JP6444280B2 - エスカレータのドレス強制押出装置 - Google Patents

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Description

この発明は、スカートガードに沿って踏段が循環移動するエスカレータのドレス強制押出装置に関する。
従来、循環移動する踏段と、踏段よりも幅方向外側に設けられ、踏段の側面に対向するスカートガードと、スカートガードよりも幅方向外側に設けられ、踏段とスカートガードとの間に異物が挟まったことを検出するスカートガードスイッチとを備え、踏段とスカートガードとの間に異物が挟まったことをスカートガードスイッチが検出した場合に、踏段が停止するエスカレータが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2005−112526号公報
しかしながら、踏段とスカートガードとの間に異物が挟まることを抑制することができないという問題点があった。
この発明は、踏段とスカートガードとの間に異物が挟まることを抑制することができるエスカレータのドレス強制押出装置を提供するものである。
この発明に係るエスカレータのドレス強制押出装置は、段の移動経路であって踏段の踏面よりも上方の領域まで、スカートガードから突出する押出位置と踏面よりも幅方向外側に配置される解除位置との間で変位する押出片と、押出片を解除位置から押出位置に変位させる押出駆動装置とを備えている。
この発明に係るエスカレータのドレス強制押出装置によれば、スカートガードから踏段の移動経路であって踏段の踏面よりも上方の領域まで押出片が突出するので、踏段とスカートガードとの間に進入しようとする異物を踏面の上方に向かって押し出すことができる。これにより、踏段とスカートガードとの間に異物が挟まることを抑制することができる。
この発明の実施の形態1に係るエスカレータを示す側面図である。 図1のエスカレータの要部を示す拡大図である。 図2のドレス強制押出装置を示す正面図である。 図3のドレス強制押出装置の他の状態を示す正面図である。 図3の可動部と踏段とを示す平面図である。 図4の可動部と踏段とを示す平面図である。 この発明の実施の形態2に係るドレス強制押出装置を示す正面図である。 図7のドレス強制押出装置を示すブロック図である。 図7のドレス強制押出装置を示すブロック図である。 この発明の実施の形態3に係るエスカレータの要部を示す拡大図である。
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1に係るエスカレータを示す側面図である。図において、エスカレータは、上階側階床100と下階側階床101とに渡って設けられた主枠1と、主枠1に設けられ、乗降口間を循環移動する複数の踏段2と、踏段2よりも踏段2の幅方向外側に設けられた一対の欄干装置3と、主枠1に設けられ、それぞれの踏段2を循環移動させる踏段駆動装置4とを備えている。図1では、踏段2の移動経路における往路側部分にある踏段2のみを示しているが、踏段2の移動経路における復路側部分にも踏段2が設けられている。
主枠1は、上階側階床100に隣り合う上部水平部11と、下階側階床101に隣り合う下部水平部12と、上部水平部11と下部水平部12とに渡って設けられた傾斜部13とを有している。
欄干装置3は、踏段2の側面に対向して設けられ上端部が踏段2よりも上方に延びたスカートガード31と、スカートガード31よりも上方に設けられ、高さ方向に延びた欄干パネル32と、欄干パネル32に設けられ、乗降口間を循環移動する無端形状の移動手摺33とを有している。
踏段駆動装置4は、上部水平部11に設けられた上部スプロケット41と、下部水平部12に設けられた下部スプロケット42と、上部スプロケット41と下部スプロケット42とに渡って巻き掛けられた無端状の踏段チェーン43とを有している。上部スプロケット41は、図示しない駆動装置の駆動力が伝達されることによって回転する。上部スプロケット41が回転することによって、踏段チェーン43が循環移動し、下部スプロケット42が回転する。踏段チェーン43には、踏段2が接続されている。したがって、踏段チェーン43が循環移動することによって、踏段2が循環移動する。
