JP6468256B2 - 作業機械、及び、作業機械における本体に対するフレームの着脱方法 - Google Patents

作業機械、及び、作業機械における本体に対するフレームの着脱方法 Download PDF

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Description

本発明は、本体と本体に着脱可能に取り付けられるフレームとを有する作業機械、及び、作業機械における本体に対するフレームの着脱方法に関する。
作業機械の一例として、例えば特許文献1には、カーボディ(本体)とカーボディに着脱可能に取り付けられるクローラフレーム(フレーム)とを有するクローラクレーン(作業機械)が開示されている。特許文献1では、カーボディにクローラフレームを取り付ける際、クローラフレームの孔部に係止ピン(係合ピン)を挿嵌した状態で、係止ピンをカーボディに設けられた切欠きに挿入する。
特開2012−187992号公報
特許文献1には、係止ピンがクローラフレームの孔部及びカーボディの切欠きのそれぞれに挿入された状態において、係止ピンとカーボディにおける切欠きを画定する壁との隙間や、係止ピンとクローラフレームにおける孔部を画定する壁との隙間を変化させることは何ら記載されていない。したがって、カーボディ(本体)に対するクローラフレーム(フレーム)の着脱時と、本体にフレームが取り付けられた後とにおいて、上記隙間は一定であると推察される。しかしながら、上記隙間を一定とすると、隙間が小さい場合及び大きい場合それぞれにおいて以下のような問題が生じ得る。
上記隙間が小さい場合、フレーム取付後に本体がフレームに対して移動すること(例えば、作業機械の作業時に本体が揺れること)を抑制できる一方、フレーム着脱時に大きな荷重が必要となる場合があり、フレーム着脱作業が困難になり得る。
上記隙間が大きい場合、本体とフレームとの係合部での引掛かりを抑制することで、フレーム着脱時に必要となる荷重が増加することを防止でき、フレーム着脱作業を容易に行うことができる一方、本体にフレームを強固に取り付けることができず、フレーム取付後に本体がフレームに対して移動すること(例えば、作業機械の作業時に本体が揺れること)が問題となる。
また、フレーム着脱時に係合ピンを取り外すことも考えられるが、係合ピンの取り付け忘れや紛失が問題となる。
本発明の目的は、係合ピンの取り付け忘れや紛失の問題が生じず、フレーム取付後に本体がフレームに対して移動することを抑制できかつフレーム着脱作業を容易に行うことができる作業機械、及び、作業機械における本体に対するフレームの着脱方法を提供することである。
本発明の第1観点によると、本体と、前記本体に着脱可能に取り付けられるフレームと、前記本体に前記フレームを取り付けるために、前記本体に設けられた本体係合穴及び前記フレームに設けられたフレーム係合穴のそれぞれに貫挿される係合ピンとを備え、前記係合ピンは、円柱状の大径部と、前記大径部よりも小さな径を有する円柱状の小径部とを含み、前記大径部と前記小径部とは、軸線が一致するように前記係合ピンの長手方向に並列されており、前記係合ピンは、前記本体係合穴及び前記フレーム係合穴のそれぞれに貫挿された状態において、第1位置と、前記第1位置にあるときよりも前記本体における前記本体係合穴を画定する壁及び前記フレームにおける前記フレーム係合穴を画定する壁の少なくとも一方との間に小さな隙間を形成する第2位置とを取り得るように構成されていることを特徴とする作業機械が提供される。
本発明の第2観点によると、本体と、前記本体に着脱可能に取り付けられるフレームと、前記本体に前記フレームを取り付けるために、前記本体に設けられた本体係合穴及び前記フレームに設けられたフレーム係合穴のそれぞれに貫挿される係合ピンとを備え、前記係合ピンは、円柱状の大径部と、前記大径部よりも小さな径を有する円柱状の小径部とを含み、前記大径部と前記小径部とは、軸線が一致せず、かつ、前記係合ピンの長手方向と直交する断面の円周上の一点が共通するように、前記係合ピンの長手方向に並列されており、前記係合ピンは、前記本体係合穴及び前記フレーム係合穴のそれぞれに貫挿された状態において、第1位置と、前記第1位置にあるときよりも前記本体における前記本体係合穴を画定する壁及び前記フレームにおける前記フレーム係合穴を画定する壁の少なくとも一方との間に小さな隙間を形成する第2位置とを取り得るように構成されていることを特徴とする作業機械が提供される。
本発明の第3観点によると、本体と、前記本体に着脱可能に取り付けられるフレームと、前記本体に前記フレームを取り付けるために、前記本体に設けられた本体係合穴及び前記フレームに設けられたフレーム係合穴のそれぞれに貫挿される係合ピンとを備え、前記係合ピンは、円柱部と、楕円柱部とを含み、前記円柱部と前記楕円柱部とは、軸線が一致するように前記係合ピンの長手方向に並列されており、前記係合ピンは、前記本体係合穴及び前記フレーム係合穴のそれぞれに貫挿された状態において、第1位置と、前記第1位置にあるときよりも前記本体における前記本体係合穴を画定する壁及び前記フレームにおける前記フレーム係合穴を画定する壁の少なくとも一方との間に小さな隙間を形成する第2位置とを取り得るように構成されていることを特徴とする作業機械が提供される。
本発明の第4観点によると、本体と、前記本体に着脱可能に取り付けられるフレームと、前記本体に前記フレームを取り付けるために、前記本体に設けられた本体係合穴及び前記フレームに設けられたフレーム係合穴のそれぞれに貫挿される係合ピンとを備え、前記係合ピンは、円柱状であり、周面に部分的に切欠きが設けられており、前記係合ピンは、前記本体係合穴及び前記フレーム係合穴のそれぞれに貫挿された状態において、第1位置と、前記第1位置にあるときよりも前記本体における前記本体係合穴を画定する壁及び前記フレームにおける前記フレーム係合穴を画定する壁の少なくとも一方との間に小さな隙間を形成する第2位置とを取り得るように構成されていることを特徴とする作業機械が提供される。
本発明の第観点によると、本体と、前記本体に着脱可能に取り付けられるフレームと、前記本体に前記フレームを取り付けるために、前記本体に設けられた本体係合穴及び前記フレームに設けられたフレーム係合穴のそれぞれに貫挿される係合ピンとを備え、前記係合ピンは、円柱状の大径部と、前記大径部よりも小さな径を有する円柱状の小径部とを含み、前記大径部と前記小径部とは、軸線が一致するように前記係合ピンの長手方向に並列されており、前記係合ピンは、前記本体係合穴及び前記フレーム係合穴のそれぞれに貫挿された状態において、第1位置と、前記第1位置にあるときよりも前記本体における前記本体係合穴を画定する壁及び前記フレームにおける前記フレーム係合穴を画定する壁の少なくとも一方との間に小さな隙間を形成する第2位置とを取り得るように構成されている作業機械における、前記本体に対する前記フレームの着脱方法であって、前記係合ピンが前記第1位置にある状態で前記本体に対して前記フレームを位置決めした後、前記係合ピンを前記長手方向に移動させることで前記第2位置として前記本体に前記フレームを取り付けるフレーム取付工程、及び、前記係合ピンが前記第2位置にある状態で前記本体に取り付けられている前記フレームを、前記係合ピンを前記長手方向に移動させることで前記第1位置として前記本体から取り外すフレーム取外工程の少なくとも一方を備えたことを特徴とする着脱方法が提供される。
