JP6480639B2 - 空気清浄器及び空気清浄器を制御するための方法 - Google Patents

空気清浄器及び空気清浄器を制御するための方法 Download PDF

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Description

本発明は、空気清浄器に関する。
屋内の空気の品質を改善するための、スタンドアロン型の空気清浄器の使用は、良く知られている。空気清浄器は例えば、部屋のなかの空気を清浄化するため、該部屋において使用される。例えば部屋への化学物質の放出のような、部屋のなかでとられ得る、他の空気品質制御手段がある。これら化学物質は、ユーザに所望の匂いをもたらすためのもの、植物の成長を促進するためのもの、又は医療的若しくはその他の理由のためのものであり得る。
空間への化学物質の放出は、空間の体積を考慮に入れて制御されるべきであるが、空間の体積は容易に利用可能又は検出可能ではない。
空気清浄器に関する他の問題は、消費者が、空気清浄器が利用されていることは知り得るが、多くの異なるタイプの汚染物質について、改善された屋内の空気品質がユーザに容易に検知されない点である。
多くの空気清浄器は、空気の清浄さを示すため、光の色変化又はセンサ読み取り値のような、視覚的なインジケータを用いている。しかしながら、ユーザは改善された空気品質の嗅覚的な感知を持たない。嗅覚的な感知は、ユーザにとって、より直観的で自然な示唆を与える。
香りを放出する多くの装置が知られている。香りは一般に、低い空気品質に起因する臭いを隠すために用いられるか、又は消費者の好みに基づいて所望の香りを生成し得る。しかしながら、香りの放出の設計は、環境の空気の清浄度を示唆しない。
米国特許出願公開US2010/186357A1は、床又は机に置かれ、部屋の側壁面の近くに配置されるよう用いられる、空気清浄器を記載している。更に、空気の流量を増大させることなく、空気の流れを循環させる効率を向上させることによって、屋内空気環境を改善する効果を向上させることが可能な、空気清浄器が記載されている。殆どの香り放出装置はまた、装置が利用される閉じた空間を考慮に入れない。該装置は従って、屋内の空気における高いVOC(揮発性有機化合物)濃度に帰着し得る。自然環境においては、香り濃度は、香り放出装置により生成されるものよりも、一般に低い。
例えば、森林におけるテルペンの濃度は、数百pptv(part per trillion volume)のレベルであるが、市販の空気消臭器は、10乃至100倍高い濃度の化学物質を放出し得る。人間の知覚を増大させる代わりに、香りの過剰摂取は、アレルギー反応又はその他の刺激を引き起こすことにより、健康を害し得る。VOCの過剰摂取は、他の汚染物質と反応し、潜在的に有害な二次生成物を導出し得る。例えば、テルペンは屋内の空気中のオゾンと急速に反応して、微粒子のような多くの二次汚染物質を生成し得る。
香り放出の制御は、空気品質の知覚を向上させることが知られている。しかしながら、多くの香り放出システムにおいて、高い香り濃度が用いられるため、及び/又はいずれの供給量制御もない長期間の曝露のため、対象者は香りへの過剰な曝露を知覚する。又は人間は、存在する香りに気付くことなく、継続的な香り環境に容易に慣れてしまう。この場合には、香りの生理学的及び心理学的な効果が低下する。それ故、香りの生理学的及び心理学的な効果を最適化するため、継続的な放出よりも、周期的な放出が望ましい。
例えば空間における空気の清浄さについての情報を担持するため香りが用いられるようにするために用いられる、空間の体積を決定することができるシステムに対するニーズが残っている。しかしながら、体積の情報は、閉じた環境のその他の制御又は監視のために、より一般的に有用なものである。
本発明は、独立請求項により定義される。従属請求項は、有利な実施例を定義する。
本発明の一態様による例によれば、空気清浄器であって、
空気清浄フィルタユニットと、
前記空気清浄フィルタユニットによりフィルタリングされるべき物質を感知するためのセンサと、
コントローラと、
を有し、前記コントローラは、
前記センサを用いて、前記空気清浄器の性能を監視し、
前記空気清浄フィルタユニットについての情報及び前記センサの出力に基づいて、空気清浄フィルタシステムが配置される空間の体積についての情報を導出する
よう構成された、空気清浄器が提供される。
このことは、空気清浄器が、該空気清浄器が利用される空間の体積を決定することを可能とする。体積情報は、種々の態様で利用され得る。例えば、体積情報は、所望の濃度が到達されるように、該体積への化学物質の供給を支援するよう利用され得る。該化学物質は、人間のための化学物質(例えば香り又は薬剤)であっても良いし、又は植物のための化学物質(例えば植物の成長のためのCO)であっても良い。
前記空気清浄フィルタユニットは、前記空気清浄フィルタユニットの性能についての情報を保存する、機械読み取り可能な識別子を有しても良い。このようにして、該フィルタユニットは、該空気清浄器の受信部により読み取られる。センサにより検出されたフィルタリング性能をフィルタの能力と比較することにより、フィルタが用いられている空間の体積が導出され得る。
