JP6601454B2 - クリップガイド及び乗客コンベア - Google Patents

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Description

この発明は、クリップガイドと乗客コンベアとに関する。
特許文献1にエスカレーターが記載されている。特許文献1に記載されたエスカレーターは、乗降口に移動手摺用のガードブーツを備える。降り口では、移動手摺がガードブーツに引き込まれる。乗り口では、移動手摺がガードブーツから送り出される。移動手摺は、ガードブーツを貫通するように移動する。
移動手摺の移動は、ガイド装置によって案内される。ガイド装置は、レール及びクリップガイドを備える。クリップガイドは、移動手摺の走行抵抗を低減させるためにレールに取り付けられる。即ち、移動手摺はクリップガイドに接触する。クリップガイドが摩耗すると、交換が必要になる。レールのうちガードブーツに囲まれた部分にクリップガイドを取り付ける場合は、ガードブーツの外側でクリップガイドをレールに嵌めた後、クリップガイドをレールに沿って押し込まなければならない。例えば、特許文献2に、クリップガイドをレールに取り付けるための工具が記載されている。
特開平8−259166号公報 特開2011−116518号公報
特許文献2に記載された工具を用いてクリップガイドをレールに取り付ける場合、クリップガイドを1本ずつガードブーツの内部に押し込む必要がある。このため、作業性が悪く、クリップガイドの交換作業に時間が掛かるといった問題があった。
この発明は、上述のような課題を解決するためになされた。この発明の目的は、交換作業を短時間で行うことができるクリップガイドを提供することである。この発明の他の目的は、そのような機能を有するクリップガイドを備えた乗客コンベアを提供することである。
この発明に係るクリップガイドは、第1ガイド部と、一定の間隔を空けて第1ガイド部に沿うように配置された第2ガイド部と、第1ガイド部及び第2ガイド部の間に配置された連結部と、連結部に設けられ、押されることにより、レールに嵌められた第1ガイド部と第2ガイド部とをレールに沿って移動させるための受け部と、を備える。第1ガイド部は、第1平坦部と、第1平坦部から湾曲し、縁部が第1平坦部の第1表面に対向する第1湾曲部と、を備える。第2ガイド部は、第2平坦部と、第2平坦部から湾曲し、縁部が第2平坦部の第2表面に対向する第2湾曲部と、を備える。連結部は、第1平坦部と第2平坦部との間に設けられる。受け部は、連結部の第3表面から突出する。第1表面、第2表面、及び第3表面は同じ方向を向く。
この発明に係る乗客コンベアは、利用者がステップに乗って移動する際に掴むための移動手摺と、ステップの側方に配置されたデッキ部と、移動手摺がデッキ部に進入する或いはデッキ部から送り出されるための貫通孔を形成するガードブーツと、移動手摺の移動を案内するガイド装置と、を備える。ガイド装置は、ガードブーツを貫通するように配置されたレールと、レールとレールに隣接する隣接レールとの継目に設けられた第1ガイドストッパ及び第2ガイドストッパと、レールに設けられたクリップガイドと、を備える。レールは、ガードブーツ内で水平に且つ同じ高さで並んで配置された第1板部材及び第2板部材を備える。第1ガイドストッパは、第1板部材に隣接し、その下面が第1板部材の下面より低い位置に配置される。第2ガイドストッパは、第2板部材に隣接し、その下面が第2板部材の下面より低い位置に配置される。クリップガイドは、ガードブーツ内で第1板部材の下面及び外向きの端面を覆う第1ガイド部と、ガードブーツ内で第2板部材の下面及び外向きの端面を覆う第2ガイド部と、第1ガイド部及び第2ガイド部の間に設けられた連結部と、連結部に設けられ、連結部から上方に突出する受け部と、を備える。受け部は、デッキ部内或いはガードブーツ内に配置される。

この発明によれば、クリップガイドの交換作業を短時間で行うことができる。
この発明の実施の形態1における乗客コンベアの例を示す図である。 図1に示す乗客コンベアの側面図である。 図2のA−A断面を示す図である。 ガイド装置の例を示す図である。 図3のD方向からガイド装置及び移動手摺を見た図である。 レール及びガイドストッパの例を示す斜視図である。 クリップガイドの例を示す平面図である。 図7のE−E断面を示す図である。 図7のF−F断面を示す図である。 図7のG−G断面を示す図である。 取付工具の例を示す図である。 クリップガイドの取付方法を説明するための図である。 クリップガイドの他の例を示す図である。 クリップガイドの他の例を示す図である。 クリップガイドの他の例を示す図である。 レール及びクリップガイドの他の例を示す図である。
添付の図面を参照し、本発明を説明する。重複する説明は、適宜簡略化或いは省略する。各図において、同一の符号は同一の部分又は相当する部分を示す。
実施の形態1.
