JP6465691B2 - 現像剤容器、現像装置、プロセスカートリッジ及び画像形成装置。 - Google Patents

現像剤容器、現像装置、プロセスカートリッジ及び画像形成装置。 Download PDF

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本発明は、電子写真画像形成装置に用いられる現像装置の現像剤容器に関する。
電子写真画像形成プロセスを用いて記録媒体に画像を形成する画像形成装置としては、例えば、複写機、プリンター(LEDプリンター、レーザービームプリンタ等)、及びファクシミリ装置等がある。
このような従来の画像形成装置では、電子写真感光体及びそれに作用するプロセス手段を一体的にカートリッジ化して、このカートリッジを画像形成装置に着脱可能とするプロセスカートリッジ方式が採用されている。
このようなプロセスカートリッジ、またはプロセスカートリッジの一部である現像装置では、現像枠体内部に収納された現像剤(トナー、キャリア等)を攪拌する攪拌手段が設けられている。この攪拌手段により現像枠体内部で現像剤を循環させ、現像手段に現像剤を供給する。このような攪拌手段としては、プロセスカートリッジの使用開始前の状態において可撓性を有する攪拌シートの一端側が攪拌軸部に、他端側が現像容器の開口部に取り付けられているものが知られている(特許文献1、図6)。
特開2014−167606号公報
しかしながら、前述したような構成の攪拌手段を用いた現像装置では、シート部材の一端側を攪拌軸に、他端側を現像枠体にそれぞれ遊びなく支持した場合、シート部材の長さがばらついたときに、シート部材の折れや変形が発生する場合がある。
そこで、本発明の現像剤容器は、
現像剤を収容し、開口を有する枠体と、
前記現像剤を攪拌する攪拌手段と、を備え、
前記攪拌手段は、
第1の支持部と第2の支持部を有する攪拌軸部と、
前記第1の支持部に支持される第1の被支持部を有し、前記現像剤を攪拌する第1のシート部材と、
前記第2の支持部に支持される第2の被支持部を有し、前記開口を封止するための第2のシート部材と、を有し、
前記第2の支持部と前記第2の被支持部とによる遊びが前記第1の支持部と前記第1の被支持部とによる遊びより大きいことを特徴とする。
本発明によれば、第2の支持部と第2の被支持部とによる遊びが第1の支持部と第1の被支持部とによる遊びより大きいので、シート部材の折れや変形が発生することを低減できる。
本発明の実施形態の画像形成装置の概略構成を示す図である。 本発明の実施形態のプロセスカートリッジの構成を示す図である。図2(a)は主断面図であり、図2(b)は斜視図である。 本発明の実施形態の攪拌軸部の構成を示す図である。図3(a)は斜視図であり、図3(b)は拡大斜視図であり、図3(c)は断面図である。 本発明の実施形態の攪拌手段の組立方法を示す図である。図4(a)は組立斜視図であり、図4(b)は斜視図である。 本発明の実施形態の攪拌手段の組立方法を示す図である。図5(a)は組立斜視図であり、図5(b)は斜視図である。 図6(a)は本発明の実施形態の第1攪拌シートの動きの自由度を示す図であり、図6(b)は第2攪拌シート22の動きの自由度を示す図である。 本発明の実施形態のプロセスカートリッジの使用開始前の枠体の断面図である。 本発明の実施形態の攪拌軸部の位相が振れた状態を示す図である。図8(a)は攪拌軸部の位相が最適な状態を示す図であり、図8(b)は攪拌軸部の位相がずれた状態を示す図であり、図8(c)は攪拌軸部の位相が図8(b)と反対方向にずれた状態を示す図である。 本発明の実施形態の攪拌手段の回転中の挙動を示す図である。 本発明の他の実施形態の現像装置の構成を示す図である。
以下、図面を参照しつつ、本発明の実施形態について詳細に説明する。
<第1実施形態>
以下に、図面および実施例を参照して、この発明を実施するための最良の形態を例示的に詳しく説明する。ただし、この実施形態に記載されている構成部品の機能、材質、形状、機能、その相対配置などは、特に特定的な記載がない限りは、この発明の範囲をそれらのみに限定する趣旨のものではない。また、以下の説明で一度説明した部材についての材質、形状などは、特に改めて記載しない限り初めの説明と同様のものである。
(画像形成装置の概略構成)
図1は、本発明の実施形態の画像形成装置の概略構成を示す図である。
同図に示すように、画像形成装置Aの下部に装着されたシートカセット6から搬送ローラ7によってシートSを搬送し、このシート搬送と同期して、感光体ドラム11に露光装置8から選択的な露光をして潜像を形成する。
