JP6471477B2 - 現金処理機 - Google Patents

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本発明は、現金処理機に関し、例えば、入力された操作者の識別情報を用いて、入金処理や出金処理等の取引を行う現金処理機に適用し得るものである。
例えば、商業施設や金融機関の店舗等には、入出金処理等を行なう現金処理機が配置されている。従来の現金処理機は、入出金処理等の取引を行う前に、操作者本人の識別情報(例えば、ユーザID等)の入力を受け付け、識別情報に取引内容を対応付けた取引情報を管理している(特許文献1参照)。
特開2009−211345号公報
しかしながら、従来の現金処理機は、入力された識別情報自体が、操作者本人のものであるか否かの確認処理を行なっておらず、誤った識別情報で取引を完了させてしまうというおそれがあった。
例えば、操作者が識別情報を誤入力してしまうことがあり、その場合に、入力された識別情報を確認することができない。また例えば、別の操作者が識別情報を入力した後に、この別の操作者が取引内容をキャンセルして、当該別の操作者が現金処理機から離れてしまうことがある。その後、当該別の操作者の識別情報でログインした状態で、次の操作者が現金処理機を操作すると、別の操作者の識別情報を用いて取引が完了してしまうことがある。
また、識別情報の間違いを防止する方法として、各取引前に、識別情報の認証処理や生体認証等を行なう方法もある。しかし、この場合、取引毎に、毎回認証処理を行う必要があるため、操作の煩わしさや操作時間の増大が問題となる。
そのため、操作者の操作性や操作時間の軽減を図りながら、取引毎に、入力された識別情報が操作者本人のものであるか否かを確認でき、識別情報を修正することができる現金処理機及び現金処理プログラムが求められている。
かかる課題を解決するために、第1の本発明に係る現金処理機は、入力された操作者の識別情報を用いて所定の取引処理を行う現金処理機において、(1)表示手段と、(2)入力された操作者の識別情報を記憶する記憶手段と、(3)前回の取引に係る操作者の識別情報でログインされた状態で、今回の取引実行する際に、当該今回の取引に係る操作者の識別情報と、記憶手段に記憶されている前回の取引に係る操作者の識別情報との同一性を確認する識別情報確認手段と、(4)識別情報確認手段により識別情報の同一性を確認されると、入力された識別情報を確認させる確認画面を表示手段に表示する表示制御手段とを備え、記憶手段が、取引未完了のときでも、入力された操作者の識別情報を記憶するものであることを特徴とする。
第2の本発明に係る現金処理は、入力された操作者の識別情報を用いて所定の取引処理を行う現金処理機において、(1)表示手段と、(2)入力された操作者の識別情報を記憶する記憶手段と、(3)取引実行の際に、当該取引に係る操作者の識別情報と、記憶手段に記憶されている操作者の識別情報との同一性を確認する識別情報確認手段と、(4)識別情報確認手段により識別情報の同一性を確認されると、入力された識別情報を確認させる確認画面を表示手段に表示する表示制御手段と(5)操作者の識別情報と取引結果とを対応付けた1又は複数の取引情報を記憶する取引情報記憶手段と、(6)取引情報記憶手段に記憶されている各取引情報の操作者の識別情報を修正する取引情報管理手段とを備えることを特徴とす
本発明によれば、操作者の操作性や操作時間の軽減を図りながら、取引毎に、入力された識別情報が操作者本人のものであるか否かを確認でき、識別情報の修正をすることができる。
