JP6483126B2 - イブルチニブの結晶形態i - Google Patents

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Description

関連出願の相互参照
本出願は、米国特許法第119条(a)の下、2013年11月27日に出願された中国特許出願第201310616065.4号、および2014年10月14日に出願された同特許出願第201410542609.1号に対する優先権を主張し、いずれもその全体が参照により本明細書に組み込まれている。
本発明は、イブルチニブの新規結晶形態、ならびにそれらの医薬組成物、それらの調製方法および使用方法に関する。
ブルトン型チロシンキナーゼ(BTK)は、Tリンパ球およびナチュラルキラー細胞を除く全ての造血細胞型で発現する重要なシグナル伝達酵素であり、B細胞発達、活性化、シグナル伝達および生存の重要な調節因子である。それは、細胞表面B細胞受容体(BCR)刺激を、下流の細胞内応答と関連付けるB細胞シグナル伝達経路において必須の役割を果たす。したがって、とりわけ、BTKは、マントル細胞リンパ腫において悪性となる白血球であるB細胞の増殖および生存に寄与する。
イブルチニブは、米国食品医薬品局によりマントル細胞リンパ腫の治療に関して承認された最初のBKT阻害剤である。イブルチニブは、式(I)の構造を有し、1−[(3R)−3−[4−アミノ−3−(4−フェノキシフェニル)−1H−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン−1−イル]ピペラジン−1−イル]プロパ−2−エン−1−オンの化学名を有する。
Figure 0006483126
イブルチニブの多形性は、国際公開第2013184572号で報告されており、それは、多数の溶媒系をスクリーニングすることにより得られる3つの非晶質形態および3つの溶媒和物(すなわち、それぞれメチルイソブチルケトン溶媒和物、トルエン溶媒和物およびメタノール溶媒和物)を含むイブルチニブの6つの結晶形態(それらの混合物を含む)を開示している。イブルチニブの、よりよく研究されている溶媒和していない2つの形態は、低い溶解度を有すると報告された(形態A pH=8で0.013mg/mL、および形態B pH7.2で0.0096mg/mL)。さらに、溶媒和した形態は、剤形として直接使用するのに適していない。
したがって、イブルチニブの新たな結晶形態、特に優れた薬理学的特性を有する安定で溶媒和していない多形体が、依然として大いに必要とされている。
本発明は、所望の薬理学的特性、例えばより高い安定性および溶解度ならびに低い吸湿性を有する、驚くべきことに発見されたイブルチニブの新たな結晶形態を提供する。この結晶形態は、上記の薬理学的特性のため、所望のバイオアベイラビリティーおよび治療効果を達成するための剤形における使用により適している。この結晶形態はまた、簡素な方法を使用して、低コストで調製することができる。
一態様では、本発明は、形態Iと称されるイブルチニブの結晶形態を提供する。
別の態様では、本発明は、イブルチニブ形態Iの調製のための方法を提供する。
別の態様では、本発明は、イブルチニブの結晶形態Iおよび薬学的に許容される担体を含む医薬組成物を提供する。
別の態様では、本発明は、BTK活性に関連した疾患または障害の治療のための薬剤の製造において、イブルチニブの結晶形態Iを使用する方法を提供する。
別の態様では、本発明は、BTK活性に関連した疾患または障害を治療する方法であって、イブルチニブの結晶形態Iを含む医薬組成物を、それを必要とする対象に投与するステップを含む方法を提供する。
本発明の他の態様および実施形態は、下記説明および実施例でさらに説明される。
結晶形態Iの代表的なX線粉末回折(XRPD)パターンを示す図である。 結晶形態Iの示差走査熱量測定(DSC)サーモグラムを示す図である。 結晶形態Iの熱重量分析(TGA)サーモグラムを示す図である。 結晶形態Iの代表的な動的水蒸気吸着(DVS)等温線プロットを示す図である。 元の形態I(図5a)との比較における、25℃/60%RHで180日間(図5b)、および40℃/75%RHで180日間(図5c)貯蔵した場合の形態IのXRPDパターンにおける変化を示す図である。
本発明は、国際公開第2013184572号の結晶形態Aよりも、生理学的条件下で高い溶解度を有するイブルチニブの新たな結晶形態を提供し、したがって、バイオアベイラビリティーの増強および薬物負荷の低減などの様々な利点を提供する。新たな結晶形態は、物理的および化学的に安定であり、吸湿性でなく、高湿度で潮解性とはならず、したがって、長期貯蔵にとって利便性が高い。さらに、新たな結晶形態は、簡素な方法を使用して、低コストで調製することができ、それはまた、将来的に薬物のさらなる最適化および開発に非常に有益である。
