかつ幅方向Wに垂直な断面で示す模式断面図である。 実施例1のコネクタ1のコンタクト15をカードエッジ3の幅方向Wから視て示す模式図である。 実施例1のコネクタ1を開口部4a側から視て示す模式斜視図である。 実施例1のコネクタ1を挿入方向Sの反対側から視て示す模式図である。 本実施例1のコネクタ1におけるコンプライアント部9又はコンプライアント部19側から視て示す模式斜視図である。 実施例1のコネクタ1のコンプライアント部9及びコンプライアント部19の配列態様と、対応する基板30のスルーホールTHの配列態様を併せて示す模式図である。 実施例2のハウジング34のコンタクト35、コンタクト45を組み付ける前の形態を挿入方向Sの反対側から視て示す模式図である。 実施例2のコネクタ31について、ハウジング34のコンタクト35、コンタクト45を組み付けた後の形態を挿入方向Sの反対側から視て示す模式図である。 実施例2のコネクタ31のコンタクト35の形態を押圧力作用方向Fの反対側から視て示す模式斜視図である。 実施例2のコネクタ31のコンタクト35の形態を押圧力作用方向F、幅方向W、挿入方向Sの反対側から視て示す模式斜視図である。 実施例2のコネクタ31のコンタクト45の形態を押圧力作用方向Fの反対側から視て示す模式斜視図である。 実施例2のコネクタ31のコンタクト45の形態を押圧力作用方向F、幅方向W、挿入方向Sの反対側から視て示す模式斜視図である。 実施例2のコネクタ31の、ハウジング34のコンタクト35、コンタクト45を組み付けた後の形態を、ハウジング34のコンタクト35、コンタクト45を組み付けた後の形態を挿入方向Sの反対側から視て示す模式図である。 実施例2のコンタクト35のハウジング34に対する固定態様を幅方向Wに垂直でコンタクト35を含む断面にて示す模式図である。 実施例2のコンタクト45のハウジング34に対する固定態様を幅方向Wに垂直でコンタクト45を含む断面にて示す模式図である。 実施例2のコンタクト35、45の変位と押圧力の特性を示すスチフネス曲線を示す模式図である。
以下、本発明を実施するための形態について、添付図面を参照しながら説明する。
図1に示すように、本実施例1のコネクタ1は、複数条のパッド2(被接触子)を両面に含むカードエッジ3(被接続体)を挿入方向Sに挿入可能で挿入方向Sと反対方向の抜出方向に抜出可能な開口部4aを有するハウジング4(筐体)と、パッド2のそれぞれに一対一に対応する二種類のコンタクト5及びコンタクト15を含む。なお、挿入方向Sと抜出方向を併せて挿抜方向と呼称する。複数条のパッド2はカードエッジ3の両面において幅方向Wを配列方向として等間隔Pにて配列される。
図1に示すように、二種類の内一方のコンタクト5(接触子)は、第一コンタクト部6(第一接触子)及び第一コンタクト部6とは別体の第二コンタクト部7(第二接触子)と、第一コンタクト部6と第二コンタクト部7を挿抜方向に垂直な所定方向において相互に離隔した別箇所において支持する支持部8と、ハウジング4が実装される図示しない基板の被嵌合穴つまりスルーホールに嵌合可能なコンプライアント部9(嵌合部)と、を含む。ここで、所定方向は第一コンタクト部6又は第二コンタクト部7がパッド2に作用させる押圧力の図1に示す押圧力作用方向Fに一致させる。
加えて、図1に示すように、第一コンタクト部6のパッド2に接触する第一接触面6aを、第二コンタクト部7のパッド2に接触する第二接触面7aよりも挿抜方向においてカードエッジ3側つまり挿入方向Sの矢印の反対の抜出方向側にオフセットさせて位置させる。
さらに、コンタクト5は、支持部8をハウジング4に固定する固定部10を含む。加えて、コンタクト5は、支持部8を固定部10に対してオフセットさせる支持部オフセット部11を含む。さらに、コンタクト5は、コンプライアント部9を固定部10に対してオフセットさせる嵌合部オフセット部12を含む。
ここで、支持部オフセット部11によるオフセットの方向を挿入方向S、及び、第一コンタクト部6又は第二コンタクト部7がパッド2に作用させる押圧力の図1に示す押圧力作用方向Fに、垂直なハウジング4の幅方向Wに一致させ、嵌合部オフセット部12によるオフセットの方向を押圧力作用方向Fに一致させ、オフセット長さを前述した間隔Pの例えば2倍の2Pに設定する。
なお、図1中Cは、押圧力作用方向Fにおけるハウジング4及び開口部4aの中央を指し、この中央Cは、カードエッジ3が挿入された場合においては、カードエッジ3の厚み方向の中央に一致する。コンタクト5及びコンタクト15はいずれも、カードエッジ3の厚み方向の両面に位置するパッド2に対して押圧力を作用させるため、図1に示すように、この中央Cを境界として、押圧力作用方向Fは逆方向をなす。
加えて、コンタクト5は、支持部8と嵌合部オフセット部12との間に位置するスリット部13を含む。
