JP2008027387A - 自動決済装置および自動決済システム - Google Patents

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厚志 矢内
Atsushi Fukui
淳 福井
Kunihiko Ito
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Abstract


【課題】 複数種類の決済方法によって決済可能な自動決済装置であって、利用者が所持するクレジットカードによって決済可能な決済方法を容易に確認できる自動決済装置およびそれを備える自動決済システムを提供する。
【解決手段】 カード決済部22によってクレジットカードのクレジットカード情報を読み取る。表示操作部24によって複数種類の決済方法のうちいずれか1つの決済方法を選択する。制御部26は、決済方法が選択されると、記憶部23に記憶される契約内容に基いて、読み取ったクレジットカード情報が記憶されるクレジットカードによって決済可能な決済方法を特定する。さらにこの特定される決済方法に、操表示操作部24によって選択される決済方法が含まれているかを判定する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、クレジットカードによって決済が可能な自動決済装置および自動決済システムに関する。
近年、複数個所で提供受けたサービスおよび購入したものに対して、クレジットカードで一括して決済が可能な自動決済システムが実用に供されている。従来の第1の技術の自動決済システムは、病院内で設けられ、内科および外科などの各科で受けた診療に対する決済をクレジットカードで一括して決済することができる。自動決済システムは、管理装置と自動決済装置とを含む。管理装置は、各科での診療に対する決済料金を計算する装置であり、自動決済装置は、管理装置で計算された決済料金をクレジットカードによって決済する装置である。自動決済装置は、利用者クレジットカードは、分割払い、ボーナス払いおよびリボ払いなど複数種類の決済方法があり、さらに決済回数なども複数の態様がある。利用者は、自動決済装置にクレジットカードを挿入し、その決済方法、たとえば3回の分割払いを選択することによって、3回の分割払いで決済を行うことができる(たとえば特許文献1参照)。
特開2002−245163号公報
クレジットカードは、複数のクレジット会社から発行されている。各クレジット会社から発行されるクレジットカード(以下、「各社クレジットカード」という)によって決済可能な決済方法は、各クレジット会社とその会社が発行するクレジットカードを使用可能な店舗との間に締結される契約内容によって取り決められている。これによって各社クレジットカード毎に、決済可能な決済方法が異なり、また各店舗によっても決済可能な決済方法が異なる。
従来の技術の自動決済システムでは、自動決済装置にクレジットカードを挿入することによって決済が可能であるので、基本的に利用者一人で決済を行う。したがって自動決済装置で決済を行うとき、利用者は、所持しているクレジットカードがどのような決済方法が可能であるのかを記憶しておく必要がある。また各店舗、具体的には各自動決済装置によって、決済可能な決済方法が異なるので、それらを記憶することは大変困難であり、利用者を混乱させる。このような問題点を克服すべく、各社クレジットカードが決済可能な決済方法を紙面などに記載し、その紙面を自動決済装置およびその近傍に掲載している。このような場合、複数のクレジット会社と契約を締結すると、複数の紙面を掲載する必要がある。これによって紙面を掲載するためのスペースが必要であり、またその紙面によって自動決済装置の美観を損ねる。
従来の技術の自動決済システムでは、このような困難状況を踏まえて、複数種類の決済方法のうち特定の決済方法、たとえば「一括払い」と「分割2回払い」だけが可能な自動決済装置を備えている。このような特定の決済方法だけを可能にすることによって、利用者が混乱せずに決済することができる。しかしながら特定の決済方法だけが可能な自動決済システムでは、複数種類の決済方法によって決済が可能であるというクレジットカードの利点を生かすことができない。
また各店舗の店員であっても、各社クレジットカードによって決済可能な決済方法を記憶しなければならず、また記憶していない場合、紙面などによって確認しながら、操作する必要があり面倒である。このように利用者だけでなく各店舗の店員にとっても、複数種類の決済方法のうちいずれの決済方法が可能であるかを記憶しておく必要があり面倒である。
また、従来の自動決済装置は、各クレジットカードによって決済可能な決済方法を示す決済可能情報を記憶していないので、提示されたクレジットカードによって指定された決済方法で決済可能か否かを判断することができない。決済可能な決済方法であろうがなかろうが、利用者に最後まで操作させた上で、指定された決済方法を融資可否を決定するセンターへ伝送する。センターは、伝送された決済方法で決済可能か否かを判断し、決済できない場合は、自動決済装置に「NG」と返信する。このようにNGが返信された場合、利用者は、最初から決済方法の入力のやり直しする必要があり、時間的にかなりロスになる。
本発明の目的は、複数種類の決済方法によって決済可能な自動決済装置であって、利用者が所持するクレジットカードによって決済可能な決済方法を容易に確認できる自動決済装置およびそれを備える自動決済システムを提供することである。
本発明は、複数種類のクレジットカードによって、複数種類の決済方法で決済が可能な自動決済装置であって、
各クレジットカードに記憶されているカード情報を読み取るカード読み取り手段と、
各クレジットカードによって決済可能な決済方法を示す決済可能情報を記憶する記憶手段と、
操作することによって、複数種類の決済方法のうちいずれか一つの決済方法を選択可能な操作手段と、
記憶手段に記憶される決済可能情報に基いて、読み取り手段によって読み取られるカード情報が記憶されるクレジットカードの決済可能な決済方法を特定し、操作手段によって選択される決済方法が特定された決済方法に含まれていることを判定する判定手段を含むことを特徴とする自動決済装置である。
また本発明は、前記記憶手段は、複数の項目を設け、複数の項目に合わせてその内容が細分化されている全情報および前記決済可能情報を記憶し、
前記操作手段は、項目毎に決済方法の内容を選択することができ、かつ項目毎に決済方法の内容を選択することによって、1つの決済方法を選択可能に構成され、
前記判定手段は、前記記憶手段に記憶される前記決済可能情報に基いて、各項目で選択される決済方法の内容が、前記読み取り手段によって読み取られるカード情報が記憶されるクレジットカードによって決済可能な決済方法の内容に含まれているかを、項目毎に判定することを特徴とする。
また本発明は、複数種類のクレジットカードによって、複数種類の決済方法で決済が可能な自動決済装置であって、
各クレジットカードに記憶されているカード情報を読み取るカード読み取り手段と、
各クレジットカードによって決済可能な決済方法を示す決済可能情報を記憶する記憶手段と、
決済に関する操作内容を表示する表示手段と、
読み取り手段によって読み取られるカード情報が記憶されるクレジットカードによって決済可能な決済方法を特定し、表示手段に表示させる制御手段を含むことを特徴とする自動決済装置である。
また本発明は、前記記憶手段は、複数の項目を設け、複数の項目に合わせてその内容が細分化されている決済可能情報を記憶し、
前記表示手段は、項目毎に決済可能情報を表示し、
