JP2000011197A - 書類作成方法、書類作成装置、及び媒体 - Google Patents

書類作成方法、書類作成装置、及び媒体

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JP2000011197A
JP2000011197A JP10175080A JP17508098A JP2000011197A JP 2000011197 A JP2000011197 A JP 2000011197A JP 10175080 A JP10175080 A JP 10175080A JP 17508098 A JP17508098 A JP 17508098A JP 2000011197 A JP2000011197 A JP 2000011197A
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Takeshi Imanaka
今中  武
Jun Ozawa
順 小澤
Hiroshi Kutsumi
洋 九津見
Yasushi Miura
康史 三浦
Satoshi Matsuura
聰 松浦
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ユーザから入力された感性情報に基づいてレイ
アウトパターンを決定しこのレイアウトパターンに入力
原稿を配置し、簡単な操作で好みの装飾を施す方法を提
供すること。 【解決手段】1は感性情報の入力を受け付けるユーザ入
力手段、2は予めイラスト、や原稿記述領域の位置の情
報等から構成される原稿のレイアウトパターンを好みと
の適合度合いを算出する関数とともに記憶するレイアウ
ト記憶手段、3は画像を入力する画像入力手段、4は前
記画像から、画像から原稿の記述領域のみを検出する記
述領域検出手段、5は前記入力された好みと前記適合度
合いを算出する関数により前記レイアウトパターンの中
から選択するレイアウト選択手段、6は選択したレイア
ウトパターンに原稿の記述領域の画像を配置して書類を
生成する書類作成手段、や作成した書類をユーザに提示
する提示手段7、好みのものを選んで指定する選択入力
手段8等を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、イラスト
や飾り枠などの付いた書類を作成することに利用出来
る、書類作成方法、書類作成装置、及び媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】最近、家庭用FAXが急速に普及し、ビジ
ネスユース以外でのFAXによるコミュニケーションが盛
んになってきた。また、パソコンや携帯端末からも簡単
にファクシミリの送受信が可能になってきた。このよう
に、ユーザが作った書類を簡単に他人に送信できるよう
になっている。しかしながら、イラストのない手書きの
書類や、パソコンなどで作成した文字だけからなる書類
では、無味乾燥で面白味に欠け、他人の目を引きつける
ことは困難である。そこで、書類に簡単な操作によって
装飾を施すための技術が必要となる。
【0003】このような技術として、公開特許公報特開
平6-54165号による画像形成装置が考案されている。こ
れは図18に示すように、原稿から光学的に画像を読み
とる画像データ入力部101と、合成する画像の種類や
合成方法を設定する作画メニュー設定部102と、合成
する画像の配置位置を指定する作画アドレス設定部10
3と、原稿画像と合成される画像を合成するデータ合成
部104と、合成された画像を出力する画像出力部10
5から構成されている。このような構成を取ることによ
り、スキャナなどで読みとられた原稿画像に対して、合
成するイラストなどの画像をユーザが選択し、合成する
位置をユーザが指定することにより、画像形成装置が所
定の位置にイラストを合成して画像を出力することがで
きる。
【0004】また、高機能ワードプロセッサやパーソナ
ルコンピュータ用ソフトウェアの中には、キーボードな
どの入力手段で作成した文章を、あらかじめ記憶した定
型の文章パターンに埋め込むことにより、簡単に形式の
整った文書を作成することができるようになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
特開平6-54165号による画像形成装置では、ユーザが合
成するイラストなどの画像の選択、配置のすべてを行う
ために操作が煩雑であり、誰にでも簡単にイラストが付
加された書類を作成することが出来なかった。また、高
機能ワードプロセッサやパーソナルコンピュータ用ソフ
トウェアについても定型の文章パターンの検索が、識別
番号であったり一覧からの選択であるなど操作が煩わし
かった。キーワードによる検索機能が提供されたとして
も、自分のイメージに合うものを検索するためのキーワ
ードが容易には浮かばないことが考えられる。
【0006】一方、ユーザにとってはイラストの選択や
配置を行う操作は目的ではなく、自らイメージしていた
ものに近い文書を得ることが目的であり、いかに簡単に
作ることができるかといったことが重要になる。また、
ユーザが作成したいと思う文書のイメージには、「すっ
きりした」、「簡潔な」、「楽しい」、「にぎやかな」
など感性的な言葉が含まれることが多い。したがって、
イラストの選択、位置合わせなどを行わせるのではな
く、感性的な言葉に基づく感性情報を入力として受け付
け、その入力に基づき、機器の側で自動的に書類に装飾
を施す技術が必要である。感性情報でレイアウトパター
ンを選択する場合には、レイアウトパターン側に感性情
報により選択できるように情報を付加しなければならな
い。感性情報処理や感性工学の分野では、統計的手法に
より感性的な評価を収集し、たとえばレイアウトパター
ンに付加して記憶する。
【0007】しかしながら、一般には、感性的な評価を
収集した場合には、たとえば、好き嫌いがはっきり分か
れるなど、同一の対象について、評価が大きく2分され
ることがある。具体的には、あるレイアウトパターンに
対して、「すっきりした」と感じる度合いが0.2であ