前記コントローラは、清浄空気供給率を導出し、較正工程の間に得られた前記清浄空気供給率から、前記空間の基準体積についての情報を導出するよう構成され、前記較正工程の間、前記空気清浄器は、前記空間において動作させられ、前記空間は、換気されないよう構成されても良い。
換気されていない空間におけるフィルタ性能を監視することにより、香りのような化学物質の放出を制御する際の将来の利用のため、前記体積が決定されることができる。更に、例えば開いたドア又は窓を持つ空間に関する、又はシステムが別の空間に移動させられたことを示す、体積の変化が識別され得る。
前記コントローラは、前記基準空間に対する現在決定された体積の比較に基づいて、前記空間が換気されているか否かを決定するよう構成されても良い。
前記空気清浄器は更に、化学物質放出装置を有し、前記コントローラは、前記体積についての情報に依存して、前記化学物質放出装置を制御するよう構成されても良い。
本システムにおいては、空気清浄器は、該空気清浄器と協働する、香り放出装置に結合される。供給されるべき香りの量は、該空気清浄器により推定される部屋の体積に依存するよう制御されても良く、これにより、該空間における濃度がより正確に制御され得る。香りの放出は、香りの嗅覚的な知覚が、空気の清浄度のインジケータとして利用されるように、制御されても良い。閉じた空間における香りの過剰摂取もまた防止され得る。該コントローラは例えば、香り放出の周期的なバーストを用いて香り放出装置を制御するよう構成される。
好適には、前記香り放出装置は、前記センサの出力に依存して制御される。このようにして、体積のみならず、汚染レベルもが考慮に入れられる。このようにして、空気清浄器がスイッチオンされると空気が清浄化され、香り放出が例えば、清浄な空気にのみ利用されるよう制御されても良い。このようにして、空気清浄器が正常に動作していることを示す、ユーザに対する嗅覚的な信号を提供するために、香りが用いられ得る。該空間が換気されていると決定された場合に、香り放出が防止されても良い。
前記コントローラは更に、前記空気清浄フィルタユニットについての情報及び前記センサの情報に基づいて、前記空気清浄フィルタユニットについての耐用期間予測情報を導出するよう構成されても良い。このことは、体験された汚染レベルを考慮することにより、より正確な耐用期間予測を可能とする。
本発明の第2の態様による例は、空気清浄器を制御する方法であって、
空気清浄フィルタユニットによりフィルタリングされるべき物質を感知するステップと、
前記感知に基づいて前記空気清浄器の性能を監視するステップと、
前記空気清浄フィルタユニットについての情報及び前記感知に基づいて、前記空気清浄器が配置された空間の体積についての情報を導出するステップと、
を有する方法を提供する。
該方法は、空気清浄システムから体積情報が得られることを可能とする。
前記方法は、前記空気清浄フィルタユニットの機械読み取り可能な識別子から、前記空気清浄フィルタユニットについての情報を読み取るステップを有しても良い。このことは、自動化された工程を提供するが、代替例は、ユーザがユーザインタフェースを用いて手動で該情報を該システムに入力することである。
前記方法は、清浄空気供給率を導出し、較正工程の間に得られた前記清浄空気供給率から、前記空間の基準体積についての情報を導出するステップを有し、前記較正工程の間、前記空気清浄器は、前記空間において動作させられ、前記空間は、換気されないよう構成されても良い。このことは、部屋の体積が決定されることを可能とする較正動作を提供する。
例えば、前記基準空間に対して現在決定された体積を比較することにより、前記空間が換気されているか否かを決定することも可能である。
前記空気清浄器は、例えば香り放出装置のような、化学物質放出装置を有し、前記方法は、前記体積についての情報に依存して、前記化学物質放出装置を制御するステップを有しても良い。
香りの放出は例えば、部屋の換気の結果意味が無い場合には防止されても良い。香り放出装置は好適には、香り放出の周期的なバーストを用いて制御される。
前記方法は、前記センサの出力に依存して前記香り放出装置を制御するステップを有しても良い。このようにして、香りの放出が、空気の品質のインジケータとして利用され得る。
前記空気清浄フィルタユニットについての情報及び前記センサの情報に基づいて、前記空気清浄フィルタユニットについての耐用期間予測情報が得られても良い。
以上に定義された方法は、コンピュータプログラムにより実装されても良い。
本発明の実施例は、添付図面を参照しながら、以下に詳細に説明される。
空気清浄器システムの例を示す。 部屋の体積を決定する方法を示す。 フィルタリングの間に生じる時間経過に伴う粒子の計数を示す。 異なる時間における2つの小さな部屋についての部屋体積推定を示す。 異なる時間における2つの大きな部屋についての部屋体積推定を示す。 第1の粒子感知曲線を示す。 2つの異なる流量が適用された第2の粒子感知曲線を示す。 ドア/窓の開放事象を伴う第3の粒子感知曲線を示す。 CADR曲線を示す。 空気清浄化方法を示す。
