JP6364927B2 - 印字ラベル作成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、印字ラベルを作成する印字ラベル作成装置に関する。
印字ラベルを作成する印字ラベル作成装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。この印字ラベル作成装置においては、搬送手段(プラテンローラ)で搬送される被印字テープ(印刷用テープ)に対し、印字手段(サーマルヘッド)によって印字が形成されることで、印字ラベルが作成される。印字ラベルには、テキスト文字と、そのテキスト文字を包囲する枠(飾り枠)と、が印字形成される。
特開平8−30592号公報
しかしながら、上記従来技術では、ユーザは、印字ラベル作成装置内に予め用意された枠を選択して使用することしかできず、枠を自らの意図する所望の態様に構築することはできない。この結果、多種多様なラベルを容易に作成したいというニーズには十分に対応することはできず、不便であった。
本発明の目的は、枠をユーザの意図する所望の態様に構築可能とすることで多種多様なラベルを容易に作成でき、ユーザの利便性を向上できる印字ラベル作成装置を提供することにある。
上記目的を達成するために、本願発明は、被印字テープを搬送する搬送手段と、前記搬送手段により搬送される前記被印字テープに対し、印字を形成する印字手段と、を有し、印字形成後の前記被印字テープにより印字ラベルを作成する印字ラベル作成装置であって、前記印字ラベルにおいて印字形成されるテキスト文字を包囲する枠を構築するための、前記搬送手段による搬送方向に沿った一方側及び他方側にそれぞれ位置する第1枠要素及び第2枠要素と、前記搬送方向と直交する方向に沿った一方側及び他方側にそれぞれ位置する第3枠要素及び第4枠要素と、に対して複数の枠材料をそれぞれ決定する枠決定操作を受け付ける、決定操作受付手段と、前記決定操作受付手段により受け付けた前記枠決定操作に応じて、決定された複数の枠材料を組み合わせて、少なくとも1つの新たな枠を生成する枠生成手段と、前記枠生成手段により生成された少なくとも1つの新たな枠、及び、前記少なくとも1つの新たな枠に包囲された前記テキスト文字、を含む、印字データを生成する印字データ生成手段と、前記印字データ生成手段により生成された前記印字データに対応した印字が形成された前記印字ラベルを作成するように、前記搬送手段及び前記印字手段を連携して制御する連携制御手段と、予め用意された複数の前記枠を記憶する第1記憶手段であって、複数の前記枠のそれぞれを、前記第1〜第4枠要素の各枠要素別に、前記各枠要素として選択されている前記枠材料を抽出可能に記憶する第1記憶手段と、前記第1記憶手段に記憶された前記複数の枠のうち少なくとも1つを選択可能に表示するための、枠プレビュー画面を表示する第2表示手段と、を有し、前記決定操作受付手段は、前記第1〜第4枠要素のうち、少なくとも2つの枠要素を前記複数の枠材料として決定する前記枠決定操作を受け付けるとともに、前記第2表示手段の前記枠プレビュー画面に表示された1つの前記枠の前記第1〜第4枠要素のうち少なくとも1つの枠要素の枠材料を置き換える、枠材料の選択操作を、前記枠決定操作として受け付けることを特徴とする。
また、上記目的を達成するために、本願第2発明は、被印字テープを搬送する搬送手段と、前記搬送手段により搬送される前記被印字テープに対し、印字を形成する印字手段と、を有し、印字形成後の前記被印字テープにより印字ラベルを作成する印字ラベル作成装置であって、前記印字ラベルにおいて印字形成されるテキスト文字を包囲する枠を構築するための複数の枠材料をそれぞれ決定する枠決定操作を受け付ける、決定操作受付手段と、前記決定操作受付手段により受け付けた前記枠決定操作に応じて、決定された複数の枠材料を組み合わせて、少なくとも1つの新たな枠を生成する枠生成手段と、前記枠生成手段により生成された少なくとも1つの新たな枠、及び、前記少なくとも1つの新たな枠に包囲された前記テキスト文字、を含む、印字データを生成する印字データ生成手段と、前記印字データ生成手段により生成された前記印字データに対応した印字が形成された前記印字ラベルを作成するように、前記搬送手段及び前記印字手段を連携して制御する連携制御手段と、前記枠生成手段により生成された前記新たな枠を、固有の識別情報とともに記憶する第2記憶手段と、を有し、前記決定操作受付手段は、前記印字ラベルのうち前記搬送手段による搬送方向に沿った一方側及び他方側にそれぞれ位置する第1枠要素及び第2枠要素と、前記搬送方向と直交する方向に沿った一方側及び他方側にそれぞれ位置する第3枠要素及び第4枠要素と、のうち少なくとも2つの枠要素を前記複数の枠材料として決定する前記枠決定操作を受け付けることを特徴とする。
さらに、上記目的を達成するために、本願第3発明は、被印字テープを搬送する搬送手段と、前記搬送手段により搬送される前記被印字テープに対し、印字を形成する印字手段と、を有し、印字形成後の前記被印字テープにより印字ラベルを作成する印字ラベル作成装置であって、前記印字ラベルにおいて印字形成されるテキスト文字を包囲する枠を構築するための複数の枠材料をそれぞれ決定する枠決定操作を受け付ける、決定操作受付手段と、前記決定操作受付手段により受け付けた前記枠決定操作に応じて、決定された複数の枠材料を組み合わせて、少なくとも1つの新たな枠を生成する枠生成手段と、前記枠生成手段により生成された少なくとも1つの新たな枠、及び、前記少なくとも1つの新たな枠に包囲された前記テキスト文字、を含む、印字データを生成する印字データ生成手段と、前記印字データ生成手段により生成された前記印字データに対応した印字が形成された前記印字ラベルを作成するように、前記搬送手段及び前記印字手段を連携して制御する連携制御手段と、前記テキスト文字を操作入力するためのテキスト編集画面を表示する第1表示手段と、前記第1表示手段により表示された前記テキスト編集画面に対する、前記テキスト文字の操作入力、若しくは、前記印字ラベルにおいて前記テキスト文字とともに前記枠の内部に形成されるシンボルの操作入力、を受け付ける操作入力受付手段と、を有し、前記決定操作受付手段は、前記印字ラベルのうち前記搬送手段による搬送方向に沿った一方側及び他方側にそれぞれ位置する第1枠要素及び第2枠要素と、前記搬送方向と直交する方向に沿った一方側及び他方側にそれぞれ位置する第3枠要素及び第4枠要素と、のうち少なくとも2つの枠要素を前記複数の枠材料として決定する前記枠決定操作を受け付けるとともに、前記操作入力受付手段で操作入力を受け付けた前記テキスト文字若しくは前記シンボルを前記枠材料として指定する指定操作を、前記枠決定操作として受け付け、さらに、前記第1〜第4枠要素に対して前記枠材料を指定して1の前記枠を生成するための第1指定操作と、前記第1〜第4枠要素に対して前記枠材料を指定して他の前記枠を生成するための第2指定操作と、を前記指定操作として受け付け、前記枠生成手段は、前記少なくとも1つの新たな枠として、前記第1指定操作によって生成した前記1の前記枠の中に前記第2指定操作によって生成した前記他の前記枠を組み込むことを特徴とする。