る人が50人おり、且つ、その度合いが0.9である人
が40人いた場合、従来の方法では、これらの平均値を
0.51と算出して、このレイアウトパターンに対し
て、「すっきりした度合い=0.5」と評価していた。
しかし、このように、単純にレイアウトパターンごと
に、「すっきりした度合い=0.5」のように感性的な
言葉と度合いの組み合わせを準備するだけでは、感性的
な言葉を正確に把握することが出来ず、ユーザの感性と
適合しないという課題があった。
【0008】また、感性情報には、このように度合いが
あり、度合いを扱う必要はある。したがって、このよう
に感性的な言葉に対する評価を統計的に集めた場合のレ
イアウトパターンの記憶、選択に関する技術が必要とな
るか、その技術がないという課題があった。
【0009】また、書類に対する感性的な評価は、文書
の量、記述領域の大きさ、たとえば漢字が多いなど画素
の平均輝度、色調、輝度の分布なども影響する。したが
って、このような画像としての特徴量も加味した上で感
性情報による指定で書類を装飾するための技術が必要で
あるが、そのような技術がないという課題があった。
【0010】また、FAXのように画像情報として文書が
入力されるだけでなく、ワードプロセッサやパーソナル
コンピュータのようにキーボードなどを用いて文章が入
力される場合には、文章の文字数、行数、行間、文字間
隔、フォントなどの特徴量によって感性的な評価が異な
るために、これらの特徴量も含めてユーザの入力した感
性情報に合わせて装飾を施すための技術が必要である
が、そのような技術がないという課題があった。
【0011】本発明は、上記従来のこのような課題を考
慮し、ユーザの感性とより一層適合した書類を作成出来
る書類作成方法、書類作成装置、及び媒体を適用するこ
とを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】第1の本発明(請求項1
記載の発明に対応)は、感性情報の入力を受け付け、あ
らかじめイラスト、イラストの数、イラストの大きさ、
イラストの位置、背景となる下絵、地模様、および原稿
記述領域の位置の情報の内、少なくとも1つを含むレイ
アウトパターンを、感性情報との適合度合いを算出する
関数と対応づけて複数種類記憶し、原稿を光学的に読み
とることによって得られた画像から、その画像の背景部
分を除いた前記原稿の記述領域を検出し、前記入力され
た感性情報と前記適合度合いを算出する関数とを利用し
て、前記複数種類のレイアウトパターン毎に前記適合度
合いを算出し、その算出結果に基づいて、前記複数種類
のレイアウトパターンの中から所定の数のレイアウトパ
ターンを選択し、前記選択したレイアウトパターンに前
記原稿の記述領域の画像を配置して文書画像を生成する
書類作成方法である。
【0013】又、第2の本発明(請求項2記載の発明に
対応)は、感性情報の入力を受け付ける入力手段と、あ
らかじめイラスト、イラストの数、イラストの大きさ、
イラストの位置、背景となる下絵、地模様、および原稿
記述領域の位置の情報の内、少なくとも1つを含むレイ
アウトパターンを、感性情報との適合度合いを算出する
関数と対応づけて複数種類記憶するレイアウト記憶手段
と、原稿を画像として入力する画像入力手段と、前記入
力された画像から、その画像の背景部分を除いた前記原
稿の記述領域を検出する記述領域検出手段と、前記入力
された感性情報と前記適合度合いを算出する関数とを利
用して、前記複数種類のレイアウトパターン毎に前記適
合度合いを算出し、その算出結果に基づいて、前記複数
種類のレイアウトパターンの中から所定の数のレイアウ
トパターンを選択するレイアウト選択手段と、前記選択
したレイアウトパターンに前記原稿の記述領域の画像を
配置して書類を生成する書類作成手段とを備えた書類作
成装置である。
【0014】又、第3の本発明(請求項3記載の発明に
対応)は、感性情報の入力を受け付け、あらかじめイラ
スト、イラストの数、イラストの大きさ、イラストの位
置、背景となる下絵、地模様、および原稿記述領域の位
置の情報の内、少なくとも1つを含むレイアウトパター
ンを、感性情報との適合度合いを算出する関数と対応づ
けて複数種類記憶し、原稿を光学的に読みとることによ
って得られた画像から、その画像の背景部分を除いた原
稿の記述領域を検出し、前記記述領域について、記述領
域の幅、高さ、画素の平均輝度、色調、輝度の分布、輝
度の重心の各画像特徴量の内、少なくとも1つの画像特
徴量を算出し、前記算出された画像特徴量と、前記感性
情報と、前記適合度合いを算出する関数とを利用して、
前記複数種類のレイアウトパターン毎に前記適合度合い
を算出し、その算出結果に基づいて、前記複数種類のレ
イアウトパターンの中から所定の数のレイアウトパター
ンを選択し、前記選択したレイアウトパターンに前記原
稿の記述領域の画像を配置して書類を生成する書類作成
方法である。
【0015】又、第4の本発明(請求項4記載の発明に
対応)感性情報の入力を受け付ける入力手段と、あらか
じめイラスト、イラストの数、イラストの大きさ、イラ
ストの位置、背景となる下絵、地模様、および原稿記述
領域の位置の情報の内、少なくとも1つを含むレイアウ
トパターンを、感性情報との適合度合いを算出する関数
と対応づけて複数種類記憶するレイアウト記憶手段と、
原稿を画像として入力する画像入力手段と、前記入力さ
れた画像から、その画像の背景部分を除いた前記原稿の
記述領域の画像を検出する記述領域検出手段と、前記記
述領域の画像の幅、高さ、画素の平均輝度、色調、輝度
の分布、輝度の重心の各画像特徴量の内、少なくとも1
つの画像特徴量を算出する画像特徴量算出手段と、前記
画像特徴量と前記感性情報と前記適合度合いを算出する
関数とを利用して、前記複数種類のレイアウトパターン
毎に前記適合度合いを算出し、その算出結果に基づい
て、前記複数種類のレイアウトパターンの中から所定の
数のレイアウトパターンを選択する特徴量付きレイアウ
ト選択手段と、前記選択したレイアウトパターンに前記
原稿の記述領域の画像を配置して書類を作成する書類作
成手段とを備えた書類作成装置である。
