JP6483163B2 - パフィオペディルム・モーディータイプの種苗の組織培養と迅速増殖の方法 - Google Patents

パフィオペディルム・モーディータイプの種苗の組織培養と迅速増殖の方法 Download PDF

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Description

本発明は、植物生物技術分野に属し、特にパフィオペディルム・モーディータイプの種苗の組織培養と迅速増殖の方法に関する。
パフィオペディルム・モーディアエ(Paphiopedilum Maudiae)は、パフィオペディルム・ローレンセアナム(P.lawrenceanum)とパフィオペディルム・カロッスム(P.callosum)の交配種である。それを親とし、たくさんの交配後代を育成してきて、市場では、パフィオペディルム・モーディアエの花形態と似ている花形態を持っているパフィオペディルムを、“パフィオペディルム・モーディータイプ(P.Maudiae type)”と総称し、それらの花色は非常に豊富で、紫、赤茶色から緑白までを有し、スポットや線形状も非常に豊富で、国際及び国内市場において、商品パフィオペディルムの主たる品種となっている。パフィオペディルム・モーディータイプの通常繁殖として、分株を採用することができるが、しかし、繁殖速度が遅く、繁殖率が低く、商業市場のニーズを満たすことができない。現在、世界市場中に販売しているパフィオペディルム・モーディータイプは、主に、無菌播種から得たものである。しかしながら、パフィオペディルム・モーディータイプは交配種であるから、無菌播種による後代は、大きく分離しており、親の良い形質特性を維持する形質特性が均一的な種苗を獲得することができないため、その生産規模は深刻に制約されている。それに、パフィオペディルムは、組織培養の際に、外植片の除染困難と増殖速度の遅さ等の原因で、その組織培養がとても難しく、世界中において、温室から優良株を選び取り外植片としてパフィオペディルム・モーディータイプを組織培養し迅速増殖させることについては、まだ報告されていない。
本発明は、パフィオペディルム・モーディータイプの種苗の組織培養と迅速増殖の方法を提供し、パフィオペディルム・モーディータイプ優良株の無性クローンによって形質特性が同一となっている種苗を獲得することを目的とする。
本発明のパフィオペディルム・モーディータイプの種苗の組織培養と迅速増殖の方法は、下記のステップを有する:
a)不定芽誘導と多芽体の増殖ステップであって、パフィオペディルム・モーディータイプの腋芽を切り取って外植片とし、消毒後に誘導用培地に接種し不定芽を誘導し、そして、誘導された不定芽を増殖用培地上に移して増殖培養し、多芽体を獲得し、
前記誘導用培地と前記増殖用培地は、何れも1リットル毎に、6−ベンジルアデニン3.0〜10.0mg、ナフタレン酢酸0.5〜1.0mg、ココナツミルク100〜200ml、リン酸二水素ナトリウム150〜200mg、ショ糖20〜30g及び寒天6〜7gを含有し、残量部は1/2MS培地であり、pH値は5.8〜6.0であり、60日置きで1回継代して、第6代目のとき、増殖係数は2.5〜3.0倍となることと、
b)発根生長促進培養ステップであって、増殖して得た多芽体を生長促進用培地に接種し生長促進させ、太くて大きい多芽体を獲得し、そして、1つの芽に切ってから発根用培地中に移し発根培養し、完全な植物を獲得し、
前記生長促進用培地は、1リットル毎に、6−ベンジルアデニン1.0〜2.0mg、ナフタレン酢酸0.5〜1.0mg、ココナツミルク100〜200ml、リン酸二水素ナトリウム150〜200mg、ショ糖20〜30g及び寒天6〜7gを含有し、残量部は1/2MS培地であり、pH値は5.8〜6.0であり、
