JP6471665B2 - 車両誘導システム - Google Patents

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Description

本発明は、路車間通信システムを利用して例えば高速道路における渋滞の緩和を図ることができる車両誘導システムに関する。
例えば高速道路における渋滞を緩和するためのシステムとして、特許文献1に示されたものがある。この渋滞緩和システムでは、高速道路の交通管理センタのコンピュータが、渋滞もしくは渋滞の兆候が発生したかどうかを判定する。そして、サービスエリアに車両を誘導することによって渋滞の緩和が可能であると判断した場合に、サービスエリアの利用を奨めるための利用案内情報を、高速道路の可変表示板や路側ビーコンを利用して、運転者に提供するようになっている。
ところが、この特許文献1の技術では、単にサービスエリアで休憩することを推奨するための利用案内情報を、運転者に提供するものに過ぎない。そのため、運転者にとっては、利用案内情報に従うことによるさほどのメリットがなく、十分な効果が期待できない。また、駐車場に十分な空きスペースがあることが必要な条件となるので、必ずしも常に実施可能なシステムとはなっていない。
そこで、高速道路における渋滞緩和のための別の手法として、特許文献2では、車線密度を適正化して車両の流れをスムーズにするために、渋滞の原因となる車両の車載器に対し、路側システムの通信装置から、個別に車線変更を促すような渋滞緩和情報を送信するシステムが考えられている。更に、特許文献3には、有料道路の指定出口から車両が一旦退出しても、指定施設の利用等の一定の適用条件を満足すれば、有料道路に再入場したときに、その有料道路の連続利用とみなす(退出、再入場による通行料金の増額が免除される)サービスが開示されている。
特開2001−307277号公報 特開2006−309736号公報 特開2011−179935号公報
しかしながら、上記特許文献2の技術では、渋滞の原因となっている特定の車両を見つけ出し、その車両(車載器)に対し個別に通信を行うといった高度な制御が必要になると共に、交通流センサや、路側の通信装置を多数設ける必要があり、構成(インフラ整備)の複雑化を招いてしまうものとなっている。
また、特許文献3の技術では、利用できるのが特定の出入口に限られ、出入口や指定施設を動的に変更できないので、有料道路のうち一部の所定区間に関する渋滞緩和にしか有効でない。そのため、渋滞の区間が変動するような道路に関しては、適用できないものとなっている。このように、従来では、渋滞緩和に関して、十分に有効なシステムが考えられていないのが現状であった。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、特定道路における渋滞の緩和を効果的に図ることができる車両誘導システムを提供するにある。
上記目的を達成するために、本発明の車両誘導システム(1)は、車両(C)に搭載された車載器(2)、道路の要所に設けられ前記車載器(2)との間で通信を行う複数の路側機(3)、それら路側機(3)を管理する情報管理センタ(4)からなる路車間通信システム(6)と、前記情報管理センタ(4)に接続可能に設けられ有料道路である特定道路を管理する道路管制センタ(5)とを含み、前記路車間通信システム(6)を利用して、前記特定道路の渋滞緩和のために前記車両(C)を誘導するためのシステムであって、前記道路管制センタ(5)に設けられ前記特定道路の情報を収集する交通情報収集手段(5)と、前記収集した交通情報から前記特定道路に渋滞が発生していること或いは発生が予測されることを判定する渋滞発生判定手段(4)と、発生している或いは発生が予測される渋滞を緩和する対策として、前記特定道路の渋滞区間の上流を走行している車両(C)を渋滞区間の上流に位置する所定の施設へ立寄らせる或いは渋滞区間の上流において当該特定道路から一時的に退出するように