前記制御手段は、前記表示手段に表示させる各項目において、前記読み取り手段によって読み取られるカード情報が記憶されるクレジットカードの決済可能情報に含まれる項目を表示することを特徴とする。
また本発明は、複数の前記自動決済装置と、
前記自動決済装置に通信回線を介して通信可能に接続される管理装置とを有する自動決算システムであって、
管理装置は、複数の前記自動決済装置の記憶手段に記憶される決済可能情報を一斉に変更可能なことを特徴とする自動決済システムである。
本発明によれば、カード読み取り手段によってクレジットカードのカード情報を読み取る。操作手段によって複数種類の決済方法のうちいずれか1つの決済方法を選択する。判定手段は、決済方法が選択されると、記憶手段に記憶される決済可能情報に基いて、読み取ったカード情報が記憶されるクレジットカードによって決済可能な決済方法を特定する。さらにこの特定される決済方法に、操作手段によって選択される決済方法が含まれているかを判定する。これによって利用者は、所持しているクレジットカードの可能な決済方法を記憶しておく必要がない。また各種のクレジットカードによって決済可能な決済方法を記載した紙面などを自動決済装置毎に掲載または用意しておく必要がない。したがって自動決済装置のように、利用者自らが決済手続しなければならない決済装置であっても、クレジットによる決済が容易である。さらに自動決済装置で決済可能な決済方法を判定しているので、従来の技術のようにクレジット会社で確認する場合に比べて決済方法の可否の確認作業が短時間である。
本発明によれば、決済可能情報の内容が複数の項目に細分化されて記憶され、操作手段によって項目毎に決済方法の内容を選択することができる。判定手段は、操作手段によって決済方法の内容を選択されると、選択される決済方法の内容が、読み取り手段によって読み取られるカード情報が記憶されるクレジットカードによって決済可能な決済方法の内容に含まれているかを、各項目毎に判定する。これによって決済方法の内容が適当であるかを項目毎に判定するので、利用者は、どのような内容の決済方法が決済可能であるかを項目毎に知ることができ、所持するクレジットカードが対応している決済方法の内容を記憶しておく必要がない。また全ての項目を選択する前に決済方法の内容が適当であるかを判断するので、誤って選択した場合であっても、項目毎に判断され選択し直すことができ、選択し直す場合の時間を短くすることができる。
本発明によれば、カード読み取り手段によってクレジットカードのカード情報を読み取る。制御手段は、記憶手段に記憶される決済可能情報に基いて、読み取り手段によって読取られるカード情報が記憶されるクレジットカードによって決済可能な決済方法を特定し、表示手段に表示する。これによって利用者は、表示手段を視認することによって、所持しているクレジットカードの可能な決済方法を認識することができ、これによって所持するクレジットカードの決済方法を記憶しておく必要がない。また各種のクレジットカードによって決済可能な決済方法を記載した紙面などを自動決済装置毎に掲載または用意しておく必要がない。これによって自動決済装置のように、利用者自らが決済手続しなければならない決済装置であっても、クレジットによる決済が容易である。さらに表示手段に所持するクレジットカードによって決済可能な決済方法が表示されるので、決済方法の可否の確認作業が容易である。
本発明によれば、決済可能情報の内容が複数の項目に細分化されて記憶され、項目毎に決済方法の内容を表示する。表示手段に表示させる各項目では、読み取り手段によって読み取られるカード情報が記憶されるクレジットカードの決済可能情報に含まれる項目を表示させる。これによって各項目において、決済可能な決済方法の内容だけが表示手段に表示されるので、利用者は、表示手段を視認するだけで、どのような内容の決済方法で決済可能かを判断することができ、所持するクレジットカードが対応している決済方法の内容を記憶しておく必要がない。また決済可能な決済方法の内容だけが表示されるので、誤って選択することがなく、確実な決済方法の内容を選択することができる。
本発明によれば、複数の自動決済装置に通信可能に接続される管理装置によって、記憶手段に記憶される決済可能情報を一斉に変更することができる。これによって決済可能情報の内容を自動決済装置毎に変更する必要がなく、作業が容易である。
以下、図面を参照しながら本発明を実施するための形態を、複数の形態について説明する。各形態で先行する形態で説明している事項に対応している部分には同一の参照符を付し、重複する説明を略する場合がある。構成の一部のみを説明している場合、構成の他の部分は、先行して説明している形態と同様とする。また実施の各形態で具体的に説明している部分の組合せばかりではなく、特に組合せに支障が生じなければ、実施の形態同士を部分的に組合せることも可能である。
図1は、実施の第1の形態の自動決済システム1の構成を示すブロック図である。図2は、自動決済システムの電気的な構成を示すブロック図である。図3は、自動精算装置2を示す斜視図である。図2では、各自動精算装置2は同一の構成であり、各決済端末3も同一の構成であるので、ブロック図を簡略化するために、一の自動決済機2および一の決済端末3の電気的な構成をだけを示し、その他の自動決済機2および決済端末3の電気的な構成を省略する。自動決済システム1は、たとえば複数の店舗を有する複合施設に設けられ、各店舗で購入する商品および提供を受けたサービスに対する支払額を、クレジットカードによって一括に決済するための装置である。具体的には、自動決済システム1は、各利用者毎に付与された利用者識別番号(以下、「ID」という)によって、各利用者が各店舗で購入する商品および提供されたサービスを管理し、これらに対する支払額を計算する。利用者は、所望の商品を購入しサービスを提供を受けた後、前記支払額をクレジットカードなどによって、自動決済システムで決済する。このように自動精算装置2は、複合施設において、各店舗での決済を行わず、複数店舗における決済を一括して行うことができる。本実施の形態では、複合施設に設けられている場合について説明するけれども、このような施設に限定されない。たとえば病院などであってもよく、複数の箇所で決済が生じるような施設で設けられればよい。
自動決済装置である自動精算装置2は、複数の決済端末3と、複数の管理装置4と、自動精算装置2とを含み、管理装置4と各決済端末3および各自動精算装置2とは、通信回線、たとえば光ファイバなどのネットワーク回線を介して通信可能に接続されている。決済端末3は、各店舗毎に設けられ、利用者とこの利用者がどのような商品を購入するか、またはこの利用者がどのようなサービスの提供を受けたかを管理装置4に通知するための端末である。決済端末3は、基本的に、決済データ読取部10と、バーコードリーダ11と、制御部12とを有する。決済データ読取部10は、無線IC(Radio Frequency
Identification:略称RFID)タグ(以下、「ICタグ」という)を備える識別手段から識別情報を取得する機能を有し、制御部12に電気的に接続されている。決済データ読取部10は、識別手段から識別情報を取得するリーダであり、識別手段は、たとえばICタグを備える会員カードおよびリストバンドである。識別情報は、各利用者を識別するための情報であり、本実施の形態では、各利用者に個別に付与されるIDである。