図2は図1のエスカレータの要部を示す拡大図である。エスカレータは、スカートガード31に設けられた複数のドレス強制押出装置(エスカレータのドレス強制押出装置)5Aをさらに備えている。ドレス強制押出装置5Aは、踏段2の移動経路における下曲部に位置する踏段2に対応して配置されている。図2では、踏段2の移動経路における下曲部に位置する踏段2に対応するドレス強制押出装置5Aのみを示しているが、踏段2の移動経路における上曲部に位置する踏段2にも対応してドレス強制押出装置5Aが設けられている。この例では、以下、踏段2の移動経路における下曲部に位置する踏段2に対応して配置されたドレス強制押出装置5Aについて説明するが、踏段2の移動経路における上曲部に位置する踏段2に対応して配置されたドレス強制押出装置5Aについても同様である。
図3は図2のドレス強制押出装置5Aを示す正面図、図4は図3のドレス強制押出装置5Aの他の状態を示す正面図である。ドレス強制押出装置5Aは、スカートガード31に対して幅方向に変位するようにスカートガード31に設けられた押出片51と、押出片51を変位させる押出駆動装置52Aとを備えている。この例で、幅方向とは、踏段2についての幅方向であり、図3の矢印Wの方向である。押出片51は、踏段2側の端部に丸く形成された丸部511を有している。
スカートガード31には、押出片51が挿入される貫通孔311が形成されている。押出片51は、スカートガード31から踏段2の移動経路における下曲部であって踏段2の踏面21よりも上方の領域まで突出する押出位置(図4)と、踏面21よりも幅方向外側に配置される解除位置(図3)との間で変位可能となっている。押出位置にある押出片51は、上方から視た場合に踏段2の幅方向端部と重なり、解除位置にある押出片51は、上方から視た場合に踏段2の幅方向端部に対して幅方向外側に離れる。踏段2とスカートガード31との間に利用者の靴や服の裾等の異物が進入した状態で、押出片51が解除位置から押出位置に変位すると、異物が踏段2とスカートガード31との間から踏段2の上方に向かって押し出される。
押出駆動装置52Aは、スカートガード31に対して幅方向に変位するようにスカートガード31に設けられた可動部521と、可動部521の変位に連動して押出片51を変位させる動力伝達部522とを有している。可動部521は、押出片51よりも下方に配置されている。踏段2には、可動部521を変位させるカム22が設けられている。
スカートガード31には、可動部521が挿入される貫通孔312が形成されている。図5は図3の可動部521と踏段2とを示す平面図、図6は図4の可動部521と踏段2とを示す平面図である。可動部521は、スカートガード31から踏段2の側面に向かって突出する突出位置(図5)と、突出位置よりも幅方向外側に配置される収納位置(図6)との間で変位可能となっている。可動部521が突出位置にある場合であって、解除位置から押出位置への押出片51の変位が可能となる位置に踏段2がある場合に、踏段2のカム22によって可動部521が幅方向外側に押し出される。これにより、可動部521が突出位置から収納位置に変位する。
可動部521は、踏段2側の端部に設けられカム22を転動するローラ523を有している。ローラ523がカム22を転動することによって、可動部521は、突出位置から収納位置にスムーズに変位する。
図3および図4に示すように、動力伝達部522は、押出片51と可動部521とに渡って設けられた回動部材524と、主枠1に固定され、回動部材524を回動可能に支持する支持部材525と、可動部521と主枠1とに渡って設けられた圧縮ばね526とを有している。支持部材525は、回動部材524における押出片51と可動部521との間の部分を支持している。圧縮ばね526は、可動部521を幅方向内側に付勢する。ローラ523がカム22を転動する場合には、圧縮ばね526の付勢力に逆らって可動部521が幅方向外側に移動して、可動部521が突出位置から収納位置に変位する。一方、ローラ523がカム22を転動していない場合には、圧縮ばね526の付勢力によって可動部521が幅方向内側に移動して、可動部521が収納位置から突出位置に変位する。
可動部521が突出位置から収納位置に変位すると、回動部材524が回動して、押出片51が解除位置から押出位置に変位する。一方、可動部521が収納位置から突出位置に変位すると、回動部材524が反対方向に回動して、押出片51が押出位置から解除位置に変位する。なお、動力伝達部522は、圧縮ばね526を有していなくてもよい。この場合、押出片51が押出位置にある状態で踏段2が押出片51を通過することによって、踏段2が押出片51を幅方向外側に押し出して、押出片51が押出位置から解除位置に変位する。踏段2が丸部511に当たるので、押出片51は、踏段2によってスムーズに幅方向外側に押し出される。押出片51を変位させる踏段2は、踏段2の移動方向について押出片51よりも後方にある踏段2である。