図1は、この発明の実施の形態1における乗客コンベアの例を示す図である。図1は、乗客コンベアの一例としてエスカレーターを示す。具体的に、図1は、エスカレーターの下部の乗降口と下部の乗降口から上方に延びる部分とを示している。動く歩道といった乗客コンベアの他の例については、詳細な説明を省略する。
ステップ1は、利用者が乗る部分である。利用者は、ステップ1に乗って上部の乗降口と下部の乗降口との間を移動する。ステップ1の側方にデッキ部2が設けられる。デッキ部2は、ステップ1の両側に配置される。各デッキ部2に欄干3が設けられる。欄干3は、例えばガラスパネルである。欄干3は、デッキ部2から上方に延びるように配置される。各欄干3の縁部等にガイド装置4が設けられる。
利用者は、ステップ1に乗って移動する際に移動手摺5を掴む。移動手摺5は、全体として環状に形成される。移動手摺5は、ステップ1と同期するように駆動される。移動手摺5の移動は、ガイド装置4によって案内される。環状に形成された移動手摺5のうち上側に配置された部分は、欄干3の上方を移動する。環状に形成された移動手摺5のうち下側に配置された部分は、デッキ部2の内部を移動する。移動手摺5は、上部の乗降口及び下部の乗降口で上下に反転される。移動手摺5は、欄干3を周回するように移動する。
図2は、図1に示す乗客コンベアの側面図である。図3は、図2のA−A断面を示す図である。図2等に示すように、乗降口にガードブーツ6が配置される。ガードブーツ6は、デッキ部2に設けられる。移動手摺5及びガイド装置4は、ガードブーツ6を貫通するように配置される。下部の乗降口が降り口である場合、移動手摺5は矢印Bのように下部の乗降口で下向きに移動し、ガードブーツ6からデッキ部2の内部に引き込まれる。下部の乗降口が乗り口である場合、デッキ部2の内部を移動した移動手摺5はガードブーツ6から送り出され、矢印Cのように下部の乗降口で上向きに移動する。ガードブーツ6は、移動手摺5がデッキ部2に進入する或いはデッキ部2から送り出されるための貫通孔6aを形成する。
図4は、ガイド装置4の例を示す図である。図4は、図2のA−A断面におけるガイド装置4を示す。図5は、図3のD方向からガイド装置4及び移動手摺5を見た図である。ガイド装置4は、例えばレール7、ガイドストッパ8及びクリップガイド9を備える。以下においては、ガイド装置4のうち、ガードブーツ6内及びガードブーツ6近傍に配置された部分について詳しく説明する。
図6は、レール7及びガイドストッパ8の例を示す斜視図である。図6は、長尺の板状の部材が折り曲げられることによってレール7が形成される例を示す。レール7は、ガードブーツ6を貫通するように配置される。レール7は、例えば基材10、板部材11、及び板部材12を備える。基材10の横断面は、一方に開口するコ字状を呈する。例えば、ガードブーツ6内では、基材10は下方に開口するように配置される。板部材11は、基材10の一方の下縁に設けられる。板部材11は、基材10から側方に延びるように配置される。例えば、板部材11は、基材10からステップ1側に突出する。ガードブーツ6内では、板部材11は水平に配置される。
板部材12は、基材10の他方の下縁に設けられる。板部材12は、基材10から側方に延びるように配置される。板部材12は、板部材11が突出する方向とは逆向きに基材10から突出する。ガードブーツ6内では、板部材12は水平に配置される。ガードブーツ6内では、板部材11と板部材12とは一定の間隔を空けて、平行に且つ同じ高さに並んで配置される。例えば、板部材11の下面と板部材12の下面とは、同一水平面の一部を形成する。板部材11及び板部材12は、例えば、板状の部材がコ字状に折り曲げられた後、その縁部が更に外側に折り曲げられることによって形成される。
環状に形成された移動手摺5の移動を案内するため、エスカレーターには複数本のレール7が備えられる。ガイドストッパ8は、レール7の継目に設けられる。即ち、ガイドストッパ8は、隣接するレール7間に配置される。図6は、ガイドストッパ8が直方体形状のブロックである例を示す。ガイドストッパ8は、隣接する一方のレール7の板部材11と他方のレール7の板部材11との間に配置される。ガイドストッパ8は、隣接する一方のレール7の板部材12と他方のレール7の板部材12との間に配置される。