バーコードリーダ11は、商品などに付与されているバーコードを読み取って、商品名、価格などを含む売買情報を取得する機能を有し、制御部12に電気的に接続されている。バーコードリーダ11によって読取可能なバーコードは、一次元バーコードだけでなく、QRコードなどの二次元バーコードであってもよい。制御部12は、たとえばI/Oインターフェイスによって構成される通信部13を介して、管理装置4に電気的に接続されている。制御部12は、たとえばマイコンであり、各構成を制御する機能を有し、バーコードリーダ11によって取得する売買情報と決済データ読取部10によって取得するIDとを関連付けて、売買情報とIDとを管理装置4に送信する機能を有する。制御部12はさらに電源部14に電気的に接続され、電源部14によって電力供給を受けて駆動するとともに、各構成に電力を供給し駆動させている。
管理装置4は、たとえばサーバコンピュータであり、決済端末3から送信される情報を記憶し管理する装置である。管理装置4は、記憶部15と、表示部16と、入力部17と、制御部18とを有する。記憶部15は、たとえばハードディスクであり、各利用者のIDを含む各利用者の個人情報を記憶するとともに、決済端末3から送信される売買情報を記憶する。表示部16は、たとえば液晶ディスプレイなどのディスプレイであり、個人情報および各利用者のIDに関連付けられる売買情報などを表示する機能を有する。表示部16は、個人情報および売買情報だけでなく、様々な情報を表示可能に構成されている。入力部17は、たとえばキーボードであり、個人情報などの情報を入力可能に構成されている。
制御部18は、たとえばマイコンであり、記憶部15、表示部16および入力部17に電気的に接続され、記憶部15、表示部16および入力部17などの構成を制御可能に構成されている。制御部18は、通信部19を介して複数の決済端末3の制御部12に通信可能に接続されている。制御部18は、入力部17によって入力される個人情報を記憶部15に記憶させるとともに、決済端末3の制御部12から送信されるIDおよび売買情報を受信すると、売買情報とともに送信されるIDと同一のIDに関連付けて売買情報を記憶部15に記憶させる。さらに制御部18は、売買情報に基いて、各利用者の利用額の合計を演算する機能を有する。制御部18は、さらに電源部20に電気的に接続され、電源部20によって電力供給を受けて駆動するとともに、電気的に構成される各構成に電力を供給し駆動させている。
自動精算装置2は、利用額をクレジットカード、貨幣および銀行カードによって決済するための装置である。自動精算装置2は、決済データ読取部21と、カード決済部22と、記憶部23と、表示操作部24と、貨幣処理部25と、制御部26とを有する。決済データ読取部21は、決済データ読取部10と同様の機能を有し、ICタグを備える識別手段から識別情報を取得する機能を有する。
カード読み取り部であるカード決済部22は、具体的には、クレジットカードおよび銀行カードを読取り、クレジットカードに記憶されるクレジットカード情報および銀行カードに記憶される銀行カード識別情報を取得可能なリーダである。クレジットカードは、たとえば磁気またはICタグによってクレジットカード情報が記憶され、銀行カードは、いわゆるキャッシュカードであり、たとえば磁気によって銀行カード情報が記憶される。カード情報であるクレジットカード情報は、各クレジットカード毎に割り当てられている個別のカード番号などが含まれる情報であり、クレジットカードでの決済のとき、クレジット会社が照会するための情報である。銀行カード情報は、各銀行カード毎に割り当てられている個別のカード番号などが含まれる情報であり、銀行カードで決済するとき、銀行が照会するための情報である。カード決済部22は、本実施の形態では、クレジットカードおよび銀行カードを挿入可能に構成され、挿入されているクレジットカードおよび銀行カードを読取可能に構成されている。
記憶手段である記憶部23は、クレジット会社と締結する契約内容を示すテーブルを記憶している。記憶部23は、具体的には、表1に示すような契約内容を示すテーブルを記憶している。契約内容が決済可能情報に相当する。
Figure 2008027387
表1の各欄について、以下に説明する。「会社コード」には、各クレジット会社に割り当てられる識別コードが示されている。「カード会社」には、クレジット会社の名前が示されている。「取り扱い内容」には、各クレジット会社のクレジットカードによって決済可能な決済方法が示されている。「ボーナス取り扱い期間」には、決済方法としてボーナス一括払いが可能な期間が示されている。「利用条件」には、各決済方法において利用可能な条件が示されている。「分割回数」には、決済方法で分割払いが選択されたときの分割可能な回数が示されている。
具体的に「EEEカード会社」の契約内容について説明すると、「会社コード」が「105」であり、「取り扱い内容」が「一括、2回(分割)、分割、ボーナス」であり、「ボーナスの取り扱い期間」が「12/1〜6/30、7/1〜11/30」であり、「利用条件」が「利用額が1500円以上の場合に、2回以上5回以下の分割払いが可能。利用額が5000円以上の場合に、10回以下の分割払いが可能。利用額が20000円以上の場合に、15回以下の分割払いが可能。利用額が60000円以上の場合に、30回以下の分割払いが可能。」であり、「分割回数」は、「2回〜30回」である。
操作手段および表示手段である表示操作部24は、いわゆるタッチパネルであり、画像を表示可能に構成されるとともに、画像が表示される液晶ディスプレイに利用者が触れることによって操作可能に構成されている。貨幣処理部25は、紙幣および硬貨の入金および出金可能に構成されている。貨幣処理部25は、具体的には、紙幣入金部25a、紙幣出金部25b、硬貨入金部25cおよび硬貨出金部25dとを有する。紙幣入金部25aは、決済時に千円札および一万円札などの紙幣を入金可能に構成され、紙幣出金部25bは、釣銭の払い戻し時に千円札および五千円札を出金可能に構成されている。硬貨入金部25cは、決済時に百円および五百円などの硬貨を入金可能に構成され、硬貨出金部25dは、つり銭の払い戻し時に十円および百円などの硬貨を出金可能に構成されている。さらにテンキー操作部53が設けられ、暗証番号を入力するために数字を入力可能に構成されている。
判定手段および制御手段である制御部26は、たとえばマイコンであり、決済データ読取部21、カード決済部22、記憶部23、表示操作部24および貨幣処理部25に電気的に接続され、決済データ読取部21、カード決済部22、記憶部23、表示操作部24および貨幣処理部25などの構成を制御可能に構成されている。制御部26は、さらに通信部27を介して管理装置4の制御部18に通信可能に接続されている。制御部26は、表示操作部24によって選択された決済方法などの情報が記憶部23に記憶される契約内容と一致するか否かを判定する機能を有する。制御部26は、さらに電源部28に電気的に接続され、電源部28によって電力供給を受けて駆動するとともに、電気的に構成される各構成に電力を供給し駆動させている。
自動精算装置2は、さらに情報処理センタ30に通信回線網、たとえばインターネットを介して通信可能に接続されている。自動精算装置2は、クレジットカードによって決済が行われたとき、クレジットカード情報、暗証番号、および選択された決済方法を含む情報(以下、「照合情報」という)をクレジットカードセンタ34,35,36で所持している情報と照合するために情報処理センタ30に照合情報を送信する。情報処理センタ30はクレジットカード情報に基いて、前記クレジット情報が記憶されるクレジットカードを発行しているクレジット会社を判断し、そのクレジット会社にクレジットカード情報を送信する装置である。記憶部31と制御部32とを有する。
