JP6467147B2 - エアゾール製品 - Google Patents
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Description
本発明の一実施形態のエアゾール製品が、図面を参照して説明される。図1は、本実施形態のエアゾール製品1の模式的な断面図である。エアゾール製品1は、適用箇所Pに押し当てられた押当状態(図3A参照)から、適用箇所Pから離された非押当状態(図3B参照)に変位される際に、一定量の内容物2を噴射する。図1に示されるエアゾール製品1は、非押当状態である。エアゾール製品1は、内容物2が充填されるエアゾール容器3と、エアゾール容器3に取り付けられ、エアゾール容器3から内容物2を取り込むためのエアゾールバルブ4と、エアゾール容器3から取り込まれる内容物2を噴射する噴射部材5とを備える。噴射部材5は、内容物2が噴射される複数の噴射孔P1が形成された押当部6と、本体部7と、カバーキャップ7とを備える。以下、それぞれの構成について説明する。なお、エアゾール容器3およびエアゾールバルブ4は、いずれも汎用の部材である。そのため、本実施形態において示されるエアゾール容器3およびエアゾールバルブ4は、いずれも例示であり、適宜設計変更が行われてもよい。
エアゾール容器3は、内容物2が加圧充填される耐圧容器である。エアゾール容器3の形状は特に限定されず、汎用の形状が採用される。本実施形態のエアゾール容器3は、有底筒状であり、開口部に後述するエアゾールバルブ4を固着するためのビード部31が形成されている。開口部は、内容物2を充填するための充填口であり、エアゾールバルブ4により閉止される。
エアゾールバルブ4は、エアゾール容器3に取り付けられるバルブであり、エアゾール容器3から内容物2を取り込んで、噴射部材5に送るための部材である。エアゾールバルブ4の構造は、押圧状態においてエアゾール容器3から内容物2を取り込んで噴射部材5に送ることができ、かつ、非押圧状態においてエアゾール容器3内と噴射部材5の内部空間S1(図3A参照)とを遮断することのできる構造であればよい。本実施形態では、エアゾールバルブ4は、マウンティングカップ41と、ハウジング42と、ステム43と、スプリング44と、ステムラバー45とを備える。
マウンティングカップ41は、ハウジング42を保持し、ガスケットを介してビード部31に固着されてエアゾール容器3を密封する部材である。マウンティングカップ41は、中心にステム43が挿通される挿通孔が形成されている。挿通孔の径は、ステム43の外径よりも大きい。そのため、マウンティングカップ41は、ステム43の摺動を妨げない。
ハウジング42は、略円筒状であり、マウンティングカップ41の中央部に保持され、ステム43、スプリング44およびステムラバー45からなるバルブ機構を保持するための部材である。ハウジング42は、上端および下端にそれぞれ開口を有する。ハウジング42内には、ステム43が挿通されている。上端側の開口は、ステム43の上端を露出させるために設けられている。下端側の開口は、エアゾール容器3内の内容物2を取り込むために設けられている。ハウジング42は、下端近傍において、内周面が軸方向に膨出された膨出部42aが形成されている。
ステム43は、ハウジング42内を上下方向に摺動する部材であり、非押当状態から押当状態に変位される際にハウジング42内に取り込まれた内容物2が通過するステム内通路43aを有する。ステム43は、ステム孔43bが形成された比較的径の小さな縮径部43cと、縮径部43cよりも径の大きな大径部43dとを備える。ステム孔43bは、ハウジング42の内部空間Shとステム内通路43aとを連通する。ステム孔43bは、ステムラバー45の内周面により適宜開閉される。ステム43は、スプリング44により上方向に付勢され、非押圧状態でステム孔がステムラバーによりシールされる位置に保持されている。
