JP3796797B2 - 物体画像作成装置および物体画像作成方法 - Google Patents

物体画像作成装置および物体画像作成方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば、似顔絵のようなパーツ画像を組み合わせて物体画像を作成する物体画像作成装置および物体画像作成方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、ワードプロセッサや電子手帳、あるいは、ラベルライターのような電子機器では、ディスプレイ画面上で文章や絵文字等を作成して、印字用紙やプリンタラベルに印字出力するものが知られている。
【0003】
特に、最近では、絵文字をパーツ化して、そのパーツ画像の組み合わせを変えることで、タイプの異なる種々の物体画像を作成するものがある。
【0004】
例えば、似顔絵などの物体画像を作成する場合は、「髪型」、「顔の輪郭」、「目」、「眉」、「鼻」、「口」、「耳」等の顔の各部位が描画されたビットマップデータからなる各種パーツ画像データをROMに登録しておき、これらの中から各部位毎にパーツ画像データを選択して読み出し、所望の容貌の似顔絵像を形成することができる。物体画像には、上記した似顔絵以外に、建築物、絵画、動物などがあり、それらを複数のパーツ画像データに分けて、各部位毎に選択したパーツ画像データをその組み合わせを変えて表示することにより、種々のバリエーションからなる画像を作成することができる。
【0005】
さらに、近年では、物体画像作成装置で作成した物体画像に一定のメッセージ文章を添えて画面表示したり、印字出力するものはあったが、物体画像と文章とをそれぞれ別個に作成していて、両者には相関関係がなかった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
このような従来の物体画像作成装置にあっては、作成された物体画像の内容に合った文章を付したり、逆に、作成された文章の内容に合った物体画像を付すことにより、単なる似顔絵のような物体画像や文章だけを表示する場合と比べて効果的な表現形式をとることができる。
【0007】
しかしながら、上記のように文章内容と物体画像との間に相関性を持たせるには、意図する物体画像と意図する文章とを別個に複数作成しておいて、その上で両者を合成する操作が必要となる。すなわち、予め用意された複数の物体画像と複数の文章との間で、一定の相関関係があるもの同士を結びつけて組み合わせるには、ユーザーが意図する物体画像を選択し、その選択した物体画像に応じた文章を選択したり、その逆に、ユーザーが意図する文章を選択し、その選択した文章に応じた物体画像を選択するなど、非常に複雑で面倒な操作を行わなければならないという課題があった。
【0008】
また、複数の物体画像のデータをそのままメモリに格納するのは、一々物体画像を作成するための操作が省略できる利点があるが、各物体画像データをROM等のメモリに格納すると膨大なメモリ容量が必要となって、高コストになるという課題がある。
【0009】
そこで、本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、複数のパーツ画像を組み合わせて物体画像を作成した際に、その作成された物体画像の特徴に応じた適切な修飾図柄を自動的に決定することができる物体画像作成装置および物体画像作成方法を提供することを目的としている。
【0011】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の発明は、種々の物体画像の各部位を構成する複数のパーツ画像が記憶されているパーツ画像記憶手段と、所定の物体画像を構成する各部位別に一つずつパーツ画像を前記パーツ画像記憶手段から選定して配置し物体画像を作成する物体画像作成手段と、前記物体画像作成手段で作成した物体画像の特徴を検出する検出手段と、前記物体画像作成手段で作成される物体画像に付される文字データを入力する入力手段と、前記入力手段により入力される文字データに付される修飾図柄が複数記憶されている修飾図柄記憶手段と、前記検出手段で検出された物体画像の特徴に対応する修飾図柄を前記修飾図柄記憶手段の中から検索する修飾図柄検索手段と、前記物体画像作成手段で作成した物体画像、前記入力手段により入力された文字データ、および前記修飾図柄検索手段で検索した修飾図柄とを合成して出力する合成出力手段と、を備えたことを特徴とする。
【0012】
すなわち、請求項1記載の物体画像作成装置は、パーツ画像記憶手段に種々の物体画像の各部位を構成する複数のパーツ画像が記憶され、物体画像作成手段で所定の物体画像を構成する各部位別に一つずつパーツ画像を前記パーツ画像記憶手段から選定して配置し物体画像を作成し、検出手段によって前記物体画像作成手段で作成された物体画像の特徴が検出される。そして、前記物体画像作成手段で作成される物体画像に付される文字データが入力手段で入力されると、この入力される文字データに付される修飾図柄が複数記憶されている修飾図柄記憶手段から、修飾図柄検索手段により前記検出手段で検出された物体画像の特徴に対応する修飾図柄が前記修飾図柄記憶手段の中から検索され、合成出力手段によって前記物体画像作成手段で作成した物体画像、前記入力手段で入力された文字データ、および前記修飾図柄検索手段で検索した修飾図柄とを合成して出力するようにする。
【0013】
したがって、パーツ画像を自由に組み合わせて所望の物体画像を作成し、その物体画像に付す文字データを入力することによって、その物体画像の特徴を自動的に検出して、物体画像及び文字データとこれに適した文章修飾図柄とを合成した画像を容易に作成することができる。
【0014】
請求項2記載の発明は、
前記検出手段は、前記物体画像作成手段で作成された物体画像を構成する各パーツ画像に付された属性別のレベル値を各属性毎に加算し、その加算結果の最大値レベルにある属性を当該物体画像の特徴として検出することを特徴とする。
【0015】
すなわち、前記検出手段では、前記物体画像作成手段で作成された物体画像を構成する各パーツ画像に付された属性別のレベル値が各属性毎に加算され、その加算結果の最大値レベルにある属性が当該物体画像の特徴として検出される。
【0016】
したがって、複数の部位のパーツ画像で構成される1つの物体画像の属性データを決定する場合、ここでは、各パーツ画像毎に所定の属性に属するとともに、その属性におけるレベル値を持っていて、物体画像を構成する各パーツ画像を属性別にレベル値を加算するだけで、どの属性に偏った物体画像が作成されたかを適正に判別することが可能となる。
【0020】
請求項記載の発明は、前記物体画像作成手段で作成される物体画像は、顔の各部位を構成する目、鼻、口などのパーツ画像を組み合わせた似顔絵画像であり、作成された物体画像の特徴は、その似顔絵画像の特徴を表わす喜怒哀楽の表情であることを特徴とする。
【0021】
