JP2003285486A - テープ印刷装置およびそのラベル作成方法 - Google Patents

テープ印刷装置およびそのラベル作成方法

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JP2003285486A
JP2003285486A JP2002093912A JP2002093912A JP2003285486A JP 2003285486 A JP2003285486 A JP 2003285486A JP 2002093912 A JP2002093912 A JP 2002093912A JP 2002093912 A JP2002093912 A JP 2002093912A JP 2003285486 A JP2003285486 A JP 2003285486A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 所望の長さのラベルを作成するために、印刷
テープの所望の位置にハーフカットを行うことができる
テープ印刷装置およびそのラベル作成方法を提供する。 【解決手段】 剥離テープTaとテープ本体Tbとを積
層して成る印刷テープTを送り、テープ本体Tbに印刷
すると共に、テープ送り方向に直交する方向のテープ本
体Tbのみの切断となるハーフカットを行ってラベル要
素Laを構成するテープ印刷装置のラベル作成方法であ
って、印刷テープTから、その印刷済み部分であるラベ
ル領域Lの切り離しを行うフルカット工程と、印刷テー
プTへのハーフカット位置を、ラベル領域L内において
任意の位置に指定するカット位置指定工程と、カット位
置指定工程の指定結果に基づいてハーフカットを行い、
ラベル領域L内に複数のラベル要素Laを構成するハー
フカット工程と、を備えたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、剥離テープ上にテ
ープ本体を積層して成る印刷テープに対し、このテープ
本体に印刷を行うテープ印刷装置およびそのラベル作成
方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のテープ印刷装置では、送
られてゆく印刷テープに印刷し、この印刷済み部分を切
断(フルカット)してラベルを作成するが、そのラベル
において剥離テープからテープ本体を分離し易くするた
めに、ハーフカット手段が、ラベルのテープ送り方向上
流端部または下流端部に、テープ本体および剥離テープ
の一方を切断するハーフカットを施している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような従来のテー
プ印刷装置では、ハーフカット手段が、ラベルにおける
テープ本体の分離(剥離)のための用途に限定されてい
た。また、剥離し易さを目的としていることもあり、ラ
ベルにおけるハーフカット位置は、常に定位置となって
いた。
【0004】本発明は、所望の長さのラベルを作成する
ために、印刷テープの所望の位置にハーフカットを行う
ことができるテープ印刷装置およびそのラベル作成方法
を提供することをその目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明のテープ印刷装置
は、剥離テープとテープ本体とを積層して成る印刷テー
プを送り、入力した1以上のキャラクタから成るキャラ
クタ列を当該テープ本体に印刷すると共に、テープ送り
方向に直交する方向の当該テープ本体のみの切断となる
ハーフカットを行ってラベル要素を構成するテープ印刷
装置であって、印刷テープを送るテープ送り手段と、印
刷テープから、その印刷済み部分であるラベル領域を切
り離すフルカット手段と、印刷テープへのハーフカット
位置を、ラベル領域内において任意の位置に指定可能な
カット位置指定手段と、カット位置指定手段の指定結果
に基づいてハーフカットを行い、ラベル領域内に複数の
ラベル要素を構成するハーフカット手段と、を備えたこ
とを特徴とする。
【0006】本発明のテープ印刷装置のラベル作成方法
は、剥離テープとテープ本体とを積層して成る印刷テー
プを送り、入力した1以上のキャラクタから成るキャラ
クタ列を当該テープ本体に印刷すると共に、テープ送り
方向に直交する方向の当該テープ本体のみの切断となる
ハーフカットを行ってラベル要素を構成するテープ印刷
装置のラベル作成方法であって、印刷テープから、その
印刷済み部分であるラベル領域の切り離しを行うフルカ
ット工程と、印刷テープへのハーフカット位置を、ラベ
ル領域内において任意の位置に指定するカット位置指定
工程と、カット位置指定工程の指定結果に基づいてハー
フカットを行い、ラベル領域内に複数のラベル要素を構
成するハーフカット工程と、を備えたことを特徴とす
る。
【0007】これらの構成によれば、印刷テープへのハ
ーフカット位置が指定され、送られてゆく印刷テープ
が、ハーフカットの行われる基準位置(ハーフカット手
段)に臨むと、印刷テープには、その指定したハーフカ
ット位置にハーフカットが行われる。これにより、印刷
テープから切り離されたラベル領域には、キャラクタ列
を印刷済みのテープ本体がその主体となると共に、実際
のラベルとして機能する複数のラベル要素が作成され
る。このように、ハーフカット機能を積極的に活用する
ことで、所望の長さのラベル要素を作成することができ
ると共に、同時にラベル要素において剥離テープからの
分離し易さを適切に確保することができる。もちろん、
ラベル要素において所望の余白を設定することも可能で
ある。なお、テープ送りを停止した状態で、ハーフカッ
トおよびフルカット(切離し)を行うことが好ましい。
【0008】この場合、入力したキャラクタを画面表示
する表示手段を備え、カット位置指定手段は、表示手段
の表示画面上で、ハーフカット位置を指定可能に構成さ
れていることが、好ましい。
【0009】同様に、テープ印刷装置は、入力したキャ
ラクタを表示する表示画面を有し、カット位置指定工程
は、表示画面上で、ハーフカット位置を指定することで
行われることが、好ましい。
【0010】これらの構成によれば、印刷するために入
力するキャラクタを表示するディスプレイ等の表示画面
を利用して、ハーフカット位置を指定することができ
る。これにより、テープ印刷装置を使用するユーザの利
便性を向上させることができる。
【0011】この場合、カット位置指定手段は、ラベル
領域内を複数のラベル要素等分への分割指定により、ハ
ーフカット位置を任意に指定する分割指定手段を有する
ことが、好ましい。
【0012】同様に、カット位置指定工程におけるハー
フカット位置の任意の指定が、ラベル領域内を複数のラ
ベル要素等分への分割指定により、行われることが、好
ましい。
【0013】これらの構成によれば、ラベル領域は、1
以上のハーフカットが施されて等分割される。この分割
ハーフカットは、キャラクタに関連しないため、印刷済
みキャラクタが分断される場合もあり得るが、複数のラ
ベル要素を繋げることで、分割されたキャラクタ列を元
の連続した一連の状態とすることができる。これによ
り、特に、幅狭で長尺のラベル領域の場合に、皺などを
生じさせることなく安定して各ラベル要素を貼着するこ
とができ、有効となる。
【0014】この場合、分割指定手段は、予め用意した
複数の分割数の中から任意の一つの分割数を指定可能に
構成されていることが、好ましい。
【0015】この構成によれば、複数の分割数の選択肢
が用意されており、この中から所望の分割数を指定する
ができる。これにより、操作手順を極めて簡単にするこ
とができるため、ユーザの利便性を一層向上させること
ができる。
【0016】これらの場合、カット位置指定手段は、ラ
ベル領域のテープ送り方向端からの長さ指定により、ハ
ーフカット位置を任意に指定する長さ指定手段を有する
ことが、好ましい。
【0017】同様に、カット位置指定工程におけるハー
フカット位置の任意の指定が、ラベル領域のテープ送り
方向端からの長さ指定により、行われることが、好まし
い。
【0018】この構成によれば、所望の長さのラベル要
素を適切に得ることができるため、例えばビデオカセッ
トのように貼着領域が限定されている場合に、特に有効
となる。なお、ラベル領域のテープ送り方向端は、テー
プ送り方向下流端およびテープ送り方向上流端のどちら
であってもよく、特に、テープ送り方向上流端からの長
さ指定は、キャラクタ列が複数の印刷要素となる場合に
有効な指定となる。
【0019】この場合、長さ指定手段は、予め用意した
複数の指定長さの中から任意の一つの指定長さを指定可
能に構成されていることが、好ましい。
【0020】この構成によれば、複数の定長からなる指
定長さの選択肢が用意されており、この中から所望の指
定長さを指定するができる。これにより、操作手順を極
めて簡単にすることができるため、ユーザの利便性を一
層向上させることができる。
【0021】これらの場合、カット位置指定手段は、ハ
ーフカット位置をキャラクタ列の段落単位で指定する段
落指定手段を有することが、好ましい。
【0022】同様に、カット位置指定工程は、ハーフカ
ット位置をキャラクタ列の段落単位で指定して行う段落
指定により、行われることが好ましい。
【0023】これらの構成によれば、キャラクタ列の段
落単位で指定すると、段落間にハーフカットが行われ
る。これにより、印刷したキャラクタを分断することな