二種類の内他方のコンタクト15(接触子)は、図1に示すように、第一コンタクト部16(第一接触子)及び第一コンタクト部16とは別体の第二コンタクト部17(第二接触子)と、第一コンタクト部16と第二コンタクト部17を挿抜方向に垂直な所定方向において相互に離隔した別箇所において支持する支持部18と、ハウジング4が実装される図示しない基板の被嵌合穴つまりスルーホールに嵌合可能なコンプライアント部19(嵌合部)と、を含む。ここでも、所定方向は第一コンタクト部16又は第二コンタクト部17がパッド2に作用させる押圧力の図1に示す押圧力作用方向Fに一致させる。
加えて、第一コンタクト部16のパッド2に接触する第一接触面16aを、第二コンタクト部17のパッド2に接触する第二接触面17aよりも挿抜方向においてカードエッジ3側にオフセットさせて位置させる。
さらに、コンタクト15は、支持部18をハウジング4に固定する固定部20を含む。加えて、コンタクト15は、支持部18を固定部20に対してオフセットさせる支持部オフセット部21を含む。
ここで、支持部オフセット部21によるオフセットの方向を挿入方向S、及び、第一コンタクト部16又は第二コンタクト部17がパッド2に作用させる押圧力の図1中の押圧力作用方向Fに、垂直な幅方向Wに一致させる。
なお、コンタクト15においては、コンタクト5が含むような嵌合部オフセット部12は含まず、固定部20とコンプライアント部19は、挿入方向S上において延在方向を一致させる。なお、支持部オフセット部21によるオフセット長さと、コンタクト5における支持部オフセット部11によるオフセット長さは、同一に設定している。
次に本実施例1のコネクタ1のハウジング4について図2を用いて説明する。図2に示すように、ハウジング4の幅方向Wの両端部は、挿入方向Sと反対方向の抜出方向つまり図1に示したカードエッジ3に指向する方向に突出するガイド部4bが設けられており、ガイド部4bのカードエッジ3に指向する側には、カードエッジ3の両面に対応する一対のテーパ構造4cが設けられる。テーパ構造4cは、カードエッジ3の開口部4aへの挿入にあたって、カードエッジ3を開口部4aに円滑に導く位置出しを行う。
さらに、図2に示すように、ハウジング4の開口部4aの押圧力作用方向Fにおけるカードエッジ3への対向面には、カードエッジ3が含む複数条のパッド2のうち隣接するパッド2の幅方向Wにおける中間位置、つまり、パッド2が形成されていないカードエッジ3の表面に接触させることを目的として、図1に示す押圧力作用方向Fに突出する複数条の突起部4dが設けられる。
突起部4dは、挿入時においてカードエッジ3がテーパ構造4cにより開口部4aに導かれた後、カードエッジ3の両面のパッド2が形成されていない部分に当接して、カードエッジ3において幅方向Wにおける反りや変形が存在する場合でも、カードエッジ3を確実に保持し、かつ、カードエッジ3による突起部4d以外の部分のハウジング4に対する干渉を防止する。
また、図1に示すように、ガイド部4bの幅方向Wの外側には、カードエッジ3がハウジング4の開口部4aに挿入された後に、カードエッジ3を係合して固定するフック14が設けられる。
上述した本実施例1のコネクタ1のカードエッジ3に対する挿抜動作について図3〜図6を用いて説明する。
図3に示すように、本実施例1のコネクタ1は幅方向Wの両端にガイド部4b及びフック14を具備しており、カードエッジ3の幅方向Wの両端部には切り欠き部3aが設けられている。
図4に示すように、フック14を幅方向Wの外側に傾斜させて開いた状態において、カードエッジ3をコネクタ1の開口部4aに対向させて、図5に示すように挿入した後、図6に示すように、カードエッジ3の幅方向W両端部に設けられた、切り欠き部分3aにフック14を係合することで、カードエッジ3をコネクタ1に固定する。
次に、コンタクト5の第一コンタクト部6、第二コンタクト部7、コンプライアント部9、固定部10の幅方向W視におけるそれぞれの形態と、相互位置関係について図7及び図8を用いて説明する。
図7に示すように、押圧力作用方向Fの指向する方向から順に、第二コンタクト部7、第一コンタクト部6が、並列され、L字状をなす平面状に構成された支持部8の押圧力作用方向F側の端部8aから挿入方向Sと反対側に指向する方向に、第二コンタクト部7が延出され、支持部8の挿入方向Sと反対側の端部8bから、挿入方向Sと反対側に指向する方向に第一コンタクト部6が延出される。
端部8aと端部8bとは押圧力作用方向Fつまり所定方向において、第一コンタクト部6と第二コンタクト部7を力学的に独立させるにあたって必要となる第一の所定距離だけ離隔されて配置される。
