JP6476677B2 - 印字ラベル作成装置、及びラベル作成処理プログラム - Google Patents

印字ラベル作成装置、及びラベル作成処理プログラム Download PDF

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本発明は、印字ラベルを作成する印字ラベル作成装置、及び印字ラベルの作成時に実行するラベル作成処理プログラムに関する。
印字ラベルなどの小印刷物を作成する作成装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。この小印刷物の作成装置においては、入力された文字列とともにそれを包囲する外枠を印刷するが、その外枠を構成する各部分の要素をユーザが任意に指定してその組み合わせにより外枠を多様にデザインする。
特開2005−103929号公報
しかしながら、上記従来技術では、ユーザは、外枠のデザインしか行えない。その一方で、入力された文字列に対しても容易に装飾したいというニーズがあり、さらにその装飾に対しても外枠などの装飾画像の内容に調和させて印字ラベルのデザイン性を向上させたいという要望があった。
本発明の目的は、操作者が入力したテキスト文字に対して他の装飾画像に調和する装飾を付すことにより印字ラベルのデザイン性を向上させ、操作者の興趣を向上できる印字ラベル作成装置及びラベル作成処理プログラムを提供することにある。
上記目的を達成するために、本願第1発明は、被印字テープを用いて印字ラベルを作成する印字ラベル作成装置であって、前記被印字テープを搬送させる搬送手段と、前記搬送手段により搬送される前記被印字テープに所望の印字を形成する印字手段と、前記被印字テープに形成するテキスト文字の入力を受け付けるテキスト受付手段と、予め用意された複数の画像の中から、1つの画像の選択を受け付ける画像受付手段と、前記印字手段を制御することで、前記テキスト受付手段で入力を受け付けた前記テキスト文字に対し、前記画像受付手段で選択を受け付けた1つの画像に対応した修飾を付し、前記1つの画像と共に前記被印字テープに印字形成する、印字制御手段と、を有し、前記印字制御手段は、前記テキスト受付手段で入力を受け付けた複数の前記テキスト文字を含む文字列のうち、第1テキスト文字に対して所定の第1回転角度での回転を行うとともに、前記第1テキスト文字とは異なる第2テキスト文字に対して前記第1回転角度と異なる第2回転角度での回転を行う、ことを特徴とする。
また上記目的を達成するために、本願第2発明は、被印字テープを用いて印字ラベルを作成する印字ラベル作成装置であって、前記被印字テープを搬送させる搬送手段と、前記搬送手段により搬送される前記被印字テープに所望の印字を形成する印字手段と、前記被印字テープに形成するテキスト文字の入力を受け付けるテキスト受付手段と、予め用意された複数の画像の中から、1つの第1修飾画像の選択を受け付ける画像受付手段と、前記印字手段を制御することで、前記テキスト受付手段で入力を受け付けた前記テキスト文字に対し、前記画像受付手段で選択を受け付けた1つの第1修飾画像に対応した第2修飾画像を付し、前記1つの第1修飾画像と共に前記被印字テープに印字形成する、印字制御手段と、を有し、前記印字制御手段は、前記テキスト受付手段で入力を受け付けた複数の前記テキスト文字を含む文字列のうち、互いに隣接する前記テキスト文字の間に隙間を設けるとともに、当該隙間に前記第2修飾画像を挿入する、ことを特徴とする。
本願発明の印字ラベル作成装置においては、テキスト文字と、画像とを含む印字ラベルを作成することができる。そのために、テキスト受付手段と、画像受付手段とが設けられている。操作者が、印字ラベルに形成しようとする所望のテキスト文字を例えば操作手段を介して入力すると、その入力が上記テキスト受付手段によって受け付けられる。一方、本願発明の印字ラベル作成装置においては、予め複数の画像が用意されている。操作者が、上記複数の画像の中から、上記テキストと共に印字ラベルに形成しようとする所望の1つの画像を選択すると、その選択が上記画像受付手段によって受け付けられる。
そして、本願発明においては、上記のようにして入力されたテキスト文字は、(選択された1つの画像とともに)単にそのまま印字形成されるのではなく、印字制御手段の制御によって、上記選択された1つの画像の内容に調和するような装飾が付された形で印字形成される。
すなわち例えば、上記画像が、ラベル長手方向を上下方向にして貼り付けられることを前提とした態様であった場合には、上記テキスト文字に含まれる各アルファベットや仮名文字が、いわゆる縦書きとなるように印字形成される。これにより、画像とテキスト文字とを、上記ラベルの貼り付け方向に合致した態様で調和させることができる。
あるいは、上記画像が、ラベルの幅方向端部近傍において長手方向に延びる直線部を含む態様であった場合には、上記テキスト文字に含まれる各アルファベットや仮名文字が、1文字ごとに個別に適宜の角度で回転するようにして印字形成される。これにより、上記画像中の直線部に対し各アルファベット(仮名文字)等がひっかけられているような調和したラベルデザインを、実現することができる。
