JP5929666B2 - クリップガイドの取付治具 - Google Patents

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この発明は、クリップガイドをガイドレールに取り付けるための取付治具に関するものである。
エスカレータでは、移動手摺が、乗客が乗るステップと同期するように駆動される。移動手摺の移動(走行)は、ガイド装置によって案内される。ガイド装置として、ガイドレールとガイドレールに取り付けられたクリップガイドとを備えたものがある。
特許文献1に、クリップガイドをガイドレールに取り付けるための取付治具が開示されている。
特開2011−116518号公報
特許文献1に記載された取付治具は、クリップガイドをガイドレールのガイド部に側方から挿入するためのものである。
クリップガイドには、ガイドレールのガイド部に単に差し込まれるだけでなく、ガイド部を包み込むように取り付けられるものがある。特許文献1に記載された取付治具を用いてこのようなクリップガイドをガイドレールに取り付けることはできない。また、かかるクリップガイドは、特に、クリップガイドが硬くなる冬場等にガイドレールへの取り付けが困難になる。クリップガイドをガイド部に嵌め込むために多大な時間と労力とが必要になるといった問題があった。
この発明は、上述のような課題を解決するためになされたもので、その目的は、クリップガイドをガイドレールのガイド部に簡単に取り付けることができる取付治具を提供することである。
この発明に係るクリップガイドの取付治具は、マンコンベアの移動手摺を案内するガイドレールのガイド部にクリップガイドを取り付けるための取付治具であって、支持部と、支持部に設けられ、支持部の一側面から突出する第1接触部と、支持部に設けられ、第1接触部の突出方向と同じ方向に支持部の一側面から突出し、一面が第1接触部の一面に対向する第2接触部と、を備え、第1接触部の支持部からの突出量は、第2接触部の支持部からの突出量より大きく、第1接触部の一面と第2接触部の一面との間にクリップガイドが配置された状態で、クリップガイドの内側に形成された空間にガイド部が配置されるように第1接触部によってクリップガイドの縁部をガイド部側に押し付けることにより、クリップガイドをガイド部に固定させ、支持部は、一側面の端部が傾斜し、第1接触部の一面と第2接触部の一面との間にクリップガイドが配置された状態で支持部の一側面の中央部がクリップガイドに接触した際に、端部がクリップガイドに接触しないものである。
また、この発明に係るクリップガイドの取付治具は、ガイドレールのガイド部の上面、端面及び下面を覆うように配置され、一縁部がガイド部の上面側に、他縁部がガイド部の下面側に配置される手摺案内部と、手摺案内部の一縁部に沿って設けられ、手摺案内部の他縁部との間に間隙が形成された爪部と、を備えたクリップガイドをガイド部に取り付けるための取付治具であって、支持部と、支持部に設けられ、支持部の一側面から突出する第1接触部と、支持部に設けられ、第1接触部の突出方向と同じ方向に支持部の一側面から突出し、一面が第1接触部の一面に対向する第2接触部と、を備え、第1接触部の支持部からの突出量は、第2接触部の支持部からの突出量より大きく、第1接触部の一面と第2接触部の一面との間にクリップガイドが配置されると、第1接触部の先端部が手摺案内部の一縁部に沿って配置され、第2接触部の先端部が手摺案内部の他縁部に沿って配置され、支持部は、一側面の端部が傾斜し、第1接触部の一面と第2接触部の一面との間にクリップガイドが配置された状態で支持部の一側面の中央部がクリップガイドに接触した際に、端部がクリップガイドに接触しないものである。
この発明に係る取付治具を用いることにより、クリップガイドをガイドレールのガイド部に簡単に取り付けることができるようになる。
エスカレータの要部を示す図である。 図1のA−A断面を示す図である。 ガイド装置を示す分解構成図である。 この発明の実施の形態1における取付治具を示す正面図である。 この発明の実施の形態1における取付治具を示す平面図である。 この発明の実施の形態1における取付治具を示す側面図である。 この発明の実施の形態1における取付治具の使用方法を説明するための図である。 この発明の実施の形態1における取付治具の使用方法を説明するための図である。 この発明の実施の形態1における取付治具の使用方法を説明するための図である。 この発明の実施の形態1における取付治具の使用方法を説明するための図である。 取付治具の他の例を示す正面図である。
添付の図面を参照して、本発明を詳細に説明する。各図では、同一又は相当する部分に、同一の符号を付している。重複する説明は、適宜簡略化或いは省略する。
実施の形態1.