第一コンタクト部6は、端部8bから挿入方向Sと反対側に延出した後、押圧力作用方向Fに指向した後、さらに、挿入方向Sに指向するようにU字状に湾曲して、さらに、押圧力作用方向Fの反対方向に指向する折り返し部分を有するように、全体としてJ字形状をなすように折り曲げられて構成される。この折り返し部分が第一接触部6aを構成する。
第二コンタクト部7は、端部8aから挿入方向Sと反対側の抜出方向に対して押圧力作用方向Fの反対側に指向する成分を有して傾斜するように延出されて、第一変更点において、挿入方向Sと反対側かつ押圧力作用方向Fに指向する成分を有して抜出方向に傾斜するように延出方向が変更される。
さらに、第二コンタクト部7は、その後の第二変更点において、抜出方向に対して押圧力作用方向Fと反対側に指向する成分を有して傾斜するように延出方向が変更されて、全体として偏平なZ字形状をなすように、第一変更点と第二変更点において折り曲げられて構成される。この第二変更点が第二接触部7aを構成する。
支持部8の押圧力作用方向Fの反対側端部は、押圧力作用方向Fに垂直な平面をなす支持部オフセット部11により、固定部10に連絡されており、固定部10は、挿入方向Sの反対側の抜出方向に延出される固定片10aを有しており、固定片10aがハウジング4の図8に示す被固定孔4eに挿入され固定される機能を有している。
固定部10の挿入方向S側端部から幅方向Wに垂直な平板状の嵌合部オフセット部12が押圧力作用方向Fに向けて延出され、嵌合部オフセット部12の、第一コンタクト部6と第二コンタクト部7の押圧力作用方向Fにおけるほぼ中間位置に対応する位置から、挿入方向Sに向けて、幅方向Wに垂直な平板状のコンプライアント部9が延出されて構成される。コンプライアント部9は、延出方向の中間部分に、図示しない基板側のスルーホールに嵌合可能な円環状の可撓性部分を有している。
さらに、図7に示すように、支持部8と嵌合部オフセット部12との挿入方向Sの中間に位置する部分には、押圧力作用方向Fの指向する方向から反対側に指向する方向に延出するスリット部13が設けられる。
なお、コンタクト5は、銅合金等の導電性と弾性を有する単一の弾性部材を適宜プレス加工、折り曲げ加工等を施すことにより構成される。第一接触面6a及び第二接触面7aの表面については必要により適宜メッキ処理がなされる。
さらに、コンタクト15の第一コンタクト部16、第二コンタクト部17、コンプライアント部19、固定部20の幅方向W視におけるそれぞれの形態と、相互位置関係について図9を用いて説明する。
図9に示すように、押圧力作用方向Fの指向する方向から順に、第二コンタクト部17、第一コンタクト部16が、並列され、逆L字状の平面状に構成された支持部18の押圧力作用方向F側の端部18aから挿入方向Sと反対側に指向する方向に、第二コンタクト部17が延出され、支持部18の挿入方向Sと反対側の端部18bから、挿入方向Sと反対側に指向する方向に第一コンタクト部16が延出される。
端部18aと端部18bとは押圧力作用方向Fつまり所定方向において、第一コンタクト部16と第二コンタクト部17を力学的に独立させるにあたって必要となる第二の所定距離だけ離隔されて配置される。
第一コンタクト部16は、端部18bから挿入方向Sと反対側に延出した後、押圧力作用方向Fに指向した後、さらに、挿入方向Sに指向するようにU字状に湾曲して、さらに、押圧力作用方向Fの反対方向に指向する折り返し部分を有するように、全体として逆J字形状をなすように折り曲げられて構成される。この折り返し部分が第一接触部16aを構成する。
なお、図9に示すコンタクト15は図示の便宜上、コンタクト5に図1に示した押圧力作用方向Fの中央Cを挟んで対向する位置のコンタクト15を示しており、後述するようにコンタクト5の幅方向Wに隣接して位置するコンタクト15においては、図9に示したものに対して線対称をなし上記逆J字形状はJ字形状をなす。
第二コンタクト部17は、端部18aから挿入方向Sと反対側の抜出方向に対して押圧力作用方向Fに反対側に指向する成分を有して傾斜するように延出されて、第一変更点において、挿入方向Sと反対側かつ押圧力作用方向Fに指向する成分を有して抜出方向に傾斜するように延出方向が変更される。
さらに、第二コンタクト部17は、その後の第二変更点において、抜出方向に対して押圧力作用方向Fと反対側に指向する成分を有して傾斜するように延出方向が変更されて、全体として偏平なZ字形状をなすように、第一変更点と第二変更点において折り曲げられて構成される。この第二変更点が第二接触部17aを構成する。
支持部18の押圧力作用方向Fの反対側端部は、図9中紙面方向に延びる支持部オフセット部21により、固定部20に連絡されており、固定部20は、挿入方向Sの反対側に延出する固定片20aを有しており、固定片20aは、ハウジング4の図8に示す被固定孔4eに嵌合されて固定される機能を有している。
