JP6472182B2 - 防水部材及びその防水部材を備えた電子機器 - Google Patents

防水部材及びその防水部材を備えた電子機器 Download PDF

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Description

本発明は、防水部材及びその防水部材を備えた電子機器に関する。
携帯電話、ノートパソコン、電子手帳、デジタルカメラ、ゲーム機器などの電子機器は、一般的に、音声機能を備えている。音声機能を備えた電子機器の筐体の内部には、スピーカー、ブザーなどの発音部が配置されていたり、マイクロフォンなどの受音部が配置されていたりする。筐体には、発音部又は受音部に対応する位置に開口が設けられている。開口を通じて音声が伝わる。筐体の内部に水滴などの異物が侵入することを阻止するために、筐体の開口を塞ぐように通音膜が配置されている。通音膜は、音の通過を許容しつつ異物の通過を阻止する。通音膜として、ポリテトラフルオロエチレン多孔質膜、超高分子量ポリエチレン多孔質膜などのプラスチック多孔質膜が知られている(特許文献1参照)。
特許文献2には、通音膜及び筐体側接着層を備えた防水通音部材が記載されている。筐体側接着層は、防水通音部材を筐体に接着するために使用される層であり、通音膜に積層されている。
特許文献3には、通音膜、支持層及び筐体側接着層を備えた防水通音部材が記載されている。特許文献3に記載された防水通音部材において、支持層の周縁部は、全周にわたって筐体側接着層から外向きに張り出している。
特開2003−53872号公報 特開2010−464号公報 特開2012−253481号公報
特許文献2及び特許文献3の防水通音部材に使用された通音膜は、3次元的な多孔質構造を持っている。そのため、通音膜は、厚さ方向だけでなく、面内方向にも通気性を有している。面内方向の通気が原因で、水蒸気が筐体の内部に流入する可能性がある。水蒸気の流入によって精密回路に結露が生じると、電子機器が誤作動を起こす可能性がある。
また、近年では電子機器の防水試験(IPX5、IPX7など)の代替試験として、空気の流量を測定する気密性試験が行われている。防水通音部材に使用された通音膜が面内方向の通気性を持っていると、気密性試験を正確に行なえない可能性がある。
本発明の目的は、多孔質材料が全方向に通気性を有することに基づく様々な不利益を排除又は低減するための技術を提供することにある。
すなわち、本発明は、
枠の形状を有する第1接着層と、
枠の形状を有する第2接着層と、
前記第1接着層と前記第2接着層との間に配置された多孔質層と、
を備え、
前記第1接着層、前記第2接着層及び前記多孔質層を平面視したとき、前記多孔質層の外形が前記第1接着層の外形及び前記第2接着層の外形の内側に位置しており、
前記多孔質層の前記外形の外側において、前記第1接着層が前記第2接着層に直接接合されており、
前記多孔質層の側面が前記第1接着層及び前記第2接着層によって外部から遮蔽されている、防水部材を提供する。
本発明によれば、多孔質層の外形の外側において、第1接着層が第2接着層に直接接合されている。多孔質層の側面は、第1接着層及び第2接着層によって外部から遮蔽されている。このような構造によれば、多孔質層を構成する材料が全方向に通気性を有することに基づく不利益を排除又は低減できる。
例えば、多孔質層の側面を通じて、電子機器の筐体の内部に水蒸気が流入することを阻止できる。その結果、結露によって電子機器が誤作動を起こす可能性を低減できる。また、防水部材の気密性試験を正確に実施することが可能となる。さらに、接着層同士が直接接合されているので、防水部材から剥離フィルムを除去する際、又は、防水部材を台紙から剥離させる際に多孔質層で凝集破壊が起こることを防止できる。