一態様では、本発明は、形態Iと称されるイブルチニブの結晶形態を提供する。
一実施形態では、結晶形態Iは、CuKα放射を使用して測定される2θ値、5.2°±0.2°、17.6°±0.2°および22.1°±0.2°を含むX線粉末回折パターンにより特徴付けられる。
別の実施形態では、結晶形態Iは、CuKα放射を使用して測定される2θ値、19.3°±0.2°、20.8°±0.2°および22.4°±0.2°をさらに含むX線粉末回折パターンにより特徴付けられる。
別の実施形態では、結晶形態Iは、CuKα放射を使用して測定される2θ値、16.2°±0.2°、18.1°±0.2°、18.9°±0.2°および23.0°±0.2°をさらに含むX線粉末回折パターンにより特徴付けられる。
結晶形態Iは、実質的に図1に示されるようなX線粉末回折パターンを有する。
結晶形態Iは、約135.1℃で吸熱ピークを示す、実質的に図2に示されるような示差走査熱量測定サーモグラムを有する。
結晶形態Iは、120℃までに約0.5%の重量損失を示す、実質的に図3に示されるような熱重量分析サーモグラムを有し、結晶形態が実質的に溶媒和していないまたは無水であることを示唆する。
別の態様では、本発明は、イブルチニブ形態Iの調製のための方法であって、アルコール、エーテルもしくはケトン、またはアルコール、エーテルもしくはケトンとアルカンとの混合物中にイブルチニブを溶解するステップ、および外気条件下での平衡化により、または制御された冷却により、上記形態Iを溶液から結晶化するステップを含む方法を提供する。
幾つかの実施形態では、上記溶解ステップは、アルコールおよびアルカンを含む混合溶媒系中で実施される。
幾つかの実施形態では、上記混合溶媒系は、2−プロパノールおよびn−ヘプタンを含む。
別の態様では、本発明は、イブルチニブ形態Iを含む固体医薬組成物を提供する。
本発明の1つまたは複数の薬学的に許容される賦形剤を伴うイブルチニブの形態Iは、粉末、顆粒、ペレット、錠剤およびカプセルなどであるが、それらに限定されない固体経口剤形;シロップ、懸濁液、分散液およびエマルジョンなどであるが、それらに限定されない液体経口剤形;ならびに溶液、分散液および凍結乾燥組成物などであるが、それらに限定されない注射用製剤として、さらに製剤化され得る。
別の態様では、本発明は、哺乳動物においてがんを治療する方法であって、治療有効量のイブルチニブ形態Iを投与するステップを含む方法を提供する。幾つかの実施形態では、がんは、B細胞悪性腫瘍である。幾つかの実施形態では、がんは、慢性リンパ球性白血病(CLL)/小リンパ球性リンパ腫(SLL)、マントル細胞リンパ腫(MCL)、びまん性大細胞型B細胞リンパ腫(DLBCL)および多発性骨髄腫から選択されるB細胞悪性腫瘍である。
別の態様では、本発明は、BTK活性に関連する疾患または障害の治療のための薬剤の製造における、イブルチニブ形態Iの使用を提供する。ある実施形態では、疾患または障害は、慢性リンパ球性白血病(CLL)/小リンパ球性リンパ腫(SLL)、マントル細胞リンパ腫(MCL)、びまん性大細胞型B細胞リンパ腫(DLBCL)および多発性骨髄腫から成る群から選択されるB細胞悪性腫瘍である。
下記の非限定的な実施例は、本発明のある特定の態様をさらに説明する。
X線粉末回折(XRPD)
分析機器:Panalytical Empyrean。X線粉末回折は、Si単結晶低バックグラウンドホルダー上に結晶材料の試料を載せて、顕微鏡スライドを用いて試料を薄層へと広げることにより実施した。2θの位置は、Panalytical 640 Si粉末標準物質に対して較正した。45kVおよび40mAで作動する銅ロングファインフォーカス管(long-fine focus tube)により発生するX線を、Kα1=1.540589オングストロームおよびKα2=1.544426オングストロームの波長で試料に照射した(Kα1/Kα2強度比は0.50である)。コリメーター処理した(collimated)X線源を、10mmに設定されたプログラム式発散スリットに通し、反射放射線は、5.5mmの散乱防止スリットに通して方向づけた。試料は、0.013°の2シータにつき16.3秒の増分(連続スキャンモード)で3度〜40度の2シータの範囲にわたってシータ−シータモードで曝露させた。実行時間は3分57秒であった。機器には、RTMS検出器(X’Celerator)が備えられていた。制御およびデータ取得は、データコレクターソフトウェアで作動しているDell Optiplex 780 XPを用いた。