【0016】又、第5の本発明(請求項5記載の発明に
対応)は、文章の入力を受け付け、感性情報の入力を受
け付け、あらかじめイラスト、イラストの数、イラスト
の大きさ、イラストの位置、背景となる下絵、地模様、
および原稿記述領域の位置の情報の内、少なくとも1つ
を含むレイアウトパターンを、感性情報との適合度合い
を算出する関数と対応づけて複数種類記憶し、前記入力
された感性情報と前記適合度合いを算出する関数とを利
用して、前記複数種類のレイアウトパターン毎に前記適
合度合いを算出し、その算出結果に基づいて、前記複数
種類のレイアウトパターンの中から所定の数のレイアウ
トパターンを選択し、前記選択したレイアウトパターン
に前記文章を配置して文書画像を生成する書類作成方法
である。
【0017】又、第6の本発明(請求項6記載の発明に
対応)は、文章の入力を受け付ける文章入力手段と、感
性情報の入力を受け付ける入力手段と、あらかじめイラ
スト、イラストの数、イラストの大きさ、イラストの位
置、背景となる下絵、地模様、および原稿記述領域の位
置の情報の内、少なくとも1つを含むレイアウトパター
ンを、感性情報との適合度合いを算出する関数と対応づ
けて複数種類記憶するレイアウト記憶手段と、前記入力
された感性情報と前記適合度合いを算出する関数とを利
用して、前記複数種類のレイアウトパターン毎に前記適
合度合いを算出し、その算出結果に基づいて、前記複数
種類のレイアウトパターンの中から所定の数のレイアウ
トパターンを選択するレイアウト選択手段と、前記選択
したレイアウトパターンに前記文章を配置して書類を生
成する文章配置書類作成手段とを備えた書類作成装置で
ある。
【0018】又、第7の本発明(請求項7記載の発明に
対応)文章の入力を受け付け、感性情報の入力を受け付
け、あらかじめイラスト、イラストの数、イラストの大
きさ、イラストの位置、背景となる下絵、地模様、およ
び原稿記述領域の位置の情報の内、少なくとも1つを含
むレイアウトパターンを、感性情報との適合度合いを算
出する関数と対応づけて複数種類記憶し、前記文章の文
字数、行数、行間、文字間隔、フォントの特徴量の内、
少なくとも1つの特徴量を算出し、前記算出された前記
文章の特徴量と前記感性情報と前記適合度合いを算出す
る関数とを利用して、前記複数種類のレイアウトパター
ン毎に前記適合度合いを算出し、その算出結果に基づい
て、前記複数種類のレイアウトパターンの中から所定の
数のレイアウトパターンを選択し、前記選択したレイア
ウトパターンに前記文章を配置して書類を生成する書類
作成方法である。
【0019】又、第8の本発明(請求項8記載の発明に
対応)は、文章の入力を受け付ける文章入力手段と、感
性情報の入力を受け付ける入力手段と、あらかじめイラ
スト、イラストの数、イラストの大きさ、イラストの位
置、背景となる下絵、地模様、および原稿記述領域の位
置の情報の内、少なくとも1つを含むレイアウトパター
ンを、感性情報との適合度合いを算出する関数と対応づ
けて複数種類記憶するレイアウト記憶手段と、前記文章
の文字数、行数、行間、文字間隔、フォントの特徴量の
内、少なくとも1つの特徴量を算出する文章特徴量算出
手段と、前記文章の特徴量と前記感性情報と前記適合度
合いを算出する関数とを利用して、前記複数種類のレイ
アウトパターン毎に前記適合度合いを算出し、その算出
結果に基づいて、前記複数種類のレイアウトパターンか
ら所定の数のレイアウトパターンを選択する文章特徴量
付レイアウト選択手段と、前記選択したレイアウトパタ
ーンに前記文章を配置して書類を作成する文章配置書類
作成手段とを備えた書類作成装置である。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、発明の実施の形態について
図面を参照しながら説明する。 (実施の形態1)図1は、第1,2の本発明の実施の一
形態である書類作成方法および装置のシステム構成図で
ある。
【0021】図1において、1は、ユーザから感性情報
の入力を受け付けるユーザ入力手段、2は、あらかじめ
イラスト、イラストの数、イラストの大きさ、イラスト
の位置、背景となる下絵、地模様、および原稿記述領域
の位置の少なくとも1つ又は、それ以上から構成される
レイアウトパターンを感性情報との適合度合いを算出す
る関数とともに記憶するレイアウト記憶手段、3は、画
像を入力する画像入力手段、4は、前記画像から、画像
の背景部分を除いた原稿の記述領域のみを検出する記述
領域検出手段、5は、前記入力された感性情報と前記適
合度合いを算出する関数に基づいて、前記レイアウトパ
ターンの中から6つのレイアウトパターンを選択するレ
イアウト選択手段、6は、選択したレイアウトパターン
に原稿の記述領域の画像を配置して書類を生成する書類
作成手段、7は、書類作成手段6で生成した書類をユー
ザに提示する提示手段、8は提示された書類の中から好
みのものを選んで指定する選択入力手段、9は、ユーザ
の選択に基づいて書類を印刷する印刷手段である。ま
た、レイアウト記憶手段2は本実施の一形態ではレイア
ウトデータを記憶するレイアウトデータ記憶手段10
と、各レイアウトデータに対応づけて適合度合いを計算
する為の関数を割り当て、その関数を記憶する適合度合
い算出関数記憶手段11から構成される。
【0022】以上のように構成されたシステムが実行さ
れるハードウェア構成を図2に示す。
【0023】図2は基本的には汎用の計算機システムの
構成と同じである。また、図2には図1に示したシステ
ム構成と同一構成部分が含まれるので、その部分には同
一番号を付して詳細な説明は省略する。
【0024】図2において、20はプログラムを記憶す
る揮発性のメモリである主記憶装置、21はプログラム
やデータを記憶しておく不揮発性のメモリである補助記
憶装置、22は主記憶装置20に記憶されているプログ
ラムを実行するCPU、23は計算結果などを表示する
表示装置、24は、データ入力やマウスなどのポインテ
ィングデバイスによる位置入力を行う入力装置である。
【0025】先にも述べたように本ハードウェア構成は
