JP6466653B2 - 窒化物半導体発光素子、および窒化物半導体ウェーハ - Google Patents

窒化物半導体発光素子、および窒化物半導体ウェーハ Download PDF

Info

Publication number
JP6466653B2
JP6466653B2 JP2014085147A JP2014085147A JP6466653B2 JP 6466653 B2 JP6466653 B2 JP 6466653B2 JP 2014085147 A JP2014085147 A JP 2014085147A JP 2014085147 A JP2014085147 A JP 2014085147A JP 6466653 B2 JP6466653 B2 JP 6466653B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
layer
type
composition
nitride semiconductor
light emitting
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2014085147A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2014241397A (ja
Inventor
俊之 小幡
俊之 小幡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Stanley Electric Co Ltd
Original Assignee
Stanley Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Stanley Electric Co Ltd filed Critical Stanley Electric Co Ltd
Priority to JP2014085147A priority Critical patent/JP6466653B2/ja
Publication of JP2014241397A publication Critical patent/JP2014241397A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6466653B2 publication Critical patent/JP6466653B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Semiconductor Lasers (AREA)
  • Led Devices (AREA)

Description

本発明は、窒化物半導体よりなる発光波長が200〜350nmの新規な深紫外発光素子に関する。
現在、発光波長が350nm以下の深紫外光源には重水素や水銀などのガス光源が使用されている。前記ガス光源は、短寿命、有害、大型であるといった不都合がある。そのため、前記不都合が解消され、取扱が容易である半導体を用いた発光素子の実現が待たれている。
しかしながら、前記窒化物半導体を用いた発光素子は、重水素ガスランプあるいは水銀ガスランプと比較して光出力が弱く、また発光効率も小さいという問題がある。このような問題が生じる原因として、一つ目には、活性層内の内部電界の効果により、井戸層に閉じ込められた電子とホールの波動関数が分離し、再結合効率が低くなってしまうことが挙げられる。また、二つ目の原因として、注入電流量が増加するに従って発光効率が低下するために、光出力が不十分となることが挙げられる。
一つ目の原因について詳細に説明する。窒化物半導体、とりわけAlGaNで表される窒化物半導体の発光素子は、組成の異なるヘテロ界面において、自発分極の効果により、矩形のポテンシャルではなく三角ポテンシャルを形成する。そのため、量子井戸層を形成した場合においては、その内部電界による量子閉じ込めシュタルク効果(Quantum Confined Stark Effect:以下、単に「QCSE」とする。)によって、注入された電子とホールはそれぞれ逆側の界面に偏りを持つようになり、空間に分離される。その結果、電子とホールの再結合確率が低下し、内部量子効率の低下を招く。このような原因に対し、窒化物半導体発光素子におけるQCSEを抑制する方法として、例えば、特許文献1に示されるように、井戸層厚を薄くすることにより、電子とホールの波動関数の空間的な分離幅を小さくする方法が挙げられる。また、特許文献2に示されるように、障壁層にドーピングを施すことにより、内部電界をスクリーニングする方法が挙げられる。
二つ目の原因について詳細に説明する。窒化物半導体発光素子では、ホールと比較して電子の有効質量が小さくかつキャリア濃度が高いことから、電子が活性層領域を乗り越え、p型層へオーバーフローを起こすことによって、発光効率の低下を招いていることが挙げられる。このような電子のp型層へのオーバーフローは、高注入電流下においてさらなる発光効率の低下をさせ、発熱量を増加させる。その結果、光出力は頭打ちとなり、注入したキャリアに応じた光出力を得ることができなくなる。窒化物半導体発光素子におけるp型層への電子のオーバーフローの問題は、特定の発光波長を有する発光素子だけに生じている問題ではなく(非特許文献1参照)、p型層への電子のオーバーフローを制御する方法として、例えば、特許文献3には、活性層とp型層との間に、活性層のバンドギャップよりも大きなバンドギャップを有する電子ブロック層を形成することにより、電子の活性層領域外への流出を防ぎ発光効率を高める技術が記載されている。