スプリング44は、ステム43を上方向へ付勢するために、ハウジング42内に圧縮状態で保持される部材である。スプリング44は、ステム43の下面に接続される上端と、膨出部42aの上面に接続される下端とを有する。スプリング44は、常時ステム43を上方向へ付勢しており、非押圧状態においてステム孔43bの外周面をステムラバー45の内周面でシールするようステム43を付勢する。
ステムラバー45は、内部空間Shとステム内通路43aとの連通を遮断するための部材であり、中心にステム43が挿通される挿通孔が形成された円盤状の部材である。ステムラバー45の内径は、ステム43の外径よりもわずかに小さく、非押当状態において、内周面をステム43の外周面と密着させる。これにより、内部空間Shとステム内通路43aとの連通は遮断される。なお、ステムラバー45とステム43との密着状態は、ステム43を下方に所定の距離d1だけ摺動させてステムラバー45を撓ませることにより解消される(図3A参照)。ステムラバー45の外周近傍は、マウンティングカップ41の下面とハウジング42の上面とにより挟持される。これにより、ステムラバー45は、エアゾールバルブ4内において適切に位置決めされる。
噴射部材5は、内容物2を噴射するための部材である。図1に加え図2を参照して噴射部材5が説明される。図2は、噴射部材5の平面図である。噴射部材5は、押当部6と本体部7と、カバーキャップ8とを備える。
押当部6は、適用箇所P(図3A参照)に押し当てられる部材であり、略円盤状の天板61(金属板を支持する支持部の一例)と、天板61の外周縁において下方向に延設された周状の外側延設部62と、天板61の裏面において下方向に延設された周状の内側延設部63と、適用箇所Pに押し当てられる金属板64とを備える。天板61の外径は、カバーキャップ8の外径よりもわずかに小さい。また、外側延設部62の下端は、非押当状態においてカバーキャップ8の開口に挿入されている。外側延設部62の下端と、外側延設部62の鉛直下方向に位置するビード部31の上面とは、所定の距離d2だけ離間されている。そのため、噴射部材5は、非押当状態から押当状態に変位される際に、下方向に所定の距離だけ滑らかに移動することができる。
本体部7は、非押当状態から押当状態に変位される際に、噴射部材5内に押当部6とともに一定容積の内部空間S1を画定するための部材であり、中心に内容物2を取り込むための取込口が形成された円盤状の基部71と、基部71の外周縁から上方向に延設された周状の側周部72と、取込口の周囲において、下方向に延設された周状の接続部73とを備える。接続部73の下端は、ステム43の上端が挿入される挿入口が形成されている。本体部7は、挿入口にステム43の上端が挿入されることにより、ステム43に取り付けられる。本体部7と押当部6との間にはスプリング74が挿入されており、天板61の裏面に接続される上端と、基部71の上面に接続される下端とを有する。スプリング74は、自然状態において、天板61の裏面と側周部72の上面とを離間させた状態で、本体部7と押当部6とを接続する。
カバーキャップ8は、エアゾールバルブ4を保護するとともに、噴射部材5そのものの上下方向への摺動をガイドするための部材である。カバーキャップ8は、上下に開口を有する円筒状である。カバーキャップ8の開口径は、天板61の外径よりもわずかに大きい。カバーキャップ8の下端は、ビード部31の外周に嵌め込むことができるように、内側に膨出した形状に加工されている。
まず、非押当状態から押当状態への変位について、図1に加えて図3Aを参照しながら説明する。図3Aは、適用箇所Pに押当部6を押し当てた状態(押当状態)の模式的な断面図である。