すなわち、前記物体画像作成手段で作成される物体画像は、顔の各部位を構成する目、鼻、口などのパーツ画像を組み合わせた似顔絵画像であり、作成された物体画像の特徴は、その似顔絵画像の特徴を表わす喜怒哀楽の表情である。
【0022】
したがって、文章と結び付きやすい喜怒哀楽を表現した似顔絵像を作成することにより、似顔絵像あるいは文章を作成すると、それらの属性データに応じた文章修飾図柄あるいは似顔絵像を自動的に作成して、それらの合成画像を出力することができる。
【0023】
請求項記載の発明は、前記合成出力手段は、表示手段および印字手段の少なくとも一方であることを特徴とする。
請求項5記載の発明は、種々の物体画像の各部位を構成する複数のパーツ画像が記憶されているパーツ画像記憶部と、入力される文字データに付される修飾図柄が複数記憶されている修飾図柄記憶部と、 前記物体画像に付される文字データが入力される入力部とを備えている物体画像作成装置に用いられる物体画像作成方法において、所定の物体画像を構成する各部位別に一つずつパーツ画像を前記パーツ画像記憶部から選定して配置し物体画像を作成する物体画像作成ステップと、前記物体画像作成ステップで作成した物体画像の特徴を検出する検出ステップと、前記検出ステップで検出された物体画像の特徴に対応する修飾図柄を前記修飾図柄記憶部の中から検索する修飾図柄検索ステップと、前記物体画像作成ステップで作成した物体画像、前記入力部により入力された文字データ、および前記修飾図柄検索ステップで検索した修飾図柄とを合成して出力する合成出力ステップと、を備えたことを特徴とする。
【0024】
請求項6記載の発明は、前記検出ステップは、前記物体画像作成ステップで作成された物体画像を構成する各パーツ画像に付された属性別のレベル値を各属性毎に加算し、その加算結果の最大値レベルにある属性を当該物体画像の特徴として検出することを特徴とする。
請求項7記載の発明は、前記物体画像作成ステップで作成される物体画像は、顔の各部位を構成する目、鼻、口などのパーツ画像を組み合わせた似顔絵画像であり、前記作成された物体画像の特徴は、その似顔絵画像の特徴を表わす喜怒哀楽の表情であることを特徴とする。
請求項8記載の発明は、前記合成出力ステップは、表示ステップおよび印字ステップの少なくとも一方であることを特徴とする。
【0028】
したがって、作成した物体画像と、その物体画像に適した文章修飾図柄等を画面上で合成して表示したり、用紙に印字出力したりすることができる。
【0035】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を詳細に説明する。
【0036】
図1〜図22は、本発明の物体画像作成装置の実施の形態を示す図であり、例えば、本実施の形態では、貼り付け可能な粘着テープが付加されたラベルテープに所望のラベル文字やイラストを印字するラベルライターとして実施したものである。
【0037】
(第1の実施の形態)
まず、構成を説明する。
【0038】
図1は、本発明の第1の実施の形態に係るラベルライター1の全体構成を示すブロック図である。
【0039】
図1において、ラベルライター1は、表示部2、表示駆動部3、キー入力部4、RAM(Random Access Memory)5、ROM(Read Only Memory)6、文章修飾編集部7、印字ヘッド8、印字制御部9、CPU(Central Processing Unit)10により構成されている。
【0040】
表示部2は、ここでは液晶表示装置(LCD:Liquid Crystal Display)が用いられ、キー入力部4より入力される文章データや作成された似顔絵のビットマップデータを表示駆動回路3で表示制御を行って、表示部2の画面上に表示する。
【0041】
キー入力部4は、各種操作キーを備えたデータ入力部であって、操作者によるキー操作に応じた操作信号を発生する。例えば、印字すべき文章データを入力する文字入力キー、入力した文章データと併せて表示する似顔絵像や文章修飾図柄等を作成編集する画像編集キー、あるいは、ラベルライター1でのラベル印字処理等の操作を行う操作キーなどがある。
【0042】
RAM5は、後述するCPU10の演算結果やフラグ値を一時記憶する各種レジスタの他、後述するROM6から読み出される各種画像データ(似顔絵のパーツ画像、文章修飾図柄)や似顔絵等の表情を表わす属性データを格納するワークエリアが形成されている。
【0043】
ROM6は、後述するCPU10にロードされる似顔絵像作成プログラムなどの各種制御プログラムの他、様々な表情を表現する似顔絵像の各部位を構成する複数種類のパーツ画像や文章修飾図柄等の画像データ、あるいは、アイコン(絵文字)操作を行う場合は操作画面に表示するアイコン画像が記憶されている。例えば、似顔絵の各部位を構成する複数のパーツ画像とその属性データである表情データとを対応させて格納している表情決定テーブル61(図1参照)や表情データに対応させて文章修飾図柄を格納している文章修飾決定テーブル62(図1参照)を備えている。
【0044】
文章修飾編集部7は、表情判断部71と修飾決定部72とを内蔵しており、表情判断部71によって作成された似顔絵の表情が、例えば、「喜怒哀楽」のうちどれに該当するかを判断し、修飾決定部72でこれに相応しい文章修飾図柄を決定するものである。
【0045】
印字ヘッド8は、ここでは、サーマルヘッドを採用していて、インクリボンのインクを熱でラベルテープ側に転写して印刷するものである。
【0046】
印字制御部9は、パーツ画像を組み合わせて作成した似顔絵のビットマップデータと入力された文章データとを合成した画像データに基づいて印字ヘッド8を駆動制御して、その合成画像をラベルテープに印字出力させるものである。
【0047】
CPU10は、キー入力部4から入力される入力データや各種指示内容に従ってROM6内に格納されている各種制御プログラムを実行し、各種データをRAM5に一時的に記憶させたり、その記憶させたデータを使って文章や似顔絵の編集処理を行うとともに、その処理過程や処理結果を表示部2に表示させる。このCPU10には、図示していないダイレクトメモリアクセス(DMA:Direct Memory Access)コントローラ等の周辺機器を含んでおり、各種画像データ等を直接ROM6から転送するDMA転送を行うものである。
【0048】
また、CPU10は、似顔絵制御部101と文章修飾制御部102とを内蔵していて、似顔絵制御部101では、似顔絵を構成する各パーツ画像を前記ROM6内の表情決定テーブル61の中から各部位毎に1つずつ選択を行い、パーツ画像を組み合わせて似顔絵像を作成する動作の制御が行われる。さらに、文章修飾制御部102では、キー入力部4から入力される文章を修飾する文章修飾図柄の選定動作を制御するものである。
【0049】
そして、CPU10は、似顔絵制御部101で制御しながら作成された似顔絵像の各パーツ画像の表情データとそのレベル値とに基づいて、表情データ別に加算処理が行われる。CPU10は、その結果に基づいて文章修飾編集部7の表情判断部71で似顔絵の表情が「喜怒哀楽」の何れかに該当するかを判断し、その表情に相応しい文章修飾図柄を修飾決定部5bで決定して、作成された似顔絵に文章を合成して表示部2に表示したり、印字制御部9と印字ヘッド8を介して印字出力したりする。