第1の実施形態に係る現金処理機の制御系の構成を示すブロック図である。 第1の実施形態に係る現金処理機の外観構成を示す外観構成図である。 第1の実施形態に係る現金処理機における取引処理の動作を示すフローチャートである。 第1の実施形態に係る識別情報入力画面の一例を示す画面図である。 第1の実施形態に係るメニュー画面の一例を示す画面図である。 第1の実施形態に係る確認画面の一例を示す画面図である。 第1の実施形態に係る入金取引の場合の取引結果を示す画面図を示す。 第2の実施形態に係る現金処理機の制御系の構成を示すブロック図である。 第2の実施形態に係る現金処理機における識別情報の修正処理の動作を示すフローチャートである。 第2の実施形態に係るメニュー画面の一例を示す画面図である。 第2の実施形態に係る権限情報入力画面の一例を示す画面図である。 第2の実施形態に係る取引選択画面の一例を示す画面図である。 第2の実施形態に係る検索情報入力画面の一例を示す画面図である。 第2の実施形態に係る対象情報検索表示画面の一例を示す画面図である。 第2の実施形態に係る修正情報入力画面の一例を示す画面図である。 第2の実施形態に係る修正確認画面の一例を示す画面図である。 変形実施形態に係る修正確認画面の一例を示す画面図である。 変形実施形態に係る修正情報入力画面の一例を示す画面図である。 変形実施形態に係る修正確認画面の一例を示す画面図である。
(A)第1の実施形態
以下では、本発明に係る現金処理機の第1の実施形態を、図面を参照しながら詳細に説明する。
(A−1)第1の実施形態の構成
図2は、第1の実施形態に係る現金処理機1の外観構成を示す外観構成図である。図2に示すように、現金処理機1は、操作・表示部2、識別情報読取部3を有する。
現金処理機1は、例えば、商業施設や金融機関の店舗等に設けられ、操作者本人の識別情報の入力を受け付け、入金処理や出金処理等の取引処理を行うものである。
操作・表示部2は、例えば、操作部と表示部とが一体となったタッチパネル型表示部を適用することができる。この実施形態では、操作・表示部2がタッチパネル型表示部である場合を例示するが、操作・表示部2は、操作部と表示部とが物理的に異なる構成部であっても良い。また、操作・表示部2は、タッチパネル型表示部の他に、別構成の操作部(例えば、スイッチやボタン等)や表示部を含むようにしても良い。
操作・表示部2は、取引種類を選択するメニュー画面や、選択した取引種類毎の操作画面、ユーザ登録画面、管理画面等を表示したり、各表示画面において入力された情報を後述する主制御部10(図1参照)に与えたりするものである。
また、操作・表示部2は、各種取引前に、操作者本人の識別情報を入力する識別情報入力画面を表示する。ここで、操作者本人の識別情報は、例えば、予め設定されたユーザID、パスワード等を含むものである。
識別情報読取部3は、操作者本人の識別情報を読み取るものである。例えば、識別情報読取部3は、ICカードに格納されている操作者本人の識別情報を読み取るカードリーダを適用することができる。識別情報読取部3は、例えば、接触方式、非接触方式でICカードから識別情報を読み取るものを適用することできる。
なお、この実施形態では、識別情報は、操作・表示部2の表示画面を通じて入力される場合を例示する。しかし、識別情報読取部3がICカードから識別情報を読み取るようにしても良い。
図1は、第1の実施形態に係る現金処理機1の制御系の構成を示すブロック図である。図1において、現金処理機1は、大別して、主制御部10、記憶部12、操作・表示制御部13を有する。
主制御部10は、現金処理機1の各種機能を司る処理部又は装置である。主制御部10は、記憶部12に記憶されている処理プログラムを実行することで、現金処理機1の各種機能を実現するものである。また、処理プログラムがインストールされることにより、主制御部10を各種機能部として機能させるものであっても良い。その場合でも、処理プログラムによる実現される機能は図1に示す主制御部10の機能部を有する。
主制御部10は、取引処理部11を有する。また、取引処理部11は、識別情報取得部111、識別情報確認部112、確認画面表示部113を有する。
取引処理部11は、現金処理機1で実行することができる各種取引処理を行なうものである。取引処理部11は、操作・表示部2に表示されたメニュー画面を通じて、操作者の操作により指定された種類の取引処理を行なう。例えば、取引処理部11は、投入された現金の入金する入金処理、指定された金額の現金を出金する出金処理、両替処理、売上金を集計する集計処理等を行なうことができる。