図1はエスカレータの要部を示す図である。具体的に、図1は、エスカレータの下部乗降口と下部乗降口から上方に延びる部分とを示している。図2は図1のA−A断面を示す図である。
先ず、図1乃至図3を参照し、エスカレータの構成について説明する。
ステップ1は、エスカレータの乗客が上下階床間を移動する際に乗るためのものである。移動手摺2は、ステップ1に乗降する乗客及びステップ1上の乗客が安全のために掴むためのものである。移動手摺2は、ステップ1と同期するように駆動される。
ステップ1の両側方に、欄干3が設けられる。欄干3は、例えば、ガラスパネルからなる。欄干3の縁部に、ガイド装置4が設けられる。ガイド装置4は、移動手摺2の往路側の移動(走行)を案内するための装置である。移動手摺2は、全体として環状に形成される。移動手摺2は、上下乗降口で上下に反転され、欄干3を周回するように移動する。本実施の形態においては、移動手摺2のうち、乗客が触れることができる部分のことを往路側という。
図2に示すように、移動手摺2は、横断面(長手と直交する方向の断面)がC字状を呈する。ガイド装置4は、移動手摺2の内側に形成された面(内側表面)に接触して、移動手摺2を案内する。
図3はガイド装置を示す分解構成図である。図3に示すように、ガイド装置4は、ガイドレール5とクリップガイド6とを備える。
ガイドレール5は、移動手摺2の移動を案内する長尺のレール部材からなる。ガイドレール5は、例えば、板状の部材が所定の形状に折り曲げられることによって形成される。例えば、ガイドレール5の横断面(長手と直交する方向の断面)は、どの位置でも同じ形状を呈する。ガイドレール5は、固定部材(図示せず)等を介して欄干3に固定される。ガイドレール5は、欄干3の縁部に沿って配置される。
図2及び図3は、ガイドレール5の一例を示している。ガイドレール5は、横断面がU字状を呈する支持部5aを備える。この支持部5aが欄干3に固定される。また、ガイドレール5は、両側の縁部が外向きに折り曲げられることによって形成されたガイド部5bを備える。ガイド部5bは、支持部5aの各上端部から外向き(側方)に突出するように平坦に形成される。
クリップガイド6は、移動手摺2に実際に接触する部分である。クリップガイド6は、移動手摺2を保護するため及び摩擦係数を低減させるためにガイドレール5に設けられる。クリップガイド6は、例えば、長尺の樹脂部材(MCナイロン等)からなる。クリップガイド6は、ガイドレール5の各ガイド部5bに取り付けられ、ガイドレール5の長手方向に沿って配置される。クリップガイド6は、ガイドレール5に取り付けられることにより、移動手摺2の内側表面に対向するように配置される。
クリップガイド6は、自身の弾性力によってガイド部5bを挟み込み、ガイドレール5に取り付けられる。クリップガイド6をガイドレール5に取り付けるためにネジ等の締結部材は使用されない。クリップガイド6がガイドレール5に適切に取り付けられると、クリップガイド6は、図2に示す断面においてガイドレール5のガイド部5bに四方(図2では上下左右)から対向し、ガイド部5bを包み込むように配置される。
具体的に、クリップガイド6は、手摺案内部6a及び爪部6bによって構成される。
手摺案内部6aは、移動手摺2に接触し得る部分を構成する。手摺案内部6aは、例えば、横断面(長手と直交する方向の断面)が横向きのJ字状を呈する。手摺案内部6aは、ガイド部5bの上面及び端面の各全体と下面の一部とを覆うように配置される。手摺案内部6aがガイド部5bに対して適切に配置されると、手摺案内部6aの一縁部がガイド部5bの上面側に、手摺案内部6aの他縁部がガイド部5bの下面側に配置される。
爪部6bは、クリップガイド6がガイドレール5のガイド部5bから外れてしまうことを防止するためのものである。即ち、爪部6bは、クリップガイド6の外れ止めの役割を果たす。