本発明の第6観点によると、本体と、前記本体に着脱可能に取り付けられるフレームと、前記本体に前記フレームを取り付けるために、前記本体に設けられた本体係合穴及び前記フレームに設けられたフレーム係合穴のそれぞれに貫挿される係合ピンとを備え、前記係合ピンは、円柱状の大径部と、前記大径部よりも小さな径を有する円柱状の小径部とを含み、前記大径部と前記小径部とは、軸線が一致せず、かつ、前記係合ピンの長手方向と直交する断面の円周上の一点が共通するように、前記係合ピンの長手方向に並列されており、前記係合ピンは、前記本体係合穴及び前記フレーム係合穴のそれぞれに貫挿された状態において、第1位置と、前記第1位置にあるときよりも前記本体における前記本体係合穴を画定する壁及び前記フレームにおける前記フレーム係合穴を画定する壁の少なくとも一方との間に小さな隙間を形成する第2位置とを取り得るように構成されている作業機械における、前記本体に対する前記フレームの着脱方法であって、前記係合ピンが前記第1位置にある状態で前記本体に対して前記フレームを位置決めした後、前記係合ピンを前記大径部の前記軸線を中心として回転させることで前記第2位置として前記本体に前記フレームを取り付けるフレーム取付工程、及び、前記係合ピンが前記第2位置にある状態で前記本体に取り付けられている前記フレームを、前記係合ピンをを前記大径部の前記軸線を中心として回転させることで前記第1位置として前記本体から取り外すフレーム取外工程の少なくとも一方を備えたことを特徴とする着脱方法が提供される。
本発明の第7観点によると、本体と、前記本体に着脱可能に取り付けられるフレームと、前記本体に前記フレームを取り付けるために、前記本体に設けられた本体係合穴及び前記フレームに設けられたフレーム係合穴のそれぞれに貫挿される係合ピンとを備え、前記係合ピンは、円柱部と、楕円柱部とを含み、前記円柱部と前記楕円柱部とは、軸線が一致するように前記係合ピンの長手方向に並列されており、前記係合ピンは、前記本体係合穴及び前記フレーム係合穴のそれぞれに貫挿された状態において、第1位置と、前記第1位置にあるときよりも前記本体における前記本体係合穴を画定する壁及び前記フレームにおける前記フレーム係合穴を画定する壁の少なくとも一方との間に小さな隙間を形成する第2位置とを取り得るように構成されている作業機械における、前記本体に対する前記フレームの着脱方法であって、前記係合ピンが前記第1位置にある状態で前記本体に対して前記フレームを位置決めした後、前記係合ピンを前記円柱部及び前記楕円柱部の前記軸線を中心として回転させることで前記第2位置として前記本体に前記フレームを取り付けるフレーム取付工程、及び、前記係合ピンが前記第2位置にある状態で前記本体に取り付けられている前記フレームを、前記係合ピンを前記円柱部及び前記楕円柱部の前記軸線を中心として回転させることで前記第1位置として前記本体から取り外すフレーム取外工程の少なくとも一方を備えたことを特徴とする着脱方法が提供される。
本発明の第8観点によると、本体と、前記本体に着脱可能に取り付けられるフレームと、前記本体に前記フレームを取り付けるために、前記本体に設けられた本体係合穴及び前記フレームに設けられたフレーム係合穴のそれぞれに貫挿される係合ピンとを備え、前記係合ピンは、円柱状であり、周面に部分的に切欠きが設けられており、前記係合ピンは、前記本体係合穴及び前記フレーム係合穴のそれぞれに貫挿された状態において、第1位置と、前記第1位置にあるときよりも前記本体における前記本体係合穴を画定する壁及び前記フレームにおける前記フレーム係合穴を画定する壁の少なくとも一方との間に小さな隙間を形成する第2位置とを取り得るように構成されている作業機械における、前記本体に対する前記フレームの着脱方法であって、前記係合ピンが前記第1位置にある状態で前記本体に対して前記フレームを位置決めした後、前記係合ピンを前記係合ピンの軸線を中心として回転させることで前記第2位置として前記本体に前記フレームを取り付けるフレーム取付工程、及び、前記係合ピンが前記第2位置にある状態で前記本体に取り付けられている前記フレームを、前記係合ピンを前記係合ピンの軸線を中心として回転させることで前記第1位置として前記本体から取り外すフレーム取外工程の少なくとも一方を備えたことを特徴とする着脱方法が提供される。
第1〜第8観点によれば、フレーム着脱時には、係合ピンを第1位置として隙間を大きくすることで、係合部での引掛かりを抑制し、フレーム着脱時に必要となる荷重が増加することを防止でき、フレーム着脱作業を容易に行うことができる。本体に対してフレームを位置決めした後は、係合ピンを第2位置として隙間を小さくすることで、フレーム取付後に本体がフレームに対して移動することを抑制できる。また、フレーム着脱時に係合ピンを取り外す必要がないため、係合ピンの取り付け忘れや紛失の問題が生じない。
第1〜第4観点に係る作業機械は、前記本体における前記本体係合穴から前記係合ピンの径方向に離隔した位置に設けられた本体連結穴、及び、前記フレームにおける前記フレーム係合穴から前記径方向に離隔した位置に設けられたフレーム連結穴のそれぞれに挿入される連結ピンをさらに備えてよい。第5〜第8観点に係る着脱方法は、前記フレーム取付工程において、前記係合ピンが前記第1位置にある状態で前記本体に対して前記フレームを位置決めした後、前記係合ピンを前記第2位置とする前に、前記本体における前記本体係合穴から前記係合ピンの径方向に離隔した位置に設けられた本体連結穴、及び、前記フレームにおける前記フレーム係合穴から前記径方向に離隔した位置に設けられたフレーム連結穴のそれぞれに連結ピンを挿入し、前記フレーム取外工程において、前記係合ピンを前記第1位置とした後に、前記連結ピンを前記本体連結穴及び前記フレーム連結穴のそれぞれから取り外してよい。当該構成によれば、係合ピンと連結ピンとの協働によって、係合ピン又は連結ピンを中心としてフレームが本体に対して回動するのを防止することができる。