基本的に汎用の計算機システムと同じであり、補助記憶
装置21に記憶されているプログラムは主記憶装置20
にロードされてからCPU22によって実行される。
【0026】以上のように構成された書類作成方法、お
よび装置の動作を図3のフローチャートを参照しながら
説明する。
【0027】ステップa1では、画像入力手段3からスキ
ャナなどにより画像データを読み込み、さらに記述領域
検出手段4において画像データから記述領域を検出す
る。例えば、図4(a)に示すような画像データが読み込
まれた場合には、図4(b)に示すように四角で囲んだ領
域が記述領域401として検出される。この検出方法
は、画素の存在する領域を検出するなど一般的な画像処
理の方法で構わない。
【0028】ステップa2〜ステップa3では、図5に示す
ような感性入力平面をユーザ入力手段1に表示し、ユー
ザからの感性情報の入力を受け付ける。例えば、図5で
は、縦軸方向に「豪華な」、「簡素な」の軸があり、横
軸方向に「洋風の」、「和風の」の軸がある。このよう
な感性入力平面において、例えば非常に豪華で洋風なも
のが好みである場合には、平面の左側上方をマウスなど
のポインティングデバイスで指定する。
【0029】ステップa4では、レイアウト記憶手段2に
記憶されている適合度合い算出関数記憶手段11に記憶
されている関数を次のステップa5で順に読み出していく
際に、読み出すべき関数が無くなったか否かを判断し、
なくなった場合にはステップa8へ進み、そうでない場合
にはステップa5へ進む。適合度合い算出関数記憶手段1
1に記憶されている適合度合い算出関数の例を図6に示
す。図6では、適合度合いを算出する関数と、その関数
が対応するレイアウトパターンの識別子であるレイアウ
ト番号が組み合わされて記憶される。
【0030】ステップa5では、レイアウト記憶手段2の
適合度合い算出関数記憶手段11に記憶されている関数
を順に1つずつ読み出す。関数を読み出す際には、一つ
ずつ読み出す位置をずらしていき、最後の関数を読み出
した後は、ステップa4においてすべての関数を読み出し
たことが判別できるようにする。
【0031】ステップa6では、レイアウト選択手段5に
おいて、ステップa3で入力された感性平面上の座標値
と、ステップa5で読み出した関数を用いて適合度合いを
算出する。例えば、感性平面に対して図7のような感性
情報の入力が得られたとする。また、感性平面は座標の
範囲が-1.0〜1.0であるとする。図7の入力から“「豪
華な」度合いが0.9、「洋風の」度合いが0.7”がユーザ
の好みの入力である。この入力に対して、ステップa5で
読み出した関数が図8の関数であった場合に、図8に示
すように、レイアウトパターン#nの適合度合いは、それ
ぞれ「豪華な−簡素な」軸に対しては0.6、「和風の−
洋風の」軸に対しては0.3になる。本実施の一形態で
は、この適合度合いの平均をレイアウトパターンの適合
度合いとする。したがって、レイアウトパターン#nの適
合度合いは、0.45になる。
【0032】なお、この適合度合いの算出方法は、関数
として算術関数を用いる、ファジィ推論ルールを用い
る、ニューラルネットワークを用いるなど他の方法であ
っても構わない。算術関数を用いれば一般に関数が数式
で記述できる為に記憶領域の節約が可能になる。また、
ファジィ推論ルールやニューラルネットワークを用いれ
ば、教師データから関数を自動生成できる、非線形関数
を扱いやすいなどの利点がある。
【0033】ステップa7では、ステップa6で算出した適
合度合いをレイアウト番号と組み合せてスタックに記憶
する。
【0034】ステップa8では、ステップa7でスタックに
記憶した適合度合いを降順にソーティングする。
【0035】ステップa9では、ステップa8でソーティン
グした結果に基づいて、適合度合いの大きいものから所
定の数だけ取り出す。たとえば、本実施の一形態では6
個取り出す。
【0036】ステップa10では、ステップa9で取り出し
た適合度合いとレイアウト番号の組み合わせにあるレイ
アウト番号に基づいてレイアウトデータ記憶手段10か
らレイアウトデータを取り出し、書類作成手段6におい
て、取り出したレイアウトデータにステップa1で検出し
た記述領域の画像データを配置して提示手段7に提示す
る。レイアウトデータ記憶手段10には、図9に示すよ
うなレイアウトデータが記憶されている。図9に示すよ
うにレイアウトデータはレイアウト番号と組み合わされ
て記憶されている。また、レイアウトデータ中には、斜
線部分で示したように原稿記述領域901が埋め込まれ
ており、この部分に原稿を配置することにより書類が作
成される。このステップでレイアウトデータを取り出す
際には、ステップa9で取り出したレイアウト番号と等し
いレイアウト番号と組み合わされているレイアウトデー
タを取り出す。本実施の一形態では、ステップa9で複数
のレイアウト番号を取り出しているので、このステップ
では複数個のレイアウトデータを取り出す。さらに、ス
テップa1で検出した記述領域の情報を配置する。図10
に提示されるレイアウトの例を示す。
【0037】ステップa11では、選択入力手段8におい
てユーザから好みのレイアウトの選択入力を受け付け
る。図10では、レイアウト例に数字がつけられてお
り、ユーザは数字を入力することにより好みのレイアウ
トを指定することが可能になる。ステップa12では、ス
テップa11で指定入力された番号のレイアウトを印刷手
段9において印刷する。
【0038】なお、本発明の実施の形態では、汎用の計
算機システムのハードウェア構成を用いて説明したが、
装置を構成する各手段を専用のハードウェアで構成して
も構わない。
【0039】このように、レイアウトパターン毎に、感
性情報との適合度合いを算出する関数を利用することに
より、従来に比べてユーザの感性とより一層適合した書
類を作成出来る。 (実施の形態2)図11は、第3,4の本発明の実施の
一形態である書類作成方法、および書類作成装置のシス
テム構成図である。
【0040】図11は、第1の発明の実施の一形態のシ
ステム構成と同一構成部分を含んでいるので、その部分