本願発明の印字ラベル作成装置においては、搬送手段で搬送される被印字テープに対し、印字手段によって印字が形成されることで、印字ラベルが作成される。印字ラベルには、テキスト文字と、そのテキスト文字を包囲する枠と、を印字形成することができる。そして、本願発明においては、上記枠を複数の枠材料に分割し、それぞれの枠材料を操作者が所望に構築することで、枠全体を操作者が意図する態様に構成することができる。
すなわち、操作者が複数の枠材料を決定すると、その枠決定操作が、決定操作受付手段によって受け付けられる。その後、枠生成手段が、上記受け付けた枠決定操作に応じて、複数の枠材料を組み合わせ、少なくとも1つの新たな枠を生成する。そして、印字データ生成手段により、上記新たな枠及びそれに包囲されたテキスト文字を含む印字データが生成され、連携制御手段の制御に基づき、その印字データに対応した印字が形成された印字ラベルが作成される。
以上のように、ユーザは、複数の枠材料を適宜に組み合わせるだけで、印字ラベルにおいて、所望の態様の枠を容易に印字形成することができる。これにより、(アレンジ不能に)予め用意された枠を選択して使用するのみの場合に比べて、多種多様なラベルを容易に作成できる。この結果、ユーザにとっての利便性を大きく向上することができる。
本発明によれば、枠をユーザの意図する所望の態様に構築することができるので、多種多様なラベルを容易に作成することができる。この結果、ユーザの利便性を向上することができる。
本発明の一実施形態における印字ラベル作成装置を斜め上方向から見た外観を表す斜視図である。 下カバーを開放した状態の印字ラベル作成装置を斜め下方向から見た外観を表す斜視図である。 カートリッジの内部構造を模式的に表す拡大平面図である。 印字ラベル作成装置の制御系を表す機能ブロック図である。 ユーザの所望の枠が構築されて印字ラベルが作成される流れを説明するための説明図である。 CPUによって実行される制御手順を表すフローチャートである。 枠の登録と印字ラベル生成をワンタッチで実行する変形例において、ユーザの所望の枠が構築されて印字ラベルが作成される流れを説明するための説明図である。 CPUによって実行される制御手順を表すフローチャートである。 複数の枠を生成する変形例を説明するための説明図である。 複数の枠を生成する変形例を説明するための説明図である。 既存の枠に備えられたパーツを選択して合成する変形例において、ユーザの所望の枠が構築されて印字ラベルが作成される流れを説明するための説明図である。 CPUによって実行される制御手順を表すフローチャートである。
以下、本発明の一実施形態を図面を参照しつつ説明する。
本実施形態の印字ラベル作成装置の概略構成について、図1〜図3を用いて説明する。図1において、この印字ラベル作成装置1は、所望の印字を行った印字済みラベル用テープを所定の長さに切断することにより、印字ラベルL(後述の図5等参照)を作成する。なお、本実施形態において印字ラベル作成装置1の前・後・左・右・上・下というときは、図1及び図2等に示す方向を指す。
<全体概略構成>
図1及び図2に示すように、印字ラベル作成装置1の筐体2は、装置下面を構成する下カバー15と、装置側面を構成する横カバー16と、装置上面を構成する上カバー17とにより構成されている。上カバー17には、前方向から後方向に向けて、文字入力等の種々の操作が行われるキーボード3、印字ラベル作成装置1の各種機能を実行させるための機能キー群4、及び、入力した文字や記号等を表示するための液晶ディスプレイ5(第1表示手段及び第2表示手段に相当)が設けられている。機能キー群4には、この例では、枠材料指定キー4A、電源スイッチ4B、印刷キー4C等が含まれている。また横カバー16の右側後方には、印刷された印刷済ラベル用テープ109(後述の図3参照)をカットするためのカッターレバー7が設けられている。
印字ラベル作成装置1の下側後方には、カートリッジ8を着脱可能なカートリッジホルダ9が設けられている。このカートリッジホルダ9は、印字ラベル作成装置1の前端部を回転軸として開閉可能に構成された上記下カバー15を閉じると覆われ、下カバー15を開放すると露出する。
また、図2に示すように、印字ラベル作成装置1の下側後方には、カートリッジホルダ9に隣接して、電池BT(後述の図4参照)を複数個収納可能な電池収納部70が設けられている。なお、図2中、符号60は、外部電源としてのACアダプタ220(後述の図4参照)の出力プラグが接続されるDCジャックである。
<カートリッジ>
図3に示すように、カートリッジ8は、筐体8Aと、この筐体8A内に配置され帯状の基材テープ101が巻回された第1ロール102(実際は渦巻き状であるが、図では簡略的に同心円状に示す)と、上記基材テープ101と略同じ幅である、透明なカバーフィルム103(被印字テープに相当)が巻回された第2ロール104(実際は渦巻き状であるが、図では簡略的に同心円状に示す)と、インクリボン105(熱転写リボン、但し被印字テープが感熱テープの場合は不要)を繰り出すリボン供給側ロール111と、印字後のインクリボン105を巻取るリボン巻取りローラ106と、カートリッジ8のテープ排出部の近傍に回転可能に支持されたテープ送りローラ27と、を有する。
テープ送りローラ27は、上記基材テープ101と上記カバーフィルム103とを押圧し接着させ印字済みラベル用テープ109としつつ、図3中矢印Aで示す方向にテープ送りを行う。
第1ロール102は、リール部材102aの周りに上記基材テープ101を巻回している。基材テープ101はこの例では4層構造となっており、詳細な図示を省略するが、内側に巻かれる側よりその反対側へ向かって、適宜の粘着剤からなる貼り合わせ用粘着層、PET(ポリエチレンテレフタラート)等から成る色付きのベースフィルム、適宜の粘着剤からなる貼り付け用粘着層、剥離紙の順序で積層され構成されている。
第2ロール104は、リール部材104aの周りに上記カバーフィルム103を巻回している。第2ロール104より繰り出されるカバーフィルム103の裏面に、インクリボン105がサーマルヘッド23(印字手段に相当)に押圧されて当接させられる。
このとき、上記のカートリッジ8の構成に対応して、カートリッジホルダ9には、上記使用済みのインクリボン105を巻き取るためのリボン巻き取り軸107と、印字済みラベル用テープ109を搬送するための上記テープ送りローラ27を駆動するためのテープ送りローラ駆動軸108(搬送手段に相当)とが設けられている。またカートリッジホルダ9には、カバーフィルム103に所望の印刷を行う上記サーマルヘッド23が、カートリッジ8の装着時にカートリッジ8の開口部14(図2参照)に位置するように設けられている。
リボン巻取りローラ106及びテープ送りローラ27は、カートリッジ8外に設けた例えばパルスモータである駆動モータ211(後述の図4参照)の駆動力が、図示しないギヤ機構を介し上記リボン巻取りローラ駆動軸107及び上記テープ送りローラ駆動軸108に伝達されることによって、互いに連動し回転駆動される。
