JP6472485B2 - 搬送装置及び搬送方法 - Google Patents

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Description

本発明は、搬送手段によってワークを搬送する搬送装置及び搬送手段によってワークを搬送する搬送方法に関する。
従来、おにぎりを保持し、保持したおにぎりを箱内に収容することにより、人手によらずにおにぎりを箱内に配置する装置が提案されている。そのような装置として、例えば、特許文献1に開示されたものがある。特許文献1では、おにぎりが所定位置に搬送されたところで、おにぎりが装置によって保持され、保持されたおにぎりを装置が箱内へ移動させている。
特開2011−251702号公報
しかしながら、おにぎり等のワークが保持される位置まで搬送される前に、何らかの理由によりワークが姿勢や位置を変えてしまう可能性がある。姿勢や位置が極端に大きく変わってしまった場合、装置がワークを保持できなくなる可能性がある。また、装置がワークを保持できない場合、ワークを箱内に配置することができなくなる可能性がある。
姿勢を変えてしまったワークが装置の保持部によって保持される位置に残されたままだと、次に搬送されてくるワークの邪魔になってしまい、次のワークを保持部によって保持される位置に搬送することができなくなってしまう可能性がある。また、次のワークを保持部によって保持される位置に搬送することができなくなると、装置が次のワークを保持できなくなるので、それ以降のワークを箱内に配置することができなくなる可能性がある。
そこで、本発明は上記の事情に鑑み、ワークが姿勢や位置を変えてしまった場合であっても、そのワークと干渉せずにその後に搬送されてくるワークの搬送を行うことができる搬送装置、箱詰め装置及び搬送方法を提供することを目的としている。
本発明の搬送装置は、鋭角に交差する2つの面を有する鋭角部を備えたワークを搬送させる搬送手段と、前記搬送手段によって搬送される前記ワークの搬送をガイドするように、前記ワークをガイドするガイド面が搬送方向に沿って延びるように設けられたガイド部と、前記ワークを押さえることにより前記ワークの搬送を止める押圧部を有し、前記ガイド面と前記押圧部との間のなす角度が前記ワークにおける前記鋭角部の角度以上の角度を有する鋭角となるように配置されたストッパと、前記ガイド面と前記押圧部とによって挟まれた領域の内部の検知位置で、前記ワークが存在しているか否かを検知する第1の検知手段と、前記ワークが前記検知位置に搬送されているタイミングで、前記検知位置に前記ワークが存在していないことが前記第1の検知手段によって検知されたときに、前記ワークの搬送に異常があると判断する第1の判断手段とを備えることを特徴とする。
上記構成の搬送装置では、第1の検知手段で検知を行う検知位置にワークが正常な位置、姿勢で搬送されていない場合には、そのことを検知することができるので、正常な位置、姿勢で搬送されていないワークを搬送手段による搬送経路から除去することができる。従って、正常な位置、姿勢で搬送されていないワークが搬送経路にそのまま留まり、次に搬送されてくるワークと干渉することを抑えることができ、連続的なワークの搬送を効率的に行うことができる。
また、前記搬送手段における前記検知位置よりも搬送方向の上流側のトリガー位置を前記ワークが通過したことを検知することが可能な通過検知手段を備え、前記タイミングは、前記通過検知手段によって前記トリガー位置を通過したことを検知してから、前記トリガー位置から前記検知位置までの前記ワークの搬送にかかる時間が経過したときの時間であってもよい。
通過検知手段によってワークがトリガー位置を通過したことを検知してから、トリガー位置から検知位置までのワークの搬送にかかる時間が経過したタイミングで、第1の検知手段が検知位置にワークが存在していないことを検知したときに、ワークの搬送に異常があると判断されるので、ワークが正常に搬送されているときにワークが確実に検知位置に到達しているタイミングで、検知位置にワークが存在しているか否かが検知される。従って、ワークの搬送が正常に行われているか否かを確実に検知することができる。
また、本発明の搬送装置は、鋭角に交差する2つの面を有する鋭角部を備えたワークを搬送させる搬送手段と、前記搬送手段によって搬送される前記ワークの搬送をガイドするように、前記ワークをガイドするガイド面が搬送方向に沿って延びるように設けられたガイド部と、前記ワークを押さえることにより前記ワークの搬送を止める押圧部を有し、前記ガイド面と前記押圧部との間のなす角度が前記ワークにおける前記鋭角部の角度以上の角度を有する鋭角となるように配置されたストッパと、前記ガイド面と前記押圧部とによって挟まれた領域の内部の検知位置で、前記ワークが存在しているか否かを検知する第1の検知手段と、前記第1の検知手段よりも上流側の滞留位置で前記ワークが滞留しているか否かを検知する第2の検知手段と、前記検知位置に前記ワークが存在していないことが前記第1の検知手段によって検知され、且つ、前記滞留位置に前記ワークが滞留していることが前記第2の検知手段によって検知されたときに、前記ワークの搬送に異常があると判断する第2の判断手段とを備えることを特徴とする。
上記構成の搬送装置では、第2の検知手段で検知を行う滞留位置までワークが滞留している場合には、そのことを検知することができるので、搬送手段による搬送経路で滞留したワークを搬送経路から除去することができる。従って、搬送経路で滞留したワークが搬送経路にそのまま留まり、次に搬送されてくるワークと干渉することを抑えることができ、連続的なワークの搬送を効率的に行うことができる。
また、前記滞留位置は、前記検知位置よりも、少なくとも、前記ワークにおける前記搬送方向に沿う長さ分上流側に位置していてもよい。
滞留位置は、検知位置よりもワークにおける搬送方向に沿う長さ分上流側に位置しているので、ワークに滞留が生じたときにそのことを確実に検知することができる。
また、前記ワークは、前記鋭角部を3つ備えた三角柱の形状を有していてもよい。
ワークが三角柱の形状を有しているので、ワークがガイド面と押圧部とによって挟まれた領域に入り込み易く、検知位置における、第1の検知手段によるワークが存在しているか否かの検知を確実に行うことができる。
また、前記押圧部が前記ワークの搬送を止める停止位置から、前記押圧部が前記ワークの搬送を止めない搬送位置へ前記ストッパを移動させるストッパ移動手段を備えていてもよい。
ストッパ移動手段によってストッパがワークの搬送を止める停止位置からワークの搬送を止めない搬送位置へ移動するので、ワークの搬送に異常があると判断されたときに、そのワークを搬送経路の下流側へ搬送し、次に搬送されてくるワークと干渉することを抑えることができる。
また、前記ワークの搬送に異常があると判断されたときには、前記ワークが、前記搬送手段による搬送経路から退避した退避部に配置されてもよい。
ワークの搬送に異常があると判断されたときに、ワークが搬送手段による搬送経路から退避した退避部に配置されるので、ワークが搬送経路にそのまま留まらず、次に搬送されてくるワークと干渉することを抑えることができる。
また、本発明の搬送方法は、鋭角に交差する2つの面を有する鋭角部を備えたワークを搬送させる搬送手段と、前記搬送手段によって搬送される前記ワークの搬送をガイドするように、前記ワークをガイドするガイド面が搬送方向に沿って延びるように設けられたガイド部と、前記ワークを押さえることにより前記ワークの搬送を止める押圧部を有し、前記ガイド面と前記押圧部との間のなす角度が前記ワークにおける前記鋭角部の角度以上の角度を有する鋭角となるように配置されたストッパとを備えた搬送装置を用いて前記ワークの搬送を行う搬送方法であって、搬送方法は、前記ガイド面と前記押圧部とによって挟まれた領域の内部の検知位置で、前記ワークが存在しているか否かを検知する第1の検知工程と、前記第1の検知工程において、前記ワークが前記検知位置に搬送されているタイミングで、前記検知位置に前記ワークが存在していないことが検知されたときに、前記ワークの搬送に異常があると判断する第1の判断工程とを備えることを特徴とする。
上記構成の搬送方法では、検知位置でワークの位置、姿勢に異常がある場合には、第1の判断工程で、ワークの搬送に異常があると判断されるので、その場合には正常な位置、姿勢で搬送されていないワークを搬送手段による搬送経路から除去することができる。従って、正常な位置、姿勢で搬送されていないワークが搬送経路にそのまま留まり、次に搬送されてくるワークと干渉することを抑えることができ、連続的なワークの搬送を効率的に行うことができる。