爪部6bは、手摺案内部6aの一縁部に、その長手に沿って設けられる。爪部6bは、手摺案内部6aの一縁部の内側表面から手摺案内部6aの他縁部側に突出するように形成される。爪部6bと手摺案内部6aの他縁部との間に、一定の幅を有する間隙がその長手に渡って形成される。クリップガイド6がガイドレール5に適切に取り付けられると、爪部6bの表面の一部が、ガイドレール5の支持部5aの上端に、支持部5aの中央部側から対向して接触する。このため、クリップガイド6が外向きに力を受けても、爪部6bが支持部5aの上端に引っ掛かり、クリップガイド6がガイドレール5から外れることはない。
次に、クリップガイド6をガイドレール5(具体的には、ガイドレール5のガイド部5b)に取り付けるための取付治具について説明する。
図4はこの発明の実施の形態1における取付治具を示す正面図である。図5はこの発明の実施の形態1における取付治具を示す平面図である。図6はこの発明の実施の形態1における取付治具を示す側面図である。
上述したように、クリップガイド6をガイドレール5に取り付けるためにネジ等は使用されない。作業員は、クリップガイド6を変形させて、クリップガイド6の内側に形成された空間にガイドレール5のガイド部5bを配置する。この時、作業員は、図4乃至図6に示す取付治具を使用する。
取付治具は、支持部7、接触部8及び9、腕部10を備える。
支持部7は、例えば、板状或いはブロック状を呈する鉄製の部材からなる。支持部7の一側面は、両端部が中央部に対して傾斜する。この傾斜は、例えば、支持部7が板状を呈する場合、支持部7の両端部を他側面側に折り曲げることによって形成される。
接触部8は、クリップガイド6をガイドレール5に取り付ける際にクリップガイド6に接触する部分である。接触部8は、板状或いはブロック状を呈する硬質樹脂製の部材からなる。接触部8は、支持部7の一側面に、固定具11aを用いて設けられる。固定具11aは、例えば、M8以上のボルトとナットとからなる。接触部8及び支持部7の各貫通孔(図示せず)に通されたボルトのネジ部にナットが締め付けられることにより、接触部8が支持部7に固定される。固定具11aのボルトとして、強度区分8T以上のハイテンションボルトを使用することが好ましい。
接触部8が図4乃至図6に示すような直方体形状を呈する場合、長辺側の端面が支持部7の一側面に対向(接触)するように、接触部8が支持部7に固定される。このため、接触部8は、支持部7の一側面から突出し、支持部7の一側面に対して直交するように配置される。
接触部9は、接触部8と同様に、クリップガイド6をガイドレール5に取り付ける際にクリップガイド6に接触する部分を構成する。接触部9は、板状或いはブロック状を呈する硬質樹脂製の部材からなる。接触部9は、支持部7の一側面に、固定具11bを用いて設けられる。固定具11bは、例えば、M8以上のボルトとナットとからなる。接触部9及び支持部7の各貫通孔(図示せず)に通されたボルトのネジ部にナットが締め付けられることにより、接触部9が支持部7に固定される。固定具11bのボルトとして、強度区分8T以上のハイテンションボルトを使用することが好ましい。
接触部9が図4乃至図6に示すような直方体形状を呈する場合、長辺側の端面が支持部7の一側面に対向(接触)するように、接触部9が支持部7に固定される。接触部9は、接触部8が支持部7から突出する方向と同じ方向に、支持部7の一側面から突出する。接触部9は、支持部7の一側面に対して直交するように配置される。
接触部9は、例えば、接触部8より幅が狭い板状部材からなる。このため、接触部9が支持部7の一側面から突出する量は、接触部8が支持部7の一側面から突出する量より小さい。接触部8の突出量は、クリップガイド6の手摺案内部6aの湾曲する部分から一縁部までの距離に合わせて設定される。接触部9の突出量は、クリップガイド6の手摺案内部6aの湾曲する部分から他縁部までの距離に合わせて設定される。
また、接触部9は、一面(図4において上方を向く面)が接触部8の一面(図4において下方を向く面)に対向するように、接触部8に対して平行に配置される。接触部9と接触部8との間には、一定の幅の間隙が形成される。この間隙の幅は、クリップガイド6の厚みに合わせて設定される。
支持部7と接触部8及び9とによって形成される部材は、側方から見てコ字状を呈するように形成される。
