JP6481509B2 - 磁気記録媒体基板用ガラス、磁気記録媒体基板、および磁気記録媒体 - Google Patents

磁気記録媒体基板用ガラス、磁気記録媒体基板、および磁気記録媒体 Download PDF

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Description

本発明は、磁気記録媒体基板用ガラス、磁気記録媒体基板、および磁気記録媒体に関する。
磁気記録媒体は、基板と、磁気記録層とを有する。近年、次世代の記録方式として、エネルギーアシスト磁気記録方式が検討されている(例えば特許文献1参照)。この記録方式は、エネルギーを与えることで磁気記録層の保磁力を低下させ、この状態で外部磁界を印加して記録する方式であり、熱安定性を保ちながら磁性粒子を微細化できる。
国際公開第2013/140469号
磁気記録層の成膜プロセスにおいて、基板を高温に加熱することがあり、耐熱性の高いガラス基板が要望されている。
また、ガラス基板の薄板化や高速回転化が求められており、ガラス基板のフラッタリング特性の改善が求められている。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであって、耐熱性およびフラッタリング特性を改善した、磁気記録媒体基板用ガラスの提供を主な目的とする。
上記課題を解決するため、本発明の一態様によれば、
酸化物基準のモル%表示で、
SiOを60〜75%、Alを10〜15%、Bを7〜12%、MgOを0〜15%、CaOを3〜15%、SrOを0〜10%、BaOを0〜10%、NaOを0〜10%、KOを0〜10%、LiOを0〜10%、TiOを0〜3%、ZrOを0〜1%含有し、
上記12成分の含有量の合計が97%以上であり、
MgO、CaO、SrO、およびBaOの含有量の合計が10〜20%であり、
NaO、LiO、およびKOの含有量の合計が6.0〜10%であり、
共振振動周波数3000Hzにおける横振動内部摩擦と、比弾性率との積の値が2.6×10−2MNm/kg以上である、磁気記録媒体基板用ガラスが提供される。
本発明の一態様によれば、耐熱性およびフラッタリング特性を改善した、磁気記録媒体基板用ガラスが提供される。
一実施形態による磁気記録媒体を示す斜視図である。 一実施形態による磁気記録媒体を示す側面図である。
以下、本発明を実施するための形態について図面を参照して説明する。各図面において、同一の又は対応する構成には、同一の又は対応する符号を付して説明を省略する。本明細書において、数値範囲を表す「〜」はその前後の数値を含む範囲を意味する。
図1は、一実施形態による磁気記録媒体を示す斜視図である。図2は、一実施形態による磁気記録媒体を示す側面図である。
磁気記録媒体10は、熱アシスト磁気記録方式の記録媒体である。熱アシスト磁気記録方式は、熱を与えることで磁気記録層14の保磁力を低下させ、この状態で外部磁界を印加して記録する方式であり、熱安定性を保ちながら磁性粒子を微細化できる。磁気記録媒体10は、大気雰囲気下のほか、不活性雰囲気下で使用できる。不活性雰囲気としては、窒素雰囲気、アルゴン雰囲気のほか、特に、原子量の小さいヘリウム雰囲気が回転に伴う気流の影響を小さくできるので好ましい。記録時および再生時の少なくとも一方の磁気記録媒体10の回転数は、7200〜20000rpmであってよい。磁気記録媒体10は、基板11、ヒートシンク層12、シード層13、磁気記録層14、および保護層15を有する。
尚、磁気記録媒体は、図1の構成に限定されない。磁気記録媒体は、基板11と、磁気記録層14とを有していればよく、例えばヒートシンク層12、シード層13、および保護層15を有しなくてもよい。また、磁気記録媒体は、基板11と磁気記録層14との間に、密着層、軟磁性裏打ち層、中間層などをさらに有してもよい。また、磁気記録媒体は、基板11の両側に磁気記録層14を有してもよい。