また、本発明の搬送方法は、鋭角に交差する2つの面を有する鋭角部を備えたワークを搬送させる搬送手段と、前記搬送手段によって搬送される前記ワークの搬送をガイドするように、前記ワークをガイドするガイド面が搬送方向に沿って延びるように設けられたガイド部と、前記ワークを押さえることにより前記ワークの搬送を止める押圧部を有し、前記ガイド面と前記押圧部との間のなす角度が前記ワークにおける前記鋭角部の角度以上の角度を有する鋭角となるように配置されたストッパとを備えた搬送装置を用いて前記ワークの搬送を行う搬送方法であって、搬送方法は、前記ガイド面と前記押圧部とによって挟まれた領域の内部の検知位置で、前記ワークが存在しているか否かを検知する第1の検知工程と、前記検知位置よりも上流側の滞留位置で前記ワークが滞留しているか否かを検知する第2の検知工程と、前記第1の検知工程において、前記検知位置に前記ワークが存在していないことが検知され、且つ、前記第2の検知工程において、前記滞留位置に前記ワークが滞留していることが検知されたときに、前記ワークの搬送に異常があると判断する第2の判断工程とを備えることを特徴とする。
上記構成の搬送方法では、滞留位置までワークが滞留している場合には、第2の判断工程で、ワークの搬送に異常があると判断されるので、搬送手段による搬送経路で滞留したワークを搬送経路から除去することができる。従って、搬送経路で滞留したワークが搬送経路にそのまま留まり、次に搬送されてくるワークと干渉することを抑えることができ、連続的なワークの搬送を効率的に行うことができる。
本発明によれば、ワークの搬送の際に姿勢や位置に異常が生じたときに、そのことを検知することができる。従って、異常の生じたワークを搬送経路から除去することができ、次に搬送されてくるワークの搬送を確実に行うことができる。これにより、連続的なワークの搬送を確実に行うことができる。
本発明の第1実施形態に係る箱詰め装置の平面図である。 図1の箱詰め装置における、搬送装置の斜視図である。 図1の箱詰め装置における、箱詰め装置本体部の正面図である。 (a)は図3の箱詰め装置本体部のハンド部として構成される吸着ヘッドの正面図であり、(b)は吸着ヘッドの側面図である。 (a)は図3の箱詰め装置本体部のハンド部として構成される狭持ユニットの正面図であり、(b)は狭持ユニットの側面図である。 図1の箱詰め装置の制御系統の構成について示したブロック図である。 図1の箱詰め装置において、吸着ヘッドがワークの吸着を行っている状態の箱詰め装置の斜視図である。 図1の箱詰め装置において、吸引口の取り付けられた吸着ヘッドの先端部を回動させ、ワークが姿勢を変えて台上に配置されている状態の箱詰め装置の斜視図である。 図1の箱詰め装置において、4つのワークが姿勢を変えて台上に配置されている状態の箱詰め装置の斜視図である。 図1の箱詰め装置において、台上に配置された4つのワークがまとめて狭持ユニットによって狭持され、狭持ユニットが箱に向かう方向へ移動している状態の箱詰め装置の斜視図である。 図2の搬送装置において、ワークが正常な位置、姿勢で保持位置に搬送されている状態について示した平面図である。 図2の搬送装置において、ワークが正常な位置、姿勢で保持位置に搬送されている状態について示した側面図である。 図2の搬送装置において、ワークの姿勢に異常がある場合にワークが保持位置に搬送されている状態について示した平面図である。 図2の搬送装置において、ワークの姿勢に異常があった場合に、ストッパを移動させてワークを退避位置に退避させている状態について示した平面図である。 図2の搬送装置において、ワークの搬送の際にワークの姿勢が不安定であっても、ワークがストッパとガイド部との間に挟まれた領域に収まる構成について説明するための説明図である。 図1の箱詰め装置によってワークの箱詰めが行われる際のフローについて示したフローチャートである。 本発明の第2実施形態に係る箱詰め装置において、搬送装置でワークの滞留が生じている状態について示した搬送装置の平面図である。 図16の搬送装置において、複数のワークによって滞留が生じた場合に、ストッパを移動させて複数のワークを退避位置に退避させている状態について示した平面図である。 第2実施形態に係る箱詰め装置によってワークの箱詰めが行われる際のフローについて示したフローチャートである。 他の実施形態における、先端側センサ、滞留センサについての例について示した平面図である。
(第1実施形態)
以下、本発明の実施形態に係る箱詰め装置について、添付図面を参照して説明する。
図1は、本発明の実施形態に係る箱詰め装置の構成を示す図である。図1に示されるように、箱詰め装置10は、ワーク40の搬送及び箱41への箱詰めを行っている。
本実施形態では、ワーク40は、三角柱の形状を有するおにぎりである。なお、ワーク40は、おにぎりでなくてもよく、三角柱の形状を有するサンドイッチ等の食品が適用されてもよい。また、ワーク40は食品でなくてもよく、ワーク40は三角柱の形状を備えた他の物であってもよい。また、ワーク40は、三角柱の形状を備えてなくてもよく、鋭角に交差する2つの面を有する部分(鋭角部)を備え、後述するように、ガイド部とストッパとによって鋭角に形成された部分に当接させることができるのであれば、他の形状であってもよい。
箱詰め装置10は、箱詰め装置本体部11と、箱詰め装置本体部11によってワーク40が保持される保持位置までワーク40を搬送する搬送装置50と、箱詰め装置本体部11によって保持されたワーク40が一旦載置される作業台70と、ワーク40を収容し支持台80によって支持された箱41とを備えている。
搬送装置50は、ベルトコンベア(搬送手段)51と、ガイド部52と、ストッパ53と、退避部54と、先端側センサ(第1の検知手段)55と、滞留センサ(第2の検知手段)56とを備えている。
ベルトコンベア51は、ワーク40が保持位置51aに到達するまで、一方向に沿ってワーク40を搬送させる。ワーク40がベルトコンベア51によって搬送されることにより、ワーク40が保持位置51aに到達すると、箱詰め装置本体部11がワーク40を保持し、箱41の内部にワーク40を移動させる。
ガイド部52は、ベルトコンベア51上を搬送されるワーク40の搬送をガイドするように、ベルトコンベア51による搬送方向に沿って延びている。また、ガイド部52は、ベルトコンベア51の搬送経路上に取り付けられている。ベルトコンベア51が駆動されてワーク40が移動してもガイド部52は移動しないように、ガイド部52は、ベルトコンベア51の外側のフレームに固定的に取り付けられている。従って、ガイド部52は、静止した状態が維持される。
ストッパ53は、ベルトコンベア51上で搬送されるワーク40を押さえることによってワーク40の搬送を止めるように構成されている。ストッパ53は、ワーク40と当接してワーク40を押さえる部分である押圧部53aを有している。ストッパ53は、ベルトコンベア51の駆動によるワーク40の搬送方向に交差する方向に押圧部53aが延びるように配置されている。ワーク40が、搬送方向に交差する方向に延びる押圧部53aと当接することにより、ワーク40の搬送を止めることができる。
ストッパ53は、ベルトコンベア51による搬送方向に対し傾くように配置されている。従って、ストッパ53の押圧部53aが、ベルトコンベア51による搬送方向に沿って延びるガイド面52aに対し傾いて配置されている。そのため、ストッパ53は、ガイド部52のガイド面52aとストッパ53の押圧部53aとの間のなす角度が、鋭角となるように配置されている。特に、ワーク40が押圧部53aとガイド面52aとによって挟まれた領域に入り込むことが可能なように、ガイド面52aとストッパ53の押圧部53aとの間のなす角度が、ワーク40における鋭角部の角度以上の角度を有する鋭角となるように配置されている。
ストッパ53は、回転軸53b及びモータ53cを有している。モータ53cによって回転軸53bが回転駆動され、回転軸53bを中心に、ストッパ53の押圧部53aの形成された部分が回転可能に構成されている。このように、ストッパ53は、回転軸53bの回転駆動を制御することによって回転軸53bを中心とした押圧部53aの形成された部分の回転駆動が制御される。
退避部54は、ワーク40の搬送に異常があると判断された場合に、ワーク40を内部に導いてワーク40を搬送経路から退避させる。姿勢、位置に異常があると判断されたワーク40が一旦退避部54の内部に貯留され、その後ワーク40が退避部54から取り出される。
作業台70は、一旦ワーク40を配置するためのスペースとして設けられている。作業台70は、平面視で略正方形であり、ベルトコンベア51の保持位置51aに近接した位置に取り付けられている。作業台70の上の所定の位置には平面視で矩形状のシート71が配置されている。シート71は、上面でワーク40を保持できるように形成されている。ベルトコンベア51の保持位置51aに到達したワーク40が箱詰め装置本体部11によって保持されて、作業台70上におけるシート71の上面に配置される。これにより、ワーク40が、作業台70上におけるシート71の上面で保持される。
箱41は、支持台80によって支持されている。箱41は、内部にワーク40を収容することが可能に構成されている。作業台70のシート71の上面に配置された複数のワーク40が、箱詰め装置本体部11によってまとめて把持され、複数のワーク40がまとめて箱41の内部に収容される。