J.Appl.Phys.108,033112(2010)
特開2010−205767号公報 特開平11−298090号公報 特開2007−088269号公報
以上のような背景において、窒化物半導体発光素子は、QCSEを制御する方法とp型層への電子のオーバーフローを抑制する方法とを組み合わせることにより、より一層、発光効率を改善できるものと考えられる。
しかしながら、本発明者等の検討によれば、窒化物半導体よりなる発光波長が350nm以下の窒化物半導体発光素子(以下、単に、深紫外発光素子とする場合もある。)において、両方法を組み合わせたところ、十分に発光効率を高めることができないことが分かった。この原因としては、以下のことが考えられた。つまり、窒化物半導体よりなる深紫外発光素子は、注入電流の増加に伴う外部電界の増加に従ってホットエレクトロンが増加し、注入電流の増加に従いキャリアオーバーフローを生じてしまう。そのため、井戸層厚を薄くし、障壁層にドーピングを行い、電子ブロック層を設けただけでは、高出力化ができないと考えられた。
したがって、本発明の目的は、上記問題を解決して、発効効率の高く、高注入電流領域でも安定した動作が可能な深紫外発光素子を提供することにある。
上記目的を達成するために、鋭意検討した。そして、各層の厚み、組成を検討したところ、比較的厚い井戸層と、障壁層と電子ブロック層上に形成されるp型クラッド層との組成を特定の関係にすることにより、上記問題を解決できることを見出し、本発明を完成するに至った。
すなわち、第一の本発明は、
n型層、井戸層と障壁層とを有する活性層、p型クラッド層、およびp型コンタクト層が、この順で積層された積層構造を含み、発光波長が200〜350nmである窒化物半導体発光素子であって、
井戸層の厚みが4〜20nmであり、
障壁層が組成式AlGa1−aN(0.02≦a≦0.89)で表され、
p型クラッド層が組成式AlGa1−bN(0.12<b≦1.00)で表され、かつ、
p型クラッド層のAl組成と該障壁層のAl組成との差(b−a)が0.10を超えて0.45以下であることを特徴とする窒化物半導体発光素子である。
さらに、第二の本発明は、前記窒化物半導体発光素子の積層構造を有する窒化物半導体ウェーハである。
本発明の窒化物半導体発光素子は、発光波長350nm以下の窒化物半導体によりなる深紫外発光素子における高電流注入領域における発光効率を高め、高出力化が可能となる。
本発明の窒化物半導体発光素子(「深紫外発光素子」)の一例を示す模式断面図である。 図1に示した窒化物半導体発光素子のエネルギーバンド図の一例である。 図1に示した窒化物半導体発光素子において、n型層および電子ブロック層に接する層が活性層(領域)における井戸層である場合のエネルギーバンド図の一例である。 図1に示した窒化物半導体発光素子において、電子ブロック層に接する層が活性層領域における井戸層である場合のエネルギーバンド図の一例である。 図1に示した窒化物半導体発光素子において、n型層に接する層が活性層領域における井戸層である場合のエネルギーバンド図の一例である。 図1に示した窒化物半導体発光素子において、活性層領域における障壁層においてn型のドーピングが施されている場合のエネルギーバンド図およびドーピングプロファイル図の一例である。 図1に示した窒化物半導体発光素子において、活性層領域における障壁層においてn型のドーピングが施されている場合のエネルギーバンド図およびドーピングプロファイル図の一例である。
先ずは、窒化物半導体発光素子の基本的な概要について説明する。
本発明において、200〜350nmの発光波長を有する窒化物半導体発光素子(深紫外発光素子)は、例えば、有機金属化学気相成長法(MOCVD法)によって製造することができる。具体的には、市販の装置を使用し、後述する単結晶基板上に、または、積層体の基板上に、III族原料ガス、例えば、トリメチルアルミニウム、トリメチルガリウムのような有機金属のガスと、窒素源ガス、例えば、アンモニアガスのような原料ガスを供給することによって、後述する各層を形成し、製造することができる。MOCVD法により窒化物半導体発光素子を製造する条件は、公知の方法を採用することができる。また、本発明の窒化物半導体発光素子は、MOCVD法以外の方法で製造することもできる。
本発明において、窒化物半導体発光素子は、200〜350nmの発光波長を有するものであれば、特に制限されるものではない。具体的には、アルミニウム(Al)、ガリウム(Ga)、および窒素(N)を含むものであり、後述する各層の組成を決定して、200〜350nmの発光波長を有する窒化物半導体発光素子とすればよい。
構成元素(Al、Ga、N)の割合は、製造した窒化物半導体発光素子をSIMS(Secondary Ion−microprobe Mass Spectrometer:二次イオン質量分析計)、TEM−EDX(Transmission Electron Microscope−Energy Dispersive X−ray spectrometry:透過型電子顕微鏡によるエネルギー分散型X線分析法)、3DAP(3Demensional Atom Probe:3次元アトムプローブ法)等により測定して求めることができる。また、バンドギャップの値から各層の構成元素の割合を換算することもできる。すなわち、窒化物半導体発光素子をカソードルミネセンス法(CL法)、フォトルミネセンス法(PL法)により分析することによって、直接各層のバンドギャップを測定し、当該バンドギャップの値から換算式を用いてAl組成を特定することができる。なお、今回の実施例・比較例においては、X線回折法(XRD)により、各層のAl組成を求めた。