第1〜第4観点において、前記本体係合穴及び前記フレーム係合穴の一方は、前記係合ピンの径方向に開口した溝であり、前記本体係合穴及び前記フレーム係合穴の他方は、前記径方向の断面において全周が前記壁に覆われた穴であってよい。第5〜第8観点において、前記本体係合穴及び前記フレーム係合穴の一方は、前記係合ピンの径方向に開口した溝であり、前記本体係合穴及び前記フレーム係合穴の他方は、前記径方向の断面において全周が前記壁に覆われた穴であり、前記フレーム取付工程において、前記他方の穴に前記係合ピンが貫挿された状態で、前記一方の溝に前記係合ピンを貫挿し、前記一方の溝に沿って前記係合ピンを移動させることにより、前記本体に対して前記フレームを位置決めし、前記フレーム取外工程において、前記他方の穴に前記係合ピンが貫挿された状態で、前記一方の溝に沿って前記係合ピンを移動させ、前記係合ピンを前記一方の溝から離隔させることにより、前記フレームを前記本体から取り外してよい。当該構成によれば、フレーム着脱作業をスムーズに行うことができる。
第1観点において、前記係合ピンは、円柱状の大径部と、前記大径部よりも小さな径を有する円柱状の小径部とを含み、前記大径部と前記小径部とは、軸線が一致するように前記係合ピンの長手方向に並列されている。第観点において、前記係合ピンは、円柱状の大径部と、前記大径部よりも小さな径を有する円柱状の小径部とを含み、前記大径部と前記小径部とは、軸線が一致するように前記係合ピンの長手方向に並列されており、前記係合ピンを前記長手方向に移動させることで、前記係合ピンを前記第1位置と前記第2位置とに切り替え。当該構成によれば、係合ピンを長手方向に移動させるという単純な作業によって、係合ピンを第1位置と第2位置とに切り替えることができる。
第1観点において、前記長手方向において、2つの前記フレーム係合穴の間に、1つの前記本体係合穴が配置されており、前記長手方向において、前記2つのフレーム係合穴のそれぞれに対応する2つの前記大径部の間に、前記1つの本体係合穴に対応する1つの前記小径部が配置されてよい。第観点において、前記フレームが前記本体に取り付けられたとき、前記長手方向において、2つの前記フレーム係合穴の間に、1つの前記本体係合穴が配置されており、前記フレーム取付工程において、2つの前記大径部が前記2つのフレーム係合穴のそれぞれに貫挿されかつ1つの前記小径部が前記1つの本体係合穴に貫挿された状態で、前記本体に対して前記フレームを位置決めし、前記フレーム取外工程において、2つの前記大径部が前記2つのフレーム係合穴のそれぞれに貫挿されかつ1つの前記小径部が前記1つの本体係合穴に貫挿された状態で、前記フレームを前記本体から取り外してよい。当該構成によれば、小径部の長手方向両側において2つの大径部をフレームに支持させつつ、小径部と本体における本体係合穴を画定する壁との隙間を大きくして(即ち、係合ピンを第1位置として)、ガタツキを抑えながらフレーム着脱作業を行うことができる。
観点において、前記係合ピンは、円柱状の大径部と、前記大径部よりも小さな径を有する円柱状の小径部とを含み、前記大径部と前記小径部とは、軸線が一致せず、かつ、前記係合ピンの長手方向と直交する断面の円周上の一点が共通するように、前記係合ピンの長手方向に並列されている。第観点において、前記係合ピンは、円柱状の大径部と、前記大径部よりも小さな径を有する円柱状の小径部とを含み、前記大径部と前記小径部とは、軸線が一致せず、かつ、前記係合ピンの長手方向と直交する断面の円周上の一点が共通するように、前記係合ピンの長手方向に並列されており、前記係合ピンを前記大径部の前記軸線を中心として回転させることで、前記係合ピンを前記第1位置と前記第2位置とに切り替え。当該構成によれば、係合ピンを大径部の軸線を中心として回転させるという単純な作業によって、係合ピンを第1位置と第2位置とに切り替えることができる。しかも、当該構成によれば、係合ピンの回転量が小さくても(即ち、係合ピンを少しでも回転させれば)、係合ピンを第1位置と第2位置とに切り替えることができる。
観点において、前記係合ピンは、円柱部と、楕円柱部とを含み、前記円柱部と前記楕円柱部とは、軸線が一致するように前記係合ピンの長手方向に並列されている。第観点において、前記係合ピンは、円柱部と、楕円柱部とを含み、前記円柱部と前記楕円柱部とは、軸線が一致するように前記係合ピンの長手方向に並列されており、前記係合ピンを前記円柱部及び前記楕円柱部の前記軸線を中心として回転させることで、前記係合ピンを前記第1位置と前記第2位置とに切り替え。当該構成によれば、係合ピンを円柱部及び楕円柱部の軸線を中心として回転させるという単純な作業によって、係合ピンを第1位置と第2位置とに切り替えることができる。しかも、当該構成によれば、係合ピンの回転量が小さくても(即ち、係合ピンを少しでも回転させれば)、係合ピンを第1位置と第2位置とに切り替えることができる。
観点において、前記係合ピンは、円柱状であり、周面に部分的に切欠きが設けられている。第観点において、前記係合ピンは、円柱状であり、周面に部分的に切欠きが設けられており、前記係合ピンを前記係合ピンの軸線を中心として回転させることで、前記係合ピンを前記第1位置と前記第2位置とに切り替え。当該構成によれば、係合ピンを係合ピンの軸線を中心として回転させるという単純な作業によって、係合ピンを第1位置と第2位置とに切り替えることができる。しかも、当該構成によれば、切欠きを設けるだけでいいため、係合ピンの作製コストを低減することができる。
本発明によれば、フレーム着脱時には、係合ピンを第1位置として隙間を大きくすることで、係合部での引掛かりを抑制し、フレーム着脱時に必要となる荷重が増加することを防止でき、フレーム着脱作業を容易に行うことができる。本体に対してフレームを位置決めした後は、係合ピンを第2位置として隙間を小さくすることで、フレーム取付後に本体がフレームに対して移動することを抑制できる。また、フレーム着脱時に係合ピンを取り外す必要がないため、係合ピンの取り付け忘れや紛失の問題が生じない。
本発明の第1実施形態に係るクローラクレーンを示す側面図である。 本発明の第1実施形態に係るクローラクレーンにおける下部走行体を示す平面図である。 図2のIII−III線に沿った断面図である。 フレーム着脱時における図3のIV−IV線に沿った部分断面斜視図である。 フレーム取付後における図3のIV−IV線に沿った部分断面斜視図である。 本発明の第1実施形態に係るフレーム取付工程を示すフロー図である。 本発明の第1実施形態に係るフレーム取外工程を示すフロー図である。 本発明の第2実施形態における係合ピンを示す側面図である。 本発明の第3実施形態における係合ピンを示す側面図である。 本発明の第3実施形態における係合ピンを示す、図9のX−X線に沿った断面図である。 本発明の第4実施形態における係合ピンを示す側面図である。 本発明の第4実施形態における係合ピンを示す、図11のXII−XII線に沿った断面図である。 本発明の第5実施形態における係合ピンを示す側面図である。 本発明の第5実施形態における係合ピンを示す、図13のXIV−XIV線に沿った断面図である。
