JP6467754B2 - トンネル掘削装置、及び、トンネル掘削方法 - Google Patents

トンネル掘削装置、及び、トンネル掘削方法 Download PDF

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本発明は、トンネル掘削装置、及び、トンネル掘削方法に関し、特に、地盤にトンネルを掘削するための円筒状のトンネル掘削装置、及び、このトンネル掘削装置を用いたトンネル掘削方法に関する。
近年、地盤にトンネルを掘削する方法として、円筒状の掘削装置により、トンネルの外環部に当たる位置の地盤を先行して円環状に掘削する工程と、掘削装置の内側に円柱状に残留した地盤を掘削する工程とを行うことによりトンネルを構築する方法が提案されている。
本件出願人らは、このような方法によりトンネルを掘削するための掘削装置として、装置の先端面に複数の掘削ビットが取り付けられた円環状のカッタヘッドを備え、このカッタヘッドを地盤に押し付けながら回転させることにより、地盤を円環状に掘削する装置を提案している(特許文献1〜3参照)。
特許第4934234号 特許第5138821号 特開2014−5677号公報
特許文献3に記載された方法では、掘削装置の内側に円柱状に残留した地盤は、大型ブレーカ等により掘削し、掘削された掘削土をバックホウにより岩破砕機へ投入し、岩破砕機により細かく破砕された掘削土をコンベアにより後方へ搬出している。
トンネルを構築する地盤が軟らかい場合には、掘削装置の内側に円柱状に残留した地盤は自然に破砕される。これに対して、トンネルを構築する地盤が岩盤などの硬い地盤である場合には、円環状に掘削された内側に円柱状の地盤がそのまま残留する。しかしながら、このような硬い地盤を大型ブレーカにより割岩する場合には、時間が非常にかかってしまう。
また、トンネルを構築する岩盤が硬い場合には、掘削装置により掘削する部分の断面積を小さくし、大型ブレーカ等の重機により掘削する部分の断面積を大きくすれば、掘削装置の掘削速度を向上することができる。また、装置の先端面に設けられた掘削ビットは、地盤を掘削することにより摩耗し、交換が必要となる。このため、掘削装置により掘削する部分の断面積が小さい方が、掘削ビットの数を減らすことができ、トンネル掘削のコストを抑えることができるため、好ましい。しかしながら、このように掘削装置により掘削する部分の断面積を小さくしてしまうと、掘削装置により掘削した部分の内側の部分の断面積が大きくなり、大型ブレーカ等の重機によりこの部分の地盤を割岩するために、より時間がかかってしまう。
本発明は、上記の問題に鑑みなされたものであり、地盤を円環状に掘削する掘削装置を用いてトンネルを掘削する際に、掘削装置により掘削した部分の内側に円柱状に残留する地盤を効率良く破砕することができるようにすることである。
本発明は、地盤にトンネルを掘削するための円筒状のトンネル掘削装置であって、掘削装置本体と、掘削装置本体の先端側に設けられ、掘削装置本体に対してトンネル掘削装置の中心軸周りに回転することにより地盤を円環状に掘削する掘削部と、円筒状のトンネル掘削装置の中心軸側の表面に設けられ、掘削部により円環状に掘削された部分の内側に残された円柱状の地盤の側面を切削するカッタ部材と、を備える。
本発明によれば、掘削部により円環断面状に掘削された部分の内側部分の地盤に向けて突出するように、カッタ部材が円筒状のトンネル掘削装置の内側表面に設けられているため、円環断面状に掘削された部分の内側部分の地盤がカッタ部により削孔され、地盤内にひび割れが誘発されて、自然に崩壊する。これにより、円柱状に残留する地盤を効率良く破砕することができる。
本発明において、好ましくは、カッタ部材は、掘削部の中心軸側の表面に固定され、掘削部とともに回転する掘削部カッタ部材を含む。
このような構成の本発明によれば、掘削部カッタ部材が掘削部とともに回転し、円柱状の地盤の周囲を削孔することができ、地盤全体にひび割れを誘発することができる。