以下、本発明について、図を用いて詳細に説明する。図1に、代表的な本発明の、200〜350nmの発光波長を有する窒化物半導体発光素子(深紫外発光素子)の模式断面図を示す。また、図2に、図1の深紫外発光素子とした場合のエネルギーバンド図の例を示す。図2においては、縦方向がAl組成の大きさとなる(その他のAl組成図も同様である)。図2は、活性層30における障壁層30bから33bがp型層51のAl組成よりも、小さくなっていることを示している。
深紫外発光素子1は、基板10、基板10の上に設けられるn型層20と、n型層20の上に設けられる活性層30と、前記活性層30の上に設けられる電子ブロック層40と、電子ブロック層40の上に設けられるp型クラッド層50と、p型クラッド層50の上に設けられるp型コンタクト層51を備えた積層構造を含む。なお、活性層30における井戸層数は、1層であってもよいし、2層以上であってもよい。また、下記に層述するが、本発明の窒化物半導体発光素子は、基盤10、および電子ブロック層30が存在しない積層構造を有していてもよい。
その他、通常、深紫外発光素子1は、p型コンタクト層51上にp型用電極70と、p型コンタクト層51からn型層20の一部までエッチングして除去することにより露出したn型層20の上に設けられるn型用電極60とを備える。p型用電極70、およびn型用電極60は、公知の方法で形成すればよい。また、この図1においては、n型層20は、単一層(同じ組成からなる単一層)であるが、組成が異なる複数の層から形成されてもよい。
次に、各層について詳細に説明する。
(基板10)
基板10は、特に制限されるものではなく、公知の方法で製造された、公知の基板を用いることができる。具体的には、AlN基板、GaN基板、サファイア基板、SiC基板、Si基板等が挙げられる。中でも、C面を成長面とするAlN基板、サファイア基板であることが好ましい。
n型層20が厚くなる場合には、この基板10は研磨等により除去することができる。ただし、安定して窒化物半導体発光素子を製造するためには、基板10を備えることが好ましい。基板10を備える場合には、基板10の厚みは、特に制限されるものではないが、0.01〜2mmであることが好ましい。
(n型層20)
n型層20は、n型のドーパントがドープされている層である。このn型層20は、特に制限されるものではないが、例えば、Siをドーパントとして不純物濃度が1×1016〜1×1021[cm−3]となる範囲で含まれることにより、n型層20がn型の導電特性を示すことが好ましい。ドーパント材料は、Si以外の材料であってもよい。
200〜350nmの発光波長を有する窒化物半導体発光素子の生産性を高め、使用用途を広げるためには、このn型層20は、組成式AlGa1−dNで表され、Al組成(d)が0.05〜0.90となることが好ましく、さらに0.10〜0.80、さらに好ましくは0.45〜0.70となる単結晶である。また、n型層20の膜厚は、特に制限されるものではないが、1nm以上50μm以下であればよい。
図1には、n型層20が単一層の場合の例を示したが、n型層20は、組成の異なる複数層であってもよい。ただし、複数層からなる場合であっても、n型の各層の組成が、組成式AlGa1−dN(0.05≦d≦0.90)を満足することが好ましく、さらに、組成式AlGa1−dN(0.25≦d≦0.80)を満足することが好ましく、特に、組成式AlGa1−dN(0.45≦d≦0.70)を満足することが好ましい。
n型層を複数層とする場合には、基板10と成長層との格子不整合や界面のラフニングなどを緩和させるため導入されるn型下地層、
電界をかけたことにより、p型層から活性層へと注入されたホールの一部がn型層側に漏れることを抑制するために設けられるn型ホールブロック層、
横方向の伝導度を高めるためのn型電流拡散層等、
を形成することができる。なお、下地層は、アンドープの層であってもよいが、n型層としての機能を持たせることが好ましい。これら複数層とした場合には、各層の厚みは、1nm以上50μm以下であることが好ましい。
(活性層30)
活性層30は、前記n型層20の上に形成される。活性層30は、例えば、1層以上の井戸層と障壁層により構成されればよい。井戸数は、図1においては3つである場合の例を示したが、1つであってもよいし、2つ以上の複数であってもよい。複数ある場合には、特に制限されるものではないが、窒化物半導体発光素子の生産性を考慮すると、10以下であることが好ましい。図2では、井戸層30a、31a、32aを記し、障壁層30b、31b、32bを記した。
(障壁層)
活性層は、障壁層と井戸層とからなる。そして、障壁層は、通常、井戸層よりもバンドギャップが大きくなる。そのため、障壁層は、井戸層よりも高いAl組成比のAlGaNで形成される。
本発明の深紫外発光素子において、障壁層は、組成式AlGa1−aN(0.02≦a≦0.89)で表される単結晶から形成される。そして、下記に詳述するp型クラッド層は組成式AlGa1−bN(0.12<b≦1.00)で表される単結晶から形成され、かつ、p型クラッド層のAl組成と障壁層のAl組成との差(b−a)が0.10を超えて0.45以下でなければならない。生産性を高め、より発光効率を高めるためには、障壁層のAl組成(a)が0.20≦a≦0.80であり、Al組成の差(b−a)が0.12以上0.45以下であることが好ましく、さらに、障壁層のAl組成(a)が0.40≦a≦0.70であり、Al組成の差(b−a)が0.12以上0.45以下であることが好ましい。