固定部20の挿入方向S側端部から挿入方向Sに向けて、コンプライアント部19が延出されて構成される。コンプライアント部19は、延出方向の中間部分に、図示しない基板側のスルーホールに嵌合可能な円環状の可撓性部分を有している。
なお、コンタクト15についても、コンタクト5と同様に、銅合金等の導電性と弾性を有する単一の弾性部材を適宜プレス加工、折り曲げ加工等を施すことにより構成することができる。第一接触面16a及び第二接触面17aの表面についても必要により適宜メッキ処理がなされる。
上述した二種類のコンタクト5及びコンタクト15は、ハウジング4の幅方向Wに延在して、カードエッジ3を挿抜可能とする開口部4aの、押圧力作用方向Fの中央Cを挟んで相互に対向する対向面において、幅方向Wに交互に並列されると共に、押圧力作用方向Fから視た場合に、二種類のコンタクト5及びコンタクト15が重複して位置するように配置される。
このことにより、挿入方向S及び押圧力作用方向Fに垂直な幅方向Wに隣接する一対のコンタクト5、15のうち一方のコンタクト5のみが、嵌合部オフセット部12を含み、支持部8と嵌合部オフセット部12との間に位置するスリット部13を含み、ハウジング4の押圧力作用方向Fの中央Cを挟んで対向する一対のコンタクト5、15のうち一方のコンタクト5のみが、嵌合部オフセット部12を含み、支持部8と嵌合部オフセット部12との間に位置するスリット部13を含むこととしている。以下に、コンタクト5及びコンタクト15の配置形態について図10〜図12を用いて説明する。
図10に示すように、開口部4aから視て、幅方向Wには、コンタクト5とコンタクト15が交互に並列される。さらに、図11に示すように、幅方向Wには、コンタクト5が含む第一コンタクト部6と、コンタクト15が含む第一コンタクト部16が交互に並列される。また、図1に示した押圧力作用方向Fの中央Cを挟んで、コンタクト5が含む第一コンタクト部6と、コンタクト15が含む第一コンタクト部16が相互に対向するように配列される。
さらに、図12に示すように、コンプライアント部9又はコンプライアント部19側から視て、幅方向Wには、コンタクト5が含むコンプライアント部9と、コンタクト15が含むコンプライアント部19が交互に並列される。また、押圧力作用方向Fにおいては中央Cを挟んで、コンタクト5が含むコンプライアント部9と、コンタクト15が含むコンプライアント部19が相互に対向するように配列される。
以下、コンプライアント部9及びコンプライアント部19の配列態様と、対応する基板のスルーホールTH(被嵌合穴)の配列態様について図13を用いて説明する。
図1に示したように、複数条のパット2はカードエッジ3の幅方向Wにおいて等間隔Pにて配列され、コンタクト5の第一コンタクト部6及びコンタクト15の第二コンタクト16もそれに対応して、幅方向Wにおいて等間隔Pに配列されるため、図13中の幅方向Wにおいても、コンプライアント部9とコンプライアント部19は等間隔Pにて配列される。
押圧力作用方向Fにおいては、コンプライアント部9とコンプライアント部19は、上述したように、嵌合部オフセット部12によるオフセット長さを2Pに設定しているので、中央Cの一方側又は他方側に位置するコンプライアント部9とコンプライアント部19の押圧力作用方向Fにおける距離も図13に示すように、2Pとすることができる。
なお、中央Cを挟んで位置するコンプライアント部9相互間の押圧力作用方向Fにおける距離は、開口部4aの寸法及びカードエッジ3の厚み寸法に依拠するものであるが、この距離についても図13に示すように2Pと設定することにより、コネクタ1のコンプライアント部9及びコンプライアント部19の押圧力作用方向Fにおける距離を全て等間隔2Pに設定することができる。
以上のことにより、コネクタ1のコンプライアント部9及びコンプライアント部19のそれぞれを、押圧力作用方向Fにおいて等間隔2Pにて配置し、幅方向Wにおいても等間隔2Pにて配置し、さらに、押圧力作用方向Fにおいて隣接するコンプライアント部9とコンプライアント部19を幅方向Wにおいて、等間隔Pだけずらせて位置させることができる。
このことにより、図13に示すように、コンプライアント部9及びコンプライアント部19を格子状の所謂グリッド配列ではなく、千鳥配列とすることができ、対応する基板30のスルーホールTHも千鳥配列とすることができる。これにより、基板30におけるスルーホールTHの実装密度を高めることができる。
以上述べたように、本実施例1のコネクタ1によれば、コンプライアント部9及びコンプライアント部19の千鳥配列と、基板30のスルーホールTHの千鳥配列を実現することができる。
また、上述した本実施例1のコネクタ1によれば、スルーホールTHの千鳥配列を実現するにあたって、より適切なコンタクト5及びコンタクト15の形態を提供することができる。このことに加えて、コネクタ1によればさらに以下のような有利な作用効果を得ることができる。