本発明において、好ましくは、掘削部カッタ部材は、回転軸周りに回転可能なディスクカッタを含み、ディスクカッタは、回転軸が前記掘削装置の中心軸に平行になるように配置されている。
このような構成の本発明によれば、掘削部の回転方向に沿ってディスクカッタが設けられるため、掘削部カッタ部材のディスクカッタの摩耗を防止するとともに、円柱状の地盤の中心軸に鉛直な方向のひび割れを誘発することができる。
本発明において、好ましくは、さらに、掘削装置本体の内側下部に設けられた岩破砕機を含み、カッタ部材は、掘削装置本体の中心軸側の表面に岩破砕機に対して掘削進行方向前方に設けられた本体部カッタ部材を含む。
このような構成の本発明によれば、岩破砕機の前において、確実に地盤を破砕することができる。
また、本発明において、好ましくは、本体部カッタ部材は、回転軸周りに回転可能なディスクカッタを含み、ディスクカッタは、回転軸が掘削装置の中心軸に垂直になるように配置されている。
このような構成の本発明によれば、円柱状の地盤の進行方向に沿ってディスクカッタが設けられているため、本体部カッタ部材の摩耗を防止できるとともに、円柱状の地盤に平行な方向のひび割れを誘発することができる。
本発明のトンネル掘削方法は、上記のトンネル掘削装置により、トンネルを掘削する方法であって、掘削装置本体に対して掘削部を回転させることにより地盤を円環状に掘削するステップと、掘削部により円環断面状に掘削された部分の内側部分の地盤の側面を、カッタ部材により切削するステップと、を有する。
本発明において、好ましくは、さらに、掘削部により円環断面状に掘削された部分の内側部分の地盤にひび割れ誘発孔を形成するステップを有する。
このような構成の本発明によれば、円柱状の地盤へのひび割れの発生をより誘発することができる。
本発明によれば、地盤を円環状に掘削する掘削装置を用いてトンネルを掘削する際に円柱状に残留する地盤を効率良く破砕することができる。
本実施形態の掘削装置を示す斜視図である。 本実施形態の掘削装置を示す長手方向鉛直断面図である。 図4におけるIII−III断面図である。 図2におけるIV-IV断面図である。 図2におけるV−V断面図である。 本実施形態の掘削装置の掘削部の拡大斜視図であり、(A)は正面斜視図、(B)は後方斜視図、(C)は(A)におけるA部の拡大図、(D)は(B)におけるD部の拡大図である。 複数の孔を形成した状態の円柱状の地盤を示す図である。
以下、本発明のトンネル掘削装置及びトンネル掘削方法の一実施形態を図面を参照しながら詳細に説明する。
図1〜図6は、本実施形態の掘削装置10を示し、図1は斜視図、図2は長手方向鉛直断面図、図3は図4におけるIII−III断面図、図4は図2におけるIV-IV断面図、図5は図2におけるV−V断面図、図6は掘削部の拡大斜視図である。なお、図6において(A)は正面斜視図、(B)は後方斜視図、(C)は(A)におけるA部の拡大図、(D)は(B)におけるD部の拡大図である。
図1及び図2に示すように、掘削装置10は、円筒状の殻体12と、殻体12の掘削進行方向(以下、前方という)の先端に設けられた掘削機構14と、地盤を掘削して発生した掘削土を搬出するための掘削土搬出機構16と、掘削機構14を推進させるための推進機構18とを備える。
殻体12は、前方から順次接続された回転部殻体20と、第1の固定部殻体22と、第2の固定部殻体24と、第3の固定部殻体26とにより構成される。第1の固定部殻体22、第2の固定部殻体24、及び、第3の固定部殻体26が本発明の装置本体を構成する。また、回転部殻体20は先端面20Aにローラービット38及び削孔ビット40を有するとともに、第1の固定部殻体22、第2の固定部殻体24、及び、第3の固定部殻体26(掘削装置本体31)に対して回転可能であり、本発明の掘削部30を構成する。
回転部殻体20は、先端面を形成する円環状の先端面20Aと、先端面20Aの外周縁から後方に延びる円筒状の外筒体20Bと、先端面20Aの内周縁から後方に延びる円筒状の内筒体20Cと、を有する。