記憶部31は、クレジットカード情報を記憶可能に構成されている。制御部32は、記憶部31と電気的に接続され、通信部33を介して自動精算装置2と各クレジット会社のクレジットカードセンタ34,35,36、具体的には、各クレジット会社のサーバコンピュータとに通信可能に接続されている。制御部32は、自動精算装置2から送信された照合情報を、記憶部31に記憶させるとともに、照合情報をいずれのクレジット会社のセンタ34,35,36に送信すべきかを、クレジットカード情報に基いて判定する。制御部32は、送信すべきクレジット会社が決まると、このクレジット会社のセンタ、たとえばAクレジットカードセンタ34に照合情報を送信する機能を有する。
各クレジット会社のセンタ34,35,36は、各利用者のクレジットカード情報および暗証番号、ならびに各店舗との間で締結している契約内容などのデータベースが記憶されている。各クレジット会社のセンタ34,35,36は、送信される照合情報が前記データベースの内容と適合するかを照合するように構成されている。各クレジット会社のセンタ34,35,36は、さらに照合結果を情報処理センタ30を介して、自動精算装置2に送信する機能を有する。
図4Aおよび図4Bは、自動精算装置2の処理動作の手順を示すフローチャートである。図5A〜5Fは、自動精算装置2の表示操作部24で表示される画像のフローを示す図である。図6は、判定処理の手順を示すフローチャートである。図7は、決済処理の手順を示すフローチャートである。以下では、このように構成される自動決済システム1の処理動作について説明する。自動決済システム1では、決済端末3に識別手段およびバーコードを読み取らせることによって、利用者が各店舗での商品およびサービスの提供を受けることができる。決済端末3で読み取ったIDおよび売買情報は、管理装置4に送信され、管理装置4で記憶される。管理装置4では、複数の決済端末3から送信される売買情報に基いて、利用者の利用金額の合計(以下、「合計金額」という)を演算し、記憶する。利用者が自動精算装置2で決済するとき、管理装置4から合計金額が送信される。また決済データ読取部21によって、会員カードおよびICタグなどからIDを読み取り、読み取ったIDに基づいて、管理装置に記憶されている該当IDに関連付けられている情報、たとえば売買情報を、自動精算装置2は受信する。さらに利用者は、自動精算装置2において複数の決済形態から一の決済形態、たとえばクレジットカードによる払い(以下、「クレジット払い」という)を選択することができる。利用者は、自動精算装置2でクレジット払いをするとき、複数の決済方法の中から一の決済方法を選択することができる。自動精算装置2は、この選択された決済方法の内容が利用者が所持するクレジットカードを発行するクレジット会社と締結する契約内容に含まれているかを判定し、含まれていると判定すると、情報処理センタに照合情報を送信し、クレジットカードセンタ34,35,36に照合情報の照合をさせる。自動精算装置2は、クレジットカードセンタ34,35,36からの照合結果を取得し、適合しているとの結果を取得すると、決済処理を行い処理動作が終了する。以下では、自動決済システム1の各構成の具体的な処理動作について説明する。
まず決済端末装置3の処理動作について説明する。自動決済システム1では、所望の商品を購入しサービスを提供を受けた後、決済端末3の識別手段を決済データ読取部10にかざすとともに、購入する商品のおよび提供を受けたサービスに付与されているバーコードをバーコードリーダ11にかざす。これによって決済データ読取部10がIDを取得し、バーコードリーダ11が売買情報を取得し、各情報が決済端末3の制御部12に伝送される。決済端末3の制御部12では、IDと売買情報とを関連付けて管理装置4へ送信する。
次に管理装置4について説明する。管理装置4は、決済端末3からIDと売買情報とが受信すると、管理装置4の制御部18が、記憶部15に記憶しているIDと受信したIDとを照合する。照合し、記憶しているIDのうち受信するIDと一致するIDが検出されると、前記一致するIDに関連付けて売買情報を記憶部15に記憶する。管理装置4は、複数の決済端末3から同一のIDと関連付けられている売買情報を受信すると、これら売買情報を全て同一のIDに関連付けて記憶部15に記憶する。管理装置4では、このように同一のIDに関連付けて記憶する売買情報に基いて、前記IDの利用者の合計金額を演算し、前記IDに関連付けて記憶する。これらIDに関連付けられている売買情報および合計金額を利用情報という。
次に自動精算装置2の制御部26の処理動作について説明する。以下では、識別手段を会員カードとして、図5〜図6を参照しつつ、自動精算装置2の処理動作について説明する。電源が投入されると、処理動作が開始し、ステップS1へ移行する。ステップS1では、表示操作部24に会員カードをかざすことを要求するかざし要求画像41を表示させ、会員カードをかざすことを要求する。かざし要求画像41は、図5A(1)に示すように、会員カードをかざすべき旨と自動精算装置2における決済データ読取部21の位置を示している。決済データ読取部21に会員カードがかざされない、またはICタグからIDが取得できない場合は、ステップS1を繰返し、会員カードをかざすことを要求し続ける。決済データ読取部21に会員カードがかざされICタグからIDを取得すると、ステップS2へ移行する。
ステップS2では、管理装置4の制御部18に、取得したIDの関連付けられた利用情報を伝送するように要求する。このとき表示操作部24には、図5A(2)に示すような利用情報問い合わせ画像42が表示させ、利用情報を問い合わせていることを利用者に報知する。管理装置4の制御部18から前記利用情報が送信され、この利用情報を取得すると、ステップS3へ移行する。ステップS3では、表示操作部24に図5A(3)に示すように利用情報報知画像43を表示する。利用情報放置画像43には、購入した商品および提供を受けたサービスの金額、本実施の形態では、利用した施設の使用料およびその合計金額が表示されている。さらに利用情報報知画像43では、利用内容、つまり購入した商品および提供を受けたサービスの金額およびその合計額が間違いないかを確認するための、「中止」ボタン44および「確認」ボタン45が表示されている。利用内容が違う場合またはまだ決済をしない場合、利用者が表示操作部24に表示される「中止」ボタン44を操作、具体的にはその部位を押圧することによって、ステップS1へ戻る。利用内容があっている場合、利用者が表示操作部24に表示される「確認」ボタン45を操作、具体的にはその部位を押圧することによって、ステップS4へ移行する。
ステップS4では、表示操作部24に図5B(4)に示すような決済形態選択画像46が表示させ、利用者に決済形態を選択させる。本実施の形態では、「現金」、「口座振替」、「クレジットカード」および「銀行カード」の4種類の決済形態が可能であり、決済形態選択画像46には、これら4種類の決済形態をそれぞれ選択可能なボタンを表示させている。具体的には、「現金」ボタン47、「口座振替」ボタン48、「クレジットカード」ボタン49および「銀行カード」ボタン50が表示されている。利用者が表示操作部24を操作し、4種類の決済形態のうちいずれかの決済形態を選択することができる。まずクレジットカードを決済形態として選択する場合について説明する。利用者が表示操作部24を操作し、クレジットカードを選択すると、ステップS5へ移行する。