く、複数のラベル要素を適切に構成することができる。
なお、1の段落の指定によるハーフカットは、その指定
した段落のテープ送り方向の上流側および下流側の一方
にまたは両方に行われる。
【0024】これらの場合、カット位置指定手段は、ハ
ーフカット位置をキャラクタ列の文字単位で指定する文
字指定手段を有することが、好ましい。
【0025】同様に、カット位置指定工程は、ハーフカ
ット位置をキャラクタ列の文字単位で指定して行う文字
指定により、行われることが、好ましい。
【0026】これらの構成によれば、キャラクタ列の文
字単位で指定すると、文字間にハーフカットが行われ
る。これにより、印刷したキャラクタを分断することな
く、複数のラベル要素を適切に構成することができる。
なお、1の文字の指定によるハーフカットは、その指定
した文字のテープ送り方向の上流側および下流側の一方
にまたは両方に行われる。またなお、文字単位には、記
号、数字などの単一語単位の他、絵文字単位も含まれ
る。
【0027】これらの場合、表示手段の表示画面は、入
力したキャラクタを展開して表示するテキスト編集画面
を有し、テキスト編集画面は、カット位置指定手段の指
定結果に基づいて、キャラクタと共にハーフカット位置
を示すハーフカットマークを表示可能に構成されている
ことが、好ましい。
【0028】この構成によれば、キャラクタの入力作業
中の画面となるテキスト編集画面に、直接、ハーフカッ
ト位置を示すハーフカットマークを表示させることがで
きる。これにより、ユーザは、ハーフカット位置をキャ
ラクタとの関係で確認することができる。
【0029】この場合、フルカット手段による印刷テー
プへのフルカット位置を、ハーフカット位置以外の任意
の位置に指定可能な切離し位置指定手段を更に備え、テ
キスト編集画面は、切離し位置指定手段の指定結果に基
づいて、フルカット位置を示すフルカットマークを更に
表示可能に構成されていることが、好ましい。
【0030】この構成によれば、ハーフカットの時と同
様に、フルカット位置を指定することができる。このた
め、印刷テープの無駄を省くことができる。また、テキ
スト編集画面には、キャラクタ、ハーフカットマークお
よびフルカットマークが表示される。このため、ユーザ
は、キャラクタ列のどこでハーフカットおよびフルカッ
トがなされるかを確認することができる。
【0031】この場合、テキスト編集画面において、ハ
ーフカットマークとフルカットマークとは、区別可能に
表示されることが、好ましい。
【0032】この構成によれば、ラインや絵文字など表
示するマーク種を問わず、ユーザは、ハーフカット・フ
ルカット間のマークの混同を適切に回避することができ
る。例えば、ハーフカットマークは破線のラインで、且
つフルカットマークは実線のラインで構成され、これら
のラインを印刷テープの実切り線の位置に構成する。ま
た、ハーフカットマークとフルカットマークとは、例え
ば同一形態からなる白三角および黒三角で構成してもよ
いし、それぞれネガ・ポジのみ異なる同一の絵文字とし
て構成してもよい。
【0033】また請求項2ないし9のいずれかの場合、
表示手段の表示画面は、印刷テープにおけるキャラクタ
の印刷イメージを表示するプレビュー画面を有し、プレ
ビュー画面は、カット位置指定手段の指定結果に基づい
て、キャラクタと共にハーフカットイメージを表示可能
に構成されていることが、好ましい。
【0034】この構成によれば、プレビュー画面におい
て、ユーザは、ハーフカット位置をキャラクタとの関係
で確認することができる。これにより、キャラクタ列の
どこでハーフカットされるかを確認することができ、事
前に、作成されるラベル要素の態様を確認することがで
きる。
【0035】この場合、フルカット手段による印刷テー
プへのフルカット位置を、ハーフカット位置以外の任意
の位置に指定可能な切離し位置指定手段を更に備え、プ
レビュー画面は、切離し位置指定手段の指定結果に基づ
いて、キャラクタと共にフルカットイメージを表示可能
に構成されていることが、好ましい。
【0036】この構成によれば、ハーフカットの時と同
様に、フルカット位置を指定することができる。このた
め、印刷テープの無駄を省くことができる。また、プレ
ビュー画面では、縮尺比はあるが、実際のラベル要素お
よびラベル領域のサイズをキャラクタとの関係で相対的
に確認することができる。
【0037】この場合、プレビュー画面におけるハーフ
カットイメージとフルカットイメージとの表示には、ハ
ーフカット位置とフルカット位置とを区別可能な線とし
て、印刷テープの全体を一体に表示する全体表示と、印
刷テープをフルカット位置で分離した状態として表示す
る分離表示と、のいずれかが含まれることが、好まし
い。
【0038】この構成によれば、プレビュー画面におい
て、全体表示では、例えばフルカットラインは実線とし
て、ハーフカットラインは破線として表示され、印刷テ
ープの全体が一体に表示される。また、分離表示では、
フルカット位置で分離して表示され、実用に合わせた表
示となる。このように、表示形式とカットの意味内容と
を合致させることができ、ユーザの利便性を向上させる
ことができる。
【0039】また請求項1ないし9のいずれかの場合、
フルカット手段による印刷テープへのフルカット位置
を、ハーフカット位置以外の任意の位置に指定可能な切
離し位置指定手段を更に備えたことが、好ましい。
【0040】同様に、請求項19ないし24のいずれか
の場合、フルカット工程に先立ち、ハーフカット位置以
外の任意の位置であって、フルカット工程による印刷テ
ープへのフルカット位置を指定する切離し位置指定工程
を、更に備えたことが、好ましい。
【0041】この構成によれば、上記と同様に、ハーフ
カットの時と同様に、フルカット位置を指定することが
できる。このため、印刷テープの無駄を省くことができ
る。
【0042】この場合、テープ送り手段、フルカット手
段およびハーフカット手段を制御する制御手段を更に備
え、制御手段は、キャラクタ列の入力処理を含む印刷テ
ープへの1タクトの実行処理において、1以上の切離し
位置が指定された場合に、フルカット手段を制御し、複
数のラベル領域を連続して構成することが、好ましい。
【0043】同様に、キャラクタ列の入力処理を含む印
刷テープへの1タクトの実行処理において、切離し位置
指定工程で1以上の切離し位置の指定が行われた場合
に、フルカット工程は、複数のラベル領域を連続して構
成するように、行われることが、好ましい。
【0044】この構成によれば、複数の印刷要素となる
キャラクタ列の1回の入力処理から、1タクトの実行処
理となると、複数のラベル領域が作成される。すなわ
ち、複数のラベル領域には、ハーフカットされてラベル
要素がラベルとして機能するものと、ハーフカットされ
ずラベル領域のみでラベルとして機能するものと、が混
在する。これにより、複数の態様のラベルを1度に纏め
て簡単に作成することができる。
【0045】これらの場合、印刷テープには、少なくと
も切離し不可能な印刷テープを含むテープ種の異なる複
数種のものが用意されており、印刷テープのテープ種を
検出するテープ種検出手段と、テープ種検出手段の検出
結果が切離し不可能である場合に、その旨を報知する報
知手段と、を更に備えたことが、好ましい。
【0046】この構成によれば、切離しを行う刃の損傷
を未然に回避することができる。また、フルカットを行
えるテープ種の印刷テープに交換するなどの対応を容易
にとることができる。
【0047】この場合、少なくともフルカット手段は、
テープ種検出手段の検出結果が切離し不可能である場合
に、駆動がキャンセルされることが、好ましい。
【0048】この構成によれば、テープ種の関係上、フ
ルカットを行えない場合にこれを強行して印刷を行って
も、フルカット位置の指定の有無に関わらず、フルカッ
トは行われない。これにより、フルカットを行う刃の損
傷を好適に回避して、フルカット不能なテープにも印刷
処理することができる。なお、この場合は、ユーザ自身
が、外付けのハサミ等を使用してフルカットする。
【0049】
【発明の実施の形態】以下、添付の図面を参照して、本
発明の一実施形態に係るテープ印刷装置について説明す
る。このテープ印刷装置は、文字、数字、記号、簡易図
形等のキャラクタを剥離紙付きの印刷テープに印刷し
て、この印刷テープから印刷済み部分であるラベル領域
を切り離すものであり、特に本実施形態のテープ印刷装
置のハーフカット機能を活用して、ラベル領域内に所望
の長さのラベル要素を複数作成することができるもので
ある。
【0050】図1は、テープ印刷装置の平面図であり、
図2は、蓋体を起こした状態のテープ印刷装置の斜視図
である。両図に示すように、テープ印刷装置1は、装置
ケース2により外殻を形成した装置本体3と、装置本体
3に着脱自在に装着したテープカートリッジ4とで構成
され、このテープカートリッジ4内に、印刷テープTが
繰り出し自在に収容されている。
【0051】印刷テープTは、図4に示すように、剥離
テープTaとテープ本体Tbとを積層して成るものであ
り、テープ本体Tbは、印刷面となる表面側の受像層T
cと、受像層Tcの裏面側に設けられた粘着層Tdとで
構成されている。印刷済みの印刷テープT(ラベル、ラ
ベル要素Laまたはラベル領域L:図4参照)は、剥離
テープTaからテープ本体Tbを分離することで粘着層
Tdが露出し、この粘着層Tdを介して貼着対象物に貼
り付けて使用される。