図3及び図6に示すように、回転部殻体20の内筒体20Cの対向する位置には、本発明の掘削部カッタ部材としての一対のディスクカッタ68が設けられている。ディスクカッタ68は円形のディスクが回転軸を中心に回転可能な部材であり、回転軸が掘削装置10の中心軸に平行になるように設けられている。また、ディスクカッタ68は一部が内筒体20Cの内側表面から突出するように、すなわち、後述するように掘削部により円環断面状に掘削された部分の内側部分の地盤に向けて設けられている。
図2及び図3に示すように、第1の固定部殻体22と、第2の固定部殻体24と、第3の固定部殻体26とは、それぞれ、回転部殻体20の外筒体20Bと略同径に形成された円筒状の外筒体22B、24B、26Bと、外筒体22B、24B、26B内に配置され、第1の固定部殻体22の内筒体20Cと略同径に形成された円筒状の内筒体22C、24C、26Cと、内筒体22C、24C、26Cと外筒体22B、24B、26Bを結ぶように設けられた複数の支持部材(図示せず)とにより構成される。これら殻体20、22、24、26はそれぞれ鋼材からなる。なお、回転部殻体20の内筒体20Cの後端は、第1の固定部殻体22の内筒体22Cの前端との間に隙間20Dが形成されるように、第1の固定部殻体22の内筒体22Cの前端よりも前方において終端している。
回転部殻体20、第1の固定部殻体22、第2の固定部殻体24、及び第3の固定部殻体26を構成する内筒体20C、22C、24C、26C、及び外筒体20B、22B、24B、26Bは、後に詳述する掘削機構14の回転軸と同心同軸に配置されており、これにより、内筒体20C、22C、24C、26Cと外筒体20B、22B、24B、26Bとの間に環状空間が形成される。支持部材は、棒状又は板状の鋼材からなり、外筒体20B、22B、24B、26Bに作用する土圧を支持可能な本数、内筒体20C、22C、24C、26Cの中心軸を中心として放射状に、周方向及び軸方向に適宜な間隔をあけて、これら内筒体20C、22C、24C、26Cと外筒体20B、22B、24B、26Bを結ぶように設けられている。そして、内筒体20C、22C、24C、26Cと、外筒体20B、22B、24B、26Bとの間の環状空間内に推進機構18が収容されている。
回転部殻体20は第1の固定部殻体22に対して回転可能に接続されている。なお、回転部殻体20と第1の固定部殻体22との間に、ベアリング等を介在させることにより滑りを向上することができる。
また、第2の固定部殻体24の内筒体24C及び外筒体24Bの前端部は、第1の固定部殻体22の内筒体22Cと外筒体22Bの後端部の間の空間内に収容されている。かかる構成により、第2の固定部殻体24は第1の固定部殻体22に対して軸方向に摺動可能に接続されている。
これと同様に、第3の固定部殻体26の内筒体26C及び外筒体26Bの前端部は、第2の固定部殻体24の内筒体26Cと外筒体26Bの後端部の間に収容されている。かかる構成により、第3の固定部殻体26は第2の固定部殻体24に対して軸方向に摺動可能に接続されている。なお、第1の固定部殻体22と第2の固定部殻体24の接続部、及び、第2の固定部殻体24と第3の固定部殻体26の接続部に、軸方向の摺動を案内するガイド部材を設けてもよい。
図2に示すように、掘削機構14は、回転部殻体20の先端面20Aに形成された複数の掘削ビットを含む掘削部30と、第1の固定部殻体22内に配置された減速機32及びモータ34と、を備える。
図1及び図6に示すように、回転部殻体20の先端面20Aには、周方向に間隔をあけて複数の開口36が形成されており、外部と回転部殻体20内の空間20Eとがこの開口36を通して連通している。
図6に示すように、掘削部30は、回転部殻体20の平面状の先端面20Aに周方向に間隔をあけて設けられた複数のローラービット38と、回転部殻体20の先端面20Aに形成された開口36の縁に設けられた板状の削孔ビット40と、を備える。また、上述した通り、回転部殻体20の内筒体20Cには一部が内筒体20Cの内側表面(掘削装置10の中心軸側表面)から突出するように、ディスクカッタ68が設けられている。