先端側センサ55は、発光部55aと受光部55bとを備えている。先端側センサ55の発光部55a及び受光部55bは、ベルトコンベア51の先端に近い位置で、所定位置にワーク40があるか否かを検出する。本実施形態では、先端側センサ55は、ベルトコンベア51上における、ワーク40が箱詰め装置本体部11によって保持される保持位置51aに、正常な位置、姿勢でワーク40が到達したか否かを検出する。本実施形態では、発光部55aが、ベルトコンベア51におけるストッパ53の設けられている側の側部に設けられ、受光部55bが、ストッパ53の設けられている側とは逆側の側部に設けられている。なお、発光部55aと受光部55bとの間の位置関係は逆であってもよい。また、本実施形態では、発光部55aとしてLEDが用いられている。受光部55bは、LEDによる発光部56aからの光を受光している。
滞留センサ56は、先端側センサ55と同様に、発光部55aと受光部55bとを備えている。滞留センサ56の発光部56a及び受光部56bは、先端側センサ55よりもベルトコンベア51の上流側の位置で、ワーク40があるか否かを検出する。滞留センサ56は、ベルトコンベア51上における先端側センサ55よりも上流側の位置に、正常な位置、姿勢でワーク40が到達したか否かを検出する。本実施形態では、発光部56aが、ベルトコンベア51におけるストッパ53の設けられている側の側部に設けられ、受光部56bが、ストッパ53の設けられている側とは逆側の側部に設けられている。なお、発光部56aと受光部56bとの間の位置関係は逆であってもよい。また、本実施形態では、発光部56aとしてLEDが用いられている。受光部56bは、LEDによる発光部56aからの光を受光している。
次に、箱詰め装置本体部11の構成について説明する。
図3に、本実施形態の箱詰め装置本体部11についての正面図を示す。図3に示されるように、箱詰め装置本体部11は、一対のロボットアーム13を備える水平多関節型の双腕ロボットによって構成されている。
箱詰め装置本体部11は、第1ロボットアーム13A及び第2ロボットアーム13Bを備えている。第1ロボットアーム13Aの先端部には、第1保持部26が設けられている。第2ロボットアーム13Bの先端部には、第2保持部27が設けられている。以下では、第1ロボットアーム13A及び第2ロボットアーム13Bを区別しない場合は、単にロボットアーム13ということがある。
箱詰め装置本体部11は、制御部14及び真空発生装置60を備えている。
制御部14は、例えば箱詰め装置本体部11の支持台12の内部に設けられている。しかし、これに限られるものではなく、例えばロボットアーム13の内部等に設けられてもよい。また、他の空いたスペースに設けられてもよい。
真空発生装置60は、例えば、真空ポンプやCONVUM(登録商標)などがある。真空発生装置60についても制御部14と同様に、例えば、支持台12の内部に設けられている。しかし、これに限られるものではなく、真空発生装置60は、例えばロボットアーム13の内部等、他の場所に設けられていてもよい。真空発生装置60は、不図示の配管を介して後述する吸着ヘッド18と接続されている。配管には、例えば、図示しない開閉弁が設けられており、開閉弁により配管が開放及び閉塞される。この真空発生装置の動作および開閉弁の開閉は制御装置により制御される。真空発生装置60は、吸着ヘッド18の吸引口22に負圧を発生させることが可能に構成されている。
第1ロボットアーム13Aは、第1保持部26を所定の動作範囲内で移動させる。また、第2ロボットアーム13Bは、第2保持部27を所定の動作範囲内で移動させる。ロボットアーム13は、例えば水平多関節型ロボットアームであって、アーム部15と、リスト部17とを含む。また、第1ロボットアーム13A及び第2ロボットアーム13Bは、互いに独立して動作したり、互いに関連して動作したりすることができる。
第1保持部26及び第2保持部27は、それぞれ機能を有したハンド部を把持することが可能に構成されている。
箱詰め装置本体部11は、支持台12と、支持台12から鉛直方向上方に延びた基軸16とを備えている。基軸16は、支持台12に回転運動可能に取り付けられている。
基軸16には、アーム部15が水平方向に延在するように取り付けられている。アーム部15は、基軸16を中心に回転可能に取り付けられている。
アーム部15は、第1リンク15a及び第2リンク15bを含む。第1リンク15a及び第2リンク15bは、相互に水平方向に沿って回転可能に支持されている。アーム部15を介して、基軸16に第1ロボットアーム13A及び第2ロボットアーム13Bが接続されている。
アーム部15は、第1ロボットアーム13A及び第2ロボットアーム13Bの先端部に取り付けられたリスト部17を、動作範囲内の任意の位置に位置決めする。
第1リンク15aは、基端部が支持台12の基軸16と回転関節J1により連結され、基軸16の軸心を通る回転軸線L1まわりに回動可能である。第2リンク15bは、第1リンク15aの先端部と回転関節J2により連結され、第1リンク15aの先端部に規定された回転軸線L2まわりに回動可能である。
リスト部17は、その先に連なる機構を任意の姿勢に変更する。リスト部17は、昇降部17aと、回動部17bとを含む。昇降部17aは、第2リンク15bの先端部と直動関節J3により連結され、第2リンク15bに対し昇降移動可能である。回動部17bは、昇降部17aの下端部と回転関節J4により連結され、昇降部17aの下端に規定された回転軸線L3まわりに回動可能である。
本実施形態において、回転軸線L1〜L3は、互いに平行であり、例えば鉛直方向に延在する。また、回転軸線L1〜L3の延在方向と、昇降部17aの昇降移動方向とは、互いに平行である。
アーム13には、各関節J1〜J4に対応付けられるように、駆動用のサーボモータ(図示せず)、および、そのサーボモータの回転角を検出するエンコーダ(図示せず)等が設けられている。また、第1ロボットアーム13Aの回転軸線L1と第2ロボットアーム13Bの回転軸線L1は同一直線上にあり、第1ロボットアーム13Aの第1リンク15aと、第2ロボットアーム13Bの第1リンク15aとは上下に高低差を設けて配置されている。
次に、第1保持部26、第2保持部27が把持することが可能なハンド部について説明する。本実施形態においては、第1保持部26は、ハンド部として、吸着ヘッド18を保持する。
図4(a)に吸着ヘッド18の正面図を示し、図4(b)に吸着ヘッド18の側面図を示す。吸着ヘッド18は、第1面部40aを水平にした第1姿勢でワーク40を保持し、且つ、第1姿勢から第2面部40bを水平にした第2姿勢にワーク40の姿勢を変更可能に構成されている。
吸着ヘッド18は、リスト部17の回動部17bを含む基部20と、水平方向に延びる回転軸線L4を有する回転関節J5と、基部20に対して回動可能に連結された先端部21と、先端部21に設けられワーク40(第1面部40a)を吸着する吸引口22を有する。
基部20は、回転関節J4を介してリスト部17の昇降部17aに連結されるとともに、回転関節J5を介して先端部21に連結される。基部20は、側面視で略L字形に屈曲している(図4(b)参照)。基部20は、L字形部材の内側に回転関節J5の駆動部25を備えている。
先端部21は、回転関節J5を介して基部20に連結されている。また、先端部21には、吸引口22が取り付けられている。先端部21は、側面視で略L字形に屈曲している(図4(b)参照)。本実施形態では、吸引口22は、先端部21に6箇所設けられている。吸引口22は配管(図示せず)を介して真空発生装置60に接続されている。配管には、たとえば、開閉弁(図示せず)が設けられている。開閉弁により配管を開放および閉塞することによって、吸引口22によるワーク40の吸着およびその解除が行われる。
吸着ヘッド18の吸引口22によりワーク40を吸着保持するとともに、回転関節J5により、基部20に対して先端部21を90度回動させることにより、ワーク40の姿勢を第1姿勢から第2姿勢に変更することができる。
また、第2保持部27は、ハンド部として、狭持ユニット19を保持する。図5(a)に狭持ユニット19の正面図を示し、図5(b)に狭持ユニット19の側面図を示す。
狭持ユニット19は、作業台70上の所定位置に第2姿勢で供給された4つのワーク40を重ねて保持するように構成される。狭持ユニット19は、四対の保持部材32と、四対の保持部材32の各々を独立して駆動可能な4つの駆動部材33を有している。
リスト部17の回動部17bは、正面視で回転軸線L3と垂直な水平方向に伸延している。各保持部材32は、駆動部材33を介してリスト部17の回動部17bに接続されている。
各対の保持部材32は、作業台70上の所定位置において、第1面部40aが第1方向を向いた第2姿勢で重ねられたワーク40の各々を保持するように構成される。
本実施形態では、各対の保持部材32は、ワーク40の第2面部40bを、その両側から挟むように構成される。各保持部材32は、ワーク40の第2面部40bの傾斜に応じた形状を有し、且つ、ワーク40に当接する当接面32aを有する。保持部材32は、例えば矩形の平板形状を有している。
