JP5932693B2 - 料金収受システム - Google Patents

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本発明の実施形態は、有料道路の料金所において利用料金の収受処理を行なう料金収受システムに関する。
有料道路の料金所等における料金収受システム(ノンストップ自動料金収受システム)として、ETC(登録商標)システムの普及が進んでいる。これを利用する車両は、ETCカードと称されるICカードを挿着した専用の車載器を搭載し、料金所の入口(出口)等に設置されるアンテナ装置(路側無線装置)と無線通信を行ない、車載器に挿着されたICカードに対し情報の読取りや書込みを行なうことにより自動課金等の料金収受処理を行なう。料金収受処理が正常終了すると、通行レーンを閉じている発進制御装置の阻止バーが開き、車両はノンストップで通過できる。
また、道路の渋滞情報は、道路の渋滞情報(事故情報をも含むものとする)を把握する交通管制システムなどから取得し、道路利用者へ提供している。
有料道路は利用料金の支払いが必要になるため、道路利用者は一般道路の渋滞情報を把握しているのにも係わらず、有料道路よりも一般道路を走行する利用者が多い。
しかし、有料道路の入口(入場)から出口(出場)までの利用料金は、車種や通行した区間によって一定金額であり、その間一般道路の渋滞の影響で有料道路の利用価値が極度に低かった場合でも、その料金が顧客へ請求される。
一般道路で渋滞が発生していて、近くにある並走する有料道路が空いていたとしても、現状のシステムでは通常走行と同様の利用料金を徴収されてしまうことから、有料道路を走行する利用者は少なく、そのため一般道路の渋滞を緩和できないという問題がある。
交通管制システムなどから取得した一般道路の渋滞情報を、有料道路に設置されているETCシステムおよびVICS(登録商標)システムに配信し、その渋滞情報に基づいて有料道路の利用料金を割引する手段がないのが現状である。
特開2006−309736号公報 特開2004−171230号公報
本発明が解決しようとする課題は、有料道路利用者の走行経路に渋滞割引対象の区間が含まれる場合には、その区間分の利用料金を割引いて収受することができる料金収受システムを提供することである。
実施形態に係る料金収受システムは、一般道路が並走している有料道路の料金所において、当該料金所に進入してくる車両に搭載された車載器との間で無線通信を行なうことにより当該車両に対する利用料金の収受処理を行なう料金収受システムにおいて、前記料金所の出口において、前記有料道路に並走している一般道路の渋滞情報を把握する上位装置から前記一般道路の渋滞情報を受取る渋滞情報受取手段と、この渋滞情報受取手段により受取った渋滞情報により当該車両の入場から出場までの走行経路内に前記一般道路の渋滞区間が含まれているか否かを判定する判定手段と、この判定手段による判定の結果、渋滞区間が含まれている場合はその渋滞区間分の利用料金に基づく割引料金を適用して当該車両に対する利用料金を算出し、渋滞区間が含まれていない場合は割引料金を適用しないで通常料金を適用して当該車両に対する利用料金を算出する料金算出手段とを具備する。
実施形態に係る渋滞情報通知システムの構成を概略的に示す模式図。 実施形態に係る有料道路の入口料金所における料金収受システムの構成を概略的に示す模式図。 実施形態に係る有料道路の出口料金所における料金収受システムの構成を概略的に示す模式図。 実施形態に係る渋滞回避時の車両走行パターンの一例を表した図。 実施形態に係る渋滞情報通知処理について説明するフローチャート。 実施形態に係る出口ETCシステムの処理について説明するフローチャート。 実施形態に係る実施形態に係る入口ETCシステムの処理について説明するフローチャート。 実施形態に係る渋滞回避割引料金テーブルの受信シーケンス。 実施形態に係る渋滞回避割引料金テーブルのフォーマット例を示す図。
以下、実施形態に係る料金収受システムについて図面を参照して説明する。
図1は、実施形態に係る渋滞情報通知システムの構成を模式的に示すものである。渋滞情報通知システムは、一般道路1における車両2の渋滞情報(事故情報をも含む)を路側処理装置3で収集し、一般道路1の渋滞情報を把握する交通管制システムなどの上位装置4へ送信する。上位装置4は、路側処理装置3から受取った渋滞情報をVICS(Vehicle Information and Communication System)システムの路側機器5へ配信する。路側機器5は、たとえば、一般道路1に並走する有料道路6に設置されていて、上位装置4から受取った渋滞情報を、有料道路6を走行する車両7に搭載された車載器8に送信するシステムである。車載器8には、一般道路1が渋滞中の場合、有料道路6の利用料金の割引を適用することを通知する。