図5に示すように、ガードブーツ6内或いはガードブーツ6に近いデッキ部2内に、レール7の継目が存在する。この継目では、板部材11の間に配置されたガイドストッパ8は、その下面が板部材11の下面より低い位置に配置される。板部材12の間に配置されたガイドストッパ8は、その下面が板部材12の下面より低い位置に配置される。
図7は、クリップガイド9の例を示す平面図である。図8は、図7のE−E断面を示す図である。図9は、図7のF−F断面を示す図である。図10は、図7のG−G断面を示す図である。クリップガイド9は、移動手摺5の走行抵抗を低減させるためにレール7に設けられる。即ち、移動手摺5は、クリップガイド9に接触する。移動手摺5は、基本的にレール7に接触しない。クリップガイド9は、例えば樹脂部材からなる。クリップガイド9は、例えば第1ガイド部13、第2ガイド部14、連結部15、及び受け部16を備える。
第1ガイド部13は、図4に示すように、レール7の板部材11に取り付けられる長尺の部分である。第1ガイド部13の長手方向は、図7において上下の方向である。例えば、ガードブーツ6内では、第1ガイド部13は、板部材11の下面及び外向きの端面を覆う。また、第1ガイド部13は、板部材11の上面の一部を覆う。第1ガイド部13は、板部材11を取り囲むように配置される。第1ガイド部13は、例えば平坦部17、湾曲部18、及び規制部19を備える。
平坦部17は、長尺の板状の部材である。湾曲部18は、平坦部17に設けられる。湾曲部18は、平坦部17の一方の縁から湾曲し、縁部18aが平坦部17の表面17aに対向する。縁部18aは、第2ガイド部14側を向く。規制部19は、平坦部17に設けられる。規制部19は、平坦部17の表面17aから突出する。規制部19と湾曲部18の縁部18aとの間に、第1ガイド部13の長手に亘って一定幅の隙間が形成される。第1ガイド部13は、その長手に亘って図8に示す断面と同じ断面を有する。
クリップガイド9がレール7に取り付けられた状態では、平坦部17は板部材11に対向する。例えば、ガードブーツ6内では、平坦部17の表面17aが板部材11の下面に対向する。湾曲部18は、平坦部17の外側の縁から上方に湾曲し、板部材11の外側の端面と上面の一部とを覆う。縁部18aは、板部材11の上方に配置される。平坦部17と湾曲部18とによって板部材11が上下から挟み込まれる。規制部19は、板部材11の板部材12側を向く端面に対向する。規制部19によって第1ガイド部13の外側へのずれが規制される。
第2ガイド部14は、図4に示すように、レール7の板部材12に取り付けられる長尺の部分である。第2ガイド部14の長手方向は、図7において上下の方向である。第2ガイド部14は、第1ガイド部13に沿うように、第1ガイド部13と一定の間隔を空けて平行に配置される。ガードブーツ6内では、第2ガイド部14は、板部材12の下面及び外向きの端面を覆う。また、第2ガイド部14は、板部材12の上面の一部を覆う。第2ガイド部14は、板部材12を取り囲むように配置される。第2ガイド部14は、例えば平坦部20、湾曲部21、及び規制部22を備える。
平坦部20は、長尺の板状の部材である。湾曲部21は、平坦部20に設けられる。湾曲部21は、平坦部20の一方の縁から湾曲し、縁部21aが平坦部20の表面20aに対向する。縁部21aは、第1ガイド部13側を向く。縁部21aは、湾曲部18の縁部18aにも対向する。規制部22は、平坦部20に設けられる。規制部22は、平坦部20の表面20aから突出する。規制部22と湾曲部21の縁部21aとの間に、第2ガイド部14の長手に亘って一定幅の隙間が形成される。第2ガイド部14は、その長手に亘って図8に示す断面と同じ断面を有する。図8に示す第1ガイド部13の断面と第2ガイド部14の断面とは線対称である。
クリップガイド9がレール7に取り付けられた状態では、平坦部20は板部材12に対向する。例えば、ガードブーツ6内では、平坦部20の表面20aが板部材12の下面に対向する。湾曲部21は、平坦部20の外側の縁から上方に湾曲し、板部材12の外側の端面と上面の一部とを覆う。縁部21aは、板部材12の上方に配置される。平坦部20と湾曲部21とによって板部材12が上下から挟み込まれる。規制部22は、板部材12の板部材11側を向く端面に対向する。規制部22によって第2ガイド部14の外側へのずれが規制される。