誘導する車両誘導情報であって、前記所定の施設或いは退出出口の名称と、前記特定道路から退避している最低時間と、車両誘導情報の有効期限の情報とを含む車両誘導情報を作成する誘導情報作成手段(4)と、前記誘導情報作成手段(4)により作成された車両誘導情報を、前記特定道路の渋滞区間の上流側に位置する路側機(3)を用いて走行中の前記車両(C)の車載器(2)に対して通知する通知手段(3、4)と、前記車両誘導情報に従った被誘導車両(C)に対し通行料金の割引の特典を付与する特典付与手段(4)とを備えるところに特徴を有する(請求項1の発明)。
これによれば、道路管制センタ(5)に設けられた交通情報収集手段(5)により特定道路の情報が収集され、収集した交通情報から、渋滞発生判定手段(4)により前記特定道路に渋滞が発生していること或いは発生が予測されることが判定される。渋滞が発生している或いは予測される場合には、誘導情報作成手段(4)により、渋滞を緩和する対策として、特定道路の渋滞区間の上流を走行している車両(C)を所定の施設へ立寄らせる或いは当該特定道路から一時的に退出するように誘導する車両誘導情報が作成される。そして、その車両誘導情報が、通知手段(3,4)により、特定道路の渋滞区間の上流側に位置する路側機(3)を用いて走行中の前記車両(C)の車載器(2)に対して通知される。
車両(C)の運転者は、車両誘導情報の通知に従って、所定の施設へ立寄らせる或いは当該特定道路から一時的に退出することができる。これにより、特定道路を走行する車両が、渋滞区間の上流側において一時的に退避し、渋滞区間に入ってくる車両の数がその分だけ減少するので、渋滞緩和に役立つものとなる。この場合、車両を特定道路から退避させる方法として、所定の施設への立寄りと、特定道路からの一時的な退出との2つがあり、いずれかを選択できるので、例えば所定の施設の駐車場に空きがない場合には、特定道路から一時的に退出させれば良い等、利用できるケースが広がる。
そして、車両誘導情報に従うことにより渋滞緩和に協力した被誘導車両(C)に対しては、特典付与手段(4)により特典が付与される。これにより、特定道路の管理者側、車両の運転者側の双方にとってメリットが得られるようになり、利用が促進されるようになる。また、現在既に整備されている、或いは整備されつつある路車間通信システムをそのまま利用することができるので、大掛かりなインフラ整備を追加する必要もなく実現することができる。従って、本発明によれば、特定道路における渋滞の緩和を効果的に図ることができる。
本発明の一実施形態を示すもので、システムの全体構成を概略的に示す図 情報管理センタが実行する、渋滞緩和のための車両誘導の処理の手順を概略的に示すフローチャート 情報管理センタが実行する通行料金の計算、課金の処理の手順を概略的に示すフローチャート 情報管理センタが実行する通行料金の割引の処理の手順を概略的に示すフローチャート 通行記録の具体例を示す図 基本料金テーブルの具体例(a)及び車種の区分(b)を示す図 路車間通信システムに登録された車載器情報テーブルの具体例を示す図 車両誘導情報テーブルの具体例を示す図
以下、本発明を具体化した一実施形態について、図面を参照しながら説明する。尚、本実施形態では、例えば乗用車からなる車両Cが、特定道路としての高速道路F上を走行する場合を具体例としてあげながら説明する。この場合、所定の施設(休憩施設)として高速道路Fに設置されたサービスエリア(パーキングエリア)SAに車両Cを誘導するものとする。また、本実施形態では、路車間通信システムとして、「ETC2.0」サービスシステムを利用する場合を例としている。
図1は、本実施形態に係る車両誘導システム1の全体的な構成を概略的に示している。ここで、高速道路Fには、複数の出入口インターチェンジE1、E2(2個のみ図示)が設けられている。これと共に、高速道路Fには、要所に位置してサービスエリアSA(1個のみ図示)が設けられている。サービスエリアSAには、駐車場と共に、トイレ、レストラン、売店等が設けられ、休憩施設として機能する。