基板11は、ガラス基板であって、基板用ガラスによって形成される。一般的に、基板11のフラッタリング特性の指標dとして、基板用ガラスの比弾性率E/ρと、基板用ガラスの横振動内部摩擦ξ(以下、単に「内部摩擦ξ」と呼ぶ)との積(d=E/ρ×ξ)が用いられる。フラッタリングを抑制するため、指標dの大きいガラスが望ましい。ここで、比弾性率E/ρは、ヤング率Eと密度ρとの比E/ρである。温度が一定の場合、ヤング率Eや密度ρ(ひいては比弾性率E/ρ)は基板用ガラスの組成に応じて一義的に決まるが、内部摩擦ξは基板11の振動状態(振動周波数)に応じて変化する。
本発明者は、基板11のフラッタリング特性を調べ、基板11の回転数が7200〜20000rpmの場合、特に回転数が10000rpm以上の場合、周波数2700〜3300Hzの帯域に存在する高次の振動モードがフラッタリング特性に大きく影響することを見出した。従って、フラッタリングを抑制するためには、共振振動周波数が2700〜3300Hzの場合の内部摩擦ξが大きいことが重要であることを見出した。ここで、共振振動周波数は、基板11の材質、形状、寸法、および回転数に依存する。なお、2700〜3300Hzの範囲内では、内部摩擦ξは緩やかに変化をするため、その中心値の3000Hzの内部摩擦ξ3を指標とすれば良いことも見出した。また、フラッタリングをさらに抑制するためには、共振振動周波数が1200〜1800Hzの帯域に存在する振動に対する減衰が大きいことが必要であることも見出した。この場合も、1200〜1800Hzの範囲内では、内部摩擦ξは緩やかに変化をするため、その中心値の1500Hzの内部摩擦ξ1を指標とすれば良いことも見出した。すなわち共振振動周波数1500Hzの場合の内部摩擦ξ1が大きいことが重要であることを見出した。さらに本発明者は、耐熱性、耐薬品性なども考慮し、下記に示す組成とすることが磁気記録媒体用ガラス基板として好適であることを見出した。
基板用ガラスは、酸化物基準のモル%表示で、SiOを60〜75%、Alを10〜15%、Bを7〜12%、MgOを0〜15%、CaOを3〜15%、SrOを0〜10%、BaOを0〜10%、NaOを0〜10%、KOを0〜10%、LiOを0〜10%、TiOを0〜3%、ZrOを0〜1%含有する。この基板用ガラスは、上記12成分の含有量の合計が97%以上(好ましくは98%以上、より好ましくは99%以上)であり、MgO、CaO、SrO、およびBaOの含有量の合計が10〜20%であり、NaO、LiO、およびKOの含有量の合計が1〜10%である。
基板用ガラスは、好ましくは、酸化物基準のモル%表示で、SiOを60〜68%、Alを10〜11%、Bを7〜12%、MgOを0.1〜15%、CaOを4.5〜10%、SrOを0.1〜10%、BaOを0〜10%、NaOを0〜10%、KOを0〜10%、LiOを0〜10%、TiOを0〜3%、ZrOを0〜1%含有する。この基板用ガラスは、上記12成分の含有量の合計が97%以上(好ましくは98%以上、より好ましくは99%以上)であり、MgO、CaO、SrO、およびBaOの含有量の合計が10〜20%であり、NaO、LiO、およびKOの含有量の合計が1〜10%である。
次に、基板用ガラスの各成分について説明する。各成分の説明において、%はモル%を意味する。
SiOは、ガラスの骨格を形成する必須成分である。
SiOの含有量が60%未満の場合、耐酸性が著しく低下しやすく、ガラス転移点Tgが低下しやすく、傷が生じやすくなる。また、この場合、液相温度が上昇すると共に、温度T(粘度が10dPa・sとなる温度)および温度T(粘度が10dPa・sとなる温度)が低下しやすく、失透が生じやすくなる。従って、SiOの含有量は、60%以上、好ましくは61%以上、より好ましくは63%以上、特に好ましくは65%以上である。
一方、SiOの含有量が75%超の場合、温度Tおよび温度Tが上昇しやすく、ガラスの溶解が困難となりやすく、清澄時の脱泡性が低下し欠点が生じやすくなる。また、この場合、比弾性率E/ρが低下しやすい。さらに、この場合、ガラスの50〜350℃における平均線膨張係数α(以下、単に「平均線膨張係数α」ともいう)が小さくなりやすい。従って、SiOの含有量は、75%以下、好ましくは73%以下、より好ましくは71%以下、特に好ましくは68%以下である。
Alは、ヤング率、耐アルカリ性を高める必須成分である。
