JP6474298B2 - ウェビングガイド装置 - Google Patents

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本発明は、ウェビングガイド装置に関する。
下記特許文献1及び特許文献2には、車椅子に着座した乗員に装着されるウェビングや車両用シートに着座した小柄な乗員に装着されるウェビングをガイドすることで、所望のウェビングの装着感を得られるようにしたウェビングガイド装置が開示されている。
特開2013−1197号公報 特開平6−234348号公報
しかしながら、ウェビングガイド装置を備えた車両においては、当該ウェビングガイド装置を使用しない場合における車室内の見栄えが悪化することを抑制することが肝要である。
本発明は上記事実を考慮し、車室内の見栄えが悪化することを抑制することができるウェビングガイド装置を得ることが目的である。
請求項記載のウェビングガイド装置は、車体に固定されていると共に、乗員に装着されるウェビングが挿通される第1ウェビングガイド部と、前記第1ウェビングガイド部と前記乗員との間に配置され、前記ウェビングが係合されることで、前記ウェビングをガイドする第2ウェビングガイド部と、前記第2ウェビングガイド部と車体側とを連結する連結部と、前記第2ウェビングガイド部が着脱可能に係合される被係合部を有すると共に車室内に固定されるホルダ部と、を備え、前記連結部の前記車体側の端部が、前記ホルダ部に固定されており、前記ホルダ部が、前記車室内の天井の車幅方向の中間部に固定される。
請求項記載のウェビングガイド装置によれば、ホルダ部を車室内に固定することで、第2ウェビングガイド部と車体側とを連結部を介して連結することができる。これにより、ホルダ部が固定される部分及び連結部の一端部が固定される部分を車室内にそれぞれ別々に設けた場合に比して、ウェビングガイド装置の車室内への取付作業を容易に行うことができる。
また、請求項記載のウェビングガイド装置によれば、ホルダ部が車室内の上記の位置に固定される。そのため、車室内の天井から吊下げられた第2ウェビングガイド部にウェビングを係合させておくことで、車室内における車幅方向の中央部側に着座した乗員とウェビングとの距離を狭めることができる。これにより、乗員はウェビングを容易に装着することができる。
請求項記載のウェビングガイド装置は、請求項に記載のウェビングガイド装置において、前記連結部が、その長手方向に沿って伸縮可能に構成されている。
請求項記載のウェビングガイド装置によれば、連結部がその長手方向に沿って伸縮可能に構成されていることにより、第2ウェビングガイド部をウェビングの動きに追従させることができる。これにより、車両が揺れている際等におけるウェビングの装着感の悪化を抑制することができる。
本発明に係るウェビングガイド装置は、車室内の見栄えが悪化することを抑制することができる、という優れた効果を有する。
ウェビングが車椅子に着座した乗員に装着されていると共にウェビングがウェビングガイド装置にガイドされている状態を車両前方側から見た正面図である。 ウェビングをガイドしているウェビングガイド装置を示す拡大正面図である。 (A)(B)(C)及び(D)は第2ウェビングガイド部をそれぞれ示す平面図、側面図、底面図及び正面図である。 図3に示された4−4線に沿って切断した第2ウェビングガイド部の断面を示す拡大断面図である。 一端部に第2ウェビングガイド部が固定されたゴム紐を示す平面図である。 (A)(B)(C)及び(D)はホルダ部をそれぞれ示す平面図、側面図、底面図及び正面図である。 ウェビングガイド装置の組立工程を模式的に示した部分断面図である。 ウェビングガイド装置を車室内の天井に取付ける工程を模式的に示した模式図である。 ウェビングガイド装置が使用されている場合と使用しない場合とを説明する説明図である。
図1〜図8を用いて、本発明の実施形態に係るウェビングガイド装置について説明する。なお、以下の説明において前後左右上下の方向を示して説明するときは、車両用シート又は車体に固定された車椅子に着座した乗員から見た前後左右上下の方向を示すものとし、また各図に適宜示す矢印UPは上方向、矢印RHは右方向、矢印LHは左方向をそれぞれ示すものとする。また、矢印RH及び矢印LHは、車両の幅方向と一致している。