また、下記に詳述する電子ブロック層を有する場合には、p型クラッド層は組成式AlGa1−bN(0.12<b<1.00)で表される単結晶で形成されることが好ましい。この場合も、Al組成の差(b−a)は、0.10を超えて0.45以下となることが好ましく、0.12以上0.45以下となることがより好ましい。
なお、障壁層が複数層存在する場合には、2〜50nmの厚みの範囲、上記組成式の範囲(0.02≦a≦0.89)であれば、各層の厚み、組成がそれぞれ異なっていてもよいが、生産性を考慮すると、厚み、組成とも同一の層であることが好ましい。なお、厚みは2〜20nmであることがより好ましく、2〜10nmであることがさらに好ましい。各層の組成が異なる場合には、他層のAl組成比と比較する層は、Al組成比が最も高い障壁層のAl組成比を用いる。
(井戸層)
井戸層は、障壁層よりもバンドギャップが小さくなる。そのため、井戸層は、障壁層よりも低いAl組成比となるAlGaNの単結晶から形成される。
井戸層を組成式AlGa1−eNで表される単結晶としたとき、障壁層におけるAl組成(a)と井戸層のAl組成(e)との差(a−e)が、0.02以上となることが好ましく、差(a−e)の上限値は特に制限されるものではないが、0.87以下であることが好ましい。井戸層におけるAl組成(e)の絶対値は、他の層との兼ね合いで決定すればよいが、組成式AlGa1−eN(0≦e≦0.87)を満足することが好ましく、さらに、組成式AlGa1−eN(0.10≦e≦0.78)を満足することが好ましく、特に、組成式AlGa1−eN(0.30≦e≦0.68)を満足することが好ましい。
さらに、井戸層の膜厚は、4nm以上20nm以下でなければならない。この井戸層の厚みと、p型クラッド層のAl組成と障壁層のAl組成との差が特定の範囲を満足するため、発光効率が向上する。井戸層の厚みが4nm未満の場合には、高電流注入領域においてホットエレクトロンによるキャリアオーバーフローが生じるため好ましくない。一方、井戸層の厚みが20nmを越える場合には、注入キャリアによる内部電界のスクリーニングが不十分となり、電子とホールの波動関数の分離が生じるため好ましくない。上記特性を考慮すると、井戸層の厚みは、4nm以上18nm以下であることが好ましく、さらに、4nm以上15nm以下であることが好ましく、特に、4nm以上10nm以下であることが好ましい。
井戸層が複数層存在する場合には、各層が、4nm以上20nm以下の厚み範囲であり、組成式の範囲(0≦e≦0.87)であり、厚み、組成とも同一の層であることが好ましい。
(活性層30の構造)
活性層30は、井戸層と障壁層とが積層された構造(多層構造)となる。この多層構造は、図2に示すように、n型層20と接する層が障壁層30bであり、電子ブロック層40と接する層が障壁層33bである構造とすることができる。このような構造とすることにより、n型層、およびp型層からドーパントが井戸層へ拡散することを防ぐことができる。なお、図2には、障壁層33bが電子ブロック層40と接している例を示しているが、この電子ブロック層40が存在しない場合、障壁層33bは、p型クラッド層50と接していてもよい。
また、図4に示すように、n型層20と接する層が障壁層30bであり、電子ブロック層40に接する層が井戸層32aである構造とすることもできる。さらには、図5に示すように、n型層20と接する層が井戸層30aであり、電子ブロック層40に接する層が障壁層33bである構造とすることもできる。このような構造とすることにより、光場の調整が可能となり、半導体レーザを作成する際に設計が容易となることができる。なお、図4、5の例示においても、電子ブロック層40が存在しない場合、井戸層32a(図4)、障壁層33b(図5)は、p型クラッド層50と接していてもよい。
さらに、例えば、図6、7に示すように、障壁層30b〜34bには、p型、またはn型のドーパントを添加することができる、p型、またはn型のドーパントを添加することにより、p型のドーパントを添加する場合においては、キャリアオーバーフローの抑制効果とQCSEの低減効果を高めることができる。また、n型のドーパントを添加する場合においては、QCSEの低減効果を高めることができる。
(電子ブロック層40)
電子ブロック層40は、必要に応じて設ける層である。この層の役割は、電界をかけたことによりn型層から活性層へと注入された電子の一部がp型層側に漏れることを抑制することにある。そのため、電子ブロック層40は後述するp型クラッド層50で代用することも可能であるが、電子ブロック層40を設けることにより、p型クラッド層のAl組成を下げる、かつ膜厚を薄くすることができる。その結果、駆動電圧を低減できるという効果が得られる。
電子ブロック層40を設ける場合、電子ブロック層40は、前記活性層30(活性層における最大バンドギャップを有する(最大のAl組成となる)障壁層)、および下記に詳述するp型層を形成する層のバンドギャップよりも大きいバンドギャップを有することが好ましい。そのため、電子ブロック層40は、これらの層よりもAl組成比が高いAlGaNからなる単結晶から形成され、活性層30と下記に詳述するp型クラッド層との間に形成されることが好ましい。さらに、電子ブロック層40は、n型層20のAl組成よりも低い場合があってもよいが、より高いAl組成のAlGaN単結晶から形成されることが好ましい。つまり、電子ブロック層40は、他の何れの層よりもAl組成が高いAlGaN単結晶層から形成されることが好ましい。