すなわち、本実施例1のコネクタ1によれば、カードエッジ3にハウジング4を接続するにあたって、カードエッジ3をハウジング4に対して挿入方向Sに挿入する挿入工程において、パッド2に対して第二コンタクト部7の第二接触面7a及び第二コンタクト部17の第二接触面17aより先に、第一コンタクト部6の第一接触面6a及び第一コンタクト部16及び第一接触面16aを接触させて、パッド2の表面をワイピングして、表面上の異物を除去することができる。
さらに、第一コンタクト部6は第二コンタクト部7とは所定方向において相互に離隔した別箇所において支持部8により支持されるため、第一コンタクト部6と第二コンタクト部7とを力学的に独立させることができる。つまり、第一コンタクト部6の第一接触面6aのパッド2への接触にあたりパッド2から第一コンタクト部6に作用する反力が、第二コンタクト部7に伝達されることを防止することができ、第二コンタクト部7のパッド2への接触のための押圧力を安定させることができる。
同様に、第一コンタクト部16は第二コンタクト部17とは所定方向において相互に離隔した別箇所において支持部18により支持されるため、第一コンタクト部16と第二コンタクト部17とを力学的に独立させることができる。すなわち、第一コンタクト部16の第一接触面16aのパッド2への接触にあたりパッド2から第一コンタクト部16に作用する反力が、第二コンタクト部17に伝達されることを上記コンタクト5と同様の理由により防止することができ、第二コンタクト部17のパッド2への接触のための押圧力を安定させることができる。
すなわち、第一接触面6a、16aにより、パッド2の表面の異物を除去して、第二コンタクト部7、17の接触のための押圧力を安定させることにより、電気的接続の信頼性を高め所望の信頼性を確保することができる。
これに加えて、コンタクト5、15が基板30のスルーホールTHに嵌合可能なコンプライアント部9、19を備えているため、コンタクト5、15を無半田によるプレスフィット方式により、基板30に電気的に接続することができる。
さらに、コンタクト5が、支持部8と嵌合部オフセット部12との間に位置するスリット部13を含むことにより、支持部8と嵌合部オフセット部12を力学的に独立させることができる。このため、第一コンタクト部6及び第二コンタクト部7がパッド2に対する接触に伴って受ける反力が、支持部8を介してコンプライアント部9に伝達されることを、より確実に防止することができる。これにより、コンプライアント部9とスルーホールTHとの電気的な接続をより確実なものとして、信頼性をより高めることができる。
なお、コンタクト15においては、嵌合部オフセット部を有していないが、固定部20とコンプライアント部19とを挿入方向Sに平行な同一軸線上に配置することにより、コンプライアント部19は固定部20により強固に保持されてスルーホールTHに対する変位を予め抑制することができる。このため、コンタクト15においては、コンタクト5が含むようなスリット部を構成していないこととしている。
上述した実施例1においては、第一接触子と第二接触子を挿抜方向に垂直な所定方向において相互に離隔した別箇所において支持して、所定方向は接触子が被接触子を押圧する押圧力作用方向Fとしているが、この所定方向を被接触子の配列方向に設定することもできる。以下それについての実施例2について述べる。
本実施例2においても、パッド2(被接触子)及びカードエッジ3(被接続体)の基本的な構成は実施例1に示したものと同様である。図14に示すように、本実施例2のコネクタ31は、複数のパッド2を含むカードエッジ3を挿抜方向に挿抜可能なハウジング34(筐体)を含む。
本実施例2においてコネクタ31はさらに、図15に示すように、パッド2に一対一に対応する接触子として二種類のコンタクト35、45を含む。コンタクト35、45のうち一方のコンタクト35は、図16に示すように、一組の第一コンタクト36(第一接触子)及び第二コンタクト37(第二接触子)を含む。
コンタクト35はさらに、図16に示すように、第一コンタクト36と第二コンタクト37を挿抜方向に垂直な所定方向であるパッド2の配列方向、すなわち幅方向Wにおいて相互に離隔した別箇所において支持する支持辺を有する逆三角形状の支持部38と、ハウジング34が実装されるここでは図示しない基板の被嵌合穴に嵌合可能なコンプライアント部39(嵌合部)と、を含む。
コンタクト35においては、図16に示すように、第一コンタクト36のパッド2に接触する第一接触面36aと、第二コンタクト37のパッド2に接触する第二接触面37aを、配列方向つまり幅方向Wに並列されている。さらに、コンタクト35は、支持部38とコンプライアント部39とを連絡する連絡部40を含み、この連絡部40は支持部38寄りに配列方向及びコンタクト35のパッド2を押圧する押圧力作用方向Fの幅が支持部に比べて縮小されるくびれ部40a(縮小部)を含む。