プロセスカートリッジBは、画像形成装置Aに着脱可能であり、装着された場合に感光体ドラム11に現像剤Tを供給する。現像剤Tは、現像ローラ13に供給され、現像ブレード15により現像ローラ13表面に薄層担持される。現像ローラ13に現像バイアスを印加する事によって、潜像に応じて現像剤Tを供給し現像剤像に現像する。この現像剤像を転写ローラ9へのバイアス電圧印加によって搬送されるシートSに転写する。シートSは定着装置10へ搬送され画像定着され、排紙ローラ1によって画像形成装置Aの上部の排紙部3に排出される。
本実施形態においては、画像形成装置Aに対して1つのプロセスカートリッジBを装着する構成を示している。しかし、フルカラー画像に対応したイエロー色、マゼンタ色、シアン色、ブラック色の現像剤を収容した複数のプロセスカートリッジBを装着できる構成でも良い。
(プロセスカートリッジの構成)
次に、プロセスカートリッジBの構成を、図面を参照しつつ説明する。
図2(a)は、プロセスカートリッジBの主断面図であり、図2(b)は、プロセスカートリッジBの斜視図である。
なお、以下の説明において、長手方向Fとは図2(b)に示すように、プロセスカートリッジBの長手方向Fと一致する。なお、この長手方向Fは、後述する図3(a)に示すように、棒状形状の攪拌軸部20の長い辺の方向と一致する。また、短手方向Gとは長手方向Fに直交する方向である。
図2(a)に示すように、プロセスカートリッジBは、像担持体としての感光体ドラム11と、感光体ドラム11に作用するプロセス手段を備えたものである。ここでプロセス手段としては、感光体ドラム11の表面を帯電させる帯電ローラ12、感光体ドラム11に像を形成する現像装置38(現像剤容器)、感光体ドラム11表面に残留した現像剤Tを除去するためのクリーナユニット24が設けられている。なお、現像剤Tは、トナー、キャリア等を含む。
本実施形態のプロセスカートリッジBは、図2(a)に示すように感光体ドラム11の周囲に帯電ローラ12と、クリーナユニット24とを備えている。クリーナユニット24は、弾性を有するクリーニングブレード14を有している。
また、プロセスカートリッジBは、枠体40を有する現像装置38を備えている。プロセスカートリッジBは、クリーナユニット24と現像装置38とを一体とし、画像形成装置Aに対して、着脱自在に構成されている。
現像装置38は、現像ローラ13(現像剤担持体)と、現像ブレード15と、現像剤供給ローラ23と、現像剤Tを収納する枠体40と、現像剤Tを攪拌し現像剤Tを現像剤供給ローラ23に供給する攪拌手段21とを備える。
枠体40には、現像剤供給ローラ23を備える現像室26と、現像剤Tを収納する現像剤収納室27とが設けられている。現像室26と現像剤収納室27とは開口25により連通している。攪拌手段21は棒状の攪拌軸部20と第1攪拌シート19(第1のシート部材)、第2攪拌シート22(第2のシート部材)からなる。第2攪拌シート22の短手方向他端側は使用開始前の状態で開口25を覆っている。現像ローラ13と、現像ブレード15、および攪拌手段21の攪拌軸部20は枠体40に支持されている(不図示)。なお、攪拌手段21の詳細な構成については後述する。
(プロセスカートリッジの動作)
プロセスカートリッジBの使用開始前の状態において、攪拌手段21の一部である第2攪拌シート22が開口25を覆っており、現像室26には現像剤Tは入っておらず、現像剤収納室27にのみ現像剤Tが収納されている。この状態からプロセスカートリッジBの使用が開始されると、画像形成装置Aに設けられた不図示の駆動手段により駆動力が伝達されて攪拌手段21が中心軸Pを中心として回転方向Dに回転する。それによって開口25を覆っていた第2攪拌シート22が引き剥がされ、開口25が露出されることで現像剤収納室27から現像室26に現像剤Tが供給される。
攪拌手段21により枠体40内部の現像剤Tの循環を良好に保つことで、現像剤Tの劣化を抑制している。攪拌手段21の回転時の詳細な挙動に関しては後述する。
(攪拌手段の構成)
次に攪拌手段21の構成について、図3、図4、図5を用いて更に詳細に説明する。
ここで図3は攪拌軸部20の構成を示す図である。図3(a)は攪拌軸部20の斜視図である。図3(b)は攪拌軸部20の第2攪拌シート22を支持する複数の支持部20c(第2の支持部)のうちの一つの拡大斜視図である。図3(c)は支持部20cで長手方向Fに対して直交方向に切った断面図である。
図4は攪拌手段21の組立方法を示す図である。図4(a)は攪拌軸部20への第1攪拌シート19の組立方法を説明する組立斜視図である。図4(b)は攪拌軸部20に第1攪拌シート19を組み立てた状態の斜視図である。
図5は攪拌手段21の組立方法を示す図である。図5(a)は攪拌軸部20への第2攪拌シート22の組立方法を説明する組立斜視図である。図5(b)は攪拌手段21の斜視図である。