ステップS5では、表示操作部24に図5B(5)に示すようなカード挿入要求画像51を表示させ、クレジットカードをカード決済部22に挿入すべきことを報知する。カード挿入要求画像には、クレジットカードを挿入すべきことを報知するとともに、自動精算装置2のいずれの位置にカード決済部22があるかを示している。利用者がクレジットカードを挿入すると、カード決済部22によってクレジットカードに記憶されるクレジットカード情報を読み取る。クレジットカード情報を読み取ると、ステップS6へ移行する。
ステップS6では、表示操作部24に図5B(6)に示すような暗証番号要求画像52を表示させ、暗証番号を入力すべき旨を報知する。暗証番号要求画像52は、テンキー操作部53によって暗証番号を入力すべきことを報知するとともに、自動精算装置2のいずれの位置にテンキー操作部53があるのかを示している。テンキー操作部53は、自動精算装置2に備えられ、制御部28に電気的に接続されている。テンキー操作部53は、数字を入力可能に構成されている。利用者が暗証番号が入力しない場合、ステップS6を繰返し、暗証番号要求画像52を表示し続け、暗証番号を入力すべきことを要求する。利用者が暗証番号を入力すると、ステップS7へ移行する。
ステップS7では、表示操作部24に図5C(7)に示すような決済方法選択第1画像54を表示させ、決済方法を選択すべきことを報知するとともに、選択可能な決済方法を表示させている。決済方法選択第1画像54には、選択可能な複数の決済方法のうち「一括払い」、「2回払い」、「ボーナス一括払い」および「リボルビング払い」とが表示されている。各決済方法を選択するためのボタンとして、「一括払い」ボタン55、「2回払い」ボタン56、「ボーナス払い」ボタン57および「リボルビング払い」ボタン58が表示されている。決済方法選択第1画像54には、前記4種類の決済方法以外の決済方法を選択するための「その他」ボタン59が表示され、さらに合計金額も表示されている。以下、「一括払い」、「2回払い」、「ボーナス一括払い」および「リボルビング払い」の4種類の決済方法のうちいずれかを決済方法を示すとき、一般決済方法という場合がある。利用者が表示操作部24を操作し、一般決済方法、たとえば一括払いを選択すると、ステップS8へ移行する。
ステップS8では、選択される決済方法がクレジットカードによって決済可能な決済方法か否かを判定する判定処理が開始する。以下では、判定処理について、図6を参照して説明する。判定処理が開始すると、ステップS101へ移行する。ステップS101では、ステップS5で読み取ったクレジットカード情報に基いて、カード決済部22に挿入されているクレジットカードを発行するクレジット会社(以下、「発行会社」という)を判断する。たとえばクレジットカード情報に会社コードが含まれており、この会社コードに基いて、発行会社を判断する。発行会社を判明すると、ステップS102へ移行する。
ステップS102では、記憶部23に記憶される契約内容のテーブルにも基いて、ステップS101で判明した発行会社と締結している契約内容を取得する。たとえば取得する会社コードに基いて、その契約内容を記憶部23から取得する。発行会社の契約内容の取得すると、ステップS103へ移行する。
ステップS103では、選択される決済方法が、発行会社の契約内容に含まれているかを判定する。発行会社の契約内容に含まれていない場合、ステップS7へ戻り、再度選択させる。発行会社の契約内容に含まれている場合、ステップS104へ移行する。ステップS103について、具体的な一例、たとえばEEEカード会社のクレジットカードの場合について説明する。ステップS7で一括払いを選択した場合、取得する契約内容の取り扱い内容の欄に「一括」があるので、一括払いがEEEカード会社と締結する契約内容に含まれていると判定する。これによってステップS104へ移行する。またステップS7でリボルビング払いを選択した場合、取り扱い内容の欄に「リボ」がないので、リボルビングがEEEカード会社と締結する契約内容に含まれていないと判定する。これによってステップS7へ戻り、再度決済方法を選択させる。さらにステップ2回分割払いを選択した場合であって、合計金額が1000円である場合、取り扱い内容の欄に「2回分割」があるけれども、利用条件の欄の利用可能な条件を満たしていないので、契約内容に含まれていないと判定し、ステップS7へ戻り、再度決済方法を選択させる。
ステップS104では、決済方法が表示操作部24に図5C(8)に示すような決済方法確認画像60を表示させ、決済方法が適当であるかを確認させる。決済方法確認画像60では、決済方法が適当であるかを確認すべきこと、決済方法および合計金額が表示されている。決済方法確認画像60には、表示操作部24によって操作可能な「戻る」ボタン61および「実行」ボタン62が表示されている。「戻る」ボタン61は、決済方法が適当でない場合、決済方法を再度選択するためのボタンである。「実行」ボタン62は、決済方法が適当である場合、この決済方法で決済を進めるためのボタンである。利用者が「戻る」ボタン61を操作すると、ステップS7へ戻る。利用者が「実行」ボタン62を操作すると、判定処理が終了し、ステップS9へ移行する。
ステップS9では、決済処理が行われる。決済処理について、図7を参照しつつ説明する。決済処理が開始されると、ステップS201へ移行する。ステップS201では、表示操作部24に図5C(9)に示すような決済画面63を表示させ、照合情報を情報処理センタ30を介して、発行会社のクレジットカードセンタ、本実施の形態ではA会社クレジットセンタ34に送信する。決済画面では、現在精算中であることが表示されている。照合情報を送信すると、ステップ202へ移行する。
ステップS202では、照合結果を受信する。照合結果は、A会社クレジットセンタが照合情報とデータベースとを照合し、照合情報に含まれるクレジットカード情報および暗証番号がデータベースのものと一致するか否か、また選択された決済方法と売買情報に基いて、この選択された決済方法が契約内容に含まれているかを判定した結果である。クレジットカード情報および暗証番号うち少なくとも一方が不一致である、または選択された決済方法が契約内容に含まれていない場合、照合結果が不適合となる。またクレジットカード情報および暗証番号が一致し、選択された決済方法が契約内容に含まれている場合、照合結果が適合となる。この照合結果を受信すると、ステップS203へ移行する。
ステップS203では、受信する照合結果が適合か否かを判定する。照合結果が不適合であると、クレジットカード返却するとともに、ステップS5へ戻る。照合結果が適合であると、ステップ204へ移行する。ステップS204は、自動精算装置2から管理装置4に決済されたことを示す情報を送信し、管理装置4は、今回の合計金額が支払われたことを記憶する。これによって決済され、決済処理が終了しステップS10へ移行する。
ステップS10では、表示操作部24に図5C(9)に示すようなレシート発行画面64を表示させ、カード決済部22に挿入されたクレジットカードを返却し、領収書、すなわちレシートを発行させる。自動精算装置2は、レシートを発行するレシート発行部65を備え、決済が終了したものに対してレシートを発行する。レシート発行画面64には、クレジットカードおよびレシートを取るべき旨が通知されているとともに、自動精算装置2のいずれの位置からレシートが発行されるかが示されている。利用者がクレジットカードとレシートを取ると、ステップS11へ移行する。ステップS11では、決済作業が終了した旨の報知するための決済終了画面65を予め定められる時間表示させ、処理が終了し、再びステップS1へ戻る。