また、図2に示すように、回転部殻体20の後端部には、リング33を介してピンラック35が取り付けられている。第1の固定部殻体22内に配置されたモータ34には減速機32が接続されており、この減速機32にはピニオン37が取り付けられている。そして、減速機32に取り付けられたピニオン37が、回転部殻体20に取り付けられたピンラック35と噛み合っている。これにより、モータ34が回転すると、この回転力が減速機32を介してトルクが増幅されて回転部殻体20に伝達され、回転部殻体20が中心軸を中心として第1〜第3の固定部殻体22、24、26に対して回転する。
図6に示すように、各ローラービット38は、半径方向に異なる位置に配置されている。これにより、回転部殻体20が周方向に回転した際に、各ローラービット38が通過する軌跡が、半径方向に略等間隔な同心円となり、径によらず均質な掘削を行うことができる。
また、削孔ビット40は、先端が鋭利なビットからなり、回転部殻体20が回転することにより、ローラービット38により切削された切削面を平坦に整えるように掘削する。
図6に示すように、掘削土搬出機構16は、回転部殻体20内の空間20Eを周方向に複数の室20Fに分割するように回転部殻体20の内部の空間20Eに設けられた複数の板材42と、第1の固定部殻体22の内筒体22Cの前端部に固定され、回転部殻体20の内筒体20Cの後端に向かって延出するように取り付けられた閉鎖プレート44(図4)と、地盤に向かって水を噴射するように、その噴出口が回転部殻体20の先端面20Aの表面に設けられたジェットノズル(図示せず)と、を備えている。
各板材42は、先端がそれぞれ、回転部殻体20の先端面20Aの削孔ビット40が取り付けられた箇所の裏面に接続されており、先端面20Aに対して垂直に設けられている。なお、本実施形態では、板材42は先端面20Aに対して垂直に設けられているが、これに限らず、後方に向かって回転部殻体20の周方向に傾斜するように設けてもよい。このように、回転部殻体20内に板材42を設けることにより、回転部殻体20の剛性を向上することができる。
閉鎖プレート44は、回転部殻体20の内筒体20Cの後端と、第1の固定部殻体22の内筒体22Cの前端との間の隙間20Dを、周方向に最下部から所定の高さまでの部分(本実施形態では、最下部から周方向両側にそれぞれ約120°の部分)を閉鎖するように設けられている。
図2〜図5に示すように、推進機構18は、前方の軸方向ジャッキ52と、後方の軸方向ジャッキ50と、前方の径方向ジャッキ54と、後方の径方向ジャッキ56と、補助用の推進ジャッキ57とにより構成される。
前方の軸方向ジャッキ52は、第1の固定部殻体22から第2の固定部殻体24にわたって、内筒体22C、24Cと外筒体22B、24Bとの間に収容されており、先端が第1の固定部殻体22の支持部材に固定され、後端が第2の固定部殻体24の支持部材に固定されている。
後方の軸方向ジャッキ52は、第2の固定部殻体24から第3の固定部殻体26にわたって、内筒体24C、26Cと外筒体24B、26Bとの間に収容されており、先端が第2の固定部殻体24の支持部材に固定され、後端が第3の固定部殻体26の支持部材に固定されている。
これら、前方の軸方向ジャッキ52、及び、後方の軸方向ジャッキ50は、他の部材と干渉しないように、周方向に適宜な間隔をあけて複数設置されている。
前方の径方向ジャッキ54は、第1の固定部殻体22内に収容されている。第1の固定部殻体22の外筒体22Bは、前方の径方向ジャッキ54に対応した位置に開口が形成されており、前方の径方向ジャッキ54はこの開口から掘削装置10の径方向外方に向かって突出するように伸縮可能である。