図1に示されるように、本実施形態のウェビングガイド装置10は、車室内12において車椅子14に着座した乗員Pに装着されるウェビングとしてのショルダウェビング16をガイドするために用いられるものである。以下、先ず車椅子14に着座した乗員Pに装着されるラップウェビング18及びショルダウェビング16について説明し、次いで本実施形態の要部であるウェビングガイド装置10について説明する。
(ラップウェビング18)
ラップウェビング18は長尺帯状に形成されており、このラップウェビング18は車室内12の左下方側に固定された第1ウェビング巻取装置20に巻取られている。なお、第1ウェビング巻取装置20はラップウェビング18を巻取方向に付勢しており、また第1ウェビング巻取装置20は、車両の緊急時にラップウェビング18の引出をロックするようになっている。また、ラップウェビング18の一端部には、車室内12の右下方側に固定された第1バックル装置22に係合される第1タング24が固定されている。そして、ラップウェビング18が第1ウェビング巻取装置20から引出されて、第1タング24が第1バックル装置22に係合されることで、ラップウェビング18が車椅子14に着座した乗員Pの腰部P1に装着されるようになっている。なお、車椅子14は、図示しない固定手段によって車体に固定されている。
(ショルダウェビング16)
ショルダウェビング16は、ラップウェビング18と同様に長尺帯状に形成されており、このショルダウェビング16は車室内12の左側部に固定された第2ウェビング巻取装置26に巻取られていると共に車室内12の左上部に固定された第1ウェビングガイド部28に挿通されている。なお、第1ウェビングガイド部28は、所定の剛性が確保された車体のピラー等に固定されている。また、第2ウェビング巻取装置26はショルダウェビング16を巻取方向に付勢しており、また第2ウェビング巻取装置26は、車両の緊急時にショルダウェビング16の引出をロックするようになっている。さらに、ショルダウェビング16の一端部には、車室内12の右下方側に固定されていると共に第1バックル装置22の車幅方向外側に配置された第2バックル装置30に係合される第2タング32が固定されている。そして、ショルダウェビング16が第2ウェビング巻取装置26から引出されて、第2タング32が第2バックル装置30に係合されることで、ショルダウェビング16が車椅子14に着座した乗員Pの上体P2に装着されるようになっている。
(ウェビングガイド装置10)
図2に示されるように、ウェビングガイド装置10は、前述した第1ウェビングガイド部28と、ショルダウェビング16が係合されることで、当該ショルダウェビング16をガイドする第2ウェビングガイド部34と、第2ウェビングガイド部34と車体側とを連結する連結部としてのゴム紐36と、第2ウェビングガイド部34が着脱可能に係合される被係合部としての被係合凹部92を有すると共に車室内12に固定されたホルダ部38と、を含んで構成されている。
図3(A)〜(D)に示されるように、第2ウェビングガイド部34は、樹脂材料を用いて略矩形ブロック状に形成されている。この第2ウェビングガイド部34は、ショルダウェビング16の幅寸法に対応する長さLに設定された基部40と、基部40の一方側及び他方側の端部にそれぞれ設けられた第1抜止部42及び第2抜止部44と、を備えている。
図4に示されるように、基部40は、ショルダウェビング16をガイドする面(以下「ガイド面40A」という)が緩やかに湾曲されていると共にガイド面40Aとは反対側に窪み部46が形成されたC字状断面に形成されている。
第1抜止部42は、基部40の一方側の端部におけるガイド面40Aに沿って伸びる第1係止爪部48を備えており、この第1係止爪部48は、側面視で後述する第2係止爪部54側に向かうにつれて次第に窄まるように形成されている。また、第1係止爪部48のガイド面40A側の面は、ショルダウェビング16(図2参照)の幅方向一方側の端部が当接することによって当該ショルダウェビング16が第2ウェビングガイド部34から外れることを抑制する第1規制面48Aとされている。また、第1抜止部42における第1係止爪部48とは反対側に設けられた傾斜面50には、三角形状の第1係合印52が形成されている。