上記構成において、カートリッジ8が上記カートリッジホルダ9に装着されロールホルダがリリース位置(図示省略)から図3に示す印字位置に移動されると、カバーフィルム103及びインクリボン105が、上記サーマルヘッド23と、このサーマルヘッド23に対向して設けたプラテンローラ26との間に狭持される。これとともに、基材テープ101及びカバーフィルム103が、テープ送りローラ27と、テープ送りローラ27に対向して設けた圧着ローラ28との間に狭持される。そして、上記駆動モータの駆動力によって、リボン巻取りローラ106及びテープ送りローラ27が、図3中矢印B及び矢印Cで示す方向にそれぞれ同期して回転駆動される。このとき、前述のテープ送りローラ駆動軸108と上記圧着ローラ28及びプラテンローラ26はギヤ機構(図示せず)にて連結されており、テープ送りローラ駆動軸108の駆動に伴いテープ送りローラ27、圧着ローラ28及びプラテンローラ26が回転し、第1ロール102から基材テープ101が繰り出され、上述のようにテープ送りローラ27へ供給される。
一方、第2ロール104からはカバーフィルム103が繰り出されるとともに、サーマルヘッド制御回路217(後述の図4参照)によりサーマルヘッド23に設けられた複数の発熱素子が通電され、発熱する。このとき、カバーフィルム103の裏面側(すなわち上記基材テープと接着される側)には、リボン巻取りローラ106により駆動されるインクリボン105が、上記サーマルヘッド23に押圧されて当接させられる。この結果、カバーフィルム103の裏面に、所望の印字内容の印字データに対応した印字(詳細は後述)が印刷される。
そして、上記基材テープ101と上記印刷が終了したカバーフィルム103とが、上記テープ送りローラ27及び圧着ローラ28の押圧により上記貼り合わせ用粘着層により接着されて一体化され、印字済みラベル用テープ109として形成され、カートリッジ8外へと排出される。カバーフィルム103への印字が終了したインクリボン105は、リボン巻取りローラ駆動軸107の駆動によりリボン巻取りローラ106に巻取られる。
カートリッジ8外へ排出された印字済みラベル用テープ109の搬送経路の下流側には、固定刃40と可動刃41を備えた切断機構42が設けられている。上記カッターレバー7が操作されることにより可動刃41が動作し、上記印字済みラベル用テープ109が切断され、印字ラベルL(後述の図5等参照)が生成される。
<制御系>
次に、図4を用いて、印字ラベル作成装置1の制御系について説明する。
図4において、印字ラベル作成装置1は、所定の演算を行うCPU212を有している。
CPU212には、上記液晶ディスプレイ5と、EEPROM214と、RAM213と、が接続されている。またCPU212は、ACアダプタ220に接続され印字ラベル作成装置1の電源のオン・オフ処理を行う電源回路215と、上記リボン巻取りローラ駆動軸107及び上記テープ送りローラ駆動軸108を駆動する駆動モータ211の駆動制御を行うモータ駆動回路216と、上記サーマルヘッド23の発熱素子の通電制御を行うサーマルヘッド制御回路217とに接続されている。
EEPROM214には、各種制御プログラム(後述の図6、図8、図12等のフローを実行する制御プログラムを含む)が記憶されている。CPU212は、RAM213の一時記憶機能を利用しつつEEPROM214に予め記憶されたプログラムに従って信号処理を行い、それによって印字ラベル作成装置1全体の制御を行う。
<実施形態の特徴>
本実施形態において、上記のようにして生成される印字ラベルLには、テキスト文字と、そのテキスト文字を包囲する枠T(後述の図5(e)等参照)と、が印字形成されている。本実施形態の最大の特徴は、上記枠Tを、ユーザの所望の態様に容易に構築する手法にある。以下、その詳細を順を追って説明する。
<枠の構築手法の詳細>
本実施形態では、液晶ディスプレイ5において通常のようにテキスト文字等の入力を行った後、その入力したテキスト文字等を用いて、新規に枠Tの生成を行うことができる。まず、例えば図5(a)に示すように、上記液晶ディスプレイ5に、上記テキスト文字等の入力を行うためのテキスト編集画面5Aが表示される。この状態で、ユーザ(操作者に相当)は、上記キーボード3を用いて、枠Tを構成するための構成要素(枠材料に相当)にするためのテキスト文字(又はシンボルでもよい)の入力を行う。この例では、八分音符及び四分音符からなるテキスト文字t1と、四分音符からなるテキスト文字t2と、の2つが入力されている。
その後、ユーザは、上記テキスト入力画面5Aにおいて、例えば上記機能キー群4を用いて、上記入力したテキスト文字を、上記枠材料として指定する指定操作を行う。ここで、本変形例では、枠材料として、印字ラベルLの上記搬送方向に沿った一方側(この例では下流側)に位置する前枠T1(第1枠要素に相当。後述の図5(d)参照)及び他方側(この例では上流側)に位置する後枠T2(第2枠要素に相当。後述の図5(d))参照と、上記搬送方向に直交する方向(言い換えればテープ幅方向)に沿った一方側(この例では液晶パネル5の表示状態における上側)に位置する上枠T3(第3枠要素に相当)及び他方側(この例では液晶パネル5の表示状態における下側)に位置する下枠T4(第4枠要素に相当)の4つのうち、少なくとも2つをユーザが指定する。
この例では、図5(b)に示すように、まず、テキスト編集画面5Aにおいて、八分音符及び四分音符からなる上記テキスト文字t1にカーソルKが合わされ、さらに例えば上記枠材料指定キー4Aの操作によって、当該テキスト文字t1が上記前枠T1(後述の図5(d)参照)に指定されている。またその後、図5(c)に示すように、テキスト編集画面5Aにおいて、四分音符からなる上記テキスト文字t2にカーソルKが合わされさらに枠材料指定キー4Aの操作によって当該テキスト文字t2が上記後枠T2(後述の図5(d)参照)に指定されている。
なお、この例では、上記のように前枠T1と後枠T2の指定がなされるだけで、その間の上記上枠及び下枠は、当該前枠T1及び後枠T2との間を直線的に結ぶような上枠T3及び下枠T4(後述の図5(d)参照)が自動的に生成されるようになっている。以上の指定の結果、図5(e)に示すように、八分音符及び四分音符を枠材料とする前枠T1と、四分音符を枠材料とする後枠T4と、それら前枠T1と後枠T2との間の上部を直線的に結ぶ線を枠材料とする上枠T3と、それら前枠T1と後枠T2との間の下部を直線的に結ぶ線を枠材料とする下枠T4と、からなる新たな枠Tが構築される。この生成された枠Tは、例えばユーザによる適宜の操作キー群4の操作によって、上記EEPROM214内に設けた枠記憶部214a(第2記憶手段に相当)内に、固有の識別情報(例えば枠登録名、枠ID、お気に入りのブックマーク等)とともに記憶される。
そして、印字ラベルの作成時には、上記のようにして枠記憶部214a内に記憶された上記枠Tが例えばユーザによる適宜の操作キー群4の操作によって読み出される。その後、上記テキスト編集画面5Aにおいて、上記キーボード3を用いて当該枠Tの中に所望のテキスト文字(以下適宜、「枠内テキスト文字」という。この例では「abcdef」)が追加入力されることで、当該枠T及び枠内テキスト文字Txを備えた印字ラベルLが生成される(図5(e)参照)。
<制御手順>
以上説明した手法を実現するために、CPU212によって実行される処理手順を表すフローを図6に示す。