後方の径方向ジャッキ56は、第3の固定部殻体26内に収容されている。第3の固定部殻体26の外筒体26Bは、後方の径方向ジャッキ56に対応した位置に開口が形成されており、後方の径方向ジャッキ56はこの開口から掘削装置10の径方向外方に向かって突出するように伸縮可能である。
推進ジャッキ57は、掘削装置10の後端部下方に配置されており、掘削装置10の後方に向かって伸縮可能である。
なお、これら前方の軸方向ジャッキ52、後方の軸方向ジャッキ50、前方の径方向ジャッキ54、後方の径方向ジャッキ56、及び、推進ジャッキ57は、制御装置(図示せず)に接続されており、制御装置により油圧が供給される。
また、図2及び図3に示すように、第1〜第3の固定部殻体22、24、26の内筒体22C、24C、26Cの内側には、回転部殻体20の内筒体20Cの下部の高さに合わせて、床台58が取り付けられている。床台58には、開口が形成されており、この開口の下方には後に詳述する岩破砕機64が設けられている。
また、図2に示すように、掘削土搬出機構16として、岩破砕機64と、コンベア60と、を備える。また、掘削装置10の床台58上にはブレーカ62が配置されている。
床台58は、回転部殻体20の内側から後方に向かって水平に延びる板材である。床台58は、回転部殻体20の内筒体20Cの内面の下端と等しい高さに設けられており、回転部殻体20及び第1の固定部殻体22の内筒体20C、22Cとの間に隙間が生じないような幅を有している。
コンベア60は、その先端部が岩破砕機64の下方に位置し、後方に向かって延びている。なお、第1の固定部殻体22、第2の固定部殻体24、及び第3の固定部殻体26の内筒体22C、24C、26Cの下方は所定の幅にわたって切りかかれており、この切りかかれた部分にコンベア60は配置されている。コンベア60は後方に向かって延び、掘削装置10の後部では斜め上方に向かって傾斜しており、後端が後方のコンベア60の上方に位置している。
岩破砕機64は、スクリュー形状の破砕ビットを有する2軸形式の破砕機である。このような破砕機としては、例えば、MMD社製のサイザー等を用いることができる。岩破砕機64は床台58の開口の直下に設けられるとともに、コンベア60の直上に配置されている。
また、床台58の岩破砕機64の前方には、装置の幅方向中央に本発明の本体カッタ部材としての、ディスクカッタ68が設けられている。このディスクカッタ70は回転部殻体20に設けられたディスクカッタ70と同様の構成であり、回転軸が装置の幅方向に延びるように設けられている。また、ディスクカッタ70は一部が床台58の表面(掘削装置10の中心軸側表面)に、内部空間に向かって突出するように設けられている。
以下、本実施形態のトンネル掘削システムによりトンネルを構築する方法を説明する。
本実施形態では、先行して、掘削装置10により円環断面状に地盤を掘削し、後から、残された中心部の地盤をブレーカ62によって掘削することにより円形断面のトンネルを構築する。
以下、掘削装置10により円環断面状に地盤を掘削する方法を説明する。
地盤を掘削する際には、推進機構18により掘削装置10を推進させながら、回転部殻体20(掘削部30)を固定部殻体22、24、26(掘削装置本体31)に対して回転させ、さらに、掘削土搬出機構16により掘削土を排出させながら行う。
掘削装置10を推進させるためには、まず、後方の径方向ジャッキ56を径方向外方に向けて伸長させて周囲の地盤を押圧する。そして、後方の径方向ジャッキ56により周囲の地盤に反力をとった状態で、後方の軸方向ジャッキ50を伸長させる。これにより、第3の固定部殻体26に対して、回転部殻体20、第1の固定部殻体22、及び第2の固定部殻体24が前方に押し出される。この際、回転部殻体20を回転することにより、ローラービット38及び削孔ビット40により地盤が円環状に掘削することができる。