本発明の第1実施形態に係るクローラクレーン1は、図1に示すように、上部旋回体2、ベアリング3、下部走行体4、キャブ(運転室)5、カウンタウェイト6、ブーム7及びフック8を有する。上部旋回体2は、ベアリング3を介して下部走行体4に対して旋回可能に取り付けられている。キャブ5及びカウンタウェイト6は、上部旋回体2の前方及び後方にそれぞれ設けられている。ブーム7は、上部旋回体2の前部に起伏可能に取り付けられている。フック8は、ブーム7の先端に吊り下げられている。クローラクレーン1は、フック8によって吊り荷を吊り上げる荷役作業等を行うことができる。
下部走行体4は、図2に示すように、本体4aと、本体4aの左右両側に着脱可能に取り付けられた一対のフレーム10とを含む。本体4a及び一対のフレーム10は、本体4aの前後方向の中心を通って左右方向に延びる直線、及び、本体4aの左右方向の中心を通って前後方向に延びる直線のそれぞれに対して対称な構造を有する。各フレーム10の外周には、無端状のクローラベルト11が装着されている。
本体4aと一対のフレーム10とは、本体4aの前後左右の計4箇所のそれぞれにおいて係合ピン20及び連結ピン30を用いて連結されている。本体4aと右方のフレーム10とは本体4aの右側面の前後2箇所において連結されており、本体4aと左方のフレーム10とは本体4aの左側面の前後2箇所において連結されている。図3〜図5は、これら4箇所のうちの1箇所における本体4aとフレーム10との連結態様を示す。
本体4aは、4つのプレート4pを有する(図3〜図5には1つのプレート4pが示されている)。プレート4pは、本体4aの左右各側面の前後2箇所にそれぞれ設けられている。各プレート4pは、上下方向及び左右方向に沿った板状の部材であり、本体4aの側面から当該側面と対向するフレーム10に近づく方向(左方又は右方)に延出している。各プレート4pは、上縁に形成された溝4xと、溝4xの下方に形成された前後方向に貫通する貫通孔4yとを有する。
各フレーム10は、前後方向に延びる角筒状のベルト支持部10a、及び、ベルト支持部10aにおける本体4aと対向する一側面の前後2箇所にそれぞれ設けられた2つのプレート組を有する。各プレート組は、2つのプレート10p1,10p2を含む(図3には1つのプレート10p1、図4及び図5には2つのプレート10p1,10p2が示されている)。各プレート10p1,10p2は、上下方向及び左右方向に沿った板状の部材であり、ベルト支持部10aの一側面から本体4aに近づく方向(左方又は右方)に延出している。プレート10p1,10p2は、対応する1つのプレート4pを挟むように、前後方向に互いに離隔している。各プレート10p1,10p2は、前後方向に貫通する貫通孔10x,10yを有する。貫通孔10x,10yは、上下方向に互いに離隔している。
本体4aの前後左右4箇所の連結部分では、それぞれ、前後方向において2つのプレート10p1,10p2の貫通孔10xの間に1つのプレート4pの溝4xが配置され、これら貫通孔10x及び溝4xに係合ピン20が挿入されており、また、前後方向において2つのプレート10p1,10p2の貫通孔10yの間に1つのプレート4pの貫通孔4yが配置され、これら貫通孔10y,4yに連結ピン30が挿入されている。
係合ピン20は、図4及び図5に示すように、円柱状の2つの大径部20aと、大径部20aよりも小さな径を有する円柱状の1つの小径部20bとを含む。小径部20bは、係合ピン20の長手方向(前後方向)において2つの大径部20aの間に配置されている。2つの大径部20aと1つの小径部20bとは、軸線Oが一致するように前後方向に並列されている。
図4に示す連結部分において、後方の大径部20aの前後方向の長さLa1は、プレート10p2に形成された貫通孔10xの前後方向の長さ(即ち、プレート10p2の厚み)T10p2以上である。小径部10bの前後方向の長さLbは、プレート4pに形成された溝4xの前後方向の長さ(即ち、プレート4pの厚み)T4p以上、かつ、プレート10p1,10p2にそれぞれ形成された2つの貫通孔10xの前後方向の間隔D以下である。前方の大径部20aの前後方向の長さLa2は、プレート10p1,10p2にそれぞれ形成された2つの貫通孔10xの前後方向の間隔Dと、プレート10p1に形成された貫通孔10xの前後方向の長さ(即ち、プレート10p1の厚み)T10p1と、プレート10p2に形成された貫通孔10xの前後方向の長さ(即ち、プレート10p2の厚み)T10p2との和以上である。
係合ピン20は、さらに、前後方向の長さが長い方の大径部20aの一端(小径部20bと対向する端部とは反対側の端部)に設けられた把持部20g、及び、固定ピン10rを挿入可能な2つのピン穴20x1,20x2を有する。固定ピン10rは、係合ピン20をフレーム10に固定するためのものであり、プレート10p1に固定された板10qを貫挿してピン穴20x1又はピン穴20x2に挿入される。
次いで、図6及び図7を参照し、本体4aに対する各フレーム10の着脱方法について説明する。
なお、係合ピン20は、常にフレーム10に取り付けられており、本体4aに対するフレーム10の取付前及び取外後のいずれにおいてもフレーム10から取り外されていない。これに対し、連結ピン30は、本体4aに対するフレーム10の取付前及び取外後のいずれにおいてもフレーム10及び本体4aから取り外されている。
本体4aに対するフレーム10の取付前及び取外後、図4に示すように、各大径部20aが各プレート10p1,10p2の貫通孔10xに挿入されかつ小径部20bがプレート10p1,10p2間に位置しており、固定ピン10rがピン穴20x1に挿入されることで係合ピン20がフレーム10に固定されている。
本体4aに対する各フレーム10の取り付け工程(フレーム取付工程:図6参照)では、先ず、各プレート組においてプレート10p1,10p2の貫通孔10xに係合ピン20が挿入された状態で、各フレーム10を本体4aの側方に配置して、本体4aの各プレート4pの溝4xに係合ピン20を挿入し、溝4xに沿って係合ピン20を移動させる(S1)。これにより、係合ピン20は、プレート10p1,10p2の貫通孔10x及びプレート4pの溝4xのそれぞれに挿入された状態になると共に、小径部20bが溝4xに挿入されることにより、プレート4pにおける溝4xを画定する壁4wとの間に比較的大きな隙間を形成する(即ち、本発明に係る「第1位置」を取る)。このように係合ピン20が第1位置にある状態で、本体4aに対して各フレーム10が位置決めされる。
S1の後、本体4aの前後左右4箇所において、プレート10p1,10p2の貫通孔10y及びプレート4pの貫通孔4yのそれぞれに連結ピン30を挿入する(S2)。