電子ブロック層40が組成式AlGa1−cNで表される場合、Al組成(c)は、0.13≦c≦1.00となることが好ましく、0.33≦c≦1.00となることがさらに好ましく、0.53≦c≦1.00となることが特に好ましい。そして、優れた効果を発揮するためには、障壁層のAl組成(a)との差(c−a)が0.11〜0.98となることが好ましく、0.13〜0.80となることがさらに好ましく、0.13〜0.60となることが特に好ましい。このときも、p型クラッド層のAl組成(b)と障壁層のAl組成(a)との差(b−a)は、0.10を超えて0.45以下となることが好ましく、0.12以上0.45以下となることがより好ましい。
また、電子ブロック層40のAl組成(c)は、上記の通り、p型クラッド層のAl組成(b)よりも大きいことが好ましい。中でも、Al組成の差(c−b)が0.00を超え0.88以下となることが好ましく、0.00を超え0.80以下となることがより好ましく、0.01以上0.70以下となることがさらに好ましい。
また、電子ブロック層40は、p型のドーパントがドープされていてもよいし、i型のアンドープの層であってもよい。p型のドーパントがドープされている場合、例えば、Mgをドーパントした場合には、不純物濃度が1×1016〜1×1021[cm−3]となる範囲であることが好ましい。さらに、この電子ブロック層40には、p型のドーパントがドープされた領域と、ドーパントされていない層が存在してもよい。この場合、電子ブロック層40全体の不純物濃度が1×1016〜1×1021[cm−3]となる範囲であることが好ましい。
電子ブロック層40は、特に制限されるものではないが、膜厚が1nm以上50nm以下であることが好ましい。
(p型クラッド層50)
p型クラッド層50は、前記電子ブロック層40の上に形成される。ただし、当然のことながら、電子ブロック層40を設けない場合には、p型クラッド層50は、活性層の上に形成される。本発明において、p型クラッド層50は、前記活性層30内の最大Al組成比を有する障壁層(図2における30b、31b、32b、33b)のAl組成比よりも、Al組成比の高いAlGaN単結晶から形成される必要がある。このp型クラッド層50が存在することにより、電子のp型層(p型コンタクト層51、p型クラッド層)への流出を抑制することができ、発光効率を高くすることができる。すなわち、前記電子ブロック層40と同様の作用効果を発揮することもできる。
本発明においてp型クラッド層50は、組成式AlGa1−bN(0.12<b≦1.00)で表され、さらにより高い効果を発揮するためには、Al組成(b)が(0.32≦b≦1.00)であることが好ましく、特に(0.52≦b≦1.00)であることが好ましい。障壁層のAl組成(a)との差(b−a)については、障壁層の項目で説明した通りである。なお、電子ブロック層40を設けた場合には、Al組成(b)は、0.12を超えて1.00未満であることが好ましく、0.32以上1.00未満であることがより好ましく、0.52以上0.99以下であることがさらに好ましい。
また、本発明では、p型クラッド層50のバンドギャップが、前記n型層20(但し、n型層20が複数層の場合は、当該複数層の内最小のバンドギャップを示す層とする。以下同じ)のバンドギャップよりも大きいことが好ましく、そのためには、p型クラッド層50を、n型層のAl組成比よりも高いAl組成比のAlGaN単結晶から形成することが好ましい。これにより、電子のp型層50への流出を抑制することができ、深紫外発光素子の発光効率をより高くすることができる。
n型層20とp型クラッド層50とのバンドギャップの差は、特に制限されるものではないが、0.01eV以上であることが好ましく、さらに0.10eV以上であることが好ましい。なお、n型層20とp型クラッド層50とのバンドギャップの差の上限は、特に制限されるものではないが、実用的な生産を考慮すると1.50eV以下であることが好ましく、さらに、1.00eV以下であることが好ましく、特に、0.50eV以下であることが好ましい。
p型クラッド層50の厚みは、特に制限されるものではないが、1nm以上1μm以下であることが好ましい。
(p型コンタクト層51)
p型コンタクト層51は、前記p型クラッド層50の上に形成される。p型コンタクト層51を形成することにより、p型用電極70とのオーミック接触を実現し易くするとともに、その接触抵抗の低減を実現し易くすることができる。
p型コンタクト層51を設けた場合には、p型コンタクト層51のバンドギャップは、p型クラッド層50のバンドギャップよりも低い値とすることが好ましい。つまり、p型コンタクト層51のAl組成比は、p型クラッド層50のAl組成よりも小さくなることが好ましい。p型コンタクト層51が組成式AlGa1−fNで表される単結晶から構成される場合、Al組成(f)は、0.00〜0.70であることが好ましく、さらに0.00〜0.40であることが好ましく、最も好ましくはp型コンタクト層51がGaN(f=0.00)からなる単結晶で形成される場合である。また、このp型コンタクト層51には、効果を阻害しない範囲でインジウム(In)を含んでもよい。