図3(a)に示すように、攪拌軸部20は、枠体40に対して回転可能に支持される被支持部20a及び被支持部20bと、第2攪拌シート22を支持する支持部20cと、第1攪拌シート19を支持する支持部20m(第1の支持部)とを備える。攪拌軸部20の形状は略円筒形状であり、略円筒部20dと、面20eとが設けられている。面20eは複数の支持部20cの間、および長手方向F両端に設けられている。また、複数の支持部20mは面20eに対して垂直に突出するように設けられている。
尚、本実施形態における攪拌軸部20の略円筒部20dの直径は9mmである。また、支持部20cは約50mmピッチで5箇所に設けられている。また、支持部20mは支持部20cの両脇に支持部20cから10mm程度離れた位置に設けられている。
支持部20mは支持部20cの両脇かつ近傍設けられている。このため、後述するように熱カシメによって支持部20mで支持された第1攪拌シート19が支持部20c付近で浮き上がることがなく、第2攪拌シート22を組み付ける際に第1攪拌シート19が邪魔にならない。また、被支持部20bの長手方向Fの外側には不図示のギアが取り付けられており、画像形成装置Aから駆動を伝達され、攪拌軸部20を回転方向Dに回転させる。
次に、図3(b)に示すように、支持部20cはフック形状の引っ掛け部を構成している。支持部20cは攪拌軸部20の面20kから延びる根元部20f、根元部20fに連続し、フック形状中間の引っ掛け形状部20gを有する。さらに、支持部20cは先端側の先端部20i、先端部20iから引っ掛け形状部20gに近付くにつれて幅が広くなる誘い込み部20hを有する。すなわち、誘い込み部20hは、先端部20iに向かうにしたがって徐々に幅が小さくなる。根元部20fの長手方向Fの幅は幅W1、引っ掛け形状部20gの長手方向Fの幅は幅W2、先端部20iの長手方向Fの幅は幅W3である。幅W1、幅W2、幅W3の関係については後述する。支持部20cの先端部20iは攪拌軸部20の回転方向D下流側を向いている。
次に、図3(c)に示すように、攪拌軸部20の断面方向の状態では、面20eに対向する支持部20cの対向面20jは面20eに対して一定の隙間C2を設けている。この隙間C2は第2攪拌シート22の厚みよりも大きい。第2攪拌シート22は攪拌軸部20の軸線方向から見た状態では、攪拌軸部20に組み付けた後、面20eと対向面20jの間(隙間C2の範囲)に存在する。第2攪拌シート22の組立方法に関しては後述する。尚、本実施形態における支持部20cが形成されている面20kは、対向面20jに対して面20eよりも離れた位置に設けられている。これは支持部20cの部品製造上の理由であり、面20kを面20eと同一面上に設けても良い。
図4(a)に示すように、攪拌軸部20には円柱のボス形状である複数の支持部20mが設けられている。第1攪拌シート19には短手方向Gの一端側に支持部20mに支持される複数の穴形状である被支持部19a(第1の被支持部)が設けられている。また、第1攪拌シート19の短手方向Gの他端側には、枠体40内部の現像剤Tを攪拌する攪拌部19bが設けられている。また、第1攪拌シート19には、第2攪拌シート22を後から組み付けるため、支持部20cを覆わないための切り欠き形状19cが設けられている。
ここで、支持部20mの直径H1は第1攪拌シート19の複数の被支持部19aの直径H2よりも小さい。そして、攪拌軸部20の支持部20mに第1攪拌シート19の被支持部19aを通す。そして、図4(b)に示すように、攪拌軸部20の支持部20mの先端を超音波カシメ、熱カシメ、冷間カシメ等の方法で変形させ、第1攪拌シート19の被支持部19aの直径H2よりも大きくなるようにする。つまり、変形させた後の攪拌軸部20の支持部20mの直径を直径H3とすると、H3>H2>H1である。このようにすることで、第1攪拌シート19を攪拌軸部20に固定することができる。
図5(a)に示すように、第2攪拌シート22には短手方向Gの一端側に支持部20cに支持される複数の被支持部22a(第2の被支持部)が設けられている。被支持部22aは穴形状であり、穴の長手方向Fの幅は幅W4である。ここで、幅W4と前述した攪拌軸部20の支持部20cの各部分の幅との関係は、W2>W4>W1、W4>W3である。また、第2攪拌シート22の短手方向Gの他端側には、枠体40内部の現像剤Tを攪拌する攪拌部22bが設けられている。
以上の構成の第2攪拌シート22を攪拌軸部20に組み付ける際、被支持部22aが引っ掛け形状部20gを通過する時には、被支持部22aが長手方向Fに押し広げられるように弾性変形する。尚、被支持部22aが引っ掛け形状部20gを通過し根元部20fに至った後、攪拌軸部20が回転方向Dに回転すると第2攪拌シート22の攪拌部22bは現像剤Tの抵抗により攪拌軸部20の回転方向D上流側に撓められる(詳細は後述する)。
