JPH11208864A - 稼動管理装置および方法、記録媒体 - Google Patents

稼動管理装置および方法、記録媒体

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JPH11208864A
JPH11208864A JP10009063A JP906398A JPH11208864A JP H11208864 A JPH11208864 A JP H11208864A JP 10009063 A JP10009063 A JP 10009063A JP 906398 A JP906398 A JP 906398A JP H11208864 A JPH11208864 A JP H11208864A
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Kenichi Ishikawa
健一 石川
Shoji Yamazaki
昭司 山▲崎▼
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Abstract

(57)【要約】 【課題】加工装置間の搬送経路上で、加工ワークの引っ
掛かり等で、滞留している場合、何れの検知手段、加工
装置も正常に機能し、正常な検知情報をセンシングして
いるにもかかわらず、生産ラインとしては異常となるよ
うな事象は本来的な異常として発見しにくく、人為的な
保守に依存して対応していた。 【解決手段】 生産ライン内のワーク滞留検知情報と、
加工用ワークの有無の検知情報から、加工装置の稼動情
報を計測し、この情報に基づき、隣接する加工装置間
で、搬送異常の有無、異常の種類が分析される。この分
析結果に基づいて、異常がある場合は搬送異常を報知す
るために異常箇所を識別表示し、報知することで上記課
題を解決した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は自動化ラインにおい
て搬送系の途中でワークが停止してしまい生産が中断し
ている状態になったときに警報を発する稼動管理装置お
よび方法、記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来生産ラインでワーク(加工、組立て
の対象物)を流すときは、図4のように上流側の装置N
が下流側の装置(N+1)に対して処理済みワーク40
1を流そうとするとき、装置N+1のところに規定数以
上の加工待ちワーク402がある場合には、加工待ちワ
ークが減るまでワークを流さない。ここで規定数以上あ
るかを判断するために満杯検知手段403が設けられて
いる。図4では満杯検知手段403の前に加工待ちワー
ク402があるため装置Nはワークを流さず処理を停止
している。そして図5のように満杯検知手段503の前
に加工待ちワークがなくなると装置Nは装置N+1ヘ処
理済みワーク501を流し始め、装置Nでの加工待ちワ
ーク505の処理を再開する。装置N+1での加工が進
み加工待ちワーク502が全てなくなるとワーク無し検
知手段504が起動する。このときは装置N+1は加工
するワークがないため処理を停止している。この満杯待
ち状態、ワーク無し状態は加工装置を制御する制御装置
によって計測されラインの問題点検討ための情報のひと
つとして利用されるが、トラブルとはみなされないた
め、この状態が生じても警報は出されない。
【0003】結局、加工装置間の搬送経路上で、加工ワ
ークの引っ掛かり等で、滞留している場合、何れの検知
手段、加工装置も正常に機能し、正常な検知情報をセン
シングしているにもかかわらず、生産ラインとしては異
常となるような事象は本来的な異常として発見しにく
く、人為的な保守に依存して対応していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら装置Nか
ら流したワークがときとして搬送系のトラブル、例えば
コンベアのつなぎめに引っ掛かることにより途中でとま
ってしまう場合が発生する。その状態を表したのが図6
である。図6では処理済みワーク601が満杯検知手段
602のところで止まってしまっている。すると満杯検
知手段602が起動するため装置Nは加工処理を中断す
る。かたや装置N+1では加工待ちワークがある間処理
は続けられるが、装置Nからはワークが流れてこないた
めやがて処理するワークが無くなり処理を中断する。こ
の状態をダンマリ停止と呼ぶことがある。しかしこのダ
ンマリ停止状態では警報は出されないので作業者はなか
なか気がつかず、ときには何十分も装置が止まることに
なり稼働率が非常に低下する。
【0005】また装置N+1が満杯であるのを検知する
満杯検知手段602と装置N+1がワーク無しであるの
を検知するワーク無し検知事段603は、前者が装置N
側で後者が装置N+1側で管理されており、両者の間で
はデータのやり取りがされないために現状の方法ではダ
ンマリ停止状態の発生を知ることができないという問題
がある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上記問題点に鑑
みなされたもので、生産ラインにおいてワークが途中で
停止してしまい、加工ができないでいる状態を素早く検
知して作業者に知らせることにより、ラインの稼働率低
下を防ぐ稼動管理装置を提供することを目的とする。本