S2の後、本体4aの前後左右4箇所において、プレート10p1,10p2の貫通孔10x及びプレート4pの溝4xのそれぞれに係合ピン20が挿入された状態で、係合ピン20を前方又は後方に移動させ、係合ピン20を第2位置とする(S3)。このとき、作業者は、ピン穴20x1から固定ピン10rを抜いて、把持部20gを把持しながら係合ピン20を前方又は後方(図4の例では後方)に移動させる。そして図5に示すように、前後方向の長さが長い方の大径部20aがプレート10p1,10p2の貫通孔10x及びプレート4pの溝4xに挿入された状態として、固定ピン10rをピン穴20x2に挿入し、係合ピン20をフレーム10に固定する。このとき係合ピン20は、壁4wとの間に比較的小さな隙間を形成する。即ち、係合ピン20と壁4wとの隙間は、係合ピン20が第1位置にあるとき(図4参照)よりも係合ピン20が第2位置にあるとき(図5参照)の方が小さい。なお、係合ピン20と各プレート10p1,10p2における貫通孔10xを画定する壁10wとの隙間は、係合ピン20が第1位置にあるとき(図4参照)と係合ピン20が第2位置にあるとき(図5参照)とで変化しない。
これにより、本体4aに対する各フレーム10の取り付け工程が完了する。
本体4aに対する各フレーム10の取り外し工程(フレーム取外工程:図7参照)では、先ず、本体4aの前後左右4箇所において、プレート10p1,10p2の貫通孔10x及びプレート4pの溝4xのそれぞれに係合ピン20が挿入された状態で、係合ピン20を前方又は後方に移動させ、係合ピン20を第1位置とする(S11)。このとき、作業者は、ピン穴20x2から固定ピン10rを抜いて、把持部20gを把持しながら係合ピン20を前方又は後方(図5の例では前方)に移動させる。そして図4に示すように、各大径部20aが各プレート10p1,10p2の貫通孔10xに挿入されかつ小径部20bが溝4xに挿入された状態として、固定ピン10rをピン穴20x1に挿入し、係合ピン20をフレーム10に固定する。
S11の後、本体4aの前後左右4箇所において、連結ピン30をプレート10p1,10p2の貫通孔10y及びプレート4pの貫通孔4yのそれぞれから取り外す(S12)。
S12の後、各プレート組においてプレート10p1,10p2の貫通孔10xに係合ピン20が挿入された状態で、溝4xに沿って係合ピン20を移動させ、各フレーム10を本体4aから離隔する方向に移動させることで、係合ピン20を溝4xから離隔させる(S13)。このとき係合ピン20は、小径部20bが溝4xに挿入された状態で、溝4xに沿って移動される。これにより、各フレーム10が本体4aから取り外され、本体4aに対する各フレーム10の取り外し工程が完了する。
以上に述べたように、本実施形態のクローラクレーン1では、係合ピン20が、溝4x及び貫通孔10xのそれぞれに挿入された状態において、第1位置(図4参照)と、第1位置にあるときよりも壁4wとの間に小さな隙間を形成する第2位置(図5参照)とを取り得るように構成されている。本実施形態のクローラクレーン1における本体4aに対するフレーム10の着脱方法は、図6に示すように、係合ピン20が第1位置にある状態で本体4aに対してフレーム10を位置決めした後、係合ピン20を第2位置として本体4aにフレーム10を取り付けるフレーム取付工程(特にS1及びS3参照)、及び、図7に示すように、係合ピン20が第2位置にある状態で本体4aに取り付けられているフレーム10を、係合ピン20を第1位置として本体4aから取り外すフレーム取外工程(特にS11及びS13参照)を備えている。当該構成によれば、フレーム着脱時には、係合ピン20を第1位置として隙間を大きくすることで、係合部での引掛かりを抑制し、フレーム着脱時に必要となる荷重が増加することを防止でき、フレーム着脱作業を容易に行うことができる。本体4aに対してフレーム10を位置決めした後は、係合ピン20を第2位置として隙間を小さくすることで、フレーム取付後に本体4aがフレーム10に対して移動することを抑制できる。また、フレーム着脱時に係合ピン20を取り外す必要がないため、係合ピン20の取り付け忘れや紛失の問題が生じない。
本実施形態のクローラクレーン1は、本体4aにおける溝4xから係合ピン20の径方向に離隔した位置に設けられた貫通孔4y及びフレーム10における貫通孔10xから係合ピン20の径方向に離隔した位置に設けられた貫通孔10yのそれぞれに挿入される連結ピン30をさらに備えている。本実施形態のクローラクレーン1における本体4aに対するフレーム10の着脱方法では、フレーム取付工程(図6参照)において、係合ピン20が第1位置にある状態で本体4aに対してフレーム10を位置決めした後、係合ピン20を第2位置とする前に、本体4aにおける溝4xから係合ピン20の径方向に離隔した位置に設けられた貫通孔4y及びフレーム10における貫通孔10xから係合ピン20の径方向に離隔した位置に設けられた貫通孔10yのそれぞれに連結ピン30を挿入する(S2)。また、フレーム取外工程(図7参照)において、第2位置にある係合ピン20を第1位置とした後に、連結ピン30を貫通孔4y及び貫通孔10yのそれぞれから取り外す(S12)。当該構成によれば、係合ピン20と連結ピン30との協働によって、係合ピン20又は連結ピン30を中心としてフレーム10が本体4aに対して回動するのを防止することができる。
本実施形態のクローラクレーン1によると、本体4aにおいて係合ピン20が挿入される穴は、係合ピン20の径方向に開口した溝4xであり、フレーム10において係合ピン20が挿入される穴は、係合ピン20の径方向の断面において全周が壁10wに覆われた穴(貫通孔10x)である。本実施形態のクローラクレーン1における本体4aに対するフレーム10の着脱方法では、フレーム取付工程(図6参照)において、貫通孔10xに係合ピン20が挿入された状態で、溝4xに係合ピン20を挿入し、溝4xに沿って係合ピン20を移動させることにより、本体4aに対してフレーム10を位置決めする(S1)。また、フレーム取外工程(図7参照)において、貫通孔10xに係合ピン20が挿入された状態で、溝4xに沿って係合ピン20を移動させ、係合ピン20を溝4xから離隔させることにより、フレーム10を本体4aから取り外す(S13)。当該構成によれば、フレーム着脱作業をスムーズに行うことができる。
本実施形態のクローラクレーン1では、係合ピン20が円柱状の大径部20aと円柱状の小径部20bとを含み、大径部20aと小径部20bとは軸線Oが一致するように係合ピン20の長手方向に並列されている(図4及び図5参照)。本実施形態のクローラクレーン1における本体4aに対するフレーム10の着脱方法では、係合ピン20をその長手方向に移動させることで、係合ピン20を第1位置と第2位置とに切り替える。当該構成によれば、係合ピン20を長手方向に移動させるという単純な作業によって、係合ピン20を第1位置と第2位置とに切り替えることができる。
