JP5477205B2 - エレベーター用ガイドレールクリップの締付治具 - Google Patents

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この発明は、エレベーター用ガイドレールの据付時に作業者が使用する締付治具に関するものである。
図1はエレベーター用ガイドレールの固定部分を示す正面図、図2はその平面図である。図1及び図2において、1はエレベーター昇降路内に立設されたガイドレールである。ガイドレール1は、そのガイド部1aによってエレベーターのかご(図示せず)の走行を案内するためのものである。ガイドレール1は、昇降路内の固定体に固定された取付ブラケット2に、専用のガイドレールクリップを用いて取り付けられている。なお、3はガイドレールクリップの一種であるB1形のスライディングクリップ、4はガイドレール1の位置を調整するためのハサミ金、5は六角ボルト、6はナットである。
スライディングクリップ3は、地震等によって建物が変形した際に、ガイドレール1や取付ブラケット2に変形が発生してしまうことを防止するための所定の構成を有している。即ち、建物の変形によってガイドレール1に過大な鉛直方向の力が作用すると、ガイドレール1と取付ブラケット2(ハサミ金4)及びスライディングクリップ3との各間に滑りが発生し、ガイドレール1等の変形を防止する。このため、ガイドレール1の据付精度に対する地震等の影響を最小限に抑えることができる。
具体的に、上記スライディングクリップ3は、鋼製の板状部材が略Z字状に折り曲げられることによって成形されており、その一側がガイドレール1のフランジ部1bに面接触するように取り付けられている。即ち、スライディングクリップ3は、バネの力を利用してフランジ部1bを取付ブラケット2側に押し付け、ガイドレール1を一定の保持力で支持する。また、スライディングクリップ3は、その湾曲部分(図中のA部)をフランジ部1bの端面に接触させ、ガイドレール1の左右方向(図中のB方向)の移動を防止する。
上記構成のスライディングクリップ3を用いてガイドレール1を固定する場合、作業者は、例えば、スライディングクリップ3及び取付ブラケット2に形成された各貫通孔に六角ボルト5を通し、取付ブラケット2の背面2a側から、六角ボルト5のネジ部にナット6を回し入れる。そして、作業者は、片手(に持ったスパナ等)でナット6を押さえながら、もう片方の手でスパナ(図示せず)を用いて六角ボルト5を締め付け、上記保持力をガイドレール1に作用させる。
なお、ガイドレール1の固定作業は、エレベーターの据付時や改修時等に行われるものであり、作業者は、例えば、エレベーターのかご枠(図示せず)に設置された作業床上から、上記固定のために必要な作業を実施する。
また、エレベーター用ガイドレールの取り付けに関する従来技術として、例えば、ボルトの締付時にガイドレールクリップが一緒に回転してしまうことを防止するものが提案されている(特許文献1参照)。
特開2010−64803号公報
上記構成のスライディングクリップ3を用いてガイドレール1の固定作業を行う場合、作業者は、六角ボルト5の締め付けを片手で行うことができなかった。このため、六角ボルト5の締め付けを行うためには、作業者が一人であれば両手が必要になり、また、片手で作業床周囲の安全柵を掴むのであれば複数人の作業者が必要になってしまう。特に、作業者は、上記締付作業を足場が不安定な作業床上で行わなければならず、その作業に多大な時間と労力とを要することとなっていた。
なお、特許文献1は、ボルトの締付時にガイドレールクリップが一緒に回転してしまうことを防止するための技術を開示したものであり、その内容からは、上記問題を解決することはできなかった。
この発明は、上述のような課題を解決するためになされたもので、その目的は、スライディングクリップを用いてガイドレールを取付ブラケットに固定する際に、作業者が一人であっても、ボルトの締付作業を片手で且つ簡単に行うことができるようにするためのエレベーター用ガイドレールクリップの締付治具を提供することである。