支持部20cの先端部20iは、攪拌軸部20の回転方向Dの下流側を向いている。このため、攪拌部22bが攪拌軸部20の回転方向Dの上流側に撓められると、第2攪拌シート22の被支持部22aは支持部20cの根元部20fから先端部20iに向かう相対的な力は働かない。従って、攪拌軸部20の回転中に第2攪拌シート22が攪拌軸部20から外れることはない。このようにして、被支持部22aが支持部20cに係合する。
図5(b)に示すように、支持部20cの先端側から第2攪拌シート22の被支持部22aを組み付け第2攪拌シート22を回転方向Dの上流側に90°回転させ、面20eと相対させることで被支持部22aが根元部20fに達し攪拌手段21が形成される。
第1攪拌シート19及び第2攪拌シート22の材質はポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリフェニレンスルファイド(PPS)、ポリエチレン、ポリプロピレン等で、厚みは0.03〜0.15mmのものを適宜選定すれば良い。また、前述の材質を基材とし、シーラント層をラミネートしたものでも良い。
また、第1攪拌シート19の短手方向Gの長さL1は第2攪拌シート22の短手方向Gの長さL2よりも小さい。また、第1攪拌シート19単体の剛性は第2攪拌シート22単体の剛性よりも高くなっている。この理由については、後述する。
次に、図6を用いて攪拌軸部20に対する第1攪拌シート19及び第2攪拌シート22の動きの自由度について説明する。
図6(a)は攪拌軸部20に対する第1攪拌シート19の動きの自由度を示す図であり、図5(a)に示すX−X断面図である。図6(b)は攪拌軸部20に対する第2攪拌シート22の動きの自由度を示す図であり、図5(b)に示すY−Y断面図である。
理解を容易にするために、第1攪拌シート19、第2攪拌シート22の厚さ、および攪拌軸部20の支持部20c、支持部20mの形状を実際の比率と変えて説明する。
図6(a)に示すように、攪拌軸部20と支持部20mがカシメ等によって変形した状態の先端部20m1との間には隙間C1を有しており、第1攪拌シート19の厚さL3よりも大きい。この状態で第1攪拌シート19の攪拌部19bに対して垂直な方向(図中E1、E2方向)に一定の負荷をかけた場合の第1攪拌シート19が塑性変形しない範囲での攪拌部19bの可動範囲は攪拌部位置19b1から攪拌部位置19b2の範囲となる。
攪拌部19bに矢印E1方向の力が加わり攪拌部19bが攪拌部位置19b1にある場合、第1攪拌シート19は2点で支持されており、第1の支持点は面20eと第1攪拌シート19の短手方向Gの一端側の点19dが当接する点20e1である。第2の支持点は先端部20m1の下端部20m1aである。攪拌部19bに矢印E2方向の力が加わり攪拌部19bが攪拌部位置19b2にある場合、第1攪拌シート19は2点で支持されており、第1の支持点は先端部20m1の上端部20m1bである。第2の支持点は攪拌軸部20の面20eの下端部20nである。
つまり、攪拌部19bの可動範囲は攪拌部位置19b1から攪拌部位置19b2の範囲であり、支持部20mから見た攪拌部19bの可動範囲の角度は可動角度θ1となる。要するに、第1攪拌シート19は攪拌軸部20を中心として回転方向Dに自由度を持つ。
攪拌部19bが攪拌部位置19b1にある場合の第1の支持点である点20e1と第2の支持点である下端部20m1aの短手方向Gの距離は距離L5であり、短手方向Gに直交する方向の距離は隙間C1である。攪拌部19bが攪拌部位置19b2にある場合の第1の支持点である上端部20m1bと第2の支持点である下端部20nの短手方向Gの距離は距離L6であり、短手方向Gに直交する方向の距離は隙間C1である。
図6(b)に示すように、前述した支持部20cの面20eと対向面20jの隙間C2は第2攪拌シート22の厚さL4よりも大きい。この状態で第2攪拌シート22の攪拌部22bに対して垂直な方向(図中E1、E2方向)に一定の負荷をかけた場合の第2攪拌シート22が塑性変形しない範囲での攪拌部22bの可動範囲は攪拌部位置22b1から攪拌部位置22b2の範囲となる。
攪拌部22bに矢印E1方向の力が加わり攪拌部22bが攪拌部位置22b1にある場合、第2攪拌シート22は2点で支持されており、第1の支持点は面20eと第2攪拌シート22短手方向Gの一端側の点22dが当接する点20e2である。第2の支持点は支持部20cの引っ掛け形状部20gの角部20g1である。
攪拌部22bに矢印E2方向の力が加わり攪拌部22bが攪拌部位置22b2にある場合、第2攪拌シート22は2点で支持されており、第1の支持点は引っ掛け形状部20gの角部20g2である。第2の支持点は攪拌軸部20の面20eの下端部20nである。つまり、攪拌部22bの可動範囲は攪拌部位置22b1から攪拌部位置22b2の範囲であり、支持部20cから見た攪拌部22bの可動範囲の角度は可動角度θ2となる。