前記発根用培地は、1リットル毎に、6−ベンジルアデニン0.3〜0.5mg、ナフタレン酢酸0.5〜1.0mg、ココナツミルク100〜200ml、リン酸二水素ナトリウム150〜200mg、バナナホモジネート50〜150g、活性炭0.1〜1.0g、ショ糖20〜30g及び寒天6〜7gを含有し、残量部は1/2MS培地であり、pH値は5.8〜6.0であることと、
c)完全な植物を自然光の下に移し順化してから、その根部の培地を洗浄し、軽石:樹皮が質量比で1:1〜3:1である混合マトリックスに移して更に培養し、パフィオペディルム・モーディータイプの種苗を獲得することと、
を含むことを特徴とする。通常、適切な換気と適切な湿度を維持すれば、移植の生存率を90%までにとどめる事ができる。
前記ステップa)において誘導用培地に接種し、又は増殖用培地上に移して増殖培養する際、及び、前記ステップb)において生長促進用培地に接種し生長促進させ、又は1つの芽に切ってから発根用培地中に移し根培養する際に、培養温度は24〜28℃であり、輝度は1500〜2000lxであり、照明時間は12〜16時間/日である。
前記パフィオペディルム・モーディータイプの腋芽を切り取り、そして消毒してから外植片とすることについては、
該外植片は、下記の方法で獲得される:
植物成長が強く、花形の丸いパフィオペディルム・モーディータイプを母株とし、
外植片を切り取り消毒する35日前に、まずはカルベンダジムの500〜800倍希釈液で1回水やりして葉片に散布し、5日後に、35%のエトリジアゾール(ETRIDIAZOLE)水和性粉剤の500〜800倍希釈液で1回水やりして葉片に散布し、更に5日後に、72%のストレプトマイシン可溶性散薬の3000〜4000倍の希釈液で1回水やりして葉片に散布し、そして、5日おきに、上記工程を繰り返し、最後のストレプトマイシンによる水やりの5日後に、体積分率75%のエタノール水溶液で消毒した解剖刀で、長さ1.5〜2.5cmの腋芽を切り取って外植片とし、
前記消毒は、具体的に、クリーンベンチ(超浄作業台)において、切り取った外植片をまず体積分率75%のエタノール水溶液中に10〜30秒間浸してから、有効塩素1.0%の次亜塩素酸溶液を用いて更に5〜10分間浸し、そして、滅菌水で4〜5回洗い流し、質量分率0.1%の塩化第二水銀溶液で5〜10分間消毒してから更に滅菌水で4〜5回洗い流し、続けて葉片を切り取り、ストレプトマイシンの1500〜2000倍希釈液中において24時間振とうして、消毒後の外植片を得る。そのような処理によれば、消毒成功率を50〜60%まで達成させることができ、それによって外植片の除染課題を効果的に解決した。
MS培地は国際通用培地であり、その成分と調製方法は、Murashige T, Skoog F(1962)(A revised medium for rapid growth and bioassay with tobacco tissue cultures.Physiol Plant15:473−497)に記載されている。1/2MS培地とは、MS培地中の大量元素の使用量が従来の1/2となる以外、その他の成分は同様である。
本発明は、パフィオペディルム・モーディータイプの母株に対して一連的な薬剤処理を行うことに基づいて、新発の腋芽を外植片とし、独特な培地を用いて不定芽誘導、の増殖、及び根培養を行い、質の高い種苗の迅速増殖方法を獲得し、パフィオペディルム・モーディータイプの質の高い種苗の市場ニーズを満たすために有効な方法を提供することができる。該技術は、確実に実行可能であり、応用価値も高い。
下記実施例は、ただ本発明を更に説明するために付されるものであり、本発明を限定するものではない。
実施例1:赤いモーディアエ−奇跡(Paphiopedilum SCBG Miracle)の組織培養
(1)材料の選択及び処理