ステップS7で、図5E(12)に示すような決済方法選択第1画像54が表示される表示操作部24を操作して、「その他」ボタン59を選択すると、ステップS12へ移行する。ステップS12では、表示操作部24に図5E(13)に示すような決済方法選択第2画像66を表示させ、一般決済方法と異なる決済方法を選択すべきことを報知するとともに、選択可能な決済方法を表示させている。決済方法選択第2画像66には、選択可能な複数の決済方法のうち「ボーナス払い」、「分割払い」、および「ボーナス併用払い」とが表示されている。各決済方法を選択するためのボタンとして、「ボーナス払い」ボタン67、「分割払い」ボタン68、および「ボーナス併用払い」ボタン69が表示されている。利用者が表示操作部24を操作し、「ボーナス払い」、「分割払い」、および「ボーナス併用払い」のうちのいずれかの決済方法、たとえば「ボーナス払い」を選択すると、ステップS13へ移行する。
ステップS13では、ステップS8の判定処理と同様の処理によって、選択された決済方法が発行会社の契約内容に含まれているか否かを判定する。含まれていないと判定すると、ステップS12に戻り、再度選択させる。含まれていると判定すると、ステップS14へ移行する。
ステップS14では、表示操作部24に図5E(14)に示すような分割回数選択画像70を表示させ、分割回数を選択させる。分割回数選択画像70は、分割回数を入力すべきことを報知するとともに、合計金額およびテンキー71を表示している。テンキー71は、表示操作部24を操作することによって、数字を入力、具体的には分割回数をすることができる。分割回数選択画像70は、さらにテンキー71によって入力された分割回数を表示している。テンキー71によって分割回数が入力されると、ステップS15へ移行する。
ステップS15では、ステップS14で入力された分割回数が発行会社の契約内容に含まれているかを判定する。発行会社の契約内容に含まれていない場合、ステップS14へ戻り、再度選択させる。発行会社の契約内容に含まれている場合、ステップS16へ移行する。ステップS15について、具体的な一例、たとえばCファイナンスのクレジットカードの場合について説明する。ステップS14で分割回数に3回を入力した場合、取得する契約内容の分割回数の欄に「3」があるので、分割回数3回がCファイナンスと締結する契約内容に含まれていると判定する。これによってステップS16へ移行する。またステップS14で分割回数に6回を入力した場合、分割回数の欄に「6」がないので、分割回数6回がCファイナンスと締結する契約内容に含まれていないと判定する。これによってステップS14へ戻り、再度分割回数を入力させる。
ステップS16では、表示操作部24に図5F(15)に示すような決済方法確認画像60を表示させ、決済方法が適当であるかを確認させる。利用者が「戻る」ボタン61を操作すると、ステップS7へ戻る。利用者が「実行」ボタン62を操作すると、判定処理が終了し、ステップS9へ移行する。このように決済方法を「ボーナス払い」、「分割払い」および「ボーナス併用払い」の決済方式の項目と、分割回数の項目に分けて選択させ、各項目毎に発行会社の契約内容に含まれているかを判定させる。
以下では、ステップS4で、現金、口座振替および銀行カードをそれぞれ選択した場合の処理動作について説明する。ステップS4で、利用者が表示操作部24を操作し、現金を選択すると、ステップS17へ移行する。ステップS17では、紙幣入金部25aおよび硬貨入金部25cに現金を入金すべきことを要求する画像を表示させる。紙幣入金部25aおよび硬貨入金部25cに合計金額以上の現金が入金されると、ステップS18へ移行する。ステップS18では、入金された現金と合計金額とに基づいて、釣銭を演算する。釣銭を演算すると、ステップS19へ移行する。ステップS19では、紙幣出金部25bおよび硬貨出金部25dから釣銭を出金し、レシート発行部65からレシートを発行すると、ステップS11へ移行する。
ステップS4で、利用者が表示操作部24を操作し、口座振替を選択すると、ステップS20へ移行する。ステップS20では、読取ったIDが割り振られた利用者名および売買情報などの情報を銀行に送信する。送信すると、ステップS21へ移行する。ステップS21では、銀行が送信された利用者名の口座から口座振替が可能か否かを判定する。銀行が口座振替不可能と判断すると、表示操作部24に口座振替ができない旨を表示し、ステップS4へ戻る。銀行が口座振替可能と判断すると、ステップS22へ移行する。ステップS22では、口座振替によって決済を行う。決済が行われると、ステップS23へ移行する。ステップS23では、レシート発行部65からレシートを発行する。レシートが発行されると、ステップS11へ移行する。本実施の形態では、口座振替が選択された後、口座の暗証番号を確認していないけれども、口座振替可能か否かを判断する前に、利用者に暗証番号を表示操作部24を用いて確認するように構成してもよい。暗証番号は口座開設時に登録したものや本システムに登録時に設定したものなどが用いられる。
ステップS4で、利用者が表示操作部24を操作し、銀行カードを選択すると、ステップS24へ移行する。ステップS24では、表示操作部24に、銀行カードを挿入すべきことを報知する銀行カード挿入要求画像を表示させ、銀行カードをカード決済部22に挿入すべきことを報知する。銀行カード挿入要求画像を表示すると、ステップS25へ移行する。ステップS25では、銀行カードがカード決済部22に挿入されたか否かを判定する。銀行カードがカード決済部22に挿入されていない場合、再度ステップS24に戻り、銀行カード挿入要求画像を表示させる。銀行カードがカード決済部2に挿入されている場合、ステップS26へ移行する。
ステップS26では、暗証番号要求画像52を表示させ、暗証番号を入力すべき旨を報知する。暗証番号要求画像52を表示させると、ステップS27へ移行する。ステップS27では、利用者が暗証番号を入力したか否かを判定する。利用者が暗証番号が入力しない場合、ステップS26を繰返し、暗証番号要求画像52を表示し続け、暗証番号を入力すべきことを要求する。利用者が暗証番号を入力すると、ステップS28へ移行する。
ステップS28では、銀行カードでの決済を行う。まずカード決済部22が銀行カードから読み取った銀行カード情報および暗証番号を、通信回線網を介して図示しない銀行に備えられるサーバコンピュータに伝送する。銀行のサーバコンピュータでは、銀行カードの情報および暗証番号に基づいて、銀行カード情報に含まれる口座番号の口座から合計金額を引き落とす。引き落としが終了すると、サーバコンピュータから自動精算装置2の制御部26に引き落としが終了した旨の情報が送信される。この情報を受信すると、決済がなされたと判断し、ステップ29へ移行する。ステップS29では、カード決済部22から銀行カードを排出し、レシート発行部65からレシートを発行する。銀行カードを排出し、レシートを発行すると、ステップS11へ移行する。
以下に管理装置4の機能について説明する。各発行会社と締結する契約内容は、管理装置4の記憶部15にも記憶され、管理装置4の入力手段によって入力する、または各発行会社からダウンロードするなどして書き換え可能である。管理装置4の記憶部15に記憶される契約内容は、管理装置4から各自動精算装置2に送信することができ、各自動精算装置2の記憶部23に記憶される契約内容に上書きされる。これによって管理装置4によって複数の自動精算装置2に記憶される契約内容を一括して変更することができる。