Alの含有量が10%未満の場合、ヤング率Eが低下しやすく、また、ガラス転移点Tgが低下しやすい。従って、Alの含有量は、10%以上、好ましくは10.2%以上、より好ましく10.3%以上である。
一方、Alの含有量が15%超の場合、密度ρが大きく比弾性率E/ρが小さくなりやすく、フラッタリング特性が悪化しやすい。また、この場合、耐酸性が低下しやすい。さらに、この場合、液相温度が高くなりすぎる傾向があるため成形が困難となりやすい。従って、Alの含有量は、15%以下、好ましくは13%以下、より好ましくは12%以下、さらに好ましくは11%以下である。
は、耐薬品性、耐傷性、ガラスの溶解性を向上させるために、7%以上含有する必要がある。一方、Bの含有量が12%超の場合、ヤング率Eひいては比弾性率E/ρが低下しやすく、ガラス転移点Tgも低下しやすい。従って、Bの含有量は、12%以下、好ましくは11%以下である。
MgOは、必須ではないが、溶解性の向上、ヤング率Eひいては比弾性率E/ρの向上、ガラス転移点Tgの上昇のため、15%以下の範囲で含有してもよい。MgOの含有量が15%超の場合、液相温度が上昇しやすく、製造が困難になりやすい。MgOの含有量は、好ましくは13%以下、より好ましくは12%以下である。MgOの含有量は、好ましくは0.1%以上である。
CaOは、溶解温度を低くし、失透温度を下げるために、3%以上含有する必要がある。CaOの含有量は、好ましくは3.5%以上、より好ましくは4.5%以上である。一方、CaOの含有量が15%超の場合、ヤング率E、比弾性率E/ρ、ガラス転移点Tgが低下しやすい。従って、CaOの含有量は、15%以下、好ましくは13%以下、より好ましくは10%以下である。
SrOおよびBaOは、それぞれ、必須ではないが、溶解性を向上するため10%以下の範囲で含有してもよい。SrOとBaOの含有量の合計は好ましくは0.1%以上であり、SrOの含有量は好ましくは0.1%以上である。
MgO、CaO、SrO、およびBaO(以下、「RO」と総称する)の含有量の合計は、比弾性率E/ρの値を増大させるため、10%以上とし、好ましくは10.5%以上とする。ROの含有量の合計が20%超の場合、液相温度が上昇して粘性が低下しやすく、また耐酸性が低くなりやすい。ROの含有量の合計は、20%以下、好ましくは18%以下、より好ましくは16%以下である。
NaO、KO、およびLiO(以下、「RO」と総称する)は、内部摩擦ξおよび指標dを増大させる効果を有するため、1%以上含有する必要がある。ROの含有量の合計は、好ましくは2%以上であり、より好ましくは3%以上である。一方、ROの含有量の合計が10%超の場合、ヤング率Eひいては比弾性率E/ρが低下しやすく、また、ガラス転移点Tgが低下しやすく、基板11の遅延弾性による変形が生じやすくなる。従って、ROの含有量の合計は、10%以下、好ましくは9%以下、より好ましくは8%以下、さらに好ましくは7%以下である。
TiOは、溶解性の向上のため、3%以下の範囲で含有できる。TiOの含有量が3%を超えると、ガラスの失透温度が上昇しやすく成形性が悪化しやすいほか、表面が傷つきやすくなる。TiOの含有量は、好ましくは2%以下、より好ましくは1%以下、さらに好ましくは実質的に0%である。
ZrOは、ガラスのヤング率Eおよび比弾性率E/ρを向上させる。しかし、ZrOが多すぎると、失透温度が上昇する。従って、ZrOの含有量は、好ましくは1%以下、より好ましくは0.5%以下、さらに好ましくは実質的に0%である。
基板用ガラスは、その他の成分、例えばSnO、PbO、As、Sbから選ばれる少なくとも一成分を含有してもよい。これらの成分の含有量の合計は、3%以下、好ましくは2%以下、さらに好ましくは1%以下である。
SnOは、ガラスを製造する際の泡抜けを向上するために含有できる。SnOの含有量が0.01%以下の場合、脱泡性が向上しない。また、SnOの含有量が0.5%超の場合、材料特性に影響しやすい。従って、SnOの含有量は、好ましくは0.02〜0.5%である。
PbO、As、Sbは、含有してもよいが、ガラスのリサイクルを容易にするため、実質的に含有しないことが好ましい。
次に、上記基板用ガラスの物性について説明する。