腕部10は、クリップガイド6をガイドレール5に取り付ける際に作業員が持つ部分である。腕部10は、支持部7に設けられる。例えば、腕部10は、L字状に形成された板状部材からなる。図4乃至図6に示す例では、腕部10のL字の短辺側の部分を支持部7の他側面に対向させた状態で、固定具11a及び11bによって支持部7と腕部10とを共締めし、腕部10を支持部7に固定している。腕部10は、例えば、L字の長辺側の部分が接触部8及び9の突出方向とは反対の方向に支持部7の他側面から突出する。L字の長辺側の部分は、20cm程度の長さがあれば良い
次に、図7乃至図10を参照し、上記取付治具を使用してクリップガイド6をガイドレール5に取り付ける方法について、具体的に説明する。図7乃至図10は、この発明の実施の形態1における取付治具の使用方法を説明するための図である。以下に説明する作業手順は、エスカレータの据付時、保守時、改修時等に行われるものである。
欄干3の縁部には、ガイド装置4のガイドレール5が固定されている。
先ず、図7に示すように、クリップガイド6の爪部6bと手摺案内部6aの他縁部との間から、クリップガイド6の内部の空間にガイドレール5のガイド部5bを差し込む。この作業は、例えば、作業者が手で行う。これにより、クリップガイド6は、爪部6bの先端部がガイド部5bの上面に上方から接触し、手摺案内部6aの他縁部がガイド部5bの下面に下方から接触するように、ガイド部5bに対して斜めに配置される。
次に、接触部8の上記一面がクリップガイド6に対して上方から、接触部9の上記一面がクリップガイド6に対して下方から対向するように、接触部8の上記一面と接触部9の上記一面との間にクリップガイド6を配置する。更に、かかる状態で支持部7をクリップガイド6側に移動させ、支持部7の一側面をクリップガイド6の手摺案内部6aの湾曲する部分に接触させる。
クリップガイド6及び取付治具を図8に示す状態に配置すると、接触部8の先端部は、クリップガイド6の手摺案内部6aの一縁部に沿うように配置される。また、接触部9の先端部は、手摺案内部6aの他縁部に沿うように配置される。かかる状態から、クリップガイド6の内側に形成された空間にガイド部5bが配置されるように取付治具を移動させ、クリップガイド6をガイドレール5に固定する。
具体的には、先ず、取付治具を矢印Bの方向に移動させ、取付治具によってクリップガイド6をガイド部5b側に押し込む。次に、支持部7をクリップガイド6に押し付けた点を支点にし、腕部10を上方に持ち上げるように、取付治具を矢印Cの方向に回転させる。すると、てこの原理により、クリップガイド6の手摺案内部6aの一縁部が、接触部9の先端部によってガイド部5b側に押し付けられる。手摺案内部6aの一縁部がガイド部5b側に押し付けられることにより、爪部6bがガイドレール5の支持部5aを乗り越えて、爪部6bが支持部5aの上端に引っ掛かる(図9参照)。これにより、クリップガイド6がガイドレール5に強固に固定される。
クリップガイド6のある箇所をガイド部5bに固定すると、次に、その隣の箇所をガイド部5bに固定する。かかる場合、作業者は、図10に示すように取付治具を矢印D方向にスライド移動させて、上記と同様の動作を行う。支持部7の一側面は端部が傾斜しているため、支持部7の一側面中央部がクリップガイド6に接触しても、その端部はクリップガイド6に接触しない。このため、取付治具をスライド移動させる時に、支持部7がクリップガイド6に引っ掛かることはなく、クリップガイド6の表面に傷を付けてしまう恐れもない。
上記取付治具を用いることにより、クリップガイド6をガイドレール5のガイド部5bに簡単に取り付けることができるようになる。クリップガイド6が硬くなる冬場等でも、作業効率が低下することはない。
上記取付作業を行う場合、作業者は、片方の手でクリップガイド6の内部の空間にガイド部5bを差し込みながら、もう一方の手で取付治具を使用しても良い。接触部9がクリップガイド6に下方から接触するため、このような動作を行っても、取付作業時に取付治具がクリップガイド6から外れることはなく、作業効率を大幅に向上させることができる。
図11は取付治具の他の例を示す正面図である。