【0052】装置本体3の前部中央面には、露出ランプ
群6を有する三日月形状部7が盛上り形成され、三日月
形状部7の後方には、各種のキーからなるキーボード8
が広く配設されている。キーボード8の上側には、これ
を開閉自在に覆う大型の蓋体9が装置本体3の前後中間
部に取り付けられており、蓋体9の内側の面には、ディ
スプレイ10が組み込まれている。
【0053】このように、蓋体9は、閉塞状態では、キ
ーボード8を覆い隠して保護し、一方開蓋状態では、右
後部のヒンジを中心に後上方斜め姿勢に開放され、手前
にキーボード8を開放すると共に、正面にディスプレイ
10を配置し、キーボード8による入力作業を可能状態
とする。ディスプレイ10は、台形の形状の内側に長方
形の表示画面11を有しており、この表示画面11にキ
ーボード8からの入力結果等が表示されるようになって
いる。すなわち、ディスプレイ10は、ユーザに視認可
能に構成され、ユーザがキーボード8から各種指令・選
択指示等を入力したりする際などに用いられる。
【0054】キーボード8は、アルファベットキー群、
記号キー群、数字キー群、平仮名やカタカナなどのカナ
キー群、および外字を読み出して選択するための外字キ
ー群を含む文字キー群12の他、各種の動作モードなど
を指定するための機能キー群13などを有し、これらの
各キー群12,13は装置ケース2の上面に配列されて
いる。
【0055】機能キー群13には、閉塞状態の蓋体9か
ら外れた手前の位置にある電源キー20および通信キー
21の他、印刷動作を指示するための印刷キー22、テ
キスト入力時のデータ確定や改行および選択画面におけ
る各種選択肢の選択指示のための選択キー23、入力さ
れたカーソル位置(図6のT10等にカーソルKで示
す)の文字等の削除を指示する削除キー24、各種指示
を取り消すための取消キー25、およびシフトキー26
が含まれる。なお、通信キー21は、テープ印刷装置1
をパーソナルコンピュータと接続して使用する場合に使
用される。
【0056】また、機能キー群13には、表示画面11
におけるカーソルKの移動や表示範囲を移動させるため
のカーソルキー29(上「↑」、下「↓」、右「→」、
左「←」)が含まれている。なお、図6等において、
「↓または→」の操作を右下向き黒三角で、「↑または
←」の操作を左上向き黒三角で図示する。
【0057】詳細は後述するが、機能キー群13には、
ハーフカット・フルカットに関する機能のためのカット
キー27が含まれており、カットキー27の押下によ
り、テープ印刷装置1は、印刷テープTへのハーフカッ
ト位置・フルカット位置を指定することができるように
なる。また、機能キー群には、キャラクタの印刷イメー
ジを表示するプレビュー画面に画面切替えを行うプレビ
ューキー28が含まれている。
【0058】装置本体3の後部上面には、左側に開閉蓋
15が開閉自在に取り付けられており、開閉蓋15の右
隣には、開閉蓋15を開閉操作するための開閉釦16が
窪入して配設されている。開閉蓋15の内側には、テー
プカートリッジ4を着脱自在に装着するカートリッジ装
着部17が形成されている。また、カートリッジ装着部
17と連通して、装置本体3の左側部には、印刷テープ
Tの印刷済み部分を装置外部に送り出すためのテープ排
出口18が形成されている。
【0059】カートリッジ装着部17には、テープカー
トリッジ4の被駆動部に回転動力を付与するプラテン軸
およびリボン巻取軸の他、印刷手段の主要部となる印刷
ヘッド31が立設されている。プラテン軸には、テープ
カートリッジ4の後述するプラテンローラ32が装着さ
れて、このプラテンローラ32に印刷ヘッド31が対峙
する。また、カートリッジ装着部17の下側には、プラ
テン軸およびリボン巻取軸を回転させる送りモータ33
(図3参照)を有するテープ送り機構が内蔵されてお
り、このテープ送り機構とプラテンローラ32とによ
り、印刷テープTを送り経路に沿って長手方向に送るテ
ープ送り手段の主要部が構成されている。
【0060】カートリッジ装着部17とテープ排出口1
8との間には、送り経路に臨んでフルカット手段34が
上流側に、ハーフカット手段35が下流側に配設されて
いる。フルカット手段34は、印刷テープTからその印
刷済み部分であるラベル領域Lを切り離すものであり、
ハーフカット手段35は、印刷テープTのテープ本体T
bのみを切断し、ラベル領域L内にラベル要素Laを構
成するものである。
【0061】具体的には、フルカット手段34およびハ
ーフカット手段35は、印刷テープTをテープ送り方向
に直交する方向(印刷テープTの幅方向)に直線的にフ
ルカットおよびハーフカットし、図4(a)に示す破線
を切り線とすると、フルカット手段34による切断結果
は、同図(b)に示すようにテープ本体Tbおよび剥離
テープTaを完全に切断するものとなる。一方、ハーフ
カット手段35による切断結果は、同図(c)に示すよ
うに、印刷テープTの剥離テープTaを残してテープ本
体Tbのみを切断するものとなる。
【0062】フルカット手段34は、図1および図3に
示すように、動力源となるフルカッタモータ36と、例
えばハサミ形式のカッタやスライドカッタ等からなるフ
ルカッタ37と、フルカッタモータ36の動力をフルカ
ッタ37に伝え、フルカッタ37を切断動作させる伝達
機構(図示省略)とで構成されている。
【0063】ハーフカット手段35は、これら両図に示
すように、動力源となるハーフカッタモータ38と、斜
刃で構成したカッタ刃を有するハーフカッタ39と、ハ
ーフカッタモータ38の動力をハーフカッタ39に伝
え、ハーフカッタ39を切断動作させる伝達機構(図示
省略)とで構成されている。この場合、ハーフカッタ3
9は、伝達機構により循環運動するように構成されてお
り、この循環運動の一過程である下側から上側への移動
がハーフカッタ39の切断動作となって、印刷テープT
をハーフカットする。
【0064】そして、フルカット手段34によるフルカ
ットおよびハーフカット手段35によるハーフカット
は、印刷テープTのテープ送りが停止した状態で行われ
るようになっている。また、例えば図4(d)に示すよ
うに、ラベル領域L内にラベル要素Laを構成する場合
には、ハーフカットを安定して行うべく、印刷テープT
に対しハーフカットを行ってからフルカットが行われる
ようになっている。
【0065】一方、テープカートリッジ4は、図1に示
すように、カートリッジケースにより外殻を形成され、
その内部には、印刷テープT、インクリボンRおよびプ
ラテンローラ32が収容されている。印刷テープTは、
剥離テープTaを内側にしてロール状に繰り出し自在に
巻回され、インクリボンRは、リボン繰出リール41お
よびリボン巻取リール42に巻回されている。そして、
テープカートリッジ4には、収容する印刷テープTのテ
ープ幅として、6mm〜48mmの複数種のものが用意
されている。
【0066】そして、テープカートリッジ4には、装着
状態でテープ印刷装置1がその種別を検出できるよう
に、カートリッジケースの裏面に複数個の検出孔が形成
あるいは非形成されてビットパターンの種別が構成され
ている。これに対応して、カートリッジ装着部17に
は、この複数個の検出孔の有無を検出するマイクロスイ
ッチなどのテープ識別センサ43(図3参照)が設けら
れている。
【0067】このテープ印刷装置1をユーザが使用する
場合には、先ず、開閉釦16により開閉蓋15を開放す
る。カートリッジ装着部17にテープカートリッジ4を
装着すると、テープカートリッジ4のプラテンローラ3
2およびリボン巻取リール42に、プラテン軸およびリ
ボン巻取軸がそれぞれ係合し、且つ印刷テープTおよび
インクリボンRがプラテンローラ32と印刷ヘッド31
との間に挿入される。そして、開閉蓋15を閉塞する
と、印刷テープTおよびインクリボンRを挟むように、
テープ幅方向に発熱素子を列設した印刷ヘッド31が回
動してプラテンローラ32を圧接し、印刷待機状態とな
る。
【0068】この状態で、蓋体9を開蓋して、キーボー
ド8を開放し、正面に位置させたディスプレイ10を参
照しながらキーボード8を操作して、所望の文字等のキ
ャラクタの印刷情報を入力・編集して、印刷実行を指令
する(印刷キー22を押す)。印刷実行が指令される
と、送りモータ33の駆動により繰り出される印刷テー
プTとインクリボンRとは、印刷ヘッド31の部分で重
なって併走し、これに同期して発熱駆動する印刷ヘッド
31により、インクリボンRのインクが熱転写して印刷
テープTに印刷が行われる。
【0069】印刷後のインクリボンRは、リボン巻取リ
ール42に巻き取られ、一方印刷後の印刷テープTは、
送り経路に沿ってテープ排出口18に送られてゆく。印
刷が終了すると、印刷済み印刷テープTは、所定の長さ
分送られてその送りが停止し、ハーフカッタモータ38
の駆動によりハーフカッタ39が切断動作し、続いてフ
ルカッタモータ36の駆動によりフルカッタ37が切断
動作して、1以上のキャラクタから成るキャラクタ列を
印刷されたものとなる(図4(d)参照)。
【0070】詳細は後述するが、本実施形態のラベル作
成方法では、ハーフカット位置・フルカット位置をそれ
ぞれ指定することができるため、所望の長さのラベル
(ラベル要素Laおよびラベル領域L)を作成すること
ができる。また、ハーフカット位置・フルカット位置
は、それぞれ複数箇所を指定できるようにもなってお
り、テープ印刷装置1において、複数の印刷要素となる