取引処理部11は、指定された種類の取引を実行する際に、操作・表示部2の表示画面を通じて操作者本人の識別情報を取得し、入力された取引内容に基づいて取引処理を行なう。また、取引処理部11は、取引が完了すると、取得した識別情報と取引内容とを対応付けた取引情報を記憶部12の取引情報DB121に記憶する。
識別情報取得部111は、取引実行前に、操作・表示部2から操作者本人の識別情報を取得するものである。なお、識別情報取得部111は、識別情報読取部3により読み取られた識別情報を取得しても良い。
識別情報確認部112は、当該取引に係る識別情報と、記憶部121の識別情報記憶部122に記憶されている識別情報とを比較し、当該取引に係る識別情報と識別情報記憶部122の識別情報とが一致するか否かを確認するものである。
ここで、識別情報確認部112は、取引実行前に、当該取引に係る識別情報と、識別情報記憶部122に記憶されている識別情報との同一性を確認する。
後述するように、識別情報記憶部122には、取引の際に、入力された識別情報が記憶される。そのため、識別情報確認部112は、取引実行の際に、当該取引の際に取得した識別情報と、識別情報記憶部122に記憶されている識別情報が一致するか否か、すなわち同一性を確認することができる。
確認画面表示部113は、識別情報確認部112による確認結果に応じて、識別情報の確認を促す確認画面を操作・表示部2に表示させるものである。つまり、確認画面表示部113は、識別情報確認部112により当該取引に係る識別情報が直前に入力された識別情報と一致する場合に、操作者に注意喚起させるために、識別情報を確認させる確認画面を操作・表示部2に表示させる。
記憶部12は、各種取引の処理プログラムや、操作・表示部2に表示する各種表示画面や、処理に必要なデータ等を記憶するものである。また、記憶部12は、取引情報DB(データベース)121、識別情報記憶部122を有する。
取引情報DB121は、当該現金処理機1により実行された取引情報を記憶するものである。取引情報DB121は、例えば、操作者の識別情報、取引種類、取引金額、取引に係る金種枚数、取引日時情報等を対応付けた情報を取引情報として記憶する。
識別情報記憶部122は、取引の際に入力された操作者本人の識別情報を記憶するものである。また、識別情報記憶部122は、今回の取引の直前の取引だけでなく、今回の取引前の過去数回の取引で入力された複数個の識別情報を記憶するものであっても良い。また、識別情報記憶部122は、完了した取引で入力された識別情報だけでなく、完了しなかった取引(未完了取引)で入力された識別情報も記憶する。
一般的に、取引情報は取引完了後に取引情報DB121に記憶される。また、従来は、例えば取引内容が入力されたが、操作者等により取引実行がキャンセルされる等して取引が完了しなかったとき(取引未完了のとき)には、それまでに入力された情報(識別情報や、取引内容情報などを含む情報)は消去されてしまう。
そこで、第1の実施形態では、取引処理部11が、取引実行前に、当該取引に係る識別情報が、正しい識別情報であるか否かを操作者に確認させるために、識別情報の確認画面を表示できるようにする。
より具体的に、従来、未完了取引の場合、識別情報は消去されてしまう。そこで、第1の実施形態では、識別情報記憶部122が入力された識別情報を記憶するようにする。つまり、前回の取引で、識別情報が入力された後に、取引内容がキャンセルされた場合、入力された取引内容は消去されるが、前回の取引で入力された識別情報は識別情報記憶部122に記憶されることになる。そして、前回の識別情報でログインされたまま、次の取引内容が入力されてしまうときでも、識別情報確認部112が、取引実行前に、当該取引に係る識別情報と、識別情報記憶部122に記憶される識別情報とが一致するか否かを確認する。そして、識別情報が一致する場合に、確認画面表示部113が確認画面を表示させるようにすることで、操作者本人の識別情報を確認させる。
操作・表示制御部13は、主制御部10の制御の下、操作・表示部2に所定の表示画面を表示するものである。操作・表示制御部13の制御により操作・表示部2に表示する表示画面の詳細な説明については動作の項で詳細に説明する。