車両誘導システム1は、車両Cに搭載された車載器2、道路の要所に設けられた複数の路側機3、路側機3全体を管理する情報管理センタ(ETC2.0データ管理センタ)4、道路管制センタ5等を含んで構成される。前記車載器2、路側機3、情報管理センタ4等から、「ETC2.0」サービスシステムからなる路車間通信システム6が構成される。道路管制センタ5は、高速道路Fの管理を行うコンピュータを備え、高速道路Fの全区間の交通流計測装置7からの計測情報が入力されると共に、各サービスエリアSAの混雑状況(駐車場の空き情報)が入力されるようになっている。この道路管制センタ5は、前記情報管理センタ4に接続されている。
前記車載器2は、この場合ETC2.0車載器からなり、詳しく図示はしないが、通信手段としての無線部、コンピュータからなり全体を制御する制御部、ETCカードが接続されるカードコネクタ等を備えて構成されている。また、図示はしないが、車載器2は、例えばナビゲーション装置と連携(或いは一体化)するように設けられ、ナビゲーション装置の操作入力部や、表示装置等の出力部を共通して使用するように構成されている。車両Cに搭載される車載器2は、路車間通信システム6への登録によって固有のIDを有しており、そのIDにより識別可能に構成されている。車載器2の登録内容には、車両Cの車種のデータも含まれている(図7参照)。
前記無線部は、路側機3との間で、例えばDSRC(Dedicated Short Range Communications)方式による狭域無線通信を行う。これにて、車載器2は路側機3との間の路車間通信により、例えば高速道路Fの出入口インターチェンジE1、E2のETCゲート(料金所)における料金決済処理や、道路交通情報(VICS(登録商標)情報)等の情報の取得、走行履歴データ(プローブ情報)のアップロード等を行う。尚、図1では、車載器2を搭載した車両を車両C、車載器2を搭載していない(或いはETC2.0規格以外の車載器を搭載している)車両を車両C´として区別している。
前記路側機3は、詳しく図示はしないが、車載器2との間でDSRC方式による狭域無線通信を行う狭域無線通信装置からなる無線部と、コンピュータからなり全体を制御する制御部とを備えている。路側機3は、高速道路Fの出入口インターチェンジE1、E2のETCゲートに設置されると共に、高速道路Fの本線に所定間隔(例えば1〜10km間隔:例えばこの間隔が一区間とされる)で設置されている。更に、路側機3は、各サービスエリアSAの駐車場の入口部分、出口部分にも設けられている。また、各路側機3は、前記情報管理センタ4に有線(又は無線)で接続されており、情報管理センタ4により管理される。尚、以下、必要に応じて、高速道路Fの本線に設けられている路側機3を本線上路側機3、高速道路Fの出入口及びサービスエリアSAの駐車場の出入口に設けられている路側機3を出入口路側機3と称することとする。
詳しく図示はしないが、情報管理センタ4は、管理サーバ(コンピュータ)やデータベース等を備えて構成され、各路側機3を管理することにより、高速道路Fの通行料金の決済処理、道路交通情報(VICS情報)の配信、車両Cからの走行履歴情報の収集、活用などを行う。前記走行履歴情報は、例えば200m毎の車両Cの位置及び時刻の情報の集合からなる。そして、後述するように、情報管理センタ4は、道路管制センタ5との協働により、高速道路Fの渋滞緩和のために、車両Cを誘導するシステムを構成し、誘導情報の作成、前記路側機3を用いた通知、通行記録の蓄積といった役割も担う。
さて、後の作用説明(フローチャート説明)でも述べるように、高速道路Fの渋滞緩和のために車両Cを誘導する車両誘導システム1を実現するために、前記道路管制センタ5及び情報管理センタ4は、次のような処理を実行する。即ち、まず道路管制センタ5は、交通流計測装置7等から高速道路Fの全区間の交通情報を収集する。従って、道路管制センタ5が、交通情報取集手段として機能する。道路管制センタ5が収集した交通情報は、例えば定期的に情報管理センタ4に送信される。