植物成長が強く、花形の丸いパフィオペディルム・モーディータイプ[赤いモーディアエ−奇跡]を母株とした。外植片を切り取り消毒する35日前に、まずはカルベンダジムの500倍希釈液で1回水やりして葉片に散布し、5日後に、35%のエトリジアゾール水和性粉剤の500倍希釈液で1回水やりして葉片に散布し、更に5日後に、72%のストレプトマイシン可溶性散薬の3000倍の希釈液で1回水やりして葉片に散布し、そして、5日おき、上記工程を繰り返し、最後のストレプトマイシンによる水やりの5日後に、体積分率75%のエタノール水溶液で消毒した解剖刀で、長さ2.5cmの腋芽を切り取って外植片とした。
(2)外植片の消毒
クリーンベンチにおいて、切り取った外植片をまず体積分率75%のエタノール水溶液中に30秒間浸してから、有効塩素1.0%の次亜塩素酸溶液を用いて更に10分間浸して、そして、滅菌水で5回洗い流して、そして質量分0.1%の塩化第二水銀溶液で10分間消毒してから更に滅菌水で5回洗い流した。消毒後の外植片を得て、続けて葉片を切り取って、ストレプトマイシンの2000倍希釈液中において24時間振とうしてから、誘導用培地に接種し培養した。培養温度は28℃であって、輝度は2000lxであって、照明時間は16時間/日であった。前記誘導用培地は、1リットル毎に、6−ベンジルアデニン(6−BA)10.0mg、ナフタレン酢酸1.0mg、ココナツミルク200ml、リン酸二水素ナトリウム150mg、ショ糖20g及び寒天6gを含有して、残量部は1/2MS培地であって、pH値は5.8〜6.0であった。その調製方法として、上記培地中の各成分を均一に混合してから、消毒し滅菌して、誘導用培地(以下、同様)を得た。消毒成功率は、60%となった。
(3)不定芽誘導及びの増殖
接種後の外植片は、10日頃に、明らかな褐色の分泌物の形成を確認できて、30日目に、新たな誘導用培地に移して更に25日間培養して、外植片上に不定芽が形成された。そして、不定芽を増殖用培地中に接種して、継代増殖培養を行った。前記増殖用培地は、1リットル毎に、6−ベンジルアデニン(6−BA)4.0mg、ナフタレン酢酸1.0mg、ココナツミルク200ml、リン酸二水素ナトリウム150mg、ショ糖20g及び寒天6gを含有して、残量部は1/2MS培地であって、pH値は5.8〜6.0であった。培養温度は28℃であって、輝度は2000lxであって、照明時間は16時間/日であった。60日おきで1回継代して、第6代目のとき、増殖係数は3.0倍となって、を獲得した。
(4)生長促進培養
増殖して得た生長促進用培地に接種し生長促進させた。培養温度は28℃であって、輝度は2000lxであって、照明時間は16時間/日であった。60日後に、高さ3.0cmの1つの芽に切ってから、発根用培地中に移し根培養した。培養温度は28℃であって、輝度は2000lxであって、照明時間は16時間/日であった。60日後に、高さ6.0cmの完全な植を獲得した。前記生長促進用培地は、1リットル毎に、6−ベンジルアデニン1.5mg、ナフタレン酢酸0.75mg、ココナツミルク150ml、リン酸二水素ナトリウム175mg、ショ糖20g及び寒天6gを含有し、残量部は1/2MS培地であって、pH値は5.8〜6.0であった。その調製方法として、上記培地中の各成分を均一に混合してから、消毒し滅菌して、生長促進用培地(以下、同様)を得た。前記発根用培地は、1リットル毎に、6−ベンジルアデニン0.5mg、ナフタレン酢酸1.0mg、ココナツミルク200ml、リン酸二水素ナトリウム200mg、バナナホモジネート150g、活性炭1.0g、ショ糖20g及び寒天6gを含有し、残量部は1/2MS培地であって、pH値は5.8〜6.0であった。その調製方法として、上記培地中の各成分を均一に混合してから、消毒し滅菌して、発根用培地(以下、同様)を得た。
(5)試管苗の移植
高さ約6cmの完全植物の培養瓶を自然光の温室に移して、20日間順化してから、ガラス瓶から取り出して、その根部の培地を洗浄した。軽石(日本からの輸入品):樹皮が質量比で3:1である混合マトリックスに移して、適切な換気と適切な湿度を維持すると、移植の生存率を95%までにとどめる事ができた。
