JP6476750B2 - デフロックピン圧入器 - Google Patents

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Description

本発明は、車両のファイナルドライブの差動制限装置に組み込まれる筒状のロッドの径方向のピン孔にデフロックピンを圧入するデフロックピン圧入器に関する。
図6(a)、(b)、(c)に示すように、車両1のファイナルドライブ2の差動制限装置3に組み込まれデフロックの作動、非作動を切り替えるシリンダ6には、ピストンロッドとして機能する筒状のロッド7を備えたものがある。ロッド7は内部にコイルバネ11を収容するようになっており、ロッド7の一端側には、コイルバネ11の一端を受けるためのデフロックピン8が設けられている。コイルバネ11は、ロッド7を一方方向(デフロック非作動方向)に付勢するためのものである。
また、ロッド7には、デフロックピン8を圧入するためのピン孔10が直径方向に貫通して形成されている。
実開昭57−197427号公報 実開昭60−017919号公報
ところで、ロッド7のピン孔10にデフロックピン8を圧入する作業を行う場合、図7(a)、(b)に示すように、デフロックピン8を手で固定し、ハンマリングにて圧入していた。
そのため、ハンマーで手を叩く可能性があり、作業習熟度合によっては、ピン圧入作業時間が不均一となる問題があった。
本発明の目的は、デフロックピンの圧入作業を安全かつ容易に行うことができ、作業習熟度合による作業時間の不均一を解消できるデフロックピン圧入器を提供することにある。
上述の目的を達成するため、本発明は、車両のファイナルドライブの差動制限装置に組み込まれる筒状のロッドを固定し、そのロッドに形成した径方向のピン孔にデフロックピンを圧入するためのデフロックピン圧入器であって、固定ブロックに対して近接離間自在な移動ブロックを有する万力と、前記万力の固定ブロックに設けられ前記ロッドを下向きに固定するロッド固定部と、前記万力の移動ブロックに設けられ前記デフロックピンを保持すると共に前記移動ブロックの移動で前記ロッドのピン孔に前記デフロックピンを圧入するためのピン保持部とを備えたものである。
本発明のデフロックピン圧入器によれば、デフロックピンの圧入作業を安全かつ容易に行うことができ、作業習熟度合による作業時間の不均一を解消できる。
本発明の一実施の形態に係るデフロックピン圧入器の斜視図である。 図1のデフロックピン圧入器を側方から俯瞰した斜視図である。 図1のデフロックピン圧入器の要部斜視図である。 図2のデフロックピン圧入器の要部内部構造を示す拡大説明図である。 デフロックピン圧入器を用いた作業手順を示す説明図であり、(a)はデフロックピンをデフロックピン圧入器にセットした状態、(b)はデフロックピンをロッドに途中まで圧入した状態、(c)はデフロックピンをロッドに完全に圧入した状態を示す。 (a)は、ロッドを有するシリンダの適用例を示す差動制限装置及びファイナルドライブの説明図であり、(b)は、通常時のシリンダの断面図であり、(c)は作動時のシリンダの断面図である。 従来のデフロックピン圧入作業を示す説明図である。
以下、本発明の好適な実施の形態を添付図面にしたがって説明する。
まず、ロッド及びデフロックピンについて説明する。
図6(a)に示すように、車両1のファイナルドライブ2の差動制限装置3は、同軸に配置された一対の出力軸(ホイールシャフト)4a、4bをクラッチ5で断接するように形成されており、クラッチ5は、シリンダ6で作動するようになっている。