キャラクタ列の1回の入力処理から、印刷テープTへの
1タクトの処理が実行されると(印刷キー22の押
下)、複数のラベルが纏めて作成される(図16参
照)。
【0071】すなわち、作成される複数のラベル領域L
には、ハーフカットされてラベル要素Laがラベルとし
て機能するものと、ハーフカットされずラベル領域Lの
みでラベルとして機能するものとが混在した状態となる
が、これらを1度の印刷実行で一括して作成することが
できる。このため、テープ印刷装置1では、ハーフカッ
ト手段35、フルカット手段34およびテープ送り手段
(32,33)が同期して、印刷テープTの送りと、ハ
ーフカッタ39およびフルカッタ37の切断動作とが適
宜行われるようになっている。
【0072】次に、制御系の基本的な構成について図3
を参照して説明する。同図に示すように、テープ印刷装
置1の制御系は、キーボード8を有する入力部51と、
ディスプレイ10を有する表示部52と、印刷ヘッド3
1を有して印刷テープTに印刷を行う印刷部53と、フ
ルカット手段34およびハーフカット手段35を有して
印刷テープTに切断動作を行う切断部54と、テープ送
り手段(33等)を有して印刷テープTを送るテープ送
り部55と、各部を駆動する各種ドライバを有する駆動
部56と、テープ識別センサ43を有して検出を行う検
出部57と、テープ印刷装置1内の各部を制御する制御
部58とを備えている。
【0073】駆動部56は、ディスプレイドライバ61
と、ヘッドドライバ62と、モータドライバ63とを備
えている。ディスプレイドライバ61は、制御部58か
ら出力される制御信号に基づき、その指示に従って、デ
ィスプレイ10を駆動する。同様に、ヘッドドライバ6
2は、制御部58の指示に従って、印刷ヘッド31を駆
動する。また、モータドライバ63は、送りモータドラ
イバ63aと、フルカッタモータドライバ63bと、ハ
ーフカッタモータドライバ63cとを有し、これらは制
御部58の指示に従って、各モータ(33,37,3
9)を駆動する。
【0074】制御部58は、CPU71、ROM72、
キャラクタジェネレータROM(CG−ROM)73、
RAM74、および周辺制御回路(P−CON)75を
備え、互いに内部バス76により接続されている。RO
M72は、CPU71で処理する制御プログラムを記憶
する制御プログラム領域78の他、キャラクタ一覧テー
ブル、色変換テーブルおよび文字装飾テーブルなどを含
む制御データを記憶する制御データ領域79を有してい
る。CG−ROM73は、テープ印刷装置1に用意され
ている文字(絵文字、図形等を含む)のビットマップデ
ータを記憶していて、文字等を特定するコードデータの
入力に応じて対応するビットマップデータを出力する。
【0075】RAM74は、電源キー20の操作により
電源がオフにされても、記憶したデータを保持しておく
ように、図外のバックアップ回路によって電源の供給を
受けており、各種レジスタ群81、ユーザがキーボード
8から入力した文字等のテキストデータを記憶するテキ
ストデータ領域82、表示画面11の表示画像データを
記憶する表示画像データ領域83、印刷画像データを記
憶する印刷画像データ領域84、描画登録画像データを
記憶する描画登録画像データ領域85の他、印刷履歴デ
ータ領域86やその他の色変換バッファなどの各種変換
バッファ領域87などの領域を有し、制御処理のための
作業領域として使用される。
【0076】P−CON75には、CPU71の機能を
補うと共に周辺回路とのインタフェース信号を取り扱う
ための論理回路が、ゲートアレイやカスタムLSIなど
により構成されて組み込まれている。例えば、種々の計
時を行うタイマ91などもP−CON75内の機能とし
て組み込まれている。このため、P−CON75は、テ
ープ識別センサ43やキーボード8と接続され、テープ
識別センサ43からの検出信号およびキーボード8から
の各種指令や入力データなどをそのままあるいは加工し
て内部バス76に取り込むと共に、CPU71と連動し
て、CPU71等から内部バス76に出力されたデータ
や制御信号を、そのままあるいは加工して駆動部56に
出力する。
【0077】そして、CPU71は、上記の構成によ
り、ROM72内の制御プログラムに従って、P−CO
N75を介して各種検出信号、各種指令、各種データ等
を入力し、CG−ROM73からのビットマップデー
タ、RAM74内の各種データ等を処理し、P−CON
75を介して駆動部56に制御信号を出力する。
【0078】これにより、CPU71は、印刷および切
断(ハーフカットおよびフルカット)の位置制御や表示
画面11の表示制御等を行うと共に、印刷ヘッド31を
制御して所定の印刷条件で印刷テープTに印刷したり、
送りモータ33、フルカッタモータ36およびハーフカ
ッタモータ38を制御して、所定の送り条件や切断条件
で印刷テープTを切断したりするなど、テープ印刷装置
1全体を制御している。
【0079】図5は、テープ印刷装置1の制御全体の処
理フローを示している。電源キー20を押すことにより
処理が開始すると、同図に示すように、まず、前回の電
源オフ時の状態に戻すために、退避していた各制御フラ
グを復旧するなどの初期設定を行い(S1)、次に、前
回の表示画面11を初期画面として表示する(S2)。
同図のその後の処理、すなわちキー入力か否かの判断分
岐(S3)および各種割込処理(S4)は、概念的に示
した処理である。実際には、テープ印刷装置1では、初
期画面表示(S2)が終了すると、キー入力割込を許可
し、キー入力割込が発生するまでは、そのままの状態を
維持し(S3:No)、何らかのキー入力割込が発生す
ると(S3:Yes)、それぞれの割込処理に移行して
(S4)、その割込処理が終了すると、再度、その状態
を維持する(S3:No)。
【0080】このように、テープ印刷装置1では、主な
処理を割込処理により行うので、印刷画像作成などの準
備ができていれば、ユーザが任意の時点で印刷キー22
を押すことにより、印刷処理割込が発生して、印刷処理
が起動され、印刷画像データに基づいて印刷画像の印刷
ができる。すなわち、印刷に至るまでの操作手順は、ユ
ーザが任意に選択できる。
【0081】次に、テープ印刷装置1のラベル作成方法
について、ハーフカット・フルカット機能に関連した典
型的な操作例につき、ディスプレイ10の画面表示を参
照して説明する。
【0082】図6に示すように、ディスプレイ10の表
示画面11は、画面表示の一つに、キーボード8により
入力されるキャラクタが展開して表示されるテキスト編
集画面を有している(T10:以下、表示画面11の状
態を画面Txxとし、Txxのみで説明および図示す
る)。この画面中の「」は、1行目のテキスト入力で
あることを示しており、この「」に続く画面中には、
ユーザによりキー入力されたテキスト「ABCDE」が
表示されている。なお、「E」に付された下線(カーソ
ルK)は、カーソル位置を示している。
【0083】先ず、テープ印刷装置では、このテキスト
編集画面の状態(T10)から、ユーザによりカットキ
ー27が押されると(操作されると)、同図に示すよう
に、ハーフカット・フルカット機能のカット指定に関す
る選択画面を表示する(T11)。この「カット指定」
の選択画面では、「ハーフカット」、「フルカット」、
「終わり?」などの選択肢が表示され、ユーザは、これ
らの選択肢の中から、いずれかの選択肢をカーソルキー
29を操作して選択・指定することができる。
【0084】例えば、T11の「ハーフカット」がネガ
表示(以下、選択表示)された状態から、カーソルキー
29「↓または→」が1回押されると、「フルカット」
が選択表示された状態となる(T12)。すなわち、ユ
ーザは、これらの選択肢のうちの所望の選択肢をカーソ
ル操作して選択表示させ(T11〜T13参照)、選択
キー23を押すことにより、その選択表示された選択肢
を選定することができる。
【0085】そして、この選定操作が行われると、画面
は、選択された選択肢の下位の階層を表示する画面に遷
移する(図7参照)。なお、「終わり?」を選択表示し
た状態(T13)で選択キー23が押された場合には、
この「カット指定」がキャンセルされ、画面は、元のテ
キスト編集画面の状態(T10)に遷移する。
【0086】また、同図に示すように、このテープ印刷
装置1では、ユーザは、キー入力による各種指示を取消
キー25により取り消すことができ、例えば、上記の状
態(T11〜T13)から取消キー25を押すことによ
り、元のテキスト編集画面の状態(T10)に戻すこと
ができる。同様に、図10に示すように、T51の状態
から削除キー24を6回押すことにより、入力したテキ
スト「印刷サンプル」を全て消去でき、T50の表示状
態に戻すことができる。これらのことは、特に断らない
限り、以下の各種画面においても同様なので、説明は省
略し図示参照とする。
【0087】図7は、図6に続く画面表示であり、図7
(a)は、「ハーフカット」を選定した場合の画面表示
を示し、図7(b)は、「フルカット」を選定した場合
の画面表示を示している。同図(a)に示すように、
「ハーフカット」が選択表示された状態(T11)か
ら、選択キー23が押されると、画面は、「ハーフカッ
ト」の第2階層である選択画面に遷移する(T20)。
この選択画面では、「長さ指定」、「分割指定」、「段
落指定」、「文字指定」、「任意指定」、および「終わ
り?」の選択肢が表示される(T20,T21)。