実施例2:緑モーディアエ−雲の君(Paphiopedilum SCBG Yun
zhijun)の組織培養
(1)材料の選択及び処理
植物成長が強く、花形の丸いパフィオペディルム・モーディータイプ[緑モーディアエ−雲の君]を母株とした。外植片を切り取り消毒する35日前に、まずはカルベンダジムの600倍希釈液で1回水やりして葉片に散布し、5日後に、35%のエトリジアゾール水和性粉剤の600倍希釈液で1回水やりして葉片に散布し、更に5日後に、72%のストレプトマイシン可溶性散薬の3500倍の希釈液で1回水やりして葉片に散布し、そして、5日おき、上記工程を繰り返し、最後のストレプトマイシンによる水やりの5日後に、体積分率75%のエタノール水溶液で消毒した解剖刀で、長さ2.5cmの腋芽を切り取って外植片とした。
(2)外植片の消毒
クリーンベンチにおいて、切り取った外植片をまず体積分率75%のエタノール水溶液中に20秒間浸してから、有効塩素1.0%の次亜塩素酸溶液を用いて更に7.5分間浸して、そして、滅菌水で5回洗い流して、そして質量分0.1%の塩化第二水銀溶液で7.5分間消毒してから更に滅菌水で5回洗い流した。消毒後の外植片を得て、続けて葉片を切り取って、ストレプトマイシンの1750倍希釈液中において24時間振とうしてから、誘導用培地に接種し培養した。培養温度は24℃であって、輝度は1500lxであって、照明時間は12時間/日であった。前記誘導用培地は、1リットル毎に、6−ベンジルアデニン(6−BA)7.5mg、ナフタレン酢酸0.75mg、ココナツミルク150ml、リン酸二水素ナトリウム175mg、ショ糖30g及び寒天7gを含有して、残量部は1/2MS培地であって、pH値は5.8〜6.0であった。その調製方法として、上記培地中の各成分を均一に混合してから、消毒し滅菌して、誘導用培地(以下、同様)を得た。消毒成功率は、55%となった。
(3)不定芽誘導及びの増殖
接種後の外植片は、10日頃に、明らかな褐色の分泌物の形成を確認できて、30日目に、新たな誘導用培地に移して更に28日間培養して、外植片上に不定芽が形成された。そして、不定芽を増殖用培地中に接種して、継代増殖培養を行った。前記増殖用培地は、1リットル毎に、6−ベンジルアデニン(6−BA)10mg、ナフタレン酢酸0.5mg、ココナツミルク100ml、リン酸二水素ナトリウム200mg、ショ糖30g及び寒天7gを含有して、残量部は1/2MS培地であって、pH値は5.8〜6.0であった。培養温度は24℃であって、輝度は1500lxであって、照明時間は12時間/日であった。60日おきで1回継代して、第6代目のとき、増殖係数は2.8倍となって、を獲得した。
(4)生長促進培養
増殖して得た生長促進用培地に接種し生長促進させた。培養温度は24℃であって、輝度は1500lxであって、照明時間は12時間/日であった。60日後に、高さ2.5cmの1つの芽に切ってから発根用培地中に移し根培養した。培養温度は24℃であって、輝度は1500lxであって、照明時間は12時間/日であった。60日後に、高さ5.5cmの完全な植を獲得した。前記生長促進用培地は、1リットル毎に、6−ベンジルアデニン2mg、ナフタレン酢酸1mg、ココナツミルク200ml、リン酸二水素ナトリウム200mg、ショ糖30g及び寒天7gを含有して、残量部は1/2MS培地であって、pH値は5.8〜6.0であった。前記発根用培地は、1リットル毎に、6−ベンジルアデニン0.4mg、ナフタレン酢酸0.75mg、ココナツミルク150ml、リン酸二水素ナトリウム175mg、バナナホモジネート100g、活性炭0.5g、ショ糖30g及び寒天7gを含有し、残量部は1/2MS培地であって、pH値は5.8〜6.0であった。
(5)試管苗の移植