基板用ガラスの比弾性率E/ρは、好ましくは27MNm/kg以上である。比弾性率E/ρが27MNm/kg未満であると、磁気記録媒体10の回転中にフラッタリングが生じやすい。比弾性率E/ρは、典型的には35MNm/kg以下である。
共振振動周波数3000Hzにおける基板用ガラスの内部摩擦ξ3は、4.0×10−4以上、1.0×10−2未満であることが好ましい。共振振動周波数3000Hzにおける基板用ガラスの内部摩擦ξ3が4.0×10−4より小さい場合、基板11の高次の振動モードに関する減衰能が小さく、フラッタリング振れ幅が大きくなりやすい。そのため、磁気記録媒体10と磁気ヘッドの衝突による読み取りエラーや磁気ヘッドの破壊が発生しやすくなる。一方、共振振動周波数3000Hzにおける内部摩擦ξ3が1.0×10−2以上である場合、磁気記録媒体10の共振現象が誘起され易くなるおそれがある。
共振振動周波数1500Hzにおける基板用ガラスの内部摩擦ξ1は、6.0×10−4以上、1.0×10−2未満であることが好ましい。共振振動周波数1500Hzにおける基板用ガラスの内部摩擦ξ1が6.0×10−4より小さい場合、基板11の高次の振動モードに関する減衰能が小さく、フラッタリング振れ幅が大きくなりやすい。そのため、磁気記録媒体10と磁気ヘッドの衝突による読み取りエラーや磁気ヘッドの破壊が発生しやすくなる。一方、共振振動周波数1500Hzにおける内部摩擦ξ1が1.0×10−2以上である場合、磁気記録媒体10の共振現象が誘起され易くなるおそれがある。
共振振動周波数3000Hzにおける基板用ガラスの内部摩擦ξ3と比弾性率との積の値である指標d(以下、単に指標d3ともいう)は、1.2×10−2MNm/kg以上であることが好ましい。d3が1.2×10−2MNm/kg以上であれば、高速回転におけるフラッタリング振れ幅を小さくすることができ、磁気記録媒体10と磁気ヘッドの衝突による読み取りエラーや磁気ヘッドの破壊を防止することができる。
共振振動周波数1500Hzにおける基板用ガラスの内部摩擦ξ1と比弾性率との積の値である指標d(以下、単に指標d1ともいう)は、1.7×10−2MNm/kg以上であることが好ましい。d3が1.2×10−2MNm/kg以上でありかつd1が1.7×10−2MNm/kg以上であれば、回転開始から高速の通常回転におけるにいたるまでフラッタリング現象を抑制することが可能である。
基板用ガラスのガラス転移点Tgは、好ましくは600℃以上である。ガラス転移点Tgが600℃未満の場合、磁気記録層14の成膜プロセスにおいて、成膜温度を低く抑える必要があり、保磁力の高い磁気記録層の成膜が困難になる恐れがある。ガラス転移点Tgは、より好ましくは650℃以上である。ガラス転移点Tgは、成形性の観点から、好ましくは800℃以下、より好ましくは750℃以下、さらに好ましくは730℃以下である。
基板用ガラスの平均線膨張係数αは、好ましくは40×10−7〜70×10−7/℃である。この平均線膨張係数αが40×10−7/℃以上であれば、基板11を保持する金属製のスピンドルチャックとの線膨張係数との差が小さく、基板11の割れなどが抑制できる。平均線膨張係数αは、より好ましくは45×10−7/℃以上、さらに好ましくは50×10−7/℃以上である。一方、この平均線膨張係数αが70×10−7/℃超である場合、耐熱衝撃性が低下するため、製造プロセスにおいて基板11の冷却速度を上げることができず生産性が低下する。平均線膨張係数αは、好ましくは70×10−7/℃以下、より好ましくは65×10−7/℃以下である。
基板11は、例えばフロート法、スロットダウンドロー法、またはフュージョン法(所謂、オーバーフローダウンドロー法)により板状に成形されたガラスを加工してなる。尚、板状のガラスは、円柱状に成形されたガラスをワイヤーソーで切断して作製されてもよい。
基板11は、基板用ガラスを化学強化したものでもよい。化学強化法としては、例えばイオン交換法などがある。イオン交換法は、ガラスを処理液(例えば硝酸カリウム溶融塩)に浸漬し、ガラスに含まれるイオン半径の小さなイオン(例えばNaイオン)をイオン半径の大きなイオン(例えばKイオン)に交換することで、ガラス表面に圧縮応力を生じさせる。圧縮応力はガラスの表面全体に均一に生じ、ガラスの表面全体に均一な深さの圧縮応力層が形成される。