本発明の一実施形態に係る剥離フィルム付き防水部材の概略断面図 図1に示す防水部材の概略平面図 図1に示す防水部材に使用されうる多孔質膜の概略断面図 図1に示す防水部材が使用された電子機器の概略部分断面図 気密性試験の実施方法の説明図 従来の防水通音部材の多孔質層において生じることのある凝集破壊の説明図
以下、本発明の実施形態について、図面を参照しながら説明する。本発明は、以下の実施形態に限定されない。
図1に示すように、本実施形態の剥離フィルム付き防水部材10は、防水部材20及び剥離フィルム30(タブ部材)を備えている。剥離フィルム30は、防水部材20に取り付けられている。剥離フィルム付き防水部材10が所定の位置に貼り付けられた後、剥離フィルム30が防水部材20から除去される。剥離フィルム付き防水部材10は、台紙(図示省略)に貼り付けられていてもよい。
図1及び図2に示すように、防水部材20は、第1接着層22、第2接着層24及び多孔質層26を備えている。多孔質層26は、第1接着層22と第2接着層24との間に配置されている。本実施形態では、多孔質層26の一方の主面(最も広い面積を有する面)が第1接着層22に接し、多孔質層26の他方の主面が第2接着層24に接している。ただし、第1接着層22と多孔質層26との間に他の層が配置されていてもよい。第2接着層24と多孔質層26との間に他の層が配置されていてもよい。
防水部材20は、全体として、膜の形状を有する防水通音部材である。防水部材20の用途は防水通音部材に限られないものの、本明細書に開示された技術を防水通音部材に適用すると、後述する効果が最大限に得られる。通音部材としての防水部材20は、例えば、電子機器の筐体に取り付けられる。筐体には、スピーカー、ブザー、マイクなどの音響装置に対応する位置に開口が形成されている。防水部材20は、開口を塞ぐように筐体に取り付けられる。
本実施形態において、防水部材20は、円板の形状を有する。第1接着層22及び第2接着層24は、それぞれ、平面視で枠の形状を有する。詳細には、第1接着層22及び第2接着層24は、それぞれ、平面視で円環の形状を有する。多孔質層26は、接着層22及び24よりも小さい直径の円板の形状を有する。多孔質層26の一方の主面の中心領域は、第1接着層22によって覆われておらず、外気に触れるように露出している。同様に、多孔質層26の他方の主面の中心領域は、第2接着層24によって覆われておらず、外気に触れるように露出している。なお、防水部材20の形状は円形に限定されない。例えば、防水部材20の形状が平面視で矩形であるとき、多孔質層26の形状も平面視で矩形である。第1接着層22及び第2接着層24は、それぞれ、平面視で矩形の枠の形状を有する。
第1接着層22、第2接着層24及び多孔質層26を平面視したとき、多孔質層26の外形は、第1接着層22の外形及び第2接着層24の外形の内側に位置している。多孔質層26の外形の外側において、第1接着層22が第2接着層24に直接接合されている。多孔質層26の側面は、第1接着層22及び第2接着層24によって外部から遮蔽されている。つまり、半径方向において、第1接着層22の外周部が第2接着層24の外周部に接している。防水部材20が円板の形状を有するとき、第1接着層22の外径D1(第2接着層24の外径D1)は、多孔質層26の外径D2よりも大きく、多孔質層26の外径D2は、第1接着層22の内径D3(第2接着層24の内径D3)よりも大きい。第1接着層22と第2接着層24との直接接合面28は、円環の形状を有する。接合面28の幅((D1−D2)/2)は、例えば、0.1mm以上である。接合面28の幅の上限は特に限定されないが、例えば、5.0mmである。
本実施形態の防水部材20によれば、多孔質層26の側面を通じて、電子機器の内部に水蒸気が流入することを阻止できる。その結果、結露によって電子機器が誤作動を起こす可能性を低減できる。また、防水部材20の気密性試験を正確に実施することが可能となる。さらに、第1接着層22と第2接着層24とが直接接合されているので、防水部材20から剥離フィルム30を除去する際、又は、防水部材20を台紙から剥離させる際に多孔質層26で凝集破壊が起こることを防止できる。