要するに、第2攪拌シート22は攪拌軸部20を中心として回転方向Dに自由度を持つ。攪拌部22bが攪拌部位置22b1にある場合の第1の支持点である点20e2と第2の支持点である角部20g1の短手方向Gの距離は距離L7であり、短手方向Gに直交する方向の距離は隙間C2である。攪拌部22bが攪拌部位置22b2にある場合の第1の支持点である角部20g2と第2の支持点である下端部20nの短手方向Gの距離は距離L8であり、短手方向Gに直交する方向の距離は隙間C2である。
支持部20cによって第2攪拌シート22を支持する場合の遊びは、支持部20mによって第1攪拌シート19を支持する場合の遊びよりも大きくなるように隙間C1、隙間C2及び厚さL3、厚さL4が設定されている。
可動角度θ1、可動角度θ2の大小関係を説明する。支持部20mがカシメ等によって変形してできる隙間C1は、攪拌軸部20に第2攪拌シート22を組み付ける際に必要な隙間C2よりも小さい。第1の支持点である点20e1と第2の支持点である下端部20m1aの短手方向Gの距離L5は、第1の支持点である点20e2と第2の支持点である角部20g1の短手方向Gの距離L7よりも大きい。第1の支持点である上端部20m1bと第2の支持点である下端部20nの短手方向Gの距離L6は、第1の支持点である角部20g2と第2の支持点である下端部20nの短手方向Gの距離L8とほぼ同等である。
まとめると、C1<C2、L5>L7、L6≒L8である。従って、可動角度θ1<可動角度θ2となっており、第2攪拌シート22の攪拌軸部20に対する攪拌軸部20回転方向Dの動きの自由度は、第1攪拌シート19の攪拌軸部20に対する攪拌軸部20回転方向Dの動きの自由度よりも大きい。
すなわち、支持部20cによって第2攪拌シート22を支持する場合の遊びは、支持部20mによって第1攪拌シート19を支持する場合の遊びよりも大きく設定され、第1攪拌シート19の剛性は第2攪拌シート22の剛性よりも高くなっている。このため、可動角度θ1<可動角度θ2となる。
(攪拌手段の動作)
まず、攪拌手段21のプロセスカートリッジBの使用開始前の状態について詳細に説明する。
図7はプロセスカートリッジBの使用開始前の枠体40の断面図である。
図7に示すように、枠体40には現像剤収納室27に収納された現像剤Tを現像室26に排出するための開口25が設けられている。そして使用開始前のプロセスカートリッジBの現像剤収納室27から現像剤Tが漏出するのを防止するため、攪拌手段21の一部である第2攪拌シート22の短手方向Gの他端側の攪拌部22bが略四角形状の開口である開口25の4辺に対して接合される。図7の断面においては接合部28a、接合部28bの2ヶ所で壁25aに対して接合されている。本実施例では、第2攪拌シート22の一部に接合部28a1、28b1を有し、枠体にも対応する接合部28a2、28b2を有することになる。
先に述べたように、第2攪拌シート22は第1攪拌シート19に対して相対的に剛性が低く、長さが長く、攪拌軸部20に対する自由度が大きい。第2攪拌シート22の剛性が高い場合、第2攪拌シート22の長さ(図6(b)、L2)が小さい場合、又は第2攪拌シート22の攪拌軸部20に対する自由度が小さい場合は、以下のような問題がある。すなわち、第2攪拌シート22が被支持部22aから攪拌部22bまでの間で十分に撓むことが出来ずに第2攪拌シート22が折れてしまう可能性がある。
また、攪拌部22bと壁25aの接合強度が弱い場合には第2攪拌シート22のたわみ方向の剛性(コシの強さ)によって接合部が剥がれてしまう可能性がある。また、攪拌軸部20の支持部20cの強度が低い場合には第2攪拌シート22の剛性(コシの強さ)によって支持部20cが破損してしまう可能性がある。
上述した問題を起こさないため、本実施形態においては第1攪拌シート19と第2攪拌シート22とが有する機能を分離している。すなわち、第1攪拌シート19の機能は枠体40の内部の現像剤Tの循環を良好に保つことである。さらに、第2攪拌シート22の機能はプロセスカートリッジBの使用開始前の状態で開口25を封止し、使用開始時に攪拌手段21の回転方向Dへの回転により攪拌部22bが壁25aから剥がれて開口25を連通させることである。また、第2攪拌シート22の機能はプロセスカートリッジBの使用中には第1攪拌シート19の機能を補助することである。
そのため、第1攪拌シート19の剛性は第2攪拌シートの剛性よりも高い方が望ましく、第1攪拌シート19の長さL1は第2攪拌シートの長さL2よりも小さい方が望ましい。