次に、押当状態から非押当状態への変位について、図1に加えて図3Bを参照しながら説明する。図3Bは、押当部を適用箇所から離した状態(非押当状態)の模式的な断面図である。押当部6が適用箇所Pから離されると、エアゾール製品1は、押当状態から非押当状態に変位される。具体的には、押当状態において、内部空間S1には加圧された内容物2が取り込まれている。また、押当状態において、ステム孔43bは開放されている。そのため、押当部6が適用箇所Pから離されると、押当部6は、内部空間S1内において加圧された内容物2により加えられる圧力と、スプリング74による復元力とを受けて、押し下げ方向とは逆方向(矢印A2の方向)に移動される。これにより、側周部72の上面により閉止されていた弁孔P2が開放される。また、これとほぼ同時に、スプリング44によりステム43が矢印A2の方向に摺動され、ステム孔43bが再びステムラバー45により閉止される。その結果、内部空間S1に取り込まれていた内容物2は、液化ガスの気化により急激に体積が膨張し、弁孔P2および十字溝65aを通って、噴射孔P1から噴射される。この際、押当部6は、すでに適用箇所Pから離されている。そのため、複数の噴射孔P1は、いずれも開放されている。その結果、内容物2は、すべての噴射孔P1から万遍なく噴射される。また、内容物2は、噴射方向が乱されることがなく、適用箇所Pにおいて飛び散りにくい。さらに、内容物2は、適切に噴射されるため、想定外の異音を発することもない。
エアゾール製品1全体の説明に戻り、内容物2は、エアゾール容器3に加圧充填される組成物であり、液化ガスを含む。液化ガスは、気化する際の気化熱により周囲を冷却することができる。また、液化ガスは、内容物2の噴射剤として機能するだけでなく、エアゾール容器3から放出された内容物2自身を冷却する自己冷却成分としても作用する。
本発明の第2の実施形態のエアゾール製品が、図面を参照して説明される。図4は、本実施形態のエアゾール製品1aの模式的な断面図である。本実施形態のエアゾール製品1aは、押当部6aの形状が異なる以外は、第1の実施形態において上記したエアゾール製品1(図1参照)と同様の構成である。そのため、重複する構成については同一の参照符号を付して説明を適宜省略する。
押当部6aは、適用箇所Pに押し当てられる外側押当部67と、外側押当部67が取り付けられる内側押当部68とを備える。
まず、押当部6aは、外側押当部67が適用箇所Pに押し当てられると、天板68cの裏面と側周部72の上面とが接触するまで矢印A1の方向(図5参照)に移動される。これにより、弁孔P2は、側周部72の上面により閉止される。この状態において、噴射部材5a内には、内部空間S1が画定される。
エアゾール製品1aは、押当部6aが適用箇所Pから離されると、押当状態から非押当状態に変位される。具体的には、押当部6aが適用箇所Pから離されると、押当部6aは、内部空間S1内において加圧された内容物2により加えられる圧力と、スプリング74による復元力とを受けて、押し下げ方向とは逆方向(矢印A2の方向)に移動される。これにより、側周部72の上面により閉止されていた弁孔P2が開放される。また、これとほぼ同時に、スプリング44によりステム43が矢印A2の方向に摺動され、ステム孔43bが再びステムラバー45により閉止される。その結果、内部空間S1に取り込まれていた内容物2は、液化ガスの気化により急激に体積が膨張し、弁孔P2を通って第2の内部空間S2に取り込まれる。第2の内部空間S2に取り込まれた内容物2は、液化ガスをさらに気化させながら、連通孔P3および噴射孔P1に導かれ、噴射される。この際、内容物2に含まれる液化ガスは、第2の内部空間S2を通過するときに金属板64を裏面側から適度に冷却するとともに、第2の内部空間S2内で噴射の勢いが抑制され、噴射孔P1からソフトに噴射される。その結果、適用箇所Pと噴射孔P1との距離が密接していても、噴射された内容物2は飛び散りにくい。
本発明の第3の実施形態のエアゾール製品が、図面を参照して説明される。図6は、本実施形態のエアゾール製品1bの模式的な断面図である。本実施形態のエアゾール製品1bは、押当部6bの形状が異なる以外は、第1の実施形態において上記したエアゾール製品(図1参照)と同様の構成である。そのため、重複する構成については同一の参照符号を付して説明を適宜省略する。