保持部材32の材料には、例えば樹脂板又は金属板が使用される。本実施形態では、ワーク40に三角形状のおにぎりが用いられているため、各対の保持部材32は、その互いの間隔が上端部分に向かって狭くなるように配置され、下方に拡がる山形形状(逆V字形状)に形成される。
駆動部材33は、一対の保持部材32を移動させることが可能に構成されている。駆動部材33は、アクチュエータ(図示せず)等を備え、本実施形態では、一対の保持部材32のそれぞれを直線的に移動させることが可能である。これにより、一対の保持部材32の互いの間隔を変化させることができる。狭持ユニット19によってワーク40を狭持する際には、駆動部材33により、一対の保持部材32は互いの間隔を縮めて一対の保持部材32同士の間にワーク40を挟んで保持する。
本実施形態では、一対の保持部材32は、互いのなす角度がワーク40の第2面部40bの傾斜に合わせた角度(略60度)に維持されながら、図5(b)の矢印方向に互いの間隔が伸縮するように制御される。また、本実施形態では、保持部材32の当接面32aとワーク40の第2面部40bとの接触の際に発生する摩擦力によりワーク40が保持される。なお、当接面32aに吸引口が設けられ、吸引口からの吸引力によりワーク40が保持されてもよい。
次に、箱詰め装置本体部11の動作を制御する制御部14について説明する。図6は、箱詰め装置本体部11の制御系統の構成例を概略的に示すブロック図である。
図6に示されるように、制御部14は、演算部14aと、記憶部14bと、サーボ制御部14cとを含む。
制御部14は、例えばマイクロコントローラ等のコンピュータを備えたロボットコントローラである。なお、制御部14は、集中制御する単独の制御部14によって構成されていてもよいし、互いに協働して分散制御する複数の制御部14によって構成されていてもよい。
記憶部14bには、ロボットコントローラとしての基本プログラム、各種固定データ等の情報が記憶されている。演算部14aは、記憶部14bに記憶された基本プログラム等のソフトウェアを読み出して実行することにより、箱詰め装置本体部11の各種動作を制御する。すなわち、演算部14aは、箱詰め装置本体部11の制御指令を生成し、これをサーボ制御部14cに出力する。
サーボ制御部14cは、演算部14aにより生成された制御指令に基づいて、箱詰め装置本体部11の第1ロボットアーム13A及び第2ロボットアーム13Bのそれぞれの関節J1〜J4に対応するサーボモータの駆動を制御するように構成されている。
次に、箱詰め装置10によって、ワーク40の箱詰めを行う際の動作について説明する。
図7に、吸着ヘッド18がワーク40を吸引口22に吸着させた状態の箱詰め装置10の斜視図を示す。本実施形態では、ワーク40は、ベルトコンベア51によって、第1面部40aを水平にした第1姿勢で搬送される。ワーク40は、ベルトコンベア51上に搬送方向に沿って延びるように設けられたガイド部52によってガイドされながら搬送される。ワーク40が搬送され、ワーク40が保持位置51aに到達したところで、ワーク40がストッパ53の押圧部53aと当接する。ワーク40がストッパ53の押圧部53aと当接すると、吸着ヘッド18の吸引口22によってワーク40が吸着される。
このとき、吸着ヘッド18(リスト部17の昇降部17a)を下降させ、吸引口22をベルトコンベア51上のワーク40の第1面部40aに当接させる。吸着ヘッド18により第1姿勢のワーク40が吸着保持される。
吸着ヘッド18によって吸着されて保持されたワーク40は、作業台70上に一旦配置される。図8に、1つのワーク40が作業台70上に配置されている状態の、箱詰め装置10の斜視図を示す。
吸着ヘッド18によって吸着されて保持されたワーク40は、作業台70上に設けられたシート71上に配置される。シート71には、ワーク40を配置したときに、ワーク40を支持するための一対の支持部材50bが配置されている。従って、シート71上に配置されたワーク40は、安定して支持される。
ワーク40をシート71上に配置させるときには、制御部14は、アーム13Aの動作を制御して、吸着ヘッド18の先端部21を、回転関節J5により、基部20に対して回転軸線L4回りに、90度回動させる。これにより、吸引口22が基準位置から90度回転する。吸着ヘッド18の先端部21の回転により、第1姿勢で吸着保持されたワーク40の姿勢が第1姿勢から第2姿勢に変更される。ワーク40の姿勢が第2姿勢に変更されると、ワーク40は、シート71上に配置される。
このとき、制御部14は、アーム13Aの動作を制御して、吸着ヘッド18により第2姿勢で保持されたワーク40を、作業台70のシート71の位置に供給する。シート71は、同時に4つのワーク40を支持できる。従って、シート71上へのワーク40の配置動作を4回繰り返すことにより、4つのワーク40を配置することが可能である。
以上の動作を繰り返すことにより、4個のワーク40が作業台70のシート71上に順次供給される。
シート71上に4つのワーク40を配置させた状態の箱詰め装置10の斜視図を図9に示す。
シート71上に4つのワーク40が配置されると、制御部14は、アーム13Bの動作を制御して、狭持ユニット19により作業台70のシート71上の位置に第2姿勢で供給された各ワーク40を重ねて保持する。図9では、4つのワーク40がまとめて狭持ユニット19によって把持されている。
次に、狭持ユニット19の移動により、保持された4つのワーク40を箱41の内部に収容させる。狭持ユニット19が4つのワーク40をまとめて把持し、箱41の内部に移動させている状態の箱詰め装置10の斜視図を図10に示す。
このとき、制御部14は、アーム13Bの動作を制御して、狭持ユニット19の移動を制御する。シート71上に配置した4つのワーク40をまとめて箱41の内部に配置することができるので、ワーク40の箱詰めを効率的に行うことができる。
このように、本実施形態の箱詰め装置10を用いてワーク40の箱詰めを行うことにより、ワーク40の箱41の内部への詰め込み作業を効率的に行うことができる。
(先端側センサ55によるワーク40の検出)
次に、ワーク40が箱詰め装置本体部11によって保持される保持位置51aまでワーク40を搬送させる搬送装置50によるワーク40の搬送について説明する。
ワーク40がベルトコンベア51によって搬送されることによって、ワーク40が箱詰め装置本体部11の吸着ヘッド18によって吸着可能な保持位置51aにワーク40が到達する。
図11に、ワーク40が正常な位置、姿勢で保持位置51aに搬送された状態の、搬送装置50における保持位置51a周辺の平面図を示す。図12に、ワーク40が正常な位置、姿勢で保持位置51aに搬送された状態の、搬送装置50における保持位置51a周辺の側面図を示す。また、図13に、ワーク40の位置、姿勢に異常がある場合の、搬送装置50における保持位置51a周辺の平面図を示す。
ワーク40が保持位置51aに到達したタイミングで、先端側センサ55の発光部55aが発光する。発光部55aが発光したときに、ワーク40が正常な位置、姿勢で保持位置51aに配置されていれば、発光部55aからの光がワーク40によって遮られ、受光部55bに到達しない。発光部55aからの光が受光部55bによって受光されなかった場合に、ワーク40が正常な位置、姿勢で保持位置51aに配置されていると判断される。
発光部55aが発光したときに、ワーク40の位置、姿勢に異常があれば、光はワーク40によって遮られずに受光部55bに到達する。発光部55aからの光が受光部55bによって受光された場合に、ワーク40の位置、姿勢に異常があると判断される。
このように、ワーク40が先端側センサ55による検知位置に搬送されているタイミングで、先端側センサ55による検知位置にワーク40が存在していないことが検知されたときに、ワーク40の位置、姿勢に異常があると判断される。つまり、ワーク40が先端側センサ55による検知位置に搬送されているタイミングで、先端側センサ55によって検知位置にワーク40が存在していないことが検知されると、ワーク40の搬送に異常があると判断される。本実施形態では、制御部14が、ワーク40の搬送に異常があるか否かを判断する判断手段(第1の判断手段)として機能している。
ここで、ワーク40が先端側センサ55による検知位置に搬送されているタイミングは、滞留センサ56による検知位置(トリガー位置)をワーク40が通過したことを検知してから、滞留センサ56による検知位置から先端側センサ55による検知位置までのワーク40の搬送にかかる時間が経過したときの時間である。滞留センサ56は、先端側センサ55よりも上流側に取り付けられているので、先端側センサ55による検知位置よりも搬送方向の上流側の位置で、ワーク40が通過したことを検知することが可能である。そのため、本実施形態では、先端側センサ55による検知位置よりも搬送方向の上流側の位置で、ワーク40が通過したことを検知する通過検知手段として機能する。