上述したように第2攪拌シート22の攪拌軸部20に対する自由度が大きいため、第2攪拌シート22の折れや変形を抑制することができ、枠体40内部の現像剤Tの循環を良好に保つことで画質が向上する。また、第2攪拌シート22の攪拌軸部20に対する自由度が大きいため、攪拌軸部20を枠体40に組み付ける際に攪拌軸部20の位相合わせを行う必要がなく、生産性が向上する。
次に、攪拌手段の動作について、図8を用いて詳細に説明する。
図8は枠体40に対する攪拌軸部20の位相が振れた状態を示す図である。図8(a)は枠体40に対する攪拌軸部20の位相が最適な状態を示す図である。図8(b)は枠体40に対する攪拌軸部20の位相が回転方向Dにずれた状態を示す図である。図8(c)は枠体40に対する攪拌軸部20の位相が回転方向Dと反対方向にずれた状態を示す図である。
図8(a)では、枠体40に対する攪拌軸部20の位相は最適な状態になっている。このため、第2攪拌シート22の攪拌軸部20に対する自由度が小さい場合でも第2攪拌シート22の被支持部22a、および攪拌部22bと壁25aの接合部には大きな負荷がかからず組み付け可能である。
一方、図8(b)は、枠体40に対する攪拌軸部20の位相が回転方向Dにずれた状態になっている。この場合には、第2攪拌シート22の攪拌軸部20に対する自由度が小さいと、第2攪拌シート22の被支持部22a及び攪拌部22bと壁25aの接合部には負荷がかかり、部品の破損または接合部の剥がれが発生する可能性がある。これに対して、第2攪拌シート22の攪拌軸部20に対する自由度が大きい場合には第2攪拌シート22の被支持部22a、および攪拌部22bと壁25aの接合部には大きな負荷がかからず組み付け可能である。
さらに、図8(c)は、枠体40に対する攪拌軸部20の位相が回転方向Dと反対方向にずれた状態になっている。この場合には、第2攪拌シート22の攪拌軸部20に対する自由度が小さいと、第2攪拌シート22の被支持部22a及び攪拌部22bと壁25aの接合部には負荷がかかり、部品の破損または接合部の剥がれが発生する可能性がある。これに対して、第2攪拌シート22の攪拌軸部20に対する自由度が大きい場合には第2攪拌シート22の被支持部22a及び攪拌部22bと壁25aの接合部には大きな負荷がかからず組み付け可能である。
また、第2攪拌シート22の攪拌軸部20に対する自由度が大きいため、攪拌部22bと壁25aとの接合部に過負荷がかからず攪拌部22bと壁25aとの接合強度を現像剤Tが現像剤収納室27から漏出しない最低限の強度にすることができる。そのため、攪拌部22bを壁25aから引き剥がす際に攪拌手段21に掛かる負荷を小さくすることができる。これにより、攪拌手段21を回転させる画像形成装置Aのモーターを小さくすることが出来き、画像形成装置Aを小型化することができる。
また、第2攪拌シート22の攪拌軸部20に対する自由度が大きいため、攪拌部22bと壁25aとの接合部に過負荷がかかない。このため、第2攪拌シート22の攪拌軸部20に対する自由度が小さい場合に比べ、第2攪拌シート22の剛性を下げるために第2攪拌シート22を長くする必要がない。すなわち、第2攪拌シート22の短手方向Gの長さを短くすることができ、第2攪拌シート22をコストダウンできる。
(攪拌手段の回転時の挙動)
次に攪拌手段21の回転時の挙動について説明する。
図9は攪拌手段21の回転中の挙動を示す図である。図9に示すように、攪拌手段21が回転方向Dの方向に回転すると第1攪拌シート19は、現像剤Tの抵抗により攪拌軸部20の下端部20nを支点に攪拌軸部20の回転方向Dの上流側に撓む。
同様に、第2攪拌シート22の第1攪拌シート19とオーバーラップする範囲22cは第1攪拌シート19に接するように攪拌軸部20の回転方向D上流側に撓む。また、第2攪拌シート22の第1攪拌シート19とオーバーラップしない範囲22eは第1攪拌シート19の攪拌部19bよりも更に攪拌軸部20の回転方向D上流側に撓む。これは、第1攪拌シート19の剛性が第2攪拌シート22の剛性よりも高いためである。このとき、攪拌軸部20の中心軸Pからの、第1攪拌シート19の回転軌跡の最大半径R1は、第2攪拌シート22の回転軌跡の最大半径R2とほぼ同等となる。つまり、R1≒R2となる。
第1攪拌シート19の剛性を高くすることで、第1攪拌シート19によって枠体40内部の現像剤Tの循環を良好に保つことができる。このとき、第2攪拌シート22は剛性が低いため撓みが大きく、枠体40内部の現像剤Tの循環を行う機能はほとんど有していない。
前述したように、第2攪拌シート22の機能はプロセスカートリッジBの使用開始前の状態で開口25を封止することである。しかしながら、第2攪拌シート22の剛性が高く折れや変形が発生した場合には、意図しない局所的な部分で第2攪拌シート22の剛性が高くなる可能性があり、R1≒R2とならずに、R1<R2となってしまう。その場合には、攪拌手段21の攪拌能力が高くなりすぎてしまい、濃度ムラ等の画像弊害を引き起こす可能性がある。つまり、R1≒R2となるように第2攪拌シート22の剛性を設定することで、枠体40内部の現像剤Tの循環を良好に保つことができ画質が向上する。