連結部15は、第1ガイド部13と第2ガイド部14とを繋ぐ。即ち、連結部15は、第1ガイド部13と第2ガイド部14との間に設けられる。本実施の形態に示す例では、連結部15は、平坦部17の第2ガイド部14側を向く端面と平坦部20の第1ガイド部13側を向く端面との間に設けられる。連結部15は、例えば、長尺の板状の部材である。図7は、クリップガイド9の長手に亘って第1ガイド部13と第2ガイド部14との間に連結部15が配置される例を示す。本実施の形態に示す例では、連結部15の厚みは、平坦部17の厚み及び平坦部20の厚みと同じである。連結部15の表面15aは、平坦部17の表面17a及び平坦部20の表面20aと同じ方向を向く。表面15a、表面17a、及び表面20aは、それぞれ同一平面の一部を形成する。
クリップガイド9がレール7に取り付けられた状態では、連結部15は、基材10の開口を塞ぐように配置される。連結部15の表面15aは、基材10の底面に対向する。
受け部16は、連結部15に設けられる。受け部16は、連結部15の表面15aから突出する。図10に示すように、受け部16は、クリップガイド9の長手方向の一端部に配置される。本実施の形態に示す例では、受け部16の表面15aからの突出量は、規制部19の表面17aからの突出量より大きい。受け部16の表面15aからの突出量は、規制部22の表面20aからの突出量より大きい。受け部16の一部は、規制部19と規制部22との間に配置される。
クリップガイド9がレール7に取り付けられた状態では、受け部16は、連結部15の表面15aから上方に突出する。受け部16は、基材10の内側に形成された空間に配置される。また、受け部16が配置されたクリップガイド9の一端部は、ガイドストッパ8に隣接する。このため、受け部16は、ガードブーツ6内或いはガードブーツ6に近いデッキ部2内に配置される。
次に、クリップガイド9をレール7に取り付ける方法について説明する。図11は、取付工具23の例を示す図である。取付工具23は、例えば棒状部材24及び取っ手25を備える。棒状部材24及び取っ手25は、一直線状に配置される。
図12は、クリップガイド9の取付方法を説明するための図である。図12は、図5のH−H断面に相当する図である。クリップガイド9をレール7に取り付ける場合、先ず、ガードブーツ6の外側で、クリップガイド9の長手方向の一端部のみをレール7に嵌める。具体的には、第1ガイド部13の内側に形成された空間に板部材11を入れる。また、第2ガイド部14の内側に形成された空間に板部材12を入れる。次に、図12に示すように、取付工具23を使用し、棒状部材24の先端で受け部16を押す。これにより、クリップガイド9はレール7に沿って移動し、一端部側がガードブーツ6の内側に押し込まれる。この時、クリップガイド9の端面がガイドストッパ8に接触するまでクリップガイド9を押し込む。クリップガイド9の端面がガイドストッパ8に接触すると、取付工具23をガードブーツ6から引き抜く。その後、第1ガイド部13のうちガードブーツ6の外側に配置された部分を板部材11に取り付ける。また、第2ガイド部14のうちガードブーツ6の外側に配置された部分を板部材12に取り付ける。
本実施の形態に示す例であれば、取付工具23で受け部16を押すことにより、ガードブーツ6内に配置されたレール7の両側にクリップガイド9を取り付けることができる。このため、クリップガイド9の交換を短時間で行うことができる。上記交換作業中、クリップガイド9のガイド面に取付工具23は接触しない。ガイド面は、移動手摺5が接触し得る面である。このため、クリップガイド9のガイド面を傷付けずにクリップガイド9の交換を行うことができる。
以下に、クリップガイド9が採用可能な他の例について説明する。