本発明は、空気清浄フィルタユニットと、該空気清浄フィルタユニットによりフィルタリングされるべき物質を感知するためのセンサと、を使用する空気清浄器を提供する。該空気清浄フィルタユニットについての情報と組み合わせて、該空気清浄器の性能を監視することにより、空間の体積が決定されることができる。
対象となる用途のひとつは、香り放出装置との空気清浄器の組み合わせである。当該組み合わせに基づく例が、以下に説明される。しかしながら、本発明の他の用途もあることは理解されるであろう。一般的に、空気清浄器が用いられる空間の決定は、種々の利点を持ち得る。該情報は、例えばファン速度のような、空気清浄器自体の制御のために用いられても良いし、又は他の装置の制御のためにも有用となり得る。これらの他の装置は、香り放出装置に限定されるものではなく、他の化学物質を放出するための装置であっても良い。一例は、植物の成長を管理するためのCOの放出である。他の例は、閉じた空間における家畜又は患者の処置又は健康管理のための化学物質の放出である。ここでもまた、閉じた空間の体積は、有用なものとなり得る。実際には、閉じた空間の体積が有用であり、空気清浄器が利用される、いずれの用途もが考慮され得る。
図1は、交換可能なフィルタユニット12を収容する、空気清浄器10の第1の例を示す。フィルタユニット12は、少なくともフィルタユニットタイプに関する情報を提供する、機械読み取り可能な識別子14を持つ。該識別子は、単純なバーコード又は2次元バーコードの形をとっても良い。該空気清浄器は、機械読み取り可能な識別子14を読み取るための読み取り器16を持ち、該読み取り器16は、電子読み取り回路、光学式読み取り回路、機械式読み取り回路、又は無線電波ベースの読み取り回路(例えばRFIDベースのシステム)であっても良い。読み取られた情報は、主制御ユニット(MCU)18に供給され、該MCU18は、ファン20を制御し、少なくともユーザに情報を出力するためのユーザインタフェース22を持つ。自動化されたシステムを持つ代わりに、フィルタ情報は勿論、ユーザインタフェースに手動で入力されても良い。
該空気清浄器はまた、同様に主制御ユニット18により制御される香り放出装置24と、フィルタユニット12によりフィルタリングされるべき汚染物質を感知するためのセンサ26と、を含む。該空気清浄器の代替の実施例においては、香り放出装置24は、フィルタユニット12ではなく、別の物理的な筐体に配置されても良く、香り放出装置24は、無線接続を介してMCU18により制御されても良い。
フィルタユニット12が空気清浄器10に装備されると、読み取り器16が識別子14を読み取り、データをMCU18に伝送する。図1のスタンドアロン型の場合においては、MCU18は、識別子データを用いてユーザインタフェース22を制御し、例えばいつフィルタユニットが交換される必要があるかを識別し、例えば低雑音モード又は強力フィルタリングモードのような動作のモードに基づいて、ファン20を制御する。
既知の香り放出装置の制御は、芳香センサの感度により制限され、このことは、放出された香りの濃度が、一般的に検出又は制御されないことを意味する。図1の空気清浄器10は、識別子14及びセンサ26により記録され算出される清浄空気供給率(CADR)から読み取られた既知のフィルタ性能に基づいて、部屋の体積(即ち該空気清浄器が設置された空間)を推定することにより、この問題に対処する。
部屋の体積に基づいて、香り放出装置は、過剰な香りの供給を防止するよう制御されることができる。図1は、放出香り量を算出するプログラムを示す。
図1は、スタンドアロン型の例を示し、フィルタユニット識別子又は空気清浄器が、フィルタ性能についての必要なデータを含む必要がある。代替例は、MCU18と、外部装置上で動作するアプリケーションとして実装された外部データ源と、の間に接続を備えることである。代替としては、外部データ源は、空気清浄器から直接にインターネットを介して(例えばローカルのWiFi(登録商標)を介して)又は外部装置上で動作するアプリケーションを介してアクセスされるリモートのウェブサーバ上にあっても良い。該システムはまた、更なる情報をMCUに供給するため、例えば屋内又は屋外の環境状態を検出するための、外部センサを含んでも良い。
図2は、必要とされる香り供給を決定するための方法を示す。
ステップ30において、空気清浄器が時間t0において起動される。
ステップ32において、例えば粒子センサを有するセンサ26により、清浄空気供給率(CADR)曲線が記録される。
ステップ34において、第1のデータ期間(例えば20分)に基づいて部屋サイズが算出される。このことは時間t1において完了する。当該空間の体積は、V1と名付けられる。