図2は、実施形態に係る有料道路の入口料金所における料金収受システム(ETCシステム、以降、単に入口ETCシステムと略称することもある)の構成を模式的に示すものである。
図2において、11は入口料金所の料金収受車線で、車載器12を搭載した車両13が入口側から進入して図示矢印方向に走行し出口側から退出するものとする。車載器12には、料金収受用のETCカードと称されるICカードがセットされる。ICカード内のメモリには、たとえば、車載器情報(車両管理情報としての車両番号、車種情報、車載器番号等)や入口情報、出口情報、課金情報などが記録される。
料金収受車線11の両側部には、それぞれアイランド14が配設されている。アイランド14上には、車線入口側から出口側に向かって順次、進入してくる車両13を検知する第1の車両検知装置15、この第1の車両検知装置15よりも下流側に所定距離離れて設置され、走行する車両13を検知する第2の車両検知装置16、この第2の車両検知装置16よりも下流側に所定距離離れて設置され、走行する車両13のナンバプレート(車両番号)を読取るナンバプレート読取装置17、このナンバプレート読取装置17よりも下流側に所定距離離れて設置され、当該車線11を走行する車両13に対し各種案内表示を行なう路側表示装置18、この路側表示装置18よりも下流側に所定距離離れて設置され、当該車線11から退出する車両13の通行許可、禁止を制御する発進制御装置19、この発進制御装置19よりも下流側に所定距離離れて設置され、退出する車両13を検知する第3の車両検知装置20、この第3の車両検知装置20よりも下流側に所定距離離れて設置され、走行する車両13を撮像するカメラ21がそれぞれ設けられている。
料金収受車線11の上部には、第2の車両検知装置16と対応して第1のアンテナ装置(路側無線装置)22が、発進制御装置19の下流側に対応して第2のアンテナ装置(路側無線装置)23が、それぞれ設置されている。
第1のアンテナ装置22は、料金収受車線11の所定位置に通信領域を形成し、車両13に搭載された車載器12との間で路車間無線通信を行なうことにより、車載器12に対し車載器情報の取得や課金情報等の送信を行なう。
第2のアンテナ装置23は、料金収受車線11の所定位置に通信領域を形成し、車両13に搭載された車載器12との間で路車間無線通信を行なうことにより、車載器12に対し車種情報等の送信を行なう。
第1の車両検知装置15、第2の車両検知装置16、ナンバプレート読取装置17、路側表示装置18、発進制御装置19、第3の車両検知装置20、カメラ21、第1のアンテナ装置22、および、第2のアンテナ装置23は、これらを制御するとともに料金収受処理等の各種処理を実行する車線サーバ24にそれぞれ接続されている。車線サーバ24は、通信回線を介して上位装置(一般道路の渋滞情報を把握する交通管制システム等)25に接続されている。
このように構成された入口ETCシステムでは、車線サーバ24は、上位装置25から受取った渋滞情報と通過車両のICカードから読取った走行履歴情報から、利用料金の割引を適用するかどうか判断するようになっている。
図3は、実施形態に係る有料道路の出口料金所における料金収受システム(ETCシステム、以降、単に出口ETCシステムと略称することもある)の構成を模式的に示すものである。
図3において、31は入口料金所の料金収受車線で、車載器32を搭載した車両33が入口側から進入して図示矢印方向に走行し出口側から退出するものとする。車載器32には、料金収受用のETCカードと称されるICカードがセットされる。ICカード内のメモリには、たとえば、車載器情報(車両管理情報としての車両番号、車種情報、車載器番号等)や入口情報、出口情報、課金情報などが記録される。
料金収受車線31の両側部には、それぞれアイランド34が配設されている。アイランド34上には、車線入口側から出口側に向かって順次、進入してくる車両33を検知する第1の車両検知装置35、この第1の車両検知装置15よりも下流側に所定距離離れて設置され、走行する車両33を検知する第2の車両検知装置36、この第2の車両検知装置36よりも下流側に所定距離離れて設置され、当該車線31を走行する車両33に対し各種案内表示を行なう路側表示装置37、この路側表示装置37よりも下流側に所定距離離れて設置され、当該車線31から退出する車両33の通行許可、禁止を制御する発進制御装置38、この発進制御装置38よりも下流側に所定距離離れて設置され、退出する車両33を検知する第3の車両検知装置39、この第3の車両検知装置39よりも下流側に所定距離離れて設置され、走行する車両33を撮像するカメラ40がそれぞれ設けられている。