p型コンタクト層52の厚みは、特に制限されるものではないが、1nm以上250nm以下であることが好ましい。
(ウェーハ)
本発明は、上記積層構造を有するウェーハにも関する。上記には窒化物半導体発光素子として説明したが、本発明は、該窒化物半導体発光素子が複数存在するウェーハを含むものである。つまり、上記窒化物半導体発光素子において説明した積層構造を有する窒化物半導体ウェーハを含む。通常は、複数の窒化物半導体発光素子を有するウェーハ(上記積層構造を有するウェーハ)から各窒化物半導体発光素子を切り出して使用する。
以下、実施例により本発明を詳細に説明するが、本発明は以下の実施例に限定されるものではない。
比較例1
図1、図2に示した構造、Al組成の窒化物半導体発光素子を複数有するウェーハを製造し、そのウェーハから窒化物半導体発光素子を切り出した。
先ず、MOCVD法により、一辺7mm角、厚さ500μmのC面AlN基板10上に、n型層20として、SiをドープしたAl0.75Ga0.25N層(Si濃度1×1019[cm−3])を層厚み1.0μmで形成した。
n型層20上に、活性層30を量子井戸構造として、井戸層(組成Al0.5Ga0.5Nを層厚み2nm、障壁層(Al0.75Ga0.25N)を層厚み7nmで形成した。また障壁層はSiをドープした。(Si濃度1×1018[cm−3])。図2に示す通り、井戸層を3層、障壁層を4層形成した。各障壁層は組成、厚みとも同じである。また、各井戸層も組成、厚みとも同じである。
次に、活性層30(障壁層33b)上に、電子ブロック層として、MgをドープしたAlN層(バンドギャップ6.00eV、Mg濃度5×1019[cm−3])を層厚み15nmで形成した。
電子ブロック層40上に、p型クラッド層50として、MgをドープしたAl0.80Ga0.20N層(Mg濃度5×1019[cm−3])を層厚み50nmで形成した。その後、p型コンタクト層51として、MgをドープしたGaN層(バンドギャップ3.40eV、Mg濃度2×1019[cm−3])を層厚み100nmで形成した。
次いで、窒素雰囲気中、20分間、900℃の条件で熱処理を行った。その後、p型コンタクト層51の表面にフォトリソグラフィーにより所定のレジストパターンを形成し、レジストパターンの形成されていない窓部を反応性イオンエッチングによりn型層20の表面が露出するまでエッチングした。その後、n型層20の表面に真空蒸着法によりTi(20nm)/Al(200nm)/Au(5nm)電極(負電極)を形成し、窒素雰囲気中、1分間、810℃の条件で熱処理を行った。次いで、p型コンタクト層51の表面に真空蒸着法によりNi(20nm)/Au(50nm)電極(正電極)を形成した後、酸素雰囲気中、3分間、550℃の条件で熱処理を行い、以上の層構成を有するウェーハを製造した。次いで、700μm角に切り出し、窒化物半導体発光素子を作製した。
得られた窒化物半導体素子は、電流注入100mA時において272nmに発光波長があり、外部量子効率2.0%という出力であった。結果を表1にまとめた。
比較例2
比較例1において、障壁層30b、31b、32b、33bを組成式Al0.65Ga0.35N、に変更した以外は、比較例1と同様の操作を行い、窒化物半導体発光素子を得た。得られた窒化物半導体発光素子の発光波長は電流注入100mA時において267nmに発光波長があり、外部量子効率2.3%という出力であった。
その結果、p型クラッド層50のAl組成比(b)と障壁層のAl組成比(a)との差(b−a)が0.15であって、井戸層の厚みが2nmの場合には、比較例1の発光素子と比較して、発光効率が1.15倍であることが分かった。結果を表1にまとめた。
実施例1
比較例2において、井戸層厚を2nmから4nmに変更した以外は、比較例2と同様の操作を行い、窒化物半導体発光素子を得た。得られた窒化物半導体発光素子の発光波長は電流注入100mA時において270nmに発光波長があり、外部量子効率2.7%という出力であった。
その結果、p型クラッド層50のAl組成比(b)と障壁層のAl組成比(a)との差(b−a)が0.15であって、井戸層の厚みが4nmの場合には、比較例1の発光素子と比較して、発光効率が1.35倍であることが分かった。また、比較例2の素子と比較して1.17倍であった。結果を表1にまとめた。
実施例2
比較例1において、井戸層厚を2nmから6nmに、障壁層30b、31b、32b、33bを組成式Al0.60Ga0.40N、に変更した以外は、比較例1と同様の操作を行い、窒化物半導体発光素子を得た。得られた窒化物半導体発光素子の発光波長は電流注入100mA時において263nmに発光波長があり、外部量子効率3.2%という出力であった。
その結果、p型クラッド層50のAl組成比(b)と障壁層のAl組成比(a)との差(b−a)が0.20であって、井戸層の厚みが6nmの場合には、比較例1の発光素子と比較して、発光効率が1.60倍であることが分かった。また、比較例2の素子と比較して1.39倍であった。結果を表1にまとめた。
Figure 0006466653
1 発光素子
10 基板
20 n型層
30 活性層(領域)
30a 第1の井戸層のAl組成
31a 第2の井戸層のAl組成
32a 第3の井戸層のAl組成
30b 第1の障壁層のAl組成
31b 第2の障壁層のAl組成
32b 第3の障壁層のAl組成
33b 第4の障壁層のAl組成
40 電子ブロック層
50 p型クラッド層
51 p型コンタクト層
60 n型電極層
79 p型電極層