該空気清浄器が最初に利用される場合には、ユーザインタフェース22は消費者に、最初に封止された部屋において該空気清浄器を動作させるよう指示する。該空気清浄器は次いで、以上に説明された態様で部屋の体積を算出し、フィルタから読み取られた(又は初期プログラム設定に基づく)初期フィルタ性能(CADR)と、空気清浄化工程の間の最初の20分に記録されたCADR曲線と、に基づいて、初期の部屋の体積V0を導出する。
現在の体積V1が決定されると、該体積が、例えば較正工程の間に得られた部屋の体積V0のような、保存された最も新しい部屋の体積と比較される。当該比較はステップ36において実行され、現在測定された体積V1が0.8V0乃至1.3V0の範囲内であるか否かが決定される。当該決定工程は、該空気清浄器が新しい部屋に配置されるたびにリセットされる。
V1が実際に0.8V0乃至1.3V0の範囲内である場合、ステップ38において、V1が現在の部屋の体積として記録される。斯くして、例えば部屋の中の異なる量の家具に起因するような、小さな部屋の体積変化を考慮に入れるために、保存された部屋の体積が更新される。
V1が0.8V0乃至1.3V0の範囲外である場合、該空気清浄器の位置が変更されたか、又は部屋が適切に封止されていないか、のいずれかである。この場合には、香り放出が実行されず、このことがステップ40により表示される。
屋内の空気が清浄であると決定されたために該空気清浄器が停止する時間t3まで、ステップ42において、該空気清浄器は動作を継続する。t0乃至t3に集められたデータを走査した後、感知された信号に最後の不連続が出現した時間が、t2として定義される。このことは以下に更に説明される。
時間t0乃至t3の間に少なくとも一度窓又はドアが開けられた場合には、t2は窓又はドアが最後に開けられた時間を表す。ステップ44において、時間t2乃至t3からのデータに基づいて、新たな部屋の体積V2が算出される。当該更新されたV2の体積算出は例えば、部屋が依然として屋外の空気と接続されているか否かを決定することを支援する。
ステップ46において、最も新しい部屋の体積算出V2が、1.3V1よりも大きいか否かが決定される。大きい場合には、該部屋は依然として外部の空気と接続されており、ステップ48により表されるように、香り放出が実行されない。
V2が1.3V1よりも小さい場合には、該部屋が一度開かれ、その後に閉じられたことを示し、ステップ50において香り量がV1に基づいて算出され、ステップ52において対応する香りが香り放出装置24により放出される。
当該方法は斯くして、空気清浄化工程が終了した後に、一定量の香りを放出し、空気が清浄であることをユーザに示唆する。該方法は、空気清浄化工程の最後に、香り放出をバーストとして提供する。
香り放出要素は、個体、液体又は気体であっても良い香り源を含む。算出結果に応じて、特定の量の香りが、加熱、噴霧又は振動のような正確に制御された手法により、香り放出要素から放出される。香り放出工程は、一度だけ実行され、数秒で完了される。香りのタイプは、消費者の好みに基づいて、予め選択されても良い。
ステップ54において、時間t4において、該空気清浄器は、屋内の空気が再び清浄化される必要があることを決定し、全体の工程がステップ30から繰り返される。
過剰な香りによる負の効果を避けるため、較正の間に得られた部屋の体積V0のみを常に使う代わりに、空気清浄器が動作させられるたびに部屋の体積が算出される。新たな家具が部屋に運び入れられた場合、又は多くの人が部屋に存在する場合、測定される体積V1はV0より小さくなり、V1が次いで香り放出量を算出するために用いられる。
空気清浄器の位置が変更されると、初期の部屋の体積V0がリセットされ、新たな較正ステップのため部屋が閉じられた状態で、新たな部屋のなかで該空気清浄器を動作させるよう、ユーザがガイドされる。
以上の手法は、部屋の体積の算出にのみ基づくものである。消費者は、香り濃度を決定する際の支援のため、香り放出制御システム(又はスマートフォン又はその他の制御装置にインストールされたアプリケーション)に、部屋の体積(Vc)をタイプ入力しても良い。香り濃度はV0に基づいて算出された1ppmより低い値に制限されても良く、例えば香り濃度は最大で1ppm*V0/Vcであっても良い。
部屋の体積が算出され得る方法が、以下に詳細に説明される。
図3は、空気清浄器が動作している最初の20分間に粒子センサ26により記録されたCADR曲線の例を示す。Y軸は、粒子数の計数(Ct)の自然対数を示し、X軸は、時間を分で示す。
集計されたデータは、以下の表に示される。
Figure 0006480639
これらデータは、一次式:ln(Y)=−ax+kにフィッティングされても良い。
該式において、計数aは、最適フィット手法の一例において、以下の式により算出される。
Figure 0006480639
較正部屋体積(V0(m))が次いで、以下の式により算出される。
Figure 0006480639
CADRは、フィルタユニット性能をm/hで表す。
幾つかの実験の結果が、以下に示される。