には同一番号を付し、説明は省略する。31は、記述領
域の画像の幅、高さ、画素の平均輝度、色調、輝度の分
布、輝度の重心の少なくとも1つ、又はそれ以上の画像
特徴量を算出する画像特徴量算出手段、32は、画像特
徴量と感性情報と適合度合いを算出する関数に基づいて
記憶したレイアウトパターンから選択する特徴量付レイ
アウト選択手段である。
【0041】以上のように構成されたシステムが実行さ
れるハードウェア構成は第1の発明の実施の形態で示し
た図2のハードウェア構成と同一であるために詳細な説
明は省略する。
【0042】以上のように構成された書類作成方法、お
よび書類作成装置の動作を図12のフローチャートを参
照しながら説明する。
【0043】ステップb1では、第1の発明の一実施の形
態で説明したフローチャートのステップa1と同様の処理
を行う。
【0044】ステップb2では、画像特徴量算出手段31
においてステップb1で検出された記述領域の幅と高さを
検出する。なお、画像特徴量は、画素の平均輝度、色
調、輝度の分布、輝度の重心など他の特徴量であっても
構わない。
【0045】ステップb3〜ステップb7では、第1の発明
における実施の一形態で説明したフローチャートのステ
ップa2〜ステップa6と同様の処理を行う。
【0046】ステップb8では、特徴量付レイアウト選択
手段32において、レイアウトデータ記憶手段10に記
憶されている各レイアウトパターンとの適合度合いを画
像特徴量に基づいて算出する。図9に示すようにレイア
ウト中には、記述領域が埋め込まれており、この領域の
幅と高さに対して、ステップb2で検出した幅と高さの比
率がどの程度かを算出し、適合度とする。本実施の一形
態ではこの方法を用いるものとしており、レイアウト記
憶手段2に記憶される情報は第1の発明の一実施例と同
じである。
【0047】また、レイアウト毎に記述領域の幅と高さ
に対して適合度合いを算出する関数をレイアウト記憶手
段2の適合度合い算出関数記憶手段11に予め記憶さ
せ、この関数に基づいて適合度合いを算出することも可
能である。この場合には、適合度合い算出関数記憶手段
11に記憶する情報に、画像特徴量に基づいて適合度合
いを算出する関数を含める必要がある。
【0048】また、本実施の一形態ではステップb7での
適合度合い算出と、ステップb8での適合度合い算出を別
々に実行しているが適合度合い算出関数記憶手段11
に、感性平面に対する入力と画像特徴量の両方を入力と
して適合度合いを算出する関数を記憶させておき、ステ
ップb7、ステップb8での適合度合いの算出をまとめるこ
ともできる。
【0049】ステップb9では、ステップb7とステップb8
で算出された2つの適合度合いをレイアウト番号ごとに
平均を求めてスタックに記憶する。なお、この平均を求
める操作は、重み付き和など他の式であっても構わな
い。例えば、重み付き和を用いれば意図的に画像特徴量
との適合を重視するなどの設計が可能になる。
【0050】ステップb10〜ステップb14では、第1の発
明における実施の一形態で説明したフローチャートのス
テップa8〜ステップa12と同様の処理を行う。なお、本
発明の実施の形態では、汎用の計算機システムのハード
ウェア構成を用いて説明したが、装置を構成する各手段
を専用のハードウェアで構成しても構わない。 (実施の形態3)図13は、第5,6の本発明の実施の
一形態である書類作成方法、および書類作成装置のシス
テム構成図である。
【0051】図13は、第1の発明の実施の一形態のシ
ステム構成と同一構成部分を含んでいるので、その部分
には同一番号を付し、説明は省略する。41は、ユーザ
から文章の入力を受け付ける文章入力手段、42は、レ
イアウトパターンに前記文章を配置して書類を生成する
文章配置書類作成手段である。
【0052】以上のように構成されたシステムが実行さ
れるハードウェア構成を図14に示す。図14に示すハ
ードウェア構成は、第1の発明で説明した実施の一形態
で示した図2のハードウェア構成に含まれる構成部分か
らなるために、同一部分には同一番号を付すことにより
詳細な説明を省略する。
【0053】以上のように構成された書類作成方法、お
よび書類作成装置の動作を図15のフローチャートを参
照しながら説明する。
【0054】ステップc1では、文章入力手段41を介し
てユーザからの文章入力を受け付ける。文章は、キーボ
ードで入力され、入力結果は文字に対応するコードで表
される。
【0055】ステップc2〜ステップc12では、第1の発
明における実施の一形態で説明したフローチャートのス
テップa2〜ステップa12と同様の処理を行う。ただし、
ステップc10においては、ステップa10で記述領域として
切り出した画像データを、レイアウト中の記述領域部分
に配置したのに対し、本実施の一形態では文章配置書類
作成手段42において、記述領域部分にステップc1で入
力として受け付けた文字列(テキスト文章)を配置す
る。
【0056】なお、本発明の実施の形態では、汎用の計
算機システムのハードウェア構成を用いて説明したが、
装置を構成する各手段を専用のハードウェアで構成して
も構わない。 (実施の形態4)図16は、第7,8の本発明の実施の
一形態である書類作成方法、および書類作成装置のシス
テム構成図である。
【0057】図16は、第1の発明の実施の一形態のシ
ステム構成と同一構成部分を含んでいるので、その部分
には同一番号を付し、説明は省略する。51は、文章の
文字数、行数、行間、文字間隔、フォントなどの文章の
特徴量の少なくとも1つ、又はそれ以上を算出する文章
特徴量算出手段、52は、文章の特徴量と感性情報と適
合度合いを算出する関数に基づいて、レイアウト記憶手
段2からレイアウトパターンを選択する文章特徴量付レ
イアウト選択手段である。
【0058】上のように構成されたシステムが実行され
るハードウェア構成は、図14に示す第3の発明のハー
ドウェア構成同じである。
【0059】以上のように構成された書類作成方法、お
よび書類作成装置の動作を図17のフローチャートを参
照しながら説明する。
【0060】ステップd1では、第3の発明における実施