【0088】同様に、同図(b)に示すように、「フル
カット」が選択表示された状態(T12)から、選択キ
ー23が押されると、画面は、「フルカット」の第2階
層である選択画面に遷移する(T20)。この選択画面
では、「長さ指定」、「分割指定」、「段落指定」、
「文字指定」、「任意指定」、および「終わり?」の選
択肢が表示される(T20,T21)。すなわち、フル
カット位置の指定は、ハーフカット位置の指定と同様な
操作手順で行うことができる。
【0089】以下、説明を容易にするべく、「ハーフカ
ット」を選定した場合を中心に説明し、1のラベル領域
Lを構成する場合について説明する。すなわち、印刷テ
ープTへの1タクトの処理において、フルカットは1度
のみ自動で(フルカット位置を指定しないで)行われる
ものとする。
【0090】図8(a)に示すように、「ハーフカッ
ト」の選択画面において、「長さ指定」が選択表示され
ている状態で(T30)、選択キー23が押されると、
画面は、「長さ指定」の下位の階層である選択画面に遷
移し、選択肢として「定長」および「任意」が表示され
る(T31)。「長さ指定」は、ラベル領域Lのテープ
送り方向下流端(テープ先端)からの指定長さに、ハー
フカット位置を指定するものである。
【0091】ここでは、「定長」とし、そのまま選択キ
ー23が押されると、次に、「長さ選択」の選択画面に
画面遷移する(T32)。この選択画面では、「5c
m」、「10cm」、「15cm」、および「20c
m」などの予め用意した複数の選択肢が表示され、「5
cm」が選択表示されている(T31)。なお、これら
の長さは一例であると共に、カーソルキー「↓または
→」または「↑または←」の操作により、画面は、スク
ロールされ定長の次の設定値が表示される(図示省
略)。例えば、1.0〜5.0cmでは、0.1mm単
位として複数の選択肢が表示され、20cmを超えるも
のは、1cm単位として複数の選択肢が表示される。
【0092】ここでは、「5cm」とし、そのまま選択
キー23が押されると、画面は、もとのテキスト編集画
面に遷移する(T33)。T33に表示されているよう
に、テキスト「ABCDE」と共に、上記操作によるハ
ーフカット位置の指定結果に基づいて、ハーフカット位
置を示すハーフカットマークH/Cが表示される。ハー
フカットマークH/Cは、破線のラインとして印刷テー
プTの実切り線の位置に構成され、T33の画面状態で
は、「E」を横断して構成されている。これにより、ユ
ーザは、ハーフカット位置を入力したキャラクタとの関
係で確認することができる。
【0093】そして、この状態(T33)で印刷処理が
実行されると、同図(b)に示すような2つのラベル要
素Laが作成される。すなわち、「ABCDE」を印刷
済みの印刷テープTは、上流側をフルカットされ、「A
BCDE」を有する所定の長さのラベル領域Lとなる。
そして、ラベル領域Lには、そのテープ先端(下流端)
から5cmの位置にハーフカットが行われ、「E」が裁
断された状態となる。
【0094】したがって、ラベル領域Lには、ラベル長
5cmの方形のラベル要素Laが構成される。このよう
に、ハーフカット機能を積極的に活用することで、所望
の長さのラベル要素Laを得ることができ、この「長さ
指定」によれば、例えばビデオカセットのように貼着長
さ領域が限定されている場合に、特に有効となる。ま
た、各ラベル要素Laがラベル領域Lの一部に構成され
るため、各ラベル要素Laの剥がし易さを確保した状態
とすることもできる。
【0095】なお、T31の状態から、「長さ指定」で
「任意」を選定した場合には、画面は、指定長さを入力
のための入力画面に遷移する(図示省略)。この指定長
さの入力は、対応する所望の数字キーを押すことで行っ
てもよいし、あるいは、画面遷移した入力画面に、例え
ば「05.0」mmをデフォルト値(基準値)としてネ
ガ表示し、ここで、カーソルキー29を使用することで
行ってもよい。後者の場合には、入力画面にカーソルK
を表示させ、カーソルキー29の「←」および「→」に
より、カーソルKが示す数字の位を移動させ、カーソル
キー29の「↑」および「↓」により、カーソル位置の
数字を増減させることで行う。
【0096】なおまた、「長さ指定」によるハーフカッ
ト位置を、ラベル領域Lのテープ送り方向下流端からの
指定長さとしたが、例えば図12(b)に示す3つの印
刷要素からなる長いキャラクタ列を構成するような実状
を考慮すると、「長さ指定」において、ラベル領域Lの
テープ送り方向上流端(テープ尾端)からの指定長さも
選択できることが好ましい。この場合の画面表示の仕方
としては、例えば、図8に示すT31とT32との間
に、「どこから?」という選択画面を表示させ、その第
2階層として「テープ先端」および「テープ尾端」を設
ければよい。
【0097】次に、図9を参照して、「ハーフカット」
の選択画面において、「分割指定」を選定した場合につ
いて説明する。「分割指定」は、ラベル領域L内を複数
のラベル要素La等分へと分割することで、ハーフカッ
ト位置を任意に指定するものである。すなわち、「分割
指定」によれば、ラベル領域Lに1以上のハーフカット
が施されて等分割され、等ラベル長の複数のラベル要素
Laが構成される。これにより、特に、幅狭で長尺のラ
ベル領域Lの場合に、皺などを生じさせることなく安定
して各ラベル要素Laを貼着することができるため、有
効となる。
【0098】同図(a)に示すように、「分割指定」が
選択表示されている状態で(T40)、選択キー23が
押されると、画面は、「分割指定」の下位の階層である
「何分割?」の選択画面に遷移する(T41)。この選
択画面では、予め用意した複数の分割数に関する選択肢
が表示される。なお、上記同様に、カーソル操作によ
り、画面スクロールがされると、次の設定値(例えば
「6分割」)が表示されるようになっている。ここで
は、「2分割」とし、選択キー23が押されると、画面
は、もとのテキスト編集画面に遷移し、ハーフカットマ
ークH/Cが表示された状態となる(T42)。
【0099】そして、この状態(T42)で印刷処理が
実行されると、同図(b)に示すような2つのラベル要
素Laが作成される。すなわち、上流側をフルカットさ
れてなるラベル領域Lは、テープ長さの中心位置でハー
フカットされ、印刷された「ABCDE」の「C」が裁
断された状態となる。このように、「分割指定」は、キ
ャラクタに関連しないため、印刷済みキャラクタが分断
される場合もあるが、複数のラベル要素Laを繋げるこ
とで、分割されたキャラクタ列を元の連続した一連の状
態とすることができ、印刷要素が長い場合などには有効
である。
【0100】次に、図10ないし図12を参照して、
「ハーフカット」の選択画面において、「段落指定」を
選定した場合について説明する。「段落指定」は、ハー
フカット位置をキャラクタ列の段落単位で指定して行う
ものであり、この指定によれば、印刷したキャラクタを
分断することなく、複数のラベル要素Laを適切に構成
することが可能となる。ここで、「段落指定」について
説明するに際し、先ず、段落について説明する。
【0101】図10(b)に示すように、段落とは、テ
ープ幅に積み重ねて印刷される1以上の行の集まりをい
い、行数や文字サイズその他の印刷効果を指定する単位
となるものである。例えば、同図(b)では、1つの文
章(ラベル領域L)の中に、3つの段落が構成されてお
り、同図(a)は、これの作成手順を画面表示したもの
である。
【0102】同図(a)に示すように、1行目のテキス
ト「ABCDE」が入力された状態(T10)から、シ
フトキー26が押された状態で選択キー23が押される
と、すなわち「改段落」の操作がなされると、画面に
は、「」の下側に「」が自動発生して、表示される
(T50)。これにより、次の段落に関しての入力が可
能となる。この状態(T50)から、テキスト「印刷サ
ンプル」とキー入力されると、これが表示される(T5
1)。
【0103】この状態(T51)から、選択キー23が
押されると改行処理され、画面には、さらに「」が自
動発生して、表示される(T52)。すなわち、「印刷
サンプル」を1行目とする第2段落において、2行目の
テキスト入力が可能となる。ここで、「 パート1」と
キー入力されると、画面にはこれが表示され(T5
3)、さらに改段落の操作を含むキー入力が行われる
と、画面には、「」の下側に再び「」が自動発生す
ると共に、第3段落として「XYZ」が表示される(T
54)。
【0104】つづいて、図11を参照して、この状態
(T54)から、「段落指定」を選定した場合について
説明する。同図に示すように、「段落指定」が選択表示
されている状態で(T55)、選択キー23が押される
と、画面は、「段落指定」の下位の階層である「有効範
囲は?」の選択画面に遷移する(T56)。この選択画
面(T56)では、「この文章」および「この段落」の
二つの選択肢が表示されるが、ここではカーソル操作し
て、「この段落」を選択表示させ(T57)、つづいて
選択キー23が押されると、画面は、もとのテキスト編
集画面に遷移する(T58)。
【0105】すると、このT58の画面状態では、ハー
フカットマークH/Cが、「XYZ」とこれに係ると
の間に表示される。すなわち、「この段落」を選定した
場合には、T54の画面を参考にすると、カーソルKの
ある段落が指定されることとなり、その指定された段落
の行頭に、ハーフカットマークH/Cが表示されること