(A−2)第1の実施形態の動作
次に、第1の実施形態に係る現金処理機1における取引処理の動作を、図面を参照しながら詳細に説明する。
図3は、第1の実施形態に係る現金処理機1における取引処理の動作を示すフローチャートである。
まず、操作者が現金処理機1の操作・表示部2を操作して、取引が開始する(S101)。
操作・表示制御部13の制御を受けて、識別情報入力画面が操作・表示部2に表示され、操作者本人の識別情報が入力される(S102)。
図4は、第1の実施形態に係る識別情報入力画面の一例を示す画面図である。図4に例示するように、識別情報入力画面500は、例えば「IDを入力してください」等のガイダンス表示を有しており、入力された識別情報を表示する識別情報入力部501、操作ボタン502、入力された識別情報が正しいときに確定させる「確定」ボタン503、取引をキャンセルする「キャンセル」ボタン504、前の画面に戻す「戻る」ボタン505を有する。操作者により操作ボタン502が操作されて、操作者本人の識別情報が入力される。
操作・表示制御部13の制御を受けて、取引種類を選択するメニュー画面が表示され、所望の取引種類が選択される(S103)。
なお、この実施形態では、操作者本人の識別情報の入力を受け付けた後に、取引種類の選択を受け付ける場合を例示している。しかし、取引種類の選択を受け付けた後に、操作者本人の識別情報の入力を受け付ける等のようにしても良い。
図5は、第1の実施形態に係るメニュー画面の一例を示す画面図である。図5では、メニュー画面510は、入金と出金と両替の3種類の取引の中から選択できる場合を示している。操作者は、メニュー画面510の中から、「入金」ボタン511、「出金」ボタン512、「両替」ボタン513を選択できる。また、メニュー画面510は、取引をキャンセルする「キャンセル」ボタン514、前の画面に戻す「戻る」ボタン515を有する。
識別情報確認部112は、操作・表示制御部13を介して、今回の取引で入力された入力識別情報と、識別情報記憶部122に記憶されている前回の取引の識別情報とを比較して、入力識別情報が前回取引の識別情報と一致するか否かを確認する(S104)。
入力識別情報が前回取引の識別情報と一致しない場合、処理はS107に移行し、所定の取引操作画面が表示され、取引処理部11は取引処理を実施する(S107)。
一方、入力識別情報が前回取引の識別情報と一致する場合、処理はS105に移行する。S105では、確認画面表示部113が、操作・表示制御部13に対して確認画面の表示指示を行ない、操作・表示制御部13が、注意喚起のための確認画面を操作・表示部2に表示する(S105)。
図6は、第1の実施形態に係る確認画面の一例を示す画面図である。図6では、ポップアップ画面である確認画面520が表示される場合を例示している。図6の確認画面520は、操作者に対して識別情報が前回取引と同じであること、又今回の取引で使用する識別情報の入力変更を行うことを問い合わせるために、例えば「前回取引とIDが同じです。IDを変更しますか?」等のガイダンスが表示される。さらに、確認画面520は、当該取引で受け付けた識別情報を操作者に示すため、「取引ID:123456」等のように識別情報を表示する。これにより、操作者が自身の識別情報を確認することができ、更に必要に応じて識別情報の入力変更も選択することができる。
なお、図6では、当該取引で受け付けた識別情報のみを表示する場合を例示するが、これに限定されるものではない。例えば、現金処理機1が、識別情報、ユーザ名(操作者の氏名)等を管理するユーザ情報DBを有している場合には、当該識別情報に対応するユーザ名等を表示するようにしても良い。
そして、操作者が識別情報の変更を希望し、確認画面520上で「はい」ボタン521が選択されると(S106)、処理はS102に移行し、再度、識別情報入力画面500が操作・表示部2に表示される。これにより、正しい識別情報の入力を受け付けることができ、その正しい識別情報に取引内容を対応付けて管理することができる。