すなわち、推進機構18により回転部殻体20の先端面20Aを地盤に押し付けた状態で、掘削機構14のモータ34を回転させる。モータ34の回転力は減速機32に伝達されてトルクが増幅され、ピニオン37及びピンラック35を介して回転部殻体20を回転させる。回転部殻体20が回転すると、まず、地盤が先端面20Aのローラービット38により断面鋸形状に掘削され、さらに、削孔ビット40により表面の凹凸が削りとられる。これにより円環状に地盤を掘削することができる。
なお、回転部殻体20が回転させて地盤を掘削する際、前方の軸方向ジャッキ52のそれぞれを異なる長さ伸長させることにより、掘削装置10の掘削進行方向を調整することができる。すなわち、例えば、装置上方に位置する前方の軸方向ジャッキ52の伸長長さに比べて、装置下方に位置する前方の軸方向ジャッキ52の伸長長さを長くすることにより、回転部殻体20及び第1の固定部殻体22を、第2の固定部殻体24に対して斜め上方に向けることができる。
次に、前方の径方向ジャッキ54を径方向外方に向けて伸長させて周囲の地盤を押圧する。そして、前方の径方向ジャッキ54により周囲の地盤に反力をとった状態で、後方の軸方向ジャッキ50を収縮させる。これにより、第1の固定部殻体22に対して、第3の固定部殻体26が引き寄せられる。上記の工程を繰り返すことにより、掘削装置10を前進させることができる。
なお、上記の方法に限らず、装置後方に推進ジャッキを設け、この推進ジャッキを用いて掘削装置10を前進させることも可能である。すなわち、まず、前方及び後方の径方向ジャッキ54、56を退行させる。この状態で、推進ジャッキをすでに掘削が完了したトンネル内に取り付けられている内型枠等に反力を取って、伸長させる。これにより、掘削装置10が前進する。そして、前方及び後方の径方向ジャッキ54、56の少なくとも一方を径方向外方に向けて伸長させて周囲の地盤を押圧する。そして、推進ジャッキを退行させ、推進ジャッキの後方位置において新たな内型枠の取付を行う。
上記の工程を繰り返すことによっても、掘削装置10を推進させることができる。
上記の推進作業及び掘削作業とともに、掘削装置10による掘削作業により生じた掘削土を装置後方へと送る。
回転部殻体20が回転することにより地盤を掘削することで生じた掘削土は、ジェットノズルから噴射される水と攪拌されて、流動性が向上される。そして、掘削土は、回転部殻体20の先端面20Aに形成された開口36から回転部殻体20内の室20Fに収容される。そして、室20F内に収容された掘削土は、隙間20Dから掘削装置10の内側空間(すなわち、内筒体22Cの内側)へ排出される。
この際、閉鎖プレート44により、回転部殻体20の内筒体20Cの後端と、第1の固定部殻体22の内筒体22Cの前端との間の隙間20Dを、周方向に最下部から所定の高さまでの部分が閉鎖されているため、所定の高さまで回転した室20F内の掘削土が内筒体の内側空間へ排出される。これにより、装置内側に運ばれた掘削土が、下方にたまってしまい、回転部殻体20の内筒体20Cの後端と、第1の固定部殻体22の内筒体22Cの前端との間の隙間20Dを閉塞することを防止できる。
このように、掘削装置10により地盤を円環断面状に掘削しながら、掘削装置10を進行させると、掘削部30により円環状に掘削された部分の内側に残された円柱状の地盤が装置内部へと進入する。ここで、トンネルを構築する地盤が軟弱である場合には、このように装置内部へ進入した地盤66は自重により自然に崩壊する。しかしながら、トンネルを構築する地盤が硬い場合には、自然に崩壊することはない。
これに対して、本実施形態では、回転部殻体20の内筒体20Cに、掘削部30により円環断面状に掘削された部分の内側部分の地盤66に向けて突出するようにディスクカッタ68が設けている。このため、回転部殻体20を回転させると、ディスクカッタ68が円柱状の地盤66を回転しながら、地盤66の側面を切削する。この際、例えば、地盤66が岩盤である場合には、予め岩盤内に生じているひび割れにディスクカッタが入り込むと、ひび割れが岩盤全体に広がり容易に地盤66が崩壊する。なお、回転部殻体20の内筒体20Cに設けられたディスクカッタ68は回転軸が装置の中心軸と平行となるように、(すなわち、ディスクカッタの回転面が回転部殻体20の回転方向に沿うように)設けられているため、ディスクカッタ68の破損等を防止でき、また、確実に岩盤のひび割れにディスクカッタ68を入り込ませることができる。また、地盤66にひび割れが発生していない場合であっても、新たなひび割れを誘発させ容易に地盤66が崩壊させることができる。