料金収受車線31の上部には、第2の車両検知装置36と対応して第1のアンテナ装置(路側無線装置)41が設置されている。
第1のアンテナ装置41は、料金収受車線31の所定位置に通信領域を形成し、車両33に搭載された車載器32との間で路車間無線通信を行なうことにより、車載器32に対し車載器情報の取得や課金情報等の送信を行なう。
第1の車両検知装置35、第2の車両検知装置36、路側表示装置37、発進制御装置38、第3の車両検知装置39、、カメラ40、および、第1のアンテナ装置41は、これらを制御するとともに料金収受処理等の各種処理を実行する車線サーバ42にそれぞれ接続されている。車線サーバ42は、通信回線を介して上位装置(一般道路の渋滞情報を把握する交通管制システム等)43に接続されている。
このように構成された出口ETCシステムでは、車線サーバ42は、上位装置43から受取った渋滞情報に基づき、利用料金の割引を適用するかどうか判断し、利用料金を徴収するようになっている。
図4は、渋滞回避時の車両走行パターンの一例を表したものである。この例では、有料道路51の近傍に一般道路52が並走しているものとする。たとえば、有料道路51のA料金所53からB料金所54までの区間に並走している一般道路52が渋滞している場合、A料金所53に設置される出口ETCシステム(図3)55、入口ETCシステム(図2)56、B料金所54に設置される出口ETCシステム(図3)57の各車線サーバ42,24、A料金所53の手前に設置されるVICSシステムの路側機器58(図1の路側機器5に対応)は、一般道路52の渋滞情報を把握する上位装置59(図1、図2、図3の上位装置4,25,43に対応)から、一般道路52の渋滞区間60の発生/解消の情報を設定した渋滞情報(以降、渋滞区間データと記述)を受取る機能を有するものとする。各車線サーバ42,24および路側機器58は、受取った渋滞区間データを用いて車両の車載器に対して処理を行なうものとする。
次に、上記のような構成において動作を説明する。
まず、渋滞情報通知処理について図5に示すフローチャートを参照して説明する。図4の渋滞区間を例に取ると、A料金所53の手前に設置されたVICSシステムの路側機器58は、車両が通過したことを検知すると(ステップS1)、車両検知信号を上位装置59へ送る。上位装置59は、車両検知信号を受取ると、一般道路52が渋滞しているか否かを判定し(ステップS2)、渋滞している場合、VICSシステムの路側機器58へ渋滞区間データを送信する(ステップS3)。
路側機器58は、渋滞区間データを受取ったら(ステップS4)、通過した車両の車載器に対して、A料金所53の出口の先の一般道路52が渋滞中であることを通知するとともに(ステップS5)、A料金所53から渋滞区間60の終端のB料金所54までの間の区間は割引料金を適用する旨を通知し(ステップS6)、当該処理を終了する。
ステップS1で車両が通過したことを検知しなかった場合、ステップS2で一般道路52が渋滞していなかった場合、ステップS4で渋滞区間データを受取らなかった場合、当該処理を終了する。
次に、出口ETCシステムの処理について図6に示すフローチャートを参照して説明する。図4の渋滞回避ルート1を例に取ると、B料金所54に設置された出口ETCシステム(図3)57において、車線サーバ42は、第1の車両検知装置35が車両を検知したかどうかの判定を行ない(ステップS11)、車両を検知しなければ当該処理を終了する。
ステップS11で車両を検知した場合、車線サーバ42は、上位装置59(上位装置43)から渋滞区間データを受信しているか判定し(ステップS12)、渋滞区間データを受信していない場合は当該処理を終了する。
ステップS12で渋滞区間データを受信している場合、車線サーバ42は、路距離別の利用料金を計算する際に、渋滞区間データを基にして、利用者の入口〜出口の走行経路の中に渋滞区間60(A料金所〜B料金所)が含まれているか判定する(ステップS13)。判定の結果、渋滞区間が含まれている場合、車線サーバ42は、たとえば、渋滞区間分の利用料金を割引く割引料金を適用し(ステップS14)、渋滞区間が含まれていない場合は、割引料金を適用せず通常の利用料金を適用する(ステップS15)。
その後、車線サーバ42は、適用した料金に基づく利用料金の算出処理を行ない(ステップS16)、利用者から算出した利用料金を徴収する(ステップS17)。利用料金の徴収が終了したら、車線サーバ42は、発進制御装置38の開閉バーを開けて、車両の通過を確認したら開閉バーを閉じ(ステップS18)、当該処理を終了する。