となる。なお、カーソルKが第2段落のいずれかのキャ
ラクタ位置にある場合に、「この段落」が選定される
と、第2段落のおよびの行頭に亘って、ハーフカッ
トマークH/Cが表示される。
【0106】そして、この状態(T58)で印刷処理が
実行されると、図12(a)に示すように、上流側をフ
ルカットされてなるラベル領域Lには、第1段落〜第3
段落のキャラクタ列が印刷されると共に、第3段落「X
YZ」の行頭にハーフカットが行われ、2つのラベル要
素Laが構成されることとなる。このように、ハーフカ
ット位置を段落単位で指定すると、各段落間にハーフカ
ットが行われるため、複数のラベル要素Laを効率良く
適切に作成することができる。
【0107】一方、同図(b)は、図11のT56の画
面状態で、「この文章」を選定した場合の結果を示して
いる。「この文章」の選定では、カーソル位置を問わ
ず、各段落の行頭にハーフカット位置が設定されること
となる。したがって、各段落間のハーフカットのカット
ラインを共用して、一ラベル要素Laにつき一段落が印
刷されたものを作成することができる。なお、第1段落
「ABC」の前側の余白は、捨て部分となる。
【0108】なお、1の段落の指定によるハーフカット
は、その指定した段落のテープ送り方向の上流側(行
頭)に行われることとしたが、テープ送り方向の下流側
であってもよい。また、1の段落の指定によるハーフカ
ットが、その指定した段落のテープ送り方向の上流側お
よび下流側の両方に行われるようにしてもよい。
【0109】次に、図13を参照して、「ハーフカッ
ト」の選択画面において、「文字指定」を選定した場合
について説明する。「文字指定」は、ハーフカット位置
をキャラクタ列の文字単位で指定して行うものであり、
「段落指定」と同様に、印刷したキャラクタを分断する
ことなく、複数のラベル要素Laを適切に構成すること
ができるものである。
【0110】同図(a)に示すように、「文字指定」を
選定し(T60)、選択キー23を押すと、画面遷移し
て、「文字指定」の下位の階層である「どの文字?」の
選択画面が表示される(T61)。ここでは、「この
字」を選定し選択キー23が押されると、画面は、もと
のテキスト編集画面に遷移し、T10においてカーソル
位置であった文字「E」の前後にハーフカットマークH
/Cが表示される(T62)。
【0111】そして、この状態(T62)で印刷処理が
実行されると、同図(b)に示すように、上流側をフル
カットされてなるラベル領域Lには、「ABCD」を印
刷済みの長尺のラベル要素Laと、「E」を印刷済みの
短尺のラベル要素Laとが構成されることとなる。この
ように、ハーフカット位置を文字単位ですると、各文字
を挟んでテープ送り方向の上流側および下流側にハーフ
カットが行われるため、複数のラベル要素Laを効率良
く適切に作成することができる。
【0112】図14は、「文字指定」による処理結果を
示している。同図(a)は、図13(a)のT61の画
面状態で「全部」を選定した場合の結果を示している。
この「全部」の選定では、カーソル位置を問わず、各文
字の前後にハーフカット位置が設定されることとなる
が、この場合、各文字間のハーフカットのカットライン
が共用される。したがって、一ラベル要素Laにつき一
文字を印刷されたものが作成され、図14(a)に示す
ように、計5つのラベル要素Laが作成される。
【0113】同図(b)は、「文字指定」の他の実施例
であり、この実施例によれば、指定した文字(この場合
には、「D」または「E」を指定)のテープ送り方向の
上流側または下流側にハーフカットが行われることとな
る。同図(c)は、パーソナルコンピュータから取り込
んだ多数の絵文字を印刷し、これに選択肢「全部」のハ
ーフカットを行ったものである。
【0114】例えば、テープ印刷装置1に関する起動ソ
フトをインストールしたパーソナルコンピュータを、テ
ープ印刷装置1とUSB等で接続し、テープ印刷装置1
の通信キー21が押されることで、テープ印刷装置1
は、パーソナルコンピュータと通信接続可能な状態とな
る。これにより、テープ印刷装置1は、パーソナルコン
ピュータからの各種データを印刷することができるよう
になる。なお、パーソナルコンピュータからのデータ
は、写真等であってもよい。
【0115】次に、図15を参照して、「ハーフカッ
ト」の選択画面において、「任意指定」を選定した場合
について説明する。「任意指定」は、文章中における任
意の位置にハーフカット位置を指定して行うものであ
り、特に下位の階層は有していない。したがって、同図
(a)に示すように、「任意指定」を選定し(T7
0)、選択キー23を押すと、画面は、もとのテキスト
編集画面に直ちに遷移する(T71)。そして、このT
71の状態で、T10においてカーソル位置であった文
字「E」の前側にハーフカットマークH/Cが仮表示
(二点鎖線で表示)されるようになっている。
【0116】この場合、ハーフカットマークH/Cの位
置は、カーソルキー「→」および「←」を使用して、左
右に適宜移動させることができ、文字単位に左右される
ことなく移動可能に構成されている。例えば「C」を分
断するようにハーフカットを行いたい場合には、T71
の状態からカーソルキー「←」を操作して、ハーフカッ
トマークH/Cをその位置へと移動させればよい(T7
2)。なお、ハーフカットマークH/Cは、カーソルキ
ー「↑」および「↓」を使用することで、テキストの行
方向に行単位で移動可能に構成されている。
【0117】そして、この状態(T72)で、選択キー
23が押されると、ハーフカットマークH/Cは、上記
の例えば「文字指定」等と同様に、確定表示(点線)さ
れることとなる(T73)。印刷処理の実行後は、同図
(b)に示すように、上流側をフルカットされてなるラ
ベル領域Lには、印刷された「ABCDE」の「C」が
裁断された態様の2つのラベル要素Laが作成される。
このように、「任意指定」によれば、直接、ハーフカッ
ト位置を所望の位置に指定することができる。
【0118】以上、「ハーフカット」を選定した場合に
つき、「長さ指定」等の複数の指定内容について説明し
たが、「フルカット」を選定した場合にも、同様の画面
表示に従って、同様の操作手順でフルカット位置を任意
の位置に指定して行うことができる。ただし、フルカッ
ト位置およびハーフカット位置は、一方が指定された位
置には、他方を指定することはできないようになってい
る。この場合、一方の位置指定を行った後、他方の位置
指定を行う場合には、例えば図8(a)を参考にする
と、画面がT33の状態で、再びカットキー27を押下
する。
【0119】図16は、複数の印刷要素となるキャラク
タ列の1回の入力処理において、ハーフカット位置およ
びフルカット位置を、それぞれ複数箇所を指定して行っ
た印刷テープへの1タクトの処理結果を例示している。
この例示では、フルカット位置が2つ指定されて、印刷
テープへのフルカットは、上流端となるものを含め3回
行われていると共に、4つの指定したハーフカット位置
に基づいて、ハーフカットが4回行われている。
【0120】したがって、1度の印刷実行処理では、3
つのラベル領域Lが連続して構成され、左のラベル領域
L1は、それ自身でラベルとして機能し、中央のラベル
領域L2には、ラベルとして機能する2つのラベル要素
Laが構成される。また、右のラベル領域L3には、キ
ャラクタ「12345」の1つのラベル要素Laと、キ
ャラクタ「A」の3つのラベル要素Laとが構成され
る。
【0121】図17は、フルカット位置を指定した場合
のテキスト編集画面(図8(a)のT32等)を表して
いる。同図(a)に示すように、ハーフカット位置の指
定結果に基づいてハーフカットマークH/Cが表示され
ることと同様に、フルカット位置の指定結果に基づい
て、フルカット位置を示すフルカットマークF/Cが表
示される。ハーフカットマークH/Cおよびフルカット
マークF/Cは、ユーザの利便性を考慮して区別可能に
表示され、フルカットマークF/Cは、実線のラインと
して印刷テープの実切り線の位置に構成される。
【0122】同図(b)および(c)は、ハーフカット
マークH/CおよびフルカットマークF/Cの他の表記例
であり、このような表記であっても、ユーザは、ハーフ
カット・フルカット間のマークの混同を適切に回避する
ことができる。同図(b)では、ハーフカットマークH
/CとフルカットマークF/Cとは、三角の同一形態から
なるが、前者は白三角として、後者は黒三角として構成
されている。また、同図(c)では、それぞれのマーク
H/CおよびF/Cは、ネガ・ポジのみ異なる同一の絵文
字から構成されている。なお、ハーフカットマークH/
C等は、点滅表示される形態であってもよい。
【0123】図18は、プレビューキー28が押された
ときの表示画面11を示している。ディスプレイ10の
表示画面11は、画面表示の一つにプレビュー画面を有
しており、プレビュー画面には、印刷テープTにおける
キャラクタの印刷イメージの他、印刷テープTへの切断
イメージが表示される。切断イメージには、ハーフカッ
ト位置の指定結果に基づくハーフカットイメージと、フ
ルカット位置の指定結果に基づくフルカットイメージと
がある。
【0124】同図(d)は、印刷処理実行後の印刷テー
プTを示しており、フルカットは、上流側のものを含め
2箇所なされており、ハーフカットは、中央のフルカッ
トを挟んで上流側および下流側にそれぞれ2箇所なされ