ピークの相対強度が、例えば、大きさが30ミクロンを超える粒子、および試料の分析に影響を及ぼし得る非ユニタリーアスペクト比により影響され得ることは、X線粉末回折の当業者に理解されよう。同様に、試料が回折計において位置する正確な高さ、および回折計のゼロ較正により、反射の位置が影響され得ることも、当業者に理解されよう。試料の表面平面性もまた、わずかに影響し得る。したがって、提示される回折パターンデータは、絶対値として解釈されるべきではない。
示差走査熱量測定法(DSC)
分析機器:TA Instruments Q2000 DSC。
加熱速度:1分につき10℃。
パージガス:窒素。
熱重量分析(TGA)
分析機器:TA Instruments Q5000 TGA。
加熱速度:1分につき10℃。
パージガス:窒素。
動的水蒸気吸着(DVS)
動的水蒸気吸着(DVS)は、SMS(Surface Measurement Systems)DVS Intrinsicを用いて測定した。25℃での相対湿度は、LiCl、Mg(NOおよびKClの潮解点に対して較正した。DVS試験に関する典型的なパラメーターを以下に列挙する。
Figure 0006483126
実施例1.イブルチニブ結晶形態Iの調製
2−プロパノール/n−ヘプタン(2:3、v/v)15mL中に、イブルチニブ513mgを溶解した。溶液を外気条件下で24時間平衡化させて形態Iを得、それを、XRPD、DSCおよびTGAで分析した。形態IのXRPDパターンを図1に示す。この実施例で生成する形態IのXRPDデータを表1に列挙する。
この実施例から得られる形態IのXRPDパターンを図1に示し、この実施例から得られる形態IのDSCサーモグラムを図2に示し、この実施例から得られる形態IのTGAサーモグラムを図3に示す。
Figure 0006483126
実施例2.イブルチニブ結晶形態Iの調製
2−プロパノール/n−ヘプタン(1:5、v/v)1.6mL中に、50℃下で、イブルチニブ48.2mgを溶解して、イブルチニブの飽和溶液を得た。溶液を0.1℃/分の冷却速度で50℃から5℃まで冷却して、形態Iを生成した。この実施例で生成する形態IのXRPDデータを表2に列挙する。
Figure 0006483126
実施例3.イブルチニブ結晶形態Iの調製
アセトン0.5mL中に、イブルチニブ12.7mgを溶解して、続いてn−ヘプタン2.0mLをゆっくりと添加した。懸濁液を1000rpmの速度で1日間攪拌して、形態Iを生成した。この実施例で生成する形態IのXRPDデータを表3に列挙する。
Figure 0006483126
実施例4.イブルチニブの結晶形態Iと結晶形態A(国際公開第2013184572A1号)との間の速度論的溶解度の比較
摂食時における人工腸液(FeSSIF)および疑似胃液(SGF)における、結晶形態Iおよび結晶形態A(国際公開第2013184572A1号)におけるイブルチニブの速度論的溶解度を、下記手順を使用して測定した:
1.イブルチニブ結晶形態Aまたは形態Iおよそ30mgを、風袋の重さを量った4mLのプラスチックバイアルに秤量して、化合物の実重量を記録する。
2.生体関連媒質(bio−relevant medium)3mLを各バイアルに添加する。
3.バイアルを蓋で覆い、25r/分の速度で回転インキュベーターを使用して全懸濁液試料をRT(室温)で攪拌し続ける。
4.それぞれ、1時間、4時間および24時間でサンプリングする。懸濁液の約0.6mL分取量を、1回毎に溶解度バイアルから遠心濾過チューブ(孔径0.45μm)に移す。
5.8500rpmの速度で3分間、RTで濾過チューブを遠心分離して、上清0.2mLをHPLC定量決定用にとり、溶液の残部をpH測定用にとり、固体をXRPDによる特徴付け用に分離する。
表4に示す結果は、結晶形態Iが、結晶形態A(国際公開第2013184572A1号)と比較して、より高い溶解度を有することを示唆する。
Figure 0006483126
実施例5.形態Iの吸湿性評価
イブルチニブ形態Iの吸湿性は、動的水蒸気吸着(DVS)を使用して研究した。図4に示す形態IのDVS等温線プロット、および表5に列挙する詳細なデータにより、この試料は、水の取込みが、80%RH、25℃下で0.19%であることが示され、これから、形態Iが非吸湿性であることが示唆される。
Figure 0006483126
この実施例で適用される吸湿性規準は、ヨーロッパ薬局方における基準を指す:
− 潮解性:十分な水を吸収して液体を生ずる;
− 高吸湿性:質量の増加が、15パーセントに等しいか、またはそれよりも大きい;
− 吸湿性:質量の増加が、15パーセント未満であり、かつ2パーセントに等しいか、またはそれよりも大きい;