加えて、連絡部40はくびれ部40aからコンプライアント部39に向けて幅を徐々に拡大する拡大部40bを含み、拡大部40bの終了する端からコンプライアント部39に向けて挿抜方向に延在する延在部40cを含み、この延在部40cは、図17中右下図に示すように、挿入方向Sの側方に凹凸形状を有しており支持部38をハウジング34に固定する固定部を構成する。
コンタクト35において、連絡部40は、図17中右下図に示すように、一組の第一コンタクト36と第二コンタクト37に対して一つ設けられ、図17中左下図に示すように、パッド2の配列方向つまり幅方向Wから視た場合に、拡大部40bは支持部38からコンプライアント部39に向けて、押圧力作用方向Fと反対方向に傾斜される。また、図17中左下図に示すように、延在部40cに対してコンプライアント部39を押圧力作用方向Fにオフセットさせる嵌合部オフセット部40dを含む。
加えて、コンタクト35は、図17中右下図に示すように、コンプライアント部39の突出する方向つまり挿入方向Sの逆方向である抜出方向に開口する形態にて突出するコの字型のストッパ41を含む。
コンタクト35、45のうち他方のコンタクト45は、コンタクト35と同様に、図18に示すように、一組の第一コンタクト46(第一接触子)及び第二コンタクト47(第二接触子)を含む。
コンタクト45はさらに、図18に示すように、第一コンタクト46と第二コンタクト47を挿抜方向に垂直な所定方向であるパッド2の配列方向、すなわち幅方向Wにおいて相互に離隔した別箇所において支持する逆三角形状の支持部48と、ハウジング34が実装されるここでは図示しない基板の被嵌合穴に嵌合可能なコンプライアント部49(嵌合部)と、を含む。
コンタクト45においては、図18に示すように、第一コンタクト46のパッド2に接触する第一接触面46aと、第二コンタクト47のパッド2に接触する第二接触面47aを、配列方向つまり幅方向Wに並列されている。さらに、コンタクト45は、支持部48とコンプライアント部49とを連絡する連絡部50を含み、この連絡部50は支持部48寄りに配列方向及びコンタクト45のパッド2を押圧する押圧力作用方向Fの幅が支持部に比べて縮小されるくびれ部50a(縮小部)を含む。
加えて、連絡部50はくびれ部50aからコンプライアント部49に向けて幅を徐々に拡大する拡大部50bを含み、拡大部50bの終了する端からコンプライアント部49に向けて挿抜方向に延在する延在部50cを含み、この延在部50cは、図19中右下図に示すように、挿入方向Sの側方に凹凸形状を有しており支持部48をハウジング34に固定する固定部を構成する。
コンタクト45において、連絡部50は、図19中右下図に示すように、一組の第一コンタクト46と第二コンタクト47に対して一つ設けられ、図19中左下図に示すように、パッド2の配列方向つまり幅方向Wから視た場合に、拡大部50bは支持部48からコンプライアント部49に向けて、押圧力作用方向Fと反対方向に傾斜される。また、図19中左下図に示すように、延在部50cに対してコンプライアント部49を押圧力作用方向Fの反対方向にオフセットさせる嵌合部オフセット部50dを含む。
加えて、コンタクト45は、図19中右下図に示すように、コンプライアント部49の突出する方向つまり挿入方向Sの逆方向である抜出方向に開口する形態にて突出するコの字型のストッパ51を含む。
コンタクト35及び45はともに、銅合金等の導電性と弾性を有する単一の弾性部材を適宜プレス加工、折り曲げ加工等を施すことにより構成される。第一接触面36a、46a及び第二接触面37a、47aの表面については必要により適宜メッキ処理がなされる。
上述した二種類のコンタクト35及び45は、図20に示すように、ハウジング34の幅方向Wにおいて相互に隣接させて配置され、押圧力作用方向Fにおいて対向する位置においては同一種類のコンタクト35又は45が配置される。なお、図20において、左上図は抜出方向視を、左中図は押圧力作用方向F視を、左下図は挿入方向S視を、右図は幅方向W視を示す。
すなわち、図20に示したハウジング34の幅方向に垂直な断面で、コンタクト35を含む断面である図21に示すように、ハウジング34の開口部34aの両側に位置するコンタクトストッパ34bに、カードエッジ3が挿入されない状態において、コンタクト35の抜出方向端部が当接される。
ハウジング34の下部に位置するカードエッジストッパ34cの両側に位置するハウジング本体34dが具備する延在部40cの凹凸形状に対応する凸凹形状に延在部40cが嵌め込まれて、コンプライアント部39は、ハウジング34内に収納されるとともに、コンタクト39は、ハウジング34の挿入方向S側に突出されかつ、本体部34dの外側に配置される。