の一形態で説明したフローチャートのステップc1と同様
の処理を行う。
【0061】ステップd2では、文章特徴量算出手段51
において、1行の文字数と行数を文章の特徴量として算
出する。なお、文章の文章の文字数、行数、行間、文字
間隔、フォントなど、文章に対する他の特徴量であって
も構わない。
【0062】ステップd3〜ステップd7では、第2の発明
における実施の一形態で説明したフローチャートのステ
ップb3〜ステップb7と同様の処理を行う。
【0063】ステップd8では、文書特徴量付レイアウト
選択手段52において、レイアウトデータ記憶手段10
に記憶されているレイアウトの記述領域の高さと幅、ス
テップd2で算出した文章特徴量を用いて、あらかじめ定
めた適合度を求める式により適合度を算出する。例え
ば、記述領域の高さH(単位はmm)、幅W(単位はm
m)に対して文章の1行の文字数がN(単位は文字)、行
数がL(単位は行)である場合に、あらかじめH,W,N,Mを
用いた適合度算出の式を定めておいて用いる。
【0064】ステップd9〜ステップd14では、第2の発
明における実施の一形態で説明したフローチャートのス
テップb9〜ステップb14と同様の処理を行う。ただし、
ステップd12においては、ステップb12で記述領域として
切り出した画像データを、レイアウト中の記述領域部分
に配置したのに対し、本実施の一形態では記述領域部分
にステップd1で入力として受け付けた文字列(テキスト
文章)を配置する。
【0065】なお、本発明の実施の形態では、汎用の計
算機システムのハードウェア構成を用いて説明したが、
装置を構成する各手段を専用のハードウェアで構成して
も構わない。なお、いずれの発明においても、レイアウ
トパターンと組み合せて記憶させる関数を、レイアウト
パターンを多数の人に見せてその感性的評価を得て、感
性的評価点ごとに人数を求めたヒストグラムを用いて定
義することもできる。例えば、「和風の−洋風の」軸に
対して、感性的評価点として、もっとも和風の場合には
-1.0、もっとも洋風の場合には1.0の点数を0.1刻みで多
数の人に評価してもらう。この場合、各評価点(横軸)
に対して何人の人が、その点をつけたかといった人数
(縦軸)を表すヒストグラムを作ることにより、図6、
図8に示したような適合度合いを算出する関数になる。
さらに、このようにヒストグラムで関数を定義する場
合、統計的な性質から関数が図6、図8に示すように滑
らかにならない場合が考えられる。その場合には、統計
処理により滑らかな関数をあてはめて、その関数を用い
ても構わない。
【0066】なお、いずれの発明においても実際の運用
面で、入力装置の制限等から感性情報として入力できる
のが、例えば0.2刻みなど粗い場合には、あらかじめ入
力として考えられるすべての感性情報に対してあらかじ
めレイアウトパターンを選択し、適合度合いの上位のも
のから所定の数を記憶しておいても構わない。この場合
には、ユーザが入力できる感性情報の範囲が限定されて
しまうという欠点が発生するが、レイアウトパターンを
選択する処理時間が軽減されるという利点も得られる。
【0067】尚、上記実施の形態の何れか一つに記載の
書類作成装置又は書類作成方法の各手段又は各ステップ
の全部又は一部をコンピュータにより実行させるための
プログラムを記録した記録媒体を作成し、これを用い
て、上記と同様の動作を実現することが出来ることはい
うまでもない。
【0068】又、上記実施の形態では、レイアウト選択
手段が、6つのレイアウトパターンを選択する場合につ
いて述べたが、これに限らず例えば、1つ又はそれ以上
の予め定められた数のレイアウトパターンを選択する構
成でも良い。
【0069】以上のことから、第1、第2の本発明によ
れば、感性的な言葉による指定のみで書類に好みの装飾
を施すことができる。又、レイアウトパターン毎に、感
性情報との適合度合いを算出する関数を利用することに
より、従来に比べてユーザの感性とより一層適合した書
類を作成出来る第3,4の本発明によれば、感性的な言
葉による指定のみで記述領域の特徴も考慮した装飾を施
すことができる。
【0070】第5,6の本発明によれば、感性的な言葉
による指定のみでキーボードなどで打ち込んだ文章に好
みの装飾を施すことができる。
【0071】第7,8の本発明によれば、感性的な言葉
による指定のみでキーボードなどで打ち込んだ文章に、
文章の特徴も考慮した装飾を施すことができる。
【0072】
【発明の効果】以上述べたところから明らかなように本
発明は、ユーザの感性とより一層適合した書類を作成出
来るという長所を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の発明の実施の一形態における書類作成方
法、および書類作成装置のシステム構成を示すブロック
【図2】同実施の一形態におけるハードウェア構成例を
示す図
【図3】第1の発明の実施の一形態における書類作成方
法、および書類作成装置の動作手順を示すフローチャー
【図4】同実施の一形態における入力画像のデータ例を
示す図
【図5】同実施の一形態における入力画面の表示例を示
す図
【図6】同実施例の一形態における適合度合い算出関数
記憶手段11に記憶されるデータ例を示す図
【図7】同実施の一形態における入力画面に対する入力
例を示す図
【図8】同実施の一形態における適合度を算出する関数
の例を示す図
【図9】同実施例の一形態におけるレイアウトデータ記
憶手段10に記憶されるデータ例を示す図
【図10】同実施の一形態における書類提示の画面例を
示す図
【図11】第2の発明の実施の一形態における書類作成
方法、および書類作成装置のシステム構成を示すブロッ
ク図
【図12】第2の発明の実施の一形態における書類作成
方法、および書類作成装置の動作手順を示すフローチャ
ート
【図13】第3の発明の実施の一形態における書類作成
方法、および書類作成装置のシステム構成を示すブロッ
ク図
【図14】同実施の一形態におけるハードウェア構成例
を示す図
【図15】第3の発明の実施の一形態における書類作成
方法、および書類作成装置の動作手順を示すフローチャ