このような処理を行う自動決済システム1および自動精算装置2が達成する効果について説明する。本実施の形態の自動精算装置2によれば、カード決済部22によってクレジットカードのクレジットカード情報を読み取る。表示操作部24によって複数種類の決済方法のうちいずれか1つの決済方法を選択する。制御部26は、決済方法が選択されると、記憶部23に記憶される契約内容に基いて、クレジットカード情報が記憶されるクレジットカードによって決済可能な決済方法を特定する。さらにこの特定される決済方法に、表示操作部24によって選択される決済方法が含まれているかを判定する。これによって利用者は、所持しているクレジットカードによって決済可能な決済方法を記憶しておく必要がない。また各種のクレジットカードによって決済可能な決済方法を記載した紙面などを自動精算装置2毎に掲載または用意しておく必要がない。したがって自動精算装置2のように、利用者自らが決済手続しなければならない決済装置であっても、クレジットによる決済が容易である。さらに自動精算装置2で決済可能な決済方法を判定しているので、従来の技術のようにクレジット会社で確認する場合に比べて決済方法の可否の確認作業が短時間である。
従来の技術では、クレジットカードによって決済するとき、決済方法の内容を情報処理センタを介して、発行会社のクレジットカードセンタに照合させ、選択される決済内容が適当であるか否かを判定させている。決済方法の内容が不適合である場合、発行会社のクレジットカードセンタで照合された後、不適合である照合結果が送信される、自動精算装置2は、不適合であることを認識、利用者に通知し、再度支払方法を選択させる。それ故、適合するか否かは、発行会社のクレジットカードセンタで照合されるまで不明であり、照合後に不適合であることが分かり、再度決済方法を選択させて発行会社のクレジットカードセンタで照合させるのは、通信費の浪費である。本実施の形態の自動精算装置2では、制御部26で契約内容を照合しているので、発行会社のクレジットカードセンタで不適合である旨の照合結果が送信されることをほぼ防止することができ、複数回照合するような通信費の浪費をなくすことができる。また利用者は、決済方法を選択するだけで、選択した支払方法が契約内容に含まれているかを確認する確認作業と決済とを1つの装置行うことがきる。
本実施の形態の自動精算装置2によれば、契約内容が複数の項目に細分化されて記憶され、表示操作部24によって項目毎に決済方法の内容を選択することができる。具体的には、決済方式および分割回数の項目が設けられ、それぞれ選択することができる。制御部26は、表示操作部24によって決済方法の内容を選択されると、選択される決済方法の内容が、カード決済部22によって読み取られるクレジットカード情報が記憶されるクレジットカードによって決済可能な決済方法の内容に含まれているかを、各項目毎に判定する。これによって決済方法の内容が適当であるかを項目毎に判定するので、利用者は、どのような内容の決済方法が決済可能であるかを項目毎に知ることができ、所持するクレジットカードが対応している決済方法の内容を記憶しておく必要がない。また全ての項目を選択する前に決済方法の内容が適当であるかを判断するので、誤って選択した場合であっても、項目毎に判断され選択し直すことができ、選択し直す場合の時間を短くすることができる。
本実施の形態の自動決済システム1によれば、複数の自動精算装置2に通信可能に接続される管理装置4によって、記憶部23に記憶される契約内容を一斉に変更することができる。これによって契約内容を自動精算装置2毎に変更する必要がなく、作業が容易である。
図8Aおよび図8Bは、実施の第2の形態の自動決済システム1Aに含まれる自動精算装置2Aの処理動作の手順を示すフローチャートである。図9は、決済方法選択第1画像54A、決済方法選択第2画像66Aおよび分割回数選択画像70Aを示す図である。自動決済システム1Aは、実施の第1の形態の自動決済システム1と構成が同一である。すなわち自動精算装置2Aは、実施の第1の形態の自動精算装置2と構成が同一である。自動精算装置2Aと実施の第1の形態の自動精算装置2とでは、処理動作の手順が一部異なる。したがって以下に異なる手順についてだけ説明する。
ステップS6では、表示操作部24に図5B(6)に示すような暗証番号要求画像52を表示させ、暗証番号を入力すべき旨を報知する。利用者が暗証番号が入力しない場合、ステップS6を繰返し、暗証番号要求画像52を表示し続け、暗証番号を入力すべきことを要求する。利用者がテンキー操作部53によって暗証番号を入力すると、ステップS30へ移行する。ステップ30では、クレジットカード情報に基づいて、発行会社を特定し、この発行会社の契約内容を取得する。契約内容を取得すると、ステップS31へ移行する。
ステップS31では、表示操作部24に図9(1)に示すような決済方法選択第1画像54Aを表示させる。決済方法選択第1画面54Aには、挿入されているクレジットカードによって決済可能な決済方法が表示され、これら決済方法の中から選択すべきことを報知する。挿入されているクレジットカードによって決済可能な決済方法は、ステップ30で取得した契約内容の取り扱い内容の欄に基づいて、表示させている。たとえばDカードが発行するクレジットカードの場合、決済方法選択第1画像54Aには、選択可能な複数の決済方法である「一括払い」、「2回払い」、「ボーナス一括払い」および「リボルビング払い」のうち、「一括払い」、「2回払い」、「ボーナス一括払い」とが表示されている。各決済方法を選択するためのボタンとして、「一括払い」ボタン55、「2回払い」ボタン56および「ボーナス払い」ボタン57が表示され、「リボルビング払い」ボタン58が表示されていない。これによって「リボルビング払い」が不可能なクレジットカードあることを報知する。決済方法選択第1画像54には、「その他」ボタン59が表示され、さらに合計金額も表示されている。利用者が表示操作部24を操作し、表示されている決済方法、たとえば一括払いを選択すると、ステップS32へ移行する。利用者が表示操作部24を操作して、「その他」ボタン59を選択すると、ステップ33へ移行する。
ステップS32では、決済方法が表示操作部24に図5C(8)に示すような決済方法確認画像60を表示させ、決済方法が適当であるかを確認させる。利用者が「戻る」ボタン61を操作すると、ステップS31へ戻る。利用者が「実行」ボタン62を操作すると、判定処理が終了し、ステップS9へ移行する。
ステップS33では、表示操作部24に図9(2)に示すような決済方法選択第2画像66Aを表示させる。方法選択第2画像66Aには、一般決済方法と異なる決済方法のうち、挿入されているクレジットカードによって決済可能な決済方法が表示され、これら決済方法の中から選択すべきことを報知する。具体的には、決済方法選択第2画像66に選択可能な複数の決済方法のうち「ボーナス払い」および「分割払い」とが表示され、「ボーナス併用払い」が表示されていない。つまり決済方法選択第2画像66には、「ボーナス払い」ボタン67および「分割払い」ボタン68が表示され、「ボーナス併用払い」ボタン69が表示されていない。これによって「ボーナス併用払い」が利用不可能であることを報知している。利用者が表示操作部24を操作し、ボーナス払いまたは分割払いを選択すると、ステップS34へ移行する。