図11に示す例では、作業員が持つ腕部10aが直線状を呈する。その他の構成は、図4乃至図6に示す構成と同じである。かかる場合、腕部10aの一端部を支持部7の他側面に対向させた状態で、固定具11a及び11bによって支持部7と腕部10aとを共締めし、腕部10aを支持部7に固定する。腕部10aは、接触部8及び9の突出方向と直交する方向に支持部7から突出する。
このような構成を採用しても、上記と同様の効果を奏することができる。また、ガイドレール5の側方に十分な作業スペースが確保されていない場合であっても、クリップガイド6の取付作業を行うことができる。ガイドレール5の直ぐ近くに壁等が存在する場合に、特に有効な手段となり得る。
本取付治具は、エスカレータだけでなく、他の種類のマンコンベアにおいても使用することができる。例えば、取付治具は、同一階床間の移動の際に利用される動く歩道においても、同様に使用することができる。
1 ステップ
2 移動手摺
3 欄干
4 ガイド装置
5 ガイドレール
5a 支持部
5b ガイド部
6 クリップガイド
6a 手摺案内部
6b 爪部
7 支持部
8、9 接触部
10、10a 腕部
11a、11b 固定具

Claims (4)

  1. マンコンベアの移動手摺を案内するガイドレールのガイド部にクリップガイドを取り付けるための取付治具であって、
    支持部と、
    前記支持部に設けられ、前記支持部の一側面から突出する第1接触部と、
    前記支持部に設けられ、前記第1接触部の突出方向と同じ方向に前記支持部の前記一側面から突出し、一面が前記第1接触部の一面に対向する第2接触部と、
    を備え、
    前記第1接触部の前記支持部からの突出量は、前記第2接触部の前記支持部からの突出量より大きく、
    前記第1接触部の前記一面と前記第2接触部の前記一面との間に前記クリップガイドが配置された状態で、前記クリップガイドの内側に形成された空間に前記ガイド部が配置されるように前記第1接触部によって前記クリップガイドの縁部を前記ガイド部側に押し付けることにより、前記クリップガイドを前記ガイド部に固定させ
    前記支持部は、前記一側面の端部が傾斜し、前記第1接触部の前記一面と前記第2接触部の前記一面との間に前記クリップガイドが配置された状態で前記支持部の前記一側面の中央部が前記クリップガイドに接触した際に、前記端部が前記クリップガイドに接触しない
    クリップガイドの取付治具。
  2. ガイドレールのガイド部の上面、端面及び下面を覆うように配置され、一縁部が前記ガイド部の上面側に、他縁部が前記ガイド部の下面側に配置される手摺案内部と、
    前記手摺案内部の一縁部に沿って設けられ、前記手摺案内部の他縁部との間に間隙が形成された爪部と、
    を備えたクリップガイドを前記ガイド部に取り付けるための取付治具であって、
    支持部と、
    前記支持部に設けられ、前記支持部の一側面から突出する第1接触部と、
    前記支持部に設けられ、前記第1接触部の突出方向と同じ方向に前記支持部の前記一側面から突出し、一面が前記第1接触部の一面に対向する第2接触部と、
    を備え、
    前記第1接触部の前記支持部からの突出量は、前記第2接触部の前記支持部からの突出量より大きく、
    前記第1接触部の前記一面と前記第2接触部の前記一面との間に前記クリップガイドが配置されると、前記第1接触部の先端部が前記手摺案内部の一縁部に沿って配置され、前記第2接触部の先端部が前記手摺案内部の他縁部に沿って配置され
    前記支持部は、前記一側面の端部が傾斜し、前記第1接触部の前記一面と前記第2接触部の前記一面との間に前記クリップガイドが配置された状態で前記支持部の前記一側面の中央部が前記クリップガイドに接触した際に、前記端部が前記クリップガイドに接触しない
    クリップガイドの取付治具。
  3. 前記支持部に設けられた、作業員が持って前記クリップガイドの取付作業を行うための腕部と、
    を更に備えた請求項1又は請求項に記載のクリップガイドの取付治具。
  4. 前記腕部は、前記支持部に設けられた請求項3に記載のクリップガイドの取付治具。
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