ート
【図16】第4の発明の実施の一形態における書類作成
方法、および書類作成装置のシステム構成を示すブロッ
ク図
【図17】第4の発明の実施の一形態における書類作成
方法、および書類作成装置の動作手順を示すフローチャ
ート
【図18】従来技術のシステム構成図
【符号の説明】
1 ユーザ入力手段 2 レイアウト記憶手段 3 画像入力手段 4 記述領域検出手段 5 レイアウト選択手段 6 書類作成手段 7 提示手段 8 選択入力手段 9 印刷手段 10 レイアウトデータ記憶手段 11 適合度合い算出関数記憶手段 20 主記憶装置 21 補助記憶装置 22 CPU 23 表示装置 24 入力装置 31 画像特徴量算出手段 32 特徴量付レイアウト選択手段 41 文章入力手段 42 文章配置書類作成手段 51 文章特徴量算出手段 52 文章特徴量付レイアウト選択手段 101 画像データ入力部 102 作画メニュー設定部 103 作画アドレス設定部 104 データ合成部 105 画像出力部 401 記述領域 901 原稿記述領域
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 九津見 洋 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 三浦 康史 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 松浦 聰 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 5B050 BA06 BA16 BA18 BA20 CA07 DA06 EA03 EA06 EA08 EA09 EA20 5C076 AA14 AA17 BA06 BA07 CA10

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 感性情報の入力を受け付け、 あらかじめイラスト、イラストの数、イラストの大き
    さ、イラストの位置、背景となる下絵、地模様、および
    原稿記述領域の位置の情報の内、少なくとも1つを含む
    レイアウトパターンを、感性情報との適合度合いを算出
    する関数と対応づけて複数種類記憶し、 原稿を光学的に読みとることによって得られた画像か
    ら、その画像の背景部分を除いた前記原稿の記述領域を
    検出し、 前記入力された感性情報と前記適合度合いを算出する関
    数とを利用して、前記複数種類のレイアウトパターン毎
    に前記適合度合いを算出し、その算出結果に基づいて、
    前記複数種類のレイアウトパターンの中から所定の数の
    レイアウトパターンを選択し、 前記選択したレイアウトパターンに前記原稿の記述領域
    の画像を配置して文書画像を生成することを特徴とする
    書類作成方法。
  2. 【請求項2】 感性情報の入力を受け付ける入力手段
    と、 あらかじめイラスト、イラストの数、イラストの大き
    さ、イラストの位置、背景となる下絵、地模様、および
    原稿記述領域の位置の情報の内、少なくとも1つを含む
    レイアウトパターンを、感性情報との適合度合いを算出
    する関数と対応づけて複数種類記憶するレイアウト記憶
    手段と、 原稿を画像として入力する画像入力手段と、 前記入力された画像から、その画像の背景部分を除いた
    前記原稿の記述領域を検出する記述領域検出手段と、 前記入力された感性情報と前記適合度合いを算出する関
    数とを利用して、前記複数種類のレイアウトパターン毎
    に前記適合度合いを算出し、その算出結果に基づいて、
    前記複数種類のレイアウトパターンの中から所定の数の
    レイアウトパターンを選択するレイアウト選択手段と、 前記選択したレイアウトパターンに前記原稿の記述領域
    の画像を配置して書類を生成する書類作成手段と、を備
    えたことを特徴とする書類作成装置。
  3. 【請求項3】 感性情報の入力を受け付け、 あらかじめイラスト、イラストの数、イラストの大き
    さ、イラストの位置、背景となる下絵、地模様、および
    原稿記述領域の位置の情報の内、少なくとも1つを含む
    レイアウトパターンを、感性情報との適合度合いを算出
    する関数と対応づけて複数種類記憶し、 原稿を光学的に読みとることによって得られた画像か
    ら、その画像の背景部分を除いた原稿の記述領域を検出
    し、 前記記述領域について、記述領域の幅、高さ、画素の平
    均輝度、色調、輝度の分布、輝度の重心の各画像特徴量
    の内、少なくとも1つの画像特徴量を算出し、 前記算出された画像特徴量と、前記感性情報と、前記適
    合度合いを算出する関数とを利用して、前記複数種類の
    レイアウトパターン毎に前記適合度合いを算出し、その
    算出結果に基づいて、前記複数種類のレイアウトパター
    ンの中から所定の数のレイアウトパターンを選択し、 前記選択したレイアウトパターンに前記原稿の記述領域
    の画像を配置して書類を生成することを特徴とする書類
    作成方法。
  4. 【請求項4】 感性情報の入力を受け付ける入力手段
    と、 あらかじめイラスト、イラストの数、イラストの大き
    さ、イラストの位置、背景となる下絵、地模様、および
    原稿記述領域の位置の情報の内、少なくとも1つを含む
    レイアウトパターンを、感性情報との適合度合いを算出
    する関数と対応づけて複数種類記憶するレイアウト記憶
    手段と、 原稿を画像として入力する画像入力手段と、 前記入力された画像から、その画像の背景部分を除いた
    前記原稿の記述領域の画像を検出する記述領域検出手段
    と、 前記記述領域の画像の幅、高さ、画素の平均輝度、色
    調、輝度の分布、輝度の重心の各画像特徴量の内、少な
    くとも1つの画像特徴量を算出する画像特徴量算出手段
    と、 前記画像特徴量と前記感性情報と前記適合度合いを算出