基板11の板厚は、一般的には0.3〜2mm程度の厚みで使用でき、例えば0.6mm以下である。
基板11の形状は円盤状であって、基板11の直径は1.5〜8インチ程度で使用でき、例えば2.5インチを超える。
ヒートシンク層12は、熱アシスト磁気記録時に発生する磁気記録層14の余分な熱を効果的に吸収する。ヒートシンク層12は、熱伝導率および比熱容量が高い金属により形成できる。ヒートシンク層12の材料としては、一般的なものが用いられる。
シード層13は、ヒートシンク層12と磁気記録層14との間の密着性を確保する。また、シード層13は、磁気記録層14の磁性結晶粒の粒径および結晶配向を制御する。さらに、シード層13は、熱的なバリアとして磁気記録層14の温度上昇および温度分布を制御する。シード層13の材料としては、一般的なものが用いられる。
磁気記録層14は、信号を書き込む層である。磁気記録層14は複数層構造であってよく、各層は磁性結晶粒および非磁性部で構成されるグラニュラー構造を有する。磁気記録層14の材料としては、一般的なものが用いられる。磁気記録層14の面記録密度が800Gbits/in以上であってよい。尚、磁気記録層14は単層構造でもよい。
保護層15は、磁気記録層14を保護する。保護層15は、単層構造、積層構造のいずれでもよい。保護層15の材料としては、一般的なものが用いられる。
例1〜8では、異なる組成のガラスを用意し、各ガラスの内部摩擦ξの振動周波数依存性などを調べた。例3、5は実施例、例1、2、4、6〜8は比較例である。


<ガラスの製造方法>
先ず、所定の配合比で混合した原料を、白金坩堝に投入し、1550〜1650℃の温度で溶解しながら撹拌した。撹拌には、白金スターラを用いた。次いで、溶解ガラスを白金坩堝から流し出し、所定の形状に成形後、徐冷し、ガラス素板を作製した。その後、ガラス素板を加工し、評価用のサンプルを作製した。
<ガラスの評価>
ガラスの組成は、蛍光X線分析(リガクZSX100e)により測定した。尚、例1〜3のガラスは、例6のガラスにNaO成分を添加したものである。
ガラス転移点Tgおよび平均線膨張係数αは、示差熱膨張計(Bruker AXS、TD5000SA)により測定した。
ガラスの密度ρはアルキメデス法(島津製作所、AUX320)により25℃で測定し、ヤング率Eは超音波パルス法(オリンパス、DL35)により25℃で測定した。これらの測定結果から、比弾性率E/ρを算出した。
内部摩擦ξ、および振動振幅比aは、共振法内部摩擦測定装置(日本テクノプラス、JE-HT)により25℃で計測した。これらの計測では、無回転状態のガラス基板に交流電圧を印加することにより、ガラス基板を定常的かつ強制的に共振振動させた。具体的には、半価幅法により所定の共振振動周波数(1500Hz、2500Hz、3000Hz)における内部摩擦を算出した。
以下、共振振動周波数1500Hzにおける内部摩擦ξをξ1、共振振動周波数2500Hzにおける内部摩擦ξをξ2、共振振動周波数3000Hzにおける内部摩擦ξをξ3とも呼ぶ。例1〜例8のいずれも共振振動周波数が大きいほど内部摩擦ξが小さかった。
共振振動周波数1500Hzにおける振動振幅比aをa1、共振振動周波数3000Hzにおける振動振幅比aをa3とも呼ぶ。ここで、振動振幅比aは、同じ交流電力で測定した、特定の例の振動振幅A1を、例6の振動振幅A0で規格化した値(A1/A0)である。振動振幅比aが小さいほど、減衰特性が良好である。
そこで、高次モード減衰特性は、振動振幅比a1、a3の両方が1.0未満となった場合を「○」とし、振動振幅比a1、a3の少なくとも片方が1.0以上の場合を「×」とした。
指標dは、比弾性率E/ρと、内部摩擦ξとから算出した。上述の如く、共振振動周波数1500Hzにおける指標dをd1、共振振動周波数3000Hzにおける指標dをd3とも呼ぶ。
耐熱性は、ガラス転移点Tgが600℃以上の場合を「○」とし、ガラス転移点Tgが600℃未満の場合を「×」とした。
熱膨張は、平均線膨張係数αが40×10−7〜70×10−7/℃の場合を「○」とし、平均線膨張係数αが40×10−7/℃未満または70×10−7/℃超の場合を「×」とした。