【0050】
次に、図2は、図1のROM6における表情決定テーブル61のメモリ構成例を示す図である。
【0051】
図2に示すように、表情決定テーブル61内は、パーツ種類、パーツ番号、表情データ、レベル値の4つの項目に大きく分類される。
【0052】
まず、パーツ種類のエリアは、似顔絵像の各部位を構成する「目」、「口」、「まゆげ」、……等のように、パーツの種類毎に分類されている。図2では、「目」、「口」、「まゆげ」の一部しか図示していないが、これ以外に「髪」、「前髪」、「鼻」、「輪郭」、「眼鏡」、「口ひげ」あるいは「顎ひげ」等のパーツ種類が同様に分類されていて、それぞれの表情決定テーブル61内に格納されている。
【0053】
次に、パーツ番号のエリアは、パーツ種類毎のパーツ画像のバリエーションを格納するもので、各パーツ番号に対応したビットマップのパーツ画像データをそれぞれ格納している。
【0054】
また、表情データのエリアは、パーツ番号における各パーツ画像に対応する属性データとしての表情データが格納されており、ここでは、各パーツ画像が「喜」、「怒」、「哀」、「楽」の何れの表情を表わすパーツ画像かを分類するものである。
【0055】
また、レベル値のエリアでは、表情のエリアで分類した「喜怒哀楽」の各表情データの表情の程度を、ここでは「1〜3」のレベル値に置き換えたものが格納されている。すなわち、このレベル値とは、各表情の強さのレベルを表わすもので、例えば、表情が「喜=1」よりも「喜=3」の方が強く、うれしい内容を表現していることになる。なお、喜のレベル値をKN 、怒のレベル値をDN 、哀のレベル値をIN 、楽のレベル値をRN でそれぞれ表わされる。
【0056】
このように、表情決定テーブル61は、パーツ種類毎のパーツ番号に対応する各パーツ画像に対して、その表情データとレベル値とを対応させたテーブルを構成している。
【0057】
次に、図3は、図1のROM6における文章修飾決定テーブル62のメモリ構成例を示す図である。
【0058】
図3に示すように、文章修飾決定テーブル62内は、表情データ、パターン番号、文章修飾図柄、合計レベル値の4つの項目に大きく分類される。
【0059】
まず、表情データのエリアは、前記表情決定テーブル61で分類した表情データの種類に対応しており、ここでは、表情データが「喜」、「怒」、「哀」、「楽」に分類されている。
【0060】
次に、パターン番号のエリアは、各表情データのエリアにおける文字修飾図柄のバリエーションに対応した番号が付されている。文章修飾図柄を選択する場合は、このパターン番号を指定することにより、所望の図柄を選択することができる。ここでは、各表情データ毎に3パターンずつの文章修飾図柄が格納されている。
【0061】
また、文章修飾図柄のエリアは、キー入力部4から入力した文章を挿入する装飾された複数のフレーム図柄をビットマップデータとして格納している。例えば、図3に示すように、「喜」、「怒」、「哀」、「楽」の各表情データの雰囲気に応じたフレーム図柄がそれぞれのレベル値に応じて3パターンずつ用意されていて、作成した似顔絵像のレベル値に適した文章修飾図柄が選択できるようになっている。
【0062】
また、合計レベル値のエリアは、各パターン毎の文章修飾図柄に対応させて一定範囲のレベル値が格納されている。この合計レベル値は、前記表情決定テーブル61で各パーツ画像毎に対応した表情の強さを示すレベル値に基づいて、1つの似顔絵像を構成した場合のレベル値の合計を見るものである。
【0063】
通常、複数のパーツ画像を組み合わせて1つの似顔絵像を作成する場合に、組み合わせ方によっては、喜怒哀楽のどの表情を表わしているのか判別し難い表情ができる場合がある。このため、第1の実施の形態では、各パーツ画像毎に「喜」、「怒」、「哀」、「楽」とそのレベル値を決めておき、作成した似顔絵像を構成する各パーツ画像毎のレベル値を各表情データ別に合計すると、各表情データ毎の合計レベル値が算出される。そこで、作成された似顔絵像がどの表情に該当するかを決定する場合は、合計レベル値の最も高い表情データに基づいて表情を決定するようにしている。これを具体的に示したのが図4である。
【0064】
図4は、図1の文章修飾編集部7の表情判断部71におけるパーツ画像別のレベル値情報を示す図である。
【0065】
図4に示す表情別レベル値情報は、図2の表情決定テーブル61にて選択されたパーツ画像のレベル値を表情データ(K:喜、D:怒、I:哀、R:楽)とともに表示している。表情判断部71では、この表情別レベル値情報に基づいて、各表情データ毎にレベル値を加算した結果、ここでは、合計レベル値がK=11となり、最も「喜」のレベル値が高いことから、似顔絵の表情が「喜」と判断される。
【0066】
次に、上記した装置構成およびデータ構成による実施の形態の動作について、図5から図10を参照して説明する。
【0067】
第1の実施の形態におけるラベルライターの特徴は、パーツ画像を任意に組み合わせて所望の似顔絵を作成し、これに短い文章を添える場合に、その作成した似顔絵像の表情に応じた文章修飾図柄が選択されて、それらの合成画像データを自動的に作成できるようにしたことにある。
【0068】
まず、ラベルライター1に電源が投入されると、CPU10は、ROM6から文章作成プログラムや似顔絵作成プログラム等の制御プログラムを読み出して、CPU10自身にロードし、図5〜図9に示すフローチャートの動作が実行される。
【0069】
図5は、第1の実施の形態に係るラベルライター1で印字される画像データの作成動作を説明するフローチャートである。
【0070】
まず、ステップS1の処理を開始する前に、CPU10は、RAM5に設けられている各種レジスタのフラグ類の初期化が行われる。
【0071】
そして、CPU10は、ROM6からロードした文章作成プログラムにしたがって、操作者が所望の文章を入力する文章入力処理が行われる(ステップS1)。
【0072】
次に、CPU10は、ROM6からロードした似顔絵作成プログラムにしたがって、操作者が任意に選択するパーツ画像に基づいて似顔絵を作成する似顔絵作成処理が行われる(ステップS2)。図5のフローチャートでは、ステップS1で文章入力処理を行って、ステップS2で似顔絵作成処理を行っているが、この順序は逆であってもよい。
【0073】
次に、上記ステップS1とステップS2で作成された文章と似顔絵像との合成処理が指定されると(ステップS3)、次のステップS4において、作成された似顔絵像の表情に応じた文章修飾図柄が自動選択されて、入力された文章と似顔絵像、及び文章修飾図柄とを合成した画像データを作成する自動修飾編集処理が行われる。
【0074】
このようにして合成された画像データは、一旦RAM5内に格納され、操作者がこれを見たい場合に、キー入力部4が操作されると、CPU10がRAM5から画像データを転送して表示駆動回路3によって表示部2を駆動することにより、合成画像を画面上に表示し、画像内容を確認することができる。
