JP2007308062A - 車両用シートベルト装置 - Google Patents

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秀治 歸山
Hiroyuki Matsuda
博之 松田
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ほづみ 尾関
Hiroyuki Miyoshi
洋之 三好
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Abstract

【課題】シートベルトの外観や機能を良好に維持しつつ、タング部が車室側壁と当接することに起因した異音の発生を防止する。
【解決手段】バックル部20とタング部18との係合が解除される不使用時に、ウェビング14がリトラクタ16によって巻き取られることにより、ウェビング14の中間部分およびこれに取り付けられたタング部18が車室側壁5側に引き寄せられるように構成された車両用シートベルト装置において、上記車室側壁5側に引き寄せられたタング部18を係脱自在に支持する支持部26を設ける。この支持部26は、上記タング部18の表裏向きを上記ウェビング14が捻られないような向きに維持したまま上記タング部18を支持し得るように構成されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、車両の衝突時に乗員をシートに拘束して保護する車両用シートベルト装置に関する。
近年、上記シートベルト装置としていわゆる三点式シートベルトが多く採用されている。この三点式シートベルトは、乗員用シートに着座した乗員の腰腹部および上胴部をベルト状のウェビングによって拘束するものであり、その拘束状態を維持するためのものとして、通常は、乗員用シートのシートクッション等に設置されたバックル部と係合するタング部が、上記ウェビングにスライド自在に取り付けられている。そして、シートベルトの不使用時に上記タング部とバックル部との係合が解除されると、車室の側壁側に設けられたリトラクタ(巻き取り装置)によって上記ウェビングの一端側が巻き取られ、上記ウェビングの中間部分が上記タング部とともに車室の側壁側に引き寄せられるようになっている(例えば下記特許文献1参照)。
特開2003−182515号公報
ところで、上記のような構成の三点式シートベルトでは、シートベルトの不使用時に上記タング部が車室の側壁近傍に引き寄せられるようになっているため、その状態で路面の影響等による車体の揺れが生じると、上記タング部が車室側壁に当接して異音が発生し、乗員が違和感を覚えるおそれがある。このような事態を防止するには、上記タング部を定位置に固定すればよいが、その場合でも、適正な姿勢で上記タング部を固定しないとウェビングが捩れてしまい、これに応じて例えばウェビングに折れ皺が発生してしまう。このような折れ皺は、外観を損なう要因になるだけでなく、シートベルト使用時にタング部とバックル部とを係合させる動作、すなわち、タング部をウェビングに沿ってスライド変位させながら車幅方向内側に引っ張る動作を阻害する要因にもなる。
本発明は、上記のような事情に鑑みてなされたものであり、シートベルトの不使用時に車室の側壁近傍に引き寄せられたタング部を適正に支持することにより、シートベルトの外観や機能を良好に維持しつつ、上記タング部が車室側壁と当接することに起因した異音の発生を効果的に防止することのできる車両用シートベルト装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するためのものとして、本発明の車両用シートベルト装置は、乗員用シートに着座した乗員を拘束するためのベルト状のウェビングと、上記乗員用シートもしくはその周辺に設置されたバックル部と、該バックル部と係合可能で、上記ウェビングの中間部分にスライド自在に取り付けられたタング部と、車室の側壁側に設けられ、上記タング部とバックル部との係合が解除される不使用時に上記ウェビングを巻き取るリトラクタと、該リトラクタによって上記ウェビングが巻き取られるのに応じて車室の側壁側に引き寄せられたタング部を係脱自在に支持する支持部とを備え、上記支持部が、上記タング部の表裏向きを上記ウェビングが捻られないような向きに維持したまま上記タング部を支持し得るように構成されていることを特徴とするものである(請求項1)。