図6に示すように、従来の防水部材100(防水通音部材)において、第1接着層102、第2接着層103及び多孔質層104は、同一の外径を有する。防水部材100を平面視したとき、第1接着層102の外形、多孔質層104の外形及び第2接着層103の外形は互いに一致している。防水部材100を筐体105に取り付け、剥離フィルム101を防水部材100から除去するとき、剥離フィルム101が接着層102からスムーズに剥がれず、代わりに、多孔質層104が厚さ方向に引き裂かれることがある。このような現象は、「凝集破壊」と呼ばれている。防水部材100の場合、多孔質層104の材料(多孔質材料)の強度不足に起因して凝集破壊が起こりうる。
これに対し、本実施形態によれば、第1接着層22と第2接着層24とが直接接合されている。そのため、第1接着層22と第2接着層24との接合状態が維持される限り、図6を参照して説明した凝集破壊が多孔質層26で起こり得ない。第1接着層22と第2接着層24との接合状態は強固であり、簡単には破壊されない。
特に、本実施形態では、防水部材20を平面視したとき、多孔質層26の外形の全体が第1接着層22の外形及び第2接着層24の外形の内側に位置している。多孔質層26の側面は、全周囲(360°)にわたって、第1接着層22及び第2接着層24によって外部から遮蔽されている。そのため、防水部材20の全周囲にわたって、上記した複数の効果が得られる。逆に言えば、上記した複数の効果は、多孔質層26の側面の一部のみが第1接着層22及び第2接着層24によって外部から遮蔽されている場合にも得られる。
第1接着層22は、上面及び下面の両面に接着性を有する層である。第2接着層24も上面及び下面の両面に接着性を有する層である。本実施形態において、第1接着層22及び第2接着層24は、それぞれ、両面テープである。両面テープは、防水部材20のハンドリングを容易にするので、接着層22及び24として推奨される。両面テープは、典型的には、基材と、2つの粘着剤層とで構成されている。2つの粘着剤層は、基材の一方の面に設けられた粘着剤層と、基材の他方の面に設けられた粘着剤層とを含む。基材は、例えば、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリイミド、ポリオレフィン、ポリ塩化ビニルなどの樹脂材料で作られている。各粘着剤層は、アクリル系粘着剤、シリコーン系粘着剤などの粘着剤で作られている。両面テープは、基材を有さない両面テープであってもよい。第1接着層22及び第2接着層24は、両面テープに代えて、熱硬化型樹脂シートで作られていてもよい。熱硬化型樹脂シートは、アクリル樹脂、エポキシ樹脂などの熱硬化型樹脂で作られている。
本実施形態において、第1接着層22及び第2接着層24は、同じ材料で作られ、同じ形状及び同じ寸法を有する。第1接着層22の厚さ及び第2接着層24の厚さは、それぞれ、例えば、0.005〜1.0mmの範囲にある。ただし、第1接着層22の材料が第2接着層24の材料と異なっていてもよい。第1接着層22の寸法(例えば厚さ)が第2接着層24の寸法と異なっていてもよい。
多孔質層26は、多孔質材料で構成された層である。多孔質層26は、水蒸気、空気などの気体の通過を許容し、水、埃などの異物の通過を阻止する性質を有する。多孔質材料としては、フッ素樹脂多孔体、ポリオレフィン多孔体などが挙げられる。フッ素樹脂多孔体としては、ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)を主成分として含む多孔体が挙げられる。ポリオレフィン多孔体としては、超高分子量ポリエチレン(UHMWPE)を主成分として含む多孔体が挙げられる。これらの多孔質材料は、通常、3次元の多孔質構造を有する。「超高分子量ポリエチレン」は、例えば、重量平均分子量が100万以上のポリエチレンを意味する。「主成分」は、質量比で最も多く含まれた成分を意味する。