この発明に係るエレベーター用ガイドレールクリップの締付治具は、エレベーター昇降路内の取付ブラケットに、六角ボルトを用いて所定のスライディングクリップを取り付ける際に使用されるエレベーター用ガイドレールクリップの締付治具であって、取付ブラケットの上端部に掛止される掛止部と、掛止部が取付ブラケットの上端部に掛止された状態で、六角ボルトの頭部にその両側から対向するように配置され、六角ボルトの回転を規制する回転規制部と、掛止部が取付ブラケットの上端部に掛止された状態でスライディングクリップの端面に対向するように配置される位置調整部と、を備え、位置調整部がスライディングクリップの端面に接触することにより、回転規制部がスライディングクリップに対して所定の位置に配置されるものである。
また、この発明に係るエレベーター用ガイドレールクリップの締付治具は、エレベーター昇降路内の取付ブラケットに、六角ボルトを用いて所定のスライディングクリップを取り付ける際に使用されるエレベーター用ガイドレールクリップの締付治具であって、取付ブラケットの上端部に掛止される掛止部と、掛止部が取付ブラケットの上端部に掛止された状態で、六角ボルトの頭部にその両側から対向するように配置され、六角ボルトの回転を規制する回転規制部と、掛止部が取付ブラケットの上端部に掛止された状態で、スライディングクリップの端面に対向するように配置され、回転規制部をスライディングクリップに対して所定の位置に配置させる位置調整部と、を備え、掛止部は、回転規制部を間に挟んでその両側に配置され、位置調整部は、スライディングクリップの向きが一側の時は掛止部の一方が、スライディングクリップの向きが他側の時は掛止部の他方が取付ブラケットの上端部に掛止されることにより、スライディングクリップの向きに関わらずスライディングクリップの同じ端面に対向するように配置されるものである。
この発明に係るエレベーター用ガイドレールクリップの締付治具を使用することにより、スライディングクリップを用いてガイドレールを取付ブラケットに固定する際に、作業者が一人であっても、ボルトの締付作業を片手で且つ簡単に行うことができるようになる。
エレベーター用ガイドレールの固定部分を示す正面図である。 エレベーター用ガイドレールの固定部分を示す平面図である。 この発明の実施の形態1におけるエレベーター用ガイドレールクリップの締付治具を示す斜視図である。 この発明の実施の形態1におけるエレベーター用ガイドレールクリップの締付治具を示す正面図である。 この発明の実施の形態1におけるエレベーター用ガイドレールクリップの締付治具を示す側面図である。 図3に示す締付治具の使用方法を説明するための正面図である。 図6のC−C矢視図である。 図3に示す締付治具の使用方法を説明するための側面図である。 この発明の実施の形態2におけるエレベーター用ガイドレールクリップの締付治具の使用方法を説明するための正面図である。 図9のE−E矢視図である。 この発明の実施の形態2におけるエレベーター用ガイドレールクリップの締付治具の使用方法を説明するための側面図である。 回転規制部の機能を説明するための図である。
この発明をより詳細に説明するため、添付の図面に従ってこれを説明する。なお、各図中、同一又は相当する部分には同一の符号を付しており、その重複説明は適宜に簡略化ないし省略する。
実施の形態1.
図3はこの発明の実施の形態1におけるエレベーター用ガイドレールクリップの締付治具を示す斜視図、図4はその正面図、図5はその側面図である。本締付治具は、エレベーターの据付時や改修時等、昇降路内の取付ブラケット2に六角ボルト5を用いてスライディングクリップ3を取り付ける際に、作業者が使用するためのものである。なお、ガイドレール1の固定が完了した時の状態は図1及び図2と同じであるため、その詳細な説明は省略する。
図3乃至図5に示すように、本締付治具は、背面板7、回転規制板8及び9、位置調整板10、支持板11及び12、掛止板13及び14により、その要部が構成されている。
背面板7は、所定の長さを有する長方形状の板状部材からなり、その一側面7aに、回転規制板8及び位置調整板10が溶接固定されている。回転規制板8及び位置調整板10は、背面板7の各側部に沿うように立設され、互いに平行となるように配置されている。即ち、背面板7、回転規制板8、位置調整板10により、所定の長さを有する断面コ字状の部材が構成される。