図6において、例えばユーザが上記機能キー群4の上記電源スイッチ4Bを操作することにより、このフローが開始される。
まず、ステップS10では、CPU212は、液晶ディスプレイ5に表示信号を出力し、前述のテキスト編集画面5Aを表示させる。
その後、ステップS20で、CPU212は、ユーザがキーボード3を介して実行した、上記枠Tを構築する上記枠材料(前枠T1、後枠T2、上枠T3、下枠T4のいずれか)とするためのテキスト文字・シンボル等の入力操作を受付ける(上記図5(a)参照)。なお、このステップS20を実行するCPU212が、各請求項記載の操作入力受付手段として機能する。
そして、ステップS30で、CPU212は、ステップS20で受付けたテキスト文字・シンボル等に対し、前述のようなカーソルK及び枠材料指定キー4Aを用いた、上記枠材料(前枠T1、後枠T2、上枠T3、下枠T4)のいずれかに指定する操作(枠決定操作に相当)がなされたか否かを判定する。上記指定がなされていない場合は、ステップS30の判定が満たされず(S30:NO)、ステップS30の判定が満たされるまでループ待機する。上記指定がなされた場合は、ステップS30の判定が満たされ(S30:YES)、ステップS40に移行する。ステップS30を実行するCPU212が、各請求項記載の決定操作受付手段として機能する。なお、図6では、ステップS20とステップS30との2手順で簡略化して示しているが、実際には、各テキスト文字・シンボル等ごとに上記ステップS20とステップS30とが繰りされる。すなわち、図5(b)及び図5(c)を用いて説明したように、1つのテキスト文字・シンボル等を入力した後に当該テキスト文字・シンボル等の上記指定を行った後、さらに別のテキスト文字・シンボル等の入力をして当該テキスト文字・シンボル等の上記指定が行われる。
ステップS40で、CPU212は、ステップS30での指定結果に基づき、対応する前枠T1、後枠T2、上枠T3、下枠T4を組み合わせて新たな枠Tを生成する(図5(d)参照)。既に述べたように、図5を用いて上述した例では、上記ステップS30において前枠T1と後枠T2の指定のみがなされ、上枠T3及び下枠T4はこのステップS40において自動的に生成される。なお、このステップS40を実行するCPU212が、各請求項記載の枠生成手段として機能する。
その後、ステップS50で、CPU212は、ステップS40で生成した新たな枠Tを、上記枠記憶部214aに新規に登録し記憶させる。なお、その際、前述したように、各枠Tは、固有の識別情報に対応づけられる形で、枠記憶部214aに記憶される。
そして、ステップS51で、CPU212は、ステップS40で新規登録された枠Tの内部に配置される、枠内テキスト文字(図5(d)の例では「abcdef」)の入力操作を受付ける。
その後、ステップS52で、CPU212は、上記印刷キー4Cが押されたか否かを判定する。印刷キー4Cが押されていない場合は、ステップS52の判定が満たされず(S52:NO)、ステップS51に戻って同じ手順が繰り返される。印刷キー4Cが押された場合は、ステップS52の判定が満たされ(S52:YES)、ステップS60に移行する。
ステップS60では、CPU212は、上記ステップS40で生成された枠T内に上記ステップS51で操作入力された枠内テキスト文字を配置した態様の印字形成を実行するために、上記サーマルヘッド23の発熱素子を通電するための印字データを生成する。なお、このステップS60を実行するCPU212が各請求項記載の印字データ生成手段として機能する。
その後、ステップS70で、CPU212は、モータ駆動回路216に制御信号を出力し、駆動モータ211によりテープ送りローラ駆動軸108及びリボン巻取りローラ駆動軸107を駆動開始する。これにより、カバーフィルム103、基材テープ101、及び印字済みラベル用テープ109(以下適宜、単にカバーフィルム103等」という)の搬送が開始される。
そして、ステップS80で、CPU212は、上記ステップS60で生成された印字データに基づき、上記のようにして搬送されるカバーフィルム103等が所定の印字領域の開始位置まで搬送されたかどうか(印字領域の前端に印字ヘッド23が正対する搬送方向位置になるまでカバーフィルム103等が搬送されたかどうか)、を判定する。この判定は、例えばステッピングモータからなる上記駆動モータ211のパルス数をカウントする等、公知の適宜の手法により行えば足りる。カバーフィルム103等が印字領域の開始位置まで搬送されていなければステップS80の判定が満たされず(S80:NO)、ステップS80の判定が満たされるまでループ待機する。カバーフィルム103等が印字領域の開始位置まで搬送されたらステップS80の判定が満たされ(S80:YES)、ステップS90に移る。
ステップS90では、CPU212は、ステップS60で生成された印字データに基づきサーマルヘッド23の発熱素子に通電を行う印字処理を行う。これにより、カバーフィルム103に、上記通電された発熱素子によりインクリボン105のインクが転写され、上記印字データに対応した印字が形成される。
その後、ステップS100では、CPU212は、搬送されるカバーフィルム103等が印字領域の終了位置まで搬送されたかどうか(印字領域の後端に印字ヘッド23が正対する搬送方向位置になるまでカバーフィルム103等が搬送されたかどうか)、を判定する。この判定も上記同様の公知の手法により行えば足りる。カバーフィルム103等が印字領域の終了位置まで搬送されていなければステップS100の判定が満たされず(S100:NO)、ステップS90に戻って同様の手順を繰り返す。カバーフィルム103等が印字領域の終了位置まで搬送されていればステップS100の判定が満たされ(S100:YES)、ステップS110に移る。
ステップS110では、CPU212は、上記ステップS60で生成された印字データに基づき、搬送されるカバーフィルム103等が、上記印字データに基づき印字領域よりラベル後端側に設定される所定の切断位置まで搬送されたかどうか(上記切断位置に上記可動刃41が正対する搬送方向位置になるまで、印字済みラベル用テープ109が搬送されたかどうか)、を判定する。この判定も、前述と同様の公知の手法により行えば足りる。カバーフィルム103等が切断位置まで搬送されていなければステップS110の判定が満たされず(S110:NO)、ステップS110の判定が満たされるまでループ待機する。カバーフィルム103等が切断位置まで搬送されたらステップS110の判定が満たされ(S110:YES)、ステップS120に移る。
ステップS120では、CPU212は、モータ駆動回路216に制御信号を出力し、駆動モータ211によるテープ送りローラ駆動軸108及びリボン巻取りローラ駆動軸107の駆動を停止する。これにより、カバーフィルム103、基材テープ101、及び印字済みラベル用テープ109の搬送が停止する。なお、上記ステップS70〜ステップS120を実行するCPU212が各請求項記載の連携制御手段として機能する。