次に、入口ETCシステムの処理について図7に示すフローチャートを参照して説明する。図4の渋滞回避ルート2を例に取ると、A料金所53の出口の先の一般道路52が渋滞中であることを知らない利用者が、A料金所53の出口から一度退出してしまった後に渋滞中であることに気付き、再度、A料金所53の入口から有料道路51に乗り入れるケースを想定したものである。
A料金所53は入口で均一料金を徴収する有料道路とする。A料金所53に設置された入口ETCシステム(図2)56において、車線サーバ24は、第1の車両検知装置15が車両を検知したかどうかの判定を行ない(ステップS21)、車両を検知しなければ当該処理を終了する。
ステップS21で車両を検知した場合は、車線サーバ24は、上位装置59(上位装置25)から渋滞区間データを受信しているか判定し(ステップS22)、渋滞区間データを受信している場合は自料金所(A料金所53)が渋滞区間60に含まれているかを判定する(ステップS23)。
ステップS23で自料金所が渋滞区間60に含まれている場合、車線サーバ24は、通過車両の車載器にセットされているICカードから走行履歴情報を読取り(ステップS24)、同じ有料道路への乗り直しかどうかを判定する(ステップS25)。同じ有料道路に乗り直したかどうかの判定は、たとえば、走行履歴情報と該当する料金所とを比較することで行なう。
ステップS25で同じ有料道路への乗り直しの場合、車線サーバ24は、あらかじめ設定された有効時間内で乗り直したかどうかを判定する(ステップS26)。判定の結果、有効時間内で乗り直しの場合は、たとえば、渋滞区間分の利用料金を割引く割引料金を適用する(ステップS27)。
ステップS22で渋滞区間データを受信していない場合、ステップS23で自料金所が渋滞区間60に含まれていない場合、ステップS25で同じ有料道路への乗り直しでない場合、ステップS26で有効時間内での乗り直しでない場合、車線サーバ24は、割引料金を適用せず通常の利用料金を適用する(ステップS28)。
その後、車線サーバ24は、適用した料金に基づく利用料金の算出処理を行ない(ステップS29)、利用者から算出した利用料金を徴収する(ステップS30)。利用料金の徴収が終了したら、車線サーバ24は、発進制御装置19の開閉バーを開けて、車両の通過を確認したら開閉バーを閉じ(ステップS31)、当該処理を終了する。
ここで、割引適用の条件をまとめると、以下の条件となる。
・A料金所53が渋滞区間に含まれている。
・該当車両が直前に退出した出口料金所がA料金所53と同一、もしくは経路上、A料金所53の前方に位置する出口料金所である。
・直前の出口通過時刻から一定時間以内に再流入した車両である。
上記の条件を満たしていた場合は乗継扱いとして、利用料金に割引を適用し、上記の条件を満たしていない場合は通常の利用料金を適用するものである。
次に、実施形態に係る渋滞回避割引料金テーブルの受信シーケンスについて図8を参照して説明する。
図4を例に取ると、上位装置59は、一般道路52が渋滞中の場合、渋滞回避割引料金テーブルを作成する(ステップS41)。上位装置59は、作成した渋滞回避割引料金テーブルをA料金所53の出口ETCシステム55、入口ETCシステム56、B料金所54の出口ETCシステム57の各車線サーバ42,24に対して配信する(ステップS42)。
車線サーバ42,24は、受信した渋滞回避割引料金テーブルを保存し(ステップS43)、この保存した渋滞回避割引料金テーブルを用いて割引料金適用の利用料金の算出処理を実施する。
上位装置59は、一般道路52の渋滞が解消された場合、渋滞回避割引終了を車線サーバ42,24に通知する(ステップS44)。車線サーバ42,24は、渋滞回避割引終了の通知を受取ると、保存した渋滞回避割引料金テーブルを削除し(ステップS45)、通常の料金算出のみを実施するようになる。
上記渋滞回避割引料金テーブルは、たとえば、図9に具体的なフォーマット例を示すように、各料金所に付与された料金所番号、一般道路の渋滞発生時刻、車種ごとの割引料金で構成されている。
以上述べた少なくとも1つの実施形態の料金収受システによれば、一般道路の渋滞情報を把握する交通管制システムなどの上位装置から、一般道路の渋滞区間の渋滞情報を有料道路に設置されたETCシステムおよびVICSシステムの路側機器に配信し、有料道路利用者の走行経路に渋滞割引対象の区間が含まれる場合には、その区間分の利用料金をETCシステムにて自動で割引いて収受することができる。
また、有料道路の料金を割引いて収受し、有料道路の利用者を増やすことで、一般道路の渋滞を緩和させることができる。