本発明によれば、シートベルトの不使用時に、乗員拘束用のベルト状のウェビングがリトラクタによって巻き取られることにより、上記ウェビングの中間部分およびこれに取り付けられたタング部が車室の側壁側に引き寄せられるように構成された車両用シートベルト装置において、上記側壁側に引き寄せられたタング部を係脱自在に支持する支持部を設けたため、路面の影響等によって車体が揺れるような状況下でもタング部を安定して支持することができ、当該タング部が車室の側壁と当接して異音が発生する事態を効果的に防止することができる。しかも、ウェビングを捻らない状態で上記支持部にタング部を支持させることができるため、ウェビングに折れ皺等の不具合が生じる事態を有効に回避してウェビングの外観や機能を良好に維持できるという利点がある。
上記支持部は、上記タング部の一部が嵌合される被嵌合部を有することが好ましい(請求項2)。
このようにすれば、被嵌合部にタング部の一部を嵌合させるだけで容易にタング部を支持させることができる。
またこの場合、上記支持部は、上記タング部を内部に収容し得るように車室側壁に形成された凹部と、この凹部の一部を覆うように形成された押さえ部とを有し、上記凹部の底面部と上記押さえ部との間によって上記被嵌合部が形成されていることが好ましい(請求項3)。
このように、上記支持部の構成要素として、タング部を収容するための凹部を車室側壁に形成した場合には、タング部の存在によって車室内空間が狭められることを有効に回避でき、車室内の居住性をより快適に維持できるという利点がある。また、上記凹部の一部を覆う押さえ部を形成することにより、この押さえ部と上記凹部の底面部との間の隙間部分によって上記被嵌合部を容易に形成することができる。
上記タング部は、上記バックル部と係合するタングプレートと、上記ウェビングが挿通される挿通孔が形成されたハウジングとを備え、上記タングプレートが上記ハウジングの下側に位置する状態で上記支持部に支持されるように構成されていることが好ましい(請求項4)。
このようにすれば、バックル部と係合するためにそれ相応の強度が要求され、そのために重量が相対的に重たくなるタングプレート(通常は金属製材料からなる)を、軽量なハウジング(通常は樹脂製材料からなる)よりも下側にした安定した姿勢で、タング部を支持させることができるという利点がある。
上記支持部は、上記タングプレートと車室側壁との間にウェビングを介在させた状態で上記タング部を支持するように構成されていることが好ましい(請求項5)。
このように、タングプレートと車室側壁との間にウェビングを介在させるようにした場合には、比較的大きな車体の揺れ等に起因して上記支持部に支持されたタング部が揺動するような状況下でも、上記タングプレートが車室側壁に直に当接して異音が発生してしまう事態を有効に回避することができる。
以上説明したように、本発明によれば、シートベルトの不使用時に車室の側壁近傍に引き寄せられたタング部を適正に支持することにより、シートベルトの外観や機能を良好に維持しつつ、上記タング部が車室側壁と当接することに起因した異音の発生を効果的に防止することのできる車両用シートベルト装置を提供することができる。
図1は、本発明の一実施形態にかかる車両用シートベルト装置の全体構成を示している。本図に示す車両用シートベルト装置は、乗員用シート12に着座した乗員Aの腰部および上胴部を拘束するためのベルト状のウェビング14と、車室側壁5の裏側に設けられ、上記ウェビング14の一端側を巻き取り可能に支持するリトラクタ16と、上記ウェビング14の他端側を上記車室側壁5の下端部に固定するためのロアアンカ22と、上記乗員用シート12のシートクッション12aの車幅方向内方側に設置されたバックル部20と、このバックル部20と係合可能で、上記ウェビング14の中間部分にスライド自在に取り付けられたタング部18とを備えている。
上記ウェビング14は、連続したベルト状の可撓体からなり、上記リトラクタ16から車室側壁5の裏側を通って上方に導出された後に、当該車室側壁5の上方部に形成されたスリット部24で折り返されて車室内に導出されるようになっている。具体的に、上記スリット部24の設置部には、ウェビング14が挿通されるスリット状の挿通孔が形成されており、この挿通孔の下側周縁部を支点として上記ウェビング14が上下に折り返されるようになっている。