このように、本実施形態では、滞留センサ56が、先端側センサ55による検知位置よりも搬送方向の上流側の位置で、ワーク40が通過したことを検知する通過検知手段としての機能を兼ねている。そのため、先端側センサ55による検知位置よりも搬送方向の上流側の位置で、複数のワーク40による滞留が生じているか否かを検知するためのセンサと、先端側センサ55による検知位置よりも搬送方向の上流側の位置で、ワーク40が通過したことを検知するためのセンサとが、同一のセンサとして構成されている。しかしながら、先端側センサ55による検知位置よりも搬送方向の上流側の位置で、複数のワーク40による滞留が生じているか否かを検知するためのセンサと、先端側センサ55による検知位置よりも搬送方向の上流側の位置で、ワーク40が通過したことを検知するためのセンサとの間で、異なるセンサが用いられていてもよい。
滞留センサ56による検知位置(トリガー位置)でワーク40が通過したことが検知されると、その信号が制御部14に伝達される。制御部14は、滞留センサ56による検知位置をワーク40が通過したことを検知してから、滞留センサ56による検知位置から先端側センサ55による検知位置までのワーク40の搬送にかかる時間が経過したときに、先端側センサ55による検知位置でワーク40が存在しているか否かを判断する。
図12には、搬送装置50における保持位置51aの周辺を、先端側センサ55の発光部55a側から見た側面図が示されている。図12に示されるように、先端側センサ55における発光部55aから発光される光軸Lは、ガイド部52の下方を通過するように、発光部55aが取り付けられている。先端側センサ55における発光部55aで発光された光軸Lは、ガイド部52とベルトコンベア51との間に形成された隙間を通って受光部55bに向けて進む。従って、先端側センサ55による検知位置にワーク40が存在している場合には、発光部55aから発せられてガイド部52とベルトコンベア51との間に形成された隙間を通った光がワーク40によって遮られ、受光部55bに到達しない。先端側センサ55による検知位置にワーク40が存在していない場合には、発光部55aから発せられた光は、ガイド部52とベルトコンベア51との間に形成された隙間を通り、受光部55bによって受光される。
ワーク40の位置、姿勢に異常があると判断された場合には、ベルトコンベア51を駆動させると共にストッパ53を移動させる。モータ53cを駆動させることによって回転軸53bを回転させ、ストッパ53の押圧部53aの形成された部分をワーク40の搬送経路から退避させる方向に移動させる。
図13には、ガイド部52のガイド面52aと、ストッパ53の押圧部53aとによって挟まれた領域R1が示されている。先端側センサ55の発光部55aによって発光された光の軌道は、ガイド部52のガイド面52aと、ストッパ53の押圧部53aとによって挟まれた領域R1を通過する。すなわち、先端側センサ55による検知位置は、ガイド部52のガイド面52aと、ストッパ53の押圧部53aとによって挟まれた領域R1の内部に位置している。先端側センサ55は、ガイド面52aと押圧部53aとによって挟まれた領域R1の内部の検知位置で、ワーク40が存在しているか否かを検知する。本実施形態では、先端側センサ55による検知位置は、ガイド部52のガイド面52aと、ストッパ53の押圧部53aとによって挟まれた領域R1の内部のうち、ベルトコンベア51による搬送方向の下流側に寄った位置である。ガイド面52aと押圧部53aとによって挟まれた領域R1における、ベルトコンベア51による搬送方向下流側寄りの位置で、ワーク40の位置、姿勢に異常があるか否かが検出されている。
ここで、ガイド面52aと押圧部53aとによって挟まれた領域R1は、押圧部53aと領域R1との重複した部分の長さと、ガイド面52aと領域R1との重複した部分の長さと、が等しく形成された二等辺三角形とする。すなわち、領域R1とガイド面52aとが重複した部分の長さは、押圧部53aにおけるガイド面52aよりも搬送経路の内側に突出した長さと等しいものとする。
図14に、ストッパ53における押圧部53aの形成された部分が退避する方向に移動した状態の、搬送装置50の平面図を示す。
ストッパ53は、図13に示されるようにベルトコンベア51による搬送経路を遮る方向に延びるように配置された位置から、図14に示されるようにベルトコンベア51による搬送経路に沿って延びるように配置された位置に移動する。すなわち、ストッパ53が、ベルトコンベア51によるワーク40の搬送を止める停止位置から、ベルトコンベア51によるワーク40の搬送を止めない搬送位置へ移動する。このとき、モータ53cが、ストッパ53を停止位置から搬送位置へ移動させるストッパ移動手段として機能する。ベルトコンベア51が駆動されると共にストッパ53が移動するので、ワーク40はストッパ53よりも下流側の位置へさらに搬送され、図14に示されるように、ワーク40が退避部54の内部に投入されて配置される。退避部54の内部に配置されたワーク40は、例えば人によって取り出され、搬送装置50から除去される。
(ストッパ53の構成)
ストッパ53は、ワーク40の搬送を止めるように配置されている際には、図15に示されるように、ベルトコンベア51における搬送方向に直交する方向に対して傾いて配置されている。ストッパ53の先端部が、ベルトコンベア51における搬送方向に直交する方向よりも上流側を向くように傾いて、ストッパ53が配置されている。
ストッパ53が傾いて配置されているので、ストッパ53におけるワーク40の搬送を止める押圧部53aが、ベルトコンベア51の搬送方向に対し傾いている。従って、搬送をガイドするガイド部52のガイド面52aと押圧部53aとの間のなす角度が、90度よりも小さくなり、鋭角となるように構成されている。
ストッパ53の押圧部53aとガイド部52のガイド面52aとの間のなす角度が鋭角に形成されているので、平面視したときに三角形の形状を有するワーク40における鋭角に交差する2つの面を有し鋭角に形成された部分(鋭角部)が、押圧部53aとガイド面52aとの間に挟まれる。ワーク40の鋭角に形成された部分が、押圧部53aとガイド面52aとの間に挟まれて保持位置51aに保持されるので、保持位置51aに到達したワーク40が押圧部53aとガイド面52aとによって確実に保持される。
図15に示されるように、ワーク40は、搬送方向前方の一部がガイド部52におけるガイド面52aから離間するように姿勢が傾くこともあるし(40c)、搬送方向後方の一部がガイド部52におけるガイド面52aから離間するように姿勢が傾くこともある(40d)。このようなワーク40における小さな姿勢の変化については、ワーク40が押圧部53aとガイド面52aとの間に挟まれることにより修正することができる。
ワーク40が押圧部53aとガイド面52aとによって挟まれた領域R1に入り込む際には、押圧部53aとガイド面52aとによって挟まれた領域R1の入口が比較的広く形成されているので、ワーク40は領域R1に容易に入り込む。また、ストッパ53がベルトコンベア51による搬送方向に対し傾いて配置されているので、領域R1は搬送方向の下流に向かうに従い狭くなるように形成されている。従って、ワーク40は、領域R1の内部で下流に向かうにつれて、ワーク40の位置、姿勢が押圧部53aとガイド面52aとによって矯正され、ワーク40は、正しい姿勢、位置で保持位置51aに向かうことになる。従って、ワーク40は、保持位置51aに到達したときには、正しい位置、姿勢で配置されている可能性が高い。
このように、ワーク40は、領域R1に入り込む前に、位置、姿勢が変化していたとしても、領域R1の内部で、位置、姿勢を矯正させることができる。従って、ワーク40が領域R1に入り込む前にワーク40の位置、姿勢に多少のずれが生じていても、領域R1の内部でずれを矯正することができる。従って、保持位置51aに到達したときには、正しい位置、姿勢でワーク40を配置させることができる。
ワーク40の姿勢の変化を修正することができるので、ワーク40が保持位置51aに到達した際に、ワーク40がより確実に正常な位置、姿勢で保持位置51aに配置される。ワーク40が保持位置51aに到達したときにワーク40が正常な位置、姿勢で配置されているので、箱詰め装置本体部11の吸着ヘッド18によってワーク40の吸着を行う際に、吸着を確実に行うことができる。従って、作業台70におけるシート71上にワーク40をより確実に配置することができる。
仮に、ストッパの押圧部がベルトコンベアによる搬送方向に直交する方向に延びて配置されている場合には、ワークが保持位置に到達したときにワークの姿勢を修正できず、ワークの姿勢がそのままでワークが保持されてワークの箱詰めが行われる。このとき、ワークの姿勢にずれが生じている場合には、ワークの保持を正確に行うことができない可能性がある。そのため、ワークを保持した際に、ワークがずれた状態で保持され、ワークの箱詰めを正確に行うことができない可能性がある。
本実施形態では、ストッパ53の押圧部53aとガイド部52のガイド面52aとの間のなす角度が鋭角に形成されているので、ワーク40が押圧部53aとガイド面52aとの間に挟まれ、安定して保持される。従って、箱詰め装置本体部11による箱詰めが行われる際にワーク40の保持を確実に行うことができ、箱詰めをより正確に行うことができる。