第2抜止部44は、基部40の他方側の端部におけるガイド面40Aに沿って伸びる第2係止爪部54を備えており、この第2係止爪部54は側面視で略矩形状に形成されている。また、第2係止爪部54のガイド面40A側の面は、ショルダウェビング16(図2参照)の幅方向他方側の端部が当接することによって当該ショルダウェビング16が第2ウェビングガイド部34から外れることを抑制する第2規制面54Aとされている。そして、ショルダウェビング16の一部が第1係止爪部48と第2係止爪部54との間から基部40側に挿入されて、当該ショルダウェビング16の幅方向一方側の端部及び他方側の端部がそれぞれガイド面40Aと第1規制面48Aとの間及びガイド面40Aと第2規制面54Aとの間に配置されることで、ショルダウェビング16が第2ウェビングガイド部34にガイドされるようになっている。また、第2係止爪部54には、第2規制面54Aとは反対側が開放されていると共に後述する第1かしめ部材66(図5参照)が係止される係止凹部56が形成されている。さらに、第2係止爪部54における第1係止爪部48側の端面58には、係止凹部56に連通されていると共にゴム紐36(図2参照)が挿通される第1ゴム紐挿通孔60が形成されている。
また、第1抜止部42及び第2抜止部44の両側部には、後述するホルダ部38に設けられた第1保持爪98及び第2保持爪100(図6参照)がそれぞれ係合する第1被保持凹部62及び第2被保持凹部64が形成されている。
図5に示されるように、ゴム紐36は、長尺状に形成された複数の糸ゴムが側糸で包まれることによってその長手方向に伸縮可能に構成されており、このゴム紐36は所定の長さに裁断されている。そして、ゴム紐36が第2ウェビングガイド部34に形成された第1ゴム紐挿通孔60に第2係止爪部54における第1係止爪部48側の端面58側から挿通されて、当該ゴム紐36の一方側の端部に第1かしめ部材66が固定されることで、第2ウェビングガイド部34がゴム紐36の一方側の端部に固定されている。また、ゴム紐36の他方側の端部には、当該ゴム紐36の他方側の端部がU字状に折返されて第2かしめ部材68がかしめられることによって形成された環状部70が設けられている。
図6(A)〜(D)に示されるように、ホルダ部38は、樹脂材料が金型の内部に射出されて冷却されることによって形成されている。また、ホルダ部38は、車室内12(図2参照)の天井に固定される固定部72と、第2ウェビングガイド部34が着脱可能に係合される被係合凹部92を有するホルダ本体部74と、を含んで構成されており、この固定部72とホルダ本体部74とは一体に形成されている。
固定部72は、平面視で略矩形板状に形成されており、この固定部72は、ホルダ本体部74との境目76がインテグラルヒンジとされることによりホルダ本体部74に対して傾動可能とされている。また、固定部72におけるホルダ本体部74側の部位には、側面視で略L字状に形成されていると共に車室内12の天井に形成された図示しない被係合孔の縁部に係止されるL字爪部78が立設されている。固定部72におけるホルダ本体部74とは反対側の部位には、車室内12の天井に形成された矩形状の固定孔108(図8参照)に挿入されると共に当該固定孔108の縁部に係止される一対の固定爪部80が立設されている。一対の固定爪部80の先端側には、固定孔108の縁部に引掛かることで、固定爪部80が固定孔108から抜出すことを抑制する引掛部82が形成されている。また、一対の固定爪部80の基端側は、ゴム紐36の環状部70(図5参照)が係止されるゴム紐係止部84とされている。そして、ゴム紐36の環状部70がゴム紐係止部84に係止されることで、ゴム紐36の他方側の端部がホルダ部38に固定されるようになっている。
また、固定部72における一対の固定爪部80の間には、後述するタッピングネジ110(図8参照)が螺入されるタッピングネジ螺入孔86が形成されている。また、固定部72においてタッピングネジ螺入孔86が形成された部位のホルダ本体部74側には、ゴム紐36が挿通される長孔状の第2ゴム紐挿通孔88が形成されている。また、固定部72におけるホルダ本体部74とは反対側の端部は、後述するホルダ本体部74に設けられた傾動規制爪107が係止されることで固定部72の傾動を規制する傾動規制爪係止部90とされている。