    する関数とを利用して、前記複数種類のレイアウトパタ
    ーン毎に前記適合度合いを算出し、その算出結果に基づ
    いて、前記複数種類のレイアウトパターンの中から所定
    の数のレイアウトパターンを選択する特徴量付きレイア
    ウト選択手段と、 前記選択したレイアウトパターンに前記原稿の記述領域
    の画像を配置して書類を作成する書類作成手段と、を備
    えたことを特徴とする書類作成装置。
  5. 【請求項5】 文章の入力を受け付け、 感性情報の入力を受け付け、 あらかじめイラスト、イラストの数、イラストの大き
    さ、イラストの位置、背景となる下絵、地模様、および
    原稿記述領域の位置の情報の内、少なくとも1つを含む
    レイアウトパターンを、感性情報との適合度合いを算出
    する関数と対応づけて複数種類記憶し、 前記入力された感性情報と前記適合度合いを算出する関
    数とを利用して、前記複数種類のレイアウトパターン毎
    に前記適合度合いを算出し、その算出結果に基づいて、
    前記複数種類のレイアウトパターンの中から所定の数の
    レイアウトパターンを選択し、 前記選択したレイアウトパターンに前記文章を配置して
    文書画像を生成することを特徴とする書類作成方法。
  6. 【請求項6】 文章の入力を受け付ける文章入力手段
    と、 感性情報の入力を受け付ける入力手段と、 あらかじめイラスト、イラストの数、イラストの大き
    さ、イラストの位置、背景となる下絵、地模様、および
    原稿記述領域の位置の情報の内、少なくとも1つを含む
    レイアウトパターンを、感性情報との適合度合いを算出
    する関数と対応づけて複数種類記憶するレイアウト記憶
    手段と、 前記入力された感性情報と前記適合度合いを算出する関
    数とを利用して、前記複数種類のレイアウトパターン毎
    に前記適合度合いを算出し、その算出結果に基づいて、
    前記複数種類のレイアウトパターンの中から所定の数の
    レイアウトパターンを選択するレイアウト選択手段と、 前記選択したレイアウトパターンに前記文章を配置して
    書類を生成する文章配置書類作成手段と、を備えたこと
    を特徴とする書類作成装置。
  7. 【請求項7】 文章の入力を受け付け、 感性情報の入力を受け付け、 あらかじめイラスト、イラストの数、イラストの大き
    さ、イラストの位置、背景となる下絵、地模様、および
    原稿記述領域の位置の情報の内、少なくとも1つを含む
    レイアウトパターンを、感性情報との適合度合いを算出
    する関数と対応づけて複数種類記憶し、 前記文章の文字数、行数、行間、文字間隔、フォントの
    特徴量の内、少なくとも1つの特徴量を算出し、 前記算出された前記文章の特徴量と前記感性情報と前記
    適合度合いを算出する関数とを利用して、前記複数種類
    のレイアウトパターン毎に前記適合度合いを算出し、そ
    の算出結果に基づいて、前記複数種類のレイアウトパタ
    ーンの中から所定の数のレイアウトパターンを選択し、 前記選択したレイアウトパターンに前記文章を配置して
    書類を生成することを特徴とする書類作成方法。
  8. 【請求項8】 文章の入力を受け付ける文章入力手段
    と、 感性情報の入力を受け付ける入力手段と、 あらかじめイラスト、イラストの数、イラストの大き
    さ、イラストの位置、背景となる下絵、地模様、および
    原稿記述領域の位置の情報の内、少なくとも1つを含む
    レイアウトパターンを、感性情報との適合度合いを算出
    する関数と対応づけて複数種類記憶するレイアウト記憶
    手段と、 前記文章の文字数、行数、行間、文字間隔、フォントの
    特徴量の内、少なくとも1つの特徴量を算出する文章特
    徴量算出手段と、 前記文章の特徴量と前記感性情報と前記適合度合いを算
    出する関数とを利用して、前記複数種類のレイアウトパ
    ターン毎に前記適合度合いを算出し、その算出結果に基
    づいて、前記複数種類のレイアウトパターンから所定の
    数のレイアウトパターンを選択する文章特徴量付レイア
    ウト選択手段と、 前記選択したレイアウトパターンに前記文章を配置して
    書類を作成する文章配置書類作成手段と、を備えたこと
    を特徴とする書類作成装置。
  9. 【請求項9】 前記適合度合いを算出する関数は、統計
    データとして集めた感性情報を用いて作成したヒストグ
    ラムに基づいて定義することを特徴とする請求項1,
    3,5,7の何れか一つに記載の書類作成方法。
  10. 【請求項10】 前記適合度合いを算出する関数は、統
    計データとして集めた感性情報を用いて作成したヒスト
    グラムに基づいて定義することを特徴とする請求項2,
    4,6,8の何れか一つに記載の書類作成装置。
  11. 【請求項11】 請求項1〜10の何れか一つに記載の
    各手段又は各ステップの全部又は一部をコンピュータに
    より実行させるためのプログラムを記録したことを特徴
    とする媒体。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002203153A (ja) * 2000-12-28 2002-07-19 Brother Ind Ltd オーダーメイド商品の販売システム、オーダーメイド商品の販売方法、オーダーメイド商品の販売に用いられるサーバ、および、記録媒体
JP2002203152A (ja) * 2000-12-28 2002-07-19 Brother Ind Ltd 電子商店管理システム、電子商店管理方法、及び記録媒体
JP2019070651A (ja) * 2013-08-07 2019-05-09 オーパーテック バイオ,インコーポレイテッド 刺激に対する応答の判定および記録のための装置、方法およびシステム

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