− 低吸湿性:質量の増加が、2パーセント未満であり、かつ0.2パーセントに等しいか、またはそれよりも大きい。
実施例6.ストレス条件下での形態Iの安定性評価
イブルチニブ形態Iの2つの試料を、ディッシュを開放させた状態で、それぞれ、25℃/60%RHおよび40℃/75%RH下で180日間貯蔵した。試料の化学的および物理的安定性を、高速液体クロマトグラフィー(HPLC)およびXRPDにより評価した。ストレス条件下での形態IのXRPDパターンを図5に示す。表6に作表した安定性評価の結果は、形態Iがストレス条件下で物理的および化学的に安定であることを示す。
Figure 0006483126
上述の実施例および好ましい実施形態の説明は、限定ではなく、説明として解釈されるべきであり、本発明は、特許請求の範囲によって規定される。当業者に容易に理解されるように、特許請求の範囲に記載されるような本発明を逸脱することなく、上述の特徴の多数の変更形態および組合せが利用され得る。かかる変更形態は全て、併記の特許請求の範囲内に含まれると意図される。本明細書中で引用する参照文献は全て、その全体が参照により組み込まれている。

Claims (16)

  1. CuKα放射を使用して測定される2θ値、5.2°±0.2°、17.6°±0.2°および22.1°±0.2°を含むX線粉末回折パターンを有する、形態Iと称されるイブルチニブの結晶形態。
  2. 前記X線粉末回折パターンが、CuKα放射を使用して測定される2θ値、19.3°±0.2°、20.8°±0.2°および22.4°±0.2°をさらに含む、請求項1記載の結晶形態。
  3. 前記X線粉末回折パターンが、CuKα放射を使用して測定される2θ値、16.2°±0.2°、18.1°±0.2°、18.9°±0.2°および23.0°±0.2°をさらに含む、請求項1または2記載の結晶形態。
  4. 請求項1記載のイブルチニブ形態Iの調製のための方法であって、アルコール、エーテル、ケトン、アルコールとアルカンとの混合物、エーテルおよびアルカンの混合物、ケトンとアルカンとの混合物から成る群から選択される溶媒系中にイブルチニブを溶解して溶液を得るステップ、および外気条件下で、または制御されたかたちで該溶液を冷却することにより、該形態Iを結晶化するステップを含む方法。
  5. 前記溶媒系が、アルコールまたはケトンおよびアルカンの混合物である、請求項4記載の方法。
  6. 前記アルコールが低級アルコールであり、前記アルカンがC〜C10アルカンである、請求項5記載の方法。
  7. 前記溶媒系が、2−プロパノールおよびn−ヘプタンの混合物である、請求項5記載の方法。
  8. 前記ケトンがC〜Cケトンであり、前記アルカンがC〜C10アルカンである、請求項5記載の方法。
  9. 前記溶媒系が、アセトンおよびn−ヘプタンの混合物である、請求項5記載の方法。
  10. イブルチニブの結晶形態Iおよび薬学的に許容される担体を含む医薬組成物であって、該結晶形態Iが、CuKα放射を使用して測定される2θ値、5.2°±0.2°、17.6°±0.2°および22.1°±0.2°を含むX線粉末回折パターンを有する医薬組成物。
  11. 前記結晶形態Iの前記X線粉末回折パターンが、CuKα放射を使用して測定される2θ値、19.3°±0.2°、20.8°±0.2°および22.4°±0.2°をさらに含む、請求項10記載の医薬組成物。
  12. 前記X線粉末回折パターンが、CuKα放射を使用して測定される2θ値、16.2°±0.2°、18.1°±0.2°、18.9°±0.2°および23.0°±0.2°をさらに含む、請求項10または11記載の医薬組成物。
  13. 前記結晶形態Iが、示差走査熱量測定法(DSC)により測定される約135.1℃の融点を有する、請求項10記載の医薬組成物。
  14. 前記結晶形態Iの前記X線粉末回折パターンが、下記図1に示されるX線粉末回折パターンと実質的に同一である、請求項10記載の医薬組成物。

    (図1)
    Figure 0006483126
  15. ブルトン型チロシンキナーゼ(BTK)の活性に関連した疾患または障害の進行または発症を治療または遅延させるための薬剤の製造における、請求項1記載のイブルチニブの結晶形態Iの使用。
  16. 前記疾患または障害が、慢性リンパ球性白血病(CLL)/小リンパ球性リンパ腫(SLL)、マントル細胞リンパ腫(MCL)、びまん性大細胞型B細胞リンパ腫(DLBCL)および多発性骨髄腫から成る群から選択されるB細胞悪性腫瘍である、請求項15記載の使用。
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