一方、操作者が識別情報の変更を希望せず、確認画面520上で「いいえ」ボタン522が選択されると(S106)、処理はS107に移行して、所定の取引操作画面が表示され、取引処理部11は所定の取引処理を実施する(S107)。
取引処理部11により所定の取引が終了すると、操作・表示制御部13は、操作・表示部2に取引結果を表示する(S108)。例えば、図7は、入金取引の場合の取引結果を示す画面図を示す。図7では、入金処理の場合を例示するが、出金処理や両替処理等の場合も同等の画面としても良い。図7に示すように、取引結果画面530は、「入金金額:100,000円」と、入金金額の金種枚数の内訳とを表示している。
そして、操作者が取引を実行するときには、取引結果画面530上の「確定」
ボタン532が選択されて(S109)、取引が完了する(S111)。
一方、操作者が取引をキャンセルするときには、取引結果画面530上の「キャンセル」ボタン531が選択され(S109)、取引処理部11は取引を中断するキャンセル処理を行ない(S110)、処理はS103に移行する。例えば、入金処理や両替処理のときには、投入された現金を返却したりする。
このとき、取引処理部11は、今回の取引で入力された識別情報を、識別情報記憶部122に記憶する。これにより、次の取引で比較する識別情報を記憶することができる。
上記のようにすることで、操作者が識別情報の誤入力を防止することができる。また、直前の取引を行なった別の操作者が、取引キャンセルした後に、現金処理機1から離れてしまった場合でも、今回の操作者は、識別情報を確認して、取引完了前に識別情報の入力変更を行うことができる。
(A−3)第1の実施形態の効果
以上のように、第1の実施形態によれば、前回の未完了取引で用いられた識別情報と、今回取引で入力された識別情報とを比較し、一致する場合には、識別情報を確認させる画面を表示することができる。
また、第1の実施形態によれば、注意喚起のための確認画面を表示することで、識別情報の誤入力を防止でき、更には、取引完了前に識別情報の入力変更を行うことができる。
(B)第2の実施形態
次に、本発明に係る現金処理機の第2の実施形態を、図面を参照しながら詳細に説明する。
(B−1)第2の実施形態の構成
第2の実施形態に係る現金処理機の外観構成は、第1の実施形態に係る図1に示すものと同一又は対応するものであり、主制御部の機能処理が第1の実施形態の実施形態と異なる。従って、以下では、図1を用いながら、第2の実施形態に係る主制御部の機能処理を説明する。
図8は、第2の実施形態に係る現金処理機1の制御系の構成を示すブロック図である。
図8において、現金処理機1は、第1の実施形態と同様に、主制御部10A、記憶部12、操作・表示制御部13を有する。また、主制御部10Aは、取引処理部11と取引情報管理部21とを有する。
取引情報管理部21は、取引情報DB12に記憶されている取引情報を管理するものであり、権限ある管理者の操作表示画面を表示する。取引情報管理部21は、例えば、取引情報DB12の取引情報の履歴管理や、取引情報の照会処理、操作者の識別情報の管理(例えば、識別情報の設定、変更、削除等の処理)、取引情報の内容修正処理等を行なうものである。また、取引情報管理部21は、権限確認部211、対象情報検索表示部212、データ修正部213を有する。
権限確認部211は、操作者が権限ある管理者であるか否かを確認するために、権限情報(例えばパスワードやID等)を取得し、その権限の正当性を確認するものである。
対象情報検索表示部212は、権限確認部211により権限の正当性が確認されると、操作・表示部2を通じて入力された識別情報を取得し、取引情報DB121を参照して、識別情報に対応する取引情報を検索し、検索した取引情報を操作・表示部2に表示させるものである。また、対象情報検索表示部212は、データ修正対象の取引情報の選択を受け付ける。
データ修正部213は、操作・表示部2を通じて、正しい識別情報を取得し、データ修正対象の取引情報の識別情報を、前記取得した正しい識別情報に修正するものである。また、データ修正部213は、修正後の取引情報を、取引情報DB121に更新する。これにより、間違えた識別情報を使用して取引を実施してしまった場合でも、権限ある管理者の操作により、識別情報の修正を行うことができる。