このように構成された車両用シートベルト装置は、上記タング部18がバックル部20と係合することでウェビング14による乗員Aの拘束状態が維持される使用状態(図1では実線で示している)と、上記タング部18の係合が解除されるとともにウェビング14がリトラクタ16によって巻き取られることにより、ウェビング14の中間部分(乗員Aの身体を拘束している部分)が車室側壁5側に引き寄せられて略上下方向に沿うように配される非使用状態(図1では想像線で示している)との間で変位可能に構成されている。
上記車室側壁5におけるスリット部24とロアアンカ22との間には、上記非使用状態において車室側壁5側に引き寄せられたタング部18を支持する支持部26が設けられている。
図2は、上記支持部26およびこれに支持されたタング部18の正面図を示している。この図2を用いてまずタング部18の具体的構造について説明すると、当該タング部18は、上記バックル部20(図1)と係合するための係合孔32aを有するタングプレート32と、ウェビング14が挿通される挿通孔30aを有するハウジング30とから構成されている。上記タングプレート32は、バックル部20と直接係合する部材であってそれ相応の強度が要求されることから、金属製材料によって構成されている。一方、ハウジング30については、上記のような強度が必要とされない上に、ウェビング14とスムーズに摺動することが望まれるため、このハウジング30は樹脂製材料によって構成されている。そして、このように構成されたタング部18は、タングプレート32が下側、ハウジング30が上側になる姿勢で、上記支持部26に支持されるようになっている。
上記支持部26は、上記図2および、そのIII−III線およびIV−IV線に沿った断面図である図3,図4に示すように、タング部18を内部に収容し得るように車室側壁5に形成された凹部36と、その左右両側辺部から対面方向に突出して当該凹部36の一部を覆うように設置された一対の押さえ部28,28とから構成されており、上記凹部36の底面部と上記押さえ部28との間にタング部18のハウジング30の一部が嵌合されて支持されるようになっている。具体的には、図3に示すように、上記凹部36の底面部のうち上記押さえ部28の設置部に対応する部分に、周囲よりも隆起した隆起部37が形成され、この隆起部37と上記押さえ部28との間の離間距離が、上記タング部18のハウジング30の厚みと略同一寸法に設定されることにより、これら隆起部37と押さえ部28との間に上記ハウジング30の下側両角部が嵌合されるようになっている。すなわち、タング部18のハウジング30の一部が嵌合される被嵌合部が、上記隆起部37と押さえ部28との間に形成された隙間部分によって構成されている。一方、上記隆起部37が設置されていない部分における凹部36の底面部とタング部18との間には隙間が形成されるようになっており(図4参照)、ハウジング30の挿通孔30aを通じてタング部18の裏側に廻ったウェビング14がこの隙間を通って下方に導出されるようになっている。
上記一対の押さえ部28,28の間の離間距離は、各押さえ部28,28によって上記タング部18のハウジング30の両角部が押さえられるように、ハウジング30の幅寸法より狭く設定されている。ただし、上記離間距離は、凹部36内にタング部18が収容される際に、その裏側に配されたウェビング14が上記押さえ部28,28の間を通って凹部36内に収容され得るように、ウェビング14の幅寸法と略同一寸法に設定されている。なお、ウェビング14が可撓性を有することから、上記押さえ部28,28の間の離間距離がウェビング14より多少狭くても、当該押さえ部28,28の間を通じて上記ウェビング14を凹部36内に問題なく収容できるようになっている。
以上のように構成された支持部26にタング部18を支持させる作業は、まずタング部18を凹部36内の上方寄りに収容した後、これを下方に落とし込むようにすれば行うことができる。これにより、ハウジング30の下側両角部が上記隆起部37と押さえ部28との間(被嵌合部)に嵌挿されて支持される。このとき、ウェビング14が上記一対の押さえ部28,28の間を通って凹部36内に収容可能となっていることから、乗員は、ハウジング30より下方側のウェビング14がタング部18の裏側(凹部36の底面側)に位置するようにタング部18の表裏向きを維持したまま、すなわち図2に示すように、ウェビング14が捻られないような向きにタング部18の表裏向きを維持したまま、タング部18を支持部26に支持させることができる。