【0075】
画面上で合成画像を確認した操作者は、この画像内容でよければ、再度キー入力部4を操作して印字処理を指令する。これにより、CPU10は、RAM5内の画像データを転送して印字制御部9で印字ヘッド8を制御することにより、ラベルテープ上に所望の合成画像を印字出力する。
【0076】
次に、図6は、図5の文章入力処理におけるサブルーチンの動作を示すフローチャートである。
【0077】
図6に示す文章入力処理において、まず、CPU10は、キー入力部4が操作されたか否かを判断し(ステップS11)、操作された場合は、キー入力部4からの操作信号に対応した文字コードデータに変換し(ステップS12)、その文字コードデータがRAM5に順次格納される(ステップS13)。ここでは、「やったね!」という文字を入力するものとする。
【0078】
また、漢字かな混じりの文章を入力する場合は、かな/漢字変換キーを押下すると、CPU10がROM6内の辞書に基づいて「かな→漢字」への変換処理が行われる(ステップS15)。変換が適切であれば確定となるが(ステップS16)、適切に変換されない場合は、ステップS15に戻って繰り返し変換処理が行われる。ステップS16で変換した漢字が確定されると、RAM5内の文字コードを変換後の文字コードに書き換える処理が行われる(ステップS17)。
【0079】
また、ステップS14において、かな/漢字変換キーを押下しない場合は、かな文字のままで確定されることになる。
【0080】
そして、CPU10は、ステップS18においてキー入力が終了したか否かを判別し、キー入力が継続している場合は、ステップS12に戻って上記の文章入力とその変換動作とが繰り返され、キー入力が終了している場合はリターンによってメインルーチンに戻る。
【0081】
次に、図7は、図5の似顔絵作成処理におけるサブルーチンの動作を示すフローチャートであり、図8は、図7で作成する似顔絵像の一例を示す図である。
【0082】
図7に示す似顔絵作成処理において、CPU10は、図2に示すROM6内の表情決定テーブル61の「目」、「口」、「まゆげ」、……といったパーツ種類毎のパーツ画像データをパーツ番号に対応させて表示部2に表示する(ステップS21)。
【0083】
似顔絵を作成する操作者は、表示部2の画面を見ながら、「目」、「口」、「まゆげ」といった順番で順次表示される複数のパーツ画像の中から、所望のパーツをキー入力部4でパーツ番号を入力することにより指定する(ステップS22)。例えば、パーツ種類が「目」のときは、パーツ番号を「1」とし、「口」のときは、パーツ番号を「3」とし、「まゆげ」のときは、パーツ番号を「4」として、順次パーツ画像の指定処理を続ける。
【0084】
このようにして指定されたパーツ画像のビットマップデータは、順次RAM5に格納される(ステップS23)。ステップS24で、チェックしていないパーツ種類が残っている場合は、ステップS22に戻って各種パーツ画像の指定処理が繰り返される。ステップS24で全てのパーツ種類のチェックが終了した場合、CPU10は、RAM5に格納されたパーツ画像データを使って似顔絵像を作成する。このようにして作成された似顔絵は、図8に示すように、男の子が笑っている表情となる。
【0085】
次に、図9は、図5の自動修飾編集処理におけるサブルーチンの動作を示すフローチャートであり、図10は、図9で作成した合成画像の一例を示す図である。
【0086】
図9に示す自動修飾編集処理では、まず、作成した似顔絵像に基づいてどのような表情かを決定し、その決定した表情に応じた文章修飾図柄を選択する処理が行われる。
【0087】
似顔絵像に基づいて表情を決定する場合は、ここでは、似顔絵像を構成する各パーツ画像毎に表情データとレベル値とを持っており(図2の表情決定テーブル61を参照)、選択されたパーツ画像を「喜=K」、「怒=D」、「哀=I」、「楽=R」の表情データ毎に分けてそのレベル値を加算することで、どの表情が似顔絵の中で強調されているかを判断するものである。
【0088】
そのため、CPU10は、K、D、I、Rの各表情データ毎にレベル値を加算するカウンタをリセットして「0」とする(ステップS41)。
【0089】
そして、似顔絵を作成した場合に、RAM5内に格納された似顔絵を構成するパーツ画像と、これに対応する表情別のレベル値情報に基づいて(図4参照)、「喜=K」、「怒=D」、「哀=I」、「楽=R」毎にレベルの合計値を表情別に求める計算が行われる(ステップS42)。パーツ別のレベル値を見ると、図4に示すように、「髪=R1」、「前髪=R1」、「まゆげ=K1」、「目=K3」、「鼻=K2」、「口=K3」、「輪郭=K2」となり、これを加算した結果は、「ΣKN =11」、「ΣDN =0」、「ΣIN =0」、「ΣRN =2」となる。
【0090】
次に、ステップS42で求められた各表情のレベルの合計値を比較し、その最大値レベルの表情が似顔絵の表情であると決定する(ステップS43)。ここでは、最大値の表情データがK=11であって、図8に示す似顔絵の表情は「喜」である。このような表情の判断は、図1に示す文章修飾編集部7の表情判断部71で行われる。
【0091】
このように似顔絵の表情が決定された後、最大値レベルにある表情に対応した文章修飾図柄の選択が行われる(ステップS44)。すなわち、上記の似顔絵の表情は「喜」であることから、CPU10は、図3に示すROM6内の文章修飾決定テーブル62を参照し、合計レベル値が「11〜20」の範囲内にあることから、この似顔絵に相応しい文章修飾図柄は、パターン番号2のフレーム2であると決定される(ステップS44)。そして、文章修飾フラグの設定が行われる(ステップS45)。
【0092】
その後、CPU10内の文章修飾制御部102によって、先に入力済みの文章に、作成された似顔絵像と、上記選択された文章修飾図柄とを画像合成することにより、図10に示すような文章が挿入された似顔絵付きの文章修飾図柄を作成することができる(ステップS46)。
【0093】
以上述べたように、第1の実施の形態において作成される文章修飾図柄の特徴は、操作者が似顔絵を作成するだけで、その似顔絵の表情に合った文章修飾図柄を自動的に選択して合成できることにある。すなわち、図10に示すように、男の子がうれしそうに笑っている似顔絵を作成すると、うれしい雰囲気(「喜」の表情)の似顔絵に合った花柄のフレームからなる文章修飾図柄が自動選択され、このフレーム内に「やったね!」という文章が挿入された効果的な画像が容易に作成できる。
【0094】
もちろん、ここでは、「喜」の場合の一例を説明したが、図3の文章修飾決定テーブル62に示すように、作成する表情データが「怒」、「哀」、「楽」のように異なるとともに、各表情データにおける合計レベル値が変わる度に、様々なデザインからなる文章修飾図柄が自動選択されることがわかる。このような文章修飾図柄は、単なる文章だけを表示する場合と比較すると、強調の度合いが非常に強くなり、見ていて面白い上、見栄えのする効果的な画像を簡単に作り出すことができる。