図6(b)、(c)に示すように、ロッド7及びデフロックピン8は、かかるシリンダ6の部品として差動制限装置3に組み込まれる。ロッド7は、筒状に形成されており、シリンダ6のピストンロッドとして機能する。ロッド7は、一端側から他端側にかけて段階的に縮径されている。図7(a)、(b)に示すように、ロッド7の一端には、径方向に延びる一対の溝9が同一直線上に位置して形成されている。また、ロッド7の一端部には、溝9とは直交する方向に延びると共にロッド7を直径方向に貫通するピン孔10が形成されている。デフロックピン8は、一端が先細に形成されており、ロッド7のピン孔10に圧入されることでロッド7に固定される。デフロックピン8は、ロッド7内に収容されるコイルバネ11の一端を受けることでコイルバネ11からの力をロッド7に伝えるようになっている。
本願の発明者は、上述の課題を解決するために、工場で広く用いられている万力を用いてロッド7のピン孔10にデフロックピン8を圧入することを発案し、かかる用途に最適な万力を発見、改良して後述するデフロックピン圧入器を発明するに至った。
図1及び図2に示すように、デフロックピン圧入器12は、固定ブロック14に対して近接離間自在な移動ブロック17を有する万力13と、固定ブロック14に設けられロッド7を下向きに固定するロッド固定部16と、移動ブロック17に設けられデフロックピン8を保持すると共に移動ブロック17の移動でロッド7のピン孔10にデフロックピン8を圧入するためのピン保持部18とを備える。
万力13は、マシンバイスからなる。マシンバイスは、一般的にはフライス盤等で加工物を保持する目的で使用されるものであり、加工物を単に挟持する目的で使用される横万力よりも高精度に形成される。マシンバイスは、前後方向に延びるフレーム19と、フレーム19の前端部に起立して設けられた固定ブロック14と、フレーム19の上面に前後方向に移動可能に設けられた移動ブロック17と、フレーム19に設けられ移動ブロック17を前後方向に移動させるネジ式送り機構部20とを備える。なお、以下の説明でいう方向は、万力13を基準とする。すなわち、単に前方というときは万力13の前方のことであり、単に側方というときは、万力13の側方のことである。ネジ式送り機構部20は、フレーム19に螺合されると共に移動ブロック17に回転自在に設けられる締付ネジ21と、締付ネジ21に設けられ締付ネジ21を手動にて回転させるためのハンドル22とを備える。
ロッド固定部16は、固定ブロック14に設けられロッド7をその一端を下向きにして載置する載置台15と、載置台15に設けられロッド7を両側から挟んで固定する一対の挟持部材29とを備える。
載置台15は、固定ブロック14にボルト23で取り付けられる背板部24と、背板部24と一体に形成されロッド7を載置するためのベース部25とを備える。背板部24は、万力13の口金(図示せず)と交換して固定ブロック14に取り付けられるものであり、上下方向に延びると共に側方に延びる矩形板状に形成されている。背板部24は固定ブロック14側の形状が口金と同じに形成されており、固定ブロック14に取り付けた際、口金と同様に位置決めされるようになっている。背板部24は、ベース部25上に載置されたロッド7の前方への移動を規制する。ベース部25は、前後方向に延びると共に側方に延びる矩形板状に形成されており、フレーム19上に載置される。ベース部25の後端には、デフロックピン8がロッド7のピン孔10に完全に圧入されたとき移動ブロック17の移動を規制する移動規制部26が設けられている。移動規制部26は、ベース部25から移動ブロック17に向けて延びるネジ部27と、ネジ部27に位置調節可能に設けられデフロックピン8がロッド7のピン孔10内に完全に圧入されたとき移動ブロック17と当接する当接ナット28とを備える。