高さ約5.5cmの完全植物の培養瓶を自然光の温室に移して、15日間順化してから、ガラス瓶から取り出して、その根部の培地を洗浄した。軽石(日本からの輸入品):樹皮が質量比で2:1である混合マトリックスに移して、適切な換気と適切な湿度を維持すると、移植の生存率を93%までにとどめる事ができた。
実施例3:モーディアエ−ルビー(Paphiopedilum SCBG Red
Jewl)の組織培養
(1)材料の選択及び処理
植物成長が強く、花形の丸いパフィオペディルム・モーディータイプ[モーディアエ−ルビー]を母株とした。外植片を切り取り消毒する35日前に、まずはカルベンダジムの800倍希釈液で1回水やりして葉片に散布し、5日後に、35%のエトリジアゾール水和性粉剤の800倍希釈液で1回水やりして葉片に散布し、更に5日後に、72%のストレプトマイシン可溶性散薬の4000倍の希釈液で1回水やりして葉片に散布し、そして、5日おき、上記工程を繰り返し、最後のストレプトマイシンによる水やりの5日後に、体積分率75%のエタノール水溶液で消毒した解剖刀で、長さ1.5cmの腋芽を切り取って外植片とした。
(2)外植片の消毒
クリーンベンチにおいて、切り取った外植片をまず体積分率75%のエタノール水溶液中に10秒間浸してから、有効塩素1.0%の次亜塩素酸溶液を用いて更に5分間浸して、そして、滅菌水で4回洗い流して、そして質量分0.1%の塩化第二水銀溶液で5分間消毒してから更に滅菌水で4回洗い流した。消毒後の外植片を得て、続けて葉片を切り取って、ストレプトマイシンの2000倍希釈液中において24時間振とうしてから、誘導用培地に接種し培養した。培養温度は26℃であって、輝度は1800lxであって、照明時間は14時間/日であった。前記誘導用培地は、1リットル毎に、6−ベンジルアデニン(6−BA)3mg、ナフタレン酢酸0.5mg、ココナツミルク100ml、リン酸二水素ナトリウム200mg、ショ糖30g及び寒天6.5gを含有して、残量部は1/2MS培地であって、pH値は5.8〜6.0であった。その調製方法として、上記培地中の各成分を均一に混合してから、消毒し滅菌して、誘導用培地(以下、同様)を得た。消毒成功率は、50%となった。
(3)不定芽誘導及びの増殖
接種後の外植片は、10日頃に、明らかな褐色の分泌物の形成を確認できて、30日目に、新たな誘導用培地に移して更に30日間培養して、外植片上に不定芽が形成された。そして、不定芽を増殖用培地中に接種して、継代増殖培養を行った。前記増殖用培地は、1リットル毎に、6−ベンジルアデニン(6−BA)3.0mg、ナフタレン酢酸1.0mg、ココナツミルク200ml、リン酸二水素ナトリウム150mg、ショ糖20g及び寒天6.5gを含有して、残量部は1/2MS培地であって、pH値は5.8〜6.0であった。培養温度は26℃であって、輝度は1800lxであって、照明時間は14時間/日であった。60日おきで1回継代して、第6代目のとき、増殖係数は2.5倍となって、を獲得した。
(4)生長促進培養
増殖して得た生長促進用培地に接種し生長促進させた。培養温度は26℃であって、輝度は1800lxであって、照明時間は14時間/日であった。60日後に、高さ2.0cmの1つの芽に切ってから発根用培地中に移し根培養した。培養温度は26℃であって、輝度は1800lxであって、照明時間は14時間/日であった。60日後に、高さ5cmの完全な植を獲得した。前記生長促進用培地は、1リットル毎に、6−ベンジルアデニン1mg、ナフタレン酢酸0.5mg、ココナツミルク100ml、リン酸二水素ナトリウム150mg、ショ糖30g及び寒天6gを含有し、残量部は1/2MS培地であって、pH値は5.8〜6.0であった。前記発根用培地は、1リットル毎に、6−ベンジルアデニン0.3mg、ナフタレン酢酸0.5mg、ココナツミルク100ml、リン酸二水素ナトリウム150mg、バナナホモジネート50g、活性炭0.1g、ショ糖30g及び寒天6.5gを含有し、残量部は1/2MS培地であって、pH値は5.8〜6.0であった。
(5)試管苗の移植