本実施形態のクローラクレーン1では、前後方向において2つの貫通孔10xの間に1つの溝4xが配置されており、前後方向において2つの貫通孔10xのそれぞれに対応する2つの大径部20aの間に1つの溝4xに対応する1つの小径部20bが配置されている(図4参照)。本実施形態のクローラクレーン1における本体4aに対するフレーム10の着脱方法では、フレーム取付工程(図6参照)において、2つの大径部20aが2つの貫通孔10xのそれぞれに挿入されかつ1つの小径部20bが1つの溝4xに挿入された状態で、本体4aに対してフレーム10を位置決めする(S1)。また、フレーム取外工程(図7参照)において、2つの大径部20aが2つの貫通孔10xのそれぞれに挿入されかつ1つの小径部20bが1つの溝4xに挿入された状態で、フレーム10を本体4aから取り外す(S13)。当該構成によれば、小径部20bの長手方向両側において2つの大径部20aをフレーム10に支持させつつ、小径部20bと壁4wとの隙間を大きくして(即ち、係合ピン20を第1位置として)、ガタツキを抑えながらフレーム着脱作業を行うことができる。
続いて、図8を参照し、本発明の第2実施形態について説明する。第2実施形態は、係合ピンの構成が第1実施形態と異なり、それ以外は第1実施形態と同じである。以下、第2実施形態に係る係合ピン220について、第1実施形態に係る係合ピン20と異なる点を説明する。
係合ピン220は、1つの大径部20aと1つの小径部20bとを含む。1つの大径部20aと1つの小径部20bとは、軸線Oが一致するように前後方向に並列されている。
本体4aに対するフレーム10の取付前及び取外後、小径部20bがプレート10p1,10p2の貫通孔10xに挿入されている。フレーム取付工程では、この状態で本体4aに対してフレーム10を位置決めした後、係合ピン220を前方又は後方に移動させ、大径部20aをプレート10p1,10p2の貫通孔10x及びプレート4pの溝4xに挿入する。フレーム取外工程では、係合ピン220を前方又は後方に移動させることで、大径部20aがプレート10p1,10p2の貫通孔10x及びプレート4pの溝4xに挿入された状態から、小径部20bがプレート10p1,10p2の貫通孔10x及びプレート4pの溝4xに挿入された状態として、フレーム10を本体4aから取り外す。
第2実施形態によれば、第1実施形態と同様の構成による同様の効果を得ることができる。
続いて、図9及び図10を参照し、本発明の第3実施形態について説明する。第3実施形態は、係合ピンの構成が第1実施形態と異なり、それ以外は第1実施形態と同じである。以下、第3実施形態に係る係合ピン320について、第1実施形態に係る係合ピン20と異なる点を説明する。
係合ピン320において、2つの大径部20aと1つの小径部20bとは、軸線O1,O2が一致せず、かつ、前後方向と直交する断面の円周上の一点Pが共通するように、前後方向に並列されている。換言すると、大径部20a及び小径部20bの周面における点Pに対応する部分は、前後方向に沿った同一面上に配置されている。
本体4aに対するフレーム10の取付前及び取外後、各大径部20aの周面における点Qに対応する部分(点Pとは反対側の部分)がプレート10p1,10p2の貫通孔10x内で下方を向くように、2つの大径部20aがプレート10p1,10p2の貫通孔10xに挿入されている。フレーム取付工程では、この状態で本体4aに対してフレーム10を位置決めした後、係合ピン320を大径部20aの軸線O1を中心として180°回転させ、各大径部20aの周面における点Pに対応する部分がプレート10p1,10p2の貫通孔10x内で下方を向きかつ小径部20bの周面における点Pに対応する部分が溝4x内で下方を向くようにする。フレーム取外工程では、係合ピン320を大径部20aの軸線O1を中心として180°回転させることで、各大径部20aの周面における点Pに対応する部分がプレート10p1,10p2の貫通孔10x内で下方を向きかつ小径部20bの周面における点Pに対応する部分が溝4x内で下方を向く状態から、各大径部20aの周面における点Qに対応する部分がプレート10p1,10p2の貫通孔10x内で下方を向く状態として、フレーム10を本体4aから取り外す。
第3実施形態によれば、係合ピン320を大径部20aの軸線O1を中心として回転させるという単純な作業によって、係合ピン320を第1位置と第2位置とに切り替えることができる。しかも、係合ピン320の回転量が小さくても(即ち、第3実施形態では係合ピン320を180°回転させているが、係合ピン320を少しでも回転させれば)、係合ピン320を第1位置と第2位置とに切り替えることができる。
続いて、図11及び図12を参照し、本発明の第4実施形態について説明する。第4実施形態は、係合ピンの構成が第1実施形態と異なり、それ以外は第1実施形態と同じである。以下、第4実施形態に係る係合ピン420について、第1実施形態に係る係合ピン20と異なる点を説明する。
係合ピン420は、2つの円柱部420aと1つの楕円柱部420bとを含む。楕円柱部420bは、係合ピン420の長手方向(前後方向)において2つの円柱部420aの間に配置されている。2つの円柱部420aと1つの楕円柱部420bとは、軸線Oが一致するように前後方向に並列されている。
本体4aに対するフレーム10の取付前及び取外後、楕円柱部420bの短軸が上下方向に延在するように、2つの円柱部420aがプレート10p1,10p2の貫通孔10xに挿入されている。フレーム取付工程では、この状態で本体4aに対してフレーム10を位置決めした後、係合ピン420を軸線Oを中心として90°回転させ、楕円柱部420bの長軸が上下方向に延在するようにする。フレーム取外工程では、係合ピン420を軸線Oを中心として90°回転させることで、楕円柱部420bの長軸が上下方向に延在する状態から、楕円柱部420bの短軸が上下方向に延在する状態として、フレーム10を本体4aから取り外す。
第4実施形態によれば、係合ピン420を軸線Oを中心として回転させるという単純な作業によって、係合ピン420を第1位置と第2位置とに切り替えることができる。しかも、係合ピン420の回転量が小さくても(即ち、第4実施形態では係合ピン420を90°回転させているが、係合ピン420を少しでも回転させれば)、係合ピン420を第1位置と第2位置とに切り替えることができる。
続いて、図13及び図14を参照し、本発明の第5実施形態について説明する。第5実施形態は、係合ピンの構成が第1実施形態と異なり、それ以外は第1実施形態と同じである。以下、第5実施形態に係る係合ピン520について、第1実施形態に係る係合ピン20と異なる点を説明する。
係合ピン520は、円柱状であり、周面に部分的に切欠き520xが設けられている。切欠き520xは、係合ピン520の長手方向(前後方向)の中央に設けられている。