なお、実用的には、R2がR1の105%より小さければ攪拌手段21の攪拌能力が高くなりすぎることはない。したがって、R1<R2<R1×1.05であればよい。すなわち、第2攪拌シート22が回転する場合の回転軌跡の最大半径は、第1攪拌シート19が回転する場合の回転軌跡の最大半径よりも大きく、第1攪拌シート19が回転する場合の回転軌跡の最大半径の1.05倍よりも小さければ良い。
以上、説明したように現像剤Tの攪拌を行う第1攪拌シート19は剛性が必要なため、ある程度の厚みと第1攪拌シート19の一端側である被支持部19a側の自由度を小さく支持する必要がある。一方、第2攪拌シート22はプロセスカートリッジB使用開始時に攪拌部22bを枠体40の壁25aから引き剥がす必要がある。このため、引っ張り方向の力に耐える必要はあるが、現像剤Tの攪拌を行うための剛性は不要である。したがって、第2攪拌シート22の一端側である被支持部22a側の自由度を大きく支持しても問題ない。
以上まとめると、本実施形態において、第2攪拌シート22の攪拌軸部20に対する自由度が第1攪拌シート19の攪拌軸部20に対する自由度より相対的に大きいため、第2攪拌シート22の折れや変形を抑制することができる。これにより枠体40内部の現像剤Tの循環を良好に保つことで画質が向上する。
また、第2攪拌シート22の攪拌軸部20に対する自由度が大きいため、攪拌軸部20を枠体40に組み付ける際に攪拌軸部20の位相合わせを行う必要がなく、生産性が向上する。
また、第2攪拌シート22の攪拌軸部20に対する自由度が第1攪拌シート19の攪拌軸部20に対する自由度より相対的に大きいため、攪拌部22bと壁25aとの接合部に過負荷がかからない。このため、攪拌部22bと壁25aとの接合強度を現像剤Tが現像剤収納室27から漏出しない最低限の強度にすることができる。これにより、攪拌部22bを壁25aから引き剥がす際に攪拌手段21に掛かる負荷を小さくすることができ、攪拌手段21を回転させる画像形成装置Aのモーターを小さくすることが出来き、画像形成装置Aを小型化することができる。
また、第2攪拌シート22の攪拌軸部20に対する自由度が第1攪拌シート19の攪拌軸部20に対する自由度より相対的に大きいため、攪拌部22bと壁25aとの接合部に過負荷がかからない。このため、第2攪拌シート22の攪拌軸部20に対する自由度が小さい場合に比べ、第2攪拌シート22の短手方向Gの長さを短くすることができ、第2攪拌シート22をコストダウンできる。
<第2実施形態>
次に本発明の他の実施形態の画像形成装置について説明する。第1実施形態と同一の部分には、同一の符号を付し、重複する説明を省略する。さらに、本実施形態の画像形成装置では、現像装置以外の部分については、第1実施形態と同様の構成であるので重複する説明は省略し、現像装置について第1実施形態と異なる部分について説明する。
すなわち、第1実施形態の現像装置38では、枠体40で囲われる現像剤収納室27に現像剤Tが収納され、現像剤収納室27の内部に攪拌手段21が設けられていた。
図10は、本実施形態の現像装置の構成を示す図である。
同図に示すように、本実施形態の現像装置138は、現像ローラ13、現像剤供給ローラ23、現像ブレード15、攪拌軸部20と第1攪拌シート19と第2攪拌シート22からなる攪拌手段21と、これらを支持する枠体140から構成される。
枠体140は内部に可撓性を有する現像剤収納容器127(可撓性容器)を収納している。現像剤収納容器127が現像剤を収容している。第1実施形態では、このような可撓性容器はなく、通常の枠体の内部に現像剤を収容している。ここで、現像剤収納容器127は開口125を備えている。開口は1つでも良いが、現像剤収納容器127は、変形しやすい柔らでる袋であるため、開口が1つだと大きく変形しやすい。このため、開口を複数設けた構成でもよい。開口は長手方向に並ぶように複数配置されていることが、現像ローラとの関係では好ましい。枠体140と現像剤収納容器127との間の空間は現像室126が設けられており、攪拌手段21は、現像室126に設けられている。すなわち、攪拌手段21は、現像剤収納容器127の外部に設けられている。
プロセスカートリッジBの使用開始前の状態において、攪拌手段21の一部である第2攪拌シート22が開口125を覆っており、現像室126には現像剤Tは入っておらず、現像剤収納容器127にのみ現像剤Tが収納されている。