その後、ステップS130で、CPU212は、液晶ディスプレイ5に表示信号を出力する。これにより、ユーザに対し、カッターレバー7を操作し切断機構15を動作させ上記印字済みラベル用テープ109を切断するよう促す、適宜の表示が液晶ディスプレイ5において行われる。ユーザがカッターレバー7を操作することで、印字済ラベル用テープ109の切断が行われ、上記ステップS40で生成された枠T内に上記ステップS51で操作入力された枠内テキスト文字を配置した態様の印字が形成された、印字ラベルLが生成される(図5(e)参照)。その後、このフローを終了する。
<実施形態の効果>
以上説明したように、本実施形態では、ユーザは、複数の枠材料(前枠T1、後枠T2等)を自らの所望の態様で適宜に組み合わせ、所望の態様の枠Tを容易に印字形成して、印字ラベルLを作成することができる。これにより、アレンジ不能に予め用意された枠を選択して使用するのみの場合に比べて、多種多様な印字ラベルTを容易に作成することができる。この結果、ユーザにとっての利便性を大きく向上することができる。
また、本実施形態では特に、上記ステップS20で枠を構築するためのテキスト文字・シンボル等の操作入力を受け付け、当該テキスト文字・シンボル等を、枠を構築するための枠材料に指定することで、新たに枠Tを生成する。これにより、印字ラベル作成装置1内に枠として用意されているものを用いることなく、その用意されたものとは別に、ユーザが新規に枠Tを作成することができる。すなわち、ユーザは、印字ラベル作成装置1内に枠として用意されているものとは無関係にテキスト文字やシンボルを適宜に組み合わせて、多種多様な枠Tを容易に作成することができる。この結果、ユーザにとっての利便性を確実に向上することができる。
また、本実施形態では特に、上記ステップS30において、操作入力されたテキスト文字・シンボル等に対し、前枠T1、後枠T2等のいずれかに指定するか否か、が受け付けられる。これにより、枠内テキスト文字Txを包囲するように配置可能な枠Tの枠要素(上記前枠T1、後枠T2等)に対して、複数の枠材料をユーザの所望の態様に決定して、枠Tの全体を意図する態様に構成することができる。
また、本実施形態では特に、前述のように新たに生成された枠Tは、固有の識別情報とともに枠記憶部214aに登録される。これにより、ユーザは、それ以降、対応する固有の識別情報を用いて当該枠を容易に読み出して使用することができる。この結果、さらに確実にユーザにとっての利便性を向上することができる。
なお、本発明は、上記実施形態に限られるものではなく、その趣旨及び技術的思想を逸脱しない範囲内で種々の変形が可能である。以下、そのような変形例を順を追って説明する。なお、上記実施形態と同等の部分には同一の符号を付し、適宜説明を省略又は簡略化する。
(1)枠の登録と印字ラベル生成をワンタッチで実行する場合
本変形例では、生成された枠Tの新規登録と印字ラベルLの作成を、ワンタッチで略同時に実行するものである。上記実施形態の図5に対応する図7、上記実施形態の図6に対応する図8を用いて、以下詳細を説明する。
<枠の構築手法の詳細>
本変形例では、まず、図7(a)に示すように、前述と同様、上記液晶ディスプレイ5に、上記テキスト編集画面5Aが表示される。この状態で、ユーザは、上記キーボード3を用いて、枠Tを構成するための構成要素(枠材料に相当)にするためのテキスト文字(又はシンボルでもよい)と、枠Tの内部に配置するための枠内テキスト文字と、の入力を併せて行う。この例では、八分音符及び四分音符からなるテキスト文字t1と、四分音符からなるテキスト文字t2と、それら2つのテキスト文字t1,t2の間に挟まれる、枠内テキスト文字txと、が入力されている。
その後、ユーザは、上記実施形態と同様、上記入力したテキスト文字t1,t2を、上記枠材料として指定する指定操作を行う。この例では、図7(b)に示すように、上記実施形態と同様、上記テキスト文字t1が上記前枠T1(後述の図7(d)参照)に指定されるとともに、図7(c)に示すように、上記テキスト文字t2が上記後枠T2(後述の図7(d)参照)に指定されている。
その後、本変形例では、ユーザが、機能キー群4の印刷キー4Cを操作することで、図7(d)に示すように、枠Tの新規登録とこの枠Tに基づく印字ラベルLの作成とが、一括して行われる。すなわち、八分音符及び四分音符の前枠T1と、四分音符の後枠T4と、それら前枠T1と後枠T2との間の上枠T3及び下枠T4と、からなる新たな枠Tが構築され、(特にユーザの操作を行わなくても)上記EEPROM214の枠記憶部214a内に、固有の識別情報とともに記憶される。またその一方で、上記のようにして枠記憶部214a内に記憶された上記枠Tが(ユーザによる操作を必要とせずに)読み出され、当該枠Tと、上記枠T内に配置される上記枠内テキスト文字txに対応した枠内テキスト文字Tx(この例では「abcdef」)と、を備えた印字ラベルLが生成される(図7(d)参照)。
<制御手順>
以上説明した手法を実現するために、本変形例のCPU212によって実行される処理手順を表すフローを図8に示す。なお、上記実施形態の上記図6と同等の部分には同一の符号を付し、適宜説明を省略又は簡略化する。
図8に示す本変形例のフローにおいては、上記図6のステップS20に替わってステップS21が設けられるとともに、上記ステップS30とステップS40との間に新たにステップS31が設けられ、さらに、上記図6のステップS51とステップS52とが削除されている。
すなわち、上記図6と同様のステップS10及びステップS20を経た後、ステップS21では、CPU212は、ユーザがキーボード3を介して実行した、上記枠Tを構築する上記枠材料とするためのテキスト文字・シンボル等(上記の例ではテキスト文字T1,t2)と、枠Tの内部に配置するための枠内テキスト文字(上記の例では枠内テキスト文字tx)と、の入力操作を受付ける(上記図7(a)参照)。なお、このステップS21を実行するCPU212が、本変形例における、各請求項記載の操作入力受付手段として機能する。
その後、上記図6と同様のステップS30を経て、ステップS31では、CPU212は、上記図6のステップS52と同様に、印刷キー4Cが押されたか否かを判定する。印刷キー4Cが押されていない場合は、ステップS31の判定が満たされず(S31:NO)、この判定が満たされるまでループ待機する。印刷キー4Cが押された場合は、ステップS31の判定が満たされ(S31:YES)、ステップS40に移行する。
ステップS40では、上記図6と同様、CPU212は、ステップS30での指定結果に基づき、対応する前枠T1、後枠T2、上枠T3、下枠T4を組み合わせて新たな枠Tを生成する。その後、ステップS50では、上記図6と同様、CPU212は、ステップS40で生成した新たな枠Tを、上記枠記憶部214aに新規に登録し記憶させる。その後、ステップS60に移行する。
ステップS60では、CPU212は、上記ステップS40で生成された枠T内に上記ステップS21で操作入力された枠内テキスト文字を配置した態様の印字形成を実行するために、上記サーマルヘッド23の発熱素子を通電するための印字データを生成する。その後、ステップS70〜ステップS130の各手順は、上記図6と同様であり、説明を省略する。
本変形例においても、上記実施形態と同様の効果を得る。また、新規な枠Tの登録とこの枠Tに基づく印字ラベルLの生成をステップS31における印刷キー4Cのワンタッチ操作で実行することができる。この結果、ユーザの操作労力を低減でき、さらに利便性を向上できる。