来は、何れの検知手段、加工装置も正常に機能し、正常
な検知情報をセンシングしているにもかかわらず、生産
ラインとしては異常となるような事象を抽出し、その異
常を具体的に指示し、報知することで生産ラインを構成
する複数の加工装置間の搬送異常を管理することを可能
とすることを目的とする。
【0007】上記課題を解決するため、本発明は以下の
構成からなる。
【0008】すなわち、生産ラインを構成する複数の加
工装置間の搬送異常を管理するための稼動管理装置は、
生産ライン内でワークの滞留を検知するための第1の検
知手段と、加工用ワークの有無を検知するための第2の
検知手段と、前記第1及び第2の検知手段により検知さ
れた、前記加工装置の稼動情報を読取るための読取り手
段と、前記読取られた稼動情報を分析して、隣接する加
工装置間の搬送異常の種類を分析するための分析手段
と、前記分析結果に基づいて、前記生産ラインの搬送異
常を報知するために異常箇所を識別表示するための表示
手段と、を備える。
【0009】また、前記分析手段で分析される搬送異常
の種類は、前記ワークの供給過多による滞留と、前記加
工装置が処理すべきワークが流れてこないため加工処理
を停止している状態との組合わせである。
【0010】また、前記稼動管理装置は、更に、前記搬
送異常が発生したときに前記分析手段から警報信号を送
信するための送信手段と、前記送信手段から送信された
警報信号を受信する制御手段と、前記受信された警報信
号に基づき、搬送異常を報知するための報知手段を備え
る。
【0011】また、前記警報信号は、前記第1の検知手
段の検知結果が滞留有りで、前記第2の検知手段の検知
結果がワーク無しと検知された場合に報知される。
【0012】また、前記報知手段はパトライトである。
【0013】また、生産ラインを構成する複数の加工装
置間の搬送異常を管理するための稼動管理方法は、生産
ライン内でワークの滞留を検知するための第1の検知工
程と、加工用ワークの有無を検知するための第2の検知
工程と、前記第1及び第2の検知工程により検知され
た、前記加工装置の稼動情報を読取るための読取り工程
と、前記読取られた稼動情報を分析して、隣接する加工
装置間の搬送異常の種類を分析するための分析工程と、
前記分析結果に基づいて、前記生産ラインの搬送異常を
報知するために異常箇所を識別表示するための表示工程
と、を備える。
【0014】また、前記分析工程で分析される搬送異常
の種類は、前記ワークの供給過多による滞留と、前記加
工装置が処理すべきワークが流れてこないため加工処理
を停止している状態との組合わせである。
【0015】また、前記稼動管理方法は、更に、前記搬
送異常が発生したときに前記分析工程から警報信号を送
信するための送信工程と、前記送信工程から送信された
警報信号を受信する制御工程と、前記受信された警報信
号に基づき、搬送異常を報知するための報知工程を備え
る。
【0016】また、前記警報信号は、前記第1の検知工
程の検知結果が滞留有りで、前記第2の検知工程の検知
結果がワーク無しと検知された場合に報知される。
【0017】また、前記報知工程はパトライトである。
【0018】また、生産ライン内でワークの滞留を検知
するための第1の検知手段と、加工用ワークの有無を検
知するための第2の検知手段と、前記第1及び第2の検
知手段により検知された、前記加工装置の稼動情報を読
取るための読取り手段と、前記読取られた稼動情報を分
析して、隣接する加工装置間の搬送異常の種類を分析す
るための分析手段と、前記分析結果に基づいて、前記生
産ラインの搬送異常を報知するために異常箇所を識別表
示するための表示手段と、をコンピュータに機能させる
ためのプログラムを記録したコンピュータ読取り可能な
記録媒体を備える。
【0019】
【発明の実施の形態】[実施形態1]以下、本発明の第
一の実施形態を図面を参照して説明する。
【0020】図1は本発明による稼動管理装置のシステ
ム構成図である。図1において、101は生産ラインの
各装置へワークを搬送するコンベア、102〜104は
生産ライン上でワークの処理を行う加工装置、105〜
107は前記加工装置を制御し、後述する検知手段によ
り加工装置の稼動情報を計測する制御装置である。制御
装置(105、106、107)は、ネットワーク10
9により接続された分析装置108から送られてくる搬
送異常を報知する警報信号を受信することも可能であ
る。
【0021】108は各制御装置(105、106、1
07)で計測されたデータを元に加工装置の異常状態を
分析する分析装置である。分析装置108は、制御装置
で計測されたデータを読取るインターフェース部(I/
F部)118を備える。更に、分析装置108の分析結
果は、各制御装置(105、106、107)に対し、
I/F部118より送信することが可能である。
【0022】109は各制御装置(105、106、1
07)で計測された稼動データ、警報信号等を分析装置
108(I/F部118)が授受するためのネットワー
ク、110は管理状態を切り替えたりする指示を行うた
めの入力装置、111は管理状態を表示する表示装置で
ある。
【0023】満杯検知手段(112、113、114)は
生産ライン内でワークの滞留を検知するための第1の検
知手段として機能し、それぞれのセンシング情報は対応