Claims (5)

  1. n型層、井戸層と障壁層とを有する活性層、p型クラッド層、およびp型コンタクト層が、この順で積層された積層構造を含み、発光波長が200〜350nmである窒化物半導体発光素子であって、
    活性層とp型クラッド層との間に、さらに、電子ブロック層を有し、
    井戸層の厚みが4〜20nmであり、
    前記n型層が組成式AlGa1−dN(0.05≦d≦0.90)で表され、
    障壁層が組成式AlGa1−aN(0.40≦a≦0.70)で表され、
    井戸層が組成式AlGa1−eN(0.30≦e≦0.68)で表され、
    p型クラッド層が組成式AlGa1−bN(0.52≦b≦0.99)で表され、
    p型クラッド層のAl組成と該障壁層のAl組成との差(b−a)が0.10を超え0.45以下であり、
    電子ブロック層がp型、またはi型であり、
    電子ブロック層が組成式AlGa1−cN(0.53≦c≦1.00)で表され、
    電子ブロック層のAl組成がp型クラッド層のAl組成よりも大きく、
    電子ブロック層のAl組成と障壁層のAl組成との差(c−a)が0.11〜0.60であり、
    前記p型クラッド層は、前記n型層よりもバンドギャップが0.10eV以上1.00eV以下大きいことを特徴とする窒化物半導体発光素子。
  2. 障壁層が2層以上存在し、n型層および電子ブロック層と接する層が障壁層であることを特徴とする請求項1に記載の窒化物半導体発光素子。
  3. 前記電子ブロック層は、ドーパンドがドープされていない領域と、p型ドーパントがドープされた領域とを有することを特徴とする請求項1に記載の窒化物半導体発光素子。
  4. さらにAlN基板を有し、
    前記AlN基板はC面を成長面とし、該AlN基板の上に前記n型層が積層されていることを特徴とする請求項1〜のいずれかに記載の窒化物半導体発光素子。
  5. 請求項1〜の何れか一項に記載された窒化物半導体発光素子の積層構造を有する窒化物半導体ウェーハ。
JP2014085147A 2013-05-17 2014-04-17 窒化物半導体発光素子、および窒化物半導体ウェーハ Active JP6466653B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014085147A JP6466653B2 (ja) 2013-05-17 2014-04-17 窒化物半導体発光素子、および窒化物半導体ウェーハ