押当部6bは、略円盤状の天板61bと、天板61bの外周縁において下方向に延設された周状の延設部62bと、上に凸の湾曲形状である金属板64とを備える。天板61bは、中心に凹部65が形成されており、凹部65の中心には、本体部7bの側周部72が挿通される挿通孔が形成されている。また、天板61bは、挿通孔の周囲において上方向に延設された周状の延設部63bを備える。延設部63bの上面は、金属板64の裏面と密着されている。また、延設部63bの上端には、径方向の内側に向かって膨出する周状の膨出部64cが形成されている。膨出部64cの上面は、金属板64の裏面と密着されている。このような構成の押当部6bには、後述する弁孔P2が閉止されることにより、金属板64の裏面と、凹部65の内底面と、延設部63bの外周面とにより環状の空間(第3の内部空間S3)が画定される。延設部63bには、内部空間S1と、第3の内部空間S3とを連通する弁孔P2が形成されている。金属板64は、複数の噴射孔P1が形成されている。それぞれの噴射孔P1は、金属板64の厚さ方向に貫通する貫通孔であり、噴射孔P1の一端は金属板64の上面に開口し、他端は第3の内部空間S3に開口している。金属板64は、延設部63bの上面および膨出部64cの上面により裏面側が支持されている。そのため、金属板64は、押当状態において適用箇所Pに押し当てられた場合であっても、変形しにくい。
まず、押当部6bは、適用箇所Pに押し当てられると、膨出部64cの裏面と側周部72の上面とが接触するまで矢印A1の方向(図7参照)に移動される。これにより、弁孔P2は、側周部72の外周面により閉止される。この状態において、噴射部材5b内には、本体部7bの基部71および側周部72と、押当部6bの膨出部64cおよび金属板64とにより、所定容積の内部空間S1が画定される。
エアゾール製品1bは、押当部6bが適用箇所Pから離されると、押当状態から非押当状態に変位される。具体的には、押当部6bが適用箇所Pから離されると、押当部6bは、内部空間S1内において加圧された内容物2により加えられる圧力と、スプリング74による復元力とを受けて、押し下げ方向とは逆方向(矢印A2の方向)に移動される。これにより、側周部の外周面により閉止されていた弁孔P2が開放される。また、これとほぼ同時に、スプリング44によりステム43が矢印A2の方向に摺動され、ステム孔43bが再びステムラバー45により閉止される。その結果、内部空間S1に取り込まれていた内容物2は、液化ガスの気化により急激に体積が膨張し、弁孔P2および第3の内部空間S3を通って、噴射孔P1から噴射される。内容物2は、噴射時に第3の内部空間S3を通過する際に、金属板64の外周縁近傍の裏面を通過する。そのため、金属板64は、押当状態において内部空間S1に取り込まれた内容物2から伝播された気化熱に加え、第3の内部空間S3を通過する内容物2に含まれる液化ガスの気化熱によっても冷却される。噴射された内容物2は、適用箇所Pにおいて液化ガスの気化がさらに進行し、適用箇所Pをさらに冷却することができる。さらに、第3の内部空間S3により噴射の勢いが抑制されるため、噴射孔P1からソフトに噴射される。その結果、適用箇所と噴射孔との距離が密接していても、噴射された内容物2は、飛び散りにくい。
本発明の第4の実施形態のエアゾール製品が、図面を参照して説明される。図8は、本実施形態のエアゾール製品1cの模式的な断面図である。本実施形態のエアゾール製品1cは、噴射部材5cの形状が異なる以外は、第1の実施形態において上記したエアゾール製品1(図1参照)と同様の構成である。そのため、重複する構成については同一の参照符号を付して説明を適宜省略する。
噴射部材5cは、内容物2を噴射するための部材である。噴射部材5cは、押当部6cと本体部7cとを備える。図8に加え図9および図10を参照して噴射部材5cが説明される。図9は、押当部6cの斜視図である。図10は、本体部7cの斜視図である。
まず、押当部6cは、適用箇所Pに押し当てられると、先端突起76cにより噴射孔P1が閉止されるまで矢印A1の方向(図11参照)に移動される。この状態において、噴射部材5c内には、底板71cと、側周部72cと、天板61cとにより、所定容積の内部空間S1が画定される。