【0095】
なお、上記実施の形態では、似顔絵の表情を決定するにあたって、図9に示すように、合計レベルが最大値の表情のみが有効であったが、例えば、文章修飾図柄を決定する図3の文章修飾決定テーブル62を細かく設定するようにすれば、最大値以外のレベル値を持つ表情データも文章修飾図柄の選択に反映させるようにすることも可能である。
【0096】
また、上記実施の形態では、表情データの種類は、「喜怒哀楽」の4種類を用いて実施したが、もちろんこの種類数に限定されるべきものではなく、その数に制限されない。
【0097】
さらに、上記実施の形態では、人間の顔をデフォルメした各部位のパーツを使って似顔絵を作成するようにしたが、似顔絵のみならず、絵文字のキャラクタとなる動物の顔や建築物などを構成する各パーツに上記と同様なデータを持たせることにより、同様の画像を作成するようにしてもよい。
【0098】
また、本実施の形態では、表示部の画面で作成される画像をモニタで確認し、その画像でよければ印字キー等を押下することにより、その画像をラベルテープ等に印字するようにしたが、これに限定されるものではなく、電子手帳のように画面上に表示する表示画像として作成するものであってもよい。
【0099】
(第2の実施の形態)
上記した第1の実施の形態では、似顔絵像を作成するとその似顔絵像に合った文章修飾図柄を自動合成するのに対して、本第2の実施の形態では、任意に文章を作成するとその文章の意味に合った似顔絵像が自動合成されるようにしたところに特徴がある。これらの実施の形態は、一見すると共通性が無いようにも思えるが、▲1▼まず最初に作成する似顔絵像や文章の属性を検出し、▲2▼その属性に基づいて自動合成する文章修飾図柄や似顔絵を選択するため、関連性のある合成画像が得られるという点で両者は共通している。
【0100】
以下、第2の実施の形態の構成を説明する。
【0101】
図11は、本発明の第2の実施の形態に係るラベルライター201の全体構成を示すブロック図である。
【0102】
図11に示すラベルライター201では、図1に示すラベルライター1と同一もしくは相当な構成部については、同じ符号を付して構成説明を省略する。ラベルライター201で特徴的な構成は、ROM(Read Only Memory)210、似顔絵自動編集部220、CPU(Central Processing Unit)230である。
【0103】
ROM210は、後述するCPU230にロードされる文章における表情決定プログラムや似顔絵像作成プログラムなどの各種制御プログラムの他、様々な表情を表現する似顔絵像の各部位を構成する複数種類のパーツ画像、あるいは、アイコン(絵文字)操作を行う場合は操作画面に表示するアイコン画像等が記憶されている。例えば、文章を構成する単語(熟語)とその属性データである表情データや表情のレベルを対応させて格納している表情決定テーブル211、表情データに対応させて変更する必要のある似顔絵のパーツ番号を格納している似顔絵パーツ選択テーブル212、および、似顔絵パーツ選択テーブル212で選択されたパーツ画像データを取り出すパーツ画像テーブル213等を備えている。
【0104】
似顔絵自動編集部220は、表情判断部221と似顔絵パーツ決定部222とを内蔵しており、表情判断部221によって文章を構成する単語の意味が、例えば、「喜怒哀楽」のうちどれに該当するかを判断し、似顔絵パーツ決定部222でこれに相応しい表情にするために変更が必要な似顔絵パーツを決定するものである。
【0105】
CPU230は、キー入力部4から入力される入力データや各種指示内容に従ってROM6内に格納されている各種制御プログラムを実行し、各種データをRAM5に一時的に記憶させたり、その記憶させたデータを使って文章や似顔絵の編集処理を行うとともに、その処理過程や処理結果を表示部2に表示させる。このCPU230には、図示していないダイレクトメモリアクセス(DMA:Direct Memory Access)コントローラ等の周辺機器を含んでおり、各種画像データ等を直接ROM6から転送するDMA転送を行うものである。
【0106】
また、CPU230は、似顔絵制御部231と文章変換制御部232とを内蔵している。そして、似顔絵制御部231では、入力した文章に対応した表情を持った似顔絵を構成するために、要変更のパーツ番号を前記ROM6内の似顔絵パーツ選択テーブル212から取り出して、パーツ画像テーブル213のパーツ画像データを使ってパーツ画像を組み合わせ、所望の似顔絵像を作成する動作を制御する。また、文章変換制御部232では、キー入力部4から入力された文章を構成する単語(熟語)に分けて、各単語(熟語)に対応する表情データやレベル等のデータに変換する文章変換制御を行うものである。
【0107】
そして、CPU230では、入力した文章を文章変換制御部232でROM6の表情決定テーブル211を参照しながら表情データとレベルに変換し、その結果に基づいて似顔絵自動編集部220の似顔絵パーツ決定部222で選択した要変更のパーツ画像データを使って、似顔絵制御部231で文章に応じた似顔絵を作成して、先に入力された文章と合成して表示部2に表示したり、印字制御部9と印字ヘッド8を介して印字出力したりする。
【0108】
次に、図12は、図11のROM210における表情決定テーブル211のメモリ構成例を示す図である。
【0109】
図12に示すように、表情決定テーブル211内は、単語(熟語)、品詞、……、表情データ、レベル等の複数項目に分類されている。
【0110】
まず、単語(熟語)や品詞等のエリアは、通常の単語辞書としての機能を有しており、文章を構成する各単語毎の品詞や意味を対応させて格納している。
【0111】
次に、表情データのエリアは、各単語や熟語毎にその意味を表情に置き換えるとしたら、「喜」、「怒」、「哀」、「楽」の何れの表情を表わすかを予め表情データとして持たせている(図12参照)。
【0112】
また、レベルのエリアは、上記表情データのエリアでそれぞれ分類した「喜怒哀楽」の各表情データの表情の程度を、ここでは「1〜3」のレベル値に置き換えたものを各単語毎に格納している。すなわち、このレベル値とは、各表情の強さのレベルを表わすものである。例えば、表情が「喜=1」よりも「喜=3」の方が強く、うれしい内容を表現していることになる。
【0113】
このように、表情決定テーブル211は、各単語(熟語)に対して、その表情データとレベルとを対応させたテーブルを構成している。
【0114】
次に、図13は、図11のROM210における似顔絵パーツ選択テーブル212のメモリ構成例を示した図である。
【0115】
図13に示すように、似顔絵パーツ選択テーブル212内は、表情データ、レベル、要変更パーツ番号の3つの項目に大きく分類される。
【0116】
まず、表情データのエリアは、前記表情決定テーブル211で分類された表情データの種類に対応しており、ここでは、表情データが「喜」、「怒」、「哀」、「楽」に分類されている。
【0117】