次に、ドレス強制押出装置5Aの動作について説明する。ここでは、エスカレータが下降運転する場合について説明する。踏段2が循環移動して、解除位置から押出位置への押出片51の変位が可能となる位置に踏段2がある場合に、その踏段2によって可動部521が突出位置から収納位置へと押し出される(可動部収納工程)。
可動部521が突出位置から収納位置へと押し出されることによって、回動部材524が回動して、押出片51が解除位置から押出位置に変位する(押出片押出工程)。
その後、踏段2が押出位置にある押出片51を通過する前に、ローラ523によるカム22の転動が解除され、圧縮ばね526の付勢力によって可動部521が収納位置から突出位置に変位する(可動部突出工程)。
可動部521が収納位置から突出位置に変位することによって、回動部材524が回動して、押出片51が押出位置から解除位置に変位する(押出片解除工程)。後続の踏段2が、解除位置から押出位置への押出片51の変位が可能となる位置に移動した場合に、再び、可動部収納工程が行われる。
エスカレータが上昇運転する場合は、エスカレータが下降運転する場合と同様である。
以上説明したように、この発明の実施の形態1に係るドレス強制押出装置5Aによれば、スカートガード31から踏段2の移動経路であって踏段2の踏面21よりも上方の領域まで突出する押出位置と踏面21よりも幅方向外側に配置される解除位置との間で変位する押出片51と、押出片51を解除位置から押出位置に変位させる押出駆動装置52Aとを備えているので、スカートガード31から踏段2の移動経路であって踏段2の踏面21よりも上方の領域まで押出片51が突出することによって、踏段2とスカートガード31との間に進入しようとする異物を踏面21の上方に向かって押し出すことができる。これにより、踏段2とスカートガード31との間に異物が挟まることを抑制することができる。
また、押出片51は、押出片51の位置が押出位置である場合にスカートガード31から踏段2の移動経路における下曲部であって踏面21よりも上方の領域まで突出するので、エスカレータが下降運転する場合であって、利用者が乗る踏段2が移動経路における往路側下部水平部に到達する前に、踏段2とスカートガード31との間に進入しようとする異物を踏面21の上方に向かって押し出すことができる。
また、押出駆動装置52Aは、スカートガード31から踏段2の側面に向かって突出する突出位置と突出位置よりも幅方向外側に配置される収納位置との間で変位可能に設けられ踏段2によって突出位置から収納位置へと押し出される可動部521と、可動部521の突出位置から収納位置への変位に連動して押出片51を解除位置から押出位置に変位させる動力伝達部522とを有し、可動部521は、解除位置から押出位置への押出片51の変位が可能となる位置に踏段2がある場合に踏段2によって突出位置から収納位置へと押し出されるので、循環移動する踏段2の動力を用いて、押出片51を解除位置から押出位置に変位させることができる。その結果、新たな動力源を設置することなく押出片51を解除位置から押出位置に変位させることができる。
実施の形態2.
図7はこの発明の実施の形態2に係るドレス強制押出装置5Bを示す正面図、図8は図7のドレス強制押出装置5Bを示すブロック図である。ドレス強制押出装置5Bは、スカートガード31に対して幅方向に変位するようにスカートガード31に設けられた押出片51と、押出片51を変位させる押出駆動装置52Bとを備えている。
押出駆動装置52Bは、スカートガード31に対して幅方向に変位するようにスカートガード31に設けられた可動部521と、可動部521と主枠1とに渡って設けられた圧縮ばね526と、供給される電力に対応して押出片51を変位させる電力駆動部527と、可動部521の変位を検出する可動部変位検出部528と、可動部変位検出部528の検出結果に基づいて、電力駆動部527に供給される電力を制御する押出制御部529とを有している。
可動部521は、実施の形態1と同様に、スカートガード31から踏段2の側面に向かって突出する突出位置と、突出位置よりも幅方向外側に配置される収納位置との間で変位可能となっている。可動部521が突出位置にある場合であって、解除位置から押出位置への押出片51の変位が可能となる位置に踏段2がある場合に、踏段2のカム22によって可動部521が幅方向外側に押し出される。これにより、可動部521が突出位置から収納位置に変位する。