あるいは、上記画像が、ラベルの長手方向一方側部分とラベルの長手方向他方側部分とに大きく分かれ、それらの間にテキスト文字が挿入配置される態様であった場合には、上記テキスト文字に含まれる各アルファベットや仮名文字が白黒反転されることで1文字ごとに区切られる。これにより、上記画像中の上記一方側部分と上記他方側部分との間に、各アルファベット(仮名文字)等が順序よく整列しつつ並べられているような調和したラベルデザインを、実現することができる。
以上のように、本願発明においては、操作者が入力したテキスト文字は、印字ラベルにおいて、画像に調和する装飾が付された形で形成される。これにより、印字ラベルにおいて、テキスト文字と画像とを一体化し、印字ラベルのデザイン性を向上させることができる。この結果、印字ラベル作りにおける操作者の興趣を向上することができる。
また上記目的を達成するために、本願第発明は、ラベル作成処理プログラムであって、被印字テープを搬送させる搬送手段と、前記搬送手段により搬送される前記被印字テープに印字データに基づく印字形成を実行する印字手段と、を備えた印字ラベル作成装置に備えられた演算手段、または前記印字ラベル作成装置に接続された操作端末に備えられた演算手段に対して、前記被印字テープに形成するテキスト文字の入力を受け付けるテキスト受付手順と、予め用意された複数の画像の中から、1つの画像の選択を受け付ける画像受付手順と、前記テキスト受付手順で入力を受け付けた前記テキスト文字に対して前記画像受付手順で選択を受け付けた1つの画像に対応した修飾を付し、前記1つの画像と共に前記被印字テープに印字形成するための、前記印字データを生成する、印字データ生成手順と、を実行させるとともに、前記印字データ生成手順では、前記テキスト受付手順で入力を受け付けた複数の前記テキスト文字を含む文字列のうち、第1テキスト文字に対して所定の第1回転角度での回転を行うとともに、前記第1テキスト文字とは異なる第2テキスト文字に対して前記第1回転角度と異なる第2回転角度での回転を行う。
また上記目的を達成するために、本願第10発明は、ラベル作成処理プログラムであって、被印字テープを搬送させる搬送手段と、前記搬送手段により搬送される前記被印字テープに印字データに基づく印字形成を実行する印字手段と、を備えた印字ラベル作成装置に備えられた演算手段、または前記印字ラベル作成装置に接続された操作端末に備えられた演算手段に対し、前記被印字テープに形成するテキスト文字の入力を受け付けるテキスト受付手順と、予め用意された複数の画像の中から、1つの第1修飾画像の選択を受け付ける画像受付手順と、前記テキスト受付手順で入力を受け付けた前記テキスト文字に対して前記画像受付手順で選択を受け付けた1つの第1修飾画像に対応した第2修飾画像を付し、前記1つの第1修飾画像と共に前記被印字テープに印字形成するための、前記印字データを生成する、印字データ生成手順と、を実行させるとともに、前記印字データ生成手順では、前記テキスト受付手順で入力を受け付けた複数の前記テキスト文字を含む文字列のうち、互いに隣接する前記テキスト文字の間に隙間を設けるとともに、当該隙間に前記第2修飾画像を挿入する、ことを特徴とする。
本発明によれば、操作者が入力したテキスト文字に対して他の装飾画像に調和する装飾を付すことにより印字ラベルのデザイン性を向上させ、操作者の興趣を向上できる。
本発明の一実施形態における印字ラベル作成装置を斜め上方向から見た外観を表す斜視図である。 下カバーを開放した状態の印字ラベル作成装置を斜め下方向から見た外観を表す斜視図である。 カートリッジの内部構造を模式的に表す拡大平面図である。 印字ラベル作成装置の制御系を表す機能ブロック図である。 本実施形態で用意される複数の修飾画像を例示する図である。 縦書き化の修飾手法について説明する図である。 適宜の角度で各文字を回転させる修飾手法について説明する図である。 各文字を白黒反転させる修飾手法について説明する図である。 文字間に星の修飾画像を追加配置する修飾手法について説明する図である。 文字間に旗の修飾画像を追加配置する修飾手法について説明する図である。 修飾処理テーブルを模式的に表す図である。 CPUによって実行される制御手順を表すフローチャートである。
以下、本発明の一実施形態を図面を参照しつつ説明する。
本実施形態の印字ラベル作成装置の概略構成について、図1〜図3を用いて説明する。図1において、この印字ラベル作成装置1は、所望の印字を行った印字済みラベル用テープを所定の長さに切断することにより、印字ラベルL(後述の図6〜図10等参照)を作成する。なお、本実施形態において印字ラベル作成装置1の前・後・左・右・上・下というときは、図1及び図2等に示す方向を指す。
<全体概略構成>