次に、レベルのエリアは、各表情データのエリアにおいて表情の強さの程度をレベル1〜レベル3に対応させて分類するものである。このレベルも前記表情決定テーブル211で分類されたレベルに対応している。
【0118】
また、要変更パーツ番号のエリアは、さらに「髪」、「前髪」、「眉」、「目」、「鼻」、「口」、「輪郭」、「口髭」、「顎髭」、「眼鏡」のように各パーツ毎に細分化されている。
【0119】
ここでの特徴は、この要変更パーツ番号とあるように、全てのパーツ番号を指定するのではなく、変更を要するパーツ番号のみを指定するようにしている。これは、表情を変えたい場合に、全てのパーツを変更する必要はなく、一部のパーツの変更で十分に表情を変えることができるからである。そこで、基本的なパーツからなる似顔絵像を予め作成しておいて、この基本的な似顔絵像と異なるパーツを使う場合にのみパーツ番号の変更を指定するようにしている。このため、似顔絵像を変更するにあたって、転送するパーツ画像のデータ量が少なくて済み、効率良く画像処理が行えるという利点がある。
【0120】
図14は、図11のROM6内のパーツ画像テーブル213においてパーツ種類別に複数のパーツ画像データが格納されたテーブルである。図14に示すように、縦方向にはパーツ種別として、「輪郭」、「髪」、「目」、「鼻」、「口」、「眉」、……と続き、横方向には、各パーツ種別におけるパーツのバリエーションが1〜50までそれぞれ用意されていて、各パーツ種別に対するパーツ番号を指定するだけで、マトリックス状に配列されたビットマップデータからなるパーツ画像データが格納されている。例えば、「輪郭/3」や「髪/2」というように指定することにより、特定のパーツ画像データを転送することができる。
【0121】
図11の文章修飾編集部7の表情判断部71におけるパーツ画像別のレベル値情報を示す図である。
【0122】
次に、上記した装置構成およびデータ構成による第2の実施の形態に係る動作について、図15から図18を参照して説明する。
【0123】
第2の実施の形態におけるラベルライターの特徴は、任意に文章を作成するとその文章を構成する単語の意味に応じた表情の似顔絵像が自動的に合成される点にある。
【0124】
まず、ラベルライター1に電源が投入されると、CPU230は、ROM210から文章における表情決定プログラムや似顔絵像作成プログラムなどの各種制御プログラムを読み出して、CPU230自身にロードし、図15〜図18に示すフローチャートの動作が実行される。
【0125】
図15は、第2の実施の形態に係るラベルライター1で印字される画像データの作成動作を説明するフローチャートである。
【0126】
まず、ステップP1の処理を開始する前に、CPU230は、RAM5に設けられている各種レジスタのフラグ類の初期化が行われる。
【0127】
そして、CPU230は、ROM210からロードした文章作成プログラムにしたがって、操作者が文字を入力して文章を作成するとともに、その入力された文章がどのような単語で構成されているかを理解するために、各単語に変換する処理が行われる(ステップP1)。
【0128】
次に、CPU230は、ステップP1で変換された単語が「喜怒哀楽」の表情データを持っているか否かを判断する(ステップP2)。この判断は、1つの文章に複数の単語が含まれる場合は、それぞれの単語について行われる。
【0129】
具体的には、図12に示すようなROM210の表情決定テーブル211内の辞書を使って単語を検索し、該当する単語があった場合にそれに対応する表情データがあるか否かを判断すればよい。この表情データは、全ての単語に付加することができないため、表情データの無い単語も存在する。その場合には、変換された単語が表情データを持っていないので、ステップP2でNOが選択されて終了する。表情データを持った単語である場合、CPU230は、表情データのレベルを認識して、次のステップP3に移る。
【0130】
このステップP3で例えば、「うれしい」という単語であった場合は、YESが選択されてステップP4に移行し、「喜」の表情のフラグをONにする。
【0131】
次に、ステップP5では、図11のROM210内の似顔絵パーツ選択テーブル212において、変更が必要な表情パーツ群の選択処理が行われる。この場合に選択される表情パーツ群は、図示していないが、基本となるパーツから構成された似顔絵像があって、この似顔絵像のどの部位のパーツをどのようなパーツに置き換えるかの選択を行うものである。図13の似顔絵パーツ選択テーブル212に示すように、要変更のパーツ番号のみがパーツ種別毎に記入されていて、上記ステップP3で検索した単語の表情データとそのレベルとに基づいて、どのパーツを変更すればよいかが分かる。
【0132】
次のステップP6では、上記した似顔絵パーツ選択テーブル212で選択された要変更のパーツ番号に基づいて、図14に示すパーツ画像テーブルを参照して必要なパーツのビットマップデータを取り出して、CPU230の似顔絵制御部231において基本となる似顔絵像に対してパーツの変更処理が行われ、最初に作成した文章の意味内容に応じた似顔絵像を作成することができる。
【0133】
また、図15のフローチャートでは、ステップP3において、変換された単語が「こらー」という単語である場合、表情決定テーブル211を参照すると表情データが「怒」であるため、ステップP7に移ってYESとなり、ステップP8で怒の表情フラグをONにして、上記と同様にステップP5に移って似顔絵の作成処理が行われる。
【0134】
さらに、図15のフローチャートのステップP3において、変換された単語が「えーん」という単語である場合、表情決定テーブル211を参照すると表情データが「哀」であるため、ステップP7でNOとなってステップP9に移り、ここでYESとなる。このため、ステップP10では、哀の表情フラグをONにして、上記と同様にステップP5に移って似顔絵の作成処理が行われる。
【0135】
また、図15のフローチャートのステップP3において、変換された単語が「たのしい」という単語である場合、表情決定テーブル211を参照すると表情データが「楽」であるため、ステップP9でNOとなってステップP11に移り、ここでYESとなる。このため、ステップP12では、楽の表情フラグをONにして、上記と同様にステップP5に移って似顔絵の作成処理が行われる。
【0136】
上記したように、第2の実施の形態におけるラベルプリンター201は、入力された文章を単語に変換して、各単語についての表情データと各表情データにおけるレベルを見て、変更が必要なパーツ番号を選択し、その選択されたパーツ番号に基づくビットマップデータからなるパーツ画像データを取り出して似顔絵のパーツを変更する。このようにして、ラベルプリンター201は、先に入力した文章の持っている表情に応じた似顔絵を自動的に作成して、その文章とともに合成した画像を容易に作成することができる。
【0137】
次に、図16は、図15の文字入力及び単語変換処理におけるサブルーチンの動作を示すフローチャートである。
【0138】