回転規制板9は、回転規制板8とともに、要時に六角ボルト5の回転を規制するための回転規制部を構成する。回転規制板9は、例えば、回転規制板8と同じ幅を有する短尺の板状部材からなり、位置調整板10の回転規制板8に対向する一側面(内側面)10aに溶接固定されている。なお、回転規制板9は、位置調整板10の一側面10aと背面板7の一側面7aとに密着するように設けられている。このため、回転規制板9は、回転規制板8に対して平行となり、且つ、背面板7の一側面7aからの高さ(突出量)が回転規制板8と一致する。また、回転規制板8及び9は、各内側面(以下、それぞれ「対向面8a」、「対向面9a」という)が、六角ボルト5の頭部の幅(図1のW)よりも僅かに大きな所定の間隔で互いに対向するように配置されている。
位置調整板10は、上記回転規制部をスライディングクリップ3に対して所定の位置に配置させるための位置調整部を構成する。位置調整板10は、例えば、回転規制板8及び9よりも大きな幅を有する板状部材からなり、一方の回転規制板9側にのみ設けられている。なお、回転規制板9が背面板7の一側面7aに密着するように設けられているため、位置調整板10は、回転規制板9の長手に渡り、距離Hだけ回転規制板9の端面から突出する(図5参照)。
支持板11及び掛止板13は、本締付治具(即ち、回転規制部及び位置調整部が設けられた背面板7(本体部))を、取付ブラケット2の上端部に掛止させる掛止部としての機能を備えている。具体的に、支持板11及び掛止板13は、断面T字状に配置された状態で、背面板7、回転規制板8、位置調整板10の各一端部に溶接固定されている。また、支持板12及び掛止板14も、支持板11及び掛止板13と同じ構成・機能を有するものであり、断面T字状に配置された状態で、背面板7、回転規制板8、位置調整板10の各他端部に溶接固定されている。即ち、本締付治具は、掛止部が回転規制部を間に挟んでその両側に配置されており、本体部の一端部と他端部との双方に鉤状の部材が設けられている。
次に、図6乃至図8も参照し、上記構成を有する締付治具の使用方法について説明する。図6は図3に示す締付治具の使用方法を説明するための正面図、図8はその側面図、図7は図6のC−C矢視図である。
作業者は、スライディングクリップ3を用いてガイドレール1を固定する場合、六角ボルト5(ナット6)の最終的な締め付けを行う前に、図6乃至図8に示すように、本締付治具の取り付けを行う。具体的に、作業者は、六角ボルト5をスライディングクリップ3及び取付ブラケット2に形成された各貫通孔に通した後、一方の(例えば、支持板11及び掛止板13からなる)掛止部を取付ブラケット2の上端部に引っ掛けて、締付治具を取付ブラケット2に掛止させる。
この時、作業者は、位置調整板10がガイドレール1から離れた側に配置されるように締付治具を持ち、先ず、回転規制板8及び9間に六角ボルト5の頭部を配置させる。そして、その状態を保ちながら締付治具を下方に移動させ、掛止部を取付ブラケット2の上端部に引っ掛ける。なお、掛止部を上にして締付治具を持つと、回転規制板8及び9は上下方向に配置される。このため、六角ボルト5の頭部の平行な部分の向きを予め上下方向に合わせておけば、上記作業を容易に行うことができる。
また、作業者は、掛止部を取付ブラケット2の上端部に掛止する際に、位置調整板10の一側面10aのうち、回転規制板9から突出する部分(図5のD部)が、スライディングクリップ3の端面3aに対向するように、締付治具を配置する。そして、作業者は、掛止部を取付ブラケット2の上端部に掛止させると、その状態で、締付治具をガイドレール1側に押し、スライディングクリップ3のガイドレール1に対する位置、及び、本締付治具のスライディングクリップ3に対する位置を調整する。
即ち、作業者は、締付治具をガイドレール1側に押すことにより、上記D部をスライディングクリップ3の端面3aに接触させ、回転規制板8及び9(に拘束された六角ボルト5)を適正位置に配置する。また、スライディングクリップ3の上記端面3aは、ガイドレール1のフランジ部1bの端面と同じ方向を向いている。このため、作業者は、上記D部が端面3aに接触した状態で締付治具をガイドレール1側に押すことにより、スライディングクリップ3を付勢して、その湾曲部分(図2のA部)をガイドレール1のフランジ部1bの端面に接触させることができる。