図1及び図2に示すように、印字ラベル作成装置1の筐体2は、装置下面を構成する下カバー15と、装置側面を構成する横カバー16と、装置上面を構成する上カバー17とにより構成されている。上カバー17には、前方向から後方向に向けて、文字入力等の種々の操作が行われるキーボード3、印字ラベル作成装置1の各種機能を実行させるための機能キー群4、及び、入力した文字や記号等を表示するための液晶ディスプレイ5が設けられている。機能キー群4には、この例では、修飾画像指定キー4A、電源スイッチ4B、印刷キー4C等が含まれている。また横カバー16の右側後方には、印刷された印刷済ラベル用テープ109(後述の図3参照)をカットするためのカッターレバー7が設けられている。
印字ラベル作成装置1の下側後方には、カートリッジ8を着脱可能なカートリッジホルダ9が設けられている。このカートリッジホルダ9は、印字ラベル作成装置1の前端部を回転軸として開閉可能に構成された上記下カバー15を閉じると覆われ、下カバー15を開放すると露出する。
また、図2に示すように、印字ラベル作成装置1の下側後方には、カートリッジホルダ9に隣接して、電池BT(後述の図4参照)を複数個収納可能な電池収納部70が設けられている。なお、図2中、符号60は、外部電源としてのACアダプタ220(後述の図4参照)の出力プラグが接続されるDCジャックである。
<カートリッジ>
図3に示すように、カートリッジ8は、筐体8Aと、この筐体8A内に配置され帯状の基材テープ101が巻回された第1ロール102(実際は渦巻き状であるが、図では簡略的に同心円状に示す)と、上記基材テープ101と略同じ幅である、透明なカバーフィルム103(被印字テープに相当)が巻回された第2ロール104(実際は渦巻き状であるが、図では簡略的に同心円状に示す)と、インクリボン105(熱転写リボン、但し被印字テープが感熱テープの場合は不要)を繰り出すリボン供給側ロール111と、印字後のインクリボン105を巻取るリボン巻取りローラ106と、カートリッジ8のテープ排出部の近傍に回転可能に支持されたテープ送りローラ27と、を有する。
テープ送りローラ27は、上記基材テープ101と上記カバーフィルム103とを押圧し接着させ印字済みラベル用テープ109としつつ、図3中矢印Aで示す方向にテープ送りを行う。
第1ロール102は、リール部材102aの周りに上記基材テープ101を巻回している。基材テープ101はこの例では4層構造となっており、詳細な図示を省略するが、内側に巻かれる側よりその反対側へ向かって、適宜の粘着剤からなる貼り合わせ用粘着層、PET(ポリエチレンテレフタラート)等から成る色付きのベースフィルム、適宜の粘着剤からなる貼り付け用粘着層、剥離紙の順序で積層され構成されている。
第2ロール104は、リール部材104aの周りに上記カバーフィルム103を巻回している。第2ロール104より繰り出されるカバーフィルム103の裏面に、インクリボン105がサーマルヘッド23(印字手段に相当)に押圧されて当接させられる。
このとき、上記のカートリッジ8の構成に対応して、カートリッジホルダ9には、上記使用済みのインクリボン105を巻き取るためのリボン巻き取り軸107と、印字済みラベル用テープ109を搬送するための上記テープ送りローラ27を駆動するためのテープ送りローラ駆動軸108(搬送手段に相当)とが設けられている。またカートリッジホルダ9には、カバーフィルム103に所望の印刷を行う上記サーマルヘッド23が、カートリッジ8の装着時にカートリッジ8の開口部14(図2参照)に位置するように設けられている。
リボン巻取りローラ106及びテープ送りローラ27は、カートリッジ8外に設けた例えばパルスモータである駆動モータ211(後述の図4参照)の駆動力が、図示しないギヤ機構を介し上記リボン巻取りローラ駆動軸107及び上記テープ送りローラ駆動軸108に伝達されることによって、互いに連動し回転駆動される。
上記構成において、カートリッジ8が上記カートリッジホルダ9に装着されロールホルダがリリース位置(図示省略)から図3に示す印字位置に移動されると、カバーフィルム103及びインクリボン105が、上記サーマルヘッド23と、このサーマルヘッド23に対向して設けたプラテンローラ26との間に狭持される。これとともに、基材テープ101及びカバーフィルム103が、テープ送りローラ27と、テープ送りローラ27に対向して設けた圧着ローラ28との間に狭持される。そして、上記駆動モータの駆動力によって、リボン巻取りローラ106及びテープ送りローラ27が、図3中矢印B及び矢印Cで示す方向にそれぞれ同期して回転駆動される。このとき、前述のテープ送りローラ駆動軸108と上記圧着ローラ28及びプラテンローラ26はギヤ機構(図示せず)にて連結されており、テープ送りローラ駆動軸108の駆動に伴いテープ送りローラ27、圧着ローラ28及びプラテンローラ26が回転し、第1ロール102から基材テープ101が繰り出され、上述のようにテープ送りローラ27へ供給される。
一方、第2ロール104からはカバーフィルム103が繰り出されるとともに、サーマルヘッド制御回路217(後述の図4参照)によりサーマルヘッド23に設けられた複数の発熱素子が通電され、発熱する。このとき、カバーフィルム103の裏面側(すなわち上記基材テープと接着される側)には、リボン巻取りローラ106により駆動されるインクリボン105が、上記サーマルヘッド23に押圧されて当接させられる。この結果、カバーフィルム103の裏面に、所望の印字内容の印字データに対応した印字(詳細は後述)が印刷される。