また、交通管制システムなどの上位装置から、一般道路の渋滞区間の渋滞情報を有料道路に設置されたVICSシステムの路側機器に配信することで、道路利用者は割引料金の適用区間を把握することができる。
さらに、料金所に設置された入口ETCシステムでは、上位装置から受取った渋滞情報と通過車両の車載器(ICカード)から読取った走行履歴情報を基にして、割引対象であるか否かを判断できる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行なうことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
1…一般道路、2,7…車両、3…路側処理装置、4…上位装置、5…VICSシステムの路側機器、6…有料道路、8…車載器、11…料金収受車線、12…車載器、13…車両、15…第1の車両検知装置、16…第2の車両検知装置、17…ナンバプレート読取装置、18…路側表示装置、19…発進制御装置、20…第3の車両検知装置、21…カメラ、22…第1のアンテナ装置(路側無線装置)、23…第2のアンテナ装置(路側無線装置)、24…車線サーバ、25…上位装置。

Claims (5)

  1. 一般道路が並走している有料道路の料金所の入口及び出口において、当該料金所に進入してくる車両に搭載された車載器との間で無線通信を行なうことにより前記車載器のICカードの情報を読み取り当該車両の入口から出口までの走行経路に対する利用料金の収受処理を行なう料金収受システムにおいて、
    前記料金所の出口において、位装置から前記一般道路の渋滞区間の発生又は解消を示す渋滞情報を受取る渋滞情報受取手段と、
    前記渋滞情報により当該車両の前記走行経路内に前記渋滞区間が含まれているか否かを判定する判定手段と、
    前記渋滞区間が含まれていると判定された場合はその渋滞区間分の利用料金に基づく割引料金を適用して当該車両に対する利用料金を算出し、前記渋滞区間が含まれていない場合は割引料金を適用しないで通常料金を適用して当該車両に対する利用料金を算出する料金算出手段と、
    を具備する料金収受システム。
  2. 一般道路が並走している有料道路の料金所において、当該料金所に進入してくる車両に搭載された車載器との間で無線通信を行なうことにより当該車両に対する利用料金の収受処理を行なう料金収受システムにおいて、
    前記料金所の入口において、位装置から前記一般道路の渋滞情報を受取る渋滞情報受取手段と、
    前記渋滞情報により当該料金所が前記一般道路の渋滞区間に含まれているか否かを判定する第1の判定手段と、
    当該料金所が前記渋滞区間に含まれていると判定された場合、前記車載器から無線通信により取得した走行履歴情報に基づき同一有料道路への再入場か否かを判定する第2の判定手段と、
    一有料道路への再入場と判定された場合は、前記渋滞区間分の利用料金に基づく割引料金を適用して当該車両に対する利用料金を算出する第1の料金算出手段と、
    当該料金所が前記渋滞区間に含まれていないと判定された場合、あるいは、一有料道路への再入場でないと判定された場合は、割引料金を適用しないで通常料金を適用して当該車両に対する利用料金を算出する第2の料金算出手段と、
    を具備する料金収受システム。
  3. 同一有料道路への再入場であると判定された場合は、あらかじめ定められた有効時間内での再入場であるか否かを判定する第3の判定手段をさらに具備し、
    前記第1の料金算出手段は、前記有効時間内での再入場であると判定された場合、前記渋滞区間分の利用料金に基づく割引料金を適用して当該車両に対する利用料金を算出し、
    前記第2の料金算出手段は、当該料金所が前記一般道路の渋滞区間に含まれていないと判定された場合、あるいは、同一有料道路への再入場でないと判定された場合、あるいは、前記有効時間内での再入場でないと判定された場合、割引料金を適用しないで通常料金を適用して当該車両に対する利用料金を算出する請求項2記載の料金収受システム。
  4. 前記有料道路の前記料金所の手前に設置され、前記渋滞情報により、通過した車両の車載器に対して当該料金所の先の前記一般道路が渋滞中であることを報知するとともに、当該料金所から渋滞区間後端の料金所までの間は所定の割引料金を適用する旨を報知する報知手段をさらに具備する請求項1または請求項2記載の料金収受システム。
  5. 第1の料金所から第2の料金所までの区間と並走する一般道が渋滞中である場合に、前記区間に割引料金を適用することを通知する通知手段を具備する請求項1記載の料金収受システム。
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