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013105182 2013-05-17
JP2013105182 2013-05-17
JP2014085147A JP6466653B2 (ja) 2013-05-17 2014-04-17 窒化物半導体発光素子、および窒化物半導体ウェーハ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2014241397A JP2014241397A (ja) 2014-12-25
JP6466653B2 true JP6466653B2 (ja) 2019-02-06

Family

ID=52140494

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014085147A Active JP6466653B2 (ja) 2013-05-17 2014-04-17 窒化物半導体発光素子、および窒化物半導体ウェーハ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6466653B2 (ja)

Families Citing this family (26)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5953447B1 (ja) * 2015-02-05 2016-07-20 Dowaエレクトロニクス株式会社 Iii族窒化物半導体発光素子およびその製造方法
EP3267497A4 (en) * 2015-03-06 2018-10-10 Stanley Electric Co., Ltd. Group iii nitride laminate and light emitting element comprising said laminate
JP2016171127A (ja) * 2015-03-11 2016-09-23 Dowaエレクトロニクス株式会社 Iii族窒化物半導体発光素子およびその製造方法
JP6092961B2 (ja) * 2015-07-30 2017-03-08 Dowaエレクトロニクス株式会社 Iii族窒化物半導体発光素子およびその製造方法
US10505074B2 (en) 2015-09-28 2019-12-10 Nichia Corporation Nitride semiconductor light emitting element including electron blocking structure layer
EP3425684B1 (en) 2016-03-01 2023-11-22 Stanley Electric Co., Ltd. Vertical-type ultraviolet light-emitting diode
US10340415B2 (en) 2016-09-01 2019-07-02 Lg Innotek Co., Ltd. Semiconductor device and semiconductor device package including the same
EP3511990B1 (en) 2016-09-10 2023-12-13 Suzhou Lekin Semiconductor Co., Ltd. Semiconductor device
CN115763652A (zh) * 2016-09-13 2023-03-07 苏州立琻半导体有限公司 半导体器件和包括该半导体器件的半导体器件封装
US10847676B2 (en) * 2016-11-03 2020-11-24 Lg Innotek Co., Ltd. Semiconductor device and semiconductor device package including same
US10903395B2 (en) * 2016-11-24 2021-01-26 Lg Innotek Co., Ltd. Semiconductor device having varying concentrations of aluminum
JP6456414B2 (ja) * 2017-02-01 2019-01-23 日機装株式会社 半導体発光素子
JP6486401B2 (ja) * 2017-03-08 2019-03-20 日機装株式会社 半導体発光素子および半導体発光素子の製造方法
JP6383826B1 (ja) * 2017-03-15 2018-08-29 日機装株式会社 半導体発光素子および半導体発光素子の製造方法
KR102390828B1 (ko) 2017-08-14 2022-04-26 쑤저우 레킨 세미컨덕터 컴퍼니 리미티드 반도체 소자
WO2019139366A1 (ko) * 2018-01-11 2019-07-18 엘지이노텍 주식회사 반도체 소자
JP6866883B2 (ja) * 2018-08-30 2021-04-28 日亜化学工業株式会社 発光素子
JP6829235B2 (ja) * 2018-11-01 2021-02-10 日機装株式会社 半導体発光素子および半導体発光素子の製造方法
WO2020095826A1 (ja) 2018-11-05 2020-05-14 Dowaエレクトロニクス株式会社 Iii族窒化物半導体発光素子およびその製造方法
JP6766243B2 (ja) 2018-11-05 2020-10-07 Dowaエレクトロニクス株式会社 Iii族窒化物半導体発光素子およびその製造方法
JP6727385B1 (ja) * 2019-08-20 2020-07-22 日機装株式会社 窒化物半導体発光素子
JP2023513562A (ja) 2020-02-10 2023-03-31 グーグル エルエルシー ディスプレイデバイスおよび関連付けられた方法
JP7469150B2 (ja) 2020-06-18 2024-04-16 豊田合成株式会社 発光素子
JP7311697B2 (ja) * 2020-10-27 2023-07-19 日機装株式会社 窒化物半導体発光素子
JP2022172792A (ja) * 2021-05-07 2022-11-17 日機装株式会社 窒化物半導体発光素子
WO2023233778A1 (ja) * 2022-05-31 2023-12-07 パナソニックホールディングス株式会社 窒化物発光素子

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3010412B2 (ja) * 1994-09-14 2000-02-21 ローム株式会社 半導体発光素子
JP4507636B2 (ja) * 2003-03-27 2010-07-21 日亜化学工業株式会社 半導体発光素子
JP2007165405A (ja) * 2005-12-09 2007-06-28 Matsushita Electric Works Ltd 発光ダイオード
US20110254048A1 (en) * 2007-08-09 2011-10-20 Showa Denko K.K. Group iii nitride semiconductor epitaxial substrate
JP5409210B2 (ja) * 2009-09-01 2014-02-05 学校法人金沢工業大学 半導体発光素子
JP5873260B2 (ja) * 2011-05-26 2016-03-01 株式会社トクヤマ Iii族窒化物積層体の製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2014241397A (ja) 2014-12-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6466653B2 (ja) 窒化物半導体発光素子、および窒化物半導体ウェーハ
WO2014123092A1 (ja) 窒化物半導体発光素子
JP2014154597A (ja) 窒化物半導体発光素子
TWI499080B (zh) 氮化物半導體結構及半導體發光元件
KR102307011B1 (ko) Iii족 질화물 적층체 및 iii족 질화물 발광 소자
US10665753B2 (en) Vertical-type ultraviolet light-emitting diode
KR20130022815A (ko) 질화물 반도체 발광소자 및 그 제조방법
WO2016125833A1 (ja) 発光素子、及び発光素子の製造方法
KR102099440B1 (ko) 발광 소자의 제조 방법
Chen et al. UV electroluminescence emissions from high-quality ZnO/ZnMgO multiple quantum well active layer light-emitting diodes
KR20140102422A (ko) 질화물계 반도체 발광소자
TWI680587B (zh) 發光元件
JP7481618B2 (ja) 窒化物半導体素子の製造方法
KR101337615B1 (ko) 질화갈륨계 화합물 반도체 및 그 제조방법
RU2426197C1 (ru) Нитридное полупроводниковое устройство
JPWO2019097963A1 (ja) Iii族窒化物半導体
TWI610460B (zh) 氮化物半導體結構
KR20130082130A (ko) 질화물 반도체 발광소자 및 그 제조방법
KR101140679B1 (ko) 질화갈륨계 화합물 반도체
KR20130092829A (ko) 질화물 반도체 발광소자의 제조방법
TW201904087A (zh) 發光元件及其製造方法
JP2022037808A (ja) p型III族窒化物半導体の製造方法
TWI649896B (zh) 氮化物半導體結構
JP2004363349A (ja) 窒化物系化合物半導体装置及び発光装置
TWI641160B (zh) 發光元件及其製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20161005

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711

Effective date: 20170531

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20170531

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20170720

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20170808

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20171004

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20171121

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20180219

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20180226

A912 Re-examination (zenchi) completed and case transferred to appeal board

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A912

Effective date: 20180502

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20181101

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20190110

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6466653

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250