情報管理センタ4は、道路管制センタ5から取得した交通情報から高速道路Fに渋滞が発生していることを検出する、或いは渋滞の発生を予測する。従って、情報管理センタ4は、渋滞推定エンジン8を備えており、渋滞発生判定手段として機能する。この渋滞の発生検出、発生予測の具体的な手法については、様々な方法が周知であるため、説明を省略する。尚、図1では、渋滞が発生した(或いは渋滞が発生すると予測される)渋滞区間を符号Tで示している。
そして、情報管理センタ4は、渋滞区間Tにおいて発生する渋滞を緩和する対策として、渋滞区間Tの上流を走行している車両Cを所定の施設この場合サービスエリアSAへ立寄らせる或いは高速道路Fの出口インターチェンジE2から一時的に退出するように誘導する車両誘導情報を作成する。これと共に、作成した車両誘導情報を、高速道路Fのうち渋滞区間Tの上流側に位置する路側機3を用いて走行中の車両Cの車載器2に対して通知する。従って、情報管理センタ4は、誘導情報作成手段としても機能すると共に、路側機3と共に通知手段として機能する。
ここで、本実施形態では、前記車両誘導情報は、車両Cを誘導したいサービスエリアSAの名称、或いは出口インターチェンジE2の名称、高速道路Fから退避している最低時間(例えば30分)、車両誘導情報の有効期限(車両Cを誘導する時間帯、例えば12:00から13:30まで)、特典の内容といった情報が含まれる。車両Cにおいては、車載器2が取得した車両誘導情報が、表示装置に表示される。運転者は、表示された車両誘導情報に従って、サービスエリアSAに立ち寄って一定時間以上この場合30分以上の休憩をとるといったことで、渋滞緩和に協力することができる。但し、運転者が急ぐ場合等、渋滞緩和に協力しない自由もある。
情報管理センタ4は、車両誘導情報に従うことにより渋滞緩和に協力した被誘導車両Cに対し特典を付与する特典付与手段としても機能する。本実施形態では、車両誘導情報に従って、サービスエリアSAに一定時間(例えば30分)以上滞在した車両Cに対し、特典として、例えば、高速道路Fの通行料金の割引(例えば10%程度)の特典が付与されるようになっている。
このとき、本実施形態では、路車間通信システム6(「ETC2.0」サービスシステム)に登録している車両C(車載器2)については、サービスエリアSAの入口及び出口に夫々設置された路側機3との間で路車間通信が行われ、情報管理センタ4に各車両Cの通行記録が蓄積されることにより、車両CがサービスエリアSAに一定時間以上滞在したかどうかを確認し、特典を付与することができる。
また、誘導されたサービスエリアSAに立ち寄った被誘導車両Cに対する特典として、通行料金の割引に加えて(或いは通行料金の割引に代えて)、施設利用の優待、例えばサービスエリアSA内での買い物に関しての割引(例えば10%)を行うといったことも可能である。この場合、例えばユーザがETCカード等の登録されたカードを提示して店舗のPOS端末で認証を受ける、或いは、路側機3から車載器2に対し二次元コード等のクーポンを配信して、ユーザがスマートフォンや携帯電話機でクーポンを撮影し、そのクーポン画像を提示するといった方法により割引を受けられるようにすることができる。
尚、詳しい説明は省略するが、情報管理センタ4は、車両誘導情報を作成するにあたっては、サービスエリアSAの駐車場の空き情報を加味した上で、つまり駐車場に十分な空きスペースがあることを確認した上で、車両誘導情報を作成する。また、本実施形態では、サービスエリアSAの駐車場に空きがない場合、渋滞区間TまでにサービスエリアSAが存在しない場合には、高速道路Fの、渋滞区間Tの上流側(手前側)に位置する所定の出口(インターチェンジE2)から一時的に退出するように車両誘導情報を作成する。
