JP6479939B1 - 乗客コンベア - Google Patents

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Abstract

【課題】踏み段とスカートガードパネルとの隙間に衣服などの薄いものが挟まれないように構成した乗客コンベアを提供する。
【解決手段】複数の踏み段を無端状に連結して帯状に構成され、この帯状の長さ方向に駆動される搬送体を有し、この搬送体の両側にそれぞれ立設され、搬送体の長さ方向に沿ってスカートガートパネルが配置される。このスカートガートパネルの、搬送体の上面より上方に、この搬送体の全長に渡って挟まれ防止装置を設け、この搬送体の側面とスカートガイドパネルとの間に生じる隙間を遮蔽体で覆う。
【選択図】図1

Description

本発明の実施形態は、エスカレータや動く歩道のように乗客を乗せて移動する搬送体を備えた乗客コンベアに関する。
複数の踏み段を無端状に連結して搬送体を構成し、この搬送体をその長さ方向に駆動することで、搬送体上に乗った乗客を、目的地まで搬送する乗客コンベアが知られている。この乗客コンベアの一種であるエスカレータは、周知のように複数の無端状に連結された搬送体を、上下階間に階段状に配置し、この搬送体を上昇または下降運転することで、乗客を上階又は下階に搬送している。
このようなエスカレータでは、搬送体の両側に、その長さ方向(搬送方向でもある)に沿って、スカートガートと称されるパネルがそれぞれ立設されている。このスカートガートパネルの下部内面(搬送体側に向いた面)と、搬送体を構成する踏み段の側面との間には隙間が設けられ、搬送体を構成する各踏み段が、搬送方向に向って自由に移動できるように構成されている。
上述の隙間には、踏み段上の乗客から落下したカード類のような薄手の小物や、乗客の衣服等のような厚さが薄いものが挟み込まれるリスクが存在する。特に、エスカレータを下り運転している場合、踏み段上の乗客の衣服、例えば、ロングスカートの裾やパンタロンの裾などが、後続の踏み段上にかかっていると、水平部の走行から下り傾斜部の走行に移った際、後続の踏み段にかかっていた部分が自踏み段上に移る際、乗客が意識しないまま横方向に曲がり、上述した隙間内に挟み込まれる可能性がある。
このように、エスカレータのスカートガードパネルと踏み段の側面との間には隙間があり、その隙間に衣服等が挟み込まれるリスクがある
これまでのエスカレータ等における挟まれ防止装置では、スカートガードパネルの摩擦係数を低減し、被挟まれ物の巻き込みを低減させるものや、挟まれ部へ到達することを抑止するものがあった。しかし、挟まれ部(隙間の開溝部)自体は露出しており、被挟まれ物が挟まれ部に到達することは可能であり、挟まれのリスクは依然として残っていた。
特開2003−73066号公報
本発明は、踏み段とスカートガードパネルとの隙間に衣服などの薄いものが挟まれないように構成した乗客コンベアを提供することにある。
本発明の実施の形態に係る乗客コンベアは、複数の踏み段を無端状に連結して帯状に構成され、この帯状の長さ方向に駆動される搬送体と、この搬送体の両側にそれぞれ立設され、それぞれ前記搬送体の長さ方向に沿って配置されるスカートガートパネルと、このスカートガートパネルの、前記搬送体の上面より上方に、この搬送体の全長に渡って設けられ、この搬送体の側面と前記スカートガートパネルとの間の隙間を覆う遮蔽体を有する挟まれ防止装置とを備え、前記遮蔽体は、上端部が前記スカートガードパネルに取付けられ、下端部が前記搬送体の側部上面に接する弾性体であることを特徴とする。
上記構成によれば、搬送体の側面とスカートガートパネルとの間の隙間を、挟まれ防止装置の遮蔽体で覆うので、衣服などの薄いものが隙間に挟まれることがなく利用者の安全性が確保される。
本発明の一実施形態に係る乗客コンベアを示しており、(a)は隙間部分を示す正面図、(b)は挟まれ防止装置部分を示す側面図である。 他の実施形態に係る乗客コンベアを示しており、(a)は隙間部分を示す正面図、(b)は挟まれ防止装置部分を示す側面図である。 さらに他の実施形態に係る乗客コンベアを示しており、(a)は隙間部分を示す正面図、(b)は挟まれ防止装置部分を示す側面図である。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。この実施の形態では、乗客コンベア11としてエスカレータを例示し、説明を進める。
エスカレータ11は、図1(b)で示すように、複数の踏み段12を無端状に連結して帯状の搬送体13を構成している。この帯状の搬送体13は、図示しない周知の駆動機構により、搬送方向でもある長さ方向(図1(b)の斜め上下方向)に駆動され、踏み段12上の乗客(利用者とも呼ぶ)15を所定の目的地(上階又は下階)へ搬送する。
この搬送体13の両側、すなわち、踏み段12の側面との対向部には、図1(a)で示すように、スカートガートパネル16がそれぞれ立設され、それぞれ搬送体13の長さ方向(搬送方向)に沿って配置されている。このスカートガートパネル16の、搬送体13の上面より上方に、この搬送体13の全長に渡って挟まれ防止装置18が設けられている。
この挟まれ防止装置18は、搬送体13の側面、すなわち、踏み段12の側面と、スカートガートパネル16との間に生じた隙間xを覆う遮蔽体19を有する。図1の実施形態では、遮蔽体19の一例として、図1(a)で示すように、上端部がスカートガードパネル16にホルダー20によって取付けられ、下端部が搬送体13を構成する踏み段12の側部近傍の上面に接する弾性体(ブラシ等)191を用いる。
すなわち、挟まれ防止装置18は、スカートガートパネル16から踏み段12上に向かって下向きに伸び、その下端が踏み段12上に当接するように配置された弾性体(ブラシ等)191と、その上端部をスカートガードパネル16に固定するホルダー20とから構成される。
上記の構成から、弾性体(ブラシなど)191により、利用者15の、挟まれ部(隙間x)への接触を防ぐことができ、エスカレータ利用者15の安全性を向上できる。すなわち、前述したように、隙間xには、従来、踏み段12上の乗客15から落下したカード類のような薄手の小物や、乗客15の衣服等のような厚さが薄いものが挟み込まれるリスクが存在していた。特に、エスカレータを下り運転している場合、踏み段12上の乗客15の衣服の裾などが、水平方向移動時に後続の踏み段上にかかっていると、下り傾斜部の走行に移った際、乗客15が意識しないまま、上述の裾部分が隙間x内に挟み込まれる可能性があった。
しかし、この実施形態では、挟まれ防止装置18の、ブラシなどの弾性体191からなる遮蔽体19が、隙間xを覆うように設置されているため、利用者15の裾部が、隙間xに向かって移動しようとしても、この遮蔽体19により移動が阻止される。すなわち、挟まれ部(隙間x)への接触を防ぐことができ、エスカレータ利用者15の安全性を確保できる。
上記実施の形態では、遮蔽体19としてブラシなどの弾性体191を例示したが、これに限定されるものではない。
例えば、図2で示すように、スカートガードパネル16に取付けられ吹き出し部21から、搬送体13を構成する踏み段12の隙間x近くの上面に、エアカーテン状の気体192を吹き付け、これを遮蔽体19としてもよい。
このように構成した場合、吹き出し部21から噴出されたエアカーテン状の気体192により、利用者の被挟まれ物を強制的に排除することができ、エスカレータ利用者15の安全性を確保できる。
また、挟まれ防止装置18の遮蔽体19としては、図3で示すものを用いることができる。図3の遮蔽体19は、上端部がホルダー22によりスカートガードパネル16に取付けられ、下端部の側面が、隙間x内において、搬送体13を構成する踏み段12の側面に接するように配置されたブラシなどの弾性体193を用いる。
このように構成した場合、ブラシなどの弾性体193により、挟まれ部の隙間xがなくなるため、利用者の被挟まれ物が隙間xに挟み込まれることはなく、エスカレータ利用者の安全性を確保できる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他のさまざまな形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これらの実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると共に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
11…乗客コンベア
12…踏み段
13…搬送体
15…乗客(利用者)
16…スカートガードパネル
18…挟まれ防止装置
19…遮蔽体
191,193…ブラシなどの弾性体
192…エアカーテン状の気体
20,22…ホルダー
21…吹き出し部
x…隙間