そして、上記基材テープ101と上記印刷が終了したカバーフィルム103とが、上記テープ送りローラ27及び圧着ローラ28の押圧により上記貼り合わせ用粘着層により接着されて一体化され、印字済みラベル用テープ109として形成され、カートリッジ8外へと排出される。カバーフィルム103への印字が終了したインクリボン105は、リボン巻取りローラ駆動軸107の駆動によりリボン巻取りローラ106に巻取られる。
カートリッジ8外へ排出された印字済みラベル用テープ109の搬送経路の下流側には、固定刃40と可動刃41を備えた切断機構42が設けられている。上記カッターレバー7が操作されることにより可動刃41が動作し、上記印字済みラベル用テープ109が切断され、印字ラベルL(後述の図5等参照)が生成される。
<制御系>
次に、図4を用いて、印字ラベル作成装置1の制御系について説明する。
図4において、印字ラベル作成装置1は、所定の演算を行うCPU212(演算手段に相当)を有している。
CPU212には、上記液晶ディスプレイ5と、FLASH ROM214と、RAM213と、が接続されている。またCPU212は、ACアダプタ220に接続され印字ラベル作成装置1の電源のオン・オフ処理を行う電源回路215と、上記リボン巻取りローラ駆動軸107及び上記テープ送りローラ駆動軸108を駆動する駆動モータ211の駆動制御を行うモータ駆動回路216と、上記サーマルヘッド23の発熱素子の通電制御を行うサーマルヘッド制御回路217とに接続されている。
FLASH ROM214(記憶手段に相当)には、各種制御プログラム(後述の図12のフローを実行する制御プログラムを含む;特に図示せず)が記憶されているとともに、後述する複数の修飾画像の画像データが修飾画像記憶部214aで記憶され、またそれら複数の修飾画像にそれぞれ対応した後述のテキスト修飾処理が修飾処理記憶部214bで記憶されている(後述の図11参照)。CPU212は、RAM213の一時記憶機能を利用しつつFLASH ROM214に予め記憶されたプログラムに従って信号処理を行い、それによって印字ラベル作成装置1全体の制御を行う。
なお、印字時に上記サーマルヘッド23が実際に出力するのは、印字済みラベル用テープ109の搬送方向に対して直交する方向に並んだ一列のドットパターンである。このドットパターンを、印字済みラベル用テープ109の搬送に同期するよう変化させて出力することにより、印字済みラベル用テープ109上に平面画像が印字形成される。このため、上記サーマルヘッド制御回路217に入力される画像データ(以下、印字データという)は、2次元的なドットパターンで構成されるいわゆるラスタ形式データでなくてはならない。
一方、本実施形態では、予め用意された複数のテキスト文字について、編集段階では適宜の文字コードを用いて識別するが、上述した印字データの生成時には対応する文字画像データ(2次元的なドットパターンデータ)を用いて上記ラスタ形式データに変換、合成する。
<実施形態の特徴>
本実施形態において、上記のようにして生成される印字ラベルLには、テキスト文字と、そのテキスト文字に隣接又は包囲する修飾画像(後述の図5〜図11参照)と、が印字形成されている。本実施形態の最大の特徴は、上記テキスト文字に、上記修飾画像に対応した修飾を付す手法にある。以下、その詳細を順を追って説明する。
<テキスト文字の修飾手法の詳細>
本実施形態の印字ラベル作成装置1では、図5に例示するような複数の修飾画像(複数の画像に相当)が予め用意され、上記修飾画像記憶部214aに記憶されている。例えば1番目の修飾画像は、点線枠で示すテキスト文字の入力範囲N全体を包囲する略矩形形状の枠画像である(2番目、10番目も同様)。単にテキスト文字だけを印字するのではなく、このような修飾画像とともに印字することで、印字ラベル作りにおける操作者の興趣を向上させる。
また4番目の修飾画像は、テキスト文字の入力範囲Nに対し印字済みラベル用テープ109の搬送方向一方側(この場合上流側、図中の右側)に隣接して配置される脇画像である。なお、3番目の修飾画像の場合は、搬送方向両側に隣接して配置される脇画像である。また5番目の修飾画像は、印字ラベルLの幅方向端部近傍(図中の上側端部近傍)において印字ラベルLの長手方向に延びる直線部を含む画像である。これは、テキスト文字の入力範囲Nに対して幅方向一方側(図中の上方側)に直線部を配置し、幅方向他方側(図中の下方側)を開放しているが、この場合も枠画像とみなす(6〜9、11番目も同様)。
これら複数の修飾画像は、予めラスタ形式データの形態で上記修飾画像記憶部214aに記憶されている。そして、操作者がいずれか一つの修飾画像を選択して上記液晶ディスプレイ5に表示させ、そのテキスト文字の入力範囲Nに所望のテキスト文字を入力することで印字ラベルLの印字内容を編集する。
<縦書き化の修飾手法について>