(箱詰めのフロー)
図16に、箱詰め装置10によってワーク40の箱詰め動作が行われる際のフローチャートを示す。
ワーク40がベルトコンベア51によって搬送され、保持位置51aに到達すると、(S1)、先端側センサ55によって、ワーク40が正常な位置、姿勢で保持位置51aに到達しているか否かが判断される。ワーク40が正常な位置、姿勢で保持位置51aに到達しているか否かの判断は、ワーク40が保持位置51aに到達するタイミングで、先端側センサ55によってワーク40が検出されるか否かによって行われる(S2)。このとき、ガイド面52aと押圧部53aとによって挟まれた領域R1の内部の検知位置で、ワーク40が存在しているか否かが検知される(第1の検知工程)。
ワーク40が保持位置51aに到達するタイミングで先端側センサ55の発光部55aが発光し、受光部55bによって受光されなければ、ワーク40が正常な位置、姿勢で保持位置51aにあると判断される。ワーク40が正常な位置、姿勢で保持位置51aにあると判断されれば、ワーク40が保持位置51aで吸着ヘッド18によって正確に保持可能な姿勢で配置されていると判断される(S3)。
ワーク40が保持位置51aで吸着ヘッド18によって正確に保持可能な姿勢で配置されていると判断されれば、吸着ヘッド18がワーク40を吸着することによって保持し、作業台70のシート71上に配置される(S4)。本実施形態では、吸着ヘッド18がワーク40に近接し、吸着ヘッド18がワーク40を吸着しながら保持しようとしている間は、ベルトコンベア51による搬送は止められる。ベルトコンベア51が止められた状態で、吸着ヘッド18がワーク40の吸着、保持を行う。
作業台70のシート71上へのワーク40の配置を繰り返し行い、シート71上に配置できる個数の分のワーク40の配置が行われると、シート71上のワーク40がまとめて狭持ユニット19によって把持される。本実施形態では、4つのワーク40がまとめて狭持ユニット19によって把持される。シート71上のワーク40がまとめて狭持ユニット19によって把持されると、狭持ユニット19が箱41に移動し、狭持ユニット19によって把持されたワーク40を箱41の内部に配置させる(S5)。これにより、ワーク40の箱41内部への配置を効率的に行うことができる。
一方、S2において、ワーク40が保持位置51aに到達するタイミングで、先端側センサ55によってワーク40を検出することができなかった場合には、ワーク40の位置、姿勢に異常があると判断される(S6)。つまり、ワーク40が先端側センサ55による検知位置に搬送されているタイミングで、先端側センサ55による検知位置にワーク40が存在していないことが検知されたときに、ワークの搬送に異常があると判断される(第1の判断工程)。ワーク40が保持位置51aに到達するタイミングで、先端側センサ55の発光部55aが発光し、受光部55bで発光部55aからの光が受光された場合には、保持位置51aの所定位置に光を遮るものが無いと判断される。従って、保持位置51aの内部の検知位置にワーク40が存在せず、ワーク40が正常な位置、姿勢で保持位置51aに配置されていないと判断される。そのため、ワーク40の姿勢、位置に異常があると判断される。
ワーク40の姿勢、位置に異常があると判断されると、吸着ヘッド18による吸着保持を正確に行えない可能性があるので、ワーク40を退避部54に移動させ、ワーク40を搬送経路から退避させる(S7)。
ワーク40を退避部54に移動させる際には、ベルトコンベア51が駆動されワーク40の搬送が行われながら、ストッパ53が、ベルトコンベア51における搬送方向の下流側に移動する。これにより、ワーク40が、保持位置51aよりもベルトコンベア51の搬送方向下流側へ移動する。ベルトコンベア51における下流側の端部に到達すると、ワーク40は、退避部54の内部に投入される。これにより、ワーク40が退避部54の内部に配置される。
ワーク40が退避部54の内部に配置されると、人がワーク40を退避部54から排除する(S8)。これにより、ワーク40が搬送装置50から排除される。
このように、本実施形態のワーク40の搬送方法によれば、ワーク40が保持位置51aに到達したときに、ワーク40の姿勢、位置に異常がある場合には、そのことを検出することができる。ワーク40の姿勢、位置に異常があると検出された場合には、ワーク40を退避部54に退避させ、ワーク40を搬送経路から排除することができる。
ワーク40の位置、姿勢に異常があったときに、異常があったワーク40が搬送経路から排除されるので、異常があったワーク40が、その後に保持位置51aまで搬送されたワーク40の吸着、保持の邪魔にならない。従って、連続的に搬送されてくるワーク40の箱詰め動作をよりスムーズに行うことができる。
なお、上記実施形態では、退避部54に退避したワーク40は、人の手によって排除されることとしたが、本発明はこれに限定されない。退避部54に退避したワーク40は、自動的に搬送装置50から排除されることとされてもよい。また、退避部54に退避したワーク40が、ベルトコンベア51上に復帰し、再度搬送されて、箱詰め装置本体部11によって保持されて箱41の内部に配置されることとされてもよい。
(第2実施形態)
次に、本発明の第2実施形態に係る箱詰め装置について説明する。なお、上記第1実施形態と同様に構成される部分については説明を省略し、異なる部分についてのみ説明する。
第1実施形態では、先端側センサ55によって保持位置51aにワーク40が正常な位置、姿勢で配置されているか否かが検出されている。第2実施形態では、先端側センサ55と、滞留センサ56とを用いて、複数のワーク40が保持位置51aの周辺に滞留しているか否かを検出する。
図17に、複数のワーク40が保持位置51aの周辺に配置され、ワーク40が滞留している状態の搬送装置50における保持位置51a周辺の平面図を示す。
ワーク40がベルトコンベア51によって搬送されることによって保持位置51aに到達する。このとき、最初のワーク40の位置、姿勢に異常がある状態で、次のワーク40が連続的に搬送され続けると、位置、姿勢に異常があるワーク40がその後に搬送されてくるワーク40の保持の邪魔になってしまい、複数のワーク40が滞留する可能性がある。そのため、保持位置51aの周辺に複数のワーク40が滞留しているか否かを検出することとしてもよい。複数のワーク40による滞留が生じたときに、滞留した複数のワーク40を搬送経路から除去することとしてもよい。
複数のワーク40が滞留しているか否かを検出する際には、まず、ワーク40が保持位置51aに到達したタイミングで、先端側センサ55の発光部55aが発光する。発光部55aが発光したときに、ワーク40の位置、姿勢に異常があれば、光はワーク40によって遮られずに受光部55bに到達する。発光部55aからの光が受光部55bによって受光された場合には、ワーク40の位置、姿勢に異常がある可能性が高い。第2実施形態においては、この段階ではまだワーク40の搬送に異常が検出されたと判断されない。この状態では、先端側センサ55の位置でワーク40が検出されていないので、ベルトコンベア51が駆動され続け、ワーク40の搬送が続けられる。そのため、その後も保持位置51aに向かってワーク40が搬送され続ける。
図17では、最初のワーク40の位置、姿勢に異常があった場合に、続けて2つのワーク40が保持位置51aに向かって搬送され、計3つのワーク40が保持位置51a周辺に搬送されている状態について示されている。そのため、保持位置51aの周辺で、3つのワーク40による滞留が生じている。
3つのワーク40が滞留した状態になると、滞留センサ56によって滞留しているワーク40が検出される。滞留センサ56は、先端側センサ55よりも上流側の位置で、ワーク40の有無を検知する。滞留センサ56による検知位置(滞留位置)は、先端側センサ55による検知位置よりも、少なくとも、ワーク40における搬送方向に沿う長さ分上流側に位置している。滞留センサ56による検知位置が先端側センサ55による検知位置よりもワーク40の長さ分上流側に位置していることにより、複数のワーク40によって滞留が生じたときにこれを検知することができる。先端側センサ55によるワーク40の有無についての検知の結果と、滞留センサ56によるワーク40が滞留しているか否かについての検知の結果とによって、複数のワーク40が滞留しているか否かを検知することができる。
滞留センサ56における発光部56aから発光された光が、滞留しているワーク40によって遮られ、受光部56bで受光されない状態になる。この状態になると、滞留センサ56の検知位置にワーク40が存在していることが検知され、滞留センサ56によって、複数のワーク40が滞留していることが検出される。