締付治具を図6乃至図8に示す状態に取り付けると、作業者は、取付ブラケット2の背面2a側から、六角ボルト5のネジ部にナット6を回し入れ、スパナやラチェットレンチ等を使用して、ナット6の締め付けを行う。なお、回転規制板8及び9が六角ボルト5の頭部に対してその両側から対向するように配置されているため、ナット6の締め付けによって六角ボルト5に回転力が作用しても、六角ボルト5の回転は回転規制板8及び9に阻害され、六角ボルト5がナット6とともに回転してしまうことはない。
また、エレベーターのガイドレール1は断面T字状を呈しており、ガイド部1aの両側にフランジ部1bが設けられている。このため、ガイドレール1を取付ブラケット2に取り付ける場合、一般に、1つの取付ブラケット2に対して2つのスライディングクリップ3が使用され、スライディングクリップ3はガイドレール1の両側に取り付けられる。
このため、作業者は、一側のスライディングクリップ3の取り付けが終了すると、次に、反対側のスライディングクリップ3の取り付けを行う。なお、スライディングクリップ3は、ガイドレール1の両側で同じものが使用されるが、フランジ部1bと六角ボルト5の固定位置とに合わせて、その取付向きは反対になる。このため、上記手順によって一側のスライディングクリップ3を取り付けた場合は、締付治具の向きを上下反対にして、他側のスライディングクリップ3の取り付けを行う。即ち、作業者は、他方の(例えば、支持板12及び掛止板14からなる)掛止部を取付ブラケット2の上端部に引っ掛けて、締付治具を取付ブラケット2に掛止させ、上記と同様の手順によりナット6の締付作業を行う。
なお、締付治具の向きを上下反対にすることにより、位置調整板10の位置も反対になる。このため、作業者は、反対側のスライディングクリップ3の取り付けを行う際も、上記D部をスライディングクリップ3の同じ端面3aに対向させることができる。
上記構成を有する締付治具を使用することにより、スライディングクリップ3を用いてガイドレール1を取付ブラケット2に固定する際に、作業者が一人であっても、六角ボルト5の締付作業を片手で且つ簡単に行うことができるようになる。特に、昇降行程の長いエレベーターの据付時には、スライディングクリップ3の個数も多くなる(例えば、取付ブラケット2が昇降路内に75段必要な場合は、かご側及び釣合い重り側を含め、1台のエレベーターにおいて、75×8=600回の締付作業が必要になる)ため、有効な手段となり得る。
実施の形態2.
図9はこの発明の実施の形態2におけるエレベーター用ガイドレールクリップの締付治具の使用方法を説明するための正面図、図11はその側面図、図10は図9のE−E矢視図である。
本実施の形態における締付治具には、上記掛止部の代わりに、本体部を取付ブラケット2に着脱自在に固定するための固定部が備えられている。具体的に、本締付治具は、背面板15、回転規制板16及び17、支持板18、掛止板19、固定ハンドル20により、その要部が構成されている。固定ハンドル20は、上記固定部としての機能を備えるものである。即ち、固定ハンドル20と回転規制板17とによって取付ブラケット2を挟持することにより、本締付治具を取付ブラケット2に固定することができる。
また、回転規制板16及び17は、要時に六角ボルト5の回転を規制するための回転規制部を構成する。即ち、回転規制板16及び17には、六角ボルト5の頭部の幅よりも僅かに大きな所定の間隔で対向する対向面16a及び17aが形成されており、固定部が取付ブラケット2に固定された際に、六角ボルト5の頭部を上記対向面16a及び17a間に配置して、六角ボルト5の回転を規制する。なお、図10にも示されているように、一方の回転規制板17は、位置調整部としての機能も備えている。
図12は回転規制部の機能を説明するための図であり、本締付治具を複数種類の六角ボルト5に対応させるための構成を示している。具体的に、図12(a)は、一方の回転規制板17の固定位置を変更可能にすることにより、対向面16a及び17aの間隔を、六角ボルト5の頭部の幅に合わせて調整自在に構成したものを示している。また、図12(b)は、所定のアダプタ21を使用するものを示している。即ち、図12(b)に示すものは、回転規制板16及び17の固定位置を、頭部の幅が大きい所定の六角ボルトに合わせて予め定めておき、頭部の幅が小さい六角ボルトに対しては、アダプタ21を回転規制板16及び17間に装着して対応させる。
上記構成の締付治具を利用しても、作業者は、六角ボルト5の締付作業を片手で且つ簡単に行うことができる。