なお、コンタクト35の含むストッパ41は図21においては図示されないが、ハウジング34の本体部34dが含むストッパ受に当接されて、コンプライアント部39の挿入方向S側端に抜出方向に向かう力が作用した場合に、コンプライアント部39がハウジング34に対して抜出方向に陥没することが防止される。
同様に、図20に示したハウジング34の幅方向に垂直な断面で、コンタクト45を含む断面である図22に示すように、ハウジング34の開口部34aの両側に位置するコンタクトストッパ34bに、コンタクト45の抜出方向端部が当接される。ハウジング34の下部に位置するカードエッジストッパ34cの両側に位置するハウジング本体34dが具備する延在部50cの凹凸形状に対応する凸凹形状に延在部50cが嵌め込まれて、コンタクト45は、ハウジング34内に収納されるとともに、コンプライアント部49は、ハウジング34の挿入方向S側に突出されかつ、本体部34dの内側に配置される。
また、コンタクト45の含むストッパ51についても図22においては図示されないが、ハウジング34の本体部34dが含むストッパ受に当接されて、コンプライアント部49の挿入方向S側端に抜出方向に向かう力が作用した場合において、コンプライアント部49がハウジング34に対して抜出方向に陥没することが防止される。
上述した二種類のコンタクト35、コンタクト45はともに、くびれ部と拡大部を含むことにより、図23の最下段の実線(開発品)に示すようなスチフネス曲線上の特性が得られる。図23中最も上側に位置する破線(1)は本実施例2のコンタクト35又は45において、くびれ部と拡大部をともに具備しない場合の特性を示し、上から二段目の破線(2)−1は、コンタクト35又は45において、拡大部が幅方向Wにおける幅の変化を具備しない場合の特性を示し、下から二番目の二点鎖線(2)−2は、押圧力作用方向Fにおける幅換言すれば厚みの変化を具備しない場合の特性を示す。
すなわち、本実施例2のコンタクト35又は45においては、変位に対する応力の変化率が線形である領域をできるだけ拡大することができ、この拡大された線形領域内において適宜選択される使用領域において、コンタクト35又は45のパッド2に対する接触、非接触に伴う動作を行わせることにより、より安定した電気的接続を実現することができる。
このことに加えて本実施例2のコンタクト35又は45においては、それぞれが幅方向Wにおいて並列された一組の第一コンタクトと第二コンタクトを有していて、この一組のコンタクトは挿抜方向に垂直な所定方向でありパッド2の配列方向である幅方向Wにおいて相互に離隔された別箇所により支持部により支持され、さらに、支持部が連絡部を介してコンプライアント部に連結されているため、連絡部が含む拡大部により変位に対して線形に変化しながら発生される弾性力を一組の第一コンタクト及び第二コンタクトに均等に伝達させることができる。
さらに、第一コンタクトと第二コンタクトは一つのパッド2に対して幅方向Wにおいて異なる位置において接触することとなり、例えば、一組の第一コンタクトと第二コンタクトのうち一方とパッド2との間に塵埃等の異物が介在する場合においても、他方においては電気的接続を可能としている。
これらのことにより、本実施例2のコネクタ31においては、コンタクト35又は45とパッド2との間の電気的接続をより安定させることができ、電気的接続の信頼性を高めることができる。
加えて、本実施例2のコネクタ31においては、コンタクト35及びコンタクト45ともに嵌合部オフセット部を具備して、ハウジング34に対してコンプライアント部39及び49の適切な千鳥配列を実現することができるとともに、コンプライアント部39及び49の図示しない基板への接続作業における意図しない陥没をも防止することができる。すなわち、本実施例2のコネクタ31においては、電気的接続の信頼性を高めるとともに、プレスフィット方式にも適切に対応させた形態を提供することができる。
以上本発明の好ましい実施例について詳細に説明したが、本発明は上述した実施例に制限されることなく、本発明の範囲を逸脱することなく、上述した実施例に種々の変形および置換を加えることができる。
本発明は、コネクタに関するものであり、電気的接続の信頼性を高めることができ、プレスフィット方式に対応可能とするコネクタを提供することができるので、家庭用、オフィス用、産業上の電子機器に適用して有益なものである。
1 コネクタ
2 パッド(被接触子)
3 カードエッジ(被接続体)
4 ハウジング(筐体)
4a 開口部
4b ガイド部
4c テーパ構造
4d 突起部
4e 被固定孔
5 コンタクト(接触子)
6 第一コンタクト(第一接触子)
6a 第一接触面
7 第二コンタクト(第二接触子)