(2)複数の枠を生成する場合
上記実施形態においては、1つの印字ラベルLが1つの枠Tを備える場合を例にとって説明したが、これに限られない。すなわち、上記同様の手法により、複数の枠Tを備えた印字ラベルLを印字形成するようにしてもよい。
例えば、図9に示す例では、前述と同様の手法により、テキスト文字・シンボル等の入力及びそれに対する指定結果に基づいて前枠T1′、後枠T2′、上枠T3′、下枠T4′を備えた枠TAが生成されるとともに、さらなるテキスト文字・シンボル等の入力及びそれに対する指定結果に基づいて前枠T1″、後枠T2″、上枠T3″、下枠T4″を備えた枠TBが生成される。その後、前述と同様、上記枠TAに対する枠内テキスト文字「abc」と上記枠TBに対する枠内テキスト文字「123」の追加入力が行われることで、当該枠TA,TBがテープ搬送方向に並んで配列されるとともに、枠TA内に枠内テキスト文字「abc」が形成され、枠TB内に枠内テキスト文字「123」が形成された、印字ラベルLが生成される(図9参照)
また例えば、図10に示す例では、前述と同様の手法により、テキスト文字・シンボル等の入力及びそれに対する指定結果に基づいて前枠T1′、後枠T2′、上枠T3′、下枠T4′を備えた枠TCが生成されるとともに、さらなるテキスト文字・シンボル等の入力及びそれに対する指定結果に基づいて前枠T1″、後枠T2″、上枠T3″、下枠T4″を備えた枠TDが生成される。その後、前述と同様、上記枠TCに対する枠内テキスト文字「abc」と上記枠TDに対する枠内テキスト文字「123」の追加入力が行われることで、1つの枠TCの中に、別の枠TDが組み込まれる形で配列され、枠TD内に枠内テキスト文字「123」が形成され、枠TC内でかつ枠TDの外に枠内テキスト文字「abc」が形成された、印字ラベルLが生成される(図10参照)。
本変形例においても、上記実施形態と同様の効果を有する。
(3)既存の枠に備えられた枠材料を選択して合成する場合
上記実施形態では、ユーザが入力したテキスト文字・シンボル等を枠材料として用いて新たな枠Tを構築したが、これに限られない。本変形例では、印字ラベル作成装置1内に予め用意され記憶(詳細にはEEPROM214の枠材料記憶部214bに記憶。第1記憶手段に相当)されている複数の枠から、枠要素(前述の前枠、後枠、上枠、下枠)に対して枠材料を個別に1つずつ抽出し、抽出した各枠材料を互いに組み合わせて、新たな枠を生成するものである。
すなわち、本変形例では、まず、例えば図11(a)に示すように、上記液晶ディスプレイ5に、上記予め用意されて記憶されている複数の枠を(スクロールしつつ)一覧表示するための、枠プレビュー画面5Bが表示される。このように枠プレビュー画面5Bで複数の枠が一覧表示された状態で、ユーザは、上記キーボード3を用いて、上記枠材料(以下適宜、単に「パーツ」という)を置き換える処理対象とする枠の選択を行う。この例では、角形の置き時計の図形からなる前枠T01と、丸形の目覚まし時計の図形からなる後枠T02と、横方向直線の上枠T03と、横方向直線の下枠T04と、からなる1つの枠が、カーソルKによって選択されている。
その後、ユーザは、上記枠プレビュー画面5Bにおいて、例えば上記機能キー群4を用いて、上記選択された1つの枠に含まれる前枠T01、後枠T02、上枠T03、下枠T04のうち少なくとも1つ(この例では4つ全部)をそれぞれ置き換える枠要素の選択を行う、選択操作を行う。
この例では、図11(b)に示すように、上記カーソルKによる選択に対応して、上記枠プレビュー画面5Bにおいて、「前枠をこれにしますか?」のメッセージとともに、上記予め記憶された複数の枠それぞれのパーツT11,T12,T13,T14,・・が、例えばスクロールによって一覧可能に表示される。ユーザは、例えば上記枠材料指定キー4Aの操作により、上記一覧表示されたパーツT11,T12,T13,T14,・・のうち、上記前枠T01のパーツを置き換えるために使用するもの(この例ではパーツT13)を選択する。
その後、図11(c)に示すように、上記枠プレビュー画面5Bにおいて、「後枠をこれにしますか?」のメッセージとともに、上記予め記憶された複数の枠それぞれのパーツT21,T22,T23,T24,・・が、例えばスクロールによって一覧可能に表示される。ユーザは、例えば上記枠材料指定キー4Aの操作により、上記一覧表示されたパーツT21,T22,T23,T24,・・のうち、上記後枠T02のパーツを置き換えるために使用するもの(この例ではパーツT22)を選択する。
その後、上記同様、図11(d)に示すように、上記枠プレビュー画面5Bにおいて、「上枠をこれにしますか?」のメッセージとともに、上記予め記憶された複数の枠それぞれのパーツ(詳細な図示を省略)が、例えばスクロールによって一覧可能に表示される。ユーザは、例えば上記枠材料指定キー4Aの操作により、上記一覧表示されたパーツのうち、上記上枠T03のパーツを置き換えるために使用するもの(この例ではパーツT3。後述の図11(f)参照)を選択する。
その後、上記同様、図11(e)に示すように、上記枠プレビュー画面5Bにおいて、「下枠をこれにしますか?」のメッセージとともに、上記予め記憶された複数の枠それぞれのパーツ(詳細な図示を省略)が、例えばスクロールによって一覧可能に表示される。ユーザは、例えば上記枠材料指定キー4Aの操作により、上記一覧表示されたパーツのうち、上記下枠T04のパーツを置き換えるために使用するもの(この例ではパーツT4。後述の図11(f)参照)を選択する。
なお、この例では、上記のように前枠、後枠、上枠、下枠を置き換えるパーツをすべて選択したが、これに限られない。例えば、上記実施形態と同様、前枠と後枠との指定がなされるだけで、その間の上記上枠及び下枠は、何らかの法則性(例えば当該前枠と後枠との間を直線的に結ぶような上枠及び下枠)が自動的に選択されるようにしてもよい。
以上の選択の結果、図11(f)に示すように、櫛の図形のパーツT13を用いた前枠(以下適宜、単に前枠T13という)と、電話機の受話器の図形のパーツT22を用いた後枠(以下適宜、単に後枠T22という)と、それら前枠T13と後枠T22との間の上部を直線的に結ぶ上枠T3と、それら前枠T13と後枠T22との間の上部直線的に結ぶ下枠T4と、からなる新たな枠Tが構築される。この生成された枠Tは、上記実施形態と同様、例えばユーザによる適宜の操作キー群4の操作によって、上記枠記憶部214a内に、固有の識別情報(例えば枠登録名、枠ID、お気に入りのブックマーク等)とともに記憶される。
そして、印字ラベルの作成時には、上記のようにして枠記憶部214a内に記憶された上記枠Tが例えばユーザによる適宜の操作キー群4の操作によって読み出される。その後、上記テキスト編集画面5Aにおいて、上記キーボード3を用いて当該枠Tの中に所望の枠内テキスト文字(この例では「abcdef」)が追加入力されることで、当該枠T及び枠内テキスト文字Txを備えた印字ラベルLが生成される(図11(g)参照)。
<制御手順>