さらに、掘削装置10が進行すると、円柱状の地盤は掘削装置10の第1の固定部殻体22に当たる位置まで進入する。このように円柱状の地盤は掘削装置10の第1の固定部殻体22に当たる位置まで進入すると、掘削部30により円環断面状に掘削された部分の内側部分の地盤66に向けて突出するように床台58に設けられたディスクカッタ70が円柱状の地盤66の側面下部を切削する。これにより、回転部殻体20の内筒体20Cに設けられたディスクカッタ68と同様に、地盤66にひび割れを誘発させ、円柱状の地盤66を自然に崩壊させることができる。
さらに、本実施形態では、掘削装置10により地盤を円環断面状に掘削するとともに、削孔機により図7に示すように、円柱状の地盤66に装置内部側から複数の孔(ひび割れ誘発孔)72を形成する。孔72はその先端が掘削装置10の前面よりも前方に到達するような深さを有するのが好ましい。また、図7に示すように、円柱状の地盤66の中心と、その上下左右の5か所に孔72を形成する。このように円柱状の地盤66に孔72を形成しておくことにより、ディスクカッタ68、70により誘発されるひび割れが、より地盤66の中心まで到達しやすくなる。なお、このひび割れ誘発孔72を形成するのは、掘削装置10により地盤を削孔するのと並行して行ってもよいし、掘削装置10による地盤の掘削を停止して行ってもよい。
また、上述の通り、回転部殻体20により円環状に地盤が掘削されると、掘削により生じた岩石等を含む掘削土は、回転部殻体20内に収容され、隙間20Dの閉鎖プレート44により閉鎖されていない部分から落下して、掘削装置10の内側空間へ排出される。さらに、円柱状の地盤が自然に崩壊して生じた掘削土や岩石は、ブレーカ62により岩破砕機64に投入可能な大きさまで破砕される。そして、隙間20Dから排出された掘削土及び円柱状の地盤が自然に崩壊して生じた掘削土や岩石は、まとめて岩破砕機64に投入される。そして、岩破砕機64によりこれら掘削土や岩石は細かく破砕され、コンベア60に落下される。
このようにしてコンベア60上に落下した掘削土は、コンベア60により装置後方に運ばれ、ダンプカー等によりトンネル外へ排出される。
以上説明したように、本実施形態によれば、掘削部30により円環断面状に掘削された部分の内側部分の地盤66に向けて突出するように、回転部殻体20及び床台58にディスクカッタ68、70が円筒状の掘削装置10の内側表面に設けられているため、円環断面状に掘削された部分の内側部分の地盤66がディスクカッタ68、70により削孔され、ひび割れが誘発されて、自然に崩壊する。これにより、円柱状に残留する地盤66を効率良く破砕することができる。
また、本実施形態によれば、ディスクカッタ68が掘削部30の内側表面に設けられ、掘削部30とともに回転可能であるため、円柱状の地盤66の周囲を削孔することができ、地盤66全体にひび割れを誘発することができる。
また、本実施形態によれば、掘削部30の回転方向に沿ってディスクカッタ68が設けられるため、ディスクカッタ68の摩耗を防止するとともに、円柱状の地盤66の中心軸に鉛直な方向(円柱状の地盤66の周方向)のひび割れを誘発することができる。
また、本実施形態によれば、ディスクカッタ70が床台58の岩破砕機64に対して掘削進行方向前方に設けられているため、岩破砕機64の前において、確実に地盤66を破砕することができる。
また、本実施形態によれば、円柱状の地盤の進行方向に沿ってディスクカッタ70が設けられているため、ディスクカッタ70の摩耗を防止できるとともに、円柱状の地盤66に平行な方向のひび割れを誘発することができる。