フラッタリング振れ幅は、レーザードップラー振動計(小野測器、LV−1710)により測定した。具体的には、10000rpmの回転数でガラス基板を回転させながら、ガラス基板表面の最大変位幅を測定した。
ガラス基板は、例1〜3および例6のガラス素板を下記の手順で加工して作製した。
第1ステップでは、ガラス素板を加工することにより、中央部に円孔を有する円盤状のガラス基板を得た。
第2ステップでは、面取砥石でガラス基板の端面(内周端面および外周端面)を研削することにより、面取りを行った。
第3ステップでは、アルミナ砥粒を用いてガラス基板の両主表面をラッピング加工し、砥粒を洗浄除去した。
第4ステップでは、ガラス基板の外周端面をブラシ研磨し、面取りによる加工変質層(傷など)を除去し、鏡面加工した後、洗浄した。ブラシ研磨では、酸化セリウム砥粒を含有する研磨液を用いた。
第5ステップでは、ガラス基板の内周端面をブラシ研磨し、面取りによる加工変質層(傷など)を除去し、鏡面加工した後、洗浄した。ブラシ研磨では、酸化セリウム砥粒を含有する研磨液を用いた。
第6ステップでは、ダイヤモンド砥粒を含有する固定粒工具と研削液を用いて、ガラス基板の両主表面をラッピング加工し、洗浄した。
第7ステップでは、両面研磨装置(スピードファム社製、製品名:DSM22B−6PV−4MH)によりガラス基板の両主表面を1次研磨し、洗浄した。1次研磨では、硬質ウレタン製の研磨パッドと、酸化セリウム砥粒を含有する研磨液とを用いた。
第8ステップでは、上記両面研磨装置によりガラス基板の両主表面を2次研磨し、洗浄した。2次研磨では、軟質ウレタン製の研磨パッドと、1次研磨よりも平均粒径の小さい酸化セリウム砥粒を含有する研磨液とを用いた。
第9ステップでは、上記両面研磨装置によりガラス基板の両主表面を3次研磨し、洗浄した。3次研磨では、軟質ウレタン製の研磨パッドと、コロイダルシリカを含有する研磨液とを用いた。
第10ステップでは、3次研磨後のガラス基板に対し、スクラブ洗浄、洗剤溶液に浸漬した状態での超音波洗浄、純水に浸漬した状態での超音波洗浄を順次行い、イソプロピルアルコール蒸気による乾燥を行った。
上記の手順により、直径65mm、板厚0.635mm、中央部に20mmの円孔を有するドーナツ形状のガラス基板を得た。
フラッタリング特性は、例6の基板のフラッタリング振れ幅に対し、フラッタリング振れ幅が低減した場合を「○」とした。
<ガラスの評価結果>
表1に、ガラスの組成(モル%)、ガラス転移点Tg(℃)、平均線膨張係数α(×10-7/℃)、密度ρ(×10kg/m)、ヤング率E(GPa)、比弾性率E/ρ(MNm/kg)、内部摩擦ξ(×10−4)、振動振幅比a、および指標d(×10−2MNm/kg)などを示す。表1において、例4、5、7、8の振動振幅比aは、その他の例1−3、6の振動振幅比aおよび例1−8の指標dを用いて回帰分析を行い、その分析結果を基に推定した値である。尚、例1−3、6の振動振幅比aは、実測値である。
Figure 0006481509
表1から明らかなように、例1〜5のガラスは、平均線膨張係数αが40×10−7〜70×10−7/℃の範囲内であり、且つ、ガラス転移点Tgが600〜800℃の範囲内であった。これに対し、例6および7のガラスは、平均線膨張係数αが小さく、金属製のスピンドルチャックとの熱膨張差が大きかった。また、例8のガラスは、Tgが600℃以下であり、耐熱性が低かった。
また、例1〜3および例6を比較すると、ROの含有量の合計が多いほど、比弾性率E/ρが低下する反面、内部摩擦ξが顕著に増大し、指標dが増大することがわかる。比弾性率E/ρよりも、内部摩擦ξが、指標dを支配していることがわかる。
表1から明らかなように、例1〜5のガラスは、ROの含有量の合計が1〜10%の範囲内であり、指標d3が1.2×10−2MNm/kg以上であった。一方、例6及び7のガラスは、ROの含有量の合計が1%未満であり、指標d3が1.2×10−2MNm/kg未満であった。