一方、上記のようにして支持部26に支持されたタング部18を取り外すには、まず、図5に示すように、タング部18のタングプレート32下端部と凹部36の下辺部との間に指先を挿入し、その指で上記タングプレート32を下から支持しながら上方に押動することにより、上記隆起部37と押さえ部28との間に嵌合されていたハウジング30を所定距離上方に押し上げてその嵌合状態を解除する。このとき、図7に示すように、ハウジング30の嵌合代Yが、タングプレート32の下端部と押さえ部28の下端部との間の距離Xよりも小さくなるように設定されていれば、乗員は、タングプレート32を指で押し上げるだけで容易に上記ハウジング30の嵌合状態を解除することができる。
そして、この状態からタング部18がさらに上方に押し上げられると、図6に示すように、凹部36の上端部に形成された傾斜部38に沿ってハウジング30の上端部が車幅方向内側の斜め上方に変位し、これに応じてハウジング30が凹部36の外側に出てくるようになっている。すなわち、図7に示すように、ハウジング30の上端部と凹部36の上辺部との間の距離Zが、上記距離Xよりも小さいか略等しい寸法に設定されていることにより、乗員は、タングプレート32の下端部を押さえ部28の下端部と略同一高さまで押し上げれば、図6に示したようにハウジング30を凹部36の外側に変位させることができ、このハウジング30を把持して容易にタング部18の取り出し動作を行うことができる。
以上説明したように、上記実施形態によれば、シートベルトの不使用時に車室側壁5側に引き寄せられたタング部18を係脱自在に支持する支持部26を設けたため、路面の影響等によって車体が揺れるような状況下でもタング部18を安定して支持することができ、当該タング部18が車室側壁5と当接して異音が発生する事態を効果的に防止できるという利点がある。
具体的に、上記実施形態では、タング部18を収容可能な凹部36を車室側壁5に設けるとともに、この凹部36を部分的に覆うようにその左右両側辺部に一対の押さえ部28,28を設けたことにより、当該押さえ部28とこれに対応する凹部36の底面部(すなわち隆起部37)との間にタング部18のハウジング30の下側両角部を嵌合させるという簡単な構成で、上記タング部18を安定して支持することができ、それによってタング部18と車室側壁5との当接による異音の発生を効果的に防止することができる。しかも、凹部36内に収容した状態でタング部18が支持されるようになっているため、タング部18の存在によって車室内空間が狭められることを有効に回避でき、車室内の居住性をより快適に維持できるという利点がある。
また、上記実施形態では、ハウジング30の車内側面を押さえるための上記押さえ部28,28を互いに離間した状態で設け、これら一対の押さえ部28,28の間を通じてウェビング14の一部を凹部36内に収容可能に構成したため、ウェビング14が捻られないような向きにタング部18の表裏向きを維持したまま、タング部18を支持部26に支持させることができる。すなわち、例えば図8に示す支持部126のように、車室側壁50に形成された凹部136の底部にスリット52を形成し、タング部118のタングプレート132をこのスリット52に挿入することによってタング部118を支持するという構造を採ることも可能であるが(このような構造を採用した車は実際に販売されている)、このように構成した場合には、ハウジング130より下方側のウェビング114をタング部118よりも表側(車室内側)に位置させるようにタング部118を裏返すことにより、タングプレート132と凹部136との間にウェビング114を介在させないようにしてから、タング部118を支持部126に支持させる必要がある。このため、ウェビング114が図8のように捻られてしまい、これに応じてウェビング114に折れ皺が発生してしまう。これに対し、図2等に示した上記実施形態の支持部26では、ハウジング30より下方側のウェビング14がタング部18よりも裏側(凹部36の底面側)に位置するようにタング部18の表裏向きを維持したまま、タング部18を支持部26に支持させることができるため、タング部18を支持させる際にウェビング14を捻る必要がない。この結果、ウェビング14に折れ皺等の不具合が生じる事態を有効に回避することができ、ウェビング14の外観や機能を良好に維持することができる。