する装置(102、103、104)の制御装置(10
5、106、107)により計測制御される。
【0024】同様に、ワーク無し検知手段(115、1
16、117)は対応する加工装置(102、103、
104)で加工するワークの有無を検知するための第2
の検知手段として機能し、そのセンシング情報は対応す
る装置(102、103、104)の制御装置(10
5、106、107)により計測制御される。
【0025】両検知手段は、例えば、反射型、透過型、
近接型のセンサを用いてもよいし、この分類に限らずワ
ークの有無を検知する手段であれば同一の効果を発揮す
るものである。
【0026】次に異常状態を表示する管理システムの具
体的な動作を図2を用いて説明する。図2は表示装置1
11に表示された画面の一例であり、管理を行う生産ラ
インを模式的に表示したものである。図2において、2
01はライン上にワークを搬送するコンベアを表し、2
02〜206はライン上で加工処理を行う装置を表して
いる。207は異常状態が発生したときの警報表示であ
り、またこのラインにおいてはワークは左から右へ流れ
ていくものとする。
【0027】図3Aは警報表示を行うまでの処理の流れ
を示すフローチャートである。
【0028】満杯検知手段(図1:112〜114)お
よびワーク無し検知手段(図1:115〜117)によ
る生産ライン内のワーク検知を行なう(S300)。
【0029】次に、分析装置108はネットワーク10
9を介して制御装置105〜107で計測された加工装
置102〜104の加工データを順番に読み込んでくる
(S301)。この加工データの中に満杯待ち状態とワ
ーク無し状態を識別するためのデータが含まれている。
【0030】次に生産ラインを構成する装置番号を初期
設定する(N=1)(S302)。
【0031】ステップS303では加工装置Nが満杯待
ち状態であるかどうかをチェックする。ここで満杯待ち
であれば(S303−Yes)、ステップS304へと
進み、満杯待ちでなければ(S303−No)ステップ
S306へ進む。満杯待ちということは、加工装置Nは
供給過多の状態であることを示す。
【0032】ステップS304では、加工装置Nに隣接
した、加工装置N+1を対象として、ワーク無し状態で
あるかどうかをチェックする。ここでワーク無し状態
(S304−Yes)であれば加工装置Nから加工装置
N+1へはワークが流れていないと判断してステップS
305へ進む。ワーク無しでなければ(S304−N
o)、ステップS306へ進む。ステップS305では
警報表示フラグを1にセットしてステップS307へ進
む。
【0033】フラグ「1」の状態とは加工装置Nではワ
ークの供給が過多であるのに、隣接する加工装置N+1
には、加工すべきワークが無い状態であり、加工装置N
とN+1の間で何らかの搬送異常が発生していることを
示す。
【0034】ステップS306へ進んだ場合はダンマリ
停止は発生せず、またはダンマリ停止が解除されたとし
て警報表示フラグを0にセットする。
【0035】フラグ「0」の状態とは供給過多とならな
い範囲で、隣接する加工装置間でワークの供給が有るケ
ースであり、生産ラインとしては正常なオペレーション
がなされている状態である。
【0036】ステップS307では警報フラグの値が
「1」であれば、図2に示したように該当する装置間
(図2の場合は装置202と203の間)で搬送異常が
発生していることを示すための警報表示207(図2)
を表示する。警報フラグの値が0ならば該当する装置間
の警報表示を解除する。
【0037】そしてステップS308へ進み、Nの値を
インクリメント(すなわち対象とする加工装置はN+1
とN+2間)してステップS309へ進み、状態を分析
する装置がまだあるかどうチェックを行う。まだチェッ
クしていない設備があれば(S309−Yes)ステッ
プS302へ戻り、すべての設備についてチェックを行
ったのであればステップS301へ戻り、一連の処理を
繰り返していく。
【0038】[実施形態1の効果]本実施形態に係る稼
動管理装置によれば、生産ライン上で、仕掛かり滞留し
ているワークをモニタするための満杯検知手段と、加工
装置の稼動をモニタするためのワーク無し検知手段とに
より、生産ラインにおける隣接する加工装置間での搬送
異常の有無を検知することが可能となる。このことによ
り、連続した装置間で搬送系の異常によりワークが流れ
ていない状態を素早く知ることが可能となり、生産ライ
ンの生産性の低下を防止することが可能となる。
【0039】[実施形態2]上記実施形態1において警
報表示フラグが1の場合、すなわち、装置N側では満杯
検知手段(112、113、114)により、ワークが滞
留しており(図1のS303−Yes)、装置N+1側
ではワーク無し検知手段(115、116、117)によ
り、ワーク無しの状態と判断された(図1のS304−
Yes)、いわゆるダンマリ停止状態である場合は、分
析装置108(I/F部118)からネットワーク10
9を介してダンマリ停止状態が発生している加工装置の
制御を行う制御装置(105〜107)に警報信号を送
る。 制御装置(105、106、107)は警報信号
を受信した場合、制御装置に接続してある報知手段であ
る警報装置たとえばパトライトを動作させて作業者に異
常状態を知らせる。これにより作業者は生産ライン10
1の管理システムから離れた地点にいても異常状態を早