1 ガイドレール
1a ガイド部
1b フランジ部
2 取付ブラケット
2a 背面
3 スライディングクリップ
3a 端面
4 ハサミ金
5 六角ボルト
6 ナット
7、15 背面板
7a、10a 一側面
8、9、16、17 回転規制板
8a、9a、16a、17a 対向面
10 位置調整板
11、12、18 支持板
13、14、19 掛止板
20 固定ハンドル
21 アダプタ

Claims (6)

  1. エレベーター昇降路内の取付ブラケットに、六角ボルトを用いて所定のスライディングクリップを取り付ける際に使用されるエレベーター用ガイドレールクリップの締付治具であって、
    前記取付ブラケットの上端部に掛止される掛止部と、
    前記掛止部が前記取付ブラケットの上端部に掛止された状態で、前記六角ボルトの頭部にその両側から対向するように配置され、前記六角ボルトの回転を規制する回転規制部と、
    前記掛止部が前記取付ブラケットの上端部に掛止された状態で前記スライディングクリップの端面に対向するように配置される位置調整部と、
    を備え
    前記位置調整部が前記スライディングクリップの前記端面に接触することにより、前記回転規制部が前記スライディングクリップに対して所定の位置に配置されることを特徴とするエレベーター用ガイドレールクリップの締付治具。
  2. 前記回転規制部は、所定の間隔で互いに対向する2枚の平行板を有するとともに、前記掛止部が前記取付ブラケットの上端部に掛止された状態で、前記平行板が上下方向に配置され、前記六角ボルトの頭部が前記平行板間に配置されることを特徴とする請求項1に記載のエレベーター用ガイドレールクリップの締付治具。
  3. 前記スライディングクリップの前記端面、前記ガイドレールのフランジ部の端面と同じ方向を向く面であることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のエレベーター用ガイドレールクリップの締付治具。
  4. 前記掛止部は、前記回転規制部を間に挟んでその両側に配置され、
    前記位置調整部は、前記スライディングクリップの向きが一側の時は前記掛止部の一方が、前記スライディングクリップの向きが他側の時は前記掛止部の他方が前記取付ブラケットの上端部に掛止されることにより、前記スライディングクリップの向きに関わらず前記スライディングクリップの同じ端面に対向するように配置される
    ことを特徴とする請求項1から請求項3の何れか一項に記載のエレベーター用ガイドレールクリップの締付治具。
  5. エレベーター昇降路内の取付ブラケットに、六角ボルトを用いて所定のスライディングクリップを取り付ける際に使用されるエレベーター用ガイドレールクリップの締付治具であって、
    前記取付ブラケットの上端部に掛止される掛止部と、
    前記掛止部が前記取付ブラケットの上端部に掛止された状態で、前記六角ボルトの頭部にその両側から対向するように配置され、前記六角ボルトの回転を規制する回転規制部と、
    前記掛止部が前記取付ブラケットの上端部に掛止された状態で、前記スライディングクリップの端面に対向するように配置され、前記回転規制部を前記スライディングクリップに対して所定の位置に配置させる位置調整部と、
    を備え、
    前記掛止部は、前記回転規制部を間に挟んでその両側に配置され、
    前記位置調整部は、前記スライディングクリップの向きが一側の時は前記掛止部の一方が、前記スライディングクリップの向きが他側の時は前記掛止部の他方が前記取付ブラケットの上端部に掛止されることにより、前記スライディングクリップの向きに関わらず前記スライディングクリップの同じ端面に対向するように配置される
    ことを特徴とするエレベーター用ガイドレールクリップの締付治具。
  6. 前記回転規制部は、所定の間隔で互いに対向する2枚の平行板を有するとともに、前記掛止部が前記取付ブラケットの上端部に掛止された状態で、前記平行板が上下方向に配置され、前記六角ボルトの頭部が前記平行板間に配置されることを特徴とする請求項に記載のエレベーター用ガイドレールクリップの締付治具。
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