エアゾール製品1cは、押当部6cが適用箇所Pから離されると、押当状態から非押当状態に変位される。具体的には、押当部6cが適用箇所Pから離されると、押当部6cは、内部空間S1内において加圧された内容物2により加えられる圧力とを受けて、押し下げ方向とは逆方向(矢印A2の方向)に移動される。これにより、先端突起76cにより閉止されていた噴射孔P1が開放される。また、これとほぼ同時に、スプリング44によりステム43が矢印A2の方向に摺動され、ステム孔43bが再びステムラバー45により閉止される。その結果、内部空間S1に取り込まれていた内容物2は、液化ガスの気化により急激に体積が膨張し、噴射孔P1から噴射される。噴射された内容物2は、適用箇所Pにおいて液化ガスの気化がさらに進行し、適用箇所Pをさらに冷却することができる。
2 内容物
3 エアゾール容器
31 ビード部
4 エアゾールバルブ
41 マウンティングカップ
42 ハウジング
42a 膨出部
43 ステム
43a ステム内通路
43b ステム孔
43c 縮径部
43d 大径部
44、74 スプリング
45 ステムラバー
5、5a、5b、5c 噴射部材
6、6a、6b、6c 押当部
61、61b、61c、67a、68c 天板
62 外側延設部
62b、62c、63b、67b、68e 延設部
63 内側延設部
63c 係止突起
64 金属板
64a ドーム部
64b 係合片
64c 膨出部
65 凹部
65a 十字溝
66 係合溝
67 外側押当部
67c 周縁部
67d 中央部
68 内側押当部
68a 大径部
68b 小径部
68d、72、72c 側周部
7、7a、7b、7c 本体部
71 基部
71c 底板
73 接続部
73c 第1補強部
74c 第2補強部
75c 円柱部
76c 先端突起
77c 上側係止部
78c 下側係止部
8 カバーキャップ
P 適用箇所
P1 噴射孔
P2 弁孔
P3、P4 連通孔
S1、Sh 内部空間
S2 第2の内部空間
S3 第3の内部空間
Claims (4)
- 適用箇所に押し当てられた押当状態から、前記適用箇所から離された非押当状態に変位されることにより、液化ガスを含む内容物を噴射するエアゾール製品であり、
前記内容物が充填されるエアゾール容器と、前記エアゾール容器から取り込まれる前記内容物を噴射する噴射部材とを備え、
前記噴射部材は、本体部と、前記適用箇所に押し当てられ、前記内容物が噴射される複数の噴射孔が形成された押当部とを備え、
前記本体部は、
前記非押当状態から前記押当状態に変位されることにより、前記噴射部材内に前記押当部とともに一定容積の内部空間を画定するとともに、前記内部空間と前記複数の噴射孔との連通を遮断して、前記内部空間に前記内容物を取り込み、
前記押当状態から前記非押当状態に変位されることにより、前記内部空間と前記複数の噴射孔との連通を開放し、
前記押当部は、前記押当状態において前記適用箇所に押し当てられる金属板と、前記金属板を支持する非金属製の支持部とを備え、前記金属部と前記支持部との間に、前記噴射孔から噴射される前の前記内容物が通過する通路が形成されており、
前記複数の噴射孔は、互いに離間した位置に形成されており、
前記通路は、前記押当状態から前記被押当状態に変位されることにより、前記内部空間から前記内容物が取り込まれ、前記内容物を分岐させて、互いに離間した位置に形成された前記複数の噴射孔のそれぞれに前記内容物を供給する通路である、エアゾール製品。 - 前記内部空間の前記内容物は、前記押当状態において、前記金属板に接していない、請求項1記載のエアゾール製品。
- 前記金属板は、前記内部空間に取り込まれた前記内容物が発生する気化熱により冷却される位置に設けられる、請求項1または2記載のエアゾール製品。
- 前記金属板は、前記内部空間を画定する前記押当部の一部を構成する、請求項1〜3のいずれか1項に記載のエアゾール製品。
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