例えば、上記図5中の4番目の修飾画像には、ラベル長手方向を上下方向にして貼り付けられることを前提とした縦書きの態様で「合格」と記された文字画像が含まれており、これに対応して印字ラベルL上にはテキスト文字(図示する例の「おめでとう」)も縦書きで印字するのが望ましい。しかし、図6に示すように、上記液晶ディスプレイ5はラベル長手方向を左右方向に配置したいわゆる横書きの態様に対応しているため、テキスト文字の入力編集時には横書きで入力される。そこで本実施形態では、修飾画像が縦書き態様である場合には、編集時に横書きで入力したテキスト文字を、印字データ生成時に縦書きとなるよう変換する。つまり、本実施形態の印字ラベル作成装置1は、入力されたテキスト文字に対して、修飾画像に対応した修飾を付すよう修飾処理を行い、印字データを生成、印刷する。
<適宜の角度で各文字を回転させる修飾手法について>
また、上記図5中の5番目の修飾画像には、上述したように、修飾画像中の上側端部近傍に長手方向に延びる直線部を含んでいる。本実施形態においてこの修飾画像の場合には、図7に示すように、入力したテキスト文字に含まれる各アルファベットや仮名文字の各文字が、それぞれあたかも上記直線部にひっかけられてぶら下がる(垂下する)ように見える回転角度で配置されるよう修飾処理する。
図示する例では、テキスト文字として「HJN」の3文字のアルファベットが入力されているが、「H」の文字の場合は例えば左上端部を係止点としてそこから垂下させた場合に文字全体の重心を考慮して右周りに傾く回転角度で配置している。また、「J」の文字の場合は、上端部を係止点としてそこから垂下させた場合に文字全体の重心を考慮して右周りに傾く回転角度で配置されている。また、「N」の文字の場合は、右上端部を係止点としてそこから垂下させた場合に文字全体の重心を考慮して左周りに傾く回転角度で配置されている。このように上記5番目の修飾画像では、入力されたテキスト文字の各文字に対してそれぞれの文字の内容に対応した角度で回転するよう配置する修飾処理を行う。
<各文字を白黒反転させる修飾手法について>
また、上記5中の6番目の修飾画像には、テキスト文字の入力範囲Nに対して搬送方向両側に汽車をイメージした脇画像が隣接して配置されており、また修飾画像中の下側端部近傍には長手方向に延びて架台車両に見立てた直線部を含んでいる。本実施形態においてこの修飾画像の場合には、図8に示すように、入力したテキスト文字(図示する例の「搬入品」)に含まれる各アルファベットや仮名文字の各文字を白黒反転して各文字間に隙間を設けることにより、それぞれがあたかも上記架台車両上に載置された貨物のように見えるよう修飾処理する。
<文字間に修飾画像を追加配置する修飾手法について>
また、上記図5中の7番目の修飾画像には、テキスト文字の入力範囲Nに対して搬送方向両側に夜の屋外風景をイメージした脇画像が隣接して配置されており、また修飾画像中の下側端部近傍には長手方向に延びて地面に見立てた直線部を含んでいる。本実施形態においてこの修飾画像の場合には、図9に示すように、入力したテキスト文字(図示する例の「就寝中」)の各文字間に隙間を設け、さらにその隙間に星をイメージした小画像を追加的に挿入するよう配置することにより、全体が夜景に見えるよう修飾処理する。なおこの例では、星の小画像のデータを別途用意しておき、その配置位置をランダムに決定することで修飾処理ごとに異なる内容の印字データを生成できる。
もしくは、上記図5中の8番目の修飾画像には、テキスト文字の入力範囲Nに対して搬送方向両側にサーカスをイメージした脇画像が隣接して配置されており、また修飾画像中の上側端部近傍には長手方向に延びてロープに見立てた直線部を含んでいる。本実施形態においてこの修飾画像の場合には、図10に示すように、入力したテキスト文字(図示する例の「開催中」)の各文字間に隙間を設け、さらにその隙間に旗をイメージした小画像を追加的に挿入するよう配置することにより、全体に旗が点在して見えるよう修飾処理する。なおこの例では、脇画像の一部から旗の小画像のデータを複製しておき、直線部に沿ったその配置数と旗の種類(白旗、黒旗)をランダムに決定することで修飾処理ごとに異なる内容の印字データを生成できる。
以上のようにして、操作者が選択した修飾画像の内容に対応する修飾手法によりテキスト文字を修飾処理することで、修飾画像とテキスト文字を併せた印字内容全体のデザインバランスが調和され、印字ラベル作りにおける操作者の興趣を向上させる。
なお、図11は、修飾画像とテキスト修飾処理の対応付けを表す修飾処理テーブルを示している。修飾画像の記録項目が上記修飾画像記憶部214aに記憶され、テキスト修飾処理の記録項目が上記修飾処理記憶部214bに記憶され、対応する修飾画像とテキスト修飾処理が関連付けられて図示する修飾処理テーブルを構成する。なお、この修飾処理テーブルが、各請求項記載の複数の画像のそれぞれと修飾の内容との対応づけに相当する。
<印字データの編集と生成の具体的な制御手順>
以上説明した印字データの編集と生成の処理を実現するため、当該印字ラベル作成装置1のCPU212により実行される制御手順を図12のフローチャートで説明する。図12において、例えば操作者が印字データの編集を開始する操作を入力した際に、このフローが開始される。