高さ約5cmの完全植物の培養瓶を自然光の温室に移して、10日間順化してから、ガラス瓶から取り出して、その根部の培地を洗浄した。軽石(日本からの輸入品):樹皮が質量比で1:1である混合マトリックスに移して、適切な換気と適切な湿度を維持すると、移植の生存率を90%までにとどめる事ができた。
(付記)
(付記1)
a)不定芽誘導と多芽体の増殖ステップであって、パフィオペディルム・モーディータイプの腋芽を切り取って外植片とし、消毒後に誘導用培地に接種し不定芽を誘導し、そして、誘導された不定芽を増殖用培地上に移して増殖培養し、多芽体を獲得し、
前記誘導用培地と前記増殖用培地は、何れも1リットル毎に、6−ベンジルアデニン3.0〜10.0mg、ナフタレン酢酸0.5〜1.0mg、ココナツミルク100〜200ml、リン酸二水素ナトリウム150〜200mg、ショ糖20〜30g及び寒天6〜7gを含有し、残量部は1/2MS培地であり、pH値は5.8〜6.0であることと、
b)発根生長促進培養ステップであって、増殖して得た多芽体を生長促進用培地に接種し生長促進させ、太くて大きい多芽体を獲得し、そして、1つの芽に切ってから発根用培地中に移し発根培養し、完全な植物を獲得し、
前記生長促進用培地は、1リットル毎に、6−ベンジルアデニン1.0〜2.0mg、ナフタレン酢酸0.5〜1.0mg、ココナツミルク100〜200ml、リン酸二水素ナトリウム150〜200mg、ショ糖20〜30g及び寒天6〜7gを含有し、残量部は1/2MS培地であり、pH値は5.8〜6.0であり、
前記発根用培地は、1リットル毎に、6−ベンジルアデニン0.3〜0.5mg、ナフタレン酢酸0.5〜1.0mg、ココナツミルク100〜200ml、リン酸二水素ナトリウム150〜200mg、バナナホモジネート50〜150g、活性炭0.1〜1.0g、ショ糖20〜30g及び寒天6〜7gを含有し、残量部は1/2MS培地であり、pH値は5.8〜6.0であることと、
c)完全な植物を自然光の下に移し順化してから、その根部の培地を洗浄し、軽石:樹皮が質量比で1:1〜3:1である混合マトリックスに移して更に培養し、パフィオペディルム・モーディータイプの種苗を獲得することと、
を含むことを特徴とする、
パフィオペディルム・モーディータイプの種苗の組織培養と迅速増殖の方法。
(付記2)
前記ステップa)において誘導用培地に接種し、又は増殖用培地上に移して増殖培養する際、及び、前記ステップb)において生長促進用培地に接種し生長促進させ、又は1つの芽に切ってから発根用培地中に移し根培養する際に、培養温度は24〜28℃であり、輝度は1500〜2000lxであり、照明時間は12〜16時間/日であることを特徴とする、付記1に記載のパフィオペディルム・モーディータイプの種苗の組織培養と迅速増殖の方法。
(付記3)
前記パフィオペディルム・モーディータイプの腋芽を切り取り、そして消毒してから外植片とすることについては、
該外植片は、下記の方法で獲得される:
植物成長が強く、花形の丸いパフィオペディルム・モーディータイプを母株とし、
外植片を切り取り消毒する35日前に、まずはカルベンダジムの500〜800倍希釈液で1回水やりして葉片に散布し、5日後に、35%のエトリジアゾール水和性粉剤の500〜800倍希釈液で1回水やりして葉片に散布し、更に5日後に、72%のストレプトマイシン可溶性散薬の3000〜4000倍の希釈液で1回水やりして葉片に散布し、そして、5日おきに、上記工程を繰り返し、最後のストレプトマイシンによる水やりの5日後に、体積分率75%のエタノール水溶液で消毒した解剖刀で、長さ1.5〜2.5cmの腋芽を切り取って外植片とし、
前記消毒は、具体的に、クリーンベンチにおいて、切り取った外植片をまず体積分率75%のエタノール水溶液中に10〜30秒間浸してから、有効塩素1.0%の次亜塩素酸溶液を用いて更に5〜10分間浸し、そして、滅菌水で4〜5回洗い流し、質量分率0.1%の塩化第二水銀溶液で5〜10分間消毒してから更に滅菌水で4〜5回洗い流し、続けて葉片を切り取り、ストレプトマイシンの1500〜2000倍希釈液中において24時間振とうして、消毒後の外植片を得る、