以上説明した手法を実現するために、本変形例のCPU212によって実行される処理手順を表すフローを図12に示す。なお、上記実施形態の上記図6と同等の部分には同一の符号を付し、適宜説明を省略又は簡略化する。
図12に示す本変形例のフローにおいては、上記図6のステップS10、ステップS20、ステップS30、ステップS40に替わって、ステップS11、ステップS12、ステップS13、ステップS41、ステップS42が設けられている。
すなわち、ステップS11では、CPU212は、液晶ディスプレイ5に表示信号を出力し、前述の枠プレビュー画面5Bを表示させる(上記図11(a)参照)。
その後、ステップS12で、CPU212は、上記枠プレビュー画面5Bにおいて、ユーザがキーボード3を介しカーソルKにより実行する、前枠、後枠、上枠、下枠等の置き換え対象となる枠の選択がなされたか否かを判定する。対象となる枠が選択されていない場合は、ステップS12の判定が満たされず(S12:NO)、この判定が満たされるまでループ待機する。対象となる枠が選択された場合は、ステップS12の判定が満たされ(S12:YES)、ステップS13に移行する。
ステップS13では、CPU212は、上記枠プレビュー画面5Bで、上記ステップS12で選択された枠に対する、上記置き換え候補となるパーツ一覧をそれぞれスクロール可能に表示する(上記図11(b)のパーツT11,T12,T13,T14,・・、上記図11(c)のパーツT21,T22,T23,T24,・・等参照)。
その後、ステップS41で、CPU212は、上記枠プレビュー画面5BにおいてステップS12で選択された枠の各要素(上記の例では前枠T01、後枠T02、上枠T03、下枠T04)のうちユーザが置換を意図するものについて、置き換えるために使用する各パーツ(上記の例ではパーツT13,T22,T3,T4)の選択操作(枠決定操作に相当)が(例えば上記枠材料指定キー4Aを用いて)実行されたか否かを判定する。パーツが選択されていない場合は、ステップS41の判定が満たされず(S41:NO)、この判定が満たされるまでループ待機する。パーツが選択された場合は、ステップS41の判定が満たされ(S41:YES)、ステップS42に移行する。なお、このステップS41を実行するCPU212が、各請求項記載の決定操作受付手段として機能する。なお、図12では、ステップS13とステップS41との2手順で簡略化して示しているが、実際には、ユーザが置き換えを意図するパーツごとに上記ステップS13とステップS41とが繰りされる。すなわち、図11(b)〜図11(e)を用いて説明したように、例えば前枠について置き換え候補となるパーツが表示されてそのうち1つのパーツの上記選択が行われた後、さらに後枠について置き換え候補となるパーツが表示されてそのうち1つのパーツの上記選択が行われる。以下、上枠、下枠についても同様である。
ステップS42では、CPU212は、ステップS41での選択結果に基づき、対応する4つのパーツ(上記の例では前枠T11T13、後枠T22、上枠T3、下枠T4を組み合わせて新たな枠を生成する(図11(f)参照)。なお、このステップS42を実行するCPU212が、本変形例における、各請求項記載の枠生成手段として機能する。
以降のステップS50、ステップS51、ステップS52、ステップS60〜ステップS130の各手順は、上記図6と同様であり、説明を省略する。
以上説明したように、本変形例においても、前述と同様、ユーザは、複数の枠材料(前枠T13、後枠T22等)を自らの所望の態様で適宜に組み合わせ、所望の態様の枠Tを容易に印字形成して、印字ラベルLを作成することができる。これにより、アレンジ不能に予め用意された枠を選択して使用するのみの場合に比べて、多種多様な印字ラベルTを容易に作成することができる。この結果、ユーザにとっての利便性を大きく向上することができる。
また、本変形例では特に、複数の枠が枠材料記憶部214bに記憶されており、ユーザは、この枠材料記憶部214bから読み出された複数の枠が液晶ディスプレイ5の枠プレビュー画面5Bに表示された状態で、少なくとも1つの枠を(アレンジ対象として)選択する(図11(a)及びステップS12参照)。その後、さらにその選択した枠の少なくとも1つの枠要素(前枠、後枠等)のパーツを置き換えるための、別のパーツの選択を行う。この結果、上記少なくとも1つの枠要素に対して上記選択された別のパーツを用いて置き換えつつ、各枠要素を組み合わせることで、新たな枠Tを生成することができる。以上により、印字ラベル作成装置1内に予め用意されている枠を適宜にアレンジするだけで、手軽に所望の枠Tを作成することができる。この結果、ユーザにとっての利便性を確実に向上することができる。
また、本変形例では特に、上記ステップS41において、ステップS13で一覧表示された前枠、後枠等に対し、いずれのパーツで置き換えるか否かの選択、が受け付けられる。これにより、枠内テキスト文字Tx(図11(g)参照)を包囲するように配置可能な枠Tの枠要素(上記前枠、後枠等)のうち、複数の枠要素(この例では前枠T13、後枠T22、上枠T3、下枠T4の全部)をユーザの所望の態様に決定して、枠Tの全体を意図する態様に構成することができる。
なお、以上の説明において、「垂直」「平行」「平面」等の記載がある場合には、当該記載は厳密な意味ではない。すなわち、それら「垂直」「平行」「平面」とは、設計上、製造上の公差、誤差が許容され、「実質的に垂直」「実質的に平行」「実質的に平面」という意味である。
また、以上の説明において、外観上の寸法や大きさが「同一」「等しい」「異なる」等の記載がある場合は、当該記載は厳密な意味ではない。すなわち、それら「同一」「等しい」「異なる」とは、設計上、製造上の公差、誤差が許容され、「実質的に同一」「実質的に等しい」「実質的に異なる」という意味である。
但し、例えばしきい値や基準値等、所定の判定基準となる値あるいは区切りとなる値の記載がある場合は、それらに対しての「同一」「等しい」「異なる」等は、上記とは異なり、厳密な意味である。
なお、以上において、図4等の各図中に示す矢印は信号の流れの一例を示すものであり、信号の流れ方向を限定するものではない。
また、図6、図8、図12に示すフローチャートは本発明を上記フローに示す手順に限定するものではなく、発明の趣旨及び技術的思想を逸脱しない範囲内で手順の追加・削除又は順番の変更等をしてもよい。
また、以上既に述べた以外にも、上記実施形態や各変形例による手法を適宜組み合わせて利用しても良い。
その他、一々例示はしないが、本発明は、その趣旨を逸脱しない範囲内において、種々の変更が加えられて実施されるものである。
1 印字ラベル作成装置
3 キーボード
5 液晶ディスプレイ(第1表示手段、第2表示手段)
5A テキスト編集画面
5B 枠プレビュー画面
23 サーマルヘッド(印字手段)
103 カバーフィルム(被印字テープ)
108 テープ送りローラ駆動軸(搬送手段)
212 CPU
214 EEPROM
214a 枠記憶部(第2記憶手段)
214b 枠材料記憶部(第1記憶手段)
L 印字ラベル

Claims (5)

  1. 被印字テープを搬送する搬送手段と、
    前記搬送手段により搬送される前記被印字テープに対し、印字を形成する印字手段と、
    を有し、