まず、ステップS5において、CPU212は、液晶ディスプレイ5上に複数の修飾画像を切り替え可能に表示して操作者に選択入力させる。その後、ステップS10に移る。
ステップS10では、CPU212は、上記ステップS5で選択された修飾画像を液晶ディスプレイ5に表示させるとともに、所定の入力範囲N内にカーソルを表示させて操作者にテキスト文字を入力させる。その後、ステップS15に移る。
ステップS15では、CPU212は、上記図11の修飾処理テーブルを参照して、上記ステップS5で選択された修飾画像に対応するテキスト修飾処理を取得する。その後、ステップS20に移る。
ステップS20では、CPU212は、上記ステップS15で取得されたテキスト修飾処理を実行して、上記ステップS10で入力されたテキスト文字の修飾処理を行う。その後、ステップS25に移る。
ステップS25では、CPU212は、上記ステップS20で修飾処理されたテキスト文字をラスタ形式データに変換し、上記ステップS5で選択された修飾画像に合成することで印字データを生成する。その後、ステップS30に移る。
ステップS30では、CPU212は、上記機能キー群4を介した操作者からの入力に基づいて、上記ステップS25で生成した印字データを印刷するか、もしくは印字データを記録するかのどちらを行うか判定する。ラベル印刷を行うよう操作者から入力されている場合には、ステップS35に移る。
ステップS35では、CPU212は、モータ駆動回路216に対してラベルの搬送を行わせるよう制御するとともに、上記ステップS25で生成した印字データをサーマルヘッド制御回路217に入力することでラベル印刷を行う。そして、このフローを終了する。
一方、上記ステップS30の判定において、印字データを記録するよう操作者から入力されている場合には、ステップS40に移る。
ステップS40では、CPU212は、上記ステップS25で生成した印字データをRAM213等に記録する。そして、このフローを終了する。
以上において、ステップS10の手順が各請求項記載のテキスト受付手段及びテキスト受付手順に相当し、ステップS5の手順が各請求項記載の画像受付手段及び画像受付手順に相当し、ステップS15、ステップS20、ステップS25、及びステップS35の手順が各請求項記載の印字制御手段に相当し、ステップS15、ステップS20、及びステップS25の手順が各請求項記載の印字データ生成手順に相当する。
<本実施形態により得られる効果>
以上説明したように、本実施形態の印字ラベル作成装置1においては、テキスト文字と、修飾画像とを含む印字ラベルLを作成することができる。そして、テキスト文字は、(選択された1つの修飾画像とともに)単にそのまま印字形成されるのではなく、ステップS15、ステップS20、ステップS25、及びステップS35の手順によって、選択された1つの画像の内容に調和するような装飾が付された形で印字形成される。
すなわち例えば、修飾画像が、ラベル長手方向を上下方向にして貼り付けられることを前提とした態様であった場合(図6の場合)には、テキスト文字に含まれる各アルファベットや仮名文字が、いわゆる縦書きとなるように印字形成される。これにより、修飾画像とテキスト文字とを、印字ラベルLの貼り付け方向に合致した態様で調和させることができる。
あるいは、修飾画像が、ラベルの幅方向端部近傍において長手方向に延びる直線部を含む態様であった場合(図7の場合)には、テキスト文字に含まれる各アルファベットや仮名文字が、1文字ごとに個別に適宜の角度で回転するようにして印字形成される。これにより、修飾画像中の直線部に対し各アルファベット(仮名文字)等がひっかけられているような調和したラベルデザインを、実現することができる。
あるいは、修飾画像が、ラベルの長手方向一方側部分とラベルの長手方向他方側部分とに大きく分かれ、それらの間にテキスト文字が挿入配置される態様であった場合(図8の場合)には、テキスト文字に含まれる各アルファベットや仮名文字が白黒反転されることで1文字ごとに区切られる。これにより、修飾画像中の上記一方側部分と上記他方側部分との間に、各アルファベット(仮名文字)等が順序よく整列しつつ並べられているような調和したラベルデザインを、実現することができる。
以上のように、本実施形態においては、操作者が入力したテキスト文字は、印字ラベルLにおいて、画像に調和する装飾が付された形で形成される。これにより、印字ラベルLにおいて、テキスト文字と画像とを一体化し、印字ラベルLのデザイン性を向上させることができる。この結果、印字ラベル作りにおける操作者の興趣を向上することができる。なお、以上説明したようなテキスト文字の修飾処理については、その実行の可否を操作者が任意に選択して切り替えるようにしてもよい。
また、本実施形態では特に、修飾画像とそれぞれ対応する修飾内容(テキスト修飾処理)との対応付けが修飾処理テーブルの形態でFLASH ROM214に記憶されており、ステップS15、ステップS20、ステップS25、及びステップS35の手順では、記憶された上記対応付けを用いて、前述の装飾付与を実行する。これにより、複雑な制御や演算処理を行うことなく、簡易な処理で、迅速にテキスト文字への修飾付与を実行することができる。