ている。そして、同図(d)に示すプレビュー画面の一
例として、同図(a)〜(c)がある。
【0125】同図(a)に示すプレビュー画面による表
示は、フルカット位置とハーフカット位置とを区別可能
な線として、印刷テープTの全体を一体に表示する全体
表示のものである。この場合、印刷テープTの外形と共
に、フルカット位置におけるフルカットラインは実線
で、ハーフカット位置におけるハーフカットラインは破
線で表示されている。
【0126】同図(b)に示すプレビュー画面による表
示は、印刷テープTをフルカット位置で分離した状態と
して表示する分離表示のものである。すなわち、分離表
示では、ハーフカット位置は実線のラインで表示される
と共に、フルカット位置は印刷テープTに間隙を構成す
ることで表示される。また、同図(c)に示すプレビュ
ー画面による表示は、同じキャラクタを印刷するラベル
要素Laが複数ある場合に、特に有効な画面表示であ
り、キャラクタを有する各ラベル要素Laの外形と共
に、そのラベル要素Laの作成枚数が表示される。
【0127】このように、プレビュー画面では、縮尺比
はあるが、実際のラベル要素Laおよびラベル領域Lの
サイズがキャラクタとの関係で表示される。これによ
り、ユーザは、作成されるラベル要素Laおよびラベル
領域Lの態様を印刷・切断前に確認することができる。
なお、プレビュー画面は、表示画面11全体に印刷テー
プTの印刷イメージ等が流れて表示される、スクロール
表示機能を併有するものであってもよい。もっとも、こ
のスクロール表示は、手動のカーソル操作で行うように
してもよいし、自動で行われるようにしてもよい。
【0128】ところで、複数種のテープカートリッジ4
の中には、印刷テープTの材質や厚みの関係上、テープ
印刷装置1が切断(ハーフカットおよびフルカット)す
ることができないテープ種の印刷テープTを、収容した
ものが含まれている。そこで、本実施形態のテープ印刷
装置1は、図3に示すように、ROM72の制御データ
領域79が、切断不可のテープ材質一覧テーブルに関す
る制御データを記憶していると共に、上記のテープ識別
センサ43により、テープカートリッジ4を介して、印
刷テープTのテープ幅を含むテープ種を検出可能に構成
されている。
【0129】また、テープ印刷装置1は、切断不可の印
刷テープTにも印刷処理だけは可能に構成されている。
すなわち、テープ印刷装置1では、テープ識別センサ4
3の検出結果が「切断不可」である場合に、ハーフカッ
ト手段35およびフルカット手段34の各駆動がキャン
セルされるように構成されている。この場合、テープ排
出口18から排出される印刷テープTの印刷済み部分
は、ユーザにより、付属のハサミ等を用いて切り離され
る。
【0130】図19は、切断不可の印刷テープTを装着
した場合の画面表示例である。同図に示すように、テー
プ印刷装置1は、切断不可に係るテープカートリッジ4
を装着した状態で、電源キー20が押されると、表示画
面11には、「切断不可」である旨のメッセージが表示
される(T80)。このときに、テープ印刷装置1側で
は、ハーフカット手段35およびフルカット手段34の
各駆動がキャンセル状態に設定される。
【0131】T80の画面状態でメッセージが数秒間表
示されると、画面は、テキスト編集画面に自動的に遷移
する(T81)。ここで、テキスト「ABCDE」が入
力され、ユーザにより誤ってカットキー27が押下され
た場合には、画面には、再び「切断不可」である旨のメ
ッセージが表示される(T83)。これが数秒間表示さ
れた後、上記同様に、画面は再びテキスト編集画面に遷
移する(T84)。
【0132】このように、装着した印刷テープTが切断
することができない場合には、テープ印刷装置1は、画
面表示を介してその旨をユーザに2重に報知する。これ
により、ハーフカッタ39のカッタ刃およびフルカッタ
37の損傷を未然に回避することができる。
【0133】なお、ハーフカットおよびフルカットの両
方の切断を行うことができない場合について説明した
が、一方のみの切断が不可である場合にもその旨を表示
する形式であってもよい。例えば、厚みの関係上フルカ
ットは行えないが、ハーフカットは行える場合には、上
記の切断不可のメッセージに代えて、「フルカット不可
能なテープがセットされています」と、ユーザに2重に
報知するようにする。
【0134】なお、キーボード8のキー入力は、一般的
なキーボードと同様に、各キー入力毎に個別にキーを設
けて入力しても良いし、上記のシフトキー26等と組み
合わせて、より少ない数のキーを用いての入力としてよ
いことは言うまでもない。
【0135】なおまた、図7および図8の「カット指
定」において、下位の階層の選択肢の一つである「長さ
指定」に、「定長」等に加え、さらに「貼着対象物は
?」を設けても良い。すなわち、「貼着対象物は?」の
選定が行われると、さらに画面遷移して、例えば「コン
パクトディスク」、「ミニディスク」、「ビデオテー
プ」などの複数の選択肢が表示されるようにする。これ
により、特殊な貼着対象物の長さ(貼着スペース)に対
し、適切なラベル要素Laを作成することができる。
【0136】
【発明の効果】本発明のテープ印刷装置またはこのラベ
ル作成方法によれば、印刷テープを送りこれに印刷を行
うが、この印刷テープへのハーフカット位置を任意の位
置に指定することができる。したがって、印刷テープに
切り出されるラベル要素において、ハーフカットの本来
の目的である剥離テープからの分離し易さを適切に維持
しつつ、所望の長さのラベル要素を作成することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係るテープ印刷装置の外
観平面図である。
【図2】テープ印刷装置の外観斜視図であり、蓋体を起
こした状態を示す図である。
【図3】テープ印刷装置の制御系のブロック図である。
【図4】テープ印刷装置による印刷テープの印刷結果や
切断結果等を示す説明図である。
【図5】テープ印刷装置の制御全体の概略処理を示すフ
ローチャートである。
【図6】テープ印刷装置において、ハーフカット位置お
よびフルカット位置を指定するときの一例を示す、表示
画面およびその表示画面上での典型的な操作の説明図で
ある。
【図7】図6に続く同様の説明図であり、(a)はハー
フカット位置を指定するときの一例を示し、(b)はフ
ルカット位置を指定するときの一例を示している。
【図8】図7に続く説明図であり、長さ指定をするとき
の一例を示している。
【図9】図7に続く説明図であり、分割指定をするとき
の一例を示している。
【図10】図6等と同様の説明図であり、段落について
説明する図である。
【図11】図10に続く説明図であり、段落指定をする
ときの一例を示している。
【図12】段落指定により作成したラベル要素のサンプ
ルを示す説明図である。
【図13】図7に続く説明図であり、文字指定をすると
きの一例を示している。
【図14】文字指定により作成したラベル要素のサンプ
ルを示す説明図である。
【図15】図7に続く説明図であり、任意指定をすると
きの一例を示している。
【図16】ハーフカット位置およびフルカット位置を、
それぞれ複数箇所を指定して行った印刷テープへの1タ
クトの処理結果を示す説明図である。
【図17】テキスト編集画面において、ハーフカットマ
ークおよびフルカットマークを表示した状態を示してい
る。
【図18】プレビュー画面において、ハーフカットイメ
ージおよびフルカットイメージを表示した状態を示して
いる。
【図19】切断不可の印刷テープが装着された場合の一
例を画面表示で示している。
【符号の説明】
1 テープ印刷装置 4 テープカートリッジ 8 キーボード 10 ディスプレイ 11 表示画面 27 カットキー 28 プレビューキー 31 印刷ヘッド 34 フルカット手段 35 ハーフカット手段 43 テープ識別センサ 53 印刷部 54 切断部 55 テープ送り部 56 駆動部 57 検出部 58 制御部 T 印刷テープ Ta 剥離テープ Tb テープ本体 L ラベル領域 La ラベル要素 Txx 画面 H/C ハーフカットマーク F/C フルカットマーク
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2C055 CC00 CC01 CC05 2C058 AC06 AD06 AE04 AE14 AF51 LA03 LA24 LA26 LB06 LB10 LB17 LB36 LC05 LC11 2C060 BA09 BC02 BC12 BC84 3F103 AA02 BA04 EA17

Claims (26)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 剥離テープとテープ本体とを積層して成
    る印刷テープを送り、入力した1以上のキャラクタから
    成るキャラクタ列を当該テープ本体に印刷すると共に、
    テープ送り方向に直交する方向の当該テープ本体のみの
    切断となるハーフカットを行ってラベル要素を構成する
    テープ印刷装置であって、 前記印刷テープを送るテープ送り手段と、 前記印刷テープから、その印刷済み部分であるラベル領
    域を切り離すフルカット手段と、 前記印刷テープへのハーフカット位置を、前記ラベル領
    域内において任意の位置に指定可能なカット位置指定手
    段と、 前記カット位置指定手段の指定結果に基づいてハーフカ