この状態からプロセスカートリッジBの使用が開始されると、画像形成装置Aからの駆動により攪拌手段21が回転方向Dに回転する。この回転により、開口125を覆っていた第2攪拌シート122が引き剥がされ、現像剤収納容器127から現像室126に現像剤Tが供給される。攪拌手段21により枠体140内部の現像剤Tの循環を良好に保つことで、現像剤Tの劣化を抑制している。
本実施形態においても、前記開口を封止するために攪拌軸の位相を厳密に合わせて組み立てる必要がないため生産性を向上させることができる。
11…感光体ドラム
19…第1攪拌シート
19a…被支持部
20…攪拌軸部
20c…支持部
20f…根元部
20g…引っ掛け形状部
20h…誘い込み部
20m…支持部
21…攪拌手段
22…第2攪拌シート
22a…被支持部
38…現像装置
40…枠体
A…プロセスカートリッジ
B…画像形成装置

Claims (14)

  1. 現像剤を収容し、開口を有する枠体と、
    前記現像剤を攪拌する攪拌手段と、を備え、
    前記攪拌手段は、
    第1の支持部と第2の支持部を有する攪拌軸部と、
    前記第1の支持部に支持される第1の被支持部を有し、前記現像剤を攪拌する第1のシート部材と、
    前記第2の支持部に支持される第2の被支持部を有し、前記開口を封止するための第2のシート部材と、を有し、
    前記第2の支持部と前記第2の被支持部とによる遊びが前記第1の支持部と前記第1の被支持部とによる遊びより大きいことを特徴とする現像剤容器。
  2. 現像剤を収容し、開口を有する可撓性容器と、
    前記現像剤を攪拌する攪拌手段と、を備え、
    前記攪拌手段は、
    第1の支持部と第2の支持部を有する攪拌軸部と、
    前記第1の支持部に支持される第1の被支持部を有し、前記現像剤を攪拌する第1のシート部材と、前記第2の支持部に支持される第2の被支持部を有し、前記開口を封止するための第2のシート部材と、を有し、
    前記第2の支持部と前記第2の被支持部とによる遊びが前記第1の支持部と前記第1の被支持部とによる遊びより大きいことを特徴とする現像剤容器。
  3. 前記第2の支持部は引っ掛け部であり、前記第2の被支持部は穴であり、前記引っ掛け部と前記穴が係合していることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の現像剤容器。
  4. 前記第1の支持部と前記第1の被支持部とは、カシメで固定されていることを特徴とする請求項1乃至請求項3の何れか一項に記載の現像剤容器。
  5. 前記第2のシート部材の剛性は、前記第1のシート部材の剛性よりも低いことを特徴とする請求項1乃至請求項4の何れか一項に記載の現像剤容器。
  6. 前記第2のシート部材の前記攪拌軸部の軸線方向に直交する方向の長さは、前記第1のシート部材の前記軸線方向に直交する方向の長さよりも長いことを特徴とする請求項1乃至請求項5の何れか一項に記載の現像剤容器。
  7. 前記引っ掛け部は、
    前記攪拌軸部から連続する根元部と、
    前記根元部に連続し、前記攪拌軸部の軸線方向の幅が前記根元部よりも広い部分を有する引っ掛け形状部と、
    前記引っ掛け形状部に連続し徐々に前記軸線方向の幅が小さくなる誘い込み部と、
    を有することを特徴とする請求項3乃至請求項6の何れか一項に記載の現像剤容器。
  8. 前記第2のシート部材が回転する場合の回転軌跡の最大半径は、前記第1のシート部材が回転する場合の回転軌跡の最大半径よりも大きく、前記第1のシート部材が回転する場合の回転軌跡の最大半径の1.05倍よりも小さいことを特徴とする請求項1乃至請求項7の何れか一項に記載の現像剤容器。
  9. 前記攪拌手段は、前記枠体の内部に設けられていることを特徴とする請求項1に記載の現像剤容器。
  10. 前記攪拌手段は、前記可撓性容器の外部に設けられていることを特徴とする請求項2に記載の現像剤容器。
  11. 前記攪拌軸部の軸線方向において前記第2の支持部を挟むように前記第1の支持部が配置されていることを特徴とする請求項1乃至請求項10の何れか一項に記載の現像剤容器。
  12. 請求項1乃至請求項11の何れか一項に記載の現像剤容器と、
    現像剤を担持するための現像剤担持体と、
    を具備することを特徴とする現像装置。
  13. 像担持体と、
    請求項1乃至請求項11の何れか一項に記載の現像剤容器、請求項12に記載の現像装置のうちの少なくとも1つを有することを特徴とするプロセスカートリッジ。
  14. 請求項1乃至請求項11の何れか一項に記載の現像剤容器、請求項12に記載の現像装置、請求項13に記載のプロセスカートリッジのうちの少なくとも1つを有し、現像剤を用いて画像を形成することを特徴とする画像形成装置。
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