この場合、車両誘導情報に従って特定のインターチェンジE2から一時的に退出した被誘導車両Cについては、その後、所定の離脱時間内に同一インターチェンジ或いは別のインターチェンジから当該高速道路Fに再入場した場合でも、連続して走行しているとみなされる(離脱による料金面での不利益を受けないようにする)ようになっている。車両誘導情報に従って、一定時間以上高速道路Fから離脱していた被誘導車両Cについても、通行料金の割引の特典を付与することができる。
更には、高速道路Fからの一時的な退出を誘導するための車両誘導情報に、図1に示すように、該当するインターチェンジE2の近辺で、車両Cが立ち寄れる施設P1〜P3の案内情報を含ませることもできる。施設としては、例えば観光施設P1、レストランP2、ガソリンスタンドP3等がある。車両誘導情報に従ったユーザに対し、利用の優待例えば施設P1〜P3における入場料や買い物の割引等の特典を付与することもできる。
次に、上記構成の作用について、図2から図8も参照して述べる。上記したように、高速道路Fを管理する道路管制センタ5は、交通流計測装置7等から交通情報を収集し、定期的に情報管理センタ4に送信する。図2のフローチャートは、情報管理センタ4が実行する、渋滞緩和のための車両誘導の全体の処理手順を示している。まず、ステップS1では、道路管制センタ5から交通情報を受信したかどうかが判断される。交通情報を受信した場合には(ステップS1にてYes)、ステップS2にて、取得した交通情報から高速道路Fにおける渋滞の発生の検出、或いは渋滞の発生の予測の処理が実行される。
ステップS3〜S8では、高速道路Fの一つずつの区間に関して、渋滞緩和のための車両誘導が必要かどうか、つまり、その区間に近い下流側で渋滞区間Tが発生している(発生が予測される)かどうかが判断され、必要な場合に車両誘導情報が作成される。即ち、ステップS3では、全ての区間に関する処理が終了したかどうかが判断され、終了していない場合には(ステップS3にてNo)、次のステップS4にて、車両誘導が必要な区間かどうかが判断される。車両誘導の必要のない区間あれば(ステップS4にてNo)、そのままステップS7にて次の区間に進み、ステップS3からの処理が繰返される。
これに対し、車両誘導の必要がある区間である場合には(ステップS4にてYes)、ステップS5にて、サービスエリアSAの駐車場の空き情報が参照されながら、車両誘導情報が作成される。この車両誘導情報は、上記したように、車両Cを誘導したいサービスエリアSAの名称(或いは出口インターチェンジE2の名称)、高速道路Fから退避している最低時間(例えば30分)、車両誘導情報の有効期限(渋滞緩和のために車両Cを誘導する時間帯、例えば誘導開始から終了までの時刻)、更に特典の内容といった情報が含まれる。図8には、車両誘導情報テーブルの例が示され、例えば東名高速道路における美合PA(上り)に対する誘導が、12:00から13:00まで、上郷SA(上り)に対する誘導が、12:30から13:30まで行われることが示されている。
ステップS6では、作成された車両誘導情報を車両C(車載器2)に対して通知する路側機3(どの本線上路側機3で通知を行うか)が決定される。この場合の路側機3は、渋滞区間Tの上流側であって且つ誘導したいサービスエリアSAよりも上流側に位置することは勿論である。次のステップS7にて次の区間に進み、ステップS3からの処理が繰返される。そして、全区間に対する処理が終了すると(ステップS3にてYes)、ステップS8にて、各路側機3に対し、車両誘導情報又は非誘導データ(誘導をしない場合のデータ)を送信(通知)する要求がなされ、その後ステップS1に戻る。
これにて、渋滞区間Tが発生している(発生しそうな)場合には、渋滞区間Tの上流側(且つ誘導したいサービスエリアSAよりも上流側)に位置する路側機3は、走行中の車両Cの車載器2との路車間通信により、その車両誘導情報を通知する。車両Cにおいては、車両誘導情報が表示装置の画面に表示され、運転者は、車両誘導情報の通知に従って、所定のサービスエリアSAに立寄ることができる。