このように、先端側センサ55による検知位置にワーク40が存在していないことが検知され、且つ、滞留センサ56による検知位置(滞留位置)にワーク40が滞留していることが検知されたときに、複数のワーク40によって滞留が生じていると判断される。従って、ワーク40の搬送に異常が生じていると判断される。このとき、制御部14が、ワーク40の搬送に異常が生じているか否かを判断する判断手段(第2の判断手段)として機能している。
複数のワーク40が滞留していることが検出された場合には、図18に示されるように、ベルトコンベア51を駆動させると共にストッパ53を移動させる。モータ53cを駆動させることによって回転軸53bを回転させ、ストッパ53の押圧部53aの形成された部分をワーク40の搬送経路から退避させる方向に移動させる。
図18に、複数のワーク40が滞留した状態で、ストッパ53における押圧部53aの形成された部分が退避する方向に移動した状態の、搬送装置50の平面図を示す。
複数のワーク40によって滞留が生じていることが検知されると、ストッパ53は、図17に示されるようにベルトコンベア51による搬送経路を遮る方向に延びるように配置された位置から、図18に示されるようにベルトコンベア51による搬送経路に沿って延びるように配置された位置に移動する。すなわち、ストッパ53が、ベルトコンベア51によるワーク40の搬送を止める停止位置から、ベルトコンベア51によるワーク40の搬送を止めない搬送位置へ移動する。このとき、モータ53cが、ストッパ53を停止位置から搬送位置へ移動させるストッパ移動手段として機能する。
ベルトコンベア51が駆動されると共にストッパ53が移動するので、複数のワーク40はストッパ53よりも下流側の位置へさらに搬送され、図18に示されるように、複数のワーク40が退避部54の内部に投入されて配置される。退避部54の内部に配置されたワーク40は、例えば人によって取り出され、搬送装置50から除去される。
(箱詰めのフロー)
図19に、箱詰め装置10によってワーク40の箱詰め動作が行われる際のフローチャートを示す。
ワーク40がベルトコンベア51によって搬送され、保持位置51aに到達すると、(S21)、先端側センサ55によって、ワーク40が正常な位置、姿勢で保持位置51aに到達しているか否かが判断される。ワーク40が正常な位置、姿勢で保持位置51aに到達しているか否かの判断は、ワーク40が保持位置51aに到達するタイミングで、先端側センサ55によってワーク40の検出できるか否かによって行われる(S22)(第1の検知工程)。
ワーク40が保持位置51aに到達するタイミングで先端側センサ55の発光部55aが発光し、受光部55bによって受光されなければ、ワーク40が正常な位置、姿勢で保持位置51aにあると判断され、ワーク40が保持位置51aで吸着ヘッド18によって正確に保持可能な姿勢で配置されていると判断される(S23)。
ワーク40が保持位置51aで吸着ヘッド18によって正確に保持可能な姿勢で配置されていると判断されれば、吸着ヘッド18がワーク40を吸着することによって保持し、作業台70のシート71上に配置される(S24)。本実施形態では、吸着ヘッド18がワーク40に近接し、吸着ヘッド18がワーク40を吸着しながら保持しようとしている間は、ベルトコンベア51による搬送は止められる。ベルトコンベア51が止められた状態で、吸着ヘッド18がワーク40の吸着、保持を行う。
作業台70のシート71上へのワーク40の配置を4つ分繰り返し行い、シート71上に4つ分のワーク40の配置が行われると、シート71上の4つのワーク40がまとめて狭持ユニット19によって把持される。シート71上の4つのワーク40がまとめて狭持ユニット19によって把持されると、狭持ユニット19が箱41に移動し、狭持ユニット19によって把持された4つのワーク40を箱41の内部に配置させる(S25)。
S22において、ワーク40が保持位置51aに到達するタイミングで、先端側センサ55によってワーク40を検出することができなかった場合であっても、第2実施形態では、搬送に異常があるとは判断されない。先端側センサ55によってワーク40を検出することができなかった場合には、滞留センサ56によってワーク40の有無の検知が行われる(S26)。つまり、先端側センサ55による検知位置よりも上流側の位置(滞留位置)でワーク40が滞留しているか否かが滞留センサ56によって検知される(第2の検知工程)。
滞留センサ56における発光部56aから発光された光が受光部56bで受光されない場合には、発光部56aと受光部56bとの間でワーク40が光を遮り、発光部56aと受光部56bとの間の位置にワーク40があると判断される。すなわち、滞留センサ56によってワーク40が検出される。滞留センサ56によってワーク40が検出されると、ワーク40の位置、姿勢に異常があると共に、複数のワークが保持位置51aの周辺に配置され、複数のワーク40が滞留していると判断される(S27)。つまり、先端側センサ55による検知位置にワーク40が存在していないことが検知され、且つ、滞留センサ56による検知位置(滞留位置)にワーク40が滞留していることが検知されたときに、複数のワーク40による滞留が生じていると判断される。従って、ワーク40の搬送に異常が生じていると判断される。このように、ワーク40の搬送に異常が生じているか否かが判断される(第2の判断工程)。
滞留センサ56によって、複数のワーク40が滞留していると判断されると、ワーク40の搬送に異常があると判断され、吸着ヘッド18による吸着保持を正確に行えない可能性がある。従って、複数のワーク40を退避部54に移動させ、複数のワーク40を搬送経路から退避させる(S28)。
複数のワーク40を退避部54に移動させる際には、ベルトコンベア51が駆動されワーク40の搬送が行われながら、ストッパ53が、ベルトコンベア51における搬送方向の下流側に移動する。これにより、滞留した複数のワーク40が、保持位置51aよりもベルトコンベア51の搬送方向下流側へ移動する。複数のワーク40がベルトコンベア51における下流側の端部に到達すると、複数のワーク40は退避部54の内部に投入される。これにより、複数のワーク40が退避部54の内部に配置される。
本実施形態では、3つのワーク40が保持位置51aの周辺に配置された時点で、滞留センサ56によってワーク40が検知され、ワーク40が滞留していることが検出される。従って、3つのワーク40が保持位置51aの周辺に滞留したときに、3つのワーク40が、保持位置51aよりもベルトコンベア51の搬送方向下流側へ移動し、3つのワーク40が退避部54の内部に配置される。
複数のワーク40が退避部54の内部に配置されると、人が複数のワーク40を退避部54から排除する(S29)。これにより、複数のワーク40が搬送装置50から排除される。
S26で滞留センサ56によってワーク40が検出されない場合には、先端側センサ55でワーク40が検出されず、滞留センサ56によってもワーク40が検出されないので、ベルトコンベア51がワーク40の搬送を続ける。フローは、S22に戻る。
次のワーク40が保持位置51aの周辺に到達すると、再度S22で、先端側センサ55によって、ワーク40が正常な位置、姿勢で保持位置51aに到達しているか否かが判断される。ワーク40が保持位置51aに到達するタイミングで、先端側センサ55によるワーク40の検知が行われる(S22)。
以下、上述したフローに従って、ワーク40の搬送に異常があるか否かが判断される。
このように、ワーク40の搬送に異常があるか否かの判断を行うのに、先端側センサ55による検知位置でのワークの有無の検知結果だけで判断するのではなく、滞留センサ56によって複数のワーク40による滞留が生じているか否かを検知することによって判断している。従って、第2実施形態では、ワーク40の搬送に異常が生じていると判断されるのは、複数のワーク40によって滞留が生じたときである。
ワーク40が搬送される際には、上流側のワーク40についての検品で不適と判断されて搬送経路から除去される等により、ワーク40が搬送経路を間欠的に搬送されてくる場合がある。そのような場合に、ワーク40が搬送されてくるタイミングでワーク40が検知されないときにワーク40の退避部54への退避を行っていると、退避部54へのワーク40の退避工程の回数が多くなり、その分、ワーク40の搬送に時間が長くかかってしまう。また、ワークが正常に搬送されているにも関わらず退避部54への退避工程を行うことになり、時間が無駄に消費されてしまう可能性がある。
本実施形態では、複数のワーク40が滞留したときに、ワーク40の搬送に異常が生じていると判断される。従って、間欠的な搬送によってワーク40が搬送され、ワーク40が搬送されてくるタイミングでワーク40が検知されなかったときにも、退避部54への退避工程を行わずに、次のワーク40が保持位置51aに搬送される。従って、無駄な退避工程の回数を減少させることができ、ワーク40の搬送をより効率的に行うことができる。ワーク40の搬送をより効率的に行うことができるので、ワーク40の搬送にかかる時間を減少させることができる。従って、ワーク40の搬送にかかるコストを少なく抑えることができる。