図16に示す文字入力及び単語変換処理において、まず、CPU230は、キー入力部4が操作されたか否かを判断し(ステップP11)、操作された場合は、キー入力部4からの操作信号に対応した文字コードデータに変換し(ステップP12)、その文字コードデータがRAM5に順次格納される(ステップP13)。ここでは、「うれしい(喜)」、「こらー(怒)」、「えーん(哀)」、「たのしい(楽)」というそれぞれの文字を入力するものとする。
【0139】
また、このようにして入力された文字列の中から、単語や熟語と、それ以外の助詞等に分ける(ステップP14)。この処理は、CPU230が日本語の文法プログラムに基づいて文字列を分析することにより、単語あるいは熟語と助詞等に分けることができる。
【0140】
単語や熟語のみを抽出処理した後(ステップP15)、リターンとなる。
【0141】
ステップP2〜ステップP4までは、上記したように抽出された単語の表情が判断される。例えば、ステップP3では「うれしい」という単語であれば喜の表情と判断し、ステップP7では「こらー」という単語であれば怒の表情と判断し、ステップP9では「えーん」という単語では哀の表情と判断し、ステップP11では「たのしい」という単語では楽の表情と判断して、それぞれのフラグを立てる(ONにする)。
【0142】
次に、図17は、図15の表情パーツ群の選択処理におけるサブルーチンの動作を示すフローチャートである。
【0143】
図17に示す表情パーツ群の選択処理において、CPU230は、入力した文章を構成する単語の表情データをフラグのON/OFFで判断する(ステップP51)。
【0144】
次に、CPU230は、この表情データに対応してRAM5に格納されている表情のレベルデータを読み出して確認する(ステップP52)。
【0145】
そして、CPU230は、似顔絵パーツ選択テーブルを参照して表情データと、その表情データのレベルとに基づいて、変更を要するパーツ番号が読み出される。
【0146】
例えば、単語が「うれしい」の場合は、表情データ=喜、レベル2であるから、図13における眉=15、目=25、口=14のそれぞれのパーツ番号で指定されたパーツのみが基本の似顔絵像に対して選択される。
【0147】
また、単語が「こらー」の場合は、表情データ=怒、レベル3であるから、図13における髪=2、眉=20、目=50、口=26のそれぞれのパーツ番号で指定されたパーツのみが基本の似顔絵像に対して選択される。
【0148】
さらに、単語が「えーん」の場合は、表情データ=哀、レベル2であるから、図13における眉=12、目=3、口=18のそれぞれのパーツ番号で指定されたパーツのみが基本の似顔絵像に対して選択される。
【0149】
また、単語が「たのしい」の場合は、表情データ=楽、レベル2であるから、図13における眉=6、目=13、口=28のそれぞれのパーツ番号で指定されたパーツのみが基本の似顔絵像に対して選択される。
【0150】
次に、図18は、図5の似顔絵パーツの変更処理におけるサブルーチンの動作を示すフローチャートである。
【0151】
図18に示す似顔絵パーツの変更処理では、まず、図13に示す似顔絵パーツ選択テーブル212から読み出したパーツ番号に基づいて、図14のパーツ画像テーブル213からパーツ画像データが取り出される(ステップP61)。
【0152】
CPU230は、基本となる似顔絵のパーツと比較し(ステップP62)、同じ部位のパーツであれば変更を要し、同じ部位のパーツが無ければ変更を要しない(ステップP63)。
【0153】
変更を要するパーツであれば、基本となるパーツ画像データを似顔絵パーツ選択テーブル212のパーツ番号に基づいてパーツ画像テーブルから読み出されたパーツ画像データと置換する(ステップP64)。
【0154】
その置換されたパーツ画像データは、RAM5に順次格納される。
【0155】
また、ステップP63において、変更を要しないパーツであれば、その基本のパーツ画像データをそのままRAM5に格納しておく(ステップP65)。
【0156】
そして、CPU230は、一部のパーツ画像データが置換されたRAM5内のパーツ画像データに基づいて、似顔絵を作成する処理が行われる。
【0157】
なお、本第2の実施の形態では、作成された似顔絵と先に入力された文章とを画像合成する際に、文章をフレーム内に挿入したり、入力された文字を通常の印刷文字(明朝体やゴチック体)ではなく、丸文字などの遊び文字で修飾するように構成したが、これに限定されない。
【0158】
以上のようにして、入力した文章と、それに応じた似顔絵とを合成した出力例を図19〜図22に示している。
【0159】
図19は、「うれしい(喜)」という文字を入力した場合であり、いかにも喜んでいる表情の似顔絵が自動作成され、合成出力されている。「うれしい」という文字は丸文字であり、矩形状のフレーム内に挿入されている。
【0160】
また、図20は、「こらー(怒)」という文字を入力した場合であり、怖い顔で怒っている似顔絵が自動的に作成され、合成出力されている。「こらー」という文字も丸文字としたが、怒の表情に相応しい文字にすることも可能である。この場合も矩形状のフレーム内に挿入しているが、上記した第1の実施の形態のように、フレーム自体に修飾を施すようにしてもよい。
【0161】
さらに、図21は、「えーん(哀)」という文字を入力した場合であり、悲しそうな表情の似顔絵が自動作成され、合成出力されている。「えーん」という文字を丸文字としたが、白抜き、あるいは立体状に文字飾りを付けることも可能である。
【0162】
また、図22は、「たのしい(楽)」という文字を入力した場合であり、愉快で楽しそうな表情の似顔絵が自動的に作成され、合成出力されている。
【0163】
以上述べたように、本第2の実施の形態では、文字入力による文章作成操作を行うだけで、ラベルライター側でその文章の属性を判断して、文章に応じた表情の似顔絵を自動的に作成して、合成出力するので、操作が非常に簡単であって、効果的で面白いラベルプリンターとすることができる。
【0164】
以上、本発明者によってなされた発明を好適な実施の形態に基づいて具体的に説明したが、本発明は上記実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることはいうまでもない。
【0165】
例えば、上記の第2の実施形態では、表情データの種類は、「喜怒哀楽」の4種類を用いて実施したが、もちろんこの種類数に限定されるべきものではなく、その数に制限されない。
【0166】
また、上記第2の実施の形態では、人間の顔をデフォルメした各部位のパーツを使って似顔絵を作成するようにしたが、人間の顔の似顔絵のみならず、絵文字のキャラクタとなる動物の顔や建築物などを構成する各パーツに上記と同様な属性データを持たせることにより、同様な手順にしたがって物体画像を作成するようにしてもよい。
【0167】
さらに、上記第2の実施の形態では、表示部の画面で作成される画像をモニタで確認し、その画像でよければ印字キー等を押下することにより、その画像をラベルテープ等に印字するようにしたが、これに限定されるものではなく、電子手帳のように画面上に表示する表示画像として作成するものであってもよい。