図13は、クリップガイド9の他の例を示す図である。図13は、図12のJ−J断面に相当する図である。図13では、クリップガイド9及び取付工具23のみを示している。図13に示すクリップガイド9は、受け部16が基部26及び返し部27を備える。基部26は、連結部15に設けられる。基部26は、連結部15の表面15aから突出する。返し部27は、基部26に設けられる。なお、受け部16は、第1ガイド部13の長手方向の一端部と第2ガイド部14の長手方向の一端部との間に配置される。返し部27は、基部26から第1ガイド部13の長手方向の他端部側に突出する。クリップガイド9をレール7に取り付ける際に、返し部27は、ガードブーツ6内で基部26の手前側に配置される。このため、棒状部材24の先端は、図13に示すように返し部27と連結部15との間に配置される。棒状部材24で受け部16を押す際に、棒状部材24が受け部16から外れることを防止できる。
図14及び図15は、クリップガイド9の他の例を示す図である。図14及び図15に示す例は、連結部15の長さが図7に示す例と相違する。図14及び図15に示す例では、連結部15は、第1ガイド部13の長手方向の一端部と第2ガイド部14の長手方向の一端部との間に配置される。一方、連結部15は、第1ガイド部13の長手方向の他端部と第2ガイド部14の長手方向の他端部との間には配置されない。連結部15が配置されていない部分では、平坦部17と平坦部20との間に一定幅の隙間が形成される。連結部15が配置されていない部分では、平坦部17の第2ガイド部14側を向く端面が平坦部20の第1ガイド部13側を向く端面に対向する。
クリップガイド9がレール7に取り付けられた状態では、第1ガイド部13及び第2ガイド部14は、貫通孔6aからガードブーツ6の外側に突出する。図14は、連結部15が貫通孔6aからガードブーツ6の外側に突出しない例を示す。図15は、連結部15が貫通孔6aからガードブーツ6の外側に突出する例を示す。図15に示す例では、第1ガイド部13のガードブーツ6からの突出長さと第2ガイド部14のガードブーツ6からの突出長さとは、連結部15のガードブーツ6からの突出長さより大きい。図14及び図15に示す例であれば、取付工具23で受け部16を押す際に連結部15が邪魔にならない。また、図15に示す例では、図14に示す例よりクリップガイド9の強度を高めることができる。
図16は、レール7及びクリップガイド9の他の例を示す図である。図16に示す例は、レール7の形状が図4に示す例と相違する。クリップガイド9は、レール7の形状に合わせて成形される。図16に示す例では、第1ガイド部13が平坦部17及び湾曲部18を備える。第1ガイド部13は規制部19を備えていない。同様に、第2ガイド部14は平坦部20及び湾曲部21を備える。第2ガイド部14は規制部22を備えていない。図16に示す例では、連結部15から突出する受け部16が規制部19及び規制部22の機能を兼ね備える。
1 ステップ、 2 デッキ部、 3 欄干、 4 ガイド装置、 5 移動手摺、 6 ガードブーツ、 6a 貫通孔、 7 レール、 8 ガイドストッパ、 9 クリップガイド、 10 基材、 11 板部材、 12 板部材、 13 第1ガイド部、 14 第2ガイド部、 15 連結部、 15a 表面、 16 受け部、 17 平坦部、 17a 表面、 18 湾曲部、 18a 縁部、 19 規制部、 20 平坦部、 20a 表面、 21 湾曲部、 21a 縁部、 22 規制部、 23 取付工具、 24 棒状部材、 25 取っ手、 26 基部、 27 返し部

Claims (9)

  1. 乗客コンベアのガードブーツ内に配置されたレールに取り付けられるクリップガイドであって、
    第1ガイド部と、
    一定の間隔を空けて前記第1ガイド部に沿うように配置された第2ガイド部と、
    前記第1ガイド部及び前記第2ガイド部の間に配置された連結部と、
    前記連結部に設けられ、押されることにより、前記レールに嵌められた前記第1ガイド部と前記第2ガイド部とを前記レールに沿って移動させるための受け部と、
    を備え、
    前記第1ガイド部は、
    第1平坦部と、
    前記第1平坦部から湾曲し、縁部が前記第1平坦部の第1表面に対向する第1湾曲部と、
    を備え、
    前記第2ガイド部は、
    第2平坦部と、