また、本実施形態では特に、複数の修飾画像は、印字ラベルLにおいてテキスト文字の少なくとも一部を包囲して配置される枠画像、及び、印字ラベルLにおいてテキスト文字の搬送方向一方側に隣接して配置される脇画像のうち、少なくとも一方を含んでいる。これにより、印字ラベルLにおいて、テキスト文字を、枠画像や脇画像に調和した装飾を付した形で印字形成することができる。したがって、印字ラベルLにおいて、テキスト文字とそれを囲む枠画像(又は、テキスト文字とその脇に配置される脇画像)を一体化し、印字ラベルLのデザイン性を向上させることができる。
また、本実施形態では特に、テキスト文字に対して付される修飾は、縦書き化、適宜の角度の文字回転、及び、白黒反転のうち、少なくとも1つである。これにより、印字ラベルLにおいて、テキスト文字を、縦書き化したり文字ごとに回転させたり白黒反転させることで、画像に調和した態様で画像と一体化することができる。この結果、確実に印字ラベルLのデザイン性を向上させることができる。なお、これらのようにテキスト文字を、縦書き化したり文字ごとに回転させたり白黒反転させる以外の修飾処理も適用してもよい。例えば、修飾画像の内容に合わせてテキスト文字のフォントスタイルを変えたり、半透明化やエンボス化などの加工を行ったり、各文字ごとに大きさを変えたりするなどの修飾処理を適用してもよい。
また、特に図示しないが、印字ラベル作成装置1に汎用パーソナルコンピュータなどの操作端末を接続し、この操作端末上で印字データの編集及び生成を行ってもよい。この場合には、当該操作端末が備えるCPUが各請求項記載の演算手段に相当し、このCPUに印字データの編集及び生成を行わせるプログラムが各請求項記載のラベル作成処理プログラムに相当し、当該ラベル作成処理プログラム中の上記ステップS10に対応する手順が各請求項記載のテキスト受付手順に相当し、ステップS5に対応する手順が各請求項記載の画像受付手順に相当し、ステップS15、ステップS20、及びステップS25に対応する手順が各請求項記載の印字データ生成手順に相当する。
なお、以上において、図4等の各図中に示す矢印は信号の流れの一例を示すものであり、信号の流れ方向を限定するものではない。
また、図12等に示すフローチャートは本発明を上記フローに示す手順に限定するものではなく、発明の趣旨及び技術的思想を逸脱しない範囲内で手順の追加・削除又は順番の変更等をしてもよい。
また、以上既に述べた以外にも、上記実施形態や各変形例による手法を適宜組み合わせて利用しても良い。
その他、一々例示はしないが、本発明は、その趣旨を逸脱しない範囲内において、種々の変更が加えられて実施されるものである。
1 印字ラベル作成装置
3 キーボード
5 液晶ディスプレイ
23 サーマルヘッド(印字手段)
103 カバーフィルム(被印字テープ)
108 テープ送りローラ駆動軸(搬送手段)
212 CPU
214 FLASH ROM
214a 修飾画像記憶部
214b 修飾処理記憶部
L 印字ラベル

Claims (10)

  1. 被印字テープを用いて印字ラベルを作成する印字ラベル作成装置であって、
    前記被印字テープを搬送させる搬送手段と、
    前記搬送手段により搬送される前記被印字テープに所望の印字を形成する印字手段と、
    前記被印字テープに形成するテキスト文字の入力を受け付けるテキスト受付手段と、
    予め用意された複数の画像の中から、1つの画像の選択を受け付ける画像受付手段と、
    前記印字手段を制御することで、前記テキスト受付手段で入力を受け付けた前記テキスト文字に対し、前記画像受付手段で選択を受け付けた1つの画像に対応した修飾を付し、前記1つの画像と共に前記被印字テープに印字形成する、印字制御手段と、
    を有し、
    前記印字制御手段は、
    前記テキスト受付手段で入力を受け付けた複数の前記テキスト文字を含む文字列のうち、第1テキスト文字に対して所定の第1回転角度での回転を行うとともに、前記第1テキスト文字とは異なる第2テキスト文字に対して前記第1回転角度と異なる第2回転角度での回転を行う、
    ことを特徴とする印字ラベル作成装置。
  2. 被印字テープを用いて印字ラベルを作成する印字ラベル作成装置であって、
    前記被印字テープを搬送させる搬送手段と、
    前記搬送手段により搬送される前記被印字テープに所望の印字を形成する印字手段と、
    前記被印字テープに形成するテキスト文字の入力を受け付けるテキスト受付手段と、
    予め用意された複数の画像の中から、1つの第1修飾画像の選択を受け付ける画像受付手段と、
    前記印字手段を制御することで、前記テキスト受付手段で入力を受け付けた前記テキスト文字に対し、前記画像受付手段で選択を受け付けた1つの第1修飾画像に対応した第2修飾画像を付し、前記1つの第1修飾画像と前記第2修飾画像とを前記被印字テープに印字形成する、印字制御手段と、
    を有し、
    前記印字制御手段は、