また、上記実施形態のように、金属製であるために重量が相対的に重たくなるタングプレート32を、樹脂製の軽量なハウジング30よりも下側に配置した状態で、タング部18を支持部26に支持させるようにした場合には、タング部18をより安定した姿勢で支持させることができるという利点がある。特に、上窄まりに形成された車室側壁5の上方部に支持部26が設けられている場合に、重量が相対的に重たいタングプレート32を、斜め上方に傾斜した車室側壁5に沿ってハウジング30よりも上側に配置してしまうと、タング部18の支持姿勢がより不安定になってしまうが、上記実施形態のようにタングプレート32を下側に配置した状態でタング部18を支持部26に支持させるようにした場合には、このような事態を有効に回避してタング部18を安定して支持することができる。
また、上記実施形態のように、タングプレート32と凹部36の底面部との間にウェビング14を介在させた状態でタング部18を支持部26に支持させた場合には、比較的大きな車体の揺れ等に起因して上記支持部26に支持されたタング部18が揺動するような状況下でも、上記タングプレート32が凹部36の底面部に直に当接して異音が発生してしまう事態を有効に回避することができる。
なお、以上説明したような車両用シートベルト装置は、本発明の一実施形態であって、装置の具体的な構成等は、本発明の要旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。また、上記実施形態では乗員用シート12の具体的な設置箇所について特に言及しなかったが、本発明の車両用シートベルト装置は前席シートや後席シートを問わずに採用可能である。
本発明の一実施形態にかかる車両用シートベルト装置の全体構成を示す概略図である。 車室側壁に形成された支持部に上記シートベルト装置のタング部が支持されている状態を示す図である。 図2のIII−III線に沿った断面図である。 図2のIV−IV線に沿った断面図である。 上記タング部を支持部から取り外す動作の前半部を説明するための図である。 上記タング部を支持部から取り外す動作の後半部を説明するための図である。 上記タング部が支持部に支持された状態における寸法関係を説明するための図である。 本発明とは別の態様の車両用シートベルト装置の一例を示す図である。
符号の説明
12 乗員用シート
14 ウェビング
16 リトラクタ
18 タング部
20 バックル部
26 支持部
28 押さえ部
30 ハウジング
32 タングプレート
36 凹部

Claims (5)

  1. 乗員用シートに着座した乗員を拘束するためのベルト状のウェビングと、
    上記乗員用シートもしくはその周辺に設置されたバックル部と、
    該バックル部と係合可能で、上記ウェビングの中間部分にスライド自在に取り付けられたタング部と、
    車室の側壁側に設けられ、上記タング部とバックル部との係合が解除される不使用時に上記ウェビングを巻き取るリトラクタと、
    該リトラクタによって上記ウェビングが巻き取られるのに応じて車室の側壁側に引き寄せられたタング部を係脱自在に支持する支持部とを備え、
    上記支持部が、上記タング部の表裏向きを上記ウェビングが捻られないような向きに維持したまま上記タング部を支持し得るように構成されていることを特徴とする車両用シートベルト装置。
  2. 請求項1記載の車両用シートベルト装置において、
    上記支持部は、上記タング部の一部が嵌合される被嵌合部を有することを特徴とする車両用シートベルト装置。
  3. 請求項2記載の車両用シートベルト装置において、
    上記支持部は、上記タング部を内部に収容し得るように車室側壁に形成された凹部と、この凹部の一部を覆うように形成された押さえ部とを有し、上記凹部の底面部と上記押さえ部との間によって上記被嵌合部が形成されていることを特徴とする車両用シートベルト装置。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載の車両用シートベルト装置において、
    上記タング部は、上記バックル部と係合するタングプレートと、上記ウェビングが挿通される挿通孔が形成されたハウジングとを備え、上記タングプレートが上記ハウジングの下側に位置する状態で上記支持部に支持されるように構成されていることを特徴とする車両用シートベルト装置。
  5. 請求項4記載の車両用シートベルト装置において、
    上記支持部は、上記タングプレートと車室側壁との間にウェビングを介在させた状態で上記タング部を支持するように構成されていることを特徴とする車両用シートベルト装置。
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