本体4aに対するフレーム10の取付前及び取外後、切欠き520xが下方を向くように、係合ピン520の長手方向両端部分(切欠き520xが形成されていない部分)がそれぞれプレート10p1,10p2の貫通孔10xに挿入されている。フレーム取付工程では、この状態で本体4aに対してフレーム10を位置決めした後、係合ピン520を軸線Oを中心として180°回転させ、切欠き520xが上方を向くようにする。フレーム取外工程では、係合ピン520を軸線Oを中心として180°回転させることで、切欠き520xが上方を向く状態から、切欠き520xが下方を向く状態として、フレーム10を本体4aから取り外す。
第5実施形態によれば、係合ピン520を軸線Oを中心として回転させるという単純な作業によって、係合ピン520を第1位置と第2位置とに切り替えることができる。しかも、切欠き520xを設けるだけでいいため、係合ピン520の作製コストを低減することができる。
以上、本発明の好適な実施の形態について説明したが、本発明は上述の実施形態に限られるものではなく、例えば以下のように、特許請求の範囲に記載した限りにおいて様々な設計変更が可能なものである。
・作業機械は、クローラクレーンに限定されず、クローラクレーン以外のクレーン、ショベル等であってもよく、また、クレーンやショベル等の建設用作業機械に限定されず、トラクターやコンバイン等の農業用作業機械、その他任意の作業機械であってよい。即ち、フレームは、クローラのフレームに限定されず、作業機械の本体に着脱可能な任意のアタッチメントであってよい。
・上述の実施形態では、フレームの一対のプレート10p1,10p2の間に本体のプレート4pが配置されるが、これに限定されない。例えば、本体の一対のプレートの間にフレームの1つのプレートが配置される構成、本体の1つのプレートとフレームの1つのプレートとが係合ピンにより係合される構成等であってもよい。
・上述の実施形態では、フレームの貫通孔10xに係合ピン20が挿入された状態で、本体の溝4xに係合ピン20を挿入するが、これに限定されない。例えば、本体に貫通孔・フレームに溝を設け、本体の貫通孔に係合ピンが挿入された状態で、フレームの溝に係合ピンを挿入してもよい。
・本体連結穴及びフレーム連結穴は、連結ピンを挿入可能である限り、連結ピンの長手方向に貫通した貫通孔であることに限定されず、連結ピンの長手方向に貫通せず当該長手方向に開口した凹部であってもよい。
・連結ピンを省略してもよい。この場合、係合ピンを中心としてフレームが本体に対して回動しないように対策を講じることが好ましい。
・大径部及び小径部の数及び配置、円柱部及び楕円柱部の数及び配置、切欠きの数及び配置等は、任意に変更可能である。
・係合ピンとフレームにおけるフレーム係合穴を画定する壁との隙間が、係合ピンが第2位置にあるとき、係合ピンが第1位置にあるよりも小さくてよい。また、係合ピンと本体における本体係合穴を画定する壁との隙間、及び、係合ピンとフレームにおけるフレーム係合穴を画定する壁との隙間の両方が、係合ピンが第2位置にあるとき、係合ピンが第1位置にあるよりも小さくてよい。
1 クローラクレーン(作業機械)
2 上部旋回体
4 下部走行体
4a 本体
4w 壁
4x 溝(本体係合穴)
4y 貫通孔(本体連結穴)
10 フレーム
10w 壁
10x 貫通孔(フレーム係合穴)
10y 貫通孔(フレーム連結穴)
20;220;320;420;520 係合ピン
20a 大径部
20b 小径部
30 連結ピン
420a 円柱部
420b 楕円柱部
520x 切欠き
O,O1,O2 軸線
P 円周上の一点

Claims (11)

  1. 本体と、
    前記本体に着脱可能に取り付けられるフレームと、
    前記本体に前記フレームを取り付けるために、前記本体に設けられた本体係合穴及び前記フレームに設けられたフレーム係合穴のそれぞれに貫挿される係合ピンとを備え、
    前記係合ピンは、円柱状の大径部と、前記大径部よりも小さな径を有する円柱状の小径部とを含み、
    前記大径部と前記小径部とは、軸線が一致するように前記係合ピンの長手方向に並列されており、
    前記係合ピンは、前記本体係合穴及び前記フレーム係合穴のそれぞれに貫挿された状態において、第1位置と、前記第1位置にあるときよりも前記本体における前記本体係合穴を画定する壁及び前記フレームにおける前記フレーム係合穴を画定する壁の少なくとも一方との間に小さな隙間を形成する第2位置とを取り得るように構成されていることを特徴とする作業機械。
  2. 前記長手方向において、2つの前記フレーム係合穴の間に、1つの前記本体係合穴が配置されており、
    前記長手方向において、前記2つのフレーム係合穴のそれぞれに対応する2つの前記大径部の間に、前記1つの本体係合穴に対応する1つの前記小径部が配置されていることを特徴とする請求項に記載の作業機械。
  3. 本体と、
    前記本体に着脱可能に取り付けられるフレームと、
    前記本体に前記フレームを取り付けるために、前記本体に設けられた本体係合穴及び前記フレームに設けられたフレーム係合穴のそれぞれに貫挿される係合ピンとを備え、
    前記係合ピンは、円柱状の大径部と、前記大径部よりも小さな径を有する円柱状の小径部とを含み、
    前記大径部と前記小径部とは、軸線が一致せず、かつ、前記係合ピンの長手方向と直交する断面の円周上の一点が共通するように、前記係合ピンの長手方向に並列されており、
    前記係合ピンは、前記本体係合穴及び前記フレーム係合穴のそれぞれに貫挿された状態において、第1位置と、前記第1位置にあるときよりも前記本体における前記本体係合穴を画定する壁及び前記フレームにおける前記フレーム係合穴を画定する壁の少なくとも一方との間に小さな隙間を形成する第2位置とを取り得るように構成されていることを特徴とする作業機械。
  4. 本体と、
    前記本体に着脱可能に取り付けられるフレームと、
    前記本体に前記フレームを取り付けるために、前記本体に設けられた本体係合穴及び前記フレームに設けられたフレーム係合穴のそれぞれに貫挿される係合ピンとを備え、
    前記係合ピンは、円柱部と、楕円柱部とを含み、
    前記円柱部と前記楕円柱部とは、軸線が一致するように前記係合ピンの長手方向に並列されており、
    前記係合ピンは、前記本体係合穴及び前記フレーム係合穴のそれぞれに貫挿された状態において、第1位置と、前記第1位置にあるときよりも前記本体における前記本体係合穴を画定する壁及び前記フレームにおける前記フレーム係合穴を画定する壁の少なくとも一方との間に小さな隙間を形成する第2位置とを取り得るように構成されていることを特徴とする作業機械。
  5. 本体と、
    前記本体に着脱可能に取り付けられるフレームと、
    前記本体に前記フレームを取り付けるために、前記本体に設けられた本体係合穴及び前記フレームに設けられたフレーム係合穴のそれぞれに貫挿される係合ピンとを備え、
    前記係合ピンは、円柱状であり、周面に部分的に切欠きが設けられており、