一例において、多孔質層26は、ポリテトラフルオロエチレンを主成分として含む樹脂多孔質膜でありうる。樹脂多孔質膜は、厚さ方向及び面内方向の両方向に通気性を有する。したがって、多孔質層26が樹脂多孔質膜であるとき、本明細書に開示された技術が有用である。
多孔質層26の気孔率(空隙率)は、例えば、30%以上である。多孔質層26の気孔率が適切な範囲にあると、防水部材20の通気度を十分に確保できる。多孔質層26の気孔率の上限は、例えば、98%である。多孔質層26における気孔の大部分は、多孔質層26に通気性をもたらす連続気孔でありうる。多孔質層26の厚さは、例えば、0.005〜0.2mmの範囲にある。
多孔質層26は、PTFE多孔質膜などの樹脂多孔質膜だけで構成されていてもよいし、補強材としての通気性支持体を有していてもよい。図3に示すように、多孔質層26は、樹脂多孔質膜26a及び通気性支持体26bで構成されうる。通気性支持体26bが樹脂多孔質膜26aに積層されている。通気性支持体26bは、例えば、ポリエステル、ポリエチレン、アラミドなどの樹脂材料で作られている。通気性支持体26bの構造は、例えば、織布、不織布、メッシュ、ネット、スポンジ、フォーム又は多孔体である。
剥離フィルム30は、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエチレンテレフタレートなどの樹脂材料で作られていてもよいし、紙で作られていてもよい。剥離フィルム30は、第1接着層22に取り付けられていてもよいし、第2接着層24に取り付けられていてもよいし、両方に取り付けられていてもよい。
防水部材20の面密度は、音響特性、取り扱いの容易性及び強度の観点から、例えば、5〜100g/m2の範囲にあり、望ましくは10〜50g/m2の範囲にある。防水部材20の用途が防水通音部材であるとき、音響特性の観点から、防水部材20の面密度をなるべく小さくする必要がある。面密度が増加すると、音響透過損失も増加する。他方、面密度が小さくなればなるほど、防水部材20の取り扱いの難易度は増し、強度は下がる。例えば、防水部材20の中間品である帯状の原反をロールに巻き取るとき、原反が張力に負け、原反にシワが発生することがある。このような不具合が発生すると、防水部材20の製造歩留まりが低下する。防水部材20の面密度が適切に調整されていると、優れた音響特性を得ながら、上記の不具合の発生を防止できる。また、防水部材20を筐体に取り付ける作業も容易になる。
また、小さい面密度を有する多孔質材料の気孔率は高い。言い換えれば、高い気孔率を有する多孔質材料において、樹脂部分が占める割合は小さい。そのような多孔質材料の強度は低い。また、そのような多孔質材料の打抜き加工品をハンドリングする際には、剥離フィルムを使用する機会が多い。図6を参照して説明したように、剥離フィルム101を防水部材100から剥がしにくいとき、多孔質層104で凝集破壊が起こる可能性がある。これに対し、本実施形態によれば、第1接着層22と第2接着層24とが強固に接合しているため、剥離フィルム30と接着層24との間の粘着力がある程度強い場合においても、多孔質層26で凝集破壊が起こることを防止できる。
図4に示すように、本実施形態の電子機器40は、筐体42及び音響装置44を備えている。音響装置44は、筐体42の内部に配置されている。音響装置44としては、発音部及び受音部が挙げられる。発音部として、スピーカー、ブザーなどが挙げられる。受音部として、マイクロフォンなどが挙げられる。筐体42には、音響装置44に対応する位置に開口42hが設けられている。防水部材20は、開口42hを塞ぐように筐体42に取り付けられている。詳細には、防水部材20は、筐体42の内部側から開口42hを塞いでいる。第1接着層22が筐体42の内面に接し、第2接着層24が音響装置44に接している。つまり、防水部材20は、筐体42と音響装置44との間に挟まれている。多孔質層26の側面が筐体42の内部の雰囲気に晒されていないので、音響装置44を通じて筐体42の内部の空気が多孔質層26に到達できない場合、水蒸気、空気などの気体は、筐体42の外部から筐体42の内部に流入できない。