図3に示すように、挟持部材29は、載置台15に側方に離間して設けられると共に側方に位置調節可能に設けられる。挟持部材29は、それぞれ板材を屈曲して形成される。挟持部材29は、載置台15にボルト30で締結される水平部31と、水平部31から略直角に屈曲され水平部31とは反対側の面がロッド7の外周面と当接される起立部32と、起立部32の上端から載置台15の幅方向外側に屈曲して斜め上方に延びるラフガイド部33とを備える。水平部31には、載置台15の幅方向に延びる長孔34が形成されており、ボルト30を締結するときに挟持部材29の位置を調節できるようになっている。また、挟持部材29間の載置台15には、ロッド7の溝9内に挿入される角度規制ピン35が設けられている。角度規制ピン35は、前後方向の寸法が溝9の前後方向の寸法(溝幅の寸法)よりも若干小さくなるように形成されており、ロッド7の周方向の微少移動を許容するようになっている。
図5(a)、(b)に示すように、ピン保持部18は、デフロックピン8を挿入させて保持するピン保持孔36を有しデフロックピン8がロッド7のピン孔10に途中まで圧入されたときロッド7の外周面に当接する浮動部37と、前端側がピン保持孔36に挿抜方向移動可能に挿入されると共に後端側が移動ブロック17に固定され、ピン保持孔36内のデフロックピン8をピン孔10に圧入するための圧入ラム38とを備える。
圧入ラム38は、前端側に形成されデフロックピン8と略同径に形成された押込ラム部39と、後端側に形成され後端部が取付プレート40を介して移動ブロック17に取り付けられる取付ラム部41と、押込ラム部39と取付ラム部41の間に形成され押込ラム部39及び取付ラム部41より大径に形成された大径ラム部42とを備える。取付プレート40は、万力13の口金(図示せず)と交換して移動ブロック17に取り付けられるものであり、上下方向に延びると共に側方に延びる矩形板状に形成されている。取付プレート40は移動ブロック17側の形状が口金と同じに形成されており、移動ブロック17に取り付けた際、口金と同様に位置決めされるようになっている。
浮動部37は、前側に位置されデフロックピン8を挿入させて保持するピン保持ブロック43と、後側に位置されピン保持ブロック43に設けられるガイドブロック44とを備える。図4に示すように、ピン保持ブロック43の両側には、ピン保持孔36内のデフロックピン8を径方向に押して保持するためのボールプランジャ45が前後方向に複数並べて設けられている。ピン保持ブロック43の両側に設けられるボールプランジャ45は、それぞれ対向するように設けられており、ピン保持孔36内のデフロックピン8をピン保持孔36の中心軸上に位置させるようになっている。ボールプランジャ45は、ピン保持孔36内に位置されデフロックピン8の外周面と当接するボール46と、ボール46を出没自在に保持する保持筒47と、保持筒47内に設けられボール46を保持筒47の外側に付勢するスプリング(図示せず)とを備える。ボールプランジャ45は、ピン孔10内に挿入されたデフロックピン8を両側から挟むことでデフロックピン8が抜けないようにする。図4及び図5(a)に示すように、ガイドブロック44は、圧入ラム38の大径ラム部42を軸方向移動可能に収容するガイド孔48を有し、後端には、大径ラム部42の抜けを防止すべく径方向内方に延びるストッパ部49が形成されている。ガイド孔48はピン保持孔36と同軸上で連通されている。ガイドブロック44は、圧入ラム38と並行にスライドすることでデフロックピン8と圧入ラム38の位置関係を真っ直ぐに保つ。
次に本実施の形態の作用を述べる。
ロッド7のピン孔10にデフロックピン8を圧入する場合、図5(a)に示すように、まず、ピン保持部18にデフロックピン8を前方から挿入してセットする。ピン保持部18のピン保持孔36内にデフロックピン8を挿入すると、デフロックピン8は、後端が圧入ラム38の前端に当接して圧入深さを規制され、前側が露出した状態で止まると共に、両側のボールプランジャ45に挟まれて抜けないように保持される。この後、ロッド固定部16にロッド7を下向きの姿勢で固定する。具体的には、ロッド7を一端(溝9がある端)が下向きとなるように起立させた状態で挟持部材29間に挿入する。挟持部材29の上端部には、載置台15の幅方向外側に傾斜するラフガイド部33が形成されているため、ロッド7をラフガイド部33に沿わせることで容易に挟持部材29間に挿入できる。またこのとき、ピン孔10が前後方向を向くようにしておく。ロッド7を更に下方に押し込むと、ロッド7の溝9内に角度規制ピン35が挿入され、ロッド7は載置台15上に載置されて固定される。