    前記係合ピンは、前記本体係合穴及び前記フレーム係合穴のそれぞれに貫挿された状態において、第1位置と、前記第1位置にあるときよりも前記本体における前記本体係合穴を画定する壁及び前記フレームにおける前記フレーム係合穴を画定する壁の少なくとも一方との間に小さな隙間を形成する第2位置とを取り得るように構成されていることを特徴とする作業機械。
  6. 前記本体における前記本体係合穴から前記係合ピンの径方向に離隔した位置に設けられた本体連結穴、及び、前記フレームにおける前記フレーム係合穴から前記径方向に離隔した位置に設けられたフレーム連結穴のそれぞれに挿入される連結ピンをさらに備えたことを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の作業機械。
  7. 前記本体係合穴及び前記フレーム係合穴の一方は、前記係合ピンの径方向に開口した溝であり、
    前記本体係合穴及び前記フレーム係合穴の他方は、前記径方向の断面において全周が前記壁に覆われた穴であることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の作業機械。
  8. 本体と、前記本体に着脱可能に取り付けられるフレームと、前記本体に前記フレームを取り付けるために、前記本体に設けられた本体係合穴及び前記フレームに設けられたフレーム係合穴のそれぞれに貫挿される係合ピンとを備え、前記係合ピンは、円柱状の大径部と、前記大径部よりも小さな径を有する円柱状の小径部とを含み、前記大径部と前記小径部とは、軸線が一致するように前記係合ピンの長手方向に並列されており、前記係合ピンは、前記本体係合穴及び前記フレーム係合穴のそれぞれに貫挿された状態において、第1位置と、前記第1位置にあるときよりも前記本体における前記本体係合穴を画定する壁及び前記フレームにおける前記フレーム係合穴を画定する壁の少なくとも一方との間に小さな隙間を形成する第2位置とを取り得るように構成されている作業機械における、前記本体に対する前記フレームの着脱方法であって、
    前記係合ピンが前記第1位置にある状態で前記本体に対して前記フレームを位置決めした後、前記係合ピンを前記長手方向に移動させることで前記第2位置として前記本体に前記フレームを取り付けるフレーム取付工程、及び、
    前記係合ピンが前記第2位置にある状態で前記本体に取り付けられている前記フレームを、前記係合ピンを前記長手方向に移動させることで前記第1位置として前記本体から取り外すフレーム取外工程の少なくとも一方を備えたことを特徴とする着脱方法。
  9. 本体と、前記本体に着脱可能に取り付けられるフレームと、前記本体に前記フレームを取り付けるために、前記本体に設けられた本体係合穴及び前記フレームに設けられたフレーム係合穴のそれぞれに貫挿される係合ピンとを備え、前記係合ピンは、円柱状の大径部と、前記大径部よりも小さな径を有する円柱状の小径部とを含み、前記大径部と前記小径部とは、軸線が一致せず、かつ、前記係合ピンの長手方向と直交する断面の円周上の一点が共通するように、前記係合ピンの長手方向に並列されており、前記係合ピンは、前記本体係合穴及び前記フレーム係合穴のそれぞれに貫挿された状態において、第1位置と、前記第1位置にあるときよりも前記本体における前記本体係合穴を画定する壁及び前記フレームにおける前記フレーム係合穴を画定する壁の少なくとも一方との間に小さな隙間を形成する第2位置とを取り得るように構成されている作業機械における、前記本体に対する前記フレームの着脱方法であって、
    前記係合ピンが前記第1位置にある状態で前記本体に対して前記フレームを位置決めした後、前記係合ピンを前記大径部の前記軸線を中心として回転させることで前記第2位置として前記本体に前記フレームを取り付けるフレーム取付工程、及び、
    前記係合ピンが前記第2位置にある状態で前記本体に取り付けられている前記フレームを、前記係合ピンを前記大径部の前記軸線を中心として回転させることで前記第1位置として前記本体から取り外すフレーム取外工程の少なくとも一方を備えたことを特徴とする着脱方法。
  10. 本体と、前記本体に着脱可能に取り付けられるフレームと、前記本体に前記フレームを取り付けるために、前記本体に設けられた本体係合穴及び前記フレームに設けられたフレーム係合穴のそれぞれに貫挿される係合ピンとを備え、前記係合ピンは、円柱部と、楕円柱部とを含み、前記円柱部と前記楕円柱部とは、軸線が一致するように前記係合ピンの長手方向に並列されており、前記係合ピンは、前記本体係合穴及び前記フレーム係合穴のそれぞれに貫挿された状態において、第1位置と、前記第1位置にあるときよりも前記本体における前記本体係合穴を画定する壁及び前記フレームにおける前記フレーム係合穴を画定する壁の少なくとも一方との間に小さな隙間を形成する第2位置とを取り得るように構成されている作業機械における、前記本体に対する前記フレームの着脱方法であって、
    前記係合ピンが前記第1位置にある状態で前記本体に対して前記フレームを位置決めした後、前記係合ピンを前記円柱部及び前記楕円柱部の前記軸線を中心として回転させることで前記第2位置として前記本体に前記フレームを取り付けるフレーム取付工程、及び、
    前記係合ピンが前記第2位置にある状態で前記本体に取り付けられている前記フレームを、前記係合ピンを前記円柱部及び前記楕円柱部の前記軸線を中心として回転させることで前記第1位置として前記本体から取り外すフレーム取外工程の少なくとも一方を備えたことを特徴とする着脱方法。
  11. 本体と、前記本体に着脱可能に取り付けられるフレームと、前記本体に前記フレームを取り付けるために、前記本体に設けられた本体係合穴及び前記フレームに設けられたフレーム係合穴のそれぞれに貫挿される係合ピンとを備え、前記係合ピンは、円柱状であり、周面に部分的に切欠きが設けられており、前記係合ピンは、前記本体係合穴及び前記フレーム係合穴のそれぞれに貫挿された状態において、第1位置と、前記第1位置にあるときよりも前記本体における前記本体係合穴を画定する壁及び前記フレームにおける前記フレーム係合穴を画定する壁の少なくとも一方との間に小さな隙間を形成する第2位置とを取り得るように構成されている作業機械における、前記本体に対する前記フレームの着脱方法であって、
    前記係合ピンが前記第1位置にある状態で前記本体に対して前記フレームを位置決めした後、前記係合ピンを前記係合ピンの軸線を中心として回転させることで前記第2位置として前記本体に前記フレームを取り付けるフレーム取付工程、及び、
    前記係合ピンが前記第2位置にある状態で前記本体に取り付けられている前記フレームを、前記係合ピンを前記係合ピンの軸線を中心として回転させることで前記第1位置として前記本体から取り外すフレーム取外工程の少なくとも一方を備えたことを特徴とする着脱方法。
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