また、本実施形態では、掘削部30により円環断面状に掘削された部分の内側部分の地盤66にひび割れ誘発孔72を形成することにより、円柱状に残った地盤66へのひび割れの発生をより誘発することができる。
なお、本実施形態では、回転部殻体20及び床台58にディスクカッタ68、70を設けたが、これらは必ずしも両方設ける必要はなく、何れか一方のみでもよい。
また、本実施形態では、回転部殻体20の内筒体20Cの対向する位置に一対のディスクカッタ68を設けたが、これに限らず、1つ又は3つ以上のディスクカッタを設けてもよいし、設ける位置は対向する位置に限定されない。
また、本実施形態では、床台58に1つのディスクカッタ70を設けたが、これに限らず、掘削装置10の内側であればその位置も数量も限定されない。
10 掘削装置
12 殻体
14 掘削機構
16 掘削土搬出機構
18 推進機構
20 回転部殻体
20A 先端面部
20B 外筒体
20C 内筒体
20D 隙間
20E 空間
20F 室
22 第1の固定部殻体
22B 外筒体
22C 内筒体
24 第2の固定部殻体
24B 外筒体
24C 内筒体
26 第3の固定部殻体
26B 外筒体
26C 内筒体
30 掘削部
31 掘削装置本体
32 減速機
33 リング
34 モータ
35 ピンラック
36 開口
37 ピニオン
38 ローラービット
39 突状リブ
40 削孔ビット
42 板材
44 閉鎖プレート
50 軸方向ジャッキ
52 軸方向ジャッキ
54 径方向ジャッキ
56 径方向ジャッキ
57 推進ジャッキ
58 床台
62 ブレーカ
64 岩破砕機
66 地盤
68 ディスクカッタ(掘削部カッタ部材)
70 ディスクカッタ(本体カッタ部材)
72 孔

Claims (7)

  1. 地盤にトンネルを掘削するための円筒状のトンネル掘削装置であって、
    掘削装置本体と、
    前記掘削装置本体の先端側に設けられ、前記掘削装置本体に対して前記トンネル掘削装置の中心軸周りに回転することにより前記地盤を円環状に掘削する掘削部と、
    前記円筒状のトンネル掘削装置の前記中心軸側の表面に設けられ、前記掘削部により円環状に掘削された部分の内側に残された円柱状の地盤の側面を切削するカッタ部材と、を備えることを特徴とするトンネル掘削装置。
  2. 前記カッタ部材は、前記掘削部の前記中心軸側の表面に固定され、前記掘削部とともに回転する掘削部カッタ部材を含む、請求項1記載のトンネル掘削装置。
  3. 前記掘削部カッタ部材は、回転軸周りに回転可能なディスクカッタを含み、
    前記ディスクカッタは、前記回転軸が前記掘削装置の中心軸に平行になるように配置されている、請求項2記載のトンネル掘削装置。
  4. さらに、前記掘削装置本体の内側下部に設けられた岩破砕機を含み、
    前記カッタ部材は、前記掘削装置本体の前記中心軸側の表面に前記岩破砕機に対して掘削進行方向前方に設けられた本体部カッタ部材を含む、請求項1〜3の何れか1項に記載のトンネル掘削装置。
  5. 前記本体部カッタ部材は、回転軸周りに回転可能なディスクカッタを含み、
    前記ディスクカッタは、前記回転軸が前記掘削装置の前記中心軸に垂直になるように配置されている、請求項4記載のトンネル掘削装置。
  6. 請求項1〜5の何れか1項に記載されたトンネル掘削装置により、トンネルを掘削する方法であって、
    前記掘削装置本体に対して前記掘削部を回転させることにより地盤を円環状に掘削するステップと、
    前記掘削部により円環断面状に掘削された部分の内側部分の地盤の側面を、前記カッタ部材により切削するステップと、を有するトンネル掘削方法。
  7. さらに、前記掘削部により円環断面状に掘削された部分の内側部分の地盤にひび割れ誘発孔を形成するステップを有する、請求項6記載のトンネル掘削方法。
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