ホルダ本体部74は、平面視で矩形状に形成されており、このホルダ本体部74には、車室内12側及び長手方向の一端側が開放された被係合凹部92が形成されている。この被係合凹部92は、当該被係合凹部92の深さ方向の端部を形成する底壁94と、底壁94の短手方向の両端部からそれぞれ屈曲して延びる一対の側壁96と、を有して構成されている。また、被係合凹部92の一対の側壁96には、互いに対向して配置されていると共に第2ウェビングガイド部34に形成された第1被保持凹部62及び第2被保持凹部64にそれぞれ係合する一対の第1保持爪98及び一対の第2保持爪100が形成されている。さらに、一対の第1保持爪98及び一対の第2保持爪100の周縁が肉抜きされていることにより、一対の第1保持爪98及び一対の第2保持爪100が互いに近接及び離間する方向へ弾性変形することが可能となっている。
また、被係合凹部92の底壁94には、後述するタッピングネジ110が挿通されるタッピングネジ挿通孔102が形成されていると共にゴム紐36が挿通される第3ゴム紐挿通孔104が形成されている。さらに、ホルダ本体部74における車室内側の面には、三角形状の第2係合印106が形成されている。
また、ホルダ本体部74の被係合凹部92が形成された側とは反対側には、傾動規制爪107が設けられている。この傾動規制爪107は、ホルダ本体部74において固定部72が繋がれた側とは反対側の端部に配置されている。
図7に示されるように、以上説明したウェビングガイド装置10は、一方側の端部に第2ウェビングガイド部34が固定されたゴム紐36の他方側の端部(環状部70が形成された側の端部)が、ホルダ部38の第3ゴム紐挿通孔104(図6参照)及び第2ゴム紐挿通孔88に挿通されて、ゴム紐36の環状部70が、ゴム紐係止部84に係止されることで組立てられる。また、図8に示されるように、ホルダ部38は、当該ホルダ部38のL字爪部78(図6参照)が車室内12の天井に形成された図示しない被係合孔の縁部に係止されると共に当該ホルダ部38の固定爪部80が車室内12の天井に形成された矩形状の固定孔108に挿入されて、タッピングネジ110がタッピングネジ螺入孔86に螺入されることで、車室内12の天井に固定されている。また、図1に示されるように、ホルダ部38は、車室内12の天井の車幅方向の中間部における第1ウェビングガイド部28よりも車幅方向の中央部側の位置に固定されている。
(本実施形態の作用並びに効果)
次に、本実施形態の作用並びに効果について説明する。
図1及び図2に示されるように、本実施形態のウェビングガイド装置10によれば、第2ウェビングガイド部34をホルダ部38の被係合凹部92から外して、ショルダウェビング16を第2ウェビングガイド部34に係合させることで、当該ショルダウェビング16がガイドされる。すなわち、第1ウェビングガイド部28から乗員Pまでのショルダウェビング16の経路が変更される。これにより、車椅子14に着座した乗員Pの肩P3とショルダウェビング16とを車両前後方向にオーバーラップさせた状態で、当該ショルダウェビング16を車椅子14に着座した乗員Pに装着させることができる。
また、本実施形態では、第2ウェビングガイド部34を第1ウェビングガイド部28と乗員Pとの間に設けることにより、第1ウェビングガイド部28と乗員Pとの間でショルダウェビング16に捻じれが生じることを抑制することができる。これにより、ショルダウェビング16の第2ウェビング巻取装置26からの引出し、及びショルダウェビング16の第2ウェビング巻取装置26への格納をスムーズに行うことができ、ひいては、ショルダウェビング16の装着等をスムーズに行うことができる。
また、本実施形態では、車両が衝突等することによって、乗員Pからショルダウェビング16に入力される荷重は、車体のピラー等に固定された第1ウェビングガイド部28によって受け止められる。これにより、第2ウェビングガイド部34及びゴム紐36が受ける荷重を小さくすることができる。
また、図9において二点鎖線で示されるように、ウェビングガイド装置10を使用しない場合においては、第2ウェビングガイド部34をホルダ部38の被係合凹部92に係合させる。すなわち、ホルダ部38に形成された第1保持爪98及び第2保持爪100を第2ウェビングガイド部34に形成された第1被保持凹部62及び第2被保持凹部64にそれぞれに係合させる。これにより、第2ウェビングガイド部34がゴム紐36を介して車室内12にぶら下がることを防止することができる。その結果、本実施形態では、ウェビングガイド装置10を使用しない場合における車室内12の見栄えの悪化を抑制することができる。