電力駆動部527は、電磁石(図示せず)およびばね(図示せず)を有している。電力駆動部527に電力が供給されている場合には、電力駆動部527は、電磁石に発生する磁力を用いて、押出片51を解除位置から押出位置に変位させる。一方、電力駆動部527に電力が供給されていない場合には、電力駆動部527は、ばねの力を用いて、押出片51を押出位置から解除位置に変位させる。なお、電力駆動部527は、電力駆動部527に電力が供給されている場合に、電磁石に発生する磁力を用いて、押出片51を押出位置から解除位置に変位させ、電力駆動部527に電力が供給されていない場合に、ばねの力を用いて、押出片51を解除位置から押出位置に変位させる構成であってもよい。
可動部変位検出部528は、スイッチを有している。スイッチは、可動部521が収納位置にある場合に可動部521に押されることによって作動する。一方、スイッチは、可動部521が突出位置にある場合に可動部521がスイッチから離れることによって作動しない。可動部変位検出部528は、スイッチの作動の有無によって、可動部521の突出位置から収納位置への変位を検出する。
押出制御部529は、可動部521の突出位置から収納位置への変位を可動部変位検出部528が検出する場合に、押出片51が解除位置から押出位置に変位するように電力駆動部527に供給される電力を制御する。その他の構成は、実施の形態1と同様である。
次に、ドレス強制押出装置5Bの動作について説明する。ここでは、エスカレータが下降運転する場合について説明する。図9は図7のドレス強制押出装置5Bの動作を示すフローチャートである。踏段2が循環移動して、解除位置から押出位置への押出片51の変位が可能となる位置に踏段2がある場合に、その踏段2によって可動部521が突出位置から収納位置へと押し出される(可動部収納工程)(ステップS101)。
可動部521が突出位置から収納位置へと押し出されることによって、可動部変位検出部528が可動部521の突出位置から収納位置への変位を検出し(可動部収納検出工程)(ステップS102)、押出制御部529が電力駆動部527に供給される電力を制御して、押出片51が解除位置から押出位置に変位する(押出片押出工程)(ステップS103)。
その後、踏段2が押出位置にある押出片51を通過する前に、ローラ523によるカム22の転動が解除され、圧縮ばね526の付勢力によって可動部521が収納位置から突出位置に変位する(可動部突出工程)(ステップS104)。
可動部521が収納位置から突出位置に変位することによって、可動部変位検出部528が可動部521の収納位置から突出位置への変位を検出し(可動部突出検出工程)(ステップS105)、押出制御部529が電力駆動部527に供給される電力を制御して、押出片51が押出位置から解除位置に変位する(押出片解除工程)(ステップS106)。後続の踏段2が、解除位置から押出位置への押出片51の変位が可能となる位置に移動した場合に、再び、可動部収納工程が行われる。
エスカレータが上昇運転する場合は、エスカレータが下降運転する場合と同様である。
以上説明したように、この発明の実施の形態2に係るドレス強制押出装置5Bによれば、押出駆動装置52Bは、供給される電力に対応して押出片51を変位させる電力駆動部527と、スカートガード31から踏段2の側面に向かって突出する突出位置と突出位置よりも幅方向外側に配置される収納位置との間で変位可能に設けられ、踏段2によって突出位置から収納位置へと押し出される可動部521と、可動部521の突出位置から収納位置への変位を検出する可動部変位検出部528と、可動部521の突出位置から収納位置への変位を可動部変位検出部528が検出する場合に、押出片51が解除位置から押出位置に変位するように電力駆動部527に供給される電力を制御する押出制御部529とを有し、可動部521は、解除位置から押出位置への押出片51の変位が可能となる位置に踏段2がある場合に踏段2によって突出位置から収納位置へと押し出されるので、簡単な構成で、押出片51を解除位置から押出位置に変位させることができる。
なお、上記実施の形態2では、電磁石(図示せず)およびばね(図示せず)を有した電力駆動部527の構成について説明したが、これに限らず、例えば、モータを有した電力駆動部の構成であってもよい。この場合、モータに供給される電力によって、押出片51を変位させる。
実施の形態3.