期に把握することが可能となる。
【0040】図3AのフローチャートのステップS30
7,308間で以下の処理が実行される。すなわち、警
報フラグが1である場合(S307−Yes),分析装
置108はダンマリ停止状態と判断し(S307b),
トラブルが発生している制御装置に警報信号を発信する
(S307c)。警報信号を受信した制御装置は異常発
生(ダンマリ停止)を警報装置により報知する(S30
7d)。
【0041】警報フラグが0の場合は、発生した異常が
解消されたとして報知を解除する(S308)。
【0042】[実施形態2の効果]本実施形態にかかる
稼動管理装置によれば管理状況を表示する表示装置から
離れた場所にいる作業者に対して、生産ラインの搬送異
常状態を知らせることが可能となり、さらに、生産ライ
ンの生産性の低下を防止することが可能となる。
【0043】
【他の実施形態】本発明の目的は、前述した実施形態の
機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録
した記憶媒体を、システムあるいは装置に供給し、その
システムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUや
MPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読
出し実行することによっても、達成されることは言うま
でもない。
【0044】この場合、記憶媒体から読出されたプログ
ラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現するこ
とになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は
本発明を構成することになる。
【0045】プログラムコードを供給するための記憶媒
体としては、例えば、フロッピディスク,ハードディス
ク,光ディスク,光磁気ディスク,CD−ROM,CD
−R,磁気テープ,不揮発性のメモリカード,ROMな
どを用いることができる。
【0046】また、コンピュータが読出したプログラム
コードを実行することにより、前述した実施形態の機能
が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示
に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペレ
ーティングシステム)などが実際の処理の一部または全
部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が
実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0047】さらに、記憶媒体から読出されたプログラ
ムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボード
やコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わる
メモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示に
基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わ
るCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、そ
の処理によって前述した実施形態の機能が実現される場
合も含まれることは言うまでもない。
【0048】本発明を上記記憶媒体に適用する場合、そ
の記憶媒体には、先に説明したフローチャートに対応す
るプログラムコードを格納することになるが、簡単に説
明すると、図7のメモリマップ例に示す各モジュールを
記憶媒体に格納することになる。すなわち、少なくとも
「滞留検知モジュール701」「加工用ワーク検知モジ
ュール702」および「インタフェースモジュール70
3」、「分析モジュール704」「表示モジュール70
5」「制御モジュール706」「搬送異常報知モジュー
ル707」の各モジュールのプログラムコードを記憶媒
体に格納すればよい。
【0049】
【発明の効果】生産ライン内のワーク滞留検知情報と、
加工用ワークの有無の検知情報から、加工装置の稼動情
報を計測する。この情報に基づき、隣接する加工装置間
で、搬送異常の有無、異常の種類が分析される。この分
析結果に基づいて、異常がある場合は搬送異常を報知す
るために異常箇所が識別表示される。
【0050】この稼動管理装置により、本来は、何れの
検知手段、加工装置も正常に機能し、正常な検知情報を
センシングしているにもかかわらず、生産ラインとして
は異常となるような事象を抽出し、その異常を具体化
し、報知することで生産ラインを構成する複数の加工装
置間の搬送異常を管理することを可能とした。いわゆる
「ちょこ停」というわれるライン停止が解消され、稼働
率の高い生産ラインの実現が可能となる。
【0051】
【図面の簡単な説明】
【図1】稼動管理装置のシステムの構成を示す図であ
る。
【図2】表示装置に表示された管理状態を表す説明図で
ある。
【図3A】警報表示を行うまでの処理手順を示すフロー
チャートである。
【図3B】第2の実施形態における、警報信号発信手順