(B−2)第2の実施形態の動作
次に、第2の実施形態に係る現金処理機1における識別情報の修正処理の動作を、図面を参照しながら詳細に説明する。
図9は、第2の実施形態に係る現金処理機1における識別情報の修正処理の動作を示すフローチャートである。
まず、操作者が現金処理機1の操作・表示部2を操作して、取引が開始する(S201)。操作・表示制御部13の制御を受けて、例えば、図4に例示する識別情報入力画面が操作・表示部2に表示され、操作者本人の識別情報が入力される(S202)。
次に、操作表示制御部13の制御を受けて、取引種類を選択するメニュー画面が表示される。図10は、第2の実施形態に係るメニュー画面の一例を示す画面図である。図10に例示するように、メニュー画面540は、「管理/編集」ボタン541を有する。権限ある管理者が識別情報の修正を希望するときには、「管理/編集」ボタン541が選択される(S203)。
メニュー画面540上で「管理/編集」ボタン541が選択されると、権限の有無を確認するために、例えば、図11に例示する権限情報入力画面550が操作・表示部2に表示され、権限情報入力画面550において権限情報としてのパスワードが入力される(S204)。
権限確認部211は、権限情報としてのパスワードが、予め設定された登録権限情報(登録パスワード)と一致するか否かを確認する。なお、パスワードが異なる場合は当該処理を終了する。
権限情報としてのパスワードが正当である場合、操作・表示制御部13の制御により、図12に例示する取引選択画面560が操作・表示部2に表示される。図12に例示する取引選択画面560は、権限ある管理者用のメニュー画面であり、例えば、取引情報のデータ修正をするための「データ修正」ボタン561、各操作者の識別情報の一覧情報を表示するための「ID一覧」ボタン562、取引情報履歴を表示するための「取引履歴」ボタン563、取引情報を照会するための「照会」ボタン564を有する。
そして、管理者操作により、「データ修正」ボタン561が選択されると(S205)、操作・表示制御部13の制御により、検索情報入力画面が操作・表示部2に表示される。
図13は、第2の実施形態に係る検索情報入力画面570の一例を示す画面図である。図13に例示する検索情報入力画面570は、取引情報DB121から、修正を希望する取引情報の識別情報を入力する画面である。管理者操作により、修正を希望する識別情報が入力され(S206)、検索情報入力画面570上の「確定」ボタン573が選択される。
なお、図13に例示する検索情報入力画面570は、識別情報のみを入力する画面であるが、識別情報のみに限定されるものではない。修正対象の取引情報をより限定して表示するために、修正対象の取引種別や、通番や、取引日時情報、取引日付の検索範囲や取引時間の検索範囲等の全て又は一部の情報を入力できるものであっても良い。
修正希望の識別情報が入力されると、対象情報検索表示部212は、取引情報DB121を参照して、入力された識別情報に対応付けられた取引情報を操作・表示部2に表示する。
なお、識別情報の他に、取引種別や取引日時情報や通番などが入力されたときには、対象情報検索表示部212は、これらの情報に基づいて取引情報を検索して表示するようにしても良い。また、入力された識別情報に対応付けられた取引情報が、複数ある場合には全ての取引情報を表示し、全ての取引情報の中から、修正対象の取引情報を選択できるようにしても良い。
図14は、第2の実施形態に係る対象情報検索表示画面580の一例を示す画面図である。図14に例示する対象情報検索表示画面580は、入力された識別情報に対応付けられた取引情報の一覧を表示する一覧表示部581を有する。