第1の実験においては、4台の空気清浄器が4つの部屋において利用された。粒子センサにより記録されたCADR曲線に従って、部屋の体積が算出された(Vcal)。同時に、全体の部屋の体積が、手動で測定された(Vmea)。その結果は、非Vcal/Vmeaと共に、以下の表に示されている。算出された体積は概ね、測定された部屋の体積の75%乃至85%であり、家具又はその他の装飾具が部屋の空間の15%乃至25%を占めている場合、適切な値である。
Figure 0006480639
以下の表は、4つの他の部屋において繰り返された測定を示す。各行は異なる時間における測定に関し、各列は異なる部屋に関する。各部屋における実験の間、同じ空気清浄器及びフィルタが用いられた。
Figure 0006480639
大きな部屋については、家具の体積を考慮すると、CADR曲線に基づく部屋の体積の算出値は、非常に信頼性が高い。小さな部屋については、複雑な変数のため、部屋の体積の算出値は典型的に、実際の部屋の体積よりも15乃至20%大きい。従って、特定の部屋の体積(例えば80m)よりも小さい部屋については、補正係数が用いられても良い。
例えば算出され例えば部屋の体積が較正時の体積よりもかなり大きい場合、該システムによって、閉じられていない状況が検出されることができる。このとき、算出された部屋の体積が特定の値よりも大きい場合(例えば図2における元の部屋の体積の1.3倍よりも大きい場合)、香り放出装置が、香りを放出しないよう制御されても良い。この場合にはプログラムが、部屋が適切に閉じられておらず、香り放出が所望の効果を達成しないとみなすこととなる。
長時間に亘る部屋1乃至4についての測定データが、図4及び5にプロットされている。図4は、2つの小さな部屋即ち部屋1及び部屋2(プロットR1及びR2として示される)についての測定を示す。x軸は、測定が実行された日付を示し、y軸は、推定された部屋サイズをプロットする。図5は、2つの大きな部屋即ち部屋3及び部屋4(プロットR3及びR4として示される)についての測定を示す。部屋4についてのプロットは、1つの特に大きな部屋サイズ算出値を示し、これは換気された部屋に対応する。
以上に説明されたシステムは更に、空気清浄フィルタユニットについて、より正確な耐用期間予測が得られることを可能とする。
空気清浄器について最も一般的な手法は、フィルタを通る空気流に基づいて、フィルタを交換するよう消費者に促すことである。幾つかの場合においては、タイマのみが利用される。例えば、高効率粒子捕集(HEPA)フィルタは、半年ごとに交換されることが推奨され、活性炭フィルタは、3ケ月ごとに交換され得る。時間経過とともにフィルタが曝された汚染物質の量を決定するために、粒子センサが用いられても良いが、これらセンサは粒子を数で計数する一方、フィルタ性能又は粒子汚染限度は、粒子質量により決定される。
屋内の空気の種々の状況及び屋外の空気の汚染により、時間又は空気の流量のみに基づいてフィルタの耐用期間を決定することは、理想的ではない。例えば、新たに装飾された部屋においては、活性炭フィルタは他のフィルタに比べて頻繁に交換されるべきである。一方、ひどく汚染された都市においては、HEPAフィルタが、より頻繁に交換される必要がある。
実際のフィルタ性能及び除去された汚染物質のレベルを消費者に示す機能は、フィルタを交換するべき時間についての正確な通知とともに、消費者にとって特に有用なものである。
以上に説明されたシステムは、リアルタイムのフィルタ性能(CADR)算出を提供する。CADR曲線は、汚染物質センサにより自動的に記録され、空気清浄化工程の間に算出される。除去された汚染物質の量もまた、CADR曲線に基づいて算出されても良い。
当該情報は次いで、フィルタ状態を説明する視覚的なディスプレイからユーザに提示されても良い。リアルタイムの汚染物質濃度もまた、空気清浄器の効率の直接的な印象を消費者に提供するために、表示されても良い。
必要な情報をどのように導出するかの例が、例として粒子除去工程に基づいて、以下に説明される。
屋内の粒子濃度は、質量保存の法則に基づいて、以下の式に従う。
Figure 0006480639
この式においては、以下のとおりである。
C:屋内の粒子濃度(mg/m)。
:屋外から屋内への粒子の浸透係数であり、通常の都市の家では約0.8である。
out:屋外の粒子濃度(mg/m)であり、位置の設定後に公認のウェブサイトから取得されても良い。
:粒子の自然沈殿速度(h−1)であり、通常は約0.2h−1である。
:空気の交換速度(h−1)。
V:部屋の体積(m)。
CADR:清浄空気供給率(m/h)。
図6は、y軸において線形スケールを用いて、粒子センサにより記録された典型的なCADR曲線を示す。記録されたCADR曲線は、
C=m×e−kt
により表される。kは、濃度曲線に関する指数減衰定数である。
以上の2つの式を組み合わせることにより、以下の式が得られる。
Figure 0006480639
km×e−kt=−kCを代入すると、
(CADR/V−k+k+k)×C=kout
CADR/V=kout/C+k−k−k
CADR/V=0.8kout/C+k−k−0.2 (式1)