振動振幅比aの実測値は、指標d1およびd3と良く相関し、d値が大きいほど振動振幅比aの値は小さくなった。すなわち高次モードの振動振幅を予測するパラメータとしてd1およびd3が有用であることがわかる。また、3000Hzにおいてはd3が1.2×10−2MNm/kg以上の領域、1500Hzにおいてはd1が1.7×10−2MNm/kg以上の領域 で振動振幅比aの低減が認められた。
例1〜3および例6、7を比較すると、ROを含有しない例6および7の振動振幅が同等であり、ROの含有率が増加するに伴い、振動振幅比a1およびa3の値が良化していることがわかる。
表1から明らかなように、例1〜3のガラス基板によれば、例6のガラス基板よりも、フラッタリングを抑制できることがわかる。
以上、磁気記録媒体基板用ガラスの実施形態などについて説明したが、本発明は上記実施形態などに限定されず、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形、改良が可能である。
例えば、上記実施形態の磁気記録媒体の記録方式は熱アシスト磁気記録方式であるが、本発明はこれに限定されない。磁気記録媒体の記録方式は、例えば、マイクロ波アシスト磁気記録方式などの他のエネルギーアシスト磁気記録方式でもよいし、通常の磁気記録方式でもよい。
10 磁気記録媒体
11 基板
12 ヒートシンク層
13 シード層
14 磁気記録層
15 保護層

Claims (13)

  1. 酸化物基準のモル%表示で、
    SiOを60〜75%、Alを10〜15%、Bを7〜12%、MgOを0〜15%、CaOを3〜15%、SrOを0〜10%、BaOを0〜10%、NaOを0〜10%、KOを0〜10%、LiOを0〜10%、TiOを0〜3%、ZrOを0〜1%含有し、
    上記12成分の含有量の合計が97%以上であり、
    MgO、CaO、SrO、およびBaOの含有量の合計が10〜20%であり、
    NaO、LiO、およびKOの含有量の合計が6.0〜10%であり、
    共振振動周波数3000Hzにおける横振動内部摩擦と、比弾性率との積の値が2.6×10−2MNm/kg以上である、磁気記録媒体基板用ガラス。
  2. 酸化物基準のモル%表示で、SiOを60〜68%、Alを10〜13%、Bを7〜12%、MgOを0.1〜15%、CaOを4.5〜10%、SrOを0.1〜10%、BaOを0〜10%、NaOを0〜10%、KOを0〜10%、LiOを0〜10%、TiOを0〜3%、ZrOを0〜1%含有する、請求項1に記載の磁気記録媒体基板用ガラス。
  3. 共振振動周波数1500Hzにおける横振動内部摩擦と、比弾性率との積の値が3.3×10−2MNm/kg以上である、請求項1または2に記載の磁気記録媒体基板用ガラス。
  4. 50〜350℃における平均線膨張係数が40×10−7〜70×10−7/℃である請求項1〜3のいずれか1項に記載の磁気記録媒体基板用ガラス。
  5. ガラス転移点が600〜800℃である請求項1〜4のいずれか1項に記載の磁気記録媒体基板用ガラス。
  6. 請求項1〜5のいずれか1項に記載の磁気記録媒体基板用ガラスを用いた磁気記録媒体基板。
  7. フロート法、スロットダウンドロー法、またはフュージョン法により成形された板状のガラスを前記磁気記録媒体基板用ガラスとして用いた請求項6に記載の磁気記録媒体基板。
  8. 前記磁気記録媒体基板用ガラスを化学強化したものを用いた請求項6または7に記載の磁気記録媒体基板。
  9. 形状が円盤状であって、直径が2.5インチを超える、請求項6〜8のいずれか1項に記載の磁気記録媒体基板。
  10. 請求項6〜9のいずれか1項に記載の磁気記録媒体基板と、
    磁気記録層とを有する、磁気記録媒体。
  11. 前記磁気記録層の面記録密度が800Gbits/in以上である、請求項10に記載の磁気記録媒体。
  12. 記録時および再生時の少なくとも一方の回転数が7200〜20000rpmである、請求項10または11に記載の磁気記録媒体。
  13. エネルギーアシスト磁気記録媒体として用いられる、請求項10〜12のいずれか1項に記載の磁気記録媒体。
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