これにより、高速道路Fを走行する車両Cが、渋滞区間Tの上流側において一時的に退避し、渋滞区間Tに入ってくる車両Cの数がその分だけ減少するので、渋滞緩和に役立つものとなる。尚このとき、例えば渋滞区間Tまでに適当な施設(サービスエリアSA)が存在しない場合や、サービスエリアSAの駐車場に空きがない場合等には、車両Cを高速道路Fから退避させる方法として、特定の出口インターチェンジE2から一時的に退出させるように誘導する車両誘導情報が通知される。
図2に戻って、ステップS1にて交通情報を受信しなかった場合には(ステップS1にてNo)、ステップS9にて、本線上路側機3からデータを受信したか(本線上路側機3と車載器2との通信があったか)どうかが判断される。本線上路側機3からデータを受信した場合には(ステップS9にてYes)、ステップS11にて、通信した車載器2の車載器IDと通過時刻とが通行記録として記録され、その後ステップS1に戻る。
また、ステップS9にて、本線上路側機3からデータを受信しなかった場合には(ステップS9にてNo)、ステップS10にて、出入口路側機3からデータを受信したか(出入口路側機3と車載器2との通信があったか)どうかが判断される。出入口路側機3からデータを受信した場合には(ステップS10にてYes)、ステップS11にて、通信した車載器2の車載器IDと通過時刻とが通行記録として記録され、その後ステップS1に戻る。出入口路側機3からデータを受信しなかった場合には(ステップS10にてNo)、そのままステップS1に戻る。
次に、図3のフローチャートは、情報管理センタ4が実行する通行料金の計算、課金の処理の手順を概略的に示している。まずステップS21では、出入口路側機3のうち出口インターチェンジ側の路側機3からデータを受信したかどうかが判断される。出入口路側機3からデータを受信した場合には(ステップS21にてYes)、ステップS22にて、通信した車載器2の車載器IDと通過時刻とが通行記録(図5参照)として記録される。そして、ステップS23にて、図4の説明で詳述するように、通行記録に基づく通行料金の計算が行われる。
次のステップS24では、計算された通行料金のデータ(最終的な請求金額)が路側機3に送信され、車載器2に通知される。ステップS25では、当該車載器2に対する課金処理が行われ、ステップS21に戻る。尚、上記ステップS24では、計算された通行料金のデータを、路側機3を介して車載器2に通知するようにしているが、時間的な問題で、実際には提示できない虞もある。そのような場合には、後日送付される請求書にて、割引の金額を通知するといった方法も考えられる。
図4のフローチャートは、上記図3のうちステップS23の、走行記録からの通行料金計算の詳細な処理手順を示している。即ち、ステップS31では、走行記録から、該当する車載器IDの車両Cの、入退場IC及び時刻が読出される。ステップS32では、該当する車載器2(車両C)の車種から、通行料金の基本料金が求められる。この場合、図6(b)に示すように、高速道路Fの通行料金は車種別に異なり、そのうち軽自動車では、図6(a)に示すような基本料金となっている(名古屋―岡崎間)。図5の例では、車載器IDが「ABC1234567」の車両Cは、車種が軽自動車であり(図7参照)、名古屋ICから岡崎Icまで乗ったので、基本料金が600円となっている。
ステップS33では、車両誘導による通行料金の割引の計算が行われる。図5の例では、車載器IDが「ABC1234567」の車両Cは、車両誘導情報に従って、時刻12:35に上郷サービスエリアに入り(本線から退出)、時刻13:25に再び高速道路Fの本線に進入しており、30分以上である50分間の休憩(滞在)時間となっている。従って、この車両C(車載器2)に対しては、車両誘導による通行料金の割引(例えば10%)が行われる。ステップS34では、その他の割引、例えば早朝割引や休日割引などの計算がなされ、処理が終了する。