以下、実施例によって本発明をさらに具体的に説明する。ただし、本発明は以下の実施例に限定されない。なお、多孔質膜の特性は以下の方法で測定した。
(通気度)
多孔質膜の通気度は、日本工業規格(JIS) L 1096に規定された通気性測定法のA法(フラジール形法)に準拠して測定した。
(耐水圧)
多孔質膜の耐水圧は、JIS L 1092(2009)に記載された耐水度試験機(高水圧法)によって測定した。ただし、この規定に示された試験片の面積では多孔質膜が著しく変形する。したがって、ステンレスメッシュ(開口径:2mm)を多孔質膜の加圧面の反対側に配置して多孔質膜の変形をある程度抑制しつつ、多孔質膜の耐水圧を測定した。
(面密度)
多孔質膜をポンチでφ47mmの寸法に打ち抜いた後、打ち抜かれた多孔質膜の質量を測定した。測定された質量を1m2あたりの質量に換算し、面密度を得た。
(気孔率)
面密度に厚さを乗じて見かけ密度を求めた。見かけ密度及び材料密度を使用して、以下の式から多孔質膜の気孔率を求めた。PETの密度として1.38g/cm3、PTFEの密度として2.18g/cm3を用いた。
{1−(見かけ密度/材料密度)}×100
(実施例1)
多孔質膜として、PTFE多孔質膜(日東電工社製NTF1026)を準備した。このPTFE多孔質膜の基本特性は、気孔率85%、面密度8.1g/m2、通気度0.31cm3/cm2/秒、厚さ0.025mm、耐水圧250kPaであった。
まず、多孔質膜をφ5.4mmの寸法に打ち抜いた。一方、厚さ0.1mmのPETフィルムと両面テープ(日東電工社製No.5603、厚さ0.03mm)とを積層し、これらにφ2.5mmの開口を形成した。PETフィルムは、防水部材の剛性を確保するために使用した。また、別の両面テープ(日東電工社製No.57120B、厚さ0.20mm)にもφ2.5mmの開口を形成した。2つの両面テープによって多孔質膜が挟まれるように、ラミネータを用いて、多孔質膜に2つの両面テープを積層させた。その後、全体をφ5.8mmの寸法に打ち抜いた。PETフィルムの上に剥離フィルム(再剥離性テープ)を貼り合わせた。これにより、両面テープと剥離フィルムとの間にPETフィルム(図5の参照符号32)が追加されたことを除き、図1に示す構造の防水部材を得た。
(実施例2)
多孔質膜として、PTFE多孔質膜と不織布との積層品(日東電工社製NTF613AP)を使用したことを除き、実施例1と同じ方法で防水部材を作製した。不織布付きのPTFE多孔質膜の基本特性は、気孔率75%(PTFE多孔質膜のみ)、面密度8.5g/m2、通気度0.50cm3/cm2/秒、厚さ0.025mm、耐水圧350kPaであった。
(実施例3)
多孔質膜として、ポリエチレン多孔質膜(日東電工社製サンマップLC)を使用したことを除き、実施例1と同じ方法で防水部材を作製した。ポリエチレン多孔質膜の基本特性は、気孔率31%、面密度62.3g/m2、通気度25cm3/cm2/秒、厚さ0.100mm、耐水圧1kPaであった。
(比較例1)
多孔質膜の外径が両面テープの外径に等しいことを除き、実施例1と同じ方法で比較例1の防水部材を作製した。
(比較例2)
多孔質膜の外径が両面テープの外径に等しいことを除き、実施例2と同じ方法で比較例2の防水部材を作製した。
(比較例3)
多孔質膜の外径が両面テープの外径に等しいことを除き、実施例3と同じ方法で比較例3の防水部材を作製した。
(気密性試験)
図5に示す試験装置50を用いて防水部材の気密性試験を行った。試験装置50は、筐体55、Oリング53及び加圧器具52を備えている。筐体55の蓋部55aにはφ2mmの開口55hが形成されている。開口55hを塞ぐように筐体55の内面に防水部材を貼り付けた。Oリング53及び加圧器具52で筐体55を密閉した。開口55hを通じて防水部材が水に接するように筐体55の上面に形成された凹部に蒸留水を入れた。その後、筐体55の内部の空気に200kPaの圧力を加え、1分後に気泡の有無を確認した。気泡が出る場合は気密性なし、気泡が出ない場合は気密性ありと判断した。結果を表1に示す。