    ットを行い、前記ラベル領域内に複数の前記ラベル要素
    を構成するハーフカット手段と、を備えたことを特徴と
    するテープ印刷装置。
  2. 【請求項2】 入力した前記キャラクタを画面表示する
    表示手段を備え、 前記カット位置指定手段は、前記表示手段の表示画面上
    で、前記ハーフカット位置を指定可能に構成されている
    ことを特徴とする請求項1に記載のテープ印刷装置。
  3. 【請求項3】 前記カット位置指定手段は、前記ラベル
    領域内を複数の前記ラベル要素等分への分割指定によ
    り、前記ハーフカット位置を任意に指定する分割指定手
    段を有することを特徴とする請求項2に記載のテープ印
    刷装置。
  4. 【請求項4】 前記分割指定手段は、予め用意した複数
    の分割数の中から任意の一つの分割数を指定可能に構成
    されていることを特徴とする請求項3に記載のテープ印
    刷装置。
  5. 【請求項5】 前記カット位置指定手段は、前記ラベル
    領域のテープ送り方向端からの長さ指定により、前記ハ
    ーフカット位置を任意に指定する長さ指定手段を有する
    ことを特徴とする請求項2、3または4に記載のテープ
    印刷装置。
  6. 【請求項6】 前記長さ指定手段は、予め用意した複数
    の指定長さの中から任意の一つの指定長さを指定可能に
    構成されていることを特徴とする請求項5に記載のテー
    プ印刷装置。
  7. 【請求項7】 前記カット位置指定手段は、前記ハーフ
    カット位置を前記キャラクタ列の段落単位で指定する段
    落指定手段を有することを特徴とする請求項2ないし6
    のいずれかに記載のテープ印刷装置。
  8. 【請求項8】 前記カット位置指定手段は、前記ハーフ
    カット位置を前記キャラクタ列の文字単位で指定する文
    字指定手段を有することを特徴とする請求項2ないし7
    のいずれかに記載のテープ印刷装置。
  9. 【請求項9】 前記表示手段の表示画面は、入力した前
    記キャラクタを展開して表示するテキスト編集画面を有
    し前記テキスト編集画面は、前記カット位置指定手段の
    指定結果に基づいて、前記キャラクタと共に前記ハーフ
    カット位置を示すハーフカットマークを表示可能に構成
    されていることを特徴とする請求項2ないし8のいずれ
    かに記載のテープ印刷装置。
  10. 【請求項10】 前記フルカット手段による前記印刷テ
    ープへのフルカット位置を、前記ハーフカット位置以外
    の任意の位置に指定可能な切離し位置指定手段を更に備
    え、 前記テキスト編集画面は、前記切離し位置指定手段の指
    定結果に基づいて、前記フルカット位置を示すフルカッ
    トマークを更に表示可能に構成されていることを特徴と
    する請求項9に記載のテープ印刷装置。
  11. 【請求項11】 前記テキスト編集画面において、前記
    ハーフカットマークと前記フルカットマークとは、区別
    可能に表示されることを特徴とする請求項10に記載の
    テープ印刷装置。
  12. 【請求項12】 前記表示手段の表示画面は、前記印刷
    テープにおける前記キャラクタの印刷イメージを表示す
    るプレビュー画面を有し、 前記プレビュー画面は、前記カット位置指定手段の指定
    結果に基づいて、前記キャラクタと共にハーフカットイ
    メージを表示可能に構成されていることを特徴とする請
    求項2ないし9のいずれかに記載のテープ印刷装置。
  13. 【請求項13】 前記フルカット手段による前記印刷テ
    ープへのフルカット位置を、前記ハーフカット位置以外
    の任意の位置に指定可能な切離し位置指定手段を更に備
    え、 前記プレビュー画面は、前記切離し位置指定手段の指定
    結果に基づいて、前記キャラクタと共にフルカットイメ
    ージを表示可能に構成されていることを特徴とする請求
    項12に記載のテープ印刷装置。
  14. 【請求項14】 前記プレビュー画面における前記ハー
    フカットイメージと前記フルカットイメージとの表示に
    は、 前記ハーフカット位置と前記フルカット位置とを区別可
    能な線として、前記印刷テープの全体を一体に表示する
    全体表示と、 前記印刷テープを前記フルカット位置で分離した状態と
    して表示する分離表示と、のいずれかが含まれることを
    特徴とする請求項13に記載のテープ印刷装置。
  15. 【請求項15】 前記フルカット手段による前記印刷テ
    ープへのフルカット位置を、前記ハーフカット位置以外
    の任意の位置に指定可能な切離し位置指定手段を更に備
    えたことを特徴とする請求項1ないし9のいずれかに記
    載のテープ印刷装置。
  16. 【請求項16】 前記テープ送り手段、前記フルカット
    手段および前記ハーフカット手段を制御する制御手段を
    更に備え、 前記制御手段は、前記キャラクタ列の入力処理を含む前
    記印刷テープへの1タクトの実行処理において、1以上
    の切離し位置が指定された場合に、前記フルカット手段
    を制御し、複数のラベル領域を連続して構成することを
    特徴とする請求項15に記載のテープ印刷装置。
  17. 【請求項17】 前記印刷テープには、少なくとも切離
    し不可能な前記印刷テープを含むテープ種の異なる複数
    種のものが用意されており、 前記印刷テープのテープ種を検出するテープ種検出手段
    と、 前記テープ種検出手段の検出結果が切離し不可能である
    場合に、その旨を報知する報知手段と、を更に備えたこ
    とを特徴とする請求項1ないし16のいずれかに記載の
    テープ印刷装置。
  18. 【請求項18】 少なくとも前記フルカット手段は、前
    記テープ種検出手段の検出結果が切離し不可能である場
    合に、駆動がキャンセルされることを特徴とする請求項
    17に記載のテープ印刷装置。
  19. 【請求項19】 剥離テープとテープ本体とを積層して
    成る印刷テープを送り、入力した1以上のキャラクタか
    ら成るキャラクタ列を当該テープ本体に印刷すると共
    に、テープ送り方向に直交する方向の当該テープ本体の
    みの切断となるハーフカットを行ってラベル要素を構成
    するテープ印刷装置のラベル作成方法であって、 前記印刷テープから、その印刷済み部分であるラベル領
    域の切り離しを行うフルカット工程と、 前記印刷テープへのハーフカット位置を、前記ラベル領
    域内において任意の位置に指定するカット位置指定工程
    と、 前記カット位置指定工程の指定結果に基づいてハーフカ
    ットを行い、前記ラベル領域内に複数の前記ラベル要素
    を構成するハーフカット工程と、を備えたことを特徴と
    するテープ印刷装置のラベル作成方法。
  20. 【請求項20】 前記テープ印刷装置は、入力した前記
    キャラクタを表示する表示画面を有し、 前記カット位置指定工程は、前記表示画面上で、前記ハ
    ーフカット位置を指定することで行われることを特徴と
    する請求項19に記載のテープ印刷装置のラベル作成方
    法。
  21. 【請求項21】 前記カット位置指定工程における前記
    ハーフカット位置の任意の指定が、前記ラベル領域内を
    複数の前記ラベル要素等分への分割指定により、行われ
    ることを特徴とする請求項20に記載のテープ印刷装置
    のラベル作成方法。
  22. 【請求項22】 前記カット位置指定工程における前記
    ハーフカット位置の任意の指定が、前記ラベル領域のテ
    ープ送り方向端からの長さ指定により、行われることを
    特徴とする請求項20に記載のテープ印刷装置のラベル
    作成方法。
  23. 【請求項23】 前記カット位置指定工程は、前記ハー
    フカット位置を前記キャラクタ列の段落単位で指定して
    行う段落指定により、行われることを特徴とする請求項
    20に記載のテープ印刷装置のラベル作成方法。
  24. 【請求項24】 前記カット位置指定工程は、前記ハー
    フカット位置を前記キャラクタ列の文字単位で指定して
    行う文字指定により、行われることを特徴とする請求項
    20に記載のテープ印刷装置のラベル作成方法。
  25. 【請求項25】 前記フルカット工程に先立ち、 前記ハーフカット位置以外の任意の位置であって、前記
    フルカット工程による前記印刷テープへのフルカット位
    置を指定する切離し位置指定工程を、更に備えたことを
    特徴とする請求項19ないし24のいずれかに記載のテ
    ープ印刷装置のラベル作成方法。
  26. 【請求項26】 前記キャラクタ列の入力処理を含む前
    記印刷テープへの1タクトの実行処理において、前記切
    離し位置指定工程で1以上の切離し位置の指定が行われ
    た場合に、前記フルカット工程は、複数の前記ラベル領
    域を連続して構成するように、行われることを特徴とす
    る請求項25に記載のテープ印刷装置のラベル作成方
    法。
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