この後、万力13のハンドル22(図1参照)を回して移動ブロック17を前方に移動させる。このとき、ピン保持部18に対する挟持部材29の側方位置は予め調整されており、ロッド7の回転方向の位置は、角度規制ピン35によって大まかに決められているため、デフロックピン8の前端部は、移動ブロック17の移動に伴ってロッド7のピン孔10に挿入される。このとき、ピン孔10の位置がデフロックピン8の位置に対してロッド7の回転方向に若干ずれていることもあるが、ロッド7は側方の位置が両側の挟持部材29によって規制され、前方の位置が載置台15の背板部24によって規制されているため、ロッド7はデフロックピン8がピン孔10に圧入されるにしたがって回転方向に微動し、デフロックピン8の軸心に対してピン孔10の軸心が自動的に調心される。
図5(b)に示すように、ピン保持部18から露出するデフロックピン8がピン孔10内に圧入されると、浮動部37の前端がロッド7の外周面と当接する。この後、さらに万力13のハンドル22(図1参照)を回して移動ブロック17を前方に移動させると、圧入ラム38は、ロッド7に当接した浮動部37とは独立して前方に移動し、デフロックピン8をさらにピン孔10内に圧入する。このとき、デフロックピン8と圧入ラム38とはピン保持ブロック43によって同軸上に保持されるため、デフロックピン8は安定してピン孔10内に圧入される。
図5(c)に示すように、ロッド7のピン孔10内にデフロックピン8が完全に圧入されると、移動ブロック17が移動規制部26の当接ナット28と当接し、前方への移動を規制される。これにより、ロッド7のピン孔10にデフロックピン8を安定して所定の深さまで圧入することができる。ロッド7はシリンダ6(図6(b)参照)のピストンロッドとして機能するものであるため、デフロックピン8は、ロッド7から径方向外方に突出しないことが求められる。デフロックピン8の圧入深さが安定することにより、デフロックピン8がロッド7から突出することはなく、品質を確保できる。
このように、デフロックピン圧入器12が、万力13と、その固定ブロック14に設けられロッド7を下向きに固定するロッド固定部16と、移動ブロック17に設けられデフロックピン8を保持すると共に移動ブロック17の移動でロッド7のピン孔10にデフロックピン8を圧入するためのピン保持部18とを備えるものとしたため、デフロックピン8の圧入作業を安全かつ容易に行うことができ、作業習熟度合による作業時間の不均一を解消できる。そして、工場では広く用いられている万力13を利用するため、精度の高いデフロックピン圧入器12を安価に得ることができる。
また、ピン保持部18は、デフロックピン8がロッド7のピン孔10に途中まで圧入されたときロッド7の外周面に当接する浮動部37と、前端側がピン保持孔36に挿抜方向移動可能に挿入されピン保持孔36内のデフロックピン8をピン孔10に圧入するための圧入ラム38とを備えるものとしたため、デフロックピン8がピン孔10に完全に圧入されるまでデフロックピン8をガイドすることができピン孔10にデフロックピン8を安定して圧入できる。
浮動部37には、ピン保持孔36内のデフロックピン8を径方向に押して保持するためのボールプランジャ45が設けられるものとしたため、デフロックピン8を抜けないように確実に保持でき、デフロックピン8の圧入作業を安定して効率よく行うことができる。
ロッド固定部16は、固定ブロック14に設けられロッド7を下向きに載置する載置台15と、載置台15に設けられロッド7を両側から挟んで固定する一対の挟持部材29とを備えるものとしたため、簡単な構造で確実にロッド7を固定できる。