Figure 0006472182
表1に示すように、実施例1〜3の防水部材には気密性があり、比較例1〜3の防水部材には気密性が無かった。
本明細書に開示された技術は、携帯電話、ノートパソコン、電子手帳、デジタルカメラ、ゲーム機器などの電子機器に防水性を付与する目的で使用されうる。ただし、本明細書に開示された技術の適用対象は電子機器に限定されない。本明細書に開示された技術は、音声機能を持たない製品、例えば、センサ、スイッチ、ECUなどの自動車部品の筐体に防水性を付与する目的で使用されうる。
10 剥離フィルム付き防水部材
20 防水部材
22 第1接着層
24 第2接着層
26 多孔質層
28 接合面
30 剥離フィルム
40 電子機器
42 筐体
42h 開口
44 音響装置

Claims (12)

  1. 枠の形状を有する第1接着層と、
    枠の形状を有する第2接着層と、
    前記第1接着層と前記第2接着層との間に配置された多孔質層と、
    を備え、
    前記多孔質層は、樹脂多孔質膜であり、
    前記第1接着層及び前記第2接着層のそれぞれは、上面及び下面の両面に接着性を有する層であり、
    前記第1接着層、前記第2接着層及び前記多孔質層を平面視したとき、前記多孔質層の外形が前記第1接着層の外形及び前記第2接着層の外形の内側に位置しており、
    前記多孔質層の前記外形の外側において、前記第1接着層が前記第2接着層に直接接合されており、
    前記多孔質層の側面が前記第1接着層及び前記第2接着層によって外部から遮蔽されている、防水部材。
  2. 前記多孔質層の前記外形の全体が前記第1接着層の前記外形及び前記第2接着層の前記外形の内側に位置している、請求項1に記載の防水部材。
  3. 前記樹脂多孔質は、ポリテトラフルオロエチレンを主成分として含む、請求項1又は2に記載の防水部材。
  4. 前記多孔質層の気孔率が30%以上である、請求項1〜3のいずれか1項に記載の防水部材。
  5. 前記防水部材は、全体として、膜の形状を有する防水通音部材である、請求項1〜4のいずれか1項に記載の防水部材。
  6. 前記第1接着層及び前記第2接着層は、それぞれ、両面テープである、請求項1〜5のいずれか1項に記載の防水部材。
  7. 前記多孔質層の側面が全周囲にわたって前記第1接着層及び前記第2接着層によって外部から遮蔽されている、請求項1〜6のいずれか1項に記載の防水部材。
  8. 前記樹脂多孔質膜に積層された通気性支持体をさらに備え、
    前記通気性支持体は、織布、不織布、メッシュ、ネット、スポンジ又はフォームである、請求項1〜7のいずれか1項に記載の防水部材。
  9. 前記第1接着層の前記上面及び前記第2接着層の前記下面のそれぞれが当該防水部材の最表面をなす、請求項1〜8のいずれか1項に記載の防水部材。
  10. 前記第1接着層の前記上面及び前記第2接着層の前記下面のそれぞれが当該防水部材と他の部材との接着面として機能する、請求項1〜9のいずれか1項に記載の防水部材。
  11. 請求項1〜10のいずれか1項に記載の防水部材と、
    前記防水部材の前記第1接着層又は前記第2接着層に取り付けられた剥離フィルムと、
    を備えた、剥離フィルム付き防水部材。
  12. 筐体と、
    前記筐体の内部に配置された発音部又は受音部と、
    前記発音部又は前記受音部に対応する位置に形成された前記筐体の開口を塞ぐように前記筐体に取り付けられた請求項5に記載の防水部材と、
    を備えた、電子機器。
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