7a 第二接触面
8 支持部
9 コンプライアント部(嵌合部)
10 固定部
10a 固定片
11 支持部オフセット部
12 嵌合部オフセット部
15 コンタクト(接触子)
16 第一コンタクト(第一接触子)
16a 第一接触面
17 第二コンタクト(第二接触子)
17a 第二接触面
18 支持部
19 コンプライアント部(嵌合部)
20 固定部
20a 固定片
21 支持部オフセット部
30 基板
TH スルーホール(被嵌合穴)
31 コネクタ
34 ハウジング(筐体)
35 コンタクト(接触子)
36 第一コンタクト(第一接触子)
36a 第一接触面
37 第二コンタクト(第二接触子)
37a 第二接触面
38 支持部
39 コンプライアント部(嵌合部)
40 連絡部
40a くびれ部(縮小部)
40b 拡大部
40c 延在部(固定部)
40d 嵌合部オフセット部
41 ストッパ(コンプライアント部39陥没防止)
45 コンタクト(接触子)
46 第一コンタクト(第一接触子)
46a 第一接触面
47 第二コンタクト(第二接触子)
47a 第二接触面
48 支持部
49 コンプライアント部(嵌合部)
50 連絡部
50a くびれ部(縮小部)
50b 拡大部
50c 延在部(固定部)
50d 嵌合部オフセット部
51 ストッパ(コンプライアント部49陥没防止)

Claims (15)

  1. 複数の被接触子を含む被接続体を挿抜方向に挿抜可能な筐体と、前記被接触子に一対一に対応する接触子を含み、前記接触子は、一組の第一接触子及び第二接触子を含むとともに、前記第一接触子と前記第二接触子を前記挿抜方向に垂直な所定方向において相互に離隔した別箇所において支持する支持部と、前記筐体が実装される基板の被嵌合穴に嵌合可能な嵌合部と、を含むことを特徴とするコネクタ。
  2. 前記所定方向は前記接触子が前記被接触子を押圧する押圧力作用方向であって、前記第一接触子の前記被接触子に接触する第一接触面を、前記第二接触子の前記被接触子に接触する第二接触面よりも前記挿抜方向において前記被接続体側に位置させることを特徴とする請求項1に記載のコネクタ。
  3. 前記支持部を前記筐体に固定する固定部を含むことを特徴とする請求項2に記載のコネクタ。
  4. 前記挿抜方向及び前記押圧力作用方向に垂直な方向に隣接する一対の前記接触子及び前記押圧力作用方向の中央を挟んで対向する一対の前記接触子のうち一方の接触子が、前記嵌合部を前記固定部に対してオフセットさせる嵌合部オフセット部を含むことを特徴とする請求項3に記載のコネクタ。
  5. 前記一方の接触子が、前記支持部と前記嵌合部オフセット部との間に位置するスリット部を含むことを特徴とする請求項4に記載のコネクタ。
  6. 前記一対の接触子の双方の接触子が、前記支持部を前記固定部に対してオフセットさせる支持部オフセット部を含むことを特徴とする請求項5に記載のコネクタ。
  7. 前記支持部オフセット部によるオフセットの方向を前記垂直な方向に一致させ、前記嵌合部オフセット部によるオフセットの方向を前記押圧力作用方向に一致させることを特徴とする請求項6に記載のコネクタ。
  8. 前記所定方向は前記被接触子の配列方向であって、前記第一接触子の前記被接触子に接触する第一接触面と、前記第二接触子の前記被接触子に接触する第二接触面を、前記配列方向に並列することを特徴とする請求項1に記載のコネクタ。
  9. 前記支持部と前記嵌合部とを連絡する連絡部を含み、当該連絡部は前記支持部寄りに前記配列方向及び前記接触子の前記被接触子を押圧する押圧力作用方向の幅が前記支持部に比べて縮小される縮小部を含むことを特徴とする請求項9に記載のコネクタ。
  10. 前記連絡部は前記縮小部から前記嵌合部に向けて前記幅を徐々に拡大する拡大部を含むことを特徴とする請求項9に記載のコネクタ。
  11. 前記連絡部は、前記拡大部の終了する端から前記嵌合部に向けて前記挿抜方向に延在する延在部を含むことを特徴とする請求項10に記載のコネクタ。
  12. 前記延在部が前記支持部を前記筐体に固定する固定部であることを特徴とする請求項11に記載のコネクタ。
  13. 前記連絡部は、一組の前記第一接触子と前記第二接触子に対して一つ設けられることを特徴とする請求項12に記載のコネクタ。
  14. 前記配列方向から視た場合に、前記拡大部は前記支持部から前記嵌合部に向けて、前記押圧力作用方向と反対方向に傾斜されることを特徴とする請求項13に記載のコネクタ。
  15. 前記延在部に対して前記嵌合部を前記押圧力作用方向又は前記押圧力作用方向と反対方向にオフセットさせる嵌合部オフセット部を含むことを特徴とする請求項14に記載のコネクタ。
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