載置台15には、デフロックピン8がロッド7のピン孔10に完全に圧入されたとき移動ブロック17の移動を規制する移動規制部26が設けられるものとしたため、デフロックピン8の圧入深さを常に一定にできる。
載置台15には、ロッド7の周方向の微少移動を許容するようにロッド7の溝9内に挿入される角度規制ピン35が設けられるものとしたため、載置台15にロッド7をセットするとき、ロッド7の回転方向の位置を大まかに決めることができ、デフロックピン8を安定してロッド7のピン孔10内に圧入できる。
ロッド固定部16は、載置台15に位置調節可能に設けられるものとしたため、載置台15の加工誤差を吸収でき、デフロックピン圧入器12を高精度かつ安価に製造できる。
移動規制部26は、載置台15から移動ブロック17に向けて延びるネジ部27と、ネジ部27に位置調節可能に設けられる当接ナット28とを備えるものとしたため、載置台15の加工誤差を吸収でき、デフロックピン圧入器12を高精度かつ安価に製造できる。
7 ロッド
8 デフロックピン
12 デフロックピン圧入器
13 万力
14 固定ブロック
16 ロッド固定部
17 移動ブロック
18 ピン保持部

Claims (5)

  1. 車両のファイナルドライブの差動制限装置に組み込まれる筒状のロッドを固定し、そのロッドに形成した径方向のピン孔にデフロックピンを圧入するためのデフロックピン圧入器であって、
    固定ブロックに対して近接離間自在な移動ブロックを有する万力と、前記万力の固定ブロックに設けられ前記ロッドを前記ロッドの一端面が下向きとなるように固定するロッド固定部と、前記万力の移動ブロックに設けられ前記デフロックピンを保持すると共に前記移動ブロックの前方移動で前記ロッドのピン孔に前記デフロックピンを圧入するためのピン保持部とを備え、
    前記ロッド固定部は、前記固定ブロックに設けられ前記ピン孔が前後方向に貫通する状態で前記ロッドを下向きに載置する載置台と、前記載置台に設けられ、前記ロッドを前後方向に対して直交する水平方向から挟んで固定する一対の挟持部材とを備え、
    前記載置台は、前記ロッドを載置するためのベース部と、前記固定ブロックに取り付けられ前記ベース部上に載置された前記ロッドの前方への移動を規制する背板部とを備え
    前記ロッドの前記一端面には、前記ピン孔が貫通する前後方向に対して直交する径方向に延びる一対の溝が形成され、前記載置台には、前記ロッドの周方向の微少移動を許容するように前記溝内に挿入される角度規制ピンが、前後方向に対して直交する方向に向かって延びるように設けられることを特徴とするデフロックピン圧入器。
  2. 前記ピン保持部は、前記デフロックピンを挿入させて保持するピン保持孔を有し前記デフロックピンが前記ロッドのピン孔に途中まで圧入されたとき前記ロッドの外周面に当接する浮動部と、一端側が前記ピン保持孔に挿抜方向移動可能に挿入されると共に他端側が前記移動ブロックに固定され、前記ピン保持孔内のデフロックピンを前記ピン孔に圧入するための圧入ラムとを備えた請求項1に記載のデフロックピン圧入器。
  3. 前記浮動部には、前記ピン保持孔内のデフロックピンを径方向に押して保持するためのボールプランジャが設けられた請求項2に記載のデフロックピン圧入器。
  4. 前記載置台には、前記デフロックピンが前記ロッドのピン孔に完全に圧入されたとき前記移動ブロックの移動を規制する移動規制部が設けられた請求項1から3のいずれか一項に記載のデフロックピン圧入器。
  5. 前記移動規制部は、前記載置台から前記移動ブロックに向けて延びるネジ部と、前記ネジ部に位置調節可能に設けられ前記デフロックピンが前記ピン孔内に完全に圧入されたとき前記移動ブロックと当接する当接ナットとを備えた請求項4に記載のデフロックピン圧入器。
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