以上に説明されたように、初期のCADRは、初期の部屋の体積V0を算出するために用いられる。該値は、閉じた部屋において最初に空気清浄器が動作させられるときに得られる。
該システムは次いで、以上に説明されたように部屋の体積を算出し、また部屋における空気交換速度(k)を算出する。上述した20分の間のような初期の期間の間、低い空気の流量が適用され、次いで、迅速に汚染物質を除去するため高い空気の流量が適用される。これら2つの期間から集められたデータに基づいて、低い流量についてのCADR曲線(CADR)及び高い流量についてのCADR曲線(CADR)が、それぞれ対応する空気交換速度k及びkを用いて導出される。
CADR/V=0.8kout/C+k−k−0.2
CADR/V=0.8kout/C+k−k−0.2
値CADR及びCADRは、理想的な実験室における実験により得られるCADR値であり、フィルタの初期情報として記録される。
及びkは、空気清浄器の初期動作の結果に基づいて、消費者の家において、低い流量及び高い流量の下で別個に得られる、CADR曲線係数である。
outは、例えばインターネットのデータベースから得られ、k及びkは初回の動作結果から得られる。
このことは、未知のパラメータはV及びkの2つだけであることを意味し、これらは初回の動作の結果に基づいて算出されることができる。V及びkは次いで、部屋についての初期のパラメータとして、リアルタイムのCADR値を取得するために、後続する試験において利用されることができる。
特に、上述した2つの式を減算することにより、Vが算出され、部屋の体積としてシステムに記録される。0.035mg/mのような、適切なCの最大値を(例えば最大濃度レベルについての国内基準に基づいて)導入することにより、現在の部屋の空気交換速度としてkが得られる。
図7は、高い流量と低い流量とが連続して適用される場合のCADR曲線の例を示す。初期較正の後、リアルタイムのフィルタ性能(CADR)算出が実行される。空気清浄器の動作の間、消費者は手動で窓及び/又はドアを開けて屋外の空気を屋内に入れても良い。
図8は、空気清浄器の動作の間、部屋が何度か開けられた場合に記録されたCADR曲線の例を示す。図示されるように、CADR曲線において、点A及びBとして定義された、2つの不連続がある。屋外と屋内との間の空気の交換により引き起こされるCADR算出に対する影響を考慮すると、以下の2つの状況が定義される。
屋外に接続する窓が一度開けられ、短い時間の後に閉じられた場合。例えば、図8における時間Aである。この場合、最後の不連続点が選択され、リアルタイムのCADR値が、時間Aから集められたデータに基づいて算出される。
屋外に接続する窓が開けられたままである場合。例えば、図8において時間Bである。この種の状況の下では、算出されるリアルタイムのCADRは、現実の使用工程においては非常に稀にしか生じない、最後のCADRに対する大きな差を持つ。算出されたリアルタイムのCADR値が最後のCADRよりもかなり低い(例えば20%)場合、窓が継続して開けられていることが決定され、この結果は耐用期間算出に対して適切ではない。この場合には、最後から2番目の不連続点が検出され、リアルタイムのCADR値が、最後から2番目の不連続点から集められたデータに基づいて算出される。
及びkは、初回の動作の後にシステムにおいて算出され記録されているため、屋内の空気を清浄化するよう空気清浄器を動作させた後には、そのたびにリアルタイムのCADRが、上述した式1に従って算出される。指数減衰値kは、CADR曲線から最初の20分間に(又は最後の不連続点から最初の20分間に)集められたデータについて最適フィットの線を用いることにより得られ、上述したように、Coutは、位置に応じて公認のウェブサイトから提供される。
Cを0.035mg/mとして導入することにより、CADR値が算出され、リアルタイムのCADRとして記録され、該値は、屋内の空気を清浄化した後の現在のフィルタ性能に正確に関連する。
除去された汚染物質の量もまた、算出されても良い。実験室における実験から、フィルタ性能(CADR)と積算清浄質量(CCM)とは、非常に良い線形の関係を持つ。
図9は、粒子質量に対するCADRを示すCCM試験結果を示す。CADRの安定した減少は、粒子フィルタリング工程の間に観測される。各フィルタCCM曲線もまた、空気清浄器により初期に読み取られる初期フィルタ情報に含まれる。動作の後に毎回、リアルタイムのCADRが算出されシステムに記録されるため、現在の積算粒子質量もまた、CCM曲線に応じて算出され得る。このとき、最後の動作において除去された汚染物質の量が、可視的な態様で消費者に供給されることができる。
フィルタの耐用期間の定義は、リアルタイムのCADRが、初期のCADR値の半分にまで低下する時間である。CADRが特定のレベル(例えば初期のCADR値の60%)にまで低下すると、消費者に視覚的な通知が提供され、消費者はフィルタを交換する必要性を前もって通知される。