このように、本実施形態の搬送方法によれば、複数のワーク40が保持位置51aの周辺の位置で滞留したときに、そのことを検出することができる。複数のワーク40による滞留が検出された場合には、複数のワーク40を退避部54に退避させ、複数のワーク40を搬送経路から排除することができる。これにより、その後に搬送されてくるワーク40の搬送及び箱詰めを行うことができ、連続的なワーク40の搬送及び箱詰めを行うことができる。
(他の実施形態)
なお、上記実施形態では、先端側センサ55、滞留センサ56が、発光部と受光部とを備え、発光部としてLEDが用いられた光学的なセンサによって構成されている形態について説明した。しかしながら、本発明は上記実施形態に限定されない。発光部及び受光部としては、他の光学的な構成が用いられてもよい。例えば、発光部がレーザー光線を発光する形態が用いられてもよい。発光部と受光部との間でワーク40の有無を検出することができるのであれば、どのような発光部及び受光部が用いられてもよい。
また、先端側センサ55、滞留センサ56は、機械的なセンサによって構成されていてもよい。図20に、先端側センサ55として機械的なセンサが用いられた例についての平面図を示す。
図20に示されるように、ストッパ53の押圧部53aとガイド部52のガイド面52aとによって挟まれた領域にセンサ部材57が配置されている。センサ部材57は、ワーク40と当接する当接部57aが、回転軸57bを中心に回転移動することが可能に構成されている。また、センサ部材57は、当接部57aと当接してワーク40が当接部57aと当接したことを検知する検知部57cを備えている。検知部57cは、当接部57aが回転軸57bを中心に回転移動したときに当接部57aと当接し、当接部57aと当接したことを検知することが可能に構成されている。
ワーク40が搬送され、ストッパ53の押圧部53aとガイド部52のガイド面52aとによって挟まれた領域に到達したときに、ワーク40が当接部57aと当接すると共に、当接部57aが検知部57cと当接し、検知部57cによってそのことを検知することができる。これにより、ワーク40が押圧部53aとガイド面52aとによって挟まれた領域に到達したときに、そのことをセンサ部材57によって検知することができる。
このように、先端側センサ55、滞留センサ56は、機械的なセンサによって構成されていてもよい。
また、先端側センサ55、滞留センサ56は、上記のセンサ部材57とは異なる形式の機械的なセンサによって構成されていてもよい。それぞれの検知位置で、ワーク40の有無を検知することができるのであれば、他のどのような形式のセンサであってもよい。また、先端側センサ55と、滞留センサ56とは、異なる形式のセンサが用いられてもよい。
14 制御部
50 搬送装置
51 ベルトコンベア
52 ガイド部
52a ガイド面
53 ストッパ
53a 押圧部
55 先端側センサ
56 滞留センサ

Claims (9)

  1. 鋭角に交差する2つの面を有する鋭角部を備えたワークを搬送させる搬送手段と、
    前記搬送手段によって搬送される前記ワークの搬送をガイドするように、前記ワークをガイドするガイド面が搬送方向に沿って延びるように設けられたガイド部と、
    前記ワークを押さえることにより前記ワークの搬送を止める押圧部を有し、前記ガイド面と前記押圧部との間のなす角度が前記ワークにおける前記鋭角部の角度以上の角度を有する鋭角となるように配置されたストッパと、
    前記ガイド面と前記押圧部とによって挟まれた領域の内部に前記ワークの前記鋭角部が入り込んだときに、前記鋭角部が前記領域の内部に存在していること、前記領域の内部の検知位置で検知する第1の検知手段と、
    前記ワークが前記検知位置に搬送されるタイミングで、前記検知位置に前記鋭角部が存在していることが前記第1の検知手段によって検知されなかったときに、前記ワークの搬送に異常があると判断する第1の判断手段とを備えることを特徴とする搬送装置。
  2. 前記搬送手段における前記検知位置よりも搬送方向の上流側のトリガー位置を前記ワークが通過したことを検知することが可能な通過検知手段を備え、
    前記タイミングは、前記通過検知手段によって前記トリガー位置を通過したことを検知してから、前記トリガー位置から前記検知位置までの前記ワークの搬送にかかる時間が経過したときの時間であることを特徴とする請求項1に記載の搬送装置。
  3. 鋭角に交差する2つの面を有する鋭角部を備えたワークを搬送させる搬送手段と、
    前記搬送手段によって搬送される前記ワークの搬送をガイドするように、前記ワークをガイドするガイド面が搬送方向に沿って延びるように設けられたガイド部と、
    前記ワークを押さえることにより前記ワークの搬送を止める押圧部を有し、前記ガイド面と前記押圧部との間のなす角度が前記ワークにおける前記鋭角部の角度以上の角度を有する鋭角となるように配置されたストッパと、
    前記ガイド面と前記押圧部とによって挟まれた領域の内部に前記ワークの前記鋭角部が入り込んだときに、前記鋭角部が前記領域の内部に存在していること、前記領域の内部の検知位置で検知する第1の検知手段と、
    前記第1の検知手段よりも上流側の滞留位置で前記ワークが滞留しているか否かを検知する第2の検知手段と、
    前記検知位置に前記鋭角部が存在していることが前記第1の検知手段によって検知され、且つ、前記滞留位置に前記ワークが滞留していることが前記第2の検知手段によって検知されたときに、前記ワークの搬送に異常があると判断する第2の判断手段とを備えることを特徴とする搬送装置。
  4. 前記滞留位置は、前記検知位置よりも、少なくとも、前記ワークにおける前記搬送方向に沿う長さ分上流側に位置していることを特徴とする請求項3に記載の搬送装置。
  5. 前記ワークは、前記鋭角部を3つ備えた三角柱の形状を有していることを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の搬送装置。
  6. 前記押圧部が前記ワークの搬送を止める停止位置から、前記押圧部が前記ワークの搬送を止めない搬送位置へ前記ストッパを移動させるストッパ移動手段を備えていることを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載の搬送装置。
  7. 前記ワークの搬送に異常があると判断されたときには、前記ワークが、前記搬送手段による搬送経路から退避した退避部に配置されることを特徴とする請求項1から6のいずれか1項に記載の搬送装置。
  8. 鋭角に交差する2つの面を有する鋭角部を備えたワークを搬送させる搬送手段と、
    前記搬送手段によって搬送される前記ワークの搬送をガイドするように、前記ワークをガイドするガイド面が搬送方向に沿って延びるように設けられたガイド部と、
    前記ワークを押さえることにより前記ワークの搬送を止める押圧部を有し、前記ガイド面と前記押圧部との間のなす角度が前記ワークにおける前記鋭角部の角度以上の角度を有する鋭角となるように配置されたストッパとを備えた搬送装置を用いて前記ワークの搬送を行う搬送方法であって、
    搬送方法は、
    前記ガイド面と前記押圧部とによって挟まれた領域の内部に前記ワークの前記鋭角部が入り込んだときに、前記鋭角部が前記領域の内部に存在していること、前記領域の内部の検知位置で検知する第1の検知工程と、
    前記第1の検知工程において、前記ワークが前記検知位置に搬送されているタイミングで、前記検知位置に前記鋭角部が存在していることが検知されなかったときに、前記ワークの搬送に異常があると判断する第1の判断工程と
    を備えることを特徴とする搬送方法。
  9. 鋭角に交差する2つの面を有する鋭角部を備えたワークを搬送させる搬送手段と、
    前記搬送手段によって搬送される前記ワークの搬送をガイドするように、前記ワークをガイドするガイド面が搬送方向に沿って延びるように設けられたガイド部と、
    前記ワークを押さえることにより前記ワークの搬送を止める押圧部を有し、前記ガイド面と前記押圧部との間のなす角度が前記ワークにおける前記鋭角部の角度以上の角度を有する鋭角となるように配置されたストッパとを備えた搬送装置を用いて前記ワークの搬送を行う搬送方法であって、
    搬送方法は、
    前記ガイド面と前記押圧部とによって挟まれた領域の内部に前記ワークの前記鋭角部が入り込んだときに、前記鋭角部が前記領域の内部に存在していること、前記領域の内部の検知位置で検知する第1の検知工程と、
    前記検知位置よりも上流側の滞留位置で前記ワークが滞留しているか否かを検知する第2の検知工程と、
    前記第1の検知工程において、前記検知位置に前記鋭角部が存在していることが検知され、且つ、前記第2の検知工程において、前記滞留位置に前記ワークが滞留していることが検知されたときに、前記ワークの搬送に異常があると判断する第2の判断工程と
    を備えることを特徴とする搬送方法。
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