    印字形成後の前記被印字テープにより印字ラベルを作成する印字ラベル作成装置であって、
    前記印字ラベルにおいて印字形成されるテキスト文字を包囲する枠を構築するための、前記搬送手段による搬送方向に沿った一方側及び他方側にそれぞれ位置する第1枠要素及び第2枠要素と、前記搬送方向と直交する方向に沿った一方側及び他方側にそれぞれ位置する第3枠要素及び第4枠要素と、に対して複数の枠材料をそれぞれ決定する枠決定操作を受け付ける、決定操作受付手段と、
    前記決定操作受付手段により受け付けた前記枠決定操作に応じて、決定された複数の枠材料を組み合わせて、少なくとも1つの新たな枠を生成する枠生成手段と、
    前記枠生成手段により生成された少なくとも1つの新たな枠、及び、前記少なくとも1つの新たな枠に包囲された前記テキスト文字、を含む、印字データを生成する印字データ生成手段と、
    前記印字データ生成手段により生成された前記印字データに対応した印字が形成された前記印字ラベルを作成するように、前記搬送手段及び前記印字手段を連携して制御する連携制御手段と、
    予め用意された複数の前記枠を記憶する第1記憶手段であって、複数の前記枠のそれぞれを、前記第1〜第4枠要素の各枠要素別に、前記各枠要素として選択されている前記枠材料を抽出可能に記憶する第1記憶手段と、
    前記第1記憶手段に記憶された前記複数の枠のうち少なくとも1つを選択可能に表示するための、枠プレビュー画面を表示する第2表示手段と、
    を有し、
    前記決定操作受付手段は、
    前記第1〜第4枠要素のうち、少なくとも2つの枠要素を前記複数の枠材料として決定する前記枠決定操作を受け付けるとともに、
    前記第2表示手段の前記枠プレビュー画面に表示された1つの前記枠の前記第1〜第4枠要素のうち少なくとも1つの枠要素の枠材料を置き換える、枠材料の選択操作を、前記枠決定操作として受け付ける
    ことを特徴とする印字ラベル作成装置。
  2. 請求項記載の印字ラベル作成装置において、
    前記枠生成手段により生成された前記新たな枠を、固有の識別情報とともに記憶する第2記憶手段をさらに有する
    ことを特徴とする印字ラベル作成装置。
  3. 被印字テープを搬送する搬送手段と、
    前記搬送手段により搬送される前記被印字テープに対し、印字を形成する印字手段と、
    を有し、
    印字形成後の前記被印字テープにより印字ラベルを作成する印字ラベル作成装置であって、
    前記印字ラベルにおいて印字形成されるテキスト文字を包囲する枠を構築するための複数の枠材料をそれぞれ決定する枠決定操作を受け付ける、決定操作受付手段と、
    前記決定操作受付手段により受け付けた前記枠決定操作に応じて、決定された複数の枠材料を組み合わせて、少なくとも1つの新たな枠を生成する枠生成手段と、
    前記枠生成手段により生成された少なくとも1つの新たな枠、及び、前記少なくとも1つの新たな枠に包囲された前記テキスト文字、を含む、印字データを生成する印字データ生成手段と、
    前記印字データ生成手段により生成された前記印字データに対応した印字が形成された前記印字ラベルを作成するように、前記搬送手段及び前記印字手段を連携して制御する連携制御手段と、
    前記枠生成手段により生成された前記新たな枠を、固有の識別情報とともに記憶する第2記憶手段と、
    を有し、
    前記決定操作受付手段は、
    前記印字ラベルのうち前記搬送手段による搬送方向に沿った一方側及び他方側にそれぞれ位置する第1枠要素及び第2枠要素と、前記搬送方向と直交する方向に沿った一方側及び他方側にそれぞれ位置する第3枠要素及び第4枠要素と、のうち少なくとも2つの枠要素を前記複数の枠材料として決定する前記枠決定操作を受け付ける
    ことを特徴とする印字ラベル作成装置。
  4. 請求項記載の印字ラベル作成装置において、
    前記テキスト文字を操作入力するためのテキスト編集画面を表示する第1表示手段と、
    前記第1表示手段により表示された前記テキスト編集画面に対する、前記テキスト文字の操作入力、若しくは、前記印字ラベルにおいて前記テキスト文字とともに前記枠の内部に形成されるシンボルの操作入力、を受け付ける操作入力受付手段と、
    を有し、
    前記決定操作受付手段は、
    前記操作入力受付手段で操作入力を受け付けた前記テキスト文字若しくは前記シンボルを前記枠材料として指定する指定操作を、前記枠決定操作として受け付ける
    ことを特徴とする印字ラベル作成装置。
  5. 被印字テープを搬送する搬送手段と、
    前記搬送手段により搬送される前記被印字テープに対し、印字を形成する印字手段と、
    を有し、
    印字形成後の前記被印字テープにより印字ラベルを作成する印字ラベル作成装置であって、
    前記印字ラベルにおいて印字形成されるテキスト文字を包囲する枠を構築するための複数の枠材料をそれぞれ決定する枠決定操作を受け付ける、決定操作受付手段と、
    前記決定操作受付手段により受け付けた前記枠決定操作に応じて、決定された複数の枠材料を組み合わせて、少なくとも1つの新たな枠を生成する枠生成手段と、
    前記枠生成手段により生成された少なくとも1つの新たな枠、及び、前記少なくとも1つの新たな枠に包囲された前記テキスト文字、を含む、印字データを生成する印字データ生成手段と、
    前記印字データ生成手段により生成された前記印字データに対応した印字が形成された前記印字ラベルを作成するように、前記搬送手段及び前記印字手段を連携して制御する連携制御手段と、
    前記テキスト文字を操作入力するためのテキスト編集画面を表示する第1表示手段と、
    前記第1表示手段により表示された前記テキスト編集画面に対する、前記テキスト文字の操作入力、若しくは、前記印字ラベルにおいて前記テキスト文字とともに前記枠の内部に形成されるシンボルの操作入力、を受け付ける操作入力受付手段と、
    を有し、
    前記決定操作受付手段は、
    前記印字ラベルのうち前記搬送手段による搬送方向に沿った一方側及び他方側にそれぞれ位置する第1枠要素及び第2枠要素と、前記搬送方向と直交する方向に沿った一方側及び他方側にそれぞれ位置する第3枠要素及び第4枠要素と、のうち少なくとも2つの枠要素を前記複数の枠材料として決定する前記枠決定操作を受け付けるとともに、
    前記操作入力受付手段で操作入力を受け付けた前記テキスト文字若しくは前記シンボルを前記枠材料として指定する指定操作を、前記枠決定操作として受け付け、
    さらに、前記第1〜第4枠要素に対して前記枠材料を指定して1の前記枠を生成するための第1指定操作と、前記第1〜第4枠要素に対して前記枠材料を指定して他の前記枠を生成するための第2指定操作と、を前記指定操作として受け付け、
    前記枠生成手段は、
    前記少なくとも1つの新たな枠として、前記第1指定操作によって生成した前記1の前記枠の中に前記第2指定操作によって生成した前記他の前記枠を組み込む
    ことを特徴とする印字ラベル作成装置。
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