図10はこの発明の実施の形態3に係るエスカレータの要部を示す拡大図である。エスカレータは、3列のドレス強制押出装置5Cを備えている。それぞれのドレス強制押出装置5Cは、水平方向に並べられた5個の押出片51と、それぞれの押出片51を変位させる押出駆動装置(図示せず)とを有している。5個の押出片51を変位させる押出駆動装置は、それぞれの押出片51を別々に変位させることができるようになっている。
まず、エスカレータが下降運転する場合について説明する。1列に並べられた5個の押出片51は、同じタイミングで、解除位置から押出位置に変位する。一方、押出片51が押出位置から解除位置に変位する場合には、上階側に隣接する踏段2に近い順、つまり、後続の踏段2に近い順に、押出位置から解除位置に変位する。これは、一列に並べられた5個の押出片51は、上階側に隣接する踏段2に近い順に、つまり、後続の踏段2に近い順に、上階側に隣接する踏段2に押出片51が通過されるからである。次に、エスカレータが上昇運転する場合について説明する。一列に並べられた5個の押出片51は、同じタイミングで押出位置から解除位置に変位する。一方、押出片51が解除位置から押出位置に変位する場合には、下階側に隣接する踏段2に近い順、つまり、後続の踏段2に近い順に解除位置から押出位置に変位する。その他の構成は、実施の形態1または実施の形態2と同様である。
以上説明したように、この発明の実施の形態3に係るドレス強制押出装置5Cによれば、水平方向に並べられた複数の押出片51を備え、水平方向に並べられた複数の押出片51は、それぞれが別々に変位するので、後続の踏段2に近い順に押出位置と解除位置との間で水平方向に並べられた複数の押出片51を変位させることができる。
1 主枠、2 踏段、3 欄干装置、4 踏段駆動装置、5A、5B、5C ドレス強制押出装置(エスカレータのドレス強制押出装置)、11 上部水平部、12 下部水平部、13 傾斜部、21 踏面、22 カム、31 スカートガード、32 欄干パネル、33 移動手摺、41 上部スプロケット、42 下部スプロケット、43 踏段チェーン、51 押出片、52A、52B 押出駆動装置、100 上階側階床、101 下階側階床、311 貫通孔、312 貫通孔、511 丸部、521 可動部、522 動力伝達部、523 ローラ、524 回動部材、525 支持部材、526 圧縮ばね、527 電力駆動部、528 可動部変位検出部、529 押出制御部。

Claims (4)

  1. 段の移動経路であって前記踏段の踏面よりも上方の領域まで、スカートガードから突出する押出位置と前記踏面よりも幅方向外側に配置される解除位置との間で変位する押出片と、
    前記押出片を前記解除位置から前記押出位置に変位させる押出駆動装置と
    を備えたことを特徴とするエスカレータのドレス強制押出装置。
  2. 前記押出片は、前記押出片の位置が前記押出位置である場合に、前記踏段の移動経路における下曲部に位置する前記踏段の前記踏面よりも上方の領域まで、前記スカートガードから突出することを特徴とする請求項1に記載のエスカレータのドレス強制押出装置。
  3. 前記押出駆動装置は、前記スカートガードから前記踏段の側面に向かって突出する突出位置と前記突出位置よりも幅方向外側に配置される収納位置との間で変位可能に設けられ前記踏段によって前記突出位置から前記収納位置へと押し出される可動部と、前記可動部の前記突出位置から前記収納位置への変位に連動して前記押出片を前記解除位置から前記押出位置に変位させる動力伝達部とを有し、前記可動部は、前記解除位置から前記押出位置への前記押出片の変位が可能となる位置に前記踏段がある場合に前記踏段によって前記突出位置から前記収納位置へと押し出されることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のエスカレータのドレス強制押出装置。
  4. 前記押出駆動装置は、供給される電力に対応して前記押出片を変位させる電力駆動部と、前記スカートガードから前記踏段の側面に向かって突出する突出位置と前記突出位置よりも幅方向外側に配置される収納位置との間で変位可能に設けられ、前記踏段によって前記突出位置から前記収納位置へと押し出される可動部と、前記可動部の前記突出位置から前記収納位置への変位を検出する可動部変位検出部と、前記可動部の前記突出位置から前記収納位置への変位を前記可動部変位検出部が検出する場合に、前記押出片が前記解除位置から前記押出位置に変位するように前記電力駆動部に供給される電力を制御する押出制御部とを有し、前記可動部は、前記解除位置から前記押出位置への前記押出片の変位が可能となる位置に前記踏段がある場合に前記踏段によって前記突出位置から前記収納位置へと押し出されることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のエスカレータのドレス強制押出装置。
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