    前記テキスト受付手段で入力を受け付けた複数の前記テキスト文字を含む文字列のうち、互いに隣接する前記テキスト文字の間に隙間を設けるとともに、当該隙間に前記第2修飾画像を挿入する、
    ことを特徴とする印字ラベル作成装置。
  3. 請求項1記載の印字ラベル作成装置において、
    前記印字制御手段は、
    前記複数の前記テキスト文字の各文字に対して、それぞれの文字の内容に対応した角度での回転を行う、
    ことを特徴とする印字ラベル作成装置。
  4. 請求項1又は請求項3記載の印字ラベル作成装置において、
    前記印字制御手段は、
    前記テキスト文字の上端部を係止点としてそこから垂下させた場合における文字全体の重心を考慮して前記所定の各回転角度での回転を行う、
    ことを特徴とする印字ラベル作成装置。
  5. 請求項1、請求項3及び請求項4のいずれか1項記載の印字ラベル作成装置において、
    前記複数の画像のそれぞれと前記修飾の内容との対応づけを記憶した記憶手段を有し、
    前記印字制御手段は、
    前記記憶手段に記憶された前記対応付けを参照することにより、前記選択を受け付けた前記1つの画像に対応した修飾を前記受け付けた前記テキスト文字に対して付し、前記印字形成を行う
    ことを特徴とする印字ラベル作成装置。
  6. 請求項2記載の印字ラベル作成装置において、
    前記複数の画像のそれぞれと前記第2修飾画像の内容との対応づけを記憶した記憶手段を有し、
    前記印字制御手段は、
    前記記憶手段に記憶された前記対応付けを参照することにより、前記選択を受け付けた前記第2修飾画像を前記受け付けた前記テキスト文字に対して付し、前記印字形成を行う
    ことを特徴とする印字ラベル作成装置。
  7. 請求項1及び請求項3乃至請求項5のいずれか1項記載の印字ラベル作成装置において、
    前記複数の画像は、
    前記印字ラベルにおいて前記テキスト文字の少なくとも一部を包囲して配置される枠画像、及び、前記印字ラベルにおいて前記テキスト文字の搬送方向一方側に隣接して配置される脇画像のうち、少なくとも一方を含む
    ことを特徴とする印字ラベル作成装置。
  8. 請求項2記載の印字ラベル作成装置において、
    前記第1修飾画像は、
    前記印字ラベルにおいて前記テキスト文字の少なくとも一部を包囲して配置される枠画像、及び、前記印字ラベルにおいて前記テキスト文字の搬送方向一方側に隣接して配置される脇画像のうち、少なくとも一方を含む
    ことを特徴とする印字ラベル作成装置。
  9. 被印字テープを搬送させる搬送手段と、前記搬送手段により搬送される前記被印字テープに印字データに基づく印字形成を実行する印字手段と、を備えた印字ラベル作成装置に備えられた演算手段、または前記印字ラベル作成装置に接続された操作端末に備えられた演算手段に対し、
    前記被印字テープに形成するテキスト文字の入力を受け付けるテキスト受付手順と、
    予め用意された複数の画像の中から、1つの画像の選択を受け付ける画像受付手順と、
    前記テキスト受付手順で入力を受け付けた前記テキスト文字に対して前記画像受付手順で選択を受け付けた1つの画像に対応した修飾を付し、前記1つの画像と共に前記被印字テープに印字形成するための、前記印字データを生成する、印字データ生成手順と、
    を実行させるとともに、
    前記印字データ生成手順では、
    前記テキスト受付手順で入力を受け付けた複数の前記テキスト文字を含む文字列のうち、第1テキスト文字に対して所定の第1回転角度での回転を行うとともに、前記第1テキスト文字とは異なる第2テキスト文字に対して前記第1回転角度と異なる第2回転角度での回転を行う、
    ことを特徴とするラベル作成処理プログラム。
  10. 被印字テープを搬送させる搬送手段と、前記搬送手段により搬送される前記被印字テープに印字データに基づく印字形成を実行する印字手段と、を備えた印字ラベル作成装置に備えられた演算手段、または前記印字ラベル作成装置に接続された操作端末に備えられた演算手段に対し、
    前記被印字テープに形成するテキスト文字の入力を受け付けるテキスト受付手順と、
    予め用意された複数の画像の中から、1つの第1修飾画像の選択を受け付ける画像受付手順と、
    前記テキスト受付手順で入力を受け付けた前記テキスト文字に対して前記画像受付手順で選択を受け付けた1つの第1修飾画像に対応した第2修飾画像を付し、前記1つの第1修飾画像と前記第2修飾画像とを前記被印字テープに印字形成するための、前記印字データを生成する、印字データ生成手順と、
    を実行させるとともに、
    前記印字データ生成手順では、
    前記テキスト受付手順で入力を受け付けた複数の前記テキスト文字を含む文字列のうち、互いに隣接する前記テキスト文字の間に隙間を設けるとともに、当該隙間に前記第2修飾画像を挿入する、
    ことを特徴とするラベル作成処理プログラム。
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