一覧表示部581は、識別情報に対応付けられた取引情報を全て表示し、その一覧の中から修正対象の取引情報を選択できる。一覧表示部581は、取引種類を示す「取引」、取引日時情報を示す「日時」、取引金額を示す「金額」を項目として有し、各取引情報が表示される。なお、一覧表示部581に表示する項目は、これに限定されるものではない。例えば、通番等も表示するようにしても良い。一覧表示部581は、取引情報を上下方向にスクロール可能であり、一覧表示部581に表示される取引情報の中から希望する取引情報が管理者によって選択される(S207)。
次に、操作・表示制御部13の制御により、図15に例示する修正情報入力画面590が操作・表示部2に表示され、修正情報入力画面590上で正しい識別情報が入力される(S208)。
操作・表示制御部13は、S207で選択されたデータ移行元の取引情報の内容と、正しい識別情報を有するデータ移行先の取引情報の内容とを確認するため、修正確認画面を操作・表示部2に表示する。
図16は、第2の実施形態に係る修正確認画面の一例を示す画面図である。図16に例示するように、修正確認画面600は、例えば「以下のとおり、データを移行します。よろしければ、確定を押してください。」等のガイダンス表示と、データ移行元の取引情報内容601と、データ移行先の取引情報内容602とを表示する。
なお、修正箇所が明確になるようにするため、データ移行元の取引情報内容601の識別情報と、データ移行先の取引情報内容602の識別情報との表示色を、例えば赤色表示、マーカー表示、点滅表示等としても良い。
そして、管理者による確認後、修正を実行しないときには、修正確認画面600上で「キャンセル」ボタン605が選択される(S209)。これにより、処理はS201に移行し、取引情報の修正は実行されない。
一方、管理者による確認後、修正を実行するときには、修正確認画面600上で「確定」ボタン603が選択される(S209)。データ修正部213は、データ移行元の取引情報の内容を、データ移行先の取引情報の内容に修正して(S210)、取引を完了する(S211)。
(B−3)第2の実施形態の効果
以上のように、第2の実施形態によれば、識別情報を間違えて取引完了させてしまった場合でも、権限ある管理者の操作により、取引情報の内容を修正して、取引結果に対して正しい識別情報を割り当てることができる。
(C)他の実施形態
上述した各実施形態においても種々の変形実施形態を説明したが、本発明は、以下の変形実施形態にも適用することができる。
(C−1)上述した第2の実施形態では、1つのデータ移送元を、1つの移行先に移行する場合を例示した。しかし、ある操作者が自身の識別情報を用いて複数の取引処理を一括して行ない、権限ある管理者が適切な複数の操作者の識別情報に振り分けることも考えられる。そこで、第2の実施形態の変形実施形態として、1つの移行元のデータを複数の移行先に移行するようにしても良い。
移行元のデータを複数の移行先に移行させる場合、例えば、図17に例示するように、「振分」ボタン612を有する修正確認画面610が操作・表示部2に表示され、管理者の操作により「振分」ボタン612が選択されると、図18に例示するように、修正情報入力画面620は、複数の移行先の識別情報及び金額を入力する修正情報入力部621及び622を有している。図18の修正情報入力画面620において、管理者操作により、複数の移行先の識別情報及び金額が入力される。図19は、1個のデータ移行元を2個のデータ移行先に振り分けたときの修正確認画面630である。その後、図19の修正確認画面930上で「確定」ボタン636が選択されると、データ修正部213は、1つのデータ移行元の取引情報の内容を、2つのデータ移行先の取引情報の内容に修正して、取引を完了する。
なお、1個の移行元のデータを、複数個の移行先に振り分ける処理は、他の処理を広く適用することができる。例えば、第2の実施形態に係る図16の修正確認画面が「振替」ボタンを含んでおり、「振分」ボタンが選択されることで、データ修正部213が、1個の移行元データを、複数の移行先にデータを振り分けるようにしても良い。
(C−2)また、上述した第2の実施形態では、1個の移行元データを1個ずつ選択して、1個ずつ識別情報を変更する場合を例示した。しかし、第2の実施形態に係る図14の対象情報検索表示画面580が、複数個の対象情報を選択することができるようにしても良い。これにより、複数個のデータ移行元の識別情報を一括して修正できるようにしても良い。