を示すフローチャートである。
【図4】正常にワークが処理されているときのライン状
態の説明図である。
【図5】正常な状態の下、加工用ワークが装置Nから装
置N+1に流れる場合を示す図である。
【図6】ダンマリ停止状態になったときのラインの説明
図である。
【図7】実施形態における記録媒体のメモリマップを示
す図である。
【符号の説明】
101 生産ライン 102 加工装置 105 制御装置 108 分析装置 109 インターフェース 110 入力装置 111 表示装置 112 滞留検知手段 115 加工用ワーク有無検知手段

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 生産ラインを構成する複数の加工装置間
    の搬送異常を管理するための稼動管理装置であって、 生産ライン内でワークの滞留を検知するための第1の検
    知手段と、 加工用ワークの有無を検知するための第2の検知手段
    と、 前記第1及び第2の検知手段により検知された、前記加
    工装置の稼動情報を読取るための読取り手段と、 前記読取られた稼動情報を分析して、隣接する加工装置
    間の搬送異常の種類を分析するための分析手段と、 前記分析結果に基づいて、前記生産ラインの搬送異常を
    報知するために異常箇所を識別表示するための表示手段
    と、 を備えることを特徴とする稼動管理装置。
  2. 【請求項2】前記分析手段で分析される搬送異常の種類
    は、前記ワークの供給過多による滞留と、前記加工装置
    が処理すべきワークが流れてこないため加工処理を停止
    している状態との組合わせであることを特徴とする請求
    項1記載の稼動管理装置。
  3. 【請求項3】 前記稼動管理装置は、更に、前記搬送異
    常が発生したときに前記分析手段から警報信号を送信す
    るための送信手段と、 前記送信手段から送信された警報信号を受信する制御手
    段と、 前記受信された警報信号に基づき、搬送異常を報知する
    ための報知手段を備えることを特徴とする請求項1記載
    の稼動管理装置。
  4. 【請求項4】 前記警報信号は、前記第1の検知手段の
    検知結果が滞留有りで、前記第2の検知手段の検知結果
    がワーク無しと検知された場合に報知されることを特徴
    とする請求項3記載の稼動管理装置。
  5. 【請求項5】前記報知手段はパトライトであることを特
    徴とする請求項3記載の稼動管理装置。
  6. 【請求項6】 生産ラインを構成する複数の加工装置間
    の搬送異常を管理するための稼動管理方法であって、 生産ライン内でワークの滞留を検知するための第1の検
    知工程と、 加工用ワークの有無を検知するための第2の検知工程
    と、 前記第1及び第2の検知工程により検知された、前記加
    工装置の稼動情報を読取るための読取り工程と、 前記読取られた稼動情報を分析して、隣接する加工装置
    間の搬送異常の種類を分析するための分析工程と、 前記分析結果に基づいて、前記生産ラインの搬送異常を
    報知するために異常箇所を識別表示するための表示工程
    と、 を備えることを特徴とする稼動管理方法。
  7. 【請求項7】前記分析工程で分析される搬送異常の種類
    は、前記ワークの供給過多による滞留と、前記加工装置
    が処理すべきワークが流れてこないため加工処理を停止
    している状態との組合わせであることを特徴とする請求
    項6記載の稼動管理方法。
  8. 【請求項8】 前記稼動管理方法は、更に、前記搬送異
    常が発生したときに前記分析工程から警報信号を送信す
    るための送信工程と、 前記送信工程から送信された警報信号を受信する制御工
    程と、 前記受信された警報信号に基づき、搬送異常を報知する
    ための報知工程を備えることを特徴とする請求項6記載
    の稼動管理方法。
  9. 【請求項9】 前記警報信号は、前記第1の検知工程の
    検知結果が滞留有りで、前記第2の検知工程の検知結果
    がワーク無しと検知された場合に報知されることを特徴
    とする請求項8記載の稼動管理方法。
  10. 【請求項10】前記報知工程はパトライトであることを
    特徴とする請求項8記載の稼動管理方法。
  11. 【請求項11】 生産ライン内でワークの滞留を検知す
    るための第1の検知手段と、 加工用ワークの有無を検知するための第2の検知手段
    と、 前記第1及び第2の検知手段により検知された、前記加
    工装置の稼動情報を読取るための読取り手段と、 前記読取られた稼動情報を分析して、隣接する加工装置
    間の搬送異常の種類を分析するための分析手段と、 前記分析結果に基づいて、前記生産ラインの搬送異常を
    報知するために異常箇所を識別表示するための表示手段
    と、 をコンピュータに機能させるためのプログラムを記録し
    たコンピュータ読取り可能な記録媒体。
JP10009063A 1998-01-20 1998-01-20 稼動管理装置および方法、記録媒体 Withdrawn JPH11208864A (ja)

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