空気清浄器の位置が別の部屋へと変更された場合、以上に説明されたようなリアルタイムのCADRに基づいて、新たな部屋の体積V2が最初に算出される。次いで、新たなV2が記録されて、新たなCADR値を算出する。kは、部屋間で同じとみなされる。
以下の表は、空気清浄器の動作サイクルを示す。
Figure 0006480639
初期のCADR値及びCCM情報が利用可能である場合、種々の供給者からのフィルタについて耐用期間識別子が利用され得る。従って、機械読み取り可能な識別子を持たないフィルタについては、ユーザインタフェースが、フィルタ情報を得るため、消費者が情報をタイプ入力することを可能とするか、又は2次元コード走査が利用されても良い。
センサ読み取り及び汎用の算出機能を持つ、別の流速を持つ別のタイプの清浄器へと、フィルタが移動させられた場合には、リアルタイムのフィルタ状態が、記録されたオンラインのデータベースから読み取られても良い。
フィルタについてのCCM情報が読みだされ、室における対応するCADRが取得される。
図9によると、現在のCCM(x軸における吸収された粒子質量)が既知である場合、フィルタのCADRは、試験室において得られたデータに従って導出されることができる。図9のy軸は、室において試験されたときのCADRであり、「室CADR」値と名付けられる。
以前の空気清浄器におけるフィルタのワンパス(one-pass)効率は、新たなフィルタ位置を考慮するために変換されても良い。以前の空気清浄器のワンパス効率を用いて、現在の空気清浄器の室CADR値が算出されることができる。
新たな空気清浄器の新たなCCM曲線が次いで、室CADR値及びロードされたCCMに従って推定されることができる。リアルタイムのCADRは次いで以前と同様に測定され、以上に説明されたように部屋のサイズが算出されることができる。従って、新たな空気清浄器におけるフィルタの耐用期間が生成される。
図10は、空気清浄器を制御する方法を示す。
ステップ60において、空気清浄フィルタユニットによりフィルタリングされるべき物質が感知される。
ステップ62において、空気清浄器の性能が監視され、ステップ64において、該空気清浄フィルタユニットについての情報及びセンサ情報に基づいて、該空気清浄器が配置された空間の体積についての情報が導出される。
ステップ66において、該体積についての情報に依存して、香り放出装置が制御される。
以上の説明から明らかであるように、フィルタについての情報は、主制御ユニットにより必要とされる。機械読み取り可能なフィルタ識別子又は情報を提供するための、幾つかの方法が考えられ得る。例は、光ファイバ、色認識、抵抗又はインダクタンスといった電気的なパラメータの測定、光反射特性、力学的特性を決定するための力測定、ピン構成の機械的な測定を利用する。
具体的な例のひとつは、フィルタタイプ又は一意なフィルタIDを読み取るため用いられる、単純なバーコード又は2Dバーコードを利用する。斯かる方法は、単純さの利点を持つが、第三者がバーコードを非常に容易に複製できるという欠点を持つ。
代替の手法は、識別子としてフィルタ上のRFIDタグを用いることである。この場合には、RFID読み取り器(及び任意に書き込み器)が空気清浄器に追加される。その代わりに、RFIDタグが、携帯電話を介して読み取られても良く、接続されたアプリケーションが、結果を空気清浄器に通信するために用いられても良い。更に、RFIDタグは、セキュリティ機能を実装するために用いられても良い。
香りの放出は例えば、空気が清浄であることの示唆を提供するために用いられる。以上の例においては、空気清浄化工程の最後に、香り放出が行なわれる。勿論、ユーザに再確認させるために、空気が清浄なままである間、定期的な香りの放出が為されても良い。斯くして、香りがない長い期間は、例えば新たなフィルタが必要であるなど、空気清浄器に注意を要することの示唆であり得る。
以上に議論されたように、実施例はコントローラ18を利用する。該コントローラは、必要とされる種々の機能を実行するため、ソフトウェア及び/又はハードウェアを用いて、種々の態様で実装されることができる。プロセッサは、必要とされる機能を実行するためのソフトウェア(例えばマイクロコード)を用いてプログラムされたものであっても良い1つ以上のマイクロプロセッサを利用するコントローラの一例である。しかしながらコントローラは、プロセッサを利用して又は利用せずに実装されても良く、また幾つかの機能を実行するための専用のハードウェアと、他の機能を実行するためのプロセッサ(例えば1つ以上のプログラムされたマイクロプロセッサ及び関連する回路)と、の組み合わせとして実装されても良い。
本発明の種々の実施例において利用され得るコントローラ要素の例は、限定するものではないが、従来のマイクロプロセッサ、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)を含む。