ステップS34では、表示操作部24に図5E(14)に示すような分割回数選択画像70を表示させ、分割回数を選択させる。分割回数選択画像70は、さらにテンキー71によって入力された分割回数を表示している。このとき入力された分割回数が契約内容の分割回数の欄の回数に含まれていない場合、表示操作部24に表示される分割回数の文字が、周囲の文字より薄くなるなどして、契約内容に含まれていないことを報知する。契約内容に含まれていると、表示されている分割回数の文字が周囲の文字と同じ同一の濃さになる。このように分割回数が契約内容に含まれていない場合、表示操作部24の表示を変化させて契約内容に含まれていないことを報知する。テンキー71によって、契約内容に含まれる分割回数が入力されると、ステップS35へ移行する。
ステップS35では、表示操作部24に図5F(15)に示すような決済方法確認画像60を表示させ、決済方法が適当であるかを確認させる。利用者が「戻る」ボタン61を操作すると、ステップS7へ戻る。利用者が「実行」ボタン62を操作すると、判定処理が終了し、ステップS9へ移行する。このように決済方法を「ボーナス払い」、「分割払い」および「ボーナス併用払い」の決済方式の項目と、分割回数の項目に分けて選択させ、各項目毎に発行会社の契約内容に含まれているかを判定させる。
本実施の形態の自動精算装置2Aによれば、カード決済部22によってクレジットカードのクレジットカード情報を読み取る。制御部26は、記憶部23に記憶される契約内容に基いて、カード決済部22によって読取られるクレジットカード情報が記憶されるクレジットカードによって決済可能な決済方法を特定し、表示操作部24に表示する。これによって利用者は、表示操作部24を視認することによって、所持しているクレジットカードの可能な決済方法を認識することができ、これによって所持するクレジットカードの決済方法を記憶しておく必要がない。また各種のクレジットカードによって決済可能な決済方法を記載した紙面などを自動精算装置2毎に掲載または用意しておく必要がない。これによって自動精算装置2のように、利用者自らが決済手続しなければならない決済装置であっても、クレジットによる決済が容易である。さらに表示操作部24に所持するクレジットカードによって決済可能な決済方法が表示されるので、決済方法の可否の確認作業が容易である。
本実施の形態の自動精算装置2Aによれば、契約内容が複数の項目に細分化されて記憶され、項目毎に決済方法の内容を表示する。具体的には、決済方式および分割回数の項目が設けられ、それぞれ選択することができる。表示操作部24に表示させる各項目では、読み取り手段によって読み取られるクレジットカード情報が記憶されるクレジットカードの契約内容に含まれる項目を表示させる。これによって各項目において、決済可能な決済方法の内容だけが表示操作部24に表示されるので、利用者は、表示操作部24を視認するだけで、どのような内容の決済方法で決済可能かを判断することができ、所持するクレジットカードが対応している決済方法の内容を記憶しておく必要がない。また決済可能な決済方法の内容だけが表示されるので、誤って選択することがなく、確実な決済方法の内容を選択することができる。
本実施の形態では、「リボルビング払い」ボタン58および「ボーナス併用払い」ボタン69が非表示になっているけれども、必ずしもこのような構成に限定されない。たとえばこれらのボタン58,69が他の選択可能なボタンより薄く表示されていもよく、表示に変化があればよい。
実施の第1の形態の自動決済システム1の構成を示すブロック図である。 自動決済システムの電気的な構成を示すブロック図である。 自動精算装置2を示す斜視図である。 自動精算装置2の処理動作の手順を示すフローチャートである。 自動精算装置2の処理動作の手順を示すフローチャートである。 自動精算装置2の表示操作部24で表示される画像のフローを示す図である。 自動精算装置2の表示操作部24で表示される画像のフローを示す図である。 自動精算装置2の表示操作部24で表示される画像のフローを示す図である。 自動精算装置2の表示操作部24で表示される画像のフローを示す図である。 自動精算装置2の表示操作部24で表示される画像のフローを示す図である。 自動精算装置2の表示操作部24で表示される画像のフローを示す図である。 判定処理の手順を示すフローチャートである。 決済処理の手順を示すフローチャートである。 実施の第2の形態の自動決済システム1Aに含まれる自動精算装置2Aの処理動作の手順を示すフローチャートである。 実施の第2の形態の自動決済システム1Aに含まれる自動精算装置2Aの処理動作の手順を示すフローチャートである。 決済方法選択第1画像54A、決済方法選択第2画像66Aおよび分割回数選択画像70Aを示す図である。
符号の説明
1 自動決済システム
2 自動精算装置
4 管理装置
22 カード決済部
23 記憶部
24 表示操作部
26 制御部

Claims (5)

  1. 複数種類のクレジットカードによって、複数種類の決済方法で決済が可能な自動決済装置であって、
    各クレジットカードに記憶されているカード情報を読み取るカード読み取り手段と、
    各クレジットカードによって決済可能な決済方法を示す決済可能情報を記憶する記憶手段と、
    操作することによって、複数種類の決済方法のうちいずれか一つの決済方法を選択可能な操作手段と、
    記憶手段に記憶される決済可能情報に基いて、読み取り手段によって読み取られるカード情報が記憶されるクレジットカードの決済可能な決済方法を特定し、操作手段によって選択される決済方法が特定された決済方法に含まれていることを判定する判定手段を含むことを特徴とする自動決済装置。
  2. 前記記憶手段は、複数の項目を設け、複数の項目に合わせてその内容が細分化されている全情報および前記決済可能情報を記憶し、
    前記操作手段は、項目毎に決済方法の内容を選択することができ、かつ項目毎に決済方法の内容を選択することによって、1つの決済方法を選択可能に構成され、
    前記判定手段は、前記記憶手段に記憶される前記決済可能情報に基いて、各項目で選択される決済方法の内容が、前記読み取り手段によって読み取られるカード情報が記憶されるクレジットカードによって決済可能な決済方法の内容に含まれているかを、項目毎に判定することを特徴とする請求項1に記載の自動決済装置。
  3. 複数種類のクレジットカードによって、複数種類の決済方法で決済が可能な自動決済装置であって、
    各クレジットカードに記憶されているカード情報を読み取るカード読み取り手段と、
    各クレジットカードによって決済可能な決済方法を示す決済可能情報を記憶する記憶手段と、
    決済に関する操作内容を表示する表示手段と、
    読み取り手段によって読み取られるカード情報が記憶されるクレジットカードによって決済可能な決済方法を特定し、表示手段に表示させる制御手段を含むことを特徴とする自動決済装置。
  4. 前記記憶手段は、複数の項目を設け、複数の項目に合わせてその内容が細分化されている決済可能情報を記憶し、
    前記表示手段は、項目毎に決済可能情報を表示し、
    前記制御手段は、前記表示手段に表示させる各項目において、前記読み取り手段によって読み取られるカード情報が記憶されるクレジットカードの決済可能情報に含まれる項目を表示することを特徴とする請求項3に記載の自動決済装置。
  5. 請求項1〜4のいずれか1つに記載される複数の前記自動決済装置と、
    前記自動決済装置に通信回線を介して通信可能に接続される管理装置とを有する自動決算システムであって、
    管理装置は、複数の前記自動決済装置の記憶手段に記憶される決済可能情報を一斉に変更可能なことを特徴とする自動決済システム。
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