    前記第2平坦部から湾曲し、縁部が前記第2平坦部の第2表面に対向する第2湾曲部と、
    を備え、
    前記連結部は、前記第1平坦部と前記第2平坦部との間に設けられ、
    前記受け部は、前記連結部の第3表面から突出し、
    前記第1表面、前記第2表面、及び前記第3表面は同じ方向を向くクリップガイド。
  2. 前記第1表面、前記第2表面、及び前記第3表面は、それぞれ同一平面の一部を形成する請求項1に記載のクリップガイド。
  3. 前記第1ガイド部は、前記第1表面から突出する第1規制部を更に備え、
    前記第1規制部と前記第1湾曲部の前記縁部との間に隙間が形成され、
    前記第2ガイド部は、前記第2表面から突出する第2規制部を更に備え、
    前記第2規制部と前記第2湾曲部の前記縁部との間に隙間が形成され、
    前記受け部の一部は、前記第1規制部と前記第2規制部との間に配置された請求項1又は請求項2に記載のクリップガイド。
  4. 前記受け部の前記第3表面からの突出量は、前記第1規制部の前記第1表面からの突出量及び前記第2規制部の前記第2表面からの突出量より大きい請求項3に記載のクリップガイド。
  5. 前記受け部は、前記第1ガイド部の長手方向の一端部と前記第2ガイド部の長手方向の一端部との間に配置され、
    前記受け部は、
    前記連結部に設けられ、前記第3表面から突出する基部と、
    前記基部に設けられ、前記基部から前記第1ガイド部の長手方向の他端部側に突出する返し部と、
    を備えた請求項1から請求項4の何れか一項に記載のクリップガイド。
  6. 前記連結部は、前記第1ガイド部の長手方向の一端部と前記第2ガイド部の長手方向の一端部との間に配置され、前記第1ガイド部の長手方向の他端部と前記第2ガイド部の長手方向の他端部との間に配置されない請求項1から請求項5の何れか一項に記載のクリップガイド。
  7. 利用者がステップに乗って移動する際に掴むための移動手摺と、
    前記ステップの側方に配置されたデッキ部と、
    前記移動手摺が前記デッキ部に進入する或いは前記デッキ部から送り出されるための貫通孔を形成するガードブーツと、
    前記移動手摺の移動を案内するガイド装置と、
    を備え、
    前記ガイド装置は、
    前記ガードブーツを貫通するように配置されたレールと、
    前記レールと前記レールに隣接する隣接レールとの継目に設けられた第1ガイドストッパ及び第2ガイドストッパと、
    前記レールに設けられたクリップガイドと、
    を備え、
    前記レールは、前記ガードブーツ内で水平に且つ同じ高さで並んで配置された第1板部材及び第2板部材を備え、
    前記第1ガイドストッパは、前記第1板部材に隣接し、その下面が前記第1板部材の下面より低い位置に配置され、
    前記第2ガイドストッパは、前記第2板部材に隣接し、その下面が前記第2板部材の下面より低い位置に配置され、
    前記クリップガイドは、
    前記ガードブーツ内で前記第1板部材の下面及び外向きの端面を覆う第1ガイド部と、
    前記ガードブーツ内で前記第2板部材の下面及び外向きの端面を覆う第2ガイド部と、
    前記第1ガイド部及び前記第2ガイド部の間に設けられた連結部と、
    前記連結部に設けられ、前記連結部から上方に突出する受け部と、
    を備え、
    前記受け部は、前記デッキ部内或いは前記ガードブーツ内に配置された乗客コンベア。
  8. 前記第1ガイド部及び前記第2ガイド部は、前記貫通孔から前記ガードブーツの外側に突出し、
    前記連結部は、前記貫通孔から前記ガードブーツの外側に突出しない請求項7に記載の乗客コンベア。
  9. 前記第1ガイド部、前記第2ガイド部、及び前記連結部は、前記貫通孔から前記ガードブーツの外側に突出し、
    前記第1ガイド部の前記ガードブーツからの突出長さ及び前記第2ガイド部の前記ガードブーツからの突出長さは、前記連結部の前記ガードブーツからの突出長さより大きい請求項7に記載の乗客コンベア。
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