以上のように、本実施形態の車両誘導システム1によれば、高速道路Fに渋滞が発生している場合或いは渋滞の発生が予測される場合には、情報管理センタ4により、渋滞区間Tの上流を走行している車両Cを所定の施設(サービスエリアSA)へ立寄らせる或いは高速道路Fから一時的に退出するように誘導する車両誘導情報が作成される。その車両誘導情報が、路車間通信システム6により、高速道路Fを走行している車両Cの車載器2に対して通知される。そして、車両誘導情報に従うことにより渋滞緩和に協力した被誘導車両Cに対しては、高速道路Fの通行料金の割引などの特典が付与される。
これにより、従来のような車両の運転者に単に休憩を奨めるものと異なり、高速道路Fの管理者、車両Cの運転者側の双方にとってメリットが得られるようになり、利用が促進される。また、路車間通信システム6として、「ETC2.0」サービスシステムをそのまま利用することにより、大掛かりなインフラ整備を追加する必要もなく、また車載器2側のコスト負担も抑えることができ、安価なシステムとして構築することができる。従って、本実施形態によれば、高速道路Fにおける渋滞の緩和を効果的に図ることができるという優れた効果を奏する。
本実施形態では、利用者への特典として、高速道路Fの通行料金の割引を行うようにしたので、直接的であって利用者にとってメリットが判りやすいものとなる。また、施設における利用の優待を行うようにすれば、高速道路Fや施設(サービスエリアSAや他の施設P1〜P3)の利用の促進につながるため、ユーザ、施設の営業者の双方にメリットが得られる。
このとき、車両Cを高速道路Fから退避させる方法として、サービスエリアSAへの立寄りと、出口インターチェンジE2からの一時的な退出との2つがあり、いずれかを選択できるので、サービスエリアSAの駐車場に空きがない場合には、一時的な退出を選べば良い等、利用できるケースが広がる。車両誘導情報を作成するにあたっては、サービスエリアSAの駐車場の空き情報を加味した上で、行うようにしたので、駐車場に空きがない施設へ車両Cを誘導してしまうことを未然に防止することができる。
また本実施形態では、車両誘導情報に、高速道路Fから退避している最低時間、車両誘導情報の有効期限の情報を含ませるようにした。これにより、ユーザが、渋滞の緩和のため、どれくらいの時間が過ぎれば高速道路Fに戻ってよいかが判るようになり、親切であると共に渋滞緩和により有効となる。有効期限を知らせることにより、利用者が渋滞解消後に、割引が受けられると勘違いしてサービスエリアSAに立ち寄ってしまうといった間違い等を未然に防止することができる。
本実施形態では、路側機3を、出入口インターチェンジE1,E2及びサービスエリアSAの入口及び出口にも設け、それらを車両Cが通過することにより、車載器2との間で路車間通信が行われ、情報管理センタ4に各車両Cの通行記録が蓄積されるように構成した。これにより、各車両Cの通行記録に基づき、特典の付与(通行料金の割引)を容易に行うことができる。この場合、通行記録から休憩施設(サービスエリアSA)の滞在時間を確認することにより、確実に特典を付与することができる。
更に本実施形態では、車両誘導情報に従って高速道路Fの出口インターチェンジE2から一時的に退出した被誘導車両Cに対しては、その後、所定の離脱時間内に同一場所或いは別の入口インターチェンジから当該高速道路Fに再入場した場合でも、離脱による料金面での不利益を受けないように構成した。これにより、特典の付与と併せて、利用者にとってより利用しやすいものとなる。
尚、上記実施形態では、道路管制センタ5から送信された交通情報に基づいて、情報管理センタ4側で、渋滞の検出、予測を行い、車両誘導情報を作成するようにしたが、道路管制センタ5に渋滞発生予測手段としての機能を設ける(更には誘導情報作成手段としての機能を設ける)といったことも可能である。このように、道路管制センタ5と情報管理センタ4との間での各機能の役割分担については、効率などを考慮して適宜変更することができる。