種々の実施例において、プロセッサ又はコントローラは、RAM、PROM、EPROM及びEEPROMといった揮発性及び不揮発性コンピュータメモリのような1つ以上の記憶媒体と関連しても良い。該記憶媒体は、1つ以上のプロセッサ及び/又はコントローラ上で実行されるときに、必要とされる機能を実行する、1つ以上のプログラムを用いてエンコードされても良い。種々の記憶媒体は、プロセッサ又はコントローラ内に固定されていても良いし、又は、保存された1つ以上のプログラムがプロセッサ又はコントローラにロードされることができるよう、移送可能なものであっても良い。
図面、説明及び添付される請求項を読むことにより、請求される本発明を実施化する当業者によって、開示された実施例に対する他の変形が理解され実行され得る。請求項において、「有する(comprising)」なる語は他の要素又はステップを除外するものではなく、「1つの(a又はan)」なる不定冠詞は複数を除外するものではない。特定の手段が相互に異なる従属請求項に列挙されているという単なる事実は、これら手段の組み合わせが有利に利用されることができないことを示すものではない。請求項におけるいずれの参照記号も、請求の範囲を限定するものとして解釈されるべきではない。

Claims (15)

  1. 空気清浄器であって、
    空気清浄フィルタユニットと、
    前記空気清浄フィルタユニットによりフィルタリングされるべき物質を感知するためのセンサと、
    コントローラと、
    を有し、前記コントローラは、
    前記センサを用いて、前記空気清浄器の性能を監視する
    よう構成された、空気清浄器において、
    前記コントローラは更に、前記空気清浄フィルタユニットについての情報及び前記センサのセンサ出力に基づいて、前記空気清浄器が配置された空間の体積についての情報を導出するよう構成されたことを特徴とする、空気清浄器。
  2. 前記空気清浄フィルタユニットは、前記空気清浄フィルタユニットの性能についての情報を保存する、機械読み取り可能な識別子を有する、請求項1に記載の空気清浄器。
  3. 前記コントローラは、清浄空気供給率を導出し、較正工程の間に得られた前記清浄空気供給率から、前記空間の基準体積についての情報を導出するよう構成され、前記較正工程の間、前記空気清浄器は、前記空間において動作させられ、前記空間は、換気されないよう構成された、請求項1に記載の空気清浄器。
  4. 前記コントローラは、基準空間に対する現在決定された体積の比較に基づいて、前記空間が換気されているか否かを決定するよう構成された、請求項3に記載の空気清浄器。
  5. 前記空気清浄器は更に、例えば香り放出装置のような、化学物質放出装置を有し、前記コントローラは、前記体積についての情報に依存して、前記化学物質放出装置を制御するよう構成された、請求項1乃至4のいずれか一項に記載の空気清浄器。
  6. 前記コントローラは、前記センサの出力に依存して、前記香り放出装置を制御するよう構成された、請求項5に記載の空気清浄器。
  7. 前記コントローラは更に、前記空気清浄フィルタユニットについての情報及び前記センサの情報に基づいて、前記空気清浄フィルタユニットについての耐用期間予測情報を導出するよう構成された、請求項1に記載の空気清浄器。
  8. 空気清浄器を制御する方法であって、
    空気清浄フィルタユニットによりフィルタリングされるべき物質を感知するステップと、
    前記感知に基づいて前記空気清浄器の性能を監視するステップと、
    前記空気清浄フィルタユニットについての情報及び前記感知に基づいて、前記空気清浄器が配置された空間の体積についての情報を導出するステップと、
    を有する方法。
  9. 前記空気清浄フィルタユニットの機械読み取り可能な識別子から、前記空気清浄フィルタユニットについての情報を読み取るステップを有する、請求項8に記載の方法。
  10. 清浄空気供給率を導出し、較正工程の間に得られた前記清浄空気供給率から、前記空間の基準体積についての情報を導出するステップを有し、前記較正工程の間、前記空気清浄器は、前記空間において動作させられ、前記空間は、換気されないよう構成された、請求項8に記載の方法。
  11. ントローラにより、前記基準空間に対する現在決定された体積の比較に基づいて、前記空間が換気されているか否かを決定するよう構成された、請求項10に記載の方法。
  12. 前記空気清浄器は、香り放出装置のような、化学物質放出装置を有し、前記方法は、前記体積についての情報に依存して、前記化学物質放出装置を制御するステップを有する、請求項8に記載の方法。
  13. ンサの出力に依存して前記香り放出装置を制御するステップを有する、請求項12に記載の方法。
  14. 前記空気清浄フィルタユニットについての情報及びセンサの情報に基づいて、前記空気清浄フィルタユニットについての耐用期間予測情報を導出するステップを更に有する、請求項8に記載の方法。
  15. コンピュータ上で実行されたときに、請求項8乃至14のいずれか一項に記載の方法を制御するよう構成されたコードを有する、コンピュータプログラム。
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