(C−3)上述した第2の実施形態では、第1の実施形態に係る構成要素を備えることを前提として説明した。しかし、第2の実施形態で説明した処理は、権限ある管理者の操作画面上で実施することができるものである。従って、第1の実施形態で説明した処理を備えない場合にも適用することができる。
(C−4)上述した第1の実施形態では、今回入力された識別情報が前回取引で入力された識別情報と一致する場合に、注意喚起のために確認画面を表示する場合を例示した。このとき、操作・表示部に確認画面を表示すると共に、音(例えばブザー音、アラーム音等)やガイダンス音声をスピーカから出力するようにしても良い。
1…現金処理機、2…操作・表示部、3…識別情報読取部、10…主制御部、11…取引処理部、111…識別情報取得部、112…識別情報確認部、113…確認画面表示部、12…記憶部、121…取引情報DB(データベース)、122…識別情報記憶部、13…操作・表示制御部、21…取引情報管理部、211…権限確認部、212…対象情報検索表示部、213…データ修正部。

Claims (6)

  1. 入力された操作者の識別情報を用いて所定の取引処理を行う現金処理機において、
    表示手段と、
    入力された操作者の識別情報を記憶する記憶手段と、
    前回の取引に係る操作者の識別情報でログインされた状態で、今回の取引実行する際に、当該今回の取引に係る操作者の識別情報と、上記記憶手段に記憶されている前回の取引に係る操作者の識別情報との同一性を確認する識別情報確認手段と、
    上記識別情報確認手段により識別情報の同一性を確認されると、入力された識別情報を確認させる確認画面を上記表示手段に表示する表示制御手段と
    を備え
    上記記憶手段が、取引未完了のときでも、入力された操作者の識別情報を記憶するものである
    ことを特徴とする現金処理機。
  2. 上記識別情報確認手段が、当該取引実行の前に、操作者の識別情報の同一性を確認し、
    上記表示制御手段が、当該取引実行の前に、上記確認画面を上記表示手段に表示する
    ことを特徴とする請求項1に記載の現金処理機。
  3. 上記表示制御手段が、操作者の識別情報の変更要求を受けると、操作者の識別情報の入力画面を上記表示手段に表示することを特徴とする請求項1又は2に記載の現金処理機。
  4. 入力された操作者の識別情報を用いて所定の取引処理を行う現金処理機において、
    表示手段と、
    入力された操作者の識別情報を記憶する記憶手段と、
    取引実行の際に、当該取引に係る操作者の識別情報と、上記記憶手段に記憶されている操作者の識別情報との同一性を確認する識別情報確認手段と、
    上記識別情報確認手段により識別情報の同一性を確認されると、入力された識別情報を確認させる確認画面を上記表示手段に表示する表示制御手段と
    操作者の識別情報と取引結果とを対応付けた1又は複数の取引情報を記憶する取引情報記憶手段と、
    上記取引情報記憶手段に記憶されている上記各取引情報の操作者の識別情報を修正する取引情報管理手段と
    を備えることを特徴とする現金処理機。
  5. 上記取引情報管理手段が、
    権限者の確認後、指定された修正対象の取引情報を、上記取引情報記憶手段から検索して上記表示手段に表示する対象情報検索部と
    上記対象情報検索部により検索された取引情報の操作者の識別情報を、入力された正しい操作者の識別情報に修正して上記取引情報管理手段に記憶する修正部と、
    を有することを特徴とする請求項に記載の現金処理機。
  6. 上記修正部が、上記対象情報検索部により検索された1個の操作者の識別情報に対応する取引情報を、複数の操作者の識別情報に対応する取引情報に分けて修正することを特徴とする請求項に記載の現金処理機。
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