また、上記実施形態では、特定道路として高速道路Fを走行する場合を具体例としたが、国道等の一般道を走行する場合でも本発明を適用することができる。更には、渋滞緩和に協力した被誘導車両に対して付与する特典としても、通行料金や、施設での買い物の割引に限らず、例えば、景品やポイントの付与、特定のサービスの付与を行う等も考えられる。その他、「ETC2.0」サービスシステムを利用するものに限らず、それ以外にも、各種の路車間通信システムを利用することもできる等、本発明は上記し且つ図面に示した実施形態に限定されるものではなく、要旨を逸脱しない範囲内で適宜変更して実施し得るものである。
図面中、1は車両誘導システム、2は車載器、3は路側機、4は情報管理センタ、5は道路管制センタ、6は路車間通信システム、Fは高速道路(特定道路)、Cは車両、SAはサービスエリア(休憩施設)、E1,E2はインターチェンジを示す。

Claims (5)

  1. 車両(C)に搭載された車載器(2)、道路の要所に設けられ前記車載器(2)との間で通信を行う複数の路側機(3)、それら路側機(3)を管理する情報管理センタ(4)からなる路車間通信システム(6)と、前記情報管理センタ(4)に接続可能に設けられ有料道路である特定道路を管理する道路管制センタ(5)とを含み、前記路車間通信システム(6)を利用して、前記特定道路の渋滞緩和のために前記車両(C)を誘導するためのシステム(1)であって、
    前記道路管制センタ(5)に設けられ前記特定道路の情報を収集する交通情報収集手段(5)と、
    前記収集した交通情報から前記特定道路に渋滞が発生していること或いは発生が予測されることを判定する渋滞発生判定手段(4)と、
    発生している或いは発生が予測される渋滞を緩和する対策として、前記特定道路の渋滞区間の上流を走行している車両(C)を渋滞区間の上流に位置する所定の施設へ立寄らせる或いは渋滞区間の上流において当該特定道路から一時的に退出するように誘導する車両誘導情報であって、前記所定の施設或いは退出出口の名称と、前記特定道路から退避している最低時間と、車両誘導情報の有効期限の情報とを含む車両誘導情報を作成する誘導情報作成手段(4)と、
    前記誘導情報作成手段(4)により作成された車両誘導情報を、前記特定道路の渋滞区間の上流側に位置する路側機(3)を用いて走行中の前記車両(C)の車載器(2)に対して通知する通知手段(3、4)と、
    前記車両誘導情報に従った被誘導車両(C)に対し通行料金の割引の特典を付与する特典付与手段(4)とを備えることを特徴とする車両誘導システム。
  2. 前記路側機は、前記所定の施設及び前記特定道路の出入り口にも設けられ、それらを前記車両が通過することにより、前記車載器との間で路車間通信が行われ、前記情報管理センタに各車両の通行記録が蓄積されると共に、前記通行記録に基づいて、前記特典付与手段による特典付与がなされることを特徴とする請求項1記載の車両誘導システム。
  3. 前記誘導情報作成手段は、前記所定の施設の駐車場の空き情報を加味した上で、前記車両誘導情報を作成することを特徴とする請求項1又は2記載の車両誘導システム。
  4. 前記車両誘導情報に従って前記特定道路から一時的に退出した被誘導車両は、その後、所定の離脱時間内に同一場所或いは別の場所から当該特定道路に再入場した場合でも、離脱による通行料金面での不利益を受けないようにされることを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の車両誘導システム。
  5. 前記路車間通信システムは、「ETC2.0」サービスシステムからなることを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載の車両誘導システム。
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