なお、本実施形態では、第2ウェビングガイド部34に形成された第1係合印52(図3参照)とホルダ部38に形成された第2係合印106(図6参照)とを対応させることにより、第2ウェビングガイド部34をホルダ部38の被係合凹部92に係合させる際に、当該第2ウェビングガイド部34のホルダ部38に対する姿勢を容易に把握することができる。
また、本実施形態では、ホルダ部38を車室内12の天井に固定することで、第2ウェビングガイド部34と車体側とをゴム紐36を介して連結することができる。これにより、ホルダ部38が固定される部分及びゴム紐36の他端部が固定される部分を車室内12の天井にそれぞれ別々に設けた場合に比して、ウェビングガイド装置10の車室内12への取付作業を容易に行うことができる。
さらに、本実施形態では、ホルダ部38が車室内12の天井の車幅方向の中間部における第1ウェビングガイド部28よりも車幅方向の中央部側の位置に固定されている。そのため、車室内12の天井から吊下げられた第2ウェビングガイド部34にショルダウェビング16を係合させておくと共に第2タング32を第2ウェビングガイド部34に係止させておくことで、車椅子14に着座した乗員Pとショルダウェビング16及び第2タング32との距離を狭めることができる。これにより、車椅子14に着座した乗員Pはショルダウェビング16を容易に装着することができる。
また、本実施形態では、ゴム紐36がその長手方向に沿って伸縮可能に構成されていることにより、第2ウェビングガイド部34をショルダウェビング16の動きに追従させることができる。これにより、車両が揺れている際等におけるショルダウェビング16の装着感の悪化を抑制することができる。
なお、本実施形態では、伸縮可能なゴム紐36を用いて第2ウェビングガイド部34と車体側とを連結した例について説明したが、本発明はこれに限定されない。第2ウェビングガイド部34と車体側とを伸縮可能な部材を用いて連結するか否かについては、ショルダウェビング16の装着感等を考慮して適宜設定すればよい。
また、本実施形態では、ホルダ部38を車室内12の天井に固定した例について説明したが、本発明はこれに限定されない。ホルダ部38の車室内12への固定位置は、車椅子が固定される位置や座席の配置等を考慮して適宜設定すればよい。
さらに、本実施形態では、ゴム紐36の他端部をホルダ部38に固定した例について説明したが、本発明はこれに限定されない。例えば、ゴム紐36の他端部が固定される部位を車室内12の天井に設けることもできる。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は、上記に限定されるものでなく、その主旨を逸脱しない範囲内において上記以外にも種々変形して実施することが可能であることは勿論である。
10 ウェビングガイド装置
12 車室内
16 ショルダウェビング(ウェビング)
28 第1ウェビングガイド部
34 第2ウェビングガイド部
36 ゴム紐(連結部)
38 ホルダ部
92 被係合凹部(被係合部)
P 乗員

Claims (2)

  1. 車体に固定されていると共に、乗員に装着されるウェビングが挿通される第1ウェビングガイド部と、
    前記第1ウェビングガイド部と前記乗員との間に配置され、前記ウェビングが係合されることで、前記ウェビングをガイドする第2ウェビングガイド部と、
    前記第2ウェビングガイド部と車体側とを連結する連結部と、
    前記第2ウェビングガイド部が着脱可能に係合される被係合部を有すると共に車室内に固定されるホルダ部と、
    を備え、
    前記連結部の前記車体側の端部が、前記ホルダ部に固定されており、
    前記ホルダ部が、前記車室内の天井の車幅方向の中間部に固定されるウェビングガイド装置。
  2. 前記連結部が、その長手方向に沿って伸縮可能に構成されている請求項に記載のウェビングガイド装置。
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