Claims (3)

  1. 複数の踏み段を無端状に連結して帯状に構成され、この帯状の長さ方向に駆動される搬送体と、
    この搬送体の両側にそれぞれ立設され、それぞれ前記搬送体の長さ方向に沿って配置されるスカートガートパネルと、
    このスカートガートパネルの、前記搬送体の上面より上方に、この搬送体の全長に渡って設けられ、この搬送体の側面と前記スカートガートパネルとの間の隙間を覆う遮蔽体を有する挟まれ防止装置とを備え
    前記遮蔽体は、上端部が前記スカートガードパネルに取付けられ、下端部が前記搬送体の側部上面に接する弾性体であることを特徴とする乗客コンベア。
  2. 複数の踏み段を無端状に連結して帯状に構成され、この帯状の長さ方向に駆動される搬送体と、
    この搬送体の両側にそれぞれ立設され、それぞれ前記搬送体の長さ方向に沿って配置されるスカートガートパネルと、
    このスカートガートパネルの、前記搬送体の上面より上方に、この搬送体の全長に渡って設けられ、この搬送体の側面と前記スカートガートパネルとの間の隙間を覆う遮蔽体を有する挟まれ防止装置とを備え、
    前記遮蔽体は、前記スカートガードパネルに取付けられた吹き出し部から前記搬送体の側部上面に気吹き付けられ、利用者の被挟まれ物を強制的に排除するエアカーテン状の気体であることを特徴とする乗客コンベア。
  3. 複数の踏み段を無端状に連結して帯状に構成され、この帯状の長さ方向に駆動される搬送体と、
    この搬送体の両側にそれぞれ立設され、それぞれ前記搬送体の長さ方向に沿って配置されるスカートガートパネルと、
    このスカートガートパネルの、前記搬送体の上面より上方に、この搬送体の全長に渡って設けられ、この搬送体の側面と前記スカートガートパネルとの間の隙間を覆う遮蔽体を有する挟まれ防止装置とを備え、
    前記遮蔽体は、上端部が前記スカートガードパネルに取付けられ、下端部の側面が、前記隙間内において前記搬送体の側面に接するように配置された弾性体であることを特徴とする請求項1に記載の乗客コンベア。
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