【0168】
【発明の効果】
請求項1記載の物体画像作成装置および請求項5記載の物体画像作成方法によれば、パーツ画像を自由に組み合わせて所望の物体画像を作成する際に、その作成された物体画像の特徴を自動的に検出して、作成された物体画像の特徴に適した修飾図柄を作成された物体画像とその画像に付された文字データとともに合成して容易かつ迅速に作成することができる。
【0169】
請求項2記載の物体画像作成装置および請求項6記載の物体画像作成方法によれば、複数の部位のパーツ画像で構成される1つの物体画像の特徴を決定する場合、その物体画像を構成する各パーツ画像を属性別にレベル値を加算するだけで、物体画像の特徴を適正に判別することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係るラベルライターの全体構成を示すブロック図。
【図2】図1のROMにおける表情決定テーブルのメモリ構成例を示す図。
【図3】図1のROMにおける文章修飾決定テーブルのメモリ構成例を示す図。
【図4】図1の文章修飾編集部の表情判断部におけるパーツ画像別のレベル値情報を示す図。
【図5】第1の実施の形態に係るラベルライターで印字される画像データの作成動作を説明するフローチャート。
【図6】図5の文章入力処理におけるサブルーチンの動作を示すフローチャート。
【図7】図5の似顔絵作成処理におけるサブルーチンの動作を示すフローチャート。
【図8】図7で作成する似顔絵像の一例を示す図。
【図9】図5の自動修飾編集処理におけるサブルーチンの動作を示すフローチャート。
【図10】図9で作成した合成画像の一例を示す図。
【図11】本発明の第2の実施の形態に係るラベルライターの全体構成を示すブロック図。
【図12】図11のROMにおける表情決定テーブルのメモリ構成例を示す図。
【図13】図11のROMにおける似顔絵パーツ選択テーブルのメモリ構成例を示す図。
【図14】図11のROM内のパーツ画像テーブルにおいてパーツ種類別に複数のパーツ画像データが格納されたテーブル。
【図15】第2の実施の形態に係るラベルライターで印字される画像データの作成動作を説明するフローチャート。
【図16】図15の文字入力及び単語変換処理におけるサブルーチンの動作を示すフローチャート。
【図17】図15の表情パーツ群の選択処理におけるサブルーチンの動作を示すフローチャート。
【図18】図5の似顔絵パーツの変更処理におけるサブルーチンの動作を示すフローチャート。
【図19】うれしいという文字入力による似顔絵の合成出力例を示す図。
【図20】こらーという文字入力による似顔絵の合成出力例を示す図。
【図21】えーんという文字入力による似顔絵の合成出力例を示す図。
【図22】たのしいという文字入力による似顔絵の合成出力例を示す図。
【符号の説明】
1,201 ラベルプリンター
2 表示部
3 表示駆動回路
4 キー入力部
5 RAM
6,210 ROM
61 表情決定テーブル
62 文章修飾テーブル
211 表情決定テーブル
212 似顔絵パーツ選択テーブル
213 パーツ画像テーブル
7 文章修飾編集部
71 表情判断部
72 修飾決定部
8 印字ヘッド
9 印字制御部
10,230CPU
101 似顔絵制御部
102 文章修飾制御部
220 似顔絵自動編集部
221 表情判断部
222 似顔絵パーツ決定部
231 似顔絵制御部
232 文章変換制御部

Claims (8)

  1. 種々の物体画像の各部位を構成する複数のパーツ画像が記憶されているパーツ画像記憶手段と、
    所定の物体画像を構成する各部位別に一つずつパーツ画像を前記パーツ画像記憶手段から選定して配置し物体画像を作成する物体画像作成手段と、
    前記物体画像作成手段で作成した物体画像の特徴を検出する検出手段と、
    前記物体画像作成手段で作成される物体画像に付される文字データを入力する入力手段と、
    前記入力手段により入力される文字データに付される修飾図柄が複数記憶されている修飾図柄記憶手段と、
    前記検出手段で検出された物体画像の特徴に対応する修飾図柄を前記修飾図柄記憶手段の中から検索する修飾図柄検索手段と、
    前記物体画像作成手段で作成した物体画像、前記入力手段により入力された文字データ、および前記修飾図柄検索手段で検索した修飾図柄を合成して出力する合成出力手段と、
    を備えたことを特徴とする物体画像作成装置。
  2. 前記検出手段は、前記物体画像作成手段で作成された物体画像を構成する各パーツ画像に付された属性別のレベル値を、各属性毎に加算し、その加算結果の最大値レベルにある属性を当該物体画像の特徴として検出することを特徴とする請求項1記載の物体画像作成装置。
  3. 前記物体画像作成手段で作成される物体画像は、顔の各部位を構成する目、鼻、口などのパーツ画像を組み合わせた似顔絵画像であり、作成された物体画像の特徴は、その似顔絵画像の特徴を表わす喜怒哀楽の表情であることを特徴とする請求項1記載の物体画像作成装置。
  4. 前記合成出力手段は、表示手段および印字手段の少なくとも一方であることを特徴とする請求項1記載の物体画像作成装置。
  5. 種々の物体画像の各部位を構成する複数のパーツ画像が記憶されているパーツ画像記憶部と、入力される文字データに付される修飾図柄が複数記憶されている修飾図柄記憶部と、 前記物体画像に付される文字データが入力される入力部とを備えている物体画像作成装置に用いられる物体画像作成方法において、
    所定の物体画像を構成する各部位別に一つずつパーツ画像を前記パーツ画像記憶部から選定して配置し物体画像を作成する物体画像作成ステップと、
    前記物体画像作成ステップで作成した物体画像の特徴を検出する検出ステップと、
    前記検出ステップで検出された物体画像の特徴に対応する修飾図柄を前記修飾図柄記憶部の中から検索する修飾図柄検索ステップと、
    前記物体画像作成ステップで作成した物体画像、前記入力部により入力された文字データ、および前記修飾図柄検索ステップで検索した修飾図柄を合成して出力する合成出力ステップと、
    を備えたことを特徴とする物体画像作成方法。
  6. 前記検出ステップは、前記物体画像作成ステップで作成された物体画像を構成する各パーツ画像に付された属性別のレベル値を各属性毎に加算し、その加算結果の最大値レベルにある属性を当該物体画像の特徴として検出することを特徴とする請求項5記載の物体画像作成方法。
  7. 前記物体画像作成ステップで作成される物体画像は、顔の各部位を構成する目、鼻、口 などのパーツ画像を組み合わせた似顔絵画像であり、前記作成された物体画像の特徴は、その似顔絵画像の特徴を表わす喜怒哀楽の表情であることを特徴とする請求項5記載の物体画像作成方法。
  8. 前記合成出力ステップは、表示ステップおよび印字ステップの少なくとも一方であることを特徴とする請求項5記載の物体画像作成方法。
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