ことを特徴とする、
付記1に記載のパフィオペディルム・モーディータイプの種苗の組織培養と迅速増殖の方法。

Claims (1)

  1. a)植物成長が強く、花形の丸いパフィオペディルム・モーディータイプを母株とし、外植片を切り取り消毒する35日前に、まずはカルベンダジムの500〜800倍希釈液で1回水やりして葉片に散布し、5日後に、35%のエトリジアゾール水和性粉剤の500〜800倍希釈液で1回水やりして葉片に散布し、更に5日後に、72%のストレプトマイシン可溶性散薬の3000〜4000倍の希釈液で1回水やりして葉片に散布し、そして、5日おきに、上記工程を繰り返し、最後のストレプトマイシンによる水やりの5日後に、体積分率75%のエタノール水溶液で消毒した解剖刀で、長さ1.5〜2.5cmの腋芽を切り取って前記外植片とし、クリーンベンチにおいて、切り取った前記外植片をまず体積分率75%のエタノール水溶液中に10〜30秒間浸してから、有効塩素1.0%の次亜塩素酸溶液を用いて更に5〜10分間浸し、そして、滅菌水で4〜5回洗い流し、質量分率0.1%の塩化第二水銀溶液で5〜10分間消毒してから更に滅菌水で4〜5回洗い流し、続けて葉片を切り取り、ストレプトマイシンの1500〜2000倍希釈液中において24時間振とうして、消毒後の前記外植片を得て、
    b)消毒後の前記外植片を誘導用培地に接種し不定芽を誘導し、そして、誘導された不定芽を増殖用培地上に移して増殖培養し、多芽体を獲得し、
    前記誘導用培地と前記増殖用培地は、何れも1リットル毎に、6−ベンジルアデニン3.0〜10.0mg、ナフタレン酢酸0.5〜1.0mg、ココナツミルク100〜200ml、リン酸二水素ナトリウム150〜200mg、ショ糖20〜30g及び寒天6〜7gを含有し、残量部は1/2MS培地であり、pH値は5.8〜6.0であることと、
    c)増殖して得た前記多芽体を生長促進用培地に接種し生長促進させ、太くて大きい多芽体を獲得し、そして、1つの芽に切ってから発根用培地中に移し発根培養し、完全な植物を獲得し、
    前記生長促進用培地は、1リットル毎に、6−ベンジルアデニン1.0〜2.0mg、ナフタレン酢酸0.5〜1.0mg、ココナツミルク100〜200ml、リン酸二水素ナトリウム150〜200mg、ショ糖20〜30g及び寒天6〜7gを含有し、残量部は1/2MS培地であり、pH値は5.8〜6.0であり、
    前記発根用培地は、1リットル毎に、6−ベンジルアデニン0.3〜0.5mg、ナフタレン酢酸0.5〜1.0mg、ココナツミルク100〜200ml、リン酸二水素ナトリウム150〜200mg、バナナホモジネート50〜150g、活性炭0.1〜1.0g、ショ糖20〜30g及び寒天6〜7gを含有し、残量部は1/2MS培地であり、pH値は5.8〜6.0であることと、
    )完全な植物を自然光の下に移し順化してから、その根部の培地を洗浄し、軽石:樹皮が質量比で1:1〜3:1である混合マトリックスに移して更に培養し、パフィオペディルム・モーディータイプの種苗を獲得することと、
    を含み、
    前記ステップ)において誘導用培地に接種し、又は増殖用培地上に移して増殖培養する際、及び、前記ステップ)において前記多芽体を生長促進用培地に接種し生長促進させ、又は1つの芽に切ってから発根用培地中に移し発根培養する際に、培養温度は24〜28℃であり、輝度は1500〜2000lxであり、照明時間は12〜16時間/日であることを特徴とする、
    パフィオペディルム・モーディータイプの種苗の組織培養と迅速増殖の方法。
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